ヒトサラMAGAZINEがお届けする新着記事一覧 (46/80)
人里離れた、大自然に囲まれた古民家での暮らしを体験四季折々の里山の恵みをローカル・ガストロノミーに昇華酒どころ、新潟の銘酒が料理のおいしさを後押し人里離れた、大自然に囲まれた古民家での暮らしを体験新潟県南魚沼の豊かな自然の中にある【里山十帖】。6500平米の敷地の中に13室の客室を有する温泉宿です。築150年の古民家をフルリノベーションして、2014年にオープンしました。大きな梁や柱はそのままに、昔ながらの古民家の雰囲気を感じつつ、静かな空間で雪国の暮らしを、見て、味わって、体験することができます。暮らすように里山の恵みを体験同施設のメインダイニングは、『ミシュランガイド新潟2020特別版』一つ星を獲得した【早苗饗(さなぶり)】。【里山十帖】の宿泊者以外も、【早苗饗】を利用できます。店名の早苗饗とは、田植えが終わったあと、その年の豊作を祈るのと同時に、田植えに協力してくれた人々をもてなす饗応のこと。「その昔は当然だった自然と共存する暮らし。人は水、空気、食べ物がなくては生きられません。風土と文化に寄り添いながら、自然の恵みに手を合わせていただく。そんな料理の基本に忠実に、人間が持つ「野生」が目覚める料理を作りたいと思っています」と語るのは、料理長の桑木野恵子さん。南魚沼の食材と向き合う料理長の桑木野さん桑木野さんは、オーストラリアやインドでアーユルヴェーダを学んだ経験があり、野菜料理に加えて、ハーブやスパイス使いが得意。ドイツの他、さまざまな国での生活経験があるため、調理の引き出しも豊富です。「大地の恵みを感じていただくこと」「食材の力を感じていただくこと」をテーマに、南魚沼の食材を使ったコース料理と新潟の日本酒やワインを提供します。四季折々の里山の恵みをローカル・ガストロノミーに昇華コースの内容は日本の二十四節気に合わせて変わるため、訪れるたびに新しい出会いがあります。料理の主役は南魚沼の旬野菜。例えば夏なら、トマト30個の栄養を盛り込んだ皿や、5種のナスを異なった調理法で食べさせる料理が提供されます。川で釣った魚や、地下の蔵でひと冬を越えた木の実のピクルスなど、さまざまな食材がコースを彩ります。トマトウォーターをプラスして、桃太郎トマト30個分の栄養を詰め込んだ『とまと30個』近隣の農家から仕入れる桃太郎トマトと、その果肉のエキスを凝縮させたトマトウォーターを合わせて、デラウエアとバジルも添えた一品。一皿にトマト30個分の旨みと栄養が凝縮大沢茄子など5種のナスに異なる調理法を施し、旨みを引き出した『新潟茄子王国 2021』夏の新潟のごちそうといえば、ナス。大沢茄子、泉州茄子、水茄子、梨茄子、長茄子には、煮る、炭で焼く、揚げるなど、異なる調理法を施します。また付け合わせの焼きサバが、ナスの豊潤な旨みを引き立ててくれます。ナスの味の違いを食べ比べ骨せんべいと肝を練り込んだ素麺付きで、南魚沼の鮎をまるごと堪能できる『鮎』近くを流れる魚野川で獲れたばかりの鮎。炭火で焼いた身だけでなく、骨は骨せんべいに、肝は焼いた身の下に忍ばせた素麺に練り込んで、一皿でまるごと一匹の鮎を味わえる仕立てです。一皿でアユの美味しさを丸ごと堪能酒どころ、新潟の銘酒が料理のおいしさを後押しさらに新潟県南魚沼といえば、日本を代表する酒どころです。【八海醸造】【高千代酒造】【青木酒造】など、日本酒は地元の酒蔵の銘柄を中心にオンリスト。ワインも【カーブドッチワイナリー】など、新潟産がメインです。料理の味を引き立てるものばかり四季折々で変化する自然の美しさ、山の恵み。自然と共にある時間と空間をゆっくりと楽しんでみてはいかがでしょうか。料理人プロフィール:桑木野恵子さん1980年埼玉県生まれ。武蔵大学人文科比較文化学科卒業後、都内のエステサロン勤務を経て海外へ。オーストラリア、ドイツ、インドなど世界を巡り、ヨガとベジタリアン料理を学んだ。帰国後、都内のヴィーガンレストランを経て、新潟に移住、【里山十帖】のダイニング【早苗饗】で勤務を開始。2018年には【里山十帖】料理長に就任する。地に根付く食文化、風土、雪国の暮らしを肌で感じながら、ローカル・ガストロノミーを料理で表現する日々。早苗饗【エリア】湯沢/奥只見【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】14080円【ディナー平均予算】14080円※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください
2022年03月09日築100年以上の歴史を持つ古民家に再び灯りをともす毎朝仕入れる素材で決まる日々のメニュー新潟のワイナリーをオンリスト築100年以上の歴史を持つ古民家に再び灯りをともす【灯りの食邸 KOKAJIYA】にある「小鍛冶屋」という名称は、本家である温泉旅館のルーツが鍛冶屋だったことに由来します。長い間地域の人々に親しまれてきた愛称を店名として残し、再び灯りをともすために誕生しました。建物に刻まれた100年以上の歴史も、この店の魅力です。特注のランプシェードから放たれるやわらかな光が、空間をやさしく満たしています同店がある岩室温泉周辺は、驚くほと0の素材の宝庫。温泉街の後ろには山か0あり、その裏手には日本海。前方に広か0る越後平野と、潟を埋め立てて作った農地。そこに存在するのは多様な土壌と水からの恩恵て0す。このこぢんまりとしたエリアでは、個性豊かて0少量多品種な穀物や野菜、果物を生産者がつくっています。【灯りの食邸 KOKAJIYA】の料理は、自然や生産者がつくり上げた素材が主役です。コースを彩る新鮮野菜の数々毎朝仕入れる素材で決まる日々のメニュー白ナスにゴボウ、スイカやイチジク、キノコなど四季折々の食材は、熊倉誠之助シェフがその日の朝に仕入れます。他にもフェンネルやディルは自ら畑で育てます。またシェフのスペシャリテは、晩秋のジビエ解禁以降に獲れる小鴨のロースト。狩猟免許をもつ熊倉氏が、藁焼きの手法で滋味を引き出します。苦味が食欲をそそる前菜『寺泊サザエ 焼きピーマン』新潟県長岡市寺泊の出雲崎は、地元では知れたサザエの名産地。スロージューサーにかけて食感をなめらかにした焼きピーマンソースと、サザエソースを絡めていただきます。以下の料理はすべて、6,600円のランチコースから。テクスチャーなめらかな焼きピーマンのソース夏の鹿肉の滋味深い赤身の味に驚かされる、二の皿『夏鹿 赤ワインビネガー』フライパンとオーブンで調理した鹿肉は、稲藁で焼いて仕上げます。夏鹿はさっぱりして、赤身の味が濃厚。また付け合わせのチャンフォッタ(夏野菜の煮込み)は無水調理のため、野菜本来の味が引き立ちます。噛むほどに濃厚な旨みが口中に広がります減圧調理機を使って、カンパリと白ワインをより浸透させたデザート『白桃 カンパリ 赤紫蘇』カンパリと白ワインに漬けた白桃が主役。バーテンダー経験のある熊倉氏らしいデザートです。土台のプリンは卵白のみを使い、後味さっぱり。シソとピスタチオがムースも絡み合う、フレーバーに富んだ一皿です。最後のデザートまで抜かりなし新潟のワイナリーをオンリストワインは、【カーブドッチ】【カンティーナ・ジーオセット】【ドメーヌ・ショオ】など、地元・新潟市西蒲区にあるワイナリーの銘柄がストックされています。またビールは新潟県阿賀野市の【スワンレイクビール】があります。料理のおいしさを後押し岩室の季節の多様な食材を使った、その時だけの一皿。心尽くしのおもてなしでお腹も心も満たされる極上の時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。料理人プロフィール:熊倉誠之助 さん1979年、新潟県生まれ。琉球大学卒業後、カフェバーで働きながら、東京から那覇に移住してきたイタリアンの料理人に料理を学ぶ。その後、バーテンダーとしても経験を積み、【cafe & bar RitMo】をオープン。2009年には地元・新潟に戻り、出張料理人として経験を積む。2013年に【灯りの食邸 KOKAJIYA】を開業。2021年に岩室温泉郷に焼鳥店【岩室 とり蔦】もオープン。2022年春頃には一棟貸しの宿も開業予定。灯りの食邸 KOKAJIYA【エリア】新潟【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】3000円【ディナー平均予算】7000円※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2022年03月08日日本の迎賓館として開業したホテルが作った「王道と革新」を感じる日本料理店世界中のVIPをもてなしてきた、日本ブランドの最高ホテル「帝国ホテル」。いくつかあるホテル直営のレストランに、今まで日本料理店がなかったと聞いて、以外に思う方も多いのではないでしょうか。その理由を紐解くには、130年のこのホテルを辿ってきた歴史を振り返る必要があります。帝国ホテルの開業は1890年。1867年の大政奉還から23年後のことです。近代国家になるためにも欧米と対等の外交を望んでいた明治政府ですが、諸外国の反応は「日本は文明国家としての体制が整っていない」という冷たいもの。これからは、外国人の賓客を招き、交流を盛んにして欧化政策をしなければいけないと、当時の外務大臣・井上馨が外国との社交場として鹿鳴館を建設します。その鹿鳴館の隣の敷地に世界の賓客をもてなす迎賓館として誕生したのが帝国ホテルです。当時、外交儀礼の公式料理はフランス料理と定められていました。当然、帝国ホテルで提供される料理は最高峰のフランス料理でなければならず、その使命通り、帝国ホテルのフランス料理は名実ともに日本トップのクオリティを誇ったのです。その後第四代料理長、内海藤太郎(1909-1915年)がレストラン・宴会場の料理を正統フランス料理で統一した流れから、今まで館内のレストランはフランス料理中心の構成となっていました。天井も木を使い、数寄屋作りをベースにした静謐なカウンターしかし、「和食」の評価が世界的に高まる中、フランス料理だけで世界各国からの賓客をおもてなしするのではなく、新たな選択肢を持つ必要が出てきました。「創業の精神を継ぐ日本を代表するホテルの役割として、日本の食文化、本物の日本料理を伝えることも不可欠ではないか。そうした考えから、日本料理店を作ることになったのです」と【帝国ホテル 寅黒】の誕生の経緯を、このプロジェクトの担当者は話します。「日本料理店をホテルに作ろうと思うも、人材もノウハウもホテル内にはありませんでした。そこで幅広く検討した中で、タッグを組みたいと相談したのが、ミシュラン三つ星に13年間輝き続ける【神楽坂 石かわ】を中心とした石かわグループを率いる石川秀樹さんでした」。なぜ、石川さんだったのか?曰く、料理の素晴らしさはもちろんのこと、さまざまな日本料理店に食べに行き、記事を読み、体験していく中で触れた石川さんの「海外のお客様に日本に来ていただいて、日本料理を通じて、日本の素晴らしいことを伝え、それを理解していただくお客様の数を増やすことが使命」という思いが自分たちの哲学と重なったことが決め手になったのだそう。調理責任者の鷹見将志さん。2011年に【神楽坂 石かわ】に入社し、配属先は【虎白】へ。以来11年間研鑽を積みながら店を支える。一方、【神楽坂 石かわ】の石川秀樹さんは、最初に話があったときには、全く乗り気ではなく断ろうと思っていたのだそう。ところが、帝国ホテルの「ともに日本の迎賓館にふさわしい日本料理店をつくりたい」という熱意と想いにほだされ、タッグを組むことを決めたのでした。そこから、石川さんは帝国ホテルの歴代料理長の料理本を読み、すべてのレストランへ何度も足を運び、“帝国ホテル”について自分なりに理解し、咀嚼して、帝国ホテルでの日本料理を表現するものはなにか、というの要素を煮詰めていきます。その素案をもとに、ホテルと石川さん両者で辿り着いた答えが「日本の迎賓館で食す、王道と革新の日本料理」というもの。そこからどういう店にしていくか、内装、料理の内容、提供の仕方などを肉付けしていったのです。そして誕生した【帝国ホテル 寅黒】。調理責任者に任命されたのは、【虎白】の当時二番手だった30歳の若き料理人、鷹見将志さんです。『フカヒレなす生姜』。小鍋仕立のプレゼンテーションも楽しい。この大役に任命された鷹見さんですが、プレッシャーなどはみじんも感じさせず、実に楽しそうに仕事をしています。カウンターでにこやかにお客様に話しかけ、厨房のスタッフにもきめ細やかに目を配り、その和やかな雰囲気はカウンターに並ぶお客様に伝わり、リラックスした雰囲気が店全体に流れています。この日は一人で店を訪れましたが、一人でもとても心地良い空気で迎えてくれました。ここで注文できるのは、おまかせコースのみ。最初の一品はなんとフカヒレが登場!戻したフカヒレに、鰹と昆布の出汁で味を含ませたフカヒレは黄金色に輝いて……。一口食べれば、丁寧にクリアにとった出汁の香りが鼻腔をくすぐり、出汁の旨味が広がります。下に忍ばせた生姜を少し効かせて炊いたナスのとろりとした歯触りとフカヒレの食感が抜群に相性がいい。「フカヒレは【虎白】でも人気の料理でした。“王道と革新の日本料理”を考えたときに、あえて伝統的な日本料理の食材ではなく、新しさ、驚き、そして贅沢さでインパクトを持ってくるのも、面白いのではと考えました」と鷹見さん。フカフレという従来の日本料理にはない食材を使いつつ、味付けはこれぞ日本料理の王道。この一品から続くコースに期待感が高まる先付と言えるでしょう。『松葉蟹の真丈』。生の状態の蟹と、茹でた蟹をつかって真丈をつくり、蟹の旨味と甘味を立体的に引き出している。調味料は使わないが、蟹味噌も使い、旨味と塩味を調整。続いて登場したのは、『松葉蟹の真丈』のお椀。昆布と鰹でとった出汁に、つなぎを使わない、たっぷりとした“蟹だけ”の真丈がゴロンと入っています。なんと、真丈には調味料は一切使わず、出汁と蟹本来の塩気のみで調理したとのこと。ちょうどいい、まろやかな塩味と旨味。蟹の甘味と香り、すべてを口に含んだときに感じる素直なおいしさ……。これがすべて食材の塩味と旨味だけでできているとは!海外の方でなくとも驚く方はきっと多いはず。椀ものは日本料理の華。大胆に、潔く、すべて食材の塩気と旨味のみを組み合わせながら、完璧なおいしさのバランスを生み出した一品からは、鷹見さんが食材のポテンシャルを引き出す「これぞ日本料理」という真骨頂を世界に伝える意気込みを感じました。お客様の目の前で、皮目に火を入れる鷹見さんお客様の目の前で調理をし、立ち昇る香りや、視覚でも美味しさや楽しさを演出できるのが“割烹”の醍醐味。鮮度のよい食材を目の前で見せ、調理の過程を披露し客人をもてなす。これこそ、日本独特のスタイルとも言えるでしょう。今回のコースで割烹ならではの楽しさを感じたのは、お造りのとき。鷹見さんが赤く熱した炭を直接金目鯛の皮目に落とし、皮だけを香ばしくパリッとさせる“炭落とし”を目の前で見せてくれると、お客様も盛り上がります。脂ののった金目鯛のジューっと焼ける香ばしい香り。立ち上る煙。見た目も楽しいけれど、この一手間でおいしさも倍増するのがポイント。皮目を焦がしたパリパリ感が生まれ、香ばしい香りがつくのと同時に、ほんのりと温まった皮側の身の脂がとろけて柔らかい舌触りになり、内側のしまった身への食感のグラデーションが生まれるのです。これは、シンプルなお刺身とはまた違うおいしさで、目でも楽しめ、舌でも幸せになれる一品です。金目鯛のお造り。造りはこうした炙りものを含み、旬の魚で3種類ほど登場。そして、煮物椀の前の冷たいお料理で登場した『牛肉のしゃぶしゃぶ蕪胡麻出汁』も印象に残った一品。脂ののった牛肉は冷たくするとその香りや柔らかさが損なわれると思っていたけれど、これはそんな先入観を吹き飛ばしてしまうほどの美味。出汁で炊いた蕪を冷やして、さっとしゃぶしゃぶした京都牛の肩ロースをふわっとかけて、冷たい胡麻出汁をはり、目の前で炒った胡麻を振りかけた料理を冷たく食べるという、意外な組み合わせ。けれど、この温度がしつこくなく、さっぱりといただけるポイントなのでしょう。ほんのり甘味を抱いた冷たい蕪を、これまた甘い脂をほどよく含む薄切りの牛肉が包んで、香り高い胡麻とお出汁を合わせていただけば、コースの中盤でもほどよくお腹におさまります。煮物椀の前に登場する『牛肉のしゃぶしゃぶ蕪胡麻出汁』こうして驚きあふれる料理から、王道のしっかりとした日本料理らしさを感じるもの緩急合わせて登場したコースは全13品。最後は土鍋で炊いた白いご飯。そしてデザートは、アイスクリームなどのちょっと洋を感じるエッセンスがあるものと、わらび餅といった日本的なもの両方味わえます。コースを通して感じるのは、“お客様を楽しませたい”という鷹見さんのシンプルな思い。【帝国ホテル 寅黒】のテーマとして掲げられる“伝統と革新の料理”の、“革新”の部分は従来の日本料理から一手間かけた工夫や、食材の幅広さで表現しつつも、ベースはあくまでも本流。そのバランスが、新時代の日本料理なのだろうと感じた時間でした。帝国ホテルタワー棟の地下1階にある、ひっそりとした店構えこの“王道と革新”は、料理のみならず、サービスでも感じられます。帝国ホテルならではの、格式の高さも感じながら、でも突き放しはしない温かさや、親しみやすさ。料理だけでなく、サービスや空気感も含めたこの心地良さこそが【帝国ホテル 寅黒】の魅力。カウンターには、【虎白】の常連さんだったであろうお客様、帝国ホテルに通い続けられてるだろうご夫婦と実にさまざまな方々で賑わっていたのですが、そのすべての方が笑顔で楽しそうに食事をされていたのが印象的でした。「帝国ホテルの伝統と格式、そして目の配り方の素晴らしさ。そこにお客様を“大好きな人”としてもてなす石川イズムが融合した【帝国ホテル 寅黒】で過ごしていただくひとときは、他のどこにもない最高のものになると思っています。」と鷹見さん。格式と心地よさ。本流と、刺激。そうした絶妙なバランスが保たれている新しい日本料理。その楽しさに触れに、親と、友人と、海外からのお客様と、さまざまな方と一緒に訪れたくなるお店です。撮影/今井 裕治日本料理帝国ホテル 寅黒【エリア】新橋/汐留【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】45000円【アクセス】日比谷駅 徒歩3分
