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マイナカードの手続きで混雑する窓口(写真:共同通信)「マイナンバーカードの新規発行や“更新”のために窓口に来られる方は、昨年と比べて1日あたり5~7倍ほど増えています。転出入が多い時期とも重なって、自治体の窓口は非常に混雑しています」こう明かすのは、東京都内の自治体職員だ。個人番号が搭載され、今月24日からは免許証とも一体化できるようになったマイナンバーカード。政府は、昨年12月2日をもって、従来の“紙の健康保険証”の新規発行を終了。マイナ保険証の運用を前に駆け込みで新規発行する人も増え、カードの取得率は全人口の約78%にのぼった(’25年2月末時点)。そんななか、大きな問題となっているのが、冒頭で自治体職員も言及していた“更新”だ。経済ジャーナリストで、マイナンバーカードの問題に詳しい磯山友幸さんは、こう解説する。「マイナンバーカード自体には10年間の『有効期限』があり、発行日から10回目の誕生日までとなっています(未成年の場合は5年)。ただし、カードに付いているICチップ=『電子証明書』の有効期限は、年齢問わず発行から5回目の誕生日まで。どちらの場合も、市役所などに出向いて更新の手続きを行う必要があるんです」カード自体の有効期限は表面に記載されているが、電子証明書の有効期限は自由記載のため、空欄の人も多いだろう。カードの有効期限から5年を引くか、マイナポータルにログインすることで、正確な電子証明書の有効期限が確認できる。マイナンバーカードの交付が始まったのは2016年1月。よって今年から「10年目」に該当し、カードの更新が必要になる人が出始めている。さらに深刻なのは、「電子証明書」の有効期限切れだ。「政府はマイナンバーカード普及のため、2020年9月からマイナポイントを付与するキャンペーンを始めました。そのころに発行した人たちは非常に多く、今年一斉に5年目を迎えることから、『電子証明書』の更新が必要になる人が激増しています」(磯山さん)総務省によれば、今年度電子証明書の更新が必要になるのは2768万件で、2023年度の約12倍にもなる。そのため自治体の窓口には長蛇の列ができ、大混乱になっているわけだ。では、更新には具体的にどのような手続きが必要なのだろうか。■「電子証明書」「カード」ともに自治体窓口での手続きが必須まず、5年ごとに必要な電子証明書の更新は、住民票のある自治体の窓口で行わねばならない。「有効期限が切れる2~3カ月前に、マイナンバーカードの発行などを行っている地方公共団体情報システム機構から、封書で『有効期限通知書』が送られてきます。お住まいの自治体の窓口に、その通知書とマイナンバーカードを持参すると、その場で電子証明書の更新ができます」(前出の自治体職員、以下同)次に、マイナンバーカード自体の更新が必要となる10年目の手続き。こちらはより手間がかかる。「こちらも同様に、対象者には事前に封書で『有効期限通知書』が送られてきます。封書の中には『マイナンバーカード交付申請書』と『送信用封筒』が入っていますので、交付申請書に必要事項を記入し、6カ月以内に撮影した証明写真を貼り付けて、送信用封筒に入れて投函します」交付申請書に記載されているQRコードをスマホで読み取れば、オンラインからの申請もできる。ただし、従来の健康保険証のように、新たなものが自動的に送られてくるということはない。「『新たなマイナンバーカードが用意できました』という交付通知書が自治体から申請者に届きます。その通知書と、ご自身の身分証明書(運転免許証など)を持って自治体の窓口に行くと、新たなカードが交付されます」時期にもよるが、新たなマイナンバーカードが交付されるまでに少なくとも1カ月はかかる。たとえば「確定申告で今すぐ必要」となっても間に合わないので、余裕を持って申請する必要がある。■高齢者の代理更新は必要書類がさらに増えるさらに厄介なのは、本人が窓口に受け取りに行けない場合だ。「マイナンバーカードの受け取りは“原則本人”なので『仕事で忙しい』などの理由で、代理人が受け取ることはできません。ただ、ご本人が未成年者や高齢者で、来庁が困難である場合などは、そのことを証明する学生証や介護認定証、診断書などを代理人にお持ちいただく形になります」代理人の受け取りに必要な書類は、自治体によって多少異なる場合もあるので、事前に確認を。家族に未成年者や高齢者がいる場合は、事前に有効期限を確認し、早めの準備を心がけたほうが良さそうだ。
2025年03月31日マイナ保険証の利用登録をしている場合は「電子証明書の期限切れ」に特に注意が必要だ(写真:共同通信)2025年は、マイナンバーカードに搭載されている「電子証明書」の期限切れを迎える人が続出する。2020年9月より始まったマイナポイントキャンペーンで発行されたものが、軒並み“5年”の有効期限を迎えるため、じつに2768万件もの更新が必要だとされている。気がかりなのは、「電子証明書」の更新をうっかり忘れて有効期限が切れてしまった場合だろう。いったいどのような不都合が生じるのか――。経済ジャーナリストで、マイナンバーカードの問題に詳しい磯山友幸さんは、「そもそもマイナンバーカードの取得は義務ではなく“任意”です」としたうえで、「有効期限が切れてもそれほど不便はない」と話す。「電子証明書の有効期限が切れると、コンビニでの各種証明書の自動交付や、e-Taxでの確定申告などができなくなります。しかしこれらは年に何度もあるわけではないうえ、窓口でも行えるものです。実際に、『マイナンバーカードがなくてもそれほど不便は感じない』という声をまわりで耳にします」(前出・磯山さん)もし電子証明書の有効期限が切れても、10年目の期限が来るまでは、カードは「身分証明証」としての使用はできる。では、「マイナ保険証」として利用している場合はどうだろう。■「資格確認書」の送付まで“無保険状態”となる可能性が「電子証明書の有効期限が切れて3カ月以上超過すると、『マイナ保険証』としては使用できなくなります。そのため、更新が済んでいない方には、たとえ申請がなくても、加入している保険組合から『資格確認書』を送る、という通達が厚生労働省から出されたんです」(前出・自治体職員、以下同)たとえば国民健康保険の加入者の場合は、各自治体から「資格確認書」が送られてくることになる。「マイナンバーの管理は国が行っていますから、月に一度『有効期限切れ』のリストが国から送られてきてから、それを職員が一つ一つ確認している状況です。そのため、必ずしも期限が切れたその日に『資格確認書』をお届けできるわけではありません」つまり、一時的にでも“無保険状態”になってしまう可能性は十分ありうるのだ。職員らは必死で作業を進めているが、こんな悲鳴が上がっている。「すでに国民健康保険から外れている方のデータも含まれていたりするので、期限切れリストの確認作業には、かなり時間がかかります。いままで以上に手間が増えたな……というのが正直な実感です」これからさらに更新件数が増えることが予想される中、こうした現場の「手作業」に頼っている実態には驚きを隠せない……。「結局、マイナンバーカードは、不具合が多くて更新に手間がかかる割に、メリットが少ないことがわかってきました。今後、更新する人はますます減り、普及率は下降していく可能性が高いのではないでしょうか」(前出・磯山さん)政府はこれまで、その利便性をアピールして普及を促してきたが、そのために9千億円近い税金を投入している。これでは血税をドブに捨てたと批判されても仕方ない。多くの人が更新に殺到して、これ以上トラブルが増える前に、更新システムの早急な見直しを図ってもらいたいものだ。
2025年03月31日3月29日に放送された、番組改編期恒例の特番『オールスター感謝祭2025春』(TBS系)でそれは起こった。逃げる永野芽郁(25)、追いかける江頭2:50(59)──。「番組後半の企画で江頭さんがサプライズで登場。ある意味“お約束”ではあるのですが、江頭さんは進行をぶち壊す行動を連発。その着地がちょっと……」(スポーツ紙記者)江頭はまずスピードワゴン・井戸田潤(52)に襲いかかって覆いかぶさる。そしてマイクを自身のタイツの中にイン。司会の今田耕司(59)が何度も江頭を制する言葉をかけたが、もちろん止まらない。続いてアンミカ(53)に「乳、もませろ!」とダッシュ。「アンミカさんに向かった後、一旦CMが入り、再開すると次のターゲットになったのが永野さん。“俺の女になれ〜”と叫びながら追いかけました。その後に再度、江頭さんは永野さんを強襲。永野さんはひな壇の最上段まで本気で逃げる……といったひと幕でした」(前出・スポーツ紙記者)おそらく永野も江頭の“ネタ”であることを理解していたのだろう。一度目の江頭に対しては「怖い」と叫びながらも永野の表情には少し笑みも見られた。しかし、二度目は想像以上だったのか涙目になるほど本気の恐怖を感じている様子だった。永野に対する江頭の強襲は、結果的に今田が止めた形になり終着。「一連の江頭さんの“ネタ”に対してはネット上でさまざまな声が上がっています。最終的に今田さんが江頭さんを抱きかかえるように止めましたが、その前に、永野さんを守ろうとした男性陣がいました。彼らに対して、“江頭のネタなんだから本気になって止めようとするのはおかしい”といった意見も出ています。“お笑いの空気読めよ”ということですね」(番組制作会社関係者)永野は出演陣が座るひな壇の通路をかけ上がって江頭から逃げた。その際、ひな壇に座ったまま阿部寛(60)やディーン・フジオカ(44)が江頭を制しようとしていたが、身を乗り出してまで救出に向かったのが、なにわ男子の道枝駿佑(22)だった。「他のみなさんは江頭さんの芸であることが頭にあったのか、少し笑みを浮かべながら彼を止めようとしていましたが、道枝さんは本気で止めに入っていたように見えました」(前出・スポーツ紙記者)しかし、彼を追いかけるファンにとってあれは“納得”の行動だった。《空気読めないって言われるけど道枝っていくらバラエティでも誰かが不快な気持ちになるお笑い嫌いやから》《助けないのがお笑い芸人として正解かもしれないけど人間としての正解はこっちだから》《笑いになりそうなところでもちゃんと心配してまじめで、それってとってもすてきだなあと思う》道枝にはピュアすぎる一面があるようで、「これまで複数回出演しているテレビ朝日系の『あざとくて何が悪いの?』では、特にそんな一面が垣間見えます。“あざとさ”の第一人者といえる田中みな実さんから“あざとテク”を見せられると、“すごいドキッとした!”とアタフタしていました。『女性にキュンとする瞬間』についても、“優しいと言われたとき”や“ミッチーと呼ばれたとき”と、結構簡単にトキめいてしまう(笑)。田中さんすら“免疫がなさすぎる”と心配されるほどです」(前出・スポーツ紙記者)30日、江頭は自身のYouTubeチャンネルを更新。「永野芽郁ちゃん、傷ついていたらごめんなさい」と頭を下げた。「TBSは悪くない、俺が全部悪い」とも……。道枝同様、江頭も言い訳を一切しない“ピュア”な謝罪だった――。
2025年03月31日紛失したら手続きがかさみ、何度も自治体窓口に向かうことになるかもしれない……(写真:EKAKI/PIXTA)健康保険証としての利用ができる「マイナ保険証」加え、24日からは「運転免許証」との紐づけが可能になったマイナンバーカード。しかし、「持ち歩くのが不安」という声も多い。実際、カードの差し止めから再発行までの作業はとても煩雑で、膨大な時間がかかる。再発行まで少なくとも1カ月、繁忙期なら2カ月かかることも……。そうならないために取り扱いには要注意だが、万が一に備えて、紛失・盗難された場合、どうすればよいのか順を追って見ていこう。紛失・盗難の場合、まずはマイナンバー総合フリーダイヤルに連絡し、カードの機能停止を行うことが第一だ。次に、警察に遺失・盗難届を提出する。ここまで終えたら、次に新たなマイナンバーカードの交付申請だ。再発行の手続きは、オンラインで完結することができないうえ、紙の申請書が必要になる。自治体に電話して申請書を自宅に郵送してもらうか、窓口に直接取りに行く必要がある。申請手順は基本的に10年ごとのカードの更新と同様だが、期限が来る前に再発行する場合は、再交付手数料として1,000円(電子証明書が不要な場合は800円)、特急発行の場合は2,000円(電子証明書が不要な場合は1,800円)がかかる。また、「マイナ保険証」の利用登録をしている場合は、マイナ保険証の代わりになる「資格確認書」の交付申請も同時に行う必要があるので忘れずに。カードの再交付の準備が整うと、交付通知書が届く。自治体の窓口に取りに行く際には、顔写真付きの証明書(顔写真が付いていないものなら2点)が必要なので、保険証や免許証を一体化したカードを紛失した場合は、より本人確認が大変だ。同時に古いカードの廃棄手続きも必要となり、この際、警察に遺失・盗難届を提出したときに与えられる受理番号を聞かれるので、確認しておこう。このように、うっかりなくしただけでも再交付に手間暇取られるマイナンバーカード。紛失・盗難にはくれぐれも注意しよう。
