FASHION HEADLINEがお届けする新着記事一覧 (808/854)
「アスティエ・ド・ヴィラットのクリスマス展 (Le Noel d’Astier de Villatte)」が、東京・表参道の「エイチ・ピー・デコ(H.P.DECO)」(東京都渋谷区神宮前5-2-11)と、神戸の「アッシュペーブチック」(神戸市中央区海岸通3-1-5海岸ビルヂング1階)で開催されている。12月26日まで。アスティエ・ド・ヴィラットのデザイナー、イヴァン・ペリコーリとブノワ・アスティエ・ド・ヴィラット の発案でスタートした同イベント。今年は2人が世界中を旅して見つけたギフト商品やクリスマス・オーナメントに加えて、遊び心が詰まった“開けてお楽しみ”の特別なギフトセット「ミステリーボックス(Mystery Box)」も限定発売した。ミステリーボックスは、“パリ”や“ギャラクシー(銀河)”“ロマンチック”などユニークな10種類のテーマを元に、イヴァンとブノワが世界各地で買い付けた商品、蚤の市で見つけた1点もの、アスティエのオリジナル商品などを組み合わせたもの。「パリ・ボックス」の一つには、ビンテージのノートや、お部屋でパリの香りを楽しめる「オペラ」のお香と香り付きの消しゴム「サントノーレ通り」、アンティークのエッフェル塔のカード、サクレクール寺院などパリのモニュメントを楽しめる3D ステレオスコープ、小さなエッフェル塔のオブジェ、レトロな時代のパリへとタイムスリップできる60 年代のパズルゲームなどが収められている。同じテーマのボックスであっても、中にはそれぞれ異なるものが入っており、一つひとつにイヴァンとブノワからのメッセージカードも付けられている。価格は1万7,000円から4万2,000円まで。クリスマスオーナメントは、アメリカ、ヨーロッパの女性デザイナーが手掛けるポエティックで愛らしいアイテムから、ニューヨークののアーティスト、ジョン・デリアンがデザインしたものなど、200種類近くが集められた。また、お婆ちゃんが使っていたようなミス・マッチなティーセットを現代的なマグカップにリ・デザインした「My Mug of Tea(私の紅茶のマグカップ)」や、刺繍が美しいギフトサイズのベルベット・クッション、お菓子の形のキャンドルなどのギフトアイテムもそろう。同時に、アスティエ・ド・ヴィラットの新作も発売。1960年代初頭、画家バルテュスがヴィラ・メディチの館長を務めていた頃にデザインした照明の復刻モデルや、セツコ・コレクションの新作、スイス最大の木造建築である、ロシニエールのグラン・シャレの装飾をモチーフにしたアイテム、ジョン・デリアンとのコラボコレクションなどが登場した。
2014年11月18日日本航空は機内で提供するマカロンとショコラを12月1日より3ヶ月ごとにリニューアルする。これはJALとチョコレートメゾン「ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HEVIN)」とのコラボレーションによって実現したサービス。JALとエヴァンのコラボレーション企画は2012年、高度1万2,000mの機内での時間をリラックスして過ごしてほしいというコンセプトから始まった。12月以降はファーストクラスとビジネスクラスで、3ヶ月ごとに新作のマカロンとショコラが提供される。JAL国際線ファーストクラスでは12月1日より、「マカロン アメール」「マカロン オーブ」の2種類を提供。マカロン アメールはビターで豊潤なカカオの風味が味わえる定番のマカロン。一方、マカロン オーブはJALだけのオリジナルメニューで、ライチ、ジャスミン、マダガスカル産カカオを使用したガナッシュをサンドし、柑橘系の爽やかな後味に仕上げた。また、ビジネスクラスの長距離路線ではファーストクラスと同じ「マカロン アメール」の他に、「マカロン ミリエン」を提供。モンターニュ、ラベンダー、ヒースと3種のハチミツが香るガナッシュを使用した。ビジネスクラスの中距離路線では、引き続きショコラ「プティパレ」を提供する。ミルクの甘さの後にコーヒーの余韻が味わえる「プティパレ レ カフェ」、南米産カカオを使用したビターチョコレートにアーモンドをトッピングした「プティパレ プレジリエン ノワール」など4種類を用意する。
2014年11月18日表参道のショップ「PASS THE BATON」は、12月4日よりグラフィックデザイナー長嶋りかこによるエキシビション「サイクル/サークル アンド リサイクル」を開催する。グラフィックデザインを中心に、ブランディングやプロダクトデザインなども手掛ける長嶋りかこは、人と自然の調和をテーマにしたプロジェクト「Human_Nature」にて、定期的に洋服やプロダクトを発表している。今回出展される作品では、「サイクル」をテーマに服を、「サークル」をテーマにアクセサリーやバッグを製作した。「サイクル」をテーマとした服は、流行により捨てられてしまう生地をリメイクしたもの。姿かたちを変えた服を再び身にまとい、気分のサイクルを体感出来る。一方、アクセサリーやバッグでは、80年代の大量生産によって余ったアクリル板をサークル状に加工している。【イベント情報】サイクル/サークル アンド リサイクル会場:PASS THE BATON GALLERY住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10表参道ヒルズ西館地下2階会期:12月4日から1月4日まで時間:11:00から21:00(土曜、日曜日は20:00まで)入場無料
