女性自身がお届けする新着記事一覧 (34/893)
昨年12月、「週刊文春」によって性加害疑惑が報じられた松本人志(60)。発行元である文藝春秋に約5億5000万円の損害賠償や訂正記事を求めて提訴し、3月28日に第1回口頭弁論が開かれた。裁判の3日前に更新したXでは、《世間に真実が伝わり、一日も早く、お笑いがしたいです》と苦しい胸中を吐露していた松本。だがいっぽうで、騒動の煽りを受けて頭を悩ませている後輩芸人もいるようだ。4月12日放送の『全力!脱力タイムズ』(フジテレビ系)に、お笑い芸人・みやぞん(38)が登場。「応援ソングで悩み解決」として、悩みを抱えるゲストたちを弾き語りで励ます企画が行われた。番組中盤では、ある相談者から「私は今までたくさん仕事があったのですが最近仕事が減っていってしまっております」との悩みが。すると相談者のVTRが紹介され、登場したのはモノマネ芸人のJP(40)だった。「最近ちょっと色んな事情がありまして、僕のモノマネのレパートリーが一つ減ってしまったんですね。得意としたレパートリーなんですけども」と切り出し、「そういうことか……」と何かを察したみやぞん。JPは続けて、仕事の窮状をこう明かしたのだった「名刺なので。僕からしたらその方のモノマネっていうのは。その名刺を渡せなくなっているので。テレビの仕事もなくなって、イベントとか営業でやったんですけど、やっぱお客さんがどういう風にリアクションをとっていいかわからなくて、全然ウケないんですよ」VTRではカバンに入っていた“金髪ウィッグ”もクローズアップされ、JPの十八番である松本のモノマネができなくなったことが仄めかされていた。スタッフに「スタジオにいるみやぞんさんに伝えたいことは?」と問われると、JPは「翼をもぎとられたみたいな感じで、これからどうしていけばいいんだろうなぁっていうのがすごい悩みのタネであるんですけど」と真剣に語っていた。ひと通りVTRを見たみやぞんは、焦った様子で「これは……ごめんなさい、無理ですね」と絶句。MCの有田哲平(53)がJPの悩みを繰り返し述べると、「有田さん、まだ早いって!まだ早い気する。首つっこむの、僕が」と戸惑っていた。だがJPの気持ちに寄り添いつつ、「絶対あともう少ししたら 大丈夫だと僕は思ってる」と励ましの歌を贈っていた。JPが訴えた生々しい窮状に、SNSでは《JPなんだろう? と思ったら最強の持ちネタが使えなくなっちゃったのか》《そうかJP…松本人志できなくなって…》と驚く声が上がっていた。「JPさんはコロナ禍だった’22年に、『ワイドナショー』(フジテレビ)を欠席する松本さんに代打を指名されたことで一躍ブレイク。当時、出演したテレビ番組で、“月1本だったテレビの仕事が30倍になった”と多忙ぶりを明かしていました。以降はJPさんにとって、松本さんは最も大事なレパートリーになっていたのです。ですがお客さんに笑ってもらえないのであれば、JPさんにとっては大きな打撃でしょう。実際にテレビ出演は激減していますが、『千鳥のクセスゴ!』(フジテレビ系)などのオファーはあるようです。最近のJPさんは、香取慎吾さん(47)のモノマネを押し出しているようです」(テレビ局関係者)再びJPが笑顔で松本のモノマネを披露できる日はやってくるだろうか、果たして――。■仕事を失った窮状を明かした人気芸人この投稿をInstagramで見るJP(ものまね芸人)(@metamonjp)がシェアした投稿
2024年04月16日「現在、NHK-BSで放送されている朝ドラ『オードリー』は、ヒロイン・美月を務めた岡本綾さんが07年に芸能界を引退した後、初の再放送となったことで話題になっています。2000年に初放送された今作の大きな特徴としてあげられるのが、いまや映画やドラマに欠かせない堺雅人さん(50)と佐々木蔵之介さん(56)の“出世作”であること。若手時代の2人が見られるということでも朝ドラファンの間で評判になっています」(テレビ誌ライター)4月13日に再放送された『オードリー』では、撮影所の助監督・杉本役として若き日の堺が初登場。美月が君江(藤山直美)とロケに参加することになる撮影の主演は新鋭スターの幹幸太郎(佐々木蔵之介)で……、という展開だった。「堺さんが演じる杉本も、佐々木さんが演じる幹も、ヒロインと関わる重要なキーパーソンとなります。2人とも、当時はまだテレビでは“新参者”だったこともあり、『この朝ドラが自分の転機になった』とよく話しています」(前出・テレビ誌ライター)佐々木は昨年10月に放送された『日曜日の初耳学』(TBS系)で、『オードリー』出演当時の秘話を語っていた。「小劇場出身の2人は、有名俳優ばかりの現場で『俺たち、この場所にいていいのか?』『映像ってどうするの?』などと相談しあっていたそうです。撮影後には傷を舐め合うかのように二人でよく、大阪・梅田にある“かっぱ横丁”のリーズナブルな寿司店で反省会を兼ねて憂さ晴らしをしていたそうです」(テレビ局関係者)2人が意気投合したのは、家庭環境も大きかったようだ。堺は3月7日の映画イベントで役者の道に入ったことが“人生最大のチャレンジ”だったと話し、こう続けた。「今思うと、相当な決断だった。親は許してはいないんですけど、(反対を押しきって)よく始めたなと…」前出のテレビ局関係者は続ける。「実家が蔵元の佐々木さんも、家業を継がずに俳優業に進んだことを親が長らく反対していたといいます。当時の2人は、お互いの境遇を身近に感じたのでしょう。お互い名前が知れるようになった8年後、映画『アフタースクール』で再共演しています。まさに戦友なのです」『オ―ドリー』で人生が変わったのは岡本だけではない。この2人にとっても、かけがえのない“人生の宝物”なのだ。
2024年04月16日4月15日、歌手の中森明菜(58)が自身の誕生日である7月13日にファンクラブ会員向けのイベントを開催することが明らかになった。ただ、各メディアによると、あくまでもファンクラブ会員向けのもので、今後の案内についても会員にのみ行うという。スポーツ報知の取材に対して、明菜の所属事務所でもある「ALDEA」は「「一部報道にございます『復活ライブ』や『復活コンサート』はミスリードを招く情報でございます」と回答している。17年12月のディナーショー以降、表舞台での活動を休止していた明菜。デビュー40周年の22年8月に個人事務所を立ち上げ、再始動を表明していた。「その後はなかなか表立った活動はできずにいましたが、昨年12月に公式YouTubeチャンネルを開設。現在はデビュー42周年を迎える今年5月1日に向けて毎週セルフカバーの最新動画を投稿しており、再始動が徐々に本格化しています」(スポーツ紙記者)4月3日に投稿された往年の名曲『TATOO』のジャズバージョンは15日現在で466万回再生を突破。変わらぬ人気を見せつけたが、注目を集めたのは明菜の表情だった。「昨年12月には『北ウイング』の動画を投稿しましたが、その際の切なげな表情からは一変。今回の『TATOO』の動画に登場した明菜さんは、歌いながらダンスするなど、非常に楽しんでいる様子でした。歌い終わるとカメラに向かって笑顔でダブルピースを見せるなど、終始ノリノリ。ポニーテールという髪型も快活な印象を与えました」(前出・スポーツ紙記者)再始動を表明して以降、テレビ出演はまだない。「ファンクラブ会員限定のラジオやグッズ販売を行うなど、明菜さんはこの2年間ファン向けの活動に特化してきました。今回告知されたイベントもファンクラブ会員限定なので、応援してくれる人に感謝を示したいというのが一番の思いなのでしょう。現時点で歌を披露するかは定かではありませんが、ファンとしては期待が高まるところでしょう。いっぽうで、ファンクラブ会員ではなくても明菜さんのことを気に掛けるファンは少なくありません。YouTubeはファンクラブ会員以外も明菜さんの姿を見られる貴重な場だけに、『TATOO』で見せた陽気な姿に安心した人も多かったのではないでしょうか」(前出・スポーツ紙記者)歌姫・明菜の熱唱に期待したい。
2024年04月16日「すみません。20分前に起きたばかりで、頭がまだ追いつかないんです……」4月11日、朝の情報番組『THE TIME,』(TBS系)の生放送でバツが悪そうにこう話、長谷川博己(47)だ。「主演を務める日曜劇場『アンチヒーロー』(TBS系)の番宣でしたが、長谷川さんがまさかの寝坊で遅刻してしまったのです。連日の撮影で疲労が溜まっているのでしょうか……。顔色が悪いように見え、心配になりました」(芸能関係者)長谷川には7年ぶりの日曜劇場主演で重圧があったという。「今作は完全オリジナル脚本のため、役作りが大変だったそうです。裁判を傍聴し、弁護士の動き方や話し方を学んだり、六法全書で法律の勉強までしていたとか。責任感が強いので、座長を担うプレッシャーとも毎回闘っているそうです。『ドラマより緊張する』と話すバラエティ番組に番宣出演することも負担がかかるのでしょう」(制作関係者)私生活でも責任感が強いという長谷川。本誌は昨年7月、病気治療のため休養中だった恋人・鈴木京香(55)のもとを訪れる長谷川の姿を目撃している。「鈴木さんは3月にSNSで女優の仕事を再開したと報告しました。長谷川さんは療養中の彼女の身の回りの世話など献身的にサポートしてきましたが、それが一段落して、どっと疲れが出たのかもしれません」(前出・芸能関係者)また、長谷川は母親の介護問題にも直面している。長谷川の実家の近隣住民はこう明かす。「長谷川さんのお母さんは高齢で、1~2年前に妹さんと同居するために家を出ていきました。ただ、その後も彼は何度かこちらにいらしているみたいです。尊敬する亡きお父さまの建てた家ですし、お母さんが戻ってきたくなったときのため、定期的にメンテナンスしているのでしょう」さらに、長谷川が代表を務める個人事務所が昨年9月の決算で1400万円の赤字となっていた(*3月に妹と共同で代表を務める会社に吸収合併されている)。芸能ジャーナリストの佐々木博之氏はこう語る。「売れっ子俳優の個人事務所で赤字というのはあまり聞いたことがありません。考えられる原因は、投資での損失などでしょうか」『アンチヒーロー』の現場でも疲労の色は見えていたようで……。「撮影の際、セリフを言い切ってカットがかかった後に、フラッと倒れそうになっていたことがあったそうです」(前出・制作関係者)本誌が長谷川の事務所に問い合わせたところ、《現在、撮影中のドラマは制作側が色々と配慮してくださり、長谷川は、視聴者様に素晴らしい作品を届けられますようにスタッフ様他共演者様とともに日々全力投球しております》との返答があった。重圧、献身、介護、赤字の四重苦で限界の長谷川。ヒーローが肩の力を抜ける日は来るのだろうか。
2024年04月16日4月12日、とある不動産仲介店がXに投稿した“のぼり”の写真が物議をかもしている。投稿したのは、石川県内に5店舗を構える不動産会社「のうか不動産」。《石川県内、本日かなりあたたかくなりましたねもりの里店では、のぼりを衣替え》という文章とともに、金沢大学近くの店舗前に掲出されたのぼりの写真をアップ。問題となっているのは、そののぼりに書かれているキャッチコピー。メイン客層である大学生に向けて作られたものと思われるが、「部屋がダサくて恋もできない」「部屋が寒くて彼女の心も冷めた」と部屋探しと恋愛を関連させたものに加え、「部屋が古くて初体験が遅れてる」と性体験を連想させるようなものもあった。さらに他のユーザーによって、過去に同社が掲示していた「美大生は歓迎!美人女子大生も大歓迎!!(笑)」と書かれた看板の写真も投稿される事態に。すると、同社の看板やのぼりにある一連のキャッチコピーに「時代錯誤だ」と批判が殺到。《誰か止めなかったのか…》《コピーが気持ち悪い。正気を疑う》《女子の親はイヤな気持ちになるね…絶対新歓とかサークルとか注意して!って言いたくなるよー》などのコメントが寄せられていた。これらの批判を受け、15日夕方に同社はXを更新し、《お騒がせしておりました店頭ののぼりは撤収いたしました。ご気分を害されたみなさまには心よりお詫び申し上げます》と綴り、キャッチコピーが書かれていないのぼりを掲出している写真が投稿された。こうしたキャッチコピーはどのような意図で制作され、一連の批判をどう受け止めているのか。そこで「のうか不動産」の広報担当者に話を聞いた。問題視されたキャッチコピーが書かれた看板やのぼりは、同社が09年、ロゴを一新したときに作成したものだという。「ロゴが全然以前と違ったものだったため、少しでも多くの人に早く知っていただきたい、変わったことを知っていただきたい」(以下、カッコ内はすべて担当者の発言)という狙いのもと、同社が管理する建物など50箇所ほどに掲出。看板のキャッチコピーは「いずれもその場所でしか成立しないもの」というコンセプトで作成したようだ。「例えば、Y字の真ん中の物件に『人生の別れ目にのうかです』みたいなことですとか、あとは当社に最寄りの交差点に『右へならえの人生が嫌な人は左折してください』などの、その場所でしか成立しないものをたくさん作りました」女性蔑視とも指摘があった“美大生は歓迎!美人女子大生も大歓迎!!(笑)”の看板も「そういったことを意識せずに作ってしまった」といい、金沢美大のそばにあったからという単純な理由で作ったという。当時の心境について、担当者はこう述懐する。「今の時代性を考えますと、ちょっと本当に時代錯誤なんですけども。その当時は、とにかく面白いことをやろうっていうことで、お部屋に絡めたキャッチコピーを作ってやっておりました」しかしそれらの看板は、敷地面積に対して広告のサイズが大きすぎたという理由で金沢市の景観条例に抵触し、数年前に撤去。現在は残っていないそうだが、“のぼり”のほうは繁忙期の数ヶ月間だけ掲出するという慣例があり、今年も掲出するに至ったそうだ。しかし今回指摘されたことを受け、同社は15日の昼間にのぼりをロゴのみのものに差し替え。キャッチコピーがあるのぼりは、すでに廃棄処分を行ったという。指摘については真摯に受け止めているようで、「薄々というか、もう時代に合わないのではないかと思いつつ、 その流れ作業のような形で今年もちょっと掲出してしまった部分もあった」「時代性みたいなこととかコンプライアンス的なことの意識が欠如していたっていうのは、もう逃れられないと思います」と担当者もかなり反省した様子。そして、最後に、今回の件についてこう謝罪した。「LGBTフレンドリー宣言といって、多様性を認め合おうというような宣言もしているのに、それと逆行したようなメッセージをしてしまっていたのかなということも、今回の件を機に気付かせていただきました。今後は、今申し上げたようなことのないような広告表現とかPR手法っていうのを取っていかないといけないと猛省しております」
