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「別班/VIVANT」が「現代用語の基礎知識選2023ユーキャン新語・流行語大賞」にノミネートされるほど、近年のドラマのなかでもずば抜けて人気だった『VIVANT』(TBS系)。年末年始で一挙放送されるとの発表に、歓喜の声が挙がった。その一方で、期待はずれだったドラマも……。そこで20代以上の女性300人を対象にし、「途中で見るのをやめた」「がっかりした」と感じた’23年ドラマについてアンケートを実施した。3位は7月期ドラマ『真夏のシンデレラ』(フジテレビ系)。真夏の海を舞台に繰り広げられる男女8人のラブストーリー。間宮祥太朗と森七菜がW主演を務めたことでも話題となった。《ストーリーが現実離れしていて面白くない》(40代女性/専業主婦)《青春ドラマといってもなんかリアリティーがないというか、間宮だけ大人で可哀想な感じでした》(40代女性/専業主婦)《ありきたりの展開、設定でつまらなかった。宣伝していた割に…古臭くて時間の無駄だった》(30代女性/パートアルバイト)と、マンネリ化した恋愛ドラマの設定に「飽き飽きした」という声が。2位は10月期ドラマ『セクシー田中さん』(日本テレビ系)。木南晴夏演じる地味なアラフォーOL・田中さんは、実はペルシャンレストランで踊るエキゾチックなベリーダンサー。そんな彼女のことが気になる年下の同僚・朱里(生見愛瑠)と、彼女たちを取り巻く人間模様を描くヒューマンドラマだ。《漫画が面白かったので、期待していたけど物足りなくてみるのをやめました。木南さん、とっても好きな女優さんだけど惜しかった!》(40代女性/パートアルバイト)《原作通りではない》(20代女性/派遣社員)と、原作ファンからは厳しい声が挙がった。《服装が激しすぎ》(30代女性/会社員)という意見も。1位は10月期ドラマ『パリピ孔明』(フジテレビ系)。向井理が演じる中国三国時代の名軍師・諸葛孔明が現代の渋谷に転生し、シンガーの卵たちを成功に導くという“転生系”ドラマ。《アニメ版を先に見ていたので、面白かったので実写版も見て見たが、何か違うと思ったから》(20代女性/学生)《歌が良くない。英子が可愛くない。アニメの出来が良かったから期待していたけど残念。》(30代女性/会社員)と、アニメ版が面白かっただけにがっかりした人が多かったよう。《向井理の無駄遣いだと思った》(50代女性/パートアルバイト)《物語がよく分からない。途中からつまらなくなり見るのを辞めてしまった》(40代女性/専門職)と大人女性からの辛辣な意見が目立った。漫画原作の2作品がランクインする結果となった。今後は、漫画ファンやアニメファンを納得させるクオリティを期待したい。
2023年12月18日今月1日、堺雅人(50)が主演を務めた7月期のドラマ、日曜劇場『VIVANT』(TBS系)を、年末年始に第1話~最終話まで一挙放送すると発表。話題作だっただけに、SNSでは喜びの声が多く挙がった。「別班/VIVANT」が「現代用語の基礎知識選2023ユーキャン新語・流行語大賞」にノミネートされるほど、近年のドラマのなかでもずば抜けて人気だった『VIVANT』だが、その他にも隠れた名作が! そこで本誌は20代以上の女性300人を対象にし、「もう一度見たい!」「見る価値がある」と感じた’23年ドラマについてアンケートを実施した。3位は今期ドラマ『家政婦のミタゾノ』(日本テレビ系)。松岡昌宏演じる、女装した家政夫のミタゾノさんが、派遣された家庭をのぞき見し、家族の問題まで解決するヒューマンドラマ。’16年の秋ドラマとしてスタートし、6シーズン目となる今期はゴールデン帯での放送となった人気作だ。《馬鹿馬鹿しいけどクセになる》(60代女性/無職)《松岡くんの演技が面白い》(70代女性/専業主婦)と、ストーリーの面白さを評価する声が。《家事の勉強にもなるしストーリーが悩まなくてもよく面白いから》(50代女性/専業主婦)《生活の知恵を知れるから》(20代女性/パート)と、ドラマを見ながら家事の知恵が身につく “一石二鳥感”も人気の秘訣だった。2位も今期ドラマの『セクシー田中さん』(日本テレビ系)。木南晴夏演じる地味なアラフォーOL・田中さんは、実はペルシャンレストランで踊るエキゾチックなベリーダンサー。そんな彼女のことが気になる年下の同僚・朱里(生見愛瑠)と、彼女たちを取り巻く人間模様を描くヒューマンドラマだ。木南晴夏の地味なOL⇔ベリーダンス姿のギャップが魅力的だったようだ。《木南晴夏さんのベリーダンスに魅了されています》(50代女性/専業主婦)《ドレス姿がみなさんきれいで、何度でも見たいと思いました》(50代女性/パートアルバイト)《木南さんがスタイルがすばらしい》(60代女性/無職)また、《女性が共感する場面がたくさんあったと思う。笑えるし泣かせるし、考えさせられる》(60代女性/無職)と、特に大人女性からの支持が多かった。1位は『VIVANT』。1年を通して、トップを独走する形となった。《ストーリーも俳優陣の演技もスケールも見応えがあり、年末特番にしてもらいたいくらい面白かったから》(20代女性/会社員)《民放のドラマのレベルじゃなかった。主役級の出演者揃いや、モンゴル撮影のスケールの大きさと、話の内容も面白く、展開も飽きさせない作品だった》(50代女性/パートアルバイト)《スケールの大きさと名優たちの演技の上手さの競演が面白かったから》(60代女性/専業主婦)と、“1話1億円”といわれる制作費に見合う満足感が得られたようだ。随所にちりばめられた伏線に、SNSの“考察班”が夢中になったのも本作の特徴だった。《先の展開がどうなるのか読めなくて、期待感があるのと、推理をしながら見ることができ、ドキドキの展開が面白いため》(40代女性/パートアルバイト)’24年の1月期ドラマも続々発表されている。『VIVANT』を超える人気作は果たして生まれるか――。
2023年12月18日今期のドラマは、長く愛され続けるシリーズ作品から新しい試みを行う意欲作まで幅広く、多様なドラマが秋を彩ってくれた。そんな今年の秋ドラマだが、なかには視聴者をがっかりさせてしまった作品も……。そこで本誌は、「途中で見るのをやめた秋ドラマ」について、男女300人にアンケートを行った(~12月11日)。第3位に選ばれてしまったのは、『相棒 season22』(テレビ朝日系)。20年以上続く水谷豊(71)主演の、警視庁を舞台とした人気刑事ドラマシリーズだ。season21より初代の相棒だった寺脇康文(61)が5代目相棒として復帰し、season22でも続投した。長寿ドラマゆえに、《過去シーズンから見ていたけどマンネリで飽きてしまった》(30代女性/パート・アルバイト)と離脱してしまった人も。また、《子供の頃再放送を見ていた方が楽しかった気がする》(20代女性/無職)《反町隆史の相棒の方が良かった》(70歳以上女性/パート・アルバイト)など、過去シリーズと比較してしまう人も多かったようだ。残念ながら第2位となったのも、第6シリーズを迎えた『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日系)。松岡昌宏(46)演じるのは、女装した大柄な男性の家政夫「ミタゾノさん」。ミタゾノさんが派遣される家庭に隠された秘密に焦点を当てていく、一話完結型のストーリー。前作は深夜帯の放送だったが、本作から火曜9時のゴールデンタイムでの放送となった。家事のお役立ち情報を織り交ぜながら進む展開が過去シリーズと同じためか《内容構成がいつも似ていて途中で飽きてしまいました》(70歳以上男性/無職)《マンネリになった》(70歳以上女性/その他の無職)という声が。また、《第7話まで見たが、ストーリーが非現実的》(70歳以上女性/会社勤務)と時事ネタに切り込む際のコメディ要素に抵抗を感じる視聴者もいたようだ。そして第1位となってしまったのは『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』(フジテレビ系)。クリスマスイブの1日を、放送される全話を通して描くという新しい試みが放送前から話題に。さらに二宮和也(40)、中谷美紀(47)、大沢たかお(55)のトリプル主演という豪華すぎるキャスティングからも期待感は高まっていたのだが……。1回の放送で1日のうちの数時間分しか進まないため《展開が間延びしてつまらなかった》(20代女性/会社勤務)と感じてしまい、離脱に繋がってしまった人が多かった。さらに、3人の物語が場面を切り替える形で盛り込まれたことで《話の内容が分かりにくい》(70歳以上男性/無職)《内容を覚えてないといけない感じが面倒くさくなってしまった》(30代女性/公務員・教職員・非営利団体職員)など、難解なストーリーに混乱してしまう視聴者が続出する結果となってしまった。
2023年12月18日トリプル主演が話題の月9ドラマから、安定感のある続編もの、人気の漫画原作もの……と、いつも以上に多種多様な作品が目白押しだった秋ドラマ。そんな今期のドラマも、続々と最終回を迎えている。そこで本誌は、「最終回まで見たい、もしくは最終回まで見てよかった秋ドラマ」について、男女300人にアンケートを行った(~12月11日)。第3位に選ばれたのは『下剋上球児』(TBS系)。鈴木亮平(40)演じる高校教師が、部員が1人しか練習に来ない高校野球部の顧問を担当することに。問題だらけの学校で、部員集めや指導に奔走し、負け続きの高校球児が本気で甲子園を目指す青春群像劇。2023年プライム帯初のスポーツものだったことから、《ひさびさのスポーツドラマ》(70歳以上女性/専業主婦)《高校生の甲子園を目指す姿に感動した》(50代男性/会社勤務)と喜びの声が。さらに、実際の高校がモデルとなった下剋上物語に《どんどん物語に引き込まれていって早く次がみたくなった》(60代女性/専業主婦)《ドキュメンタリーだった》(50代女性/会社勤務)と、多くの視聴者が感情移入して楽しむことができたようだ。第2位は、12月5日に最終回が放送された『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日系)。松岡昌宏(46)演じる完璧な家事スキルを持つ家政夫「ミタゾノさん」。一話完結型で、家事のお役立ち情報を織り交ぜながら、派遣された家庭の秘密を覗き見、暴いていくコミカルで痛快なストーリー。前作は深夜帯の放送だったが、第6シリーズの本作は火曜9時のゴールデンタイムでの放送となった。《毎話展開が予測できなくて、でも後味悪くなくスカッとした気持ちや元気をもらえる》(20代女性/無職)と、風刺的な話題の取り上げ方も好評。また《ゴールデンに進出しても安定した面白さ。いちいち関係性を覚えたり頭の中で整理せずに気軽に見れる》(15歳以上男性/学生)《ちょこちょこ家事のお役立ち情報をねじ込む構成が面白い》(30代女性/会社勤務)など、変わらぬ安心感で最終回まで視聴を続けた人が多かった。そして第1位に選ばれたのは、12月24日に最終回が放送される『セクシー田中さん』(日本テレビ系)。木南晴夏(38)演じるのは、表の顔は地味な経理部員、裏の顔は超セクシーなベリーダンサーの田中さん。レッテルを気にして生きる女性やジェンダーにとらわれる男性が、自分に正直に生きる田中さんと出会い、憧れていく。主人公を含めすべての登場人物が自らを見つめなおして成長していく恋愛コメディである。一人ひとりが不完全ながらも理想の姿を模索していく様子が描かれており、《内容がいつも前向きで、成長していることが伺え、キャラクター全員が嫌味の無いところが良い》(70歳以上女性/専業主婦)と絶賛する声も。ベリーダンスで自分らしく生きる田中さんの姿は《田中さんの魅力になぜか惹かれる》(70歳以上女性/専業主婦)《素敵なセリフが多い》(30代女性/派遣社員・契約社員)など、多くの視聴者を惹き込んでいるようだ。クリスマスイブの最終回は見逃せない!
