ヒトサラMAGAZINEがお届けする新着記事一覧 (62/79)
銀座【銀座和久多】和食銀座【天ぷら近藤】てんぷら赤坂【赤坂 四川飯店】中華上野【レストラン香味屋】洋食押上【ブラッスリーオザミ 東京スカイツリータウンソラマチ店】フレンチ銀座【銀座和久多】和食食を通じて、日本ならではの四季を感じる料理が味わえる、東京・銀座の会席料理店【銀座和久多】。店内はカウンター5席のほか、4名用個室2部屋、6名用個室2部屋が用意されています。4名で利用できる個室おもてなしの空間でいただくのは、厳選した旬の食材を使用し、素材の旨みを引き出した京風会席。丁寧に出汁をひき、澄んだ味わいに仕上げた料理の数々が並びます。選りすぐりの日本酒とともに、季節の味覚を楽しんでみてはいかがですか。ランチは、銀座でのお買い物の際にはもちろん女子会・顔合わせ・会食のお席など、幅広い用途に利用できます銀座和久多【エリア】新橋/汐留【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】6000円【ディナー平均予算】15000円【アクセス】銀座駅 徒歩5分銀座【天ぷら近藤】てんぷら落ち着いたカウンター席で、母の日のおもてなしができます長きにわたり東京の美食の最前線に立ち続ける天ぷらの名店。落ち着いた雰囲気の中、野菜を中心とした、美しい盛り付けの天ぷらが楽しめます。銀座駅からも近いので、親子でのお買い物の帰りに寄ることもできます。名物『さつまいもの天ぷら』。油で30分間じっくりと揚げることで、野菜の水分と甘味を封じ込めています天ぷらは、素材の味を引き出すために衣を薄く揚げているので、油っこくなく、年配のお母さんでも食べやすいのがポイント。中でも野菜本来の上品な甘味を感じられる『さつまいも』と『にんじん』は名物なので、是非、注文してみてください。てんぷら近藤【エリア】銀座【ジャンル】和食【ランチ平均予算】8000円【ディナー平均予算】13000円【アクセス】銀座駅 徒歩5分赤坂【赤坂 四川飯店】中華落ち着いた雰囲気の中に、高級感も漂う店内日本に中華料理を広めた陳建民氏が礎を築き、二代目の陳建一氏がオーナーを務める、日本中華の元祖ともいえる有名店。麻婆豆腐やエビのチリソース、棒々鶏など、現在の中華の定番メニューを広めたのも、このお店です。四川料理の名店として、多くの美食家に支持される老舗の味接待にも使われるお店なので、かゆいところに手が届くサービスも心地よいです。お母さんと2人でのランチにもいいですし、家族で円卓を囲ってのディナーにも使える、親孝行にぴったりのお店です。赤坂四川飯店【エリア】永田町【ジャンル】四川料理【ランチ平均予算】1000円【ディナー平均予算】8000円【アクセス】永田町駅 徒歩3分上野【レストラン香味屋】洋食様々な年代の方々が訪れる、一軒家の老舗洋食レストラン幅広い年代から愛され続ける、老舗の洋食レストラン。フロアはフラットに、テーブルは間隔を広めに置かれています。そのため、人とすれ違うときも気にならず、立ち居振る舞いもとても楽なのもおすすめのポイント。とろける舌触りのタンが美味しい『タンシチュー』名物はドゥミグラスソースを使った『タンシチュー』や『ビーフシチュー』で、誰もが子供の頃に大好きだったはずのメニューが並びます。金額は、ランチが大体5千円以内で、ディナーは1万円以内が目安。お母さんも気負いすることなく楽しめる、オススメのお店です。レストラン香味屋【エリア】上野【ジャンル】洋食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】8,001円~9,000円【アクセス】入谷駅押上【ブラッスリーオザミ 東京スカイツリータウンソラマチ店】フレンチビルの高層階から臨む景色とともに、上質なフランス料理が楽しめます高層階から美しい景色を臨みながら、上質な食材を使ったフランス料理が楽しめるレストラン。暖色系の照明で統一された店内は、ゆったりとくつろげる雰囲気です。東京スカイツリータウン・ソラマチに位置するお店なので、お母さんと観光帰りに立ち寄ることもできます。上質な食材を使ったフランス料理で、特別な思い出をプレゼントランチは4,000円ほど、ディナーは7,000円程度で、コース料理のほか、ディナータイムにはアラカルトも提供。素敵な景色と料理で、この日の思い出を締めくくってみるのはいかがでしょうか。ブラッスリーオザミ東京スカイツリータウンソラマチ店【エリア】押上/スカイツリー周辺【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】6,001円~7,000円【アクセス】押上駅いかがでしたか? いつもなかなか言えない“ありがとう”の気持ち。母の日だからこそお母さんを連れ出して、特別な日の思い出をプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
2021年03月31日哲学の道/【日本料理 藤井】平安神宮/【京都ホテルオークラ別邸京料理粟田山荘】仁和寺/【京料理 萬長】嵐山/【あらし山 遊月】醍醐寺/【鳥羽甚】哲学の道疏水沿いに全長約2kmも続く、桜のトンネルは感動的銀閣寺から若王子橋まで疏水べりに続く哲学の道は、大正時代に植えられた約300本の桜並木が美しい桜の名所。満開の時期にはまるで桜のトンネルのようで、水面を流れゆく花びらは情緒たっぷりです。哲学の道近くのオススメ店【日本料理 藤井】胡麻味噌だれで和えた鯛をのせた『ご飯、自家製しば漬け』哲学の道の近くに佇む【日本料理 藤井】は、2019年より3年連続でミシュラン1つ星として掲載された名店。“質実として、枯淡の境地”をコンセプトに、素材を活かした絶品料理を堪能できます。ランチ『ご飯、自家製しば漬け』は、市場から厳選仕入れされた鯛を使った贅沢なご飯。コースでは旬の食材を使った四季折々の逸品を提供してくれます。日本料理藤井【エリア】銀閣寺/北白川/出町柳【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】6000円【ディナー平均予算】15000円【アクセス】出町柳駅平安神宮庭園の池に映る紅しだれ桜が美しい朱と緑が鮮やかな社殿を取り巻く広大な神苑に、紅しだれ桜が咲き誇ることで知られている平安神宮。栖鳳池に映る八重咲きの濃い紅しだれは感動ものの美しさです。約150本が咲き競き、谷崎潤一郎の『細雪』や川端康成の『古都』の舞台にもなっています。平安神宮近くのオススメ店【京都ホテルオークラ別邸京料理粟田山荘】四季の美しさを会席料理で味わう『八寸』平安神宮より徒歩10分、京への出入り口のひとつ粟田口の、由緒正しき門跡寺院の青蓮院に隣接した会席料理店。西陣の織元の元別邸で、建物は檜材をふんだんに用いた贅沢な数寄屋造り。庭園に囲まれる数寄屋の山荘では、四季の会席料理がいただけます。また、見た目も美しい器や盛り付けにも定評があります。京都ホテルオークラ別邸京料理粟田山荘【エリア】円山公園/高台寺/清水寺【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】6000円【ディナー平均予算】18000円【アクセス】東山駅 徒歩5分仁和寺重要文化財の五重塔と御室桜がつくり上げる絶景は圧巻京都で一番の遅咲きの桜として江戸時代から親しまれている御室桜は、樹高が低いのが特徴です。中門入って左手に約200本が咲き、五重塔を背景にした眺めは京の花見の終盤を飾るのに相応しい光景。境内にはしだれ桜や普賢像桜など珍しい桜も咲きます。仁和寺近くのオススメ店【京料理 萬長】豪華な手桶に美味しいものが満載『つれづれ弁当』梅 3,200円仁和寺駅から徒歩圏内にある【京料理 萬長】では、京都名産のゆばや旬の食材を使った京料理がお手軽な価格で堪能できます。『つれづれ弁当』は、日本三大随筆「徒然草」にちなんで名づけられた料理。鎌倉時代にこの地で過ごした吉田兼好の目に映ったであろう京の四季の美しさを表現した旬の京料理を、15種類以上盛り込んだ手桶弁当です。京料理萬長【エリア】嵯峨野/太秦【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】3000円【ディナー平均予算】5000円【アクセス】妙心寺駅 徒歩2分嵐山嵐山の随所でさまざまな名桜が楽しめる古くから桜の名所として、王朝貴族にも愛されてきた景勝地の嵐山。川沿いに桜並木が続き、渡月橋越しに嵐山を望む景色は絵になるほど美しい眺め。嵐山のいたるところがお花見スポットとなり、様々な桜を楽しむことができます。嵐山のオススメ店【あらし山 遊月】京都の四季を五感で味わえる『会席料理』嵐山、渡月橋のたもとにある歴史を感じさせる純和風の日本家屋で、嵐山の自然を愛でながら、ゆったりとした時間を過ごせる京料理店。川辺りに面した席からは、十三参りの法輪寺さんや四季折々の山なみが望め、耳に心地良い大堰川のせせらぎが癒しを演出。会席料理は、花・雪・月の3コースがあります。あらし山遊月【エリア】嵐山【ジャンル】和食【ランチ平均予算】3500円【ディナー平均予算】3500円【アクセス】嵐山駅 徒歩5分醍醐寺秀吉が最期に見た豪華絢爛な桜が楽しめる世界遺産・総本山醍醐寺は、豊臣秀吉が催した「醍醐の花見」として知られ、市内でもいち早くお花見ができるお寺として人気を集めてます。秀吉が植えた700本もの桜が咲き誇り、霊宝館のしだれ桜は見事。三宝院前や国宝の五重塔を背景に咲く花姿も感動的です。醍醐寺近くのオススメ店【鳥羽甚】名刹・醍醐寺御用達の季節の精進料理が堪能できる『鉄鉢料理』醍醐寺の麓にある【鳥羽甚】は、100有余年の伝統のある町屋づくりのお座敷で、よく手入れされた中庭を眺めながら会席料理、精進料理がいただけます。「淡處知真味(たんしょちしんみ)」という和食の基本を大切にして、手軽に食べられる『幕の内弁当・深雪膳』を始め、どの料理でも旬の味覚がたっぷり味わえます。鳥羽甚【エリア】伏見/醍醐【ジャンル】和食【ランチ平均予算】4500円【ディナー平均予算】8000円【アクセス】醍醐駅 徒歩15分
2021年03月31日大切な人と特別な時間を過ごせる、京都フレンチの名店季節の移ろいを映した日替わりのフレンチコース料理とのマッチングを最優先に選出するフランスワイン大切な人と特別な時間を過ごせる、京都フレンチの名店路地の奥。京都らしさとさりげなさに心惹かれるお店があるのは、京町家が多く残る新町通の近く。【La famille Morinaga(ラ ファミーユ モリナガ)】は、大き目の路地の奥、目立った看板もなく、実にさりげなく他の町家になじんでいます。坪庭を絵画に見立てた、シンプルに食事を楽しむための空間築80年の町家を利用した内装は、柱や梁など残せるところは残し、英国のヴィンテージ家具やイメージカラーのグリーンを効果的に配した心癒されるつくり。余計な装飾のない空間から覗く坪庭は、まるで額縁に入った絵画のよう。大切な人と訪れてシンプルに食事を楽しむ、そんな特別な時間を過ごすことができるお店です。季節の移ろいを映した日替わりのフレンチコースここで楽しめる料理は日替わりのコース料理。新鮮な旬の素材を使い、その持ち味を生かし切る絶妙の火入れ、昆布だしや醤油、京野菜など和のものも取り入れ、特別感がありながらどこかホッとする味わいも魅力です。ランチ(6皿)シェフのおまかせコース 5,000円(税込)ディナー(10皿)シェフのおまかせコース 10,000円(税込)ここからはコースの中の一例をご紹介します。温かい前菜の一例『ボタン海老と白子のリゾット昆布と山葵風味』とある日の温かい前菜は、『ボタン海老と白子のリゾット昆布と山葵風味』。リゾットをラビオリ見立ての聖護院蕪に包み、昆布だし、鶏ブイヨン、薄口醤油、オリーブ油等でやさしい味に仕上げた一皿です。魚料理の一例『サワラの腹身ミキュイ炙り焼き、塩レモンと冷燻オイル』魚料理『サワラの腹身ミキュイ炙り焼き、塩レモンと冷燻オイル』は、腹身を炙りオリーブ油を塗りつつオーブンで火入れした一皿。ガラスドームで香りを閉じ込め、大原の野菜を添えています。パリッと、もっちりな食感の『手捏ね低温長時間熟成バゲット』毎日焼き立てで提供される『手捏ね低温長時間熟成バゲット』は、北海道産小麦が香ばしく、食べたら止まらなくなる、パリッともっちりな食感のバゲットです。料理とのマッチングを最優先に選出するフランスワインソムリエが選んだ“美酒”と料理のペアリング優美な盛り付けの料理とともに供されるワインは、確かな味わいと料理との相性を兼ね備えたフランスワイン。グラスワインも日替わりで3、4種類、飲み比べのできるワインセットも用意されています。ランチ、気さくな女子会、接待、記念日など、場面ごとにふさわしい接客と、優美な料理で迎え入れてくれる、素敵な時間をすごすのにぴったりの名店です。料理人プロフィール:森永正宏さん1967年、京都生まれ。京都調理師専門学校卒業後、東京の名店【シェ・ノイ】へ。名匠・井上旭氏のもとで6年間修業し1993年に渡仏。パリ、ロアンヌ、スイスなどの星付き店で腕を磨き、1997年帰国。京都、名古屋の有名レストランでシェフを歴任後、神戸北野【グランメゾン・グラシアニ】の総料理長に。2013年、【La famille Morinaga】を開店。LafamilleMorinaga【エリア】四条烏丸/烏丸御池【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】6500円【ディナー平均予算】12000円【アクセス】烏丸駅 徒歩10分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください
2021年03月29日知られざる、国産醸造酒のおいしさを広めたい日本酒やワインとのマリアージュが楽しいアテ信頼関係を築いた蔵元から直送される限定酒知られざる、国産醸造酒のおいしさを広めたいどこかレトロな風情が漂う外観。2階には系列の貝料理店【ボンゴレ】がJR元町駅から徒歩3分。【酒商熊澤】は、卸売も行う酒店が、「まだ知られていない日本のお酒のおいしさを広めたい」と開店したお店。小さな蔵元の日本酒や日本ワイン、クラフトビールを豊富に揃えています。味わいのある木製カウンターでは、約16人までスタンディング可能。(現在はコロナ対策のため10人まで)元々は2012年、立ち飲み兼酒店として開店しましたが、2020年に酒店は移転。現在は立ち飲み店のみの営業で、料理は、2階の貝料理専門店【ボンゴレ】の板前が腕を振るう貝料理や和食を中心に、刺身やお酒にぴったりのメニューが並びます。日本酒やワインとのマリアージュが楽しいアテ『明石焼き穴子』715円(税込)。近海で獲れる穴子を、信頼をおく卸業者から仕入れるため鮮度も抜群冬は生ガキ、春ならあさりのワイン蒸しなど季節メニューも充実しており、ほぼワンコイン以下でオーダーできるのも魅力。まずご紹介するこちらは、店主の小林摩梨さんおすすめの、ふっくらやわらかに口溶ける『明石焼き穴子』。甘い煮きり醤油がかかっているため、日本酒はもちろん、芳醇な赤ワインとも相性抜群です。『鴨生ハム』495円(税込)お次の一品はワインはもちろん、日本酒も進むという『鴨生ハム』。しっかりと乗った脂のおいしさに、噛み応えのある食感もポイント。シンプルながら奥深い味わいにはまるリピーターが多いそうです。『甲いかうにかにみそ』440円(税込)日本酒を熱燗で提供する際は、冷めにくい錫のチロリと、香りが花開く平皿でそして「これには絶対日本酒を!」と店主さんが太鼓判を押すのは、『甲いかうにかにみそ』。日本酒が魚介独特の臭みを消して、うにとかにみその濃厚なマリアージュが、コウイカの繊細な旨味を際立てます。信頼関係を築いた蔵元から直送される限定酒透き通るような上品さにのぞく米の旨味が魅力の無濾過生原酒『龍勢』(右)ほか、おすすめの日本酒日本酒は、銘酒と名高い京都 藤岡酒造の『蒼空』や姫路の灘菊酒蔵、山口の大嶺酒造のものなど、西日本を中心に、希少な旬の銘柄約50種を用意。冷やは90ml、燗は1合407円(税込)から味わえます。お酒に合わせ、冷や、常温、燗と、ベストな呑み方を提案してくれるのもうれしいところ。ワインの中には、タンクから手で汲み上げ瓶内発酵することにより、酸化防止剤無添加で仕上げる「てぐみ」のスパークリング(左)もワイン、クラフトビールも、少量生産のワイナリー、ブルワリーと信頼関係を築き、直送してもらうレアな品ぞろえで、季節により変化していきます。ワインは赤、白、スパークリングが常時5~6種あり、グラス583円(税込)からオーダー可能。クラフトビールも約5~6種がボトル825円(税込)から揃っています。ほとんどが季節限定醸造の銘柄となるため、入れ替わりが早く、訪れるたびに異なる銘柄に出会えるというクラフトビール希少なお酒に出会えるのはもちろん、蔵元やワイナリーなど、造り手から直接お話を聞くスタッフさんがいるのも、全国からお酒好きが集まる理由。造る側の熱い想いや裏話、意外な楽しみ方を教えてくれる一方、飲み手の声も届けてくれるので、ぜひ話しかけてみては。店主の小林さん(左)とスタッフのMIHOさん(右)酒商熊澤【エリア】神戸元町【ジャンル】日本酒バー【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】1500円【アクセス】元町駅 徒歩3分※営業時間は状況によって変わります。最新情報はお店のFacebookにてご確認ください