2024年04月16日「私個人の予測ですけど、大谷選手は非常に野球に集中したいと。メディアとかの対応も(中略)窓口を一つにまとめたいタイプなんだと思うんですね」4月15日放送の『モーニングショー』(テレビ朝日系)で、こう語ったのは月曜コメンテーターを務める信州大学特任准教授の山口真由氏(41)。銀行詐欺の疑いで訴追されたドジャース・大谷翔平(29)の元通訳・水原一平容疑者(39)について、私見を語った。「水原容疑者は3月20日の韓国での開幕戦後、クラブハウスでチームに『自分はギャンブル依存症で大谷に借金を肩代わりしてもらっている』と英語で説明したといいます。その後、水原容疑者はホテルの会議室で大谷選手と話す機会を設け、大谷選手に『借金を肩代わりしたということにしてほしい』と“口裏合わせ”を懇願。しかし大谷選手はこれを拒否し、ネズ・バレロ代理人を会議室に呼びました。新たな通訳や水原容疑者の妻も話し合いに加わり、水原容疑者が解雇されたのはこの直後だったようです」(スポーツ紙記者)番組では、1600万ドル(約24億5000万円)を大谷の口座から、違法賭博の胴元に不正送金していた水原容疑者の事件を特集。国際弁護士の吉田大氏は、大谷がすぐに連絡したのがバレロ氏だったことについて“異例”だと解説した。バレロ氏は大谷に呼ばれてから、危機管理担当や弁護士に連絡したとされている。吉田氏は「このような場合、真っ先に連絡すべき人は、本来であれば個人弁護士だったと思います」と述べ、「このような緊急事態発声の時には、球団との交渉を任せているバレロ氏よりも、自分を守ってくれる自分の弁護士に連絡をするというのが通常だと思います」と語っていた。だが山口氏は冒頭のように私見を述べ、水原容疑者についてこう指摘したのだった。「多くの人とコミュニケーションに時間を取るよりは、『僕に関することはもう彼に聞いて。僕は野球をやりたいから』っていう彼のパーソナリティがあって、そこを水原さんっていう特異な人に、本当に特異な人格の人に上手く隙を突かれてしまったんだなと思います」その後も山口氏は、同じ主張を続けた。番組ではMCの羽鳥慎一(53)が事件の背景を説明し、不正送金の手口や水原容疑者と違法賭博の胴元とのやり取りなどを紹介した。「不正送金に使われた大谷選手の口座は、エンゼルスに移籍したばかりの’18年にアリゾナ州の銀行で開設されました。水原容疑者は大谷選手に同行し、口座開設の手続きを手伝ったといいます。また、水原容疑者が違法なスポーツ賭博を始めたのは’21年9月。この頃に大谷選手の口座の連絡先を、自らの電話番号とメールアドレスに変更していたことも明らかに。水原容疑者は信用で賭けられる上限の金額を引き上げ、胴元への借金は膨らんでいったそうです」(前出・スポーツ紙記者)■「ここまで特異な人格とは思わなかった」と持論も相次ぐツッコミ羽鳥から「どうでしょう?」と投げられた山口氏は、「私は水原さんもある意味被害者かなと初めは思ったんですけど、ここまで特異な人格とは思わなかったんですね」と述べた。その理由について、「まず一つ、一切の葛藤がない。私は大谷選手の口座に手をつけるまでに、ものすごい葛藤があったんだろうと思ったら、(中略)何の躊躇もなく大谷選手の口座から送金している。で、私は大谷選手の損害を埋めようとしてのめり込んでいったんだろうと思ったら、その勝った分を大谷選手(の口座)に戻そうとした気配は一切ないんですよ」と主張。さらに水原容疑者の悪質な手口を批判し、こう疑問の目を向けた。「これはよくわかりませんけど、口座開設に2018年にアリゾナ州(の銀行)に付き添っている。『秘密の質問を作れ』など色んなセキュリティを用意します、と。それを全部、その当時覚えていたものなんでしょうか。書き留めていたんでしょうか。どうしてそういうものを記録して、覚えていたんだろうということすら、いま振り返ってみると少し疑わしく思えてしまうくらい、非常に正しくて美しい大谷選手っていう強い光の元に、これだけ大きな影が潜んでいたんだっていうのは凄く驚きました」“光り輝く大谷選手に潜んでいた影”として、水原容疑者を「特異な人格」と批判した山口氏。いっぽうで、水原容疑者はギャンブル依存症を告白している。13日(日本時間)にロサンゼルスの連邦地方裁判所に出廷し、保釈の条件としてギャンブル依存症の治療も義務付けられた。そのため山口氏の主張に疑問を抱いた人もいたようで、SNSでは視聴者から異論を呈する声が上がっている。《ギャンブル依存症は病気です》《誰でも射倖心煽られたら陥る可能性あるのでは》《人格の問題ではありません。 ギャンブル依存症の人格否定をやめて頂きたい。#山口真由さん、依存症に対しあまりに無知です》《ギャンブル依存症の身内がいるので非常に同意。人格問題で片付けられたら溜まったもんじゃない》
2024年04月16日4月10日、東京ドームで開催されたSTARTO社のライブイベント。タレント72人が登場し、新会社の幕開けを飾った。「松本潤さん(40)はSUPER EIGHTの大倉忠義さん(38)とともに演出を手がけました。しかし松本さんはステージ上には姿を現さず、裏方に徹していました」(音楽関係者)今年に入ってからのテレビ出演は3月に放送された『なりゆき街道旅』(フジテレビ系)のみ。テレビではほとんど見かけなくなった松本に、にわかに浮上したのが“裏方専念説”だ。「『なりゆき街道旅』で松本さんが『たぶんこれで今年終わりです』と発言したことが話題になりました。NHK大河ドラマ『どうする家康』終了後にはブログで《少し休ませてもらいます》ともつづっています。大河で完全燃焼したことでしょうし、ヒゲをたくわえふっくらした近影からも“しばらくは表舞台から遠ざかり、演出業に専念するのでは”とみられていました」(前出・音楽関係者)しかし、実際のところはそうではないという。松本も、嵐が活動休止中だからこその挑戦が控えているのだ。「演出の名手、野田秀樹さん(68)が演出する舞台への出演が決まっています。公演は7月から11月にかけて行われます」(制作関係者)野田は「演劇界の芥川賞」ともいわれる「岸田國士戯曲賞」を’83年に受賞。’93年に演劇企画制作会社「NODA MAP」を設立した。「“野田さんの舞台に出たい”と目標に掲げる役者は数多く、野田さんは現代の演劇界を代表する存在です。松本さんも野田さんの舞台に出演することを長年熱望してきました」(前出・制作関係者)’15年、本誌は妻夫木聡(43)が主演した野田の舞台の打ち上げを目撃。出演していない松本も参加していた。「松本さんは野田さんを非常に敬愛しています。近所に住んでいた時期もあったといい、プライベートで食事をしたり、野田さんの自宅に本を借りに行ったこともあると話していました。’06年には野田さんが脚本を手掛けた舞台に松本さんが主演しました」(前出・制作関係者)しかし、野田演出の舞台には縁がなかった松本。実は野田は、旧ジャニーズ事務所のタレントの起用には前向きではなかった。野田はその理由を昨年9月の会見でこう明かしている。「自分の舞台に使ってこなかったのは、スケジュールがひどすぎたから。とてもじゃないけど仕事はできないと思った」前出の制作関係者は言う。「コンサートやバラエティ番組など、俳優業以外の活動も多い旧ジャニーズのタレントは、自身の舞台に出演させるには稽古などの時間が少なすぎると野田さんは考えているようでした。そのためこれまでは同社所属のタレントを起用してこなかったのです」松本にとっては、嵐の活動休止中が好機だった。「大河の主演という大役に挑んだのと同じように、“嵐のときにはできないことに挑戦する”というのが活動休止中の松本さんのモットー。2月ごろから野田さんのワークショップに通い、舞台に向けて準備しているそうです。日本国内だけでなくイギリス・ロンドンでの公演も予定されています。野田さんに演技を学び、一皮むけた松本さんが見られそうです」(前出・制作関係者)野田に念願の“弟子入り”を果たした松本。俳優業で新たな道を“スタート”させている。
2024年04月16日わずか6歳の少女が、家族全員の命を救った。今月初め、イングランド北東部ノース・ヨークシャー州リッコールにある自宅の近所で遊んでいたオリヴィア・パターソンちゃん(6)は、自宅から煙が上がっていることに気がついた。オリヴィアちゃんは走って自宅へ戻り、炎が燃えさかる家に飛び込んで必死に家族を探したと、Daily Mailは伝えている。母親のローラさん(29)と妹のティファニーちゃん(2)、ジョエル=ジェイムズくん(1)はソファで昼寝をしていた。オリヴィアちゃんは「ママ起きて!家が燃えてる!赤ちゃんたちを起こして!」と叫んで母親を目覚めさせ、家族は無事に避難。奇跡的に負傷者は出なかったという。オリヴィアちゃんの祖母は「オリヴィアがローラを助けたなんて、本当に信じられません。6歳なのに、燃えている建物に走って入っていったんですよ。心から誇りに思います」とDaily Mailにコメントした。家族の命は助かったが、家は焼け落ち、家財道具は全て燃えてしまった。パターソンさん一家は、現在Airbnbで家を借りて生活しているという。介護施設で働くローラさんの同僚は、GoFundMeで寄付金募集を始めた。4500ポンド(約86万円)の目標金額に対し、15日現在では3830ポンド(約73万5千円)の善意が寄せられている。
2024年04月15日4月13日、宝塚歌劇団が公式サイトにて宙組の活動再開を発表した。宙組は劇団員のAさんが昨年9月に急死したことを受け、10月から全公演を中止していた。同サイト内では公演の詳細も発表。大階段を舞台にしたレビューで芹香斗亜・春乃さくらが主演を務め、兵庫・宝塚大劇場で6月20日から30日、東京宝塚劇場で7月20日から8月25日まで上演される。とはいえ、通常通りの復帰とはいかないようで、芝居部分はなくショーのみの開催となる。その理由について「今回は宙組にとりましておよそ半年ぶりの公演となることから、十分な準備期間を確保し公演の万全を期すため」と説明しており、チケットの金額も通常の公演の半額程度に設定されている。Aさんの死後、遺族は劇団内でパワハラを受けていたと訴えていたが、劇団側は「いじめはなかった」と真っ向から否定。しかし、調査や複数回の面談を重ねた結果、劇団側は3月28日に会見を行い、Aさんへ14項目のパワハラがあったことを認め、遺族と合意文書締結が成立したと発表した。同日、遺族側の代理人も会見を行いパワハラの内容について言及。パワハラには、宙組の幹部上級生4人、宙組上級生は3人、劇団プロデューサー2名、演出担当者1名の合計10名が関与していると指摘した。また、加害者から遺族への謝罪は手紙形式で行われ「連名ではなく、それぞれ個別で6通受け取った」と明かしている。提出ていない4名のうち、上級生1名からは追って提出があると聞いているとしていたが、他の3人については「提出しないと受け止めている」としていた。「28日の会見では、劇団は加害者らの処分について明かしておらず、加害者らはいまだ在籍したまま。また、現時点では手紙を提出していないとされた4人が、その後謝罪をしたかどうかの報道はなく、本当に謝罪したのかは定かではありません」(社会部記者)再開を発表したサイト内で劇団は「今後も5組がそろって公演をお届けできるよう、安心・安全に舞台に立てる態勢づくりに努めてまいる」と発表している。それにも関わらず、表立った加害者らの処分もなく、全員の謝罪が済んでいるかどうかも不明瞭な状態で活動再開を発表した姿勢に対し、批判の声があがっている。《いじめの加害者が謝罪は紙だけ、一部は謝罪の意思さえない状況で本当に決着したといえるのか?企業として公演再開ありきで物事を進め、根本的な問題の解決をしたとは外部からは見えない》《宙組の謝罪拒否している方々は..まだまだ舞台に出ては行けないと思いますが…遺族と和解したくない方々ですし..社会的にまだまだ..許されていないと思いますが..そう思うのは私だけでしょうか…》《イジメの張本人が謝罪もしてない状況で再開するのは世の中の理解は得られないのではないでしょうか。やはり常識の通用しない組織なのでしょうね》《結局加害者は文書による謝罪をしたのみで何の罰も受けていない。名前も出さない。どんだけ隠蔽体質?これで解決なわきゃないでしょ》