2025年03月31日(写真:時事通信フォト)1990年代から2000年代にかけて、日本で絶大な人気を誇った台湾出身の俳優・金城武(51)。長く近況が知られていなかったが、中国で起きた“ある出来事”にファンが騒然としている。’98年の人気ドラマ『神様、もう少しだけ』(フジテレビ系)では、当時15歳だった深田恭子(42)の恋人役を好演し、本作をきっかけに大ブレイクした金城。2人の70秒に及ぶキスシーンは、今なお語り継がれる伝説となっている。その後も、中山美穂さん(享年54)とW主演したドラマ『二千年の恋』(フジテレビ系)や、映画『LOVERS』、金城が諸葛孔明役を演じた映画『レッドクリフ』シリーズなど数々の話題作に出演。日本語以外にも英語や中国語など5カ国語に堪能で、日本、香港、台湾で活躍した国際派俳優だ。しかし、’17年公開の映画『恋するシェフの最強レシピ』に出演して以降、表舞台から遠ざかっている。金城が主演する中国・香港合作のクライム・サスペンス映画『風林火山』も同年にクランクアップしたというが、公開は延期されたまま。なお日本で制作された作品への出演は、’08年公開の映画『K-20 怪人二十面相・伝』が最後となっている。すっかり“伝説の俳優”と化していた金城だが、ファンを喜ばせる出来事が――。3月27日に中国のSNS「微博(ウェイボー)」で、大手生活雑貨チェーン「無印良品」のアカウントが更新した投稿に、突如として金城の近影が公開されたのだ。投稿では2枚の画像が公開され、1枚目は白いシャツを着た金城が自転車を片手で押すショットが。2枚目は家屋の縁側に腰をかけた金城が、両手で持つ植物を愛おしそうに眺めるショットだった。公式サイトのトップページには《自然有生活。》のキャッチコピーとともに金城の写真が掲載されており、どうやら金城は春夏シーズンのイメージキャラクターを務めているようだ。また、28日には「微博」で2分間のメイキング映像が公開され、初夏にぴったりの涼しげな服に身を包んだ金城は、真剣な表情だけでなく爽やかな笑顔も見せていた。最後に公開された映画から8年ぶりとなった金城の登場は、瞬く間に日本でも話題に。とりわけファンが驚いたのは、全盛期と変わらない端正なルックスだったようだ。中国版「無印良品」で公開された金城のヘアスタイルは、黒髪で耳にかかるくらいまでの長さ。凛々しい眉毛もそのままで、日本で人気を博していたころの面影そのままだった。金城の電撃復活にファンも色めき立っており、Xでは“激渋の近影”に感激する声が広がっている。《金城武…相変わらずお美しい》《記憶にある大昔の金城武氏から全然変わってない。。(凄》《金城武!!無印との相性良すぎ!!!》《ちょっと落ち着くために金城武の無印の動画見てたけど50代の金城武男前で渋くてカッコよすぎない??》《まじで全く老けてない金城武 ただなんというか若い頃から大人顔の印象だから年齢とお顔のバランスが安定した感じなのかもな今 ありがてえ〜〜〜感謝》
2025年03月31日健康長寿の秘訣は「毎日丁寧に歯みがきすることと散歩」。100歳になったいまも毎日散歩することと丈夫な歯が自慢だ(撮影:水野竜也)「源じいから買うと当たる気がするんだよね」店のカウンター越しに、にぎやかな男性客の声がする。「どうか大きく当ててください」にこやかな笑顔で応じて、加藤源一さんが宝くじを手渡すと、その男性客は「長寿の福を分けてください」と、おもむろに源じいとグータッチをして去っていった。「最近は本当に私の体に触れたがるお客さんが増えましてね」こう笑う加藤さんを、本誌では親しみを込めて源じいと呼ぶ。源じいは1925年(大正14年)1月生まれ。今年で満100歳になった。ここは静岡県藤枝市の郊外にある宝くじの店「丸源」。いまは周囲に住宅も増えたが、源じいがこの売り場を始めた1998年、73歳のころには、赤く宝くじの文字が目立つ売り場が、畑のただなかにぽつんと立っていて、遠くからもよく見えたという。源じいは28年間、この売り場の店主として、いまも週に2~3日は必ず店頭に立つ。開業から5年後、2003年の年末ジャンボで1等・前後賞3億円が出たのを皮切りに、これまでに出た億当たりは8本。総額では15億円超の大当たりを出し、年末ジャンボの時期には、駐車場に入りきれない車が道路に連なり“丸源渋滞”を引き起こすほどの人気売り場となっている。「こんな片田舎にある売り場から、これほどの当たりが出るとは想像もしていなかったです(以下、語りはすべて源じい)。「宝くじという商売は大当たりが出なければなかなか長続きはしませんよ。1998年の開業から5年後の2003年の春でした。営業中の店にトラックが突っ込んできたんです。店内にいた私や従業員は無事でしたが、店は大破。ほとんど新装開店のように店を再開した矢先の年末ジャンボで、なんと1等・前後賞3億円が出たんです。まさに災いと幸運は裏表。きっと店の運気にトラックが風穴を開けてくれたのではないでしょうか?翌2004年にはロト6で1等1億5千万円が出て、お客さんの足が途切れることのない売り場になりました」源じいの言う“運気”とはなにか。実際に売り場で源じい自らが目撃した億万長者のエピソードから、源じいはこう考えている。「2011年に2度目の年末ジャンボ1等・前後賞3億円を当てたのはおそろいの作業服でいらした若い男性3人組でした。3人でお金を出し合い購入する際、誰がくじを選ぶのかで押し付け合いになって、ほかの2人から『おまえがいちばん親孝行だから、おまえが買うのがいちばんいいよ』と言われた男性が意を決して選んだくじが大当たり。“強運”というのは親孝行のような徳を積んだ人が持っているんだと教えられましたね」もう一人、源じいが忘れられない男性がいる。「2016年の正月明け。常連の50代の男性が売り場に来て『源じいに調べてほしい』と、抽せんがあったばかりの初夢くじを持参してきたんです。私が当せん確認をする機械にくじを通したら、なんと1等1億8千万円の大当たり。その男性は私の手を強く握って『源じい、ついにやったよ』ってね。私も思わず目頭が熱くなって『やりましたね』と繰り返すばかりでした。じつは、そのお客さんには、前から感心していたことがあったんですよ。それは売り場でくじを受け取るときに、まるで紙幣を受け取るように両手で受け取って、大事そうにカバンにしまっていくんです。私は店の販売員に常々『くじはただの紙切れではなくて、億のお札になることもある特別なもの。丁寧に扱いなさい』と話していますが、それを実践して幸運を呼び寄せた人。神様は必ずこうした心掛けを見ていて、ご褒美をくださるというのが、私の信念です」丸源に勤めて13年になる販売員の岡田美智江さんは、その話に横で大きくうなずいてこう話す。「この売り場に入ったときに『くじは両手でお客さんに渡しなさい。くじを手渡すとき、お客さんがそのくじをしまったとき、店を出ていくとき。ありがとうございましたは3回言いなさい』とこの2点をできるようになるまで教えられました。それは源じいが率先してやっていることなんです。だからお客さんも、源じい目当てに買いに来られるのだと思います」
2025年03月30日「宝くじは大きく当てるもの。だから販売員は常に笑顔。その笑顔が運気をあげ、大きな当たりを呼ぶんですよ」と源じい(撮影:水野竜也)「源じいから買うと当たる気がするんだよね」店のカウンター越しに、にぎやかな男性客の声がする。「どうか大きく当ててください」にこやかな笑顔で応じて、加藤源一さんが宝くじを手渡すと、その男性客は「長寿の福を分けてください」と、おもむろに源じいとグータッチをして去っていった。「最近は本当に私の体に触れたがるお客さんが増えましてね」こう笑う加藤さんを、本誌では親しみを込めて源じいと呼ぶ。源じいは1925年(大正14年)1月生まれ。今年で満100歳になった。ここは静岡県藤枝市の郊外にある宝くじの店「丸源」。いまは周囲に住宅も増えたが、源じいがこの売り場を始めた1998年、73歳のころには、赤く宝くじの文字が目立つ売り場が、畑のただなかにぽつんと立っていて、遠くからもよく見えたという。源じいは28年間、この売り場の店主として、いまも週に2~3日は必ず店頭に立つ。開業から5年後、2003年の年末ジャンボで1等・前後賞3億円が出たのを皮切りに、これまでに出た億当たりは8本。総額では15億円超の大当たりを出し、年末ジャンボの時期には、駐車場に入りきれない車が道路に連なり“丸源渋滞”を引き起こすほどの人気売り場となっている。「こんな片田舎にある売り場から、これほどの当たりが出るとは想像もしていなかったです。ただひとつ言えるのは、私はこの飯盒によって生かされてきた。すべては飯盒のおかげかなとは思いますね」(以下、語りはすべて源じい)源じいは、いとおしそうに黒く古びた飯盒をなでながら、遠く昔に思いを馳せるように、自らの半生を語り始めた。■爆弾を背負って、相手の戦車の下に潜り込む訓練を繰り返す日々源じいが生まれたのは静岡県掛川市。米農家の次男で、14歳で当時の高等小学校を卒業後、静岡市内で手広く酒屋を営む「平喜商店」(現・静岡平喜酒造)に入店した。「そのころは農家の次男の多くは住み込みの丁稚奉公に出たもので、私もその一人でした。慣れない商売でしたが、無我夢中で仕事に励んだものです」そんな仕事への真面目な姿勢が認められ、1942年(昭和17年)に17歳で、現在の北朝鮮との国境に近い中国東北部・間島省延吉県図們街にあった「平喜商店」の支店「平喜洋行百貨店」に出向することになる。これが源じいの生涯を大きく変えるきっかけとなった。「1932年(昭和7年)に、日本軍が占領していた中国東北部に満州国を建て、日本から多くの国民が開拓民として移住していました。図們の町にも日本人が大勢いて『平喜洋行百貨店』は生活物資や食料品、酒類を扱う百貨店でした」当時の様子がわかる貴重な写真が源じいの手元にある。それが1944年1月に開かれた「平喜洋行百貨店」の新年会の際の集合写真だ。「これらの写真が私の手元にあるのは、1944年に軍隊の召集令状が届き、現地・中国で入隊することになった際、身の回りの物を両親への手紙とともに“遺品”のつもりで、本土の掛川の実家に柳行李に詰めて送ったからです。当時は太平洋戦争の戦況が悪化し、満州からの郵便物はなかなか届かないことが多かったなか、奇跡的に無事に実家に届いていました」こうして源じいは19歳で現在の中国黒竜江省・ハルビンにあった関東軍(満州国の日本陸軍はこう呼ばれていた)6261部隊に最年少兵として入隊。そこで待っていたのは壮絶な訓練だった。「いつソ連(現・ロシア)軍が攻め込んでくるかわからない情勢のなか、爆弾を背負って、相手の戦車の下に潜り込む、まさに肉弾特攻の訓練を、毎日繰り返し繰り返しやっていました。小さいころから『お国のため』という教育を受けていましたから、なんの疑問も持たずに過ごしていたものです」■氷点下40度の中で重労働。シベリアの収容所では毎日仲間が次々と亡くなって入隊して1年余り、1945年8月8日にソ連は日本に宣戦布告。翌9日に満ソ国境を越えて侵攻した。刻々と源じいの部隊のあるハルビンにもソ連軍が迫りくる8月15日に日本は無条件降伏をする。「この日、中隊長が全隊員150名ほどを一堂に集めました」源じいが平岡さんと名前を記憶している中隊長は、真新しい飯盒を1個ずつ全隊員に手渡して、こう訓示した。「本日、天皇陛下のお言葉で、軍隊は武装解除、解散することになった。われわれ将校は君たちとは別々に行動することになる。君たちはこの飯盒を持って生き延び、何としても内地(日本)に帰って親孝行に尽くせ。もし迷うことがあったら、自分の“第一感”だけを頼りにして生き抜いてほしい」冒頭、現在も源じいが大切に保管する飯盒は、このとき手渡されたものなのだ。「食べることこそ生きること。飯盒に“生きる執念”を持てという思いを込めて平岡中隊長は全員に手渡したのではないでしょうか」それからまもなくソ連軍がハルビンにも侵攻。源じいたち日本兵や軍属はソ連軍の捕虜となった。これまで山崎豊子の小説『不毛地帯』ほか、数多くの体験者手記によって語り継がれてきた、過酷な戦後の歴史的出来事であるシベリア抑留のはじまりである。このときソ連軍は日本兵や民間人を捕虜とし、シベリアなどに強制連行し、強制労働を強いた。捕虜になった日本人は約57万人とされ、そのうちの5万人以上が亡くなった。「武装解除した私たちは侵攻してきたソ連軍の捕虜となり、当初は『ダモイ(帰国)』と告げられ、日本に帰れるものと思っていたのです」源じいたちの部隊は、この年9月にハルビンから横道河子まで列車で移動、そこから牡丹江までは徒歩で行軍した。「10月になり、牡丹江からソ連軍の列車に乗せられました。このときはまだ内地に帰れると信じていたのですが、列車の向かう方向が北ではないかと、仲間たちが騒ぎ出したんですよ」たしかに朝日が昇る東から見て、列車は北に向かっていた。ひとまず源じいたちの列車が着いたのはシベリアのハバロフスク。11月になり、よりシベリアの奥地であるテルマの収容所に移送された。「テルマの収容所で過ごした最初の冬の4カ月は本当に言葉では表せないほど過酷なものでした。何日も氷点下40度になる日が続き、極寒の屋外で森林の伐採などの作業の日々。食事もとても食事と呼べるようなものではなく雑穀のみそ汁と黒パン1枚だけです。つねに飢えていて、栄養失調や病気で毎日次々と仲間が亡くなっていきました。夜、寝ている私の横で仲間の一人が『銀飯(白米のこと)が食べたい』と叫んで翌朝には冷たくなっていたこともありましたよ。死体は丸裸でマネキンのように部屋の隅に山積みにされている状況。それは地獄の冬でした」収容所に入って、最初の1年間は入浴した記憶がなく、しらみ、床じらみのせいで、全身がかゆく、一晩眠れないこともしばしば。生きていること自体がつらかったと漏らす。そんな源じいを支えたのは20歳という若さと、平岡中隊長の「なにがあっても“第一感”で生き抜け」という言葉だったという。■シベリアの収容所内で元職人の戦友が名前を刻んでくれた飯盒はいまも源じいのもとに「最初の冬が明けた1946年春に、私はテルマからモシカの収容所に移送。そこで私はロシア語の通訳をしている知り合いと出会うことができました。ロシア語を覚えることが収容所生活を生き抜くつえになるのではというのが、私の“第一感”。とにかく時間があれば必死で、最低限のロシア語の読み書きを教わりました」モシカの収容所には軍隊に入るまで彫金の職人をしていたという人がいて、源じいの飯盒の蓋と胴の2カ所に「加藤源一」と名前を刻んでもらった。それは薄くなりかけてはいるが、いまも写真のようにはっきり判読できる。「片言ですが、ロシア語ができるようになったことで、町の病院のロシア人医師に重宝がられ、収容所の患者との連絡員として、収容所から医師の住む官舎に移り住むことができました。まさに“第一感”が私を救ったと思っています」1947年9月、源じいは内地帰還人員の一人に選ばれ、モシカを出発。平岡中隊長から手渡された飯盒を携えて、ナホトカ港から帰還船に乗り込んだ。「帰還時は丸裸にされ、着の身着のままでしたから、なぜ、この飯盒を持って帰れたのか、その記憶がないんですよ。不思議です」帰還船は京都府・舞鶴港に着く予定だったが、台風の影響で、北海道・函館港に着岸。17歳で満州に渡った源じいが再び、内地の土を踏んだのは函館の町だった。「いっしょに帰還した戦友と函館山に登り、そこから函館の町を見下ろして、帰国できたことを実感し合いました。その場で国から支給された200円を握りしめ、市場の食堂でとにかくおなかいっぱいになるまでご飯を食べました(笑)」数日をかけて、函館から静岡に帰ってくると、知らせを聞いた「平喜商店」の社長が静岡駅の改札で出迎えてくれたことも忘れられない思い出だ。その後「平喜商店」に復帰し、ようやく源じいの帰国後の人生はスタートした。「1951年に『加藤酒店』という屋号で、静岡市梅屋町に店を出し独立。市内に同じ名の酒店があったことから『丸源酒店』に改名しました」現在、96歳になる妻のはまこさんと結婚したのもこのころ。