2021年03月28日16室すべてが個室の日本料理レストラン地元の食材をリスペクトしつつ繊細な和食を提案県下13の酒蔵とコラボレートして造ったオリジナルの日本酒も!16室すべてが個室の日本料理レストラン近代的なビルが林立する横浜のみなとみらい地区に開業した「ザ・カハラ・ホテル&リゾート横浜」は、その大胆な曲線を用いた建物や、天井の高い空間で、ゲストを高揚させる。「ザ・カハラ・ホテル&リゾート横浜」の3階にある【日本料理 濱】のエントランス今回の目的地である【日本料理 濱】に足を踏み入れると、わあと歓声を上げそうになった。窓の外には水盤がぐるりと張り巡らされていて、あたかも水面に浮かんでいるかのような感じを覚えたのである。もともと「ザ・カハラ・ホテル&リゾート」は、1964年にハワイ・オアフ島で開業して以来、現地の人々の生活や文化、習慣を尊重するスピリットを携え、各国の国賓や皇族をはじめとするセレブリティを魅了してきた。それゆえに、グローバル展開の第一弾となる「ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜」のレストラン【日本料理 濱】もそれをしっかりと継承。デザインにも横浜のウォーターフロント「みなとみらい」らしさが表現されている。個室の一例。和と洋がほどよくミックスした空間では窓の外で水がたゆたうのを感じながら食事できるまた、「ザ・カハラ・ホテル&リゾート」の魅力を語るうえで、卓越したホスピタリティーを欠かすことはできないが、【日本料理 濱】においてもそれは健在のようだ。全16室はなんと完全個室。10名定員の特別室のほかではルームチャージがかからない。ゲストに心置きなく寛いでほしいという想いの表れとも言えるだろう。地元の食材をリスペクトしつつ繊細な和食を提案【日本料理 濱】は「カハラ」ブランド初の日本料理店である。一応、誤解なきように申し上げておくと、ハワイアンテイストを盛り込んだ和食が供されるわけではない。空間デザインと同様にハワイから受け継いだ“スピリット・オブ・カハラ”、つまりローカルリスペクトの精神に則り、横浜の地だからこそ愉しめる料理にこだわっている。料理長の青木信啓さんは湯河原温泉の老舗旅館「ふきや」や料亭の味を楽しめるダイニング【金田中 草】で料理長を務めた人物。神奈川県出身でもあり、地元食材の発掘に気合いが入る。例えば、1万3500円(税サ別 ※以下同)のコース「柳花」(全8品)の名刺代わりの一皿である先付には、神奈川県・相模原市の「恵壽卵」を使ったムースが登場。濃厚な味わいが新鮮さを物語っている。まさに地の利が生きた料理だ。濃いオレンジ色が特徴の恵壽卵を使ったムースの上には、生の雲丹や海老の素揚げ、カダイフが乗り、さまざまな食感を楽しませてくれる。恵壽卵はあまり市場に出回らない、貴重な逸品だ。また、横浜発祥の牛鍋も【日本料理 濱】らしいアレンジを加えて仕上げられる。同じ神奈川県下にある味噌蔵から取り寄せた八丁味噌にカシューナッツ、クルミ、アーモンド、ねぎ、生姜、山椒などをブレンドしてオリジナルの“香り味噌”を作り、それを鍋に落として煮込むのだ。香ばしい味噌の香りが食欲を刺激し、味の染みた牛肉を温泉卵にくぐらせて味わえば、多幸感で満たされることだろう。1万円のコース「明月」に含まれる「濱牛鍋 黒毛和牛ロース」。ちなみに筆者が特に唸らされたのは、「好日」というコースの椀物「すっぽん変わり玉 ふかひれ」。すっぽんのスープを閉じ込めた白玉とフカヒレを入れたところにだしを張った一品だ。お椀の蓋を取るとだしの香りが広がる。まずはだしを味わおう。そして、白玉をつついてほしい。割れたところからすっぽんのスープが広がって、味変を楽しむことができる。だしを存分に味わう椀物は日本料理の要。【日本料理 濱】料理長の青木信啓さんによれば、同店では長期熟成によって旨みを凝縮させた本枯節と蔵囲昆布から一番だしを引き、追い鰹でさらに香りと旨みを高めているという。また、フカヒレにも鰹のだしで下味をつけ、鰹のだしの素晴らしさを伝えることにこだわったそうだ。だしにはほとんど味を付けていないそうだが、その味わいは実にふくよかで力強く、印象に残っている。県下13の酒蔵とコラボレートして造ったオリジナルの日本酒も!【日本料理 濱】では日本酒にも注目していただきたい。なぜならば、神奈川県内で日本酒を製造する酒蔵13軒とタッグを組んで、それぞれに「ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜」限定の日本酒を造ってもらうという活動を実施。リストにはここでしか飲めない非売品が揃っているのだ。月替わりの3種飲み比べセット(1杯903/4000円)も人気。神奈川県で日本酒?と意外に思う方もいらっしゃるかもしれないが、実はその製造の歴史は古く、鎌倉時代にまで遡ると言われている。現在は蔵元数がだいぶ減少し、13軒が残るのみとのことだが、例えば酒米づくりから精米・醸造まで一貫して行う泉橋酒造など、こだわりに溢れたところばかりだ。ぜひ、その美酒を味わいつつ、「ザ・カハラ・ホテル&リゾート」のローカルリスペクトを実感してほしい。日本料理濱【エリア】みなとみらい【ジャンル】和食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】17000円【アクセス】みなとみらい駅 徒歩8分
2021年03月27日トップシェフのレストランの味わいが自宅で楽しめる『K&K Chef缶』ジビエ料理を提供するフレンチレストラン【ラチュレ】室田拓人シェフ監修アレンジ料理を動画でチェックできる!トップシェフのレストランの味わいが自宅で楽しめる『K&K Chef缶』トップシェフが監修し、レストランの味わいを家庭でも簡単に再現できる『K&K Chef缶』シリーズ。第1弾はイタリア料理の草分け【アルポルト】の片岡護(かたおか まもる)シェフ、第2弾は広東料理の名店【赤坂璃宮】の譚彦彬(たん ひこあき)シェフ。そして第3弾の今回は、ジビエ料理を提供するフレンチレストラン【ラチュレ】の室田拓人(むろた たくと)シェフが2品監修しています。『K&K Chef 缶 ジビエのパテ 95g(F3 号缶)』864円(税込)1品目の『K&K Chef 缶 ジビエのパテ 95g(F3 号缶)』は、鹿肉と猪肉の粗挽き肉と鶏白レバーを混ぜ合わせ、赤ワインやブランデー、トリュフオイルを使って香り高く仕上げられた、濃厚な風味が口の中に広がる一品です。『K&K Chef 缶 猪のシャスール風 105g(F3 号缶) 』864 円(税込)もう1品の『K&K Chef 缶 猪のシャスール風 105g(F3 号缶) 』は、猪肉と椎茸を赤ワインやフォンドボー、バルサミコ をブレンドしたソースで煮込んだ、酸味と旨味が楽しめる一品です。シェフであり、ハンターでもある室田拓人氏今回の主役は、サステナブルな観点からも注目を集めるジビエ。監修を務めるのは、自然からの恵みを大切にしたジビエ料理を提供するフレンチレストラン【ラチュレ】のオーナーシェフ・室田拓人さん。狩猟家としての顔も持ち、食育プログラムなどの社会貢献活動も行う、新進気鋭のジビエ料理の名手です。美味しいジビエ料理を提供するために狩猟免許も取得【ラチュレ】で提供しているジビエ料理パッケージには家庭でも再現できるような素材を加えた盛り付け方やメニュー説明のほか、盛り付け方の解説動画を掲載したWEBサイトをご覧いただけるようQRコードを記載しています。シェフ曰く「『ジビエのパテ』には野菜のピクルスや甘みのあるジャム、『猪のシャスール風』にはきのこ類も合います」とのこと。盛り付けにひと手間加えることでお店のような仕上がりにジビエはレストランでは食べることができますが、加工食品としてはほとんど流通していないのが現状。「ジビエ料理をもっと多くの方に楽しんで頂き、世の中に広めていきたいという思いがあり、メニューを考案させていただきました」と室田氏。今回の2アイテム『ジビエのパテ』『猪のシャスール風』は実際にお店で提供することもあるのだとか。盛付例:パテの上にコンソメジュレとお好みでホイップクリームや香草をトッピング盛付例:ソテーしたベーコン・たまねぎ・マッシュルームとお好みでイタリアンパセリをトップシェフ監修のもと、缶詰の強みである保存性を活かした『K&K Chef缶』シリーズ。ひと手間加えて再現することで、まるで自分がシェフになったような気分を味わえます。今回新たに加わった2アイテムで、家庭ではなかなか食べることができないジビエ料理を味わってみてはいかがでしょうか。料理人プロフィール:室田拓人さん世界の美食家に支持される【タテルヨシノ】にて腕を磨く傍ら、2009年に狩猟免許を取得。翌年には渋谷【deco】のシェフに就任し、店をミシュランのビブグルマン掲載店に押し上げた。2016年の独立後、すぐさまフランス発の美食本『Gault&Millau』にて明日のグランシェフ賞を獲得するなど注目を集め続ける。監修レストランLATURE【エリア】渋谷東口/宮益坂【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】5000円【ディナー平均予算】10000円【アクセス】表参道駅 徒歩6分『K&K Chef缶』商品・販売に関するお問い合わせ国分グループ本社(株)商品開発部一課電話:03-3276-4131
2021年03月26日2021年度「アジアのベストレストラン50」の授賞式がザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜で行われた。この賞はこれまでにシンガポール、バンコク、マカオ等で授賞式が開催されてきたが、時節に鑑み今回も、参加する関係者を絞った会場でのオンラインストリームによるバーチャルセレモニーとなった。今回は前回までとはちがい、前もってベスト51~100位の発表が行われていた。日本勢では、51位に【日本橋蠣殻町 すぎた】(東京、寿司)、53位に【カンテサンス】(東京、フレンチ)、54位に【イル・リストランテ・ルカ・ファンティン】(東京、イタリアン)、57位に【鮨 さいとう】(東京、寿司)、64位に【ヴィラ・アイーダ】(和歌山、イタリアン)、71位に【天寿し 京町店】(福岡、寿司)、83位に【エテ】(東京、フレンチ)、85位に【スガラボ】(東京、フレンチ)、91位に【チェンチ】(京都、イタリアン)といったレストランがランクイン。この賞には珍しい顔ぶれがあったりするが、移動制限のなかでのフーディーたちの動向が伺えて興味深い。諸外国も同様で、ローカルを進化されるような動きがみられる。東京で行われたバーチャルイベントで集合した日本人受賞シェフたちこの流れでいくと1位から50位はどうなるのか。授賞式ではそこに注目が集まった。当日は授賞式が始まる前に、まず51位から100位までのシェフとレストランが紹介され、授賞式に参加した【ヴィラ・アイーダ】の小林寛司シェフ、【エテ】の庄司夏子シェフ、【チェンチ】の坂本健シェフらが登壇してコメントした。小林シェフや坂本シェフは今回初めてランクインしたことで、地方で活躍するシェフに希望を与えると喜びを語った。やはり今回の移動制限により、国内、とくに地方のレストランにスポットが当たるいいきっかけとなったようだ。昨年アジアのベストパティシエ賞を受賞した庄司シェフは、この賞でレストランが評価されたことへの感謝と、これが女性シェフの活躍の一助になれれば嬉しいと語った。左から【ヴィラ・アイーダ】の小林寛司シェフ、【エテ】の庄司夏子シェフ、【チェンチ】の坂本健シェフ時間が来るとモニターからバーチャルセレモニーが流され50位から順に賞は発表された。ここも日本勢を列記していけば、35位に【日本料理龍吟】、30位に【ラ・メゾン・ド・ラ・ナチュール・ゴウ】、27位に【オード】、19位に【レフェルヴェソンス】、12位に【茶禅華】、9位に【NARISAWA】、8位に【ラシーム】と発表が続き、最近のトップ争いに常に登場する【フロリレージュ】が7位、【傳】が3位という結果になった。移動制限のもと、国内のいい店が深堀されている印象だ。部門賞も同時に発表された。ハイエストクライマーに輝いたレフェルべソンスの生江史伸ェフは言う。「前回48位だったので驚いている。コロナ期にみんながばらばらになっていたのをなんとかつなぎとめたことが評価されたようだ。ラッキーな温かい賞だと受け止めたい」【レフェルヴェソンス】の生江史伸シェフこの時期、自宅にいてファインダイニングを楽しめる「Fine Dining at Home by S.Pellegrino」という試みもなされたが、新設された「エッセンス・オブ・アジア」という特集は、なんといっても今回の目玉なのだろう。あえて順位をつけず、地域社会と食文化に貢献してきたレストランが多く選出されている。時流に流されがちな食文化のベースをしっかりとらえようとした試みは、まさにこの時期を象徴した動きだろう。日本からは、【なつかしゃ家】(奄美大島)、【本家尾張屋】(京都)、【パセミヤ】(大阪府)、【イートリップ】(東京)、【シンシアブルー】(東京)、【すし大】(東京)といった6店舗が選出されている。選考基準は「アジアのベストレストラン50」のノミネートされたシェフや、「50 Best’s Academy Chairs」などの推薦によるもので、パキスタンから日本までの20か国・地域の49都市にあるレストランが紹介された。7位にランクインした【フロリレージュ】の川手シェフは、台湾の【ロジー】をはじめ若い世代がランクインしてきていることに可能性を見出しているとコメント。3位の【傳】の長谷川シェフも、「おちついたら食べに行きたいお店が見えた」と語った。「でも、僕がみんなにぜひ行ってほしいと紹介してたザ・チェアマンが1位になった」と笑いを誘うことも忘れない。1位を獲得した香港の【ザ・チェアマン】オーナーシェフのダニー・イップ氏昨年の1位、シンガポールの【オデット】を抑え、初めて1位を獲得したのが香港の【ザ・チェアマン】。これは予想外だ、との声も会場では聞こえたが、次のトレンドをにらんだ動きがここにあるようだ。「アジアのベストレストラン50」ランキング2021年の順位は以下の通り。9位【ナリサワ(Narisawa)】東京11位【ソーン(Sorn)】バンコク16位【Vea】香港*Art of Hospitality Award17位【ネイバーフッド(Neighborhood)】香港18位【インディアン・アクセント(Indian Accent)】ニューデリー20位【ヌサラー(Nusara)】バンコク *New Entry22位【フヘフイ(Fu He Hui)】上海28位【カプリス(Caprice)】香港*Re Entry29位【ミニストリー オブ クラブ(Ministry of Crab)】コロンボ31位【クラウドストリート(Cloudstreet)】シンガポール*New Entry32位【マスク(Masque)】ムンバイ*New Entry34位【7th Door】ソウル*New Entry36位【Born&Bred】ソウル*New Entry39位【アンアン サイゴン(Anan Saigon)】ホーチミン40位【ラビリンス(Labyrinth)】シンガポール *New Entry & Flor de cana sustainable restaurant41位【ユーフォリア(Euphoria)】シンガポール *New Entry42位【ジャーン by カーク・ウエスタウェイ(Jaan by Kirk Westaway)】シンガポール43位【韓食空間(Hansikgonggan)】ソウル44位【モノ(Mono)】香港 *New Entry45位【祥雲龍吟】台北46位【ガア(Gaa)】バンコク48位【セブンス・サン(Seventh Son)】香港51位~100位52位【ウルトラバイオレット】上海55位【80/20】バンコク56位【Nihonbashi】コロンボ58位【ブカラ(BUKHALA)】ニューデリー59位【Samrub for Thai】バンコク60位【メタ(META)】シンガポール*One to Watch Award61位【新c/Xin Rong Ji】上海62位【ジェイ フェイ(Raan Jay Fai)】バンコク63位【ロカヴォール(Locavore)】バリ65位【トクトク(TocToc)】ソウル66位【デワカン(Dewakan)】クアラルンプール67位【Mosu】ソウル69位【Ensue】深W370位【ペースト(Paste)】タイ・バンコク72位【ジュオク(Joo Ok)】ソウル74位【ル ノルマンディ(Le Normandie)】タイ・バンコク75位【泰安/Taian Table】上海76位【新c/Xin Rong Ji】台州77位【エソラ(Esora)】シンガポール79位【Baan Tepa】バンコク81位【Avartana】インド・チェンナイ82位【Da Vittorio】上海84位【アントニオス(Antonio’s)】フィリピン・タガイタイ86位【オンジウム(Onjium)】韓国・ソウル87位【エクリチュール(Écriture)】香港88位【天]法国餐S/Robuchon au Dôme】マカオ89位【金沙庁/Jin Sha】中国・杭州92位【ジェン(gēn 根)】マレーシア・ペナン93位【甬府/Yong Fu】中国・上海94位【キャンドルナッツ(Candlenut)】96位【Aragu】モルディブ97位【Quince】タイ・バンコク98位【Tung Dining】ベトナム・ハノイ99位【ナドディ(Nadodi)】マレーシア・クアラルンプール各部門賞◆注目のレストラン賞(One to Watch Award):【メタ(Meta)】シンガポール◆アイコン賞(Icon Award):Supinya ‘Jay Fai’ Junsuta シェフ【ラーン・ジェーファイ(Raan Jay Fai)】バンコク◆ホスピタリティ賞(Art of Hospitality Award):【Vea】香港◆最優秀女性シェフ賞(Best Female chef):DeAille Tamシェフ【オブスキュラ(Obscura)】上海◆サステナブル・レストラン賞(Sustainable Restaurant Award):【ラビリンス(Labyrinth)】シンガポール◆最優秀パティシエ賞(Best Pastry chef):【アンジェラライ(Angela Lai)】台北Essence of Asiaについて:2021年には、今年の「アジアのベストレストラン50」の発表に合わせて、「Essence of Asia」コレクションが発表されました。授賞式に先駆けて発表された「Essence of Asia」コレクションは、アジアのガストロノミーの精神を代表するレストランを表彰するものです。ランク付けされていないこのコレクションは、昨今の危機的状況の中で、あるいは継続的に、地域社会や地元の料理にポジティブな影響を与えているレストランにスポットライトを当てています。アジアの食のエコシステムに欠かせないこれらのカジュアルレストランは、料理の伝統を守り、本物の味を尊重し、地域社会との重要なつながりをもたらします。「アジアのベストレストラン50」の選出方法についてアジアの外食産業に影響力を持つ300名以上が構成する「アジアのベストレストラン50アカデミー」メンバーの投票により決定されます。各地域のフードライター、料理評論家、シェフ、レストラン経営者、著名な美食家などから構成され、男女比率を50:50としている評議委員会があります。今年の投票では、旅行の機会が限られていることを考慮して、現地での食事に重点を置いた投票を行いました。