2024年04月15日自身の専属通訳だった水原一平容疑者(39)が違法賭博疑惑によって、「ロサンゼルス・ドジャース」を電撃解雇された大谷翔平選手(29)。4月12日に捜査当局が開いた会見では’21年11月から今年1月にかけて、水原容疑者によって自身の口座から無断で1600万ドル以上、日本円で24億4800万円以上を不正に送金されていたことが判明した。捜査当局によると水原容疑者は、大谷の銀行口座の連絡先を自身の電話番号と関連するメールアドレスにひも付くように変更した疑いがあり、大谷だと偽って銀行に電話をかけて、大谷の銀行口座から送金を試みたこともあったという。この口座は主にMLBからの給与受け取りに使用されており、代理人らに対して水原容疑者は大谷が口座について「プライベート」なもので管理されるのを嫌がっていると虚偽の説明をしていたという。公私にわたる盟友に裏切られた大谷に対して、SNSでは同情する声が後を絶たない。そんななか苦言を呈したのがホリエモンこと実業家の堀江貴文氏(51)。4月13日、自身のYouTubeチャンネルに動画をアップした堀江氏。24億円以上も不正送金されていたにも関わらず気づかなかったという大谷に対して、「僕もさすがにそこまで、税理士でも何でもそうですけど、 自分の銀行口座……。いくらお金に興味ないって言ってもですね、さすがにそこまで見ないで任せっきりになってるっていうのは、ちょっとビックリだったです。それぐらいはしたほうがいいかなと思いました」とコメント。続けて「いや、もしね、 銀行口座1ヵ月でも2ヵ月でも1回、自分の銀行口座チェックしてれば、ねぇ?一平さんもお金を盗むことは多分なかったと思うんで。そこはちょっと任せっきりというか、あまりにも気にしなさすぎなのかなっていう気もしなくもないです」と述べた。また「こういうこと言うと、『日本の大スター大谷に対して失礼だ』とか『お前と違って金の亡者じゃねえんだ』とか言われるかもしれないですけど、『さすがにそれぐらいはチェックしようよ』って思いました」と念押しした。加えて、米国の司法取引や保釈の手続き、刑務所の日本との差について解説。「日本のですね、この古びたというか、古くさい、人権無視のですね、司法制度を改革してほしいなというふうには思いました」と結んだ。しかし、堀江氏の発言に反発の声も多々あるようだ。3月21日の動画で、堀江氏は「想像でしかない」と前置きしたうえで「水原一平さんのギャンブルでの借金を肩代わりすることに、大谷さんは同意をしていた可能性が高い」「もしかしたら本当に選手生命の危機になってしまう可能性も出てきている」と語っていた。そのため、4月13日の動画のコメント欄には《とりあえず謝罪はしようか》《他人に謝罪すらできない大人が人の口座管理にケチつけてると聞いて》との声が相次いで寄せられた。このような声に対し、堀江氏は、Xで《水原一平の銀行詐欺の件についての動画上げたらまたコメ欄が炎上してんな。こういう奴らがうざいから日本のマスコミはまともな事言えないんだろうなぁ。。》とコメントしている。
2024年04月15日《happy birthday》4月14日、木村拓哉(51)がInstagramのストーリーズを更新。冒頭のように綴り誕生日を祝った相手は、妻の工藤静香(54)だった。この日、54歳の誕生日を迎えた静香。木村は、いちごのパフェ越しに微笑む静香の写真を投稿し、誕生日を祝福したのだ。「娘のCocomiさん(22)やKoki,さん(21)が夫婦のツーショットをSNS等に投稿したことはありましたが、木村さん自ら静香さんの写真を公開したことはほとんどありません。20年の静香さんの誕生日、中国版SNS『微博(ウェイボー)』に木村さんが静香さんの頬を背後からつまんで微笑むツーショットを投稿しましたが、それ以来だとみられます」(スポーツ紙記者)00年に結婚して以来、本人たちはほとんど公にしてこなかった木村&静香の結婚生活。今回はツーショットではなかったものの、珍しいプライベートショットにSNS上では《ちょっと!貴重すぎない、、、キムタクがあの写真!!!!スクショした、、愛妻家なキムタクも最高、、、》などと衝撃を受ける声が続出した。STARTO ENTERTAINMENTでは、今年に入り結婚するタレントが続出。3月13日には、NEWSの小山慶一郎(39)がAAAの宇野実彩子(37)と結婚したことを発表した。「小山さんは結婚を発表した翌日の14日、レギュラー出演している情報バラエティ番組『よんチャンTV』(MBS)の生放送に登場。金屏風や花が置かれた“記者会見風”のセットが用意され、小山さんが結婚後の思いなどを語りました。さらにこの日の生放送で小山さんは左手薬指に指輪をしており、ファンを驚かせました」(前出・スポーツ紙記者)男性アイドルも、「結婚生活を必要以上に隠さなくなった」とある芸能関係者は指摘する。「旧ジャニーズ事務所のタレントたちは女性ファンが多いだけに、これまでは結婚しても自ら結婚の話題には触れなかったり、公の場では結婚指輪を外したりと気に掛ける場合がほとんどでした。しかし、旧ジャニーズ事務所からSTARTO ENTERTAINMENTへと社名が変更となり、エージェント契約を選択することもできるため、今までより“個人”が尊重される環境になったはずです。必ずしも結婚生活をひた隠しにすることはなく、“話したいことを話す”“投稿したいものを投稿する”と自由度がますます高くなっていくのではないでしょうか」4月10日に本格始動したSTARTO社。これまではみられなかった私生活の様子が垣間見られるようになるかもしれない。
2024年04月15日「いくよー!」「まだまだ!」4月13日、こう言って飛び跳ねながら、情熱的にバイオリンを演奏したのは末延麻裕子さん(37)。地元・山口県の『熱血テレビサタデー』(KRY山口放送)にゲスト出演し、スタジオで生演奏を披露した。冒頭の煽り文句でスタジオのボルテージは最高潮に。ライブさながらの盛り上がりで演奏は幕を閉じた。’23年8月に羽生結弦(29)と結婚し、その105日後に離婚した彼女は、’22年秋ごろから結婚にむけて音楽活動を引退していた。「今回出演した『熱血テレビ』は、末延さんが数年間テーマソングを担当していた、縁の深い番組です。冒頭で司会者の方が『まずは末延さん、おかえりなさい!』『いつでもいいますよ、おかえりなさい!』と嬉しそうに出迎えていました。末延さんもすごく喜んでいる様子でしたよ。グルメのVTRを見て、『すごいお腹がすいてきました~』とコミカルにコメントする箇所もありましたが、今回は“音楽活動再開”を果たした末延さんへのインタビューが主題だったようです」(テレビ局関係者)■インスタグラムに必ず《smile》と書くワケは……まずは、活動を再開してからのライブを振り返ることに。友近(50)扮する水谷千重子さんとの共演について、末延さんはこうコメント。「千重子先生とはステージで演奏するときにアイコンタクトをするんですね。目が合ったときに、今日先生こういう感じなのかな、今日はこういう気分で歌ってらっしゃるのかなというのを、音を通じて。先生は声で、そこに歌詞が乗っかってきて、というところにバイオリンが入っていく。同じフレーズでも今日はこの指で引いたほうがもっともっと先生の感情に近づくんじゃないか、というのを瞬時に判断して変えていくのがとっても楽しいですよね」そして、バイオリニストとしての原点を辿るVTRが流れた。「’18年、母校の小学校を訪れた末延さん。子どもたちの合奏を聞き、“みんなすっごく上手だったんだけど、ちょっと、せっかくの可愛いお顔とかっこいいお顔が台無しな感じ!”と声をかけ、笑顔の練習をしよう!と提案していました」(前出・テレビ局関係者)なによりも笑顔を大切にしているという末延さんは、インスタグラムに投稿する文章も必ず《今日も空を見上げてsmile》で締めている。その意図を聞かれ、次のように答えていた。「日々、やっぱり笑顔で過ごすことってすごい大切だと思うし、笑顔になれないときがあってもいいと思うんです。ちょっと自分の気持ちと向き合ったり。でも進むとか、なんていうんだろう、心を決めたら、笑顔で!そういうルーティーンを作って、今日は笑顔になれないかもって思っても、空を見上げて笑顔になるっていう習慣をつければ、ちょっと楽になるかも」終盤には、“末延さんにとっても色んなことと向き合って、乗り越えていかなきゃいけないこともたくさんあったかと思う”“どんな気持ちで音楽と向き合っていくのでしょうか”と、少し突っ込んだ質問もあったが「バイオリンって言葉がない楽器なので、音を通じて会話をしているというのがすごい、楽しいなと改めて思いました」と堂々と語っていた。全編を通して、明るく本音を話す末延さんに対し、SNS上ではこんな声が上がっていた。《末延麻裕子さん久しぶりやけど相変わらずきれいな人やなめっちゃ楽しそうにバイオリン弾いとったええやん》《初めて喋ってる動画を見たけどとてもしっかり、簡潔に話される方だし前向きに頑張ってらっしゃる様子》《お噂になった末延麻祐子さんが出ていらっしゃる。初めて拝見したけれど、とても素敵な方ね…》一層活躍する末延さんが見られることに期待したい。
2024年04月15日料理歴50年の料理愛好家で知られる平野レミさん。最愛の夫であるイラストレーター・和田誠さんを亡くされて5年が経つレミさんは、ご自身と同じような境遇の方に「料理を作る喜び、食べる楽しさを知って欲しい」と言う。そこで今回は毎日を楽しくする、ひとり分の自炊ごはんの極意を聞いた。――自炊ごはんを作るときに心がけていることはありますか?平野レミ(以下・レミ)ひとり分作るのはね、材料費が高くつくの。だから私は3、4人分作っといて冷蔵庫や冷凍庫に入れて、ひとり分ずつチンして食べることもあります。だからみんなの自炊を応援したくて『平野レミの自炊ごはん』という本を出したのよ~笑。――自炊ごはんの良さはどんなところですか?レミ早くできる、調味料も少ない、材料も少ない、でも美味しい。自分でお料理作って自信がつくとね、よその料理なんて食べられなくなるのよ。お茶一杯だって自分で急須に葉っぱ入れて熱湯を注いでいれたお茶と、買ってきたお茶では全然違うし。その幸せ感を知っちゃったらね、自炊が最高に思える。――時間がないときやズボラな気分のときに最適な自炊ごはんは?レミエノキ料理。エノキの堅いところを取っちゃってね。フライパンにバターひいてエノキを広げてべたっと押しながら焼くだけ。それでポン酢つけて食べたら凄くうまい!それぐらい簡単なのでも料理になるのよ。――体調を改善させたいときに作るメニューは?レミリコピン鍋がいいんじゃない?トマトやにんにく、鶏もも肉、玉ねぎとかいっぱい入ってるから栄養が取れる。最後の〆にお餅を入れ和風とイタリアンの合体……。うどん入れても美味しいしね。――鍋なんで消化もよくて体に優しいですよね。レミそう。一人暮らしの方だと自分の体は誰も守ってくれないから自分で守らないと。死ぬのも怖いし病気になるのもいやじゃない。自分が与えられた肉体を大事にしなかったらもったいないよね。だから健康に気づかって栄養をしっかり取る。――自分へのご褒美や機嫌を取りたいときに作る料理は?レミ北京ダックじゃなくて『北京豚(トン)』。北京ダックってアヒルの皮をくるんで食べるじゃない。私はその皮の代わりに豚バラでやるの。北京ダックの何が美味しいかというと自家製のタレなのよ。そのタレを私がいろんなものを入れて作ったんだけど湯がいた豚バラに私のタレをつけて食べると本格的な中華味でホントに美味しいのよ。――北京ダックを包む皮を春巻きの皮にしたことで料理作りが一気に簡単になりますよね。レミ北京ダックを包む白い皮はカオヤーピンていうんだけど、私の北京豚(トン)は春巻きの皮でやるの。今から30年ぐらい前にカオヤーピンなんてその辺に売ってないし「春巻きの皮でできないかな」と思って。それで春巻き屋さんの工場に「春巻きの皮って生で食べれますか」って電話したら「生で食べれます」って。「ほんと!?嬉しい!」ってなって。それから私は春巻きの皮で代用してどんどんやるようになって。そしたら今、パッケージに「生で食べれます」って書いてあるのよ~(笑)。――春巻きの皮はカオヤーピンの味に似てるんですか?レミそっくりよ。豚肉じゃなくて鶏肉でもやったりするんだけど、アヒルじゃなくて鶏肉でペテンにかけちゃうから北京ダックじゃなくて「ペテンダック」ね(笑)。――うまいですね。外食したときに美味しかった料理を参考にするそうですが。レミそう。箸袋あるじゃない。店員さんに「えんぴつ貸してください!」って…箸袋にアイデアを書いてポッケにいれる。――調味料や具材とか料理に何が入っているかなど、お店の人に聞いたりするんですか。レミ食べて美味しいときには厨房まで行って「これ誰が作ったの?」って。でも教えてくれないときもある。――食べただけで何が入っているか分かるものなんですか?レミ年をとるとだんだん分かってくる。海外に行ってさ「美味しかったな」と思うと、時差ボケもお構いなしに空港からすぐにスーパーに直行して、食材を買ってベロが忘れないうちに作っちゃうね。――レミさんの新作料理を最初に食べるのは和田さんだったそうですが、その和田さんがお亡くなりになって5年が経ちます。現在はどのような心境ですか?レミ和田さんがいなくなっちゃって今まで私の気持ちは「宙ぶらりんでフラフラフラフラ私ひとりひとり」って思ってたんだけど、今朝5時頃に目が覚めてさ、手元にあった出たばっかりの和田さんの復刊した本『わたくし大画報』を読んでいたの。ふだんなら全然読まないのに。そうしたら私のことがいっぱい出て来て、和田さんに会ってる気がして。本を読んで「ここに和田さんがいた!」って思えたの。――和田さんとの思い出がよみがえって来たんですね。レミそう。生前にね、和田さんの展覧会があったの。そのとき作品のタイトルに「知らぬがイム」って書いてあったから私が和田さんに「ガイムってなんのこと?」って聞いたの。そしたら和田さんが、みんなを集めて「レミがこれを『知らぬがイム』って言ったよ」って大笑いされて。「知らぬがイム」って何かというと「知らぬが仏」だったの(笑)。和田さんはいつも私のことを面白がってたみたい。――レミさんのように日々の生活を明るく元気に過ごすにはどうすればいいか読者になにかアドバイスをいただけますか?レミ食事で栄養をとって自分が元気だと気持ちが前向きになる。だから五大栄養素の炭水化物とかミネラルとかたんぱく質とか「ちゃんととってるかな?」と思って過ごす。「今日ちょっとたんぱく質がたんないな」と思ったら納豆食べるとかさ。体が元気だったらどんどん楽しくなる。前向きな気持ちは体から来ると思うのよね。だから絶対に元気じゃないとダメ!レミさんの新著には、時短、簡単、だけどすこぶるおいしい自炊料理がたくさん。毎日の食事を「一人ごはんは楽しい!」にきっと変えてくれるだろう。(取材:インタビューマン山下)