「シベリア抑留を経験し、九死に一生を得たこの命、とにかく残りの人生を世の中のために生きようという思いが強く、仕事に専念したことから、家庭のことは妻に任せっきりで苦労をさせました」■営んでいた酒店にサントリーの佐治敬三社長が訪れて。経営者としての道しるべに戦後の経済成長期と重なったこともあり、源じいの酒販業は拡大の一途。1970年に店の前で撮影された写真には当時の従業員と源じい夫妻が並ぶ。「ちょうどこの直前ですね。サントリーがビール事業に乗り出したものの、後発のため、キリン、アサヒ、サッポロの3社を前に苦戦していたんです。そのサントリーの若い営業さんが私のところに来て『なんとかサントリービールを扱ってくれませんか?』というので『社長が頼みに来てくれたら考える』と生意気な返事をしたんですよ。そうしたらほどなく、本当に当時の佐治敬三社長が店にやって来て。それは驚きましたが、武士に二言はありません。それ以来、私の店ではサントリービールをメインに扱うようになりました(笑)」このときの佐治社長との出会いは、源じいの経営者としてのよい道しるべとなった。それがいまの宝くじ売り場にも受け継がれている。「なんでも社長の私からやる。率先垂範ですね。お客さんへの笑顔の挨拶から、掃除、『ありがとうございます』の言葉まで、私が手本にならないといけません」バブル景気がはじけた1990年後半になると、源じいの酒販業にも陰りが見えてきた。このとき、宝くじに活路を見いだしたのも、源じいの“第一感”だったという。「佐治社長から教わったことのひとつに、サントリーの創業者・鳥井信治郎さんの言葉である『やってみなはれ』精神がありましてね。1998年に藤枝市のはずれの畑の中にこの売り場を出したのも、まさに『やってみなはれ』。まわりに建物がないから、とにかく看板が目立つというのが“第一感”でした。その狙いが当たって、開店からすぐにお客さんが来てくれるようになったんですよ」■シベリアに抑留されていた人の娘さんとの出会いから自分の体験を積極的に話す決意をじつは源じいは自分のシベリア抑留体験を積極的に語ってきたわけではない。源じいがシベリアから帰国した当時のソ連は共産主義圏の中心をなす国だった。そのため、帰国した源じいたちは抑留中の収容所生活で共産主義を教え込まれてきた“危険思想の持ち主”ではないかと疑いの目で見られることが少なくなかったからだ。「確かに朝礼のときに『インターナショナル』(伝統的な共産革命の歌)を歌わされたりはしましたが、言葉が通じないし、生きるのにやっとのなかで、共産主義教育なんてできはしませんよ。でもやはり世間の目は厳しいものでした」5年前、そんな源じいのもとに一人の女性が自分の著書を手に現れた。くしくも源じいと同い年で静岡市生まれの父・窪田一郎さんが満州に渡り、関東軍に召集され、シベリアに抑留された生涯を綴った『シベリアのバイオリン』(地湧社)の著者でピアニストの窪田由佳子さんだ。窪田さんは人づてに、父・一郎さんと同い年でシベリア抑留の経験をしている源じいのことを知り、本を手渡しに来たのだった。窪田さんはこう話す。「父は1981年に55歳で心筋梗塞で亡くなるまで、娘の私にシベリア抑留中の話をよくしてくれていました。その父の話を綴ったのがこの本です。これを読んだ人から、同じ静岡市に父と同じ体験をしてまだ生きている人がいるよと教えられたのが源じいの存在。再び父に会うような気持ちで、源じいを訪ねたことをよく覚えています」昨年『シベリアのバイオリン』は影絵を用いた絵本にもなった。「シベリア抑留のきびしい現実と、父が現地で生きる希望としてバイオリンを手作りし、収容所で戦友同士で楽団を作って演奏した物語です。源じいは涙を浮かべながら読んでくださいました」その窪田さんから、シベリア抑留体験者はもう残り少ないと教えられ、源じいは語り部として、その経験を積極的に外に向けて話そうと決心する。「もう静岡県ではシベリア帰還者で生存しているのは源じいだけ。それだけにこんなにかくしゃくとしてお元気なのは信じられません」と、窪田さんは目を細める。現在、源じいには妻のはまこさんとの間に4人の子供がおり、4人の孫、そしてひ孫も2人いる好々爺だ。はまこさんは介護が必要になり、介護施設に入所。少し寂しくはなったが、毎朝5時に起きて、自宅の周辺を散歩するのが日課。その足取りはとても100歳とは思えないほどしっかりとしている。「シベリアの過酷な収容所生活を生き抜き、酒販店を繁盛させ、いまは“億招きじい”とみなさんに喜ばれて。その原点であり、生き抜いてきた証しがこの黒ずんだ古い飯盒です。迷ったときは、常に自分の“第一感”に命を託してきました。今年は戦後80年。私は100歳の節目の年。必ずや、この売り場から億万長者を出しますよ。夢は大きくやってみなはれです」この飯盒こそが、奇跡の大当たりを出し続ける「丸源」の命の源。源じいの目はそう語っていた。
2025年03月30日“びんびん”シリーズでアイドル的人気を誇った野村宏伸も59歳に「1984年に角川映画『メイン・テーマ』でデビューしたこともあって、角川春樹事務所に所属していましたが、時代は映画からテレビにシフトしていき、事務所からは(薬師丸)ひろ子ちゃんが抜け、(原田)知世ちゃんが抜け……。それでボクも小さなプロダクションに所属したタイミングで、『ラジオびんびん物語』(フジテレビ系)のオファーをいただいたんです」こう語るのは、野村宏伸さん。同ドラマのヒットで、その翌年に放送が開始されたのが『教師びんびん物語』だ。「“ラジオ”が終わって“教師”が決まるまでのあいだも、主役の田原俊彦さんにゴルフに誘っていただくなどつながりがありました。当時、田原さんはボクを役名の『榎本』と呼んでくださっていたのですが、ボクは田原さんを役名や“さんづけ”で呼ぶのも変だと思い、なんてお呼びしたらいいのかわからないまま。“教師”の撮影のころには、敬語からタメ口に変わっていました」田原は、主題歌『抱きしめてTONIGHT』が大ヒットして、歌番組にも掛け持ち出演。「ドラマの撮影現場ではみんなを盛り上げていました。かなり忙しいはずなのに、夜はしっかり遊びに行っていたようで(笑)。それでも現場で台本を開いているところは見たことがないから、いったい、いつセリフを覚えているんだろうと不思議でした」撮影は深夜に及ぶことも。「ボクのセリフのときに、田原さんが変な顔をして笑わせるんです。それが深夜ともなると、お互い疲れてきているから笑いが止まらない。監督に『いいかげんにしろ!』って怒られたりしました。そんな場面はNG集にもよく使われていました」子役たちとも、良好な関係だったという。「最終回のお別れのシーンは本当の涙。何度も練習してできるシーンではないので、リハーサルなしの一発本番だったと思います」平均視聴率20%を超える大ヒット。パート2の放送も決まり、野村さんには数々のドラマ出演オファーが舞い込んだ。「いい面もありましたが、来るのは同じような役ばかりという悪い面も。すごく抵抗があったし、まだ若くて変なプライドもあった。映画『ファンシイダンス』の本木雅弘さんの役、『振り返れば奴がいる』(フジテレビ系)の石黒賢さんの役も断ってしまったほど。いまなら、絶対に受けるのに(笑)」そんな失敗も乗り越え、昨年、芸能生活40周年を迎えることができたのだ。『教師びんびん物語』(フジテレビ・1988年)ドーナツ化現象で生徒数が減少している東京・銀座の小学校を舞台に、単純で理想主義な熱血教師・徳川龍之介(田原俊彦)とその後輩教師・榎本英樹(野村宏伸)コンビが奮闘する学園ドラマ。“金八”でデビューしたトシちゃんが先生役として登場するだけで、なんだか胸熱!【PROFILE】のむら・ひろのぶ1965年生まれ、東京都出身。1984年にデビューすると、“びんびん”シリーズでアイドル的人気を集める。低迷期はあったものの本格派俳優として数多くの映画、ドラマに出演する。
2025年03月30日2025年の春ドラマがいよいよスタートする。各作品の公式サイトでは、キャスト発表や予告映像の公開が次々とおこなわれている。好きな芸能人が出演する作品の情報を定期的にチェックしているという人も多いのでは?Travis Japanの松田元太(25)が地上波で単独初主演を果たす『人事の人見』(フジテレビ系)など、放送前から注目を集める作品もあるが、その一方で残念ながらあまり期待されていない作品も……。そこで本誌はWEBアンケートツール「Freeasy」にて、20歳から70歳のドラマ好きな男女500人を対象に「期待できない春ドラマ」についてアンケート調査を実施した。第3位には、同じ票数で二つの作品が並んだ。一つ目は、連続テレビ小説の『あんぱん』(NHK)。『アンパンマン』の生みの親・やなせたかしさん(享年94)。同作はやなせさんとその妻・暢さんがモデルとなっている。豪華なキャスト陣が顔を揃えているが、前作『おむすび』(NHK)の視聴率が伸びなかったこともあってか、しわ寄せを受けてしまったようだ。《前作の視聴率が悪かったようなので、今回もまたと思ってしまうから》《今のドラマと同じような気がする》第3位に選ばれた二つ目の作品は、丸山正樹(64)の同名小説が原作の『夫よ、死んでくれないか』(テレビ東京系)。安達祐実(43)・相武紗季(39)・磯山さやか(41)がトリプル主演を務める同作は、いわゆる「ダメ夫」によって奪われた幸せを取り戻し、人生をリスタートする妻たちの復讐劇だ。しかし過激すぎるタイトルに拒否反応を示す人もいたようだ。《タイトルがきつすぎる》《嫌なタイトルだから》第2位は、ネット上で物議を醸している『子宮恋愛』(読売テレビ)。《私の子宮が恋をした。だけどそれは夫とは別の人でした。》という衝撃的なキャッチコピーがネット上で大きな話題を呼んでいる同作。地上波放送ではあまりない過激なタイトルに、戸惑いを覚える声が多く寄せられている。ドラマの内容も不倫を描いたものとなっているだけに、ネット上では放送前から否定的な意見があがっている。しかし、一方で原作を読んだ人からは「内容はそんなに悪くない」と支持する声も。タイトル同様、内容でも視聴者にインパクトを与えてくれることを期待したい。《題名からあまり見たくない》《やはり題名が奇天烈過ぎて、家族で見るにはハードルが高い》《ドロドロしていそうだから》《こてこての泥沼そう》そして、残念ながら第1位に選ばれてしまったのは、井ノ原快彦(48)主演の刑事ドラマシリーズ『特捜9 final season』(テレビ朝日系)。かつて渡瀬恒彦さん(享年72)が主演を務めた『警視庁捜査一課9係』シリーズの続編としてスタートした『特捜9』シリーズ。通算20作目でついにファイナルを迎える。『特捜9』としてはシリーズ8作目となる今作だが、展開のマンネリ化を嘆く声が……。シリーズ開始当初は2ケタ台だった視聴率も徐々に低迷しており、『特捜9 season7』では全話1桁でワースト記録を更新してしまった。期待値は薄れてしまっているようだが、シリーズ集大成となる今作で果たして巻き返しできるだろうか。《ちょっとマンネリ気味》《毎回、同じのワンパターンの気がするから》《過去と変化が少ない》《最初の頃は面白く楽しめましたが、最近のシーズンはネタ切れ、マンネリ化していました。今更感が大きいです》
2025年03月30日ヒロインを演じる今田美桜開始当初から賛否が飛び交い、視聴率でも苦戦したNHK連続テレビ小説『おむすび』。ついに最終回を迎えたなか、3月31日から新たにスタートする『あんぱん』への期待が高まっている。今田美桜(28)がヒロインを務める同作は、北村匠海(27)演じる『アンパンマン』を生み出した漫画家のやなせたかしと妻の小松暢をモデルに、激動の時代を乗り越えて、人々に希望を与える国民的作品に辿り着くまでの夫婦を描いた物語。脚本は『ハケンの品格』(日本テレビ)や『ドクターX~外科医・大門未知子~』シリーズ(テレビ朝日)など、数々のヒット作を生み続ける中園ミホ(65)が手掛ける。放送前から高い注目を浴びている同作に「期待しかない」と豪語する、TVコラムニストの桧山珠美さんに、その理由を解説してもらった。「まず脚本家が中園ミホさんであることです。米倉涼子さん主演の『ドクターX』に松嶋菜々子さん主演の『やまとなでしこ』とか、ちょっと昔だと松雪泰子さん主演の『白鳥麗子でございます!』なども手がけるヒットドラマのストーリーテラーです」『やまとなでしこ』、『ハケンの品格』のようなドラマオリジナルの脚本も得意とする中園だけに、『あんぱん』のストーリーにも期待が高まる。「しかも、朝ドラの脚本は『花子とアン』も書いているので2度目なんです。朝ドラは通常の3ヶ月のドラマと違って半年間も放送し続けるマラソンみたいなもの。そのため、コースの起伏や難所を分かっている経験者というのはポイントです。『花子とアン』も相当面白かったし、中園さんなら”きっと面白いだろう”という期待値がすごく高い人なんです」脚本もさることながら、桧山さんが最も期待を寄せるのが豪華キャスト勢だ。「ヒロインののぶ役が今田美桜さん(28)で、妹が河合優美さん(24)と原菜乃華さん(21)です。河合さんなんて日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を始め、あらゆる映画賞を総ナメして、さらにテレビでも『不適切にもほどがある』(TBS)で爆発的な人気に。妹役はもったいないくらいです(笑)アニメ映画『すずめの戸締まり』の声優に抜擢された原さんも、CMで『すずめです』っていうあの声を聞くと癒されるじゃないですか。この3人の3姉妹、こんな贅沢なことってないですよね。最強の3姉妹じゃないかと思っていますし、おそらくそれぞれに物語があるように作られると思うので、見応えも3倍です!」豪華キャストは3姉妹だけにとどまらない。「夫の柳井嵩役が北村匠海さん(27)で、その父親役が二宮和也さん(41)とこれまた豪華。さらに、一緒に暮らす伯父役が竹野内豊さん(54)で、そこに実母役の松嶋菜々子さん(51)が絡むとトレンディードラマを彷彿とさせます。のぶの祖父役として、『花子とアン』にも九州の炭鉱王・嘉納伝助として出演し存在感を放っていた吉田鋼太郎さん(66)がキャスティングされているのも興味深い。江口のりこさんの母親役も面白そうだと想像がつきますよね。さらに若手で言うと、映画『少年と犬』で主演した高橋文也さん(24)もだし、柳井嵩の弟役の中沢元紀さん(25)もすでにブレイクしてますが、お茶の間に知られるという意味で、絶対ここでもう一段階ブレイクすると思います」さらに、最も注視しているキャストの1人として阿部サダヲ(54)をあげる。「屋村草吉という役名で、周囲からは”ヤムおじさん”と呼ばれているのですが、髪型や見た目がジャムおじさんそのもの!プロフィールに記された”風来坊のパン職人”、”2人の人生に大きな影響を与えていく”という説明も、今後の主人公たちの人生にどう関わってくるのだろうか?とワクワクさせます。また、のぶはドキンちゃんのモデルだったと言われています。だからのぶの衣装はオレンジ色なんです。ヤムおじさんがジャムおじさんでのぶがドキンちゃんなら、ほかにも色々出てくるんだろうなって。もしかして河合さんの青い服や原さんの緑の服は……って想像してしまいますよね。それが合っているかわからないけど、みんなが知っているアンパンマンだからこそ、リンクを見つける楽しさもあるし、上手な作りだと思います」そして、やなせたかしの人生自体の面白さも挙げる。「みんなが子供の頃からお世話になっているやなせたかしですよ。国民的漫画家で、『手のひらを太陽に』も書いた人だし、三越デパートの包装紙のデザインをディレクションしたのもそう。しかも、エピソードで戦争も挟んでいて、激動の時代が描かれます」やなせは、自身の戦争体験を語った本『ぼくは戦争は大きらい』(小学館)で、《あのときにぼくが骨身にしみて感じたのは、食べる物がないことがどんなに辛くて情けないか、でした。いろいろ辛いことはあっても、空腹ほど辛いことはありません。アンパンマンが自分の顔を食べさせてあげるのは、このときの僕の体験があったからです》と明かしている。アンパンマンに大きな影響を与えたという戦時中の体験の描写には、要注目だ。「その上で、ヒロイン夫婦は幼馴染という設定ですが、実際は就職先の同僚だったのでここは史実ではなくオリジナルなんです。実在のモデルとなった人たちはいるんだけれども、それをただ史実通りにやるのではなくて、ドラマとして面白く作ろうという覚悟が見えますよね」放送100年、そして戦後80年を迎える2025年に放送される本作。制作陣の情熱も並々ならぬものが予想され、安心して視聴できる作品になりそうだ。
