ヒトサラMAGAZINEがお届けする新着記事一覧 (59/77)
ヒトサラ編集部がオススメする何度でも食べたい!「やみつきカレー店」アラサー男子 関口が推す【コチンニヴァース】/西新宿五丁目お洒落なお店好き女子 宿坊が推す【すぱいす暮らし】/学芸大学艶っぽ系女子 福島が推す【FISH】/新宿下町生まれ 嶋が推す【三塔舎】/神保町1.アラサー男子 関口が推す【コチンニヴァース】/西新宿五丁目とある住宅街に眠る、高クオリティのヤバイ店オリジナルカレーの『エメラルドフィッシュカリー』1,480円と、緑色のライス『ガーデンライス』1,000円僕が紹介するのは、都心ながらもマイナーな駅「西新宿五丁目」にある名店【コチンニヴァース】。南インド・コチン出身のシェフがつくる、なじみのないメニュー名の数々に最初は戸惑いますが、食べてみると初めて出会う味ながら、どれも純粋に「え、ウマ…!」と感じてしまうのが不思議。おすすめのカレーは、フィッシュカレーにほうれん草ソースとチーズをかけた『エメラルドフィッシュカリー』。魚の旨味を何倍にも膨らませるスパイスと、その旨味が染み出たカレーは絶品です! ほうれん草入りの緑のスクランブルエッグが入った『ガーデンライス』とも相性抜群!『キーマ ナルギシ』1,080円、『レモンライス』880円『チキンペッパーマサラ』1,230円、『サフランライス』660円メニューが豊富で、何十種類ものカレーと、ライスも十種類以上の中から選べます。写真を見てもらえば分かる通り、見た目や色まで様々。人気メニューの『キーマ ナルギシ』は、ほうれん草ソースと目玉焼きがのったキーマカレー。一緒に頼んだ『レモンライス』は口に入れると爽やかなレモンの酸味がターメリックと絡んで、凝縮された旨味に変わります!昼はオープンからすぐに満席になるのでお早めに、夜は予約なしだと入れないことが多いので事前予約はマストです。コチンニヴァース (COCHIN NIVAS)【エリア】新宿東口/歌舞伎町【ジャンル】インド料理【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】西新宿五丁目駅2.お洒落なお店好き女子 宿坊が推す【すぱいす暮らし】/学芸大学洗練された空間でいただく、スパイス料理の傑作選真ん中の手羽元が気になる『チキンカレー(おみそ汁も)』1,500円学芸大学駅からすぐの【すぱいす暮らし】さん。カレーはもちろん、インドや日本のスパイスをふんだんに使った季節の創作料理が楽しめます。ウッディで洗練された外観から覗くおしゃれなカウンター席の店内。今日はどんな料理が食べられるのだろうと心が弾みます。まずはチキンカレー。食べる前から大きなチキンに目を引かれます。トロっと感の秘密は玉ねぎでしょうか?トマトの酸味や様々な野菜のフルーティさを感じます。雑穀入りジャスミンライスは“香り米“の異名を持つ最高級のタイ米ですが、スパイス感たっぷりで繊細な辛さのカレーに最高にマッチする、エレガントな甘みが幸せです。『春野菜のペペロンチーノ』1,100円ほかにも魅力的な創作料理がたくさん『ひみつワイン(白)』800円今回は無農薬のぶどうを使ったフランス産のシャルドネそのほかの創作料理も魅力的で、『春野菜のペペロンチーノ』は出てきた瞬間から鮮やかな緑色に心奪われます。そら豆の濃厚な旨味とスナップエンドウのシャキシャキ感。そこへにんにくの香ばしさと絶妙な塩加減で箸が進みます。ワインのすっきりとした味わいが料理とよく合います。知っていることを自慢したくなる、デートにも持って来いのお店なのです。すぱいす暮らし【エリア】学芸大学【ジャンル】インドカレー【ランチ平均予算】1000円 ~ 1999円【ディナー平均予算】1000円 ~ 1999円3.艶っぽ系女子 福島が推す【FISH】/新宿スパイシーでボリュームたっぷり、3種のカレーチキンカレー&キーマ&MIX豆の『3種コンボ』1,200円(税抜)私がご紹介するのは、新宿にある【FISH(フィッシュ)】。六本木のアークヒルズで約30年、行列の絶えないお店だったのですが、惜しまれつつ2017年に閉店。その翌年に新宿へ場所を移し再始動をした、今もなお不動の人気店です。オススメは、1度に3つの味が楽しめる、チキンカレー&キーマ&MIX豆の『3種コンボ』。今回は、ご飯少なめでオーダーしましたが、それでもこのボリューム感。玉ねぎのアチャールやゆで卵、マッシュポテト、パッパルなど、味変や食感を楽しみながらいただけます。もちろん追加トッピングも種類豊富で、その数なんと20種類ほど。スパイシーな風味にお酒がすすむ『スパイシーフィッシュフライ』トッピングの中には、『スパイシーフィッシュフライ』や『インドメンチ』など、おつまみメニューとして単品での注文もできます。『ちょこっとルーだけ』という、ルーだけ楽しめるものもあり、軽く一杯飲みたいときにもぴったりなお店です。フィッシュ【エリア】西新宿【ジャンル】カレー【ランチ平均予算】1000円 ~ 1999円【ディナー平均予算】1000円 ~ 1999円4.下町生まれ 嶋が推す【三塔舎】/神保町ランチは定食、ディナーは“カレー呑み”が楽しめる、南インド料理店ランチは、3種の「本日の日替わりカレー」+ライス、それに「ドーサ」か「バトゥーラ」が選択可の『ランチミールス』。この日は、カレー3種(全部)+ライス+ドーサの「Bセット」南インドはケララ州の定食(ミールス)と軽食(ティファン)を提供する料理店【三燈舎(サントーシャ)】。カレー激戦区・神田神保町に2019年にオープンしたお店で、【ダバインディア】出身のシェフがつくる、南インド・ケララ州の郷土料理が楽しめます。ランチでは、全3種の日替わりカレーの中から1種or3種が選べ、クレープのような「ドーサ」または揚げたナンの「バトゥーラ」が選べる『ランチミールス』を提供。カレーは日本人の舌に合う優しい味わいです。ディナーメニュー。奥から『えびカレーバナナの葉包み』1,280円、手前『チキン・シチュー』1,100円、右『マトン・ビリヤニ』1,380円(すべて税込)そんな『ランチミールス』もいいですが、このお店の本当の魅力を知るには、ディナータイムに訪れるのがベスト!ケララ州の軽食をつまみに、インドビールやインドワインを嗜みつつ、〆にカレーやビリヤニが味わえるのです。とくに“えびカレー”好きの私イチオシの『えびカレー バナナの葉包み』は、ぷりっぷりのエビがごろごろと入っていて、そのエビの旨味が存分に味わえます。一口食べるとカレーリーフの香りが鼻を抜け――、た、たまりませんっ!真っ白で明るい店内は、女性も入りやすいおしゃれな雰囲気。恋人同士や女子会の“カレー呑み”にもぴったりのお店。「お酒もカレーも楽しみたい!」そんな時にぜひ足を運んでほしい一軒です。三燈舎 (SANTOSHAM)【エリア】水道橋【ジャンル】インドカレー【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】新御茶ノ水駅※2021年4月現在、シェフが帰国のため休業中(5月中旬再開予定)。再開日は三塔舎のSNSをご確認ください。
2021年04月21日京都という枠を外したことで自由になった世界銀座3丁目のビルの7階、エントランスを入ると、京都そのままの空気が流れる瀟洒な数寄屋造りの空間が広がる。先付が供され、一口、口にする頃には、誰しも京都にいるような気にさえなってくる。京都下鴨で生まれ育った藤山氏は、料理人を目指して、京都の割烹に入店。その後縁あって、【和久傳】の門をくぐり、【室町和久傳】、【高台寺和久傳】、などの料理長を務めたのち、総料理長として、和久傳を約20年まとめてきた。それだけ京都一筋で料理の道を歩んできた藤山氏が東京の銀座に店を出すと聞いて、驚かなかった人はいないだろう。しかしながら、ここ東京の店で食事を始めれば、京都で食事をしていたときと、何一つ変わらない、しっとりとした空気感が醸し出される。そんな雰囲気をお客さんはもとより、藤山氏もとても喜んでいる。店主の藤山貴朗さんではなぜ、敢えて、東京で独立したのか、と言う原点ともいえる質問を改めてぶつけてみると、「せっかく独立するなら、心機一転、自分の知らない土地で挑戦して揉まれてみたいと思うようになったんですね」と言う答えが返ってきた。京都を離れ、東京で店をやっていても、京都にいるときとほぼ同じ、距離感、時間の感覚で、必要な素材が使えるのは、ストレスがなくてすごくありがたいと話す。「蟹はもちろん、今日お出しするあわびもほぼいつも丹後ですね。水は丹後の蔵元から、仕込み水を送ってもらって、それでだしをとっています。だしだけはどうしても、東京の水ではうまいこと調整できなくて」と藤山さん。京都から数寄屋作りの職人を読んで仕立てた店内一方、東京にきて、素材の京都しばりがなくなり、面白くなったともいう。新しい生産者の出会いもあり、いろいろな食材をためしてもきたそうだ。独立する前1年は日本中を巡り、さまざまな生産者を紹介してもらったり、海外でイベントにトライもしたそうだ。そんなことも、考え方や視野の広がりの後押しになったのだろう。例えば、料理に添えられているキャビア。岐阜県中津川でチョウザメを育てている、大山晋也さんから仕入れたものを自分で加工して使用している。「これまでもキャビアは使ってきましたが、なるべく海外の食材は使いたくないという考えもあって、もう一つしっくりしていなかったのですが、日本のチョウザメであれば、堂々と使えます。それも、自分で処理したものならなおさらです。きっかけは、お客さんでいらした大山さんに勧められて、自分で塩をあててみたら、いい塩梅に仕上がったので、これはいいと強く思いました。柔らかな塩味と、味の透明感が市販品とは全然違います。」『あわびとホワイトアスパラガスのキャビア卵黄クリームがけ』。コースの中では、焼きものの一つとして供される。今日も、届いたばかりのチョウザメが、でんとまな板の上にのっている。聞けば、身は、味噌漬けにして使うという。適度に脂ものって、充分に美味しい身なので、味噌漬けにはもってこいだという。興味を持ってくださるお客様には、締めのご飯のときに焼いてお出しするという。こうした使い方にも、素材への愛が感じられるではないか。自家製のキャビアは、炭火で焼いた旬の佐賀のホワイトアスパラガスと、丹後の蒸し鮑を合わせ、炭火卵黄、だし、塩、酒を湯煎にかけてふっくら泡立てたソースの上にったっぷりかけて登場する。なんとも贅沢な逸品だ『夏みかんの貝寄せ』この日撮影した2品目は、丹後から送ってもらった夏みかんを使った『夏みかんの貝寄せ』。夏みかんを綺麗にくり抜き、中には、まさに今が旬の貝類を入れて、夏みかんの果肉を散らし、土佐酢と冷水のジュレをかけた品だ。貝は見事な赤貝と、本ミル貝は生で、蛤はごくレアに酒煎りして、それぞれ食べよく包丁をいれている。夏みかんの酸味と貝の旨みやミネラル感がなんとも相性がよく、見た目にも美しい春の味だ。こちらは、先付けとして供される。開店以来の人気メニュー、『焼きフカヒレのあんかけ』そして、今や【銀座ふじやま】のスペシャリテになりつつある、『焼きフカヒレのあんかけ』は必食の一品。気仙沼から仕入れた極上のフカヒレを充分に戻してから、だしをたっぷり含ませながら煮て、にこごりにする。その際のだしは、かつおと昆布をメインに、干し貝柱、干し海老、干し椎茸なども、程よく合わせる。フカヒレにさっと焼き目をつけてから、あんを加減をみながらだしでのばしてとろりとかけて出来上がりだ。複雑な味わいのあんと、旨みをぎりぎりいっぱいまで含ませたフカヒレの滋味豊かなこと。コースの最後に出して、炊き立てのご飯を一口よそってもらい、一緒に食せばもうたまらない。これは、銀座店を開いてから新しく始めた料理だそうだが、その心は、今まで扱ったことのない食材で新しい一品を作りたかったということ。その際にも、京都にしばられる必要がないので、自由に考えられたそうだ。藤山さんの美意識を感じる店内キャビアにしても、フカヒレにしても、今の銀座ふじやまを代表する素材といえそうだ。これまでの京都と寸分変わらぬ雰囲気の中に、少しずつではあっても確実に吹き込まれている新風。これが、銀座ふじやまを確実により魅力的に変化させている。東京にいながらにして、季節感を味わってほしいと、素材から器、店の設えまで、藤山氏の美意識がすみずみにまで感じられる店内で、先付、中皿、椀、向付、焼きもの、しのぎ、鍋などの主菜、ご飯、甘味、主菓子、抹茶と続くコースを味わえば、まさに満ち足りたという言葉にふさわしい、感動が味わえることは間違いない。銀座ふじやま【エリア】銀座【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】48000円【アクセス】銀座駅 徒歩5分
2021年04月20日旬野菜から魚、肉まで! これまでにないぬか漬け料理を展開ぬか漬けがもっと身近になる「マイぬか床」サービスがスタートちょい飲みでもデートでも、気軽に美味しく、健康ごはんを旬野菜から魚、肉まで! これまでにないぬか漬け料理を展開店名にある「factory」のイメージそのまま、打ちっ放しのコンクリートとパイプ管を基調にインダストリアルなインテリア工場で醸造されたビールを運搬する馬車が往来したことから、「ビール坂」と名付けられた坂道の麓に、2020年12月にオープンしたのが【ebisu NUKA factory.】です。店名が表す通り、こちらがスポットを当てたのは、自然の力で素材の味わいをぐっと深めた「ぬか漬け」。ぬか漬けと言えばご飯のお供や箸休めとしてお馴染み……ですが、そのイメージを一新する料理が次々と繰り出されます。『お野菜のぬか漬け』野菜は7~8種類ほどがラインナップ。2~3人前できゅうり400円、アスパラ450円など。(写真は盛り合わせの一例)ぬか漬けといえば、やはり素材は野菜。きゅうりや大根といった定番から、季節野菜までをぬか漬けにしています。基本のぬか床には、質の良い米ぬかに羅臼昆布や干し椎茸、にんにく、鷹の爪を使用。さらにミネラル豊富な沖縄の海塩「ぬちまーす」を使うことにより、気になる塩分を控えめにして旨みはしっかり、赤山椒を加えて爽やかな風味をプラスしています。漬ける時間はすべて24時間。ぬか漬けならではの風味を引き出しつつ、素材本来の味わいを生かしているため、そのまま前菜として楽しめる一品に。すっきりとして食べ飽きることのないきゅうり、食感よい笹がきにした新ごぼうの香り、塩麹入りのぬか床に漬けて風味が増したアスパラガスなど、これまでにないぬか漬けに箸を持つ手が止まりません。お刺身盛り合わせ平岡料理長が独自にブレンドしたぬか床のおかげで、旨みを纏った刺身に仕上がる。1,500円~お刺身までもぬか漬けに!味噌を加えることで、魚介にも合うぬか床に仕立てています。この日は皮目を炙ったさわら、石鯛、帆立の盛り合わせ。だし醤油や赤ワインなどをブレンドした自家製ジュレと海苔の佃煮でいただきます。特上牛タンのぬか昆布〆焼き昆布締めとぬか漬け、2つの技法を駆使することにより旨みがぎゅっと凝縮した牛タン。2,420円牛タンの中でも柔らかい部位、タン元からタン中に包丁を入れて、シンプルに塩・こしょうで焼き上げて。噛み締めるたびにジューシーな旨みが広がるのは、片面に昆布を敷き、もう片面を塩麹入りのぬか床を塗った相乗効果のおかげ。タタキやローストといった牛肉料理には、グラスフェッドビーフを使用。素材にもこだわり、ヘルシーで上質なものを厳選しています。すべての料理を手掛ける料理長、平岡佑一さんは京都・祇園の料亭を実家として、懐石料理の名店や和牛料理専門店で腕を磨いた経歴の持ち主。多彩なぬか漬け料理を可能にしたのは、これまでに培った素材の扱い方や組み合わせについての知識ゆえなのです。ぬか漬けがもっと身近になる「マイぬか床」サービスがスタート野菜を漬けたオリジナルのぬか床。様々な食材が美味しいぬか漬けとして完成するのは、平岡料理長が試行錯誤を繰り返したからこそビタミン類や乳酸菌などが豊富なぬか床。食材にふくよかな旨みだけでなく、栄養素も与えてくれます。ぬか漬けは、日本人の知恵と自然の力が生んだ健康食品でもあるのです。おうち時間が増えて、自宅でぬか漬けに挑戦したいと思う人も少なくないはず。でも、ライフスタイルや住宅事情によっては、ぬか床を管理するのが難しい場合があるかもしれません。そんなときに頼れるのが【ebisu NUKA factory.】です。最適な温度をキープしたぬか庫では、ぬか床用に全35枠を設置。個人利用では1枠5名以上で月額16,500円(3カ月契約)【ebisu NUKA factory.】では、2021年4月から「マイぬか床管理サービス」をスタート。店内に設けたぬか庫で、自分のぬか床をキープできるのです。ぬか庫は一定の温度を保ち、ぬか床は平岡料理長がメンテナンスをしてくれるから安心。好きな野菜を漬けることができ、営業時間中はその出し入れが自由。訪問時に食べたいぬか漬けがあれば、事前に連絡しておくとベストな状態のぬか漬けを仕上げてくれます。「マイぬか床管理サービス」を利用すると、ぬか床の作成と管理を平岡料理長にお任せできる「マイぬか床管理サービス」は個人だけでなく、近隣の飲食店も利用可能。さらに、ぬか床を分配や、ぬか床作りのワークショップなどを実施する予定とのこと。聞けば、【ebisu NUKA factory.】が目指すのは「恵比寿ぬか漬け」というブランドの確立。恵比寿の新名物として「恵比寿ぬか漬け」を広めて、近隣の飲食店や地域の住民との新しい繋がりを生み出すべく、ぬか漬けカルチャーを発信しているのです。こちらのぬか床はビールを使い、その酵母の力で発酵を促進させているのだそう。ビール醸造の伝統ある恵比寿で、確かにぬか漬けはぴったりな名産品と納得!ちょい飲みでもデートでも、気軽に美味しく、健康ごはんをガラス戸はフルオープンになるので開放感がある。窓側のテーブルはテラス気分に乳酸菌たっぷりな発酵食品、ぬか漬けは腸活フードとしても再評価されています。日々ぬか漬けを食べている平岡料理長も、腸内環境の改善を実感しているのだとか。積極的に取り入れたい美容の味方なのです。だからこそ、「ヘルシーなものが食べたい!」と思ったら、ふらりと気軽に立ち寄れるのが嬉しいポイント。通りから店内が見通せるオープンな外観は、1人でも入りやすい雰囲気をもたらしています。立ち飲みスタンドがあるので、お酒とともに軽くつまみたいというシーンにもOK。オープンキッチンを目の当たりにするカウンター席は、カジュアルなデートにもおすすめです。客席は、オープンキッチンに対面するカウンター席と腰掛け用のパイプ管を配した立ち飲みスタンドがメインもちろん健康志向と構えずとも、革新的なメニューとの出会いは楽しいもの。【ebisu NUKA factory.】でぬか漬けの新たな魅力に開眼するはず!毎日のごはんを楽しくヘルシーにしてくれる、新しいぬか漬け。そんな「恵比寿ぬか漬け」を発信する新店で、食生活をアップデートしてみてはいかがですか?ebisuNUKAfactory【エリア】恵比寿【ジャンル】和食【ランチ平均予算】1000円【ディナー平均予算】5000円【アクセス】恵比寿駅 徒歩5分
