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ソロはもちろん、グループとしても各テレビ局から引っ張りだこの関ジャニ∞。現在の冠番組数はジャニーズ最多の4本。音楽、トーク、グルメとジャンル問わず視聴者を楽しませる関ジャニ∞のテレビ力の秘密とは?番組収録に密着すると、その答えが見えてきた! 大勢の関係者が見守り緊張感がただようなか始まった『ペコジャニ∞!』(「TBS系・10月30日22時スタート」初回収録。MCを務める村上信五(35)は、番組台本に書かれた味気のないゲストとの数行のやりとりを、相手の近況などを尋ねつつ見事にふくらませていく。 そこには常に笑いが巻き起こり、“出演者紹介”だけでもトーク番組として成立するのでは?と思うほどの盛り上がり。メンバーは、豪華ゲスト陣をたてるように、前へ出すぎず、村上のフリに答える形で、要所要所に笑いを生み出していく。その姿勢からは「村上に任せておけば大丈夫」という揺るぎない信頼関係が感じられた。 番組は毎回1つのメニューを、芸能界の食通から2組とメンバー2人による合計3組がおなかをすかせた“ペコラー”にプレゼン。最後に行われる投票で最も支持を集めたメニューを選んだ人が“勝者”となり、実食できるというもの。 横山裕(36)、安田章大(33)が漁船でイカ釣りに出かけたVTRを見て「2人が汗水たらして釣る姿に胸を打たれました」と丸山隆平(33)。そんな“メンバー愛”あふれるコメントに現場の空気はほっこり。安田は、自身が釣ってきたイカの素晴らしさを紹介した直後、そのイカを乱暴に放り“ヤスのおかしさが出た”とスタジオは爆笑。誰も想像しないボケ(?)をくり出すトッピさに脱帽。猛者ぞろいのゲスト陣とのやりとりが暴走&ヒートアップ中に「僕ら(横山、安田)見えてます?」と冷静なツッコミで爆笑を誘った横山。一言で流れを変える言葉選びはさすが。 豪華なイカの登場で盛り上がる中、大倉忠義(32)は「(肝心の)麺を見ないと」と冷静に指摘。今までの特番回では「場の空気を読んでいたら食べることができた」そう。今回もその観察眼が光る。対決の勝敗が決定したところで「審査員に比べ、観客席のお客さんの票が偏ったのが気になる」と、錦戸亮(32)が分析。その言葉から客席に感想を求める台本にない展開が生まれた。「自分が食べたいものをずっとオシ続けようと思います!」と語ったのは渋谷すばる(36)。何が選ばれるかを予想せず、あくまでも自分に響く一品を選ぶブレない姿勢が彼の持ち味だ。 収録後、今後の抱負を彼らに尋ねると、「やらせをしない!」との村上の答えに一同がうなずく。この番組に限らず、個性のバラバラな7人ながら全会一致のこのバランスが、見るものをとりこにする関ジャニ∞のテレビ力の秘密なのだろう。
2017年10月30日小児病棟のベッドに横たわる優しい犬、ベイリーは、病気と戦う子供たちを元気づける“ファシリティドッグ”。病院内で愛玩されるペットではなく、“医療スタッフ”の一員という位置づけの使役犬だ。日本にはまだ2頭しかいないファシリティドッグが、重病の子どもたちを笑顔にしているーー。 藤田いろはちゃん(6)は4歳のとき、静岡県立こども病院に入院した。急性リンパ性白血病だった。母親のみどりさん(39)が言う。 「骨が浮き出るほどガリガリに痩せて、入院時には20キロ以上あった体重も15キロまで落ち、車いす生活になりました。でも、いろはは我慢強くて、泣き言を言わなかった。ほかのお子さんのように、私が夜、家に帰るときも『行かないで』と泣いたことすら一度もありませんでした」(みどりさん) ところが、入院から半年後のこと。白血病でもっともつらい治療の1つとされる、骨髄に針を刺して薬剤を注入する骨髄穿刺の直前だった。いろはちゃんは「さわらないで!あっちに行って!!」と爆発した。 「突然、感情を大爆発させたんです。主治医の先生に対しても治療拒否のストを起こし、過呼吸になるほど泣き叫んでは、大好きなぬいぐるみまで投げつけて……」(みどりさん) みどりさんは困り果てた。そこに、やってきたのがファシリティドッグのヨギ(ゴールデンレトリバー・オス・7)だった。ベッドのいろはちゃんの脇まで行き、ストンと腰を下ろすと何事もなかったかのようにそっと寄り添い、上目づかいで見上げる。 みどりさんは、いろはちゃんに「ヨギは、どんなときも、一緒にいてくれるって」と言った。すると、いろはちゃんはヨギの体をギュッと抱きしめ、「わたし、がんばる」と答えたのだった。この出来事で、みどりさんは大きなことを学んだという。 「ヨギのおかげで、いろはは半年間抱えていた不安をやっと吐き出せたんです。私は、『うちの子はがんばり屋だから』と思い込み、いろはの気持ちを表現させてあげられなかった。つらいときは娘も私もヨギやスタッフのみなさんに『助けて』と言っていいんだと気がつき、すっとラクになりました」(みどりさん) その後もヨギは、病室を毎日訪れた。 「うちの子は麻酔が効きにくい体質で、痛みを伴う治療中に麻酔が切れかかることも多かったそうです。そんなときも、隣にヨギがいてくれました。いろははヨギの姿を認めて、『ヨギ~、ヨギ~』とつぶやきながら再び眠りにつくこともありました」(みどりさん) 一緒に遊んだり、治療時にそばにいるだけでなく、ファシリティドッグは歩行訓練や運動療法に付き添ったり、ときには手術室に一緒に入ることもある。ハンドラーで、小児がんや重い病気と闘う子どもたちの「心のケア」のための活動を行う認定NPO法人『シャイン・オン・キッズ』に所属する森田優子さん(36)は語る。 「手術室の手前の待合室で、ベイリーと私と一緒に待っていたお母さんが、ベイリーにすがりながら涙されたことも。初めて感情を吐き出せたんですね。ファシリティドッグの役目の半分は、親御さんのためという実感があります」(森田さん) ファシリティドッグは今日も重病の子どもの、そして疲労と不安に押しつぶされそうな親たちの、笑顔を取り戻している。
2017年10月30日病室に、ゆったりとした足取りでゴールデンレトリバーのベイリー(オス・9)が入ってきた瞬間、退屈そうにベッドに横になっていた庄司蒼くん(10)は満面の笑みを浮かべた。神奈川県立こども医療センターの小児病棟。塞ぎがちなわが子を心配していた母の智子さん(42)もつられて笑う。 「突然の入院生活に落ち込んでしまって。蒼は私がどんなにすすめても、棟内のプレースペースにも行かず、病室から出たがらなかったんです」(智子さん) 入院から数日後、犬を指揮するハンドラーの森田優子さん(36)に連れられて、初めてベイリーがやってきた。最初は、おずおずと視線を向けるだけの蒼くんだったが、やがてベイリーがとても人なつこく、おとなしいことがわかると、ベッドの上で遊び、添い寝もしてもらった。翌日からは、朝の診察を終えると、ベイリーを待ちきれない様子だった。 「『ベイリー、早く来ないかな。ベイリーをお迎えに行きたい』とせがむようになり、気付いたら、車いすで病室の外に出てました(笑)。ベイリーが一緒だとごはんもよく食べてくれます。蒼は難しい病気で薬も多いのですが、かんばって飲むようにもなりました。でもまさか病棟に犬がいるなんて、正直、私も驚きました」(智子さん) 純白の毛並みが自慢のベイリーは、日本第1号のファシリティドッグ。医療現場で活動する使役犬だ。病室内で愛玩されるペットではなく、“医療スタッフ”の一員という位置づけで、パートナーでもあるハンドラーと一緒に、毎日、病院に通勤している。 子どもたちの入院が長引く場合は、早朝から深夜まで付き添う家族の心身の負担も大きくなる。 「蒼の入院生活は半年に及びました。当初の蒼は落ち込みがちで、そんな子どもを見ているのがつらくて、付き添っている私まで前を向けなかった。だから、ベイリーには救われました。なんといっても、あの存在感!ベイリーがいてくれるだけで、どんよりした病室の空気がかわるんです」(智子さん) ’10年1月、ハワイのトレーニングセンターでハンドラーの訓練を受けた森田さんが静岡県立こども病院にベイリーと共に着任して、日本での最初の活動例となった。オーストラリア生まれのベイリーは、盲導犬や介助犬を多く輩出した“家系”に生まれた。生後半年から同じくハワイで訓練を受け、1歳になるころに日本へやってきた。 「おっとりした犬だなぁ、というのが第一印象。日本初の試みで不安もありましたが、このコとなら、うまくやっていけると思いました」(森田さん) 静岡県立こども病院で2年半勤務したあと、ベイリーと森田さんは神奈川へ。 「神奈川のこども医療センター近くのマンションで、私とベイリーは“二人暮らし”をしながら、平日の10~16時に小児病棟に通う毎日。