2025年03月30日今年の春も、新作ドラマが数多く放送される。新生活のお供や多忙な新年度の息抜きとして、春ドラマの放送開始を待ちわびている人も多いのではないだろうか。2025年の春ドラマは、人気シリーズの続編や放送前からネットで話題になる大型新作はもちろん、『夫よ、死んでくれないか』(テレビ東京系)、『あなたを奪ったその日から』(カンテレ・フジテレビ系)など、インパクトあるタイトルの作品が例年以上に目立つ。そこで本誌はWEBアンケートツール「Freeasy」にて、20歳から70歳のドラマ好きな男女500人を対象に「期待している春ドラマ」についてアンケート調査を実施した。第3位には、同じ票数で二つの作品が並ぶ結果に。うち一つは『続・続・最後から二番目の恋』(フジテレビ系)だ。『最後から二番目の恋』シリーズは、古都・鎌倉を舞台とするフジテレビ完全オリジナル脚本ドラマとして人気を集めている。2012年に第1期『最後から二番目の恋』が、2014年には第2期である『続・最後から二番目の恋』がそれぞれ放送され、大きな話題を呼んだ。第3期作品の『続・続・最後から二番目の恋』では、小泉今日子(59)と中井貴一(63)がW主演を務め、第2期から11年後を演じる。11年という長い日々を経た2人が紡ぐ新たな物語に期待が集まった。《これまでの内容が好きだから、続編に期待!》《過去一面白いドラマ。先週始まった再放送も欠かさず見ている》《続きが気になるから》もう一つの第3位は、『特捜9 final season』(テレビ朝日系)。渡瀬恒彦さん(享年72)主演の人気ドラマ『警視庁捜査一課9係』からバトンを引き継ぐ形で、2018年4月にスタートした『特捜9』シリーズ。前身の『警視庁捜査一課9係』から通算20作目となる『特捜9 final season』には、シリーズ集大成の作品としてファンから期待の声が寄せられている。主演の井ノ原快彦(48)も《僕自身も初心に戻って、主人公を演じ切りたいと思います》と熱い意気込みを披露しており、これまで以上に熱のこもった演技が期待できそうだ。《前のシリーズをずっと見てて好きだから》《しっかりとした脚本で作られていること、出演者の演技も良く安定感がある》《シリーズ最後と聞いたので、是非締めくくりにふさわしい終わり方を期待してます》第2位に選ばれたのは、『キャスター』(TBS系)。TBS日曜夜9時放送の枠は『日曜劇場』と呼ばれ、数多くの人気ドラマを生み出してきた。2025年春の日曜劇場として放送が決まった『キャスター』も、演技派俳優として根強い人気を誇る阿部寛(60)が主演ということもあり、放送前から大きな注目を集めている。「世の中を動かすのは真実」という信念を抱く、型破りで破天荒なキャスター・進藤壮一が、周囲を巻き込みながら、視聴率低迷にあえぐ報道番組を正していく同作。進藤に振り回されつつも奮闘する総合演出・崎久保を演じる永野芽郁(25)や、進藤に憧れる入社2年目のAD・本橋悠介を演じる道枝駿佑(22)など、脇を固める豪華俳優たちの活躍も見どころになりそうだ。《阿部寛にハズレなし》《テレビでCMしていて面白そうだと思った》《キャストが豪華。さすがTBS日曜劇場》数多くの注目作品を抑え、第1位に輝いたのはNHKの連続テレビ小説『あんぱん』だ。長年お茶の間を楽しませている「朝ドラ」枠で、3月31日にスタートする同作。児童に大人気の『アンパンマン』を生み出したやなせたかしさん(享年94)とその妻・暢さんの夫婦の人生をモデルにしている。何者でもなかった2人が、生きる意味すら失いそうな苦悩の日々の中で夢を忘れず足掻き続けた、激動の日々。そこから「逆転しない正義」を体現した作品『アンパンマン』が生まれるまでの、愛と勇気の物語だ。ヒロイン・朝田のぶを今田美桜(28)が、伸の夫・柳井嵩を北村匠海(27)が演じる。NHKの朝ドラを楽しみにしている視聴者はもちろん、やなせさんの人生に興味を持つ人やアンパンマンが好きな人まで、アンケートではさまざまな人たちから期待の声が集まっていた。この春の朝は『あんぱん』を見て、1日の活力を得る人が多くなることだろう。《やなせたかしさん夫妻の物語も、中園ミホさんの脚本も面白そう》《アンパンマンが大好きだから》《今田美桜さんが出ているから》
2025年03月30日放送開始から60年以上も続く「朝ドラ」ことNHK連続テレビ小説。朝ドラは1984年の『心はいつもラムネ色』以降、NHK東京放送局とNHK大阪放送局により、半年ごとの交代制で制作されている。3月28日に最終話を迎えた『おむすび』のように、大阪制作の場合は西日本が舞台となることが通例となっている。東京制作の場合、関西を除いた全国が舞台となり、3月31日からスタートする『あんぱん』の舞台は高知県だ。朝ドラファンの間ではどちらの局が制作した作品が面白いか、しばしば論争が巻き起こっている。そこで本誌はWEBアンケートツール「Freeasy」にて、西日本在住の20~60代の男女500人を対象に、「2000年以降で好きな大阪制作の朝ドラ」についてアンケート調査を実施した。第3位は、ウイスキー造りに奮闘する夫婦を描いた『マッサン』。2014年から2015年にかけて放送された『マッサン』は、ニッカウヰスキーの創業者とその妻をモデルとした作品。玉山鉄二(44)が演じた主人公のマッサンこと亀山政春と、スコットランド人・エリーの国際結婚した夫婦という設定も、視聴者には新鮮に映ったようだ。ヒロイン役に外国人女性を起用するのも、朝ドラとしては初の試みだった。当初は日本語能力を重視していたそうだが、実際に起用されたのは日本語が話せないシャーロット・ケイト・フォックス(39)。制作統括者は起用理由について、「芝居の力とコメディセンスに圧倒的な魅力がありました」と語っている。同作を見てウイスキーに興味を持ったという声も多く寄せられた。《あまりウイスキーを飲まなかった私が、ドラマを見て、ウイスキーをロックで飲むようになったから》《ウィスキー作りの苦労がうまく演じられていた》《ヒロインが珍しかった》《当時では珍しい国際結婚をし、2人で苦労を乗り越え頑張っていく姿に胸打たれ本当に良いストーリーだった》第2位は、波瑠(33)の好演が光った『あさが来た』。2015年度に放送された同作が2位にランクイン。実業家で教育者の広岡浅子さん(享年69)がモデルとなっており、女性が表舞台に出ることのなかった時代に、主人公・あさが企業経営や日本初の女子大学設立に奔走する物語だ。負けん気が強く、はつらつとしたあさを魅力的に演じた波瑠の演技が好評を得ている。また、同作で確固たる地位を確立したのが、五代友厚を演じたディーンフジオカ(44)。あさの師となるキーパーソンで、英国紳士を思わせるスマートな雰囲気に魅了される視聴者が続出した。志半ばで病に倒れる五代だが、あまりの人気に1カ月ほど延命するよう脚本が変更されたという。五代亡き後、ネット上では「五代ロス」を嘆く声が飛び交った。《波瑠の演技がよかったから》《男性優位の時代に女性が成功していくさまが良かった。男性陣も主人公を支えていてかっこよかった》《脚本も面白かったし波瑠の演技が良かったから》《五代友厚(ディーンフジオカ)の存在感》第1位は、初のトリプルヒロイン作品『カムカムエブリバディ』。2021年から2022年にかけて放送された『カムカムエブリバディ』。親子3代の100年間にわたるストーリーを描いた同作は、世代ごとにヒロインが代わるという異例の構成となっている。ラジオ英語講座が題材となっており、タイトルを含め作中の端々に英語が出てくるのも特徴だ。上白石萌音(27)、深津絵里(52)、川栄李奈(30)の3名がそれぞれ別ヒロインを演じるという斬新さに加え、最終話で過去の伏線が見事に回収される脚本を絶賛する声が多く寄せられた。クランクアップの際にはネタバレ配慮のため、収録後のキャストコメントや写真の公開もしないなど、細部まで制作陣のこだわりが光ったドラマとなっている。《3世代を描いてそれがきれいに繋がっている。感動する》《初めての三世代のドラマ。主演女優も三人と初めて尽くしだったが、筋書きも良くて面白かった》《ヒロインが三人というとこが面白かった》《朝ドラらしくなく、謎解き要素もあり、三世代のドラマがうまく纏められていたから》
2025年03月29日(写真:時事通信)今年1月に芸能界を引退した中居正広氏(52)の“女性問題”に端を発する問題で、フジテレビと親会社フジ・メディア・ホールディングス(以下、FMH)は3月27日、取締役相談役・日枝久氏(87)が退任することを発表。発表された役員人事では、フジテレビ、FMHともに取締役の人数を大幅に減らした上で、過半数を社外から登用するなど、大幅に刷新された。昨年12月に一部週刊誌で、中居氏の女性トラブルにフジテレビの元編成幹部が関与した疑惑が報じられて以降、アナウンサーを含む自局の女性社員が、意に沿わない会食に参加させられるといった組織内の“上納文化”も取りざたされることに。フジテレビは今年1月下旬に日弁連のガイドラインに基づいた「第三者委員会」を設置している。一連の問題を受け、1月27日にフジテレビの港浩一前社長(72)、嘉納修治前代表取締役会長(72)らが辞任。スポンサーや視聴者の信頼回復のため立て直しに向けて上層部の刷新を始めたが、40年以上にわたってグループの権力を握る日枝氏がその座を退くことはなかったーー。そして、3月27日のフジテレビ・FMHの臨時株主総会と取締役会で、日枝氏を含む取締役12人の退任が発表された。その後の会見で、FMHの代表取締役会長に就任した金光修氏(70)は、記者から退任は日枝氏本人の意向かを問われると、「割と早い段階から経営の刷新に賛成していた。“方法は任せる”と言っていました」と説明。日枝氏はフジサンケイグループの代表も退くという。1月の会見では、長年にわたり影響力を持った日枝氏の責任を追及する声も上がるなど、’88年にフジテレビの社長に就任して以来、40年近く“ドン”として君臨してきた。あるフジテレビ関係者は当時本誌に、日枝氏が権力を維持してきた“カラクリ”についてこう訴えていた。「この会社は秘書室出身者が“おかしな出世”をしています。日枝さんの近くで側近として働き、忠誠を誓った順番に出世するという“システム”があるのです。参加者を制限して批判を浴びた1月17日の会見にも出席していましたが、石原正人常務も報道局長を務めていた時期はあまり振るわず、その後秘書室長になったのですが、それから5年でみるみる出世して常務になりました。そのほか、社内で問題を起こしたある人物も、秘書室への異動後に部長として“特進”しています。結局、日枝さんが退陣しないかぎり、こうした“院政”は何も変わりません。各所にいる子飼いたちのせいで、どこかで腐敗がまた始まってしまうと思います」ようやく脱“日枝体制”に踏み切ったフジテレビ。先の関係者は胸の内をこう明かす。「今回の役員人事によって、日枝氏の“寵愛“を受けていた政治部出身者と、バラエティ出身の役員がいなくなりました。これは日枝体制が完全崩壊したことを意味します。そのため、日枝さんに疑問を抱いていた人たちからは歓喜の声があがっています。人事が発表されるギリギリまで『日枝氏が別のポジションで残るのでは?』という話も出ていましたからね……。とはいえ、役員から本人含め“日枝派”はいなくなりましたが、社内には息のかかった有力社員もまだ残っていますし、今後も日枝氏になにかと相談事は続くというのが大方の見方です。半年ぐらいしたらシレっと戻ってくるのでは?と勘繰っている人もいますが、今回の人事は長いフジテレビの歴史の中でも画期的。会社が良い方向に向かっていると信じて、今は素直に喜びたいです。3月31日には第三者委員会が調査結果を報告する会見を行い、その後清水社長が出席する会見も行われます。最終報告を伝える会見として聞いています」一連の問題を受け、4月以降も7割弱のスポンサーがCM出稿の判断を保留しており、依然として苦しい状況が続くフジテレビ。経営陣の刷新と調査報告書の結果をもって、この苦境を打破できるか。
2025年03月29日Xで人気沸騰中の人間まおがミドルエイジのモヤモヤを描く連載コミック!【あらすじ】親同士で情報交換をしながらも、探り合いやマウント合戦が絶えない大学受験の世界。さらに、中にはデリカシーのない「モンスターママ」まで登場し、根掘り葉掘り聞いてくる始末。どう逃げ切った?【PROFILE】人間まお’18年に『くず系女子。』(KADOKAWA)でデビュー。現在はサルのあげおと共存の日々を送りながら、日常のあるあるをゆる~く描いた漫画ブログが大人気。24年4月からは『おはスタ』(テレビ東京系列)で「あげおとティム」のアニメが放送!