2021年04月19日風情ある空間で味わう極上フレンチ食材や調理法の希望を聞いてコースをカスタマイズ丁寧な仕事を駆使し、食材の個性を活かす数寄屋建築を意識した、風情ある空間で味わう極上フレンチ【Restaurant 青いけ】があるのは、緑豊かな京都御所のすぐ近く京都市営地下鉄烏丸線丸太町駅を降りて約3分。落ち着いた京都の街並みに溶け込む町家の一軒が【Restaurant 青いけ】です。料理への期待が高まるアプローチひっそりと掲げられた看板が目印の扉を開けて、京都の小路を思わせる空間へ足を踏み入れます。「うなぎの寝床」と言われる京都特有の長い奥行きを利用したカウンター席までのアプローチがあり、歩みを進めるほどに料理への期待が高まります。絶品の料理が仕上がる工程をライブで楽しめる特等席は、ケヤキをパッチワーク風に組み合わせたカウンター席。デンマークの家具メーカー「J.L.Moller」のチェアは座り心地抜群で、まさに大人の隠れ家といった雰囲気が漂います。内・外観は数寄屋建築で有名な中村外二工務店の代表・中村義明氏がプロデュース。築100年以上の建物をフルリノベーションし、ケヤキのほか、ホワイトアッシュ、チーク、スギなど多彩な天然木を使用したシンプルモダンな空間です。と、ここまで紹介して、まるで日本料理店のように思われる方もいるかと思いますが、同店で楽しめるのはフランス料理。オープンキッチンの向こう側で腕を振るうのは、オーナーシェフの青池啓行(ひろゆき)さんです。お客様とのコミュニケーションを大切にするオーナーシェフの青池さん青池さんは「京都ホテル」で研鑚を重ね、26歳でヘッドハンティングされて市内のカウンターフレンチのオープンに参画。フレンチレストラン5軒の立ち上げにも携わってきた実力派です。食材や調理法の希望を聞いてコースをカスタマイズ青池さんの料理は、メリハリの利いた味わいで見た目も鮮やかそんなシェフが腕をふるう料理の主役は、京都でとれる四季折々の野菜たち。「寒暖の差が激しい京都は、100年以上続く農家がたくさんあります。代々守られてきたミネラルが豊富な土で、生産者が愛情をもって育てた野菜の味は、まさに大地の恵みなんです」と話す青池氏。同店では、賀茂、大原、亀岡、鷹峯、伏見などで採れた野菜を使い、その味を最大限引き出した、穏やかでいて洗練されたフランス料理を提供しています。コース料理は、ランチ6,500円9,900円12,300円ディナー9,900円13,200円16,500円22,000円がありますが、どのコースもメニューが決まっていないのがこの店ならでは。「予約時に、食材や調理法などお客様の好みや希望をお聞きした上で、旬の食材を織り込みながら自由にカスタマイズしていきます」。まるで自分たちだけでのために作られたオーダーメイドのようなコースを味わえるとあっては、足を運ばずにはいられません。丁寧な仕事を駆使し、食材の個性を活かすさて、【Restaurant 青いけ】のオススメを2品ご紹介しましょう。まずは同店を訪れたら絶対食べていたただきたい、青池シェフのスペシャリテ『~冷オードブル~農園野菜のプレッセ菜園仕立て』です。『~冷オードブル~ 農園野菜のプレッセ菜園仕立て』。まるでアートのような美しい断面にうっとり目の前に供された瞬間、「わぁ!」「きれい!」と感嘆の声が必ず上がる一品。まるで、緑、黄、赤など色とりどりの草花が咲き誇る美しい野原のよう!ニンジンはソテーして甘く、ダイコンや蕪は酢漬けに、シイタケは揚げ焼き、ナスは真空調理をして食感を残し…と、そしてその1品目ごとに、煮る、蒸す、焼く、揚げるといった調理法を駆使した、プロならではの繊細かつ丁寧な仕事が施されています。野菜のみでつくられたテリーヌ。春キャベツ、ヤングコーン、ミョウガ、パプリカ、アスパラ、ニンジン、ダイコン、ナスなどを使用。ソースやドレッシングもすべて野菜で、その数トータルで25品目一口目を食べると、シャキシャキ食感、二口目は甘酸っぱさを感じ…と、いろんな食感や味を楽しむことができます。テリーヌのどの場所を口に運ぶかによって、食感や味が変化するので、最後までわくわくさせてくれる一皿です。12,300円以上のコース料理に登場しますが、9,000円のコースの場合+1,500円でオーダー可能(※だいたい2日前までに要予約)。『仔羊の背肉のロースト』。仔羊のまわりに、旬の野菜をたっぷりと続いてご紹介するのは『仔羊の背肉のロースト』。9,900円のコースの一品です。じっくりローストされた仔羊は美しいロゼ色。キメは細かく柔らかく、噛むほどに味わい深くなる赤身肉ならではの旨味を堪能できます。添えられたソースは、青森の黒ニンニクを使用したもの。黒ニンニクならではの杏を思わせる甘さに、酢で酸味を加えたソースは甘酸っぱく、仔羊の味わいにアクセントを加えてくれます。コクがあり甘酸っぱいソースは、仔羊と相性抜群お酒が欲しくなったらお店の方に相談を。ワインはグラス990円から、ボトルは9,000円から注文可能。野菜をたっぷり使った繊細なフレンチに合うものをセレクトしています。相手との距離も縮まる、極上の空間と絶品の料理どの料理も食材の持ち味を最大限に引き出すように丁寧に調理。旬の野菜で美しく彩られたひと皿からは、素材の力強さがひしひしと伝わってきます。「“restaurant”はフランス語で「回復する場所」という意味があります。その言葉通り、こちらではご提供する料理はもちろん、空間も絵画もインテリアも本物を揃えました。お食事することだけではなく、ここで過ごす時間、お客様同士や私たちスタッフとの会話など、すべてを通して居心地のよさを、感じていただけたらと思います」と青池氏は語ります。カウンター席のすぐ近くで繰り広げられる匠の技、そしてシェフとの会話を楽しみながら、舌鼓を打つ【Restaurant 青いけ】での時間は、大切な人と過ごす日をより一層特別なものにしてくれるに違いないでしょう。Restaurant青いけ【エリア】京都御所/西陣【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】5000円【ディナー平均予算】8000円【アクセス】丸太町駅 徒歩3分
2021年04月18日日本の米の価値を上げ、その素晴らしさを世界に広めたかったネタにする魚に応じてオイルと塩を使い分けるすし屋のつまみにアクアパッツァ!?日本の米の価値を上げ、その素晴らしさを世界に広めたかった2020年7月、東京・銀座に誕生した【米菜°sakura 織音寿し(ベイサイドサクラ オリオンズシ)】は、各国のオイルと塩で食べる、世界で初めての「オイル寿し」の店。イタリア スローフード協会国際本部が主催した「テッラ・マードレ 2006」において世界の料理人1000に選出されるなど、国内はもとより世界にもその名を馳せるイタリアンの第一人者、奥田政行シェフがワインとペアリングさせるために考えたものだ。奥田政行シェフ。山形・庄内の【アル・ケッチャーノ】をはじめとする5店舗を切り盛りするほか、庄内の食材を広めるべく多忙の日々を送っている。最初に断っておくと、オイル寿しとはけしてオイリーなすしではない。ネタに合わせてオイルとすしを使い分けることで、すべてが引き立て合い、ハーモニーを奏でる新感覚のすしである。口にしたことがなければ味わいの想像がつかないかもしれないが、奥田シェフは笑ってこう言った。「まずいはずがないんですよ。だって、オイルに酢飯の糖分を合わせることは、生クリームに砂糖を入れているようなものでしょう?そこに塩を加えたら、ヴィネグレットソースになる。ほら、美味しい。それにね、魚でも野菜でも、素材がよければ、塩で食べるのが一番味わい深いんですよ」料理のメニューはコースのみ。夜は1万2,000円0。写真はオイル寿しの一例『セビーチェ』。寒平目をレモン果汁で締めて、シチリア産のオリーブオイル、パセリと共に味わう握りだ。オイル寿しの店をやるきっかけとなったのは、イタリアのジェノヴァを訪れたときにすしにオイルを塗って出したところ、スタンディングオベーションに包まれたこと。そして、その後、アメリカや中国からもオファーが届き、需要があると感じたそうだ。「僕は昔から日本古来の米の価値を上げたいと思ってきました。そうしなければ、後継者がいなくなって米作りが廃れてしまう。彼らの反応は、可能性を見出すのに十分なものでした。そこで、もともと東京オリンピックが開催される予定だった2020年に、江戸前ずしの聖地である東京の銀座に出店したのです。ちなみに、すしの表記を“寿司”ではなく“寿し”としたのは、オイル寿しが新感覚のすしだから」(奥田シェフ)。庄内浜を中心に主に日本海側で獲れた魚を使用。ネタにする魚に応じてオイルと塩を使い分けるでは、実際のところ「オイル寿し」には塩とオイルがどのように使われているのか。店に用意されているオイルは10種類以上、塩は100種類以上。オイルはすしネタにする魚の味や香りに共鳴するものを吟味して選ばれている。付け場には世界各地から取り寄せられたバラエティ豊かなオイルが並ぶ。職人が刷毛でネタに塗るのをカウンター越しに眺めるのは新鮮だ。参考までに、ある日のすしネタとオイルの組み合わせの例をご紹介しよう。ヤリイカ×ショウガオイルマアジ×スペイン エグレヒオ(オリーブオイル)クルマエビ×ベルガモットオイルメジマグロ×ニンニクオイルウニ×ブラッドオレンジオイル組み合わせる上でのポイントは、奥田シェフによれば「ネタにする魚の特徴を見抜くこと」。鮪の赤身なら鉄分と酸味があるので、その酸味を中和するために丸い味のニンニクオイルを使用する。また、塩については、鮪の酸と同化するような酸味のあるタイプが適しているため、石川県能登半島で作られる竹炭塩を選ぶ、という具合だ。なお、ペアリングするワインはピノ・ノワール。「赤身の握りを食べた後に丸みのあるワインを飲むと、口の中に残る酸味がぐっと引き締まる。これが、僕が考案するオイル寿しの世界観。食材の共鳴です」(奥田シェフ)。塩のストックは100種類以上と教えられたが、奥田シェフが見せてくれたメイクボックスのごとき塩コレクションを数えると、300種類以上(!)はありそうだった。すし屋のつまみにアクアパッツァ!?「オイル寿し」だけでも相当に新鮮なすし体験だが、この【米菜°sakura 織音寿し】を唯一無二の存在たらしめている要素は他にもある。つまみもそうだ。なんとこちらでは握りと握りの合間にバーニャカウダやアクアパッツァなど、魚を使った温製のイタリア料理が小皿で登場するのである。これについて奥田シェフは次のように話してくれた。「冷製の料理を口にすると、人は自分から味を探しに行きます。それに対して、温製の料理は味が向こうからやってくる。すしを食べつつ、イタリアンのつまみを味わうと、攻めと守りが逆転して、また食べられるようになるんですよ」旬のメバルを使ったアクアパッツァ。セロリとドライトマトを用い、軽い味わいに仕立てている。たしかに。筆者は実際におまかせ握り10貫とつまみ2品、デザートが付いたランチコース『浜風』(6,500円)を試してみたところ、味わいに緩急のついた構成のおかげで最後まで飽きることなく楽しめた。せっかくなのでとコースに合わせてワインのペアリングをお願いしたところマリアージュの感動が増幅し、もっと、もっとと、つい欲張って握りを追加で所望してしまった。店でストックするワインと日本酒の一例。山形産などの日本ワイン、五大シャトーのワイン、サンマリノやグルジアのワインなど、世界各国のお酒をラインナップしている。ワイン&日本酒のペアリングコースは1万円~。ネタ、オイル、塩、米、酢、ワインが口内調理でマリアージュされて、新鮮な口福をもたらす奥田シェフの「オイル寿し」。「食べに来てくださった方はわけがわからないから、2度、3度と足を運ぶんです」と奥田シェフは愉快そうに笑っていたが、近々、また食べに行ってみたいと思っている筆者は、その奥田マジックにすっかりハマってしまったクチ、なのだろう。店内はカウンター8席のみ。米菜°sakura織音寿し【エリア】銀座【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】8000円【ディナー平均予算】25000円【アクセス】銀座駅 徒歩5分
2021年04月17日八丁堀【梨の家 八丁堀店】四谷【龍月園】赤坂【焼肉もつ福】浜松町【ホルモン在市 浜松町】五反田【梨の家 五反田店】八丁堀【梨の家 八丁堀店】特注石網で柔らかく焼く、銘柄牛A5ランク焼肉無煙ロースターで焼肉の煙とともに店内換気ができる八丁堀駅近くにある焼肉店【梨の家 八丁堀店】は、希少な厳選黒毛和牛が楽しめる焼肉の名店です。人気の半個室は2021年にリニューアル。部屋によって色が違うので、シーンに合わせて選ぶのも良し。無煙ロースターを使用しているので、煙が気にならないのはもちろん、換気面も安心です。『梨の家特製だれと豪華7種盛り合わせ』3,650円お肉は韓国特注の石網焼で。韓国産天然石の遠赤外線効果で焦げにくく柔らかい状態を保っているのが特徴です。おすすめは、毎週29日の週限定の『梨の家特製だれと豪華7種盛り合わせ』。『薄切りサーロイン』『イチボ』などの人気部位を豪華な段々盛りにしたお肉を、それぞれに合わせたタレでいただきます。梨の家八丁堀店【エリア】八丁堀【ジャンル】焼肉【ランチ平均予算】1000円【ディナー平均予算】6000円【アクセス】八丁堀駅 徒歩1分四谷【龍月園】徹底的に選び抜いた、純国産の黒毛和牛を堪能できる店店内の換気状況は約2分10秒に1回四ツ谷駅からすぐにある厳格な佇まいの焼肉店【龍月園】。耳障りの良いJAZZをBGMに、数ある和牛の中から店主が徹底的に選び抜いた純国産の黒毛和牛を味わえます。店内は大人の雰囲気漂う居心地の良い空間なので、大切な接待での利用にも最適。個室も完備しているので、プライベートも確保できます。『特選ハラミ』焼き台は溶岩石を使用。「遠赤外線・亜鉛・マイナスイオン」の放出によって肉の旨味を閉じ込め、和牛をよりおいしくいただけます。また、料理のすべてが手づくりなのもこだわり。既製品を一切使用せずに、店主自らが厳選した食材で、タレ、キムチ、ドレッシング、ジャンに至るまで自家製です。龍月園【エリア】四谷【ジャンル】焼肉【ランチ平均予算】1500円【ディナー平均予算】8000円【アクセス】四ツ谷駅 徒歩3分赤坂【焼肉もつ福】10年肉一筋の居酒屋と焼肉歴50年の肉職人がタッグ2分に1回全体の空気が入れ替わる換気を行い、席数は40%以下に設定10年肉一筋の居酒屋が、肉を捌き続けて50年の肉職人の手で焼肉店【焼肉もつ福】へリニューアル。職人の丁寧な仕事によって生まれた焼肉はどれも絶品です。店内は、古民家の建具や調度品を移設し昔ながらの焼肉店を再現。広々とした座席間隔を保った、居心地の良い畳敷きの掘りごたつ席になっています。『焼肉三点盛』赤身と脂身のバランスが取れたA4ランクの牛肉を中心に使用。赤身は肉肉しく、脂身はとことんジューシーに、ホルモンは鮮度を保つなど、職人の手仕事によってこだわり抜かれた焼肉を楽しめます。すべてのメニューがハーフサイズにできるので、一人でも気軽に通えるのもポイントです。焼肉もつ福【エリア】赤坂【ジャンル】焼肉【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】6000円【アクセス】赤坂駅 徒歩1分浜松町【ホルモン在市 浜松町】美味しい肉を見極め、部位で仕入先を変えるこだわりよう全テーブルに強力な換気フードを取り付けている大門駅・浜松町駅から徒歩すぐの【ホルモン在市浜松町】はA5ランクの和牛が堪能できる焼肉店。肉の質にこだわり、部位ごと・日ごとに仕入れ先を変えているこだわりの肉をいただけます。店内はウッド調のテーブルを間接照明が優しく照らす空間。個室席もあるので周囲を気にせずにくつろぐことができます。『ごちゃまぜ焼き』A5ランクの黒毛和牛はもちろんのこと、マストで味わうべき看板メニューとなっているのが『ごちゃまぜ焼き』。こちらは厳選された赤身のお肉とホルモン全20種類以上から好きなものを選び、肉汁や旨みとともに特製のピリ辛味噌ダレに絡めて焼き上げます。各部位の特徴を最大限に堪能できる逸品です。ホルモン在市浜松町【エリア】浜松町/大門【ジャンル】焼肉【ランチ平均予算】2000円【ディナー平均予算】7000円【アクセス】浜松町駅 徒歩5分五反田【梨の家 五反田店】全国選りすぐりのお肉を、特注の石網焼で一つの部屋に対して換気扇を二つ完備し、換気を徹底五反田駅近くの【梨の家 五反田店】は希少な厳選黒毛和牛が楽しめる焼肉店。こちらは1店舗目に挙げたお店の系列店ですが、店内の趣は少し異なります。通常のテーブル席のほか、鉄板焼専用のカウンター席や、緑が美しい中庭に面した完全個室も完備。上質な空間で食事をいただけます。『オマール海老の蒸し焼き』全国選りすぐりのお肉を、韓国特注の石網焼で楽しめる同店。五反田店ならではの特徴は鉄板焼を堪能できることです。A5ランクの黒毛和牛はもちろん、店内の生簀から持ってきて豪快に焼く、鮮度の良い魚介類も人気です。特に濃厚な爪肉とプリップリの身が堪らないオマール海老やアワビはおすすめ。梨の家 五反田店【エリア】五反田【ジャンル】焼肉【ランチ平均予算】1000円【ディナー平均予算】6000円【アクセス】五反田駅 徒歩3分
2021年04月16日イタリアン出身のシェフと日本酒の伝道師がコラボ徳島と長野の逸品食材で織りなす皿が和酒と響き合う約80銘柄の日本酒を揃え、最上のペアリングを探求イタリアン出身のシェフと日本酒の伝道師がコラボ恵比寿駅から徒歩3分、渋谷川近くの細長いビルの7階にある【MAEN】に一歩入ると、優しい空気感とワクワク感に包まれます。徳島の伝統工芸・藍染めをキーカラーとし、薄灰色を合わせた設えは、どこか懐かしく落ち着いた趣。そこで待ち受ける洋の皿×日本酒のペアリングコースは、食材と料理、和酒の銘柄と提供法など、すべてが多種多様でハイクオリティ。自然体で過ごせる空間で、高揚感と幸福感にあふれる食体験が叶います。店名【MAEN(ミーン)】は、「作り手と食べ手との『間 MA』を、料理と酒で『縁 EN』へと紡ぐ」という意味をこめてシックな照明の店内には、料理とお酒を最上の状態とタイミングで共に饗せるよう、カウンター11席を設えています。このミニマルな舞台で腕をふるうのが、オーナーシェフの井戸雄太さんと日本酒の伝道師・御子柴悟さんの二人。2010年代、日本酒の新たなつくり手が綺羅星のごとく登場し、和酒の魅力を広める頃、井戸シェフはイタリアンやスペイン料理店で腕を磨きながら、御子柴さんは日本酒と和食の店で経験を積みながら、お酒・食材のつくり手と食べ手を結ぶ場を構想。そんな二人が出会い、タッグを組み、1品1杯ずつの渾身のペアリングワールドを披露しています。徳島と長野の逸品食材で織りなす皿が和酒と響き合うペアリングコースは、『6品6酒コース』『8品8酒コース』の2種を用意。加えて、お酒の苦手な人も楽しめるよう、『料理のみ6品』『料理のみ8品』のコースがあり、好みのドリンクをアラカルトで合わせることも可能です。食材は徳島と長野産が中心となり、無農薬栽培の野菜、鮮魚、銘柄肉やジビエ、山菜やきのこなど季節ごとの山里の幸が、産地直送で続々入荷します。多彩な食材を産地から直送。日本指折りの好漁港・鳴門を有する徳島、大地の恵みの宝庫・長野の2県が揃うことで、食材の個性が増すこれは、井戸シェフの両親が徳島出身で、幼い頃から慣れ親しんだ地であること、御子柴さんの故郷が長野であることにちなむ縁。二人が現地に足を運び、生産者との絆を紡いで仕入れるスタイルを貫き、鶏舎で鶏の羽にまみれたこともあったそう。食材の背景と力強さを体感してつくる料理は、皿の上に産地の風景や季節の詩情が舞うような奥行きの深さです。ある日のコースから、自慢の3品とペアリングの趣向を紹介しましょう。『鹿芯玉 クリームチーズ 苺』鹿肉は日本の原風景が残る秘境・徳島県祖谷(いや)のジビエ業者から直接仕入れコースの最初に登場する井戸シェフのスペシャリテ。徳島の「祖谷地美栄」の鹿肉に繊細な火入れを施し、希少な芯玉部位の持ち味を頂点へ。苺の酸味をきかせたクリームチーズを肉でくるみ、日本酒と自家製発酵ドリンクを煮詰めたソースをつけて食べると、複雑味のある構成要素の味わいが渾然一体となり、陶酔ものの美味しさです。御子柴さんがこの皿に合わせるのは熱燗。一皿目がジビエ料理×熱燗というインパクトに富むペアリングに心を奪われ、次の皿とお酒へのワクワク感が高まります。『小林ゴールドエッグ 阿波尾鶏 椎茸』コース中盤に饗されることが多い名物料理の一つ。卵型のキュートな器はオリジナル調理技はフレンチのフラン、味わうと洋風茶碗蒸しの超進化系。80種以上もの卵を扱う徳島の「たまごのソムリエ」小林さんセレクトの卵、徳島の地鶏・阿波尾鶏、徳島「サンマッシュ櫛渕」の椎茸を主軸に、生クリームを巧みにきかせてミルキー&ほのぼのとした美味しさに仕上げています。上部の低温ソテーしたカリッカリッの椎茸に加え、中の具にしっとり旨みの濃い椎茸と地鶏を仕込み、料理が和酒を呼ぶ趣向です。合わせるお酒は燗酒がメイン。口の中が椎茸スープを味わうような趣になり、深く長い余韻が続き、幸福感に包まれながら次の皿とお酒へ。『阿波牛 新玉葱 人参』肉の美味しさに加え、塩だけの調味で2時間焼いて自然な甘みを引き出した野菜の旨みも圧巻徳島と長野の食材を直送仕入れする【MAEN】には、東京では珍しい食材も多数。A5ランクの阿波牛もその一つで、さらに嬉しいのは、希少部位ハツがかなりの頻度で入荷すること。上質な赤身肉のような品のある旨みと、サクッと軽やかな食感を併せ持つ阿波牛ハツの美味しさは、この上なくドラマチックです。季節の滋味が肉のアクセントになり、この皿では蕗味噌を添えています。お酒の合わせ方は変幻自在。洋の皿のメインである肉料理×日本酒のペアリングは、御子柴さんが得意とするところ。何を合わせるかはその日のお楽しみに。約80銘柄の日本酒を揃え、最上のペアリングを探求無限の可能性から、料理と日本酒がお互いを高め合うペアリングを探り、実証する料理に合わせる日本酒は、全国の名蔵元が醸す地酒約80種を揃える豪快さとひたむきさ。その日の料理とゲストに応じた銘柄を提供温度帯・酒器とともに探り、井戸シェフと御子柴さんが実際に試し、「美味しい」と納得したペアリングのみを饗しています。扱う銘柄は季節や食材に応じて順次入れ替え。なかには定番的なお酒もあり、ボディの強い肉料理に合う奈良「花巴」、群馬「流輝」、京都「弥栄鶴」、デザートに合わせている滋賀「双子座のスピカ(萩乃露)」などが代表格。さらに、新酒・春酒・夏酒・ひやおろしなどの季節酒を取り入れながら、コース全体の緩急をつけています。新次元のペアリングを楽しいライブ感と共に届けつつ、程よい距離感のもてなしに徹するのも、この店の持ち味銘酒揃いのラインナップに加え、御子柴さん独自の神業的な提供法も、【MAEN】のペアリングワールドをパワーアップしています。冷酒・常温・燗などの温度帯や酒器を替えるのはもとより、長野のどぶろくをガス感が残る状態で熱燗にする「ピチ燗」、炭酸ガスを注入してサワー風にするなど、新しくて美味しい試みも多数。極めつきは、凍るギリギリまで冷やしたお酒と熱い料理を合わせる、温度差ペアリングです。料理の熱にひかれ、お酒の温度が口の中で上がり、通常は燗をつける際に変化する香りと味わいの状態を口内で体感できるという面白さ。【MAEN】で「口中燗」と呼んでいるスペシャルペアリングは、ぜひお店で体験を。東京にいながら、徳島や長野を旅しているような気分にも。デートや一人ディナーなどにおすすめさらに、長野産木曽檜に徳島の藍染めを施した手づくりのプレート、藍染めのエプロン、大谷焼の器など、徳島と長野の風土と文化が薫る小物も、MAENワールドの大切なアイテムです。料理とお酒、空間や小物のすべてに細やかな配慮が行き渡り、一つ一つに心がこもる……。メニュー表には、「Special Thanks」の言葉に続き、食材の生産者や小物のつくり手たちの名前がずらり。ペアリングの妙味にひたりながら、つくる人・饗する人・食べる人の輪を感じ、「縁 EN」を紡げるのも、この店の醍醐味になっています。MAEN Sake pairing restaurant【エリア】恵比寿【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】10000円【アクセス】恵比寿駅 徒歩3分