2024年04月15日4月14日、木村拓哉(51)がInstagramのストーリーズを更新。妻の工藤静香(54)の誕生日を祝福した。この日、54歳の誕生日を迎えた静香。長女のCocomi(22)はInstagramに静香とのツーショットを載せ、《本日の主役の人》《どこまでもギャルのままいっちゃって下さいな》とメッセージ。次女のKoki,(21)も、子ども時代に撮影された静香とのツーショットを投稿。《いつも支えてくれてありがとういつも沢山の愛情を注いでくれてありがとういつも優しさで包んでくれてありがとう》とコメントを添えた。そんななか、注目されたのは木村のストーリーズ。いちごのパフェ越しに、伏し目で微笑む静香を撮影した写真を投稿したのだ。《happy birthday》と祝福のメッセージも添えられており、プライベートでの写真とみられる。「CocomiさんやKoki,さんが両親のツーショットをSNS等に投稿することはこれまでにもたびたびありました。しかし木村さん自身が静香さんの写真を公開したことは非常に珍しく、20年4月に中国版SNSの「微博(ウェイボー)」に静香さんの誕生日を祝うメッセージを投稿して以来とみられます。このとき公開されたのは、静香さんの頬を木村さんが背後からつまみながら微笑むというラブラブショットでした」(スポーツ紙記者)昨年11月13日の木村の51歳の誕生日にも静香は《Happy Birth Day》とストーリーズに投稿したが、その際はかすみ草の写真のみ。木村本人の写真は投稿されなかった。夫婦の様子が垣間見られる貴重な写真に、SNSでは驚きの声が続出している。《キムタクめっちゃ工藤静香のこと好きで理想の旦那さんすぎる無理かっこいいそんではっきり写ってないのに工藤静香かわええ》《しーちゃん好きなんだけどキムタクといる時の工藤静香ってもっと綺麗に見えるんだよなぁ。いつまでも仲良し》《キムタクのストーリーキュンとした奥さんのこと大好きなんだなぁ。素敵すぎて》
2024年04月15日厚生労働省は3月28日に、「社会保障審議会」(厚生労働大臣の諮問機関)の企業年金・個人年金部会で議論されているiDeCo(個人型確定拠出年金)の加入年齢を現行の65歳未満から70歳未満に引き上げることを論点として明記した。シニアのお金に詳しいファイナンシャルプランナーの深田晶恵さんが解説する。「iDeCoは、個人が任意で加入し、自分で掛け金を出して、投資信託や定期預金などで運用する私的年金制度のひとつ。掛け金を出せる加入年齢が2022年5月の法改正で65歳までになりました。ところが、総務省の労働力調査で、65~69歳の就業率が2023年に52%に達したこともあり、国はiDeCoの加入年齢をさらに70歳未満に引き上げる方向で今年中に改正案をまとめ、2025年の通常国会での法案提出を目指しています」■3つの節税メリットで資産を増やすすでに厚生年金の加入期間は70歳まで、さらに年金の3階部分といわれる企業型DC(企業型確定拠出年金)とDB(確定給付企業年金)は70歳までとなっているので、iDeCoもそれに合わせられる形だ。そもそもiDeCoとはどのような制度なのだろうか。「iDeCoは“自分の年金作り”のために国が仕組みを作ったもの。ひと言でいうなら“老後のためにお金を貯めると、税金が安くなる制度”です。国の年金だけでは足りない老後資金を“税金メリット”のある仕組みを使って積み立てていくことができます。節税効果としては、毎月の掛け金の分が所得税と住民税の控除の対象になるため税金が少なくなり手取りが増えること。さらに運用で増えた分にも税金がかからないこと。そして受け取り時にも税制の優遇措置もあります」(深田さん、以下同)つまり3つの節税メリットを受けることができるのだ。iDeCoの節税効果を年収別、掛け金別、扶養家族の有無別に深田さんに試算してもらった(表1参照)。掛け金と所得が多くなるほど節税額も増えていくのがわかる。「掛け金の上限は職業などによって異なり、自営業は国民年金基金の掛け金などと合わせて6万8000円。企業年金がない会社員と専業主婦は2万3000円が上限。勤務先の企業型DCに加入している会社員は2万円、公務員やDBに加入している社員は、現在の1万2000円から2024年12月から2万円に引き上げられます」iDeCoを利用する、しないは自由で、掛け金は毎月5000円から1000円単位で設定でき、運用して増えた資産を60?75歳までの間に受け取ることができる。「iDeCoは10年間の積立期間がないと60歳から資産を引き出すことができないため50歳以降の人にはあまり勧められませんでした。ところが加入年齢が拡大されることにより、50歳を超えている人でも10年以上の長期運用が可能になりました」■70歳まで働く時代に節税効果を活用しよう現在、320万人が加入しているというiDeCo。50代以降でもメリットが出てきたことは確かだが、注意も必要だ。「おもに対象になるのは、60歳以降も再雇用で働いて厚生年金に加入している会社員や公務員です。iDeCoは、公的年金に上乗せする私的年金のひとつ。つまり公的年金にひもづいている制度です。自営業など第1号被保険者や専業主婦などの第3号被保険者は60歳になると国民年金被保険者ではなくなるので60歳以降はiDeCoに加入できません。ただし、学生時代に免除申請していたり、未払い期間があったりした人は、65歳まで国民年金に任意加入できるので、その間はiDeCoに加入できます。またパート主婦でも“収入の壁”を越えて勤め先の厚生年金に加入すればiDeCoへの加入も可能。ただし年収によっては節税効果がなくなる場合もあります」企業に65歳までの雇用が義務付けられたことによって、60歳で定年退職しても、再雇用で65歳まで働く働き方があたり前になった。現在、65~70歳までの雇用は努力義務になっているが、いずれこちらも義務化される可能性は高い。さらに、雇用義務年齢の引き上げに伴い現在65歳となっている公的年金の受給開始年齢も引き上げられる可能性も指摘されている。いずれにせよ、今の50代の人は70歳まで働く可能性を念頭においておくべきだという。そこで、配偶者を扶養している50歳の会社員が、iDeCoを利用して毎月2万円の掛け金で20年間、積立投資(年利3%で運用できたと仮定)をした場合をシミュレーションしてみた。50~59歳は年収600万円、60歳からは再雇用で年収が300万円になるとした。注目は節税効果だ。50~59歳は累計48万5000円、60~69歳は累計36万2000円と、20年で84万7000円も税金が安くなることに。さらに、20年間の運用益は176万6000円。節税分を投資や貯蓄に回していれば、合計261万3000円も老後資金が増えることになる。「節税分で、所得税については年末調節に上乗せされて戻って来ます。住民税は、翌年5月から毎月給与天引きされる税額が安くなる仕組み。この節税分はうっかりしていると浪費してしまいがち。節税額早見表を見て、手取りが増えた分は将来のために貯めたり、投資することが大切です」■長期で積み立てると、リスク軽減にiDeCoには、大きく分けると定期預金や保険などの「元本確保型」と投資商品である「投資信託」がある。「元本確保型は、低金利の現状では利回りはゼロに近く、掛け金以上の資産を増やすことは難しい。投資家から集めた資金でプロが投資・運用する投資信託がおすすめ。投資は怖いと敬遠している人もいます。たしかに景気の落ち込みなどにより一時的に元本割れしてしまう可能性がある投資信託ですが、iDeCoのように長期で積み立てた場合は、そのリスクは軽減されるといわれています」iDeCoで老後資金の不安を解消しようと思う人は、まずは金融機関を選び、加入することからスタートする。「iDeCoと銀行の積立預金が大きく違うのは手数料がかかること。その手数料には『加入時に払う』ものと『毎月払う』ものがあります。加入時に払う手数料は、国民年金基金連合会に払う2829円でどこの金融機関でも変わりません。差がつくのは、毎月払う口座管理手数料。毎月171円の共通の手数料に加えて金融機関に支払う口座管理料があり、ゼロ円から500円以上のところまであります。iDeCoは長期的に運用するため、月に数百円の差でも、積み重なれば大きく影響します。口座管理料が安い金融機関を選ぶことが大事なポイントです」iDeCoの加入年齢の拡大を機に、老後の資産形成を見直してみよう。
2024年04月15日「数々の番組を手掛けたプロデューサーのお別れの会とあって、会場は同窓会のような雰囲気でもありました。吉﨑さんが多くの人に慕われていたことが改めてわかりましたね」(制作関係者)今年1月に亡くなったTBSの元プロデューサー・吉﨑隆さん(享年67)の「お別れの会」が、4月10日に都内で開かれた。吉﨑さんは『サンデーモーニング』『みのもんたの朝ズバッ!』『news23』をはじめ、多くの報道番組や情報番組に携わった敏腕プロデューサーだった。「すっかりおなじみになった『サンモニ』のスポーツコーナーの『あっぱれ!』『喝!』という演出も吉﨑さんのアイデアです。また、『朝ズバッ!』を人気番組に育て上げたことにより、TBSにとって“不毛地帯”と言われていた平日朝の時間帯を盛り上げた功績が高く評価されています」(前出・制作関係者)150人ほどが出席したお別れの会には関口宏(80)、みのもんた(79)という“TBS朝の顔”だった大御所2人が姿を見せ、故人を偲んだ。そして、吉﨑さんとゆかりの深い芸能人がもう1人駆けつけていた。マツコ・デラックス(51)だ。会の途中で披露した弔辞では、“マツコ節”が全開に。「吉﨑さんについて『こんなオカマをテレビのど真ん中に引っ張り込んだ張本人』と語りました。『MXで自由に勝手にやっていたのに、こんなところに出されて迷惑しているのよ』とまくしたてると、会場がドッと沸きました。さらに、仕事熱心で発想豊かな吉﨑さんのことを“常軌を逸した人”のことを意味する“放送禁止用語”で呼び、それを連発したのです。スピーチからは吉﨑さんとマツコさんの強い信頼関係がうかがえました。出席したご遺族にも『アンタたちのお父さんはねぇ~』と語りかけ、笑いを誘っていましたね」(前出・制作関係者)■マツコにとって、吉﨑さんは“テレビ界の恩人”だ。「05年からTOKYO MXの『5時に夢中!』でコメンテーターを務めていたマツコさんを、キー局で初めてレギュラーに抜てきしたのが吉﨑さんでした。お昼の情報番組『ピンポン!』の金曜コメンテーターに起用したのです。出演にあたってマツコさんが提示した条件は『ギャラは安くてもかまわないから、衣装だけは毎週用意してちょうだい』というものだったそうです」(スポーツ紙記者)このときのオファーについて、マツコは雑誌のインタビューで次のように振り返っている。《私は気を遣えないわけじゃないんですけど、わかっていても暴言を吐いてしまう人間なので(笑)、お昼のワイドショーなんてやれるわけないと思って<略>ただ、私のような人間を出すって言う危険を冒すのはすごいと思って、週一回のコメンテーターだったら心意気に応えましょうと》(『週刊文春』‘10年9月9日号)歯に衣着せぬコメントは全国ネットでも好評を博したのだった。その後、飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍の場を広げていったマツコは、いまやテレビ界に欠かせない存在に。『マツコの知らない世界』(TBS系)『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)をはじめ、現在のレギュラー番組は5本を数える。そのポテンシャルにいち早く注目していたのが吉﨑さんだったのだ。マツコはスピーチの中で、次のような秘話も明かしたという。「ある日、(吉﨑さんに)そば屋に呼び出されて。深刻な顔で相談があるっていうから、何かと思ったら“マツコを『news23』のキャスターにしようと思っている”って(笑)。なに言ってんだコイツは、と。もちろん断ったし実現しなかったけれど、本当にやろうとしていた節があるのよ。ヘタしたら私が(現在出演している)トラウデン直美の代わりに出ていたかも」なんと“報道のTBS”の看板番組に起用するという構想もあったというのだ。このときの吉﨑さんの仰天オファーについても、マツコは前出の“放送禁止用語”を叫びながら振り返っていたそうだ。「吉﨑さんはTBSを定年退職する数年前に事故に遭い、後遺症のため車いす生活を送っていました。マツコさんはそんな吉﨑さんを励まそうと、退職時に『吉﨑さんを送る会』を率先して企画したのです。その後もお見舞いに行くなど、交流が続いていたと聞いています」(前出・スポーツ紙記者)“○禁ワード満載の弔辞”も、故人を明るく送ろうというマツコ流の心遣いだったのだろう。「スピーチの最中、マツコさんが常にご遺族と目線を合わせて語りかけていたのが印象的でした。故人への思いにあふれたエピソードに、ご遺族の方は笑いながら時折涙も見せていました」(前出・制作関係者)お別れの会が終了するころ、マツコはこう言い放ったという。「もうテレビはおもしろくないから、YouTubeでもやろうかしら……」前出の制作関係者は、この発言について次のように語る。「優秀なテレビマンを失ってしまったことからくる、テレビ界への危機感もあるのでしょう。マツコさんほどテレビを愛している人はいませんから。それでも、テレビをおもしろくしたい、という強い思いに変わりはないはずです」恩人に導かれたテレビの世界で、マツコの毒舌はまだまださえわたっていくに違いない。