2014年11月18日イタリア大使館で11月13日、「フランチャコルタパーティー2014(Franciacorta 1st Anniversary Party 2014)」が開催された。フランチャコルタはイタリア北部ロンバルディア州でつくられる発泡性ワイン。フランチャコルタ協会の日本事務局設立1周年を記念したパーティーには、川島なお美やよた真帆、モデルのメロディー洋子、ファッションディレクターの干場義雅、ベリッシモ・フランチェスコ、ドン小西、中野裕太などが参加。フランチャコルタを堪能した。フランチャコルタは95年に、瓶内2次発酵方式で造られるイタリア・ワインの中で初めてDOCG統制保障原産地呼称を受けた。この方式で造られたワインのうち、ラベルに呼称のみを表示して良いのはカヴァ、シャンパーニュ、フランチャコルタのみとなる。フランチャコルタではシャルドネ、ピノ・ネーロ、ピノ・ビアンコという3品種の葡萄を使用する。収穫は手摘みが義務付けられ、その葡萄を最小限の圧力で圧縮。ベースワインを造るためのフリーランジュを取り出す。また、熟成には最低でも18ヶ月掛けられ、種類によっては60ヶ月熟成させるものも。その後は瓶を回転させながら口を下に向けて行き、3・4週間掛けて酵母の澱が瓶口に沈殿させる“ルミュアージュ”という作業が行われる。フランチャコルタはミラノファッションウィークでのオフィシャル飲料となっており、14年1月からはアリタリア航空のビジネスクラス マニフィカでも提供されている。使用されるブドウの品種や熟成期間などによって五つの銘柄に分類され、リキュールの配合量によって辛口から甘口まで様々な味わいが楽しめるのも大きな特徴だ。
2014年11月18日パルファン・クリスチャン・ディオールが、アジア初となる日本向けの公式オンラインブティックをオープンした。フランス、アメリカに続き世界3番目、アジアでは初となる。このオンラインブティックではディオールのラグジュアリーなサービスが、パソコンやタブレット、スマートフォンなどで24時間受けられる。365日いつでも送料無料で、オリジナルギフト ラッピングも無料。購入者へはラグジュアリー ミニチュア製品のプレゼントも用意されている。商品は、ディオール化粧品の全ラインアップに加え、ディオールから初登場となるメンズのスキンケアシリーズ「ディオール オム ダーモ システム」のアイテムも取り扱う。アンチエイジングを専門とするディオール サイエンスが男性特有の皮膚構造に着目して生み出した最新テクノロジーを採用し、ディール オムの世界観を融合させたアイテムがラインアップした。更に、オンライン限定製品も豊富に取りそろえた。個数限定のメイクアップアイテムでは限定色のリップ「ディオール アディクト フルイド スティック」(3,900円)や、5色アイシャドウ「サンク ルール」(7,700円)の限定色、まつげを整える温熱ビューラー「ディオールショウ ヒート カーラー」(3,800円)、「エクストレ ドゥ パルファン」シリーズ(各2万8,350円)などが購入出来る。
2014年11月18日「コスチューム ナショナル(CoSTUME NATIONAL)」は今夏、東京・南青山のCoSTUME NATIONAL Aoyama Complexの2階を改装して新たに茶室を設え、その茶室を中心に応接スペースを増床した。裏千家の様式にのっとった茶室「辰巳庵」は、オーナーの白井一成の父の名が由来。地のエネルギーを表す蛇(巳)と、それが天に昇って行く龍(辰)を合わせた名前だ。設計は岡山伸也が担当した。4.5畳で床の間、躙り口、茶道口など主な平面構成は基本に順じ、床柱、床框、明かりなどはいくつか省略、天井高さは6尺3寸(約1.9m)というコンパクトな造りだ。「従来の茶室と比べて異母兄弟の風貌が感じられる」と岡山は語る。内部には一本の柱も無く、点前座側に茶道口だけが設けられている。躙り口側には1.2メートル四方の大きな窓が設けられ、そこに巨大な掛け障子が掛けられた。この障子は葦をデザイン。宝ヶ池の保養所での父子の思い出を元に白井がデザインしたもの。将来さまざまな芸術家にデザインを依頼することを予定している。また、現代アートに造詣が深い白井らしく、館内には多くのアート作品を展示している。この辰巳庵のお披露目に合わせ、3階と4階のレセプションスペースも特別に公開された。ロバート・メイプルソープ(Robert Mapplethorpe)、ハンス・ペーター・フェルドマン(Hans-Peter Feldmann)、ショーン・ランダース(Sean Landers)、草間彌生などの作品が、白を基調としたモダンな建築と融合し、ブランドの世界観とシンクロするような空間を創り上げている。
2014年11月18日11月20日、目白駅前にナチュラルジュースとフレッシュケーキを提供する「ケーキショップ シェマディ(CAKE SHOP CHEZ MADU)」がオープンする。店舗立地は、同日オープンする新商業施設トラッド目白1階。席数は10席のコンパクトな造りながら、木目調の内装で開放感たっぷりの雰囲気だ。運営するのは、「カフェ マディ(CAFE MADU)」などを運営する、ファッション須賀。同社の他ブランド同様に、家具やディスプレイにもこだわり、居心地の良さを追求している。ナチュラルジュースは、コールドプレスジュースとスムージーの2タイプ。「コールドプレスジュース」とは、野菜や果物を使って低温圧縮ジューサーで作るジュースのこと。栄養価が高く、また、体内の老廃物や有害物質の排泄を促す力を有しているため、美容や健康に良いとされる今注目のジュースだ。メニューは3種類。「クレンズグリーンサラダ」(900円)は、ホウレンソウ、小松菜、キャベツ、セロリ、グレープフルーツ、リンゴ、レモンと栄養たっぷりだ。人参、オレンジ、レモン、生姜を使用した「キャロットオレンジ」(840円)、ビーツ、人参、リンゴ、グレープフルーツ、生姜使用の「エナジーレッド」(880円)はビビッドな赤色も魅力的。自然の恵みをできるだけスムーズに身体に吸収できるよう、注文を受けてから一つひとつ丁寧に作るのも特徴だ。フレッシュケーキは、1998年に同社ブランド「パティスリーマディ」が、フランスの菓子作りにおける卓越した技法によって生み出したエクレアとタルト各種をそろえる。木いちごなどの赤い果実がふんだんに乗った「赤い果実のタルト」、酸味が心地良い「柑橘のタルト」(以上400円)、季節のフルーツタルト(580円)などの色鮮やかなタルトに加え、カカオ70%のショコラを使った「タルトショコラ」(500円)などのこだわりメニューも用意。エクレアは、風味豊かな愛知県産の抹茶を使用した「抹茶」(430円)、フランボワーズの香り豊かなクリームが美しい「ルージュ」(450円)、「ミルク」(380円)、カフェ(430円)などがショーケースをカラーパレットのように彩る。またオープン記念として、小豆クリームの和風エクレア「ジャポネ」(300円)を発売。オープン初日の11月20日には、2,000円以上購入の先着50名に焼き菓子がプレゼントされる。また、11月20日から30日まで、オープニング+1ポイントのサービスもある。
