女性自身がお届けする新着記事一覧 (848/893)
ここ数年の視聴率低迷を打開できないフジテレビ。6月に宮内正喜社長(73)の新体制が発足して迎え、7月クールのドラマがスタートした。 ここ最近は視聴率1ケタを連発。すっかり勢いを失っていた看板ドラマ枠の「月9」だが、山下智久(32)主演の「コード・ブルー ―ドクターヘリ緊急救命― 3rd season」が初回16.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。見事に“復権”を果たした。 そのいっぽう、真木よう子(34)主演の「セシルのもくろみ」は初回から5.1%と大コケ。第2話ですでに4.5%にダウンしてしまったのだ。 「真木さん演じる平々凡々な主婦がモデルとしてファッション業界で成り上がるシンデレラストーリー。いまだに“バブル感覚”が抜けないフジ制作サイドお得意のドラマだが、まったく視聴者に受け入れられなかったようです。ここ数年のフジの連ドラだと、15年の『HEAT』が全話平均4.1%で大爆死。決まっていた映画化も白紙になったといいますが、このままだと真木さんのドラマも……」(放送担当記者) 視聴率が低迷しているものの、特に目立った番宣などはなし。それどころか、すでに万策が尽きたようす。PRも真木が孤軍奮闘しているような状態なのだ。 「真木さんには、ツイッターのフォロワーが14万人います。その発信力を最大限に活用。ドラマ放送中は“実況ツィート”をしたり、撮影現場の写真を掲載するなどしています。シングルマザーとして子育てをしながらのPRは大変なはず。ほかの事務所からは『もしうちのタレントがあんなことをやらされたらたまらない』と厳しい声も出ています。でも真木さんにそこまでさせておいて、ドラマは大コケ。そんな窮地に、今後は役者陣の“フジ離れ”が加速することが懸念されています」(芸能プロ関係者) それでも真木は第2話の視聴率を受け「仲間達よ、聞いて下さい! 2話の視聴率、4.5%だったよ!!!! 関東圏のみ。地方では、8.9%出てるらしいですけどねぇ」とポジティブな書き込み。果たして、いつまでポジティブでいられるのだろうか?
2017年07月24日「読むと心が軽くなる」「蛭子さんなのに、またいい話してる」「安定の競艇オチ」……とネット上で話題を呼び、たちまち4刷というヒットとなった単行本『蛭子能収のゆるゆる人生相談』(光文社・630円+税)。その好調な売れ行きに、「え、あの本が?信じられない……」と驚く蛭子能収(69)が、本誌読者からの相談に答える! 【Q】「彼女を“金持ちリーマン”に寝取られました。金を稼いだ者が成功者という世の中。金を出しても買えないものってあるんですか?金さえあれば、人の心だって買えますよね!!」(ボンビー鈴さん・19・学生・福岡県) 【A】「人の心はお金じゃ買えないが、オレの心はお金で買えます!」(蛭子能収) 明日、久しぶりに平和島競艇場に行きますが、今朝、電子マネーの「Suica」を落としました。7,000〜8,000円も入っていたんです。ただでさえ小遣い減らされているのに……。あれがあったら3レースは遊べましたよ。憂うつな気分だから、あまり相談は受けたくないですね。 19歳の男性の悩みですか……。オレが19歳のときは、20歳になるまで競艇ができなかったから、ずっと我慢していました。ようやく誕生日に競艇場に行きましたが、あの感動と興奮は今でも覚えています。そして、何歳になってもブレずに競艇を続けようと決心しました。 アナタが、自暴自棄ではなくて、人生、金がすべてと思っているのなら、それをずっと貫けばいいんですよ。人の心も金で買えると考えているなら、その信念を貫き通せばいいだけです。人からどう思われてもいいじゃないですか。オレは、金で他人の心は買えないと思っています。ただ、明日の競艇で遊ぶお金を出してくれるなら、オレの心なんて売っちゃいますけどね……テヘっ! 【『蛭子能収のゆるゆる人生相談』たちまち4刷&電子書籍化!】建前だらけの世の中に、疲れ果てたらこの1冊!当コラムをまとめた“きれいごと、ゼロ”の単行本『蛭子能収のゆるゆる人生相談』(光文社・630円+税)好評発売中です。詳しくは特設ページを。
2017年07月24日その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の“霊がよく見える”ピン芸人・シークエンスはやとも(26)。『ポップな心霊論』は、彼が人生で見てきた霊たちや霊現象などを紹介していくコラム連載! 【霊感がなくても、“野生の勘”は信じたほうが身のためです】 ふだん霊が見えない人でも、寒気がしたり、なんだか嫌な感じがしたりする瞬間ってありますよね。それ、気のせいと決めつけないほうがいいと思います。人間が持っている“野生の危機管理能力”が働いている可能性があるので。 ある先輩芸人の方が新居を探していたときの話です。いろいろと見て回っても、条件に当てはまるところがない。まかばあきらめかけていたとき、新築のマンションで立地もいい、細かい条件もすべてクリア、家賃も予算内におさまるという最高の物件を見つけたそうです。 これでやっと物件探しから解放される、と意気揚々と足を運んだ先輩。でも、その部屋に入った瞬間、なんだかとてつもなく“嫌な感じ”がしたそうです。もしかして事故物件じゃないかと疑ったんですが、マンションは新築だし、ネットで調べてもそんな情報は見当たらない。 家賃や条件を考えると、最高の物件。でもどうしてもその“嫌な感じ”がひっかかり、結局別のところに引っ越したそうです。そして引越し作業が一段落したころ、不動産屋さんから電話がかかってきたとか。 「○○さん、あの物件選ばなくて正解でしたよ。今ニュースでやってる無差別殺人の現場、あの、マンションですよ」 もし“嫌な感じ”を無視して物件を決めていたら、事件に巻き込まれていたかもしれません。霊感がなくても“野生の危機管理能力”は気のせいだと思わないほうがよさそうです。
2017年07月24日話題のスポットを、今年入社のミーハー女子編集者・オッティー(オタク歴10年だが新ジャンルにハマる速度には定評あり。最近は推し将棋棋士を決めかねている)が覆面潜入調査し、“どっちが萌える?”かを決めるこの企画。今回は、「初上陸ティースタンド」です! ■新宿「ジ・アレイシェージャオシャン」 昨年ごろからじわじわ来ている台湾茶ブーム。そこへまた名乗りをあげたのが、台湾全土で20店舗以上を展開する「ジ・アレイシェージャオシャン」。さっそくオープン初日に行ってきました! 看板にも出ているオーロラドリンクシリーズ(Mサイズ各700円)の2本を注文。蝶豆花茶にぶどうやりんご果汁が入った「オーロラ」と、マンゴー果汁が入った「日の出」は、清涼感あふれる見た目。果汁をマイルドに包み込むお茶の香りがさわやかで、この暑さの中、ごくごくと飲むのにぴったりでした! ■渋谷「抹茶カフェ舞妓」 ハワイ・ワイキキの中心クヒオ通りに本店がある、本格抹茶スタンド「抹茶カフェ舞妓」。そんな、ハワイで人気の宇治抹茶が楽しめるお店が満を持して日本初上陸!こちらでは、すべての商品に京都の老舗「播磨園」の最高級抹茶が使用されているそう。 オッティーは、お店おすすめの抹茶ソフトとコーヒーのセット(1日800個限定コーンセット1,010円)をいただきました。意外かと思えるこの組み合わせですが、苦味をおさえた優しい甘さの抹茶ソフトにコナコーヒーのビター感、これぞ和と洋の極上ハーモニー。ぜひ体験してほしいおいしさです! 【JUDGE!】大自然の光を瓶に入れこんだというオーロラドリンク。お茶に見えない色鮮やかなグラデーションはインパクト大!SNS映えに弱いオッティー、今回は「ジ・アレイシェージャオシャン」推しです!