2022年03月07日【La BOMBANCE】の岡元信さん発・「日本酒×和食のペアリング」『白瓜と数の子の和え物・とうもろこし揚げ・牛ロースの焼きおにぎり、サマートリュフを器に見立てたほおずきに盛り付けてほおずきトマト』 × 「東洋美人」『素麺酸・苦・辛・旨などさまざまな香りや味わいとともに』 × 「十四代」『いちじくの胡麻味噌ソース・焼きごま豆腐、カニと空豆のあんかけ』 × 「紀土」『焼き魚や煮魚』 × 「磯自慢」『クリアな魚介のスープ』 × 「林」【La BOMBANCE】「ジャンルを超越した日本料理を楽しんでほしい」という思いから、フランス語で「ご馳走」という意味の『La BOMBANCE』という店名でオープンしたのが17年前のこと。紀尾井町の高級料亭『福田家』で腕を磨いたオーナーシェフ・岡元信さんが生み出す料理は、和の伝統、技法を大切にしながらも、フォアグラやトリュフなど西洋の高級食材をも取り込み、魚の出汁をムースにするなど、自由奔放だ。こういったスタイルも今でこそ当たり前になったが、まだイノベーティブ・フュージョンというジャンル名がなかった時代だけに、日本料理の新しいスタイルを追求するまさに先駆け店として一斉を風靡し、ミシュランの星も獲得。今もなお唯一無二の独創性で常連客を飽きさせず、また新規客を驚かせている。店内の内装、器使いもモダンでアーティスティック。それでいてどこか可愛らしさを感じる抜け感も独特だ。常に時代を先取りしていく岡元信さん。オープン当初はワインに力を入れていたが、近年は日本酒も充実させている。特に、東洋美人の造り手・澄川氏、十四代の髙木氏をリスペクトし、料理も造り手の個性からインスパイアされペアリングを考えているとのこと。「飲み疲れない、飲み飽きない」が僕のおいしいお酒の基準。一杯、二杯はおいしくてもだんだん重たくなってくるものは苦手です。香り華やかで味がきちんとありながら、雑味など余計なもの、ネガティブな要素がなく、軽やかで、きれいにすーっと体に溶け込んでいく。はかないけれど余韻は長く、「ああ、また飲みたい」とう印象を深く残してくれる奥深い魅力をもったお酒に惹かれます。でも、これはあくまでも僕の好み。美味しさの基準は人それぞれです。おいしいお酒も沢山あります。どうやって自分の料理に合うお酒を選べば良いのか迷ってしまいますよね。僕の場合、お酒の味や造り云々ではなく、お酒を造っている人で選んでいます。お酒に対する哲学、考え方に共感できる、リスペクトできる、深く知りたいと思う、「自分と気が合うだろうな」と思う造り手のお酒を選んでいるのです。そして、ペアリングを頼まれた場合は、造り手のルーツをたどり、その人が育った風土や時代など、生み出された作品のバックグランドを想像し、造り手自身を描くような料理を作ります。また、日本酒は提供温度も重要です。管理は低温貯蔵できる冷蔵庫で保管し、提供するときは、少しずつを心がけています。1.『白瓜と数の子の和え物・とうもろこし揚げ・牛ロースの焼きおにぎり、サマートリュフを器に見立てたほおずきに盛り付けてほおずきトマト』 × 「東洋美人」蔵元杜氏の澄川宜史さんはとても華やか、あでやかでスター性があります。反面素朴なところも見受けられ、どんなに人気酒蔵になっても奢ることなく、一つひとつのディテールを大切にきちんと整ったものを作り上げています。華やかさ、艶やかさはオレンジ色のほおずきで表現。色の鮮やかさがより際立つように白い器を使いました。そして、白瓜と数の子、焼きおにぎりと牛ロースやトリュフといった具合に、素朴なものと高級感を感じるものを合わせています。2.『素麺酸・苦・辛・旨などさまざまな香りや味わいとともに』 × 「十四代」十四代の髙木顕統さんが造るお酒は、地軸となって世界を動かす魔法のようなエネルギーがあります。その視野は、地域、日本を超え、世界を巻き込んでもなおぶれないパワー。味わいの厚みは複雑すぎて解明できないくらい天才的です。こういうお酒には、一個人の思索でピンポイントで何かを合わせるという必要はありません。何を合わせようとも、酸、旨味、コクでカバーして包みこんでくれるくらいの包容力があるからです。十四代のお酒にはもうおんぶにだっこで遊んでもらうしかない。頼りっぱなしですがそれが楽しいのです。そこで、いろいろな味わい、香りを散りばめた一皿にしました。香ばしく焼いた鮎の香り、身の柔らかさの中にほのかに潜む苦味、出汁の旨みが染み渡った冬瓜、生ハムの熟成した香り、甘酸っぱいほおずきトマト、茗荷や生姜など薬味を加える素麺などすべてを受け止めてくれる十四代。宇宙的なスケールなので、天体を思わせる器を使いました。3.『いちじくの胡麻味噌ソース・焼きごま豆腐、カニと空豆のあんかけ』 × 「紀土」海あり山ありの風光明媚な和歌山、海南にある酒蔵。“風土”をテーマにするという強い思いから“紀土”という名前にしたそうです。その風土を思い浮かべれば、単に景色が良いというのではなく、荒々しさもあれば静けさ、のどかさもある。温暖かと思いきや冷たい風が吹く、強い光と漆黒の陰など緩急のある町。確かに紀土を飲むと、「えっ、こうくる?」という嬉しい裏切りに感動させられます。だから、料理も食材や温度、食感で「なるほど、こうきたか」と感じてもらえるような想像を超える対比を考えました。まずひとつのお盆に2つの対比。ひとつは冷たく、ひとつは温かい。いちじくに甘辛ソースとナッツの食感。焼いた胡麻豆腐にあんかけ、というあまりない組み合わせ。緩急でペアリングというわけです。4.『焼き魚や煮魚』 × 「磯自慢」磯自慢は、伊勢志摩サミットでは乾杯酒として採用された日本を代表する銘柄の一つになっています。八代目の寺岡洋司さんは、大変真面目で几帳面な方、という印象です。知識をきちんと積み上げ、技を駆使して、一つひとつ根拠のある造りを目指していらっしゃる。業界ではパイオニア的な発信力もあり、尊敬を集める人物。透明感のあるすっきりとした味わいながらも奥行きや、柔らかな厚みを感じます。十四代と同じく、誰が飲んでも美味しいと感じる正統な酒造りは本当に素晴らしい。イメージするのは、やはり正統な日本料理。信楽焼、篠焼などどっしりとしながらも美しい伝統的な和食器が似合うと思うので、そこに、焼き魚や煮魚をシンプルに盛り付けたいですね。5.『クリアな魚介のスープ』 × 「林」富山に『La BOMBANCE 環水公園』を出店し、現地へ行く機会が増え、出合ったのが「林」です。料理店で初めて飲んだ時、味わいから富山の冬を思い浮かべることができました。雪が積もりしーんと静まりかえった風景の中、真面目に一生懸命働く蔵人‥‥。林さんにはまだお会いしたことがありませんが、今一番興味を持っている方です。富山は一級河川が5本も流れ、海から山までの高低差が4000m。水に恵まれているだけでなく、U字に深くえぐれた富山湾は世界でも珍しい地形と聞いています。美しい水が育むお酒と魚介。実は僕は日本酒のつまみとして一番おいしいつまみは、ダシだと思っています。「旨い」と「旨い」の最たる相乗効果。その醍醐味をこの「林」で味わうことができると思いました。富山湾で揚がった魚介でクリアな出汁を取りそこに少しの塩を加えただけのシンプルなスープで。春は桜鯛、夏は牡蠣、冬はタラ‥‥、秋は魚介ではなくキノコが良いかもしれません。九谷の器でお出ししたいですね。「香りが華やかすぎず、辛口であればたいていの料理に寄り添ってくれるものなので、もっとおおらかに楽しんでいい」と話す岡元さん。試飲会、あるいは食事に行った時に出会ったお酒で「どんな場所で、どんな人が造っているのだう?」という興味が湧いたものは、造り手の育った環境、つまり、地形、気候、特産物や郷土料理、陶磁器類のことなどまで調べ尽くす。さらに造り手が生きてきた時代背景、土地の歴史なども掘り下げていくという。「幅広く知識を得て、食材、料理法を合わせていけば間違いなく寄り添ってくれると僕は信じています」と強い信念のもと、あまり種類は増やさず、造り手とのつきあいを深めた上で料理を考え、「合って当然」という飲み合わせで提供している。また、「造り手への礼儀として、味わいが落ちないように管理することはもちろん、個性を伝えるための酒質にあった酒器選びもできる限りの努力をしたい」と岡元さん。酒蔵直送、-5度で貯蔵など品質にも気を配り、酒器も多種多様に揃えているのもさすがだ。ラ・ボンバンスLaBOMBANCE【エリア】西麻布【ジャンル】創作和食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】18000円【アクセス】六本木駅 徒歩10分日本酒情報サイト「Sakenomy」では、「日本酒×料理」のフードペアリング情報を随時発信しております。その他にも、酒蔵おすすめの逸品おつまみや、酒蔵がSakenomyだけに教えてくれたおすすめの飲食店情報など、"食好き日本酒好き"の方必見の情報満載です!
2022年03月04日ビブグルマンを獲得した本格イタリアンレモンが主役の生チョコレートテリーヌコロナ渦で生まれた宇治抹茶のスイーツビブグルマンを獲得した本格イタリアン2009年10月9日、東京・奥沢の地にオープンした【il vinvino】。鎌倉野菜を使用し、素材のおいしさにこだわり、地元をはじめたくさんの人に愛される小さなレストランですが、2014年度のミシュランガイドから、3年連続でビブグルマンを獲得するほどの実力派。どれも素材の味が生きた『前菜五種盛り合わせ』はランチでもレモンが主役の生チョコレートテリーヌ『瀬戸内レモンの生チョコレートテリーヌ』 3,240円+送料こちらはレモンをまるごと使った贅沢な生チョコレートテリーヌです。使用している瀬戸内レモンは、お店のオープン時から付き合いがある瀬戸内の農家さんから仕入れており、香りや風味が強く、皮までおいしく食べられるのが特徴。小麦粉を一切使用せず、レモンのへた以外をペーストにして果汁やレモンピールとあわせています。開封と同時にチョコレートの甘やかな香りが……!一口食べてレモンの存在感に衝撃を受けます。生レモンならではのフレッシュな味わいや爽やかな香り、果皮の食感も幸せです。またグルテンフリーなので、チョコレートの濃厚な味わいや豊かな香りをダイレクトに感じられるのも嬉しい。絶妙な厚みでくどくない甘さが続く、レモンが主役の絶品スイーツです。コロナ渦で生まれた宇治抹茶のスイーツ『宇治抹茶の生チョコレートテリーヌ』 3,240円+送料コロナ禍で抹茶の需要が減ったために、生産者が甚大な被害に直面している事態を知り生まれたのがこちらの一品。スタッフ総出で抹茶と向き合い、ブラインドで試食を重ねたうえで出会ったのが「小政小山園宇治抹茶萬印」。味わいとバランスの優れたこの抹茶を100%使用しています。チョコレートには、カカオ成分45%とカカオの味わいが強いのが特徴のコロンビア産カサ・ルカ社のホワイトチョコレート「シエラ」を合わせます。抹茶本来の鮮やかな緑にもそそられます別添の芳醇な抹茶パウダーで立ちのぼる抹茶の香りにすでにうっとり……。「シエラ」のホワイトチョコレートは上品なフローラルの香りで、ミルキーな味わいがとても病みつき。口溶けもなめらかで、ゆったりと口の中でとけていく過程も含めて五感で楽しむ贅沢な一品です。どちらの商品も化粧箱に入り、紙袋も同封されておりギフトにも最適材料からこだわってつくる姿勢が、レストランでもお取り寄せでも一貫している【il vinvino】の料理。そんな誠意も詰まったこれらのスイーツは、自分のご褒美にはもちろん、人にプレゼントしてもきっと喜んでもらえるでしょう。お取り寄せサイト「ヒトサラ CHEF’S MALL」世界で活躍する日本のトップシェフがつくるグルメやスイーツをはじめ、全国の知られざる逸品やその土地ならではの味などを「お取り寄せ」できるECサイト。「食」をより楽しくするバラエティ豊かな商品をご紹介しています。ilvinvino【エリア】自由が丘【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】奥沢駅
2022年03月03日檜のカウンターに個室、寝室まで備えるゆとりの空間新潟産の食材と酒、地元作家の器が紡ぐ新潟の魅力地元・西蒲区の酒蔵やワイナリーの銘酒が勢ぞろい檜のカウンターに個室、寝室まで備えるゆとりの空間窓から見える緑が清々しい、檜の一枚板のカウンターJR巻駅から徒歩3分。地元ファンに長く支持される日本料理店【割烹渡辺】は、昨年の春、旧店舗から移転リニューアルしたばかり。新潟市の繁華街・西堀の割烹で修業を積んだ4代目店主・渡辺大生氏が、細部まで徹底して新潟らしい味の創作に努めています。「ここに来れば、食と酒、しつらえを通して、新潟の自然や文化までも体感できる」と、地元のみならず、全国からリピーターが訪れています。大切な顧客のもてなしや、家族の集いにもぴったりの個室店内は、檜の一枚板のカウンターに個室、オーベルジュまで備えるゆとりある空間。白を基調に木材が多用され、ナチュラルで温かな雰囲気が漂っています。使用されている食器も、地元・巻の作家もの揃い。しつらえや器からも、新潟の風情が色濃く感じられます。新潟産の食材と酒、地元作家の器が紡ぐ新潟の魅力新潟県糸魚川市越エリアの特産品「越の丸なす」。締まった肉質とやわらかな食感が特長で、「ナスの大トロ」として人気を集めている店で使用される食材は、調味料に至るまで地元新潟産で徹底。例えば夏なら、魚は新潟近海の釣りアジや佐渡のアラ、野菜は糸魚川市越エリアの丸なすなどが、収穫されたその日に届きます。新潟の四季の食材、地場の酒、そして地元作家の器が紡ぐ新潟の魅力が、人々の心を捉えて離しません。ここからはそのなかでも、お店オススメのメニュー3つをご紹介します。『村上産甘鯛と越の丸なすの炭火焼』10日間熟成した鯛の身から旨みがあふれる、『村上産甘鯛と越の丸なすの炭火焼』料理はすべて16,500円のおまかせコースから。ある日のひと品、新潟県村上市の漁師・村上裕喜氏から届く甘鯛は、10日間かけて熟成した後、炭火で仕上げた逸品。「越の丸なす」も炭火焼きにして甘味を引き出した後、酸味と甘味のバランスが絶妙な、玉ねぎ醤油を添えて提供されます。『佐渡産ノドグロの天ぷらと自家製ひりゅうず』新潟の発酵辛味調味料や、熟成醤油で味わいをまとめた『佐渡産ノドグロの天ぷらと自家製ひりゅうず』佐渡産のノドグロは、薄衣でサクッと揚げた食感がやみつきに。自家製のひりゅうず(がんもどき)を添え、新潟の発酵辛味調味料・かんずりを隠し味にした大根おろしと、地元の熟成醤油・ふたなつで味付けした天つゆをかけていただきます。『佐渡産アラのお造りと釣りアジの棒寿司』新潟近海の盛夏のおいしさを凝縮した『佐渡産アラのお造りと釣りアジの棒寿司』身のよく締まった佐渡産のアラは薄造りに。スズキに似た淡白な味わいながら、白身の旨味がしっかりと感じられます。新潟市の近海で獲れた釣りアジは、村上市【松田商店】の岩船酢で締めて棒寿司に。地元・西蒲区の酒蔵やワイナリーの銘酒が勢ぞろい酒どころ新潟、とりわけ地元・西蒲区の日本酒が豊富に揃う日本酒は新潟産の地酒を中心にラインナップ。なかでも、【笹祝酒造】【峰乃白梅酒造】など、地元・西蒲区の酒蔵の銘柄が多数揃っています。ワインも、越前浜のワイナリーが手がける【フェルミエ】をはじめ、近隣のものが味わえます。料理人プロフィール:渡辺大生(ワタナベヒロオ)さん1974年生まれ、新潟市出身。新潟市の繁華街・西堀エリアにある【割烹 大直】で修業を積み、24歳で【割烹 渡辺】の4代目に。長年に渡って新潟の生産者と深いつながりを育み、地元の食材を盛り込んだ会席料理を提供する。全国の料理人とも交流があり、新潟の料理人の研究グループ「LaboCuci(ラボクチ)」の発起人にもなった。割烹渡辺【エリア】新潟【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】20000円【アクセス】巻駅 徒歩3分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください
2022年03月01日【うぶか】の加藤邦彦さん発・「日本酒×海老・蟹料理のペアリング」1.『縞海老 葡萄酢のジュレ』 × 「風の森 愛山 807」2.『酔っぱらい海老』 × 「手取川 純米大吟醸 古酒 梅舞花 -1996-」3.『花咲ガニ 椀物』 × 「鄙願 大吟醸」4.『ズワイガニ 焼き茄子 万願寺唐辛子』 × 「満寿泉 R-KIMOTO 純米大吟醸」5.『車海老味噌フライ』 × 「今錦 年輪 純米大吟醸」【うぶか】「日本人は甲殻類が好き」と言われるのは、海老や蟹を使った料理の種類の豊富さからもみてとれる。海老フライやピラフ、蟹クリームコロッケは洋食の“スタメン”ともいえる存在で、老若男女を問わずに大人気。中華でも上海蟹のシーズンを心待ちにしているファンは多いし、旬の蟹を目当てに地方へ足を運ぶ人もいる。甲殻類には、それだけ人の心を熱狂させる魅力があるのは間違いないが【うぶか】をオープンさせた10年前のことを、店主の加藤さんはこう振り返る。「とにかく僕が蟹と海老が大好きで、自分でお店を始めるならその二本柱でいくとずっと決めていました。専門性の高さは武器になるけれど、リスクにもなり得るとアドバイスをくださった方もいて、それでも自分が好きな食材とどこまで向き合っていけるか挑戦してみたかったんです。蟹は国内だけでも800種が生息していると言われていて、海老も昔から日本人になじみが深い。自分にとって、こんなに深掘りしがいのある食材はほかにはないと思いました」。来る日も来る日も甲殻類と向き合う日々。甲殻類は食べ手が“格闘”する食材というイメージを持つ人も多いが【うぶか】では、加藤さんが厨房で朝早くから海老や蟹の“攻略法”をじっくりと練っている。加藤さんが日本酒に夢中になったのは、そんな「好きになったらとことん一途」という性格もあってのこと。そんな生まれもっての“性分”と親交の深い四谷【鎮守の森】(現在閉店)の店主との出会いが「日本酒をもっと知りたい」という思いに拍車をかけた。「同じお酒でも温度がわずかでも違うとガラリと味が変わることに驚きました。そのまま飲んで美味しいお酒もあれば、お燗にすることでびっくりするくらい味がふくらむお酒もある。温度帯によって風味がまったく変わるのは出汁と同じと気づいたときには日本酒にすっかり魅了されていました。海老も、たとえば、牡丹海老は1~2日寝かせることで旨みを引き出すのですが、車海老は活きたのを1時間以内に捌かないと風味がどんどん落ちていくんです。料理も日本酒も、経験を重ねると見えてくることがあるのは似ていると思います」と加藤さん。「当たり前とされてきたことがずっと変わらずにいいということはたぶんなくて、もっと別の方法はあるんじゃないかな、と考えてしまうのは自分の性分なのだと思います(笑)。カニを茹でるのも、普通は2~30分かけるところを僕は大体10分くらい。そんなに短時間でいいの? と聞かれることもありますが、高温短時間で茹でると味の締まりが違ってくると気付いたときがあって。日本酒も固定観念にとらわれない造り手の方が増えてきて、その多様性が新しい日本酒のファンを生んでいると思うんです。僕は香りも料理、だと思っているのであまり香りの主張が強いタイプより、味に透明感があって、旨みや酸味のバランスがいいお酒に惹かれます。この料理に合わせるなら、ちょっと温度を変えてみようとか、試行錯誤しながら料理と日本酒のベストな相性を見つけたいです」。1.『縞海老 葡萄酢のジュレ』 × 「風の森 愛山 807」「新鮮なうちに殻からはずし、塩をして2日寝かせた縞海老に巨峰やピオーネ、デラウェアなどを合わせたひと皿。甲州ぶどうのワインビネガーで作ったジュレを添えているので、フルーティでさわやかな酸味を感じるお酒と相性がいいと思っていたのですが「風の森 愛山 807」は、余韻の重なりかたもイメージ通りでした。心地の良い発泡感のなかにとてもきれいな果実の風味があり、鼻を抜ける香りは、ジューシィな葡萄そのもの。キレのよさも魅力で、寝かせたことによって引き出した縞海老の甘みを上品に引きたててくれます」(加藤さん)2. 『酔っぱらい海老』 × 「手取川 純米大吟醸 古酒 梅舞花 -1996-」「中華料理では紹興酒漬けにする酔っぱらい海老を日本酒でアレンジ。「今錦」の特別純米生原酒に半日漬けた牡丹海老に、20年かけて熟成させた手取川の古酒、「手取川 純米大吟醸 古酒 梅舞花 -1996-」を合わせると、豊かな旨みと甘やかな香りが口いっぱいに広がります。熟成酒と聞くとどっしりした味をイメージしがちですが、このお酒は単体で飲んでもはっとするほど美しく、透明感のある味わい。卵を抱いたメスの牡丹海老はプリッとした食感と甘みの強さが特徴。豊かな旨みと楚々としたキレのよさを兼ね備えた「手取川」と「今錦」。牡丹海老の相性の良さは格別です」(加藤さん)3. 『花咲ガニ 椀物』 × 「鄙願 大吟醸」「漁獲量が少ないことから幻とも言われる花咲ガニは、繊細な旨みを楽しんでいただきたいので、羅臼昆布と鮪節からとった一番出汁でお椀に。香りが立ちすぎず、それでいてふくよさかのあるお酒を合わせたいと思ったときに真っ先に「鄙願 大吟醸」が思い浮かびました。味に丸みがありながらほどよく酸がのっていて、お酒単体で飲んでもしみじみと美味しい。ずっと飲んでいたいと思う心地よさがあります。鮮度のよい花咲ガニは身がシャキシャキと小気味がよく、咀嚼するたびに口の中に柔らかい旨みが広がるのですが、出汁と蟹の旨みにやさしく寄り添ってくれるようなお酒だと思います」(加藤さん)4. 『ズワイガニ 焼き茄子 万願寺唐辛子』 × 「満寿泉 R-KIMOTO 純米大吟醸」「シャンパンに使用される酵母を使った「満寿泉 R-KIMOTO 純米大吟醸」は、単体で飲むと果実のようなフルーティさと喉にダイレクトに伝わるキレがあります。キンキンに冷やしてグラスで飲むのももちろん美味しいですが、焼物に合わせるに合わせるなら、あえてのぬる燗も面白いかもと思い、45度くらいの上燗にしてみたら大正解でした。燗冷ましの段階で温度が下がることによってキレ感が落ち着いて味に丸みが出るので、焼いたズワイガニの香ばしさや甘みがいっそう膨らみます」(加藤さん)5. 『車海老味噌フライ』 × 「今錦 年輪 純米大吟醸」「コースで通年お出ししている車海老味噌フライに合わせるお酒は、同じ銘柄の温度を変えてお出ししています。尾の部分は15度前後、味噌の部分は80度くらいまでお燗につけて、60度前後まで温度が下がったタイミングで召し上がっていただきます。海老フライは食べる部分によって香ばしさであったり、身のぷりっとした食感や甘みだったり、海老味噌の濃厚な旨みだったり、さまざまな“味”があるので、お酒も温度を変えてみたらどうだろと思ってお客様にお出ししたらとても喜んでいただけて。「今錦 年輪 純米大吟醸」は柔らかな旨みがあり、キレがいいので揚げ物にも素晴らしくよく合います。温度が下がる段階で飲むと出汁のような風味がじんわりと感じられて、味噌の味がより濃厚に。まずは尾のほうから、味噌が出てきたらお燗でというふうに楽しんでいただけたら嬉しいです」(加藤さん)「お燗にするならしっかりと骨格のあるお酒、冷や常温ならすっきりと透明感のあるお酒、と基本的な選びのポイントはありますが、実際にいろいろと飲み比べてみると意外な発見があるのも日本酒のおもしろさであり、魅力だと思います。甲殻類を専門にあつかう店として、海老や蟹特有の風味に寄り添う組み合わせや、温度によって味の印象が変わる日本酒のデリケートさと柔軟性を感じていただけるようなペアリングをお客様にお届けしていきたいです」うぶか【エリア】四谷【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】15000円【アクセス】四谷三丁目駅 徒歩3分日本酒情報サイト「Sakenomy」では、「日本酒×料理」のフードペアリング情報を随時発信しております。その他にも、酒蔵おすすめの逸品おつまみや、酒蔵がSakenomyだけに教えてくれたおすすめの飲食店情報など、"食好き日本酒好き"の方必見の情報満載です!