1日平均15人の子どもたちの病棟を訪問します。病院以外では、ベイリーは私のふつうの家族。“オフ”にはお散歩したり、ビーチに遊びに行ったりして過ごしていますよ」(森田さん) 一緒に遊んだり、治療時にそばにいるだけでなく、ファシリティドッグは歩行訓練や運動療法に付き添ったり、ときには手術室に一緒に入ることもある。 「手術室の手前の待合室で、ベイリーと私と一緒に待っていたお母さんが、ベイリーにすがりながら涙されたことも。初めて感情を吐き出せたんですね。ファシリティドッグの役目の半分は、親御さんのためという実感があります」(森田さん) 森田さん自身が、家族の話相手になることもある。4年以上の医療現場での臨床経験は、ファシリティドッグのハンドラーの条件の1つで、森田さんも看護師として5年間勤務した経験がある。家族の要請があるときには、子どもの看取りの場面に、ベイリーが付き添うこともあるという。病院にとっても、ベイリーは大切な医療スタッフという位置づけだ。 「ベイリーがいると子どもたちが苦手な採血をがんばれるので、最近では先生のほうがベイリーの訪れる時間に合わせて採血することもあります」(森田さん) 医療現場でのこんなデータもある。 「手術後の1~3日間に1回でも犬と接した子どもは、身体・精神的な痛みの割合が低下する」(米チルドレンズホスピタル・サンディエゴ) だが、日本では導入から7年がたってもファシリティドッグの認知度は低い。活動犬はわずか2頭のみ。アメリカでは年間50頭近い育成例がある。 「理解不足や経費の問題もあると思います。感染症の問題も指摘されますが、これまで感染事故はゼロです。『病院にファシリティドッグがいるのが当たり前の社会』が私たちの目標です」(森田さん) この9月には、3頭目のアニー(ゴールデンレトリバー・メス・1)がファシリティドッグとして着任し、森田さんのもとでベイリーと共に訓練を始めた。来春にはいよいよ、東京都の公的病院への導入が予定されている。
2017年10月30日『プラネット・テラー in グラインドハウス』のローズ・マッゴーワン(写真:Everett Collection/アフロ) 長年ハリウッドを牛耳っていたハーヴェイ・ワインスタインのセクハラスキャンダルが露見してからひと月以上。未だに彼の悪行を告発する声が後を絶たない。その手口は共通しており、駆け出しの新人女優を「打ち合わせ」と称してホテルの部屋に呼び出し、マッサージを強要。合意を装って性的関係を結び、いくばくかの口止め料と映画出演と引き替えに沈黙を強いるという非常に卑怯なものだった。 セクハラの域を超え、レイプされてしまった女優も既に何人か名乗り出ている。そのうちの1人、ローズ・マッゴーワンが9月に「レイプについて黙っていれば100万ドル(約1億千万円)支払う」という申し出を受けていたことをTIMES紙に明かした。 マッゴーワンは『プラネット・テラー in グラインドハウス』(2007)で、ゾンビに食いちぎられた太腿の下に義足代わりにマシンガンを装着して戦うセクシーダンサーを演じ、世界的に知名度を上げた。しかし、彼女がこの役を獲得した裏には、ワインスタインによる“買収”があった。ワインスタインにレイプされるも、映画出演と10万ドル(約,1100万円)の和解金を差し出され、黙らざるを得なかったのだ。 TIMESによると、今年9月に記事が出ることを知ったワインスタインは、弁護士経由でマッゴーワンに連絡を取り、100万ドルと引き替えにレイプの事実を隠し通すよう依頼したという。 「あいつをじわじわ苦しめてやりたくて、600万ドルじゃないと応じない、と返答したけど、その後に『もううんざり。あんたのお金なんか欲しくない』って言ってやったの」。 『プラネット・テラー in グラインドハウス』では、マッゴーワン演じるダンサーが自らをレイプした男を惨殺するシーンがある。この作品を監督したロバート・ロドリゲスは、当時マッゴーワンと交際しており、このシーンをワインスタインへの意趣返しとして撮影したと先週Variety誌に語っている。
2017年10月30日「植物観賞って新鮮ですね。特に食虫植物に興味が湧いて。虫を捕るところを見てみたいなぁ……」 本誌『旬男撮り下ろしシリーズ・デートしようよ』撮影で訪れた新宿御苑内の大温室でそう話すのは、俳優の戸塚純貴(25)。AmazonプライムのCMで、おばあちゃん思いの孫役を演じたことで話題になった。 「自分でデートを計画するなら、車が好きなのでドライブしながら行ったことのないサービスエリアを巡りたい。土地によって特色があって面白いんですよね」(戸塚・以下同) そんな、彼の理想の女性とはどんなタイプなのだろう? 「理想の女性は、気が強くて芯がある人。年齢は関係ないけど、大人の考えを持った人が好きだから年上がいいかな。年をとるにつれて母親のような人に引かれるという話を聞いたことがあるんですけど、最近それがわかるようになってきて。一歩先の気遣いをされるとキュンとしちゃう。理想を言えば、ご飯を作ってもらって、僕の好みの調味料がさりげなく添えてあったりすると、これがデキる女か!って」 放送中の『痛快TVスカッとジャパン』(フジテレビ系・月曜19時57分~)ではイラッとする彼氏役などで人気のカズピコを好演。来月から全国公演となる舞台『スマートモテリーマン講座』では主人公を演じる。 「今年の笑い納めしたい方はぜひ、舞台『スマートモテリーマン講座』にお越しください」
2017年10月30日「議員バッジを着けると、やはり身が引き締まるものですね。劇中で使われる選挙ポスターを撮影するとき、若手議員の熱を握り拳でアピール。清々しい笑顔を心がけました」 そう語るのは、新・月9ドラマ『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』(フジテレビ系)で市議会議員・岡本遼を演じる千葉雄大(28)。NHKの連続テレビ小説『わろてんか』では、葵わかな演じる主人公の兄・新一を好演。病死後、“新一ロス”が視聴者に広がった。今作で披露するのは、イケメン議員の凛々しいスーツ姿。 「岡本は、表層的には爽やかですし、利権が蠢く会派の中でも上手に立ち回る切れ者。その背景には、父親の借金で夜逃げ同然で街を去ったという過去があって。単なる勝ち組ではない。苦労してはい上がってきた人間の葛藤や切なさをふとした瞬間の表情で表現できたらと思っています」(千葉・以下同) 新米ママさん市議・佐藤智子を演じる篠原涼子をはじめ、同期議員を演じる面々は、トレンディエンジェルの斎藤司や前田敦子など個性派ぞろい。 「篠原さんのむちゃぶりがすごくて。撮影中、台本にはないことを突然、『千葉くん、やって!』って言ってこられるので、怖くておびえています(笑)。その最大のターゲットは斎藤さんなんですが、2人のやりとりが面白い。篠原さんのアドリブに斎藤さんも必死に食らいついて。本職の笑いのエッセンスをお芝居に生かしていると思います。僕はまだ、篠原さんへの対応力が未熟で。目下、勉強中です!」 最後に、“市政エンタテインメント”と銘打った本作の見どころを! 「政治の話ですが、とてもわかりやすくて面白い。メディアで報じられている社会問題も、即解決といかないさまざまな事情があることを、僕自身、このドラマを通して知りました。いつ何が起きるかわからないこの時代、人生の指針になる作品だと思います」
2017年10月30日TBSの吉田明世アナウンサー(29)が10月29日、進行役を務める同局の「サンデー・ジャポン」の生放送中に体調不良を訴え途中退席した。 それまで通常通り進行していた吉田アナだが、番組中盤の午前10時40分ごろに突然言葉を詰まらせた。異変を察知した爆笑問題の田中裕二(52)が「大丈夫ですか?座って、座って」と気遣い、吉田アナは椅子に腰を下ろして「すいません」と苦しそうな表情。そこでVTRに切り替わり、吉田アナは退席することとなった。 「TBSは体調不良の理由を貧血と説明しています。吉田アナは昨年10月に結婚しているため妊娠の可能性もささやかれていますが、いずれにせよ心配の声があがっています」(芸能記者) 吉田アナは同番組や平日朝の情報番組「ビビット」など5本にレギュラー出演しながら、TBSラジオ「たまむすび」の曜日レギュラーも担当。かなりのハードワークをこなしている。そして仮に体調不良で番組を休んだとしても、なかなか“代役”がいないのが同局の現実だという。 「吉田アナはエース級なので、担当しているのはそれなりの経験がないとこなせない番組ばかり。小林麻耶(38)、青木裕子(34)、田中みな実(30)ら将来のエース候補が相次いで退社してしまったため人材難。若手も順調に育ってきていますが、まだまだ彼女の代役をつとめられる人材はなかなか見つかりません」(TBS関係者) 吉田アナを“脅かす”ような女子アナの台頭が待たれる。