2017年07月24日「このミュージカルを初めて見たのはブロードウエーでした。人気があって、2階席しか取れなくて。それでもすごく感動したのを覚えています。少年のパワーと、彼のために手を貸す周囲の大人たちの愛情に心を打たれたんです。なによりもビリー役の子の迫力あるダンスに感動して、涙が止まらなかった」 そう話すのは、女優の久野綾希子(66)。’00年の大ヒット映画『リトル・ダンサー』のミュージカル版『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』が、日本で初めて上演される。さびれた炭鉱の町で生まれ育った少年ビリーが、まだまだバレエは女の子のものと思われていた時代に、バレエダンサーを目指す成長物語。主人公ビリーの祖母を演じるのが彼女だ。 「好きな道を邁進しているうち協力者が現れ、猛反対していたお父さんもやがて理解を示します。私が演じるおばあちゃんは、孫の才能と熱意を認め、名門ロイヤル・バレエ・スクールに進むことに悩む彼の背中をそっと押す役どころ。実は亡き夫がダンスが上手で、2人で踊る時間が好きだったからなのね」 恵まれない環境で、純粋な思いだけを頼りにわが道を切り開き、夢をかなえていくサクセスストーリーは、なんと実話。社会派作品である半面、夢あふれる感動作でもある。 「片田舎の先生が才能を見いだしてくれたなんて、すごいことだと思って。奇跡の巡り合わせよね!人生って素敵。だから、子どもたちには“本物”や“一流”のものを見せてあげたい。この作品は自信を持ってお薦めできる本物です!」 久野といえば、男女雇用機会均等法ができ、結婚しても仕事を続ける女性が増え始め、“女の時代”といわれた’80年代、それを象徴するようなCMが話題になった。当時、劇団四季の看板女優だった彼女が30代からの化粧品のCMに起用されたのだ。キャッチコピーは「劇団四季久野綾希子30歳」。 「女優が年齢を明かすことが少なかった時代に、衝撃的だったみたいです。私?本当の年齢だもの、しょうがない。でも、放送されるころには31歳になっていて(笑)」
2017年07月24日タレントの西川史子(46)が7月23日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)に出演。俳優の船越英一郎(57)との離婚騒動を繰り広げている、女優の松居一代(60)について言及した。 番組では、松居が意見を主張するためにネット上に公開した動画を、“松居劇場”として紹介。自身を「My name is KAZUYO」と紹介する英語バージョンや、週刊新潮が差し入れたマンゴーを丸かじりする松居の姿を放送した。 これを見た西川は、「ここまで来ると、船越さんがちゃんとお話しないとダメなんじゃないかな。妻のこういう惨めな姿を……」と、苦言を呈した。 司会である爆笑問題の太田光(52)が、「これは最高のエンターテインメントだ」と反論するも、西川は、「うちの犬は(松居を)見るたびに吐くんですよ。『ゲボッ』て!」と訴え、スタジオからは笑いが。同じく爆笑問題の田中裕二(52)は、「まさに“犬も食わない”」と、ツッコミを入れていた。 また、この日は女優の広田レオナ(54)も出演。松居とは家が近所で、同じ神社の“氏子”だといい、「神社への奉納金が“船越”という連名で奉納されていて。彼女(松居)の名前があるので、ご近所さんはみんな動揺している」というエピソードを明かした。 広田といえば俳優・吹越満(52)との離婚・再婚歴があることでも知られている。司会の田中から「夫を悪く言う気持ちに共感するか」と尋ねられた広田は、「子どもが小さいので、子どもに迷惑がかかることは絶対にいけない。(悪口は)言わない」と話し、松居とは一線を画す姿勢を見せた。
2017年07月23日(撮影:加藤順子) 7月4日の正午前の東京・築地市場。すでに早朝のセリは終わっていたが、いまもターレと呼ばれる1人乗りの荷物運搬車が縦横無尽に行き交い、市場ならではの活気と喧騒は続いていた。 野菜などの段ボールが積み上げられ狭くなった通路を、そのターレを巧みによけながら、市場の少し奥まった場所にある古めかしいビルの会議室まで、緑色の自転車でやってきたのが山口タイさん(74)。老舗の鮮魚仲卸「樋徳商店」の女将さんだ。 東京都中央区の、銀座からも1キロほどという立地での開業以来、80年以上にわたり「日本の台所」役を担ってきた築地市場が、移転問題で揺れ続けている。 老朽化を主な理由として、江東区豊洲への移転が決定されたのが’01年。’16年11月には新規開業の予定だったが、直前に就任した小池百合子都知事(65)が、豊洲の安全性の確保が不十分であることなどを理由に移転延期を発表。これを受けて今年1月17日に、卸業者が陳列する魚介類などの食材を“セリ”で買い取る築地の仲卸業者を中心とした女性たちのグループ「築地女将さん会」が発足。タイさんは、周囲に推されて、その初代会長に就任した。 「私たちは、移転したら“食の安全”が守れないと、15年も前から汚染などについて勉強し、反対を訴えてきました。その後、盛り土がなされていなかったり、次々と有害物質の存在が明るみに出ましたので、移転してしまっていたらと考えるとゾッとします」 しかし、築地で暮らしてきた女将さんだから言えるそのよさを、どう伝えたらいいかを模索しているうちに、事態はどんどん進行していった。 今年6月20日。「築地は守る。豊洲は活かす」。小池都知事らしいキャッチーなフレーズで、築地市場は5年後をめどに「食のテーマパーク」を有する拠点として再開発すること、豊洲市場は冷凍冷蔵などの機能を強化した総合物流拠点とすることなどの基本方針が発表された。 7月2日の都議会議員選挙では、都知事率いる「都民ファーストの会」が圧勝。築地女将さん会の月1回の定例会が行われたのは、このわずか2日後だった。 市場内にある会議室には、定刻の12時までに、タイさんはじめ、旗揚げメンバーのほぼ全員の30人の女将さんたちが次々に集合した。仕事の途中で駆けつけたのか、前掛け姿のままの女将さんも。 「小池都知事の基本方針の発表で、市場移転問題が忘れ去られてしまわないよう、私たちは、ますます声をあげていかなければなりません」 会長の挨拶を口火に、さまざまな意見が飛び交った。 「都知事は、選挙で信頼を得られたと言っている。知事の基本方針を都民の6割が支持するというけれども、3割の反対意見も聞いてほしい」 「銀座あたりから流れてくるお客さまや、高齢の方も、豊洲では、やっぱり通えないと思うんですよ」 「都議会選挙が終わって、現実も見なきゃね……」 2時間の間、それぞれの話に眼鏡越しに相づちを打ちながら聞いていたタイさんが、最後にに再び口を開く。 「豊洲には『行けないんです』ということを、あらためてはっきり申し上げたい。汚染の問題もあるし、このままでは移転費用がまかなえなくて、廃業せざるをえない店も出てきます。そんな現状を、小池都知事に届けましょうね」 巻き起こる拍手を聞きながら、タイさんは、会の結成当初を思い出していた。 「もう男の人たちだけに任せてはおけない。その思いでみんな集まりました。男性ですと確執もあったりするんですが、女性たちはしがらみもなく、“女将さん”というキーワードでつながることができたんです」 築地を、食の文化を守ることは、命を守ること。消費者や業者との店先でのやり取りや、暮らしの声と密接に関わってきた女性だからこそ感じることがある。それを小池都知事に伝えたい、もっと広く世の中に届けたい。その思いは強くなる一方だった――。
2017年07月23日(撮影:加藤順子) 東京都中央区の、銀座からも1キロほどという立地での開業以来、80年以上にわたり「日本の台所」役を担ってきた築地市場が、移転問題で揺れ続けている。 老朽化を主な理由として、江東区豊洲への移転が決定されたのが’01年。’16年11月には新規開業の予定だったが、直前に就任した小池百合子都知事(65)が、豊洲の安全性の確保が不十分であることなどを理由に移転延期を発表。これを受けて今年1月17日に、卸業者が陳列する魚介類などの食材を“セリ”で買い取る築地の仲卸業者を中心とした女性たちのグループ「築地女将さん会」が発足。老舗の鮮魚仲卸「樋徳商店」の女将・山口タイさん(74)は、周囲に推されて、その初代会長に就任した。 今年6月20日。「築地は守る。豊洲は活かす」。小池都知事らしいキャッチーなフレーズで、築地市場は5年後をめどに「食のテーマパーク」を有する拠点として再開発すること、豊洲市場は冷凍冷蔵などの機能を強化した総合物流拠点とすることなどの基本方針が発表された。 7月2日の都議会議員選挙では、都知事率いる「都民ファーストの会」が圧勝。築地女将さん会の月1回の定例会が行われたのは、このわずか2日後だった。その定例会でタイさんは30人の女将さんを前に、こう宣言した。 「豊洲には『行けないんです』ということを、あらためてはっきり申し上げたい。汚染の問題もあるし、このままでは移転費用がまかなえなくて、廃業せざるをえない店も出てきます。そんな現状を、小池都知事に届けましょうね」 長年かけて育んできた顧客との関係、商売敵の壁を超えて支え合ってきた仲間。タイさんは女性のネットワークを生かして、築地でしか営めない生活を守ろうとしている――。 「樋徳商店さんとは、先代からのお付き合いです」。女将さん会メンバーで、実家の鮮魚仲卸「大仲」を35歳で継いで、社長も務めていた今井千鶴さん(65)が語る。 「魚河岸は、なにしろ“切った張った”の世界。築地の女将さんのなかには、朝3時半に三つ指ついて、『行ってらっしゃいませ』と、ご主人を送る方もいます。外から嫁いだタイさんが女将としてやっていくには、陰でご苦労もあったと思います。彼女はみんなをやわらかくおさめることができる人望の持ち主。先代のご夫婦も、“縁の下の力持ち”という存在でしたね」(今井さん) 同じくメンバーで、場内の飲食店「豊ちゃん」の女将だった長田光子さん(90)はこう話す。 「もう亡くなりましたが、築地の飲食業組合の役員をしていた主人のモットーは、『役員会の招集がかかればすぐに店を空けられるように、1人は従業員を余分に雇っておくんだ』。リストラばかりが言われる現在とは真逆の発想でした。タイさんは、またたく間にみんなの意見をまとめて、堂々としています」(長田さん) 証言に出てきた、樋徳商店の先代の“縁の下の力持ち”的なエピソードは、タイさん自身の口からも語られた。 「あるとき、ほかの店のお客さんがウチに来て言うんです。『ひいきにしている店主が具合が悪くて店を畳みそうだから、今度は樋徳さんから買いたい』と。すると、先代はこう話したんです。『そんなこと言わないで、あちらで買ってあげてくださいよ。私で手伝えることはしますから』」(タイさん) 築地には、つかず離れずながら、いざというときには、グッと相手の懐ろに入り込む人情が生きていた。もちろん、いまも受け継がれている。 「うちの息子も、お客さんがたとえば安い魚を買おうとしていると、はっきり言います。『これは昨日のものなので、煮物ならいいですが、生ならあっちのがいいですよ』と。ごまかして売ることはしないというのは、私には頼もしく見えます」(タイさん) ここに仲卸の“目利き”の存在価値があり、それこそが築地の文化だと言う。もう一つ、築地が培ってきたもの。それが、“横のつながり”である。 「水産仲卸のいちばん端っこにある店はなかなか売れないけど、奥がいちばん面積は広い。だから、不公平にならないよう、4年に1度、抽選で場所替えをやるんです。引っ越しのときには、各店舗でネズミ駆除をやり、ときには、その店に合った備品を置いていったり。そんな譲り合いの精神があるんです。移転が言われだしてからは、いずれいなくなるんだからということで場所替えの抽選も10年ほど行われていませんが……」(タイさん) 譲り合いは、互いを思いやる気持ちから生まれる。タイさんには、忘れられない出来事がある。 「もう20年以上前でしたが、親しい人が病気になって、私はすごく落ち込んでしまって。そのとき場外のスーパーを経営する奥さんに、『近所にはみんないるんだよ。なんかあったら、声をかけてね』と言ってもらえて。それで、すごく明るくなれたんです」(タイさん) 家族や一緒に働く人たちと半世紀以上を築地で過ごしてきたタイさんだからこそ、見えている景色がある。 「壁がないんです。ほら、うちの周囲を見てもわかりますが、お店が仕切られていなくてつながっている。ふだんから、『氷、ちょうだいね』とか、『もらうわよ』と声をかけながら、パッと手を伸ばして隣の青い包み紙を借りたりね」(タイさん) その遠慮のなさも、先代の義母から自然に受け継いだ、ふだんのほどよい距離感があってこそ生きるもの。 「豊洲に行くと1軒ずつ、壁で仕切られた設計です。移転で、単に壁ができるだけではなく、それは綿々と受け継がれてきた、築地の文化がなくなってしまうことなんです。そのよさも小池都知事にお伝えしていきたいですね」(タイさん)
2017年07月23日7月22日、リブロ パルコブックセンター調布店にて『まめ日和』(光文社)の著者・横峰沙弥香さん(33)のサイン会が行われました。 これは、7月19日に発売した沙弥香さんの新作『まめ日和』の出版を記念したイベント。 沙弥香さんは当日、事前予約や当日販売、店舗用も含めおよそ60冊にサインしました。署名の横には、特製の“まめちゃんスタンプ”もサービス。 さらに参加者には特典として、まめちゃんマグネット、読み切りチラシ、そしてばあばの特製よだれかけの3点セットが沙弥香さんから手渡されました。 今回のイベントには、まめちゃん(2)本人も参加。会場に現れるやいなや、参加者から「かわいい……」「イケメン!」と褒められまくりで、ご満悦の様子。 動画ではみんなに笑顔を運んだサイン会の様子をお届け。そして、WEB女性自身では“初公開”のまめちゃん本人映像が!