2024年04月15日4月14日にスタートする新ドラマ『アンチヒーロー』(TBS系)。主演の長谷川博己(47)の脇を固めるのは、北村匠海(26)、堀田真由(26)ら人気俳優陣。なかでも特に目を引くのは、日曜劇場初出演となった狂言師・野村萬斎(58)だ。殺人犯をも無罪にしてしまう弁護士を主人公に、司法の世界を描く本作。萬斎は東京地検トップの検事正を演じる。萬斎は出演にあたって、《連続ドラマは、毎話毎話放送後に視聴者の皆さんの反応を肌で感じることができるので、そのリアルな反応も今から非常にワクワクしております》と意気込んでいた。しかし、その胸中には複雑な思いがあるようで――。「愛娘でTBSアナウンサーの野村彩也子アナ(26)のことが気がかりなようです。萬斎さんは、長男である裕基さん(24)とは狂言の師弟関係であることから厳格に接してきたいっぽうで、彩也子アナのことは溺愛してきたそうです。彩也子アナの出演番組を見ては、話し方だけでなく目線の配り方などにもアドバイスをしていたというほどです」こう語るのは制作関係者。20年にTBSに入社した彩也子アナ。入社1年目から『あさチャン!』や『ひるおび』など人気番組を担当した。「2年目にはテレビ・ラジオ合わせて10本ものレギュラー番組を抱えていました。人当たりがよくスタッフ受けも抜群。将来を嘱望された存在だったのですが……」(前出・制作関係者)昨年8月にSNSの更新がストップ。昨秋までには担当番組がゼロになった。「というのも、彩也子アナは遅刻が多く、番組関係者を困らせていたようです。早朝の『THE TIME’』出演時には、生放送の終了間際まで出社してこないことが何度もあったそうです。局のイベントをドタキャンしたこともあったといいます」(TBS関係者)こうした遅刻癖が影響したのか、アナウンス部から人事部へと部署異動したとも報じられていた彩也子アナ。表舞台に現れることなく半年ほどが経過したが、4月12日、TBSは彩也子アナについて《過労のため休養中》《現在、医師の指導のもと復職に取り組んでいる》と発表した。彩也子アナを強く案じているという萬斎だが、ある“夢”が儚く散ることに。「日曜劇場への出演が決まった当初から、萬斎さんは彩也子アナと番宣等で共演できることを非常に楽しみにしていたといいます。ところが、この時期まで彩也子アナの復帰は叶わず、念願の親子共演は先延ばしになりそうです」(前出・制作関係者)不在の彩也子アナの分まで、萬斎は日曜劇場でTBSを盛り上げるだろう。
2024年04月14日26年度から国民生活に欠かせない「指定野菜」に“昇格”するブロッコリー。’74年にジャガイモが指定されて以来、約半世紀ぶりの追加だ。農林水産省によればブロッコリーは出荷量が10年で3割増えており、需要が高まっている。森のようなドーム状部分の「花蕾(からい)」を使ったレシピも多いが、Xでは「茎の部分」がにわかに話題になっている。きっかけは、とあるユーザーの投稿。ブロッコリーの茎の部分は捨てているといい、さらにその大きさにも疑問を抱いていた。Xでは「ブロッコリーの茎」がトレンド入りし、《茎おいしいのどころか食べられることすら知らなかった…そのせいで買うのを避けてたまであったのに》と共感する声が。だがいっぽうで《え!捨てないで!茎めっちゃ美味しいよ!》《そこを捨てるなんて勿体無い》と、好んで食べているというコメントが目立っていた。また《ブロッコリーの茎の方が栄養あるから食べてる》と、栄養価の高さを評価する声もあった。そこで本誌は、管理栄養士の森下久美子さんに話を聞いた(以下、カッコ内は森下さん)。「野菜や穀類、魚にしても、実は食べられる部分を多く捨ててしまっていることがあるかもしれません。食物は全体でひとつの命であり、それを丸ごと余すことなく食べることで栄養価もアップしますし、エコにもつながります。もちろん例外もあり、食べられない部分というのはあります。ブロッコリーに関しては、ぜひ花蕾と茎の部分どちらも食べていただきたいですね」■ブロッコリーの花蕾と茎では多く含まれる栄養素も異なる森下さんによれば、ブロッコリー全体には、強力な抗酸化作用、代謝を助けたり、免疫機能を維持するなど豊富な栄養素があるとのこと。ビタミンC、ビタミンK、葉酸(ビタミンB9)、ビタミンB6、食物繊維、カリウム、β-カロテン、ビタミンE、スルフォラファン、タンパク質などだ。とはいえ花蕾と茎では、それぞれに多く含まれる栄養素は異なるという。「ブロッコリーの茎と花蕾は、それぞれに高い栄養素があります。密度が高い茎の方に多く含まれる栄養素は、ビタミンC、食物繊維、カリウムなどです。ビタミンCは強力な抗酸化ビタミンで、免疫システムを支え、肌の健康を保つためにも必要な栄養素です。食物繊維は外側の硬い皮を剥いた場合でも、花蕾部分と比較して多いまたは同等の量を保つとされています。皮そのものにも食物繊維を多く含むため、皮を剥いだ後でも内部の茎には食物繊維が十分あります。カリウムも花蕾よりも少し多く含まれており、心臓の健康を保ち、血圧を正常に保つのに役立つ栄養素です」では栄養を取りこぼさずに食べるには、どのような調理方法が良いだろうか?「おススメは、蒸し調理(電子レンジで加熱も含む)です。ビタミンCやビタミンB群は水溶性なため、水での茹で調理では溶け出してしまいます。蒸し調理はこれらのビタミンが水に流れ出るのを最小限にし、食材内に閉じ込めることができます。また食材の色を鮮やかに保ち、食感も良好に保つことができます。特にブロッコリーのような緑黄色野菜において、見た目の魅力を保つ上でも効果的です。茹でて調理する場合は、ブロッコリーが完全に水に浸かるため、ビタミンCやビタミンB群が水に溶け出しやすくなります。ですので、茹で汁ごと生かせるスープなどもおススメです。他にも油と一緒に炒めて調理することで、脂溶性ビタミン(ビタミンA、D、E、K、βカロテンなど)の吸収が向上します」他にも茎のピクルスやきんぴら、花の形に飾り切りするなど、さまざまに工夫できそうだ。また茎を細かく刻み、米の代用にした「ブロッコリーライス」もおススメだという。アメリカでブームになり、日本でも商品化されている。「ブロッコリーの茎の外側の皮は非常に硬いため、食感を良くするためには皮をむくことが一般的です。キッチンピーラーや小さなナイフを使って、外側の硬い皮を薄く剥くと良いでしょう。口当たりの悪さと苦味が減って、食べやすくなりますよ。皮をむかない場合は、茎を非常に薄くスライスするか、細かく切ってみてください。またブロッコリーには、茎をメインで食べる品種もあります。若い茎の先に花蕾があるスティックタイプの細長い野菜で、『スティックセニョール』や『茎ブロッコリー』、『ブロッコリーステム』と呼ばれています。それほどに茎を捨てずに食べることは、一般的だと考えても差し支えないでしょう」新生活が始まり、なかには自炊を始めたという人もいるだろう。ブロッコリーの茎も様々な調理方法で、美味しく食べてみよう!
2024年04月14日自宅で家族が亡くなった場合、警察に連絡すると事件性もないのに死因の調査や搬送、保管料で10万円も取られる……。このような内容がXに投稿されたところ、《悪質なデマ》《鵜呑みにしてはいけない》などと多くの批判に晒された。投稿は現在削除されている。ところが、問題の投稿を巡り、《神奈川県警だけは話が別》《保管料の名目で賄賂をもらってた神奈川県警に当たった説》などの投稿が相次ぎ、神奈川県警で過去に発覚した”遺体の運搬を巡る収賄事件”を引き合いに、事実の可能性もあるとして話題になっている。神奈川県警の収賄事件とは、’21年に知人の妻らが経営する葬儀会社を遺族に勧めた見返りに現金などを受け取ったとして、警部補らが逮捕された事件のこと。変死体を警察署などに搬送する際、全国で神奈川県警だけが公用車を使わず、慣例的に遺族が自ら葬儀会社に連絡し、数万~十数万円の搬送費用を負担していたという。当時の「毎日新聞」の報道によると、神奈川県では公用車の稼働率が低く、遺族負担の慣例化を招き、県警と葬儀会社の癒着構造を維持する役割を果たした可能性があると指摘されていた。こうした事態を受け、神奈川県警は公用車を追加で購入し、全54署に配備すると報じられていた。そこで神奈川県警に、遺体の運搬費用の遺族負担について聞いた。まずは警察が遺体を運搬するケースについて、一課の刑事は次のように解説する。「一般論としてですが、お亡くなりになった方がいる場合、119番で救急車を呼ぶなどして、亡くなった原因がわかればお医者さんに死亡診断書を書いてもらえます。その場合、警察が関与することはまずないです。しかし、例えば、ご自宅で亡くなった状態で時間が経っていてもう病院に運べる状態じゃないような場合は、警察が呼ばれることもあります。警察が取り扱うことになった場合、ご遺体にお怪我がないかなどもしっかり観察した上で、 発見者などいろんな人にお話を聞いて、事件性があるかないかを判断するために警察の施設にお運びします」その上で、運搬、保管の費用については次のように話す。「警察が神奈川県警の用意した公用車などでお運びする際に、お金を取ることはありません。捜査のために保管しておく間も、警察が保管料を取ることはありません。過去にうちの職員で不届き者がいたことは事実ですが、現在は54の全署で代用車含め専用の車が配備されているので、保管料や運搬料が取られることはありません。そもそも、警察は一切お金を取りません。以前に神奈川県警で一般の会社に運搬をお願いしていたという状況はありましたが、現在はそうしたことはありません。ご遺族の方が知っている業者さんにどうしても依頼したいなどの希望があれば、そこにお金が生じることはあるかもしれませんが、今も昔も警察から請求がいくことは一切ありません」なお、解剖にかかる費用については神奈川県警のWEBサイトによると《警察の判断により行う解剖に要する費用は、公費で負担されます。医師の判断によりご遺族の承諾を得て行う解剖に要する費用は、ご遺族の負担となります》と記されている。躊躇わず、必要な機関に通報しよう。