2017年10月30日その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の“霊がよく見える”ピン芸人・シークエンスはやとも(26)。『ポップな心霊論』は、彼が人生で見てきた霊たちや霊現象などを紹介していくコラム連載! 【モテる人には生き霊がたくさん憑いています】 世の中にはモテる人とモテない人がいます。実は僕、その人をひと目見ただけで、モテるかモテないか、見分けることができるんです。何人かいっせいに見てモテ度をランキング付けすることもできます。 方法はとても簡単で、その人に憑いている生き霊の数を数えるだけ。人の生き霊って、好意を持っている人にくっついて行っちゃうんです。だから、たくさん生き霊がくっついている人ほどモテる、というわけ。 死んだ人の霊や恨みを持った生き霊が憑いていると、体に悪影響がありますが、好意的な生き霊であれば心配は無用です。 この話をすると必ず「どんな人が憑いてますか?」って聞かれるんですが、残念ながら顔を識別することまではできないんです。というのも、正確には完全な生き霊というわけではなく好意の「念」のようなものだから。ただ、男女の違いは認識することができます。 だから、その人の性的嗜好がわかることも。この間、よしもとの養成所を卒業したばかりの新人の男のコと会う機会があったんですが、周りにいる生き霊の数が半端じゃない。さらに、男も女も、同じくらい憑いていたんです。 たまに、友情の念が強すぎて憑いてしまうこともあるんですが、彼の周りにいるのは見るからに恋愛のそれでした。さりげなく相方のコに聞いて見たら、案の定、その彼は「男女両刀」だそうです。 かなり精度が高い僕のモテ度判断。霊能力のポップな使いみちのひとつです。
2017年10月29日「何か世の中のためになることをしたいと昔から考えていたので、無謀なチャレンジとは思いませんでした。むしろ、このままやりたいこともやらずに死んだら私の人生はつまらないと思う気持ちが強かった。特別なことなど何もしていません。ただただ、やりたいからやっただけなのです」 そう語るのは、東アフリカの子どもを救う会「アルディ・ナ・ウペポ」代表・吉田千鶴さん(92)。吉田さんは、アフリカの子どもたちを救うために命を懸けて活動を続けてきた。 アフリカ東部の国・ケニアのマサイラマ国立保護区。国境を挟んで広がるタンザニアのセレンゲティ国立公園を含めた面積は、四国ほどの広さになる。広大なサバンナに生息する動物は数百万頭を数え、野生動物の楽園と呼ばれる。 1990年9月。当時65歳だった吉田千鶴さん(92)は、アフリカの動物愛護活動をする長男の愛一郎さんに頼まれ、支援物資を届けるためケニアに降り立った。夕暮れ時、保護区に足を踏み入れると、地面を蹴り上げる地鳴りのような音が聞こえてくる。あたりを見渡すと、ヌーの大群がサバンナを疾走していた。 ヌーやシマウマなどの草食動物は、餌となる草を求めて季節ごとにケニアとタンザニアの大移動を繰り返す。その数およそ200万頭。吉田さんが見たのはまさしくその光景だった。圧倒的な自然に出合った吉田さんは、いままで経験したことのない不思議な感覚に見舞われる。 「真っ赤な夕日をバックに、見たこともないような多くの動物たちがタッタッタッタッとひたすら大地を走り抜けていくのです。それを見て、表現できないような大きな力を感じました。誰かに『いま、あなたがやるべきことをやりなさい』と言われているような気がしたのです」(吉田さん・以下同) 数日前、ケニアの首都ナイロビでショックを受ける光景を見た。町を歩くと、おびただしい数のストリート・チルドレンがいる。いたるところで旅行者や外国人にまとわりつき、物乞いをする幼な子たち。近くで、荷物をひったくるよう指示する親もいた。初めてのアフリカ訪問で目にした悲惨な光景に、胸を痛めた。 「バブル期の余韻が残る当時の日本で、こんなにも貧困にあえぐ子どもたちを見たことがありません。生きるために子どもが略奪までしないといけない。『なんとかして助けたい』。心に浮かんだのはそれでした。だからマサイラマで何かに突き動かされるような気持ちになったとき、私がやるべきことはあの子どもたちを助けることだと確信したのです」 吉田さんの支援活動はそこから始まった。東アフリカの子どもを救う会「アルディ・ナ・ウペポ」(スワヒリ語で「大地と風」)を作り、’94年、ケニアに児童養護施設「グリーニッシュハウス」を、’95年には職業訓練所を作る。 「ハウスの空き地に畑を作って男の子には農作業、女の子にはビーズやカード、ソープストンという天然石を使った飾り物づくりを教えました。収穫物や作品は販売し、その売り上げを子どもたちがハウスを出るときに、支度金として渡すのです」 その後、ケニアの西隣にあるウガンダで、反政府ゲリラに誘拐される子どもたちを守るためのシェルターと職業訓練所を設置。 「ウガンダの子どもたちは昼間、草むらに潜み、夜になると誘拐されないような場所に列をなして避難してくる。幼い子たちが民家の軒先や駐車場で寝ている姿を見て、どうしても屋根のある寝場所を作ってあげたくなりました」 その際、所持金の約2,000ドル(約22万円)を子どもたちを支援していたウガンダの青年に渡した。有り金すべてを使ってしまったため、ケニアに帰るための交通費もない。宿泊したホテルのオーナーに事情を説明してお金を借り、ようやく飛行機に乗ることができた。 アフリカの子どもを救ってきた吉田さんだが、90歳を過ぎたいまも、まだまだ現役で活動を続けている。現在、吉田さんは神奈川県座間市の自宅などで過ごしながら、都内で開かれるアルディ・ナ・ウペポのミーティングに顔を出す。悪くした足を治療中のため、ここしばらくアフリカへは行けていない。現地のことはアルディ・ナ・ウペポの仲間に任せているが、治癒したらまたウガンダへ行きたいと語る。 「少しでも余裕のある人がそうでない人に振り向けること。そこに上下関係はありません。足りない部分を補ってともに生きられればいい。ケニアやウガンダでは、たまたま私が支援できる立場にいただけです。むしろ、自分がやりたかったことをやらせていただけたことに感謝しなくてはいけないと思っています」
2017年10月29日アフリカ東部の国・ケニアのマサイラマ国立保護区。国境を挟んで広がるタンザニアのセレンゲティ国立公園を含めた面積は、四国ほどの広さになる。広大なサバンナに生息する動物は数百万頭を数え、野生動物の楽園と呼ばれる。 1990年9月。当時65歳だった吉田千鶴さん(92)は、アフリカの動物愛護活動をする長男の愛一郎さんに頼まれ、支援物資を届けるためケニアに降り立った。夕暮れ時、保護区に足を踏み入れると、地面と蹴り上げる地鳴りのような音が聞こえてくる。あたりを見渡すと、ヌーの大群がサバンナを疾走していた。 ヌーやシマウマなどの草食動物は、餌となる草を求めて季節ごとにケニアとタンザニアの大移動を繰り返す。その数およそ200万頭。吉田さんが見たのはまさしくその光景だった。圧倒的な自然に出合った吉田さんは、いままで経験したことのない不思議な感覚に見舞われる。 「真っ赤な夕日をバックに、見たこともないような多くの動物たちがタッタッタッタッとひたすら大地を走り抜けていくのです。それを見て、表現できないような大きな力を感じました。誰かに『いま、あなたがやるべきことをやりなさい』と言われているような気がしたのです」(吉田さん・以下同) 数日前、ケニアの首都ナイロビでショックを受ける光景を見た。町を歩くと、おびただしい数のストリート・チルドレンがいる。いたるところで旅行者や外国人にまとわりつき、物乞いをする幼な子たち。近くで、荷物をひったくるよう指示する親もいた。初めてのアフリカ訪問で目にした悲惨な光景に、胸を痛めた。 「バブル期の余韻が残る当時の日本で、こんなにも貧困にあえぐ子どもたちを見たことがありません。生きるために子どもが略奪までしないといけない。『なんとかして助けたい』。心に浮かんだのはそれでした。だからマサイラマで何かに突き動かされるような気持ちになったとき、私がやるべきことはあの子どもたちを助けることだと確信したのです」 アフリカの子どもたちを救うために「命を懸けて活動した」という吉田さんの支援活動はそこから始まった。東アフリカの子どもを救う会「アルディ・ナ・ウペポ」(スワヒリ語で「大地と風」)を作り、ケニアに児童養護施設と職業訓練所を作る。 その後、ケニアの西隣にあるウガンダで、反政府ゲリラに誘拐される子どもたちを守るためのシェルターと職業訓練所を設置した。気がつくと90歳を過ぎていたが、まだまだ現役で活動を続けている。 「何か世の中のためになることをしたいと昔から考えていたので、無謀なチャレンジとは思いませんでした。むしろ、このままやりたいこともやらずに死んだら私の人生はつまらないと思う気持ちが強かった。特別なことなど何もしていません。ただただ、やりたいからやっただけなのです」 いま、吉田さんの目は日本国内の貧困にも向けられている。 「シングルマザーで生活が苦しい人が日本に増えてきました。海外よりも日本が大変な状況になっている。次は日本の子どもたちを助ける番です」 貧困にあえぐ子どもたちの涙は見過ごせない。そのために自分のできることを精いっぱいやる。吉田さんの支援活動はまだ続いていく。