2017年07月22日俳優の織田裕二(49)とフリーアナウンサーの中井美穂(52)が7月21日、都内で行われたTBS系「世界陸上ロンドン」の制作発表会見に出席した。 2人は1997年のアテネ大会からコンビを組んでメインキャスターをつとめ、今回で11大会連続となるだけに息もピッタリ。8月4日スタートの今大会ではジャマイカの「世界最速の男」ウサイン・ボルト(30)がラストラン。織田は「もはや陸上選手を超えたスケール。今回はいったいどういう結末を迎えるか想像もつかない!」と早くもヒートアップすると、中井は「織田さん、そろそろこの辺で」と笑顔で制止した。 織田といえば、毎回話その熱いコメントが話題になっている。 「地球に生まれてよかったー!」(07年・大阪)「ベルリンでは早くも記録の壁が崩壊しました」(09年・ベルリン) そうした織田の熱い実況もあり、世間の同大会の認知度が確実にアップしている。ところがこのところ、大会を重ねるごとに織田が大人しくなってしまっているというのだ。 「以前から日本陸連が『大会を茶化してほしくない』などと“クレーム”を入れていたんです。そして13年のモスクワ大会後、日本陸連から水面下でTBSに番組内容改善の要請がなされました。しかしそれを織田さんサイド伝えたところ、猛反発。15年の北京大会は出演交渉が難航していましたが、最終的にはまとまりました。ただ織田さんはすっかりヘソを曲げてしまい、感情を抑えて進行しているようです」(スポーツ紙デスク) ボルトとともに織田も今大会で“有終の美”を飾ってしまう。なんてことにならなければいいのだが……。
2017年07月22日7月21日、尾田栄一郎による人気漫画『ONE PIECE(ワンピース)』がハリウッドで実写ドラマ化されることがわかった。海外ドラマ『プリズン・ブレイク』を制作した「TOMORROW STUDIOS」が手がけるという。 今年は『ジョジョの奇妙な冒険』『鋼の錬金術師』『銀魂』『BLEACH』など、人気少年漫画の実写化が相次いでいる。ファンの間では「ワンピースだけは最後の砦」「実写化しないでそっとしておいて」という意見が多かっただけに、ネット上では悲鳴が上がっている。 ハリウッドで実写化といえば「週刊少年ジャンプ」で連載された『ドラゴンボール』の映画が記憶に新しい。あまりの酷評ぶりに脚本家が謝罪する事態になり、そのトラウマがファンに拒否反応を引き起こしているようだ。ネットでは「ドラゴンボールの二の舞にならないで」「ルフィの腕はどうするの?CGで自然に伸ばせるものなの?」「ワンピースのキャラの体型は人間には再現できない」など、早くも実写化を不安視する声が上がっている。 そんなファンの反応を見越してか、尾田栄一郎は「20年の間に実写映画化の話はいくつもありました。まず『20年間作品を支えてくれているファンを絶対に裏切らないこと』これが僕からの条件です。不安の声もあがるでしょうがどうか期待の声をください」とメッセージを発信。これを受けて、「おだっちがここまでいうなら信じたい」「まあ日本での実写化じゃなくてよかった」と気を取り直すファンも。 賛否両論の声が挙がるドラマ化だが、実写化自体は15年に四代目市川猿之助主演の「スーパー歌舞伎Ⅱ」でも行われている。こちらは今年から再演も始まるなど、ファンに広く受け入れられているようだ。ちなみに舞台ではルフィの腕が伸びるシーンを、多くの黒子たちが自らの腕を繋げ1本の腕のように見せるなどして表現していた。 潤沢な製作費で、不可能と思われた人気原作の実写化に何度も成功しているハリウッド。今回は原作ファンの期待を裏切らないドラマを作り上げてくれることを祈りたい。
2017年07月22日乳がんを経験し、講演などの活動を行う女優の音無美紀子さん(67)と「がん哲学外来」理事長で、がん患者やその家族と対話し、生きる希望を与えている順天堂大学医学部の樋野興夫教授(63)。2人に1人が罹患する時代に、がんやがん患者とともに生きてきたお2人が、病いにどう向き合えばいいかを語り合った。 音無さんは’88年に乳がんが見つかり、当時標準治療だった全摘手術を受けた。手術後は、うつになり「死にたい」と苦しんだという。 音無「10時間に及ぶ手術、その後のリハビリと奮闘しましたが、抗がん剤の点滴治療のミスをきっかけに心を閉ざしてひきこもり状態に」 樋野「がん告知を受けた人の約3割に音無さんと同じようにうつ的な症状が現れます」 音無「眠れない、食べられない、何もできない。当時、そういうのは、心が弱い人がなる“ノイローゼ”だと思い込んで、恥ずかしくて病院にも行けなかった。告知されてからの闘病の苦しみ、『なぜ私が?』という恨みや未練も重なり、つらかった。いくら医療技術は進歩しても、人間の“心”は同じ気がしますね」 樋野「はい。医師には最先端の治療を確立することと、もう一つ『人間的な責任で手を差し伸べる』という使命がありますが、それが失われようとしています。そこで私は’08年に『がん哲学外来』を立ち上げました。患者さんとご家族に、『病気であっても病人ではない』『がんも単なる個性である』というような言葉の処方箋を出しています」 音無「言葉といえば、ある日、当時小学生だった娘の『ママなんで笑わないの?』の言葉にハッと気づかされたんです。左胸を全摘してから自分の体もそうですが、いっさい鏡を見られなくなったんです。鏡を見てみると口角も上がらないし、どう笑えばいいのかさえ忘れてしまっていて。娘に言われてから意識して鏡で笑顔をつくるようになりました。少しすると口紅もつけてみよう。美容室にも行こうと、徐々に元気になれました」 樋野「家族の『言葉の処方箋』に助けられましたね。私の哲学外来では一人1時間、カルテもなし。お茶を一緒に飲みながら話を聞いて対話するだけです。どんな病気なのか。なぜここに来たのかをじっくり聞くうちに本音を吐露していきます。自殺を考えていた人に『あなたには役割がある。存在には意味がある』と伝えると、自分ができることを探し始めます。その患者さんが自ら『メディカルカフェ』を開き、同じ苦悩する人の悩みに耳を傾ける人もいるんです」 音無「私自身、“心が重い日々”が続きましたが、一歩を踏み出すことで変わりました。うつで、夏休みに娘をどこにも連れていけないとき、『絵日記を書く材料がない』って言われたんです。娘は『ママと、目玉焼きをつくりたい』と言うから『それならできるかも』と、勇気を出してやってみたら『ママすごい』と娘が喜んでくれました。翌日、『じゃあ、おにぎりをつくろうか』と言って三角おにぎりをむすんだ私に『すごい』と娘が言ってくれて。本当に小さな一歩でしたが、これをきっかけに気持ちが回復していきました」 樋野「家族の接し方では、懸命に尽くすつもりが、気持ちの押し付けになる“よけいなおせっかい”が多い。ふだんは話もしないのに病気になると、途端に世話を焼く。それが患者の悩みや負担につながっています。そんな人に私は『偉大なるおせっかいであれ』と伝えます。同じ部屋にいて寄り添うだけでいいんです。夫婦でリビングに無言で1時間一緒にいる。“よけいなおせっかい”だと思われないように、お互いが一緒にいることで安心できる関係をふだんからつくっておきましょう。大事なのは相手に関心を持つこと。『後ろからじっと見守る』イメージです」 音無「私たちも仕事が忙しく、ふだんは対話の時間が多かったわけではないのですが、主人(俳優の村井國夫さん)は私が病気のことを人に言えずに苦しんでいることを見てくれていたようです。『もうさらけだせば』という思いが助けになりました。がんになって13年後、’01年に主人がテレビ番組でポロッと私のことを話したところ大反響で、それをきっかけに私も『徹子の部屋』に出演して闘病について告白でき、ようやくラクになりました」