2025年03月29日pignic cafe 浅草店のポニョ♀今、動物園では赤ちゃんが続々誕生しベビーラッシュとなっている。存在だけでもカワイイのに、ふわふわの産毛に小さな手足、そしてこんなふうに見つめられたらもうメロメロ? まるでほほ笑んでいるかのようないとおしい赤ちゃんたちの姿に癒されよう!【マイクロブタ】ポニョ♀/バートン♂バートンは指に鼻ツンツンしてくれる賢い子で、ポニョは癒し系アイドルなんだそう。pignic cafe浅草店東京都台東区浅草1-17-4 A*G ASAKUSA3階03-5830-7655【コアラ】ポポロ大きくなってもしばらくは何かにつかまっていないと不安なため、ぬいぐるみと一緒に体重を測っている。金沢動物園神奈川県横浜市金沢区釜利谷東5-15-1045-783-91003月末日時点で非展示中 (展示再開はSNSでお知らせ)【ひつじ】片目をつぶってまるでウインクしているよう。表情豊かなところがたまらなく愛くるしい。マザー牧場千葉県富津市田倉940-30439-37-3211赤ちゃんひつじが主役のイベント「こひつじまつり」が開催中(6月1日まで)【ホッキョクグマ】ホッキョクグマの繁殖と飼育が難しいなか、無事に仲よく成長中。寄り添う姿がキュート。八木山動物公園宮城県仙台市太白区八木山本町1-43022-229-0122【ミーアキャット】ナツ写真は1月14日、生後約1カ月のナツちゃん。あどけないうるうるした目に胸キュン。高知県立のいち動物公園高知県香南市野市町大谷7380887-56-3500【フタユビナマケモノ】スタッフの愛情がこもった人工保育で成長中。のんびりゆっくりしている姿に癒される。アドベンチャーワールド和歌山県西牟婁郡白浜町堅田23990570-06-4481公開は10~17時(動物の体調等により変更あり)【ホワイトタイガー】コタプニプニの肉球を見せてくれたり、ママに運ばれたりするコタ。※撮影は2月12日東武動物公園埼玉県南埼玉郡宮代町須賀1100480-93-1200公開は11時半~14時半(予定)【コツメカワウソ】つね吉♀/まめ吉♀/ぐみ♀/つぶ吉♂仲よし4きょうだいは大好きなママといつも一緒。カメラが珍しいのか目線をくれるのだ大分マリーンパレス水族館「うみたまご」大分県大分市大字神崎字 ウト3078-22097-534-1010
2025年03月29日(C)Gadou by Mr Tan/訳:国津洋子■花粉症■今週のフランス語【atchoum(アチューム)】=ハクション(くしゃみ)フランスではくしゃみをした人に、「あなたの願いがかないますように」と言います。親しい人には「ア・テ・スエ」、丁寧に言うなら「ア・ヴォ・スエ」です。作者 ムッシュー・タンのインタビューも配信中!【PROFILE】本名:Antoine Dole(アントワーヌ ドール)。フランスで累計1900万部を突破した大人気マンガ『Mortelle Adèle(毒舌アデル)』の著者。親日家でたびたび来日しており、お気に入りのスポットは上野公園。『YOUは何しに日本へ?』(テレビ東京系)でガドゥ誕生秘話が紹介された。
2025年03月29日温泉につかりながらソメイヨシノを堪能♪「界 鬼怒川花見温泉滞在プラン」(栃木県)今年も桜の季節が到来。お花見はしたいけれど花粉症や花冷え、雨が降ったら……と諦めている人に朗報!天候も花粉も気にせずに室内で桜を堪能できる場所が全国各地に増えている。定番のアフタヌーンティーをはじめ、ゆったり温泉につかりながら、SLの車内から、高級ハイヤーに乗りセレブ気分を味わいながらと、楽しみ方も多種多様。今年はネガティブなことを一切気にせずに桜を満喫しよう!【1】温泉につかりながらソメイヨシノを堪能♪「界 鬼怒川花見温泉滞在プラン」(栃木県)約30本のソメイヨシノに囲まれた大浴場で、時間帯によって表情を変える桜を堪能。本プラン予約者限定で14~15時は貸切で楽しめる。住所:日光市鬼怒川温泉滝308時期:3月28日から4月15日まで料金:1泊44,000円~(2名1室1名様あたり、税、入湯税、サービス料込み)1日2室限定【2】高級ハイヤーで名所を巡るセレブ旅「TOKYO CHAUFFEUR SERVICE SAKURA RIDE PLAN」(東京都)滞在ホテルや指定の場所からレクサスLMなどの高級車に乗って新宿御苑や千鳥ケ淵など桜の名所をドライブできる。気分はセレブ!内容:都内の桜の名所を3時間かけて巡る体験プラン。料金:レクサスLM基本料金3時間56,000円ほか【3】天望デッキから満開の桜を見下ろす「東京スカイツリー(R)The Sakura SKYTREE(R)」(東京都)テーマは空×桜。天望デッキからは、隅田川沿いに満開に咲きほこる桜が見下ろせる。地上でのお花見とはまた違った醍醐味が。住所:墨田区押上1-1-2 東京スカイツリータウン天望デッキほか時期:4月14日まで営業:月~金10時~22時、土日祝9時~22時料金:天望デッキ:前売り券大人平日2,100円、休日2,300円ほか【4】車窓から眺める桜のトンネル「大井川鐵道春のお花見列車 かわね桜まつり」(静岡県)SL列車に乗って車窓から桜を楽しむ。途中で通過する家山の桜トンネルは、静岡のNo.1お花見スポット。時期:4月6日まで毎日3往復運行営業:新金谷駅発10時05分、11時52分など※詳細はHPに掲載料金:大人乗車区間運賃+急行券1,500円ほか【5】桜の展示と映える写真を♡「サンシャイン60展望台 てんぼうパーク さくらまつり」(東京都)館内に咲き誇る桜の装飾のなかに本物のソメイヨシノの枝を使用した演出も。いつでも満開の桜が撮れるスポットは人気エリアに。住所:豊島区東池袋3-1 サンシャインシティ サンシャイン60ビル60階時期:5月11日まで営業:11~21時料金:大人(高校生以上)平日700円、土日祝900円ほか【6】庭園の桜を眺め春料理に舌鼓「ホテル椿山荘東京 ル・ジャルダン 桜アフタヌーンティー」(東京都)和洋折衷のスイーツ、ずわい蟹や海老などのぜいたくな食材を使った春メニューとともに庭園の桜を満喫できる。住所:文京区関口2-10-8 ホテル椿山荘東京3階時期:4月30日まで(完全予約制)営業:12時~17時30分料金:7,500円(WEB予約)、8,500円(電話予約)※消費税込み、15%のサービス料別【7】アートを楽しんだ後桜を眺めひと息「福田美術館 パンとエスプレッソと」(京都府)伊藤若冲や竹久夢二などそうそうたる画伯たちのアートを楽しんだ後、渡月橋から嵐山までを見渡せる180度のパノラマビューで桜の観賞を。住所:京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町3-16営業:10~17時料金:入館料/一般1,500円ほか ※福田美術館入館者専用カフェ、企画展の内容によって変更あり【8】世界遺産のお寺で風情あるお花見「世界遺産 京都 醍醐寺 フレンチカフェ ル・クロ スゥ ル スリジェ ~桜の樹の下で~」(京都府)世界遺産の中に咲く桜をめでながら、カフェ特製のマカロンや薬膳カレーに舌鼓。荘厳な雰囲気のお花見になること間違いなし。住所:京都市伏見区醍醐東大路町22 醍醐寺霊宝館門内営業:10~16時(ランチは14時まで)
2025年03月29日1961年に放送が開始し、実に半世紀以上も続いているNHK連続テレビ小説。「朝ドラ」の愛称で親しまれ、「毎日欠かさず見てる」「生活の一部」という人も少なくない。毎週放送の度にSNSなどで話題になり、数々の“流行語”や社会現象を生み出してきた。現在の朝ドラは1年間を前期と後期に分けた半年間の放送で、「前期は東日本の東京・後期は西日本の大阪」で制作されるのが基本となっている。そこで本誌はWEBアンケートツール「Freeasy」にて、東日本在住の20~60代の男女500人を対象に、「2000年以降で好きな東京制作の朝ドラ」についてアンケート調査を実施した。第3位は、沖縄が舞台になった『ちゅらさん』だ。沖縄の小浜島を舞台に主人公の恵里を演じたのは、オーディションで選ばれた国仲涼子(45)。小橋賢児(45)演じる幼馴染の文也との結婚や、看護師の仕事を通して恵里が成長していく姿が描かれた。アンケートでは恵里の明るく前向きなキャラクターに魅了されたという声が多かった。また、本ドラマのポイントといえば「沖縄の空気感」。平良とみさん(享年87)が演じた“おばぁ”をはじめとする沖縄ゆかりの人たちの温かさや、青い海などの自然がドラマの魅力を一層高めた。好評をうけ、続編が第4弾まで放送されるなど、今なおファンが多い作品と言えるだろう。《全体的に明るく、主人公の成長と個性的な脇役たちのドラマに引き込まれた》《何回みても感動と笑える、応援したくなる》《明るい気持ちにさせてくれる》《共同性が強く楽観的な人たちの魅力があり沖縄を感じることができるところ》第2位に選ばれたのは、人気漫画家夫婦の人生を描いた『ゲゲゲの女房』。漫画家・水木しげるさん(享年93)の妻・武良布枝(93)が書いた自伝エッセイ『ゲゲゲの女房』が原案となった本作。主人公の布美枝を松下奈緒(40)、夫の茂を向井理(43)が演じた。視聴者にはもともと「水木しげるファン」という人も多く、若かりし頃の貧乏生活など知られざるエピソードが話題に。また、作中ではどんな時も献身的に夫を支える妻の姿が描かれており、アンケートでは妻を演じた松下への高評価が目立った。最終話に向け視聴率がどんどん上昇した本作は、「ゲゲゲの~」が「ユーキャン新語・流行語大賞」の年間大賞を受賞。社会現象にもなった人気ぶりが今回の2位選出に繋がったようだ。《もともと水木しげる先生が好きだったので観始めたが、ご夫婦の若いころの話が新鮮で面白かった》《夫水木しげるを支え続ける妻の生き様に共感できる》《松下奈緒さんが素敵で、素敵な女性像だったから》《しっかり作りこまれていて、話に引き込まれた》第1位は、圧倒的な人気を集めた『あまちゃん』脚本を宮藤官九郎(54)が担当し、オーディションで選ばれたのん(31)がドラマ初主演で主人公アキを演じた本作。母の故郷・北三陸で海女を目指すアキが、様々な人との交流の中で成長していく姿がユーモラスに描かれている。様々なキャラクターが登場し、笑いあり涙ありの「クドカン」らしさ溢れる脚本には絶賛の声が多数。また、のんの演技も高く評価された。さらに、本作といえば劇中の印象的なセリフを思い出す人もいるだろう。主人公のアキが驚いたときに発する「じぇじぇじぇ」は「ユーキャン新語・流行語大賞」の年間大賞を受賞。また、放送終了時には「あまロス」という言葉も生まれるなど、さまざまな社会現象も巻き起こした。《のんの演技が伸び伸びして素晴らしかったから》《コメディ色もあり、話の展開も良かった》《笑って泣いて本当に素敵なドラマでした》《「じぇじぇじぇ」という言葉を聞くのが楽しく印象に残る作品だったから》