2017年10月29日竹内涼真(24)が出演するドラマ『陸王』(TBS系)のロケが10月上旬、埼玉県内のグラウンドで行われていた。 『陸王』は役所広司(61)演じる老舗足袋業者の社長が、ランニングシューズ制作に挑戦するストーリー。15日放送の初回視聴率は14.7%と好スタートを切った。そんなドラマ人気を表すかのように、ロケも盛況。夕方4時前。ロケバスがグラウンドに横付けされると、すでに女性ファンの人だかりが。お目当てはもちろん、竹内だ。 スタッフが「携帯やカメラはしまってください。絶対に撮らないでください!」と声を上げるなか、出演者がバスから降りて建物へと入っていく。だが竹内が姿を見せると、注意をかき消すほどの「キャー!」という大きな歓声が。里々佳(22)との熱愛が報じられたばかりだが、ファンたちの熱気は冷めるどころかますますヒートアップしているようだ。 グラウンドでは竹内が入念なウォーミングアップを始める。しばらくして短パン姿になると、カモシカのような細くて鍛え上げられた足が!それもそのはず。もともとプロサッカー選手を目指していたものの、高校時代にケガで挫折した経験がある竹内。今回の役はケガに苦しむランナーだけに、並々ならぬ熱意で撮影に臨んでいたのだ。 「竹内さんは5月から約半年間、青山学院大学の陸上部でトップ選手たちと混ざって練習していたんです。青学の名将・原普監督(50)も遠慮せず、『君はサッカー選手の体型。長距離選手の身体にならないとダメだ!』と叱咤していました。そこで竹内さんは、共演者で箱根駅伝出場経験もある和田正人さん(38)に相談。『選手はどうやって体重を絞っているんですか?』などと熱心に聞き、減量にも臨んだといいます」(番組スタッフ) ドS肉体改造で、原監督も認める『陸王』仕様の長距離ランナー体型に。10月7日に放送された『オールスター感謝祭』(TBS系)では、周囲を驚かせる一幕があったという。 「竹内さんは番組名物の赤坂5丁目ミニマラソンに出場しようとしていたんです。でもケガしたら、撮影が止まりますからね。周囲の説得で諦めてくれましたが、最後まで『自分で走りたい』と言っていました。それほど思いは強いようです」(前出・番組スタッフ) この日も50mほどの距離を何度も走ると、ファンから「カッコいい~」とため息が。真剣な表情で練習を繰り返していく竹内のボルテージに呼応するかのように、ファンは増加。最終的に200人以上にまで膨れ上がっていた。竹内フィーバーはしばらく続きそうだ。
2017年10月29日今やすっかりテレビで見る顔ぶれも変わったハーフタレントたち。その先鋒が、ぶっちゃけ話や嚙みつきキャラでおなじみのダレノガレ明美さん(27)です。 もともと何にでも食らいつくトーク力が印象的でしたが、最近は自身の恋愛話や嫌いなタレント暴露など“きわどいラインのぶっちゃけ”が続いています。ついに先日は出演したテレビ番組で、最近噂されていた130万円するという家賃について言及。そこから現在の年収は約6,000万円ほどであることも明らかにし、世間の驚きを呼んでいます。 彼女のような売れっ子タレントで6,000万円とは、やっぱり芸能界って夢があるなーとしみじみ感じます。同時に最近はぶっちゃけ度合いの過激さに、若干の不安を覚えます。なぜなら“ぶっちゃけ系キャラ”は、長く見れば消えるか方向転換するかしか選択肢がないからです。 ■ “ぶっちゃけ”が尽きた時におきること “ぶっちゃけトーク”というコンテンツは初見度や衝撃度が高ければ高いほど注目されるため、テレビの視聴率が苦しいなかでは便利な企画として成立しています。しかし最近では”ぶっちゃけトーク”が乱立しすぎた結果、「因縁対決」「嫌いな人暴露」「年収公開」など、より内容が過激になる傾向があります。 一見タレントとしての売り方として有効に思えますが、実はそこには落とし穴が。それは”ぶっちゃけネタ”が尽きたと同時に、需要も尽きるという点です。たとえば最近でいえば業界人モテ自慢をぶっちゃけていた芹那さん(32)や、狩野英孝さん(35)との熱愛を暴露し出現した加藤紗里さん(27)。彼女たちも暴露内容がつきると同時に、画面で見かける機会は減っていきました。 ダレノガレ明美さんの場合は暴露する内容が「嫌いな人」「過去」「年収」などジャンルが広いため、お二人よりも息が長い印象があります。しかしそれでも過去と比較すると、収入の話をし始めたのはかなりネタ切れ感も覚えます。 ちなみにお金よりもっと過激な暴露をもとめると、次に考えられる内容は「ベッドの中でのぶっちゃけ」です。自身の性癖や過去の男性とのセクシャル暴露。多くの人が気になる話題ではあります。しかしそれはイメージをガラッと変えてしまうと同時に、草刈正雄さん(65)の長女でモデルの紅蘭さん(28)とのキャラ被りという損までついてくる。手を出すメリットはなさそうです。 ■ぶっちゃけキャラの生き残る道は1つ 過去にさまざまな”ぶっちゃけキャラ”がいたこの芸能界。消えていく人と生き残る人がいるわけですが、生き残る人は100%といっていいほど早い段階でキャラチェンジを図っています。もちろん長く芸能人で生き残っている人は、皆さん何かしらのキャラチェンジやポジションチェンジをおこなっているもの。ただ”ぶっちゃけキャラ”は賞味期限が早いため、そのタイミングも極端に早いのです。 最近では浅田真央さん(27)の姉・浅田舞さん(29)が妹との”ぶちゃけ”で地位を築きあげましたが、現在は身体能力を生かした俳優やタレント業で人気を確立させています。また愛人キャラとして壇蜜さんの後を追いかけていた橋本マナミさん(33)も、最近は女優業を始めとした女性意識戦略にシフト。「こんなキャラだから、逆にモテない」と不器用女子な発言を目にします。 このように見ていくと普段意識することはない”ぶっちゃけ”というコンテンツも、成功例には巧妙な戦略が練られていることがわかります。ダレノガレ明美さんの場合は、いったいどこへ向かっていくのが良いのでしょう。 ■お手本となる女性、それは…… 一時は「巨人好き」を公言、野球キャラを推していダレノガレ明美さん。しかしその路線も、タレントの稲村亜美さん(21)にサラリと奪われてしまっています。現在はなかなか”ぶっちゃけ”以外に突出したコンテンツがない気もしますが、お手本となる人物が存在します。それは、実業家としても成功しているモデルの梨花さん(44)です。 今でこそオシャレママモデルのトップに君臨する彼女ですが、もともとタレントとして知名度を上げたのはバラエティ番組『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)。そこで”ぶっちゃけキャラ”として突っ走ったことがキッカケでした。 当時は実は隠れ巨乳であることや(しかも美乳)、恋愛での失敗続きを暴露。お茶の間の笑を生み出していました。しかしある時期からバラエティ番組に一切でなくなった梨花さん。それと同時に本業であるモデル業へ立ち戻り、実業家としての成功へと歩み始めているのです。 モデルとしての美貌とスタイルはすでに持ち合わせているダレノガレさんもこうしてみると、わざわざテレビに固執する理由はあるのでしょうか。 誰かに噛みつくということは、「注目される誰か」が存在して初めて成り立つ立場です。何がやりたいのか、何が言いたいのか。当たり前すぎる問いを自分の中で常に持ち、実行に移すこと。それが芸能界で生き残るためのたった1つの方法。いや芸能界に限らず、自分らしくあるためのたった1つの方法なのではないでしょうか。