2017年07月22日音無美紀子さん(67・以下音無)「私が乳がんを経験したのも(小林)麻央さんと同じ30代で、娘は6歳、2歳の息子はまだおっぱいにかじりついていました。病気について誰にも話せずにいましたが、麻央さんはブログですべてをさらけだされていて、心の強い人だなと衝撃を受けました」 樋野興夫さん(63・以下樋野)「彼女のブログからは、空から俯瞰でものを見て、自身の生き方を問い直す哲学的な面と、闘病の苦悩を乗り越えようとする覚悟ある胆力を感じました。そして自分を励ますだけじゃなく多くの人に感銘を与え慰める、まさに『利他の心』。その存在そのものがご家族はじめ多くの人への“プレゼント”になったのでは」 乳がんを経験し、講演などの活動を行う女優の音無美紀子さんと「がん哲学外来」理事長で、がん患者やその家族と対話し、生きる希望を与えている順天堂大学医学部の樋野興夫教授。2人に1人が罹患する時代に、がんやがん患者とともに生きてきたお2人が、病いにどう向き合えばいいかを語り合った。 音無さんは’88年に乳がんが見つかり、当時標準治療だった全摘手術を受けた。 音無「子育てが一段落したら女優として“もうひと花”と思っていた私にとって、それは大きな挫折で、誰にも知られたくなくてコソコソ“がんの陰に隠れて”ました。まだ乳房の温存手術も確立されてなくて、メスで切り取られるのも想像がつかない。でも主人(俳優の村井國夫さん)が『(片胸を摘出し)それで女優じゃなくなっても、生きててくれなきゃ困るんです』と、医師に泣いて訴えたんです」 樋野「すばらしいご主人ですね。患者さんの抱える悩みの3分の1が治療法など医療に関するもの。3分の2が家族や職場、医師らとの人間関係の悩みです。日本の患者さんは夫婦間の悩みも多いんです」 音無「そうですか。術後、抗がん剤治療をすすめられたとき、医師の『この治療で皆さん15年も生きている』……この『も』の一言が引っかかり、先生に悪気はなくても、“がんは生きられないもの”という“現実”を突き付けられた気がしてつらかった」 手術後、音無さんはうつになり「死にたい」と苦しむように。だが、小さな一歩でもいいから前に踏み出すと、世界は変わっていったという。 樋野「がんと向き合うとき、私は、『誰とも会わず一人で深刻に集中して1時間悩みきろう』と伝えたい。すると自然と外に出たくなるものです。それと『自分より困っている人を探しに行きなさい』と言いますね。その人のために何かしてあげられるのではないか、といたわり合う心と役割意識が生まれ、気持ちをプラスへと持っていけるのです」 音無「(うなずいて)すごくわかります!『がんの陰に隠れない』という麻央さんのブログもそうですが、自分のことよりも人を思う利他の気持ち、またコメントに寄せられた『私も大変ですが麻央さんはもっとがんばっている』と勇気づけられた人の思い。自分もがんばらなければと、勇気づけられました」 樋野「がんになって最期を迎えることも天寿を全うすることなのです。人間には一人ひとり、最期まで与えられた役割や使命があります。それを忘れずに生きてほしい。いい人生だったかどうかは最後の5年間で決まりますから」 音無「先生の言葉が心にス~ッと入ってラクになりました。私も自分が経験したことを伝えながらも、患者さんの声に耳を傾けていきたいです」
2017年07月22日1997年に放送された日本テレビ系連続ドラマ『ぼくらの勇気~未満都市』のスペシャル版である『ぼくらの勇気~未満都市2017』がKinKi Kidsのデビュー20周年記念日である21日に放送された。20年ぶりの復活に放送終了後には、Yahoo!検索ランキング2位に“小原”、3位に“未満都市”がランクインし、話題となっている。 この日、夜9時より日本テレビ系にて放送されたドラマ『ぼくらの勇気~未満都市2017』は、20年ぶりとなる復活に、放送発表時から注目を集めていた。中でも当時ジャニーズJr.として出演していた小原裕貴(37)は、’00年に学業に専念するため芸能界を引退しており、出演はないだろうとファンの中で囁かれている中、まさかのサプライズ出演報道に放送前から待ち焦がれるファンが続出していた。 小原はヤマト(堂本光一)の親友キイチ役として出演しており、前回から20年後をドラマの舞台となった今回は、バスの運転手を熱演。「俺、今小遣い一万円なんだぞ」とヤマトと携帯電話で話すシーンから登場し、17年ぶりのブランクを感じさせない演技を見せた。 ネットでは「未満都市ほんと良かった…」「小原くん出てきただけで泣けた」「小原くんの変わらなぬビジュアルの良さに驚きました!」「小原くん変わらずかっこよかったです」「小原裕貴をまた見れる日が来るなんて…」「久々なのに演技うまいなぁ」など感動の声が溢れている。
2017年07月22日21日、サッカー日本代表MFでフランクフルト所属の長谷部誠(33)が自身のインスタグラムを更新。妻でモデルの佐藤ありさ(28)が第1子を出産したことを報告した。 長谷部は「先日、私達夫婦の間に元気な赤ちゃんが誕生しました。素晴らしき仲間達よ、ありがとう!!」という感謝のコメントと共に長谷部のチームメイトがグラウンドで「ハセベー」と叫びながら、「ゆりかごポーズ」でお祝いする動画をアップ。 動画ではよく聞いてみると、チームメートは「おめでとう」「こんにちは」などの発言もあり、最後に長谷部は #sge #eintrachtfrankfurt #dankefuralles #supermanschaft #最高の仲間 #でも良く聞くと知ってる日本語並べてるだけ、とハッシュタグを用いてツッコミを入れている。 同日、所属クラブの日本語版公式Twitterでも、「祝 長谷部選手がお父さんになりました!おめでとう、長谷部選手!」と発表している。性別や誕生した日程などは伝えていない。 これに対しファンは「おめでとうございます!」「素敵な仲間!」「女の子ですか?男の子ですか?」「ついにパパですね!サッカーへのさらなる活力ですね」「お二人の子供とか絶対に美形だろうなうらやましい人生だ」「お母さんが佐藤ありさなんていいな」などの反応を見せている。
2017年07月21日そこのあなたにロックオン!キメつけ炸裂、偏見連発、ゴメンなさいっ!!横澤夏子が鋭い観察眼でチェックする「週刊ヨコナツ砲」 【自分の嫌いなコの悪口を相手に言わせる術】 最近気づいたんです。ゆっくりしゃべると悪口になると。たとえば「ミホちゃんって、不思議な人だよね」と普通にしゃべると“あ〜ミホちゃんってちょっと変わってる面白い人なんだな”と思われます。ゆっくりねっとりしゃべると“もしかして人間性が合わないのかな”と思われることがあります。つまり、ゆっくりしゃべることで嫌みを込めることができるのです。 たとえば“ミホちゃんへの思いのニュアンス伝わるかな、伝わったら私嫌われるかな”そんなことを考えているのにもかかわらず、言わないという選択肢を選べないときはゆっくりとしゃべってジャブするのです。相手が「どういうこと?」と聞いてきたら、ミホちゃんと私が合わないニュアンスは伝わってないので、「いや、なんとなく不思議な世界にいるコだなと思って」と話をポワンと消します。 逆に、「わかるー」と言ってきたら、ニュアンスは伝わっています。それ以上の悪口は言いません。相手がどう思うか聞いて、「うわー、だよねー!」と言えば自分が嫌いな人の悪口を相手に言わせられます。最近この技をハメてくる女子が多すぎて、気づくとまったく知らない人の悪口を言ってたことがあります。こわー!