2023年12月18日《2年の月日が経ちました。貴方の歌声は、この世で感動を与え続けています》《沙也加さんが亡くなられて、2年目のクリスマスがやってきます。いまだにクリスマスの日が近くなると、沙也加さんを思い出し、冬の夜空で涙をひたすら流し続けています…》Instagramのコメント欄に綴られた、切実な思いの丈を綴った言葉たち。これは神田沙也加さんのInstagramの最新投稿に寄せられたものの一部で、連日このように言葉を贈るファンが後を絶たない。12月18日、神田沙也加さんがこの世を去ってから2年が経った。あまりにも突然の訃報には日本中が言葉を失い、悲しみに包まれたが、誰よりも悲痛な思いを抱えたのは、両親である松田聖子(61)と神田正輝(72)だろう。2人はアイドルと俳優としてトップの人気を誇っていた1985年に電撃結婚し、翌年には沙也加さんが誕生。’97年に離婚するも、聖子は“芸能界の先輩歌手”として、神田は“良き相談相手”として、それぞれ別の場所からその活躍を見守り、支え続けてきた。そうした甲斐もあって、18年に演劇界の栄誉である菊田一夫演劇賞を受賞するなど、着実にキャリアを重ねてきた沙也加さんだったが、わずか35歳で人生の幕を閉じることとなった。沙也加さんが亡くなった3日後の’21年12月21日に、北海道で葬儀が行われた後、斎場で囲み取材に応じた聖子と神田。神田は別れを報告した上で、「2人ともあまり話せる状態ではないので、そっとしておいていただければと思います」と涙ながらに語り、聖子は位牌を抱えながら、「本当にみなさんお寒い中、申し訳ございませんでした。ありがとうございます」と語るに留めていた。それから2年、聖子と神田はそれぞれの場所で、愛しの娘を失った悲しみとの苦闘を続けてきた――。沙也加さんの訃報後、聖子は当時予定していたディナーショーや『第72回NHK紅白歌合戦』への出場など、一切の芸能活動を休止。自宅から外出できない日々が続いたが、’22年1月末に神田とともに夫の菩提寺で四十九日法要を営むと、3月には中止したディナーショーの振替公演と6月からの全国ツアー開催を発表した。徐々に活動を再開させていく聖子だったが、その裏では引き裂かれる思いを抱えていたようだ。「活動再開に際して配布されたファンクラブの会報誌のなかで、聖子さんは“今でも信じられない思いが”“もう前に進めないと思った”と告白。また、時間がある時には沙也加さんとの思い出が詰まった場所を訪れたり、生前愛用していたハンドミラーを受け継いで使うなど、深い悲しみの中でもがきながら再び表舞台に戻っていったのです(音楽関係者)そんな思いがこぼれ出てしまうことも。昨年11月に都内で開催された自身が初監督を務めた映画の特別上映回に登壇した聖子。上映終了後にはトークショーも行われたのだが、その中で、『天国はお花畑があって、とても良いところだと思うんです。だから、ヒロインも沙也加も幸せにしているんだ』と涙をつまらせ、最後には『沙也加に会いたい!』と泣き崩れてしまったことを本誌は報じている。その後も、ディナーショーやツアーは毎年開催し、ファンのためにステージにあがり続ける聖子。今年9月上旬、本誌は都内のコーヒーショップで仕事の打ち合わせを終えた聖子の姿を目撃したが、これまでより少し痩せた印象だった。いっぽうの神田も聖子と同じく気丈に活動を続けてきた。長年『朝だ!生です旅サラダ』(ABCテレビ・テレビ朝日系)のMCを務めているが、沙也加さんが亡くなった翌週の’21年12月25日放送回にいつも通り出演。悲しむ素振りをおくびにも出さず、MCとしての務めを完璧に果たしたのだ。その後も、『旅サラダ』を休むことはなく、昨年3月に開催された番組イベントにも出席した。しかし、そんな神田も寄る年波には勝てないようで……。「『下町ロケット』(18年・TBS系)への出演以来、神田さんは俳優活動をしていませんが、周囲には“セリフが覚えられない”と吐露。オファーも断っていたといいます」(テレビ局関係者)“異変”も囁かれはじめる。『旅サラダ』には休むことなく出演していた神田だが、今年4月ごろから、頬がこけ、白髪が急激に増えた姿で出演しはじめ、SNS上では“大丈夫?”“病気なのでは”と心配する声が相次ぐことに。そして、11月18日放送回では「体のメンテナンス」を理由に欠席し、12月2日放送回ではしばらく休むことがアナウンスされた。長期の休業が予想され、一部では、深刻な体調不安も報じられている。憔悴しながらも、自身の務めを全うしてきた聖子と神田。2人の歩みを沙也加さんも見守っていることだろう。
2023年12月18日公式Xでの結婚発表から、105日で離婚を発表したフィギュアスケーターの羽生結弦。電撃の結婚にも驚いたが、それ以上に離婚の早さには日本中が衝撃を受けた。コメントの中で綴られていた《一般人であるお相手、そのご親族や関係者の方々に対して、そして、私の親族、関係者に対しても、誹謗中傷やストーカー行為、許可のない取材や報道がなされています。(中略)お相手に幸せであってほしい、制限のない幸せでいてほしいという思いから、離婚するという決断をいたしました》という離婚原因には、賛否が巻き起こった。そこで本誌は20代以上の男女300人を対象にし、「衝撃を受けた2023年に離婚した有名人」についてアンケートを実施した。3位は深沢邦之(57)・田中美佐子(64)。大人世代にとってはおしどり夫婦というイメージがあっただけに、結婚28年目での離婚には驚きの声が挙がった。《仲が良い夫婦に見えていたので》(30代女性・会社員)《今更離婚しないと思っていたから》(40代女性・専業主婦)《なんだかんだいって、長らくおしどり夫婦だったと思っていたから》(40代男性・パートアルバイト)《憧れていたため》(40代男性・会社員)同率3位は、一般男性・南野陽子(56)。元夫の逮捕のニュースは、衝撃が大きかった。《南野陽子さんの旦那が犯罪からみだったため》(50代男性・派遣社員)《逮捕されたらすぐに離婚したから》(60代男性・無職)2位は広末涼子(43)・キャンドル・ジュン(49)。広末は好感度が高かっただけに、一連の不倫報道とのギャップに驚いた人が多いようだ。《広末涼子。不倫でイメージがとても悪くなったから》(50代女性・会社員)《清純派で成功した上でママタレントとしても売れっ子だったのに、不倫を繰り返し、さらに我が強すぎるという本性が表面化したのが衝撃的でした》(50代男性・無職)《人気があり、好感のあるイメージだったが、離婚理由が悲惨だったり、誠意を感じられない行動が報じられたため》(20代女性・学生)また、《キャンドルジュンさんの離婚前の会見に驚かされた》(60代女性・専業主婦)と、泥沼化した離婚騒動へのコメントも。1位は羽生結弦(29)・一般女性。電撃結婚、離婚ともに衝撃を受けた人が多かった。《結婚発表も唐突で驚いたが、100日程度で離婚されたことがもっと衝撃的だった。》(60代女性・会社経営)《結婚しないと思っていた》(60代男性)《あんだけ隠して結婚したのに結婚生活もせずにあまりにも短すぎるし離婚理由に衝撃だったから》(50代女性・専業主婦)《結婚したことを実感する間も無く離婚という報道には唖然とした》(60代女性・パートアルバイト)また、離婚理由に関しても、賛否の声が挙がった。《離婚発表もですが、その経緯や内容がつらすぎて衝撃的でした》(40代女性・会社員)《結婚してすぐに、悪質なマスコミやストーカーが原因で離婚して気の毒だと思ったから》(30代女性・パートアルバイト)《離婚理由が良く分からない》(50代男性・会社員)《フィギュアスケートでは人種を問わず、あれだけ人々を感動させた人物が、サプライズ結婚報告をした割にはたった3ヶ月で別れたことが「何だそりゃ?」となったから》(40代女性・会社員)’24年は、幸せなニュースが多くあることを願いたい!
2023年12月17日【前編】茨城のNPO「キドックス」…保護犬の世話を通じてひきこもり等の若者の社会復帰を支援より続く秋晴れのある日、茨城県つくば市にあるNPO法人「キドックス」では、保護犬たちを対象に、人に慣れるためのトレーニングが行われていた。キドックスは、若者の自立を目指す「動物介在活動(ドッグプログラム)」と、保護犬の里親探しなどを組み合わせた独自のユニークな取り組みで注目されている。代表理事の上山琴美さんが任意団体「キドックス」を立ち上げたのは’11年のこと。翌年9月にNPO法人化し、保護犬を介した青少年の自立プログラムをスタートさせた。コロナ禍のなかで10周年を迎え、’22年4月には、現在の地にドッグランやカフェ、ペットホテルなども併設した「ヒューマンアニマルコミュニケーションセンター(HACC)キドックス」を開設。今日までに、約400人以上の若者が関わり、90頭以上の犬たちが里親にもらわれていった。この日、トレーニングに参加していたミサキさん(31・仮名)も、かつて不登校とひきこもりを経験していた。担当する雑種犬“もめん”のトレーニングを終えた彼女に話を聞いた。「私は中学生のころから不登校で、ひきこもりになり、通信制高校を経て入った専門学校も結局中退してしまいました。21歳のとき、母親のすすめでキドックスを見学しました。人と話すのも、初めての場所もプレッシャーでしたが、間に犬というワンクッションがあることで、少し気持ちはラクでした」最初は、犬の世話や散歩などから始まり、やがて訓練へ。「本当に一歩ずつで、トレーナーさんにリードの握り方のコツを教えていただくところからのスタートでした。3年ほどしたときに担当した雑種“やま”は怖がりでしたが、いずれ里親さんにつなぐためにも人に慣れさせないといけません。そのとき、『やまのために、まず私ががんばらなきゃ』と思えたんです。気づいたら、周囲のスタッフさんたちにも、『すみません!』とお願い事が口にできていて。そのことにいちばん驚いたのは、私自身でした。ああ、犬たちに助けられて、成長できているんだと実感しました」もう一人、10代からひきこもり生活を送り、キドックスで働いて5年目というタカシさん(40・仮名)にも聞いた。「犬の世話では、“しめじ”は甘がみが激しかったり、“らいむ”は体力がありすぎて散歩でも僕が転がされたりで正直大変です。ただ、犬たちもここに来るまでに虐待や飼育崩壊などさまざまなつらい体験をしてます。それを思うと、共感というか、気持ちがわかるんです。そんな子たちが里親さんのもとへ行くことになったときは本当にうれしい。別れるのは、ちょっぴり寂しいけれど」上山さんも日々、若者たちの変化に驚かされると話す。「場面緘黙症という、学校など公の場所で会話ができなくなる症状の若者がいました。その彼女がプログラムのなかでは『おすわり!』などと大きな声を出している。ああ、動物には一生かなわないなと思いますし、そんな場面に出くわすと、思わず涙ぐんでしまいますね」こうした若者たちのトレーニングをサポートしているドッグトレーナーの里見潤さん(47)は、人だけでなく犬の特性も見ながらプログラムを組むという。「たとえば、ひきこもりだった人には、いつもケージのはじっこにいるようなシャイな犬を任せます。すると犬がすぐにはなつかなくても、けっして怒ったりせず、待ってあげられるんですね。ゆったりとした彼ら特有のコミュニケーションのペースに、犬もやがて安心して心を開いていくわけです」里見さん自身、20代のころに6年間のひきこもり生活を体験し、犬との出合いで転機を得ていた。「現在のプログラムは、まだ完璧ではありません。若者たちは、ここを出ると、一人でがんばらなければいけない。今後は、その力をつけてあげることも考えたい」先に話を聞いた岡本さんの思いとも通じる。もちろん、上山さんも同じことを考えていた。「その思いを形にしたのが、このHACCキドックスです。若者たちの将来も見据えて、ここを地域コミュニティの拠点にしたいと思い整備しました。ひきこもりや不登校などの体験者とその家族や、たとえば犬の飼い主さんや社会活動の場を探している人たちとが、ここでつながったり、悩みを話せるという居場所を作りたかったんです。その地域との連携という意味で、昨秋からは子ども食堂やマルシェもスタートさせました」ミサキさんは、インタビューの最後に、将来について語った。「この先は、せっかく10年もキドックスで働いてきたんだから、犬と関わる仕事をしたいと思うようになりました。私に初めてできた“人生の夢”です」上山さんは、ミサキさんたちの先輩にあたる一人の“卒業生”の話をしてくれた。「3年間、ひきこもっていたのちに、5年キドックスに通った30代男性。ご家族ともまったくコミュニケーションを取れなかった彼が、犬や私たちスタッフとの信頼関係を築いていくなかで、やがて人とも落ち着いて会話できるようになり、2年前からフルタイムで造園業で働いています。彼は、うちにいるときからドッグランの草むしりが得意だし、大好きだったんです。これから、社会ではいろんな苦難もあるでしょう。そんなときに彼らが孤立しないよう、いつでも帰ってくることができる場所でもありたい」人も犬も、ありのままの自分を取り戻せる居場所・キドックスを経て、次のステージへのワンステップを踏み出してゆく。
2023年12月17日いよいよ12月24日に迫った日本一の漫才師を決める大会「M-1グランプリ2023」(以下、「M-1」)。2001年のスタート当初のエントリー数は1603組だったが、年を追うごとに増えていき、一旦終了する2010年には4835組に。2015年に復活してからもその勢いは止まらず、今年は昨年の7261組から約1300組も増えて8540組となり、過去最高を大幅に更新した。エントリー総数が増えるに従って、漫才師たちの争いも苛烈を極めていく。決勝までに1回戦、2回戦、3回戦、準々決勝、準決勝が行われるが、なかでも最もハードルが高いとされているのが準々決勝。今年は準々決勝に進んだ123組のうち、ストレートに準決勝に進出したのはわずか30組。ふるいにかけられて約4分の3が涙をのんだ。準々決勝で敗れた芸人の中には、ヨネダ2000、インディアンス、からし蓮根といった過去のファイナリストの姿もあり、競争が激化していることがうかがえる。このように求められるレベルが年々あがるなか、それでもエントリー総数はうなぎ昇りに増えており、M-1の牽引力はとどまることを知らない。その背景に何があるのか、お笑い評論家のラリー遠田氏に話を聞いた。M-1のエントリー数は、マヂカルラブリーが優勝した2020年から、毎年1000組近く増え続けている。ラリー氏は「影響力が大きいからこそ、出たいと思う人が増えている」とした上で、ある即席ユニットの飛躍をあげる。「2020年にピン芸人同士の即席ユニットである『おいでやすこが』が準優勝して、それがきっかけでおいでやす小田さんと、こがけんさんという2人のピン芸人がブレイクしました。これがきっかけになって、M-1のために即席ユニットを組んで漫才をやる芸人が増えたのではないでしょうか。また、昔は“漫才は漫才師、コントはコント師”というふうに専門分野が分かれていることが多かったのですが、最近はロングコートダディや男性ブランコなど、どちらかというとコントをメインにやっていた芸人もM-1のために漫才をやるようになっています。その中には決勝に行くような人も出てきていて、出場者の層が厚くなっています」2006年に女性2人組のアマチュア漫才師「変ホ長調」が決勝に進出したが、今年も東大生と早大生によるコンビ「ナユタ」が準々決勝で大きな注目を集めるなど、アマチュア漫才師が台頭している。「おそらくM-1ではアマチュアの参加者もものすごく増えているはずです。ラランドは、ツッコミのニシダさんが大学生だったときに準決勝まで進出して大きな話題になりました。最近では大学のお笑いサークル同士の対抗戦や大学生のお笑いコンテストがあって、“学生芸人”の世界が盛り上がっています。私も大学生のお笑いコンテストに審査員として招かれたこともありますが、今の学生芸人は本当にレベルが高いです。会社に就職していて、平日は普通に仕事をして、土日祝日はお笑いライブに出る、という“社会人芸人”も多いですね」学生芸人のレベルが上がる背景にはテクノロジーの進化も影響しているようだ。「昔は情報がないのでお笑いを学ぶこともなかなかできなかったのですが、今はYouTubeなどでネタ動画やネタの作り方はいくらでも学べるようになりました。そうやって学んだ上で人前でネタをやってコツをつかんでいけば、だんだん上手くなっていくんです」アマチュアからプロまであらゆる芸人がこぞって参加するなど、空前の“漫才ブーム”ともいえる昨今のお笑い界。しかし、ツービートや島田紳助・松本竜介らが活躍した1980年代前半の漫才ブームが終了して以降、漫才にとっては冬の時代が続いた。ブームは終わるのが常ではあるが、ラリー氏はM-1を中心とする今の漫才ブームは「今のところ終わる理由がない」という。「M-1が漫才の世界を盛り上げているという側面はあるので、M-1が終わったらブームは一段落するかもしれません。しかし、今のところ終わらせる理由がないですよね。視聴率は取れているし、世間の注目度も高いし、M-1のおかげで芸人が育っていくという面もある。ザ・ドリフターズ、ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、とんねるずなど、かつて一時代を築いた芸人たちは、みんなテレビでコント番組をやっていました。漫才は2人の芸人が舞台に立ってしゃべるだけという地味な芸なので、本来はテレビにあまり向いてなかったのです。だから、M-1が始まった2001年の時点では、漫才は時代に取り残されて忘れられた文化でした。M-1ができたことで、そこから新しい漫才の歴史が始まったんです」エントリー総数は増えても、王者に輝くのは1年に1組だけ。最後にラリー氏は言う。「裾野が広がっていますが、決勝には毎年10組しか行けないですし、競争は激しくなるばかりですよね。結果的に、漫才がどんどん発展していく時代になっていると思います」果たして、8540分の1の座を掴み取る漫才師は――。