2017年10月28日今年9月、毎日新聞は全国警察本部を対象に実施した調査結果を発表した。その内容とは、「’14~’16年の3年間で、203件の遺骨が警察に“落としもの”として届けられた」というものだった。弁護士の外岡潤さんはこう語る。 「遺骨を無断で置き去り、あるいは捨てる行為は刑法第190条『死体遺棄罪』に該当する犯罪で、3年以下の懲役に処されるものです。遺骨は自治体の許可を受けた墓地や納骨堂に埋葬することが法律で定められており、庭に遺骨を埋めることも認められていないんです。しかし、家で遺骨を管理することは公で認められており、何も問題はありません」 前出の調査では、3年間に警察に届けられた203件の遺骨のうち、8割以上の166件は落とし主が見つかっていないことが明らかになっている。そして、《寺院や墓地で拾われたケースが多いが、駅のコインロッカーや図書館に放置されたものもあった》とし《警察当局は、遺骨処理に困って家族らが捨てたケースが大半だとみている》という。 計203件の年度別件数は、’14年に63件、’15年に68件、’16年に72件と増加傾向にある「遺骨遺棄」――。引取り手のない遺骨=無縁遺骨の事情に詳しい葬送・終活コンサルタントの吉川美津子さんは、次のように解説する。 「社会問題化している老後貧困や、家族関係の問題などがこの根底にはあります。’07年に、病死した夫の遺骨を遺棄して書類送検された女性は、『お墓を建てるお金がなかった』と供述し、不起訴処分となりましたが、供養したくてもできない人がいることも事実。お寺の門前に放置されていたり、電車の網棚に、あたかも“忘れ物”のごとく置きっぱなしにするケースも報告されています。今年1月にはJR東京駅のコインロッカーに妻の遺骨を納めた骨壺を捨てたとして、74歳の男が死体遺棄容疑で逮捕された事件もありました」(吉川さん・以下同) 放置された遺骨の引取り手が見つかったとしても、こんなケースも……。 「実の父親の遺骨なのに『もう何十年も音信不通だったんだし……』と拒否する娘さんもいたようです。引取り手のない遺骨は全国的に増加中で、静岡県浜松市では自治体に届けられる遺骨が納骨堂の収容限界の1,000件に近づき、500人分の遺骨を業者に委託したほどです」 配偶者や肉親の遺骨を捨てる、受け取りを拒否する――。“お骨はお墓に入る”という従来の考えからは、一見かけ離れた行動にも見える。しかし、いつかは必ず直面するであろう自分や親族の死について「少しでも考えてほしい」と吉川さんは語る。 「かつては『先祖代々のお墓に入る』という『供養の定型』がありました。昨今は生き方や価値観が多様化していると同時に、核家族化が一気に進んだ団塊の世代も高齢者になってきています。『自分のことは自分で決める』と個人が優先される世の中、“決められる人”もいれば“決められない人”も当然いる。ここでいう“決められない人”とはつまり『死者をどのように弔ったらいいのかわからない人、考えたことがない人』のこと。そういう人は、突然目の前に置かれた遺骨に、パニックを起こしてしまう場合があるんです。そしてそれが、遺骨の放置や遺棄につながることも……」 吉川さんは「『死んだ後、どうするか』の選択肢・方法を知ることが大事」と続ける。 「新しく墓を建てるのに数百万円もかかり、さらにそれを守っていくとなると、途方に暮れてしまいます。しかし最近は、屋内納骨堂のほかにも樹木葬や海洋散骨などスタイルは多様化しています。供養に関する悩みや心配事を聞くコンシェルジュやアドバイザーに相談してみるのもいいかもしれません」
2017年10月28日10月24日放送のテレビ東京系「チマタの噺」にタレントの壇蜜(36)が出演。“ワイルドすぎる”元カレについて語った。 「大阪の人で『てっちり(フグ鍋)、食べに行くぞ!』って。出てきた途端、てっちりだけガーッと食べて。『さあ、行くぞ!』って。『野菜は食べないの?』って思いました」と仰天エピソードを告白した壇蜜。さらには「脱いだ服はぜんぶ拾ってあげて……」「拾わないと怒られちゃうんです」など、ワイルドな彼にどこまでも尽くしてきた過去を明かした。 そんな元カレから、感謝のプレゼントをもらったこともあったという。だがそこでも強烈な秘話が待っていた。 「一度、商品券をプレゼントされました。白い紙に緑のボールペンで『支靜加(しずか=本名)ちゃん、誕生日おめでとう。これからも仲良くしよう』と書いてあって。その紙はよくみたら商品券のレシートでした」 これには司会の笑福亭鶴瓶(65)も苦笑い。だが実は、これまでも壇蜜は過去の壮絶な恋をうかがわせるようなコメントを出しているのだ。 「ホテルで会ってホテルで別れるじゃないですけど、そういう人が1人いるくらいがいい」「(理想のタイプは)怒鳴らない、殴らない、無理な借金をしない人」「付き合っていた人にまさかの土下座」 さらにかつては、緊縛写真家の息子との交際が報じられたことも……。折に触れて、誰もが驚くような恋愛遍歴を語ってきた壇蜜。今後も、さらなる仰天発言が飛び出しそうだ。
2017年10月28日頭髪が生まれつき茶色いのに学校から黒く染めるよう執拗に強要されたという大阪府立高校3年の女子生徒が、府に損害賠償を求める訴訟を大阪地裁に起こした。このニュースに、Twitter上では著名人からも憤りの声が多数寄せられている。 脳科学者の茂木健一郎氏(55)は《女子生徒が全面的に正しい。学校や、大阪府は、根本的な勘違いをしている》と怒りのツイート。 学校側は生徒に対し、入学直後から1~2週間ごとに黒染めを指導。染色を繰り返したため生徒の頭皮はかぶれ、髪はぼろぼろに。生徒は教諭から「母子家庭だから茶髪にしているのか」などと中傷されたほか、茶髪を理由に文化祭や修学旅行の参加も認められなかったそうだ。 さらに、学校側は「たとえ金髪の外国人留学生でも規則で黒染めさせることになる」と、生徒の代理人弁護士に伝えたという。 この発言に《これは本当に酷いね》とツイートしたのは城田優(31)。《これ本気で言ってるのでしょうか?恐ろしすぎる》と憤りを露わにした。 日本の高校に通ったフィフィ(41)は、自身も頭髪指導をされた経験があるという。《アフリカ大陸出身の私もパーマか?って聞かれたり…天パにストパーかけろと強要する先生もいて、パーマかけろって本末転倒だよね》とツイートした。 高校生の頭髪をめぐっては東京都でも、茶髪やパーマが生まれつきかどうか確認する「地毛証明書」の提出を求める都立高校があるが、《黒髪ストレートじゃない人だけに「地毛証明書」を求めるのも人権侵害》という声も。頭髪指導をめぐる議論はまだまだ続きそうだ。
2017年10月28日(写真:アフロ) 浅田真央の引退後に初めて迎えたオリンピックシーズン。来年2月に開催される「平昌オリンピック」(韓国)シリーズを前に、中国杯(11月3~5日)での女子フィギュアスケート“3人娘”の直接対決に注目が集まっている。 今回、本誌では、女子フィギュアスケートのオリンピックシーズンの見どころを、スポーツライターの折山淑美さんと、元フィギュアスケーターで解説者の佐野稔さんが徹底解説してくれた。 日本女子の五輪出場枠は3大会ぶりに3枠から2枠に減り、熾烈な代表争いが繰り広げられる。その鍵を握るのが、左股関節の疲労骨折から復帰する女子のエース宮原知子(19)だ。 「スピード感ある正確なジャンプが持ち味の宮原ですが、オリンピックまで時間のない中で、最高の演技にしなければいけない。その焦りがどう影響を与えるか。昨年のグランプリファイナルで出した218.33点より、進化を求められるでしょう」(折山さん) 宮原の218点が女子2枠の基準になるだろうと折山さん。そのエース宮原に迫るのが、シニア2年目の樋口新葉(16)と三原舞依(18)だ。 「女子は、『3回転+3回転のコンビネーション+演技』がポイントです。昨年、五輪枠を競う大会に出場した樋口と三原は、プレッシャーもあり成績が振るいませんでしたが、その後、世界国別対抗戦では、2人とも最高の出来で頑張りました。三原は自己ベストを更新し、218.27点と、宮原に僅差で迫っています。樋口の新プログラム『007スカイフォール』は、’10年のバンクーバー五輪でボンドガールを演じ、金メダルに輝いたキム・ヨナよりも、踊りも進化し、新時代のプログラムに仕上がっていていい」(佐野さん) そして、今年シニアデビューを飾った本田真凜(16)の躍進からも目が離せない。 「華はピカイチで、マスコミの注目度も高いですが、まだ演技に波があります。シニアでは、ジャンプとジャンプの合間にも緻密さが必要なので、このシーズン中にどう成長するかが見ものです」(佐野さん) 折山さんは次のように語る。 「本田は華やかで演技構成点も稼げます。トータル201.61点と200点超えはすでにしている。ジャッジ受けもいいので、GOE(出来栄えを評価する点)での加点を加え、五輪出場の基準になりそうな218点までどう伸ばせるか。特に中国杯は、樋口、三原、本田の日本人3選手が出場します。その後のNHK杯に出場する宮原を加えた、この中から誰が抜け出すか。五輪選考となる全日本選手権の、予行演習のようで見逃せません」(折山さん) 百花繚乱の女子フィギュアスケート。大輪の花を咲かせるのは誰か、見届けよう!