2021年04月15日フレンチ【エスカーレ】和食【GINZAKUKI】焼肉【近江うし焼肉にくTATSU銀座店】和食【美会】和食【銀座・器楽亭】フレンチ【エスカーレ】銀座にある大人の隠れ家で、フレンチを愉しむ個室利用は予約時に申し付けを。※別途室料3,000円銀座の街角に佇むスタイリッシュなヨーロッパ風ホテル【モントレ銀座】内にあるレストラン【エスカーレ】。パリの古き良きアパルトマンを思わせる落ち着いた空間の中で、味はもちろん色彩感溢れる美しい盛り付けにまでこだわった本格フレンチがいただけます。少人数利用ができる個室はおこもり感があり、まるで銀座の隠れ家のような雰囲気です。『真鯛とオマール海老のポワレにアスパラガスを添えてサフラン香るアサリのジュース』記念日に向けてオーダーしたいコースは、極上のフレンチに乾杯シャンパン付きの『アニバーサリーディナー』9,500円(税込)と、全8品の贅沢な『アニバーサリーディナープレミアム』13,000円(税込)の2種類を用意。どちらのディナーコースもお祝いのメッセージを添えたホールケーキまで付いているので、特別な日を華やかに演出してくれること間違いなしです。エスカーレ【エリア】銀座【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】4000円【ディナー平均予算】8000円【アクセス】銀座一丁目駅 徒歩1分和食【GINZAKUKI】発酵・熟成食品と旬の厳選食材を使った日本料理店店内は落ち着いた色調でまとめられている長野で80年超の歴史を持つ「ひかり味噌」がプロデュースする【GINZAKUKI】。発酵と熟成をテーマに、旬の厳選食材をふんだんに使った、体に優しいフルコースをいただけます。ナチュラルな和モダンテイストの店内は和やかな雰囲気に包まれ、きめ細やかなサービスも相まって、居心地の良さは抜群。個室でも肩肘張らずにリラックスして過ごせそうです。『和牛サーロインの酒粕焼き』毎月変わる『季節のおすすめコース』は、乾杯ドリンク付きで9.900円(税込)。コースに合わせている日本酒のペアリングは毎月変更する7~8種類を用意しているほか、ワインも季節のお料理に合わせたものをソムリエがお勧めしてくれるので、お酒好きにも喜ばれそう。記念日での利用の際は、メッセージプレートを無料で用意してくれるほか、事前相談で花束やケーキのオーダーも可能。GINZAKUKI【エリア】銀座【ジャンル】和食【ランチ平均予算】2000円【ディナー平均予算】15000円【アクセス】銀座駅 徒歩2分焼肉【近江うし焼肉にくTATSU銀座店】高級ブランド「近江うし」をゆったりと贅沢に味わう個室はサービス料やチャージ料不要で利用できる400年の歴史がある日本三大和牛の「近江うし」を銀座で存分に味わえるのが【近江うし焼肉にくTATSU銀座店】。一部カウンターを除き全室が個室となっているので、人目を気にすることなく2人だけの時間を楽しめます。銀座の高層階に位置していることもあり、デートや記念日などのシーンに人気の夜景が見える個室席も完備。予約時にはぜひ確認を。様々な部位を少しずつ楽しめる『にくTATSU盛り』2,200円(税込)/1人前※写真は4名盛り「近江うし」を中心に、選りすぐりの上質な部位を焼肉やステーキなどで贅沢にいただくことができます。生肉取り扱いの許可を受けているので、ほかにもユッケや牛刺し、肉寿司などのメニューが楽しめます。昔ながらの飼育法で愛情たっぷりに育てられた近江うしは、赤身がしっかりしておりサシの入り具合も絶妙。記念日には、デザートプレートやインパクト大の肉ケーキも相談可能です。近江うし焼肉にくTATSU銀座店【エリア】銀座【ジャンル】焼肉【ランチ平均予算】3000円【ディナー平均予算】7000円【アクセス】銀座駅 徒歩1分和食【美会】食の賢者が集めた食材を和食の技術で構築客席はすべて個室仕様で、2~4名で利用可能日本で活動するタイ・バンコク出身の美食家・ビア氏が、食都・銀座に2020年6月にオープンした【美会】。純和風の古民家を舞台に提供するのは、ビア氏が日本全国を食べ歩く中で出合った各地の厳選食材を、京都の老舗懐石や豆腐懐石で腕を磨いた料理長が仕上げるおまかせコースです。店内は2020年11月にリニューアル。席数を減らした改装をしているので、よりゲストか0ゆったりとて0きる空間に仕上がっています。『栗豆腐の俵揚げ』料理は星付きの寿司店で取り扱う魚や、一流の京料理店にしか卸されない規格の京野菜などを厳選し、【美会】ならではの一品に仕上げています。さらにビア氏と料理人の間の深い関係性により、とんかつの名店【成蔵】が『ポークカレー』、【鮨 あらい】は『鮟肝奈良漬』、【すし4邑】の『牡蠣カレー』、【HIBACHI】の『ナポリタン』など名だたる名店の料理もいただけます。美会【エリア】銀座【ジャンル】和食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】18000円【アクセス】銀座駅 徒歩5分和食【銀座・器楽亭】論理的かつ独創的に目利きの厳選食材の滋味を引き出す落ち着いた設えの、畳敷きの個室久我山の住宅街で12年もの間、食材の滋味を丁寧に引き出した和食で常連を唸らせてきた名店【銀座・器楽亭】。2020年3月、満を持して移転した銀座では十数品を供するおまかせコースで勝負しています。戸で完全に仕切れる個室は2名から利用でき、最大で4名まで利用可能。畳敷きの掘りごたつスタイルで、落ち着く雰囲気。接待や特別な日の食事会にも相応しい仕様になっています。『ノドグロの飯蒸』「今日、仕入れた食材を最高に仕立てる」を信念に、プロの仲買や専門店を通じて上質な食材を仕入れ。造り一つとってみても、その日の魚介の状態を見極め、黄身醤油やチリ酢など、最もおいしく食べさせる組み合わせを模索し提供しています。日本酒は食中酒を中心にメジャーな人気銘柄からレアな限定酒まで、幅広くリストアップ。多様なニーズに応えるべく、ワインも充実しています。銀座・器楽亭【エリア】銀座【ジャンル】和食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】25000円【アクセス】銀座駅 徒歩3分
2021年04月14日魚料理にあわせて日本酒やワインを堪能朝獲れの魚を直送、素材の新鮮さが自慢スタイリッシュな雰囲気で特別な日の食事にもぴったり魚料理にあわせて日本酒やワインを堪能恵比寿駅から徒歩4分、魚料理を中心とした和食と日本酒やナチュラルワインなどがいただける和食店【魚見茶寮】。カウンター席のみの店内では、シチュエーションによって好みを伺いながら、ゲストにぴったりのメニューを提案。お酒は、シェフが酒蔵やワイナリーまで直接足を運び、生産者と対話し、こだわり抜いた銘柄だけを用意しています。リラックスできる雰囲気の中、ゆったり食事を楽しめます朝獲れの魚を直送、素材の新鮮さが自慢シェフの地元である鹿児島県から、朝獲れの魚が午後3時にはお店に届きます。シェフは生産者の方のもとへなるべく出向き、直接話をしているそう。生産者と食材と真正面から向き合う真摯な姿勢が、日々の丁寧な仕事へと繋がっています。旬の食材を味わえる料理は、見た目も美しく、厳選したワインや日本酒との相性も抜群です。四季折々の野菜や魚介を一口ずつ味わえる『前菜盛り合わせ』は、彩り豊かな季節の味覚が美しくお皿に盛り付けられます。多彩な食材を多彩な調理法で、目で見ても食べても楽しい一皿です。旬の味わいを少しずつ『前菜盛り合わせ』1,000円~1,200円『蒸し鮨』は、具材を変えて通年で楽しめるメニューです。写真は『きんきとあん肝の蒸し鮨』。柔らかな素材を崩して食す一品は、薬味と甘だしが一体となり、今までにないおいしさで楽しませてくれます。きんきとあん肝の『蒸し鮨』950円豊洲の仲買さんから良いものだけを仕入れた穴子をつかった『煮穴子と生うに太巻鮨』は、生きたままの素材を朝締め、煮崩れる寸前まで柔らかく炊き上げます。骨を煮出してつくったタレも美味、ウニと共に食せばとろける食感を存分に楽しめます。上質な穴子とウニのとろける食感に舌鼓『煮穴子と生うに太巻鮨』 一本 2,400円スタイリッシュな雰囲気はデートにもぴったり広めに設計されたカウンター席では、シェフとの会話も楽しめます店内はオープンキッチンを囲うようにカウンターが13席。シェフ自ら塗装をおこなったというグレーベースの壁面と、少し落とされた照明がシックな雰囲気を演出します。カウンターの幅は奥行き70センチと広めに設計されており、ゆったりと食事ができます。2軒目、3軒目としても使い勝手の良いお店です。落ち着いた雰囲気と温かいおもてなしで、ゆったりくつろげますフランクなもてなしで、ゲストを迎えてくれる【魚見茶寮】は、大人が楽しく過ごせるお店。デートや普段使い、少し特別な日の食事など、おいしいものが食べたいと思ったときに、肩ひじ張らずに訪れてみませんか。料理人プロフィール:御幸佑亮さん1980年、鹿児島県生まれ。【魚まみれ眞吉】で7年半のキャリアを積み、2019年には自身の店【魚見茶寮】をオープン。長く一緒に仕事をしてきた仲間たちとお店を切り盛り、ゲストを迎える日々。スタッフのチームワークを重視し、居心地の良い雰囲気づくりにも心を配っている。魚見茶寮【エリア】代官山【ジャンル】居酒屋【ランチ平均予算】5000円【ディナー平均予算】8000円【アクセス】恵比寿駅 徒歩4分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2021年04月13日季節のフルーツを使ったオリジナリティあふれる料理に舌鼓東京・日本橋茅場町に「イマノフルーツファクトリー」の前身である、果物店兼フルーツパーラーの「今野果実店」が創業したのは1952年。店舗が面する通りには、まだ都電が走っていたそう。今回ご紹介するのは、そんな老舗果物店が経営する上質で高級なフルーツを使用したメニューが自慢の【ビストロ サブリエ】です。東京メトロ「茅場町」駅を降りてすぐ。1階にはフルーツサンドが人気の果物店「イマノフルーツファクトリー」があります「フルーツは野菜のようにどんな料理にも合わせやすいんです。例えば、定番メニューの『フォアグラのリゾット』には、春はあまおうや柑橘類、夏場になるとブドウやいちじくを使います。だから、うちのメニューは果物の旬で変わっていきますね」と今野登茂彦シェフ。2・3階がビストロ。3階のカウンターはおひとり様に、窓際はデートにぴったり。3階フロアは貸し切りも可能ですメニューには、「フォアグラと果実のリゾット」や「果実を使った季節の彩りサラダ」、「肉・魚料理」などのアラカルトに加えて、前菜5種盛り合わせやスパゲッティ、果実のソースを使った肉料理などが楽しめる『スペシャルコース』に加え、最高級の果物と食材をふんだんに使った「フルーツコース」が選べます。3階のオープンキッチンに面したカウンター席2階のテーブル席は仕切りもあって落ち着いた雰囲気フルーツ好きの私が予約したのはもちろん「フルーツコース」!この日のメニューは――・芽キャベツのキッシュ・イタリア産の生ハムと静岡県産の温室マスクメロン・フルーツサラダ・フォアグラとあまおうのリゾット・天然ブリのポワレ・ローストビーフ・デザート『フォアグラとあまおうのリゾット』あまおうの甘みがフォアグラの濃厚さを引き立たせるリゾット。フランス・ルージュ社の“焼いても溶けない”フォアグラを使用。リゾットの味付けはパルメザンチーズのみとシンプルなので、濃厚なフォアグラの味をたっぷり堪能できます『フルーツサラダ』彩り豊かなサラダは、春野菜、フルーツ、スモークサーモンに、この日初めて使ったという千葉県産のルッコラの花びらも添えて。春野菜の個性あふれる味わい、季節のフルーツの甘み、スモークサーモンの香りが鼻を抜け、一口食べるたびに違う顔を魅せるサラダです『ローストビーフ』肉肉しい肩ロースにリンゴのソテーを添え、ゴルゴンゾーラのソースをたっぷりと。赤ワインにぴったりの一品。付け合わせのふかふかしたジャンボマッシュルームのフリットも癖になるおいしさ『天然ブリのポワレ』さっぱりとしたズッキーニのソースに、水晶分担やプチトマト、プチヴェールを添えて厳選された食材を塩だけで提供したり、素材の味を生かしつつもフレンチの技法を生かしたソースで生まれ変わらせたりと、季節のフルーツと様々な食材とのマリアージュが楽しめます。ワインやサングリア、カクテルは、フルーツとの相性を考え抜いたこだわりのラインナップ1階で販売されている人気の「フルーツサンド」。大きくカットされたフルーツが美味!フルーツ好きをもてなすなら、茅場町の【ビストロ サブリエ】がおすすめです!シェフプロフィール1972年、東京生まれ。青山の【ラ・クロワゼット】、渋谷の【エブ リーヌ】等を経て渡仏。2年間の滞在中プロヴァンス、ブルゴーニュ等の地方のレストランで中心に働き、パリを最後に帰国。帰国後、銀座の【レカン】を経て 2000年に独立、サブリエシェフに就任し、【KITCHEN & WINE SABLIER】をオープンする。2008年【BISTRO SABLIER】としてリニューアルオープン。BISTRO SABLIER【エリア】茅場町【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】1000円【ディナー平均予算】5000円【アクセス】茅場町駅 徒歩1分
2021年04月12日360度京景色が見渡せるルーフトップバーカクテルの学びの場でもあってほしい、そんな想いが込められたメインバー伝説的バーテンダーが作り出す、珠玉のジントニック360度京景色が見渡せるルーフトップバー清水寺や法観寺、八坂の塔のほど近くにある、今から80余年ほど前に建てられた清水小学校の校舎。その校舎をコンバージョンして誕生したホテルが、2020年3月に開業した【ザ・ホテル青龍 京都清水】です。アプローチを抜けると、レトロモダンな雰囲気が漂い、廊下からはどことなく懐かしい小学校の香りが漂ってきます。少しノスタルジック気分に浸りながら4階でエレベーターを降りて歩を進めると、思わず「あっ」と息をのむほど美しい光景が広がる屋上テラスに。夜景も美しいですが、景色を見渡したいときは明るい時間帯がおすすめまず目に入るのは、すぐそばにある法観寺の五重の塔、通称・八坂の塔です。下から見上げるのとは違い、真横から見るその美しい姿は本当に見とれるばかり。その奥には京都の美しい街並みが広がり、それを取り囲むように山々が連なります。その中には左大文字山の「大」の字も。さらに見渡していくと左手には京都タワーがそびえ、振り返ると清水寺と東山の峰々までも見渡すことができます。まさに360度の大絶景。京都といえども、ここまで京都らしい京都の風景を一望できるところはそうはありません。テラス中央にあるカウンターのほか、ゆったりとしたソファ席や眺めのいいハイチェアのテーブル席もありますその美しい景色ともう一つ、このバーには欠かせないもことがあります。それはなんと京都の伝説的バーテンダーと言われる、西田 稔さんをバトラーとして招いたことです。どのカクテルもこのバーでしか飲めないオリジナルレシピ。その日の気分で飲みたいものを頼むのももちろんいいですが、まずは西田さんの代名詞とも言われるジントニックを味わってみてください。バー文化が根付く京都で【K6】や【カーヴ・ド・ケイ】、【バー ケラー】などの名バーを作ってきた京都を代表するバーテンダー・西田 稔さん。そのカクテルを飲むために京都を訪れる方もいるほど、全国にファンを持つ様々なバーを作ってきた西田さんですが、ルーフトップバーは今回が初めて。メインバーでは感じることができない季節感を思う存分に出したかったと言います。「春から初夏にかけては夕日がとてもきれいに見えるんです。その夕日に合わせてロゼワインやロゼシャンパンのフェアを行ったり、太陽の光に照らされたカクテルは夜のバーとは全然色も雰囲気も異なってくる。これからは、そんな太陽や夕日を感じられる飲み物も作っていきたいです」。ルーフトップスタイルの【K36ジントニック】(1,320円・税込)。爽やかな風が吹き抜けるテラスにぴったりなカクテルです「東山の中腹に建つホテルなので、この屋上は建物の4階にあたるのですが、街中では15階から18階ぐらいの高さになります。遮るものもなく360度見渡せるのですごくいい風が吹くんです。それに、京都では西日を嫌うので、西側に窓がない建物が多い。でも、ここなら夕日の沈む西側をゆっくりと眺めることができます。京都でも数少ない珍しい場所なので、京都人も見たいと思う京都の景色が広がるんです」と西田さんがいうように、ルーフトップで最も楽しいのが、刻々と時間によって変わるその色や景色です。そんな時間をゆったりとお酒と共に味わってほしいという想いから、お酒だけでなく、料理も充実しているのがこのバーのうれしいところです。軽いおつまみとお酒を楽しむもよし、しっかりとした肉料理でディナーを楽しむもよし、さまざまな使い方で思い思いの時間を過ごすことできます。『京もち豚のローストポーク 新玉葱ロースト』(1,980円・税込)。低温で4時間ローストすることで柔らかくモチモチの食感に『生ウニとカンパーニュ』(1,650円・税込)。ホテルの敷地内にある、アラン・デュカスがプロデュースするレストラン【ブノワ 京都】で焼いたカンパーニュに、生ウニとバターをたっぷりとのせてカクテルの学びの場でもあってほしい、そんな想いが込められたメインバーこれまではルーフトップバー【K36 Rooftop】を見てきましたが、このバーのもう一つの面白い顔が、華やかなルーフトップバーとは趣も全く異なる、オーセンティックなメインバー【K36 The Bar】が存在しているということです。そこは、39年間バーテンダーとして活躍してきた西田さんの想いが詰まった、まさに集大成とでもいうべきバーです。元教室だった場所を改装して作られたメインバー。正面にはバーの顔であるカウンター、壁には教室ならではの大きな窓があり、カウンターに座って振り向いたときに見える京都の景色が印象的「ここは元々、清水小学校という学びの場。この小学校ができて150年、この鉄筋の校舎が建ってからは80余年なんです。それはカクテルの歴史とほぼ同じ。カクテルは150年ちょっと前に誕生して、アメリカで1920年に施行された禁酒令のときに急激に進化したんです。トマトジュースのふりをしてブラッディーマリーを飲んだり、オレンジジュースのふりをしてスクリュードライバーを飲んだりという風に。だからこそ、カクテルが学べる場所にしたかった」と西田さん。今回バーを作るにあたって、オリジナルカクテルはほぼ出さないようにしています。どのカクテルもオーセンティックなスタンダードカクテルと言われるものばかりですが、そのほとんどすべてのカクテルがこのホテルのバーのためだけに作られたオリジナルのレシピです。「昔の人が編み出したレシピを踏まえつつ、今この時点でどうすれば一番おいしくなるかを考えたここだけでしか飲むことができない一杯です」。