2023年12月17日時事通信が実施した12月の世論調査で、支持率17.1%を記録した岸田内閣。’12年の自民党政権復帰後に行われた同社の調査では過去最低の結果となった。裏金問題の発生により、政権に対し国民の不信感が高まる中、岸田文雄首相(66)は12月13日の会見で「国民の信頼回復に向け、火の玉となって取り組んでいく」と発言。しかし、SNSなどでは”内閣総辞職”を求める声も多く上がっており、岸田首相への不満は依然根強い。岸田首相の任期は来年9月末で終了するが、世論は誰を次の首相とすべきだと思っているのだろうか。自民党議員に限定して実施した調査「次の首相になってほしい議員ランキング自民党編」では、得票数が多かった順に石破茂衆院議員、小泉進次郎元環境相、河野太郎デジタル相という結果に。しかし、同時に“自民党にはいない”という声も多く上がっていた。そこで、今回は自民党以外の議員を対象に、「次の首相になってほしい議員」を聞いた。20代以上の500人を対象に、クロス・マーケティングのQiQUMOを利用して調査。選択肢は各党の党首のほか、それ以外の議員を記述することも可とした。まず3位に選ばれたのは、国民民主党の玉木雄一郎代表(54)。財務省の官僚から政治家に転身し、’09年の衆議院選挙で民主党公認として立候補し初当選を果たした。’18年に国民民主党の共同代表に就任している。9月に行われた、国民民主党の代表選挙では「対決より解決」の政治を進めると主張しており、政策実現のためには与党との協調も辞さない考えを示している。実際に、今年度の補正予算に賛成する代わりに、岸田首相に対しガソリン税を一時的に引き下げる「トリガー条項」発動を求めた。ただし、12月13日に提出された内閣不信任案に賛成したことで、2024年度与党税制改正大綱からは削除されてしまっている。個人の理念としては、《生きることに不安のない国家の実現》《現実的な平和主義の構築》《情報公開と「正直な政治」の徹底》を掲げる玉木代表。昨今の政策でいうと、トリガー条項発動のほか、高校生の扶養控除縮小には反対、物価・賃金上昇による所得増よりも税収増の方が大きいことから、基礎控除引上げ等による所得税減税などを主張している。寄せられたコメントでは、批判一辺倒でなく現実的であるという点や、トリガー条項の発動に前向きである点などが評価されていた。《現実的でかつ国民のことを考えてくれているから。人柄も良い》《トリガー条項の発動で1番動いてたから》《一番バランス感覚が有りそうだから》《大蔵官僚出身でも財務省にこびらない姿勢》第2位に選ばれたのは、れいわ新選組の山本太郎代表(49)。もともとタレント・俳優として活躍していた山本代表は、’13年の参議院選に無所属で立候補し初当選。’19年の参院選を前に「れいわ新選組」を設立した。下半期、岸田政権の政策に批判が高まる中では、山本代表の答弁にも注目が集まった。11月には岸田首相に“増税メガネ”と呼ばれることについて質問を投げかけ批判を浴びたが、その先の答弁が非常にわかりやすく問題点を指摘しているとしてSNS上で賞賛されたのだ。答弁内では、消費税廃止、一律給付、社会保険料の減免などを訴えている。このような姿勢が功を奏してか、12月のNHKの世論調査では、この1年で最も高い支持率1.7%を記録した。今期の国会については、臨時国会が終了した日に行った会見で「結局、今国会も与党が腐っているのはもちろんですけども、野党も腐っていたな、と。国民殺しの国会だった、というのが一言でいえることです」と指摘している。“国民目線”の政治を期待する人々からの支持が集まった。《何かをしてくれそうだから。国民に還元して、減税して下さるような気がする》《岸田首相の増税政策を止めさせるのはこの人が適任ではないかと》《既存の政党政治や保守と革新の二分論に捉われることなく、真摯に国民の幸せを考えて政策を実行してくれそう》《支持政党はないんだけど、いちばん国民の目線で語っているのは山本太郎かなと》第1位に選ばれたのは、’21年から立憲民主党の代表を務める泉健太代表(49)。立命館大学に在学中は、弁論部に所属し「学生弁論討論交流会」の会長も務めた。’03年の衆院選で初当選し、’09年からの民主党政権では、内閣府大臣政務官を務めている。10月に岸田首相が所信表明で「『経済、経済、経済』。私は何よりも経済に重点を置いていく」と連呼したことについて、泉代表は代表質問の際に「国民が望むのはインフレ手当の『給付、給付、給付』ではないか。これを実行すべきだ」と発言。そのほかに「ガソリン減税、ガソリン減税、ガソリン減税」、「賃上げ、賃上げ、賃上げ」とも述べており、物価高対策としては給付とトリガー条項発動によるガソリン税減税などを訴えている。また、裏金問題を発端とする岸田内閣に対する不信任決議案の趣旨弁明では、「一刻も早く内閣総辞職すべき」と強く迫った。さらに「立憲民主党は公正かつオープンな新たな政権をつくる。国民生活に寄り添った政策を推進する新政権を構成する」と政権を取った場合の党としての方針を語っている。私生活ではスーパーに週2,3回は訪れるという泉氏。SNSに一度食べた豆苗を再栽培して食べる様子をアップするなど、”庶民感覚”を売りにしている。今話題の”カネ”の問題とは無縁そうに見えるところも好印象なようだ。《自民党と比べてまともなことを言っているから。今までとは違った政策で期待が持てそうだから》《自民党でない方が良い》《政策がはっきりしていて、政治家として重要な能力である弁舌力に優れていると思うから》《真面目な方。そして金権政治をしないと思うからです》《現首相よりはましだと思うから》果たして今後、自民党以外が政権を獲得することはあるのかーー。
2023年12月17日「さあ、さすけ。お散歩だよ」「ほら、どうした?オヤツが欲しいのかい」ーー鼻先にフードを差し出されても頑として、おすわりのままだ。茨城県つくば市にあるNPO法人「キドックス」では、さすけはじめ“チノ”や“しらたま”など6頭の保護犬たちを対象に、人に慣れるためのトレーニングが行われていた。秋晴れのこの日、最初のメニューは、リードをつけて歩く訓練だ。キドックスは、若者の自立を目指す「動物介在活動(ドッグプログラム)」と、保護犬の里親探しなどを組み合わせた独自のユニークな取り組みで注目されている。ドッグプログラムとは、犬を介して行う教育や支援活動のこと。過去のいじめ体験や虐待、ひきこもりなどで対人不安が強い若者たちが「犬」という安心できる存在を通じて、他者との信頼関係を築く過程をサポートする。現在は、10名の若者とスタッフにより、15頭の犬たちの世話や人慣れのトレーニングが行われている。代表理事の上山琴美さんがこうした活動を始めるきっかけとなったのは、幼少期の体験がきっかけだ。小学校に入学してすぐに、図書館で偶然、犬の殺処分や動物実験に関する本を手にする。「とてもショックで、そのころから、いつか犬の命を救う場所を作りたいなぁと、アニマルシェルターの完成予想図を描いたりしていました。まあ、子供ならではの妄想なんですが」小1での転校でいじめに悩むこともあったが、それよりつらかったのは、親友の突然の変化だった。「互いの自宅に泊まったりするほど仲のよかった子が、中学に入ると非行に走り始めたんです。当時の私には思い当たることもなく、なぜ人は悪いほうへ導かれていくのだろうという疑問が、常につきまとうようになりました」また、高校1年生のときには、まだ9歳だった愛犬を心臓病で亡くし、「何かしてあげられることがあったのでは。私はいい飼い主だったろうか……」と、自問自答するようにもなった。アメリカの少年院でのドッグプログラムについて書かれたノンフィクション『ドッグ・シェルター犬と少年たちの再出航』(金の星社)と出合ったのは、そんなときだった。「オレゴン州のNPO『プロジェクト・プーチ』が主人公の本でした。当時、犬や非行に走る若者たちのために何かできないかといつも考えていた私にとって、その本で『犬も人もどちらも救うことができるんだ!』と知り、まさにバイブルとなりました。やがて、日本で同様の活動をするにはどうすればいいかを考えるようになり、高校卒業後、最初に目指したのは少年院や鑑別所で働く法務教官になる道でした」筑波大学人間学群に進むと同時に、非行少年を支援する活動などにも積極的に参加した上山さん。しかし、彼女を待っていたのは、思いがけない挫折体験だった。「現実は甘くなかった。ときには死とも隣り合わせのような環境にいた非行少年たちとの交流は私が考えるほど生易しいものではなかったんです。20歳そこそこの女子学生の自分には、とても真っ向から向き合えるものではなく、怖さも感じて、身を引きました」しかし、彼女は、まだすべてを諦めたわけではなかった。「動物愛護団体でボランティアを続けながら、いずれ少年や動物の施設を運営していくときに役立つだろうと、卒業後の就職先には、組織運営などについて学べる一般企業をあえて選びました」アミューズメント系企業の営業職として働きながら、2年ほどが過ぎたときだった。「会社員生活は充実しながらも、社会で働くことによって、自分の思いをきちんと形にしたいという考えが強くなっていきました」改めて児童福祉施設や若者自立支援機関にも関わっていくと同時に、自ら子供と犬に関する社会問題の調査も始めた。人もお金もコネもないところから、自らプレゼン資料を作り、関心のありそうな人や場所を訪ねて歩き続けた。犬や少年たちに対する思いをひたすら伝えることを続け、土地を貸してくれる大家さん、ドッグラン用の竹を提供してくれる人など、賛同者に出会うことができた。’11年、任意団体「キドックス」を立ち上げ、翌年9月にNPO法人化して代表に就任。早速、保護犬を介した青少年の自立プログラムをスタートさせ、ひきこもりや不登校の子供たちを募る告知をすると、すぐに参加希望者も出たが、「『今日は4人来る予定です』というので準備万端で待っていても、時間になっても誰も顔を見せない。そのうち『体調不良で全員欠席』と連絡が入る。やっぱり簡単じゃないな、と。そんな手探りの状況が3年近く続きました」’13年春には、スタッフとアメリカ視察を実現。あの、プロジェクト・プーチでドッグプログラムを創設したジョアン・ドルトンさんとも対面することができた。ジョアンさんによる「犬は道具じゃない。子供たちのパートナーとして、犬もまた幸せになることが絶対条件よ─」という教えを胸に、次々と支援プログラムを立ち上げ、’18年4月には、保護犬と出合える「キドックスカフェ」をオープン。トレーニングを完了した犬と、新しい飼い主とのマッチングの場ともなっている。スタッフ、ボランティア、家族、支援者らに支えられていくと同時に、キドックスはコロナ禍のなかで10周年を迎え、’22年4月には、現在の地にドッグランやカフェ、ペットホテルなども併設した「ヒューマンアニマルコミュニケーションセンター(HACC)キドックス」を開設。今日までに、約400人以上の若者が関わり、90頭以上の犬たちが里親にもらわれていった。「ゆくゆくは、この活動を日本中に広げていきたい。人が人らしく、犬が犬らしく生きられる社会づくりの後方支援をするのが私たちの夢です」人も犬も、ありのままの自分を取り戻せる居場所・キドックスを経て、今日もそれぞれが次のステージへのワンステップを踏み出してゆく。【後編】犬と一緒に「人生のワンステップ」踏み出す――茨城のNPO「キドックス」の取り組みへ続く
2023年12月17日’23年は年明け早々、片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)と土屋太鳳の結婚の発表があり、元旦からめでたいニュースが舞い込んだ。今年も売れっ子同士の結婚から、芸能人と一般人との大人婚まで、結婚のニュースも多い1年だった。そこで本誌は20代以上の男女300人を対象にし、心から祝福した「2023年に結婚した有名人」についてアンケートを実施した。3位は片寄涼太(29・GENERATIONS from EXILE TRIBE)・土屋太鳳(28)。人気の2人だからこそ、応援したくなるという意見が。《雰囲気がいい》(50代女性・専業主婦)《応援したくなる》(20代男性・会社員)《土屋太鳳さんが真面目そうで応援したいので》(40代女性・パートアルバイト)2位は岩井勇気(37・ハライチ)・奥森皐月(19)。年の差婚に賛否両論の声が挙がったが、ファンの間で岩井は“結婚できない男”という認識だっただけに祝福の声も多かった。《年齢差があるけど、岩井は一生独身そうだったので結婚してよかったと思った》(50代女性・パートアルバイト)《メディアでは、割とヒールというか悪役を演じているけど、実はハートのある熱い男で、素直に応援したいし祝福したかったから》(50代男性・経営者)《ハライチ番組でとても幸せそうだったから》(30代男性・パートアルバイト)また、《逆プロポーズだったから》(30代女性・パートアルバイト)という意見も。1位は中村倫也(36)・水ト麻美(36)。「好きな女性アナウンサーランキング」で殿堂入りし、女子アナの中でも圧倒的な好感度を誇る水卜アナ。彼女へのお祝いコメント以外にも、「二人とも好き」という声も多く挙がった。《水卜アナは仕事が忙しくてそれどころではなさそうな感じだったので、幸せになってくれて嬉しい》(40代女性・専業主婦)《テレビから仲が良さそうなことが伝わってきたから》(20代男性・パートアルバイト)《突然の発表で二人とも自分を持ってると感じた。幸せになってほしい!》(60代女性・パートアルバイト)《二人とも好きな方だから。飾らず、自然な雰囲気のお二人なので、お似合いだと思います》(50代女性・専業主婦)《水卜ちゃんがZIPで結婚発表する時に、内緒でスタジオに来てくれていたので、優しい思いやりのある人だと思って、祝福したくなった》(50代女性・専業主婦)離婚や破局のニュースも多い今年の年末だが、結婚のニュースを思い出すと幸せな気分が取り戻せそうだ。どの夫婦も幸せが末永く続きますように!