2017年10月28日(写真:アフロ) 来年2月に開催される「平昌オリンピック」(韓国)シリーズを前に、オリンピック連覇のかかる羽生結弦(22)が、テレビのインタビューで、「全員がノーミスをした中で、自分もノーミスをして圧倒的に勝ちたい」と闘志を語った。 今月20日には、グランプリシリーズ初戦のロシア杯が開幕。グランプリファイナル5連覇を目指す羽生が登場し、最大のライバル・アメリカのネイサン・チェン(18)と激突したばかり。 今回、本誌では、男子フィギュアスケートのオリンピックシーズンの見どころを、元フィギュアスケーターで解説者の佐野稔さんと、スポーツライターの折山淑美さんが徹底解説してくれた。 「もはや4回転を何種類、ショート+フリー合わせて何回跳ぶか、で勝負がつく時代です。4回転と3回転のコンビネーションも必須。種類と数では、アメリカのネイサン・チェンが5種類、宇野(昌磨)、金博洋、ヴィンセント・ゾウが4種類と続きます。現在3種類を跳ぶ羽生くんですが、公式練習ではすでに成功している4回転ルッツを、本番でどう成功させるかに注目です」(佐野さん) さらに佐野さんはこう続ける。 「フィギュアではもちろん、ジャンプだけでなく、芸術面での完成度も求められるので、総合面で羽生くんにかなう選手はいない。羽生くんは、’15年のグランプリファイナルで世界歴代世界最高のトータル点となる330.43をたたき出しました。得点には、『技術の基礎点』、『GOE』と呼ばれる出来栄えを評価する点、そして『演技構成点』の3つがあります。このときのフリー『SEIMEI』の演技構成点は100点満点の98.56点。そこまで出した人はいまだかつていません。またオリンピックの審査員はほぼ海外の人なので、メード・イン・ジャパンの作品『SEIMEI』は審査員にはエキゾチックに映り、高評価のはず。自らの記録を超えて66年ぶりの金メダル連覇を成し遂げてほしい」(佐野さん) 折山さんも羽生の選曲に“完成度の高いもので勝負する”意志を感じるという。 「私はショートの演目『バラード第1番』の静かな音で跳び上がり、ふわっと着氷する、彼のトリプルアクセルが好きです。しなやかな美しさのあるスケーティングは、GOEの出来栄え点も取れます。羽生がノーミスなら、断トツに強いでしょう」(折山さん) ただ羽生の調子が悪かったときは、320点あたりで優勝争いが混沌としそうと折山さん。 「その場合、319.84点で世界歴代2位の宇野がノーミスなら羽生に競っていける。4回転は4種類を跳べます。コーチの樋口(美穂子)さんの振付で演技に力強さが加わり、演技構成点も上がっています」(折山さん) 羽生が4回転ルッツを鮮やかに決めて、宇野も4種類を跳んで、日本勢のワンツーフィニッシュを見届けたい!
2017年10月28日「クランクイン当初は“自分がしっかりやらなきゃ!”と休憩中も台本片手に考え込んでいる姿を多く見かけました。それが役柄の『藤岡てん』そのままに、どんなときも笑うことを心がけるようになってからは一気に現場に溶け込んで、今では立派な座長ですよ」(NHK関係者) 10月2日からスタートしたNHK朝の連続テレビ小説『わろてんか』。2,378人から選ばれたヒロインの葵わかな(19)は、現役の慶應大学1年生だ。 てんのモデルは、吉本興業の創業者・吉本せい。演出家は葵に、クランクイン前にある宿題を出したという。 「役作りとして、毎日“変顔”の写真を送ることを課せられたんです。演出家は幅広い表情とさまざまな笑顔の練習のためにやらせたそうですが、写真と一緒にその変顔のテーマも毎日書かされるので、葵さんは相当苦労したそうです。それでも3カ月間、毎日きちんと送り続けていましたね」(ドラマ関係者) 大阪に単身赴任して撮影を続けている葵が一番留意しているのは体調管理。ひとりで奮闘する葵を“母親代わり”に気づかっているのが、ドラマでも母親を演じている鈴木保奈美(51)だ。 「鈴木さんは同世代の娘さんを持つママですから、大阪でひとり暮らしをする彼女のことが気になってしょうがないのでしょう。食事のことなどいろいろアドバイスをして、我が子のように接しています」(前出・ドラマ関係者) 視聴率はどこまで伸びるか。
2017年10月28日Cleveland.comがYouTubeでシェアした動画より オハイオ州クリーブランドで、10歳の男の子が母親の恋人所有の車を運転し、警察とカーチェイスを繰り広げるという信じがたい事件が起こった。 地元ニュースサイト「Cleveland.com」によると、この少年は朝8時30分頃、一緒に登校する姉を待っていたという。しかし姉がシャワーを浴びている間に、彼はトヨタのアバロンに乗り込み出かけていってしまった。 母親は警察に通報した後、自分の車で息子の追跡を開始。州警察やハイウェイパトロールも加わって少年の車を止めようとするも、時速160kmに届くほどのスピードで暴走する車を簡単には制御できない。 しかし、前方にスパイクベルトを投げられると、それを避けるために路肩へ。ハンドル操作を誤り、看板に追突して車はようやく停止した。少年は窓から引きずり出されるときに、パトロール隊員を蹴り、ツバを吐きかけたという。少年はその場で逮捕され、手錠をかけられた状態で連行された。負傷者が1人も出なかったことが不幸中の幸いだった。 取り調べで、なぜこんなことをしたのか、と訊かれると、少年は「ヒマだったから」と答えたという。
2017年10月27日「母の介護中は、それにかかりきり。芸能界の仕事はほとんどできず、日雇いの引っ越しバイトやコールセンターのバイトでなんとか食いつなぐしかありませんでした」 こう語るのは、’96年に『進め!電波少年』(日本テレビ系)の“南北アメリカ大陸横断ヒッチハイクの旅”でブレークした、元ドロンズの大島直也(46)。その後の半生は、まさに波瀾万丈。芸能界の外で始めた飲食店経営は大成功したものの、その後は一転、離婚・借金・親の介護と試練の連続だった。 「一昨年末、突然、母から電話が来て『病院の検査に引っ掛かったから来てくれないか』と。それで母の病院通いに付き添って、何回目かの検査でとうとう“ステージ4”、末期の肺がんと診断されました。すでに腰骨に転移していました。別居していた僕は、母と一緒に暮らすことにしたんです。当初は、母も僕と買い物ができるほど元気だったんですが、だんだんできることが少なくなって、母の精神のバランスが崩れていきました。がんになったショックから“反応性うつ病”になって……。あのころがいちばんきつかった。ある日の朝、『何時に帰って来るの?』と聞かれました。『遅くなるよ』と言ったら『帰ってきたら、死んでるかもしれないから』って。僕はブチ切れて『そんなこと言われてどんな気持ちになるかわかってんの!』と母に顔を近づけて怒鳴り、手は出せないから代わりに床をドンと叩いたりしてしまった。後から、もっと母の気持ちを理解してあげればよかったと自己嫌悪に陥りましたが……」(大島・以下同) 母親は、感情の波が激しくなっただけでなく、次第に体の痛みで起き上がることもできなくなっていった。 「入院するレベルと言われましたが、病院に空きがなくて。でも、もう自分でトイレも行けないし、おむつを自分でずらしちゃうんです。僕におむつを替えられるのが嫌だったのかもしれません。部屋は糞尿まみれになって、家に帰ると便の臭いがツーンときて。これが毎日続くのかと気持ちが重くなりました」 母親の年金や、兄からの援助はあったが、母の介護で働けない分、増えたのは借金の額。現在は「だいぶ減った」と言うが、まだ200万円ほど残っているという。そんなさなかの今年4月、母の容体が急変する。 「5月に、“余命3カ月”と宣告されて覚悟しました。でも、それでやさしくなれたというか、一緒にいる時間を大切にしようと、2日に1回は施設まで会いに行っていました。会話もだんだんできなくなり、寝ている母の手を握っていました。どうしたら喜んでもらえるかと、おふくろの誕生日に僕の子どもを連れていったり。まだ、元気なころの母は介護士さんに『知ってる?うちの息子』と自慢してたらしい。それを聞いて、うれしかったですね。亡くなる間際も、『買い物に行かなきゃ。直也のご飯作らなきゃ』って。こんな状態でもまだ僕のことを心配している……切なかったです」 7月に入り、母は水も飲めない状態に。大島は「葬儀屋さんを探してください」と施設から言われてしまう。 「めちゃくちゃつらかったですね。精神的におかしくなりました。葬式の準備をしながら、母の面倒を見ている矛盾。まるで2人の自分がいるようで、引き裂かれる思いでした」 7月8日、危篤の知らせが来た大島は、遠くから駆けつけた姉と共に施設の母の元へ。 「数日間、施設に寝泊まりし、たまたま廊下で電話して部屋に戻ったら、もう息を引き取っていました」 いま、大島は“介護離職”してしまった芸能界の仕事に、少しずつ戻りつつあるという。 「やっと、まだ仕事をやりたいと思えるようになりました。でも、介護は終わったけれど、これで“終わり”にしたくないなと。自分が経験した介護の知識や情報を伝えたくて、介護団体に顔を出して、サポートもやっています。介護についての講演の声もかかっています。ニーズがあれば、介護経験を生かした仕事をしていきたいですね」