2025年03月29日3月上旬の関東近郊で、ある撮影が行われていた。中国の衣装に身を包んだ男性は、周囲の人々と談笑している。織田裕二(57)主演ドラマ『水滸伝』(WOWOW)のロケだ。「『水滸伝』は12世紀初頭の中国が舞台の作品。北方謙三さんの歴史大河小説が原作です。WOWOWは今回のドラマにかなり気合が入っているようで、構想はなんと’10年代から練っていたそうです。同社のほかのドラマの5倍は予算をかけている超大作だといいます」(芸能関係者)制作関係者は言う。「織田さんは“俺様俳優”として知られ、撮影現場で納得できないことがあると控室にこもってしまうこともあったといいます。さらにトレンディドラマ全盛期から主演を続けてきたためにギャラは高騰。こうした理由からか、近年はオファーが激減していたようです」そんな織田だが、『水滸伝』のほかにも仕事が続々。「『踊る大捜査線』の新作映画が’26年に公開予定。織田さんが主演する『踊る』は’12年以来です」(前出・芸能関係者)さらに、9月に東京で開催される『世界陸上』(TBS系)のスペシャルアンバサダーにも就任している。「『世界陸上』の織田さんの出演料はワンシーズン総額2千万円から3千万円ほどで、さらに旅費や宿泊費なども合わせると3千万円を超えるお金がかかっていました。’22年に織田さんは“卒業”となりましたが、“経費がかかりすぎる”と頭を悩ませたTBSによる事実上のクビでした」(テレビ局関係者)しかし今回は、これまでの『世界陸上』とは少し異なる点が……。「これまでは“TBSのメインキャスター”として起用されていましたが、今回は大会の組織委員会からのオファー。そのため以前よりギャラは少なくなっているはずです。それでも織田さんはオファーを即答で快諾したそう。大好きな『世界陸上』にまた携われるのをとても喜んでいるといいます」(前出・テレビ局関係者)織田が“スター”の鎧を脱ぎ捨てたのには、ある転機が――。「’23年に織田さんは伊藤沙莉さん(30)主演ドラマ『シッコウ!!~犬と私と執行官~』(テレビ朝日系)に出演しました。織田さんが主演以外でドラマに出るのは30年ぶりのことで、業界には驚きが広がりました」(前出・テレビ局関係者)『シッコウ』のクランクアップに際し、織田はこうコメントしている。「『もういい歳なんで、そろそろ老兵は…』なんて思っていたら、逆に楽しくて新しい道が見えてきたような気がして……」前出のテレビ局関係者は言う。「織田さんは、旬の女優である伊藤さんと共演したいという思いがあり、“主演じゃなくてもいい”とオファーを受けたといいます。現場での織田さんは、ハイテンションでギャグを連発。伊藤さんら若手の出演者は、はじめのうちは緊張していましたが、徐々に織田さんをいじるなど距離を縮め、ときにはふざけて織田さんをわざと無視することも。かつての“俺様”ぶりは鳴りを潜め、若い世代との撮影を楽しんでいましたよ」「脇役でも上等!」ということなのだろうか――。すっかり角が取れ、冒頭の『水滸伝』の現場でも穏やかな表情が多かった織田。悟りの笑顔で、“超大型連続ドラマ”でも成功を収めるに違いない。
2025年03月29日タレントでモデルの「みちょぱ」こと池田美優(26)が、3月26日に自身のInstagramを更新。鍛え上げられた“バキバキ”ボディを披露し、ファンに衝撃を与えている。《SILICA PROTEINの新ビジュ撮影》と綴られた投稿でみちょぱは、自身が監修を務めるプロテインのビジュアル撮影があったことを報告。くっきりと縦線の入った腹筋が際立つチューブトップを着用した写真が添えられていた。その“美腹筋”にファンからは、《最高級のスタイル》《腹筋ステキです》《みちょぱの腹筋憧れる!》などと絶賛する声が続出している。画像とともに、《顔面褒められるより体褒められるほうが嬉しい》と投稿していたみちょぱ。その言葉通り、ボディメイクにはかなり力を入れているようで――。実は雑誌のインタビューでみちょぱは、《高校生の頃からタテ線はあって、私にとっては背骨も同然》(『Tarzan』No.835 2022年6月9日)と、昔から腹筋にこだわりがあったことを明かしていた。なんと17歳からジムに通っており、自身の腹筋について《職業柄、スタイリストやモデルなど人前で着替えることも多いけど、タテ線のおかげで“見てみろ”くらいの勢いで脱げる》と語っており、自信のほどがうかがえる。また、別の雑誌でも、《身体を鍛え始めたのは、高校時代にお腹を出す服をかっこよく着たかったから》(『ar』 2024年7・8月合併号)と、“ギャル”らしい理由を明かし、《なぜか昔から、身体に関しては『なめられたくない』精神が強い》とも話していた。実際、みちょぱは自身のInstagramでトレーニングの様子をたびたび公開。今年1月には《前までは体型維持のために頑張る感覚だったのが今じゃはやくジム行きたいって思わせてくれる》と語る一方で、《ただ間違ったやり方しても意味ないから見様見真似でやるのは危険!だからこそパーソナルジムがぜったい良い!》とフォロワーに注意喚起していた。この発言の通り、みちょぱはパーソナルトレーナーに師事。2024年8月におこなわれた美容液の新作発表会に登壇した際には、同年春におこなった自身の挙式について「週1でパーソナルジムに通っていて、普段から鍛えているので」とボディメイクには余裕があったと明かしている。「みちょぱさんの専属パーソナルトレーナーを務めているのが、元フリースタイルスキー日本代表の倉田孝太郎氏です。倉田氏のInstagramでは、みちょぱさんのトレーニング動画が頻繁にアップされています。それを見る限り、みちょぱさんは腹筋を中心としたアスリート顔負けのトレーニングをおこなっているようですね」(芸能ライター)誰もが羨むスタイルを持つみちょぱ。その裏には、高校生のころからの9年間にも及ぶたゆまぬ努力があったようだ。
2025年03月29日2023年に大好評を博したドラマ『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ系)の脚本を担当したバカリズム(49)による『ホットスポット』(日本テレビ系)や2026年前期朝ドラ『風、薫る』(NHK)の主演・見上愛(24)も出演する『119エマージェンシーコール』(フジテレビ系)など、話題作が目白押しとなった2025年冬ドラマ。そこで本誌はWEBアンケートツール「Freeasy」にて、「ドラマを週に1回以上見る」という男女500人を対象に「最後まで面白かった2025年冬ドラマ」について、アンケートを行った。第3位は、『クジャクのダンス、誰が見た?』(TBS系)。浅見理都による同名サスペンス漫画を原作に、広瀬すず(26)が主演を務めた作品。一通の手紙を遺して殺された父を取り巻く謎を、弁護士を演じる松山ケンイチ(40)とともに追及する。3月28日に迎えた最終回では、ついに事件の全貌が明らかになり、最後まで目の離せない展開となった。《分かりそうで分からない展開に毎回見入っていた》(30代男性/会社員)、《久しぶりにドキドキとして次の週が楽しみなドラマだった》(40代女性/会社員)と、先が見えないストーリーに興奮が止まらないという視聴者や、《松山さんの大ファン》(60代男性/無職)、《原作通りの展開が楽しめた》(30代女性/会社員)と、キャストや原作のファンも大満足の内容だったようだ。第2位は、『ホットスポット』(日本テレビ系)。山梨県のとあるビジネスホテルで働くシングルマザーと宇宙人の日常を描いたエイリアン・ヒューマン・コメディー。3月16日に迎えた最終回では、ホテルのオーナーと市長の癒着を暴き、東京03の角田晃広(51)演じる宇宙人・高橋がその能力を発揮するが……、とまさかの予想外な展開が繰り広げられた。《荒唐無稽な話だけど、会話がウィットに富んでいて面白かった》(60代女性/無職)、《キャスト全員が独特な存在感で楽しめた》(40代男性/会社員)と、バカリズム脚本ならではの日常会話に言及している視聴者のほか、《思わず声を出して笑っていた》(60代女性/専業主婦)と、日曜の夜に明るい気持ちになったというコメントも多いようだ。第1位は、『御上先生』(TBS系)。初回から大注目のなかで人気が衰えないまま23日に最終回を迎えた本作。松坂桃李(36)演じる文科省エリート官僚が私立高校に出向し、政治的権力に侵された学校を舞台に、生徒と向き合っていく教育再生ストーリーだ。吉岡里帆(32)や岡田将生(35)も出演し、常に話題が絶えなかったこのドラマ。《官僚をテーマにしたのが新しい》(50代女性/会社員)、《複雑な生徒の状況と現実的な問題を、うまくサスペンス調に仕立てていた》(20代男性/無職)と、これまでにない学園ドラマだったという評価や、《松坂桃李さんの演技が良かった》(40代女性/パート・アルバイト)、《若い俳優さんたちの瑞々しい演技も印象的だった》(40代女性/会社員)と主演を務めた松坂だけでなく、生徒役の俳優たちの好演も理由の一つのようだ。コメディからサスペンスまで幅広い作品が目立った2025年の冬ドラマ。次期の作品にも期待したい!
2025年03月29日3月24日、お笑いコンビ「霜降り明星」の粗品(31)が公式YouTubeチャンネルを更新。そこでYouTuberのHIKAKIN(35)に対して苦言を呈した。HIKAKINは2月14日、ライブ配信プラットフォーム「Twitch」で「1000億円もらったらYouTuberやめる?」という質問を受けることに。その話の流れで「『お前の100万円なんて、どうせ100円くらいだろ?』っていうやつ!あれ、全然違うのよ」と否定し、「むしろもっと価値分かってるよっていう。その稼ぐ大変さをめっちゃ分かってるから、むしろもっとケチよ、っていう話」「めっちゃ書かれるの、コメントとかで。『良いよなぁ、どうせHIKAKINにとっての1億なんて俺の1万円くらいとしか思ってないんだ』って。違うんだよ!俺にとっての1億の方がもっと重いからっていう。どんだけキツかったって思ってるんだ、稼ぐの。命削ってるっつーの」と反論していた。このお金を稼ぐことの大変さを語っている様子が3月14日、「Twitch」でHIKAKINが配信した動画の一部を切り抜いて投稿するチャンネル「HikakinClipTV」にアップされるとネットニュースに取り上げられるなどし、注目を集めることに。そして、粗品は自身のYouTubeチャンネルで行っている、ネットニュースに自身の意見を述べる企画「一人賛否」で取り上げた。粗品はHIKAKINの発言にさまざまな意見が寄せられていると言いつつ、「賛否の割合は8:2で否の方が多いです」とコメント。「『俺にとっての1億のほうがもっと重い』。そらそうやで。わかるで、HIKAKIN!お前は何も間違ったこと言ってない。お前はいつも正しいよ」と賛同しつつ、「ただぁ!ほななんで、M-1優勝直後の令和ロマンに1500万円相当のプレゼントできるん?」と疑問を投げかけた。というのもHIKAKINは1月6日、M-1二連覇を果たした令和ロマンに、ロレックスの時計など1500万円相当のプレゼントをサプライズで贈るという動画をアップしていたのだ。そのことを引き合いに出した粗品は「お前の中での金の価値が軽いか、芸人にリスペクトないかどっちかやろ」と糾弾。さらに「M-1グランプリという、お笑い芸人最高峰の大会の、わかりやすい優勝の対価、賞金1000万円。これをポーンと、1500万円相当のロレックスプレゼントとかワインがどうみたいなんやってた。それはもうさ、お前ん中での1500万円の価値が軽いからそんなことが平気でできる。もしくはその1500万円も『エグい1500万円やねん!』ってお前が思ってたとしたら、頭おかしいよ、じゃあ。なんで初対面の令和ロマンにそれできんのん?」とHIKAKINのお金の使い方に物申した。粗品は「頭おかしいし、芸人にリスペクトないよ。それ。どういう意味?イヤな社長や、それ。芸人が一番嫌いやで」と例えて苦言を呈すると、「HIKAKINがね、自分で言い出した、この、相手と比べるという手法であえて喋らせていただきますが、はっきり言うとくぞ」と言い、こう意見した。「お前とお前のリスナー間の金の価値の主張は知らんけどやな、お前より芸人の金の価値の方が重いからな。『お前のやってる仕事で何が命削ってるやねん、ドアホ』ってちょっと思っちゃいますね。そんな比べて良いんやったら。みんな平等でいいのにって、僕は思いますけど。そんなに人にマウント取りたいんやったら、金の価値で、それやったらはっきり言うけど、それ芸人の方が偉いよ。だってお前YouTuberやもん」粗品に激しく糾弾されたHIKAKIN。辛辣な意見をどう受け止めるだろうか?