2014年11月18日米国のケーキデコレーションブランドウィルトン(Wilton)社が、設立85周年を記念して「ケーキデコレーションコンテスト」を開催した。その日本予選の入賞作品展が、11月18日から20日まで東京・表参道のアニヴェルセル 表参道店で公開されている。同コンテストは、アメリカ・ヨーロッパ・アジアの各国から選ばれたオリジナルのデコレーションケーキの中からナンバーワンを決定するもの。第1回にあたる今回は、「アニバーサリー」をテーマに作品を募集した。アニヴェルセルで展示されるのは、香港で開催されるアジア大会に向けて行われる国内予選の優勝作品および予選通過作品約30点。17日の審査には、審査員として、ファッションデザイナーのハン・アン・スン(Han Ahn Soon)も参加した。また会場には、ウィルトン社の歴史を紹介するコーナーも設け、その代表作品なども展示する。来場者向けにワークショップも予定されており、同社のアイシングを体験することが出来る。85年に渡るウィルトン社の歴史は、1929年にデューイ・マッキンリー・ウィルトンが、洋菓子のシュガー・デコレーティングの技術を教える「ウィルトンスクール」を開校したことに始まる。ウィルトンスクールは、ヨーロッパの伝統的なバタークリーム・アイシング(焼き菓子をクリーム状の砂糖ペーストで覆う技法)とアメリカのシンプルなベイクドケーキを融合させたケーキデコレーション技法を、「ウィルトンメソッド」として世に広めた。現在では、アメリカでトップシェアのケーキデコレーションツールのブランドとして知られている。日本の総代理店はアントレックス。【イベント情報】アメリカ Wilton社主催 第一回ケーキデコレーションコンテスト作品展会場:アニヴェルセル 表参道店 【LOUNGE】住所:東京都港区北青山3-5-30会期:11月18日から20日時間:11:00から20:00 (20日は18:00まで)
2014年11月18日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週火曜日は、東京・南青山に店舗を構えるビジュアル洋書店、嶋田洋書(東京都港区南青山5-5-25T-PLACE1階A103)がオススメする1冊を毎週紹介。■「ATTACHMENTS」ジェーン・バーキン(Jane Birkin)&ガブリエル・クロフォード(Gabriel Crawford)フランスを代表する女優であり、歌手であり、永遠のファッションアイコンであるジェーン・バーキンの写真集。長年の親友でもある写真家ガブリエル・クロフォードによる撮影で、自然体な表情にあふれ、ケイト・バリー、シャルロット・ゲンズブール、ルー・ドワイヨンの3人の娘をはじめとしたジェーンの家族も紹介されている。プライベートでも舞台の上でも、歳を重ねても美しい彼女の魅力が詰まった一冊。【書籍情報】「ATTACHMENTS」著者:ジェーン・バーキン、ガブリエル・クロフォード出版社:Editions de La Martiniere言語:フランス語ハードカバー/160ページ/260×195mm発刊:2014年価格:7,070円
2014年11月18日11月20日、JR山手線目白駅前に新しい商業施設「トラッド目白」(豊島区目白2-39-1)がオープンする。17日に内覧会が開かれた。建物構造は地上4階、地下2階、店舗数は16店舗。設計・監理は、NTT都市開発らが手掛けている。 来場者数目標は200万人だ。「トラッド」は、“伝統的な、変わらぬよさ”を意味する「トラディショナル」の略称。同施設が地域生活の新たな定番の場所となることによって、街の文化をより多くの人に発信していきたいとの想いを込めて命名した。漢字の「目白」をモチーフにしたロゴマークにも、街の歴史や文化・生活が積み重なっていく様子をデザインとして落とし込み、同時に「毎日の暮らしに彩りを添えたり、記念日にも活用してもらえたりする施設となるように」とリボンでラッピングされたギフトボックスにも見えるよう工夫を凝らした。目論見通りに利用されるよう、店舗配置や動線にもこだわった。敷地北側の住宅地と駅をつなぐ1階通路や地下道に直結した地下1階エントランス、3・4階への専用エントランス、目白通りから直接2階にアクセスできるエスカレーターなど、各フロアが路面の延長として地域をつながっているため、利用者は気軽に利用することができる。また、閑静な住宅街でもある目白の街並みになじむよう、外溝や外壁、供用部には積極的に緑を用いるなどの配慮も万全。目白の新しいランドマークとして、地域に暮らす人々に愛される建物となることを目指した。フロアの構成は、地下2階バレエスクール、地下1階クイーンズ伊勢丹、1階カフェ・レストラン、フラワーショップ、コンビニエンスストア、2階カフェ・レストラン、サービス、物販、コミュニティスペース、3・4階ウエディング。「カフェ・レストラン」には和洋中さまざまな店舗が入居する。中華の注目店は「南国酒家」。「日本のおいしい中国料理」を提供する店として、他店舗はすでに人気の同店だが、目白店では、価格もリーゾナブルなスモールポーションの料理が楽しめる他、2大ブランド紹興酒の飲み比べができる点も興味深い。洋食が好みなら、東京・赤坂の地で人気を博した後、静岡で営業していた洋食の名店「旬香亭」がおすすめ。日本一と讃えられるビーフシチューや熟成肉のステーキなど、洋食の鉄板メニューの粋を味わえる。イタリアン派にイチオシは、薪窯で焼き上げる37種類のナポリピッツァを堪能できる「ピッツェリア37」だ。オーガニックな野菜などの厳選素材を使用したピッツァは、お昼時にはお得なランチセットでいただくことができる。オープン初日の11月20日には、14時半、18時半の2回、同日解禁となるボジョレーヌーヴォーがふるまわれる。各回先着250名。料金は無料。15時半、19時半には、2階コミュニティスペースにて、観覧無料の音楽会「1966カルテットLIVE」が開かれる。また、11月21日以降も、同スペースでは継続的に様々なイベントを開催していく予定。