2017年07月21日「自分の絵が各方面で反響を呼んでいることは知っていますが、娘はとくに反応しません。いつも“へ〜っ”って感じで、淡々としています(笑)」 ブルーを基調に描かれた、幻想的な動物たちの絵が、いま国内外から大きな注目を集めている。作品を描くのは、福井県在住の女の子・吉崎莉菜ちゃん(13)。彼女は小学5年生のとき、発達障害の1つ、自閉症スペクトラムであることがわかり、現在学校には通わず、自宅のアトリエで創作活動の日々を過ごしている。母親・幸子さん(43)が語る。 「莉菜が小学5年生のときに、全身にじんましんが出るようになったんです。最初はアトピーだと思って、あちこちの皮膚科の病院で治療をしましたが治らない。ある知人から“一度、心療内科で診てもらっては?心の部分で何か問題があるのかも”とアドバイスをもらい、検査を受けました。その結果、発達障害があるとわかりました」 当時、莉菜ちゃんは「学校に行くのが嫌だ」と話す回数が増え、そのうち“学校”という言葉を聞くだけで、じんましんが出るような状態に……。 「先生や市の教育センターの方とも相談して、特別支援学級に行くようになりました。それも毎日ではなく、行きたいときに行くというスタイルで。そうするうちに、じんましんも消え、自宅で絵を活発に描くようになっていきました」 彼女が絵を描き始めたのは4歳のころから。色鉛筆やチョークなどを使い、いろんな絵を描くことが、もともと好きだったそうだ。 「昨年6月、莉菜が誕生日に突然“アクリル画を描きたい”と言いだしたので、画材を与えました。すると自分で描き方や、参考になる動物の動画などをiPadで検索し、独学で覚え始めたのです」 それから莉菜ちゃんは、来る日も来る日も絵を描き続け、作品数はどんどん増加。幸子さんの勧めで、障がい者の創作活動などを支援する「障がい者アート協会」の絵画投稿サイトに作品を投稿したところ、「芸術的で素晴らしい!」といった絶賛のコメントが、国内外から多く寄せられるように。 「昨年9月、障がい者アート作品展『きらりアート展』に出展した作品が大賞に輝き、大きな自信につながったようです。今年6月には、一般の方々も参加する『現代童画会』福井地区展で激励賞をいただきました。本格的にアクリル画を描くようになってから1年、まだまだ伸びしろがあるな〜と」 才能を開花させた莉菜ちゃんの勢いは、これだけでは止まらない。彼女の絵は、障がい者を支える通販サイト「BTOK」で商品化され、iPhoneケース、ポストカードのデザインにもなり、現在、注文や問い合わせが殺到している。 「莉菜に“この絵の意味は?”と聞いても“意味なんてない。描きたかっただけ”としか答えません。言葉ではなく、絵で表現しているんでしょうね」 莉菜ちゃんに“将来、どんな画家になりたい?”と聞いてみた。すると彼女ははにかんだ表情で、「もっとうまく絵が描ける画家になりたい」と話した。
2017年07月21日格安SIMを使うスマホに対抗し、今月14日から始まったauの新料金プラン「auピタットプラン」が注目を集めている。大々的に“最安1,980円”とうたっているが、本当にお得なのだろうか?経済ジャーナリストの荻原博子さんが解説してくれた。 「新プランでは、5分以内の通話がかけ放題の『スーパーカケホ』を利用していて、データ利用量が月に1GBまでの場合、月々の通話・通信料は3,480円が基本です(※2年単位での継続利用契約で基本料金が割引になる『誰でも割』適用時、以下同)。この料金から、固定電話などとのセット割があれば500円引き。さらに、今年中に新機種を購入してピタットプランに加入すると、1年間、1,000円引きになります。これらすべての割引が適用されてはじめて、最安料金の1,980円は成立するのです」 とはいえ、先の条件で従来は4,900円だったものが、新プランでは割引前の3,480円でも、約3割の値下げとなる。また、データ利用量に応じた通信料金を、自動的に適用されるのも大きな特徴だ。 「従来はデータ利用量を“3GB”などと設定したら、実際の利用量に関係なく“3GB”の料金が必要でした。新プランでは、たとえば0.9GB利用した月は“1GBまで”の料金が、2.8GB利用した月は“3GBまで”と、自動的に最適な料金が請求されます。設定したデータ利用量を余らせていた方は、通信料の節約につながるでしょう」 これらのメリットはあちこちで語られているが、実は、隠れた問題点が2点あると荻原さんは言う。 【1】iPhone購入者は適用外 「新規や機種変更でiPhoneを購入した人は、ピタットプランを選べません。ただし、すでにiPhoneを使用中のauユーザーは、その機種を使い続けるなら、ピタットプランへ変更ができます」 【2】機種代金の毎月割は対象外 「機種代金は24回の分割で、毎月の通信料などと一種に支払う方が多いと思います。従来は、機種代金の一部が『毎月割』として値引きされていました。たとえば、『機種代金は月々3,600円ですが、毎月割で1,500円引いて、実質負担は2,100円です』などと説明されたと思います。しかし、新プランには毎月割がつきません。代わりに『アップグレードプログラムEX』(利用料は月390円)が導入されます。機種代金を48回分割にし、2年を過ぎて機種を買い替える際は、残金の支払いが不要です。25カ月目に買い替えると、機種代は半額ですむというものです」 ただ、2年ごとに機種を買い替えたい人はともかく、長く機種を使いたい人には、割引がなく負担が増える。 「結論として『ピタットプランは得なのか』との問いに答えるのは、難しいといわざるをえません。割引の適用状況や機種代金との関係などで、一概には答えられないのです。サービスセンターなどに問い合わせて、機種代金まで含めた料金を、現状とよく比較してご判断ください」
2017年07月21日(写真:Backgrid/アフロ) 8回ものグラミー賞受賞歴を持つR&B界の大物・アッシャー(38)が、過去に性的関係のあった女性スタイリストに110万ドルの示談金を支払う羽目に陥った。 RadarOnlineが入手した法定文書によると、アッシャーことアッシャー・レイモンド4世は2009年から2010年にかけて性病の一種であるヘルペスに感染していた。本人はその事実を知りながら、ウイルスキャリアであることを告げずに女性と関係を持ち、病気を感染させていた。避妊具も使用していなかったことも問題となった。カリフォルニア州の法律では、故意であれ過失であれ、性病を他者に感染させることは違法と定められている。 原告の女性は、「『何の病気も持っていない。クリーンだ』というレイモンドの言葉を信じて、彼との関係を続けました」と証言。その結果彼女はヘルペスウイルスに感染し、2012年にはその治療費としてアッシャーから2,754ドルを受け取っている。 米国では、14歳から29歳までの男女の6人に1人がヘルペスに感染してると言われている。
2017年07月21日(左から:ROSE、JENNIE、JISOO、LISA) 次世代No.1グループの筆頭として、世界中から注目されるガールズグループ「BLACKPINK」が20日、初の来日公演を開催。1日限りとなるデビューショーケースを日本武道館で行うという快挙を成し遂げた。 BLACKPINKは、BIGBANG、iKONなどを擁する「YG ENTERTAINMENT」が2NE1デビュー以来、約7年ぶりに送り出すガールズグループ。昨年8月韓国でデビューし、モデル並みのビジュアルと洗練されたパフォーマンスが話題を呼んだ。 (左から:ROSE、JENNIE、JISOO、LISA) デビュー作品『SQUARE ONE』は海外14カ国のiTunesで1位を獲得。『BOOMBAYAH』『WHISTLE』は韓国新人グループ史上初の米ビルボードワールドデジタルソングチャートで1位、2位の偉業を達成した。最新曲『AS IF IT’S YOUR LAST』は韓国グループアーティスト史上最速でYouTube再生回数5,000万回達しを突破、と先輩アーティストの偉大な記録を次々と塗り替えた。 (左から:JISOO、LISA、ROSE、JENNIE) 今回の日本武道館公演は、日韓通じて初となる単独公演。20倍の倍率となったプラチナチケットを手にした1万4,000人のファンが駆け付けた会場は、開演前から熱気ムンムン。センターステージに4人が姿を現すと、会場を埋め尽くしたピンク色のサイリウムが強く波打ち、悲鳴のような歓声が飛んだ。 1曲目は、デビュー曲『BOOMBAYAH』の日本語バージョン。可愛すぎるインディアンダンスや「オッパ!(お兄ちゃん!)」の叫び声でファンをノックアウトした。続く『PLAYING WITH FIRE』はステージに炎が飛び出す演出で観客を圧倒。チェックを基調にした衣装に着替えた後は、『WHISTLE』で独特のメロディーで酔わせると、『STAY』ではしっとりした歌声を聴かせた。 (左から:JISOO、LISA、ROSE、JENNIE) MCコーナーはすべて日本語で。「今日はBLACKPINKのデビューショーケースにお越しいただきありがとうございます」と挨拶すると、「こんなにたくさんの人が来てくれて、本当に感動しています」と満席の会場を見渡すROSE。「少し緊張しました」と切り出したLISAは、「みなさん楽しんでいただけましたか?」と元気に掛け声を。JISOOは「これからみなさんの期待に応えられるように頑張ります。応援をよろしくお願いします」と宣言した。そして、JENNIEの「それでは聞いてください」の声でラスト曲『AS IF IT’S YOUR LAST』に突入。アンコールでは、『BOOMBAYAH』を韓国バージョンで歌い、再び会場を盛り上げた。 (左から:ROSE、LISA、JENNIE、JISOO) およそ40分間のプレミアムショーケースは終始、初公演とも思えない堂々たるパフォーマンスで観客を魅了。韓国デビュー以来、日本デビューを目標に日本語の勉強をしてきたというメンバーは、今後の日本での活動で「カッコいい姿を見せたい」と意欲を見せた。 (左から:JENNIE、LISA、JISOO、ROSE) 8月30日にリリースされるジャパン・デビュー・ミニアルバム『BLACKPINK』は、これまで発表した楽曲すべてを日本語バージョンで収録。次世代No.1の筆頭ガールズグループの日本進出は、日本の音楽界の台風の目となるか!