2023年12月17日「12月7日には『珍プレー好プレー大賞』(フジテレビ系)の司会を務め、大みそかにはTBS系列でWBCに関する生放送特番が控えるなど中居さんは年末も大忙し。昨年は体調が心配されましたが、かなり回復したようで安心です」こう語るのはテレビ局関係者。昨年11月から体調不良のため休養していた中居正広(51)だったが、今年1月に復帰し仕事のペースは順調に戻ってきている。「9月に元Kis-My-Ft2の北山宏光さん(38)が旧ジャニーズ事務所から退所し、TOBEに合流した際、中居さんから手紙とスーツをプレゼントされたと明かしています。古巣は性加害問題に揺れていますが、親しい後輩たちとの関係は変わっていないようです」(前出・テレビ局関係者)これまでにもKis-My-Ft2に対し、デビュー10周年の祝いとして最高級モデルの白いマイクを贈ったり、V6の解散時にはメンバー全員にそれぞれの名前が刻印された高級ブランドの革靴を贈ったりと、気前の良いエピソードが取り沙汰される中居。しかし自身の食生活は質素そのもの。9月に放送された『中居大悟と言いたい女』(TBS系)ではコンビニの惣菜を買って食べることが多いと明かし、「肉とお魚とサラダ、その3つで1000円以内」と話している。「中居さんの“倹約精神”は、幼い頃の経験から来ているようです。というのも中居さんは幼少期に極貧生活を送っていたのです」(制作関係者)SMAPとして国民的スターとなり、独立後も司会者として大人気の中居だが、華々しいキャリアを築くまでには壮絶な半生があった。「中居さんは1972年に3兄弟の末っ子として生まれました。生まれ育った家の広さは3畳半から4畳ほどで、当時は風呂に週2回しか入れなかったそうです。夏場は学校で水泳の授業があるため、風呂は週1回だったといいます」(前出・制作関係者)極貧ゆえに食生活も独特なものだった。「食べるものがなかったため、兄と工夫して米にバターと醤油をかけて“バターご飯”にしたり、チューブのわさびと酢をかけて“わさびご飯”にしたりしていたといいます。それもなくなると、ご飯に水をかけただけの“水かけご飯”を食べていたそうです」(前出・制作関係者)こんな涙ぐましいエピソードも。「自身の家庭では“3時のおやつ”が一切なかったそうです。そのため、友だちの家に遊びに行ったときに振る舞われたカルピスを、通常より濃く作って飲んでいたと明かしています。サンタさんが来たことも一度もなかったと話していました」(前出・制作関係者)しかしそんななかでも懸命に育ててくれた父・正志さん(享年79)に中居は非常に感謝をしているといい、08年9月、『ポポロ』のインタビューで次のように答えている。《うちは、プレゼントをもらうような誕生日会はやらなかったなぁ。でも、僕自身は、家族の誕生日にはおこづかいを貯めて何かしら買ってました。親父には小2のときに好物のアワビを買いに行ったこともあります》《お父さんはお金がないからいつも同じタバコを買っているんだろうと思い、いつもより20円高いタバコのセットをプレゼントしたことも。今考えたら好みの銘柄じゃなくて困ったと思うけど大事に吸ってくれてたなぁ(苦笑)》「正志さんが決めた中居家の家訓は『求めるな、与えよ』。正志さんが2015年に亡くなった際、その葬儀でも自筆のこの家訓が飾られていたそうです。仲間たちに気前よくプレゼントを贈る中居さんですが、幼少期からの『求めるな、与えよ』という精神を今でも大切にしているのでしょう」(前出・制作関係者)
2023年12月17日「10年ほど前、『相棒』(テレビ朝日系)で(水谷)豊と共演する機会がありました。ボクのほうが5つ年上なんだけど、豊からは『柴ちゃん』って呼ばれていてね。数十年ぶりの共演でしたが、不思議と呼吸は合わせられるんです。テンポや間の取り方は昔と変わっていても、芝居の根底にあるものは“やっぱり豊だな”って」こう語るのは、『男たちの旅路』で水谷豊と共演した柴俊夫さん。同ドラマシリーズの脚本を手掛けたのは、11月29日に死去した山田太一さんだ。「ボクが出演したのは30歳のとき。まだ若くて、渡された脚本に自分なりの解釈や、間を作ったりしたくなったのだけど、山田さんの本はリズムがあって崩すことができない。それを理解できたのは、もう少し経験を積んでからでした」主演を務めたのは、昭和を代表する銀幕スターの鶴田浩二さんだ。撮影現場に来るとプロデューサーが出迎えて、ピリピリした雰囲気になったという。「パート4まであるなか、ボクはパート2からの参加。事前にスタッフから『鶴田先生に挨拶してください』と促されて、ご挨拶に伺いました。ボクは鶴さんから目を離さずに『柴俊夫です』と挨拶すると、一言『知らねーなー』って(笑)。でも、後になってから『お前はギョロッとした目で睨みつけてきたな。忘れないよ』と笑われました」柴さんや水谷豊、桃井かおりなどは台本を持ちながら稽古に臨んでいた。「でも鶴さんは、稽古の段階でセリフが頭に入っているから本を持たない。ボクらが怒られることはありませんでしたが、申し訳ない気持ちになってしまいました」そんなスターに気軽に声をかけることはできず、撮影現場では水谷や桃井と3人で集まることが多かった。「即興芝居なんかもやって、お互い鍛えていました(笑)。たとえばかおりが女優、ボクがプロデューサー役になって、記者役の豊が新作映画出演に関してかぎまわったりするわけです」同ドラマの撮影方法も革新的だったという。「それまでのドラマはスタジオでの撮影がメーンでしたが、当時としては小型化されたカメラを採用し、大きな機材は車いすに積んで、ロケを多くしたんです」なかでも印象に残っているのは「釧路まで」の回。「約30時間かけてフェリーで移動して、極寒の中、撮影。北海道では若手3人組に五十嵐淳子ちゃんを加えた4人で、タクシーに乗って苫小牧のすし店で打ち上げしました。鶴さんは飛行機で帰りましたが、ボクらは、また30時間かけてフェリーで帰京。過酷なロケも、今となってはいい思い出です」
2023年12月17日お化けよりも身近で怖い存在は、やっぱり“人間”だった――。『人間まおのヒトコワ実話』では、筆者や読者の周りでおこった、“ヒトコワ”な体験談を紹介。漫画でいろんな実例を学んで、人生のトラブルを避けよう!読者からの体験談投稿も絶賛募集中。今回は、プロポーズをしてくれたと思ったら、どんどん態度がおかしくなっていった彼氏の話。【人間まおから一言】私も昔、彼氏に「なんで急に態度変わったの?」と聞かれたので、教えてあげました。「マッチングアプリで出会った女性とホテルに行ってるって知ったからだよ」と!やましいことがある人は聞かないほうがよいでしょう。>前回:11コワ目「別れた彼氏のヤバすぎる執着」【PROFILE】人間まお‘18年に『くず系女子。』(KADOKAWA)でデビュー。現在はサルのあげおと共存の日々を送りながら、日常のあるあるをゆる~く描いた漫画ブログが大人気
2023年12月16日女優の深田恭子(41)が、かねてより結婚秒読みと言われていた不動産会社シーラテクノロジーズの杉本宏之会長(46)と破局したと報じられた。原因として深田側の浮気疑惑が報じれており、14日発売の週刊文春では傷心した杉本氏が破局を認める発言をしている。深田と杉本氏は18年に出会い、交際をスタート。21年には適応障害で休業した深田を、杉本氏が献身的に支えたことも伝えられていた。今年に入り、杉本氏の会社はアメリカのナスダック市場に上場。「いよいよ次は結婚か」と思われていたところだった。そのためこのタイミングでの浮気疑惑に、多くの人が「なぜ今?」と首を傾げている。一般的に、結婚直前期の浮気は「マリッジブルー」と例えられる事が多い。しかし恋愛ジャーナリストのおおしまりえ氏は「この浮気報道は、マリッジブルーといった一時的な気の迷いとは言い切れない」と話す。なぜ2人は結ばれることがなかったのか。そこには、なるべくしてなったとも言える理由があると分析する。■「寂しい」を抱えて生きる女の難しさ一般的な価値観でいえば結婚目前で、しかも相手は長年自分に寄り添ってくれた男性(さらにいえば、経済的にも非常に豊か)。「なぜ、そんないい人を……」と思うことでしょう。しかし、深田さんの行動は「寂しさを抱えた女性」がよくする類のことであるともいえます。一般的に「寂しさ」を常に感じている人は、特定の“何か”に依存しやすい傾向があります。例えば恋愛や仕事、お酒や買い物、美容などが皆さんも想像しやすいでしょう。何かにハマることで寂しさを忘れ、一時的な充実感や高揚感を味わうことが習慣化しているのです。こうしたタイプは、この「何かにハマって寂しさを忘れる」という行動が習慣化しています。そのためたとえ結婚目前だったとしても、寂しさを感じればいつも通りのやり方で埋め合わせをしようとします。それが結果として、結婚前の浮気という選択になるケースもあるのです。深田さんは以前から杉本氏との結婚を望んでいたと報じられています。その結婚に対する意欲が「この人と家庭を築き、人生を歩みたい」という結婚の本質に対する欲求だったのか、「寂しいから結婚して一緒になってもらいたい」といった寂しさが大部分を占めていたのかは定かではありません。ただ後者だった場合、たとえ結婚していたとしてもその後に今回と似たような問題が出てきた可能性もあります。■愛はあるけど待たせることのリスクとはいえ「真剣交際で5年待たされる」という女性側の立場を思うと、同情する気持ちも湧きます。なぜなら結婚やその先の将来を考えるアラフォー女性にとって、5年という時間は非常に重要な意味を持つからです。具体的には妊娠や出産を考えると、「5年も待てない」と思い悩むのが一般的といえます。深田さんの過去の報道では、子どもを望んでいるという関係者の証言も出ていました。もしそうだった場合、好きだけど不安や焦りが募ってしまった可能性はあるでしょう。しかし結果として、彼女は自ら望んだ幸せからいちばん遠のいてしまったわけです。深田さんは21年には適応障害と診断され、休業を余儀なくされました。現在は回復したと言われますが、こうした長年の恋人との別れは精神的に大きな負担となります。その際、隣で支えてくれる人はいるのでしょうか。少なくとも、杉本氏という大切な存在はもういないのは間違いありません。(文:おおしまりえ)
2023年12月16日自民党最大派閥・安倍派の政治資金パーティーをめぐる“裏金疑惑”で窮地に陥っている岸田政権。松野博一官房長官(61)ら閣僚4名が辞任したほか、時事通信の最新の世論調査では支持率17.1%と過去最低を更新した。立憲民主党から提出された内閣不信任決議案は与党の反対多数で否決されたものの、東京地検特捜部の捜査は本格化すると見られている。解散や総辞職が取り沙汰されるなか、無派閥かつ無世襲である高市早苗衆院議員 (62)を“次期総裁に”と推す声も上がっている。不祥事に揺れる政界のなかでも、国民から支持されている政治家は誰か。今回は女性政治家に焦点を当てて、全国500人を対象にアンケート調査を実施した。まず第3位は、35票を集めた自民党の高市早苗衆院議員。’21年の総裁選では敗れたものの、経済安全保障担当大臣や内閣府特命担当大臣を担うなど閣僚として岸田内閣を支えている。政治資金パーティー問題においては、無派閥の高市氏にとって“追い風になる”との呼び声も高い。11月には、自民党内に国力を増強させる勉強会「『日本のチカラ』研究会」を発足させたことも話題に。世耕弘成参院幹事長(61)が「現職閣僚がこういう形で勉強会を立ち上げるのはいかがなものか」と苦言を呈するも、党内からの批判に高市氏が屈することはなかった。直後にXで《岸田内閣で閣議決定した『国家安全保障戦略』に記された理念を掘り下げる事を目的とした議員連盟です。現職閣僚が担務外の政策を同僚議員と一緒に勉強する事の何が悪いのか、意味が分からん》、と真っ向から反論。記者会見でも、「私は現職閣僚としてたくさんの議員連盟に入っているし、ほかの閣僚も同様だと思う」と述べていた。アンケート回答では、こうした頼もしい姿勢に好意的な声が寄せられていた。《男性政治家の圧力にも負けずに頑張っている》《保守で真っ当なことを感情的にならず表現する》《日本の国益を考えている唯一の女性議員だと思うからです。政策通であり、どんな質問にも的確に答える。自民党に居て思うように政策を進められない中にあって頑張っていると思います》続いて第2位は、36票を集めた社会民主党の党首・福島瑞穂参院議員 (67)。昨年7月の参院選では、党の存続をかけた“崖っぷちの戦い”が注目を集めた。比例代表で出馬し、唯一の議席を守り切った福島氏。比例全体の得票率も2%を確保し、公職選挙法における国政政党の要件を満たすことも果たした。福島氏は初代党首の土井たか子氏(享年85)を受け継ぎ、’03年から10年間にわたって党首に就任。’20年に再登板してからも、国民に寄り添い続けている。11月1日には「生活再建のための社民党の緊急経済政策」として、“消費税3年間ゼロ”を提言。福島氏は記者会見で、「税金は生活の苦しい人のために使うべき」と主張。