2014年11月18日「ジュン アシダ(Jun Ashida)」創立50周年を記念した展覧会「エレガンス不滅論。―ジュン アシダの軌跡と未来にみる、ファッションのひとつの本質―」が12月3日から8日まで、六本木・国立新美術館で開催される。本展では、オートクチュールテクニックを駆使して生まれた造形的なアーカイブコレクション及び復刻作品約50点と、最新作である15SSコレクションの一部を紹介。半世紀以上に渡るデザイナー・芦田淳のクリエーションを、日本の時代背景、ハイファッションの変遷と共に紐解く内容となる。また、02年に発表した円形ストール「コンパス(R)」や、09年に発表した竹の節からインスピレーションを受けたティアードパンツ「ボンブー(R)」といった意匠登録も取得しているオリジナルアイテムの他、デザイナーのクリスチャン・ラクロワ(Christian Lacroix)や、マドンナのステージなどで活躍しているプロダンサーTAKAHIROとのコラボレーションも披露する。芦田淳は、イラストレーター・中原淳一に師事した後、1953年にファッションデザイナーとしてデビュー。60年に高島屋の顧問デザイナーに就任し、66年から10年間は皇太子妃美智子殿下(現皇后陛下)の専任デザイナーを拝命。その後から現在まで、皇室を始め各国大使、政財界で支持を受け国際親善にも寄与する。 これらをきっかけに、当時まだオートクチュールコレクションが主体であった日本市場にプレタポルテが広まり、芦田はその草分け的存在とも言える。毎シーズンコレクションも発表しており、14SS東京コレクションでは50周年記念コレクションを開催し、スペシャルなショーを開催した。また、最新の15SSコレクション動画もオフィシャルサイトにてオンエア中。【イベント情報】『エレガンス不滅論。』―ジュン アシダの軌跡と未来にみる、ファッションのひとつの本質―展会場:国立新美術館3階講堂住所:東京都港区六本木7-22-2期間:12月3日から8日時間:10:00から18:00まで(金曜日は20:00まで)入場無料
2014年11月18日日本科学未来館は11月29日より、企画展「チームラボ 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地」を開催する。チームラボはプログラマーから建築家、グラフィックデザイナーまで多彩なクリエイターが集まるテクノロジスト集団。高精細ディスプレーやプロジェクションマッピングなど、先端テクノロジーを用いた現代アートを発表し続けている。この企画展ではチームラボが発表してきたアート作品を発表する他、クリエーションの裏側も一部が公開されている。中でも、代表的な作品となっているのが「Nirvana」だ。これは高さ5メートル、幅20メートルのディスプレーで江戸時代の“升目画”を再現したもの。この画法は画面全体に無数の升目を描いたうえで、個々の升を彩色し、一つの絵を完成させている。機能的な制限が今なおCG界で人気のピクセルアートを彷彿とさせ、隣り合わせた色が遠目には混じって見える“視覚混合”の現象を巧みに取り入れた。その他、アニメーションにおけるデフォルメを3次元空間に落とし込み、光の八咫烏が飛び回る姿を様々な視点から追った「Light in Dark」。日本古来の空間認識を元に、空間上へと描いた水墨画「生命は命の力で生きている」と、そのテクスチャを引きはがして情報体としての絵画をむき出しにした「冷たい生命」などを展示。新作としてはコンピュータープログラムによって花が咲き、散り行く様を描き続けるインスタレーション作品「Untitled」が初公開される。その一方でこの企画展のもう一つの顔となっているのが、インタラクティブな遊具を一堂に集めた遊園地だ。子供たちが描いた絵を取り込んで、“3Dお絵かきタウン”では車が3Dの街を走り出し、“お絵かき水族館”では水槽内を魚がプカプカ泳ぐ。大小様々なボールが無数に転がる「光のボールでオーケストラ」では、ボールを叩いて音を鳴らしたり、色を変えたりと、みんなで遊びながらオーケストラを奏でられる。子供から大人までが楽しめるこのアート展は、チームラボでも世界初の試みとなる。日本では初の大規模展示ということもあり、この冬、多くのアートファンや家族連れから人気を集めそうだ。【イベント情報】チームラボ 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地会場:日本科学未来館住所:東京都江東区青海2-3-6会期:11月29日から3月1日時間:10:00から17:00(入館は閉館の30分前まで)料金:大人1,800円小学生から18歳1,200円(土曜1,100円)小学生未満900円休館日:火曜日(12月23日、1月6日は開館)、12月28日から1月1日
2014年11月18日「グッチ(GUCCI)」は12月1日、東北に伝わる伝統工芸「玉虫塗」とのコラボレーションによるインターロッキングウォッチを発売する。これは、東日本大震災からの復興支援を目的としたプロジェクトの第2弾となるもの。デザイナーの木村浩一郎がデザインした3Dピラミッドデザインのダイアルに、宮城県指定の伝統工芸である玉虫塗を施した日本限定のウォッチが誕生した。玉虫塗は漆器の塗装法で、独特の漆塗りの輝きが玉虫の虹色の羽に似ていることから、その名が付けられている。ベゼルにはグッチの創始者グッチオ・グッチのイニシャルである、二つのGを組み合わせた“インターロッキングG”のモチーフを採用。サファイアクリスタルのケースにもグッチロゴが刻印され、ケースバックには「LIMITED EDITION」と刻まれている。ブラッシュ仕上げのブラック(ケース径37mm)と、ステンレススチールのホワイト(ケース径29mm)の2モデルを発売する。価格はブラックが18万5,000円、ホワイトが16万5,000円。ブラックモデルは75本限定、ホワイトモデルは100本限定。仙台藤崎グッチショップと東北のグッチウォッチ取扱店では先行販売が始まっている。尚、売上の20%が東日本大震災からの復興支援のために寄付される。更にこの秋、グッチ ウォッチのクオリティとクラフトマンシップを体現した「ウォッチ アルチザン コーナー」を仙台(終了)、名古屋(11月21日から24日まで)、京都(11月28日から30日まで)で開催する。