2024年04月14日ドラマ『エルピス』での暴言セクハラプロデューサー、朝ドラ『ブギウギ』での「アホのおっちゃん」、そして『虎に翼』でのヒロインの父・猪爪直言。数々の個性的な役を演じてきた岡部たかし(51)の俳優人生がアラフィフで大きな花を咲かせたのには、人生の節目節目で応援してくれる、かけがえのない女性の影響があった――。就職した会社を辞め、地元・和歌山に戻った彼は、トラックの運転手や喫茶店などフリーターとして「自由な自分」を取り戻した。「運送業は、働いている先輩後輩も仲よくて職場が楽しくて。喫茶店は、母親が雇われ店長している店で、僕は名前を変えて、母と一緒に働いてました(笑)」良好な人間関係のもとでのフリーター生活は、楽しかったと同時に「これでいいんか?」と、思い始めた時代でもあったという。「やっぱり、和歌山から出たい気持ちはあったんです。ふんわりと“華やかな芸能界に行きたい”という感じやったんです」そんなとき、一人の女性が彼の背中を押してくれた。23歳のころから付き合い始めた5歳年上の美容師の彼女だった。「厳しい母とは真逆の女性で、僕を信じて受け入れてくれました。『和歌山、出たい』と、夢を語るだけで満足しちゃって、何も行動をしない、いちばんしょうもないパターンだった僕に、『そんなに東京行きたいなら、私も一緒に行く。やりたいこと、やったほうがええよ』と言ってくれたんですね。当時の僕にとって上京は、もう外国に旅立つ感覚でした。それでも『絶対、いけるよ』って背中を押してくれたんです」彼女の後押しにより、岡部は24歳で上京する。のちに妻となるこの女性は、まだ何者でもなかった彼の未来を「面白いから、絶対大丈夫!」と唯一信じてくれたのだ。’96年、上京した岡部は、柄本明が座長を務める「劇団東京乾電池」の研究生オーディションを受け、真っ白なスーツ姿で尾崎豊の『I LOVE YOU』を熱唱して合格。「芸能人にはなりたいけれど、どうしたらいいかわからない。ここは研究生の月謝が1万円ほどと安かったのが決め手でした」1年後、研究所の卒業公演。脚本・演出・主演を務めたが、筆が進まず、十二指腸潰瘍も患った。その舞台を見た彼女からは「やめたら?向いてないで」と厳しい言葉をかけられた。「僕、自分が書いたものが恥ずかしくて。舞台上で前をよう向かんかったうえ、どんどん自分から舞台の後ろに下がっていったんです」それでも正式に劇団員として認められ、うどん店・すし店の出前や居酒屋のバイトをしながら、芝居の道へ本格的に歩み出した。そして東京に一緒に来てくれた彼女と結婚。’00年、28歳で息子が誕生。同年、劇団を退団した。■「自分で道を切り開くのではなく、結局は他人任せの他力本願の人生」だが、当時の岡部はバイトが楽しくなりその仲間と遊んでばかり。「ホンマに東京に何しに来たん?」と、母親になった妻からそう言われても、「当時は『やってるよ!』と答えてはいたけれど、でもそれは“やってなかった”と今は思いますね。“何か”が見つかってへん感覚はありました。標準語もでけへんし、芝居も下手くそでした」厳しい母の庇護の下から外れた反動で、優しい妻に甘えすぎていたのかもしれないと振り返る。「おかんも奥さんも、僕のためになんでもしてくれて。自分で道を切り開くのではなく、結局は他人任せの他力本願。僕の人生、出会った人らに助けられてるんです」元ワハハ本舗の岩谷健司さんや、俳優・演出家の村松利史さん、またCMディレクター山内ケンジさん主宰の「城山羊の会」(’04年結成)と、現在にも続く芝居の仲間たちと出会ったのもこの時期だ。「面白いとは何か?」に取りつかれるように、岡部は脚本作り・芝居に没頭していった。「それまでの芝居は楽しい・軽い=面白いだけでしたが、このときは自分を突き詰めないといけなかった。それまで自分は、ずっと苦しみから逃げていただけやったと気づきました。芝居をやっていても誰にも褒められない。でもバイト先でなら『面白い!』と言ってもらえる。楽なほうへと逃げていたんです」岡部が大切にしている、作家・町田康の言葉がある。《面白いことはただ面白さだけでそこにあるのではなく、悲しみや苦しみとともにそこにある》自らの家族との日常を脚本のネタにしたこともある。芝居へ精魂を注ぐ彼の舞台を観た妻は「むちゃくちゃ面白い!」と爆笑していたという。「自分のこともネタにされても『こんなに面白いのは世に出るべきやで!』と言ってくれた。それ以降は、ずっと『面白い』と言ってくれています」役者としての修業時代、着実に力をつけていくのと反比例するかのように、夫・父としての役割は遠く、薄くなっていった。「正月に『サイゼリヤ』にこもってネタを作っていたこともあります。それまでは途中でいろいろとやめてきた僕が、それでも芝居をやめなかったのは、苦しいけれど“面白い”からでした」幼子を抱え、美容師の仕事も休んでいた妻は和歌山の岡部の実家で暮らし、別居する時期もあった。妻は東京に戻っても、生活費を稼ぐためパートの日々。時給のよいラブホテルで勤務したことも。その間も夫は家に帰ってこない。岡部はこのころ「子供と過ごす時間はほとんどなかった」と呟く。やがて、息子が6歳になるとき、妻は一つの決断を下す。《離婚してください。子供の養育費はちゃんと払ってください》「33歳で息子を産み、当時は高齢出産といわれた時代でした。美容師の職もあるし、将来のことを考えて決めたんだと思います」妻と息子は、地元・和歌山へと帰っていった。30代半ばを迎えた岡部にも変化が訪れていた。警備員、テレホンアポインター、デリバリー業とバイトは続いていたが、芝居での新たな出会いを求め、小劇場のオーディションを受け続けるようになった。「落ちてもいいから以前と違うことをやりたい衝動にかられました」離婚したことで他力から自力へと“自立”したのかもしれない。芝居ではさらに“面白い”を追求するようになっていた。「喋るのが下手なので、飲みに行って相手に向かい『お前、おもろない!』と言いすぎて、ケンカになることもありました。30代は尖ってたんです(苦笑)」悩んでいた岡部は、城山羊の会で出会い名脇役として活躍していた女優の深浦加奈子さんの言葉に助けられることになる。あるとき、岡部は深浦さんに「自分は普通で、おもろないんです」と嘆くと「そんなことで悩んでいるの?」と一笑され、こう答えてくれたという。「『普通をちゃんとやりなさい。とがっているだけじゃ駄目だし、作ってやるもんでもない。あなたのままをちゃんとしたら面白い。普通をちゃんとできる人って、あまりいないんだから』と。作らんでいいということを言われましたね」彼女の助言によって岡部の旧来の考え方に風穴が開き、ようやく壁を乗り越えられるように──。深浦さんは’03年に結腸がんを患っており、’08年天国へと旅立った。■東日本大震災を機に元妻と会話。「ちゃんとやらなあかんねんな」その3年後、2011年3月11日、東日本大震災が発生した。彼の人生も新たな局面を迎えることになる。「気になって息子に電話したら元奥さんが電話に出たんです」岡部は離婚後、息子とは時折会ってはいたが、元妻との交流は一切途絶えていた。「だから、間違い電話をかけてしまったと思ったくらいです」受話器の向こうから元妻は「大丈夫?」とまず彼を気遣ってこう続けた。「離婚をして、養育費を払わなくなる人が多いのに、ずっと払ってくれてありがとう。感謝してる」役者だけでは食えずバイトを掛け持ちしながらも、岡部は離婚時の約束を守り、毎月、養育費を払い続けていた。元妻とは、久々の会話だった。「そんなん言うなら、ちょっと甘えて『来月から安くしてくれとか言うぞ!』と冗談言えて(笑)。それからまた、元奥さんにも会うようになったんです。だから、ふざけたような生活をしてても『誠意』は大事で、ちゃんとやらなあかんねんなって思いました」当時、月収20万円を稼げればいいほうだったという彼に失礼ながら養育費の額を聞くと……。「毎月7万~8万円払ってましたよ(苦笑)。借金もしてましたし、みんなに助けてもらいました」離婚した母子家庭で、養育費を受給している世帯は、28.1%しかない(「令和3年度全国ひとり親世帯等調査結果報告」)。“面白い”を追求してバイトで稼ぎながら、岡部が守った誠意とおとこ気を、元妻はしっかり感じ取っていたのだろう。「それからは定期連絡をするし、和歌山に戻ったときに元奥さんに許されて、家にも入れるようになりました。息子は息子で戸惑ったみたいです。説明せんままで、元奥さんの家に突然行くようになってるから(笑)」6歳で父と離れた息子は、中学時代、やんちゃな時期があった。当時の息子の言動について「それ、本当におもろいんか?おもろかったら、ええんちゃうん」と諭したこともあったという。大震災の翌年、40歳を迎え事務所も移籍すると、大きな劇場の芝居にも出演するようになった。「縁がつながっていったんです。前の事務所の社長が今の事務所を紹介してくれて。また僕がこれまでやってきたことが合致したタイミングがありましたね」’04年から続けている城山羊の会が、ドラマや映画の製作陣、役者たちの間で「面白い」と評判になり、劇場に足を運ぶ人が増えた。そこから岡部に声がかかる機会が増えていった。「売れることはもう諦めてました。だから売れるより誰が見ても『あの人面白いね』と言われる人になりたいと意識していました」不思議なことに“売れる”“目立つ”ことを諦めたことで、仕事が増えていった。人との縁を大事にして、深浦さんに教わった“普通にちゃんと生きて”声がかかった作品一つ一つを地道に真摯に誠実に積み上げて、俳優一本で生活できるようになったのだ。人生って“面白い”──。ちなみに、一部ネット情報では岡部が《元妻と再婚》と書かれているが「それは違う」と断言する。「彼女は美容室を経営して、夢をかなえてるし、僕は僕の道を歩んでいます。いい関係ですが、再婚はしていないと、太字で書いてください(笑)」別々の道を歩みながらも父母として絆を結び直し、私生活では新たな“家族の再生”を果たした。一方、俳優業では『エルピス』など、アラフィフで個性派俳優としての地位を確立。“翼”を得た今、まさに『虎に翼』でヒロイン寅子の父として、お茶の間の朝の顔になったのだ。■「役者の息子とは父子というより、先輩と後輩みたいな感じなんです」「(伊藤)沙莉ちゃんも仲野太賀くんも、僕のアドリブを受けて返してくれるし、猪爪家のみんなで盛り上がっている仲のよさは、きっと画面にも出ていると思います」『虎に翼』は、嫁入りするのが当然とされた昭和初期に、結婚だけが幸せではないと自らの道を切り開くヒロイン・寅子を描いている。岡部はその寅子について、「やりたいことがあるのは幸せだよね」と思いを募らせる。実は岡部の息子は高校3年に上がる前に城山羊の会で出演する彼の舞台を観ていた。「親父って、こんな面白いことをやってるんや」と衝撃を受け、俳優を志すようになっていた。「自分が18歳で就職して、やりたいことが見つからずに辛かったので、寅子にしても、息子にしても、誰しもやりたいことがあるのは本当に幸せだと思う。苦労をしても、悩みながらキラキラしているほうが絶対いいと思うんです」元妻から事前に「俳優になりたいみたい」と聞かされていた岡部は、息子から直接相談を受けると「おもろかったら、ええんちゃう」と即答。息子の名前は岡部ひろき(23)。’20年には父子で同じ舞台に立った。「離婚後も会ってはいましたけど、一緒に長いこと住んでなかったので、父と息子というより、先輩と後輩みたいな感じなんですよね」と、岡部はうれしそうに笑った。「これまで出会った人たちへの感謝しかない。やはり人間はやりたいことをやらなあかん。後悔だけはしてもらいたくない」“夢追い人”だった20代の岡部に「あなたは絶対面白い」と、背中を押してくれた元妻の存在は、とても大きかったようだ。「もう、彼女には『ありがとう』しかありませんね。実は僕と息子は高校も一緒なんです。先生にも『岡部の息子か?』と言われたらしい。芝居をやっているのも一緒で。なんかちょっと年上の女性に恋してるらしい。年上の女性と結婚して離婚して……って、そこまで親子で一緒やったら“面白い”と思いません?」このほほ笑みは、元妻への照れ隠しなのか─―。ようやく翼を得た岡部の半生にこそ、朝ドラに匹敵する人間ドラマがあった。(取材・文:川村一代)
2024年04月14日「僕は母が、箸の持ち方をちゃんと教えてくれなかったんです、この年になって初めて(石田)ゆり子さんから『箸の持ち方はこうよ』と教えられて、やってもできなくて(苦笑)。でも、とても幸せな時間でした」4月に始まったNHK連続テレビ小説『虎に翼』で、伊藤沙莉演じるヒロイン猪爪寅子の父・直言を演じるのが俳優・岡部たかし(51)。今回の朝ドラは、日本初の女性弁護士で、のちに裁判官を務めた三淵嘉子さんをモデルに寅子が法曹界に飛び込み、道なき道を切り開く物語だ。娘から大学の法科へ進みたいと相談されると、「大丈夫。父さんが全部なんとかするから!」と大見えを切るが、妻・はる(石田ゆり子)にはまったく頭が上がらない父を、ひょうひょうと演じている。朝ドラの撮影後、ラフなスタイルで現れた岡部は「ヒロインの父といえば、歴代そうそうたる人が演じているので、僕がいちばん有名じゃないんじゃないかな?」と、はにかんだ笑顔を見せた。和歌山県出身で、ふだんははんなりとした関西弁で話す。近年、岡部が特に注目された作品といえば、’22年放送の『エルピス』(フジテレビ系)だ。長澤まさみ演じるヒロインに向かって「オバハン」と暴言を吐き、パワハラぶりを見せる一方、心の奥に正義感や志を持つプロデューサー役を演じて、一躍時の人に。そして前作の朝ドラ『ブキウギ』では、ヒロインの生家の銭湯に集う「アホのおっちゃん」役。アクの強い役柄が光り、名前は知らずとも、顔を見れば「あっ!」と思う人も多いはずだ。『虎に翼』のオファーを受け、妻役が石田ゆり子と知ると、「いや~まず夫婦として似合えへんのちゃうかなって……」と、岡部自身が戸惑ったという。「お会いしたら、ぽわ~んとしててかわいらしくて、チャーミングで、みんなを和ませてくれて。僕にも気さくに声をかけてくれて猪爪家の家族は和気あいあいです」撮影初日は、昭和期のお茶の水をイメージした橋の上でのロケで寅子と2人のシーンだった。「緊張はありました。監督や皆さんに『ええやん』と言われるかどうか気になって。僕の場合、現場は初日で“これでいけるかどうか”決まる感じなんです」初日の撮影で確かな手応えをつかんだようだ。主演の伊藤沙莉とも初共演。年齢は上でも「仕事では彼女が先輩」と謙遜する。「仕事において僕はなんでも“初めて”が多いんです。でも沙莉ちゃんは、すでに経験されている。だから僕が彼女に『あのスタッフさん、怖くないん?』とアドバイスを求めています。すごく頼りにしております(笑)」なにより、彼女が現場で「あっ、お父さん!」と、自然に言ってくれるのがうれしいと笑みを浮かべる。愛する娘を応援したい。同時に“理解ある父”としてカッコつけたい。