2022年02月25日祇園四条【日月房旦】祇園四条【京都祇園「天ぷら八坂圓堂」】宇治【京料理寿司竹林本店】祇園四条【DODICI】祇園四条【祇園おくむら】祇園四条【日月房旦】町家を改装した風情ある個室で、日本料理を満喫京都らしい風情が薫るプライベート空間で、食事を楽しめる個室祇園四条駅に近い観光地にありながら、まるでタイムスリップしたような歴史を感じる京町家で、和食が楽しめる【日月房旦】。都会の喧騒を忘れるくつろぎの空間で、和食の枠にとらわれない独創的な料理が味わえます。デートや接待には個室がオススメ。大人の雰囲気漂うオシャレなプライベート空間で、会話も弾みます。海老のプリッとした食感がたまらない『手づくりXO醤伊勢海老の陶板焼き』(コース料理より)和食の基本を大切に守りながら、枠にとらわれない、独自の世界観を大事にした料理が魅力。その代表が『手づくりXO醤伊勢海老の陶板焼き』です。滋賀県産の野菜・唐辛子に瀬戸内の干し海老を使用し、店主手づくりのXO醤で味付けした逸品。陶板で、目の前で焼いて仕上げてくれるパフォーマンスも必見です。日月房旦【エリア】祇園【ジャンル】和食【ランチ平均予算】4000円【ディナー平均予算】18000円【アクセス】祇園四条駅 徒歩10分祇園四条【京都祇園「天ぷら八坂圓堂」】伝統ある祇園の情緒が漂う個室で、京風天ぷらに舌鼓庭を臨む椅子席の座敷や掘りごたつ式の和風カウンター席、お茶室など、趣の異なる個室がそろっています祗園四条駅から徒歩圏内、五重塔を望む八坂通りに佇む【京都祇園「天ぷら八坂圓堂」】。明治にお茶屋として創業した歴史ある建物で、打ち水された石畳の路地を通り店内に入ると、外の喧騒を忘れるくつろぎの時間が過ごせます。少人数から予約できる個室がそろっていて、デートや接待などいろいろなシーンにオススメです。圓堂名代変わり揚げ『うに磯辺・かき磯辺・白子ポン酢』四季を彩る京野菜、明石や若狭の旬の魚介、奥琵琶湖に注ぐ清流の川魚などを、熟練の板前が手際よく揚げていく、その絶妙のタイミングは感動的です。お酒も、厳選されたワインやシャンパーニュ、冷酒、焼酎など、希少な銘柄のものも含めて豊富にそろっているので、揚げたての天ぷらに合わせて楽しめます。京都祇園「天ぷら八坂圓堂」【エリア】祇園【ジャンル】和食【ランチ平均予算】7000円【ディナー平均予算】15000円【アクセス】祇園四条駅 徒歩10分宇治【京料理寿司竹林本店】四季折々の京懐石を、落ち着いたプライベート個室で楽しむプライベートな場面にピッタリ、細やかな心配りがうれしいテーブル席の個室宇治駅から歩いて行ける【京料理寿司竹林本店】は、四季折々の食材を使った京懐石や寿司が味わえるお店です。デートや接待など、プライベートな場面にピッタリの少人数の個室は、和の上品な趣が漂う、くつろぎ空間。テーブル席からの目線を計算した部屋のレイアウトなど、すみずみに細やかな心配りが施されています。脂がのった産卵前の鯖を使った『鯖姿寿司』選りすぐりの旬の素材による京懐石や、「鱧」や「フグ」をメインにした鍋料理など、目と舌を楽しませてくれる料理が勢ぞろい。お酒も、京都伏見の地酒や、パープルクイーンを漬け込んだ自家製梅酒など、このお店でしか味わえないものが豊富にそろっていて、料理とのマリアージュが楽しめます。京料理寿司竹林本店【エリア】宇治【ジャンル】和食【ランチ平均予算】3000円【ディナー平均予算】8000円【アクセス】宇治駅 徒歩12分祇園四条【DODICI】ラグジュアリーレストランの個室で楽しむ、極上のイタリアン大切な接待やデートにピッタリの個室は、洗練されたプライベート空間京都市役所前駅すぐのイタリア料理店【DODICI】。店名は、イタリア語で「12」を意味する言葉で、1年の12か月、その時々の季節の食材をたっぷり使った料理が堪能できます。ダークネイビーの絨毯が敷き詰められた洗練された雰囲気の個室があり、日常を忘れてゆったりくつろいで極上のイタリアンが楽しめます。12か月それぞれの旬の食材を味わえる『季節のコース料理前菜』(コース料理より)「日本の食材をしっかり使うことも大切な使命」と、無農薬野菜や亀岡市の京鴨など、上質なこだわり食材を取り入れたイタリアンが特長です。大根に、大葉ソースで和えた帆立や大根のピクルスとキャビアなどをのせた『季節のコース料理前菜』も、食材本来の味わいを引き出した一皿。ワインとの相性も抜群です。DODICI【エリア】四条河原町周辺/寺町【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】8000円【ディナー平均予算】17000円【アクセス】京都市役所前駅 徒歩2分祇園四条【祇園おくむら】京都の風情が薫る個室で、京懐石風フランス料理を堪能優雅な時間を大切な人と分かち合える、祇園の気品漂う個室祇園四条に近い抜群のロケーションにあり、懐石仕立てのフランス料理を味わうことができる【祇園おくむら】。祇園らしい高級感漂う店内に入ると、そこは都会の喧騒を忘れるほどゆっくりと時間が流れるくつろぎの空間。特に、少人数から予約できる個室は、周りを気にせずに会話が楽しめ、デートや接待にオススメです。旬素材の新鮮な味を楽しめる『オマール海老とゴボウのブランマンジェサクランボとアンディーブのサラダ』(コース料理より)四季折々の自然の恵みを取り入れた食材や京野菜を使用。日本料理の伝統と大胆な発想をエッセンスとした京懐石風フランス料理を満喫できます。旬の素材を活かしたコース料理は、味はもちろん、目にも華やかな逸品が勢ぞろい。ゆっくりくつろいで季節を感じながら、和と洋が織りなす至福の料理を楽しめます。祇園おくむら【エリア】祇園【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】7000円【ディナー平均予算】18000円【アクセス】祇園四条駅 徒歩5分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2022年02月24日イタリア郷土料理専門店の“揚げピッツァ”とは?!いま日本では、「マリトッツォ」や「カンノーリ」など空前のイタリアンスイーツブームが到来。それに伴い、イタリア料理のネクストトレンドとして、この「パンツェロッティ」にも注目が集まっています。見た目が似ている「カルツォーネ」は窯で焼くのに対し、「パンツェロッティ」は油で揚げているのが特徴「パンツェロッティ」とは、パン生地でトマトやモッツァレッラチーズなどを包み、半月形に成形して油で揚げた“揚げピッツァ”のこと。日本ではまだあまり馴染みがないかもしれませんが、イタリアでは家庭料理として愛されています。そんな「パンツェロッティ」の専門店が東京・松濤にある【パンツェロッテリア】。本格的なイタリア料理に加え、30種類を超える「パンツェロッティ」が楽しめます。神泉駅から徒歩5分ほど。「パンツェロッティ」のほかにも、厳選素材とオーガニックな調味料を使った素材の味と風味を引き出すイタリアやフランスの家庭・田舎料理が楽しめますでは、さっそくお取り寄せした「パンツェロッティ」をご紹介します『パンツェロッティ』8種9個セットパンツェロッティ8種とマルゲリータが入った『パンツェロッティ』8種9個セット6,500円(税込み、送料別)、冷凍発送今回お取り寄せしたのは、【パンツェロッテリア】の全オリジナルレシピ8種に定番のマルゲリータが2つ入ったお得な『パンツェロッティ』8種9個セット。1つ1つのサイズも大きくて、お得感がすごい!!“揚げピッツァ”なのでてっきり油であげなきゃならないと思っていたのですが、電子レンジとオーブントーストターの調理のみでOKなので、とってもお手軽!!『ナスのマルゲリータ』(2個入り)シチリア島の伝統的なレシピで作られた具材に、自家製トマトソースやフレッシュモッツァレラチーズ、素揚げをしたナスを使用『チキンと野菜のゴルゴンゾーラチーズソース』国産鶏肉に蒸したニンジンとブロッコリーを加え、クリームソースとゴルゴンゾーラチーズを和えた『チキンと野菜のゴルゴンゾーラチーズソース』『クアットロフォッルマッジ』ペンネとフレッシュモッツァレラチーズ、ゴルゴンゾーラチーズ、ゴーダチーズ、レッドチェダーチーズの4種のチーズを贅沢に使用『ポークヒレと野菜のイチヂクソース』ローズマリーを絡めてソテーしたポークヒレ肉を、にんじん、きのこ、レッドチェダーチーズと包んで揚げた一品 付属のイチジクソースをかけていただきます『エビと野菜のチャウダーソース』自家製の野菜チャウダーソースにエビとブロッコリーを和えたクリーミーな味わいほかにも、『チキンと玉葱のクリームソース』や『青花椒のマルゲリータ』、『チキンと野菜のイチジクソース』も入ってこの価格はとってもお得ですよね。「【パンツェロッテリア】では、たとえ通販であってもオーダーが入ってからピッツァ生地を一つ一つ丁寧に延ばし調理し揚げており、窯で焼いたピッツアでは表現できないサクサク感とモチモチ感を味わって頂けます」と西シェフ。電子レンジとトースターで温めるだけで、揚げたてサクサク食感の『パンツェロッティ』が食べられるなんて嬉しい限り!こんな時だからこそ、パーティー気分で楽しめる『パンツェロッティ』をぜひお取り寄せしてみてください!8種9個セットのほかにも、3種セットなどいろんなパターンのセットがあるのでチェックしてみてください。お取り寄せサイト「ヒトサラ CHEF’S MALL」世界で活躍する日本のトップシェフがつくるグルメやスイーツをはじめ、全国の知られざる逸品やその土地ならではの味などを「お取り寄せ」できるECサイト。「食」をより楽しくするバラエティ豊かな商品をご紹介しています。
2022年02月18日【sio】|レストランが本気でつくった、炊きたてご飯と銀鮭の「朝定食」【Hotel’s】|耳までおいしいキューバサンドやクロックムッシュなど3つのモーニングレストランが本気でつくった炊きたてご飯と銀鮭の「朝定食」代々木上原【sio】「朝からディナー体験を」をコンセプトに、朝専用のコース料理を提供してきた【sio】。2022年に入り、Twitterで「sio流お米の炊き方」を投稿したところ、8000RT、6万いいね!を超える反響があったことから、その反響に応えるべく、炊きたてのご飯をおいしく食べることに特化した「朝定食」をスタートすることに。『sioの朝定食』『sioの朝定食』ご飯食べ放題、銀鮭の塩焼き、豚汁、小鉢4種類、ふりかけ「かほる」 2,500円※2月18日(金) 8時から提供開始“sio流お米の炊き方”と同じ方法で炊いたおいしいごはん皮目はパリパリ、中はしっとりジューシーに焼いた銀鮭炊きたてご飯をおいしく食べるために、皮はパリパリ、中はしっとりジューシーに焼き上げた銀鮭や、具材一つ一つにこだわった豚汁、和歌山県産「山利のしらす」、「菜の花のお浸し」、「ひじき煮」、「お漬物」など小鉢も充実。さらに、恵比寿【食彩かどた】のおかかふりかけ「かほる」も用意。キューバサンドやクロックムッシュなど、3種のモーニングを提供表参道【Hotel’s】2021年10月にオープンした【Hotel’s】では、ホテルにおける朝食メニューの定番であるフレンチトーストをさらにブラッシュアップし、朝限定メニューを提供します。『青山フレンチトースト』『青山フレンチトースト』にんじんのポタージュとドリンク1杯のセット 1,500円※2月8日(火)から提供開始しっかり漬け込んだフレンチトーストをキャラメリゼすることで、カリっとした食感と苦味をプラス。いちごの酸味に、カナダケベック州のシタデールシロップで上品な香りと甘味を加えた贅沢な一品です。『ホテルズクロックムッシュ』『ホテルズクロックムッシュ』にんじんのポタージュとドリンク1杯のセット1,500円※2月8日(火)から提供開始優しい甘味のホテルズフレンチトーストをベースに、ローストハムとチェダーチーズを乗せたクロックムッシュ。 “ふつうのマヨネーズ”の穏やかな酸味に、アクセントとして荒めのブラックペッパーやマルドンクリスタルソルト、パルミジャーノチーズをプラスすることでやみつきの味わいに。『青山フレンチトースト』と『ホテルズクロックムッシュ』を両方とも食べられるお得なセット(2,000円)もあります『シェフのキューバサンド』『シェフのキューバサンド』にんじんのポタージュとドリンク1杯のセット1,650円※2月17日(木) 8時から提供開始さらにもう1品。「昔からキューバサンドがやりたかった」という鳥羽シェフの願いを叶えた『シェフのキューバサンド』。しっとりとした食感の具材と、「家事問屋」のホットパンでカリカリに焼き上げた耳とのバランス感が絶妙!中に入っているマスタードやピクルスなどの酸味のバランスも【sio】らしい。【sio】のイズムである、「5味+1」(=甘味、酸味、旨味、塩味、苦味+辛味、食感、香り)が味わえるホットサンドです。【Hotel’s】モーニングのセットにつくにんじんのポタージュ。くるみのオイルでニンジンの皮を表現。まるでかぼちゃのような甘さでした「我々のようなレストランのシェフが、皆が楽しめるカジュアルな料理にこそ力を入れる時代が、もう来てます!」「#朝ディナー」の次は、2,000円前後で気軽に朝食が楽しめるという、星付きレストランの中でも常に先を走り続ける鳥羽シェフだからこその取り組み。そんな【sio】と【Hotel’s】による想いを込めたおいしい朝食、「#ハレごはん」は、2022年2月8日(金)8時から順次提供開始です!sio【エリア】代々木上原【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】9000円【ディナー平均予算】20000円【アクセス】代々木上原駅 徒歩2分Hotel’s【エリア】表参道/青山【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】4,000円 ~ 4,999円【ディナー平均予算】15,000円 ~ 19,999円
2022年02月17日京都人気イタリアンの味を自宅で楽しむ京都の人気観光地である祇園エリアから少し外れた京都・岡崎エリア。美しい景観が楽しめ、平安神宮にもほど近い閑静な住宅街に【cenci】はあります。オーナーシェフの坂本さんが手掛けるのは、シンプルながらも素材のポテンシャルを最大限に引き出した料理の数々。イタリア料理の世界観やおいしさの方程式をもちつつ、自身の故郷・京都を反映させたオリジナリティあふれる料理をつくりあげています。「天井を高くしたい」とスタッフ総出で地下を掘り起こし、半地下フロアに。天井が高く、地下にあるのに開放感あふれる空間に今回お取り寄せしたのは、普段は自宅でつくる機会の少ないリゾット。お米の硬さなどが上手く再現できるか不安でしたが、“お鍋1つで調理が完結”とのことから、リゾットを選びました。『ハーブ香るサルシッチャと蓮根、原木椎茸のリゾット』(1食入り)1,980円具材とお米はそれぞれ冷凍で届きました。レンジでチン、ではなく、お鍋にお水を加えて煮立たせます。リゾットで使用しているお米「カルナローリ米」は、自宅でおいしく仕上がるように特殊な処理をしているそう調理をして驚いたのが、具材の大きさ!お店で使っている食材をそのまま使用しているそうで、中に入っているのは、芦屋「METZGEREI KUSUDA」へ特注した広島県「梶谷農園」のハーブ香るサルシッチャ、茨城県「武井れんこん農園」の蓮根、鳥取県産原木椎茸、それに宮城県のお米クリエイター・佐藤氏によるイタリア品種の「カルナローリ米」と、こだわりの素材を使用しています。完成!それぞれの具材の質、味わい、大きさのすべてが素晴らしく、噛みしめるたびに様々な食材の味が顔を出します見てください、サルシッチャの大きさを!噛むたびにハーブの香りが鼻を抜けます。美味!!食材の個性が際立つ、味わい深いリゾット。お鍋1つで調理が完結するという手軽さも、自宅で調理をする際には嬉しい限りですよね。そんなレストランのクオリティが気軽に楽しめる逸品をぜひみなさんも試してみてください。【cenci】のお取り寄せは、パスタソースも充実。是非チェックしてみてください。『アマトリチャーナソース』1食入り 1,980円(パスタは別売り)。芦屋「METZGEREI KUSUDA」の香り高いベーコンと、じっくりと煮詰めたトマトの濃密な味わいを楽しめるパスタソース『ボロネーゼソース』1食入り 1,980円(パスタは別売り)。「サカエヤ」の完全放牧野生牛「ジビーフ」や、「愛農ポーク」など厳選されたお肉をふんだんに使用。お肉は粗く大きめに挽かれているため、お肉のゴロッとした存在感を感じられます『椎茸入りカルボナーラソース』1食入り 1,980円(パスタは別売り)。たっぷりのベーコンと椎茸が香る濃厚なパスタソース。パスタソース+チーズのみの販売のため、卵は別途ご用意をお取り寄せサイト「ヒトサラ CHEF’S MALL」世界で活躍する日本のトップシェフがつくるグルメやスイーツをはじめ、全国の知られざる逸品やその土地ならではの味などを「お取り寄せ」できるECサイト。「食」をより楽しくするバラエティ豊かな商品をご紹介しています。