2025年03月29日(写真:graphica/アフロイメージマート)25年3月に、『WEB女性自身』で反響が大きかった記事を再配信でお届けします。記事中の肩書きや情報などは掲載時のままです。■マイナンバーカードに、健康保険証の利用登録をした“マイナ保険証”。「顔認証でエラーが出る」など、さまざまな不具合が相次いでいる。しかし政府は、昨年12月2日をもって、今まで使用していた、いわゆる“紙の保険証”の新規発行を終了。これを受け、今年1月のマイナ保険証の利用登録者数は、前月比で約87万件増加して、約8,153万件に。ところが一方で、マイナンバーカードから保険証の機能を外す“解除申請”も急増している。厚生労働省の発表によれば、今年の1月分だけで13,212件もの解除申請があり、累計で約58,000件にも達しているのだ。「解除するには、申請用紙に必要事項を記入して提出しなければなりません。手間がかかるにもかかわらず、これだけ多数の解除が出ているのです」(全国紙記者)■紛失が怖いのでマイナ保険証は持ち歩きたくない解除した人の声を聞くと……。「2年ほど前に、政府がマイナ保険証の利用登録をしたら20,000円分のマイナポイントを付与するというキャンペーンをしていましたよね。あのときに思わず登録したんです。でも、使わずに引き出しにしまったままでした。現行の保険証が廃止されたら、マイナ保険証を財布に入れて持ち歩くことになるわけですが、紛失のリスクを考えると、持ち歩きたくない。登録解除すれば、資格確認書が送られてくると聞いて解除したんです」(60代女性・兵庫県在住)「母が入所している介護施設では、『マイナ保険証は預かれない』と言われ、それなら資格確認書が必要だと思って解除しました」(50代・千葉県在住)“資格確認書”とは、マイナ保険証の利用登録をしていない人に対し、加入している保険組合から送付されるものだ。現行の保険証は、有効期限が切れるまでは窓口で使用できるが(最長で2025年12月1日)、それ以降は、マイナ保険証か、資格確認書が必要になる。ただし、前出の60代女性が言うように、原則として資格確認書は、マイナ保険証の利用登録をしていない人にしか送付されないため、利用登録したものの「資格確認書がほしい」という人が、一定数、登録を解除しているとみられる。保険組合に問い合わせてみると、次のような解除理由も浮かび上がってきた。「マイナ保険証を持っていても、高齢者や障害者、施設入居者などマイナ保険証での受診が難しい方は、お住まいの市区町村で申請すれば交付されます。それを知らない方も多いので、解除が増えているのでは」(都内の保険証を取り扱う自治体担当者)「『(紛失が怖いので)マイナ保険証を持ち歩きたくない』とか、『システムが信用できない』などと話す方が多い印象です」(全国健康保険協会・広報企画室担当者)マイナ保険証(またはマイナンバーカード)と暗証番号があれば、口座を開設したり、ローンを組んだりすることもできるため、「持ち歩きたくない」という方も少なくない。それだけ大切な個人情報に結びついたカードにもかかわらず、「窓口での操作も煩雑で、なおかつトラブルも頻発している」となれば、「解除が増えても仕方ないのでは」と警鐘を鳴らすのは、マイナ保険証のトラブル調査を続けている全国保険医団体連合会(以下、保団連)事務局の上所聡子さんだ。「当団体が昨年10月に公表した調査では、回答した約7割の医療機関が、マイナ保険証に関するトラブルがあった、と答えています。多いものでは、〈資格情報が無効と表示された〉〈該当の被保険者番号がない〉〈名前や住所の登録ミス〉〈負担割合が違う〉などに加え、そもそも〈カードリーダーの不具合で顔認証ができない〉〈通信回線の不具合でオンライン資格確認ができない〉など機器の不具合によるトラブルも頻発しています」とくに、認知症や障害がある人にとっては、利用が困難だ。「認知症や障害のある方からは、カードリーダーで顔認証したり、暗証番号を入力することも難しいとの声も上がっています。厚生労働省は、そうした方々への対応策として、医療機関の職員が、目でマイナ保険証を確認する“目視確認モード”という設定や、暗証番号が不要なマイナンバーカードを導入するなど対応をとっていますが、『それなら資格確認書で十分』ということになり、多くの人がマイナ保険証を持ちたがらないのでしょう」(前出・上所さん)紛失することの「怯え」と現場での「困惑」がマイナ保険証の解除申請を促しているのだ。■今年7月にはさらなる混乱が待ち構えているこうした状況のなか、保険組合や医療機関がとくに危惧しているのが、後期高齢者の“紙の保険証(後期高齢者医療保険証)”の有効期限が一斉に切れる今年7月末だ。「過去にマイナ保険証の登録はしたものの、『ずっと紙の保険証を使っていた』という方の場合、マイナ保険証に登録したことを忘れている可能性もあります。資格確認書が届くと思っていたのに送られてこない、ということになりかねません。今年7月から8月にかけては、そういう方が続出するのでは、と危惧しています」(前出・上所さん)マイナ保険証に登録している場合、加入している保険組合によっては、「資格情報のお知らせ」という紙が送られるが、これは保険証としては使用できない。不安な方は、現行の保険証の有効期限が切れる前に、加入している保険組合に確認しておこう。一方で、登録解除が増加している現状を、厚生労働省はどう見ているのか。本誌記者が問い合わせると、木で鼻をくくったような答えが……。「カードリーダーが使えない場合は、マイナポータルにログインしていただけたら資格情報が確認できます。また、高齢者や障害者の方でマイナ保険証の利用が困難な場合は、お住まいの自治体に申請していただければ資格確認書の交付が受けられます」マイナ保険証が国民の信頼を得るには、まだまだ時間がかかりそうだ。
2025年03月29日3月後半から続々とラストスパートを迎えている冬ドラマ。バカリズム(49)が脚本を務めた『ホットスポット』(日本テレビ系)は、毎話散りばめられた伏線にSNSでは視聴者が考察を楽しんでいた。一方で、中には視聴者の心を掴めなかったドラマも。そこで本誌では、WEBアンケートツール「Freeasy」にて、「ドラマを週に1回以上見る」という男女500人を対象に、「最終回にがっかりした2025年冬ドラマ」について、アンケートを行った。【以下ネタバレあり】第3位は『御上先生』(TBS系)。「最後まで面白かった冬ドラマ」のランキングでは第1位に輝いているが、こちらにもランクイン。23日に最終回を迎えた本作は、松坂桃李(36)演じる文科省エリート官僚が私立高校に出向し、政治的権力に侵された学校を舞台に、生徒と向き合っていく教育再生ストーリー。松坂ほか吉岡里帆(32)や岡田将生(35)など実力派もさることながら、生徒役の若手俳優たちの迫真の演技は度々話題になっていたが……。《暗いから》(30代女性/パートアルバイト)《話が辛すぎた》(40代女性/医療系)と、テーマが重かっただけに他作品と比べて暗かったという意見が。また、《締めの流れが早かった。一気に謎が解けてしまったような気がした》(60代女性/専業主婦)と全話通して内容が濃密だっただけに、ラストにかけて物足りなかったという声も挙がった。同率第1位になったのは『アンサンブル』(日本テレビ系)と『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』(フジテレビ系)。『アンサンブル』は川口春奈(30)演じる現実主義の女性弁護士と、SixTONESの松村北斗(29)演じる理想主義の新人弁護士の真逆なふたりが、さまざまな恋愛トラブル裁判に挑みながら、 そこで得た「恋の教訓」を、自分たちの恋愛にいかしてゆくリーガルラブストーリー。第8話では、幼いころに真戸原(松村)を捨てた毒親の母親が現れたことがきっかけで、迷惑がかかってしまうと考えた真戸原が突然姿を消してしまうという急展開があったものの……。《弁護士のドラマとおもって、期待していたのに、ただの恋愛ドラマだったので、がっかりした》(50代女性/専業主婦)《ドラマのストーリーが面白くない キャストがいいのにもったいない》(40代女性/パートアルバイト)《最初から展開が読めた》(50代男性/公務員)と、リーガル×ラブストーリーと謳っているものの、実際はラブストーリーの比重が大きい内容にがっかりした視聴者が多かったようだ。『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』は、香取慎吾(48)が4年ぶりに連続ドラマの主演を務めた作品。不祥事でテレビ局を退職し、人生崖っぷちとなった主人公・大森一平(香取)が日本を変えるため、選挙に立候補するという完全オリジナルストーリーで、当初は中山美穂さんが出演したり、香取と草彅剛の握手シーンがあったりと話題となったが、離脱する視聴者も多かったようだ。《最終回というかずっとガッカリだったからいつか面白くなると待って見てたのに》(40代男性/会社員)《最終回でがっかり、というより、かなり前半からがっかり感が強かったです。決して香取さんの演技が悪いのではなく、脚本そのものがあり得ない内容》(60代男性/無職)《内容が薄く現実的でない》(60代男性/無職)と、香取の久しぶりの主演作とあって期待していたものの、脚本がいまひとつだったという声が挙がった。4月から始まる春ドラマは、どの作品にも期待したい!
2025年03月29日モデルでタレントのアンミカ(53)が、3月27日にInstagramを更新。《大好きな仲間》から自身の誕生日をお祝いしてもらったと報告した。投稿では、田中みな実(38)、クリスタル・ケイ(39)、滝川クリステル(47)、ヨンア(39)、すみれ(34)など錚々たるメンバーが集うショットを公開。飲食店で誕生日パーティを開催し、盛大に祝ったようアンミカは、《感極まってこの瞬間を大切にしたくて、急に滅多に撮らない自撮りで、全員と2ショットを撮りたい気分になりました》とも綴り、参加者一人ひとりとの2ショットも投稿している。しかし、そこにある芸能人の姿が見当たらないようだ。「今回の写真にはフワちゃんの姿がありませんでした。彼女とアンミカさんは“親友”で、青山テルマさん(37)を含めて3姉妹と言われるほど仲が良く、それぞれの誕生日を祝うことは恒例行事になっていたのです。そのため、アンミカさんのファンからしても、今回のパーティにフワちゃんがいない違和感は大きかったようで、ネットでも《フワちゃんは?》《やっぱり今年はいないのか》などという声があがっていました」(芸能ライター)フワちゃんとアンミカの付き合いはかなり昔からで、2021年に二人で登壇したイベントでは、フワちゃんがアンミカの誕生日パーティをサプライズで開いたと明かしていた。また、2023年にはアンミカの誕生日をレストランで祝う様子が、フワちゃんのYouTubeチャンネルにアップされている。同年の青山の誕生日も二人で一緒に祝ったという。そして、昨年のアンミカの誕生日でも、若槻千夏(40)、指原莉乃(32)、フワちゃんがサプライズでお祝いを開催。この会は当時、海外留学を間近に控えていたフワちゃんの「いってらっしゃい会」も兼ねていたそうだ。共通するものなどなさそうな2人だが、一体どうして“親友”と呼ばれるほど仲良くなったのだろうか。2022年のインタビューで、アンミカはフワちゃんと仲良くなったきっかけについて、こう明かしている。《フワちゃんがこんなにブレイクする前に、私がMCの番組にゲストで来てくれて、そのときに「夢は?」って聞いたら、「アンミカさんちのホームパーティに行くことです!」って言ってくれたの》(『VOCE』公式サイト 2022年12月20日配信)その後、フワちゃんは実際にアンミカのホームパーティへと招待され、やがてパーティの常連となったという。2023年の『アナザースカイ』(日本テレビ系)では、アンミカが「ホームパーティでフワちゃんが他の出席者の分までトリュフを食べまくった」というエピソードを明かしていた。そこまで仲良しでありながら、なぜ今年の誕生日パーティに常連のフワちゃんの姿がなかったのだろうか。「フワちゃんが昨年8月にやす子さん(26)への不適切な投稿を行い、芸能活動を休止している影響ではないでしょうか。この騒動が起きた際、アンミカさんはInstagramで《ご心配おかけします。すみません。いつも厳しく伝えているのですが、、力不足ですみません》と謝罪しました。そのうえで、フワちゃんの投稿を《強く相手を傷つける想像力の足りない稚拙すぎる言動》と糾弾し、《言動が根っこから変わる》まで、《しっかり伝え続けます》と、真摯にフワちゃん問題と向き合う姿勢を見せたのです。そんな風に厳しい声を自分のことのように受け止めてきたアンミカさんなので、フワちゃんが世間から許されるまでは自身のSNSに登場させることはないと思います。もし、現在も交流を続けていたとしてもプライベートに留めておくでしょうね」(前出・芸能ライター)
2025年03月28日3月28日、橋本環奈(26)が出演するNHK連続テレビ小説『おむすび』の最終回(第125回)が放送された。放送されるたびに脚本をめぐってネット上からツッコミが相次ぐ同ドラマだが、最終回でも変わらなかったようで……。今回、指摘が多く集まっていたのが、細川岳(32)演じる大腸がん患者の丸尾の描写をめぐるものだ。『おむすび』の最終週では、橋本演じる管理栄養士の結が、ステージ3の大腸がんを患う丸尾の食欲不振の対応する様子が描かれていた。「最終回直前の第124回では、丸尾の手術を強行しようとする外科医を、低栄養状態による合併症リスクを理由に結たちが止めるという展開が描かれました。これにより手術が延期された丸尾でしたが、これをめぐってネットでは《丸尾さんは病院を変えたほうがいい》など、状況に振り回される彼に同情する声が多くあがっていました」(芸能ライター)そして迎えた最終回はというと――。その後の展開を待ち望む視聴者の期待とは裏腹に、丸尾をめぐる描写はとくにないまま、物語の舞台は結たちが糸島を訪ねる一年後に移行。丸尾のその後が明かされることはなかった。これに『おむすび』について報じたネットニュースのコメント欄では困惑の声が多く上がっていた。《食事を取れなかったステージ3の大腸癌の患者さんはどうなったのでしょうか》《大腸がんの丸尾さんは昨日で解決したことになってたのか?》《大腸癌の患者さんは⁇》《大腸癌の患者さんの手術は成功したのか…》前出の芸能ライターが続ける。「これまでにも『おむすび』では、管理栄養士にもかかわらず結が患者の腫瘍に気付かなかったことを難詰されるシーンなど、細部の描写をめぐって『リアリティがない』と指摘されてきました。また個々のエピソードで面白いものはある一方で、ドラマ全体としてみるとその繋がりがぎこちなく中途半端だという指摘も多く見受けられます。これには、多忙な橋本さんのスケジュールにドラマ全体の撮影順序やストーリー展開が左右された影響も少なからずあったのかもしれません。そのため、行き当たりばったりに物語を進めている感が最後まで否めず、複数のエピソードが展開されるものの、結果的にそれが十分に回収されないという印象を視聴者に与えてしまったのではないでしょうか」