2021年03月26日多種多様な植物が配された癒しの非日常空間様々な香辛料や食材、調理法で“香る中国料理”を表現ソムリエが厳選したワインと中国料理とのマリアージュ多種多様な植物が配された癒しの非日常空間緑に囲まれた靭公園のすぐ隣に佇む【熱香森】大阪メトロ本町駅から徒歩5分、靭公園のすぐ近くにある中国料理店【熱香森 -LA SHANG SEN-】。靭公園より「延長された深緑」がコンセプトで、店の周りには樹齢300年以上というオリーブの木が植えられており、緑豊かなエリアとの一体感が印象的です。天井が高い開放的な空間に、植物がたくさん配されています店内に足を踏み入れると、目に飛び込んでくるのが大きなガジュマルの木。プラントハンターとして知られる西畠清順氏監修のもと、世界中から集めた多種多様な植物で店内は彩られており、まるで植物園に迷い込んだような気持ちにさせてくれます。幻想的なムードが漂うディナータイム昼は大きなガラス窓から光が優しく差し込み開放的な雰囲気に、夜は庭の植物へのライトアップによって、ムーディな雰囲気へとその表情を変えるのも魅力。そして椅子に座ると聞こえてくる、川のせせらぎや小鳥のさえずりも、くつろぎの気分を高めてくれます。様々な香辛料や食材、調理法で“香る中国料理”を表現中国料理ひと筋の瀧谷シェフ【熱香森 -LA SHANG SEN-】の料理のコンセプトは“香る中国料理”。シェフの瀧谷芳男さんは【堂島ホテル】で料理長を務めた実力派で、「山椒やラー油、豆板醤などの香辛料や調味料の香り、お肉を焼いたときの香り、柚子や白桃など果物で加える香り…。香りと一口に言っても表現の仕方はさまざまなんですよ」と語ります。香りにこだわる同店の料理から、「こちらは絶対逃せない!」という2皿を食べてみました。蓋を取った瞬間、山椒の香りが広がる『熱香 麻婆豆腐』1,760円(税込)一皿目は『熱香 麻婆豆腐』。土鍋の蓋を開けると、あつあつの湯気と共に鼻腔へ飛び込んでくるのが山椒の香り。ピリリとした刺激と爽やかさを併せ持つ香りが一気に食欲を刺激します。麻婆豆腐を一口食べると、最初にスパイシーな辛味がガツンと訪れ、続いてオリジナルにブレンドした豆板醤、自家製ラー油による奥深いコクと濃厚な旨味が舌いっぱいに広がり、もう手はとまりません!食欲を刺激する心地いい香り、刺激的な辛味、濃厚な旨味が順番に訪れます次から次へとスプーンがお皿に伸びて、ご飯も進みます。「香りに加え、四川料理らしいビリビリとした辛味、塩味、酸味など、『人が美味しい』と感じる味覚をバランスよく刺激するように仕上げています」とシェフの瀧谷芳男さん。一度食べたらハマってしまいそうです。フルーティーなソースがたっぷりとかかった『葡萄と黒酢の特製酢豚』2,380円(税込)二皿目は『葡萄と黒酢の特製酢豚』。フレンチの赤ワイン煮込みを思わせるようなビジュアルで、お箸ではなくナイフとフォークで食べるスタイルです。豚のバラ肉は塊のまま、約10分かけてじっくりと火入れしていくことで、外はパリッと香ばしく、中はやわらかくジューシーな仕上がりに。噛むほどに上質な脂があふれ出てきます。脂の甘味と、甘酸っぱいソースが相性抜群そしてお肉のさらなる美味しさを引き立てるのがたっぷりとかけられたソース。フルーティーな香りが食欲を誘いますが、その秘密は「黒酢に葡萄ジュースを加えているんですよ」とシェフが教えてくれました。まろやかな酸味は豚肉と相性抜群! ボリューミーながらも後味がさっぱりとしているので、ぺろりと食べ切れてしまいます。ソムリエが厳選したワインと中国料理とのマリアージュグラスワイン880円~、ボトルワイン3,850円~(税込)。ソムリエにオススメを相談してみてください本格中国料理にシャンパンやワインを合わせるのも【熱香森 -LA SHANG SEN-】の楽しみ方。専属のソムリエが料理に合うものを厳選しており、約200種類以上と実に豊富で、シャンパンだけでも50種以上のラインナップを誇ります。店名の【熱香森】が表す通り、都会に集う人=「熱」を、中国料理とお酒の「香」、癒しの空間=「森」が、一人ひとりを包み込んでくれる、そんな素敵な時間を過ごすことができました。普段使いにも記念日にも、“香る中国料理”をお酒と共に楽しんでみてはいかがでしょうか。熱香森 -LA SHANG SEN-【エリア】阿波座/京町堀【ジャンル】中華料理【ランチ平均予算】1000円【ディナー平均予算】8000円【アクセス】本町駅 徒歩5分
2021年03月25日ヒトサラ編集部がオススメする一万円以内のおいしい「寿司店」新米編集者・小林が推す【寿司團】/広尾アラサー男子・関口が推す【すし宗達】/初台艶っぽ系女子・福島が推す【すし屋の戸塚】/椎名町1.新米編集者・小林が推す【寿司團】/広尾広尾で本格鮨が3,000円!! カジュアルデートにも使えるコスパ最強店!カウンター特有の緊張感が無く、リラックスして食べられるのがいい。写真は「甘エビ」「カウンターでサクッと美味しいお鮨が食べたい!」そんなとき、予約なしで気軽に立ち寄れるのが、広尾「THE RESTAURANT」にある【寿司團】。星付き店【はっこく】の佐藤博之さんによる新業態で、家族連れでも入りやすいカジュアルな江戸前鮨のお店です。5,000円コースより「ウニ」もちっとした食感の赤酢のシャリは酸味控えめここの魅力は、なんといっても本格鮨がお手頃価格で食べられるところ! コースは「おまかせ10貫」のみで、昼は3,000円、夜は5,000円で食べられます。星付きの系列店としてはかなりコスパがよいですよね。さらに、広尾という土地柄、オシャレな人も多く、デートにも女子会にも最適!いろんなシチュエーションで気軽に立ち寄りやすい‟使える”一軒です寿志團【エリア】広尾【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】3000円 ~ 3999円【ディナー平均予算】5000円 ~ 5999円2.アラサー男子・関口が推す【すし宗達】/初台カジュアルなのに、値段を上回るクオリティ!こちらは『ブリ』。鮨の味に「透明感」があり、丁寧な仕事が伺えます僕のオススメは、初台駅から徒歩7分ほどのところにある【すし宗達】。カウンターでおいしい握りを楽しめるお店でありながら、何も気負いせずに“ただお鮨を味わう”ことができるカジュアルさが心地いいお店です。高級な鮨屋って行くだけで気を張って疲れてしまいますが、【宗達】は近所の馴染みの居酒屋感覚で入れるし、もし何か分からないことがあったら大将に聞けばいい!『おまかせ』は握り12ヶでなんと3,600円!店内は気負いしない居酒屋のような雰囲気ここの鮨はおいしいのに安い! 単品で頼んでも、『おまかせ』を頼んでも、だいたいお会計は一人7,000~8,000円程度。それでいて毎日市場に通って仕入れている、値段を上回るクオリティのお鮨が食べられます。空いていればふらりと入ることもできますが、近所の人からも人気で基本的に客足が途絶えないので、事前に予約をしておくことをオススメします。すし宗達【エリア】笹塚【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】6,001円~7,000円【アクセス】初台駅3.艶っぽ系女子・福島が推す【すし屋の戸塚】/椎名町ふたつの味わいが楽しめる、穴子の握りほどよく脂がのった『のどぐろ』今回ご紹介するお店は池袋の隣駅、西武池袋線の椎名町駅にある【すし屋の戸塚】。街に密着型のお鮨屋さんなので、肩肘張らず気軽に鮨を楽しむことができます。注文は予算を言っておまかせコースを食べるのもよし、今回は1万円でつまみ7品、握り10品以上をいただきました。こちらは表面が軽く炙られた『のどぐろ』。口の中にいれた瞬間、とろけてなくなってしまうほどの柔らかさと絶妙な脂の具合。ガリの手前には「梅干し」が置いてあり、独特の甘酸っぱさが握りの合間に食べるとさっぱりして最高なんです。左が皮面を表に塩で、右は身を表に甘辛いタレで味付けされています続いて2貫の『穴子』。左は、皮面が外側になっていて、塩でいただくスタイル。食感はふわふわと柔らかいのですが、味はギュッと旨味が濃く、あとからくる塩味がおいしいです。右は、煮アナゴにツメをぬった握り。こちらも十分柔らかいのですが、穴子らしい身の食感と甘さがあり、この対極的な握りを味わえるのは【すし屋の戸塚】ならではの楽しみ方です。すし屋の戸塚【エリア】目白【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】~【ディナー平均予算】6000円 ~ 7999円
2021年03月24日フレンチ【BEIGE ALAIN DUCASSE TOKYO】イタリアン【サン・ミケーレ】フレンチ【Georges un cinq】イタリアン【CANTINA SICILIANA】フレンチ【THE GRAND 47】フレンチ【BEIGE ALAIN DUCASSE TOKYO】アラン・デュカス氏とシャネルのコラボで誕生したお店落ち着いた雰囲気のなか、随所に置かれた盆栽や日本人作家による作品が、和の雰囲気を醸し出しますフランス料理界の巨匠アラン・デュカス氏が、ファッションブランド『シャネル』と出会い、互いにインスパイアされ誕生した【ベージュ アラン ・デュカス 東京】。エレガントな空間で、最高のフランス料理を味わえる、至福のひとときを過ごせます。ランチは3コース※写真はイメージですランチは、『AU FIL DE LA SAISON』5,500円、9,000円、1万3,000円の3コース。まずは5,500円のコース(アミューズ、アントレ、メインなど)でお店の雰囲気と料理を楽しんでみるのをオススメします。※メニューの税込み価格に12%のサービス料がかかります。BEIGE ALAIN DUCASSE TOKYO【エリア】銀座【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】5500円【ディナー平均予算】15000円【アクセス】銀座駅 徒歩3分イタリアン【サン・ミケーレ】ヨーロッパのアパルトマンを彷彿とさせるイタリアン食事をしながら、まるで旅先にいるような非日常的な空間が楽しめますパリのアパルトマンをイメージした「ホテル モントレ ラ・スール ギンザ」。その1階に位置する【サン・ミケーレ】は、クリーム色と淡いミントグリーンを基調とした可愛らしい雰囲気。ガラス張りのテラスから陽の光がいっぱいに入る、開放感あふれる空間です。ランチの「プーリアコース」の前菜として供される一品四季折々の旬彩を繊細に盛付けた美しいイタリアンが楽しめるこちらのお店。ランチでは、彩り豊かな前菜盛り合わせなど4品含む『パレットランチ』3,500円~(税・サ込)や、魚料理or肉料理が選べるプリフィクス4品『プーリアコース』4,200円~(税・サ込)などをラインナップ。ドリンクセットもあるので要チェックです。サン・ミケーレ【エリア】銀座【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】3000円【ディナー平均予算】5500円【アクセス】銀座一丁目駅 徒歩1分フレンチ【Georges un cinq】銀座2丁目の看板のない隠れ家フレンチ銀座ティファニーの裏手と好立地。店内の一番奥には落ち着きのある個室があります。※別途室料が必要です横浜元町にある名店【ドゥ エピセ】の姉妹店。その日の旬の食材でシェフと相談をしてオーダーメイドの料理を提供するコースもあり、デートにぴったり。2名~4名の個室はプライベート感があり、二人だけの時間を過ごせます。その日出会った食材に弾かれるようにひらめくアイデアがその日のメニューに。※写真はイメージです福井出身のシェフが、日本海の海の幸を使い繰り出す魚料理がオススメ。その日出会った食材に弾かれるようにひらめくアイデアがその日のメニューになります。ランチは「プリフィクス」3,000円(税込)のほか「おまかせコース」もありますので、お店でご確認ください。Georgesuncinq【エリア】銀座【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】4000円【ディナー平均予算】10000円【アクセス】銀座一丁目駅 徒歩2分イタリアン【CANTINA SICILIANA】銀座で出会える本場のシチリア伝統料理とシチリアワインの店気品漂う空間は、大切な食事会やデートなど幅広いシーンにふさわしいトラットリアですピンク色が目印の一軒家レストラン。提供される料理は、シチリアの郷土料理からイタリアンの定番までさまざま。メインの鮮魚を使ったメニューでは、食材と調理方法をその場でセルフオーダーが可能。マリアージュに欠かせないワインはシチリア産を含め約120種が揃っています。その日に入荷した食材の新鮮な食材を厳選し当店シェフがスペシャルランチコースに仕立てます自慢のディナーコース「シェフおまかせのシチリアのコース」のランチバージョン『Sランチコース シェフおまかせスペシャルランチ』3,500円(税込)。シチリアの冷前菜、シチリアの温前菜、フォッカッチャ、パスタ 1皿、肉料理、デザート、カフェ(コーヒー or 紅茶)など、内容はシェフのおまかせになり当日決まります。CANTINA SICILIANA【エリア】銀座【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】2000円【ディナー平均予算】6500円【アクセス】銀座駅 徒歩3分フレンチ【THE GRAND 47】GINZA SIX最上階にある見晴らしのよいレストランカジュアル過ぎず、格式ばらず、遊びを知る大人が集う場所ラウンジやチャペルなど多彩なスペースが集まる「THE GRAND GINZA」、その一角にあるレストラン。店名の通り47都道府県のおいしいものを厳選。全国各地から取り寄せた食材を用いた、見た目も美しいフレンチが堪能できます。素材選びから、調理法やソースにまでこだわったフレンチを満喫※写真はイメージです3月1日~5月31日に提供される「季節のメニュー」では、選べるメインディッシュ、デザート全4皿で4,598円(税込)。『カンパチの柑橘のマリネ ほろ苦いカンパリのジュレ』や『春キャベツと新玉ねぎのブイヨン』、メインは『桜鯛のロティレモンバームの白ワインバターソース ヘーゼルナッツのアロマ』もしくは『オマール海老のローストモリーユ茸を使ったポルト酒ソース』(+2,178円)などがあります。THE GRAND 47【エリア】銀座【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】5000円【ディナー平均予算】10000円【アクセス】銀座駅 徒歩2分
2021年03月23日「Ode」が提案するサステナブルなカフェ【BGM coffee&vibes】コーヒーやカレーにも細かなこだわりが日々の生活に彩りを与える“BGM”のようなお店広尾の名フレンチ「Ode」が開いたカフェ【BGM coffee&vibes】広尾駅から徒歩5分ほどの【BGM coffee&vibes】。店内の柱などは古民家の廃材を再利用したもの【BGM coffee&vibes】ができたのは、「Ode」のすぐ隣の小さな一軒家。テラス席でゆっくりとコーヒーを楽しむ人や、店内でランチタイムを楽しむ人、焼き菓子とコーヒーをテイクアウトしていく人など、近所のお客さんがふらりと立ち寄る憩いの場のようなお店です。子連れのベビーカーで来てコーヒータイムを楽しむお客さんの姿もありました犬を連れてきてもOK。店内には犬のリードをかけるフックがありますただのカフェ料理ではない! それぞれがレストランクオリティ店内で販売されている焼き菓子にも、サステナブルなこだわりがさすがは【Ode】が手掛けるカフェで、焼き菓子ひとつにもこだわりがあります。例えばカヌレは、料理で出た野菜の端材をつかって焼き上げたサステナブルなフード。そのほか、しっとりを追求した結果“むせるほどおいしい”という洒落を効かせた名前のチョコクッキー『キラーマァム』、そのほかフィナンシェ、ブランデーケーキなどが並びます。『ロングブラック』HOT 550円/ICE 600円コーヒーのオススメは、オーストラリアやニュージーランドで親しまれているスタイルの『ロングブラック』。お湯を先に注いでからエスプレッソを入れるので、上の方にエスプレッソをより濃く感じられ、香り高さと飲み進めるごとに味の濃淡が楽しめます。豆はブレンドで、コーヒーのもつ香りや味をそのままに感じられる「ナチュラル」と、水洗いしてクリアな味わいの「ウォッシュド」を使ったオリジナルブレンドで提供しています。サクッと揚がっていながら、とろけるほどふんわりとやわらかい『最高フライドポテト』600円。身を崩すマッシュをせず、ぎりぎり形状を保つぐらいまでやわらかく茹で、水分を保った状態で揚げている。『キューバサンド』は、ローストポーク、チェダーチーズ、自家製のピクルスをフォッカチオではさんだもの。塩レモンが効いた『国産無農薬レモンサワー』との組み合わせがオススメ。『ヴィーガンカレー』1,500円こちらは、トマト、玉ねぎと発酵させた季節の野菜をベースに8種類のスパイスを効かせた『ヴィーガンカレー』。9種の付け合わせと、16種の雑穀ライスがついて、食べるだけで健康になれそう!お店の奥には何やら見慣れない機械がお店の奥にある大きな機械は、SINKPIAのコンポスト。お店で出た生ごみをこの機械に入れると、なんとバイオ処理でほとんどが水に分解されてしまうのだそう。環境にも配慮されているなんて、すばらしい!暖かくなったらテラス席も気持ちいい【BGM】という店名は、メインとしてではなく地域の暮らしに寄り添って、日々の生活に彩りを与えたい、という思いから名付けたのだそう。近所の人の憩いの場としてはもちろん、ふらりと立ち寄って、レストランクオリティのカフェランチを気軽に楽しめるお店でした。BGM coffee&vibes【エリア】広尾【ジャンル】カフェ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】広尾駅Ode【エリア】広尾【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】7000円【ディナー平均予算】15000円【アクセス】広尾駅 徒歩5分
2021年03月22日本格ベトナム料理をお得な日替りコースで自家製タレやハーブ使いが味の決め手にベトナムを食べ歩き、多種多様なレシピを今なお追求本格ベトナム料理をお得な日替りコースでアジアンテイストなピンクのファサードが目印。風が心地いいテラス席も地下鉄烏丸御池駅から徒歩2分。世界遺産 二条城からも徒歩圏内の【フォーンヴィエット】は、本格ベトナム料理を日替りコースでリーズナブルに提供する店です。頑丈で品質の高い、ベトナム製紫檀家具を使った、異国情緒たっぷりの店内店主の越田正勝さんの前職はデザイナー。ですが、実家が元々飲食店で、飲食店経営に自然に惹かれたそう。退職後にベトナムに旅行し、ベトナム料理のおいしさにはまったことをきっかけに、何度も現地に通い、現地のレシピを1つずつ学んで開店しました。店の奥には隠れ家のような半個室も。最大10人まで使用できる自家製タレやハーブ使いが味の決め手に日替りコースは基本、4,300円(税込)と5,400円(税込)の2種類を用意。ベトナム直送の食材や調味料、地元の旬菜などを駆使した皿が、デザートまで8~9品も登場します。5,400円のコースでは、カエルやハトなどジビエが出されることも。『青マンゴーと手羽先のヌクチャム漬け』。青マンゴーは、おやつ、おかず感覚で親しまれるポピュラーなフルーツなのだそうこちらは本日のコースのサラダ、『青マンゴーと手羽先のヌクチャム漬け』。しっとりボイルした手羽先とシャキシャキの青マンゴーを、魚、砂糖、ベトナムの唐辛子などを合わせた自家製タレ「ヌクチャム」に漬け込んだひと皿です。甘酸っぱくホットな味わいですが、タレに漬け込まれたレモングラスとライムの葉、トッピングのパクチーが爽やかで、箸が止まらなくなります。『バイ貝のココナッツミルク煮』。ベトナムでは、もっと小さな貝を大量に煮込むこともベトナムでよく食べられるという貝料理は、この日は『バイ貝のココナッツミルク煮』。まろやかで甘いココナッツミルクがバイ貝の風味を際立て、あと口に唐辛子の辛味が心地よく残るひと皿です。『牛肉とポテトの素揚げ レモングラス塩和え』。自家製の「レモングラス塩」は、ボトル970円(税込)で販売もビールのアテにもぴったりな『牛肉とポテトの素揚げ レモングラス塩和え』は、サッと素揚げした牛肉とホクホクポテトが絶妙にマッチ。牛肉からは噛むほどに肉汁が染み出します。味付けは、炒ったレモングラス、塩、唐辛子を合わせたオリジナルスパイス「レモングラス塩」。爽快な辛さと塩気が食欲を刺激します。左から、『サイゴンビール』770円(税込)、『ハノイビール』770円(税込)、もち米の焼酎『ネプモイ』G550円(税込)ベトナムのドリンクも提供しており、アルコールでは、現地で親しまれるビールやもち米焼酎がスタンバイ。ノンアルコールなら、はす茶やジャスミンティーが楽しめます。ジャスミンティーは、日本のものより香りが強いのが特長です。ベトナムを食べ歩き、多種多様なレシピを今なお追求実は南と北、そして中央で、全く食文化が異なるというベトナム。しかしながら、その基本には共通して多種多様なタレがあるのだそう。実際に食べて味と材料を確認しながら、コロナ前は年に2回、これまで50回以上も現地に赴き、自家製タレのレパートリーを増やしてきたという越田さん。「飽きっぽい性格だから、毎日違う料理を考える今のスタイルが合っている」と笑う、店主の越田さんそんな探求を続けているからこそ、仕入れにより調理法を変えて、全て異なるタレでメニューを組み立てる『日替りコース』というスタイルで提供ができるのです。【フォーンヴィエット】に訪れればこれまでの「ベトナム料理」という概念が覆る、そんな料理に出会えるお店です。ベトナム料理フォーンヴィェット【エリア】四条烏丸/烏丸御池【ジャンル】タイ・ベトナム料理【ランチ平均予算】5000円【ディナー平均予算】5000円【アクセス】烏丸御池駅 徒歩2分
