女性自身がお届けする新着記事一覧 (784/893)
俳優の大杉漣さん(享年66)が2月21日に急性心不全で急逝したことを受け、日本テレビ系バラエティ番組『ぐるぐるナインティナイン』のコーナー「グルメチキンレースゴチになります!」共演者から追悼のメッセージが届いている。 同番組のコーナーに2017年からレギュラーメンバーとして出演していた大杉さん。ナインティナインと渡辺直美(30)は、所属事務所を通じて連名で追悼のコメントを発表した。 ナインティナインは「突然の事で正直まだ受け止められていません。まだ信じられませんが…本当に残念です」とコメントし、「ぐるナイでの大杉さんの包み込む優しさ、沢山の気遣いに感謝しかありません。本当にありがとうございました。心よりご冥福をお祈りいたします」と感謝の気持ちを伝えた。 また大杉さんとともに昨年1月よりレギュラー出演している渡辺直美は「私みたいな若手芸人にも気さくにいつもお話ししてくださったり、あだ名で呼び合おうと緊張する私たちに提案してくださったり、とても優しい大先輩でした」とエピソードを明かし、「突然の事で正直まだ受け止められていません。ご一緒にお仕事出来て光栄です」とコメントした。 約2年間、同番組で共演していたTOKIOの国分太一(43)は22日に自身がMCを務めるTBS系情報番組『ビビット』に出演。「いまだちょっと信じられないですね」としたうえで、「元気なあの笑顔が忘れられないので、本当かな?と今も思ってしまいますね」と驚きを隠しきれない様子で語った。 そんな今夜放送の『ぐるぐるナインティナイン』2時間スペシャルは予定通り放送。突然の訃報にTwitterでは「大杉漣さん亡くなってめちゃくちゃ悲しい」「大杉漣さんの訃報を思い出しては落ち込むだけの一日だった」「大杉漣さん急死か。 素敵な人で普通に好きな俳優さんだった あまりに急でショックがでかい」「大杉漣さんの御冥福を心よりお祈り致します。本当に残念でなりません…」などコメントが相次いでいる。
2018年02月22日2月22日、俳優の中村俊介(43)が主演を務めるフジテレビ系ミステリードラマ『浅見光彦シリーズ53浅見光彦殺人事件』で浅見光彦役を卒業することが明らかに。Yahoo検索ランキングにランクインし、話題になっている。 『浅見光彦シリーズ』は、内田康夫原作の超人気サスペンスドラマ。長身かつ甘いマスクのルポライター浅見光彦が日本各地で起こる難事件を解決していく。中村は主役の浅見光彦を2003年から16年にわたり演じており、今回の第53弾は『浅見光彦殺人事件』で中村ラスト主演となる。 フジテレビ公式ホームページで、中村は「あっという間に時が流れたという感じですね。27歳で始めたのですが、今、43歳になりました。ということは16年間、浅見光彦を演じていたことになります」とし「正直こんなに長くやらせていただけるとは思っていませんでした」と感想を述べた。「浅見光彦は自分にとっては役柄というより、糧のようなものですので、これがなくなるのかと思うと正直、寂しく感じますね」と心境を語っている。 これに対し、「中村俊介さんの浅見光彦シリーズめちゃくちゃ好きだったな。卒業残念」「えええ〜。びっくり!! そっかもう16年やってるのかあ。。。 沢村一樹の後もあんまり定着してないみたいだし、中村俊介の後も難しそうだよね。。。」「中村俊介が浅見光彦を卒業っていうニュースも、なかなか悲しいものがあります。 けっこう好きだったのにー 次は誰なのか…」「中村俊介の浅見光彦が一番好きなのに……」「絶対見ます! 私の永遠のアイドル!#中村俊介#浅見光彦 」など惜しむ声が多く見られている。
2018年02月22日2月22日は猫の日だが、その前日急性心不全で亡くなった大杉漣さん(享年66)は大の猫好きだった。 猫の日を記念したドラマ「猫とコワモテ2(にゃん)」に主演する田中要次(54)は、大杉さんとよく猫の話をしたという。22日に同ドラマの取材に応じた田中は、大杉さんの話を振られると「翌日なのであれですが、すみません」と言葉に詰まった。 「トラちゃん(大杉さんの愛猫)のことを話したり、先週もお会いしたばかりだったので……」 同じく“猫好き”である石田ゆり子(48)も22日、自身のインスタグラムで大杉さんを偲んだ。 「蓮さんがトラちゃんを家族に迎え入れてすぐの頃ドラマの撮影で久々にご一緒し子猫のトラちゃんの可愛さにメロメロな溶けそうな笑顔を見せていた蓮さん(原文ママ)」 そして、「心の整理がつきません」と心境を吐露した。 大杉さんはもともと犬派だったが、2008年に公開された映画「ネコナデ」に出演することで猫の魅力に開眼したそうだ。同作の撮影をするうちに“共演者”のメス猫“トラ”に情が移ってしまったと昨年3月、スポーツ紙のインタビューで明かしている。 「クランクアップのとき、トラが僕の顔をじっと見るんですよ。そうしたらね、涙がポロポロ出てきちゃって…。『この子を譲ってください』と、動物プロダクションの方と家族に頼み込んだんです」 公式ブログ「大杉漣の風トラ便り」では、トラに夢中な様子を頻繁に投稿していた大杉さん。6日に受けた“猫好き”ぶりを語るインタビューの見出しは、「人生に寄り添う相棒。生まれ変わっても、一緒に」だ。そして、猫との“これから”についても話していた。 「なんでもない時間に幸せを感じながら、これからも寅子とともに生きていきたいです」 18日に投稿された、最後の「風トラ便り」にも大杉さんとトラの日常が記されている。トラが大杉さんを見上げる様子を撮り、「こんな顔でぼくを見ますご飯にして欲しいのだと思いますわかったよ!」と綴られていた。
2018年02月22日女優の吉永小百合(72)が2月20日、都内で行われた主演映画「北の桜守」(滝田洋二郎監督、3月10日公開)の舞台あいさつに出席した。 イベントの冒頭、吉永は18日に行われたスピードスケート女子500メートルで金メダルを取った小平奈緒(31)に言及。「正座して拝見しました。素晴らしかったです」と小平を称賛し、「(映画の)公開まであと18日、よし、私も頑張るぞという思いになりました」と自身を鼓舞した。 「吉永さんの取材をすると、原稿を書きやすいし見出しも立ちやすいんです。なぜなら毎回、その時々の話題のトピックを盛り込んだコメントをしてくれるからです。吉永さんご自身はイベント直前まで何を話せばいいか真剣に考え込んでいるらしく、その努力には頭が下がります」(イベントを取材した記者) 16年3月には転倒によって左手首橈骨を骨折していたにもかかわらず、都内で行われた「日本アカデミー賞」の授賞式にギプスをして出席。同イベントで司会を務めていた西田敏行(70)が頸椎を亜脱臼したことを公表済みだったことを引き合いに、「西やんも首を痛めていらっしゃるので、私も一緒に痛みを分かち合おうと思って……。滑って転んで手首を骨折してしまいまして、ごめんなさい」と冗談交じりに謝罪。翌日、各メディアで大々的に報じられた。 「演技は当たり前ですが、“コメント力”も超一流。人柄はもちろんのこと、そうした細やかな気配りがみんなから愛されているんです」(芸能デスク) 今後も、その言動が大いに注目されそうだ。
2018年02月22日今年9月16日に引退する安室奈美恵(40)のラスト・ドーム・ツアー『namie amuro Final Tour 2018 〜Finally〜』が2月17日よりナゴヤドームで、いよいよ開幕となった。 本ツアーは、国内ドーム・ツアー17公演に約75万人、アジア・ツアー6公演に約5万人を動員予定。この動員数は“国内ソロアーティスト史上ツアー最多”となる。また、国内ツアーの申し込みは、約75万席に対し現在510万を超える応募が殺到。会場は“プレミアムチケット”を手にした幸運なファンたちで埋め尽くされた。 そんな引退公演が始まる直前、彼女は動画配信サービス『hulu』のインタビューで、自身の“原点”となっている歌とダンス中心のコンサートについてこう語っている。 《歌と踊りに対して興味を持たせてくれたアーティストさんは、やっぱりジャネット・ジャクソンですね。彼女のミュージックビデオを見なければ、踊ることには興味を持たなかったかもしれないなと。(中略)ビデオを見て衝撃を受けて、私もこういうかっこいい女性になりたいって。初めて10代の自分が目標というか、希望を持ったときでした》 今回のツアーのセットリストは、最後のベストアルバム『Finally』に収録された新曲6曲のほか、280万通を超えたファンからの楽曲リクエストの上位から選ばれた24曲。その投票で1位となったのが、ダブルミリオンを達成し、彼女の代表曲ともいえる『CAN YOU CELEBRATE?』。実はこの曲にも、ジャネット・ジャクソン(51)の影響があるという。 《歌いながらかっこよく踊る女性しか目指していなかったときにジャネットがバラードを出したときにすごい衝撃を受けて。『えっ!?』って思って、『かっこいいだけじゃないのこの人は!?』って。すごいやわらかい女性の部分と女性の弱さみたいなものもそのとき感じて……(中略)『SWEET 19 BLUES』もそうだし、『CAN YOU CELEBRATE?』もすごく自分のなかでもチャレンジの曲だったんです》 約25分間のインタビューで5分以上も“ジャネット愛”を炸裂させ、最後にも《やっぱりいまでも憧れの存在ですね》と語っていた安室。最後のステージでは、憧れの人をもしのぐ素晴らしいパフォーマンスを見せてくれるに違いない——。