2014年11月18日カジュアルウエアを扱うセレクトショップと、犬のトリミングサロンが併設したショップ「ザ テント(The TENT)」が11月21日、代官山にグランドオープンする。ストアテーマは“グランピング”と“旅”。ホテルのようにラグジュアリーな空間で自然を堪能するグランピングのライフセンスを元に、大人の女性のためのカジュアルウエアを提案。時代の流れを感じつつも、装飾を最小限に抑えたウエアやグッズを取りそろえる。一方、トリミング部門は、江頭重知率いるDogManが監修し、代官山の空気に似合う犬のスタイルを作り出す。取扱いブランドは、「モンロー(monro)」「スリーマイルワーカーズ(3 MILE WALKERS)」「ブロウ ザ ホイッスル(Blow the Whistle)」など。サロンで予約すると、カフェやアウトドアで使える大判バンダナがプレゼントされる。
2014年11月18日アウトドアウエアブランド「ハイランドパーク」のポップアップショップが、東京・原宿のセレクトショップ「ウィズム(WISM)」に11月18日から30日までオープンする。今回最も注目されるのは、スタイリストの野口強が手掛けた同ブランドの世界観を表現した会場演出だ。また、野口はファーストシーズンより毎回ルックのスタイリングも手掛けている。ハイランドパークは、70年代アウトドアウエアの持つシンプルで温かみのあるデザインを取り入れつつ、最新の機能素材を用いたアイテムが特徴。同ショップでは14-15AWコレクションのほぼ全てのアイテムがそろう。
2014年11月17日アートフェスティバル「Todays Art.jp」が11月22日から24日まで天王洲アイルの倉庫街で開催される。プロデュースはエンターテインメント事業を手掛けるアミューズの子会社アミューズエデュテインメント。Todays Artはオランダで発祥したビジュアルアート・パフォーミングアーツ・デザイン・建築・先端技術などのアーティストが参加する、メディアアートやデジタル音楽の分野で世界最大級のアートフェスティバル。今回はオランダ、米国、ベルギー、ロシア、日本などから計10組 のアーティストが参加し、会期中ライブパフォーマンス、作品展示、ワークショップ、トークセッションを行う。インスタレーションではオランダのGabey Tjon a Tham、Mattijs Munnickなどが音と光の作品を展示。22日18時半からはハープと電子音響と映像を用いて即興演奏するCanto Ostinato Audio Visual、デトロイトテクノの代表的グループ・Underground Resistance/TIMELINEがライブパフォーマンスを予定(事前予約制)。また、各日Skeletonics、Jon Dixon & De’Sean Jones、Cornelius Harris、大友良英が登壇するワークショップ・トークイベントが開かれる。【イベント情報】Todays Art.jp 2014 Edition Zero会場:天王州アイル寺田倉庫関連施設住所:東京都品川区東品川2-1、5、6会期:11月22日から24日時間:13:00から19:00入場無料
2014年11月17日東京ブランド「ジュンオカモト(JUN OKAMOTO)」のポップアップショップが、伊勢丹新宿店本館2階TOKYO解放区にオープンする。14-15AWアイテムに加え、「個に寄り添う服」をコンセプトにパターンオーダーを受ける。11月26日から12月9日。同ショップでは、岡本が選んだ音楽、本、食器などを通じ、独自の世界観を表現。「ケメックス(CHEMEX)」のコーヒーメーカーや「レイバン(Rayban)」の折りたたみサングラスなどが並ぶという。11月29日にはデザイナー・岡本順とミュージシャン・坂本美雨がジュンオカモトの14-15AWのルックブック「LUCKY」におさめられた物語の朗読会を行う。また、パターンオーダーは「プランティカ(plantica)」「ドレスキャンプ(DRESS CAMP)」「アーキ(ARCHI)」などのアーカイブ生地に加え、ジュンオカモトのテキスタイルからセレクト可能(納品まで3週間)。他ブランドのアーカイブ生地が、ジュンオカモトのパターンで新しい表情を見せる。同企画の担当バイヤーは「岡本さんの作る服には1型ずつ名前がある。ファッションというだけでなく、丁寧に着てもらえる自分だけの服をお客様に提案したいと考えた時、彼の世界観がフィットするのではないかと感じた。持つことで得られる新しい贅沢を提案したい」とコメントしている。
2014年11月17日「ラブ モスキーノ(LOVE MOSCHINO)」は11月29日、新ショップを渋谷パルコにオープンする。同店では15SSカプセルコレクションや、メインラインの「モスキーノ」のiPhoneケースといったアクセサリーを始め、コレクションのフルラインアップを取り扱う。チェッカーフラッグ柄やハート型のアメリカ国旗モチーフ「アメリカンハート」などアイコニックなデザインのバッグやウエアも豊富にそろえる。同ブランドは、1987年に「モスキーノ ジーンズ」としてスタート。ブランド20周年の08-09AWシーズンにラブ モスキーノに改名。15SSからはジェレミー・スコット(Jeremy Scott)がディレクターを務めている。国内では今年9月にラフォーレ原宿店にオープン。今後も更なる出店を予定している。