2017年07月21日「怒りは、うれしい、楽しい、悲しいと同じ、人間にとってごく自然な感情です。怒りを感じないようにすることは不自然なこと。いかに上手に付き合うかが重要なのです」 そう語るのは、「日本アンガーマネジメント協会」の理事をつとめる戸田久実さん。感情のコントロールといえば、エリートコースを歩んだ豊田真由子議員(42)が元秘書に向かって言い放った「この、ハゲー!」などの怒声を思い出す人もいるだろう。また《さあバイアグラ100ml男船越英一郎と全面戦争、はじまりますよ》と、夫への怒りをブログにつづった松居一代(60)の姿を思い浮かべる人も。 「相手を傷つけたり、自己嫌悪に陥ったりするなど、怒りで後悔しないことが大事です。そのためには怒りの仕組みを知ること。怒りの裏側には、自分の気持ちをわかってほしいという“第一次感情”が、じつは潜んでいるのです」 なにかと世間を騒がせている「怒り」について、怒りと上手に付き合うための心理トレーニング「アンガーマネジメント」のコンサルタントでもある戸田さんが、ケース別に抑える方法を教えてくれた。 【ケース1】連絡もよこさず夜遅く帰宅した夫に、「なんで連絡しないのよ!」と怒鳴ったら「オレも忙しいんだよ」と逆ギレされて、微妙な空気になったーー。 「この怒りの裏側には、本当は“帰りが遅くて心配”“連絡がなくて不安”という“第一次感情”があるのです。ところが、怒りという感情のエネルギーが大きいため、それを見失い、相手を責める言葉だけをぶつけてしまう。怒りを感じたときこそ冷静になり、わかってほしい本当の気持ちに目を向けましょう。どんなに強い怒りでも、ピークは6秒しか続きません。つまりムカッとしてから、6秒間をいかにコントロールするかがポイントなのです」(戸田さん・以下同) 【ケース2】ファミリーレストランの店員の対応が最悪。頭に血が上って「なによ、その態度は!」と怒鳴ったら、周りの人からクレーマーだと思われてしまったーー。 「ムカッとしたときに、頭のなかで数を数えてみてはどうでしょう。とはいえ、1から順番に6まで数えることは無意識でもできること。100から3ずつ引いて『97,94,91……』と数えていくなど、少し考えないといけない数え方のほうが、怒りにまかせた反応が出にくくなります」 【ケース3】スーパーのレジで、並んでいた列の前の女性が財布の中の小銭を探してモタモタ……。思わずイライラしてしまうーー。 「少しでも腹を立てることがあった場合、そこで感じている怒りが、10点満点中、どのくらいのレベルなのか、点数化してみることも効果的です。モタモタしている人に対しても“怒りは2点だな”と考えるだけで、自分を客観視することができます。この習慣を続けることで、自分が怒りを感じるパターンもわかるようになるのです」 【ケース4】パート先で先輩に八つ当たりされて帰宅したら、部屋は、子どもが脱いだ服で散らかっている。「脱いだ服は片付けなさい!そういえばこの前のテストはなんだったの!!いつもゲームばかりやっているからでしょう!」と、声を荒げてしまったーー。 「怒りは、弱い立場に向けられる傾向があります。怒りをぶつけられたら、その相手ではなく、さらに弱い立場の人へ怒りをぶつけてしまうのです。子どもなど身近な対象には、期待が高くなり、甘えも生じます。そのため怒りの程度も強くなってしまうのです。子どもを叱るときも、感情的にならず、いちばん言いたいことをハッキリさせて、なんのために叱っているのか、目的を伝えることが重要です」 【ケース5】玄関にいつも靴を脱ぎっぱなしの夫。「普通さ、脱いだ靴ってそろえるよね!」と怒鳴ったら、「ヒステリーだな」と返され、夫婦ゲンカにーー。 「人はそれぞれ“〜べき”というものを持っています。たとえば『脱いだ靴はそろえるべき』『洗濯に出すときはポケットの中を調べるべき』などの“〜べき”は、自分にとっては大事で譲れない価値観かもしれません。そんな価値観を誰かに裏切られると、つい感情的になってしまうもの。ところが、その価値観は、すべての人と共有しているものではありません。もちろん夫婦間でも違っています。自分にとっての“当たり前”が他人にとっての“当たり前”とは限らない。そう思うことが、怒りと上手に付き合う第一歩なのです」
2017年07月21日「感情のコントロールができずに、人間関係が悪化するほど怒りを爆発させて、家族や職場の人を悩ませている人が増えています」 そう語るのは、ストレスケア日比谷クリニックの酒井和夫院長。感情のコントロールといえば、エリートコースを歩んだ豊田真由子議員(42)が元秘書に向かって言い放った「この、ハゲー!」などの怒声を思い出す人もいるだろう。 また《さあバイアグラ100ml男船越英一郎と全面戦争、はじまりますよ》と、夫への怒りをブログにつづった松居一代(60)の姿を思い浮かべる人もいるだろう−−。 酒井先生が解説する。 「東大から厚労省官僚を経て政治家になった豊田議員は、つねに自分に対して“完璧”を求めていたのかもしれません。そんな謹厳実直な人は、ふだんは衝動性や攻撃性を抑圧しています。ところがストレスがたまりすぎると、あるとき怒りとなって爆発してしまうのです。ただ、ストレス発散の一種とはいえ、あそこまでやるとは……」 それでは、良妻賢母やおしどり夫婦のイメージの強かった松居の場合はどうだろう。 「夫に対しての不満や心配、嫉妬など、感情のコントロールを失わせるような“小さな怒り”が積み重なり、あるとき、風船が破裂するように、大きな怒りとして噴出してしまうことがあるのです。とはいえ、2人のようなケースは、決して人ごとではありません。ストレスの多い現代社会、ごく普通の人のなかからたくさんの“怒りをコントロールできない人”が生まれる可能性があるのです」 「日本アンガーマネジメント協会」の理事をつとめ、怒りと上手に付き合うための心理トレーニング「アンガーマネジメント」のコンサルタントでもある戸田久実さんは、自分の“〜べき”が絶対的に正しいと思い込んで怒ってしまうと、売り言葉に買い言葉という、負の連鎖に陥ることもあるという。 「長年培われてきた“〜べき”という価値観は、本人にとっては、しっかりと信じ続けていいもの。ただ、年齢や経験を重ねることで、その価値観の許容範囲が狭くなってしまうことが問題なのです。その結果、つねにイライラしてしまい、周囲の人との関係が悪化する可能性も。また精神的にも安定せず、心臓疾患や高血圧症など不調の原因になるともいわれています。自分にとっての“当たり前”が他人にとっての“当たり前”とは限らない。そう思うことが、怒りと上手に付き合う第一歩なのです」 松居一代も豊田議員も、これまでかたくなに正しいと信じて生きてきた“価値観”を踏みにじられ、ブチ切れてしまったのかもしれない。
2017年07月21日《今ある身近な幸せに気付こう》。斎場の壁に飾られた故人の言葉と、在りし日の笑顔に知人たちは涙を流した−−。 7月3日、冨恵洋次郎さんが肺がんのため亡くなった。7月5日・6日に通夜・告別式が営まれ、37歳という早すぎる逝去を悼み、約800人の人々が参加したという。広島市生まれの冨恵さんは被爆3世。地元の高校を卒業後、20歳からバーを経営してきた。被爆体験者による「証言を聞く会」を始めたのは’06年2月。バーの客から原爆について聞かれたとき答えられず、自ら原爆問題について学ぶ場を設けようと考えたことがきっかけだった。 会は広島の原爆忌(8月6日)にちなんで、毎月6日に11年間一度も欠かさず開催されている。会場は冨恵さんが経営する「バースワロウテイル」。生前の冨恵さんは、活動についてこう語っていた。 「僕自身、被爆者の話を聞いて、『また頑張ろう』と勇気づけられていたんですよ」 昨年5月末、米オバマ前大統領の広島への電撃訪問を契機に、本誌は冨恵さんの半生を取材し、「シリーズ人間『母が語らなかった原爆を僕は知りたい』」(’16年8月16日号)として掲載している。 この取材をきっかけに、冨恵さんは「スワロウテイル」での活動を本としてまとめることも決意した。終戦からすでに72年、被爆者たちは高齢化しており、冨恵さんも「一人でも多くの被爆者の思いを書き残して、たくさんの人に伝えることが必要だ」と、以前から考えていたのだ。 ところが、昨年秋から作業を進めるいっぽうで、まさかの出来事が起こった。12月、冨恵さんは喉の不調を感じた。最初は風邪かと思ったが、年明けには胸に激痛が……。病院で精密検査を受けた結果、“ステージ4の肺がん”と判明し、医師からは余命2カ月と宣告された。だが彼は最期まで弱音は吐かず、周囲にも気丈に振る舞った。フェイスブックにも前向きな言葉があふれた。 《煙草も吸わない自分が37歳でいきなり肺がんになるのが奇跡的な数字。奇跡は奇跡で仕返しします。今は抗がん剤と放射線治療を行っていますが、可能性がある限りなんでもやります》(1月25日) 著書の『カウンターの向こうの8月6日広島バースワロウテイル「語り部の会」の4,000日』と題された本は7月中旬には、冨恵さんのもとへ届けられるはずだったのだが……。編集担当者は言う。 「6月末に病室を訪ねたとき、発売後に予定していた対談やインタビューの打ち合わせを済ませました。本ができあがるのを楽しみにされていたので、届けられなくて本当に悔しいです……」 一日でも長く生きるための治療を模索している最中、容体が急変。みとった友人らによると、決して穏やかな最期ではなかったそうだ。7月6日には冨恵さんが病いを押して参加するつもりだった140回目の「語り部の会」が開催された。告別式後、バーには続々と仲間たちがやってきた。 「亡くなる直前、『原稿に反映してほしい』と、冨恵さんから長いメッセージがLINEに届きました。パソコンで文字を打つのも、活字を読むのもしんどいようで、ご友人たちの助けを借りながら送ってくださったそうです」(編集担当者) メッセージには平和への祈りが込められていた。 《平和活動というと、堅苦しいし、近寄り難いし、もちろん参加も躊躇してしまう。私はこの本をみて、核兵器廃絶、戦争反対の声を高々にあげ、何か活動して欲しいとはこれっぽっちも思わない。被爆者の方たちが創ったこの日本で、どれだけ平和に生きているか。雨風しのげる寝床でゆっくり休めることがどれだけ幸せか。家族がいるという事がどれだけ安心か。それを少しでも感じられれば良いと思う》(6月9日) 「語り部の会」は、これからも冨恵さんの仲間たちが引き継いでいくという。冨恵さんも、平和のバトンの行方を、天国から見守ってくれるだろう−−。