この他にもインボイス制度の中止や、大阪・関西万博や統合型リゾート施設(IR)建設の中止などを訴えていた。自民党の政治資金問題についても、追及の手を緩めない。12月7日の法務委員会では、法務大臣らに向けて「受け取った事実があるか、教えてください」と質問。小泉龍司法務大臣(71)が「政府の立場としてお答えは差し控えさせていただきたい」と返答すると、すかさず「いや、答えてくださいよ」と求めていた。アンケート回答では、こうした真っ直ぐな姿勢を評価する声が多かった。《庶民の感覚を持っていると思う。真面目でクリーンなイメージ》《一番クリーンな党のイメージだから》《ずっとブレずに政治に向き合っている》《土井さんの後継として頑張っていると思う》《一人だけどとにかく頑張ってる姿国民の代弁をしようと一生懸命な姿が応援したくなる》そして第1位に選ばれたのは、80票を集めた立憲民主党の蓮舫参院議員(56)。’09年の民主党政権下の事業仕分けで、当時開発中だったスパコン「京」について「2位じゃだめなんでしょうか」と問い質したことを覚えている人も多いだろう。蓮舫氏は双子の母親として仕事と育児を両立させる姿も注目を集め、初選挙では子育て政策「ママフェスト」を掲げていた。現在も待機児童やこどもの貧困、ヤングケアラーなどの問題に取り組んでいる。SNSでの発信も積極的で、常に他党の動きに目を光らせている印象だ。最近では大阪・関西万博の運営費について、吉村洋文知事(48)が“赤字でも大阪府・市は負担しない”と発言したことにXで言及。蓮舫氏は《見事な丸投げ。「身を切る改革」で対応すべきでしょ。国民の税金を当てにしないでください、維新さん》と、批判していた。自民党の政治資金問題についても、12月8日の参院予算委員会で西村康稔経済産業相(61)に追求する姿が話題に。蓮舫氏が「大臣は5日の夜、森元清和会会長、世耕参議院自民党幹事長と都内高級ホテルの和食店で2時間半会食をされているんですが、何を話しました?」と問うと、西村氏は「よく覚えておりません」と返答。すると蓮舫氏は「この3人で会っていたら、口裏合わせしてるんじゃないかと疑って見えてしまうんですよね」と切り込み、西村氏は「口裏合わせなど、一切行っておりません!」と声を荒げて反論。西村氏が取り乱したように見えた人もいたようで、《これは素晴らしいやりとりでしたね》《蓮舫さんの誘導尋問、すごく気持ちいい》との声がSNSで上がっていた。蓮舫氏には民意を“代弁”するかのような猛追ぶりを、称える声が寄せられていた。《きつそうだけどはっきりした言い方が力強い》《会議も積極的に発言して、引かないところ》《いつもハッキリ自分の言いたいことを言っていて、信念がありそう》《事業仕分けの際、実力を見た。子育てをしながら仕事と両立しているところも尊敬する》しかしながら今回のアンケートでは蓮舫氏が1位に輝いたものの、実際には「その他」を選択した人が179票にも上る結果となってしまった。その中には「好きな女性政治家はいない」との回答が大多数を占めており、次のような理由が並んだ。《嫌いな議員は多数いますが好きな議員はいない》《現職のなかでは、好感がもてる女性政治家はいない》《どんな仕事をしているか分かりにくい》つまり、“消去法でしか選べない”というのが有権者の本音のようだ。根強い国民の政治不信を払拭し、実行力で支持される議員は出てくるだろうか。
2023年12月16日ウォルト・ディズニー・カンパニー創立100周年を記念した作品『ウィッシュ』が12月15日から公開される。感動のストーリーと素晴らしい楽曲の詰まった“魔法のミュージカル”が100周年にふさわしい本作。今回ディズニー大好き芸人のおべんとばこが一足お先に作品を試写、そしてプロデューサーたちにインタビューをしてきました!「みなさんが子どものころに見ていたディズニー映画を思い出すような“オマージュ”がちりばめられた作品なので、きっと懐かしい気持ちになれるはずです」試写会直後、興奮気味に感想を語るおべんとばこ。本作の魅力をこう続ける。「ヒロインのアーシャがみんなをインスパイアして勇気づけてくれるから、見ている僕たちが主人公になれるんです。そして、ヴィランのマグニフィコ王がかっこよすぎます!彼がヴィランになるまでの経緯もちゃんと描かれていて、単なる悪役で終わらないところが深い。女性人気が出そうです。吹き替え版の声優を務める福山雅治さんもハマり役!」プロデューサーのピーター・デル・ヴェッコ氏は最初の構想についてこう明かす。「100周年ということで、ディズニー映画のこれまでの歴史を壁に貼って、共通項を探すところからスタートしました。希望、夢、星に願いを……、それらが初期からのコンセプトでした」同じくプロデューサーのフアン・パブロ・レイジェス・ランカスター・ジョーンズ氏は「大好きなディズニーにラブレターを書くような気持ち」で本作に向き合ったそう。「5歳くらいのころ、『美女と野獣』の製作風景のドキュメンタリーを見て以来、ずっとこの世界に憧れていたんです」そんなディズニーの100年が詰め込まれた本作は「ぜひ映画館に何度も見に行ってほしい!」とおべんとばこ。公開が待ち遠しい!【あらすじ】願いがかなう魔法の王国に暮らすアーシャは、魔法を操る王様が、実は人々の“願い”を支配していることを知る。「みんなの願いを取り戻したい」という彼女のひたむきな思いに応えたのは、願い星のスター。運命の出会いが、王国に巻き起こす奇跡とは?12月15日(金)全国公開/(C)2023 Disney. All Rights Reserved./配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
2023年12月16日今年も残すところあとわずか。政界では自民党派閥の政治資金パーティーをめぐる“裏金疑惑”に揺れているが、女性議員による不祥事や失言も目立った一年だった。7月下旬に自民党女性局が実施したフランス研修は、炎上した事例の1つでもある。松川るい参院議員(52)や今井絵理子参院議員(40)らは、研修中に記念撮影した写真をSNSに投稿。だが松川議員がエッフェル塔前でポーズを決める写真などに、“まるで観光旅行のよう”と批判が殺到していた。年末の風物詩である「現代用語の基礎知識選2023ユーキャン新語・流行語大賞」でも、「エッフェル姉さん」がノミネートされるなど“悪い意味”で人々の記憶に残っているようだ。こうした不祥事をきっかけに、イメージダウンした政治家も少なくない。果たして、国民から最も支持されていない政治家は誰か?本記事では女性政治家に焦点を当て、全国500人を対象に実施したアンケート調査の結果を紹介する。まず第3位に選ばれたのは、43票を集めた自民党の生稲晃子参院議員(55)。昨年7月の参院選で初当選し、おニャン子クラブの人気元メンバーという知名度から注目を浴びた。自民党女性局のメンバーにも名を連ねているが、《何ができるのかわからない》《知名度だけで仕事出来ないしてないからです》と評価は芳しくない。生稲氏といえば、選挙活動中から波乱の連続だった。NHKが候補者向けに行ったアンケートを“ほぼ無回答”で提出したため、SNSで批判が続出。生稲氏はXで謝罪し、選対広報担当者も「事務局責任者の処理ミス」と釈明していた。だがさほど理解は得られていないようで、《候補者アンケートで無回答の欄が多かったと報道で聞き、勉強不足を否めない》《質問内容をスタッフが考えていたから》との声が目立った。また参院選当日も『池上彰の選挙ライブ』(テレビ東京系)で、“全テレビ局のインタビューを断っていた”と明かされたことも逆風に。番組内では「国会議員としての資質、勉強が圧倒的に足りないから」と理由も暴露され、国会議員としての資質が問われていた。そうしたイメージを払拭しきれていないことから、《良く勉強してから政界にお入り下さいとツッコミたくなる》《候補者アンケートで無回答の欄が多かったと報道で聞き、勉強不足を否めない》と厳しい声が寄せられていた。続いて第2位に選ばれたのは、57票を集めた自民党の杉田水脈衆院議員(56)。’16年2月にSNSやブログで、国連の女性差別撤廃委員会に参加した感想を「チマチョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさんまで登場。完全に品格に問題があります」と断じるなど、とにかく失言が絶えない。’18年8月に刊行された月刊誌への寄稿では、性的少数者について「彼ら彼女らは子供を作らない、つまり『生産性』がない」と表現していた。数々の波紋を呼ぶ発言に、《偏見に満ちた言動》《差別発言が許せない》《差別的な発言が多い》《LGBTQの方々やアイヌ民族の方とかを批判する発言をされていた》との声が多数寄せられていた。昨年12月の参院予算委員会では、当時の松本剛明総務相(64)から指示される形で謝罪、撤回した杉田氏。その後、「内閣の一員として迷惑をかけたくない」として政務官を辞した。アイヌ民族や在日コリアンに対する不適切な投稿は、今年9月に札幌法務局が、翌10月には大阪法務局も人権侵犯と認定している。しかし杉田氏には“反省の色が見えない”と、再び物議を醸すことに。今年11月に保守系論壇誌『月刊WiLL』のYouTubeチャンネルに出演し、あるアイヌ関係団体に対して「こんな団体に謝罪するぐらいなら政務官を辞めます」と政務官を辞した真意を語っていた。こうした態度に、《差別発言など失言を繰り返し、反省している様子がない》《人権侵犯認定されているのに自分を正当化している》《いろいろな差別感情を持っていて、議員にふさわしくない。同じような失言を繰り返し、反省もしない》との声が上がっていた。そして残念ならが第1位に選ばれてしまったのは、今井絵理子議員。生稲氏と杉田氏を大幅に上回る117票が投じられる結果となった。そうした背景には、批判を集めた自民党女性局のフランス研修会をめぐる対応が尾を引いているようだ。騒動当時、今井氏はXで《「公金を使って無駄だ」という指摘もありますが、無駄な外遊ではありません》と猛反論。さらに《また追って活動報告します!!》と締めくくっていたが、いまだ“報告書”なるものは公表されていない。アンケート回答では、この件について苦言を呈する声が多数上がっていた。《国民が求めていることに対応されていない》《国民の生活が大変にも関わらず、観光気分でフランスでの研修に行ったから》《フランス研修の時の対応も不快だったし、世間を煽るような発言が気に入らない》そんな今井氏は、政治家としての活動以上にプライベートが世間を騒がせてきた。’17年7月に橋本健元神戸市議との“手つなぎ不倫疑惑”が報じられ、’18年10月にブログで橋本氏と交際していることを“宣言”。いっぽうで不倫疑惑は、キッパリ否定していた。昨年5月には骨盤を骨折した今井氏の車いすを押す橋本氏の姿も目撃されており、交際は続いていると見られている。しかしフランス研修をめぐっては、橋本氏の“擁護”も火に油を注いでいた。橋本氏はXで、《公金で行ってるわけでもないし、党の活動やし、自己負担もあるし、今井絵理子議員に批判が向かう理由がわからん》などと主張。様々なユーザーとも応酬を繰り広げ、《今の日本国民の反応いちいち気にしてたら政治なんてできないよ》などと投稿していた。パートナーの言動も影響しているようで、今井氏には《世間を騒がしている》《悪い印象しか残してない》《私生活も乱れている》と指摘する声もあった。タレント議員が上位を占めた結果になったが、国民に支持されるような活動を期待したい。
2023年12月16日世間では“昭和”が大ブーム。懐かしくて居心地抜群のレトロな喫茶店にも連日、多くの人が集まっている。そんな憩いの場で、朝ドラ『ブギウギ』でスズ子の最愛の人・村山愛助を演じる水上恒司さんに密着!「こういう昭和のレトロな雰囲気の純喫茶って、とても素敵ですね。ふだんは、一人で喫茶店に行く機会は少ないですけど、仕事の合間にふらっと立ち寄りたい場所です」連続テレビ小説『ブギウギ』の主人公・福来スズ子(趣里)の最愛の人となる村山愛助を演じる水上恒司(24)。初の朝ドラ出演が決まったときは、「周囲のスタッフが喜んでくれたことがいちばんうれしかった」と振り返る。「ヒロインの相手役というのは、いま、僕が立つことができる最高の舞台。どんな役でも全力で取り組むことに変わりはありませんが、スズ子さんのいちばんのファンであり、応援者のような存在でありたいと思っています」俳優デビューから4年を迎えた昨年、本名に改名して新たなスタートを切った。「以前は、よくも悪くも、自分は何も考えず、人に委ねていればいい環境だったのですが、はたして、このままでいいのだろうか? と。物語は、登場人物があらゆる決断をしていくところをドラマチックに描くのに、演じる役者が、何も考えないでも生きていけるような環境に身を置いていることに大きな違和感がありました。それがいま、何事も自分で意思決定し、責任を持って行動する環境になって、ようやく普通の人間になれたというか、役者としてスタートラインに立てたという気持ちです。いろいろ試して、やらかしては反省の連続ですが、来年は、いまよりもいい状態にしていくことを目標に、やるべきことを地道に繰り返していきたいと思います」【INFORMATION】「名曲喫茶ライオン」昭和元年(1926年)オープン。初代店長が自らデザインしたという高さ3メートル超の巨大なスピーカーから流れる重厚なクラシック音楽に耳を傾けながら、静かな時間が過ごせる。( スタイリング:川崎剛史/ヘアメーク:Kohey〔HAKU〕)