2014年11月17日東京・代官山の「ギャラリー スピーク フォー(GALLERY SPEAK FOR)」にて、写真家・アミタマリの写真展「エタニティー(eternity)」が12月5日から17日まで開催される。アミタにとって約1年半ぶりの個展となる本展は、2013年9月に急逝した夫、写真家・野村浩司に対する喪失感を通して得た着想が元となる。「自由で、永遠に広がる世界」「あの人が今見ていて、私はまだ見たことがない美しい世界」を仮想し追い求める不思議な撮影旅行は、亡夫の視野と同期しようとするフォトグラファーならではのトリビュートとなった。モノクロながら豊かな光彩に溢れ昼と夜、リアルと幻想が混じり合った作品群は、風景写真の新定義を迫る。本展ではゼラチンシルバープリント約40展を展示・販売し、オリジナルカレンダーやTシャツもそろう。アミタは1973年山口県生まれ。モデル活動を経て約15年前にフォトグラファーに転身、2001年よりフリーランスとして活動を開始した。主に音楽ビジュアルの分野で活躍し、ミッシェル・ガン・エレファント(THE MICHELLE GUN ELEPHANT)やチャラ(CHARA)、リップスライム(RIPSLYME)、サザンオールスターズ、パフューム(Perfume)等のCDジャケットやポートレートを担当し、広告やファッション誌も数多く手掛けている。13年には、ポラロイドカメラで撮った花の写真を原点に、初個展となる花のシリーズ「サイレントフラワーズ(silent flowers)」を披露した。【イベント情報】アミタマリ写真展「eternity」会場:ギャラリースピークフォー(GALLERY SPEAK FOR)住所:東京都渋谷区猿楽町28-2SPEAK FOR2階会期:12月5日から17日時間:11:00から19:00休廊日:木曜日入場無料
2014年11月17日「マイケル マイケル・コース(Michael Michael Kors)」は11月28日、「ハミルトン・トラベラー」の限定色モデルを発売する。ハミルトン・トラベラーはブランドのアイコンバッグ「ハミルトン」をリニューアルしたもの。40年の発表以来、受け継がれてきたスポーティーかつシックなディテールを活かしながらも、よりモダンなシティ仕様に仕上げた。MK ロゴを施した大きな鍵型のチャームも継承され、よりハンドバッグな雰囲気に。今回発売されたのはホリデー限定となるレオパード柄で、価格は8万2,000円。六本木ヒルズ店、表参道店、福岡店のみの限定販売となる。
2014年11月17日「空間をメディアにしたメッセージの伝達」をテーマにブランディングプロモーションを手掛けてきたJTQ代表の谷川じゅんじが、新潟燕三条の無形文化財・鎚起銅器の老舗「玉川堂」とコラボレーションし、アートピース「鎚起和器『月』」を発売した。鋭く輝く澄んだシルバーの半球体のデザインは、絶えることのない月の満ち欠けがモチーフ。見る角度によって満月から半月、新月へと変わる月の姿が表現されている。ボトルクーラーの他、花器やインテリアオブジェとしても使用出来る。世界で100個のみの販売で、国内価格は45万円。玉川堂は1816年に新潟燕三条に創業し、約200年にわたり鎚起銅器の製法を継承してきた国内唯一の鎚起銅器工房として、文化庁と新潟県より無形文化財指定を受けている。鎚起とは、1枚の銅板を大小様々な金鎚や木槌を使って打ち延ばし、打ち縮めて器を製作する伝統技術。職人の手で一つずつ打ち出される銅器は、使うほど手に馴染み、味わいある光沢を帯びていく点が最大の魅力。2014年8月に東京・青山の骨董通りにショップもオープンした。
2014年11月17日「マグノリアベーカリー(MAGNOLIA BAKERY)」は、11月19日から24日まで伊勢丹新宿店本館7階催物会場で開催される、ニューヨークのライフスタイルにフィーチャーしたイベント「MY NY LIFE at ISETAN MEN'S」にポップアップショップをオープンする。同ショップで注目なのが、特別限定アイテムとして登場するブラックウォッチ柄カップケーキ。同柄の可食シート(食べられるシート)には購入者の好きなイニシャルが入れられるというマグノリア初のサービスも行い、「ブラックウォッチ カップケーキボックス」(2個/1,100円)として販売される。その他にも、ビッグサイズの限定クッキーや、定番のカップケーキ、チーズケーキ、バナナプディング、バー菓子などバラエティーに富んだカラフルでポップなアメリカンスイーツを用意。また、ロゴ入りトートバッグなどのオリジナルグッズも販売する。こちらのポップアップストアは、伊勢丹メンズ館で11月19日から25日まで開催される「US WEEK」の一環としてオープンされる。同店は、食をファッションの一部として感じてもらうことを目的に、アメリカで昔から親しまれているおやつ“カップケーキ”に着目。2014年6月に日本に上陸したばかりのマグノリアベーカリーの出店を決めた。 「US WEEK」会期中は同会場の他、メンズ館各階においてもニューヨークにフィーチャーしたリビング雑貨やファッションアイテムの紹介や、イベントなどを実施する。
2014年11月17日東京・渋谷の「ディーゼル アートギャラリー」は、ドイツ人アーティスト集団「コース(corse)」による個展「Voyages - 旅路」を11月21日から開催する。2月13日まで。コースはマーク・ラントヴェーアとスヴェン・ワシュクによるユニットで、近年には世界3大広告賞に挙げられる「カンヌライオンズ」を受賞。今年、「Designer Toy Awards 2014」で3部門を受賞する快挙を果たした。その作品は木、合成樹脂、ビニールを彫刻したフィギュアアートで、シャープな縁取りと滑らかな曲線が特徴的。友情やピュアな心が失われ、潜在的な復讐心に支配される人間の深い感情をテーマに、架空のストーリーが展開される。フィギュアアート界の異端児との呼び名も高い、コースの世界観を代表するシリーズが「Noop World」だ。架空の惑星の上で繰り広げられる愛憎をテーマとしており、動物達の愛を求めて行動するノープという不思議な生き物の物語を描いている。また、会場では彼らの最新シリーズ「Souls Gone Mad」の作品も展示。こちらは、凶暴なモンスター、用心深いフクロウ、意気消沈した女の子が船に乗っており、そこに1人の男の子が登場。彼が純潔さを失っていく姿と、将来に待ち受ける死や残酷さを表現した。また、11月21日の18時からコースによるサイン会を開催。また、会場では「Souls Gone Mad」に登場するフクロウのようなキャラクター「オーメン」の日本特別限定バージョンが販売される。