【K36 The Bar】は、【K36 Rooftop】とは雰囲気を変え、同じカクテルであってもそのレシピは異なるこだわり西田さんの作り出すカクテルを眺めていて感じるのが、ひとつひとつの所作の美しさ。丁寧に作られたそのカクテルがなんとも凛々しいこと。そして穏やかな語り口。バーテンダー・西田さんが作り出すその空間がなんとも居心地がいいんです。「元小学校ですので、カクテルに馴染みのない、カクテル小学生の方も気負いすることなく来ていただきたいです。そのためにここの教科書とでもいうべき持ち帰ることのできるメニュー表も用意しています。カクテル初心者の方から上級者の方まで、また一つのカクテルを追い続けている人達までもが学びの場と思っていただけるような、そんなバーにしたいです」と朗らかな笑顔を見せる西田さんがなんとも印象的でした。右:桜餅の風味を感じさせるズブロッカを使った桜色のカクテル『春の訪れ』(1,650円・税込)、中央:バーの顔ともいうべき『K36 ジントニック』(1,650円・税込)、左:旬のイチゴとシャンパンなどで作られる『レオナルド』(3,300円・税込)メインバーに用意された持ち帰ることのできるメニュー表。カクテルひとつずつに材料や世界共通のカクテル言葉も記されています。「ここにメモをしたり、カクテル言葉と今の気分を合併せたカクテルを頼んだり、思い思いの使い方で楽しんでください」と西田さん伝説的バーテンダーが作り出す、珠玉のジントニック“バーテンダー・西田 稔と言えば、ジントニック”と言われるほど、それは西田さんにとって欠かすことのできないカクテル。ジンとトニックを合わせただけの誰にでも簡単に作れてしまう単純なカクテルではありますが、西田さんが作り出すそれは全く別の味わい、香りが漂います。ジントニックは、そのバーやバーテンダーのお酒に対する想いがいちばん現れるカクテルだと西田さんは言います。家で作るとなれば気を付ける項目はせいぜい10個程度、それがバーテンダーとしてつくるとなるとチェック項目は100個ほどにもなるそう。家で簡単に作ることもできるけど、バーにわざわざ来て飲む価値のあるカクテルがジントニック。だからこそ、そのバーでしか飲むことができない味わいになると言います。氷の大きさや使うグラス、大きさや重さまでも考えつくされたオリジナル『K36 ジントニック』(1,650円・税込)美しいカットグラスの中には大き目の氷が一つとその下にライムが一枚。きめ細やかな炭酸の泡が清々しい一杯です。「ジントニックで大切なのが清涼感。ここに今回一番重点を置きました。氷とライムで炭酸が逃げるのを極力カットし、最後の一滴まで香りと清々しさを楽しんでいただきたい」。最後の一滴までという西田さんの言葉通り、隅々にまで神経が行き届いています。グラスは旅や仕事で疲れた人でも心地よく飲める重さに、厚みも口につけた時に自然とフィットするようにオリジナルで作成。そして、そのグラスの径に合わせてカットされた、ジントニック専用の氷を使用。ジンもこのカクテルのためだけに3種類をブレンド。「季の美」と「六」という日本のジンをベースにそこにロンドンドライジンを加えることで、日本のジンのボタニカルがより豊かに華開いたと言います。「季の美」のK、「No.3ロンドン ドライジン」の3、「六」の6、3種のジンを合わせると店名の【K36】となるジンの豊かなボタニカルを弾けさせる炭酸を、最後の一滴まで残すために考案されたのが氷とライムで蓋をするスタイル。見た目に派手さはありませんが、バーテンダーの想いが隅々までつまっています。「3年後、5年後、いうならば20年後に再びこのバーを訪れてジントニックを飲んだ時、“あー帰ってきたな”と思ってもらえるような心に残る一杯を作りたい」と西田さん。ジントニックを飲みながら、ふとカウンターを振り返った時に目に飛び込んでくる京都の美しい景色は、決して忘れることのできない思い出になるはずです。そんな豊かな時の流れをこのバーは与えてくれる、そんな気がしました。K36【エリア】円山公園/高台寺/清水寺【ジャンル】ダイニングバー【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】6000円【アクセス】清水五条駅 徒歩20分
2021年04月11日西麻布の隠れ家店で“関西割烹”を楽しむ特別な時間食材や器との相性で輝きを増す、計算されたコース料理日本酒は佐賀の地酒を中心に、常時14~15種西麻布の隠れ家店で“関西割烹”を楽しむ特別な時間西麻布の住宅街にひっそりと佇む小さな店お店があるのは根津美術館の交差点から5分ほど進んだ先。人通りもまばらな西麻布の住宅街の一角で、屋号の看板も小さく、ともすれば見落としてしまいそうな店構えが、デートにもぴったりな隠れ家の雰囲気を演出しています。目の前で繰り広げられる見事な職人技も楽しみのひとつカウンターを中心とした約10坪の店内は、天井が高く広々と感じられる居心地のいい空間で、接待や少し特別な日の食事などにもぴったりです。数寄屋風のインテリアに、あえてヨーロッパ風に設えた板張りの床も違和感なく調和しています。食材や器との相性で輝きを増す、計算されたコース料理ここで楽しめるのは、大阪で腕を磨いた店主の先崎真朗さんによる関西割烹。出身地である九州の食材をふんだんにつかったコース料理を提供しています。料理自体はいたってシンプルでありながら、食材の組み合わせや器のチョイスで華やかさも演出。ここからはコースの中の一例をご紹介します。コース料理:おまかせ 15,000円~まろやかな酸味が素材を引き立てる『毛蟹とウニの土佐酢和え』先付けの一例『毛蟹とウニの土佐酢和え』。酢に鰹出汁や柑橘を加えて仕立てる土佐酢と、旨み濃い旬の魚介が絶妙な相性です。甘みある野菜と蟹を出汁が包み込む『蟹真丈 蕪のみぞれ仕立て』伝統的な懐石のなかで、先崎さんが特にこだわるという『お椀』の一例。この日は松葉ガニの真丈と聖護院大根、椎茸、金時菜、めかぶを、蕪をおろしたみぞれで仕立てた逸品。上品な出汁の風味が活きた極上の味わいです。肉の旨みがダイレクトに伝わる『佐賀牛イチボの炭火焼き』焼き物の一例。この日は上質な佐賀牛を炭火でじっくりと焼き上げた『佐賀牛イチボの炭火焼き』でした。塩または出汁醤油で味わいます。日本酒は佐賀の地酒を中心に、常時14~15種料理に合わせる日本酒は、「鍋島」や「東鶴」を中心に充実のラインナップ日本酒は純米から大吟醸まで常時14~15種類が並びます。特に先崎さんの出身地である佐賀の地酒「鍋島」と「東鶴」は、充実のラインナップ。さりげない対話を通して好みのものを提供してくれるので、迷ったらオススメを聞いてみてください。黒子に徹しつつ適度な会話のなかからゲストの好みや要望を汲み取ってくれる【寿修】。大切な人との食事や、特別な日を過ごすのにぴったりのお店です。料理人プロフィール:先崎真朗さん1976年、佐賀県生まれ。調理師学校では西洋料理の道を希望するも、大阪・北新地の割烹【斗々屋】の料理に衝撃を受け日本料理へ転向。【斗々屋】に入店し9年間修業を積む。その後東京に移り和食店、寿司店などで腕を磨いた後、2010年に西麻布の閑静な住宅街に【寿修】を開店、ミシュラン2つ星を獲得する。※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください寿修【エリア】西麻布【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】17000円【アクセス】表参道駅 徒歩10分
2021年04月10日表参道【青山 雅灯】表参道【青山 星のなる木】表参道【Suginoko 青山店】外苑前【日本料理僖成】外苑前【和食 猩々 -shoujyou- 青山】表参道【青山 雅灯】優雅な日本料理、繊細かつ上品な和食を、落ち着きのある個室で大小5つの個室はすべてドア付きの完全個室で、様々なシーンで活用できます表参道駅から徒歩3分の場所に店を構える【雅灯】はその名のとおり、洗練された空間の中、優雅なひとときが過ごせるお店です。料理長は一流老舗料亭で修行し、全国日本料理コンクールでも受賞す確かな腕。店内はどの席も大人の会食にふさわしい品格と落ち着きがあり、大小5つの完全個室は、2名から最大22名まで収容可能。板前の技が間近で堪能できるカウンターもあります。自慢の鹿児島牛も絶品。ディナーコース『真朱(まそほ)』 10,800円ここで楽しめるのは、熟練の料理人が織りなす優雅な懐石料理。『鹿児島黒毛和牛のステーキ』や厳選された鮮魚をはじめ、こだわりの食材を使った和食の数々が揃います。ディナーコース『真朱(まそほ)』は、雅灯名物の季節の土瓶出汁しゃぶをいただける基本懐石コース。乾杯のスパークリングもセットになった記念日コースなど目的に合わせてコースが選べます。青山雅灯【エリア】原宿/明治神宮前【ジャンル】和食【ランチ平均予算】4000円【ディナー平均予算】13000円【アクセス】表参道駅 徒歩3分表参道【青山 星のなる木】伝統×革新の日本料理を洗練された大人の空間で細部にまでこだわったモダンな空間に大小8部屋の個室を完備表参道駅から徒歩10分、青山通り沿いにあるラ・ポルト青山の4階で「温故知新」をテーマに、古き良き技術と現代の感覚が織りなす伝統×革新の日本料理を提案。シックな店内は、表参道にふさわしい高級感漂う大人の隠れ家空間です。大小さまざまな個室が完備されており、季節を感じられるテラスもあります。記念日だけでなく、接待や大切な集まりなど、様々な用途に利用できます。夜限定懐石『〝一期一会〟〈全8品〉』8,800円(税込)選び抜かれた旬の素材をふんだんに使い、伝統の技法と革新の新しさを取り入れた料理でおもてなし。見た目にも美しく、香り豊かで味わい深く、まさに五感で楽しめる逸品ばかり。夜限定懐石の『一期一会』は、和の伝統・技法は崩さず一手間加えたまさに一期一会の料理が堪能できます。懐石では珍しく、ホールケーキ付の懐石コースも用意。記念日のデートで、ゆったりと二人の時間を満喫できます。青山星のなる木【エリア】原宿/明治神宮前【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】4000円【ディナー平均予算】10000円【アクセス】表参道駅表参道【Suginoko 青山店】京町屋の風情を彷彿とさせる朱色の個室で楽しむ表参道の隠れ家店内は落ち着きのある和の個室空間表参道の路地裏、静かな一画のビル3階にある【Suginoko 青山店】は、『黒豚しゃぶしゃぶ』や『せいろ蒸し』が楽しめる料理店。店内は、朱色の壁や格子の扉によって、情緒豊かに落ち着ける空間がつくられており、デートや接待に多く使われています。忙しい日々の中に現れる大人のためのオアシスです。季節の旬菜をお一皿に『前菜の盛り合わせ』 ※コースの一品料理の多くは手づくりにこだわり、一品ごとに出来たてのおいしさと細やかな技を堪能できます。コース料理は、メインを『黒豚しゃぶしゃぶ』『せいろ蒸し』などから選べます。ある日のコースの一品『前菜の盛り合わせ』は、九条ネギを周りを焼いて香ばしさと甘みを引き出し、王道の美味しさの白子を置き、春を呼ぶ食材の菜の花を使用するなど、季節の走りを感じられる一皿。2時間フリードリンク付コースなど、シーンに合わせたコースが充実しています。Suginoko青山店【エリア】表参道/青山【ジャンル】和食【ランチ平均予算】1000円【ディナー平均予算】5000円【アクセス】表参道駅 徒歩3分外苑前【日本料理僖成】隈健吾氏設計の上質な空間で味わう季節の料理と温もりあるおもてなし建築家隈研吾氏が創り出したモダンな内装の個室で先鋭的な懐石料理を外苑前駅より徒歩1分、歴史ある名刹「梅窓院」に隣接する日本料理店。青山外苑前という都心にありながら、落ち着いた雰囲気で過ごせる個室を備えています。店内は世界的建築家・隈健吾氏の設計で、桐材の壁面に囲まれた小部屋や掘りごたつのある座敷など、ゆったりとした食のひとときが過ごせます。産地直送の新鮮な海の幸『旬魚の彩り盛り』4,500円全国の産地より届けられた旬の食材を使った、目にも美しい、繊細かつ個性溢れる日本料理が楽しめます。『旬魚の彩り盛り』は、産地より直送された新鮮な海の幸の盛合せ。季節ごとの脂の乗った旬の魚介が並びます。お祝いごとにもぴったりの、特別な懐石コースもおすすめです。料理を引き立てる季節限定の日本酒をはじめ、黒龍酒造『しずく』『二左衛門』などの希少銘柄も揃っています。日本料理僖成【エリア】外苑前/青山一丁目【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】4000円【ディナー平均予算】10000円【アクセス】外苑前駅 徒歩1分外苑前【和食 猩々 -shoujyou- 青山】日常の喧騒を忘れる一軒家で季節の会席料理を愛でる特別な機会にふさわしい上品で和の情趣にあふれたプライベート空間外苑前駅から徒歩1分、駅近くでありながら静かな、凛とした風情で佇む一軒家。日常の喧騒を忘れる和の趣あふれる空間で、四季折々の旬を堪能する月替わり会席が楽しめます。2名から最大24名まで、人数に応じた大小の個室はシンプルながらも格調高く、静かなプライベート空間が保たれています。赤身が旨い黒毛和牛サーロインを堪能できるコース『馳走』 8,000円『黒毛和牛』や『伊勢海老』などの特選素材を月替わりの会席料理でゆったりと堪能できます。オープン当初より新潟県南魚沼産コシヒカリを一人分ずつ、土鍋で一気に炊き上げる『銀シャリ』をはじめとした土鍋御飯も人気です。和食を引き立てる日本酒は、全国各地の地酒が並び、中でも芳酵・旨口がおすすめ。日本酒だけでなく、ワインの品揃えも豊富です。和食猩々-shoujyou- 青山【エリア】外苑前/青山一丁目【ジャンル】和食【ランチ平均予算】1500円【ディナー平均予算】8000円【アクセス】外苑前駅 徒歩1分
2021年04月09日特別な日に訪れたい、幻想的な空間が広がる中華料理店西太后の料理番として仕えた、厲子嘉氏のレシピを再現オーガンジーにまとわれた空間のほか、個室も完備特別な日に訪れたい、幻想的な空間が広がる中華料理店店の扉の前なのに、小路が続いているかのような不思議な入り口銀座一丁目駅から徒歩1分、皇太后が愛した味を、直系の子孫のみで受け継いできた中華料理店【厲家菜銀座】があります。入り口は立派な門のエントランス。鏡張りの扉の目の前に立つと、目の錯覚で奥に小路が続いているかのように感じます。これは北京の本店がある薄い路地を模したものなのだとか。翡翠色のハイバックソファーは、まるで中国の山麓が浮かんでいるかのよう乳白色を基調に、翡翠色をアクセントカラーに据えた店内は、エレガントで気品に満ちた空間に仕上がっています。特に目を引くのは、形が一つひとつ異なっているハイバックソファー。しっかりと体をホールドしてくれるだけでなく、周囲からの視線を遮り、会話を漏れにくくしてくれる効果もあります。西太后の料理番として仕えた、厲子嘉氏のレシピを再現少量多皿で料理は用意されています料理は清時代に西太后の料理番として仕えた厲子嘉氏のレシピを再現。宮廷料理は絢爛豪華なものを想像しがちですが、【厲家菜】はシンプルで素材の持ち味を引き出し、繊細さ、味のバランス、栄養面から考案された西太后の日常的な料理が提供されます。少量多皿の料理の数々に思わずに目を奪われそうです。ここからは料理の一例をご紹介します。美人の象徴と例えられる「芙蓉の白い花」に見立てた『芙蓉の花の様な海老と卵白の炒め』揚げた卵白と海老を、老鶏からとった香り豊かなスープで軽い餡かけ仕立てにしています。プリップリッの食感のメレンゲと海老を口に運ぶと、初めはさっぱりしていますが、後から追いかけてくる滋味深い味わいに魅了されます。高級食材のフカヒレを堪能することができる『最上の部位だけを選んだフカヒレ蒸し煮』最高級フカヒレの太い繊維部分を一本一本ほぐし、余計なものを取り除いたフカヒレのみを使用。老鶏を使った濃厚なスープと共に提供されており、シンプルでありながらも途方もない手間と時間がかけられています。食材全てを美味しくいただく『厲家名菜豚肉と白菜の煮込み』「厲家名菜」と銘打たれ、西太后や乾隆帝も好んでいたという逸品。豚肉のロースを長時間かけて風味と味わいを引き出し、コラーゲン生成を助ける白菜と合わせスープ仕立てに。ご飯とともに提供されるので、合わせて食べるのもおすすめです。特別な日にいただくことができる、特別な宮廷料理『仏教徒の精進料理人参の炒め物』人参・ダイコン・筍・パクチーの茎を油の中で、ゆっくりと過熱して炒めた、究極の人参炒め。シャキシャキと食感が良いのが特徴で、噛みしめるたびに、味や香りに変化が現れてくるところがとても面白い仕上がりになっています。オーガンジーにまとわれた空間のほか、個室も完備個室の様子。ライトシェードはまるで雲のよう霧をイメージしたという薄いオーガンジーカーテン越しに翡翠色のソファーが透けている様子は、まるで水墨画のような優雅さ。空間構成から家具やドアの形状に至るまで、繊細で柔らかな雰囲気が店内には漂っています。また、大切な人との食事会での利用にも最適な個室も完備しています。料理や好みに合わせた、中国酒の楽しみ方を教えてもらえる中国酒には、紹興酒による西と東との地域性による違い、10年から50年までの熟成によって生まれる味の違いがあります。さらに、上海市や陝西省の黄酒なども用意されています。ほかにも、フランスを中心としたワインやシャンパーニュなども。料理や好みに合わせてお酒も存分に楽しめます。料理人プロフィール:厲愛茵さん1985年、父が北京に【厲家菜】を開店。愛茵氏は、父のつくる料理を食べて育つ中で自然と食に興味を持ち、つくり方を教わり始める。2003年、六本木ヒルズに支店を開業。2016年、銀座に移転し「直営店」として再オープンさせる。厲家菜銀座(レイ家菜銀座)【エリア】銀座【ジャンル】北京料理【ランチ平均予算】5000円【ディナー平均予算】20000円【アクセス】銀座一丁目駅 徒歩1分