2018年02月22日2月21日に急性心不全で亡くなった大杉漣さん(66)。大杉さんといえば、北野武(71)が監督を務める「キタノ映画」の常連だった。 初めてのタッグは93年の映画「ソナチネ」。同作のオーディションはわずか2秒だったという。というのも、大杉さんがオーディションの時間を1時間間違えてしまったためだ。しかし「使ってみないとわからない」と思い、北野は起用に踏み切る。 09年のインタビューで、当時を回想した北野。大杉さんのキャスティングは「成功だった」と明かしている。 「最初はそんなに出番もなかったんですけど、撮ってるうちに『この人いいな』って思って、『漣さん、悪いけど、もうちょっと出て』って言って」 あまり現場では多く言葉を交わすことはなかったというが、北野は大杉さんのことを高く評価していた。キタノ映画は一発撮りが基本。緊張感もあり、リアリティが出る。そういったシチュエーションのなかでも大杉さんにはほとんどNGがないと昨年10月のインタビューで、北野は語っている。 「キレイにセリフが言えなくても、そういう芝居に見える。実際に人がしゃべるとき、全部はっきりした言葉で、きっちり話すことなんてないし」 どんな姿であっても樣になる、大杉さんのその独特の存在感に北野は惹かれていたようだ。 しかし大杉さんの存在感に“光を当てた”のは北野だった。大杉さんは亡くなる直前、22日のインタビューで「ソナチネ」当時を回想している。同作は脚本もなく、ただ「突っ立ってて」と言われただけ。「何もせずただそこにいることは難しい」と痛感したようだが、過去にいた劇団ではそういった「沈黙」での表現を鍛えられていた。 「若い日の経験を映画で生かせた。役者としての今後に明かりが見えました」 訃報を受けた北野の様子を東国原英夫(60)は「全ての動きが止まっていた」とTwitterで表現している。その心痛は、計り知れない。
2018年02月22日「報道陣のブースで見かけたときは目が充血していて眠そうでした。でも、カメラが回ったらキリッとした表情で台本を読んでいたのはさすがでしたね」(現地の記者) 平昌五輪の特番『ピョンチャンオリンピック2018』(日本テレビ系)のスペシャルキャスターとして奮闘している、櫻井翔(36)。開会式が行われた2月9日、平昌の平均気温は氷点下5度。“もっとも寒い五輪になる”といわれているがーー。 「モーグルやジャンプの競技中、キャスターはずっと屋外にいなければいけないのですが、あまりの寒さのせいで、櫻井さんの足にはしもやけができてしまったといいます」(テレビ局関係者) そんな厳しい寒さにくわえ、“五輪特需”で深刻な宿泊施設不足に陥っているという平昌。開催前は観光客の6割が宿泊困難者になると予想されていたほどだ。 「局はかなり前から宿泊施設を押さえようとしていましたが、それでも十分な部屋数を確保できなかったそうです」(前出・テレビ局関係者) そこで櫻井が見せた“神対応”とはーー。 「もちろん櫻井さんには個室が用意されていたのですが、『よければ僕の部屋を一緒に使ってください』と、自らスタッフとの相部屋を申し出たそうです。櫻井さんにとって、現場スタッフは“同志”。局は『東京五輪も彼に任せたい』と考えているそうですが、櫻井さんはその期待に応えるべく、チーム一丸となって頑張っています」(前出・テレビ局関係者) 《選手の熱気だけでなく、大会そのものの熱気、盛り上がりもお伝えできたらなと思います》と語っていた櫻井。キャスターとしての熱気も負けていなかったーー。
2018年02月22日相次ぐ高齢運転者の自動車事故。家族は「運転免許証」を返納させたいのだが、親から「自分はまだしっかりしている!」といった“ぐずり声”が聞こえてくることもしばしば。そんなとき、どう対処すればいいのか。そこで、生活総合情報サイト「All About」の介護アドバイザー・横井孝治さんにケース別の対処法を聞いた。 【ケース1】もう俺の運転が必要ないのか!? とくに男性の場合、買い物の際に運転することが、家族や社会のなかでの自分の役割だと考えている人が多い。 「役割がなくなると、自分の存在価値がなくなるような気になる。だから、別の役割を担ってもらうようにするのです。新聞の取り込みや庭の手入れ、ペットの散歩など、ごく簡単なことでもOK。日常的に『ありがとう』『助かる』と、家族から感謝の気持ちを伝える役割を担ってもらうことです」(横井さん・以下同) 【ケース2】クルマがないとなにかと不便だ! 「買い物代行サービスや訪問介護、ネット通販の活用、あるいは子どもが買い物を肩代わりしてあげるなど、親が買い物に行く回数をできる限り減らすことで対応します。どうしても必要な場合はタクシーなどを利用することで、不便な状況をクリアしていきましょう」 【ケース3】運転だけが楽しみなのに…… 「たとえば地域の老人会への参加、デイサービスの活用など、子どもから親を誘導して、別の趣味を見つけてあげましょう。いまの楽しみを取り上げるのではなく、何かを引き換えにしてあげるんです」 【ケース4】俺はまだ大丈夫、運転できる! 「高齢者の事故が増えており、万が一の際のリスクが高いこと、維持などにかかるコストが現状の生活に合わないことなどを、丁寧に説明してあげてください。『しっかりしているときにこそ、暮らし方を見直そう』と理屈で説明して返納に成功した例もあります」 その際、「言うことを聞け!」といった話し方はしないこと。あくまで“親のため”というスタンスは保っておこう。
2018年02月22日先日、自宅の窓のゴムパッキンに黒々としたカビが生えているのを発見し、驚愕した記者。さらに、梅雨どきですら生えなかった観葉植物までカビている!なぜ、よりによって乾燥した冬に!? 「冬は夏にくらべて乾燥しがちなのは事実ですが、部屋のなかは意外と温度が高く、最近の家屋は20度前後を保っていることが多い。そして、人間にとっての心地よい環境とカビにとってのそれは、よく似ています。冬でも暖かく快適な部屋には、カビも生えるんです」 そう話すのは、衛生微生物研究センター主席研究員の李新一さん。微生物による被害を防ぐ調査研究に従事している“カビマイスター”は、こう続ける。 「そもそも、カビはどこにでもいます。今ここにも、空気中にも浮遊していますが、小さすぎて見えません。が、カビが家のどこかに落ち着き、そこがカビにとって心地よい場所だった場合、菌糸を伸ばして成長し、姿を現します。食品や革製品などの自然素材に生えやすいですが、壁紙やゴムパッキンなどに生えることもあります」 冬でも暖かい最近の家屋ではカビが大発生する可能性があるという。そこで、冬のカビ対策を李さんに聞いた。 【下駄箱】 1日履いたロングブーツを、丸1日干してから計測した実験では、中の湿度はまだ90%もあった。 「ブーツの湿気を完全に除去するには、快晴の日に丸2日間、屋外に干す必要があります。現実的にはなかなか難しいので、除湿効果のある炭や、靴専用の除湿剤などを入れておくのもいいですね」(李さん・以下同) ただし、除湿剤は当然ながら水分を吸うので、長期間入れっぱなしにしておけば効果は激減!炭は干して乾燥させ、除湿剤は定期的に交換するのを忘れずに。 【寝室】 「布」の宝庫である寝室。家のなかでも、もっとも湿気がたまりやすい場所だ。 「人間が寝ている間にかく汗は、ひと晩で多いと約1リットルともいわれます。それをシーツや布団が吸っているんですから、カビが生えやすいのは当然です。敷布団と掛布団は、晴天の日にできるだけ頻繁に干し、シーツやベッドパッドは数日に1度は交換を。環境的に難しい場合は、布団乾燥機の使用も有効です」 【クローゼット】 布には、水分を吸収する性質がある。水分を含んだ布を放っておくと、周囲の湿度が上がり、一緒に保管している革製品にカビを生やすことになる。 「しまい込んだ靴やバッグにカビが生えることはよくありますね。布製品が多いクローゼットには除湿剤を入れてカビ対策を。そして定期的にサーキュレーターで風を送る、除湿器を入れるなどして湿度を下げる工夫をしましょう」 タンスの引出しにも除湿剤を。こちらも定期的な交換を忘れずに。