2014年11月17日デザイナー島瀬敬章と、パタンナー島村幸大太によるブランド「タクタク(tac:tac)」が、14-15AWよりエイ・ネット(A-net Inc.)から新ブランドとしてデビューする。ブランドネームは、“チクタク”と鳴る時計の音、特定の目標に達するためのプラン“タクティクス(tactics)”、デザイナー“たかあき(Takaaki)”の名前に由来し、同じ言葉を2回繰り返すことによる連続性や記号性も兼ねる。ブランドネームタグに用いたアイコンモチーフである軸の無い壁掛け時計には、服を選び、購入し、着るという行為に時間軸を持って意識して欲しいという意味が込められている。タクタクはデビューのスタート地点として、デザイナー自身が偶然見つけたという築50年の東京・高円寺にあるアパート1階 秋野ダンススクール跡地(東京都杉並区高円寺北3-1-2)に、プレゼンテーションを兼ねたポップアップストアをオープンさせる。会期は11月22から30日までで、一般客への販売も行う。その後は12月4日から、カバンドズッカ南青山店にてポップアップストアを展開。14-15AWコレクションのルックはメンズモデルのみを起用しているが、15SS以降のイメージビジュアルにはウィメンズモデルを加えるという。今回のポップアップストアで販売される商品も女性の着用が可能なサイズを用意した、ジェンダーレスな提案をしている。島瀬敬章は、2008年エスモード大阪校在学中、その翌年の09年に行われた「神戸ファッションコンテスト」にてグランプリを受賞。特賞として11年にエスモードパリ校へ留学し主席で卒業。同じくエスモードパリ校を主席で卒業した島村幸大太は、ファッションブランド「コムーン(commuun)」でヘッドパタンナーとして従事し、12年に帰国。2人は同時期をパリで過ごしていたことをきっかけに、島瀬が帰国した13年よりともに「タクタク」を設立し、14SSより活動を開始。「自分たちは表現する主体ではなく、単なる媒体でありたい」という発想のもと、“ひょっとした”発見をする楽しみや喜び、1人ひとりの特別な気分、その中にある新しい共感性・共有性・刺激をベースに、みんなが集う「場」としてのブランドを、少しずつ盛り上げていきたいというのがコンセプト。これまでのルック撮影やスタイリングなども、志を同じくするチームにて行っており、14-15AWコレクションでは、若手イラストレーターのShun SudoとコラボレーションしたTシャツも発表している。世の中にモノが溢れ、膨大な情報量の中で取捨選択を迫られている消費者の立場を捉え、未来に向け良い流れを作るため新しい共感性を発見する作業が必要になると案じ、シンボリックに自分を語れるものや、過程や流れもデザインすることなどを、伝えていきたいとの思いが込められている。
2014年11月17日クリエーティブマガジン『プラス・エイティ・ワン(+81)』は最新号vol.66(1,200円)で「コム デ ギャルソン(COMME des GARCONS)」のDMを特集している。2008年より始まった、1組のアーティストやクリエーターをセレクトして川久保玲がデザインするコム デ ギャルソンのDMシリーズ。+81は、08年から14年までそれぞれモンドンゴ(Mondongo)、ブラザーズ・クエイ(Quey Brothers)、アイ・ウェイウェイ(艾未未)、アシューム ヴィヴィッド アストロ フォーカス(assume vivid astro focus)、ルネ・ブリ(Rene Burri)、大友克洋、ロービジョン(RAW VISION)が起用されたDMを撮り下ろし、22ページにわたりビジュアルで紹介している。同号は5年ぶりのファッションイシュー。他に「ケンゾー(KENZO)」クリエーティブディレクターのウンベルト・レオンとキャロル・リム、ガレス・ピュー(Gareth Pugh)、イザベル・マラン(Isabel Marant)らデザイナーへのインタビュー、広告ビジュアルを作るKiDS(アレキサンダー・マックイーン、バレンシアガなど)、Lloyd & Company(ボッテガ・ヴェネタ、Y-3など)らクリエーティブエージェンシー、ショーを演出するサンプロデュースらを紹介。モードフリークにとって読みごたえのある内容となっている。
2014年11月17日『ペン(Pen)』は、12月1日発売号で「もうすぐ絶滅するという、紙の雑誌について」特集を行う。テレビやインターネット等に役割を奪われ、紙よりも端末で見る方が便利と言われる昨今だが、今号では紙の雑誌の真価を明らかにする。雑誌好き垂涎の懐かしの雑誌から最新雑誌まで、雑誌の話題を満載。各誌の若手編集者が登場し、雑誌の面白さを紹介する。目利きが紹介する「広くて深い雑誌の世界」には、まず壇蜜が登場し「歯科医院の待合室で覗き見た、大人な特集」について語る。博報堂ケトル クリエーティブディレクターの嶋浩一郎、14年ぶりに復刊した『Boon』表紙を飾った広末涼子、デザインオフィス・ネンド(nendo)代表の佐藤オオキ、写真家のハービー・山口、音楽プロデューサーの松任谷正隆、アーティストのバーバルらも登場。『ダンチュウ(dancyu)』編集部訪問では、食の雑誌の作られ方を若手編集者への密着取材で明らかに。ふとしたきっかけで出合うリトルマガジンのディープな世界、お国柄や土地柄を如実に示す海外雑誌等、古今東西の歴史も窺い知ることが出来る。雑誌ラバーに薦める東京ベストスポット、今フォローすべきウェブマガジンガイド等も掲載し、紙の雑誌の良さを痛感させられる内容となっている。
2014年11月17日ニューヨークのクリエーターズブランドを専門に扱う「SLC SHOWROOM」は11月19日、伊勢丹新宿店にポップアップストアをオープンする。期間は24日まで。中でも、注目なのが日本初上陸となる「Mrs.Jermyn」の「Mr.TEDI」だ。これはハンドメイドによるクマ型クッションで、シャツのディテールを再現したのが大きな特徴。ユニークかつポップ、その中にも温かみを感じるアイテムに仕上がっている。他にも、ブルックリン生まれのクリエーターが手がける「BROOKLYN TREASURY」のウエア、イラストレーターのアレクサンドラ・スタドラーによるブランド「STADLER KAHN」によるカラフルなマフラーなども店頭に並ぶ。こちらのポップアップストアは、伊勢丹新宿店で開催中のニューヨークフェアの一環として行われる。