2022年02月10日【御料理 茅乃舎】で使用される土鍋シリーズが新発売暮らしを豊かに彩る、機能美に優れた台所道具や器などを展開福岡市内からの距離は車で40分ほど。大きな茅葺屋根のレストランで滋味豊かな和食を楽しめる【御料理 茅乃舎】は、久原本家グループが2005年に開業したレストラン。厳選した旬の食材の良さを添加物を使わずに丁寧に生かした、さまざまなコース料理を味わえます。コース料理の最後を飾り、炊きたてのごはんをさらにおいしくするごはん土鍋と、店の代名詞であるお品書き『十穀鍋』を提供している土鍋九寸。お店で使用しているこれらの土鍋がこの度「茅乃舎ノ道具」シリーズの新商品として発売になりました。「茅乃舎ノ道具」は、日本の伝統を日々の暮らしに取り入れ、その価値を伝えていくことを目的として展開。佐賀県「有田焼」窯元との共同製作による土鍋シリーズです。『【茅乃舎ノ道具】茅乃舎別誂え ごはん土鍋』商品紹介【茅乃舎ノ道具】「茅乃舎別誂え ごはん土鍋」『【茅乃舎ノ道具】茅乃舎別誂え ごはん土鍋』の特徴は、深さ。深さのある土鍋を火にかけると内部で大きな対流がおこり、ムラなくふっくら炊きあがります。吹きこぼれが少なく、内蓋いらず。沸騰とともに吹き上がるうまみ成分たっぷりの泡が無駄にならず、 拭き掃除や洗い物も減らせます。調理時間は約30分で、調理方法も簡単。炊き込みご飯にも最適でおこげも出来ます。保温性や蓄熱性、耐久性にも優れています。『【茅乃舎ノ道具】茅乃舎別誂え 土鍋九寸』商品紹介【茅乃舎ノ道具】「茅乃舎別誂え 土鍋九寸」食材にじんわりと熱を伝える『【茅乃舎ノ道具】茅乃舎別誂え 土鍋九寸』は、遠赤外線効果でうまみを上手に引き出します。通常、熱伝導がゆっくりな土鍋ですが、底が広く浅い形状のこの土鍋なら、熱を効率的に受け止めて、沸騰までの時間を短縮。焼いてよし、蒸してよしなので、土鍋の愉しみが広がります。もちろん、こちらも保温性や蓄熱性、耐久性に優れています。鍋物以外にも活用が可能軽く油をひいてステーキを焼いたり、魚と野菜を合わせて蒸し料理にしたり、すき焼きや肉じゃがなどにも最適です。高温や空焚きにも耐えられるほど丈夫な材質なので、毎日の料理にも気軽に使えます。商品名:【茅乃舎ノ道具】茅乃舎別誂え ごはん土鍋価格:19,030円(税込)サイズ:約217mm×180mm×190mm ※持ち手含む重量:約2,200g製造元:有田焼窯元 安楽窯販売チャネル:通信販売(電話・Web)発売日:2021年10月18日(月)商品名:【茅乃舎ノ道具】茅乃舎別誂え 土鍋九寸価格:28,380円(税込)サイズ:約335mm×285mm×130mm ※持ち手含む重量:2.800g製造元:有田焼窯元 安楽窯販売チャネル:通信販売(電話・Web)発売日:2021年10月18日(月)
2022年02月07日熱海の高台にある別荘地。静謐なロケーションの隠れ家的フレンチ伊東港や三島などの地元食材を中心に取り入れ、四季折々を表現料理の味が映えるワインを、専属ソムリエがチョイス熱海の高台にある別荘地。静謐なロケーションの隠れ家的フレンチ西熱海別荘地。まさに、隠れ家的なロケーションに胸が高鳴る熱海駅から車で10分ほどの場所にある西熱海別荘地。野鳥がさえずる自然豊かな立地、店内の窓から眺める相模灘と初島の景色は大きな魅力のひとつです。ここで楽しめるのは、シンプルながら手間暇かけた仕事をしっかりと落とし込んだフランス料理。伊豆の山海の幸を取り入れたフレンチは、ここでしか楽しめない、記憶に残る食体験を演出してくれます。最高のロケーションを誇るレストランは、特別感に満ちた非日常の空間西熱海別荘地にある、知る人ぞ知る一軒家レストラン【Le Proust MIURA】。店内からは海に浮かぶ初島や、四季折々の表情を見せる伊豆の自然を一望できます。食後は風が気持ち良いテラス席で、くつろぎのひとときを過ごせます。忙しい日常を忘れ、ホッと癒やされる極上のひとときをぜひ。伊東港や三島などの地元食材を中心に取り入れ、四季折々を表現地元の食材を中心に取り入れ、素材そのものの旨みを引き出すように調理している魚介類は、おもに東伊豆にある伊東港から仕入れています。野菜は三島や富士宮などの近郊にある、提携農家より仕入れるものもさまざま。届く食材の季節感、彩り、素材の旨みを引き出すよう調理し、お客様に提供しています。それでは、ここでしか味わえない逸品の中から、シェフおすすめの3品をご紹介します!『牛フィレ肉とトリュフのソース』牛フィレ肉の旨みを、芳香なソースとともに楽しむ『牛フィレ肉とトリュフのソース』こんがりと焼き目をつけ、中は低温で火を通してしっとり柔らかく仕上げた牛フィレ肉には、トリュフの芳醇な香り漂うクラシカルなソースを。付け合わせには季節の新鮮な野菜を使用し、華やかさを演出します。『サザエのベニエズッキーニとシャンピニオン エスカルゴバターソース』鮮やかな色合いに魅せられる『サザエのベニエズッキーニとシャンピニオン エスカルゴバターソース』カリカリのべニエ生地を纏ったサザエは、旨みが凝縮された食感が楽しい。エスカルゴバターでソテーした甘み溢れるズッキーニや、鮮やかな色合いのアスパラソバージュを添えることで旬を表現しています。『アカハタのポワレ』脂がのったアカハタを、2種の繊細な味わいのソースとともに噛み締める『アカハタのポワレ』皮目はパリッ、中はふわっとなるよう火を通したアカハタは、塩のみで味付け。じゃがいもやアンチョビを使用した甘みと鋭角な塩味を持つピューレ、バジルを使ったソースがアカハタの濃厚な旨みを引き立てます。料理の味が映えるワインを、専属ソムリエがチョイス専属ソムリエおすすめの多彩なワイン70種類がそろう専属ソムリエこだわりのワインを70種類ほどオンリスト。産地はこだわらず、シェフがつくる料理が際立つよう厳選。ペアリングコースも用意し、多彩なワイングラスでソムリエおすすめのワインが楽しめます。シンプルながら手間暇かけた仕事をしっかりと落とし込んだフランス料理は、彩り豊かなキャリアをもつオーナーシェフの三浦賢也の心意気そのもの。豊かな伊豆の山海の幸をふんだんに取り入れたフレンチは、ここでしか楽しめない記憶に残る食体験を色鮮やかに演出してくれるでしょう。料理人プロフィール:三浦賢也さん1973年、北海道伊達市生まれ。高校時代に料理人を志し、大阪あべの辻調理師専門学校へ。卒業後、札幌にあるイタリアンレストランで修業した後、23歳で上京。フレンチ【ラ・ロシェル】にて坂井宏行氏に師事。その後【ひらまつ】に入社し、本場フランスでの修業やひらまつグループでの料理長を経て、2020年、熱海に【Le Proust MIURA】を開業。「いかにお客様の喜びや笑顔に繋げられるか」を日々模索しながら料理と向き合う。LeProustMIURA【エリア】熱海【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】6000円【ディナー平均予算】20000円※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2022年02月07日神楽坂の路地にひっそりと佇む星付きの日本料理店たゆまないの探求心が同店ならではの味を生み出す料理のきらめきを引き立てる名わき役神楽坂の路地にひっそりと佇む星付きの日本料理店東京・神楽坂を見守る毘沙門天善国寺の裏手にひっそりと佇む、黒塀に囲まれた日本料理店。丁寧に打ち水が施された石畳を奥へすすんで引き戸を開けると、一転して美しい白木に覆われた空間が出現し、その凛とした雰囲気に心が動かされます。黒塀に囲まれたお店に一歩入れば、美しい石畳がお出迎えカウンター席では、料理人の手さばきを視覚で楽しみつつ、食材の魅力を聴覚で堪能。五感を使って食事を楽しむことができます。ここで供されるのは、季節の恵みの活かし方を知り尽くす主人・石川秀樹さんによる『おまかせコース』。「餅は餅屋。その道の専門家にまかせるのが一番」という考えのもと、食材は石川さんが修業時代から付き合ってきた「亀本商店」の番頭さん他、信頼する仲買の方々から仕入れています。凛とした雰囲気が漂うカウンター席「日本の食材を使いながらも、よそとはひと味違う料理を目指しています」という石川さん。創意工夫を常に念頭に置き、新たな味覚の探求に挑んでいます。そして旬の食材を使い、さらにその上を、深く、そして奥へと追求し、研ぎ、磨き続ける、そうして【石かわ】の料理は完成していきます。たゆまない探求心が同店ならではの味を生み出す厳選素材ならではの美味しさを引き出したお料理は、華美すぎず飾らない上品な見た目に仕上げられています。旬の食材の輪郭がくっきりと際立ち、日本の四季の素晴らしさを力強く語りかけます。赤ナマコのほどよい歯応えと、このわたの旨みを堪能中皿の一例。穏やかな潮流に育まれた長崎県大村湾産の赤ナマコの上に、瀬戸内海産のこのわた。さらにその上には、鰹と昆布のだし、酢、柚子でつくったゼリーを。爽やかな風味が、ナマコの旨みを引き立てます。赤ナマコの独特の風味と旨味を存分に上質なふぐと料理人の確かな技術が見事に融合『おまかせコース』の中皿の一例。手前は大分県産のふぐの白子の塩焼き。奥は、生のふぐ、菊菜、青じそ、ふぐねぎで和えた一品。特製のおろし酢で爽やかに、ふぐと香菜の相性のよさを堪能できます。石川さんの手さばきがふぐの美味しさを引き出す新感覚の〆の一品『牛しゃぶご飯』〆のご飯ものの一例。釜炊きのご飯の上に薄切りにした黒毛和牛の生のサーロインを敷き詰めた『牛しゃぶご飯』。ざっくりと混ぜ合わせると余熱で牛肉に熱が入り、旨みが溶け出すので、甘みが出てから味わいます。釜炊きご飯の熱で黒毛和牛をしゃぶしゃぶする料理のきらめきを引き立てる名わき役【石かわ】の料理を引き立てる器は、店主の石川さんがギャラリーに足を運んでセレクト。フランス製のアンティーク、大正時代のガラス皿、古染付、現代作家の作品など、さまざまなテイストを揃えます。料理を引き立てる多彩な器たちお料理とマッチする日本酒や焼酎、ワインも豊富なので、ここでしか味わえない贅沢なマリアージュも愉しめます。カウンター席のほか、お店の奥には4つの完全個室が。洗練された空間は、利用シーンを問わずプライベートな時間を過ごすのに最適です。料理人プロフィール:石川秀樹さん1965年生まれ。新潟県出身。20歳で上京して料理の世界に入り、乃木坂【神谷】などで修業した後に独立。師弟関係にあった小泉瑚佑慈氏らに支えられ、2003年に【石かわ】をオープンする。その後、2008年には【虎白】、2009年には【蓮】を開業。また、2017年には【RESTAURANT NANPEIDAI】、2020年には【波濤】【NK】【愚直に】、2021年には【jinen.】帝国ホテルとの提携店【帝国ホテル 寅黒】を立て続けに開業し、石かわグループをまとめ上げている。神楽坂石かわ【エリア】神楽坂【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】50000円【アクセス】飯田橋駅 徒歩7分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2022年02月02日天井が高く開放感あふれる、オシャレな店内イタリア郷土料理のスピリッツを感じる、独創的な料理料理の食材もワインも、シェフのこだわりで厳選天井が高く開放感あふれる、オシャレな店内大切な商談や、家族の集いにオススメ。周りに気がねなく過ごせる完全個室店内は、青と白が基調の爽やかな雰囲気で、天井が高く、開放的。奥にある完全個室は、接待や商談はもちろん、記念日デートなど、大切な方とゆっくり食事を楽しみたいときにピッタリです。また、子どもといっしょのときも、周りを気にすることなく、本格派イタリア料理を思う存分楽しめます。おひとり様のときも、食事やお酒を気がねなく楽しめるバーカウンター入り口にあるスタイリッシュなバーカウンターは、仕事帰りやお買い物のあとに、ワインと料理を一皿楽しんで帰る、というカジュアルな利用もできて便利。また、デートで隣り合わせで会話を楽しみたいときや、ひとりでゆっくり食事をしたいけれど、ダイニングだと落ち着かない、というときにもオススメです。イタリア郷土料理のスピリッツを感じる、独創的な料理シェフがイタリアで学んだ郷土料理をベースに、日本の志高い生産者の食材を活かしてつくる、独創的な料理が人気です。本格派イタリアンの味はもちろん、丁寧なサービスも人気。おいしい料理が日常の疲れを忘れさせてくれます。オリジナリティあふれる多彩なメニューのなかから、オススメの3つをご紹介します。『トリュフのグラタン ピエモンテ風』食べると幸せな気分になる、絶品スペシャリテ『トリュフのグラタン ピエモンテ風』シェフ自慢のスペシャリテ『トリュフのグラタン ピエモンテ風』は、厳選された素材のおいしさを実感できる人気メニュー。卵とパルミジャーノレッジャーノ、ベシャメルを層にして焼き上げ、トリュフをたっぷり加えた贅沢な逸品。とろりと半熟になった卵黄とソースにチーズが溶け合い、トリュフの香りが広がります。『夏鹿のラグーナポレターナパッパルデッレ』ナポリの伝統料理をアレンジした爽やかな味『夏鹿のラグーナポレターナパッパルデッレ』ナポリの郷土料理「ラグー」はボロネーゼと違い、大きめの肉でつくるのがポイント。さっぱりとした壱岐の夏鹿を使用し、たっぷりのハーブで仕上げた爽やかな味わいです。パスタは歯応えがよい手打ちのパッパルデッレを使用。ワインとの相性もいいので、グラスを傾けて会話を楽しみながら、ゆっくり味わいたい料理です。『鹿児島産黒毛和牛の炭火焼きロメスコソース』炭火で焼き上げた贅沢な旨みを堪能『鹿児島産黒毛和牛の炭火焼きロメスコソース』15歳の黒毛和牛のランイチを、ガリッと炭火で焼き上げた逸品。周りをしっかり焼くことで、年齢を重ねた牛肉の旨み、熟成した香りがより際立っています。ロメスコソースと、甘みを引きだすように焼いた野菜がアクセント。炭火焼きならではのインパクトある味わいと、高級肉のとろけるようなやわらかさを満喫できます。料理の食材もワインも、シェフのこだわりで厳選肉や野菜などの食材は、信頼できる、顔の見える生産者から仕入れたものを使用シェフのモットーは、なるべく顔の見える生産者からの食材を料理に使うこと。理由はおいしさはもちろん、安心を提供できるからです。牛肉は滋賀の精肉店「サカエヤ」から8歳以上の黒毛和牛を仕入れています。どの料理も、厳選された新鮮な食材の味を活かしたおいしさを堪能できます。料理に合うイタリアワインが豊富。ハーフでオーダーできるのもうれしい魅力料理にはイタリアワインがオススメ。シェフのこだわりで厳選したおいしいワインが豊富にそろっています。グラスワインは700円から。ソアヴェやブルネッロ・ディ・モンタルチーノなどのワインも、ハーフで頼めます。ソムリエにその日の料理に合わせるワインを相談して、はじめての銘柄にトライするのも楽しみの一つです。本格派イタリアンならではの奥深い味と、おもてなしの心が行き届いたサービスが魅力の【laBrianza(ラ・ブリアンツァ)】。デートや接待、家族のお祝いなど、さまざまなシーンで訪れたい一軒です。洗練された雰囲気の店内で、おいしい料理を味わうひとときは、大切な人との距離をより近づけてくれるはずです。料理人プロフィール:奥野義幸さん1972年、和歌山県生まれ。米国の大学で経営学を学び、卒業後2年間会社員を経て料理業界へ。都内のイタリア料理店に勤めたのち、渡伊。リグーリア州をはじめ、イタリア全州で学び帰国。2003年【リストランテ ラ・ブリアンツァ】をオープン。2016年六本木ヒルズに【ラ・ブリアンツァ】として移転。現在5店舗を経営。食品プロデュースや料理講師など活動は多岐にわたる。2021年末に米国でのレストラン運営も開始。laBrianza【エリア】六本木【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】3000円【ディナー平均予算】9000円【アクセス】六本木駅 徒歩7分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2022年02月01日ヒトサラ「ベストシェフ&レストラン」とはヒトサラは、プロの料理人がオススメのお店を紹介する人気コンテンツ「シェフがオススメするお店」の中から「ベストシェフ&レストラン」として“精彩を放ったシェフとレストラン”を毎年発表してきました。今年もプロの料理人たちによるアンケート投票を実施し、副賞を設け、シェフたちが選んだ100店舗・100人の料理人を発表します。「サステナブルシェフ&レストラン賞」を新設飲食業界だけでなく、「サステナブル」「エシカル」といったキーワードの重要性が高まっている状況を鑑みて、2021-2022年版は新たに「サステナブルシェフ& レストラン賞」を設けました。「ベストシェフ&レストラン」選出方法飲食業界のトレンドなどを加味したうえで、「シェフがオススメするお店」に寄せられた推薦数を基に、ノミネート店(約400店)を選出ヒトサラ加盟店の料理人にアンケートを実施し、ノミネート店の中から推薦したいお店を部門ごとに募集。アンケートの集計結果を基に、受賞店100店・100名を決定ベストシェフ&レストラン 2021-2022「副賞」料理人たちから多くの評価を集めた料理人、合計100店・100名を発表します。中でも、各部門で多く票を集めたシェフたちには「副賞」を贈呈します。①「サステナブルシェフ&レストラン賞」未来の“食”を守るために、フードロスや海洋資源の問題など、食の課題に先駆けて挑み、その発信や活動、取り組みが同業シェフから支持された6人のシェフに贈呈します。②「U-35シェフ賞」受賞100名の中でも「注目の若手」として、料理人たちからその名が挙がったシェフに贈呈します。ヒトサラ編集部による「特別賞」メインとなるシェフたちによる選出とは別に、ヒトサラ編集部からも3つの「特別賞」を贈呈します。①「ヒトサラ編集長 特別賞」2021年の飲食業界を鑑みて、ヒトサラ編集長・小西克博がもっとも注目したシェフとレストランに贈られる特別賞。②「ヒトサラMAGAZINE 特別賞」新たな食の楽しみ方を提案するニュースメディア“ヒトサラMAGAZINE”内でご紹介した記事の中から、反響のあったお店や記事を選出する特別賞。③「ヒトサラ公式SNS 特別賞」ヒトサラ公式のFacebook、Twitter、Instagramの投稿の中から、各SNSで多くの反響があった投稿を選出する特別賞。今までにない価値観「ニューノーマル」がスタンダードになった2021-2022年。飲食業界でもサステナブルやSDGsなどの考え方がより浸透し、新たな価値観をもったお店が多く生まれています。2021年はあまりお店に行けなかった方も、2022年に行きたいお店をぜひ見つけてみてはいかがでしょうか。