2017年07月21日松居一代(60)と船越英一郎(57)の離婚騒動は日ごとに勢いを増すばかり。ほとぼり冷めやらぬなか、本日7月21日に船越は57回目の誕生日を迎えた。 騒動前は、毎年お互いの誕生日を家族水入らずで祝う習慣があった2人。今からちょうど2年前の今日も、仲睦まじい“おしどり夫婦”の姿を本誌は目撃している。 船越の誕生日当日、昼過ぎに都内の自宅から揃って出てきた松居夫妻。どこかでパーティーでもするのか、2人は大量の食材やパーティー用品らしき一式を車に詰め込んで出発した。だが、意外にも車は1分もかからずに目的地に到着。そこは船越が11年に自ら購入した別宅マンション。その後、2人は数時間マンションに滞在し、ホームパーティーを楽しんだ。 「今年の4月23日、松居さんは船越さんの別宅マンションで“自殺未遂”を起こしたそうです。スタッフが駆けつけると、玄関には『私の死に場所はここだと思いました』とマジックで書かれた紙が置かれていたとか。2年前にはここで誕生日会をしていたというのに……。皮肉なものですね」(芸能関係者) 当時の誕生日から2日後、本誌は松居本人を直撃している。そこで彼女は、誕生日の様子と夫への愛を語ってくれた。 「誕生日の当日だけは、家族でお祝いするのが前からの決まりなんです。深夜0時、誕生日を迎えた瞬間に、親しいスタッフも交えて、自宅でシャンパンを乾杯して。昼間に、あっちのマンションに2人で行ったのを見られちゃったのね(笑)」 さらに、プレゼントは何を贈ったのか聞いてみると……。 「うふふ。実はね、彼が初めて小っちゃい車を買ったんですよ。だから私からのプレゼントは、その車の鍵につけるキーホルダー。3,280円と1,900円のキーホルダーをね。うちは華美な贈り物はしないから(笑)」 そんな“倹約プレゼント”に、彼女は誕生日カードを添えたという。 「今年は彼と出会ってちょうど20年なんです。だから私からのメッセージカードを添えました。『今年も一緒にあなたと誕生日を迎えられて幸せです、どうかこれからもよろしくお願いします』って。そして、2人で20年前の話をして笑い転げていたんですよ(笑)」 だが先日発売された週刊文春7月13日号では、この後の15年11月に船越側が松居へ離婚の意思を伝えていたと報じられている。 「船越さんが離婚を申し出るということは、この誕生日の時点ですでに溝が生まれていたのでしょう。松居さんは少しでも夫の心をつなぎ止めようと、20年の節目に愛のメッセージカードを贈ったのかもしれませんね」(前出・芸能関係者) 今にして思えば“意味深”な誕生日カードの内容。今年の誕生日、船越は誰と過ごすことになるのだろうか――。
2017年07月21日「主人が病気になった半年間は、四六時中、一緒にいました。結婚して20年で初めてでしたね(笑)」と妻の香織さん(45)が明かしたところ「僕はどちらかというと家にいたくない人だったんで。外で好き勝手やりたいタイプだったんです」と照れ笑いするのは、ボクシング元WBA世界チャンピオンの竹原慎二(45)。 3年前に膀胱がんで「余命1年」を宣告され、不屈の闘志で生還。その闘病に寄り添い、献身的に支えたのが妻の香織さんだった。結婚して20年になる夫妻。がんになるまで夫婦にこれといった危機もなく、「女性問題もまったくありませんでした」と微笑む香織さん。13年1月、膀胱に初めて異変を感じた竹原。頻尿が気になり、長年のかかりつけだったホームドクターのもとへ。診断は“膀胱炎”とのことだった。 しかしこれが約1年もの間、がんを“見落とす”端緒となった。竹原は、その経緯を6月20日発売の著書『見落とされた癌』(双葉社刊)に綴っているが、あらためてこう語る。 「膀胱炎と診断したのは01年から付き合いのあった先生でした。その年の8月、所属選手の試合のため韓国へ。そこで僕がトイレへ何回も行くので、女房が焦って『違う病院で診てもらったら?』と言ってくれたんです。先生は『酒の飲み過ぎだよ。あとは何の問題もないんだから』なんて言うだけでした。女房の言うことを聞いて、そこですぐに別の病院に行けばよかったんですが……」 香織さんが「試合会場からタクシーでホテルに戻る際も、何回も車を止めてトイレに行くんです。でも『トイレに行っても尿が出ない』と言うので、とても心配になりました」と言い添える。急変したのは4カ月後の大晦日。大量の血尿が出たのだ。驚いた竹原は年明けに、別の医師の診断を仰いだ。 《癌だね…あっさりとそう言った》(前出の著書より) 「もう、頭が真っ白。女房にすごく怒られそうな気がして(苦笑)。家に帰って『がんだった』『どこのー!?』『わからない』『なんでわからないの!』って。パニックになってて……」 検査手術の結果、“膀胱全摘”との宣告が。このころはよく夫婦で泣いたと香織さんは言う。 「病院帰りの車中で、泣いていましたね。それまで、夫が泣いたところを見たことがなかったのに」 がんは結果的に“リンパ節の転移”まで進み、「5年生存率は25%」と言われた。「さすがにそのときは、ひどく精神的にも参ってしまい『死ぬなら家で死にたい』と、妻に告白しましたね」と竹原は振り返る。 しかし妻の励ましで抗がん剤治療をし、そして手術を受けると決断。11時間もの大手術。膀胱を摘出し、自らの腸を切って新しい“人工膀胱”を作る、最先端ロボット手術「ダヴィンチ」だった。東大病院では2例目だったものの、術後の苦しさは壮絶だったという。 「術後、すぐ目が覚めたんですが、痛さは半端じゃない。もう1回手術やれって言われたら死ぬのを選ぶかも(苦笑)。尿も3時間ごとに出さないといけないから、夜中にも起きる。おしっこ出すのも、グーッと踏ん張って2~3分かかるんです」 その後も、辛いリハビリや免疫療法など闘病をつづけ、手術から3年を経た現在、体調は良好だという。しみじみと香織さんは言う。 「あのころは、こんな未来がくるなんて思えなかった。主人には無茶しないでいまの生活を楽しんでもらいたい。そしてできれば夫婦で一緒にホノルルマラソンを走りたいですね」 昨年12月に1人でホノルルマラソンを走っている竹原は「走り終わった達成感は、半端じゃなかった。じゃ、今年は2人で挑戦してみますか」と語る。頼もしい愛妻の支えで大病を乗り越えたチャンピオンは、人生の“KO寸前”から見事なカムバックを果たした。
2017年07月21日7月15日(日本時間16日)にスペイン・マドリードにて開催された「第6回マドリード国際映画祭」で最優秀外国映画主演女優賞を受賞したタレントの鈴木紗理奈(40)。19日に都内で会見を行い、喜びを語った。 鈴木は主演映画「キセキの葉書」(監督ジャッキー・ウー、8月19日公開)の演技が評価され、同賞を受賞。すでにデビュー26年目だが、映画主演は初。演技に挑戦するのは約10年ぶりで、このところはフジテレビ系「めちゃ×2イケてるッ!」などのバラエティ番組が主戦場となっていた。 それだけに会見では「女優さん扱いが新鮮だった」と照れ笑い。今後については「等身大で今の自分で、欲張らずにありのままで頑張りたい」と謙虚だった。 「彼女は『これまで何度も芸能界をやめようと思うほど挫折を繰り返してきた』と周囲にも相談していました。それだけに、本人のみならずこれまで彼女といっしょに仕事をしたスタッフにとっても嬉しい戴冠となりました」(民放キー局のバラエティ班担当者) もともと鈴木は92年、米倉涼子(41)や上戸彩(31)らが所属する「オスカープロモーション」主宰の「全日本国民的美少女コンテスト」部門賞を受賞して芸能界入りした。しかし2年ほどでオスカーから現在の事務所に移籍している。 当時は鈴木が事務所の看板。女優として売り出そうと脇役から徐々にこなし、00年に「OLヴィジュアル系」(テレビ朝日)でついに連ドラ初主演をつとめたのだが……。 「なかなか関西弁が抜けず、標準語にしようとするとうまくセリフが読めない。彼女はかなり葛藤していました。見た目がヤンキー風なので、役も限られた。しかしそのうちバラエティで芽が出て、演技よりもバラエティに進出していったのです」(ベテラン芸能記者) その後はレゲエ歌手としてデビューし、ミュージシャンとの結婚・離婚も経験。今では一児のシングルマザーとして、仕事と子育てを両立している。 「『キセキの葉書』は自身の境遇と重なる母親役。これまでの挫折や人生経験が演技に生かされ、映画祭の審査員たちの心に響いたようですね」(映画ライター) 本人は謙遜するが、今後、女優業のオファーが殺到しそうだ。