2023年12月16日東海林さだお、『タンマ君』や『アサッテ君』などで知られる漫画界のレジェンドである。エッセイストとしても大人気で、ちくわ、コロッケ、ゆでたまご……、身近な食材を独特でユーモラスな視点で掘り下げた『丸かじりシリーズ』(朝日新聞出版)は、来年1月発売予定の『カレーライスの丸かじり』でなんと47冊目!85歳となったいまも、『サラリーマン専科』(週刊現代)、『タンマ君』(週刊文春)と、週刊誌連載を2本も抱えている。もちろん私、『女性自身』の編集者・Tもファンの1人。コロナ禍の時期には、ささくれる心を東海林先生の作品で癒していた。いまも入手できる作品は片端から読み進めているのだが、『ショージ君の青春記』(文春文庫)で、気になる記述が――。《「さて、これをどこへ持ち込むかだ」「うーむ、どこがいいだろうなあ」「女性週刊誌を出しているK社なんかどうだろう」と福地。「うむ、なるほど。あそこならこの原稿にピッタリ合っている」》(『ショージ君の青春記』より、以下同)1959年に東海林先生は、福地泡介さんや園山俊二さんらと漫画家集団『グループ’59』を結成しているが、この『青春記』にはその顛末も書かれていたのだ。4人で2ページの合作漫画(※4コマ漫画8本)を描き、出版社への持ち込みを計画し、ある女性週刊誌編集部に白羽の矢を立てたが、無残な結果に終わるというエピソードだが、編集者の塩対応ぶりも詳しく再現されている。《だが、若い編集者は、かなりの時間かかって原稿を眺めたあと、不審気な顔を挙げてこういったのである。「これを一体、どうしろというんですか」予期せぬ言葉に、赤面の集団は一層赤面し、うろたえ、浮足立ち、「つまり、……そういうものを……描いちゃったんです……すみません」と、罪の意識さえ感じて一斉にうつむく。》このシーンを読みながら、私の背中にも冷や汗が流れていた。“まさか、この編集部、ウチではないよな……”。東海林・福地・園山の奇跡の合作の価値に気づかずに追い払うなど編集者としての風上にも置けないが、実は自分の先輩だったかもしれないという可能性に気がついたのだ。出版社のヒントは、(1)Kという頭文字(2)女性週刊誌を出版している(3)早稲田大学から近い、の3点だが、文京区音羽にある光文社は、そのすべての条件を満たしている。「いや講談社だって女性週刊誌を出版していたこともあるしな。ウチとは限らない」と、自分の心をごまかし続けたが、ある日、ついに耐えられなくなった。■真偽を確認するために電話をかけると――「事務所に連絡して、スタッフに“K社”が講談社なのか光文社なのか確認してもらおう」と、電話をかけると男性が……、折悪しくスタッフが不在だったのか、東海林先生ご本人だったのだ。――実は、確認させていただきたい点がありまして。……もしかして東海林先生ご本人でいらっしゃいますか?「そうですよ」――申し訳ございません!『ショージ君の青春記』で『女性週刊誌を出しているK社なんかどうだろう』と、原稿を出版社に持ち込まれるシーンがあるのですが、これは講談社でしょうか?それとも弊社・光文社でしょうか?「ああ、光文社ですね」――その節は大変、失礼いたしました!ご著書にも大変傷つかれたとありました。「まあ、いまは、かすかに覚えているくらいですから」東海林先生、先輩編集者のご無礼と、突然のお電話、この場を借りて再度お詫び申し上げます……。それにしても、もし『女性自身』で東海林先生の連載が始まっていたらと考えると、残念でならない。
2023年12月16日「泥臭く、パワフルにというのがあって、とにかく、吊られて、引っ張られてっていう日々を過ごしていました。アクションチームの皆様もみんなおじさんで、ヒーヒー言いながら頑張ってやってましたね」こうアクションシーンのハードさを語ったのは、森田剛(44)。12月20日から配信されるディズニー+のオリジナル作品『ワンダーハッチ空飛ぶ竜の島』で、森田は謎の男・スペースを演じる。同作品は、実写とアニメーションを組み合わせ、現実世界とドラゴンが住む異世界の両者を描く斬新な物語。12月11日にワールドプレミアに出席した森田は、新田真剣佑(27)とともに挑戦したダイナミックなアクションシーンを、冒頭のように振り返っていた。「森田さんは、’21年11月のV6解散とともに旧ジャニーズ事務所を退所しましたが、持ち前の演技のうまさから、今も仕事のオファーはひっきりなしだそうです。今年も、1月クールのドラマ『インフォーマ』(関西テレビ系)や10月に公開された映画『白鍵と黒鍵の間に』に出演。さらに、同時期にイプセンの最高傑作といわれる戯曲『ロスメルスホルム』で主演を務めています。森田さん本人は、海外戯曲には苦手意識があったそうですが『チャレンジしていきたい』との思いから、飛び込んだそうです」(芸能関係者)■今年もラブラブな様子が報じられ、親子仲も抜群俳優としてますます磨きがかかっていく森田。そんな彼を公私にわたって支えるのが妻の宮沢りえ(50)だ。「旧ジャニーズ事務所を退所後、森田さんは’18年に結婚した妻のりえさんとともに個人事務所『MOSS』を立ち上げました。どちらかにオファーが来たときは二人で脚本や資料を読み込み出演するかどうかを相談するなど、仕事面でも支えあっているそうです。MOSSではオリジナルグッズも作成しており、商品を紹介するSNSでは、りえさんがモデルとしてTシャツを着用しているほか、夫婦で肩をくんだりと仲良さそうな動画をアップしています」(前出・芸能関係者)愛し合う2人の様子に、今年もさまざまなメディアが注目していた。ポストセブンは8月にはおそろいの帽子をかぶってデートする姿を、11月には森田が娘をハグしたり耳元を甘噛みしたりする様子を報じている。あまりに仲の良い親子ぶりは、SNSを中心に大きな話題にもなった。■ゴルフ場でのキスや手つなぎデートを目撃したことも「りえさんと前夫との間に生まれた娘さんと森田さんの関係は報道の通りとても良好なようです。結婚する際も森田さんは、娘さんのためにと、自ら進んでりえさんの姓に変更したといいます。’20年のりえさんの誕生日には、父娘でケーキを作ってお祝いしたそうです」(前出・芸能関係者)本誌も森田とりえのラブラブな姿をこれまで何度か目撃している。今から6年前の’17年12月。この日、2人は都内にある個室式のゴルフ練習場を訪れていた。森田の練習にりえが付き添っていた様子だったが、興味を示したりえもクラブを握り練習に参加。休憩時間になると、椅子に座る森田にりえが自ら唇を近づけてキスをするなど、かなりアツアツな様子だった。結婚後の’21年には手をつないで原宿の大通りを歩く2人の姿も目撃している。結婚から5年が経つなか、今も変わらず愛をはぐくむ二人――。前出の芸能関係者は、今後は新たな仕事のスタイルもあり得ると指摘する。「今年は反町隆史さん(49)と松嶋菜々子さん(50)が夫婦で出演した資生堂のCMが”素敵すぎる!”と話題になりました。この反響ぶりから、企業や広告代理店は芸能界のおしどり夫婦として注目される森田さんりえさんの共演を狙っているはず。二人とも同じ事務所に所属していることも追い風になります」来年は夫婦共演が見れるかも?もし実現すれば、この上ない眼福となること間違いなしだ!
2023年12月16日《「国会掃除に学ぶ会」の設立総会に参加。総会の後には、野田佳彦元内閣総理大臣や参加者の皆さんと国会内のトイレを清掃しました。改めて掃除の意義と深さを学ぶ機会になり、これからも実践していきます》12日14日、Xにこう投稿したのは立憲民主党・神奈川県13区総支部長の太栄志衆院議員(ふとり ひでし、46)。野田佳彦元首相(66)らと国会内のトイレを清掃したと報告したが、“清掃方法が不潔”だとして波紋を呼んでいる。添付された写真には、赤いジャージを着た太議員がしゃがんで清掃する姿が。小便器の上部に右手を添えながら、左手に持った黄色いスポンジで小便器横の壁を真剣な表情で磨く様子が収められていた。さらにその奥には、青いジャージを着用した野田議員が雑巾で壁を磨く姿があった。野田議員はマスクを着用していたものの、太議員と同じく素手で清掃しているように見える。懸命にトイレ清掃する姿をアピールした太議員だが、コメント欄には称える声はさほど寄せられていないようで……。369件の「いいね」に対して、1310件以上もの引用リポストでは“不衛生”を指摘する声が相次いでいる(15日15時時点)。《テツandトモ…ではないのね。大事なことは清掃員の仕事の邪魔をすることじゃなく、清掃員にいつも敬意を払い、汚さぬように丁寧に利用すること》《不衛生で迷惑すぎるのでまじでやめてほしい。掃除なめてる》《素手で掃除するのは勝手だけど、その手で握手してくんじゃねえ!!》《なぜ素手なんだ。手袋をするのはトイレ掃除の基本じゃないか。公衆衛生は学ばなかったのか。その手で他者と握手したりするおつもりなのか》「『国会掃除に学ぶ会』は’08年10月に発足し、超党派議員で行われている清掃活動です。野田議員は初回も参加していたようです。昨年11月には、自民党の西田昭二衆院議員(53)も参加したことをブログで報告。その際に掲載された写真では、西田議員は使い捨てのゴム手袋をして清掃する姿が収められていました。衛生観念や方法は、議員によって様々なようです」(社会部記者)加えて、タイミングも悪かったようだ。政界では現在、自民党派閥の政治資金パーティーをめぐる“裏金疑惑”が問題視されている。にもかかわらず、“野党第一党の議員が真剣に取り組んでいるのがトイレ清掃とは”と落胆した人も少なくなかったようだ。《自民がスキャンダルでピンチに陥ってる最大のチャンスに、トイレ掃除はないだろ》《なんて気楽な!もっと大事なことがあるでしょう国民のための政治をしてください!!》《トイレよりもずっと汚いところをなんとかしてくださいよ…明後日の方向行ってないでさ…本当にガッカリさせられる…》《ふ~、すごいなこれは。自民党のスキャンダルの嵐の中、政権交代をアピールする大チャンスのタイミング。その時にやるのがトイレ掃除パフォーマンスとは。国民が求めているのは元からピカピカな国会議事堂の便所掃除ではない。この国の政治をクリーンにすることだ》懸命にトイレをクリーンにする姿は、かえって有権者の感情を逆なでてしまったようだ。
2023年12月15日東京ガスが、’24年11月から検針票などをペーパーレス化すると発表しました。対象は東京など一部地域で、使用量や請求額などはWEBで確認することになります。紙の検針票が欲しい人は申し込めば郵送されますが、検針票発行手数料が月165円(税込み、以下同)必要です。年間だと1980円になり、チリツモ出費が増えることに。同時に、コンビニ払いに必要な払込書も発行手数料月220円が必要になります。両方紙だと手数料は合わせて月385円、年4620円と痛い出費になるでしょう。以前から携帯電話の料金や一部のクレジットカードの利用明細がWEB確認に変わるなどペーパーレス化が進んでいます。その際、それまで無料だった書類の発行が有料になることがよくあります。企業は目的として環境保護を掲げますが、印刷や郵送などのコスト削減も大きなねらいでしょう。特にガス会社などは検針員が利用者宅を回ってメーターを読み取り検針票を発行していましたが、スマートメーターの導入で事情が一変。スマートメーターには通信機能があるため訪問検針が不要になったのです。そこでペーパーレスに移行して、人件費などのコスト削減を断行しようというわけです。今後、ペーパーレスはさまざまなシーンで浸透するでしょう。生活から“書類”が消えるのは避けられない流れです。カード明細をよく確認しよう ただ心配なのは「手数料がもったいないから紙の検針票はいらない。WEB確認はできないけど、口座引き落としだから大丈夫」という方。請求額を知らないままでは健全な家計管理とはいえません。特に、クレジットカードの利用明細は必ず確認を。というのも、不正利用が増えているからです。日本クレジット協会によると、’22年の不正利用被害額は約437億円で過去最高を更新。さらに’23年1~6月は、’22年同時期の1.3倍増のペースです。最近は少額の不正利用が増えています。不正利用が大金なら引き落とし額を見ただけでも気づくでしょうが、数千円単位だと見逃してしまいがちです。毎月利用明細をチェックして、覚えのない請求はカード会社に問い合わせを。不正利用だと認められれば、その代金は返金されます。WEBは苦手という方は、お正月などに難しい初期設定は子どもなど若い人の力を借りて、使い方を教えてもらうといいと思います。その際、WEB明細をいくつも確認するのは面倒なので、支払いを1つのクレジットカードにまとめるのも一案です。カード明細を1つ見れば、光熱費や携帯電話など毎月の支払いがすべて見渡せると、家計簿代わりになって家計管理も楽になります。日本経済は’24年も厳しい状況が続くでしょう。手数料などムダ金を払っている場合ではありません。ムダを一掃して’24年も財布のひもを引き締めていきましょう。