2021年03月21日一軒家を改装した、落ち着きある薬膳ダイニング「世界美食薬膳名師」が手がける薬膳料理その人に合わせた『オーダーメイド薬酒』を提供一軒家を改装した、落ち着きある薬膳ダイニング天然素材をふんだんに使ったつくり銀座駅から徒歩5分、歌舞伎座の裏手にひっそりと佇む【銀座しんのう】は、「薬膳=中華」のイメージを払拭する薬膳ダイニング。薬膳料理の『国際養生料理コンテスト』で「世界美食薬膳名師」の称号を手にした三上シェフが、「日常の中にもっと薬膳の概念を取り入れてほしい」と開いたお店です。和モダンをテーマにした癒しの空間黒竹など天然素材をふんだんに使った内装は、熟練の庭師の手によるものなのだとか。一軒家を改装した店内には、ほっと心が落ち着く癒しの空間が広がります。カウンターには店オリジナルの薬酒がズラリ。ボックス席や隠れ家的な2階席もおすすめで、訪れるだけでパワーをもらえそうです。「世界美食薬膳名師」が手がける薬膳料理漢方牛を使用したステーキお店のテーマは「食によるセルフメディケーション」。薬だけに頼るのではなく、食事や生活習慣を改善して総合的にカラダのバランスを整える中医学の考え方に基づき、「美味しくてカラダに良い」とする料理を提供しています。なかには漢方飼料で育った岩手産の漢方牛など珍しい食材も。ここからは料理の一例をご紹介します。ランチタイムの人気メニュー『薬膳キーマカレー』ランチで人気の薬膳カレーは、お砂糖の代わりに漢方を用いるなど、約25種類の生薬・スパイスを使用した味わい深い一品。合いびき肉と香味野菜たっぷりのカレーに合わせるのは、三上さんの地元・岩手県産の特別栽培米「ひとめぼれ」です。「おこげ」といただく『しんのう風サムゲタン』3,300円骨付きの鶏モモ肉を高麗人参や漢方などとじっくり煮込んだ韓国の伝統料理を、洋風にアレンジ。薬膳のベースとなる5色(青・赤・黄・白・黒)の野菜がバランスよく盛り込まれ、食欲をそそります。カリッとした食感が楽しいおこげが添えられているので、一緒にいただきましょう。その人に合わせた『オーダーメイド薬酒』を提供体のバランスを整えてくれる『オーダーメイド薬酒』美肌、快眠、疲れ、貧血、冷え性……といった効能に効く約30種の自家製薬酒のほか、体調や体質に合わせて提供してくれる『オーダーメイド薬酒』も用意。「体質チェック表」に記入するだけで、ゲストそれぞれに合わせてブレンドした薬酒をつくってくれます。料理人プロフィール:三上康介さんおいしくて体に嬉しい「薬膳」に出会うことを機に、本格的に薬膳を学ぶために30歳で上京。薬膳の専門学校で学ぶ傍ら、さまざまなジャンルの飲食店で腕を磨く。2009年、北京で開催された「国際養生料理コンテスト」において最優秀料理人に選出され、日本人初の「世界美食薬膳名師」となる。銀座しんのう【エリア】銀座【ジャンル】洋食【ランチ平均予算】1200円【ディナー平均予算】6000円【アクセス】銀座駅 徒歩5分
2021年03月18日食材を見極め、江戸前の仕事でうまい寿司を握る、ミシュラン一つ星を獲得した1万円台の本格江戸前寿司今や、すっかりグローバルフードとしての市民権を得た“sushi”。中でも、江戸前鮨は世界のフーディ達の垂涎の的。その技術を学ぼうと、海を越え日本の土を踏む異国の料理人も少なくない。麻布十番に店を構えて2年余、僅か一年でミシュランの星を得た【すし家祥太】のご主人、ムン・ギョンハンさんもその一人だ。オープンは2019年11月。フラットな白木のカウンターも清々しく、スッキリとした内装の店内。鮨と真摯に向き合える空間だ。オープンした翌年にミシュラン星を獲得韓国は大邱近くの町に生まれ育ち、鮨の存在さえ知らなかったムンさんが、鮨に魅せられたきっかけ、それは、中学3年生の時に読んだ日本の漫画だった。寺沢大介による大人気漫画「将太の寿司」がそれで、主人公の生き様に感動。と共に、まだ見ぬ鮨への憧れで頭がいっぱいになったムンさん。鮨職人を目指し、調理師学校を卒業後、ソウルで一番と言われる高級鮨店に修業に出る。しかし、やはり本場で学びたいとの思いは募るばかり。挙句、24歳で渡日。コネも無いまま鮨屋の門戸を叩いた。マグロはアイルランド産。赤身は切りつけてから煮切りに軽く、くぐらす程度に漬け、“づ”にして握る。「こうした江戸前の鮨の仕事が好きなんです。」とはムンさんだが、日本語もろくに話せない韓国の青年を雇う店はなく、「半年ほど頑張ってみたのですが、所持金も底をつき、諦めて韓国に帰ろうと思ったんです。」そんなムンさんに鮨の神様が微笑んだ。最後に本物の美味しい江戸前鮨を食べて帰ろうと残金3万円を握りしめ、「かねさか」傘下の一軒、銀座「すし家」のランチを食べに出かけたのだ。鮨をつまみつつ、店の主人と身振り手振りで事の次第を話すうち、思いが通じたのか、そのご主人が本店「かねさか」の大将金坂真次氏を紹介してくれることにー。金坂氏から何を聞かれても、ただひたすら「頑張ります」を繰り返すムンさんの熱意に「かねさか」の大将もほだされたのだろう、その場で修業が許された。カウンターに置かれた焼き物の皿が付け台代わり。ここに握りが置かれていく。コースは、つまみ2品、握り14貫が基本だが、追加もOK。つまみも607品ほどを常備しているこうして、「かねさか」系列の店で研鑽を積むこと9年。2019年11月、ようやく念願の独立を果たしたムンさんが選んだ場所は、食の感度の高い人達が集まる街、麻布十番。店名は【すし家 祥太】に決めていた。カウンター7席のこじんまりとした店内は、白木のカウンターも清々しく、シンプルながらもどこか品の良さが漂う。握りが大好きというムンさんだけに「つまみよりも握り中心の店にしたかった」そうで、お任せのコースでは、つまみが2品ほど出るものの、メインはあくまで握り。江戸前鮨の華、マグロやコハダを含め、煮ハマグリにカツオの藁焼き、カンヌキ(大きめのさより)の昆布じめ等々旬の鮨だねがタイミングよく付け台に置かれていく。その数全部でおよそ14貫。太刀魚の酒盗焼き”は、コースに出すつまみの定番メニュー。写真は、静岡産の太刀魚に酒盗をのせて焼いたもの。もう一品は、小つぶ貝の煮物などその日によって変わるそして、最後に定番のねぎま汁が出て、なんとお会計は13,000円!高騰化が続く鮨業界にあって、この値段設定は実に良心的だろう。そこには「普通のサラリーマンの人でも、ちょっと頑張れば食べに行ける、それくらいの値段設定にしたかった。」とのムンさんの思いが込められている。とはいえ、安かろうそれなり、では決してない。魚のクォリティを落とさぬための努力は惜しまない。平貝や赤貝、コハダ、サバに鯛など丁寧に下拵えされたその日の鮨だねの数々が、きれいに並ぶ木箱は、まるで海の幸の玉手箱のよう仕入れ先は、修業先の「かねさか」と同じ。だが、朝一番に豊洲に出かけ、質は変わらずとも、形がちょっと悪かったり大きさが不揃いだったりで、通常より安価になっている魚介を仕入れ、丁寧な下拵えてそれをカバーする。また、(鮨屋が)高額になる最大の要因であるマグロは、国産ではなく質の良いアイルランド産を用い、ヅケにして旨味を補うなど江戸前ならではの仕事を施すことで、魚介の味をブラッシュアップさせているのだ。それは、カスゴやサヨリといった小魚にこそ存分に発揮されている。コースでは、この赤身のづけと中トロとマグロの握りが2種類登場する。水温10℃以下の極寒の海で育つアイルランド産の天然本マグロは、引き締まった身も旨さの一つムンさんが一番好きだというコハダの握り。年間を通して扱うコハダは、その時々で産地が変わる。撮影当日は大阪湾のコハダ。秋田小町と赤酢のみで仕上げる酢飯とのバランスも良い。中でも、ムンさん肝入りの一品といえばコハダ。「コハダは、一年を通してサイズや脂ののり、皮の柔らかさも変わってきます。時々の(コハダの)状態を見極め、塩や酢で〆る時間を微妙に調整する。その〆め加減が難しくもあり、また、面白いところですね。」ムンさん自身は、夏場の新子より、冬場の脂ののった大きめのコハダが好きだとか。ちなみに写真は、大阪湾のコハダ。塩で20分ほど〆たのち、酢にさっと通し、3日ほど寝かしている。程よい酸がコハダ特有の鯔背な香りと脂の旨味を引き立て、赤酢と塩のみで仕上げた温かな酢飯と共に口中でホロリと解ける美味しさ!まさに口福の一瞬だろう。「若い方にも、江戸前の寿司を楽しんで欲しい」とムンさんイマドキの流行りの鮨ではなく、江戸前のスタンダードな鮨に興味があると語っていたムンさんだが、鮨への思いは更に広がりを見せているようで、「今は、地方の鮨を北から南まで食べ歩いてみたいと思っています。鮨も、それぞれの地方で色々な特徴があるでしょう。それを見てみたい。」そう目を輝かす。鮨への飽くなき探求はまだまだ続きそうだ。すし家祥太【エリア】麻布十番【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】20000円【アクセス】麻布十番駅 徒歩5分
2021年03月17日本場スペイン・バスク地方のリストランテへトリップ魚、肉、野菜の旨味を存分に堪能できる炭火焼料理食材の味が凝縮した米料理とスペイン産ワインも多数本場スペイン・バスク地方のリストランテへトリップ都心にある隠れ家空間。開放的なテラス席も利用可能大阪メトロ四つ橋線本町駅から徒歩1分、御堂筋線本町駅からも徒歩5分とアクセス抜群。緑豊かな靭公園のほど近くにあるリストランテ【ETXOLA(エチョラ)】は、世界から美食の都と称されるスペイン・バスク地方の料理が堪能できる一軒。都心にありながら、大通りからひと筋入った場所にあるため、隠れ家的な雰囲気が漂います。ゆったりと空気が流れるくつろぎの雰囲気。“山小屋”という意味を持つ店名通り、店内はゆったりとした空気が流れる心地いい空間。本場スペインのレストランを訪れたような非日常を味わうことができます。木目調のカウンター席は、シェフが料理する姿を眺めながら、食事を楽しむことができる特等席。清潔感のある白いテーブルクロスにカトラリーがセッティングされたテーブル席は、ワイワイとにぎやかに過ごす普段使いにはもちろん、記念日など特別な食事にもぴったり。気分やシーンに合わせて訪れることができます。魚、肉、野菜の旨味を存分に堪能できる炭火焼料理メニューは日々変わり、ディナータイムは『シェフおすすめコース』8,000円(税抜)~のコース料理や、多数のアラカルトメニューで堪能することができます。今回は、ディナーのメニューの中から、おすすめの3皿をご紹介。カラフルなソースで見た目にも楽しいしいモダンな一皿『ホワイトアスパラガスの炭火焼とカキのエスカベッチェ』1,700円(税抜き)~まずはアラカルトの『ホワイトアスパラガスの炭火焼とカキのエスカベッチェ』。鮮やかな彩りのパプリカがテーブルを華やかにする一皿です。バスク地方でよく使われるパプリカを焼いてから、ガーリックオイルやビネガー、カキの出汁でエスカベッシュ(マリネ)に。特有のほどよい酸味が、パプリカの甘さやカキのコクと融合して、奥行きのある美味しさを堪能できます。続いてホワイトアスパラガスを食べるとシャキシャキとした食感が加わり、さわやかな余韻が口いっぱい残ります。香ばしさをまとった旨味に悶絶!『飛騨牛リブロースの炭火焼』2皿目は、コース料理のメインの一皿『飛騨牛リブロースの炭火焼』。炭火焼はバスク地方で多用される調理法のひとつで、食材を炭火でじっくり焼き上げることで旨味を凝縮し、素材が持つ美味しさを引き立てます。「当店では、魚、肉、野菜など季節の食材を使った炭焼き料理を提供しているんですよ」とシェフの清水和博さん。火力を見極めながら丁寧に焼き上げる断面が美しい飛騨牛は、ジューシーな旨味に、炭火の香ばしさがプラスされて、噛むほどに美味しさを堪能できます。「肉の味を味わっていただきたいため、付け合わせはあくまで最小限に」と清水シェフ。同じく炭火で焼いたゴボウのみずみずしい味わいが、口の中をさっぱりとしてくれるのはさすがです。食材の味が凝縮した米料理とスペイン産ワインも多数アサリの旨味がギュッとしみ込んで美味!『バスク風あさりご飯』さらに、食事の〆などにぜひ食べていただきたいのが米料理。スペイン料理といえばパエリアが有名ですが、バスク地方では炊き込みご飯に近い日本人好みの米料理も多数。例えば『バスク風あさりご飯』は、粘り気のある独特の食感ながら、バターやチーズを一切使わず、ニンニク、白ワイン、あさりの出汁の組み合わせで旨味を極限まで引き出されています。スペイン・バスク料理を日々探求する清水シェフ清水シェフは、毎年スペイン・バスクの星付きレストランやワイナリーに滞在し、バスクの味を追求する人物。「バスク料理を名乗っている以上、バスク料理の技や味をふまえたうえで、伝統的な料理やモダンに昇華した料理を作っていきたい」と話します。チャコリも軽快な白から、ロゼ、赤までさまざま。グラス800円(税抜)~、ボトルは5,000円(税抜)~清水シェフのお料理をより一層美味しくいただくなら、ワインとのペアリングをぜひ。ワインは、素材の旨味を堪能できる料理との相性を考えて、スペインワインをセレクトしています。バスク地方で古くから親しまれてきたワイン「チャコリ」も多数。メニューごとにベストなペアリングを提案してくれるので、ぜひ好みを伝えて相談してみてください。お昼は、2,500円(税別)~で、前菜・ごはん・メイン・デザート・食後の飲物がついたコスパ抜群のランチもスタンバイ。昼に、夜に、食事の後の一杯に……とさまざまなシーンで使える一軒。バスク料理とお酒で非日常を気軽に味わってみてはいかがでしょうか。ETXOLAエチョラ【エリア】阿波座/京町堀【ジャンル】ステーキ【ランチ平均予算】3000円【ディナー平均予算】10000円【アクセス】本町駅 徒歩5分
2021年03月16日茶室で日本文化を体験する創作和食料理店お茶だけでなく料理やお酒を愉しむことも可能スタッフによる、美しいお手前を拝見できる茶室で日本文化を体験する創作和食料理店椅子のように畳に座ってお茶や食事をいただく「爛酔亭」表参道駅から徒歩6分、骨董通り沿いから、地下へと降りた先に静かに佇むのが目的地の【即今】。茶道の形式美に似通う日本のBarシーンと融合し、形式にこだわらない茶懐石が楽しめる創作和食料理店です。コンセプトは「自分らしいお茶のスタイルを楽しめる店」。茶道のような日本文化の体験を通じて、店名の意味する禅の真髄「今まさにこの時」を感じられます。ろうそくが灯され、どこか厳かな雰囲気のある小間茶室「即今」靴を脱いで店内に入ると、そこはまるで本物の茶室。用意されているのは四畳半の周囲に3つの腰掛け席を設けた広間「爛酔亭(らんすいてい)」と、三畳台目の小間茶室「即今」。そしてバーカウンターも設けられている三畳間「笊籬菴(そうりあん)」という3つの個室。お茶は点ててもらうことも、自身で点てることも可能です。店内では濃茶や薄茶、茶懐石、お酒まで堪能できます。お茶だけでなく料理やお酒を愉しむことも可能美しく器に盛られた一汁三菜。季節を感じながら味わう『茶懐石セット「花」』「茶事」とは本来、食事やお茶のお点前を含めたフルコースの正式な茶会のこと。懐石を出してお酒を酌み交わし、茶室の美術品をしつらえて、濃茶、薄茶でおもてなしをすること意味します。お茶と和菓子はもちろんですが、茶室で料理やお酒を愉しむというのも大変乙なもの。香りや味の調和を考えた茶懐石は、季節の食材を用いた向付、煮物椀、焼物などをいただけます。抹茶に日本酒。他ではなかなか味わえない和コンセプトのオリジナル『カクテル』茶室の襖を開ければ、隠れたバーカウンターが出現。和服のバーテンダーがつくるのは、抹茶や日本文化をベースとしたオリジナルカクテルです。名前はどれも茶道にちなんでつけられているのもポイント。苦味と甘さを持つ抹茶のリキュールに爽やかな酸味のあるカシスを合わせた『遅櫻』は、特に人気のカクテルです。スタッフによる、美しいお手前を拝見できる静寂の中、お点前の流れるような所作の美しさに魅入る【即今】にある小間の茶室で頂くお茶は、茶道の心得のあるスタッフが点ててくれます。濃茶、薄茶、また頂くタイミングは自由。また、希望に応じて自分で点てることもできるので、気軽に体験を。お茶の点前を拝見したのち、薄茶を一服。あたたかなもてなしで、ゆっくりとお茶の香りを楽しめます。料理人プロフィール:鈴木将士さん料理人の所作の美しさや料理の完成された美への想いが膨らみ、服部調理師専門学校の門を叩く。日本食の基礎を学び卒業後、麻布十番にある【eat 麻布十番】に勤務。そこで縁からアメリカでの仕事のオファーを受け、帰国後に茶道とカクテルを融合した【即今】に就任。新たな茶道の楽しみ方を提供しながら自ら成長を続けている。即今【エリア】表参道/青山【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】1500円【ディナー平均予算】8000円【アクセス】表参道駅 徒歩6分