2021年04月08日イタリアン【RISTORANTE DA FIORE】ダイニングバー【GENTLE Dining】フレンチ【AIX:S】ダイニングバー【TWO ROOMS GRILL BAR】ヨーロピアン・フュージョン【ARBOR】イタリアン【RISTORANTE DA FIORE】表参道に佇む大人の隠れ家。旬の野菜が美味しいリストランテ淡い照明が大人の雰囲気を演出するエレガントな店内日本の食文化・伝統美を取り入れた独自のイタリア料理を作り続ける眞中秀幸シェフの名店【RISTORANTE DA FIORE】。素材主義にこだわった四季を彩る料理を堪能できます。調度品や照明にいたるまですべてが洗練された空間になっているので、大人カジュアルなデートに最適です。ランチコース『Ramo ラーモ:枝』パスタ料理の一例コース料理は、季節感・彩りを添える旬の野菜を中心にバランスよく組み立てられた内容になっています。ランチは、『Radice ラディーチェ:根』3,700円(税込)、『Ramo ラーモ:枝』5,400円(税込)、『Foglia フォーリア:葉』6,500円(税込)の3種類のコースから選べます(別途サービス料が5%かかります)。RISTORANTEDAFIORE【エリア】原宿/明治神宮前【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】4500円【ディナー平均予算】12000円【アクセス】表参道駅 徒歩8分ダイニングバー【GENTLE Dining】表参道の隠れ家Dining&プライベートルームテラス席に面した開放感のある空間青山通りから一本入った先にある、緑に囲まれたお店【GENTLE Dining】は、イタリア・スペイン・ギリシャなどの地中海料理を愉しめるダイニング。天井高のメインフロアのほか、開放感溢れるガーデンテラスや庭を望むソファー席など、デートの雰囲気に合わせて様々な席が選べます。甘いスイーツたっぷりのデザートは、週末だけのお楽しみランチコースは、スープ+肉+デザート+カフェの『EXPRESS』2,530円(税込)と、前菜+メイン+デザート+カフェの『STANDARD』3,850円(税込)の2種(別途サービス料10%がかかります)。ほかにも、土日祝限定のティータイムでは、専属パティシエが店内でつくったスイーツがいただけます。GENTLE Dining【エリア】原宿/明治神宮前【ジャンル】スペイン料理・地中海料理【ランチ平均予算】2500円【ディナー平均予算】7000円【アクセス】表参道駅 徒歩7分フレンチ【AIX:S】フランスの三ツ星レストランで腕を磨いたシェフの創作コース優雅な時間を過ごせる、洗練された広々スペース「料理」「ワイン」「店舗内装」すべてにこだわったフレンチレストラン【AIX:S】。【ル・コルドン・ブルー】で6年半に渡り料理講座の教授を務め、半蔵門【ARGO】では総料理長を務めた山下敦司シェフがオープンしたお店です。店内は、デザイナーが手掛けたサロンのようなおしゃれ空間になっています。スペシャリテの『サーモンの燻製モンブラン風』※こちらはランチコースでは提供されませんフランスで研鑽を積んだシェフが、本場で培った技術で調理した繊細で色鮮やかな料理の数々を楽しめます。ランチコースは魚料理または肉料理から選べるメインとデザートなど全8品がついて4,070円 (税込)。本格フレンチをお手頃価格でいただけるのは嬉しいですよね。AIX:S【エリア】外苑前/青山一丁目【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】4070円【ディナー平均予算】8954円【アクセス】外苑前駅 徒歩1分ダイニングバー【TWO ROOMS GRILL BAR】テラスから望む都会の絶景。食と空間が織りなす優雅なひとときウォーターテラスの眺望の良さは都内随一。昼は水面に雲が映し出されます落ち着いたダイニングルーム、開放的なテラス席、プライベートな時間を過ごせる個室、お酒を愉しみたい方はバーカウンターなど、各々のシチュエーションに合わせて利用できる【TWO ROOMS GRILL BAR】。ランチデートの際にテラスから望むパノラマビューは圧巻です。オランデーズソースがたっぷりかかった『エッグベネディクト』自然光があふれるリラックスした雰囲気の中でいただくランチコースのおすすめは、土日祝限定の『ブランチセット』3400円(税込、別途サービス料10%)。前菜+主菜+コーヒーor紅茶がついています。選べる主菜は特製のエッグベネディクトが人気。プラス600円で季節のスープもつけられます。TWOROOMSGRILLBAR【エリア】表参道/青山【ジャンル】洋食【ランチ平均予算】3000円【ディナー平均予算】10000円【アクセス】表参道駅 徒歩1分ヨーロピアン・フュージョン【ARBOR】極上の空間で味わう、素材を生かしたヨーロピアン・フュージョンクラシックな雰囲気漂うバーカウンター「Farm to Table」をコンセプトに、生産地から届く極上の食材をオリジナルにアレンジして、驚きと発見を提供する【ARBOR】。ニューヨークの人気デザイナーが手がけたモダンで豪華なダイニングスペースのほか、開放感あふれるテラス席、クラシックな雰囲気漂うバーなどがあり様々なデートシーンで利用できます。コースの一例。メインの『国産牛サーロインの炭火焼 エシャロットソース』シェフ自ら全国を旅して常に新鮮な食材を探し求めている同店。ランチのおすすめは『LUNCH CHEF’S COURSE』(6,600円・税込/別途サービス料10%)。こだわりの国産食材を使用した『帆立貝と瀬戸内産塩レモンのリゾット』や『国産牛サーロインの炭火焼 エシャロットソース』などが味わえます。ARBOR【エリア】外苑前/青山一丁目【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】3000円【ディナー平均予算】6500円【アクセス】青山一丁目駅 徒歩1分
2021年04月07日「REACH STOCK」のシーフードレスキューUプロジェクトの一環「Social Kitchen TORANOMON」の若手実力派シェフ3名がメニューを考案「DEAN & DELUCA」から、魚介を生かした料理が味わえる缶詰3種として販売コロナ禍で行き場のなくなった魚介を使った缶詰を発売プロの料理人も利用する食材調達サイト「REACH STOCK」と農林水産省との共同プロジェクト「シーフードレスキューUプロジェクト」。コロナ禍の影響から、飲食店やホテルなどの出荷先を失ってしまった水産物を使って、プロの料理人がメニュー考案した缶詰を発売します。手のひらサイズのごちそう缶詰に、魚介3品が登場今回は、「シーフードレスキューUプロジェクト」で提供されているホタテやブリ、マグロを使って、「Social Kitchen TORANOMON」に所属する【unis】(東京/虎ノ門)の薬師神 陸シェフ、【ahill azabu】(東京/西麻布)の大井 健司シェフ、【An Di】(東京/外苑前)内藤 千博シェフの3名がメニューを考案。食のセレクトショップ「DEAN & DELUCA」とともに缶詰を作りました。ホタテと野菜の甘みたっぷり『ホタテのフリカッセ』『ホタテのフリカッセ』972円(税込)|【unis(ユニ)】薬師神 陸シェフ考案ホタテとともに、レンコン、黄ニンジン、セロリを煮込み、レモンで爽やかに仕上げたフランスの家庭料理。フレッシュなレモンを絞ってかけたり、クルミなどのナッツで食感をプラスするのもおすすめです。ぺアリングには、しっかり冷やした華やかな辛口の白ワインと合わせてどうぞ。スパイシーでミルキーなソース『ブリのココナッツカレー』考案『ブリのココナッツカレー』972円(税込)|【AnDi(アンディ)】内藤 千博シェフ考案ベトナム料理店【アンディ】の内藤千博シェフとつくった、ベトナムではおなじみのシナモン香るサツマイモ入りココナッツカレー。スパイシーながらも辛さは控えめ。熟成した酸味があるタイプの日本酒と相性抜群です。旨みを受け止めたオイルまで堪能『カラブリア風メバチマグロのトマト煮込み』『カラブリア風メバチマグロのトマト煮込み』972円(税込)|【ahill azabu(アヒル・アザブ)】大井 健司シェフ考案イタリア・カラブリア州の名産である唐辛子の辛味と、シラスの旨みがオイルに溶け込んだトマト煮込み。フェンネルやオレガノ、タイムなどのハーブを少量散らすと、華やかな香りや味わいが広がります。さっぱりとした赤ワインやシャンパンと合わせるのがオススメです。ワインや日本酒など、お酒と一緒にちょっとつまみたいときに、パントリーのとっておきのストックに、ギフトに。日常の様々なシーンで手軽に手のひらサイズの“ごちそう”が楽しめる缶詰シリーズ。さらに、こちらを購入することで、生産者支援にもつながります。どれも、本格的なレストランの味わいが楽しめる缶詰ばかり。ぜひ手に取ってみてください。「SEAFOOD RESCUE U PROJECT」についてUSENが展開するプロの料理人も御用達の食材宅配サイト「REACH STOCK」と、農林水産省との共同プロジェクト「SEAFOOD RESCUE U PROJECT」は、料理人が水産物を活かした新商品・メニュー開発することで、コロナ禍で苦しんでいる水産業事業者を支援する事業です。出荷等が減少してしまった国産水産物を活用したレシピ開発を行うために、料理試作用の水産物費用を農林水産省の補助金により受託できる仕組みになっています。※2021年3月末日まで「REACH STOCK」×「Social Kitchen TORANOMON」コラボミールキットも発売『牡蠣のアヒージョピマンデスペレット風味(2人前)』5,153円(税・送料込み)『真蛸とブラッドオレンジのセビーチェ(2人前)』4,721円(税・送料込み)REACH STOCKがピックアップした魚介で、「Social Kitchen TORANOMON」の薬師神シェフが監修したミールキットも販売中。春野菜と牡蠣にオイルソースが熱々に絡んだ素材のが生きる『牡蠣のアヒージョピマンデスペレット風味』や、鯛と帆立のタネをキャベツが優しく包み込みこんだトマトベースの一品『生姜真鯛のシューファルシトマトソース』、ブラットオレンジの爽やかな香りとライムの酸味、ピリッとしたからしがきいたセビーチェベースにタコを合わせた『真蛸とブラッドオレンジのセビーチェ』など、ぜひチェックしてみてください!
2021年04月06日幼い頃から学んだ目利きで、極上の肉を提供希少部位9種をひと切れずつ食べ比べ「お客様の顔を見てから」人に合った切り方で提供幼い頃から学んだ目利きで、極上の肉を提供店主の華麗な包丁捌きを間近に眺めることができる、一枚板のカウンター席お店があるのは、下町の風情が残るエリア。JR神戸駅から徒歩5分、神戸高速鉄道西元町駅からは徒歩1分の立地です。落ち着いた雰囲気で、美味しいものをゆっくり味わうことができるお店。デートや接待にもぴったりです店主の岸田好純さんは、明治創業の老舗肉店の跡取りで、幼い頃から目利きの技術を父に学んだサラブレッド。そんな岸田さんが選び抜いた、希少部位や極上の肉を炭火焼きで堪能できます。希少部位9種をひと切れずつ食べ比べ『お勧め9種盛り合わせ』一人前3,575円(税込)※写真は2人前この日の9種の中には、神戸牛のロースや特選牛のたん下カルビもこちらでまず味わってほしいのが、『お勧め9種盛り合わせ』。ジューシーでこの上ないやわらかさが魅力の神戸ビーフのイチボ、鹿児島黒牛のヘレなど、日替りで入手困難な希少部位9種が勢ぞろい。ひと切れずつ、たくさんの種類を味わえるので、女性からも喜ばれています。箸でちぎれるほどやわらかい『シャトーブリアン』150g 4,950円(税込)。肉の味わい方は、レモン汁または自家製グレイビーソース2種から部位や好みに合わせてこちらは、希少部位の王者として人気の『シャトーブリアン』。市価の半額以下で味わえるのがうれしいところ。赤身ながら、口にした途端に肉汁があふれ、肉本来の旨味が口いっぱいに広がります。『ホルモンミックス』一人前677円(税込)※写真は2人前この日は、やわらかくふわりとした食感のシビレや、噛むほどに甘味が染み出すマルチョウも続いての『ホルモンミックス』は、運ばれてきた瞬間、そのカラフルな盛り付けに魅了されるひと品。食感が心地いいハチノスから、なめらかな脂がやみつきになるアカセンまで、日替りの10種が盛られます。とても同じ牛肉とは思えないほど味わいや食感が様々で、焼肉の奥深さが感じられます。ほかにも、ナムルやカルパッチョ、ユッケなどの一品メニューや、〆のチャーハン、冷麺なども充実しています。ワインはG660円(税込)~。写真は、スペイン産のフルボディ『ヴィレタデソラーノ テンプラニーニョ』G770円(写真右、税込)ほかドリンクは、スペイン、フランス、イタリア、ドイツなど、約15種ほどの幅広い産地のワインをはじめ、ビールやチューハイが揃います。「お客様の顔を見てから」人に合った切り方で提供神戸牛のサガリ、ロース、上カルビなど極上の肉を常に揃えています肉の仕入れは、長年信頼をおく専門卸が吟味したものの中から、岸田さんがさらに厳選。まずは色目と触れた感触で肉質や鮮度を見極め、一定の基準を満たした上で試食して味を確めるそう。そんな極上の肉を他より手頃に提供できるのは、老舗肉店で培った独自ルートによるものです。店主の岸田好純さんこだわりは、「とにかく味重視」という岸田さんの言葉通り、提供時は、部位ごとにおいしさを引き出すのはもちろん、注文が入ってから、客の年齢や好みを考慮して切り方を変えています。一人ひとりに合わせて口どけや食感を計算し、隠し包丁を入れ、形や大きさも変える徹底ぶり。丁寧な仕事と繊細な味わいが、舌の肥えたファンの心をとらえて離しません。炭火七輪焼肉糸桜【エリア】神戸/新開地【ジャンル】焼肉【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】5000円【アクセス】神戸駅 徒歩5分
2021年04月05日生産者から届く旬素材に、フレンチのエッセンスを香らせて厳選した本格焼酎は、新しい飲み方でも楽しめます「居たくなる酒場」をテーマに、空間とサービスにもこだわりを生産者から届く旬素材に、フレンチのエッセンスを香らせて神泉駅を下車してから徒歩1分もかからない好立地。街に根付いたビストロやカフェのような趣がある。【居酒場 IGOR COSY SHINSEN】があるのは、神泉駅を降りたらすぐ目に入る、少し時を経たビルの1階。ガラス窓には、まるでパリの街角に佇むビストロやカフェを思わせるサインペインティングが施されています。ドアを開けると、湯気を上げる蒸籠と炭火の焼き台を設けたオープンキッチンが迎えてくれます。外観の印象から一転、小料理屋さんのような空間に。厨房の音や香りがダイレクトに伝わるカウンターの他、立ち飲み用スタンドとテーブル席がある。カウンターから目の当たりにできる厨房で、作り上げられる数々の料理は、季節野菜の小鉢に焼き物や煮物、〆まで揃っています。中でも「名物料理」と掲げる3品は必食です。『雲丹のせ笹豚焼売 ライムリーフの香り』オーダーごとに蒸し上げるから熱々ジューシー。これまでの焼売にない香り高さが印象的。990円(税込)フレンチの料理人でもある丸山智博さんが手掛けるなら、どんなメニューが生まれるのでしょうか?意外にも、焼売や〆鯖といったお馴染みのラインナップ。でも、そんな奇をてらわない一品に「香り」という要素を重ねることで、素材のレイヤーを楽しむフレンチのエッセンスを効かせています。まずは、オーダーごとに蒸し上げられる『雲丹のせ笹豚焼売 ライムリーフの香り』を。餡は、北海道旭川産の「笹豚」を手切りにして肉肉しさを残し、帆立の旨み、筍と玉ねぎの食感をプラスしたもの。蒸籠にライムリーフを入れて蒸し上げ、仕上げに雲丹をのせて。蓋を開ければ爽やかな芳香が立ち上り、焼売を口に入れると、ジューシーな肉汁と雲丹のコクが広がります。焼売に纏わせたライムリーフの香りにオリジナリティが光ります。『炙り〆鯖 春菊醤油仕立て』新鮮な鯖を浅めに締めて、仕上がりは柔らか。炙った香りと胡麻の風味に、春菊の瑞々しさが合う。968円(税込)居酒屋の定番、〆鯖にも香りのアクセントを。鯖をまろやかな酢と塩で締めて、皮目を炙り、香ばしい煎り胡麻をまぶしています。そこに添えたのは、春菊と醤油を合わせたピュレ。脂のりがいい鯖に春菊の鮮烈な香りがぴったりです。『宮崎直送 黒岩土鶏のたたき盛り合わせ』表面は香ばしく、中はしっとりした火入れ。始めはシンプルに塩で、それから甘油に薬味を入れて味わいたい。1,650円(税込)自慢の素材をストレートに味わえるのが『宮崎直送 黒岩土鶏のたたき盛り合わせ』。「黒岩土鶏」とは、宮崎県・尾鈴山で黒岩正志さんが放し飼いした鶏。手つかずの自然の中で育った鶏の味わいに丸山さんが惚れ込み、仕入れが叶ったものなのです。もも肉と胸肉に、その日の状況によって変わる砂肝やレバー、ハツなどを加えた3部位を盛り合わせに。炭火で炙った鶏肉は香ばしさが際立ち、雑味のない澄んだ味わいに驚きます。生姜やわさびを入れた醤油、フランス産の唐辛子・エスプレットやカマルグ海塩など、添えられた薬味をお好みで楽しんで。炭火で皮目からこんがりと焼いた、黒岩土鶏のたたき。この黒岩土鶏を余すことなく味わうため、鶏ガラでスープを取ってフォーとして提供。存分に食べて飲んでの後でも、つるりと収まる〆の麺はぜひともご賞味あれ。厳選した本格焼酎は、新しい飲み方でも楽しめますかつてブームとなった焼酎。プレミアムな銘柄だけでなく、素材や地域、ヴィンテージなどで多彩な味わいが生まれ、ワインや日本酒のように楽しめるお酒として改めて注目されています。【居酒場 IGOR COSY SHINSEN】では焼酎にスポットを当て、料理に合わせて味わえるように提案してくれます。宮崎県にある尾鈴山醸造所の芋焼酎「山ねこ」、米焼酎「山翡翠」、麦焼酎「山猿」。グラス各660円(税込)『宮崎直送 黒岩土鶏のたたき盛り合わせ』におすすめなのは、産地を同じくする宮崎・尾鈴山醸造所の焼酎。ワインで言うところの〝テロワール〟が同じ料理と焼酎で、マリアージュを楽しめるのも新しい体験です。焼酎の水割りはワイングラスで提供。香りが立ち、氷で薄まることなく楽しめる。本日の焼酎660円~(税込)焼酎水割りは、まず焼酎と氷をシェーカーに入れて振り、よく冷やしてからワイングラスへ。それからゆっくりと水を加えることで、グラスを傾けて口に含んでから飲み切るまで、本来の風味を損なうことなく堪能できます。香りがぐんと引き立つ、お湯割りもまた良し。料理や好みに合わせて、おすすめを相談してもOK。唐辛子の辛みと大葉の香りによって、飲みやすくなる『金魚割り』は660円(税込)。昆布や梅を入れたお湯割り、レモングラスほうじ茶割りなど、飲み方のバラエティも豊富。カジュアルに楽しめる一杯として、人気が高い『金魚割り』。芋焼酎の「大和桜 紅芋」に唐辛子と大葉を入れて、金魚と水草に見立てています。芋のほんのりとした甘さを唐辛子がピリッと引き締めます。焼酎は、その時期におすすめのものを常時入れ替えているので、訪れるたびに新しい出会いがあるかもしれません。「居たくなる酒場」をテーマに、空間とサービスにもこだわりを代々木上原の【MAISON CINQUANTECINQ】、【LANTERNE】、【AELU】などを手掛ける丸山智博さん。【居酒場 IGOR COSY SHINSEN】は「このままパリにあっても違和感がない酒場」を思い描いてディレクション。丸山さん曰く、第一に考えたのは「居心地のよい酒場ってどんなところだろう?」それには料理と内装とサービス、すべてのクオリティを欠くことができませんでした。ふらりと立ち寄って、美味しい肴とグラスを傾けるのにぴったりな立ち飲み用のスタンド。カウンターをメインに、立ち飲み席と6人掛けのテーブルを配した空間は、いつもの夕食処としても、ちょい飲みアペロや〆の一杯にも、気の置けない友人とのひとときにもぴったり。さり気なく配されたのは、バウハウスの「ウルムスツール」や、ベトナム製ソンベ焼きの花器など。選りすぐりの上質なアイテムが主張しすぎることなく、調和しつつ在るのも居心地のよさをもたらす一要素です。厨房から気さくに声をかけてくれる、店長の山本誠也さんと副店長の桜井茜さん。そして、店長・山本誠也さんと副店長・桜井茜さんの呼吸もぴったり、フレンドリーな接客にほっと肩の力が抜けるはず。隣席の楽しい雰囲気が伝播するのも、キッチンとダイニングが一体になったミニマルな酒場の醍醐味かもしれません。とは言え、丸山さんにとっては「あくまでもテーブルの上が主役」です。だからこそ、食材の生産者や焼酎の蔵元と真摯に向き合って、〝いいもの〟を伝える美味しい一皿に仕上げます。【居酒場 IGOR COSY SHINSEN】という店名に冠したのは「居酒屋」ではなく「居酒場」。耳馴染みはいいけれど、これまでに聞いたことがない新しい言葉。〝すっと馴染むけれど新しい〟は、このお店のスタンスを表しているようです。いつ訪れても飽きることがない、でも日常にちょっぴり彩りをプラスしてくれる。そんな酒場が誕生しました。居酒場 IGOR COSY SHINSEN【エリア】道玄坂/神泉【ジャンル】居酒屋【ランチ平均予算】1000円【ディナー平均予算】5000円【アクセス】神泉駅
2021年04月04日新しいライフスタイルサイクルにあわせたバーラウンジ新感覚のスパイス使いでインド料理の概念をくつがえす、モダンインディアンキュイジーヌレストラン【SPICE LAB TOKYO】の系列店であるバーラウンジ【THE GREY ROOM】。ウィズコロナの新生活様式でも安心してヘルシーな飲食を楽しめ、旅が出来なくても非日常感を満喫できます。デートに最適なカウンター席ティータイムとバータイムをオン・オフ自由に楽しんで欲しいというコンセプトの同店。シックなデザインで統一されたカウンターやソファー席のほか、銀座のみゆき通りや数寄屋橋方面まで一望できる、地上30mのテラス席も人気。時間の移ろいで変わる銀座の表情を存分に楽しめます。銀座では珍しい、地上30mのテラス席バーラウンジは今までとは異なる価値観やライフスタイルへシフトすべく、土日の営業開始時間を12:00~に早めてデイタイムの利用時間帯を拡大しています。再始動に際し、スパイスのちからを取り入れた新たなウェルネス志向のアフタヌーンティーやバーフード、カクテルなどを提供しています。一皿でインドを旅するように味わえるスパイスバーフード『Indian Odyssey~インドスパイス紀行~』4,400円(THE GREY ROOM “Indian Spice Cocktail“1杯を含む)(税込・サービス料10%別)3月22日より提供を開始する新しいシグネチャープレートが「Indian Odyssey~インドスパイス紀行~」。インドの地方ごとに特色のあるスパイスやハーブを取り入れた様々な伝統的郷土料理を、階下にある同系列のモダンインディアンキュイジーヌレストラン【SPICE LAB TOKYO】のシェフが一皿に盛り込みました。3~4月は「苺」 & 期間限定で「桜」のアフタヌーンティーを提供『THE GREY ROOM Afternoon Tea』おひとり様 5,200円、シャンパン1杯付 おひとり様 6,800円(ともに税込・サービス料10%別)※写真イメージは苺バージョンです。桜バージョンのプレゼンテーション・内容は異なります人気のアフタヌーンティーは季節ごとにメニューチェンジ。3月1日~4月25日の期間は苺とスパイスの絶妙な味わいのバランスが新鮮なアフタヌーンティーを提供しています。また同期間中、3月22日~4月4日の期間限定で、桜をイメージした特別バージョンのSAKURAアフタヌーンティーを用意しています。アフタヌーンティーとあわせて楽しむ、ヘルシー感アップの新作モクテル『Spice Koji Fizz(スパイス麹フィズ)』通常1,200円のところAfternoon Tea をお召し上がりの方は特別に900円(税込・サービス料10%別)で提供ヘルシーな素材をつかったオリジナルカクテルも用意しています。おすすめは「飲む点滴」と言われるほど栄養満点の甘酒と、ヨーグルト、さらにジンジャー、カルダモン、クミン、タイムなど様々なスパイス&ハーブを加えた新作モクテル(ノンアルコール カクテル)の『Spice Koji Fizz(スパイス麹フィズ)』。銀座6丁目にあるロケーションならではの特別な風景と共に、洗練のスパイス使いが斬新なカクテルやバーフードを楽しめる【THE GREY ROOM】。昼のアフタヌーンティータイムから、夜のバータイムまで、ニュートラルな心地いい空間でのくつろぎの時間を味わってみてはいかがでしょうか。THE GREY ROOM【エリア】銀座【ジャンル】バー・カクテル【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】2500円【アクセス】銀座駅 徒歩5分