でもいちばんは妻が怖い。「人間的にも愛すべきお父さんだと思います。怖い妻の尻に敷かれる直言が“面白い”んです」この“面白さ”は、自分の母や元妻との関係とも共通しているかもと、自らの半生を振り返ってくれた。■お調子者だった学生時代から一変、就職した職場では一切喋らず暗い日々岡部は’72年6月、和歌山県で生まれた。幼稚園のころは泣き虫の母親っ子で、ケンカに負けて帰ると「(相手に)唾でも吐いてくるぐらい強くなれ!」と怒られた。「母親が強くて怖かったのは猪爪家と同じ(笑)。小学校からは明るくていちびりで、ものまねしたり、周りを笑わせるのが好きでした」いちびりとは、関西弁でふざけてはしゃぐお調子者を指す言葉だ。小学5年生の担任の先生から「ひょうきん大賞」をもらうほど、クラスの人気者になっていた。「みんなを集めて野球を始めたり、何かを一緒にするのが大好きで、友達は多かったですね」中学校入学前に、厳格な母親からずっと欲しかったファミコンを買ってもらえる許しを得たが──。「勉強せえへんかったら、ガーンと頭こづかれました。テストであかん点数とったらファミコン壊してゴミ箱に捨てられました(苦笑)」’80年代に流行った『ビー・バップ・ハイスクール』をまねたくて、制服を改造。怖い母にバレないよう友人宅で着替えて学校へ通った。高校は地元の工業高校土木科へ。『3年B組金八先生』や、トレンディドラマにハマった。「学級委員にもなりましたが、成績じゃなく、『俺、なるなる!』って感じのノリ。修学旅行でカメラ向けられたら男同士でお尻出したり、とにかくいちびってました」そんな性格が一変してしまったのが、高校卒業後、大阪の建設会社に就職し寮生活を始めてからだ。母親は安定した会社へ就職できたと喜んだのだが……。「現場監督をしていましたが、誰ともなじめないし、めちゃくちゃ怒られたり、どつかれたり……。人間関係に恵まれない職場で、まったく人と喋らず、暗かったですね。学生時代と比べると、二重人格かと思えるほど違っていました」週末に地元に戻り友人と会う時間が唯一の安らぎだったという。だが、みんなは地元で楽しくやっているのに、なぜ自分だけ──。孤独を募らせて職場で指の骨を折ったことさえ誰にも言えなかった。「一生ここで働かなあかんと思うと辛かったんです。ところが上司が腹立つおっさんに代わると、そこから自分もヤンキーみたいに『うっさいなーコラァ!!』と口ごたえするなど、僕の中の“虎”が現れてしまったんです」退職が決まると、職場の人々は、「俺のせいちゃうよな?」と責任逃れしていたという。「1年間ですが、ほんま辛かった」人生の「暗黒期」。今も、なじめない場所や、人見知りをしたときに、この苦しさがよみがえるという。彼の芝居の深みもこの経験があるからだろうか。【後編】岡部たかし『虎に翼』寅子の父語る元妻への感謝「彼女の一言が僕に翼をくれた」へ続く(取材・文:川村一代)
2024年04月14日青春時代に夢中になったドラマの裏には私たちの知らない“ドラマ”がいっぱい。出演者ご本人を直撃し、今だから話せるエピソードをこっそりお届け!「『主人公のマヤのライバル・姫川亜弓役は、素足で外を駆け回っているようなピュアな子に演じてほしい』と声をかけていただき、『ガラスの仮面』に出演することになりました。私は陸上部で、真っ黒に日焼けしていたから、妙に納得したんです」こう語るのは、松本莉緒さん。当時は中学2年生、学業を優先していたという。「学校が終わってからの撮影なので、だいたい16時くらいにテレビ局に向かって夜中まで撮影。学業との両立は大変でした」主役を演じた安達祐実は、すでに『家なき子』(日本テレビ系)などをヒットさせていた。「安達さんは私よりも1つ年上でしたが、芸歴は圧倒的に上。実は私も『家なき子』に出演していたのですが、20人くらいいるクラスメートの一人。安達さんにボールを投げつけるシーンでは、とてもそんなことできなくて、スタッフを困らせていました」スポ根要素を取り入れた演劇漫画が原作。ドラマでも、本当の寒さを知るために冷凍庫に入って演技の特訓を行うシーンがあった。「スタッフがダウンコートを着ているなか、私たちは春物の服。それでも安達さんは大変さをまったく感じさせず、淡々と演じていく。やっぱりプロの女優なんですね。安達さんに『学校楽しい?』と聞いたとき『ドラマの現場のほうが楽しい』と返ってきたことが印象に残っています」松本さんは、その安達が演じるヒロインの憧れの存在を演じなければならなかった。「どうすればいいんだろうと考えて、目力を強くするため、目で会話をするシーンでは瞬きを控えたんです。ライトを浴びながら目をずっと見開いていると、周辺の筋肉がプルプルしてきて大変」2人の指導者である月影千草役の野際陽子さんも、現場では役に入り込んでいるので、気軽に声をかけられなかった。「でも、私が月影先生からマヤの動向を聞き『マヤが山に!?』っていうセリフを、つい『山がマヤに!?』って言い間違えて(笑)。さすがの野際さんも『あなた、何言ってんのよ。笑っちゃったじゃない』と噴き出したのですが、その笑顔がすごく素敵でした」こうして演じた亜弓のことを、原作者の美内すずえも気に入ったようで「イメージどおり」と褒められたそう。「2004年に放送された、『エースをねらえ!』(テレビ朝日系)では、お蝶夫人を演じました。きっと“主人公の憧れでありライバル”の亜弓を演じた経験が生かされたのだと思います」『ガラスの仮面』(テレビ朝日系・1997年)美内すずえによる少女漫画の金字塔『ガラスの仮面』が原作。平凡な少女、北島マヤ(安達祐実)が、ライバル・姫川亜弓(松本莉緒)との葛藤を通して芝居の才能を開花させていく物語。往年の大女優にしてマヤの師匠・月影千草を演じた野際陽子さんの再現度が秀逸!【PROFILE】まつもと・りお’82年、青森県生まれ。11歳で芸能界デビューし、中学の3年間、「松本恵」として多くのドラマ、CMに出演。高校卒業とともに「松本莉緒」として復帰、’14年からはヨガ講師としても活動、先月新潟県にヨガスタジオslowをオープン。
2024年04月14日Xで人気沸騰中の人間まおがミドルエイジのモヤモヤを描く連載コミック!【あらすじ】老後資金も不安なことだしと、子供が実家を巣立ったことをきっかけに、パートを始めた妻。仕事に慣れ、シフトが増えてくると以前に比べ家事がおろそかに。そんな妻に夫は「家事が完璧じゃない!」と不満をぶちまけてきて……。《つづく》> 前話:パートを始めた妻と夫のすれ違い(1)> 「人間まおのヒトモヤ」過去のお話は、こちらから読めます!【PROFILE】人間まお’18年に『くず系女子。』(KADOKAWA)でデビュー。現在はサルのあげおと共存の日々を送りながら、日常のあるあるをゆる~く描いた漫画ブログが大人気。4月から『おはスタ』(テレビ東京系)で「あげおとティム」のアニメ放送がスタート!
2024年04月13日「24年間、日本にいてくれてありがとう」3月31日、たくさんのファンに愛されながら、神戸市立王子動物園のジャイアントパンダのタンタンが衰弱のため天国へ旅立った。’00年、阪神・淡路大震災復興支援と日中共同飼育繁殖研究のために来園。まあるいフォルムでおっとりとしたかわいらしい顔立ちから“神戸のお嬢様”と呼ばれて愛されてきたが、過去にはつらい経験もあった。タンタンは2回妊娠したものの、1度目は死産、2度目は4日目に赤ちゃんが死んでしまい、その2年後にはパートナーにも先立たれ、お婿さんを待つ日々が何年も続いていた。そんな境遇の中でも、大好きなにんじんを両手に持って二刀流で食べたり、短い手足をピンと伸ばしておどけたポーズを見せたり、思わず笑顔になってしまう行動で多くの人々の心を和ませてきた。春に約480本の桜の中にタンタンがたたずむ様子は圧巻の絶景で、王子動物園の風物詩となっていた。’21年に心臓疾患が見つかり、その後、療養生活を送っていたタンタン。同園が1日に開いた会見で、長年担当をしていた飼育員の梅元良次さんは「家族や友達以上の関係」と涙を流し、同じく飼育員の吉田憲一さんも「治療中に吠えられることもあったけれど、その後、目の前で無邪気にゴロンと寝てくれる姿が目に焼き付いています」と、思い出を語りながら男泣き。みんなに愛し愛され、癒してくれたタンタン。そのかわいい姿はいつまでもみんなの心の中に生き続けるはずだ。
2024年04月13日「婚姻状態にある女性は無能力者」という言葉に思わず「は?」と声を上げてしまうNHK連続テレビ小説『虎に翼』主人公の猪爪寅子。女性は女学校を出たら結婚し、子どもを産み、家庭を守るのが当然といった当時の風潮にモヤモヤが募る。そんな寅子を演じているのが伊藤沙莉(29)だ。「寅子はどちらかというと、現代寄りの感覚の持ち主。なぜ学校を卒業したら結婚して家庭に収まらなきゃいけないの?はて?と不思議に思う。無能力者ということに対しても、それはとても失礼な表現であることに気づくような子。そういった素朴な疑問が法律への疑問に変わり、夢へとつながっていくんです」物語のモデルは日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さん。当時、日本の法曹界は100%男性社会。三淵さんは文字どおり、道を切り開いていった女性だ。「三淵嘉子さんの人生、本当に壮絶なんです。これはドラマになるよって思いました。時代もあって、立ちはだかるものがあまりに大きいですし、いま撮影を通して経験させていただいても、『これは心が折れる!』といったことがたくさん起きているので。三淵さんが闘ってきたこと、食らってきたこと、負った傷、そういう部分はしっかり丁寧に演じていかなければと思っています」そして自身も5月に30歳になって節目を迎えることもあり、気合を入れて撮影にのぞんでいることが伝わってくる。「私自身が撮影を通して人間的に成長している気がするんです。確実に代表作で、大事な作品になると思います」たまに三淵さんの写真を見ることがあるという。「お写真を見て、勝手に元気をいただいています。やってこられたことのかっこよさはもっと広くに伝わってほしいですし、もっと頑張らないと! と常に思っています」連続テレビ小説『虎に翼』NHK総合 月~土8時~ほか。お見合い結婚を勧める母親を振り切って、日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ主人公・寅子の情熱あふれる姿を描く。
2024年04月13日4月21日にスタートする新ドラマ『ミス・ターゲット』(ABCテレビ・テレビ朝日系)で、主演を務める松本まりか(39)。美しい容姿と巧みなテクニックで男性を次々と騙す結婚詐欺師が、本気の婚活に挑むストーリーだ。7日にメインビジュアルが解禁され、純白のウエディングドレスに身を包んだ松本の姿が披露された。SNSでは《まりか様可愛すぎます…!!!!》《今期いちばん楽しみにさせていただいています》と期待の声が続々。そんななか、一部では松本の“イメチェン”に驚く声も上がっているのだ。注目を集めているのは、10日までにファッション誌『VOGUE JAPAN』の公式YouTubeチャンネルとInstagramに投稿された動画だ。人気企画「In The Bag」で、「CAHU(カシュ)」の“お仕事バッグ”と「GUCCI」の“特別なバッグ”を紹介した松本。いつも持ち歩いているサングラスやナッツ、万年筆などお気に入りのアイテムを取り出し、それぞれのこだわりを熱く語っている。なかには昨年の誕生日に、沢村一樹(56)から贈られたというワイヤレスイヤホンも。松本は「どうやっても台本って覚えられなかったんですけど、この耳から自分の声も聞く、聞きながら覚えるっていうのが、私の見つけた1番覚えられる台本の入り方」と、仕事に役立てているようだ。松本の素顔が垣間見える動画にコメント欄やSNSでは、《笑顔の素敵な、美人さん》《可愛いです!》と絶賛の声が。だがいっぽうで、一部では松本の前髪に驚く声が相次いでいる。《なんでこんな前髪スカスカにしたんだろ?》《シースルーよりはもう少し前髪あった方が似合う気もするお声相変わらず可愛らしいです》《見たけど普通に可愛かったわ前髪はこれでいいの?って感じだけど》《ヘアメイクが良くないのだと思うまりかさん綺麗なのに…》「童顔で愛嬌のある笑顔が印象的な松本さんですが、『VOGUE』の動画では大人っぽい雰囲気のメイクでした。ただ、前髪はおでこが見える透け感を出したシースルーバングで、毛束が数えられるほどに梳かれていたのです。昨年は大河ドラマ『どうする家康』(NHK)や映画『アイスクリームフィーバー』で、前髪に重さを出した“姫カット”のようなヘアスタイルが注目を集めたことも。動画では照明やカメラアングルによる影響があったのかもしれませんが、前髪のスタイリングが“エキストラシースルー”に見えた人が多かったようです」(WEBメディアライター)女優として躍進し続ける松本。ヘアスタイルの変化が話題になるのも、高い人気を誇っているということなのだろう。