2022年01月23日パリ・ミシュラン一つ星獲得店の『チーズケーキ』自宅でおいしいチーズケーキが食べたい!そんなときは、福岡にある【レストランソラ】の『チーズケーキ』がオススメです。こちらは、フランス・パリで一つ星を獲得した吉武シェフのお店で、2018年12月に拠点を日本・福岡へ。そんな吉武シェフが手掛けるチーズケーキが自宅で楽しめるのです!おしゃれなライトグレーのボックス入り。ビビットカラーのバンドがアクセントパッケージがとてもハイセンス。自分へのご褒美もいいですが、大切な方への贈り物にもピッタリの一品です。『チーズケーキ(1個入り)』1,944円(税込)+送料。冷凍発送口に入れると、ふわっと軽いのにしっとりとした舌ざわり。芳醇な香りのマダガスカル産バニラを使用しているので、バニラの香りが鼻を抜け、なんとも心地よい。なんと、Salt&Pepperのサブレ付き!サブレの塩っけが加わり、あまじょっぱい味わいに。お酒が飲みたくなりますそのまま食べるのもいいですが、同封のSalt&Pepperサブレにつければ、あまじょっぱい味わいに。スイーツとしても、お酒のお供にも、どちらでも楽しめます。ぜひ、お取り寄せして星付き店の味を堪能してみてください。お取り寄せサイト「ヒトサラ CHEF’S MALL」世界で活躍する日本のトップシェフがつくるグルメやスイーツをはじめ、全国の知られざる逸品やその土地ならではの味などを「お取り寄せ」できるECサイト。「食」をより楽しくするバラエティ豊かな商品をご紹介しています。
2022年01月09日「ヒトサラ CHEF‘S MALL」では、世界で活躍する日本のトップシェフがつくるお取り寄せグルメやスイーツをはじめ、全国の知られざる逸品やその土地ならではの味など、「食」をより楽しくするバラエティ豊かな商品をラインナップしています。注文殺到の「あの名店の人気メニュー」もあります!【Wakiya一笑美茶樓】の『辣香担々麺(1食入り)』どんな味わいなのか気になる……「名店がつくるカレー」【モルソー】秋元さくら監修『国産牛すじ赤ワインカレー』(5個入り)大切な記念日に取り寄せたい「星付き店のコースセット」【リストランテホンダ】の『オウチランテHONDAセット』(2名様分)「どうやって作ればいいの」を解決!つくり方のポイントも丁寧に解説していますさっそく売り切れ商品が出るなど、注目度も高い「ヒトサラ CHEF‘S MALL(シェフズモール)」。今後はさらに多くの商品をラインナップ予定です。ぜひ、チェックして、自宅でおいしい食事を楽しんでください!↓「ヒトサラ CHEF‘S MALL」公式サイトはこちら↓
2021年12月09日この記事を書いた編集部員緑のまぶしいこぢんまりとしたアプローチから非日常がはじまります小田原駅へ到着したら、東海道本線へ乗り換えて「根府川駅」を下車。相模湾の美しい水平線を横目に、送迎車で7分ほど向かった先に、その名の通り凛と佇む【凛門】。「生まれ変わったような私と出会う」をコンセプトに、人間の免疫力に着目。最新科学の寝具による良質な睡眠や、ルフロ湯治による基礎体温の改善、心にも栄養にもバランスの取れた食事で、ゲストの健康をデザインする、あたらしいリトリートホテルです。ダイニングからの眺めに、すでに心が奪われます【凛門】では、施設全体でエシカルな取り組みを行なっており、野菜の端材を一切捨てずにだしを取ったり、コンポストを使用して廃棄物を肥料に変えたりと、フードロスやゼロウェイストに取り組んでいます。料理長を務めるのは松本淳さん。和食を中心に研鑽を積み、【コンラッド東京】や【伊勢アマネム】を経て、40歳でここ【凛門】の料理長に就任しました。天気のいい日はテラスで美しい景色をたっぷり味わうのも幸せですランチやディナーは食事のみの予約が可能ですが、今回いただいた朝食は宿泊者のみ楽しむことができます。2泊目以降の献立はなく、ゲストのリクエストに応えたお料理を出されるというので驚きます。ランチは8,470円、アフタヌーンティーは4,840円、ディナーは18,150円で、宿泊は81,819円(1室1~2名)からプランが用意されています。目覚めの一杯は時期によって2種類から選ぶことができますこちらは温州みかんを使用した『みかんジュース』朝食は目覚めの一杯からはじまります。江之浦には柑橘農家がたくさんあり、無農薬でつくられた柑橘類が1年中採れる豊かな土地です。『酵素レモンスカッシュ』も地元のレモンを使用し、発酵を生かした昆布茶と合わせて、奥行きのある爽やかな味わいが楽しめます。自然そのままの甘みや苦味、微炭酸もちょうど良く、発酵による酸味まで心地いい一杯です。小田原の温州みかんを使用した『みかんジュース』は香り高く、上品な甘みが身体にゆっくりと沁みこんでいくようです。こちらの『地野菜のサラダ』も無農薬でつくられたもの。「小田原は相模湾に面していながらも野菜が強い」と松本さんは言います。それぞれ農法が違うことで味わいも少しずつ異なるそう。今回はからし菜、赤水菜、レタス、サニーレタス、キュウリ、ミニトマト、紫大根を自家製の昆布ドレッシングでいただきましたが、それぞれの野菜の味が濃厚で、畑がそのまま食卓にやってきたような感覚にさせられます。昆布ドレッシングはふくよかな香りと甘み、そして何より旨みが強く印象に残りました。「しっかり食べてほしい」という松本さんの想いがつまったお膳そして美しいメインのお膳が運ばれてきました。出来立てのご飯とお味噌汁、そしてたくさんのおかず。日常では力を抜いてしまいがちな朝の食卓が遠のくような彩り豊かな一汁三菜のお膳は、ゲストが新しい一日を、生まれ変わったように過ごす第一歩であるように感じます。メインのおかずは左奥の3つのお皿で、左が『水菜とえのきの煮浸し』。中央は香ばしい香りをたずさえた『地養鶏の炭火焼きとなすの味噌煮』。右側は『おから』で、レッドキドニービーンズ、生きくらげ、ひよこ豆、百合根、絹さやが入っていて、さまざまな味わいに胸が躍ります。お膳右奥がこちらの『足柄豆腐の南禅寺蒸し』。だしは足柄の湧き水でとっていて、この湧き水は旨みが出やすく、すっきりとした味わいに仕上がります。表面にぷつりとスプーンをいれて、そのやさしいだしの旨みを堪能します。大粒の「いのちの壱」。お米そのものが光を放っているようですお米は完全無農薬で、可能な限りシンプルに育てられた小田原市産の「いのちの壱」です。通常のお米より1.5~2倍程度の大きな粒が特徴で、濃厚な甘みやふくよかな香りが他とは一線を画します。3つの器が乗った土台を持ち上げると……お料理が隠れていました「実はこの下にも…」と現れた新たなお料理。素敵な演出に思わず歓声を上げてしまいます。『かぼちゃの煮物』はかぼちゃの煮物をすりつぶしてカスタードクリームや豆乳と合わせていて、ヴィーガンの方でもおいしく食べられる一品。地元の柑橘が器になっているのも粋です。ほかにも柚子胡椒で楽しむ『自家製の塩辛』や、頭まで食べられる『ヤマトカマスの炭火焼き』など、五感で楽しめるお料理がたくさん並びます。【凛門】さんのお料理はすべて自家製で、松本さんの強い想いが感じられます。卵料理は目玉焼き、だし巻き玉子、オムレツから選ぶことができるのが嬉しいです。使用している卵は、相模原の平飼い卵。だし巻き卵はみずみずしく、口の中でぷりっと弾ける食感がなんとも幸せです。美しいフォルムから心が弾むオムレツ。ゆっくりと箸をいれ、ふわっとした感触を確かめながら口へ運びます。卵が固まるギリギリの火入れの妙で、なめらかに溶けていく贅沢な味わいに心酔します。おいしいのはもちろん、美しくて栄養満点の一膳ではじまる一日を「朝も夜も変わらず、アミノ酸やビタミンなど栄養面を考えた献立をつくっています。その中でも朝食にこだわる理由は、大切な一日のはじまりだから。」と松本さん。季節によって料理は変わりますが、ご飯とお味噌汁で必須アミノ酸をすべて摂取する、というスタイルは変わらないそう。「料理長になり原点回帰し、自分の頭で考えてつくる料理は本当に楽しい」と、家に帰らず料理の研究をしている日もあるほど、心から楽しんで料理と向き合っている姿が印象的でした。栄養バランスに優れた新しい料理と出会い、細胞から生まれ変わるような体験ができる【凛門】で、あなたも新しい一日をはじめてみては。凛門【エリア】小田原/南足柄【ジャンル】和食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】20,001円~30,000円【アクセス】根府川駅
2021年12月07日広東料理の真髄、それは受け継がれてきた調理技術16歳のときに、料理人の道に入り、以来62年広東料理一筋の譚彦彬シェフ。戦時中に生まれ、戦後復興期、バブル景気、リーマンショック、コロナ禍と、激動の時代を料理人として生きてきました。【赤坂璃宮】をつくり、25年という節目を迎えた今、ずっと変わらないのは、「本場に負けない広東料理をつくりたい」という思いだと振り返ります。「オープン当時は、本場そのものの料理を出しても、お客様に受け入れていただけないこともありました。そこで、日本人の方にも喜んでもらえるように、四季折々の日本食材を取り入れ、自分なりに”うまい”と思う食材を組み合わせて、創意工夫を重ねてオリジナルの料理もたくさん作りました。そうした料理を、”これは、広東料理じゃないよ”って言う人もいたけれど、私は、こうした料理も正真正銘の広東料理だと胸を張れます。そもそも、料理というものは日々進化するもの。どんなジャンルでもその時代のシェフたちが創意工夫を凝らして積み上げて作られていくものですから」と話してくれました。【赤坂璃宮 銀座店】店内広東料理とは何か。その質問を自分なりに突き詰め、辿り着いた答えは、広東料理独特の調理技法にその真髄があるということでした。日本の食材を使ったり、組み合わせる食材や調味料は独自で編み出したものだけれど、基本の調理技法は頑なに守る。それが譚流なのです。「大きな鍋で一気に香りをたたせて炒めたり、蒸しあげたり、乾貨を伝統的な手法で戻して味を出したりという独自の技法があります。味の要となるスープなども本場同様に手間をかけてつくります。そうした広東料理の基本は崩しません」ここで少し、広東料理の調理技術の幅広さをご紹介しましょう。まず、はずせないのが「炒(チャオ)」。読んで字のごとく炒め物ですが、炒を制すれば一人前。そう言われるほど、最も重きを置かれる技術です。しかも、この「炒」も一筋縄ではいかないのです。「油泡」「清炒」「炒」「煎」「爆」など、炎の扱い方、炒め方が違う技術が多数存在。一瞬の火の入り具合の見極め方を会得するのはなかなか難しいといいます。『広東名菜 赤坂璃宮 譚彦彬の味』より。ハタの炒め物は「油泡」で「油泡」は、副菜などは加えず主となる食材のみ優しく炒める手法。「清炒」は野菜や魚介などをシンプルに塩で炒めること。さらに「煎」は、少量の油で食材の両面を炒り焼きにすることを言い、太刀魚などの魚、牛肉など厚みのある食材を焼く際に用いることが多い技法です。広東料理の味のベースとなるスープ「湯」も、「頂湯」「上湯」「二湯」「例湯」と、実にさまざまな種類があります。「頂湯」は、広東料理でも最上級のスープのこと。あらかじめとっておいた上湯に、豚肉と丸鶏、金華ハムを加え、6時間蒸籠で蒸した黄金のスープです。一方、「二湯」は上湯をとった残りのガラに、豚スネ肉、丸鶏などを加えて6時間ほど炊いた、炒め物からカジュアルなスープにまで幅広く使う万能調味料的なスープ。「例湯」は、食材を水から煮込み、その食材の旨みと味わいでスープにするレストランの日替わりスープを指します。また、スープは、広東料理の華である乾貨を代表するフカヒレなどにも使われます。戻したフカヒレにじっくりと時間をかけてスープの旨み吸わせて味を凝縮した味わいは、広東料理ならではの美味です。『広東名菜 赤坂璃宮 譚彦彬の味』より、『フカヒレの煮込み』。黄金色に輝く太い繊維質の魚翅を麺の如く味わうのが、広東料理ならではほかにも、「蒸(蒸す)」「炸(揚げる)」「白灼(湯引き)」「拌(和え物)」など、さまざまな調理法がありますが、それは、『広東名菜赤坂璃宮譚彦彬』をぜひご覧ください。中国料理の技法の幅広さに触れられると共に、それぞれの調理法にプロならではの丁寧な下拵えと、それぞれの調理のコツ・技法がレシピとして掲載されています。さて、最後に譚さんが、特別に家庭でも比較的に簡単にできる炒め物1品を本から紹介してくれました。この、『豚バラ肉とネギ生姜の炒め物』は「爆」と呼ばれる炒め方で調理します。「爆」は、強火で瞬時に炒める調理法のこと。素材の食感や持ち味を損なわぬよう、強火でスピーディに炒めてください。そして、炒める前の下味をつける行程など、手順を省かずに、丁寧につくることが、プロの味に近づく秘訣です。赤坂璃宮人気の一品!『豚バラ肉とネギ生姜の炒め物』『豚バラ肉とネギ生姜の炒め物』。家で作る場合は、何度も挑戦して、炒め方を研究してみよう材料材料(3人分)豚バラ肉(3cmの短冊切り)250gしょうがスライス6枚長ネギ(3cm 幅に切る)12切れ[豚肉の下味用A]溶き卵大さじ1醤油小さじ1胡椒 少々片栗粉 少々ピーナッツ油 大さじ2[合わせ調味料B]二湯(なければ水)大さじ1醤油 大さじ1/2砂糖 小さじ1/3コショウ少々片栗粉少々ピーナッツ油大さじ2塩漬け生胡椒小さじ1紹興酒 大さじ1ゴマ油小さじ1作り方1. 豚バラ肉はボウルに入れ、A のピーナッツ油以外の材料を加えてもみ込み、下味をつける。次にA のピーナッツ油を回し入れてさらに混ぜる。2. 180℃に熱した揚げ油で、ショウガをさっと揚げる。続けて1 も、八分通り火が入るように油通しする。ザルにあけ、余分な油を切る。3. B をよく混ぜておく。4. よく熱した鍋にピーナッツ油を入れ、長ネギを焼く。色づいたら2 のショウガと塩漬け生胡椒を炒めて香りをたたせ、2 の豚バラ肉を加える。5. 紹興酒を入れてさっと炒め合わせ、3 を加えて炒め、仕上げにゴマ油を振り入れる。赤坂璃宮銀座店【エリア】銀座【ジャンル】広東・香港料理【ランチ平均予算】3000円【ディナー平均予算】12000円【アクセス】銀座駅 徒歩3分『広東名菜 赤坂璃宮譚彦彬の味』詳細料理人人生60年を超えてもなお、進化し続けている譚彦彬氏、集大成の一冊。譚氏は広東料理の第一人者であり、数々の名作料理を生み出してきました。氏が総料理長を務める「赤坂璃宮」は今年10月、25周年を迎え、それを記念する本書では、半生を振り返る自伝を掲載。調理技法別に構成され、美しく迫力ある料理写真とともに料理レシピ85品を掲載しています。『広東名菜 赤坂璃宮譚彦彬の味』6,930円/世界文化社刊
2021年12月05日日本橋【たいめいけん】富ヶ谷【関口亭】銀座【銀座古川】新富【448LIBERMENT】赤坂【西洋御料理東洋軒】日本橋【たいめいけん】初代の味と料理への思いが生き続ける、昔ながらの洋食メニュー昭和初期を思わせるレトロな雰囲気は、伝統の洋食を楽しむのにピッタリ東京メトロ「三越前駅」から徒歩1分。老舗洋食店【たいめいけん】は、昭和6年の創業以来、親子3代で日本の洋食を牽引してきました。赤煉瓦が印象的な店先では、3代目シェフの等身大パネルがお出迎え。ブラウンと白を組み合わせたレトロモダンな店内に足を踏み入れると、まるで昭和にタイムスリップしたようです。長時間煮込んで旨みを凝縮させた『ビーフシチュー』2,780円戦後貧しい時代の日本人に向け、心を込めてつくられた洋食。そんなルーツを持つ【たいめいけん】の料理はどれもおいしく、多くのファンから愛され続けています。オススメの『ビーフシチュー』は、1週間も煮込んで丁寧につくられる逸品。濃厚でコク深いデミグラスソースとやわらかなバラ肉に、思わず笑顔がこぼれます。たいめいけん【エリア】三越前【ジャンル】洋食【ランチ平均予算】1500円【ディナー平均予算】2000円【アクセス】三越前駅 徒歩1分富ヶ谷【関口亭】家庭でつくれる洋食を、一味違ったおいしさで提供する“街の洋食屋さん”アットホームで温かみのある店内は、笑顔が絶えないくつろぎの空間東京メトロ「代々木公園駅」から徒歩1分の【関口亭】は、おいしい料理と憩いを求めて人々が集う老舗洋食店。フレンチや中華、和食といった、さまざまなジャンルで経験を積んだシェフが、日本人の口に合う洋食を振る舞います。「赤白のギンガムチェック」のテーブルクロスは、昔ながらの洋食屋さんのイメージでオシャレ。和風とデミグラスから好みのソースを選べる人気メニュー『ハンバーグステーキ』2,100円先代が確立した「和洋が調和する独自の洋食」を、日本の文化として浸透させるために挑戦し続ける【関口亭】。日本人向けの洋食として味噌や醤油を隠し味に使い、口に入れたときの安心感がゲストを笑顔にします。ふんわりと大きめの『ハンバーグステーキ』は、看板メニューの一つ。ご飯や味噌汁と一緒にいただきましょう。関口亭【エリア】新宿南口/代々木【ジャンル】洋食【ランチ平均予算】1000円【ディナー平均予算】3000円【アクセス】代々木公園駅 徒歩1分銀座【銀座古川】一流の修業経験からうまれた最高級の洋食を、銀座で味わうという贅沢大人がくつろぐのにふさわしい、落ち着いた雰囲気のインテリア洋食の名店【銀座古川】は、東京メトロ各線「銀座駅」より徒歩1分の場所にあるカレーとシチューの専門店。創業者同様に帝国ホテルで修業を重ねたその息子が、2代目として父親の味を守り続けています。白と黒を基調としたシックな店内を、優しい光の照明やアーティスティックな絵画が居心地の良い空間に演出。