2018年02月22日「冬は夏にくらべて乾燥しがちなのは事実ですが、部屋のなかは意外と温度が高く、最近の家屋は20度前後を保っていることが多い。そして、人間にとっての心地よい環境とカビにとってのそれは、よく似ています。冬でも暖かく快適な部屋には、カビも生えるんです」 そう話すのは、衛生微生物研究センター主席研究員の李新一さん。微生物による被害を防ぐ調査研究に従事している“カビマイスター”は、こう続ける。 「そもそも、カビはどこにでもいます。今ここにも、空気中にも浮遊していますが、小さすぎて見えません。が、カビが家のどこかに落ち着き、そこがカビにとって心地よい場所だった場合、菌糸を伸ばして成長し、姿を現します。食品や革製品などの自然素材に生えやすいですが、壁紙やゴムパッキンなどに生えることもあります」(李さん・以下同) 家庭にいる代表的なカビは、発酵食品にも使われるコウジカビ、食品での発生例が多いアオカビ、そしてバスルームやゴムパッキンで増殖するクロカビだ。アオカビやクロカビが増殖すると、アレルギー反応を起こすこともある。 「カビが増殖するには『温度』『水分』『栄養』の3つの条件が必要です。温度は20〜30度がカビにとっては最適。かつては冬場に低かった室内の温度が、最近では高くなっています。住居の機密性が上がり部屋が暖かくなったことで、結露もしやすくなりました」 結露は、屋外と室内の温度差で発生する。空気は高い温度のときほど多く水蒸気を含むことができる。部屋と外の温度差が高いほど暖まった空気が窓付近で冷やされ、空気中の水分が結露するのだ。 「家のなかに結露する箇所があれば、できるだけ頻繁に拭き取ることが大切です。カビが定着し、根を張るまでは数カ月かかります。つまり、その間に水分や定着する前のカビを除去できれば発生しません。サッシのゴムには、水分や栄養がたまりやすいため、パッキンの水滴までしっかり拭き取りましょう。カビにはエタノール除菌が有効ですが、一度黒くなったゴムには浸透しづらく、また、カビは死滅しても色が消えません。市販のカビ除去剤で黒ずみが白くなったように見えるのは漂白効果。一度生えたところはカビがすみやすい場所なので、注意して対策しましょう」 結露の発生する窓のそばは、当然湿度が高くなる。観葉植物や布製品もその水分を吸収し、カビの温床となるので、できるだけ遠ざけよう。また、“布”の多い寝室も要注意! 「布団やマットレスは水分を吸収するので、放っておくとカビが生えます。寒くても風を通し、できるだけ日光に当てましょう。布団乾燥機も有効ですよ」 クローゼットのなかの革製品もキケン。洋服などの布が吸着した水分のために、湿度が高くなりがちなのだ。 「洗濯物の乾きにくい冬場、触って『乾いてるかな?』と思うときは、乾燥不足と思っていい。そのままクローゼットに入れればカビ発生の原因に。確信が持てないときはもう1日干しましょう。クローゼット内に除湿剤を入れたり、定期的にサーキュレーターなどで風を送るのも有効です」 最近は窓の品質や抗菌技術が向上し、カビの生えにくい家も増えた。が、冬から水分をため込んでおくと、湿度だらけの梅雨どきには家中カビだらけ……なんてことも!今日から窓拭きを習慣にして、カビの成長を阻止しよう!
2018年02月22日《20代最後の日。なんかやけに緊張する……》 2月11日、自身のインスタグラムにこう綴っていた、女優の榮倉奈々(30)。榮倉といえば16年8月に俳優の賀来賢人(28)と結婚し、昨年6月に第一子を出産。現在は女優休業中で、育児に専念している。 「賀来さんは昨年、連ドラ5本に出演しました。一家の大黒柱として必死に働きながら、育児にも積極的に参加する“イクメン”として評判です」(テレビ局関係者) インスタグラム投稿の翌12日、30歳の誕生日を笑顔で迎えた彼女の姿を本誌はキャッチした。赤ちゃんを抱っこした榮倉が賀来とともに訪れたのは、都内にある人気焼き肉店。 「賀来さんのご両親も一緒でした。榮倉さんと賀来さんの向かい側に座ったご両親は、嬉しそうにお孫さんをあやしていましたね。榮倉さんはあのモデル体型から想像がつかないほど、焼肉を口いっぱいに頬張っていました」(居合わせた客) 約2時間の祝宴を終え、店から出てきた5人。しばらく並んで歩き「おやすみなさ〜い」と挨拶すると、それぞれ帰路に就いた。榮倉たちは店の近くの自宅マンションへ。賀来の両親は、彼らの自宅からほど近い別のマンションへと帰って行ったーー。 「多忙な2人ですから、育児をサポートしてもらえる両親の実家の近くがいいという希望もあり、榮倉さん夫婦はここに新居を決めたそうです」(近所の住人) 後日、賀来の実家を訪れてみると、地上4階、地下1階建ての立派なマンションが! 「実は、賀来さんの実家はこのマンションのオーナーで地主でもあります。一角に賀来家が住み、他の部屋は人に貸しているようですね。賢人くんの叔母は女優の賀来千香子さん(56)としても有名ですが、彼のおじいさんも地元の名士。おじいさんはいまも元気で、ひ孫になる赤ちゃんを賀来家3世代で可愛がっているそうです」(別の近所の住人) イクメン夫とその家族の支えで、安心ママライフを送っているようだ。
2018年02月22日「親が施設入居を拒むケースで多いのは、A:環境の変化が怖い。B:高齢者介護施設に、“家族に見放された人が行く、陰気で寂しいところ”というネガティブなイメージがある。C:自分はまだしっかりとしており、自宅で暮らしていく能力があると思っている。といった3つなんです」 こう語るのは、生活総合情報サイト「All About」の介護アドバイザー・横井孝治さん。介護する側も高齢化していく時代ーー。老老介護で共倒れしないために、介護施設へ親を入居させることは、家族にとっても大事な決断だ。 だが、施設入居を拒否する親はたくさんいる。年を取れば取るほど、知らない場所に行くことや、知らない人に囲まれるのが不安で嫌になってしまう人が多いのだという。 「自宅が快適で過ごしやすいから出たくないというよりも、新たに違うことをやるのが嫌なのです。つまりいまの生活を変えたくないのです」 では、親はどうすれば納得して施設に入居してくれるのか。横井さんに、ぐずる親をうまく説得する『5つのステップ』を教えてもらった。 【ステップ1】まず、拒否する理由を探ることが大事 「施設入居を嫌がる原因がわからなくては、話を進めることは難しいです。それを知るには、まず親の話を聞くこと。家族が本人とじっくり話すことが肝心です。ですから、ふだんから親とコミュニケーションをとるようにしましょう」(横井さん・以下同) たとえ親と同居していない場合でも、親のホンネを探る方法はある。 「毎週1回、1分でも定期的に電話することを習慣づけたいですね。『元気?』『うん』といった会話を何回も重ねていくと、だんだん話すネタがなくなってきます。そうすると『こっちでこういうことがあったけど、そっちはどう?』と、エピソードを交えた日常的な会話が自然と増えてくる。そこから徐々に施設入居をぐずる理由を探っていくのです。先に挙げたA、B、Cどれに当てはまるのか、それとも当てはまらない別の理由なのかーー。まずは親を理解することが第一段階です」 【ステップ2】家から通うデイサービスで外出に慣れさせる 「私も母を施設に入居させる前に、3年ぐらいデイサービス(通所介護)を利用しました。そこで他人とどう過ごせるのか、状況を見極めたのです。ずっと自宅にいると、親の腰は重くなるいっぽうなので、施設入居への道のりは遠ざかってしまう。まずはデイサービスを利用して、家の外に出るクセをつけさせましょう」デイサービスすら嫌がってしまう場合は、「親のことを思って勧めている」と、ストレートに伝えてみること。その際「たまには私を休ませてよ!」と、自分の都合を押し付けるのはNG。「自分がいない間だけでも行ってもらえるとお互い安心できる」と伝えるのが効果的だという。 【ステップ3】施設がつらい、寂しい場所でないことを伝える 「デイサービスやショートステイに行ってみればわかりますが、施設は陰気で寂しいところではありません。イベントやレクリエーション、サークル活動、リハビリなどに力を入れているところも多くあります。それらを楽しむことで、充実した日々が送れることを親に伝えるのです。