2021年04月02日日本発、世界に誇れるフランス料理を銀座から届けたい憧れのレストランは、いつの時代にも銀座にある。かつて、数寄屋橋交差点のソニービルに【マキシム・ド・バリ】という名店があった。パリのベル・エポックの雰囲気そのままの店がオープンしたのは1966年のこと。手に入らないフランス産の食材を使い、ミシュラン星付きのフランス人シェフが料理をつくり、パリのエッセンスそのものが味わえるレストランは、「大人の社交場」として名士やセレブリティたちの間で瞬く間に評判になった。その名店は、2015年に惜しまれながら閉店をし、その長い歴史に幕を閉じた。かの名店がオープンした当時から、実に55年の時が流れ、時代は変化し、ずいぶんとレストランを取り巻く環境も、人々の好みも、レストランを楽しむ人々の風景も変わったように思う。レストランからは銀座のランドマーク、和光の時計台を間近に眺められる流通が発達し、人々が国境を気軽に跨げるようになった今(コロナ禍で今は海外へはいけないけれど)、海の向こうの食材も簡単に手に入るようになり、海外で修行する日本人の料理人も珍しくなくなった。日本の美食を楽しみに海外の人々が頻繁に訪れるようになり、本場そのものの味を食べたいならば、飛行機に乗って気軽に食べに行ける時代になったのだ。2020年12月にオープンした【ラルジャン】はそんな時代の変化を映し、新たに登場した現代のグランメゾンの一つだろう。“海外の本場のスタイルで、本場そのものの味が食べられる”という特別な体験は、徐々に“日本の食材や食文化を踏襲し、日本でしか表現できない料理を楽しんでもらう”というその国の食文化や食材を表現した新しい料理にシフトしてきている。そんな高級レストランの大きな変化がここ銀座でも起きている。それは、世界を舞台に活躍する日本人シェフが増え、世界を見てきたからこそ、“日本”という国の素晴らしさに気づいた証。そんな魅力を日本人のみならず世界の人にも知ってほしいという彼らの自信の表れでもあるに違いない。【ラルジャン】のシェフ、加藤順一氏もまさにそんな一人だ。座席には、その日に決まったメニューが添えられている「日本から生まれるフランス料理を、この店から世界に発信したいのです」と語る加藤順一シェフは、【タテル・ヨシノ】の吉野建シェフの薫陶を受け、その後パリの三つ星【アストランス】、デンマークの二つ星【AOC】など世界で働いたのち、帰国後【スブリム】のシェフに就任。ミシュラン一つ星を同店にもたらした人物だ。古典的なフランス料理基礎を用いつつも、北欧らしい軽やかなプレゼンテーションやテクニックでつくる、現代的で軽やかな料理が加藤シェフの持ち味。世界に一度出たからこそ、日本の食材の魅力に目覚め、そしてそれを使いながら日本でしかできないフランス料理をつくり、銀座という世界の人々が集まる街で勝負したいと思ったという。『発酵マッシュルームのスープ』合わせるのは、赤ワイン「Chateau Haut-Marbuzet 2007」。きのこの腐葉土のような香りと、熟成した香りが良く合う『発酵マッシュルームのスープ』は、そんな加藤シェフが感動した日本の食材の一つ、マッシュルームが主役の一皿。【スブリム】時代からのスペシャリテで、その頃からの常連さんが、この料理を楽しみに訪れるという名刺代わりの一品だ。「この料理は、僕が少しだけ働いていた【BIOS】(現在は閉店)という富士宮にあるレストランで出合ったとれたてのマッシュルームのおいしさを、料理にしたいと考えたものなんです。新鮮なマッシュルームってピンク色で歯触りが全然違うって感動したんですね。だから、この料理は生のマッシュルームが主役なんです」。器の中には、富士宮の農家さんから取り寄せているという小ぶりの温卵、それに、発酵させたマッシュルームのエキスを使ったスープが注がれ、ソテーしたマッシュルーム、その上には生のマッシュルームがたっぷりとのせられている。発酵させたスープの複雑で濃厚な味わいが、さくっとした歯触りのクリアなマッシュルームをより引き立てて、多重奏のような味の波、そして食感が口に広がる。加藤順一シェフ38歳スープ前までの前菜は、北欧スタイルらしい美しく小さなお料理が並ぶが、メインは、フランス料理らしい、クラシカルな側面を感じるボリュームあるものが登場する。この日、メインとして登場したのは、美しい羊の一皿。なにげなく見える料理だが、ここにはシェフが「うちはグランメゾン」と胸を張る、技術と手間がかけられている。主となる羊は、北海道の「羊丸ごと研究所」という牧場の羊。頭数が少なく、生産量の5%しか北海道の外には出ない希少なサフォーク種だ。そのセルダニョ(腰に近いロース)を、掃除してロース肉の部分だけにし、羊の脂でソテーしたほうれん草とギョウジャニンニクを巻く。さらに、バラ肉を薄く伸ばしたもので外側を巻いて、凧糸で縛ってフライパンで焼き目をつけてオーブンに。タラの芽のフリット、ごぼうの木の芽あえ、クレソンやナスタチウムなどで作ったハーブのブーケと、ジャガイモとチーズをあわせたテリーヌ“ポム・アンナ”を添えて。ソースは、フランス料理王道の羊の骨からとったソースと、美しい緑色が印象的な北欧風のハーブのソース2種がかけられている。春の羊は繊細で柔らかな優しい味わい。それを、山菜のほろにがい香りがミルキーな羊を包み、ソースと合わせて食べれば、まさにこれは、日本の春を感じるフランス料理だと感じる。『酒井さんの羊、山菜』日本の食材、フランス料理の技法、北欧のテクニックが融合した加藤シェフならではの一皿続くデザートも、日本の魅力的な食材を、フランス料理に昇華させて登場。よもぎの蒸しパンのクランブル、バターミルクとキャラメル状にしたヨーグルトのパウダーで、早春の雪が残る苔むした日本庭園のように仕立てられたデザートの正体は、よもぎとヨーグルトのシャーベット。日向夏のジュースとクリームがアクセントだ。さっぱりとしながらも、よもぎの香りが鼻腔をくすぐり、ここでも日本の春を感じることができる。コースの料理は、食べた印象はフランス料理、だけれど、どこか日本的な香りが印象に残る。そんな加藤さんの料理は、ただ単純に日本の食材を使って、そのままフランス料理に仕立てたものとは一線を画す調和がある。その秘密を聞くと、「日本の食材は繊細。下ごしらえも、処理もフランス料理の技法ではその良さを殺してしまうこともある。だから、和食の料理人の方に教えてもらった技法を使ったり、自分なりに工夫したりして、より魅力的に仕立てることを意識しています」と答えてくれた。この日のデザート『よもぎ、ミルク』これらの魅力的なコースは、「ぜひワインとともに楽しんでほしい」と加藤シェフ。こちらのワインは、絶妙なセレクトにファンが多い【Crony】小澤一貴さんが監修。軽やかでありながらも、フランス料理の骨格はしっかりとある料理に合わせるのは、フランスを中心としたワインだ。それを、お客様の要望を聞きながら小倉希望ソムリエがゲストにあわせておすすめをしてくれる。「僕がアストランスで働いていた時、ソムリエがお客様の食べている様子や、彼らからのリクエストを聞き、厨房に逐一報告すると、それに合わせてシェフが料理のソースをどんどん変えていく。そんなことがあたりまえでした。これが、フランスの三つ星、グランメゾンなんだと感動したんです。ここは、日本のグランメゾン。そんなきめ細やかな対応もしていきたいですね」と意欲を覗かせる。とはいえ、特別な気分が味わえるのに、肩肘張らずにリラックスして楽しめるのも令和時代らしい、このレストランの魅力だ。ちょっと特別な日。”日本から発信するフランス料理”を体験できる、銀座の新しいグランメゾンへ、ぜひドレスアップして、訪れてみてはいかがだろうか。レストランラルジャン(L’ARGENT)【エリア】銀座【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】12000円【ディナー平均予算】25000円【アクセス】銀座駅
2021年04月02日定番のバーにあるものが“ない”「ジントニック専門」のバージントニックで体験する世界一周の旅バーという冒険の、“一杯目のお店”でありたい定番のバーにあるものが“ない”「ジントニック専門」のバー気軽に入ってもらえるようにと、アパレルのような、カフェのようなイメージでまとめられた店内“ない”。とにかくないのだ。重厚なドア、薄暗い照明、高級なマホガニーのカウンター、ゆらめく紫煙といった、定番の「バーらしさ」がないのである。と語るのは、【Antonic】のディレクター、武田光太さんだ。とにかくジンを試してみてほしいと、気軽に入れるカジュアルな空間にした店内。「カフェのように、1杯のジントニックで歓談なんて使い方も歓迎です」武田さんが、奥さんでありオーナーの武田留以さんと、マネージャーの宮武祥平さんの3名で手がけた【Antonic】は、道路側は店内がしっかり見えるガラス張りにし開放感・安心感を演出。店内もおよそバーとは思えないポップでカジュアルな空間に仕上げ、価格も税込800円、1000円、1200円という明朗さ。そして何よりこだわったのがお酒で、こちらで提供するのは「ジントニック」のみなのだ。『ザ ボタニスト』800円。スコットランドの、ウイスキーの産地として有名なアイラ島。そこに自生している22種類の野生のボタニカルを人の手で採取し、BOTANIST=「植物学者」が手がけるジン。繊細なハーブのすっきりとした味わい『マルフィ コン リモーネ』1000円。イタリア北西部のトリノで造られたジン。イタリア産ジュニパーベリーやアマルフィ産レモン等5種のボタニカルと南西アルプス山脈のモンテ・ヴィーゾ山の湧き水を使用。レモンとジュニパーベリーの香りが心地よいと、定番のものが“ない”店だが、こだわりはかなり“ある”。もちろんジントニックにもこだわりが詰まっている。ジントニックで体験する世界一周の旅カウンターに並ぶジン。中には希少なものもあり、バー好きの人も唸らせるラインナップだ。“ジャケ飲み”するのも楽しいバックバーに並ぶのはもちろん、すべてジンだ。向かって左側の上から下にかけて北欧~スペイン、フランスなど欧州のものを。右側上にカナダやアメリカ、下にブラジルやペルーといった南米のもの。日本をはじめアジアのものは右側の中央にと、世界地図を意識して並べている。上から下まで飲めばジントニックで世界一周もできる仕掛けだ。『TENU(テヌ)』1200円。フィンランドの奥深く、北欧最後の原生森の貴重な恵みと清冽な湧水を使い、修道士たちの手により造られている。野薔薇、リンゴンベリーなどの芳醇な香りが時間を追って変化していく、複雑みのあるユニークな味わいまた、どのジンを使ってもレシピは一緒で、ジン20ml・トニックウォーター100mlにしている。洋酒販売の会社に勤めていただけあって、お酒の知識はかなり豊富で、近隣に限らず都内のバーにも詳しい武田さんちなみに店舗、味わいだけでなく、中目黒という場所にもこだわったそうだ。お店のInstagramのメニューアカウントでは、置いているジンの丁寧な説明も。それを読んで注文するのも面白いさて、僕はバー初心者というわけではないのだが、ジントニック専門のバーで飲んだこともなければ、ここまでこだわった1杯を飲んだこともない。【Antonic】では、好みを伝えたり、“ジャケ買い”でジンを選んだり、あとはお店のInstagramにジンの紹介がされているので、それを見ながら注文するシステムだ。でも、せっかくなのだから、おまかせで1杯を作ってもらうことに。そして待つこと数分。薄紫色した1杯が目の前に現れた。『エンプレス 1908』1000円。カナダの老舗ホテル「エンプレス・ホテル」のアフターヌーンティーがモチーフのジン。トニックウォーターを注ぐとバタフライピーの花から抽出された鮮やかなインディゴブルーが美しい紫色へと魔法のように変化するこんな色のジントニックがあるなんて! ちなみに僕が着ていたブルーの服からイメージしたものだそうだ。グラスを口元に運ぶと、柑橘の香りがふわりと漂う。口に含めば、ほのかな甘みと酸味。アルコール度数も穏やかで、これは飲みやすい。旨い!グラスには、多くの店のようにスライスレモン(あるいはライム)ではなく、ドライグレープフルーツが添えてある。味や名前を覚えるのは難しいが、青から紫、グレープフルーツ、というキーワードさえ覚えておけば、ジンの名前を忘れてしまっても、次回また注文できる気がする。バーという冒険の、“一杯目のお店”でありたい左から、オーナーの武田留以さん、ディレクターの武田光太さん、マネージャーの宮武祥平さん店には武田さんだけでなく、オーナーの武田留以さん、マネージャーの宮武祥平さんと3人が立つ。みんなジンの物語が語れるうえ、「失恋した時に飲むジントニックをください」「飲んでいるとカッコいいと思われるものを作って」なんて少々無茶なリクエストにも笑顔で対応してくれる(このリクエストに何が出されるかは、行ってからのお楽しみ)。そこから生まれる会話も楽しんでもらいたいという思いがあるからだ。『ネマ』1000円。カクテルバーNemanjaの北條氏による日本初のノンアルコールジン。長野県の無農薬栽培のバラ2種、ジュニパーベリー、ラベンダー、スパイス、八ヶ岳山麓の湧水を使用。ノンアルコールとは思えないほど重厚で華やか最終的には、美味しいお酒だけが増えるのではなく、バーに足を運び“お酒を楽しむ人々”が増えてほしい。その冒険の第1歩を踏み出すための店でありたいのだと武田さんは語る。従来のバーには“ない”ものが多いが、熱き想いはどこよりも“ある”。中目黒にできたばかりの新名所。早くも名店の予感がする。TheWorldGin&Tonic〔Antonic〕【エリア】中目黒【ジャンル】バー・カクテル【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】2500円【アクセス】中目黒駅 徒歩9分
2021年04月01日銀座【キル フェ ボン グランメゾン銀座】乃木坂【カフェ・ド・ラペ】渋谷【SUZU CAFE GEMS渋谷店】阿佐ヶ谷【Yazetto -aguri cafe-】白金【GAZTA】銀座【キル フェ ボン グランメゾン銀座】旬のフルーツタルトが楽しめるスイーツパティスリーまろやかな味わいが楽しめる『ブルターニュ産 “ル ガール”クリームチーズのタルト』 1ピース 588円/ホール21cm 5,076円銀座一丁目からすぐの【キル フェ ボン】の銀座店には、旬のフルーツを使ったタルトが常時20種以上揃います。『ブルターニュ産 “ル ガール”クリームチーズのタルト』は、ナチュラルクリームチーズの“ル ガール”をふんだんに使用し、じっくりと焼き上げたこだわりのタルト。タルトとの相性を考えた紅茶とともに、上質なひとときを過ごせます。正面のショーケースに20種類以上のタルトが華やかに並び、見ているだけでも幸せな気分に。中央に大きなシャンデリアが飾られた店内は、まさにグランメゾンの風格です。地下のカフェスペースはフランス郊外のプチホテルをイメージ。天井が高く開放的な雰囲気で、テラス、ダイニング、リビングの3つのシーンに分かれています。キル フェ ボングランメゾン銀座【エリア】銀座【ジャンル】スイーツ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】1500円【アクセス】銀座一丁目駅 徒歩2分乃木坂【カフェ・ド・ラペ】緑と光があふれる空間でこだわりのケーキとコーヒーをフレッシュチーズのコクとアイスクリームのような口どけが楽しめる『レアチーズケーキ』1,300円乃木坂駅から徒歩2分の立地にありながら、緑あふれる自然の中いるような気持ちで過ごせる喫茶店。『レアチーズケーキ』は、知り合いのフランス人から教えてもらったフランス・アンジュ地方の母の味「クレーム・ド・アンジュ」をベースに、試行錯誤して仕上げたケーキ。フレッシュブルーベリーを煮込んで作ったソースもぴったりです。スタッフとの会話も楽しめるカウンター席、落ち着いて過ごせる書斎のような空間、光が降り注ぐテラス、風を感じながら過ごせるお庭という4つの空間で、好きなように過ごせます。独自ブレンドのオールドビーンズをネルドリップで丁寧に淹れたコーヒーは、コクがあり味わい深く香りも豊かです。カフェ・ド・ラペ【エリア】外苑前/青山一丁目【ジャンル】カフェ【ランチ平均予算】1000円【ディナー平均予算】1000円【アクセス】乃木坂駅 徒歩2分渋谷【SUZU CAFE GEMS渋谷店】オリジナルデザインのインテリアに囲まれたスタイリッシュカフェほろ苦さを楽しむ『焦がしキャラメルの濃厚チーズケーキ』 550円渋谷駅新南口からすぐ、気軽に立ち寄れるカフェであり、都会的なダイニングでもある大人の空間。創業当時から不動の人気No.1スイーツの『焦がしキャラメルの濃厚チーズケーキ』は、食べ応えのある濃厚でしっとりとしたチーズケーキと、ほろ苦い自家製生キャラメルソースが絡み合う極上のおいしさ。アンティーク調のインテリアやオリジナルデザインの家具が並ぶ店内で、優雅なひとときが過ごせます。ソファー、テーブル、カップルシートなど、席の種類も充実しており、落ち着いた大人のデートにふさわしいお店です。カフェだけでなく、ランチ、ディナー、貸し切りパーティなど様々なシーンで利用できます。SUZU CAFE GEMS渋谷店【エリア】渋谷南口【ジャンル】カフェ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】1500円【アクセス】渋谷駅 徒歩1分阿佐ヶ谷【Yazetto -aguri cafe-】コーヒータイムを自家製ケーキと楽しむ至福のひとときシェフの農園で採れた苺のジャム付き『ヤゼットチーズケーキ』 550円阿佐ヶ谷駅から徒歩5分、旬の野菜をテーマとするカフェレストラン。『ヤゼットチーズケーキ』は、甘さ控えめで濃厚な味わいのベイクドチーズケーキ。自家製イチゴジャムの粒立つ食感が絶品です。オーナーがハンドドリップで淹れる絶品コーヒーや西多摩瑞穂町産『東京の紅茶』と一緒にどうぞ。グリーンのひさしと木質のデッキが目印のお店は、しっとり落ち着いたインテリアの店内。一人の時間を楽しみたいときや、友達や仲間とくつろいで過ごしたいときに利用したいおしゃれ空間です。「美味しいものは美しい器に」というポリシーで、お皿やカップにまでこだわっています。Yazetto-aguricafe-【エリア】高円寺/阿佐ヶ谷【ジャンル】カフェ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】1000円【アクセス】阿佐ヶ谷駅 徒歩5分白金【GAZTA】世界中から愛されるバスク地方の絶品チーズケーキを再現2つのサイズをシーンで使い分けて。『バスクチーズケーキ』直径8cm 700円/直径15cm 4,000円(税抜)美食の街として知られるサンセバスチャンの有名バル【LA VINA】の幻のバスクチーズケーキを再現。食べた瞬間から口いっぱいに広がる優しいチーズの味。こんがりと焼き上げられた見た目とは裏腹に、中はしっとりかつ濃厚です。絶妙なバランスで作られたチーズケーキはシンプルでありながら他にはない味わいや食感を備えています。世界中からチーズケーキを目当てに人々が訪れる【LA VINA】。長年の間、家族経営の身内にしか明かされなかった幻のチーズケーキでしたが、【GAZTA】のパティシエールが深く惚れ込み、その味を学びたいと働きかけ、世界でただ1人家族以外にレシピを伝授されました。ここだけの味をぜひ試してください。GAZTA【エリア】白金/白金台【ジャンル】スイーツ【ランチ平均予算】1000円 ~ 1999円【ディナー平均予算】~