2017年07月21日今年ブレークした芸人と聞かれたら、女性ピン芸人のブルゾンちえみさん(26)を思い出す方も多いでしょう。「35億」のフレーズとともにアメリカナイズしたキャリアウーマン姿で恋愛論を解く姿は、男性よりも女性からの人気が高いようです。しかしブルゾンちえみブームももう半年。各種バラエティにドラマ出演と露出も一巡し、そろそろ落ち着きを見せてきたように思います。 また最近では、見え方の変わるエピソードが出ているのも気になります。先日放送されたバラエティ番組では「ひたむきで大人しい人がタイプ」と暴露。今の好みは藤井聡太四段だといい、出演者を驚かせました。恋愛も「好きな人ができると、その人の話題が会話のすべてを占める」「熱しやすく冷めやすい」など、完全に彼女のネタに出てくる “ダメウーマン”と化しているのです。 極めつけは彼女のストレス解消法。「満月が好きすぎてシラフで見て泣くことがある」という話でした。これについて、女性掲示板では「情緒不安定?」などの声が多数浮上。もちろん「ブルゾンちえみ」は芸人ですし、恋愛上手のキャリアウーマンはネタの設定です。それは理解しているものの、キャラを脱いだ彼女があまりにも普通なのではないかとの疑惑が広まっているようです。 ブレーク芸人は誰しもその終焉を経験し、乗り越えたものだけが芸能界で生き残れます。今回の発言はそんな次のステップを見据えてのキャラチェンジなのかもしれませんが、どうにも不穏な影を感じずにはいられません。 ■ブルゾンちえみの“にしおかすみこ化” 今回の「素顔は違うんです」というスタンスで、思い出される人が1人います。それは08年ごろブレークしていた、女性ピン芸人のにしおかすみこさん(42)です。ボンテージにムチというSMの女王様スタイルにドSキャラでギャグをとばし、スタイルのよさやキャラのドギツさが受けて一気にブレークしました。 しかしブームも落ち着いてきたころ、彼女はテレビである失敗をしてしまいます。それは大御所芸人にネタ見せをするという企画での一幕。にしおかさんはネタ見せを失敗し、その場で号泣したのです。また同じころ、彼女はテレビで「本当はドSじゃない!むしろ引っ込み思案な方である」と、素のキャラを出していき、そのギャップに世間はだんだんと感心をなくしていきました。 なんだか、今のブルゾンさんと似ている部分を感じないでしょうか。彼女は今年の「R?1ぐらんぷり」でネタを飛ばしてしまい、号泣した過去があります。もちろん、失敗自体は悪いことではありません。しかし「実はピュアで普通な26歳のちえみ」が見え隠れすることで、芸人としての彼女は得をするのでしょうか。個人的には若干、雲行きの怪しさを感じてしまうのです。 ■女優の道に立ちはだかる体型の使いにくさ しかし彼女には、にしおかさんとは異なる武器があります。それは美しい声と評判上々の演技力です。先日放送終了したドラマ「人は見た目が100パーセント」(フジテレビ系)では主演の一人として役を演じきり、見ている人からも「意外と上手い!」「声が聞き取りやすい」など上場の評価が上がっていました。 そうなると彼女の次の道は芸人よりも女優か……と思えますが、ここでも1つ壁があります。それは武器でもあるマシュマロボディです。基本的にドラマの主役級の女性は美人でスレンダーであることが多いもの。その脇を固めるキャラとして“ぽっちゃり女性”をはじめとする三枚目キャラが出てくることもありますが、三枚目俳優の出演数と比較すると三枚目女優の需要は少ないのです。 余談ですが、同じくぽっちゃり芸人の渡辺直美さん(29)は7月クールの「カンナさんーん!」(TBS系)で主役を務めています。ブルゾンさんより芸歴も長く女性人気も高いですが、彼女でさえ今回がドラマ初主演です。三枚目女優は数こそ少ないけれど、用意されている席自体が少ない。そんな厳しい道が、女優として進もうとするブルゾンさんに待っている気がしてなりません。 先日のバラエティ番組では、若干痩せたように感じたブルゾンさん。意図的なのか自然現象かはわかりませんが、もしかしたら女優への道をかなり意識しているのではないでしょうか。彼女のネタには、ダメウーマンに対して「ありのままで勝負、しないの?」と問いかけるものがあります。もしかしたらブルゾンさんは“ちえみ”に対して、そう問いかけている最中かもしれませんね。
2017年07月21日「(救命救急に携わる若者たちが)不条理なことや壁にぶつかりながらも成長し人生を学んでいく、というのがこのドラマのテーマ。僕自身、この7年間、不条理なことも体感したうえで、自分の歩いていく道をみつけて希望を持てたので、その気持ちをぶつけたいです」 そう力強く語るのは、山下智久(32)。’08年にスタートし、人気を博した医療ドラマ『コード・ブルー』(フジテレビ系・月曜21時~)がシーズン3となって復活。再び、主人公の脳外科医・藍沢耕作を熱演中だ。 「最初は一瞬、恐怖を覚えました。僕にとってこのドラマはすべてのエネルギーを注いで作ったものだったので、7年たった今、あれ以上のものができるだろうか、という不安がありました。でも、常に挑戦する、という気持ちを持ち続けたいと思っている自分もいるし、主要メンバーが誰一人として欠けることなく参加できた、という奇跡を信じて挑んでいます」 共演の女優たちもみな、著しく成長をとげている。彼女たちの素顔について聞いてみた。 「新垣結衣ちゃんは、大和なでしこタイプ。おとなしくて物腰も柔らかいけど、芯はとても強い人。『逃げ恥ダンス』も見てました。現場ではまだやってないけど、テンションが上がったら『やろうよ!』ってなるかも(笑)。戸田(恵梨香)さんは、ガッキーとはまた違う強さを持っています。自分の意見をハッキリと伝えられる人なので、今、戸田さんこういう気分なんだな、っていうのがこちらにもよくかわるので、やりやすいですね。比嘉さんはムードメーカー的存在。沖縄の、あのゆったりしたリズムで現場を和ませてくれます」 山下自身は、最近、岡田准一に教えられた格闘技・ジークンドーなどのトレーニングにハマっているという。 「約1年前からですが、週1くらいのペースで、2時間半、超ハードに鍛えています。すごくつらいんですが、体を鍛えることで、継続する強さ、礼儀や気配りなど、心技一体のことが学べて、心も整ってきます。あとは、ここでやめてしまったら、またいろんな局面でつらいことから逃げ出してしまうんじゃないか、という懸念もあって。トレーニングは、自分に負けない、精神的にタフな男になるための修行かな(苦笑)」
2017年07月21日お笑いコンビ・ガリットチュウの福島善成(39)が自身のTwitterやインスタグラムに投稿している俳優・船越英一郎(56)のモノマネが「似すぎ」と密かに話題を呼んでいる。 福島は約5年前から船越の顔マネを始めており、当時の投稿には「#おしどり夫婦」「#ラブラブ」「#一代愛してるよ」といった船越夫妻の仲の良さに焦点を当てたハッシュダグがつけられていた。 しかし、今年の7月に松居一代(60)が突然、YouTubeで船越の不倫疑惑を暴露。その後も松居の暴走は止まらず、動画やブログは連日更新され、ついに泥沼の離婚騒動へと発展。世間の大きな関心を集めている。 これに比例して福島の船越ネタもヒートアップ。「バイアグラ男と呼ばないで」「謝ったら許してくれるの?一代。ねぇ。一代。愛してるよ」というコメントと船越に扮した写真をアップしている。 これをきっかけに、20日には都内で行われた『ルミネtheよしもとサマーオブラフ2017』の記者会見に船越のモノマネで登壇。船越とは面識がなく「(会ったら)首しめられると思います」と本人非公認のネタであることを明かし、「本当に頑張って耐えてほしいです。平和的解決を祈っています」と船越にエールを送った。 投稿をみたユーザーからは「似てる!」「ツボった(笑)」「旬すぎる!やばい(笑)」と面白がるコメントが多く寄せられるいっぽうで、「本家に怒られるよ」「面白いけど大丈夫?」と福島を心配する声もあがっている。
2017年07月20日’97年、アニメ『ポケットモンスター』シリーズが始まり、’98年から毎年公開されている劇場版ポケットモンスターシリーズは現在公開中の『劇場版ポケットモンスターキミにきめた!』で20作目に。最新作では、20年前に放送されたアニメシリーズ初回で描かれた、サトシとピカチュウの出会いが、再びオリジナルストーリーとして描かれる。そんな20作目を記念して、ポケモンがもっと愛おしくなる“ピカ〜”なトリビアを紹介! 【トリビア1】サトシのピカチュウの大好物はケチャップ! 『たいけつ!ポケモンジム!』(’98年4月30日放送)で食べて以来、ケチャップが大好きに。XY&Zシリーズのエンディング曲『ピカチュウのうた』にも、大量のケチャップが登場。 【トリビア2】サトシのピカチュウはモノマネが得意! 実はこれまでにソーナンス、ミズゴロウなど、さまざまなポケモンのモノマネを披露してきたピカチュウ。映画最新作でも、モノマネを披露する場面があるので乞うご期待! 【トリビア3】サトシはピカチュウになったことがあった! 『ポケモンまほうでだいへんしん!?』(’02年3月21日放送)のラストシーンで、ポケモン魔法をかけられ、サトシがピカチュウの姿に!ちなみに次のお話では元どおり人間の姿に……。 【トリビア4】ムサシはかつてジョーイさんを目指していた!? ロケット団で悪事をはたらくムサシも、かつてはポケモンセンターでポケモンを回復してくれる看護師さんを目指していた時代が。『ハピナスのハッピーナース』(’00年1月6日放送)で明らかに。 【トリビア5】ポケモンの会話が字幕で表示されたことが! 『きょだいポケモンのしま!?』(’97年7月22日放送)で、サトシたちトレーナーとはぐれてしまったポケモンたちだが……。そのとき彼らの会話には、なんと字幕が付いて放送されていた! 【トリビア6】いつしかテレビ東京No.1の長寿アニメに! ’97年4月1日にスタートしたアニメ『ポケットモンスター』シリーズ。ポケモンマスターを目指すサトシと相棒ピカチュウの物語は今年で20周年を迎え、テレビ東京いちの長寿アニメに。 【トリビア7】声優・山寺宏一がギネス認定されている作品! 劇場版第1作『ミュウツーの逆襲』のミュウ役に始まり、同一シリーズで最も多くの違う役で出演した人としてギネス認定された山寺さん。最新作で演じるマーシャドーの多彩な声色にも注目。 【トリビア8】ほぼ毎年、映画に登場している親子がいる! 劇場版第8作『ミュウと波導の勇者ルカリオ』から、ほぼ毎年劇場版シリーズのどこかのシーンに出てくる通称“いつもの親子”。最新作でもどこかに姿を現しているかも!? 【トリビア9】ニャースがしゃべれるのは“恋”をしたから! 『ニャースのあいうえお』(’98年11月12日放送)で、人間と暮らすメスのニャースを口説こうと夜な夜な絵本を読みあさり、人間語を覚えて告白。しかし振られてしまった……。 【トリビア10】ニャースの額の小判はとれてしまったことが!? 『ラッキーのカルテ』(’98年6月4日放送)では交通事故に巻き込まれ、なんとニャースの小判がとれてしまう!しかしラストでは、体の内側から新しい小判がはえてきて元どおりに。
2017年07月20日