また、地域包括支援センターなどに相談して、親の趣味や雰囲気に合う施設を紹介してもらうこともできます」 デイサービスに慣れてきたら、「旅行気分で一泊してみよう」と、次はショートステイへと誘導して、外泊にも慣れさせていく。 「そのなかで、何か不満があれば、しっかりと聞いてあげましょう。“自分は常に親の味方である”と振る舞うことも重要です」 【ステップ4】入居を考えている施設の体験入居を利用する 「デイサービスやショートステイで少しずつ施設への抵抗感が薄れてきたら、パンフレットやホームページを見せながら、『ここって、リハビリにも力を入れているので、今よりもっと元気になれるかも』『カラオケや手芸のサークルがあるらしいから、友達が増えるかも』と、興味を引きそうなことを伝えて、見学へと誘い出してみましょう」 一緒に見学に行って、ある程度本人が気に入っているようであれば、「体験入居してみない?」と話してみる。 「本人が、『ここなら安心して暮らしていけそうだ』という実感が持てるように誘導してあげましょう」 【ステップ5】主治医やケアマネジャーなど、第三者から説得をしてもらう その1〜4を実践して、それでも親が入居をぐずってしまうこともあるだろう。 「そんなときは、親が信頼している人から説得してもらうのも効果的。なかでもずっとお世話になっている主治医、またはケアマネジャーから、自宅で暮らし続けていくことの危険性や、施設のよさ、実際に入居した患者たちが楽しく暮らしていることなどを伝えてもらうようにすると、親も話を聞いてくれやすいです」 さらに、親の交友関係などを把握していれば、親を説得する際に力になってくれるケースもあると横井さんは語る。 よく知っているつもりでも、意外と知らないのが親というもの。まずはキチンと知ってあげることが、自分にとっても介護生活でもストレスを最小限に抑えるために重要なようだ。
2018年02月22日「有働さんとAさんが破局?いやいや、こちら静岡では2人の交際がまだ続いていることは有名ですよ」(静岡在住のAさんの友人) 3月いっぱいで NHKの人気情報番組『あさイチ』のMCをV6の井ノ原快彦(41)とともに降板することが発表された、有働由美子アナウンサー(48)。 有働アナと静岡在住で5歳下の会社社長Aさん(43)との交際が発覚したのは、13年11月。本誌が“お泊りデート”を目撃し、本人を直撃すると交際を認めたのだった。 “遠距離恋愛”ながら順調に愛を深めていると見られていたなか、異変が起きたのは昨年11月。本誌の直撃取材に有働アナが「Aさんとの結婚はありません。それは本当です」とキッパリ否定したのだ。 これを受けて“破局”報道も出たが、冒頭のとおりAさんの地元・静岡ではまったく違う声が流れていた。 「前々から、Aさんは仕事仲間や地元の友人と飲んだりすると、有働さんのことをのろけることもありました。なので、2人は結婚するものと地元ではみんなが思っていますよ。最近では、有働さんの誕生日の3月22日に入籍するなんて噂も出ています。仲間から“誕生日入籍”を聞かれたAさんは、意味深な笑みを浮かべていたと聞きました」(前出・Aさんの友人) なんと、破局どころか2人は入籍間近!?当事者はどう話すのか。2月中旬、Aさんを直撃した。創業70年余の老舗企業の御曹司社長ながら、Aさんは地元で“やり手”経営者として一目置かれる存在。この日も朝7時過ぎに自宅から出勤するAさんに声をかけた。 ――有働さんとの交際は続いていますか? 「わざわざ東京から来ていただいてすいません。ただ、いまから会議なので……」 ――報じられたとおり破局されたのでしょうか? 「いやいや、会議なんで……」 柔和な笑顔ではぐらかすAさんだが、表情には余裕が感じられた。 ――3月22日の有働さんの誕生日に入籍されるという話を聞きました。 「……(苦笑)」 だが記者がそう聞くと、Aさんは無言のまま手を大きく横に振り、否定するしぐさを見せた。そのまま頭を下げると会社の中に消えていった。 昨秋、本誌の直撃取材にやはり「結婚はありません」と語っていた有働アナ。そして今回、Aさんも交際自体は否定しないものの、結婚については身振り手振りで否定した。そこに込められた、2人の“真意”を語るのは、Aさんの仕事仲間だ。 「有働さんはAさんとよく話し合い、『結婚はしない。でも一緒にいる』という未来を決めたんだと思います。Aさんが社長を務める会社は、地元企業でも5本の指に入るぐらいの優良会社。地域の青年会議所の理事も担ったほど信頼の厚い人ですから、東京に住む有働さんとの“結婚”は簡単なことではありません」 視聴者に降板を報告する際、「プライベートの充実のために仕事なんか辞めないよねえ」と、一部報道を笑い飛ばしていた有働アナ。その陰で、Aさんと新たな一歩を踏み出していたようだ――。
2018年02月22日俳優・大杉漣さんが2月21日、急性心不全で亡くなった。66歳だった。 名バイプレイヤーとして、数多くの作品で存在感を示してきた大杉さん。44年にわたる俳優人生の始まりは劇団「転形劇場」だった。 特殊なメソッドの舞台をやる劇団で、セリフなしに演じる<沈黙劇>は世間で高く評価されていた。 その後、Vシネマやピンク映画などへ活躍の場を広げていく。98年、北野監督『HANA-BI』、崔 洋一監督『犬、走る DOG RACE』で助演男優賞を受賞。一躍注目を集めた。 この会見で、記者から「これで下積みが終わりますね」と声をかけられたという大杉さん。このときのエピソードを、女性自身2014年6月17日号のインタビューで次のように語っていた。 「言わずにはいられなかった。『僕自身、今までやってきたことを、下積みと思ったことは一度もありません。僕は、そのときに、それがやりたかったんです。だから僕は、一生、下積みます!』って。その気持ちは、今でも変わりません。何が上で、何がしたという感覚が、僕にはないんです。脚本が面白いと思えば、どんな現場にも駆けつけたい。60歳を過ぎても、いい意味でのフットワークというか、さまよえる精神というものを、自分の中につねに持っていたい」 フットワーク軽く、硬軟さまざまな役を自在に演じ分けていた。大杉さんは<現場>に抱く思いをこう語っている。 「基本的に自分の考え方とか見方というものは、現場というフィルターを通すことによって感じたものの影響が大きかったと思います。そういう意味で、自分は<現場者>で、現場は僕がいちばんいたい場所ですし、さらに言えば『現場が僕の生きる場所』。その気持ちは今でも変わりません」 その言葉通り、亡くなった前日にもドラマ『バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~』(テレビ東京系)の撮影に臨んでいたという。 共演していた遠藤憲一(56)、田口トモロヲ(60)、松重豊(55)、光石研(56)の4人は以下のようにコメントを寄せている。 「最後の日まで、役者として現場に立ち、みんなを笑わせ続けていました。永遠に我々の目標であり、憧れでもある漣さんを、一同、心から誇りに思います。お疲れ様でした。どうか、安らかにお休みください」
2018年02月22日「緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦」(テレビ東京系)シリーズの第7弾が3月11日に放送される。番組のMCを務める田中直樹(46)は2月21日、意気込みのコメントを同シリーズのオフィシャルホームページに寄せた。 「私は7回目のロケですが、どの池にもそれぞれ特徴があり、新しい発見があるので、2018年も一つでも多くの池の水を抜いていきたいです」 同シリーズは「ただ池の水を抜くだけ」というシンプルな内容。しかし昨年9月に放送された第4弾では佐賀藩江戸上屋敷の歴史的に珍しい瓦、続く11月の第5弾では絶滅寸前の希少生物「二ホンイシガメ」が発見された。第6弾では中川雅治環境大臣(70)が収録現場に訪れたこともあり、視聴率も右肩上がりだ。 最新作のロケは今月中旬、岐阜県下最大の面積を誇るビオトープ(生物生息空間)「笠松トンボ天国」の池で行われた。寒空のもと田中は泥まみれになったそうだが、Twitterでは「田中の奮闘」を賞賛する見学者の声が上がっている。 《ココリコ田中さんも真剣な顔で池底を探ってました》《声かける子供に笑顔で手を振るココリコの田中さんは、私なんかより余程いい人》《こんな寒い中……ご苦労さま!》 田中がそこまで奮闘をみせているのは、「池の水を抜く」企画自体に魅力を感じているからのようだ。昨年8月、雑誌のインタビューで明かしている。 「僕にとって一番ワクワクすることは、とにかく“池の水が抜かれる”ということです。発想自体が面白いですし、水が抜けた状態の池ってなかなか目にすることがないですよね」 田中は「目にする機会の少ないものを見る」ことが嬉しいようだ。そして、“生命”への興味も尽きないという。 「どんな状態になって、どんな生き物がいるのかということが気になるし、在来種と外来種のバランスもすごく興味が湧きます」 特に外来種の適応力の高さには驚きを隠せないとか。そして、感心する。 「生き物の本能ってすごいなあ」 過酷なロケの続く同シリーズだが、田中のこういった“知的探究心”に支えられているのかもしれない。