2本の直立した海老フライが印象的な『海老フライとドライピラフ クリームカレー添え』2,700円上質な素材を使って丁寧につくり込まれた料理は、定番メニューであっても【銀座古川】クオリティの特別な味に仕上がります。『海老フライとドライピラフ クリームカレー添え』の斬新な盛り付けは必見。36種のスパイスを使ったカレーが添えられ、2通りの味を楽しめます。水の代わりにアイスティーが提供されるのも魅力。銀座古川【エリア】銀座【ジャンル】洋食【ランチ平均予算】1800円【ディナー平均予算】3000円【アクセス】銀座駅 徒歩1分新富【448LIBERMENT】本場で培ったフレンチの技が活きる「懐かしくて新しい洋食」ウッディーでリラックスできる雰囲気の中、肩肘張らずに本格料理に舌鼓東京メトロ「新富町駅」から徒歩3分の【448LIBERMENT】は、洋食の定番メニューや素朴なフランス料理を味わえるお店。「自由に」を意味する店名「LIBERMENT」には、「食べたいものをつくる」という思いが込められています。木の温もりが溢れる店内で、気軽に一流の味を楽しめるのはうれしいですね。寄せ木細工の箱に入った付け合わせがオシャレな『ビーフカレー』1,200円本格料理から懐かしさを感じる家庭料理まで、幅広く取り揃った【448LIBERMENT】のメニュー。「懐かしい」「再構築」「自由気まま」の3つのコンセプトごとに展開されているので、好みや気分にピッタリの一品を選べます。自家製のコンソメスープで煮込んだ『ビーフカレー』は、深いコクがたまらない逸品です。448LIBERMENT【エリア】八丁堀【ジャンル】洋食【ランチ平均予算】1200円【ディナー平均予算】4000円【アクセス】新富町駅 徒歩3分赤坂【西洋御料理東洋軒】“天皇の料理番”を筆頭に名だたる料理長を次々と輩出した、洋食の名店シンプルなデザインのメインダイニングは、天井が高く開放感が心地良い牛鍋屋【今福】を愛した歴代の閣僚にすすめられ、その隣に洋食店として明治30年に開業したのが【東洋軒】の始まりです。現在は移転して、三重県に本店、東京メトロ「赤坂見附駅」から徒歩1分の元赤坂に【西洋御料理東洋軒】があります。店内はモノトーンでまとめられ、ゆっくりくつろげる落ち着いた雰囲気です。A5ランク松阪牛と黒豚を絶妙にブレンドした『メンチカツ』受け継いだ伝統を大切にしつつ、時代とともに進化を続ける【東洋軒】の料理。厳選食材を使って、常に最高級の洋食を提供しています。中でもとりわけ松阪牛を使った料理が豊富に取り揃っていて、パン粉や揚げ油にまでこだわった『メンチカツ』は自慢の逸品。ソムリエが選んだワインと一緒に楽しんでみてはいかがでしょう。西洋御料理東洋軒【エリア】赤坂【ジャンル】洋食【ランチ平均予算】6000円【ディナー平均予算】15000円【アクセス】赤坂見附駅 徒歩1分
2021年12月04日中洲川端【鉄板焼き美都樹】赤坂【喜水亭和樂大名店】中洲川端【博多割烹かじ本店】天神【もつ鍋こうづき今泉店】西鉄福岡天神【Dining&Bar Milk Tea】中洲川端【鉄板焼き美都樹】中洲の夜景が楽しめる個室で、贅沢素材の鉄板焼を満喫夜景とやわらかな照明が、エレガントな雰囲気を演出する個室西中洲リバーサイドにある【鉄板焼き美都樹】は、中洲の海を眺めながら、上質素材の鉄板焼きをリーズナブルな価格で味わえるお店です。特に個室は、オシャレな雰囲気の中でゆったりくつろぎながら、ロマンティックな夜景と食事が楽しめると人気。デートはもちろん接待など、大切な人をもてなす席にピッタリです。奥深い味と、とろけるような食感に魅了される『みちのく和牛ヒレコース100g』13,000円九州では、珍しいオリエン酸を多く含む青森県産みちのく和牛A4等級以上の雌肉をコースのメインステーキで味わえます。納得感のいく価格と高いクオリティが人気。お誕生日や記念日には、記念写真やプレートなど、大切な人の笑顔を引き出すサポートをしてくれるのもうれしい魅力です。鉄板焼き美都樹【エリア】西中洲/春吉【ジャンル】鉄板焼き【ランチ平均予算】5000円【ディナー平均予算】9000円【アクセス】中洲川端駅 徒歩3分赤坂【喜水亭和樂大名店】ゆったりくつろげる個室で味わう、高級素材の海鮮料理木のあたたかいイメージを基調にした個室。心が和み、会話も弾みます赤坂駅から近い【喜水亭和樂大名店】は、鮮度の高い食材にこだわり、博多の台所・長浜鮮魚市場をはじめ産地直送の魚介による海鮮料理が味わえるお店。開放感のある明るい店内の席はすべて個室です。少人数の部屋から40名まで入れる部屋も揃っているので、デートや接待、宴会まで、いろいろなシーンで使えます。その日届けられた鮮魚からさらに厳選した『刺身盛り合わせ(一人前~)』1,800円~県内でも数少ない魚市場直送認定店。呼子直送『活イカ』や、長崎産『赤むつ・活サバ・活カワハギ』など、旬の高級食材をふんだんに使った料理が楽しめます。人気があるのが『刺身盛り合わせ』。季節の旬素材をまるで絵画のように盛り付けた華やかな一皿が、楽しい席をさらに彩り豊かに演出してくれます。喜水亭和樂大名店【エリア】大名【ジャンル】海鮮料理【ランチ平均予算】5000円【ディナー平均予算】5000円【アクセス】赤坂駅 徒歩5分中洲川端【博多割烹かじ本店】名割烹の和情緒香る個室で、とれたて鮮魚を堪能上品な和の趣きに包まれて、日常を忘れてくつろげる個室中州川端駅 徒歩7分 、夏ならイカの活け造りやオコゼ。冬ならふぐ鍋にアラの造りなど、新鮮な季節の魚介が味わえる人気割烹【博多割烹かじ本店】。カウンターやテーブル席はもちろん、少人数でも予約できる、和で統一された上品な個室もあります。周りを気にせずにゆっくり会話を楽しみたいデートや接待にピッタリです。好みや予算に応じてオーダーできる『お刺身盛り合わせ』テープル席やカウンターでは、鮮魚の泳ぐ生け簀を眺めながら食事を楽しめるのも魅力。注文後にさばいてくれるメニューもあります。ぜひ食べていただきたいのが、オコゼを入れたり、伊勢海老を入れたりと、予算やお好みに応じてつくってくれる『お刺身盛り合わせ』。来店者のほとんどが注文するという人気メニューです。博多割烹かじ本店【エリア】中洲【ジャンル】海鮮料理【ランチ平均予算】1400円【ディナー平均予算】12000円【アクセス】中州川端駅 徒歩5分天神【もつ鍋こうづき今泉店】窓の景色が美しい開放感ある個室で、もつ鍋を楽しむ窓の景色が美しい、和モダンでクラシックな店内福岡(天神)駅を降りてすぐ、極上のスープが評判の【もつ鍋こうづき今泉店】。店内は、もつ鍋店のイメージをくつがえす、和モダンでオシャレな雰囲気。窓からの美しい景色が楽しめるシックな個室、開放感あるガラス張りのエリア席、窓際のソファー席など、さまざまな席があり、接待やデートにピッタリのお店です。素材の味を楽しめる、女性に人気No.1の『あごだし塩』1,485円良質で鮮度がいい和牛のもつ、九州の契約農家から毎日直送される新鮮な野菜、選び抜いた白味噌や赤味噌を絶妙な配合でブレンド。スープにはすっきりとした旨みがある「あごだし」を使用しています。極上のスープで煮込んでいく上質な黒毛和牛のもつは、より旨みが増し、何杯でも食べられます。もつ鍋こうづき今泉店【エリア】今泉【ジャンル】もつ鍋【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】4000円【アクセス】福岡(天神)駅 徒歩2分西鉄福岡天神【Dining&Bar Milk Tea】ダイニングレストランのオシャレな個室で楽しむ、創作料理高級感のあふれる装飾に包まれた個室は、大切な方との距離を縮めるプライベート空間西鉄福岡天神駅からほど近い【Dining Bar Milk Tea】は、ラグジュアリーな空間で、おいしい料理と特別なひとときを過ごせるお店です。個室、テーブル、カウンターと、3つのエリアに分かれていて、接待やデートには、高級感漂うエレガントな個室がオススメ。大切な方とくつろぎながら、会話も弾みます。こだわりのデミグラスソースの味は格別『ふわとろチーズオムライス』780円料理は、コースとアラカルトがあります。どのメニューも素材そのものの味を楽しめるよう調理方法が工夫されています。『ふわとろチーズオムライス』もその一つ。卵のふわふわ感を理想のものにするために、1年以上試行錯誤を重ねたメニュー。こだわりのデミグラスソースとのハーモニーが楽しめます。Dining&Bar Milk Tea【エリア】今泉【ジャンル】ダイニングバー【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】3000円【アクセス】西鉄福岡駅 徒歩5分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2021年12月03日カウンタースタイルの劇場型レストランが一躍注目を浴び、ジャンルを超えてもてはやされている昨今、また一つ、ラグジュアリーなカウンターチャイニーズが誕生した。この10月4日にオープンしたばかりの【西麻布 香宮】がそれ。あの【シノワ】の篠原裕幸シェフを輩出しした名店といえば、あゝと思い当たるフーディも多いことだろう。以前の星旗通りから、外苑西通りの笄公園そばに移転。それを機に、店内もオープンキッチンのカウンタースタイルとなり、メニューもコースのみと一新。ベテランシェフを新たに招き、全く違う店に生まれ変わった。アフリカンチークの一枚板も見事なカウンターは、席と席の間隔もゆったりとした贅沢な設え。厨房との間に空間があり、ここで有島料理長が出来立ての料理をすぐさまサーブする。扉を開け、エントランスを抜けると、まず目に入るのは、堂々たるオープンキッチンのカウンター席。長さ7mに及ぶ一枚板の、アフリカンチークでできたカウンターが存在感を放つ店内は、いわば空間全体がシェフズテーブル。8席全てから、活気みなぎる厨房を目の当たりにすることができ、臨場感もたっぷりだ。軽快に鍋を振る音、ゴォーと燃え上がる炎と共に立ち込める芳ばしい香り等々、シズル感あふれるシチュエーションもご馳走の一つだろう。そして、厨房を任されたのは経験豊富な有島一郎料理長。京王プラザホテル【南園】を皮切りに、ホテル畑で修業を積み、ザ・ペニンシュラホテル東京【ヘイフンテラス】の副料理長を経て、マンダリン オリエンタル東京【センス】では料理長に就任。ミシュラン一つ星を獲得した実力派だ。「【香宮】は、私の料理人人生40年の集大成ともいうべき店でもあり、(自分が)今まで経験したことのないオープンキッチンスタイルにしてみたんですが、これが楽しい。お客様の反応がダイレクトに伝わってきますから。現在は、お客様の目の前で鍋を振り、出きたての料理を私自身が直接お渡ししています。」と笑顔を見せるのは、有島シェフ。有島浩昭料理長。59歳。ザ・ペニンシュラホテル東京やマンダリン オリエンタル東京など、名だたるホテルのチャイニーズで活躍してきた手練れ。パリで腕を振るった経験もある。そのベテランシェフの脇を、しっかり固める若手スタッフの面々も頼もしい。フレンチで言えばスーシェフに当たる二番鍋は【楽記】出身の榎本和裕さん。一方、前菜と焼き物担当はペニンシュラ時代から有島シェフに師事してきた石井聡さんの両名。加えて、デザートは、銀座の老舗パティスリー【ピエスモンテ】出身のパティシェ露木 昭さんが意匠を凝らすという充実ぷりだ。スタッフの見事なチームワークから生まれる料理は、1コース10皿で構成。“一帆風順”(物事が順調にいく)、“ニ龍騰飛”(龍のように飛躍する)など、中国のお正月に良く用いられる賀詞を引用したメニューのネーミングもユニーク。縁起を担ぎたいお祝いの席や絶対に成功させたい接待の席にはピッタリだろう。『黒鮑・葱 山椒ソース・キャビア』千葉房総産の黒鮑を蒸してぶつ切り。口にした時のむっちりとしたおいしさは、厚みのあるカットなればこそ。たっぷりトッピングしたキャビアも気分を盛り上げる。さて、コースに並ぶは、揚げパイなどの点心から焼味、清蒸魚といった伝統的な広東料理の数々。だが、軸足は広東をべースにしながらも、トリュフやキャビアを所々にあしらい、和洋のエッセンスをプラス。黒鮑や松茸など旬の素材を巧みに取りいれ、季節感を大切にしている。それゆえ、料理内容は、時々で少しづつ変わるそうだが、年間を通して登場するのは『稀少青ザメ・プレミアム琥珀ソース』と名付けられた一皿。肉厚な青鮫のフカヒレを、【香宮】特製の上湯で仕上げた、有島シェフの自信作だ。曰く「日本では、姿煮でよく見かける吉切鮫のフカヒレがおなじみですが、香港では青鮫の方が高級品。中でも、うちでは数少ない400g前後のものを使っています。」とのこと。だが、フカヒレだけでは片落ちだろう。それに伴うスープー広東でいう極上スープの上湯の出来不出来が、味を大きく左右するからだ。【香宮】では、豚赤身肉に老鶏に加え、金華ハムを通常よりもたっぷりめに用い、8時間じっくり蒸すことで濃厚かつクリアな旨味を抽出している。ご覧の青ザメのフカヒレで約400g。これをニ湯と紹興酒を合わせたスープに入れて一度蒸し、下味をつける。この一手間が、肉厚のフカヒレの芯にまで味が染み渡るのだ。『稀少青ザメ・プレミアム琥珀ソース』は、コースの半ばに登場。琥珀色の上湯は、調味料は隠し味に加えるごく少量のグラニューのみ。金華ハムの塩分と肉の旨味のみから生まれる深みが素晴らしい。一本一本の繊維が太く、黄金色に輝くフカヒレはまさに“金糸”と呼ぶにふさわしい存在感。琥珀色のソースを纏ったそれを口にすれば、ザクリと歯が入る食感も美味。と同時に、その繊維の隙間からじわりと滲み出る旨味のエキスが秀逸。味わうほどに、淡麗でいながら深みある上湯の滋味がじわじわと味蕾を潤していく。思わず無口になり、溜息をつく瞬間だ。『廣東名物・仔鳩のクリスピー丸揚げ』は、焼き物専門の石井シェフの担当。レア気味に仕上げた鳩は、鉄分の旨味豊か。コースは、28000円(税込み・サ別)。一方、廣東名物の仔鳩のクリスピー揚げも【香宮】流にアレンジ。通常は滷水で火を完全に入れるところを、ここでは、煮込まずに沸騰した滷水に入れて火を止め、そのまま余熱で火を通している。フレンチのようにややレア気味に仕上げた仔鳩は、肉本来の風味を感じさせる。他にも、秋トリュフと共にクレープで巻いた北京ダックや和牛サーロインの塩竈焼きetc.次々と繰り出される機知に飛んだ料理の流れも見事。パティシェ特製のデザートまで舌と目を飽きさせない。食後、デザートの後に出される小菓子。手前から『シナモンの香りのフランボワーズのマカロン』、『紫芋のタピオカ蒸し団子』『紹興酒レーズンのバタークリームサンド』。アルコールの方も、もちろん潤沢に揃う。おすすめは、料理に合わせ、シャンパーニュから始まるペアリングを用意。途中、日本酒や紹興酒、古酒を挟みつつ、シチリアのデザートワインまで10種類程度がお目見え。華やかな気分を盛り上げてくれそうだ。坪庭のような植栽を臨む落ち着いたラウンジ。一部目のゲストは、食後のデザートと小菓子はこちらで楽しむ演出も心憎い配慮。「ゆっくりして頂いて、小腹が減ったら炒飯でもなんでもリクエストにお応えしますよ。」とは有島料理長。
2021年12月02日六本木【鮨六式】人形町【喜寿司】中目黒【鮨おにかい】西新宿【鮨青海新宿】新宿【鮨みや川】六本木【鮨六式(すしろくしき)】六本木の中心地に佇む看板のない店喧噪を忘れさせてくれる、隠れ家的なくつろぎの空間地下鉄六本木駅または六本木一丁目駅から徒歩5分のところにある【鮨六式】。魚介は店主自ら毎朝足を運ぶ豊洲市場と、北海道や青森、鹿児島など産地直送のルートで買い付けをしています。店内には一枚板のカウンター席と趣の異なる3つの個室を完備。お一人様はもちろん、接待やデートでも気軽にご利用いただけます。漬け・炙りの工程を経て完成される『ノドグロにぎり』※おまかせコース14,300円(税込)握りやつまみ、お酒や器にまでこだわりが光る【鮨六式】。シャリに使うお米は、新潟の中でも特に旨みと甘味が強い南魚沼産「コシヒカリ」。粘り気が出ないよう水加減を極限まで抑えて炊き上げ、赤酢と合わせた後も「シャリ切り」の技術で一気に仕立てます。ネタは漬けや炙りなどの工夫を施し、魚介の持つ旨みを最大限に引き出しています。鮨六式【エリア】六本木【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】6600円【ディナー平均予算】14300円【アクセス】六本木一丁目駅 徒歩5分人形町【喜寿司(きずし)】伝統の仕事が生み出す、本格的江戸前寿司に舌鼓築60余年の趣ある店で、伝統の寿司を味わう風流なひととき地下鉄人形町駅から徒歩2分のところにある【喜寿司】は、大正12年から続く、江戸前寿司の伝統を守り続ける名店です。ネタは岩手県山田湾や青森県岩崎漁港のマグロ、鹿児島のアジ、淡路島のマコガレイなど国産と天然物にこだわり、その時期最良の逸品だけを仕入れています。伝統的な江戸前寿司を味わってみたい方に特にオススメです。シャリとネタの間に「おぼろ」を挟む『才巻海老』。美しい形に職人技が光ります※おまかせにぎり11種類11,000円(税込)柔らかく煮た蛤やアナゴ、筋を剥がしたマグロ、浅く〆られた光物など、ひと手間加えることで素材の持ち味をさらに高める江戸前寿司。シャリは米自体の甘味を引き立たせるために砂糖を使わず白酢、赤酢、塩だけを使用。『手綱巻き』や『印籠詰め』といった、今ではつくる職人がほとんどいない伝統の味も体感することができます。喜寿司【エリア】人形町/小伝馬町【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】5000円【ディナー平均予算】15000円【アクセス】人形町駅 徒歩2分中目黒【鮨おにかい】江戸前をくずした“くずし鮨”がコンセプトの店外観からは想像できないほどオシャレでモダンな店内東急東横線中目黒駅から徒歩3分のところにある【鮨おにかい】は、江戸前鮨をくずした“くずし鮨”が味わえる店。