2021年04月01日銀座【銀座和久多】和食銀座【天ぷら近藤】てんぷら赤坂【赤坂 四川飯店】中華上野【レストラン香味屋】洋食押上【ブラッスリーオザミ 東京スカイツリータウンソラマチ店】フレンチ銀座【銀座和久多】和食食を通じて、日本ならではの四季を感じる料理が味わえる、東京・銀座の会席料理店【銀座和久多】。店内はカウンター5席のほか、4名用個室2部屋、6名用個室2部屋が用意されています。4名で利用できる個室おもてなしの空間でいただくのは、厳選した旬の食材を使用し、素材の旨みを引き出した京風会席。丁寧に出汁をひき、澄んだ味わいに仕上げた料理の数々が並びます。選りすぐりの日本酒とともに、季節の味覚を楽しんでみてはいかがですか。ランチは、銀座でのお買い物の際にはもちろん女子会・顔合わせ・会食のお席など、幅広い用途に利用できます銀座和久多【エリア】新橋/汐留【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】6000円【ディナー平均予算】15000円【アクセス】銀座駅 徒歩5分銀座【天ぷら近藤】てんぷら落ち着いたカウンター席で、母の日のおもてなしができます長きにわたり東京の美食の最前線に立ち続ける天ぷらの名店。落ち着いた雰囲気の中、野菜を中心とした、美しい盛り付けの天ぷらが楽しめます。銀座駅からも近いので、親子でのお買い物の帰りに寄ることもできます。名物『さつまいもの天ぷら』。油で30分間じっくりと揚げることで、野菜の水分と甘味を封じ込めています天ぷらは、素材の味を引き出すために衣を薄く揚げているので、油っこくなく、年配のお母さんでも食べやすいのがポイント。中でも野菜本来の上品な甘味を感じられる『さつまいも』と『にんじん』は名物なので、是非、注文してみてください。てんぷら近藤【エリア】銀座【ジャンル】和食【ランチ平均予算】8000円【ディナー平均予算】13000円【アクセス】銀座駅 徒歩5分赤坂【赤坂 四川飯店】中華落ち着いた雰囲気の中に、高級感も漂う店内日本に中華料理を広めた陳建民氏が礎を築き、二代目の陳建一氏がオーナーを務める、日本中華の元祖ともいえる有名店。麻婆豆腐やエビのチリソース、棒々鶏など、現在の中華の定番メニューを広めたのも、このお店です。四川料理の名店として、多くの美食家に支持される老舗の味接待にも使われるお店なので、かゆいところに手が届くサービスも心地よいです。お母さんと2人でのランチにもいいですし、家族で円卓を囲ってのディナーにも使える、親孝行にぴったりのお店です。赤坂四川飯店【エリア】永田町【ジャンル】四川料理【ランチ平均予算】1000円【ディナー平均予算】8000円【アクセス】永田町駅 徒歩3分上野【レストラン香味屋】洋食様々な年代の方々が訪れる、一軒家の老舗洋食レストラン幅広い年代から愛され続ける、老舗の洋食レストラン。フロアはフラットに、テーブルは間隔を広めに置かれています。そのため、人とすれ違うときも気にならず、立ち居振る舞いもとても楽なのもおすすめのポイント。とろける舌触りのタンが美味しい『タンシチュー』名物はドゥミグラスソースを使った『タンシチュー』や『ビーフシチュー』で、誰もが子供の頃に大好きだったはずのメニューが並びます。金額は、ランチが大体5千円以内で、ディナーは1万円以内が目安。お母さんも気負いすることなく楽しめる、オススメのお店です。レストラン香味屋【エリア】上野【ジャンル】洋食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】8,001円~9,000円【アクセス】入谷駅押上【ブラッスリーオザミ 東京スカイツリータウンソラマチ店】フレンチビルの高層階から臨む景色とともに、上質なフランス料理が楽しめます高層階から美しい景色を臨みながら、上質な食材を使ったフランス料理が楽しめるレストラン。暖色系の照明で統一された店内は、ゆったりとくつろげる雰囲気です。東京スカイツリータウン・ソラマチに位置するお店なので、お母さんと観光帰りに立ち寄ることもできます。上質な食材を使ったフランス料理で、特別な思い出をプレゼントランチは4,000円ほど、ディナーは7,000円程度で、コース料理のほか、ディナータイムにはアラカルトも提供。素敵な景色と料理で、この日の思い出を締めくくってみるのはいかがでしょうか。ブラッスリーオザミ東京スカイツリータウンソラマチ店【エリア】押上/スカイツリー周辺【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】6,001円~7,000円【アクセス】押上駅いかがでしたか? いつもなかなか言えない“ありがとう”の気持ち。母の日だからこそお母さんを連れ出して、特別な日の思い出をプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
2021年03月31日哲学の道/【日本料理 藤井】平安神宮/【京都ホテルオークラ別邸京料理粟田山荘】仁和寺/【京料理 萬長】嵐山/【あらし山 遊月】醍醐寺/【鳥羽甚】哲学の道疏水沿いに全長約2kmも続く、桜のトンネルは感動的銀閣寺から若王子橋まで疏水べりに続く哲学の道は、大正時代に植えられた約300本の桜並木が美しい桜の名所。満開の時期にはまるで桜のトンネルのようで、水面を流れゆく花びらは情緒たっぷりです。哲学の道近くのオススメ店【日本料理 藤井】胡麻味噌だれで和えた鯛をのせた『ご飯、自家製しば漬け』哲学の道の近くに佇む【日本料理 藤井】は、2019年より3年連続でミシュラン1つ星として掲載された名店。“質実として、枯淡の境地”をコンセプトに、素材を活かした絶品料理を堪能できます。ランチ『ご飯、自家製しば漬け』は、市場から厳選仕入れされた鯛を使った贅沢なご飯。コースでは旬の食材を使った四季折々の逸品を提供してくれます。日本料理藤井【エリア】銀閣寺/北白川/出町柳【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】6000円【ディナー平均予算】15000円【アクセス】出町柳駅平安神宮庭園の池に映る紅しだれ桜が美しい朱と緑が鮮やかな社殿を取り巻く広大な神苑に、紅しだれ桜が咲き誇ることで知られている平安神宮。栖鳳池に映る八重咲きの濃い紅しだれは感動ものの美しさです。約150本が咲き競き、谷崎潤一郎の『細雪』や川端康成の『古都』の舞台にもなっています。平安神宮近くのオススメ店【京都ホテルオークラ別邸京料理粟田山荘】四季の美しさを会席料理で味わう『八寸』平安神宮より徒歩10分、京への出入り口のひとつ粟田口の、由緒正しき門跡寺院の青蓮院に隣接した会席料理店。西陣の織元の元別邸で、建物は檜材をふんだんに用いた贅沢な数寄屋造り。庭園に囲まれる数寄屋の山荘では、四季の会席料理がいただけます。また、見た目も美しい器や盛り付けにも定評があります。京都ホテルオークラ別邸京料理粟田山荘【エリア】円山公園/高台寺/清水寺【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】6000円【ディナー平均予算】18000円【アクセス】東山駅 徒歩5分仁和寺重要文化財の五重塔と御室桜がつくり上げる絶景は圧巻京都で一番の遅咲きの桜として江戸時代から親しまれている御室桜は、樹高が低いのが特徴です。中門入って左手に約200本が咲き、五重塔を背景にした眺めは京の花見の終盤を飾るのに相応しい光景。境内にはしだれ桜や普賢像桜など珍しい桜も咲きます。仁和寺近くのオススメ店【京料理 萬長】豪華な手桶に美味しいものが満載『つれづれ弁当』梅 3,200円仁和寺駅から徒歩圏内にある【京料理 萬長】では、京都名産のゆばや旬の食材を使った京料理がお手軽な価格で堪能できます。『つれづれ弁当』は、日本三大随筆「徒然草」にちなんで名づけられた料理。鎌倉時代にこの地で過ごした吉田兼好の目に映ったであろう京の四季の美しさを表現した旬の京料理を、15種類以上盛り込んだ手桶弁当です。京料理萬長【エリア】嵯峨野/太秦【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】3000円【ディナー平均予算】5000円【アクセス】妙心寺駅 徒歩2分嵐山嵐山の随所でさまざまな名桜が楽しめる古くから桜の名所として、王朝貴族にも愛されてきた景勝地の嵐山。川沿いに桜並木が続き、渡月橋越しに嵐山を望む景色は絵になるほど美しい眺め。嵐山のいたるところがお花見スポットとなり、様々な桜を楽しむことができます。嵐山のオススメ店【あらし山 遊月】京都の四季を五感で味わえる『会席料理』嵐山、渡月橋のたもとにある歴史を感じさせる純和風の日本家屋で、嵐山の自然を愛でながら、ゆったりとした時間を過ごせる京料理店。川辺りに面した席からは、十三参りの法輪寺さんや四季折々の山なみが望め、耳に心地良い大堰川のせせらぎが癒しを演出。会席料理は、花・雪・月の3コースがあります。あらし山遊月【エリア】嵐山【ジャンル】和食【ランチ平均予算】3500円【ディナー平均予算】3500円【アクセス】嵐山駅 徒歩5分醍醐寺秀吉が最期に見た豪華絢爛な桜が楽しめる世界遺産・総本山醍醐寺は、豊臣秀吉が催した「醍醐の花見」として知られ、市内でもいち早くお花見ができるお寺として人気を集めてます。秀吉が植えた700本もの桜が咲き誇り、霊宝館のしだれ桜は見事。三宝院前や国宝の五重塔を背景に咲く花姿も感動的です。醍醐寺近くのオススメ店【鳥羽甚】名刹・醍醐寺御用達の季節の精進料理が堪能できる『鉄鉢料理』醍醐寺の麓にある【鳥羽甚】は、100有余年の伝統のある町屋づくりのお座敷で、よく手入れされた中庭を眺めながら会席料理、精進料理がいただけます。「淡處知真味(たんしょちしんみ)」という和食の基本を大切にして、手軽に食べられる『幕の内弁当・深雪膳』を始め、どの料理でも旬の味覚がたっぷり味わえます。鳥羽甚【エリア】伏見/醍醐【ジャンル】和食【ランチ平均予算】4500円【ディナー平均予算】8000円【アクセス】醍醐駅 徒歩15分
2021年03月31日大切な人と特別な時間を過ごせる、京都フレンチの名店季節の移ろいを映した日替わりのフレンチコース料理とのマッチングを最優先に選出するフランスワイン大切な人と特別な時間を過ごせる、京都フレンチの名店路地の奥。京都らしさとさりげなさに心惹かれるお店があるのは、京町家が多く残る新町通の近く。【La famille Morinaga(ラ ファミーユ モリナガ)】は、大き目の路地の奥、目立った看板もなく、実にさりげなく他の町家になじんでいます。坪庭を絵画に見立てた、シンプルに食事を楽しむための空間築80年の町家を利用した内装は、柱や梁など残せるところは残し、英国のヴィンテージ家具やイメージカラーのグリーンを効果的に配した心癒されるつくり。余計な装飾のない空間から覗く坪庭は、まるで額縁に入った絵画のよう。大切な人と訪れてシンプルに食事を楽しむ、そんな特別な時間を過ごすことができるお店です。季節の移ろいを映した日替わりのフレンチコースここで楽しめる料理は日替わりのコース料理。新鮮な旬の素材を使い、その持ち味を生かし切る絶妙の火入れ、昆布だしや醤油、京野菜など和のものも取り入れ、特別感がありながらどこかホッとする味わいも魅力です。ランチ(6皿)シェフのおまかせコース 5,000円(税込)ディナー(10皿)シェフのおまかせコース 10,000円(税込)ここからはコースの中の一例をご紹介します。温かい前菜の一例『ボタン海老と白子のリゾット昆布と山葵風味』とある日の温かい前菜は、『ボタン海老と白子のリゾット昆布と山葵風味』。リゾットをラビオリ見立ての聖護院蕪に包み、昆布だし、鶏ブイヨン、薄口醤油、オリーブ油等でやさしい味に仕上げた一皿です。魚料理の一例『サワラの腹身ミキュイ炙り焼き、塩レモンと冷燻オイル』魚料理『サワラの腹身ミキュイ炙り焼き、塩レモンと冷燻オイル』は、腹身を炙りオリーブ油を塗りつつオーブンで火入れした一皿。ガラスドームで香りを閉じ込め、大原の野菜を添えています。パリッと、もっちりな食感の『手捏ね低温長時間熟成バゲット』毎日焼き立てで提供される『手捏ね低温長時間熟成バゲット』は、北海道産小麦が香ばしく、食べたら止まらなくなる、パリッともっちりな食感のバゲットです。料理とのマッチングを最優先に選出するフランスワインソムリエが選んだ“美酒”と料理のペアリング優美な盛り付けの料理とともに供されるワインは、確かな味わいと料理との相性を兼ね備えたフランスワイン。グラスワインも日替わりで3、4種類、飲み比べのできるワインセットも用意されています。ランチ、気さくな女子会、接待、記念日など、場面ごとにふさわしい接客と、優美な料理で迎え入れてくれる、素敵な時間をすごすのにぴったりの名店です。料理人プロフィール:森永正宏さん1967年、京都生まれ。京都調理師専門学校卒業後、東京の名店【シェ・ノイ】へ。名匠・井上旭氏のもとで6年間修業し1993年に渡仏。パリ、ロアンヌ、スイスなどの星付き店で腕を磨き、1997年帰国。京都、名古屋の有名レストランでシェフを歴任後、神戸北野【グランメゾン・グラシアニ】の総料理長に。2013年、【La famille Morinaga】を開店。LafamilleMorinaga【エリア】四条烏丸/烏丸御池【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】6500円【ディナー平均予算】12000円【アクセス】烏丸駅 徒歩10分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください
2021年03月29日知られざる、国産醸造酒のおいしさを広めたい日本酒やワインとのマリアージュが楽しいアテ信頼関係を築いた蔵元から直送される限定酒知られざる、国産醸造酒のおいしさを広めたいどこかレトロな風情が漂う外観。2階には系列の貝料理店【ボンゴレ】がJR元町駅から徒歩3分。【酒商熊澤】は、卸売も行う酒店が、「まだ知られていない日本のお酒のおいしさを広めたい」と開店したお店。小さな蔵元の日本酒や日本ワイン、クラフトビールを豊富に揃えています。味わいのある木製カウンターでは、約16人までスタンディング可能。(現在はコロナ対策のため10人まで)元々は2012年、立ち飲み兼酒店として開店しましたが、2020年に酒店は移転。現在は立ち飲み店のみの営業で、料理は、2階の貝料理専門店【ボンゴレ】の板前が腕を振るう貝料理や和食を中心に、刺身やお酒にぴったりのメニューが並びます。日本酒やワインとのマリアージュが楽しいアテ『明石焼き穴子』715円(税込)。近海で獲れる穴子を、信頼をおく卸業者から仕入れるため鮮度も抜群冬は生ガキ、春ならあさりのワイン蒸しなど季節メニューも充実しており、ほぼワンコイン以下でオーダーできるのも魅力。まずご紹介するこちらは、店主の小林摩梨さんおすすめの、ふっくらやわらかに口溶ける『明石焼き穴子』。甘い煮きり醤油がかかっているため、日本酒はもちろん、芳醇な赤ワインとも相性抜群です。『鴨生ハム』495円(税込)お次の一品はワインはもちろん、日本酒も進むという『鴨生ハム』。しっかりと乗った脂のおいしさに、噛み応えのある食感もポイント。シンプルながら奥深い味わいにはまるリピーターが多いそうです。『甲いかうにかにみそ』440円(税込)日本酒を熱燗で提供する際は、冷めにくい錫のチロリと、香りが花開く平皿でそして「これには絶対日本酒を!」と店主さんが太鼓判を押すのは、『甲いかうにかにみそ』。日本酒が魚介独特の臭みを消して、うにとかにみその濃厚なマリアージュが、コウイカの繊細な旨味を際立てます。信頼関係を築いた蔵元から直送される限定酒透き通るような上品さにのぞく米の旨味が魅力の無濾過生原酒『龍勢』(右)ほか、おすすめの日本酒日本酒は、銘酒と名高い京都 藤岡酒造の『蒼空』や姫路の灘菊酒蔵、山口の大嶺酒造のものなど、西日本を中心に、希少な旬の銘柄約50種を用意。冷やは90ml、燗は1合407円(税込)から味わえます。お酒に合わせ、冷や、常温、燗と、ベストな呑み方を提案してくれるのもうれしいところ。ワインの中には、タンクから手で汲み上げ瓶内発酵することにより、酸化防止剤無添加で仕上げる「てぐみ」のスパークリング(左)もワイン、クラフトビールも、少量生産のワイナリー、ブルワリーと信頼関係を築き、直送してもらうレアな品ぞろえで、季節により変化していきます。ワインは赤、白、スパークリングが常時5~6種あり、グラス583円(税込)からオーダー可能。クラフトビールも約5~6種がボトル825円(税込)から揃っています。ほとんどが季節限定醸造の銘柄となるため、入れ替わりが早く、訪れるたびに異なる銘柄に出会えるというクラフトビール希少なお酒に出会えるのはもちろん、蔵元やワイナリーなど、造り手から直接お話を聞くスタッフさんがいるのも、全国からお酒好きが集まる理由。造る側の熱い想いや裏話、意外な楽しみ方を教えてくれる一方、飲み手の声も届けてくれるので、ぜひ話しかけてみては。店主の小林さん(左)とスタッフのMIHOさん(右)酒商熊澤【エリア】神戸元町【ジャンル】日本酒バー【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】1500円【アクセス】元町駅 徒歩3分※営業時間は状況によって変わります。最新情報はお店のFacebookにてご確認ください
2021年03月28日16室すべてが個室の日本料理レストラン地元の食材をリスペクトしつつ繊細な和食を提案県下13の酒蔵とコラボレートして造ったオリジナルの日本酒も!16室すべてが個室の日本料理レストラン近代的なビルが林立する横浜のみなとみらい地区に開業した「ザ・カハラ・ホテル&リゾート横浜」は、その大胆な曲線を用いた建物や、天井の高い空間で、ゲストを高揚させる。「ザ・カハラ・ホテル&リゾート横浜」の3階にある【日本料理 濱】のエントランス今回の目的地である【日本料理 濱】に足を踏み入れると、わあと歓声を上げそうになった。窓の外には水盤がぐるりと張り巡らされていて、あたかも水面に浮かんでいるかのような感じを覚えたのである。もともと「ザ・カハラ・ホテル&リゾート」は、1964年にハワイ・オアフ島で開業して以来、現地の人々の生活や文化、習慣を尊重するスピリットを携え、各国の国賓や皇族をはじめとするセレブリティを魅了してきた。それゆえに、グローバル展開の第一弾となる「ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜」のレストラン【日本料理 濱】もそれをしっかりと継承。デザインにも横浜のウォーターフロント「みなとみらい」らしさが表現されている。個室の一例。和と洋がほどよくミックスした空間では窓の外で水がたゆたうのを感じながら食事できるまた、「ザ・カハラ・ホテル&リゾート」の魅力を語るうえで、卓越したホスピタリティーを欠かすことはできないが、【日本料理 濱】においてもそれは健在のようだ。全16室はなんと完全個室。10名定員の特別室のほかではルームチャージがかからない。ゲストに心置きなく寛いでほしいという想いの表れとも言えるだろう。地元の食材をリスペクトしつつ繊細な和食を提案【日本料理 濱】は「カハラ」ブランド初の日本料理店である。一応、誤解なきように申し上げておくと、ハワイアンテイストを盛り込んだ和食が供されるわけではない。空間デザインと同様にハワイから受け継いだ“スピリット・オブ・カハラ”、つまりローカルリスペクトの精神に則り、横浜の地だからこそ愉しめる料理にこだわっている。料理長の青木信啓さんは湯河原温泉の老舗旅館「ふきや」や料亭の味を楽しめるダイニング【金田中 草】で料理長を務めた人物。神奈川県出身でもあり、地元食材の発掘に気合いが入る。例えば、1万3500円(税サ別 ※以下同)のコース「柳花」(全8品)の名刺代わりの一皿である先付には、神奈川県・相模原市の「恵壽卵」を使ったムースが登場。濃厚な味わいが新鮮さを物語っている。まさに地の利が生きた料理だ。濃いオレンジ色が特徴の恵壽卵を使ったムースの上には、生の雲丹や海老の素揚げ、カダイフが乗り、さまざまな食感を楽しませてくれる。恵壽卵はあまり市場に出回らない、貴重な逸品だ。また、横浜発祥の牛鍋も【日本料理 濱】らしいアレンジを加えて仕上げられる。同じ神奈川県下にある味噌蔵から取り寄せた八丁味噌にカシューナッツ、クルミ、アーモンド、ねぎ、生姜、山椒などをブレンドしてオリジナルの“香り味噌”を作り、それを鍋に落として煮込むのだ。香ばしい味噌の香りが食欲を刺激し、味の染みた牛肉を温泉卵にくぐらせて味わえば、多幸感で満たされることだろう。1万円のコース「明月」に含まれる「濱牛鍋 黒毛和牛ロース」。ちなみに筆者が特に唸らされたのは、「好日」というコースの椀物「すっぽん変わり玉 ふかひれ」。すっぽんのスープを閉じ込めた白玉とフカヒレを入れたところにだしを張った一品だ。お椀の蓋を取るとだしの香りが広がる。まずはだしを味わおう。そして、白玉をつついてほしい。割れたところからすっぽんのスープが広がって、味変を楽しむことができる。だしを存分に味わう椀物は日本料理の要。【日本料理 濱】料理長の青木信啓さんによれば、同店では長期熟成によって旨みを凝縮させた本枯節と蔵囲昆布から一番だしを引き、追い鰹でさらに香りと旨みを高めているという。また、フカヒレにも鰹のだしで下味をつけ、鰹のだしの素晴らしさを伝えることにこだわったそうだ。だしにはほとんど味を付けていないそうだが、その味わいは実にふくよかで力強く、印象に残っている。県下13の酒蔵とコラボレートして造ったオリジナルの日本酒も!【日本料理 濱】では日本酒にも注目していただきたい。なぜならば、神奈川県内で日本酒を製造する酒蔵13軒とタッグを組んで、それぞれに「ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜」限定の日本酒を造ってもらうという活動を実施。リストにはここでしか飲めない非売品が揃っているのだ。月替わりの3種飲み比べセット(1杯903/4000円)も人気。神奈川県で日本酒?と意外に思う方もいらっしゃるかもしれないが、実はその製造の歴史は古く、鎌倉時代にまで遡ると言われている。現在は蔵元数がだいぶ減少し、13軒が残るのみとのことだが、例えば酒米づくりから精米・醸造まで一貫して行う泉橋酒造など、こだわりに溢れたところばかりだ。ぜひ、その美酒を味わいつつ、「ザ・カハラ・ホテル&リゾート」のローカルリスペクトを実感してほしい。日本料理濱【エリア】みなとみらい【ジャンル】和食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】17000円【アクセス】みなとみらい駅 徒歩8分