2018年02月21日山口智子(53)が、木村拓哉(45)主演のドラマ「BG〜身辺警護人〜」(テレビ朝日系)に出演する。 木村扮する民間警備会社のボディーガードをつとめる主人公の活躍を描く同ドラマ。山口が演じるのは、主人公と離婚した元妻。 元夫に自身の警護を依頼するという設定で、2月22日放送の第6話と同29日放送の第7話に出演。2人の共演は96年4月期に放送されに大ヒットしたフジテレビ系の月9ドラマ「ロングバケーション(以下ロンバケ)」以来、22年ぶりとなった。 「ロンバケ」で木村は主人公のピアニスト、山口は婚約者だった主人公のルームメイトに逃げられたヒロインを演じたのだが……。 「『ロンバケ』はドラマ界に数々の“伝説”を作った作品です。放送中は『月曜日はOLが街から消える』と言われ、このドラマの影響でピアノを習い始める男性が増えるなど『ロンバケ現象』なる社会現象が巻き起こりました。全話の平均視聴率は29.6%、最高はラストシーンが海外から生中継となった最終回の36.7%。そして久保田利伸 with Naomi Campbellの主題歌『LA・LA・LA LOVE SONG』はミリオンセラーを達成。関連商品も飛ぶように売れました」(芸能記者) そして、何よりもすごいのが脇役の顔触れ。ヒロインの弟役が竹野内豊(47)、ヒロインの後輩モデル役が稲森いずみ(45)、主人公の後輩役が松たか子(40)、主人公の音楽教室の教え子を広末涼子(37)らが演じた。 さらにはヒロインがアシスタントをつとめたカメラマン役を、先ごろ小泉今日子(52)との不倫を公表して話題になった豊原功補(52)が演じていたのだ。 「放送後、幾度となく続編や番外編の話が浮上しました。しかし出演者たちのスケジュールがまったく合わず、これまで実現しなかったのです」(フジテレビ関係者) 1度きりの放送だったことも“伝説”になった理由のようだ。
2018年02月21日ももいろクローバーZの百田夏菜子(23)が2月19日、都内で行われた映画「ブラックパンサー」の吹き替え版完成披露試写会に出席。壇上では、百田の“リーダー哲学”がうかがえる一幕があった。 本作の主人公が「国王」であることにちなみ、「リーダーに必要な心得」との質問を受けた百田。ももクロのリーダーでもある彼女は「みんなの声を聞くこと」と答えていた。 「私がベラベラ話すよりもみんなの声を聞きたいなと思うので、いったん待ったり。取材でも『どうですか?ももクロさん』と聞かれたとき、リーダーとして答えないといけないなと私が感じること以外はひと呼吸待って……」 百田の「みんなの声を聞くこと」という“一歩引いた”リーダー哲学。それは同じく“アイドルグループのリーダー”である嵐の大野智(37)も語っていたことだった。 突然ももクロのリーダーに任命された百田だが、大野が嵐のリーダーに任命されたのもじゃんけんで決まったという。どこか似た境遇を持つ2人は、13年発売の「クイック・ジャパン」Vol.109で対談を果たしている。 「リーダーに向いていない」と自認する百田に、大野も「リーダーであることには消極的」と告白。前に出ることが、どちらも苦手なようだ。しかし大野は、こう語っている。 「好きじゃなきゃできないでしょ。仕切るとか、まとめるとか。だから、無理してやらなくていいと思うよ」 大野のリーダーであり続ける秘訣は、“ムリして仕切らないこと”。百田も「いいんですよね?自然で!」と感心していた。 このときから“一歩引いた”リーダー哲学をすでに持っていた百田。10年に渡るももクロの活躍は、こうした“自然体”な姿勢があるからなのかもしれない。
2018年02月21日2月19日、武井壮(44)が「バラいろダンディ」(TOKYO MX)に出演。TBS・石井大裕アナウンサー(32)の「獣のような滑り」発言への批判に対して持論を展開した。 石井アナの発言は、平昌五輪スピードスケート女子500メートルで金メダルを獲得した小平奈緒選手(31)に向けられたもの。レース後のインタビューで、石井アナは小平選手の偉業を讃えた。そして「闘争心あふれる、まさに獣のような滑りだったと思います」と発言したところ、「女性に獣と表現するのはどうか」という声が上がっていた。 同番組ではこのことが取り上げられ、武井は「言葉狩りになってしまう」と危惧した。続けて石井アナの発言に否定的な鳥越俊太郎(77)の意見も踏まえ、こう述べた。 「いろいろな表現があるじゃないですか。言葉なんて人によってそれをステキなものと思ってしゃべる人がいたり、鳥越さんみたいに『不適切だ』と言う人もいる。両方あってもいいと思う」 石井アナは同日、「あさチャン!」(TBS系)に生出演し「獣」発言について言及している。番組内で、小平選手がヒョウやチーターを超えた存在になりたいと日頃から語っていたことを明かした。また大会前、同番組で解説を務める長島圭一郎(35)が「獣になれ」と小平にメッセージを送っていた。 そのことにも武井は触れ、「前段があってのことだから、それも知らずに、ただ『不適切』と言うのはおかしい」と語りかけた。 「いろんな方面の表現があることをみんなで容認して。こんな偉業を達成した人に、ひどいことを言おうと思って言う人なんかいないわけだから。そこをまずは受け取ってほしい」 Twitterでも武井の発言に賛同する声が上がっている。 《あの場面(小平選手のインタビューの場面)、どう考えても喜びの表現だろ》《受け手側の問題。何でも文句言うの本当うんざり》《何かを批判する前に、なんでこういう言葉使ったんだろう?って考えられる人が増えると世の中も良くなりそう》 なかには《獲物を狩る時の獣の動きは速く強く、そして美しい》という声も。 石井アナの発言の賛成派も否定派も、小平選手を讃える気持ちは同じ。小平選手のためにも、喧々諤々の静まることを願うばかりだ。
2018年02月21日南海キャンディーズの山里亮太(40)が2月20日、「たまむすび」(TBSラジオ)に出演。若手時代に先輩芸人から叩かれた陰口を告白した。 山里は当時、世話になっていた放送作家の“師匠”にあたる人物が作った“フラッグフットボール”のチームに誘われたという。 「その人たち(チームメンバー)、たくさんお仕事やってらっしゃる方だから。そこにいることで、仕事に直結するってこともね、あったわけで」 山里はハードな練習に取り組むいっぽうで、業界関係者との繋がりもできた。テレビ番組の前説や、オーディションを優先的に受けられるなどのメリットもあったそうだ。 しかし先輩たちから“やっかみ”を買うこととなる。「関係性を作ってでも売れたいか」と陰口を叩かれていたというのだ。山里は回想し、言い切る。 「『そんなんまでして売れたいかね』って言われたけど、今でもハッキリ言えるの。そんなんまでしても売れたいの」 続けて「自分が必死にアメフトをしている間に先輩たちは何もしていなかった」と明かした。 「お笑いの腕めちゃくちゃ磨いてる人が『そこまでして売れたい?』って言うんだったら、『たしかにお笑いのことすべきなんですよ』って言えるけどね」 だがいっぽうで、自己嫌悪にも陥った山里。先輩たちはもう業界を辞めているそうで、そんな先輩たちにいまさら反論する自分について「良くないと思ってる」と口にした。 「ずるいじゃん、戦い方が。向こうが反論できないときに、急にこうやって言うんだよ、俺」 しかしTwitterではファンからの共感の声が届いている。 《芸人として、売れることへの貪欲さは大事だと思う》《サボってる奴らが売れないのは当たり前》《今まで言えなかったってことは、耐えてたってこと。お疲れさまだよ》 山里のこういった素直な姿勢も、ファンから慕われる理由のようだ。