2017年10月27日「最近、病院や介護事業所など、医療・福祉事業の倒産が増加しています。今年1〜9月には186件が倒産。昨年の同時期から20%増えています。これは介護保険法が施行された’00年以降、最多のペースです」 そう話すのは、経済ジャーナリストの荻原博子さん。また、昨年の介護事業の倒産は、一昨年より約42%増の108件と、過去最多を記録していた。今年も高止まりが続いており、2年連続100件超えの可能性も(東京商工リサーチ調べ)。その原因には3つが考えられるという。荻原さんが解説してくれた。 【1】「デイサービス」の事業所が乱立していたこと 「『デイサービス(通所介護)』は、利用者が事業所に通って介護を受けるものです。利用者宅で介護を行う『訪問介護』や、利用者が短期的に宿泊する『ショートステイ』と並んで、在宅介護を支える中心的サービスの1つです。事業として考えると、訪問介護はヘルパーの確保や管理がむずかしく、ショートステイは施設などに大きな初期投資が必要です。デイサービスは、比較的参入しやすいため、’15年には全国で約4万3,000カ所ありました。競合が多いため、経営基盤の弱い事業所の倒産が、まだしばらく続くでしょう」(荻原さん・以下同) 【2】需要の少ない地域に介護施設を建設していたこと 「’14年、地方自治体などが運営する『特別養護老人ホーム(以下・特養)』は入所待ちが約52万4,000人と発表され、大きな反響を呼びました(厚生労働省調べ)。その結果、民間施設の『有料老人ホーム』が増加。また、要介護度の軽い高齢者向けの『サービス付き高齢者住宅』は、’11年の制度開始から6年余りで約22万戸と急増しました(高齢者住宅推進機構調べ)。ところが今年3月、特養の入居待ちは約36万6,000人と減少(厚生労働省調べ)。’15年から入所の条件を要介護3以上に引き上げたことに加え、需要の少ない地域にも特養を作っていたことが要因です。そうした地域の有料老人ホームなどの経営も、やはり厳しく、倒産が増加しています」 【3】介護報酬の引き下げ 「介護事業者の受け取る報酬は法律で決まっていて、3年ごとに改定されます。前回’15年の改定で、介護サービスの単価が4.48%引き下げられました。収入の減少が、倒産の一因といえるでしょう」 ’15年に、有識者でつくる「日本創成会議」が、首都圏では’25年に介護施設が約13万人分不足すると推計。荻原さんは将来の介護に備えるため、こう提案する。 「地方移住なども含めて、どんな介護を受けるのかは、元気なうちに、自分で決めておきたいものです。これから親を介護するという方は、ご本人の意見をよく聞いておきましょう。情報集めのためには、たとえば、高齢者の話し相手や特技を生かした『介護ボランティア』などを行い、実際にさまざまな施設に行ってみるといいと思います。そこで働く介護福祉士さんから、パンフレットや見学会だけではわからない生の情報が得られます」
2017年10月27日好調なスタートを切ったNHK連続テレビ小説『わろてんか』で、まるで少女漫画の王子様のようないでたちが、初登場から視聴者のハートをクギ付けにしている“栞さま”こと伊能栞。その“ステッキさばき”と“キザなセリフ”が、すでに見どころのひとつになっている。高橋一生(36)が演じるこの紳士の素顔は、伊能製薬の次男で東京の帝国大学を卒業後、貿易会社を起こした「顔よし、家よし、頭よし」を絵に描いたような人。 高橋はこの人物像を演じるにあたって次のように語っている。 「じつはもろさもある男です。インテリジェンスの塊のように見えて、誰かに心を許すと無意識にダメなところを見せてしまう。その複雑な階層が見え隠れするように演じたいと思います」(高橋) 栞さまはヒロイン・てん(葵わかな)の結婚相手になるはずが、彼女の藤吉(松坂桃李)への思いを知ると、サッと身を引き、後押しする。 「伊能栞という男が今後どう描かれていくのか、おてんさんへの感情はどう動いていくのか、僕自身も気になるところがたくさんあります。彼にはある境遇ゆえのコンプレックスがあるのですが、そこにくすぶらず、“笑い”を求めていくバイタリティのある人間です。それを日本にどう根づかせていくのか楽しみにしていただきたいです」(高橋) そんな、インテリ紳士“栞さま”のカッコよすぎる決めゼリフを紹介! 【仕事が忙しくてね。縁談を考える余裕がなくて】 てんの窮地を救った後、駆けつけた風太(濱田岳)とともに、自らの事務所へ招く。てんがお見合い話の相手であること、てんには思いを寄せる人物(藤吉)がいることをこのときに知る。 【実は僕は西洋の自由な恋愛というものに憧れていまして】 事業への投資を申し出た伊能の様子から、てんの父・儀兵衛(遠藤憲一)は縁談を進めようとするが、「あくまでもビジネスパートナーとして」とクギを刺す。その理由を話し「あとは互いの心の声に任せたい」と。 【キミとなら僕も、そんな家族をつくれるかもしれない】 縁談を断った伊能が藤岡屋を後にすると、てんが追いかけてきた。家族思いのてんからの手紙に感銘を受けたという伊能は、「キミに興味がないわけではない。むしろ興味がわいた」と話す。そして、そんな思わせぶりなせりふを。 笑って泣ける、今後の展開が楽しみな『わろてんか』。栞さまからも目が離せません!
2017年10月27日元モーニング娘。でタレントの矢口真里(34)が26日に放送されたテレビ東京系『じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~』に出演し、モーニング娘。時代に拉致される寸前だったという痴漢被害を告白した。 矢口は「何回か痴漢に遭ったことがあるんですけど、道の途中に黒い車が停まっていて、そのドアが開いていて。後ろからガバっと胸をつかまれて、そのまま持ち上げられたんですよ」と告白。 「私このまま車に引きずり込まれると思って、サングラスを取って“私!私!”ってアピールしたら、向こうが逃げて行ったんです。著名人だと厄介だからという感じだったのかな」とケガなく無事だったと話した。 番組MCの次長課長・河本準一(42)は「人さらいだよ、それ。拉致やん」と唖然。矢口も「そうですね。事件に遭いそうになりました。めっちゃ怖かったです。都内で、でもちょっと一本路地に入ったところで誰もいなかったんですよ。夜……」と当時の状況を明かし、「みなさん本当に気を付けたほうがいいです」と呼びかけた。
2017年10月27日10月26日に放送された『アメトーーク!』(テレビ朝日系)に、にゃんこスター・アンゴラ村長(23)が初出演。『キングオブコント2017』で優勝を争ったかまいたち・山内健司(36)との共演が、話題を呼んでいる。 この日はゲスト芸人たちが自身の「捨てられない物」をトーク。「なわとび」が捨てられないというアンゴラ村長は、キングオブコントでも話題となった華麗な縄跳び技を披露した。 跳んでいるように見せかけて「実はこれ跳んでないんですよ」と明かすと、共演者から「え、手品なの?」と疑問の声が。するとアンゴラ村長は「はい、……手品ですよね?」と山内に質問。突然聞かれた山内が「俺、知らない!」と慌てて否定すると、「お前担当やぞ!」「仲間やろ!」とヤジが飛ぶくだりが繰り返されることに。スタジオは笑いに包まれた。 さらにオリジン弁当のレシートが捨てられないほどお気に入りな理由を「ロゴが太い眉毛みたいな感じしません?」と説明するも共感を得られなかったというアンゴラ村長。すると再び隣の山内に「さ、どうにかしてください!」と笑顔で無茶振り。山内は「無理です無理です!……あんま不思議なことせんといて!!」と悲鳴をあげていた。 このフリーダムに出演者を翻弄するアンゴラ村長の空気感がネットで話題に。放送終了後も、Yahoo!急上昇ワードの4位に「アンゴラ村長」がランクインしていた。 Twitterでも、 《かまいたちの山内がアンゴラ村長のお世話係w》《コンビみたいでクセになるwwww》《かまいたち山内は、アンゴラ村長の取扱説明書をオリジナルできちんとこさえて、飼育係としてきちんと芸させたほうが、かまいたちの為なのでは(笑)》《やり取りがほのぼのとしてて、内さんのツッコミはじわじわと面白いしで結構好き。》 と“盟友”コンビのやり取りは好評だった。 にゃんこスターの衝撃に「ブレーク格差」と言われていた、かまいたち。今後共演が増えることで、更に爆発的な化学反応が見られるかもしれない。
2017年10月27日お笑いコンビ・オードリーの春日俊彰(38)が27日放送の日本テレビ系『スッキリ』にVTR出演した際、持ちギャグの「トゥース!」を台湾で披露したところNGになったというエピソードを明かした。 VTRではオードリーがスタジオの出演者に向け「台湾ロケで春日が地元の人たちにギャグを披露したところ全くウケなかったのはなぜ?」というクイズを出題。その答えとして「トゥース!が台湾語で“血反吐を吐いて死ね”という意味だったんです」と告白し、スタジオを驚かせた。 春日は「台湾で日本のテレビがちょこちょこ放送されていて、街を歩いていたら(現地の人が)集まってくれた。うれしくてトゥース!をしたら、現地コーディネーターの方から“ちょっとやめてくれますか”と注意されて。向こうの言葉で“血反吐を吐いて死ね”という意味だったんですよ」と振り返った。 つづけて「トゥースじゃなくて、トゥースーにイントネーションを変えればOKと言われた。トゥースーは“食パン”という意味だそうです」と付け加え、笑いをさそった。
2017年10月27日「あっつ〜」、と思わずつぶやいたKis-My-Ft2の玉森裕太(27)。9月初旬、主演ドラマ『重要参考人探偵』(テレビ朝日系・金曜23時15分〜)の撮影初日は残暑厳しい中でのロケとなった。 今回、玉森はなぜか毎回事件に遭遇し重要参考人として追われてしまう不幸なモデル・弥木圭を演じる。初日は圭の同僚モデル・周防斎役の小山慶一郎(33)、シモン・藤間役の古川雄輝(29)と共に、時計のパンフレット撮影に挑むシーン。 3人は初共演ということで、最年長の小山に2人の素顔を尋ねると「種類の違うかわいさがある!」と断言。「ふるぽん(古川)はTHEかわいい。前面にかわいさが出ているふるぽんに対して、玉ちゃん(玉森)のかわいさは隠れているよね。いつもはクールだけど、何度か会ううちにおちゃめさが出てきてギャップに萌えます」とニコニコ。 これを受け、「先輩のお言葉、ありがたくいただきます」と2人も照れ笑い。 10月15日に行われた会見では、玉森・小山・古川の3人が生着替えファッションコーディネート対決に挑戦。玉ちゃんは脱いだ服をステージに投げ出したり「いま、パンイチ」と報告するなど、観客を翻弄。最終的にスカーフを生かしたコーディネートを完成させた。 そんな3人がどんなチームワークで事件を解決するか、注目だ!