2021年03月15日六本木【ブリコラージュ ブレッド アンド カンパニー】渋谷【koe lobby】御成門【Le Pain Quotidien】浅草【パンのペリカン】吉祥寺【リベルテ・パティスリー・ブーランジェリー】六本木【ブリコラージュ ブレッド アンド カンパニー】カフェ魅力溢れる3店舗がコラボレーションした、日常使いのカフェハード系のパンからを中心に全30種以上用意大阪のブーランジェリー【ル・シュクレクール】、星付きフレンチレストラン【レフェルヴェソンス】、ノルウェー・オスロのコーヒーブランド【FUGLEN】、この魅力的な3店舗がコラボレーションしたお店がこちら。店内にはコーヒースタンドとカフェダイニングが併設されています。福井の古民家の古材を用いた店内アルコールも提供しているので、昼からパン呑みも可能テイクアウトも可能ですが、せっかくなら店内でデイリーなパン料理を。いただけるのはヨーロッパで日常的に食べられている大きなパン、サワードゥ・ブレッドを使ったオープンサンド。エッグベネディクトやお刺身など、趣向を凝らしたメニューが用意されています。ブリコラージュ ブレッド アンド カンパニー【エリア】六本木【ジャンル】洋食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】3000円【アクセス】六本木駅渋谷【koe lobby】ベーカリーレストランモーニングからディナーまで楽しめるベーカリー併設カフェ『フィナンシェ食パン~進化系生食パン~』935円(税込)【koe lobby】は「hotel koe tokyo」の1階に位置し、代官山で人気のフレンチレストラン【Ata】の掛川シェフがプロデュースしたベーカリーカフェ&レストラン。ホテルが併設されていることもあってか、モーニングメニューもあります。WiFiも使えるので作業場としても人気です。広い空間は開放感があって気持ちが良い『ブリュレ シブースト』825円(税込)2020年からは焼菓子の「フィナンシェ」から発想を得た新食感の食パンを軸にメニューをアップデート。モーニングの食パンビュッフェや、ランチで人気の『カルボナーラサンド』もこの食パンを使用しています。ティータイムはフィナンシェ食パンを小さいキューブ状にしたシブーストも!koelobby【エリア】渋谷センター街/公園通り【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】1300円【ディナー平均予算】2000円【アクセス】渋谷駅 徒歩5分御成門【Le Pain Quotidien】ベーカリーカフェオープンサンド『タルティーヌ』が人気、ベルギー発のベーカリーレストラン『ハム&グリエールチーズwithサンドライトマトほか』東京・芝にある東京プリンスホテルに隣接しているベーカリーカフェ。ベルギーのシェフ、アラン・クモン氏が料理人をしていた頃、お店で提供するための美味しいパンをつくろうと始めたお店です。店内は開放的で、木のぬくもりが感じられる温かな空間になっています。店内の内装は世界共通。廃材や再生木材を使用し、専門のデザイナーがデザイン『シュリンプ&アボカドwithマンゴー、トマトサルサ』こちらで味わいたいのは、天然酵母でつくられるハード系のパンを使った、オープンサンドのタルティーヌ。人気の『シュリンプ&アボカドwithマンゴー、トマトサルサ』は、アボカドをペーストに、トマトダイス・エビ・特製のトマトサルサ・バジルソース・マンゴーをトッピング。LePainQuotidien【エリア】芝公園/東京タワー周辺【ジャンル】ベーカリー【ランチ平均予算】1500円【ディナー平均予算】1800円【アクセス】御成門駅 徒歩1分浅草【パンのペリカン】パン行列必至、浅草で75年以上続く老舗ベーカーリー左から『山型』、『食パン』、手前が『小ロール』、左奥が『中ロール』浅草に店を構えて75年以上、食パンとロールパンの2種類のみを販売する【ペリカン】は、地元のみならず地方からも多くの人が訪れる人気のパン屋です。ホテルや喫茶店にも卸しているので、店内の棚には予約済のパンがずらり。2ブロック隣の直営カフェでも自慢のパンを味わえます。朝8時の開店前から行列ができることも珍しくないずっしりしながらもキメが細かい食パンコンセプトは「ご飯のように毎日食べられるパン」。入っているのは小麦粉と水、イースト菌、砂糖、塩など7種類ほど。余分なものは加えず、昔ながらの方法で作られています。シンプルにたっぷりバターを落として食べるもよし、アレンジするもよし。ずっと変わらない味をぜひ。パンのペリカン【エリア】浅草【ジャンル】ベーカリー【ランチ平均予算】~ 999円【ディナー平均予算】~ 999円吉祥寺【リベルテ・パティスリー・ブーランジェリー】ブーランジェリーパリで大人気のブーランジェリーが、吉祥寺に世界初出店定番のバケットやクロワッサンのほか、期間限定メニューもラインナップ。お店でこまめにチェックしてみてくださいパリ10区にある【リベルテ・ラ・パティスリー・ブーランジェリー】の世界展開一号店。1階のショップスペースには大理石の大きなカウンターがあり、ショーケースの中には色とりどりのパンやスイーツが並んでいます。2階には、リベルテ初となるカフェスペースも併設しています。9:00から11:00のイートインタイムには、1階で購入したサンドイッチやパンやケーキセットも食べられるケーキの種類も充実。トラディショナルなフランスのケーキをリベルテ風にアレンジスペシャリテの『パン リベルテ』は、フランスの製粉会社「ムーランブルジョワ」の小麦粉と、製粉した北海道産の小麦粉、セーグル粉(ライ麦)の3種をブレンドし、長時間低温でじっくりと焼き上げたハード系のパン。外はパリっと、中はふっくらもちもちで日本人好みの食感に。リベルテ・パティスリー・ブーランジェリー 東京本店・吉祥寺【エリア】吉祥寺【ジャンル】ベーカリー【ランチ平均予算】1000円 ~ 1999円【ディナー平均予算】2000円 ~ 2999円
2021年03月14日銀座【加藤牛肉店GINZA】銀座一丁目【ahill ginza】代々木公園駅【関口亭】赤坂【ビストロQ】吉祥寺【吉祥寺バーグ】銀座【加藤牛肉店GINZA】ポテトサラダと一緒に。名物の『ハンバーグ』銀座駅から徒歩3分、肉汁豊かなハンバーグから、自家製コンビーフを使ったアミューズ、サーロインとヒレ肉の極上ステーキまで、肉尽くしのメニューで銀座のグルメを唸らせているお店【加藤牛肉店】。ポテトサラダと一緒に供される『ハンバーグ』は、この店の名物です。木目調のカウンター席が映える店内には、お店のテーマでもある「山形牛」の文字が店内は、テーブル席が3つとカウンターのみというシンプルな店構え。店主は横浜で80年以上続く【加藤牛肉店】の3代目で、全国各地で評価されるブランド牛の中から、これはと思うものを試し続けてたどり着いた山形牛の魅力を余すところ無く味わえます。加藤牛肉店GINZA【エリア】銀座【ジャンル】ステーキ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】20000円【アクセス】銀座駅 徒歩3分銀座一丁目【ahill ginza】ahill名物『フォアグラ入りハンバーグステーキ』 (150g)銀座一丁目駅から徒歩1分、銀座駅からは2分ほどのところにある【ahill ginza】。ここでは、鉄板焼きのフレンチが楽しめます。名物の『フォアグラ入りハンバーグステーキ』は、厳選した黒毛和牛にブランド豚を加えたタネを1日寝かせ、フォアグラを包み込んだ風味豊かなハンバーグ。贅沢さと優雅さを一度に味わうことができる一皿です。上質にこだわった大人の空間お店があるのは、銀座並木通りに面した全9Fのファションビル「銀座ベルビア館」。ベルベットのような高い質感をもったとっておきの場所をコンセプトに、優雅にハンバーグが味わえる上質な空間です。ahill ginza【エリア】銀座【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】3000円【ディナー平均予算】10000円【アクセス】銀座一丁目駅 徒歩1分代々木公園駅【関口亭】『ハンバーグステーキ』和風ソース/デミグラスソース東京・代々木公園駅から地上に出てすぐの小路にある洋食屋【関口亭】。「日本人の口にあう洋食」をコンセプトに、ごはん、味噌、醤油の3つを使った料理を提供している、一味違うハンバーグが楽しめるお店です。宮崎産の黒毛和牛など、季節と国産にこだわって仕入れた食材でつくられる料理には、「口に入れたときの味わいに安心感を与える」という考え方から、醤油や味噌が隠し味に使われています。店内は広々としたテーブル席とカウンター席に分かれていますドアを開けると、明るく温かい雰囲気が広がる【関口亭】は、街の洋食屋さんとして20年以上もの間、愛され続けています。どこか懐かしく温かい雰囲気のなかで、ハンバーグを味噌汁と白飯で味わう安心感。由緒正しき日本の洋食屋といった風格を持つ一軒です。関口亭【エリア】新宿南口/代々木【ジャンル】洋食【ランチ平均予算】1000円【ディナー平均予算】3000円【アクセス】代々木公園駅 徒歩1分赤坂【ビストロ Q】『黒毛和牛ハンバーグ フォアグラ詰め』コースでは120g、単品では240gで提供赤坂駅から徒歩4分の【ビストロ Q】は、一等地にありながら気取りのない雰囲気で、おいしいフレンチをカジュアルに食べられるお店です。『黒毛和牛ハンバーグ フォアグラ詰め』は、国産黒毛和牛100%のタネの中にフランス産フォアグラを入れ、丁寧に焼き上げた一品。上質な和牛肉にフォアグラの旨みが加わり、肉好きもうなります。気軽に“食の贅沢”を満喫できる、温かな雰囲気のビストロ赤坂の落ち着いた一画にある、こぢんまりとした店内では、木目調の温かなインテリアに包まれながら、季節の食材が織りなすおいしい皿の数々を楽しめます。気軽に味わえるフレンチと、懐かしく本格的な洋食メニューの両方が揃うので、シーンに合わせて使い分けられるのも魅力です。ビストロQ【エリア】赤坂【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】1500円【ディナー平均予算】10000円【アクセス】赤坂駅 徒歩4分吉祥寺【吉祥寺バーグ】目の前で特製チーズソースをかけて仕上げる『チーズハンバーグ』吉祥寺の落ち着いた雰囲気の住宅地に店を構える【吉祥寺バーグ】は、牛100%の風味を満喫できるハンバーグ店。牛100%の新鮮な挽肉を使った熱々の『チーズハンバーグ』は、提供時にチーズソースをかけて仕上げます。肉の旨味とチェダーチーズ、特製チーズソースがコクのある美味しさを演出。チーズ好きも大満足の逸品です。温かみのある空間で、くつろいで食事を楽しむ至福のひととき店の内装は「居心地の良い空間で、ゆっくりと食事を楽しんでもらいたい」という思いから、木の温かみを活かした、優しい雰囲気。落ち着いた空気のなかでくつろぎながら、美味しいハンバーグを満喫する至福のひとときがすごせます。吉祥寺バーグ【エリア】吉祥寺【ジャンル】洋食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】1500円【アクセス】吉祥寺駅 徒歩12分
2021年03月13日六本木【リストランテ アルポルト】赤坂【インフィニート ヒロ】恵比寿【RODEO hanare】麹町【トラットリア ピエトラ ビアンカ】銀座【リストランテ ソット ラルコ】六本木【リストランテ アルポルト】パスタに魅了され、パスタにこだわり続けてきたシェフの自信作魚介の旨みをたっぷり含んだ『イカスミのパスタ 生雲丹添え』西麻布交差点から少し脇に入ったところにあるイタリア料理店。東京イタリアンの根幹を担ってきたとも言える片岡護シェフによる『イカスミのパスタ 生雲丹添え』は、イカの身とトマトを煮込んだイカスミに生雲丹とトマトのソースを添えた濃厚な味わいの一皿。1.4mmのフェデリーニという細麺を使っています。優しい光に包まれた上質な空間で、熟練のイタリア料理を味わう西麻布というエリアながら、喧騒から離れた静かな場所でゆっくりと食事が楽しめます。白を貴重とした程よい明るさの店内は、まさに極上のイタリアンを味わう為につくられた空間。落ち着いた雰囲気の個室も完備されています。リストランテアルポルト【エリア】西麻布【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】5000円【ディナー平均予算】15000円【アクセス】六本木駅 徒歩12分赤坂【インフィニート ヒロ】イタリア料理界のレジェンド、山田宏巳シェフの集大成の味シンプルで食べ飽きない絶品パスタ『シソヴェーゼ』赤坂駅から徒歩1分、東京イタリアンの礎を築いたカリスマ山田宏巳シェフが、68歳にして開いた新境地。山田シェフが修業時代に【キャンティ】の森岡輝成シェフより教わったという『シソヴェーゼ』が、30年の封印を解いて登場! 具は紫蘇にパセリ、ニンニクのみ。シンプルなだけに具材はかなり細かく刻み、バターを加えて旨味を補うなどさりげない一手間とタイミングが味を左右します。ブルーのトーンの内装は落ち着いた雰囲気扉を開ければ、大理石の調理台に、木材そっくりに似せたコンクリートのカウンターや天井の梁。本物とフェイクが入り混じった内装にも山田シェフの遊び心が感じられます。15,000円~のコースには、和食の技術での下ごしらえや日本人に馴染み深い食材を巧みに取り入れた逸品が揃います。山田シェフの50余年に渡る料理人人生の集大成を堪能してください。インフィニートヒロ【エリア】赤坂【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】30000円【アクセス】赤坂駅 徒歩1分恵比寿【RODEO hanare】自由な発想が生み出す、進化系イタメシゲストの目の前でハンバーグを崩し、ソースをかけて完成する『名物ロデオのミートスパゲティ』恵比寿駅より徒歩4分の【RODEO hanare】は、予約がなかなか取れない人気店【イタメシヤ RODEO】の系譜を継ぎつつ、独自色を加えたイタリアンです。一番人気の『名物ロデオのミートスパゲティ』は、【イタメシヤ RODEO】直伝のスペシャリテ。炭と薪で焼き付けた黒毛和牛のハンバーグをゲストの前でほぐし、3日間煮込んだデミグラスソースを絡めます。仕上げはたっぷりのパルミジャーノで。都会の喧騒を感じさせない大人の隠れ家空間は会話と料理に集中できます本店と同じくあえて看板は置かないスタイルで、店内に一歩足を踏み入れれば、黒で統一されたシックな空間が広がります。BGMは流さず、照明もギリギリまで落として、ゲスト同士が会話と食事に集中できるような空間を演出。メニューは月替わりで供される『おまかせコース』1本のみ。エントランス脇にはプライバシー万全の個室を5部屋完備した、まさに大人の隠れ家です。RODEOhanare【エリア】恵比寿【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】恵比寿駅 徒歩4分麹町【トラットリア ピエトラ ビアンカ】もっちもちの食感『スパゲティキタッラ サンジョヴァンニ風』1,500円(税抜)場所は麹町駅から徒歩3分、日テレ通り沿いにあるビルの2F。シェフが魅了された南イタリアプーリア州の料理が味わえるのがこの店の特徴です。『スパゲティキタッラ サンジョヴァンニ風』は、もっちりとした食感のキタッラに玉ねぎやアンチョビ、ケッパーなどを加えたトマトベースのソースがよく絡みます。イタリアではフレッシュトマトだけでつくられるのが一般的なところ、コクのあるトマトソースも使い、奥行きある味わいに。プーリア州の伝統的な石造り住居〝トゥルッリ〟をモチーフにしたインテリアガラスの扉を開けると、アーチ型の天井が印象的な空間が迎えてくれます。隠れ家のような落ち着いた雰囲気に、オフホワイトの壁面とナチュラルな木材が温かみを演出。個室もあり、気の置けない友人とのひとときにぴったりです。イタリアでも有数のワインとオリーブオイルの産地であるプーリア州の名産品も心ゆくまで楽しめます。トラットリア ピエトラ ビアンカ【エリア】四谷【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】6,001円~7,000円【アクセス】麹町駅銀座【リストランテ ソット ラルコ】銀座の隠れ家で味わう、和テイストなイタリアンお店一番人気の味『青海苔と柚子胡椒のクリームソースのパスタ』銀座の一等地にある知る人ぞ知る、隠れ家レストラン。オープン当初から人気の『青海苔と柚子胡椒のクリームソースのパスタ』は、浜名湖産の青海苔と、ピリッと辛味のある柚子胡椒の刺激が見事にマッチ。青のりと柚子胡椒の相乗効果で、和の味わいが更に引き立ちます。麺には、クリームソースとの相性が抜群なフェットチーネを使用。珍しい味のパスタは、リピーターが絶えない人気の味になっています。店内には1人ひとりゆったり座れる大きいカウンターが広がります半地下の店内はシンプルモダンという言葉がぴったりで、余計なものは置かず、白と茶系のインテリアで統一。1席ごとの空間がゆったりと取られており、落ち着いて食事ができる大人の安らぎ空間です。カトラリーはお箸も用意されているので、気負うことなくイタリアンを楽しめます。リストランテソットラルコ【エリア】新橋/汐留【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】5000円【ディナー平均予算】18000円【アクセス】新橋駅 徒歩7分
2021年03月12日六本木【鮨由う】広尾【西麻布 鮨 真】新橋【鮨かねさか】六本木【鮨十】白金高輪【鮨 まつうら】六本木【鮨由う】昆布の香りを移した『春子鯛』は、ふんわりとした身と赤酢のシャリの一体感が絶妙六本木駅から徒歩4分のところにある【鮨由う】は、オープン依頼一つ星を獲得し続けている名店。ここで楽しめるのは、切り目が美しい『春子鯛』や、独特の旨みを楽しめる『小肌』など、職人技が光る逸品ばかりです。特別おいしいものが食べたい時や、記念日など、ニーズに合わせて使えます木や石といった自然素材を活かした店内には、大将と会話をしながら食事ができる白木のカウンター席に加え、洗練された個室を完備。デートや接待など、どんなシーンにもハズさない素敵なひとときを過ごせます。鮨由う【エリア】六本木【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】20000円【ディナー平均予算】20000円【アクセス】六本木駅 徒歩4分広尾【西麻布 鮨 真】濃厚なのに後味さっぱり『紀州勝浦産の本まぐろ』西麻布、日赤通り沿いにある落ち着いた雰囲気の鮨店で、10年以上も一つ星を獲得し続ける名店です。『紀州勝浦産の本まぐろ』は、霜降りの和牛と見紛うような美しいサシが入る本マグロ。赤酢を使ったシャリとのバランスも見事です。落ち着いて食事ができる和の空間店内は、手入れの行き届いた白木のカウンターとテーブル席、そして個室が1室。ここでは修業時代に北海道から九州まで、日本全国の鮨屋を巡って研究した大将が魂を込めて握る鮨が楽しめます。西麻布鮨真【エリア】西麻布【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】5750円【ディナー平均予算】20000円【アクセス】広尾駅 徒歩15分新橋【鮨かねさか】芝海老のおぼろをかませた『車海老』新橋駅から徒歩3分ほどのところにある【鮨かねさか】は、2つ星に輝き続ける名店。空間、設え、器など、すべてにおいて本物にこだわっており、鮨にもまた技が光ります。茹でた車海老には芝海老のおぼろが隠れており、味わうほどに旨みを増幅させます。火加減に目を配り煮上げた蛤は、ふわりと柔らかく握られます。余計なものを排除した和の設えに、わびさびの精神が息づきます店内は地下階段を降りた先にあり、扉の先には美しい白木のカウンターが広がります。室町時代の花器に花を生け、魯山人の器で鮨を供す、日本美を追求した空間です。基本はカウンターですが、4名用のテーブル席も用意。デートや記念日だけでなく、大切な人のおもてなしにもぴったりのお店です。鮨かねさか【エリア】新橋/汐留【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】5250円【ディナー平均予算】21000円【アクセス】新橋駅 徒歩3分六本木【鮨十(すしとう)】ネタに合わせて赤酢と米酢を使い分けるのが【鮨十】のこだわり六本木駅から徒歩10分ほどのところにある【鮨十(すしとう)】は、日本家屋をリノベーションした落ち着いた店内で、季節の味を楽しめるお店。天然の旬魚を主に使用し、一皿ごとに美しい、四季折々の味を堪能できます。また、ネタに合わせて赤酢と米酢を使い分けているので、その味の違いを楽しんでみてください。日本家屋をリノベーションした落ち着きのある店内店内は、日本家屋の木の温もりが感じられる内装や優しい照明が配された、くつろぎの空間。日本酒片手に酔いの心地よさを感じるもよし、そんな雰囲気でゆっくりと過ごせる、大切な方をもてなす接待やお祝いの席などにもぴったりのお店です。鮨十(すしとう)【エリア】西麻布【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】5000円【ディナー平均予算】20000円【アクセス】六本木駅 徒歩10分白金高輪【鮨 まつうら】毎朝豊洲市場から目利きで仕入る、極上の食材を使った『おまかせコース』白金高輪駅から徒歩約8分の、静かな住宅街にある【鮨 まつうら】。大将は、名店【鮨 銀座 おのでら】で海外の新店立ち上げを任された実力の持ち主で、数々の経験を積んで独立した若き新鋭です。ここでは、熟成の技法も用いつつ、手間をかけて魚の旨味を引き出した、名店仕込みの技術とセンスが輝く握りの数々が楽しめます。本格的な江戸前鮨を若い人にも楽しんでほしいと、店内は構えすぎることなく力を抜いて過ごせる雰囲気。女性も入りやすいので、デートにもぴったりです。鮨 まつうら【エリア】白金/白金台【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】15000円 ~ 19999円【ディナー平均予算】15000円 ~ 19999円