2018年02月21日TM NETWORKの木根尚登(60)が、ミュージカル「新☆雪のプリンセス」に出演。同作の公開ゲネプロが東京都で2月21日に行われ、木根は囲み取材にも出席した。 木根は同ユニットのメンバーである、小室哲哉(59)の引退表明について初めて口を開いた。 「中でもいろいろ話したけど、ちょっとそっとしてあげたい。この先のことはゆっくり考えようという話になってるので…」 報道陣から質問を受け、こう答えた木根。“引退”を知ったタイミングは「皆さんとそんなに変わらない」と語った。さらに木根は、小室を同作に招待しようと試みたことも告白。しかし「SNSをやめちゃったみたいで、連絡を取れなくなって…」と漏らした。 木根も言うように、小室のTwitterアカウントは20日に消えた。アクセスすると「このページは存在しません」と表示される状態だ。消滅の理由は不明だが、「ついに引退の準備か……」との声も広がっている。だが木根は、これからも小室を応援することを約束した。 「今ある仕事も一生懸命、頑張ってやってますので、それをしっかりと受け止めて見守ってあげたい」 小室のTwitterアカウントは消滅したものの、Instagramはまだ残されている。ファンからは声援と共に存続を望む声も殺到しているが、果たして——。
2018年02月21日森三中の黒沢かずこ(39)が2月19日放送の「激レアさんを連れてきた。」(テレビ朝日系)に出演。番組内で黒沢は「中学生になるまで『朝ごはん』という概念を知らなかった」と告白し、スタジオ中から驚きの声が上がった。 「周りとそういうことを話してこなかったので、みんなも同じ(朝にご飯を食べない)だと……」 当時の黒沢家では毎朝、両親はコーヒー1杯を飲むだけだったという。そして黒沢自身は、乳酸菌飲料を1本飲むだけ。小学生時代はそれで保っていたものの、中学入学を機に朝練ありのソフトボール部に入部し一転。さすがに耐えかねてしまったが―― 「お腹が空いたなんて恥ずかしくて言えない」 そう考えていた黒沢は「机や椅子をずらして音を出して、お腹が鳴るのをごまかしていた」と告白した。 いよいよ空腹のツラさに耐えきれなくなった黒沢は意を決して、「お腹空かない?」と友人に打ち明けた。すると「朝ごはんを食べてきたから空かない」との返答が。そのときに初めて“朝ごはん”という言葉を知ったのだという。しかし――。 「食べもの=性のイメージがあって。朝ごはんを食べるなんて性欲むき出しにみえた!恐ろしい!」 黒沢は“朝ごはん”を素直に受け取ることができなかった。むしろ「欲深いひとなんだ」と友人を見下すほどだったという。 それでも黒沢はある日、母親に意を決して「朝ごはんが食べたい」と打ち明けた。すると母親は「バレた?」と一言。翌日からおにぎり1個が朝ごはんに加わったそうだ。 「初めてお米のパワーを知った。米ってすごいなって思った」 実は黒沢の実家は食堂を切り盛りしている。同番組では、共演の前野朋哉(32)から「食堂はモーニングを出す立場。どうして朝ごはんを食べさせてもらえなかったんですか?」と質問をぶつけられた。すると「その時間、親はパチンコに行っているから」と黒沢は答えた。 黒沢の両親は大のパチンコ好き。「生活の中心がパチンコ」と豪語するほどで当時、食堂を開けている時間は僅かだったとか。黒沢は回想する。 「営業している時間が少なかったから『黒沢の家はいつ営業しているんだ』って学年中で噂になって。ついたあだ名が『準備中』でした」 今年で結成20周年を迎える森三中。実家で鍛えられた分、ハードな芸人生活を耐え抜いているのかも?
2018年02月21日「五輪の大舞台に初めて出場した宇野昌磨選手ですが、緊張で硬くなるどころか、どこかワクワクしているようでした。試合前には『こんなに気持ちが高まったことは、今シーズンはなかった』と言うほど。羽生選手と戦うことが、少年がゲームに興じるように楽しくてしかたがないという感じでした」 と語るのはスポーツジャーナリストの野口美惠さん。平昌五輪で銀メダルに輝いたフィギュア男子の宇野昌磨(20)は、羽生結弦(23)の背中を追い続けてきた。スケート関係者が語る。 「10歳だった宇野選手が出場した’08年にデンマークで行われた『スケート・コペンハーゲン』でのこと。一緒に出場した羽生選手が宇野選手の面倒をよくみていました。トイレに行きたくてもモジモジして言い出せなかったくらい人見知りの激しい宇野選手を、羽生選手が一緒に連れて行ってやったこともあります。宇野選手にとっては、羽生選手は兄のような存在。“ゆづくん”と言って慕っていました。羽生選手は、3歳年下の宇野選手を”しょうま”と呼んで、弟のように可愛がっていました」 宇野を長年取材しているスポーツ記者がこう語る。 「羽生選手は、つねに宇野選手を成長させる原動力でした。’09 年に小学生だった宇野選手が、ジュニア大会で3位になりましたが、そこで優勝したのが羽生選手。『ゆづ君は話し方もスケーティングもステップも、全部が大人っぽい』と話していました。このころは本当に“憧れの存在”といった感じでしたね。羽生選手の背中を必死に追いかけていた宇野選手ですが、高校生になってもトップクラスの選手なら成功して当たり前のトリプルアクセルが跳べずに伸び悩んでいたんです。いつも”跳べなくて悔しい”と泣きながら練習していました。宇野選手は1日100本ジャンプという過酷な練習をこなし続けました」 猛練習の成果が出て’14年にトリプルアクセルを習得すると、宇野は4回転も跳べるように。’15年には、ジュニアから羽生と同じシニアクラスに移行。同年の全日本選手権では羽生に次いで、準優勝している。羽生の次の「二番手」が定位置になった宇野に心境の変化が現れたのは、昨年の世界選手権だった。 「世界選手権で羽生選手に次いで銀メダルをとった宇野選手が、『僕のスケートの唯一の目標は、羽生選手に勝つこと』と話すようになったんです。それまでの宇野選手は、勝つことよりも、とにかくいい演技をすることを大事にしてきました。それが『勝とうと思うことすらもおこがましい』存在だった羽生選手を勝ちたい相手として意識するようになったのです。羽生選手に勝ちたいと公言してからは、宇野選手の滑りが大きく、表現力もより豊かになったんです」 “今の自分があるのはゆづくんがいたからーー”。 宇野にとって五輪は、そんな羽生とライバルとして勝負できる、格好の舞台だった。羽生に追いつき追い越すために、さらなる高みを目指すことだろう。
2018年02月21日2月21日、作詞家・秋元康(59)と吉本興業の共同プロジェクトとしてアイドルユニット「吉本坂46」が結成されることが明らかになり、Yahoo!検索ランキング1位に「吉本坂46」「吉本坂」「吉本興業」がランクインし話題となっている。 都内にて株式会社よしもとクリエイティブ・エージェンシーが会見を行い、秋元とタッグを組み「吉本坂46」を発足させることを発表した。秋元がプロデュースするアイドルユニット「乃木坂46」「欅坂46」に続く坂道シリーズ第3弾となる。また、ソニーミュージックからメジャーデビューが決まっている。 応募資格は同社所属の芸人、落語家、文化人、俳優、タレント、スポーツ選手ら約6,000人が対象。芸歴や性別、年齢は不問とし、ユニット芸人の個人による応募も可能だというが、同じく秋元氏プロデュースの48グループ「NMB48」メンバーは応募対象には該当しないという。 秋元は「この度、(吉本興業の)大崎社長のほうからお話がございまして、乃木坂46、欅坂46につづく、グループを吉本でも作りたい、ということで吉本の芸人の皆さんにご協力をいただいて、吉本坂46を作りたいと思います。」と結成理由を明かした。 また、「吉本坂が、乃木坂、欅坂のように本当にあるかは分かりませんが、人気も上り坂、下り坂、いろいろあるように、きっと吉本坂にも坂があるのでしょう。ですから、吉本坂46、これをプロデュースしたいと思います。最強のグループを作りたいと思います」とコメント。今後、オーディションを経てメンバーを決定。東京ドーム公演や、紅白歌合戦出場を目指すという。 これに対しネットでは「吉本坂46っていったい…」「吉本坂始動?えっ?えっ?予想だにしてなかった!」「吉本46なら許せた吉本坂って…」「吉本坂の握手会行きたいw」「吉本坂46!? なんだそれ! 個人的にはあんまり組んで欲しくない感じもあるなぁ、、、でもやるなら本気でやってほしいな!」「吉本坂!? また新しい坂道できたのか男女問わないとかすげーなぁどんな感じになるんだろう」などの反応を見せている。