2017年10月27日日曜日の夜に突然破水した私。痛みのあまりパニックに陥りながらも周囲のあたたかい支えにより、無事受付を終えたところまでが前回までのお話。そして今回。ゆめこ出産編第二弾です。 検査を受けて、分娩前室のベッドに横たわった私は陣痛の強さと間隔の短さから、ゆめこが生まれるまでそう時間はかからないであろうことを悟りました。助産師さんも同意見。長く見積もって1時間ほどだろうとのことでしたので、そうと決まればすることはひとつ。 腹ごしらえです。 出産はとにかく体力勝負。前回の出産で嫌というほどそれを思い知らされたので、破水したことを母に伝える際におにぎりを病院に持ってきてくれるよう頼んでいたのです。グッジョブ私!夫にはまめのサポートを任せることにして、荷物とおにぎりを持った母を分娩前室に召喚です。 激しい痛みに耐えつつ、痛みが引いたわずかな時間におにぎりをパクつく。それを20分ほど繰り返した頃でしょうか。明らかに質の違う痛みが全身を貫きました。 一気に緊張感が高まり、騒然とする室内。ゆっくりと分娩台へと形を変えるベッド。 ちょっと待て。 ここは分娩前室ではなかったのか? そんなことをぐるぐると考えている間に、私のいた場所は立派な分娩室へと変化していました。そう、ここは陣痛・分娩・回復を一つの部屋で過ごすことのできるLDRという部屋だったのです。陣痛ピーク時に分娩前室から分娩室まで歩いて移動するのは辛いですからね、なんて便利! 激しい痛みの中、このまま移動なしで出産に臨めることにすっかり安堵した私は大切なものを見落としていました この空気の中取り残され、部屋の隅で佇む母の存在です。おにぎりと荷物を届けに来ただけなのに。とはいえそんなことが言い出せる雰囲気でもなく、成り行きで立ち会う羽目になってしまった母。いよいよクライマックスの来週は、そんな母から聞かされた、ゆめこ誕生の瞬間の様子をできるだけ忠実に再現してお届けします。
2017年10月27日「最初は『エッ!?この役を私にオファーする?』と驚きました(笑)。でも、台本を読むと、とても面白くて。真希のセリフに、昔、ある大臣が言って批判された“女性は子どもを産む機械”発言が出てくるんです。決して下ネタばかりではなく、現代の社会問題に照らして、いろんな角度から鋭く切り込んでいると思います」 そう話すのは、三浦春馬主演ドラマ『オトナ高校』(テレビ朝日系・土曜23時5分~)に園部真希役で出演する黒木メイサ(29)。32歳でバージン。しかも社内の男性と不倫中という役だ。 「正直、演じていても理解できないことばかり。ただ、彼女がいちずに一人の男性を思っている部分だけは応援してあげられるのかなあと思います」(黒木・以下同) 共演者のみんなとの会話も弾んでいるようだ。 「会話の内容がおかしなことになってますね(笑)。『彼・彼女いる?』とか、ふつうの現場では、遠慮して聞かないようなこともざっくばらんに何でも話します」 6月に第2子を出産後、14キロの減量に成功。9月に発売された写真集『INCARNATION』では見事なプロポーションを披露。 「産後ダイエットに励んだという意識は全くなくて。ジムでトレーニングすることが習慣となり、体にいい食事を取るように心がけることが生活の一部になってきている。今はそれを続けていくことが理想です」 来年5月には30代に突入する黒木。これからの仕事の展望を次のように語る。 「最近、演じる役の年齢がようやく実年齢に追いついてきて。今、お芝居をしていて楽しいんです。気負わずこの状態をキープしていけたら、と。家族の支えがあるから、こうしてお仕事が続けられるんだな、と日々実感しています」
2017年10月27日「皇后陛下のお誕生日のご感想の中で、思いもかけずに私のことに触れていただいたことを出張先のモスクワで知り、畏れ多くまたありがたく存じております」 そう本誌にコメントを寄せてくれたのは、中満泉さん。10月20日に83歳を迎えられた美智子さまは、お誕生日に際し「この1年を振り返って」のご感想を文書で寄せられ、《中満泉さんが国連軍縮担当の上級代表になられたことは、印象深いことでした》と記された。中満さんはこう続ける。 「私が軍縮担当上級代表になったことより、皇后陛下の平和への強い願い、そして世界を少しでもより安全で平和なところにしていくための、軍縮分野における国連の活動へのお気持ちであると理解申し上げ、そのお気持ちに微力ながらお応えできるよう、ますます努力しなくてはならないと思いました」 国連難民高等弁務官だった緒方貞子さん(90)のもとで経験を積んできた中満さんに、天皇皇后両陛下は何度かお会いになっている。美智子さまは「軍縮とは予防のこと」という中満さんの言葉に感銘を受け、「軍縮」という分野への関心を深められたことも綴られていた。 陛下のご退位まで1年半――。 ご退位の時期は’19年の3月末が有力となり、皇后として誕生日の「ご感想」を記されるのも、来年で最後になる。それゆえ、美智子さまの“強いお気持ち”込められていると、ジャーナリストの久能靖さんが言う。 「今回、美智子さまは、核廃絶や軍縮について、具体的に触れられています。最近の世界情勢に危うさを感じ、お心を痛めていらっしゃる証ではないかという気がするのです。そこには『みんなで協力して平和を守ってください』という国際社会へのメッセージも感じます」 戦後70年の前年である’14年、沖縄県、そして被爆地である長崎と広島を天皇陛下とともに歴訪し、被爆者と交流されている美智子さま。今年のノーベル賞で、文学賞を受賞した日系英国人作家カズオ・イシグロさんに触れた後段に、こう記された。 《平和賞は、核兵器廃絶国際キャンペーン「ICAN」が受賞しました。核兵器の問題に関し、日本の立場は複雑ですが、本当に長いながい年月にわたる広島、長崎の被爆者たちの努力により、核兵器の非人道性、ひと度使用された場合の恐るべき結果等にようやく世界の目が向けられたことには大きな意義があったと思います》 今年7月、国連で核兵器を史上初めて非合法化する核兵器禁止条約が採択された。「ICAN」の受賞は、条約制定に果たした役割を高く評価されてのものだった。「ICAN」国際運営委員の川崎哲さんに話を聞いた。 「実は、この美智子さまのお言葉には、すでに世界中から“喝采の声”が上がっています。非常に残念なことですが、日本政府は条約の採決もボイコットするなど、核兵器禁止条約について非協力的な姿勢を改めませんでした。美智子さまが、広島、長崎の被爆者の努力を心から理解してくださったように、政府が率先して、被爆者の証言を世界に発信していくべきです」 今年3月の、国連総会の核兵器禁止条約制定に向けた交渉会議。日本代表の空席には、核廃絶のシンボルでもある折り鶴が。その羽には、『あなたがここにいてほしい』と書かれていた。日本政府が出席を拒否するなか、この条約制定には前出の中満さんも尽力していた。 「9月末に急逝した熊本出身の私の父は、15の時に見た長崎の原爆のキノコ雲の話を、私の2人の娘たちに伝えてくれました。人間は過去の過ちから教訓を学び、それを世代を超えてつなぎ伝えて世界をより良いところにしていく力を持っている、と私は思っています。皇后陛下のご感想は、そういう平和への強い想いを世代を超えて繋げていくことの大切さ、災害や紛争の被害者、海外からの移住者などに私たちが寄り添っていくことの大切さを、皇后陛下ならではの誠実なお言葉で静かにしかし力強く訴えておられると深く感じ入りました」 戦争時代を経験し、陛下とともに昭和、平成を生き、平和を希求するお言葉を語り続けてこられたた美智子さま。世代を超え、一人ひとりが平和への思いを胸に――。
2017年10月27日4月にケビンが卒業して以降、5人体制で挑む新しいU-KISS。10月17日に配信したインタビューにつづき、今週はU-KISSのメンバーひとりずつの好みが分かっちゃうミニ動画をお届け!胸キュン必至(!?)のスペシャルメッセージにもご注目ください♪ 最後はフン。メンバーたちもかなり盛り上げてくれています! ■韓国エンタメ情報&オリジナルインタビュー満載!『K☆STAR LOVERS』記事一覧■女性自身韓流Twitterアカウント(動画/Bravoworks,inc.)
2017年10月27日