2024年04月12日米カリフォルニア州サンフランシスコで長年愛されてきたハンバーガーショップが廃業を余儀なくされた。Daily Mailなどが報じている。ジョージ・コリアヴァスさんとヘレンさん夫妻が営む「Great American Hamburger & Pie Co.」は今年1月、車いすユーザーの男性から訴えられた。訴状によると、男性は2023年10月に店を訪れた際、入り口の段差が高すぎるために店に入れなかったという。その2カ月後も同じように入店できなかったため、アクセシビリティの専門家に店の調査を依頼した。その結果、入り口にはスロープが備わっておらず、店内の通路も車いすが通るには狭すぎたため、男性は「障害を持つアメリカ人法(ADA)」を遵守することを求めて店と大家に対し訴訟を起こした。大家はバリアフリー化を検討したが、コストがかかりすぎるため断念。コリアヴァスさん夫妻は新型コロナウイルスのパンデミックの影響で膨れあがった負債に加え、人件費や原材料費の高騰などで苦しい経営を強いられていたが、この訴訟が決定打となり閉店することを決意したという。弁護士費用も到底払えそうになかったそうだ。ジョージさんは「ストレスが重なって『もういいや、全部忘れてしまおう』というところまで来てしまった。大家は何もしてくれず、結局は俺たちみたいな中小企業が割を食うんだ」とSFGateに語った。Great American Hamburger & Pie Co.はヘレンさんの両親が1986年に創業。2010年にジョージさん夫妻が店を受け継ぎ、ハンバーガーとフライドポテトの味は市民から愛されてきた。子どもの頃から通っていた客が、自分の子どもを連れて店を訪れるというケースも少なくなかったそうだ。ジョージさんは、SFGateの取材に対してこう続けた。「このコミュニティと素敵なお客さんと別れるのが辛いよ。朝、週に1、2度来てくれて、一緒に座って話をする紳士がいるんだ。閉店することを知らせたら、今週は毎日来てくれてるよ。こういうことがこれからもずっと心に残り続けるんだろうな」Great American Hamburger & Pie Co.は米国時間11日に最後の営業を終えた。
2024年04月12日厚生労働省は、iDeCo(個人型確定拠出年金)の積み立て期間を5年延長して70歳までにする方針を固めました。iDeCoとは、自分が払った掛け金を自分で運用し、老後の資産を作る“自分年金”の制度です。掛け金の積み立ては原則60歳未満までですが、2022年5月から働いて年金保険料を払う方は65歳未満までになっています。今後議論を重ね、2025年に法案を提出する予定です。iDeCoには3つのメリットがあります。(1)掛け金が全額所得控除になり、所得税を減らせる。(2)運用で得た利益が非課税になる。(2)60歳以降に受け取る際も税控除の仕組みがある。節税につながるメリットが強調されがちですが、当然デメリットもあります。最大のデメリットは、受け取りが60歳以降に限定されること。60歳まで勤めあげる方には問題ありませんが、勤務先の倒産やリストラなどがないとは限りません。2023年の全国企業の倒産件数は前年より約35%増えて8千690件。31年ぶりの高水準で、2024年も倒産が増えるといわれます(東京商工リサーチ)。特に自営業者は、万が一倒産したら「iCeCoで貯めている資金が使えれば……」と後悔するのではないでしょうか。もう1つ所得控除でも、全額控除を受けられる方が意外と少ないことがデメリットです。というのも、住宅ローン控除や医療費控除などで節税し、iDeCoの所得控除分全額を減らせるほど所得税を払っていない方が多いのです。iDeCoは収入が高く納税額の多い人が得をする制度といえます。■70歳までの就労機会確保が「義務」に進められる今回のiDeCo改定は、働く高齢者の増加が根拠です。65~69歳のうち働く方の割合は、2021年に50%を超え、2023年は525と徐々に増加(総務省)。「働く高齢者は収入があるから、積み立てできるだろう」というのです。背景には2021年4月に改正された「高年齢者雇用安定法」があります。これまでの「希望する社員全員を65歳まで就労させる義務」に加えて「70歳までの就労機会の確保が努力義務」になりました。今後はさらに70歳までの就労機会確保を「義務」に進め、長く働ける社会を作りたいのでしょう。それによって国は、少子高齢化による人手不足を補うことと、公的年金の財源問題も改善したいのです。公的年金の財源ひっ迫はご存じのとおり。国はパートなど短時間労働者の年金加入を拡大して年金の支え手を増やし、年金の支給額自体をマクロ経済スライドの導入で抑制しています。そのうえで、70歳まで誰もが働ける環境を作り、iDeCoなど自分で老後に備える仕組みを拡充して「公的年金の支給開始を、現在の65歳から70歳に引き上げる」ことが国の目論見でしょう。老後破綻、長生きリスクなどにおびえる方が多いなか、国は公的年金の改悪に進むのか。厳しく見守りたいと思います。
2024年04月12日違法賭博の疑いでドジャースを解雇された水原一平氏(39)。アメリカの捜査当局は4月12日(日本時間)、’21年11月から今年1月にかけて大谷翔平(29)の銀行口座から1600万ドル(約24億5000万円)以上を不正に電子送金した疑いで、水原氏を訴追したことを発表した。「捜査当局によれば、水原氏が違法なスポーツ賭博を始めたのは’21年9月。この頃に大谷選手の口座情報を、自らの電話番号やメールアドレスに紐づけるよう変更していたといいます。水原氏は銀行に対して、大谷選手になりすまして送金しようとしたこともあったそうです。大谷選手も先週に事情聴取を受け、携帯電話も提供していたこと判明。捜査当局は、『大谷選手は被害者だ』と強調しています」(スポーツ紙記者)13日(日本時間)にも、ロサンゼルスにある裁判所に出向く見通しだという水原氏。銀行詐欺の罪は最大で禁錮30年を言い渡される可能性があり、今後の動向に注目が集まっている。そんななか、SNSでは大ブーイングを浴びている人物が。それは実業家のひろゆきこと西村博之氏(47)。12日朝にXで水原氏の件を報じるニュースを引用し、こう綴ったのだ。《水原さんはそこまで悪者じゃないと思ってたら、ビックリするくらい悪者でした。「大谷の銀行口座から最低でも約24億5000万円を送金」「水原氏は2021年12月から今年の1月までの間に日本円で約62億3270万円ほど負けたことになる。」 憶測外れてましたー。すいませーん》ひろゆき氏といえば、水原氏の違法賭博騒動に関して“大谷が嘘をついている”と持論を展開していた。3月26日に行ったYouTubeの生配信では、「銀行の口座ってログインから送金までめんどくさいんですよ」とコメント。その上で、「水原さんが悪さをしようと思ってログインしようとしても、パスワードを知っていたとしても、大谷さんの目を盗むか携帯を盗むかしないとまずできない。水原さんが稀代のハッカーであるか、大谷さんが手伝ったということでないと無理がある」と指摘していた。さらには「大谷さんもとうとう嘘をつく大人になってしまったんじゃないかと思うんですよね」と、大谷に疑いの目を向けていた。続く3月29日にも、Xで《おいらは大谷翔平・水原氏の信頼関係は崩れてない派です》と主張。その理由として、次のような推測を記していた。《大谷氏は水原氏の違法賭博の借金を男気で肩代わりし大谷氏自ら送金 ↓だが、違法賭博に送金すると大リーグの規約違反と気づく ↓水原氏が窃盗した事にして回避しようと言い分が変わる ↓実際には水原氏は大谷氏を騙して送金してはいない》しかし今回発表された捜査当局の調査結果によって、持論はことごとく崩れることに……。これまで立憲民主党の米山隆一衆院議員(56)との対談で発言の誤りを指摘されても、詫びることのなかったひろゆき氏。水原氏の件では珍しく自らの見立てが間違っていたと認め、Xでは《ちゃんと謝ってて偉い》と評価する声も。しかしXのフォロワーは249万以上を超えるなど発信に影響力があることから、“謝罪の言葉が軽すぎる”と厳しい声も目立っている。《この軽さ、オオタニサンに対する謝罪には思えないんだけど》《散々大谷翔平選手疑って挙句の果てに全然反省してなくて草》《謝罪軽すぎだろ。大体後から憶測とか言ってるけど、自信ありげに断言してたじゃん》《ひろゆき完全敗北だなーまともに謝罪すらできない大人とは》《謝り方…。めっちゃ腹立つし、謝るべきところでちゃんと謝れない大人はカッコ悪い》
2024年04月12日「長谷川さん演じる主人公は、犯罪の証拠が100%そろっている殺人犯でも無罪を勝ち取る“アンチ”な弁護士役です。演じている長谷川さんも『混乱する』と話すような難しい役です。意外にも弁護士役は初めてで、『専門用語もあり、少しの数字でも間違えてはいけない緊張感がある』と話していました」(テレビ誌ライター)4月14日から長谷川博己(47)主演の日曜劇場『アンチヒーロー』(TBS系)の放送が始まる。本誌は先日おこなわれた東京高等裁判所でのロケ現場を目撃している。撮影の準備前、長谷川に一切、笑顔はなく、役づくりに集中している様子だった。共演の北村匠海(26)と堀田真由(26)の撮影シーンを気にかけ、空き時間には笑顔で2人と交流するなど、座長の貫禄もうかがえた。「長谷川さんは7年前の『小さな巨人』以来、2度目の『日曜劇場』主演となります。『日曜劇場』は“ドラマのTBS”といわれる同局の看板枠として知られ、歴史は一九五六年にまでさかのぼります。現存するドラマ放送枠では最も歴史があります。当初は1話完結のドラマでしたが、’93年4月から、現在の連続ドラマとなりました。制作費が潤沢なことでも有名で、1話5千万円程度。昨年の『VIVANT』は1話1億円と話題になりました。主演のキャスティングは局が総力を挙げておこない、出演料もほかのドラマ枠より高額です」(制作関係者)伝統ある「日曜劇場」で、長谷川のように2度以上、主演を務めた現役の俳優は26人しかいない(連ドラ化以降)。「主演回数1位は7回の“ミスター日曜劇場”こと木村拓哉さんと田村正和さんです。この2人は別格でしょう。その次が5回の阿部寛さん。中居正広さんと稲垣吾郎さんが4回で続きます。『半沢直樹』や『下町ロケット』など、大ヒット作が生まれると続編が制作されるケースも多く、その場合は確実に出演料が上積みされます」(前出・制作関係者)その“選ばれし26人”の出演料リストを本誌は独占入手した。今回の主演・長谷川は200万円の17位タイだった。■拓哉の主演回数を上回れる役者は?長谷川を上回る7位タイの250万円には、唐沢寿明(60)、常盤貴子(51)、松本潤(40)、小栗旬(41)、竹野内豊(53)、大沢たかお(56)、香取慎吾(47)など人気役者がズラリと顔をそろえる。なかでも主演5回の阿部寛(59)と4回の中居正広(51)が目を引く。「阿部さんは主演作すべてが手堅い視聴率を誇り、失敗知らず。コメディからシリアスまでこなせる貴重な存在です。今後も定期的に主演をお願いする予定と聞き、将来的には主演回数で木村さんを超えるかもしれません。今年還暦を迎えますし、次回作は300万円を超えることになると思います。『日曜劇場』のスタッフは、中居さんの再登板も期待しています。今は裏番組『だれかtoなかい』に出演中なので現実的には不可能ですが、病を克服した彼の演技力こそ、今のドラマ界に不可欠でしょう」(前出・制作関係者)二宮和也(40)主演の『ブラックペアン』が今年7月期の「日曜劇場」に決まったことで、3度目の主演となる二宮も250万円に上がったという。「旧ジャニーズ事務所から独立したので、制作できるドラマの範囲も広がりました。役者としてさらなる進化が見られるのではないでしょうか」(前出・制作関係者)5位タイは300万円の役所広司(68)と織田裕二(56)だ。「役所さんは、基本的には民放の連ドラには出ません。数少ない出演作が『日曜劇場』なのです。『VIVANT』にも友情出演し、また映画『PERFECT DAYS』がカンヌ国際映画祭で最優秀男優賞に選ばれるなど、次回の主演作ではさらに出演料が上がることが予想されます。織田さんは『世界陸上』でTBSに貢献しています。昨年、テレビ朝日の『シッコウ!!』では、主演の伊藤沙莉さんの“助演”に回って好評だったことから、若い主演俳優を支える役割も期待されます」(前出・制作関係者)主演回数1位の木村は、2位タイの350万円だった。「高視聴率作品を連発しており、『グランメゾン東京』も続編が制作されています。これがヒットすれば400万円台に上がるでしょう」(前出・制作関係者)同じく2位タイが堺雅人(50)と福山雅治(55)だ。前出の制作関係者が続ける。「堺さんの場合は大河ドラマ『真田丸』(’16年)の主演で民放の出演料が2倍になりました。歴代の『日曜劇場』でも屈指の人気を誇る『半沢直樹』の主演により、『VIVANT』からトップクラスの出演料となりました。一方で福山さんはフジテレビ制作の主演作が多く、『日曜劇場』のイメージはありませんが、出演料は高値で安定しています。そんな彼の2度目の主演作『ラストマン』は大泉洋さんとの“バディ”が好評でした。人気シリーズになる気配があります」栄えある1位は、明石家さんま(68)の1話400万円だった。「さんまさんは『からくりTV』などの冠バラエティ、そしてドラマでも『男女7人夏物語』『さとうきび畑の唄』で視聴率30%以上をたたき出すなど、TBSを支えてきた功労者の一人です。さんまさんは今月27日に放送されるフジテレビのドラマ『心はロンリー気持ちは「…」FINAL』に主演します。TBSとしてもまた役者として『日曜劇場』に出演してもらいたいと考えているのです」(前出・制作関係者)さて、今回の『アンチヒーロー』は長谷川の代表作となるか――。
2024年04月12日