2018年02月21日2月21日、元SMAPの香取慎吾(41)が自身のTwitterを投稿。ネットショップ作成サービス「BASE」のテレビCMに出演すると報告した。 香取は「夢をあっさり現実にしましょう!!」というコメントとともに、BASEの公式アカウントをリツイート。BASEの公式アカウントには「香取慎吾さん出演のテレビCMがはじまります!」と明かされ、「BASEのオフィシャルメッセンジャーに香取慎吾さん@ktrsngofficalが就任されました!テレビCMも3月3日(土)より放映開始いたしますのでみなさんチェックしてくださいね〜!」というコメントとともに、香取の広告写真が掲載されている。 香取や元SMAPのメンバー草なぎ剛(43)、稲垣五郎(44)が開設しているファンサイト「新しい地図」の公式ホームページには、「より多くの方々に「BASE」を知ってもらい、全国のものづくりをしている方々を支援したいということから、自身でも絵画やオブジェの制作をする香取慎吾が「BASE」初となるオフィシャルメッセンジャーに起用された」と起用理由が明かされている。 これに対しファンは「CMおめでとうまたテレビで不意に会えるのがCMの楽しみだよ新オールフリーと共に応援してまーす」「テレビで会えるの嬉しい!!早く見たい」「慎吾君!CM決定本当にうれしいですおめでとう新しいCM決定おめでとー」「BASE様、慎吾を起用してくださりありがとうございますすみません、今までBASE様を知らなかったのですが慎吾がきっかけで知りました」「すごおい!慎吾ちゃんにぴったり!」「早速BASEをインストールしました!」と喜びや祝福の声が多く集まっている。
2018年02月21日「よかったときも悪かったときも、認めてくれたことを感謝したいと思っています」 2月19日、金メダル獲得後の会見で小平奈緒(31)は家族へ伝えたいことを問われこう答えた。今大会、500mで金メダル、1,000mで銀メダルに輝いた小平の母・光子さん(62)はこう語る。 「平昌に一緒に応援にきてくださった方々は、本当に喜んで頂いて、とてもありがたかったです。ただ、私にとっては、五輪でもどんな大会でも一緒。奈緒が楽しそうにスケートをしている姿をみているだけでいいんです。それは小さいときから同じです」 平昌の観客席から日の丸を身にまとう娘を観ても、光子さんが思い出すのは、ヨチヨチ歩きでスケート靴を履いて滑っていたあの日の姿だ。長野県茅野市に生まれた小平がスケートと出逢ったのは3歳のときだった。 「5歳と4歳年上のふたりの姉が小学校のスケートクラブに入ったんです。幼い奈緒を家に置いておくわけにもいかず、一緒にスケート場に連れて行ったら、ひとりで勝手に遊んでいました」 中学校では、学校でのスケート部の練習のあとに、車で1時間ほど離れた「宮田スケートクラブ」でも滑っていたという。そんな娘を光子さんは支え続けた。 「スケートクラブまでの片道50キロほどを毎日送迎していました。練習を終えて家に帰るのはいつも夜11時ごろ。それでも奈緒は、一度も弱音を吐いたことがありません。私も氷の上にいるのが楽しくて仕方がない奈緒を見ているのが楽しかった」 純粋なまでにスケートを愛する小平は高校卒業後、国立の信州大学教育学部に進学。 「大学卒業するとき、山梨県にあるスケートの強豪チームから誘いがあって、ずいぶん悩んでいましたが、長野県にとどまることを選びました。就職先がなくて、ようやく今も所属する『相澤病院』に決まるまでは、ニートになる覚悟も……」(光子さん) バンクーバー、ソチと2度の五輪出場を果たしたが、個人でのメダルには届かなかった。スポーツ紙記者が語る。 「小平が一気に世界のトップになれたのは、14年からのスケート大国のオランダでの“武者修行”が大きい。大好きな長野を離れ、食事や文化が全く異なるオランダの独り暮らしで、精神的な強さを身につけたのです」 母に支えられて追い続けたメダルを31歳でつかんだ小平。次なる夢は何なのか。光子さんはこう語る。 「(過去に教員になるという夢も語っていたが)教員免許はもっていますが、その時々で夢は変わっていっているのでしょう。将来的にはこうなりたいとか、今の時点ではそういう話はしていませんね。(結婚についても)前から“恋人はスケート”と言っていましたが、今もぶれていないようです。五輪のメダルは通過点とも話していますから、もう少し、氷の上で楽しむ姿を私に見せてくれるのかも」 ぶかぶかのスケート靴を履いていた時と同じ気持ちでーー。母は愛娘の活躍を見守り続ける。
2018年02月21日「我が家の教育方針は“きょうだい平等”です。だから、美帆が単独でメダルを取っても、姉妹でメダルをとるまでは喜べません。美帆には、1,000mの表彰セレモニーの会場で会いましたが、高揚感もなく次の競技にむけて淡々としていました」 と語るのは、スピードスケート女子1,500mで銀、1,000mで銅メダルを獲得した高木美帆(23)の父・愛徳さん(60)。美帆の2歳上の姉・菜那(25)は、今回の平昌五輪の女子5,000mに出場し、12位だった。さらに女子団体パシュートでは姉妹が日本代表の中心メンバーとしてそろって出場。娘たちへの精一杯の応援のせいか、少し荒れた声で愛徳さんが語る。 「8年前のバンクーバー五輪は、中学生だった美帆が代表入り。4年前のソチ五輪は菜那だけ出場。姉妹そろって五輪に出場するのは初めてです。これまでの五輪は、どちらかが出場できなかったから親としては複雑でした。今回は、何も考えずに、心の底から喜べましたし、思い切って声援を送ることができました」 スケートが盛んな北海道十勝地方・幕別町に生まれ育った菜那と美帆の姉妹は、小さいときから切磋琢磨してきた。 「スケートだけでなく、サッカーやダンスなど、菜那がやることはすべて美帆もはじめます。でも美帆は器用で運動神経がいいから、どれも姉を追い越してしまう。それが悔しくて、菜那は夢中に練習していました」(愛徳さん) 2人の恩師で、帯広南商業高校の東出俊一氏が語る。 「中学生の美帆が10年のバンクーバー五輪の代表になって、五輪選手に支給されるブレザーやウェアが自宅に届いたとき、菜那は悔しくて”全部燃やしてやろう”と思ったそうです。また応援にいったときも、心のなかで“転べ、転べ”と思っていたと。そんな嫉妬が菜那の原動力。美帆は感情を表に出さないタイプですが、14年のソチ五輪の代表から落選した瞬間、選出されて大喜びしている姉をすごい顔で睨みつけていましたね。あの落選で、姉のように強い思いが必要だと感じたようです」 高校を卒業後は、菜那は実業団に入り、美帆は日本体育大学に進学。それぞれ長野と東京で暮らしていた。ところが14年からナショナルチームの一員として、長期間にわたって強化合宿をするようなってから姉妹に変化があらわれたという。 「久しぶりに姉妹で一緒にいる時間があって、お互いの強みも弱点も認め合うようになったようです。とくに美帆は姉の影響なのか、今回の1,500mで銀メダルをとったあとにも“輝く景色を見てみたい”と、どん欲に感情を出すようになりました」(愛徳さん) 日本を熱くさせた姉妹だが、愛徳さんは淡々とこう語る。 「我が家ではスケートの話はしません。ふたりが競い合っているリンクとは違って、家のなかではリラックスさせたいですからね。だから、今回も、結果に関係なく“お疲れさま”というだけです」 実家に帰ってきた姉妹を、父は少しかすれた声で迎え入れるのだろう。
2018年02月21日(写真:アフロ) 「“がんばれ”という言葉がかけられないほど、この4年間を悲痛なまでにジャンプに注ぎ込んでいました。そんな張り詰めた生活のなかで、お化粧は唯一の気分転換。10代のころは、化粧が嫌いでしたから……。お化粧で運を引き寄せたのかもしれませんね」 と語るのはジャンプ女子で銅メダルをとった高梨沙羅(21)の祖母で、北海道上川町に住む豊子さん(74)だ。 “天才少女”として挑んだ14年のソチ五輪ではまさかの失速──。あれから4年、高梨は“プレッシャーに弱い”という汚名を返上し、平昌の表彰台で輝く笑顔を見せた。 体ももちろん成長したが、いちばん変わったのは顔に施されたメークの美しさだ。20歳になる少し前から本格的にメークをするようになった高梨。“顔と心はつながっている”をモットーに、「開運メーク」を提唱するメークアップアーティストの大野裕美子さんはこう評する。 「高梨さんは、メークアップで、理想の自分を表現することで、自信と勇気を手に入れ、平常心で競技に打ち込められているようでした。眉毛の毛流を一定方向に整えて目尻を美しく仕上げ、目標を成し遂げる強い意志を表現。アイラインを上手に入れて大きくした目は、ビジョンに迷いなく向かうメッセージが込められています」 テレビのインタビューで、「化粧をすることで、スイッチが入る」と語っていた高梨。見事、“開運メーク”でメダルを引き寄せた。 前出の豊子さんは応援で行った平昌からの帰国便がたまたま一緒になり、空港で高梨と会うことができた。 「06年9月に夫(沙羅の祖父)が亡くなったんですが、その直前に、10歳だった沙羅が“オリンピックでメダルをとるからね”と話していました。空港で会ったときに、沙羅を思わず抱きしめて“おじいちゃんとの約束を守ったね”と話したら、うれしそうに笑っていました」 開運メークに、亡き祖父……。さまざまなものに愛されて、高梨のジャンプはメダルまで届いた。