2021年03月11日スパイスの風味や香りを楽しむお店【レカマヤジフ】カレーを“分解”し“再構築”するコース料理を提供ランチはコースの他にカレーも提供スパイスの風味や香りを楽しむお店【レカマヤジフ】カレーを分解?し、再構築?した料理を出す店があるらしい。そして店名は【レカマヤジフ】…? カレーだからインド料理かな? でも分解だし、店名は意味不明だし……。「?」が浮かぶばかりで、一体どんな料理が出てくるのかさっぱり見当がつかない。ならば論より証拠なり。さっそく、その「?」の多い店に行ってみることにした。民家をリノベーション。自然光が豊かに入り木を基調とし、心が安らぐスペースだ【レカマヤジフ】は東横線・祐天寺駅から徒歩5分ほど、住宅地の中に佇んでいる。しかし看板が置かれてなければ、飲食店だと思わない人もきっといるはず的な住宅然としていて、外観からもどんな料理が出てくるのか見当がつかない。ここまでくると、少しホームズ気分。臆せず店に入ると、スパイスの香りが穏やかながら鼻腔をくすぐる。バックバーにはホワイトペッパー、フェンネル、フェネグリーク、カルダモンなど、使用するスパイスが並ぶ。店に漂うスパイス香はその日の仕込みで変わるそう見れば瓶に詰められた香辛料が店内のあちらこちらに置かれている。むむ? これはやはりインド料理なのか。よくよく考えて店名も逆さに読めば“フジヤマカレ”じゃないか。きっとカレーを様々に楽しませてくれるのだろう。とはいえ、分解と呼ばれる様々なカレーが気になるじゃないですか。期待に胸を膨らませ、さっそくコースを頼むことに。カレーを“分解”し“再構築”した「スパイスを楽しむ」コース料理しかし供されたコース料理を見て、僕の考えが実に浅はかだったと痛感させられることになった。前菜に『聖護院大根と生姜の茶碗蒸し』である。生姜は確かにカレーに使われる素材だけれど、茶碗蒸しだと? 生姜の香り、ふっくらとした聖護院大根、ふわりとした卵。全てが調和して美味しい。むしろ生姜を効かせた茶碗蒸しなんて初めての経験だ。でも、これカレーじゃないよね……?『前菜-8種盛り-』。ピータン豆腐、アオリイカの冷製 椒麻ソース、マコモダケとレモングラスのマリネ、赤水菜とクミン 赤酢漬け、ホワイトアスパラの生胡椒ソース、カリフラワーのカルダモンピクルス、菜の花のマスタード和え、紅芯大根のアチャールついで供された『前菜-8種盛り-』なんて、見た目はまるで日本料理の八寸だ。食べると素材の持ち味を活かした味わいで……あれ、花山椒にレモングラス、クミン、胡椒、マスタード……8種の料理は、それぞれにメインで使われているスパイスが異なっている。もしかして分解って……「カレーには10数種類のスパイスが使われていますが、一つひとつの味となると、実はみんなよく知らないじゃないですか?」とは、サービスを担当する店長の小野大樹氏だ。小野大樹店長「入っているスパイスを分解し、1種ごとに料理を作ったらどうなるんだろう。例がないし、面白そうだというのがスタートです」「とはいえスパイスをそのまま食べていただくわけにはいかないので、スパイスの奥深さではなく風味や香りを楽しんでもらうこと、手を加え過ぎない素材を生かした料理にすることは意識しています」。しかし、その料理たちは、例えばさっと茹でたイカをネギと花山椒のソースで和える、赤水菜の甘酢漬けに熱したクミンオイルをかけるだけなど、インド料理とは違う、和や中国の技法を感じさせるのだ。「それは私と小野が中国料理の出身だからです」と、髙木祐輔シェフが言葉を繋ぐ。髙木祐輔シェフ「(斬新な料理のアイデアは)食べ歩きの中で思いつくこともありますが、多くは本を読んだり、映画を観たりとリラックスしているときも多いですよ」「中国料理でも香辛料をよく使うので、カレーやスパイスがテーマになっても違和感はありませんでした。逆にインド料理については初心者で固定概念もあまりなかった分、自由な発想ができているんだと思います」。『餅米焼売』。餅米をタネにまとわせ蒸している。揚げた針生姜の爽やかな香りと青山椒の痺れが心地よいアクセントにそんなふたりの説明を聞いて、あらためて料理を口に運ぶ。どの料理も、スパイスの香りが素材の味わいを引きたてつつも、その香りがくっきりと印象に残る主役にもなっている。すべてが絶妙のバランスで成立しているのだ。その後、『飴色玉ねぎとホタテの春巻き』で玉ねぎの甘みを、『水蓮菜の腐乳炒め』でターメリックの色合いと風味を、『鮮魚蒸し』で野山椒と自家製柚子胡椒の香りを楽しませてくれた後、いよいよメインの登場となる。『馬告キーマ』。カレーと一緒に食べる前にご飯だけをひと口楽しんでほしい。穏やかに香る胡椒がこんなにもお米を美味しくするなんて! と驚くはずここまで、カレーに使われるスパイスを個別に楽しませてくれる料理だが、いよいよ登場のメインはそれらスパイスなどをすべて使った、あるいは再構築した一品『馬告キーマ』だ。馬告(マーガオ)は台湾で採れる山胡椒で、レモングラスのような香りとピリリとした辛さ、ほのかな苦味を持つスパイスなのだそう。その辛みにより肉の旨味が引き立てられた香り豊かなカレー。胡椒の茎などを煮詰めた水で炊くご飯。コクある卵黄。そしてその個性溢れる面々をモロヘイヤのピューレの風味と粘りが見事にまとめ上げる。口に含めば、鮮やかな香りとまろやかな辛み、コクがブワッと広がっていく印象。スパイスをつけ込んだウォッカを使用した、(右)『カルダモンレモンサワー』750円と(左)『3種の生姜の辛口モスコミュール』650円。前者は料理との相性が抜群で、後者は食後にまったりと飲みたい一つひとつは個性があるのに、まとまると互いを引き立て合う関係になる。そんなスパイスの面白さ、美味しさを表現するにぴったりなメインディッシュだ。最後にスリランカ紅茶を使ったデザート『大人のフルーツポンチ』でフィニッシュ。ランチはコースの他にカレーも提供。米粉に全卵を落として作る薄焼き生地でカレーを包んで食べる。写真は『胡椒バターとチキン』と『ココナッツとエビ』の2種セット1,500円『レカマヤジフ』の分解と再構築……美味しさももちろんだが、料理がまさに進化している途中を垣間見ているような興奮に溢れていた。レカマヤジフ【エリア】祐天寺【ジャンル】スパイスカレー【ランチ平均予算】1500円【ディナー平均予算】8000円【アクセス】祐天寺駅 徒歩5分※緊急事態宣言により、営業時間が変更されている可能性があります。最新の営業時間はお店に直接お問い合わせください髙木祐輔(写真右)1994年、東京都出身。両親がともに料理人という家庭に育ち、自身も高校時代には料理人となることを決めていた高校卒業後に「ザ ・ペニンシュラ東京」の広東料理店【ヘイフンテラス】で研鑽を重ね、その在籍時には料理人コンペティション「RED U-35」で入賞も果たす。その後に勤めた麻布十番の中国料理店【ナポレオンフィッシュ】で出会った小野氏に誘われ【レカマヤジフ】にシェフとして参加。小野大樹(写真左)1987年、東京都出身。麻布十番の中国料理【ナポレオンフィッシュ】で店長を務めた後、生胡椒をはじめ、缶詰やスイーツなどを販売する【アペッパマヤジフ】を立ち上げる。その新店となる【レカマヤジフ】を2020年9月にオープン。ソムリエの資格を持ち、ワインは小野氏がセレクトしたニューワールドの自然派が中心だ。
2021年03月10日ヒトサラ編集部がオススメする東京「純喫茶」5軒こぎれい系男子・関口が推す【Flor de Cafe 銀座 樹の花】/銀座新米編集者・小林が推す【gion(ギオン)】/阿佐ヶ谷艶っぽ系女子・福島が推す【茶亭 羽當】/渋谷がっつり男メシ担当・寺見が推す【喫茶リプトン】/五反田下町生まれ・嶋が推す【喫茶ワンモア】/平井1.こぎれい系男子・関口が推す【Flor de Cafe 銀座 樹の花】/銀座ジョンとヨーコが訪れた純喫茶でカレーを。店内には、1974年オープンの老舗ならではの落ち着いた空気が流れる僕がオススメするのは、銀座駅から徒歩7分、東銀座駅からは3分ほどのところにある【樹の花】。場所柄、来店するお客さんもおしとやかで、落ち着いた大人の時間に浸れる純喫茶です。実はここ、1974年のオープンの年にジョン・レノンとオノ・ヨーコが訪れたお店で、店内には2人が座った席や直筆サインがあり、BGMはビートルズが静かに流れています。『豆と野菜のカレー(ライスorナン)』1,000円(税込)※11:30~15:00のランチタイム価格ここはカレーがおいしく、定番と日替わりの2種があります。定番の『豆と野菜のカレー』は、辛くはないけどしっかりスパイスが香るタイプのカレーで、コーヒーの香りに溶け込む芳醇なスパイスが心地いい!『本格派チーズケーキ&芳醇ブレンドセット』1,250円(税込) コーヒーは注文後に豆を挽いている『チーズケーキ』も上品なお味で、濃厚だけれど甘すぎないのでどんどん食べたくなります。ビターでスモーキーなセットのコーヒー『芳醇ブレンド(フレンチ)』とよく合う!優雅な大人の時間を過ごして、ビートルズを口ずさみながらお店を後に──。flor de cafe 樹の花【エリア】銀座【ジャンル】カフェ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】1,501円~2,000円【アクセス】東銀座駅2.新米編集者・小林が推す【gion(ギオン)】/阿佐ヶ谷看板メニューの『ナポリタン』は、独特な芳ばしさが癖になる!!窓の外には草木が生い茂り、昼間は明るく開放的な雰囲気。一方、夜はネオンが煌めく妖艶な雰囲気に様変わり私がオススメするのは、阿佐ヶ谷にある【gion(ギオン)】。老若男女問わず様々な方が訪れる、地元民から愛される老舗の喫茶店です。店内の至る所にお花やステンドグラス、ピンクの壁にブランコなど、女性も喜ぶ装飾が施され、どこを見ても“レトロかわいい”のです!『ナポリタン』(グリーンサラダ・マヨネーズ卵付)840円。麺は170g、大盛(270g)は200円追加ぜひ注文してほしいのが看板メニューの『ナポリタン』。お店の“レトロかわいい”印象とは裏腹なビジュアル&ボリューミーな『ナポリタン』は唯一無二の味わい。アルデンテの麺はしっかりと焼き目がつくまで炒められており、その芳ばしさはまるで焼きそばみたい!『ソーダ水(スカイブルー)』450円、『イチゴジュース』550円。バニラアイストッピング(各+150円)また、【gion】には“クリームソーダ”というメニューはなく、お店にあるすべての冷たい飲み物にアイスクリーム(150円)をトッピングすればどれもクリームソーダになります。そんな自由度もいいですよね。「かわいい」と「旨い!」が混ざり合う【gion】は、男女問わず入りやすい一軒です。ギオン【エリア】高円寺/阿佐ヶ谷【ジャンル】喫茶【ランチ平均予算】~ 999円【ディナー平均予算】~ 999円3.艶っぽ系女子・福島が推す【茶亭 羽當】/渋谷自分好みのカップに出会える、渋谷の喫茶店桃の花が綺麗に咲き誇る店内木のぬくもり溢れる空間と季節のお花が出迎えてくれる【茶亭 羽當】。友達と話したい時、一人でゆっくり過ごしたい時など、どんなシチュエーションにもそっと寄り添ってくれるお店です。私がこのお店を好きになった理由は、味はもちろんのこと、その人の好みにぴったりな器でコーヒーやケーキを出してくれるところ。そのイメージは驚くほどぴったりで、「どうして私の好みが分かるの!」と思うほど。ユニークなものから華やかなものまで、その種類は幅広く500個ほどあるそう。カウンターで珈琲を飲みながら、その器を眺めるのも楽しいひとときです。『羽當オリジナルブレンド』850円(税込)、『シフォンケーキ メープル』500円(税込)いつも注文するのはシフォンケーキとコーヒーの組み合わせ。シフォンケーキは7種類ほどあり、その中でも大好きなのは「メープル」と「紅茶」、「バナナ」と……この勢いで全種類言ってしまいそうですが、どれもオススメ。シフォンケーキのお持ち帰りやコーヒー豆も買うことができますメープル味は、しっとりとしたテクスチャーに程よい甘さのクリームが外側を包み込んでおり、上品な味わいが丁寧に淹れたコーヒーの深みとあいます。おいしさに満たされ、心もホッと落ち着ける場所です。茶亭 羽當【エリア】渋谷センター街/公園通り【ジャンル】喫茶【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】1,001円~1,500円【アクセス】渋谷駅4.がっつり男メシ担当・寺見が推す【喫茶リプトン】/五反田そびえ立つソフトクリーム、フロートメニューは絶対頼むべし!低めに設置された革製ソファ席の居心地がとてもよい。忙しいオフィスワーカーも、買い物にきたマダムも、肩肘張らずに落ち着けるみんなの休憩所といった雰囲気です。私がオススメするのは五反田の九龍城ことTOC(東京卸売りセンター)の地下にある【リプトン】。昭和の香りがプンプンするこちらの喫茶店、10年以上前に私がこちらのTOCで働いていた時、週2でお世話になっていたお店なのです。『昔ながらのナポリタン』1,000円(税込)。サラダとお替りOKのスープ付。もちろん粉チーズはかけ放題小腹を満たすためにまず頼んで欲しいのは王道の『ナポリタン』。「アルデンテってなんですか?」って感じの柔らかな茹で加減こそ純喫茶では正義。マッシュルーム・ベーコン・ピーマンにたっぷりのケチャップ、アラフォーおじさんも思わず童心にかえってしまうこのビジュアルがたまりません。これだよ!喫茶店のナポリタンはこうでなくっちゃ。『アイスぜんざいコーヒー』650円(税込)。グラスとソフトクリームの高さが1対1、こぼさずに食べるのは不可能小腹を満たしたら忘れずに頼んで欲しいのが、そびえ立つソフトクリームが名物のフロートメニュー。個人的には名物でもある『アイスぜんざいコーヒー』をオススメしたい。ストローが刺さらないくらいパンパンに詰まった小豆の上に、こんもり盛られたソフトクリーム。コーヒーの苦みとフュージョンすると、おじさんでもパクパク食べれちゃう不思議メニューなのです。ちなみに、巷の若人たちの間で再ブレーク中の『クリソー(クリームソーダ)』もあるので要チェック。みなさんもTOCに行った際は、レトロ風ではなくガチのレトロ喫茶店【リプトン】にぜひ立ち寄ってみてくださいね。リプトン【エリア】五反田【ジャンル】喫茶【ランチ平均予算】~ 999円【ディナー平均予算】~5.下町生まれ・嶋が推す【喫茶ワンモア】/平井伝説の純喫茶【ロロ】で研鑽を積んだマスターの店外光がたっぷりと入るソファ席。北欧好きの私には、このエメラルドグリーンの色合いがたまらなく刺さります総武線「平井」駅にある【ワンモア】。「平井」ってどこ?と言うなかれ。ここは純喫茶好きには広く知られたお店なのです。「モーニング」(9時~13時)では、「ハムエッグサンド」または「ヤサイサンド」に「コーヒー」または「紅茶」がセットになった『サンドウィッチセット』(750円・税込)があり、13時~16時は「フレンチトーストセット」に変わります。『フレンチトーストセット』コーヒーor紅茶付き 750円(税込)。提供時間は13時~16時私の狙いは、この「フレンチトースト」。トーストが2枚重ねられ、中央にはレモンスライスが1枚、ちょこんとのっています。生クリームたっぷりのパンケーキとは一線を画す、ほんのり酸味が漂うさっぱりとした味わい。セットの珈琲は深煎りで、パンケーキとの相性も抜群です。このセットが税込みで750円なのも下町の良心のなせる業、ですよね。下町に突如現れる、おしゃれな外観。この流れるような書体や赤い看板がとにかくかわいい!そんな下町のおしゃれ純喫茶【ワンモア】は、その名の通り一度訪れると再び足を運びたくなる、居心地の良い喫茶店です。ワンモア【エリア】亀戸【ジャンル】喫茶【ランチ平均予算】~ 999円【ディナー平均予算】~