2021年03月27日トップシェフのレストランの味わいが自宅で楽しめる『K&K Chef缶』ジビエ料理を提供するフレンチレストラン【ラチュレ】室田拓人シェフ監修アレンジ料理を動画でチェックできる!トップシェフのレストランの味わいが自宅で楽しめる『K&K Chef缶』トップシェフが監修し、レストランの味わいを家庭でも簡単に再現できる『K&K Chef缶』シリーズ。第1弾はイタリア料理の草分け【アルポルト】の片岡護(かたおか まもる)シェフ、第2弾は広東料理の名店【赤坂璃宮】の譚彦彬(たん ひこあき)シェフ。そして第3弾の今回は、ジビエ料理を提供するフレンチレストラン【ラチュレ】の室田拓人(むろた たくと)シェフが2品監修しています。『K&K Chef 缶 ジビエのパテ 95g(F3 号缶)』864円(税込)1品目の『K&K Chef 缶 ジビエのパテ 95g(F3 号缶)』は、鹿肉と猪肉の粗挽き肉と鶏白レバーを混ぜ合わせ、赤ワインやブランデー、トリュフオイルを使って香り高く仕上げられた、濃厚な風味が口の中に広がる一品です。『K&K Chef 缶 猪のシャスール風 105g(F3 号缶) 』864 円(税込)もう1品の『K&K Chef 缶 猪のシャスール風 105g(F3 号缶) 』は、猪肉と椎茸を赤ワインやフォンドボー、バルサミコ をブレンドしたソースで煮込んだ、酸味と旨味が楽しめる一品です。シェフであり、ハンターでもある室田拓人氏今回の主役は、サステナブルな観点からも注目を集めるジビエ。監修を務めるのは、自然からの恵みを大切にしたジビエ料理を提供するフレンチレストラン【ラチュレ】のオーナーシェフ・室田拓人さん。狩猟家としての顔も持ち、食育プログラムなどの社会貢献活動も行う、新進気鋭のジビエ料理の名手です。美味しいジビエ料理を提供するために狩猟免許も取得【ラチュレ】で提供しているジビエ料理パッケージには家庭でも再現できるような素材を加えた盛り付け方やメニュー説明のほか、盛り付け方の解説動画を掲載したWEBサイトをご覧いただけるようQRコードを記載しています。シェフ曰く「『ジビエのパテ』には野菜のピクルスや甘みのあるジャム、『猪のシャスール風』にはきのこ類も合います」とのこと。盛り付けにひと手間加えることでお店のような仕上がりにジビエはレストランでは食べることができますが、加工食品としてはほとんど流通していないのが現状。「ジビエ料理をもっと多くの方に楽しんで頂き、世の中に広めていきたいという思いがあり、メニューを考案させていただきました」と室田氏。今回の2アイテム『ジビエのパテ』『猪のシャスール風』は実際にお店で提供することもあるのだとか。盛付例:パテの上にコンソメジュレとお好みでホイップクリームや香草をトッピング盛付例:ソテーしたベーコン・たまねぎ・マッシュルームとお好みでイタリアンパセリをトップシェフ監修のもと、缶詰の強みである保存性を活かした『K&K Chef缶』シリーズ。ひと手間加えて再現することで、まるで自分がシェフになったような気分を味わえます。今回新たに加わった2アイテムで、家庭ではなかなか食べることができないジビエ料理を味わってみてはいかがでしょうか。料理人プロフィール:室田拓人さん世界の美食家に支持される【タテルヨシノ】にて腕を磨く傍ら、2009年に狩猟免許を取得。翌年には渋谷【deco】のシェフに就任し、店をミシュランのビブグルマン掲載店に押し上げた。2016年の独立後、すぐさまフランス発の美食本『Gault&Millau』にて明日のグランシェフ賞を獲得するなど注目を集め続ける。監修レストランLATURE【エリア】渋谷東口/宮益坂【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】5000円【ディナー平均予算】10000円【アクセス】表参道駅 徒歩6分『K&K Chef缶』商品・販売に関するお問い合わせ国分グループ本社(株)商品開発部一課電話:03-3276-4131
2021年03月26日2021年度「アジアのベストレストラン50」の授賞式がザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜で行われた。この賞はこれまでにシンガポール、バンコク、マカオ等で授賞式が開催されてきたが、時節に鑑み今回も、参加する関係者を絞った会場でのオンラインストリームによるバーチャルセレモニーとなった。今回は前回までとはちがい、前もってベスト51~100位の発表が行われていた。日本勢では、51位に【日本橋蠣殻町 すぎた】(東京、寿司)、53位に【カンテサンス】(東京、フレンチ)、54位に【イル・リストランテ・ルカ・ファンティン】(東京、イタリアン)、57位に【鮨 さいとう】(東京、寿司)、64位に【ヴィラ・アイーダ】(和歌山、イタリアン)、71位に【天寿し 京町店】(福岡、寿司)、83位に【エテ】(東京、フレンチ)、85位に【スガラボ】(東京、フレンチ)、91位に【チェンチ】(京都、イタリアン)といったレストランがランクイン。この賞には珍しい顔ぶれがあったりするが、移動制限のなかでのフーディーたちの動向が伺えて興味深い。諸外国も同様で、ローカルを進化されるような動きがみられる。東京で行われたバーチャルイベントで集合した日本人受賞シェフたちこの流れでいくと1位から50位はどうなるのか。授賞式ではそこに注目が集まった。当日は授賞式が始まる前に、まず51位から100位までのシェフとレストランが紹介され、授賞式に参加した【ヴィラ・アイーダ】の小林寛司シェフ、【エテ】の庄司夏子シェフ、【チェンチ】の坂本健シェフらが登壇してコメントした。小林シェフや坂本シェフは今回初めてランクインしたことで、地方で活躍するシェフに希望を与えると喜びを語った。やはり今回の移動制限により、国内、とくに地方のレストランにスポットが当たるいいきっかけとなったようだ。昨年アジアのベストパティシエ賞を受賞した庄司シェフは、この賞でレストランが評価されたことへの感謝と、これが女性シェフの活躍の一助になれれば嬉しいと語った。左から【ヴィラ・アイーダ】の小林寛司シェフ、【エテ】の庄司夏子シェフ、【チェンチ】の坂本健シェフ時間が来るとモニターからバーチャルセレモニーが流され50位から順に賞は発表された。ここも日本勢を列記していけば、35位に【日本料理龍吟】、30位に【ラ・メゾン・ド・ラ・ナチュール・ゴウ】、27位に【オード】、19位に【レフェルヴェソンス】、12位に【茶禅華】、9位に【NARISAWA】、8位に【ラシーム】と発表が続き、最近のトップ争いに常に登場する【フロリレージュ】が7位、【傳】が3位という結果になった。移動制限のもと、国内のいい店が深堀されている印象だ。部門賞も同時に発表された。ハイエストクライマーに輝いたレフェルべソンスの生江史伸ェフは言う。「前回48位だったので驚いている。コロナ期にみんながばらばらになっていたのをなんとかつなぎとめたことが評価されたようだ。ラッキーな温かい賞だと受け止めたい」【レフェルヴェソンス】の生江史伸シェフこの時期、自宅にいてファインダイニングを楽しめる「Fine Dining at Home by S.Pellegrino」という試みもなされたが、新設された「エッセンス・オブ・アジア」という特集は、なんといっても今回の目玉なのだろう。あえて順位をつけず、地域社会と食文化に貢献してきたレストランが多く選出されている。時流に流されがちな食文化のベースをしっかりとらえようとした試みは、まさにこの時期を象徴した動きだろう。日本からは、【なつかしゃ家】(奄美大島)、【本家尾張屋】(京都)、【パセミヤ】(大阪府)、【イートリップ】(東京)、【シンシアブルー】(東京)、【すし大】(東京)といった6店舗が選出されている。選考基準は「アジアのベストレストラン50」のノミネートされたシェフや、「50 Best’s Academy Chairs」などの推薦によるもので、パキスタンから日本までの20か国・地域の49都市にあるレストランが紹介された。7位にランクインした【フロリレージュ】の川手シェフは、台湾の【ロジー】をはじめ若い世代がランクインしてきていることに可能性を見出しているとコメント。3位の【傳】の長谷川シェフも、「おちついたら食べに行きたいお店が見えた」と語った。「でも、僕がみんなにぜひ行ってほしいと紹介してたザ・チェアマンが1位になった」と笑いを誘うことも忘れない。1位を獲得した香港の【ザ・チェアマン】オーナーシェフのダニー・イップ氏昨年の1位、シンガポールの【オデット】を抑え、初めて1位を獲得したのが香港の【ザ・チェアマン】。これは予想外だ、との声も会場では聞こえたが、次のトレンドをにらんだ動きがここにあるようだ。「アジアのベストレストラン50」ランキング2021年の順位は以下の通り。9位【ナリサワ(Narisawa)】東京11位【ソーン(Sorn)】バンコク16位【Vea】香港*Art of Hospitality Award17位【ネイバーフッド(Neighborhood)】香港18位【インディアン・アクセント(Indian Accent)】ニューデリー20位【ヌサラー(Nusara)】バンコク *New Entry22位【フヘフイ(Fu He Hui)】上海28位【カプリス(Caprice)】香港*Re Entry29位【ミニストリー オブ クラブ(Ministry of Crab)】コロンボ31位【クラウドストリート(Cloudstreet)】シンガポール*New Entry32位【マスク(Masque)】ムンバイ*New Entry34位【7th Door】ソウル*New Entry36位【Born&Bred】ソウル*New Entry39位【アンアン サイゴン(Anan Saigon)】ホーチミン40位【ラビリンス(Labyrinth)】シンガポール *New Entry & Flor de cana sustainable restaurant41位【ユーフォリア(Euphoria)】シンガポール *New Entry42位【ジャーン by カーク・ウエスタウェイ(Jaan by Kirk Westaway)】シンガポール43位【韓食空間(Hansikgonggan)】ソウル44位【モノ(Mono)】香港 *New Entry45位【祥雲龍吟】台北46位【ガア(Gaa)】バンコク48位【セブンス・サン(Seventh Son)】香港51位~100位52位【ウルトラバイオレット】上海55位【80/20】バンコク56位【Nihonbashi】コロンボ58位【ブカラ(BUKHALA)】ニューデリー59位【Samrub for Thai】バンコク60位【メタ(META)】シンガポール*One to Watch Award61位【新c/Xin Rong Ji】上海62位【ジェイ フェイ(Raan Jay Fai)】バンコク63位【ロカヴォール(Locavore)】バリ65位【トクトク(TocToc)】ソウル66位【デワカン(Dewakan)】クアラルンプール67位【Mosu】ソウル69位【Ensue】深W370位【ペースト(Paste)】タイ・バンコク72位【ジュオク(Joo Ok)】ソウル74位【ル ノルマンディ(Le Normandie)】タイ・バンコク75位【泰安/Taian Table】上海76位【新c/Xin Rong Ji】台州77位【エソラ(Esora)】シンガポール79位【Baan Tepa】バンコク81位【Avartana】インド・チェンナイ82位【Da Vittorio】上海84位【アントニオス(Antonio’s)】フィリピン・タガイタイ86位【オンジウム(Onjium)】韓国・ソウル87位【エクリチュール(Écriture)】香港88位【天]法国餐S/Robuchon au Dôme】マカオ89位【金沙庁/Jin Sha】中国・杭州92位【ジェン(gēn 根)】マレーシア・ペナン93位【甬府/Yong Fu】中国・上海94位【キャンドルナッツ(Candlenut)】96位【Aragu】モルディブ97位【Quince】タイ・バンコク98位【Tung Dining】ベトナム・ハノイ99位【ナドディ(Nadodi)】マレーシア・クアラルンプール各部門賞◆注目のレストラン賞(One to Watch Award):【メタ(Meta)】シンガポール◆アイコン賞(Icon Award):Supinya ‘Jay Fai’ Junsuta シェフ【ラーン・ジェーファイ(Raan Jay Fai)】バンコク◆ホスピタリティ賞(Art of Hospitality Award):【Vea】香港◆最優秀女性シェフ賞(Best Female chef):DeAille Tamシェフ【オブスキュラ(Obscura)】上海◆サステナブル・レストラン賞(Sustainable Restaurant Award):【ラビリンス(Labyrinth)】シンガポール◆最優秀パティシエ賞(Best Pastry chef):【アンジェラライ(Angela Lai)】台北Essence of Asiaについて:2021年には、今年の「アジアのベストレストラン50」の発表に合わせて、「Essence of Asia」コレクションが発表されました。授賞式に先駆けて発表された「Essence of Asia」コレクションは、アジアのガストロノミーの精神を代表するレストランを表彰するものです。ランク付けされていないこのコレクションは、昨今の危機的状況の中で、あるいは継続的に、地域社会や地元の料理にポジティブな影響を与えているレストランにスポットライトを当てています。アジアの食のエコシステムに欠かせないこれらのカジュアルレストランは、料理の伝統を守り、本物の味を尊重し、地域社会との重要なつながりをもたらします。「アジアのベストレストラン50」の選出方法についてアジアの外食産業に影響力を持つ300名以上が構成する「アジアのベストレストラン50アカデミー」メンバーの投票により決定されます。各地域のフードライター、料理評論家、シェフ、レストラン経営者、著名な美食家などから構成され、男女比率を50:50としている評議委員会があります。今年の投票では、旅行の機会が限られていることを考慮して、現地での食事に重点を置いた投票を行いました。
2021年03月26日多種多様な植物が配された癒しの非日常空間様々な香辛料や食材、調理法で“香る中国料理”を表現ソムリエが厳選したワインと中国料理とのマリアージュ多種多様な植物が配された癒しの非日常空間緑に囲まれた靭公園のすぐ隣に佇む【熱香森】大阪メトロ本町駅から徒歩5分、靭公園のすぐ近くにある中国料理店【熱香森 -LA SHANG SEN-】。靭公園より「延長された深緑」がコンセプトで、店の周りには樹齢300年以上というオリーブの木が植えられており、緑豊かなエリアとの一体感が印象的です。天井が高い開放的な空間に、植物がたくさん配されています店内に足を踏み入れると、目に飛び込んでくるのが大きなガジュマルの木。プラントハンターとして知られる西畠清順氏監修のもと、世界中から集めた多種多様な植物で店内は彩られており、まるで植物園に迷い込んだような気持ちにさせてくれます。幻想的なムードが漂うディナータイム昼は大きなガラス窓から光が優しく差し込み開放的な雰囲気に、夜は庭の植物へのライトアップによって、ムーディな雰囲気へとその表情を変えるのも魅力。そして椅子に座ると聞こえてくる、川のせせらぎや小鳥のさえずりも、くつろぎの気分を高めてくれます。様々な香辛料や食材、調理法で“香る中国料理”を表現中国料理ひと筋の瀧谷シェフ【熱香森 -LA SHANG SEN-】の料理のコンセプトは“香る中国料理”。シェフの瀧谷芳男さんは【堂島ホテル】で料理長を務めた実力派で、「山椒やラー油、豆板醤などの香辛料や調味料の香り、お肉を焼いたときの香り、柚子や白桃など果物で加える香り…。香りと一口に言っても表現の仕方はさまざまなんですよ」と語ります。香りにこだわる同店の料理から、「こちらは絶対逃せない!」という2皿を食べてみました。蓋を取った瞬間、山椒の香りが広がる『熱香 麻婆豆腐』1,760円(税込)一皿目は『熱香 麻婆豆腐』。土鍋の蓋を開けると、あつあつの湯気と共に鼻腔へ飛び込んでくるのが山椒の香り。ピリリとした刺激と爽やかさを併せ持つ香りが一気に食欲を刺激します。麻婆豆腐を一口食べると、最初にスパイシーな辛味がガツンと訪れ、続いてオリジナルにブレンドした豆板醤、自家製ラー油による奥深いコクと濃厚な旨味が舌いっぱいに広がり、もう手はとまりません!食欲を刺激する心地いい香り、刺激的な辛味、濃厚な旨味が順番に訪れます次から次へとスプーンがお皿に伸びて、ご飯も進みます。「香りに加え、四川料理らしいビリビリとした辛味、塩味、酸味など、『人が美味しい』と感じる味覚をバランスよく刺激するように仕上げています」とシェフの瀧谷芳男さん。一度食べたらハマってしまいそうです。フルーティーなソースがたっぷりとかかった『葡萄と黒酢の特製酢豚』2,380円(税込)二皿目は『葡萄と黒酢の特製酢豚』。フレンチの赤ワイン煮込みを思わせるようなビジュアルで、お箸ではなくナイフとフォークで食べるスタイルです。豚のバラ肉は塊のまま、約10分かけてじっくりと火入れしていくことで、外はパリッと香ばしく、中はやわらかくジューシーな仕上がりに。噛むほどに上質な脂があふれ出てきます。脂の甘味と、甘酸っぱいソースが相性抜群そしてお肉のさらなる美味しさを引き立てるのがたっぷりとかけられたソース。フルーティーな香りが食欲を誘いますが、その秘密は「黒酢に葡萄ジュースを加えているんですよ」とシェフが教えてくれました。まろやかな酸味は豚肉と相性抜群! ボリューミーながらも後味がさっぱりとしているので、ぺろりと食べ切れてしまいます。ソムリエが厳選したワインと中国料理とのマリアージュグラスワイン880円~、ボトルワイン3,850円~(税込)。ソムリエにオススメを相談してみてください本格中国料理にシャンパンやワインを合わせるのも【熱香森 -LA SHANG SEN-】の楽しみ方。専属のソムリエが料理に合うものを厳選しており、約200種類以上と実に豊富で、シャンパンだけでも50種以上のラインナップを誇ります。店名の【熱香森】が表す通り、都会に集う人=「熱」を、中国料理とお酒の「香」、癒しの空間=「森」が、一人ひとりを包み込んでくれる、そんな素敵な時間を過ごすことができました。普段使いにも記念日にも、“香る中国料理”をお酒と共に楽しんでみてはいかがでしょうか。熱香森 -LA SHANG SEN-【エリア】阿波座/京町堀【ジャンル】中華料理【ランチ平均予算】1000円【ディナー平均予算】8000円【アクセス】本町駅 徒歩5分
2021年03月25日