2018年02月21日ジャンプ女子で銅メダルに輝いた高梨沙羅(21)。 “天才少女”として挑むも、まさかの失速となった14年のソチ五輪。あれから4年、高梨は“プレッシャーに弱い”という汚名を返上し、平昌の表彰台で輝く笑顔を見せた。 そんな彼女の大きな飛翔には、ある“追い風”があったという。 「昨年10月に高梨さんがお参りにきたので“本番で必要な風を吹かせてあげて下さい”とご祈祷しました」 と語るのは、風の神(風神)を祀ることで知られる「龍田大社」(奈良県三郷町)の宮司・上田安徳さんだ。 ジャンプは風に左右される競技。向かい風だと飛距離がのびて有利になる。ソチ五輪では、高梨が跳ぶときに限って不利な追い風になっていた。 「それでも負けたことを風のせいには一切せず、“まだまだ努力しないといけないけど、やれることはすべてやってきた”と語っていました。“今はすべてを平昌にかけています”と、相当な覚悟をもっていることがひしひしと伝わってきました」 平昌では、彼女が跳ぶ番になると、ジャンプに有利な向かい風が吹いた。 「不思議ですよね。風の神さまが、高梨さんのために風を吹かせて下さったのでしょう」(上田宮司)
2018年02月21日それにしても世の中というのは悪口、陰口、批判に誹謗中傷、が溢れていますね。同じ職場や学校や地域にこういうのを好む人間がいると本当に面倒くさい。人間のストレスというのは結局、他人が持ち込んでくるものなんです。日本人一人一人はとっても優しいんですけど、集団になるとなぜか弱い者いじめが始まります。ちょっと目立つ人や自分と考えの違う人、マイペースな人、個性ある人を攻撃する傾向にあります。 ママ友の世界にも陰湿ないじめがあるというのをどこかで読んだことがありますけど、子供に影響が出ますから、やめてほしいな。まあ、無視するに限りますが、狭い世界でのこういういじめは単純に無視すればいいというわけにいかないから、困るんですよ。何より、我慢されている方々は辛いですね。関わらないようにしたいけど、関わらないわけにもいかないというのが本音でしょう。 悪口や陰口というのは私も相当に受けてきました。こういうものに勝つ方法は一つしかありません。負けないことです。私は対抗して悪口を言いません。なぜなら、いいですか?悪口、陰口、誹謗中傷というのは悪い言霊が宿っています。これらを日常茶飯事使う人間というのは邪気に蝕まれている。想像してみてください。陰で人を馬鹿にして楽しんでいる連中の横には悪魔がいます。ほっといても自滅するタイプなんですよ。私はそういう風に考えるようにしています。いずれ自滅する連中と喧嘩する必要ありますか? 私のことをぼろくそに言っていた人間が先ごろ、詐欺容疑で逮捕されました。別の人物は経営していた店の客足が遠のき、店が潰れました。神様はちゃんと見ていますし、何より悪口言い続けて健康に影響が出ないわけがありません。悪い言葉には邪気が宿っているのですから。 人に優しい善良な言葉だけを使うようにしてください。自分は絶対人の悪口だけは言うまい、と思うようになりました。学校や職場で悪口を言われているなら、ほっとけばいい。そういう人々は遅かれ早かれ自滅する。嫌な思いをしても一時期ですから乗り越えましょう。 どうしても乗り越えられない人には、「バリア発動」と「消えろボタン」をおすすめしています。バリアは子供の頃によくやりませんでしたか?あれです。バリア~、と叫んで自分の周りがバリアでガードされた気になるという。暗示力ですよ。悪口が聞こえてきたら小さな声で「バリア発動」と唱えてください。それでもすっきりしない場合は、自作の「消えろボタン」をかばんから取り出し、スイッチオン。すっきりすること請け合いですよ(笑)。 さて、今日は気分転換に美味しい一品、タピオカエキゾチックデザートのご紹介です。 材料4人分:ココナツミルク200ml、牛乳150ml、生クリーム50ml、砂糖50g、小さめのタピオカ18~20g、バニラビーンズ2分の1本。 盛りつけ用:生クリーム50ml、砂糖少々、お好みのフルーツやゼリー、ジャムなど適量。 まず、生クリーム以外の材料を全て小鍋に入れ、タピオカがやわらかくなるまで15~16分ほど加熱。そこに生クリームを加えてさらに2~3分煮込んだら、ボウルに移します。粗熱が取れたらラップをして冷蔵庫で冷やします。冷やしている間に砂糖を加えた生クリームを泡立てておきましょう。キンキンに冷えたら、最後に盛りつけ。タピオカミルクを器に注ぎ、その上から盛りつけ用生クリームをスプーンで落とし、その周辺に小さくカットした好みのフルーツやゼリー、ジャムなどを添えます。今回はゆず、しょうが、マンゴーのゼリーにしました。春が近づいてきましたね。悪口、陰口なんて気にせず、美味しいデザートを3時のおやつにどうぞ。 ボナペティ!本誌連載の料理をえりすぐったレシピ本『パリのムスコめし世界一小さな家族のための』も絶賛発売中です!
2018年02月20日女子アナといえば、私たちはいつも清楚で知的で明るく可憐な女性をイメージします。しかし最近は水卜麻美アナ(30・日本テレビ)を始め、庶民派と呼ばれる“親近感を押し出したタイプのアナウンサー”が増えるようになりました。 そこへ来て、最近“金沢の暴れ馬”と呼ばれる地方局のアナウンサー・馬場ももこアナ(26・テレビ金沢)が話題になっています。 彼女はもともと佐渡テレビジョンに所属していましたが、2015年にアナウンサーとしてテレビ金沢に入社。天真爛漫なキャラで人気者となり、今年に入ってから系列である日本テレビのバラエティ番組に出演し続けています。その女子アナらしからぬ下品で明るくノリの良いトークに、同業の女子アナたちからは「共演したくない」と、笑いとともになじられるほどです。 庶民派や私生活の切り売り、そしてフリーアナの大量出現と変革期にある女子アナ界隈。それに加えて下ネタも恋愛トークもなんでもOKというアナが出現したことで、女子アナという存在は今後どうなっていくのでしょう。■そもそも馬場ももこアナ台頭は女芸人のブームと同じ キャラの濃さは申し分ない馬場アナ。彼女が地上波番組出演の際、筆者は女子アナ界の変化が女芸人の変化と重なって感じられました。 もともと女性芸人というのはブスやデブ、モテないなど女性としてのコンプレックスを全面に押し出すもの。それに加えてカラダを張って笑いを取っていくスタイルが一般的でした。 しかし近年はブルゾンちえみさん(27)や平野ノラさん(39)、尼神インターの誠子さん(29)など“女芸人だけど可愛い”という新しい流れができています。 ブルゾンちえみさんなどは芸風とはいえ“イイ女”を演じており、女性ファンが多いのも新しい時代を感じさせますね。 彼女たちの従来の定番(ブス・デブ・モテない)とは真逆をいきつつ、笑いを取っていくというギャップで攻めるスタイル。これは馬場ももこアナも、同じことをしているように思えるのです。 本来清楚で知的なイメージの女子アナだけど、可愛さそのままに下ネタも恋愛トークもなんでもOKというギャップの掛け合わせで魅せる。図式としては、同じといえます。 ■女子アナという存在は、今後どうなっていくのか もともと庶民派の土壌を作ったのは水卜アナや有働由美子アナ(48・NHKテレビ)でした。そして馬場アナのような芸人やタレントに食い込む女子アナに需要があることがわかった今、女子アナというブランドはどうなっていくのでしょう。 すでにタレントがアナウンサー、芸人がコメンテーターなど役割の垣根がなくなっていきています。女子アナも今後は、タレントや芸人としての役割をより求められるのは間違いないでしょう。その中で馬場アナのようなぶっちゃけアナが、他にも台頭する可能性もあります。 でも女子アナがよりタレント化するなら、そろそろ「芸人の女子アナウンサー」が出てきてもおかしくありません。 すでに男性であれば、くりぃむしちゅーの上田晋也さん(47)やピースの又吉直樹さん(37)もキャスターとして活躍しています。 ちなみ元アナウンサーで女芸人という人はピン芸人の小林アナ(サンミュージック)などが存在しますが、女芸人からのアナウンサーは思い当たりません。 インテリ女芸人やブルゾンちえみさんのような美声の女芸人が増える今、アナウンサーという知的で聡明で希少な価値も実は大きく揺らいでいるといえるのです。
2018年02月20日