2021年03月09日01_外苑前【天ぷら 元吉】02_京橋【てんぷら深町】03_銀座【てんぷら 近藤】04_人形町【天ぷら やぐち】05_麻布十番【てんぷら前平】外苑前【天ぷら 元吉】四季折々の味覚を五感で楽しむ、青山の天ぷら店半分は塩で、もう半分は木の芽醤油でと、同じ食材を2つの味で楽しめる。『筍の天ぷら』旬菜の素材の味を引き出す、軽やかな衣が特徴の元吉和仁氏による天ぷら店。『筍の天ぷら』は、筍のえぐみを抜きつつ筍の香りを最大限に生かすため、蒸してから揚げています。水分を飛ばしながら香ばしく揚げることで、ほっくりとした食感と優しい甘さを引き出しています。8席だけのカウンターで落ち着いて食事が楽しめます青山の大通りから小路にった一角にお店があり、日常の喧騒を忘れられます。8席のみのカウンターは、大切な人と2人で訪れるのに打ってつけ。また春は店内に桜があしらわれているため、お花見をしながら天ぷらが楽しめます。陶磁器への造詣も深い店主が自ら買い揃えた食器は見た目にも楽しまてくれます。天ぷら元吉【エリア】表参道/青山【ジャンル】和食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】18000円【アクセス】外苑前駅 徒歩3分京橋【てんぷら深町】吟味を重ねた旬の食材でつくる江戸前スタイルの粋なてんぷら10種ほどの季節の野菜や魚介をふんだんに使用してつくる『かきあげ』【山の上ホテル】で34年間、研鑽を重ねてきた深町正男氏による名店。太白胡麻油をブレンドした油や、鰹と昆布の出汁に銘柄みりんと醤油を加えた天つゆまで、【山の上ホテル】の味と伝統を受け継ぎ、忠実に再現しています。季節の野菜や魚介を使った『かきあげ』など、旬ならではの味覚が楽しめる天ぷらが並びます。料理が引き立つすっきりとした店内は大人の空間京橋駅から徒歩1分、大通りから路地に入ってすぐのところにひっそりと佇むお店を入ると、正面には檜のカウンターがあり、右手にはテーブル席が2組ほど設えられています。【山の上ホテル】から譲り受け、伝統を守るぬか床でつくる隠れた名物『ぬか漬け』にも注目です。てんぷら深町【エリア】京橋【ジャンル】和食【ランチ平均予算】2500円【ディナー平均予算】13000円【アクセス】京橋駅 徒歩1分銀座【てんぷら 近藤】東京における天ぷらの最高峰で、旬の野菜が主役の天ぷらを味わうタラの芽、こごみ、つぼみ菜、ふきのとう、つくしと、春の息吹を感じさせる『春野菜の天ぷら 盛合せ』かつて天ぷらは江戸前の魚介が中心で野菜は添えものでしかなかった時代に、邪道とされていた野菜を主役に据えたのが店主の近藤文夫氏。『春野菜の天ぷら 盛合せ』は、春を迎えた喜びをその目で、その舌で楽しめます。野菜がもつ旨味や自然な甘さ、ほどよい苦みに加え、野菜の瑞々しさまでも堪能できます。カウンターから見る、厨房に立つ職人の所作はまるで舞台を見ているよう銀座の中心で、長きにわたり東京の美食の最前線に立ち続けるてんぷら店。各界著名人をはじめ、海外のゲストからも支持を集めています。過度に飾り付けずシンプルなインテリアにも、店主のスタイルが感じられます。ワインも揃いますが、やはりおすすめは日本酒。純米酒の柔らかな味わいが、天ぷらの上品なおいしさを引き立てます。てんぷら近藤【エリア】銀座【ジャンル】和食【ランチ平均予算】8000円【ディナー平均予算】13000円【アクセス】銀座駅 徒歩5分人形町【天ぷら やぐち】名店の伝統を受け継ぎ、挑戦する江戸前天ぷら身と頭を別々に揚げ、海の香り引き立つ『海老の天ぷら』江戸前天ぷらの名店【みかわ 是山居】から独立した谷口ー樹氏による天ぷら店。食材ごとに衣の纏わせ方、油の温度、揚げ時間を変えるなど、旬の食材の味を最大限に活かしています。旬の食材のほかにも、師匠譲りの『海老の天ぷら』は、頭と身を別々に揚げることで味の違いを楽しめます。味噌の入った頭からは海老の強い香り、身からは甘みが堪能できます。店主の揚げの技術を目の前で眺めることができるカウンター席人形町から徒歩4分、オフィス街にもほど近い場所にあるカウンター席のみの店内。下ごしらえをする調理場から、揚げている手元まで見えるフラットなカウンター席で、一挙手一投足が間近で見られます。【みかわ】直伝の複数の粉を配合する衣は、カラッとした仕上がりで胃もたれしません。天ぷらやぐち【エリア】人形町/小伝馬町【ジャンル】天ぷら【ランチ平均予算】2000円【ディナー平均予算】15000円【アクセス】人形町駅 徒歩4分麻布十番【てんぷら前平】洗練された匠の天ぷらで、季節の移ろいを感じる見た目は豪快ながら味わいは細やか。『穴子丼』【山の上ホテル】の本店料理長まで勤め上げた前平智一氏によるてんぷら店。季節を感じられる厳選素材をつかった天ぷらが並びますが、他にもおすすめしたいのがコースの締めの『穴子天丼』。伝統の揚げ油で穴子を揚げ、締めの天丼用に仕込んだつゆを使うこだわりようで、生姜とごぼうの天ぷらを混ぜ込んだご飯との相性が抜群です。清楚で凛とした空気が漂うカウンターのみの店内すっきり木目調のシンプルなカウンター9席のみの贅沢な空間は、店主の人柄もあって和やかな雰囲気です。揚げ鍋は【山の上ホテル】時代と同じく温度の違う二つを使い、材料によって揚げ分けています。日本酒をこよなく愛する店主による天ぷらは、日本酒と合わせてより魅力が引き立ちます。
2021年03月08日なにわ橋【Smorrebrod KITCHEN nakanoshim】難波【CAFE ANNON】大阪【創作和菓子工房芭蕉庵】トレードセンター前【cafe&dininggoo-note】肥後橋【ソビノワ】なにわ橋【Smorrebrod KITCHEN nakanoshim】『ピーチネストパフェ』『ピーチネストパフェ』1,540円中之島図書館の2階にあるカフェ【Smorrebrod kitchen Nakanoshima】は、デンマークのオープンサンド・スモーブロー専門店。こちらでは、季節限定のフルーツパフェも人気で、春はオレンジ、秋は栗、冬はイチゴと、フルーツを贅沢に使ったパフェが用意されています。写真は鳥の巣をイメージしたフォトジェニックな一品。桃のみずみずしさや上品な甘酸っぱさを堪能できます。Smorrebrod KITCHENnakanoshim【エリア】中之島【ジャンル】その他各国料理【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】3000円【アクセス】なにわ橋駅 徒歩1分難波【CAFE ANNON】『赤ワインNON』夜パフェ『赤ワインNON』1,280円裏なんばの隠れ家的カフェ【CAFE ANNON】は、飲んだ後の「シメパフェ」が話題のお店です。18時以降に提供される『赤ワインNON』はサングリアをイメージした、見た目も華やかな赤ワインのパフェ。キウイやベリーなどのフレッシュなフルーツと、食感の違う2色のワインゼリーが入った大人の味です。ほかにもビールや日本酒、梅酒などお酒をメインにしたパフェが味わえます。CAFE ANNON【エリア】なんば【ジャンル】カフェ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】難波駅 徒歩5分大阪【創作和菓子工房芭蕉庵】『抹茶パフェ』『抹茶パフェ』800円ゲスト自ら石臼で挽いた、上質な丹波黒豆のきな粉でいただく『本造り笑来美餅(わらびもち)』が名物の【創作和菓子工房芭蕉庵】。実は『抹茶パフェ』もオープン当初から続く人気メニューです。しっとりとした北海道十勝産あずきと、上品な甘さの抹茶アイス、さらに白玉団子と栗もトッピングしてあり、食べごたえは抜群。もちろん、ぷるるん食感のわらびもちも入っています。創作和菓子工房芭蕉庵【エリア】梅田/大阪駅【ジャンル】カフェ【ランチ平均予算】600円【ディナー平均予算】1000円【アクセス】大阪駅 徒歩10分トレードセンター前【cafe&dining goo-note】『和パフェ』『和パフェ』(わらび餅、抹茶プリン、小豆、寒天、季節のフルーツ、アイスクリーム)700円健康志向のオーガニック料理に定評がある【cafe&dining goo-note】では、わらび餅やぜんざいなどの和スイーツが人気です。特におすすめなのが、たっぷり寒天が自慢の『和パフェ』。瑞々しい旬のフルーツと、無添加で安心の「オルター」のアイスクリーム、岐阜県山岡産の無漂白寒天がトッピングされた、体が喜ぶ一品になっています。日本茶付きなのでほっと一息つきたいときにぜひ。cafe&dininggoo-note【エリア】大阪南港【ジャンル】カフェ【ランチ平均予算】1000円【ディナー平均予算】2000円【アクセス】トレードセンター前駅 徒歩5分肥後橋【ソビノワ】の『まんまるいちごパフェ』『まんまるいちごパフェ』 1,800円(税抜)SNS映えするパフェが話題となり行列が絶えない【ソビノワ】でぜひ食べてほしいのが、『まんまる苺のパフェ』。グラスにはイチゴソース・イチゴムース・ジェラート・パイなどが折り重なり、その上はこれでもかというほどたくさんイチゴが盛り付けられています。見た目のかわいさとは裏腹に、甘さ控えめの仕上がりなのもうれしいポイント。ほか季節限定のメニューもあるので要チェックです。ソビノワ【エリア】阿波座/京町堀【ジャンル】カフェ【ランチ平均予算】1000円 ~ 1999円【ディナー平均予算】~
2021年03月07日吉祥寺【リストランテ プリミ バチ】イタリアン恵比寿【KINOE】イタリアン八王子【うかい鳥山】和食表参道【青山 星のなる木】日本料理新宿【TOKYO CHINOIS 神子】中国料理御茶ノ水【中国料理 新北京】中国料理目黒【ステーキハウス ハマ 目黒店】鉄板焼吉祥寺【リストランテ プリミ バチ】イタリアン井の頭公園そばの緑に囲まれた伝統あるリストランテオープンキッチンのダイニングは、開放感のある空間井の頭公園のすぐ近くに位置する本格的なイタリアンレストラン。イタリアで研鑽を積んだ宇賀神シェフが、豊かな食文化の地エミーリオ・ロマーナ州の料理をベースに、洗練された味に仕上げています。自然を感じながら食事を味わえる絶好のロケーションは記念日に最適。素材にしっかりと手間を掛け、味だけでなく見た目にも美しい『シェフスペシャランチルコース』5,700円(税・サ別)宇賀神シェフならではのアイデアを随所に盛り込んだ料理は、繊細な味わいと目にも美しい盛りつけが特徴。『シェフスペシャランチルコース』は、お祝いなど大切な日を演出するために、シェフこだわりの前菜から始まり、自慢のずわい蟹と渡り蟹のタリオリーニ、メインは牛フィレ肉ステーキなど様々な料理が楽しめる特選ランチコース。リストランテプリミバチ【エリア】吉祥寺【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】3500円【ディナー平均予算】7500円【アクセス】吉祥寺駅 徒歩3分恵比寿【KINOE】イタリアン美食家もうなる、既存のスタイルに囚われない絶品の一皿を坂の上に建つビル4階にあるため、窓の外には煌びやかに映える夜景が望めます人気店がひしめく恵比寿で愛されている【Ricos Kitchen】の夏目シェフがオープンした【kinoe】。恵比寿であることを忘れるような落ち着いた空間で、“季の恵”という店名の通り、旬を求めて北海道から九州まで全国から取り寄せる食材がシェフの手にかかり逸品に仕上げられています。ウナギや里芋、煮詰めが三位一体となり、ハーモニーを奏でる『スペシャリテ! 香ばしく焼いたウナギと里芋のテリーヌ 白ワインソース』極上のフレンチやイタリアンを食べ尽くした美食家たちも絶賛の逸品が並びます。『スペシャリテ! 香ばしく焼いたウナギと里芋のテリーヌ 白ワインソース』は、肉厚のウナギに絡む、もっちりとした里芋と味の濃い煮詰めのテリーヌ。表面を焼くことで煮詰めが香ばしくなり、和の美味しさも加わります。KINOE【エリア】恵比寿【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】5000円【ディナー平均予算】12000円【アクセス】恵比寿駅 徒歩4分八王子【うかい鳥山】和食奥高尾の里山に佇む合掌づくりの隠れ座敷で四季折々の料理に舌鼓テーブルの中央には炉が設けられ、緑豊かな庭を眺めながら優雅に炭火焼が楽しめます緑深い奥高尾の山あいにひっそりと溶け込む日本料理店。飛騨から移築した合掌づくりの古民家をはじめ、伝統的な日本家屋が広大な敷地に点在しています。和の設えが美しい大小の座敷はそれぞれに趣があり、家族のお祝いなど大切なシーンに最適です。窓から見渡す景観も素晴らしく、室内にいながら四季折々の風情を満喫できます。目の前のいろりで焼き上げる、濃厚な旨みが凝縮『鶏炭火焼』自然の中で味わえるのは、厳選した鶏のいろり炭火焼など、野趣あふれる料理の数々。季節の移ろいに合わせて旬の素材を取り入れ、彩り豊かなコースに仕立てます。『鶏炭火焼』は、丹精込めて飼育された鶏をいろりでシンプルな炭火焼に。旨みをたっぷり蓄えた鶏肉は、ジューシーで程よい歯応えがあり、噛むほどに濃厚な味わいが感じられます。うかい鳥山【エリア】八王子【ジャンル】和食【ランチ平均予算】6000円【ディナー平均予算】9000円【アクセス】高尾山口駅表参道【青山 星のなる木】日本料理伝統×革新の日本料理、青山で堪能する特別な1日青山通り沿いにあるラ・ポルト青山の4階、落ち着いた雰囲気の隠れ家的な佇まい「温故知新」をテーマに、古き良き技術と現代の感覚が織りなす伝統×革新の日本料理を提案。見た目にも美しく、香り豊かで味わい深い、まさに五感で楽しめる逸品揃いです。高級感漂う店内は青山・表参道にふさわしい、大人の隠れ家空間。高級感漂う店内には、大小さまざまな個室が完備されており、季節を感じられるテラスもあります。季節の恵みをふんだんに。夜限定懐石『温故知新』12,000円(税抜)選び抜かれた旬の素材を、伝統の技法と革新の新しさを取入れた料理でもてなしてくれます。夜の懐石料理『温故知新』は、「故きを温ねて新しきを知る」この心を大切にし、丁寧に仕上げた現代日本料理。季節の恵みをふんだんに取り入れ、高級食材を随所に使った料理長一押しの懐石料理です。青山星のなる木【エリア】原宿/明治神宮前【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】4000円【ディナー平均予算】10000円【アクセス】表参道駅新宿【TOKYO CHINOIS 神子】中国料理隠れ家的な洋館で楽しむ四川料理、特別な日にふさわしい贅沢な時間を非日常な洋館で、特別な時間をゆっくりと過ごせます新宿駅徒歩6分、代々木駅徒歩3分という好立地ながらも、落ち着いた雰囲気の洋館。そこで中国料理というギャップが新鮮な中華料理店です。上質で静かな時間が流れる店内は、大人の時間をゆったりと過ごせる特別の場所。特別な日にふさわしい設えでありながらも、肩肘を張らせない心地良さは特別な日にぴったり。しっとりとした肉質に食慾をくすぐる上品で複雑な香り『神子特製よだれ鶏』高い技術とシェフのセンス、四季の食材を取り入れ再構築された渾身の中国料理を提供。心躍る味わいや盛り付けの美しさなど、五感で楽しめます。『神子特製よだれ鶏』は、富士高原鶏の胸肉を低温調理でしっとり仕上げ、20種類以上のスパイスをブレンドしたソースで味わう神子特製のよだれ鶏です。TOKYOCHINOIS神子【エリア】新宿南口/代々木【ジャンル】中華料理【ランチ平均予算】2000円【ディナー平均予算】10000円【アクセス】新宿駅 徒歩6分御茶ノ水【中国料理 新北京】中国料理伝統の味を守り、贅沢な食材でつくられる中国料理をゆったりと堪能歴史あるホテルの地下1階にあり、都会の真ん中とは思えない静寂に満ちた空間まだ日本のホテルに中国料理店が少なかった1980年、新橋【王府】よりレシピを継承し、山の上ホテル内に【北京p鴨 新北京】がオープン。その伝統のレシピを今も大切に守っているのが【中国料理 新北京】です。2019年にリニューアルされ、ラグジュアリーな個室も完備。伝統のあるホテルならではの心のこもったサービスも魅力の一つです。皮のパリパリ食感がくせになる『北京ダック』 二本 1,760円(税込)贅沢な食材をふんだんに使い、手間暇惜しまずにつくられた料理が揃います。目の前での料理の取り分けや北京ダックの切り分け、紹興酒を甕からくみ出すサービスで楽しい時間を演出。『北京ダック』は、アヒルをスチームコンベクションで焼いた後、熱した油をかけて皮をパリパリに仕上げた逸品。肉は使わず、皮だけを提供するという贅沢さです。中国料理 新北京【エリア】御茶ノ水【ジャンル】中華料理【ランチ平均予算】4000円【ディナー平均予算】10000円【アクセス】御茶ノ水駅 徒歩5分目黒【ステーキハウス ハマ 目黒店】鉄板焼松坂牛をはじめとする極上の鉄板焼を優雅なカウンターで満喫目の前の鉄板でシェフが調理する様子を楽しめるカウンター席目黒雅叙園の一階にある鉄板焼専門店で、国産黒毛和牛A5ランクの松坂牛や、近江牛を堪能できます。伝統ある老舗で、安心感と高級感は折り紙付き。目の前で焼き上がりを楽しめるカウンターのみの店内は、高い天井と庭園を眺められる大きな窓があり、優雅な雰囲気が感じれらます。極上のブランド牛『特撰松坂牛サーロインステーキ』 150g 18,000円~食材はすべて、その都度最高の物を全国から取り寄せ、霜降りの加減もたまらない「松坂牛」や「近江牛」をはじめとした、A5ランクの特選黒毛和牛を直送。この道35年のシェフが、丁寧に焼き上げる様を楽しみながら、至福のひとときをすごせます。言わずと知れた極上のブランド牛『特撰松坂牛サーロインステーキ』は、格別の美味しさ。好みの量で注文できます。ステーキハウスハマ目黒店【エリア】目黒【ジャンル】鉄板焼き【ランチ平均予算】3500円【ディナー平均予算】15000円【アクセス】目黒駅 徒歩5分※緊急事態宣言の際は、営業時間が変更されている可能性があります。最新の営業時間はお店に直接お問い合わせください。
2021年03月06日SG Groupが手掛ける新業態「カクテル居酒屋」世界一手間がかかってるという『本気のレモンサワー』居酒屋の定番メニューに遊び心を加えた斬新な料理が揃うSG Groupがバーと居酒屋の垣根を超えた新スタイルを提案今年のThe World’s 50 Best Barsで世界第10位を獲得した【The SG Club】、6月にオープンした【The Bellwood】に続く、SG Groupの国内3店舗目となるのが【ゑすじ郎(SG LOW)】。バーの街、ニューヨークのイーストビレッジからインスパイアされたカクテル居酒屋で、新しいスタイルでお酒を楽しむ文化を広めていきます。ムーディーなバーカウンターはNYのイーストヴィレッジをイメージ内装デザインは国内外で受賞歴を持つThe Wholedesignの杉山敦彦氏が担当。ストリートカルチャーの発信地・NY イーストヴィレッジにインスパイアされた店内では、鯉が滝を昇って龍になるストーリーをもとに、鯉をかたどったオブジェライトや龍のペインティングを設置。日本のようで日本でない独特の世界観を表現しています。国内外で手掛けるバーがいずれも世界ランキングで上位にランクする後閑信吾氏店内の龍のペインティングは画家のジョージハヤシ氏によるもの世界トップレベルのカクテルをオリジナル居酒屋料理と共にマティーニのお通しで始まるドリンクは、14種ものレモンサワーを中心に、居酒屋的なドリンクをSG Groupらしくアレンジ。代表の後閑信吾氏が「おそらく世界で一番手間がかかっている」と言う『本気のレモンサワー』は、自家製オーガニックのレモンコーディアルを贅沢に使用したもの。世界で一番手間をかけているという、バーテンダー後閑信吾考案の『本気のレモンサワー』990円(税込)『SGマティーニ』1,320円(税込)『カルピスサワーカルピス抜き』880円(税込)レモンサワー以外にも、ひと工夫を凝らした米・芋・.焼酎のハイボールや茶割、シグネチャーカクテルをはじめに、ワインや日本酒もなど様々なカクテルが楽しめます。レモンブリュレを絞り、北アフリカ風ソースとともに味わう『鶏の唐揚げハリッサソース』990円(税込)豚骨で出汁をとったポテトサラダにラーメンのトッピングを施した『ラーメンポテトサラダ』880円(税込)熱々のボーンマロー(牛骨髄)とたっぷりの雲丹を混せて食べる『雲丹とボーンマローの混ぜ麺』2,420円(税込)料理は居酒屋の定番メニューに遊び心を加えたオリジナルメニューを提供。世界の食文化を知る後閑信吾氏とNYの名店【SakaMai】で腕を磨いた古河厚志シェフが考案した『イベリコ納豆餅』『アナゴのタコス』『フォアグラ麻婆豆腐』など、居酒屋料理と世界の食材を組み合わせたバラエティに富んだ美味しさを一皿ごとに味わえます。世界のベストバー50で日本最高位のSG Groupが手掛ける斬新なカクテル居酒屋。まるでニューヨークのイーストビレッジにいるかのような店内で、世界最高峰レベルのカクテルとオリジナリティ溢れる居酒屋メニューを味わってみてはいかがでしょうか。料理人プロフィール後閑信吾さんNYの名店でヘッドバーテンダーを務めた後、2014年SG Groupを創設。バー業界において今世界で最も注目されるバーテンダーの一人。古河厚志さんNYの名店【SakaMai】のオープニングスタッフとして参加し、2018年料理.に就任。2020年に帰国し、【ゑすじ郎】の料理.に就任。ゑすじ郎 / SG LOW【エリア】渋谷センター街/公園通り【ジャンル】居酒屋【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】渋谷駅【ゑすじ郎 / SG LOW】住所:東京都渋谷区神南1-9-4 NCビル 2階電話番号:03-6416-0608営業時間:当面の間 16:00~20:00(19:30ラストオーダー)定休日:火・水曜※3月9日(火)のみ臨時休業