築100年の古民家をリノベーションした2階にあり、席数はカウンター10席のみ。看板が無く、一見店とはわからない隠れ家的な佇まいですが、一歩中に足を踏み入れるとモダンな空間が広がり、デートや接待に最適です。コースの一貫目に提供される、口の中でとろけるような『中トロ』※おまかせコース9,900円(税込)“くずし鮨”とは、創意工夫を凝らした創作鮨のこと。メニューは握り鮨15品と逸品料理3品からなる『おまかせコース』のみで、季節ごとに異なる味わいを堪能できます。魚の旨みを閉じ込めた『旬の鮮魚の醤油漬けスモーク』や揚げたての『海老天のり巻き』など、名店で修業を積んだ若き板長ならではの柔軟な発想が光ります。鮨おにかい【エリア】中目黒【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】12000円【アクセス】中目黒駅 徒歩3分西新宿【鮨青海新宿】旬や走りを好む“江戸っ子気質”の東京人を喜ばせる、四季折々の鮨和とモダンが調和する上質空間で、美酒佳肴に酔いしれる贅沢JR新宿駅から徒歩3分、地下鉄新宿西口駅から徒歩1分のところにある【鮨青海新宿】。旬や走りを大切にする江戸前鮨の伝統を守りながらも、斬新なメニューや美しい盛り付けが魅力の店。落ち着いた雰囲気の店内で、肩肘張らずにゆったりと食事を楽しめます。2名から8名まで利用できる完全個室も3部屋完備。大切な記念日や接待に最適です。最高級の食材を仕入れ、納得したものしか使わない徹底ぶり※おまかせ握りコース15,000円(税込)【鮨青海新宿】で楽しめるのは、看板メニューの『大トロ』や『こはだ』といった定番はもちろん、鮑やウニ、イクラなど贅沢な食材をふんだんに使った『鮑の煮物』や『茶碗蒸し』などの一品料理。店主が毎朝豊洲市場に出向きその日の鮮魚を吟味し、おいしいものを少しずつ沢山味わえるように旬の高級食材を贅沢に使っています。鮨青海新宿【エリア】西新宿【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】10000円【アクセス】新宿駅 徒歩3分新宿【鮨みや川】江戸前鮨を極めた店主がつくる丁寧かつ上品な握り装飾を極限まで抑えたモダンな温かみのある店内JR新宿駅から徒歩2分。新宿の一等地にある【鮨みや川】は、丁寧な仕事を施した季節感たっぷりの料理をコースで堪能できる店です。モダンな雰囲気の店内には、職人技を間近に見られるカウンター席とおもてなしの場としてふさわしい気品溢れる個室を完備。記念日の会食や接待、商談などに選びたい名店です。仕入れから仕込み、握りまで一切妥協することない絶品の握り※ランチ6,000円~(税込)ディナー9,800円~(税込)コース内容は、鮨と旬の食材をふんだんに使用した逸品料理。江戸前鮨一筋の大将が長年の経験で培ってきた目利きで厳選する魚介は、どれも鮮度抜群で上質なものばかり。なかでも、高級な握り鮨の数々はぜひ味わいたい逸品です。素材の良さを最大限に導き出す包丁さばきにも注目。料理にあう日本酒も数多く取り揃えています。鮨みや川【エリア】新宿三丁目【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】10000円【アクセス】新宿駅 徒歩2分
2021年12月01日日本料理【ふくい、望洋楼青山店】鮨【鮨あお】和食【和食猩々-shoujyou-青山】焼肉【日本焼肉はせ川表参道店】しゃぶしゃぶ【Suginoko青山店】日本料理【ふくい、望洋楼青山店】気分はまるでショートトリップ!東京にいながら福井の味を堪能庭園を臨むことができる窓がある個室は、大人向けのしっとりとした空間福井県の物産館「ふくい南青山291」と同じ商業施設内にあるのが【ふくい、望洋楼青山店】です。福井県から直送される食材を使用した料理を、東京にいながら味わえます。県内に建っていた古民家を解体し、移築した店内はくつろぎの空間に。一枚板のテーブルが設置された個室はプライベート感満載です。『おろし蕎麦』と『焼き鯖寿司』は、他県にはない福井独自の食文化福井県の名産『おろし蕎麦』は人気メニューの一つ。使用するのは福井から直接取り寄せている十割蕎麦。コシのある蕎麦にだいこんおろし、削り節、そして刻みねぎがたっぷり乗っており、シンプルながら蕎麦の奥深い香りを堪能できます。焼きサバを使った押し寿司『焼き鯖寿司』も一緒に食べれば、より味覚と雰囲気を楽しめます。ふくい、望洋楼青山店【エリア】表参道/青山【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】2000円【ディナー平均予算】10000円【アクセス】表参道駅 徒歩5分鮨【鮨あお】本格的な江戸前鮨と品のよい店内が織りなす至福のひとときメインカウンターとは意匠が異なる、檜の白木カウンターが品のよさを演出【鮨あお】は銀座【すきやばし次郎】で長年研鑽を積んだ店主が独立し、2020年に開いた新しいお店。本格的な江戸前鮨でグルメな人々を魅了し、あっという間に人気店に。4名が座れるプライベートカウンターを設えた個室で食事をすれば、親密かつ贅沢な時間を過ごせます。コースの一例『鮪赤身』。豊洲市場の名仲卸、フジタ水産から仕入れています昼は握りのみの『握りコース』、夜は旬のつまみと握りを堪能できる『おまかせコース』に絞って提供。江戸前鮨の華、『鮪赤身』は香り、酸味そして舌触りのバランスが整った逸品。ねっとりと濃厚な味わいに店主の丁寧な仕事を感じます。羽釜で炊き上げ、しっかりと酢を利かせたシャリとの相性も抜群!鮨あお【エリア】表参道/青山【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】25000円【ディナー平均予算】33000円【アクセス】表参道駅 徒歩2分和食【和食猩々-shoujyou-青山】四季折々の料理と落ち着いた和の空間でゲストをおもてなし木のぬくもりが伝わる落ち着いた座敷席。ほかのゲストの目が気にならないので、気兼ねなく会話を楽しめます外苑前駅から徒歩1分、賑やかな周辺とは反対に静かな佇まいを見せているのが、【和食猩々-shoujyou-青山】です。黒毛和牛、ノドグロ、イセエビなどの高級食材を使用した月替わりの会席料理でゲストをもてなします。個室は2名から利用可能というのもうれしいポイント。『のどぐろ釜炊き御飯』はコース料理の『のど黒会席』以外に単品でも提供されています幻の魚とも呼ばれる高級魚であるノドグロ。こちらのお店では干物以外にも釜めしとして味わうことができます。 『のどぐろ釜炊き御飯』は、ノドグロの脂がお米に染み込み、味わい深さを演出。身はほんのりと甘く、ふっくらとした仕上がりに。旨みが詰まった珠玉の一品です。和食猩々-shoujyou- 青山【エリア】外苑前/青山一丁目【ジャンル】和食【ランチ平均予算】1500円【ディナー平均予算】8000円【アクセス】外苑前駅 徒歩1分焼肉【日本焼肉はせ川表参道店】日本料理×焼肉という新しいスタイルを洗練された空間で楽しむ器は陶芸アーティストの内田鋼一氏、空間デザインは左官職人の久住有生氏が担当。料理だけでなく、空間でも職人技を体感できます日本料理と焼肉という組み合わせで評判を呼んでいるのが【日本焼肉はせ川表参道店】。厳選食材を使用した焼肉と料理、そしてソムリエが提案するワインを堪能することができます。店内は高級料亭を思わせる洗練された雰囲気。4~8名まで利用できる完全個室が10部屋もあるのも、人気の理由の一つです。特選黒毛和牛は焼き加減によって味が大きく異なるので、職人の腕が試されます肉は目利きによって厳選されたものを使用。鮮度、旨み、香りに優れた極上肉はシンプルに焼くだけでもごちそうに。オーソドックスな赤ワインとの組み合わせはもちろんのこと、白ワインとも楽しめる繊細さもあります。単品での注文も可能ですが、コースであれば肉とそれに合う和食料理を一度に味わうことができます。日本焼肉はせ川表参道店【エリア】表参道/青山【ジャンル】和食【ランチ平均予算】5000円【ディナー平均予算】15000円【アクセス】表参道駅 徒歩3分しゃぶしゃぶ【Suginoko青山店】オシャレな個室で食事をすれば心も会話も弾む楽しい時間に気軽に利用できる個室は、気の置けない友人との憩いの場にもなります【Suginoko青山店】は表参道駅から徒歩3分にある、しゃぶしゃぶの専門店。こだわりの食材や職人の技術を堪能することができます。京町屋を彷彿とさせる雅な空間は女性にも大人気!個室は少人数から利用可能。ディナータイムは全席個室での案内なので、ゆっくり食事を楽しめること間違いありません。豊富に揃うSuginoko青山店のコース料理を注文すれば、お店の魅力を一度に堪能できますオススメはなんといっても、しゃぶしゃぶと小料理を楽しめる豊富に揃うSuginoko青山店のコース料理です。メイン料理を黒豚しゃぶしゃぶ、黒豚しゃぶすき、黒豚せいろ蒸し、トマトチーズカレー鍋の4種類から選べるのが魅力です。それぞれまったく異なる味わいなので、何度訪れても新鮮な食体験を得られます。Suginoko青山店【エリア】表参道/青山【ジャンル】和食【ランチ平均予算】1000円【ディナー平均予算】5000円【アクセス】表参道駅 徒歩3分
2021年11月30日元町【御料理うみ】姫路【おもてなしダイニング福亭】姫路【小料理葉月】三宮【神戸牛ステーキ桜】三宮【ダイニングバーあかり】元町【御料理うみ】自由な発想のイタリアンで『柑橘香る土鍋ごはん』に感動贅沢な旬の素材を炊き上げた『柑橘香る土鍋ごはん』(コース料理より)元町の喧騒から少し離れた住宅地にあるタワーマンションの1階に佇む【御料理うみ】。日本料理とイタリア料理を融合した、自由な発想の料理が楽しめるお店です。コース料理の一品として人気があるのが『柑橘香る土鍋ごはん』。土鍋で丁寧に炊き上げられた米や旬の具材が、季節の風を運んでくれます。木を基調にしたぬくもりとやさしさを感じる、シックな店内オシャレな暖簾をくぐると、そこは日常を忘れる静かで落ち着いたプライベート空間。木を基調にしたあたたかい内装と、やわらかな照明が心を落ち着かせてくれます。大切な人のために、想いつくる愛情料理が世界一おいしい、という想いを胸につくられたお店だけあって、もてなしの心づかいをすみずみに感じるお店です。御料理うみ【エリア】三宮【ジャンル】イノベーティブ・フュージョン【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】8000円【アクセス】元町駅 徒歩5分姫路【おもてなしダイニング福亭】海鮮料理店自慢の『鯛の土鍋ごはん』を堪能ふっくらごはんに素材の旨みを含んだ『鯛の土鍋ごはん』1,540円姫路駅を出てみゆき通り商店街に近い場所にある【おもてなしダイニング福亭】は、旬の魚介を使った海鮮料理が味わえるお店。瀬戸の恵まれた環境で育った、脂がのった魚介の味は格別です。そんな瀬戸の魚の醍醐味を存分に味わえるのが『鯛の土鍋ごはん』。土鍋で炊き上げたふっくらごはんと新鮮な魚介の旨みを堪能できます。木を基調にしたぬくもりのある内装と、やさしい照明で心癒される店内【おもてなしダイニング福亭】は、創業1835年、江戸時代に「温故創新」を掲げながら伝統の酒造りを次世代に伝えてきた酒蔵『田中酒造場』の蔵元直送店。歴史ある名店の趣が店内の随所に感じられ、優雅なひとときが過ごせます。木を基調にしたぬくもりのある雰囲気に包まれて、瀬戸の味覚を思う存分味わえます。おもてなしダイニング福亭【エリア】姫路【ジャンル】居酒屋【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】5000円【アクセス】姫路駅 徒歩5分姫路【小料理葉月】創作和食店で味わう、枝豆がおいしい土鍋ごはん独特の甘みが味わい深い『丹波黒豆の枝豆紫ずきんの土鍋ごはん』一合1,800円姫路駅から徒歩圏内にある【小料理葉月】は、全国の厳選した食材を使った、四季折々の創作和食が楽しめるお店。季節感あふれるメニューがたくさんあるなかで、料理の〆によくオーダーされるのが『丹波黒豆の枝豆紫ずきんの土鍋ごはん』です。「紫ずきん」の香り高く、ほんのりとした甘みに心も和みます。木のナチュラルな質感があふれる店内、落ち着きのあるカウンター席店内は、木のナチュラルな雰囲気があふれ、くつろぎ感満点。隣同士で座り、調理風景を眺めながら食事が楽しめるカウンター席は、デートにオススメです。ゆったり座れるテーブル席は、女子会や家族の食事会などにピッタリ。いろいろなシーンで使いたいお店です。小料理葉月【エリア】姫路【ジャンル】居酒屋【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】8000円【アクセス】姫路駅 徒歩10分三宮【神戸牛ステーキ桜】ステーキコースの〆に味わう、ホクホクの土鍋ごはんホクホク、ふっくら、おいしさが違う『土鍋ごはん』2人前1,500円三宮駅から歩いてすぐの【神戸牛ステーキ桜】は、A5ランクの神戸牛を存分に味わえるお店。コースは、八寸、茶碗蒸し、『土鍋ごはん』、焼野菜など、海の幸や山の幸も豊富です。なかでも印象に残るのが、炊きたての『土鍋ごはん』。土鍋ならではのふっくら、ホクホクのごはんがメイン料理のおいしさを引き立てています。ラグジュアリーで和の趣がある店内は、全面カウンター席店内は、3つの鉄板とカウンター席から構成されていて、どの席でもシェフによるライブ感満点のもてなしを間近で堪能でき、調理の臨場感も楽しめます。また、壁面には龍や桜があしらわれ、和モダンな趣を演出。やさしい照明に包まれ、リラックスして食事が楽しめます。神戸牛ステーキ桜【エリア】三宮【ジャンル】ステーキ【ランチ平均予算】5000円【ディナー平均予算】15000円【アクセス】三ノ宮駅 徒歩5分三宮【ダイニングバーあかり】ダイニングバーでお酒といっしょに楽しむ、土鍋ごはんお酒にも合う、旬の幸を炊き込んだ『土鍋ごはん』神戸、北野坂の中心地に佇む【ダイニングバーあかり】。四季折々の食材を使った創作和食と、全国各地の地酒や焼酎など、豊富な種類のお酒が楽しめるお店です。季節ごとの旬の食材を炊き込む『土鍋ごはん』は、お酒との相性も抜群。グラスを傾けて会話を楽しみながら味わいたい一皿です。北欧の田舎を思わせるような雰囲気の店内、リラックスして食事が楽しめます神戸のオシャレスポット、北野坂の雰囲気にマッチする、洗練された店内。北欧の田舎を思わせるような雰囲気で、落ち着きがあります。ホールスタッフのきめ細やかな接客も魅力。大切な人とくつろぎながら、このお店でしか味わえない料理とお酒を楽しんでみてはいかがでしょうか。ダイニングバーあかり【エリア】三宮【ジャンル】和食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】5000円【アクセス】三ノ宮駅※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2021年11月28日落ち着いた大人の雰囲気で二人の時間を色とりどりの料理が並ぶコースは女子会にぜひ本場にいるような気分が味わえるテラス席落ち着いた大人の雰囲気で二人の時間を大阪メトロ各線「本町駅」から徒歩5分大阪メトロ各線「本町駅」から徒歩5分。オフィス街にありながら、本場バスク地方さながらのスタイリッシュな外観で迎えてくれるのが【gastroteka bimendi】です。バスク語で「gastroteka」は美食空間。話題の「チャコリ」はスペイン産ワインと合わせて楽しみながら、美食に酔いしれるひとときを過ごしてみませんか。おひとり様やデートにぴったりのカウンター席広々とした空間で、いつもの自分にご褒美を!カウンター席は、おひとり様、デートや会食にも最適です。会話を楽しみながら、おいしいお料理とワインの余韻に浸る時間は格別です。落ち着いたインテリアのテーブル席は、会食や商談など、ビジネスシーンに。季節の食材にこだわった食事と温かいおもてなしで、ゆったりとくつろぐことができます。色とりどりの料理が並ぶコースは女子会にぜひ少しずついろいろな味が楽しめるのがうれしいポイントバスク名物の『ピンチョス』をはじめ、本場スペインさながらの味に出合える一軒。記念日のデートを楽しみたい方や、気のおけない仲間との集まりにぴったりです。色とりどりの料理が並ぶコース料理は、少しずついろいろな料理を味わいたい欲張り女子にぜひ!シェフの思いが込められた味わいの中から、お店オススメのメニュー3つをご紹介します!『ピンチョス』その日の気分でセレクト。色鮮やかな見た目に気分が高まる『ピンチョス』各種バスク地方で愛されている『ピンチョス』は、日替わりで7~9種類をラインナップ。1個からオーダーできるので、いろいろな味が楽しめますよ。素材のおいしさを活かす調理法や見せ方を工夫した、シェフ自慢の一品。海老とベーコンやフォアグラの鉄板焼きがリピーターに愛されています。『ツリーに盛り込んだ前菜盛り合わせ』シェアスタイルが楽しい『ツリーに盛り込んだ前菜盛り合わせ』ツリーに見立てたアイアンスタンドに小さなピンチョスやタパスを盛り付けた、お店オリジナルの前菜盛り合わせ。5種類×2つずつ用意されているので、気の合う友だちや大切な人とシェアしてどうぞ。本場スペインさながらの味にワインが進みます。『スパイスでマリネしたスペイン産豚肩ロースの鉄板焼き』お酒のお供にぴったり!『スパイスでマリネしたスペイン産豚肩ロースの鉄板焼き』本場スペインの「ピメントン」など、数種類のスパイスを調合したスパイシーな漬けダレに豚肩ロース肉をマリネ。じっくりと香ばしく焼き上げています。食べやすくカットしてあるので、ビールやワインを片手につまめるのが魅力!本場にいるような気分が味わえるテラス席明るい雰囲気のテラス席は開放感たっぷり世界中の美食家たちが集うバスク地方の料理を、大阪・本町で気軽に楽しめる【gastroteka bimendi】。外にはテラス席も完備しているので、本場にいるような気分が味わえます。本格的なお料理と話題の「チャコリ」など、スペイン産ワインと合わせるのがオススメです。お酒の余韻に浸りながら大切な人とかけがえのない時間が過ごせる、とっておきの一軒です。テーブルを囲み、みんなでシェアしながらの食事は楽しいひととき。店主の温かいおもてなしと落ち着いた雰囲気の店内は、カウンター、テーブル席から個室まで自由自在。お子様連れでも安心して過ごせると好評です。お仕事帰りにも立ち寄りやすい【gastroteka bimendi】は、オフィス街の人気店です。料理人プロフィール:髙橋 育子さん料理教室で働いていた経験から、身近な存在の料理で感動や喜びを与えられることに魅せられ、この道へ。年1回のスペイン研修で本場の味やサービスを学びながら、「おいしい」はもちろん「楽しい」食事の時間を過ごしてもらえるよう試行錯誤。より心地よい空間づくりを目指している。gastroteka bimendi【エリア】阿波座/京町堀【ジャンル】バル【ランチ平均予算】1500円【ディナー平均予算】5000円【アクセス】本町駅 徒歩5分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください
2021年11月27日ワインジャーナリスト・宮嶋勲氏による「無料オンラインワインセミナー」を開催お得に購入できる限定の「スペシャルワインセット」も発売セミナー参加方法と「スペシャルワインセット」購入の詳細ワインジャーナリスト・宮嶋勲氏による「無料オンラインワインセミナー」を開催宮嶋勲氏モンテ物産直営のオンラインショップ・ラーモイタリア主催で、講師にソムリエでワインジャーナリストの宮嶋勲氏をお迎えする、「笑って学べるワインセミナー」を2021年11月29日(月)19時30分よりオンライン会議ツールZOOMにて開催します。第3弾となる今回のトークテーマは、イタリア屈指の銘醸地ピエモンテの州都「トリノ」、歴史を物語る港町「ジェノヴァ」、文明の十字路「シチリア」について。壮大なスケールを持つイタリア三都市をギュギュっと 1時間程に収め、その都市にまつわるおもしろい話や、そのエリアのワインについての話を通して、海外旅行気分を味わえる内容になっています。なんと参加者には、抽選でプレゼントも!日髙良実シェフゲストには外苑前にあるリストランテ【アクアパッツァ】の日髙良実シェフが登場。イタリア食材やワインに込められた生産者の想いやものづくりの姿勢などの話も聞けるのではないでしょうか。イタリアの食卓に溢れる「美味しさ」や「豊かさ」を感じられるセミナーになりそうです。お得に購入できる限定の「スペシャルワインセット」も発売数量限定のワインセット。特別価格6,930 円 (税込)イベント開催を記念して、今回のオンラインセミナーのテーマに関連するワインを厳選した数量限定ワインセットを販売します。こちらのワインはオンラインワインセミナー当日、宮嶋勲氏と日髙 シェフが試飲予定のもの。通常購入の 11,803 円(税込)から、41.29%OFF(ヨイニク)の特別価格6,930 円 (税込)での提供となります。二人と同じワインを飲みながら、オンラインワインセミナーを楽しんでみてはいかがでしょうか。今回はワインのおともに最適なミネラルウォーター750ml、スパークリング・スティル各1本のおまけ付きです。※セミナーは、ワインセットをご購入でないお客様もご視聴いただけます。イタリア屈指の銘醸地ピエモンテ州に広大なブドウ畑を持つフォンタナフレッダ社は、バローロを語る上では欠かせない存在。バローロは、バローロ村の地名に由来し、「イタリアワインの王様」と称えられています。昨今の凝縮感のある主張の強いバローロとは少々趣きの異なる、老舗ならではの奥ゆかしい味わいで、大樽熟成らしい、おおらかさと慎ましやかな印象を兼ね備えた1本です。おすすめのペアリング:牛肉、ジビエルナエ社の名前の由来はラテン語の「Lunae(月)」。古代ローマ時代、リグーリア州、ラ・スペッツィアの近くにルーナという名の港町があり、湾に沿った町の形が月に似ていたため、この名前がつけられました。調和がとれていながらも、際立った個性をもった、ルナエ社の哲学を完全に反映させたワインです。豊かで繊細な極上のアロマが楽しめます。おすすめのペアリング:アンティパスト、魚介類歴史あるシチリアの先駆的ワイナリー、ドゥーカ・ディ・サラパルータ社は、シチリアを象徴するアイテムとして映画や本にも登場するシチリアのシンボル的存在のワイン、“コルヴォ”の作り手としても有名なワイナリー。あまり広まっていないシチリアの特産ブドウ、グレカニコを使用した、快活で陽気な辛口スプマンテです。シュール・リーを施しているため独特の風味があり、バランスがとれたフレッシュでエレガントな味わいとなっています。おすすめのペアリング:アンティパスト、魚介類セミナー参加方法(メルマガ登録)ラーモイタリアでメルマガに登録すると、2021年11月29日(月)までにメールマガジンにて、当日のセミナーURL(Zoom ミーティング URL) が配信されます。セミナー開始までに、パソコンに「ミーティング用 Zoom クライアント」のダウンロード(無料)をお願いします(アプリをインストールしなくても参加可能です)。スマートフォン、タブレットの場合は、「ZOOM Cloud Meetings」をダウンロード(無料)をお願いします。メールマガジンでお知らせするURLよりご参加のうえ、ご自宅など通信環境の良い場所でお楽しみください。★【メルマガ登録期限】2021年11月28日(日)【イベント参加についての注意事項】・未成年の飲酒は法律で禁じられております。未成年の方はご参加いただけません。・イベント中、Zoom の接続や操作方法に関する質問にはお答えしかねますので、アプリのインストールなど事前の準備をお願いします。・視聴画面にうまく接続できないなどの不具合が発生した際でもワインセットの代金の返金はできかねます。・イベント中の様子を録画、撮影し、モンテ物産公式 SNS などに掲載する場合がございます。・イベントへの参加は先着順となりますので予めご了承ください。・悪天候や天災、出演者の病気等により、やむを得ず日程を変更、あるいはイベントを中止する場合がございます。当社、出演者、その他のお客様を誹謗中傷等、その他お客様が不快に思われる書き込みは禁止致します。本人及び第三者の個人情報(電話番号、住所、メールアドレスなど)の書き込みも禁止致します。そのような書き込みがあった際は、直ちに削除させていただきます。また、イベントから退出していただく場合もございます。宮嶋勲氏 プロフィール1959 年京都生まれ。東京大学経済学部卒業。1983 年から 1989 年までローマの新聞社に勤務。現在イタリアと日本でワインと食について執筆活動を行っている。イタリアでは 2004 年から 10 年間エスプレッソ・イタリアワイン・ガイドの試飲スタッフ、ガンベロ・ロッソ・レストランガイド執筆スタッフを務める。現在「ガンベロ・ロッソ・イタリアワインガイド」日本語版責任者。1 年の 3 分の 1 をイタリアで過ごす。日本ではワイン専門誌を中心に執筆するとともに、ワインセミナーの講師、講演を行う。BS フジの TV 番組「イタリア極上ワイン紀行」の企画、監修、出演を務める。著書に「10 皿でわかるイタリア料理」「最後はなぜかうまくいくイタリア人」(日本経済新聞出版社)、「イタリアワインマニュアル」(ワイン王国刊)など。2013 年にグランディ・クリュ・ディタリア最優秀外国人ジャーナリスト賞受賞。2014 年、イタリア文化への貢献により“イタリアの星勲章” コンメンダトーレ章(Commendatore dell’ Ordine della Stella d’Italia)をイタリア大統領より授与。
2021年11月26日店主の職人技と軽妙な話術が楽しめるカウンター席常に良い食材を追求する姿勢で仕入れる上質の鮮魚多彩な飲み口の日本酒を揃える正統派鮨店店主の職人技と軽妙な話術が楽しめるカウンター席青山通りそばにありながら静かな佇まいの店構え青山一丁目駅から徒歩5分にひっそりと店を構える【鮨龍次郎】。豊洲を中心に九州からも仕入れる鮮魚を使った江戸前の握りが堪能できます。青山の名店【海味】の二代目として暖簾を守った店主は、江戸前の仕事を受け継ぐ一方で、シャリやネタを新しい感性で仕上げます。店のシンボルである木曽檜の白木を用いたカウンター隠れ家のような風情の玄関を入ると、高級感あふれる正統派江戸前鮨店の雰囲気。木曾檜を贅沢に用いた白木のカウンター席は、店主の職人技を眺めながら軽妙な話術が楽しめる特等席。洗練された内装に囲まれて、ゆったりとした時間が流れます。常に良い食材を追求する姿勢で仕入れる上質の鮮魚店主のこだわりを直接感じる上質な食材への追求心。鮨店の命といえるマグロは【やま幸】から仕入れる一方で、九州からもこだわりの鮮魚を仕入れています。国内の鮨の名店で腕を磨いた店主が手がけるメニューの中から、特にオススメを3つ紹介します!江戸前の見事な仕事ぶりを的確に伝える『コハダの握り』年中食べられる店が多いコハダも旬にこだわる正統派江戸前鮨店の本領発揮といった、光り物の握り。包丁目を細かく入れた手仕事のおかげで、握ると花開く、美しい一貫に仕上がります。良いコハダが入ったときにしか提供しない、そんな店主の食材へのこだわりを感じる握りです。独自の手法を継承し、名店のDNAを実感する『穴子の握り』繊細な焼き上がりと甘い香りが食欲をそそる江戸前握りで欠かせない穴子は、ツメを塗って仕上げるのではなく、煮穴子を蒲焼のように付け焼きにしているのがポイント。修業先である【海味】の手法を踏襲した、香ばしい仕上がりです。『穴子の握り』は握りの最後に登場します。【鮨龍次郎】のおまかせを締めくくるにふさわしい手仕事といえるでしょう。旬の時期だけにしか味わえない、ねっとりと濃厚な旨みが滲む『雲丹と白海老』旬の鮮魚を全国から仕入れて一品に鹿児島・阿久根産の「三郎うに」を富山の白海老と合わせたシンプルかつ贅沢な一品。異なる食感の食材を絶妙に取り合わせるのも、店主の腕の見せどころ。季節に合わせて仕入れた、旬の食材を楽しめます。多彩な飲み口の日本酒を揃える正統派鮨店「日本酒を飲まれる方が圧倒的に多い」と店主は語る江戸前の握りには、ぜひ日本酒を。季節や好みに合わせて選べるように、様々な飲み口の日本酒をラインナップしています。フレッシュでリッチな味わいの宮城『墨廻江 純米大吟醸 PREMIUM 365』や、山田錦の濃厚な旨みと程良い酸味が絶妙な新潟『純米大吟醸「鈴傳別誂」山田錦50槽場汲み』など、大切な接待や会食にふさわしい銘柄も揃えます。また、料理を引き立てる器は、店主が産地を巡ってお気に入りを揃えたもの。有田焼と唐津焼を中心に、洗練された陶磁も贅沢なひとときを演出します。料理人プロフィール:中村龍次郎さん1986年、東京都生まれ。高校卒業後、鮨職人を目指して修業を開始。金沢の鮨店で5年、銀座【萩はら】などでも腕を磨き、26歳で青山【海味】へ。親方の長野充靖氏の師事、研鑽を積む。師の急逝後、二代目となり、4年にわたって暖簾を守った。2019年11月、長年の夢だった独立を決断、【鮨 龍次郎】を開店。鮨龍次郎【エリア】外苑前/青山一丁目【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】27000円【アクセス】青山一丁目駅 徒歩5分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください
2021年11月25日堺筋本町【薫製と旬の創作料理はなき】阿波座【割烹たけだ】北新地【粋魚むらばやし】肥後橋【フォレストテーブル】りんくうタウン【笑美酒道】堺筋本町【薫製と旬の創作料理はなき】燻製料理といっしょに味わう、旬の土鍋ごはん土鍋で丁寧に炊き上げたふっくらごはんに感動『季節の土鍋炊き込みご飯』堺筋本町駅直結の【薫製と旬の創作料理はなき】は、海鮮を中心とした燻製料理が味わえるお店です。土鍋でつくる燻製料理は、素材の旨みと香りがギュッと凝縮され、お酒との相性も抜群。料理の〆にピッタリな『季節の土鍋炊き込みご飯』もふっくら、もちもちとした食感の、土鍋ならではのおいしいごはんが楽しめます。店主手づくりのテーブルが並ぶ、白を基調とした落ち着いた店内アクセス抜群の場所なので、気軽に立ち寄れ、この店ならではの燻製料理と創作料理が楽しめるのが魅力。焼酎や地酒を目当てに訪れる人も多く、会社帰りに同僚や友人とちょっとした飲み会にもオススメです。高級感あふれる外観と落ち着いた雰囲気の店内では、周りの賑やかさを忘れて、ゆっくりくつろげます。薫製と旬の創作料理はなき【エリア】本町/堺筋本町【ジャンル】和食【ランチ平均予算】850円【ディナー平均予算】3500円【アクセス】堺筋本町駅 徒歩1分阿波座【割烹たけだ】純和風の日本料理店で、トウモロコシの土鍋ごはんに舌鼓枝豆やトウモロコシなど季節の食材を炊き込んだ『季節の土鍋ごはん』(コース料理より)阿波座駅から徒歩圏内にある【割烹たけだ】は、こだわりの食材でつくる季節感に満ちた日本料理でもてなしてくれるお店。コース中心で、素材の旨みがダイレクトに響く料理がそろっています。コース料理の〆の人気メニューが『季節の土鍋ごはん』。羽釜の土鍋で一気に炊き上げるため、米と具材の味が際立つ逸品です。あたたかい雰囲気が魅力のアットホームな店内。ゆっくりくつろいで料理が楽しめますアットホームな雰囲気で、あたたかいおもてなしの心が感じられるお店です。会食や商談など、ビジネスシーンにオススメのテーブル席のほかに、一人飲みやデートにオススメのカウンター席もあり、いろいろなシーンで使えます。仕事帰りに友達と気楽に立ち寄り、おいしい料理でリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。割烹たけだ【エリア】四ツ橋/新町/堀江【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】1500円【ディナー平均予算】8000円【アクセス】阿波座駅 徒歩10分北新地【粋魚むらばやし】贅を尽くした懐石料理店で『卵かけ土鍋ごはん』を味わう土鍋ごはんにかける、こだわりの卵とだしが美味な『卵かけ土鍋ごはん』【粋魚むらばやし】は、北新地の真ん中、華やかなレジャースポットにありながら、漁港のように鮮度の高い魚料理が堪能できるお店です。多彩な料理を味わった最後にリクエストが多いのが、卵をかけていただく『卵かけ土鍋ごはん』。和歌山の名水で炊き上げたごはんに、新鮮な卵と煮魚のだしをかけていただく味わい深い逸品です。店内はケヤキや漆喰など自然の木や土を用いた、心地いいリラックス空間店内は、新地にふさわしい高級感があり、オシャレな雰囲気。大切な人とリラックスしてゆっくり語らい、料理を楽しめるようさまざまな心配りが感じられるお店です。雰囲気と合わせて注目していただきたいのが、料理の器。著名な陶芸家によるこだわりの器が使われていて、料理の美しさを引き立てています。粋魚むらばやし【エリア】北新地【ジャンル】和食【ランチ平均予算】1500円【ディナー平均予算】7000円【アクセス】北新地駅 徒歩5分肥後橋【フォレストテーブル】本格中華料理店自慢の、土鍋焼き炒飯を満喫鮑の奥深い味に魅了される『鮑の肝ソース入り土鍋焼き炒飯』3,960円肥後橋駅近くに店を構える【フォレストテーブル】は、点心師の技が光るこだわりの点心や本格中華を堪能できるお店。広東料理の名店【熱香森・ラ シャンセン】のメニューをアラカルトで味わえるのも楽しみの一つです。リピーターが多い『鮑の肝ソース入り土鍋焼き炒飯』も、土鍋で丁寧に炊き上げた鮑とごはんのおいしさに魅了されます。コンセプトは、緑あふれる大都会のオアシス。開放感あふれる店内7メートルもの天井高を誇る開放感あふれる店内には、壁一面にグリーンがあしらわれ、まさに「大都会のオアシス」。ほっと心がなごむリラックス空間が広がります。お一人様のときは、店中央に置かれた大テーブルへ。女子会や接待には、ベンチシートのテーブル席がオススメ。さまざまなシーンで利用できるお店です。フォレストテーブル【エリア】阿波座/京町堀【ジャンル】ダイニングバー【ランチ平均予算】1000円【ディナー平均予算】8000円【アクセス】肥後橋駅 徒歩7分りんくうタウン【笑美酒道】旬の素材にこだわる日本料理店で、魚介の土鍋ごはんに大満足旬の魚介や野菜が満載、だしも味わい深い『土鍋ごはん』りんくうタウン駅にほど近い【笑美酒道】は、旬の魚介や野菜を使った、多彩な日本料理が楽しめるお店。地産地消を意識して、地元の食材をできるだけとり入れた料理がそろっています。『土鍋ごはん』もその一つ。泉佐野の厳選した魚介や野菜、米などをかつおと昆布のだしで炊き上げた味わい深い逸品です。くつろぎながら、職人技の調理が目の前で眺められるカウンター席目の前で調理のライブ感が楽しめるカウンター席と、ゆったりくつろげる掘りごたつ式のテープル席があります。テーブル席は、20名まで入れて貸し切りもできるので、会社の集いや宴会にオススメ。どちらの席も木のぬくもりが感じられる落ち着いた雰囲気で、大切な人とリラックスして会話や食事が楽しめます。笑美酒道【エリア】岸和田/和泉/泉佐野/泉南【ジャンル】居酒屋【ランチ平均予算】1500円【ディナー平均予算】4000円【アクセス】りんくうタウン駅 徒歩7分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2021年11月24日