2023年12月15日12月14日、2024年度与党税制改正大綱を決定した自民、公明両党。しかし、そこには当日朝には記載されていた、価格高騰時にガソリン税を減税する「トリガー条項」の凍結解除に関する記述が削除されていたことが明らかになった。急遽、削除されたのは下記の文言だ。《燃料油価格激変緩和対策事業の出口戦略については、いわゆるトリガー条項の凍結解除を含め、「原油価格高騰・トリガー条項について」(令和4年4月19日自由民主党・公明党・国民民主党原油価格高騰・トリガー条項についての検討チーム)を踏まえつつ、引き続き三党による協議を行う》「13日に衆院に提出された岸田内閣に対する不信任決議案に、国民民主党が賛成したため、トリガー条項についての3党協議の記述が入っていることに公明党から異論が出て、公明は自民側に削除を申し入れ、両党の政調会長が削除を決めたそうです」(政治部記者)この記述の削除について、国民民主の玉木雄一郎代表(54)は同日、報道陣に「3党協議自体がなくなったとは聞いていない。公党間の約束だ」と述べた。さらに15日には自身のX(旧Twitter)で、この対応に苦言を呈した。《自民党、公明党は、国民民主党が内閣不信任決議案に賛成したことを問題視し、税制改正大綱からトリガー条項の記載を見送ったとのこと。問題視すべきは、法令に違反して裏金をつくり大臣や党幹部が辞職しなくてはならない現状ではないのか。国民民主党の「政策本位」は、不正まで容認する姿勢ではない》さらに、《ガソリンはまだ高い。補助金の一部がパーティ券購入にあてられる構造を変えるためにも、ガソリン減税が必要だ》と、自民党とガソリン業界との癒着を示唆し、《自らの不祥事で国民生活に必要な政策を放棄するならそれまで》と厳しく批判した。「それもそのはず。玉木氏は“自民党の靴舐め政党”などと揶揄されながらも、公約に掲げた“トリガー条項の凍結解除”のために、自民党の予算案賛成に回ったのにもかかわらず、その約束を反故にされたのです。一方の自民・公明は、結局のところ国民のためではなく”政局本位”で政策決定していることが浮き彫りになりました。都合よく利用された玉木氏もですが、あまりにも国民の方を向いていない政治に、国民からの批判は免れないでしょう」(前出の記者)この呆れた与党の政策決定にはネット上でも批判が続出した。《こいつらは、国民の事を全く考えていないな、次期選挙で残れるか?》《国民のために仕事する気も、考える事さえもしたくないのかな・・・》《どうせ最初から何かと理由をつけて拒否する気だとは思っちゃいた。だが不信任案に賛成したことが理由って、今の状況で不信任案に賛成しない野党がいたりしたらそれこそおかしいだろう》《原因は自分達の党内にあるのに、そんな理由でトリガー条項を見送ったなんて、政治家としてとても恥ずべき決断だよね》
2023年12月15日自民党が政治とカネの問題で揺れる裏で、臨時国会最終日に国立大学法人法の改正案が12月13日の参院本会議で可決、成立した。大規模な国立大学法人に運営方針の決定などを担う合議体の設置を義務付け、組織統治強化を図ることを柱とし、2024年10月に施行される。具体的には、「管理運営の改善並びに教育研究体制の整備及び充実等を図るため」として、大規模な国立大学法人を「特定国立大学法人」に指定。学長と3人以上の委員でつくる事実上の最高意思決機関となる「運営方針会議」の設置を義務づけ、中期計画や予算・決算を決定する権限を与えることなどが盛り込まれている。会議は学長に運営改善を要求したり、学長選考に意見を述べるなどの強い権限を持つ。「“運営方針会議”の委員は文部科学相の承認が必要で、政府の介入が懸念されています。“文部科学相の委員承認は恣意的に拒否せず、大学の自主性に留意する”などの附帯決議はつきましたが、’20年の日本学術会議の6人の任命拒否問題は記憶に新しいです。いまだに任命拒否の理由については説明されておらず、学術界は政界に対し強い不信感を持っています。そもそも、付帯決議に法的拘束力はなく、2004年に国立大学が法人化した際も、法人化した直後から”法人化前の公費投入額を十分に確保”という附帯決議は完全に無視。運営費交付金は削られ続け、今の国立大学の窮状を招いています。これらは政権の意に沿った者が大学を支配し、政府の目指す“稼げる大学”に舵を切ることを可能にするもので、要は、”言うことを聞かないと金を出さないぞ”ともなりかねません。大学の自治や学問の自由を根底から脅かす可能性が危惧されています」(政治部記者)実際に国立大学の法人化以降、国立大学の運営交付金は1600億円も削減されている。東京藝術大学が練習ピアノを売却したり、金沢大学はトイレを改修するのにクラウドファンディングを実施するなど、国立大学の困窮ぶりは著しい。こうした背景もあり、改正案には大学教員や学生などから多くの懸念の声が上がり、一部野党も猛反発。岸田文雄首相あてに4万筆を超える反対のオンライン署名が提出された。ある国立大学の教員は次のように話す。「今の日本の大学には純粋に研究に没頭できる環境がない。若手研究者のポストもない。研究費が不足し雑用に追われ、研究費確保のための申請書作成に追われる日々です。学問を軽視したこれまでの政権によって、かつては世界に誇れた日本の研究力が削がれています。科学とは、お金にならない“かも”知れないけれど真理をひたすら探求する中で、人類に役立つような発見が生まれたりするもの。国が求めるような、特許が取れるような研究、お金になる研究、役に立ちそうな目先の研究だけしていても、それは研究力の低下、ひいては日本の国力低下を招くことになる。日本の未来を思えば、今回の法案成立は許してはいけなかった」“改悪”の中身もさることながら、今回の改正案は成立までの過程も問題だらけだ。「もともと合議体は、10兆円の大学ファンドの支援を受ける“国際卓越研究大学”のみに必置とされていたもの。しかし、卓越大の候補が発表された直後の9月に対象が広がることになりました。なぜ他の大学まで広げたのか、岸田政権は全く説明していません。蓮舫議員の質疑で立法事実を拡大した経緯の公文書もないことが判明しています。立法事実も不明、審議もまともになされないまま、岸田政権は10月31日に閣議決定。国立大学協会の永田恭介会長でさえ、閣議決定の法文が出るまで法案の詳細を知らなかったそうですから、説明不足といわれるのも当然でしょう」(前出・政治部記者)自民党の裏金問題のうらで、政権与党が異例の日程で”学問への政治介入”につながりかねない改正法を強行して成立させたことにSNS上では激震が走った。《またひとつ、日本が壊れた。 立法事実は不明、審議時間も圧倒的に不足したまま、委員長職権で委員会が強行開催され、強行採決されました》《国民は必死こいて納税してるのにお偉いさんは脱税? 国民の声を聞かずに勝手に法案を強行採決? そんな政治を独裁国家と言うんだよ!》《自民党全体の腐敗がこれほどまでに露わになっている時に、すべりこみで大学全体に禍根を残すような法案を強行採決することは許さない》《内閣不信任案は否決され、国立大学法人法改正は強行採決される。これがまともな法治国家なんだろうか》《私自身の未来と同じように日本が死んでいくのを感じる。ずっと基礎研究に金を出し渋り、応用研究(すぐに金に繋がりそう)な研究には金を出す文科省嫌い国立大学法人法もきっと金、金ってなっていくんだろうなと思う。学問は金じゃないです》
2023年12月15日「紅白の出演料は、民放音楽番組の半分以下です。朝ドラや大河をはじめとしたNHKの番組への出演料は過去番組への出演回数という同局への“貢献度”が考慮されて決められています。これは紅白にも適用されていて、基本的に同番組への出場回数でギャラが決まります」(NHK関係者)大みそか恒例の国民的人気番組『NHK紅白歌合戦』が今年も放送される。豪華アーティストが出演し、4時間を超える同番組の予算は、約3億円と報じられている。出演料は巨額の予算にもかかわらず、民放と比べて低く抑えられているという。’22年11月にリリースした楽曲『ちゅ、多様性。』が、今年TikTokを中心に大バズリしたソロアーティスト・ano。’20年の楽曲『オトナブルー』の首振りダンスが、同じくTikTokをきっかけに世界中に広がった新しい学校のリーダーズ。“貢献度”が低い初出場組の“最低ギャラ”は?「10万円ほどだと聞いています。これは2日間にわたるリハーサルのギャラ、2次使用料、配信料も含めた金額です。紅白に出演する際の衣装やメーク、スタイリスト、お弁当などにかかるお金は歌手側の“自己負担”となっているそうです。ギャラが安くても“紅白出場はお金ではなく名誉のため”という考えから、多くのアーティストがオファーを快諾するそうです。国民的番組である紅白に出場することで箔がつく利点もあります」(前出・NHK関係者)■大御所歌手にも格安な出演料10万円の新人に対し、石川さゆり(65)や、郷ひろみ(68)など大御所たちのギャラはどのくらいなのだろうか。「46回目の出演となる石川さんのギャラは50万円だといいます。石川さんに続くのは、過去に35回出場している郷さんで40万円だそうです。近年で最も高い出演料だったのは、既に紅白を“引退”していますが、51回出場し、うち大トリを史上最多の11回務めたレジェンドの北島三郎さん(87)で100万円です」(前出・NHK関係者)紅組、白組に分かれず、特別企画として出演するアーティストたちには、特別な査定が適用されるようだ。前出のNHK関係者は明かす。「桑田佳祐さん(67)と松任谷由実さん(69)による楽曲『Kissi’n Christmas (クリスマスだからじゃない) 2023』が11月27日に配信リリースされ、12月20日にCDが発売されます。一部では2人が紅白に特別企画で出演すると報道されていますが、実現すれば、彼らの出演料はそれぞれ80万円ほどだといいます。また特別企画で出演する外国のタレントは別格です。たとえば、’09年の紅白に出演したイギリスの歌手・スーザン・ボイルさん(62)は500万円と英大衆紙が報じていました。今回の目玉であるイギリスの世界的ロックバンド・QUEENは出演料700万円で交渉し、実現したと聞いています」出場歌手だけでなく、有吉弘行(49)、橋本環奈(24)、浜辺美波(23)ら司会者たちも格安ギャラでの出演となる。「基本的に100万円程度だといいます。ただ3年連続で司会を務めた大泉洋さん(50)の昨年のギャラは150万円ほどだったそうです。司会者は4時間半に及ぶ生放送の進行だけでなく、リハーサルを含めた3日間、毎日NHKで打ち合わせをして、ステージ上での段取りなどを細かく確認しなくてはなりません。出演歌手に比べると高額に思えますが、拘束時間や手間を考えますと割安ですね」(前出・NHK関係者)その大泉は今回、歌手としての登場となる。しかも初出演だ。「大泉さんの今回の出演料は20万円だといいます。新人への出演料の基準となる10万円より高いのは、3年間にわたる司会としての“貢献”が評価されたそうです」(前出・NHK関係者)ギャラが大幅減となった大泉だが、歌手業に燃えているようだ。「’99年から’01年にかけて北海道テレビで放送されていた深夜番組『鈴井の巣』で、作詞を大泉さんが、作曲を奥田民生さん(58)が担当する大泉バンドという企画がありました。もともとこの企画は大泉さんが“歌で紅白に出たい”という思いから始まったもので、昔から紅白への思い入れは強いです」(音楽関係者)紅白出演の夢を持つ大泉は、かねてから“歌唱トレーニング”を積んできた。「大泉さんは歌が大好きで趣味はカラオケです。ロケの移動中の車内でもカラオケをしたり鼻歌を歌っていると聞いています。また以前、沖縄でのロケで利用していた大型バスにカラオケ設備がついていたことがあったそうです。このとき、大泉さんは一度マイクを握ったら離さず、カメラが回っていないところでも歌い続けていたといいます。大泉さんのカラオケの十八番は、細川たかしさん(73)の『北酒場』や北島三郎さんの『風雪ながれ旅』で、こぶしをきかせた演歌が得意です。今回の紅白で視聴者を驚かせようと、現在、猛特訓しているそうです」(前出・音楽関係者)11月13日にNHKホールで行われた紅白の出場歌手発表会見で、大泉は紅白への熱い思いを語っていた。「誰よりも紅白への愛情は深いと思っています。なんでもやる、できることがあれば一から手伝うとスタッフの方にはお伝えしていますし、やっぱり司会(に復帰)、となればやります!」昨年肩を並べ司会していた橋本の5分の1のギャラになってしまった大泉。歌手と司会の“二刀流”出場が本音だった!?