2021年03月05日表参道駅から徒歩圏内、森の中の隠れ家各分野のプロが集結し、大人時間を提供バーカウンターもあり、利用シーンが豊富表参道駅から徒歩圏内、森の中の隠れ家まるで緑に囲まれた館の【GENTLE Dining(ジェントル ダイニング)】表参道から徒歩7分。青山通りから一本入った先に現れるのは、緑豊かなテラスが特徴的なレストラン【GENTLE Dining(ジェントル ダイニング)】。石畳のガーデンテラスから入ると、一階から地下まで広々とした空間が広がっています。表参道の喧騒からは離れ、静かな時間を過ごすことができます。緑豊かなテラス席は、ペットを連れての食事もOKお店は1階と地下1階の2層構造で、1Fフロアに「地中海ダイニング」、B1フロアに「鮨処」という2つの業態を併設。1Fダイニングは73席(バーを除く)あるほか、個室も完備しており、開放感溢れるガーデンテラスにはテーブル席も。テラス席のみペット連れの食事が可能となっているため、愛犬家からも人気があります。各分野のプロが集結し、大人時間を提供スイーツは毎日10種類以上用意1Fはイタリア・スペイン・ギリシャなどの地中海料理を愉しめるダイニングフロア。メインキッチンの他、スイーツは専属パティシエ、ワインはソムリエチームが選び、バーテンダーがカクテルをつくっています。つまり各分野のプロフェッショナルにより贅を尽くした一品を堪能できるのです。ここからは、おすすめの料理をご紹介します。“燻製にする”このひと手間が、味を昇華させる『燻製マグロのレアステーキ』3,080円マグロは、脂のりの良い中トロを使用。ソースに使う醤油も燻製にすることで風味が増し、素材の旨みがさらに強くなります。肉のステーキと同様に、赤ワインに合わせても美味しいと評判です。白ワインと合わせたい『ギリシャチーズのソテー アガベシロップ 蜜柑 オレガノ』1,980円羊と山羊のミルクからできた「ケファログラヴィエラ」。この、クセのないハードチーズに自家製シロップをかけてソテーすることで、キャラメリゼされたように香ばしく甘い仕上がりに。こちらは白ワインによく合います。いわゆる「リゾット」としての概念を覆す『豚肩肉のピロタ風リゾット』1,980円お米は具材のだしで炊き上げ、一粒一粒に具材の旨みを浸透。ですが、最後はお米一粒の食感が分かるように、水分を飛ばしパラリと仕上げてあります。「これがリゾット?」という驚きのある面白い一皿です。バーカウンターもあり、利用シーンが豊富バーカウンターがある風景。お一人様でもデートでも出入口近くにはバーカウンターを設けているので、デートの際は待ち合わせに利用すればスマートです。もちろんバーのみの利用も可能です。また、レストランは庭を望むソファー席、天井高のメインフロア、個室等を完備しているので、女子会から記念日デートまで、用途に合わせた席を選べます。料理人プロフィール:安達正道さん飲食店を経営している家庭で育ち、幼少期より「食」は常に身近な存在だった。兄弟も飲食に携わる仕事に就き、自身も調理師学校へ進学。卒業後は、10年ホテルのフレンチ部門のスーシェフを勤め上げる。2020年9月より【GENTLE】ダイニング部門料理長就任。GENTLE Dining【エリア】原宿/明治神宮前【ジャンル】スペイン料理・地中海料理【ランチ平均予算】2500円【ディナー平均予算】7000円【アクセス】表参道駅 徒歩7分
2021年03月04日混雑を避けたオフピークでランチ!名店の味をお得に楽しむ20食限定の『鯛茶漬け』『御菓子』と『御抹茶』に心が和らぐ名店の味をランチでお得に楽しむ! 六本木【茶寮宮坂】六本木ヒルズから橋を渡ったところにある【茶寮宮坂】。晴れていてとても気持ちがいい!六本木ヒルズから橋を渡ってすぐ、六本木駅からは徒歩8分ほどのところにある【茶寮宮坂】。ここは、表参道にある名店【御料理 宮坂】の唯一の分店です。シックで高級感のある店内夜はコース料理を提供していますが、ランチではコースのほかに限定数(日によって変動)で『鯛茶漬け』が楽しめます。今回はピークの時間を避けて、お昼にサクッと、名店のランチを味わいに行ってみました!『鯛茶漬け』3,800円(税・サ別)+1,000円で『茶寮 御菓子』と『御抹茶』がつきます。※鯛茶漬けは電話予約のみの受付ランチ限定20食の『鯛茶漬け』(左)一皿目の『煮えばな』、(右)『雁ヶ音焙じ茶』1,000円まず一皿目は、炊き上がる直前のお米『煮えばな』。お米からご飯に変わる直前の、水分をたっぷり含んだお米で、一口目はそのまま、二口目はお塩をまぶしていただきます。お米本来の味を楽しみつつ、お茶を飲みながら『鯛茶漬け』を待つ時間は至福です。『鯛茶漬け』。鯛胡麻だれ和え、御出汁、ごはん、漬けもの、じゃこ、エビフライ、海苔のセットお次はお待ちかねの『鯛茶漬け』。見た目からしてなんとも豪華なセットで、これで約3,800円で楽しめてしまうとは、とてもお得な気分です!ご飯は炊き立てで持ってきてくれます!鯛の胡麻だれ和えは、まずはこのままごはんと一緒に食べて、途中から薬味やお出汁をかけてお茶漬けにします。好きなおかずをのせてお茶漬けに。優しいお出汁が体に染みわたります。とても肉厚なエビフライ。じつは2尾を併せて揚げているので、食べ応え抜群です!ごはんはおかわり可能。最後はおこげをよそってくれます。パリパリで香ばしく、お出汁と残りの薬味をのせて、ごちそうさまでした!これだけでも大満足のランチ御前なのですが、プラス1,000円で『茶寮 御菓子』と『御抹茶』をつけられるとのことで、予約時にオーダーしました。『御抹茶』と、季節の果実が入った『大福』。この日は苺が入っていましたごはんもおかわりし、ここまで結構お腹いっぱいの状態になるのですが、いざ大福をかじるとジュワっとはじけるジューシーな苺大福がおいしすぎて、ペロリと食べて切れてしまいます! これは絶対頼むべき。とても大満足な内容のランチ限定『鯛茶漬け』。普段はなかなか贅沢するのが難しいというあなたも、こんな時期だからこそランチで、お得に、名店の味を楽しんでみてはいかがでしょうか!茶寮宮坂【エリア】六本木【ジャンル】和食【ランチ平均予算】4500円【ディナー平均予算】17500円【アクセス】六本木駅※緊急事態宣言により、営業時間が変更されている可能性があります。最新の営業時間はお店に直接お問い合わせください
2021年03月03日四ツ谷【すし匠】自由が丘【自由が丘鮨りんか】都庁前【すし岩瀬】銀座【すし処きたむら】池袋【すし処椛(もみぢ)】四ツ谷【すし匠】の『バラちらし』ランチ限定『バラちらし』(吸い物、漬物付き)2,000円同業者からも評価が高い【すし匠】でいただけるのは、ランチ限定の『バラちらし』。少し甘めの錦糸卵を敷き詰めた上には、小肌、鯖、イワシ、マグロの赤身、鯛、カンパチ、ズワイガニ、車海老、サワラの皮、鮑、筋子、紫ウニなど、35種類近くの寿司ネタが乗っているというから驚きです。具材の一つひとつからお店の食材に対するこだわりが伝わります。すし匠【エリア】四谷【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】2000円【ディナー平均予算】25000円【アクセス】四ツ谷駅 徒歩4分自由が丘【自由が丘鮨りんか】の『海鮮ばらちらし』ランチ『海鮮ばらちらし』1,000円天然物の旬の鮮魚を日本酒とともに味わえる【自由が丘 鮨 りんか】。江戸前鮨に欠かせないマグロは天然物にこだわり、サクで仕入れる徹底ぶりです。リーズナブルなランチの『海鮮ばらちらし』にも、そのマグロが使われています。ほかにもさまざまな鮮魚が散りばめられ、細かく、さいの目に切られた玉子やキュウリもいいアクセントに。味噌とろろなどの無料トッピングがあるのも嬉しい限りです。自由が丘鮨りんか【エリア】自由が丘【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】1000円【ディナー平均予算】10000円【アクセス】自由が丘駅 徒歩5分都庁前【すし岩瀬】の『ばらちらし』平日ランチ『ばらちらし(10食限定)』【すし匠】系列で腕を磨いた料理人が、新宿エリアに満を持してオープンさせた【すし岩瀬】。大々的には宣伝していませんが、平日のランチでは限定10食の『ばらちらし』を提供しています。錦糸卵の上に穴子や金目鯛、タコ、イクラなど10種類以上の具材が乗り、中央にはウニが鎮座。名店の味を継承する『ばらちらし』、数に限りがあるので開店直後に訪れるのがおすすめです。すし岩瀬【エリア】西新宿【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】1700円【ディナー平均予算】16000円【アクセス】都庁前駅 徒歩10分銀座【すし処きたむら】の『水仙(きたむら特製ちらし)』昼は10食限定で、持ち帰りや予約も可能の『水仙(きたむら特製ちらし)』(茶碗蒸し、お椀物、新香、デザート付)市場にその日の朝に入ってきたものから選び抜いた旬の海の幸を提供する【すし処きたむら】。銀座の寿司屋といえば高級なイメージがありますが、ランチはリーズナブル。ここで食べたいのは、常連客から「最後の晩餐に食べたい」と言わしめる『水仙(きたむら特製ちらし)』。細切りにして食べやすくなった20種類以上の魚介を、木のスプーンで豪快に頬張る贅沢をぜひ味わってみてください。すし処きたむら【エリア】銀座【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】2000円【ディナー平均予算】20000円【アクセス】銀座駅 徒歩2分池袋【すし処椛(もみぢ)】の『ばらちらし寿司御膳・昼限定』ランチ『ばらちらし寿司御膳・昼限定』1,600円(税別)池袋から徒歩5分ほどのところにある【すし処椛】は、天然物の旬魚にこだわる寿司屋。ランチの『ばらちらし寿司御膳・昼限定』でいただけるのは、旬の魚を自家製醤油にサッとくぐらせたバラちらし。シャリに混ぜ込んだかんぴょう・しいたけ・ガリも自家製というこだわりをみせていて、そのシャリと上に乗った具材のバランス感も絶妙です。小鉢や焼魚、デザートも付いていて大満足の御膳です。すし処椛(もみぢ)【エリア】池袋西口【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】3500円【ディナー平均予算】10000円【アクセス】池袋駅 徒歩5分
2021年03月02日「一瞬の香りやおいしさを捉えて、時差なくゲストに届けたい」最初の一皿、『さといもと白粥』のシンプルで滋味深い味に、きっとこの店を好きになると予感はしていた。その予感が確信に変わる瞬間は、お椀物が出る直前にやってきた。「どうぞ、まずこちらを飲んでみてください」。手元の小さな盃に湛えられた黄金色の液体は、今目の前でとったばかりのだしだ。口元に近づけると、ふわりと優しい鰹節の香りが鼻をくすぐる。口に含めば、鰹の香りに混じって、昆布の旨みと自然の塩み、そして水の甘みがまろやかに融合し、完璧に調和している。調味もなにもしてない無垢なだしは、もうこれ以上ないくらいの澄んだ味わいで、追いかけてくる深みが体にじんわりと染み込んでいく。鰹と昆布だけなのに、なんておいしいんだろう。カウンターの目の前で取る、一番だしだしのおいしさがひときわ身にしみるのは、日本人のDNAからだろうか。それにしても、こうした素材の魅力を組み合わせて生まれる"奇跡のような"味に出合うたび、最初に考えた昔の人々は、どうやってこの作り方にたどりついたのだろうと思いをはせてしまう。けれど、そんな先人たちが見つけた美味の方程式を、もっとおいしく、洗練させていくのは、続く現代に生きる料理人たちだ。先人からの知恵を自分なりに突き詰め、磨き、自分たちの味にして、どんどん料理は進化していく。店主の伊藤龍亮さん、38才。ソムリエの資格も持つ【炎水】の店主、伊藤龍亮さんは【日本料理 龍吟】で9年半働き独立。最初はサービスを2年、次の4年を煮方、3年を炭焼き場と要のポジションを任され、副料理長として同店を支えてきた。師匠の山本征治さんからは、自分の目の前にあるものではなく、例えば椀ものなら、ゲストがふたを開けた時に感じる香り、味わいをどう感じて欲しいか、完成形を考えて料理をすることを徹底的に教え込まれた。自分の店を出すと決めたとき、毎日、だしをとる日々のなかで、ゲストがおいしいと感じる究極の椀物について、ずっと思いを巡らせたという。まず、削りたての鰹節のいい香りを伝えたいから、一組ごとに鰹節を手削りにしてだしをとろう。そして鰹節の香りは欲しいけれど、鰹節が勝つのではなく、昆布のまろやかな旨みを出したい。それには、鰹節の削る幅を広く、長くすれば、温めた昆布だしと合わせるときに、一気に香りをうつし、適度な旨みを残し、理想的なだしが取れるかもしれない……。そうして日々、試行錯誤しながら納得のいくだしを模索していった。削られたばかりの鰹節。一片が長く、艶がある。「薄すぎても厚すぎてもダメなんです。削るというより、適度に薄く均一に切るイメージですね」と伊藤さんそこで、こだわったのが、鰹節を削る道具だ。既成のもので納得のいくものは一つもない。探しに探し、薄く削れるカンナを作る大工道具の職人と巡り会う。そして、ようやく思い通りの鰹節カンナをつくってもらうことができた。使う鰹節は、指宿にある酒井商店のもの。カビつけをし、5回天日干しをした本枯れ節。保管にも気を使い、わずかな水分が中に残っている状態で削る。一組ごとに目の前で見事にリボン状に削り上げられた鰹節は艶があり、薄いのにへたらない。そんな理想の鰹節に合わせるのは、品がいいが旨みもしっかり出る奥井海生堂の蔵囲の利尻昆布。さらに水は、その旨みを出すために、超軟水の鹿児島の垂水の水を取り寄せている。温めた昆布だしに鰹節を加えると、いい香りがカウンター全体を包む。それを、ほんのひと息置き、こし器を使わずそのまま静かに別鍋にだしを移していく。目の前で繰り広げられる伊藤さんの流れるような所作は、まるでお茶のお点前を見ているかのようだ。おいしさを突き詰めた黄金の一滴には、まさに魂が入っている。とある春の日のメニューから。『あわびと車海老の真丈』こうしてとっただしを、伊藤さんは必ずゲストに一口飲んでもらう。それは、鰹節の余韻が長く続く香り、まろやかな旨みのだしの味を最初に味わってもらいたいから。そして、後に続く、椀物になったときの味の違いを感じてほしいからだ。無垢なだしは、椀物として料理になると、自分の存在感を潜め、主となる素材の魅力をぐんと引き出し、そっと寄り添い、違う表情を見せる。この日の椀種は、徳島のアワビと海老真丈。6時間蒸したというアワビは、歯をあてるとしっとりと柔らかく、素材そのものの塩味がほどよく中まで染み込んでいる。海老真丈は優しい甘さがあり、添えのうるいの苦味はいいアクセントだ。磯の香り、海老の香り、うるいのほろ苦い香りを、だしが一つにまとめて、調和する。素材の味が染み出し、だしは、どんどん春を湛えた味に変化していく。スペシャリテの『金目鯛の炭火焼』箸休めの野菜の塩もみが添えられている師匠譲りの妥協のなさで突き詰め、日本料理の技術を磨き、進化させ、自分なりに洗練させていく伊藤さんの手腕が発揮されているのは、むろん椀物だけではない。【炎水】という店名にもあるように、炭火焼きにもそのセンスが光る。スペシャリテだという炭火で焼いた金目鯛の身は、香ばしい炭火の香りに包まれ、しっとり、ふっくらとした焼き上がり。対して皮は薄いガラスのような感覚を感じるほどパリッと焼き上げられている。「金目鯛は、焼くのがとても難しい魚です。油断をするとあっという間に火が通ってしまい、ただの焼き物になってしまう。だから、金目鯛の肉汁が身の中でまだ"踊っている"うちに火からはずします。タタキと焼き物の中間のようなイメージですね。皮はパリッと仕上げたいから、皮の部分をすこし乾かすひと手間を加えて焼いています」と伊藤さん。ちなみに、焼いた皮目を前にした独特の盛り付け方は、箸を入れたとき、皮目のパリンと割れるような感触を楽しんでほしい、という思いから。こうした、お客さまが食べるときの細部まで思いをめぐらし、心を砕く考え方は師匠の山本さんの教えが大きいという。ボリュームたっぷりの締めのうなぎごはん。ゆくゆくランチができるようになったら、ランチでも出したいと構想中そして、最後のクライマックスはごはんものでやってきた。全14品の食事の最後を飾るのは、ボリュームのあるうなぎ。"白ごはんといっしょに食べてほしいから"と、地焼きではなく、一度素焼きしたものを、蒸してから蒲焼きにしているという。外側は香ばしく焼き上げているのに、中はふっくら。そのふっくらとした柔らかい身が、ごはんに溶け合うように馴染み、口のなかでやさしく混じり合う。もうお腹いっぱい!と思っていたけれど、食欲を掻き立てる香りと軽やかな焼き方でするりとお腹におさまってしまうから不思議だ。ミニマルかつ温かみのある木の内装。個室もあり水菓子をいただいてお茶を飲みながら、その日のコース料理に思いを馳せる。奇をてらったものは一つもない。むしろシンプルなものばかりなのにまるで残像のように、それぞれの香りや食感や味が記憶に鮮明に残っている。そんなことを考えていると、伊藤さんは最後にこう話してくれた。「その瞬間にしかない香りを出すのが和食の真骨頂なんです。だからこそ、そこをお客さまに伝えたい。ピントが合うように"今、ここがおいしい"と感じる瞬間をとらえて時差なく届けたいんです。まだまだ道半ばですが、そこを考えて旬のおいしいものをお出ししていきたいですね」炎水【エリア】中目黒【ジャンル】和食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】35000円【アクセス】中目黒駅 徒歩5分
2021年03月01日