2025年03月28日3月27日、日本テレビの人気バラエティ番組『月曜から夜ふかし』が番組公式サイト上で以下のように謝罪した。《今回の件は、テレビメディアとして決してあってはならない行為であり、取材に協力いただいた女性ご本人並びに視聴者の皆様に心からお詫び申し上げます。また、制作プロセスを徹底的に見直し、再発防止に努めてまいります。この度は大変申し訳ございませんでした》問題があったのは、3月24日に放送された中国出身の日本在住女性への街頭インタビュー。“今春上京する人へのアドバイス”というテーマについて、女性は「去年の3月、バルコニーにカラスが来てハンガーを持って行ったのを見て、これからは外で乾かさないです」と明かしながら、「あんまり、中国にカラスが飛んでるのはいない。みんな食べてるから少ない。とにかく、煮込んで食べて終わり」と話していた。ところが、日本テレビが発表したコメントによると、女性の「中国ではカラスを食べる」という趣旨の発言は一切なかったという。オンエアされた箇所について、《別の話題について話した内容を制作スタッフが意図的に編集し、女性の発言の趣旨とは全く異なる内容になっていました》と説明し、冒頭のように謝罪した。「バラエティに強みを持つと言われている日テレの番組の中でも、『夜ふかし』は屈指の人気を誇ります。特に、街頭インタビューは番組を代表する企画で、一般人の面白い話を引き出すスタッフの技量や、時にその発言を“イジる”番組側の演出が好評です。そんな企画で今回のような事案が起こってしまった。意図的な編集は外国人への偏見を助長する恐れもありますし、不信感を抱いた視聴者もいることでしょう」(制作会社関係者、以下同)’12年に放送が開始され、’22年にプライムタイムに昇格した「夜ふかし」。その人気の立役者が、番組の企画・演出を務める局員のA氏だという。「Aさんは入社以来ずっとバラエティ畑を歩んできた実力者で、『夜ふかし』に加えて『世界の果てまでイッテQ!』『満天☆青空レストラン』といった人気番組でも企画・演出を務めています。『24時間テレビ』の演出もほぼ隔年で手がけおり、今年5月にゴールデンに進出する『千鳥かまいたちゴールデンアワー』の総合演出も歴任するなど、日テレのエースと呼べる存在でしょうね」そんなA氏が手掛ける『イッテQ』は、かつて“存続の危機”に陥ったことがあった。「きっかけは’18年11月に『週刊文春』が、『イッテQ』の’17年2月と’18年5月放送回で紹介した海外のお祭りを、あたかも実在するように“でっちあげていた”と報じたことでした。日テレ側は現地のコーディネーターから提案を受け、企画内容を確認せずに放送したことを謝罪。いっぽう、局として“でっちあげ”を行ったことは否定していました。とはいえ、BPOの放送倫理検証委員会が’19年7月、局としての“でっちあげ”は認めなかったものの、制作側が事実を把握していなかったと指摘し、《程度は重いとは言えないものの放送倫理違反があったと言わざるを得ない》と厳しいコメントを発表しています。報道当時、お笑い芸人のカンニング竹山さんは『AERA』のインタビューで、Aさんの編集技術を称賛し、《その才能をこういう形で終わらせてしまうことになったとしたら残念》と番組の存続を訴えていました。今回の『夜ふかし』の件は少し事情が異なるかとは思いますが、バラエティ制作において企画・演出担当者は大きな決定権を持ちます。その分、責任も伴うわけで、問題を呼びそうな行動には常に目を光らせていなければならないでしょう」
2025年03月28日「高いもんが美味いとは限れへんよ。はよ食わせよ(笑)」“ええやんスシロー”と微笑む笑福亭鶴瓶(73)。あの笑顔はもう見られないのか――。27日、NEWSポストセブンは鶴瓶側が大手回転寿司チェーン『スシロー』のCM契約更新の打診を断ったと報じた。事の発端は、今年1月に起きたスシローの“鶴瓶削除”騒動。鶴瓶は1月25日配信の『週刊文春 電子版』で、電撃引退を発表した元SMAPの中居正広氏(52)の自宅で行われたBBQパーティーに参加していたことが報じられた。このパーティーは中居の引退のきっかけとなった‘23年6月に起きた女性トラブルの直前である5月に開催され、鶴瓶のほか、ヒロミ(60)やフジテレビ幹部社員や女性アナウンサー、そして当事者女性も参加していたという。この報道を受け、ヒロミは1月28日放送の『DayDay.』(日本テレビ系)でパーティーに参加したことを認めたうえで、「僕寒いの苦手、本当に寒い、暗くなったので、部屋でみんなでBBQを続けようってなって。僕は帰ったんです。帰って、鶴瓶さんも帰りました」と鶴瓶とともに途中で帰ったことを明かしていた。そんななか、同じタイミングで「スシロー」の公式サイトから鶴瓶の写真が突如として削除されたのだ。「スシローは、客がしょう油差しの注ぎ口を舐めるという迷惑行為(『ペロペロ事件』)以降、客足が遠のいてしまっていた。そんななか火中の栗を拾うような形でCMを引き受けたのが鶴瓶さん。CM効果もあり同社は売り上げが回復。鶴瓶さんは『スシローの救世主』と呼ばれました。そんな恩人のような存在にあの対応は……ちょっと焦りすぎましたね」(広告代理店関係者)ネット上でも同社には否定的な声、鶴瓶には擁護の声が多く上がった。《このCMにスシローさんどれだけ助けられた事か》《まじで企業がどうかしてませんか?》《私が鶴瓶なら消えてショックは受けない。そんな冷たい会社切られて良かったんじゃないですか?》鶴瓶本人も憤っていた。その気持ちは内に秘めたままにはできず、漏れ出ていた。「うちのマネジャーから『絶対なにも言うな』と言われたんですけど。だから俺は言いたいけども、言わないということ」2月2日放送の『MBSヤングタウン日曜日』(MBSラジオ)でそう話した鶴瓶。だが、口は止まらず、こう捲し立てた。「なんぼでも言えることいっぱいあんねんで。でも『言えない』と言うたら、ややこしいやんか。『なんか言えないことあんのか』とかね。言えないことはない。でも、うちのマネージャーから止められてるというのはあったから。まぁもう言えないということですよね。マネージャーというより事務所でしょうね、これ」「ネットかなんか知らんけど見てたら、『次に消える大物芸人』って書いてあったんや。だから『あぁ俺のことか』と思ってバーッと見てたら、やっぱ俺やったんや。(でも)俺やったと思ったら、TKOの木下やった」そして突如としてこう言い放ったのだ。「歴史に残るとばっちり」スシロー騒動直後の1月31日、鶴瓶は自身のインスタグラムで意味深な投稿も。曇り空に2本の虹がかかった写真を公開し、《(虹)が(虹)がきっと明日いい天気(※虹は絵文字)》と一言だけ綴った。二重の虹(ダブルレインボー)は非常に珍しい現象で、見ると幸運が訪れる吉兆のサインと言われている。「ハワイに『No Rain, No Rainbow』という有名なことわざがあります。雨が降らなければ虹も出ない、つまり『辛いことの後にはきっと良いことがある』という意味です。鶴瓶さんはハワイに自宅を所有しており、毎年正月休みや夏休みに滞在するほどハワイ好きで有名で、過去にはハワイで撮影した虹の写真も投稿しています。当然この言葉も知っているでしょうから、このタイミングでの投稿は“今の困難を必ず乗り越える”という意思表示かもしれません」(芸能ライター)スシローとの“困難”は乗り越えることができなかったのか――。
2025年03月28日3月29日深夜0時58分から生放送される大型バラエティ特番『オールスター後夜祭’25春』(TBS系)。28日、当日の席次が公開されたのだが、お笑いファンたちがざわついている。『オールスター後夜祭』は、春と秋の改編期に年2回放送されている名物特番『オールスター感謝祭』のセットをそのまま流用する“延長戦”として’18年春からスタート。司会を有吉弘行(50)と元乃木坂46の高山一実(31)が務め、毎度100名前後の旬の芸人たちが出演する。本家とフォーマットは同じだが、TBSを代表する人気バラエティ『水曜日のダウンタウン』の演出を手がける藤井健太郎氏がプロデューサーを務めていることもあって、過激な内容も見どころの同番組。クイズでは難易度が異常に高い引っ掛け問題が頻出し、「総合ビリ」になった芸人は罰ゲームに加え、番組から永久追放の措置が待っている。27日に藤井氏のXで出演者の名前が入った座席表が公開され、レイザーラモンRGやヒコロヒーといった常連組に加え、初登場組としてはネコニスズやスタミナパンというフレッシュな面々が。そんななか、お笑いファンからは、X上でこんな声が。《おばた池田の座席が近いのヒヤヒヤ。》《おばたのお兄さんと、レインボー池田さんの席が絶妙な位置で気になるな…》《オールスター後夜祭にレインボーの池ちゃんとおばたのお兄さんが出るらしいけどお互い結構近い席…大丈夫かな》《レインボーの出演マジで嬉しいけど、おばたとこんなに席が近いの大丈夫? あの空気を生放送で処理しきれるのか 池ちゃんが平常心でいれることを祈るしかない》心配されているのは、初登場となるお笑いコンビ・レインボーの池田直人(31)とピン芸人のおばたのお兄さん(36)だ。座席表を見ると、おばたの斜め左後ろに池田の名前が書かれ、近くに配置されている。実はこの2人には“因縁”が――。「2人はNSC東京校の同期で、『ひので』というコンビを’13年に結成しコンビ自体は出待ちが出るほどの人気だったのですが、賞レースで勝てないことへの焦りやコンビ仲も悪くなり、’16年に解散。その後、池田さんはジャンボたかお(35)さんと『レインボー』を結成し、おばたさんはピン芸人としてそれぞれの道を歩みました。ただ、解散翌年におばたさんが“小栗旬さんのモノマネ”でいきなり大ブレイクし、池田さんは精神的にダメージを受けたそうです。その後、レインボーも’18年の『おもしろ荘』(日本テレビ系)で優勝し、売れっ子になっていきました」(テレビ局関係者)‘23年5月のイベントで、おばたとの仲について質問された池田は「元々コンビを組んでいて不仲で解散していますんで。1、2年はしゃべることがなかったけど、ようやく最近、目と目を合わせることができるようになりました」とコメント。また、おばたも’24年11月に出演したラジオ番組で、池田の名前があがると、。「池田君って僕の元相方なんですよ。めちゃめちゃ不仲で解散してるんで」と語った上で「僕は帰らせてもらいます」と語っていた。とはいえ、そのラジオでおばたは、現在は「不仲ではない」とも明かしている。果たして、今回の席次でどんな“ドラマ”が生まれるのか――。
2025年03月28日21年6月、焼肉店で友人らしき男性と食事を楽しむたける黒縁メガネが特徴のツッコミと最近ムキムキになったボケのコンビ『東京ホテイソン』。26日に放送された『かまいガチ』(テレビ朝日系)に出演し、ツッコミのたける(30)が意外な“元カノ”について明らかにした。「番組では女子高生3人の写真から“たけるの学生時代の彼女”を当てるクイズが出題されました。正解が発表されると、たけるさんが“今の職業、モデルです”、“パリコレも出てる、結構マジな方の”と紹介。元カノさんの宣材写真を見て、その綺麗さに共演陣の皆さんは驚愕していましたね」(テレビ誌ライター)たけるが元カノをテレビで紹介するのは実はこれが初めてではない。’22年に『水曜日のダウンタウン』(TBS系)に出演した際は、元カノと“共演”している。「東京ホテイソンの2人は、『地元ロケで同級生がめちゃくちゃ盛ったエピソードを出してきても合わせざるを得ない説』に出演。ショーゴさんが仕掛け人となり、ターゲットはたけるさんでした。説のとおり、偽番組でたけるさんの同級生が盛ったエピソードを披露し、たけるさんがアタフタするというものでした。その仕掛け人として元カノさんが出演しています」(前出・テレビ誌ライター)たけると元カノは高校入学後すぐに交際をスタート。彼女が大学進学後も交際は続き、4年半付き合ったという。「ふたりが通った高校は服飾系なのですが、学内のイベントに出演した元カノに対し、たけるさんは他に多くの生徒たちがいる前で“むっちゃん大好き!”と叫ぶほどゾッコンだったとか」(前出・テレビ誌ライター)元カノ“むっちゃん”とは、モデルとして活動する神原むつえ。「’11年よりモデルとしてキャリアをスタートし、ファッションショーや広告など幅広く活躍しています。日本だけでなく、中国・フランス・イタリア・イギリスのモデルエージェントとも契約しており、海外でも活動。たけるさんが“パリコレも出てる、結構マジな方の”と番組で話していましたが、事実、’20-21秋冬シーズンにフランスのファッションブランド『Y/Project』などのショーに出演しています」(ファッション誌編集者)前出の『水ダウ』では、同級生たちがたけるのイケてる高校生活も語っていた。「高校時代のたけるさんはクラスの中心人物で、明るい性格だけでなく、ルックスもピカイチ。入学当初から“カッコいい1年生”として、上の学年からも知られた存在だったそう。先輩の女子生徒たちがわざわざたけるを見るために1年生の教室にやってくるレベルだったとか」(前出・テレビ誌ライター)
2025年03月28日