2023年12月15日12月ごろまで旬を迎えている柿。そのまま食べてもおいしく、干し柿になるとかさが減ってついたくさん食べてしまうことも。ナビタスクリニック立川の医師・久住英二さんが語る。「柿は抗酸化作用があるビタミンCが豊富です。また、柿のだいだい色のもととなっている成分は、βカロテンです」βカロテンは抗酸化作用があり、美肌効果などうれしい効能が。さらに体内では皮膚や粘膜を健康にするビタミンAに変換されるのが特徴だ。まさに体にとってうれしい果物だが──。「食べすぎは要注意。柿胃石のリスクがあります。果物を食べると、皮やタネなどが絡み合って胃石ができたりしますが、病院で診るようなケースでは、7~8割が柿が原因と考えられます。柿の渋味の主成分・シブオールが、胃酸や食物繊維と絡み合って塊になってしまうのです」症状としては、胃の不快感や胃痛、膨満感、吐き気、嘔吐など。柿胃石が、幽門といわれる胃の出口をふさぐようなところにあれば、消化が阻害されたり、満腹感が持続したりする。「さらに柿胃石が胃から出てしまい腸に移動したら、腸閉塞を起こす危険性もあります。腸に穴が開き、膵液や細菌が漏れ出して腹膜炎を起こせば、命にも関わります」甘く見てはいけない柿胃石は、どのように見つけられるのか。「判別方法としてはCTなどもありますが、最も確実なのは胃カメラで直接見ることです。症状を起こすような2cmを超える大きさの柿胃石となれば、内視鏡などで取り出すことは困難です」柿は1日1個まで食べすぎ厳禁 そこで注目されているのがコーラ療法。’08年、日本消化器内視鏡学会雑誌では、『コカ・コーラによる溶解療法が有効であった柿胃石の1例』と題した論文が掲載されている。報告によると、干し柿(つるし柿)を6個食べた後に症状を訴えた男性が、入院中、コカ・コーラ500ミリリットルを1日に2回飲んだり、12時間かけてチューブでコーラ3リットルを胃に注入するなどして、5cmあった胃石を軟化させ、徐々に小さくして、消失させたのだという。「去年には中国から“コーラ療法”の報告がありました。おそらくコーラに含まれるシュワシュワとした炭酸によって、石を壊したのだと思います。ただ、注意しておきたいのは、柿を食べて腹痛が起きた場合、自己判断でコーラを飲まないこと。崩れた石が腸に流れ込み腸閉塞になる可能性もあるので、あくまで医師の診断のもとで行う治療です」こんな事態にならないために、柿や干し柿の食べすぎは要注意だ。「一般的に、果物には果糖も含まれているので、食べすぎはよくありません。1日に適量の果物の目安は、拳1個分と言われているので、柿であれば1個程度でとどめておいたほうがいいでしょう」
2023年12月15日岸田内閣の支持率下落が止まらないーー。時事通信が8~11日に実施した12月の世論調査によると、岸田内閣の支持率は前月比4.2ポイント減の17.1%となり、2012年12月の自民党政権復帰後の調査で最低を更新。ついに初めて1割台に落ち込んだ。「時事通信の支持率は低めに出ると言われていますが、それでも支持率が2割を下回るのは、民主党政権が誕生する直前の09年の麻生内閣以来です。過去に支持率10%を下回った内閣は、消費税を導入した竹下登内閣と、水産高校の練習船が沈没した“えひめ丸事故”の報告を受けたのにゴルフを続けたとの報道を発端に、過去の度重なる失言も相まり支持率を急激に落とした森喜朗内閣のみ。あと1つでも何か起きれば、岸田内閣も1桁台が見えてくるかもしれません」(政治部記者)立憲民主党の泉健太代表は13日、衆院本会議での内閣不信任決議案の趣旨弁明に立ち、岸田首相に「一刻も早く内閣総辞職を求める。それをしないなら、衆院を解散し、国民に信を問うていただきたい」と総辞職を求めた。自民党派閥の政治資金パーティーを巡る問題では、岸田総理は14日、安倍派の大臣4人を事実上更迭、安倍派幹部の萩生田光一政調会長も政調会長の辞表を提出した。22年秋にも、後援会の政治資金収支報告書への不適切な記載などが表面化した寺田稔総務相、旧統一教会との関係が問われた山際大志郎前経済再生相、法相の職務を不適切に発言した葉梨康弘前法相が辞任。1カ月で3人の閣僚が事実上更迭される事態となるなど、岸田内閣の“辞任ドミノ”は一度ではない。「過去には、1974年に田中角栄首相が公共工事予定地を事前に買って高値で売り抜ける“金脈問題”で辞任。2001年に森内閣が事故対応後の批判や失言からの支持率急落で首相を辞任。2010年、鳩山由紀夫内閣は米海兵隊の普天間基地移設問題と、自身の献金問題で辞任。2011年、菅直人内閣は東日本大震災への対応などで批判を浴びて政権が失速し辞任など、何か問題が起きれば潔く辞任する人も多かった。閣僚の“辞任ドミノ”でも、3人の閣僚が辞任した第1次安倍内閣や、同じく3人の閣僚が辞任した麻生内閣らも、同じように相次ぐ閣僚辞任によって、政権を手放しています。閣僚の“辞任ドミノ”は体制を立て直す猶予がなくなり、崩壊につながるほどのダメージになります。今回の政治資金疑惑は岸田政権のみならず自民党にとっても大きな痛手であり、これからさらに支持率も大きく下落するでしょうが、岸田さんは今のところ辞める気配はありません」(政治部記者)SNS上では岸田首相がなぜ辞めないのか不思議がる声も上がるほど。《言葉選びも出来ない状態の岸田さん。辞めるしかないのに。なぜ、辞めないのか?教えて欲しい。自分だけかな?》《岸田総理大臣に8人に1人がダメだ!と言ってるのに総理大臣を辞めないのは何故?》《岸田の支持率なんて本当は一桁だろ?この支持率で辞めないとか、どんだけ面の皮厚いんだよ》《まだこれでも総理大臣を辞めない岸田さんてすごいな…強いな。こういう空気読めない人がみんなを不幸にするのよな》《これでもまだ辞めない岸田歴史に汚名を残す気か》
2023年12月15日今年も終わりが近づき、秋クールのドラマも最終回が迫りつつある。2023年はドラマの当たり年とも言われており、『ブラッシュアップライフ』や『だが、情熱はある』(ともに日本テレビ系)や『VIVANT』(TBS系)といった数多くの話題作が世間を賑わせた。強い印象を視聴者に与えた男優たちの顔ぶれを見ると、『VIVANT』の阿部寛、『Get Ready』(TBS系)の妻夫木聡などモデル出身の俳優が目立った。そこで本誌は、男女500人を対象に、「演技がうまいと思うモデル出身の男優/女優」についてのアンケートを実施。ここでは「演技がうまいと思う俳優」のランキングを公開する。まず、3位に選ばれたのは、松坂桃李(35)で、42票を獲得。08年、雑誌『FINEBOYS』のオーディションでグランプリを獲得し、モデル活動を開始。09年に『侍戦隊シンケンジャー』でシンケンレッド役を務めたことをきっかけに、本格的な俳優デビューを迎える。以後、さまざまな作品に出演し、18年には映画『孤狼の血』で日本アカデミー賞の最優秀助演男優賞を、19年には映画『新聞記者』で最優秀主演男優賞を受賞するなど実力は折り紙つき。その高い演技力を生かし、”カメレオン俳優”としてさまざまな役に馴染む姿が高評価を受けたようだ。「自然に見える演技が好き」「明るい役から影のある役までなんでもなりきれていると思うので」「色々なドラマに出ているイメージがあり、それぞれ個性の違う役を演じ切れていると思うから」さらに、「別班での演技が良かった」「演技の能力があるから。『VIVANT』で上手いと思った」と今年いちばんの話題作であった『VIVANT』(TBS系)での演技も評価されていた。続いて、2位に選ばれたのは大沢たかお(55)。47票を獲得した。大学在学中にスカウトされ、『MEN’S NON-NO』などの雑誌でモデルとして活動。その後、95年公開の映画『ゲレンデがとけるほど恋したい。』で主演を務め俳優としての知名度をあげた。大沢を最も評価する声が多いのは、やはり、代表作とも言える’09年の『JIN-仁-』(TBS系)での演技のようだ。江戸時代にタイムスリップした現代の医師という難しい役どころだったが、大沢の名演もあって、完結編の最終回の平均視聴率が26.1%を超えるなど幅広い層に支持された。「ドラマ『JIN』での演技が圧巻」「『仁─JIN─』ではちゃんと主役として存在感を発揮していたが、『花燃ゆ』では主人公を支えるNo.2としての存在感があったので、どんな立場になってもちゃんとお芝居をしてくれる人なのだと思った」大沢は’16年より活動を休止していたが、’18年に映画『キングダム』の王騎役で復活。その際、王騎の大きな体を再現するための体作りが話題になったこともあり、「キングダムでもかなり作り上げてきた所」「役によって印象が全く変わる。見た目などの役作りから徹底している」と丁寧な役作りを推す声も少なくなかった。そんな大沢の約3倍近い得票を獲得し、1位に選ばれたのは阿部寛(59)。124票と圧倒した。大学在学中に「集英社第3回ノンノボーイフレンド大賞」に応募し大賞を受賞し、『MEN’S NON-NO』などのモデルとして活躍。87年に映画『はいからさんが通る』で俳優デビューを果たしたものの、その後はなかなかオファーが来ない不遇の時代を過ごすことに。しかし、00年に仲間由紀恵と主演を務めたドラマ『TRICK』(テレビ朝日系)の大ヒットをきっかけに大ブレイク。以降、さまざまな人気作に出演しているが、『結婚できない男』や『テルマエロマエ』などのコメディから、『下町ロケット』での熱い職人役といった幅広い役を演じているのが特徴。今年話題になった『VIVANT』での癖の強い公安の刑事役も評価されていたようだ。「シリアスな役もコミカルな役も、いろいろな役ができる。見ていて引き込まれる感じ」「ピリッと感が伝わる時とめっちゃ面白い時などいろんな感情を感じさせてくれるから」「いろんな役をこなしていて、どれも嵌り役だと思う。加賀恭一郎シリーズのような寡黙で頭の切れる役から、結婚できない男やテルマエロマエのようなコメディー役もこなしている」「テルマエロマエのようなコミカルな役から先日のビバンの様なシリアスな役まで、幅広い演技ができるので」さらに、「イケメンなのに、2枚目も3枚目も出来る。阿部さんが出ている番組は観たくなる」「どんな役でもこなせる。特にコメディーでの間のとり方とか凄く面白い」と、特にコメディ作品での演技を評価する声も多かった。【演技が上手いと思うモデル出身俳優ランキング】1位:阿部寛…124票2位:大沢たかお…47票3位:松坂桃李…42票4位:竹野内豊…40票5位:反町隆史…34票6位:横浜流星…34票7位:山崎賢人…31票8位:妻夫木聡…28票9位:竹内涼真…23票10位:坂口健太郎…17票11位:成田凌…15票12位:間宮祥太朗…14票13位:宮沢氷魚…10票14位:東出昌大…9票【調査概要】実施期間:23年12月7日から23年12月8日調査対象:20歳以上の男女500人調査方法:WEBでのアンケート(クロス・マーケティングのセルフアンケートツール『QiQUMO』などを使用)
2023年12月15日M-1を前に、お笑い界に激震が走った。12月14日、お笑いコンビ・オズワルドの畠中悠(36)とタレントの井上咲楽(24)の熱愛が「FRIDAY DIGITAL」によって報じられたのだ。FRIDAYの取材に対し、畠中は交際を認めている。「この二人、交際時期はかなり前からなうえ、”復縁”ではないかと噂されているんです」(WEBメディア記者)いったいなぜかーー。熱愛報道をうけ、畠中の相方である伊藤俊介(34)は自身のXで、ゼクシィの公式アカウントによる今年1月25日の投稿を引用して《年明けこれ見た時は気を失うかと思ったよ》とコメントしている。引用した投稿には、伊藤の恋人である蛙亭・イワクラと井上がウエディングドレスを着た写真が投稿されていた。「伊藤さんが驚いたということは、この“年明け”までのいずれかの時点で二人が恋愛関係にあったということでしょう」(前出・WEBメディア記者)さらに、畠中の発言にもヒントがあるという。「スクープ記事を配信していた有料会員サイト『FRIDAY gold』の無料部分の見出しには、《本誌直撃に「人生で初めての彼女です」と堂々交際宣言!》とあります。実は畠中さんは、昨年の6月に、ラジオ番組『ほら!ここがオズワルドさんち!』(TBSラジオ)で、半年前に人生で初めての彼女ができたが、最近破局してしまったと明かしているんです。FRIDAYの直撃への“人生初めての彼女”というコメントが本当だとしたら、この時に交際し破局したのは井上さんということになります。ラジオではお相手について『今でも人として大好き。無邪気というか、ウソがないというか。だからこそ素直で、俺みたいなものでも人として扱ってくれるというか。こういう人間でも好きになってくれるってことは素敵な人』と語っていましたが、井上さんに当てはまるような気がしますね。ちなみに破局理由は、畠中さんが彼女さんを大事にしなかったことだそうです」(前出・WEBメディア記者)■井上は今年4月に破局していた彼氏と“復縁”を公表また、井上も直近の恋愛事情を明かしている。今年1月31日にゲスト出演した「ニューヨーク恋愛市場」(ABEMA)では、10カ月ほど交際したお笑いコンビ・ママタルトの大鶴肥満を痩せさせたような一般人と“1カ月前に破局した”としている。破局の理由について尋ねられると、井上は「蛯子さんっぽい性格で、穏やかな感じで、めっちゃ好きだったんですけど。自分に興味がないのがどんどんわかってきちゃって。夜寝るときとかも『おやすみ!』って言って、速攻イヤホンつけて“ブレイキングダウン”とか見始めちゃって」と語っていた。「さらにその後、4月4日に出演した『ぽかぽか』(フジテレビ系)では、破局していた彼氏と復縁したと話しています。『ニューヨーク恋愛市場』で明かしていた破局時期は、畠中さんがラジオで語っていた時期とはズレますが、これは井上さんが相手の特定を避けるために意図的にずらした可能性もあります。もしくは、何度かくっついては離れてを繰り返していたのかもしれませんね」(前出・WEBメディア記者)畠中は、熱愛報道について、12月20日放送の『ほら!ここがオズワルドさんち!』で語るとしている。果たして真相は如何にーー。
2023年12月15日