2014年11月17日星のメッセージを味方につけると、毎日のオシャレがもっと楽しく!数々の女性誌で連載を持ち、怖いほど当たると評判の西洋占星術師 ムーン・リー先生が生み出した、12星座占いとファッションを融合させたハイブリッドな週間占い。長年の鑑定や研究から導き出される開運のメッセージを12星座別に届けます。■牡羊座(3.21 - 4.20)大変なことを請け負っている人ほど評価が高まる仕事運。デコラティブなチェーンやスタッズ、スパンコールで“武装”するようなファッションを意識すると忙しい毎日を乗り切れるでしょう。■牡牛座(4.21 - 5.21)噂話に振り回されそうなときは、モノトーンスタイルで回避しましょう。チャームがついて揺れるタイプのイアリングもお守りに。美容運が冴えているので、スキンケアやエステに投資すると効果大。■双子座(5.22 - 6.21)そろそろ店頭には14-15AWコレクションが出そろう時期。「最先端」がキーワードなので、トレンドのアイテムは完売前に押さえて。百貨店の催事場や大きな駅など賑やかな場所が開運です。■蟹座(6.22 - 7.22)波に乗っていた運気が徐々に停滞。傲慢にならずに謙虚な姿勢を心がければ安定します。アウトレットやユーズドを扱うブティックでのショッピングや、トラッドなダッフルやチェスターコートがラッキー。■獅子座(7.23 - 8.22)敵も味方も増える星回り。レザーのライダースやバイカージャケットにレディライクなIラインスカートやフェミニンなスカートを合わせて争いを回避しましょう。美はデトックスを重視して。■乙女座(8.23 - 9.23)たおやかで清潔感のある乙女座らしい魅力が花開きます。ピンク、パープル、ベージュといった優しげな色合いを身につけると愛されオーラに。株や財テクなどお金に関する勉強をすると財運UPです。■天秤座(9.24 - 10.23)センスの良さを存分に発揮できるときなので、難易度の高いオールホワイトのルックも難なくコーディネートできるでしょう。モヘアやファーなどふわりとした素材が社交力を高めてくれます。■蠍座(10.24 - 11.22)新しく買い足すなら、帽子とグローブ、マフラーと同じニットのトップスなど、対になっているものがオススメ。全体はシンプルに、アクセサリーをポイントにするスタイルがラッキーサプライズを呼びます。■射手座(11.23 - 12.21)ステラマッカートニーの14-15AWのような、グラフィカルな刺しゅうや斬新なイラストが入ったセーター、スウェットが開運アイテムです。インパクトがあるほど小さい変化に敏感になり、パワーを得ることができます。■山羊座(12.22 - 1.20)運気のコンディションを整えるのは、スウェードやムートン、レザーといった秋冬らしいテキスタイル。ブーツやバッグはもちろん、ウェアの部分的な切り替えなどユニークなレザーづかいはよりラッキー。■水瓶座(1.21 - 2.19)ドレッシィなエッセンスを盛り込むと、上手に気持ちを切り替えることができるでしょう。カジュアルなパンツスタイルにゴージャスなピンヒールを合わせたり、ビジューをプラスしたり、デイリーウェアにも華やかさを意識して。■魚座(2.20 - 3.20)メルトンやツイードの厚手のコートやセットアップを着て、寒くてもアクティブに動くと運気が上昇。テンションを上げたいときはベビー・キッズフロアなど子どもが集まる場所へ足を運んで。
2014年11月17日ニナ リッチ(NINA RICCI)は、「レールデュタン」のオーデパルファム(1万4,000円)を発売した。1948年に誕生したレールデュタンは、ロベルト・リッチ(Roberto Ricci)が「小さな奇跡が入っている」と評したフレグランス。香調はカーネーションやジャスミン、センティフォリアローズが織りなすスパイシーフローラル。南仏グラース出身のマスター調香師、フランシス・ファブロンが伝統的な調香のすべてを採り入れつつ、150種もの素材を用いることが一般的だった時代に30種のみを使用して、濃厚かつ洗練された香りを作り出した。ラリックが手掛けたボトルは、ボディの輝きと鳩のマットなテクスチャーを組み合わせたクリスタル。アルザスにあるウイジェンサーモダーの工場で生み出されたこの現代的な彫刻は、70年代にはクリスタルコレクションにも登場する普及のデザインに。99年には20世紀最高のクリスタルボトルと認知され、ミニチュア版も作られている。
2014年11月16日東京国立近代美術館は、現代美術家・高松次郎の回顧展「高松次郎ミステリーズ」を開催する。期間は12月2日から3月1日まで。高松の作品は時期によって素材や表現方法が大きく変わり、彼の作風や意図をわかりにくいものとしていた。そこで、今回は3人のキュレーターが初期、中期、後期の作品をそれぞれ担当。美術誌などに残された言葉を引用しながら、高松という人物像とその作品をわかりやすく紐解いている。会場ではオブジェや彫刻、絵画など、約50点に及ぶ作品を展示。その他、約150点のドローイングが公開される。その中には、高松を代表する「影」シリーズの他、木や鉄を用いた立体シリーズ「単体」「複合体」なども収録。絵画へと傾倒していた晩年に発表された「異食材」シリーズも一挙公開される。会場構成はトラフ建築設計事務所が担当。「影」シリーズの仕組みを体験できる「影ラボ」や、高松の脳内世界を一望にできる「ステージ」など、様々な仕掛けを用意した。グラフィックデザイナーの菊地敦己が担当した、オリジナルタイトルロゴにも注目したい。開催期間中には12月7日を皮切りに、各キュレーターによるリレートークが全3回にわたって開催される。また、6日には、ゲストに美術評論家の高島直之などを招いての講演会「高松次郎を知る人々」を開催。12月20日にはトラフ建築設計事務所の鈴野浩一などによる座談会「展覧会をつくる」も催される。2月20日には高松の誕生日を記念したミステリーイベントも開催予定だ。【イベント情報】高松次郎ミステリーズ会場:東京国立近代美術館1階企画展ギャラリー住所:東京都千代田区北の丸公園3-1会期:12月2日から3月1日時間:10:00から17:00(金曜日は20:00まで)休館日:月曜日(1月12日は開館)、12月28日から1月1日、1月13日入場料:一般900円大学生500円
2014年11月16日