BIGBANGのT.O.P、本名チェ・スンヒョン(29)が、薬物過剰摂取により意識不明のまま緊急治療室に搬送され数時間ぶりに意識を回復したと韓国メディアが報じている。 T.O.Pは6日午前、転任先の第4機動団宿舎で意識不明の状態で発見され、ソウル市内の梨大木洞病院に運ばれたという。午後5時頃、集中治療室に移され、午後7時すぎに意識を取り戻したと伝えられた。 ある警察関係者は「第4機動団の職員によると、寝ているT.O.Pを起こしたが起きず、病院に搬送したという。日頃から飲んでいた精神安定剤を少し多く摂取した状態だったようだ」と明らかにした。 また、所属事務所であるYGエンターテイメントの関係者によると「T.O.Pは現在、薬物過剰摂取の疑いにより緊急治療室に向かい集中治療を受けている」とし「T.O.Pの母親が病院にかけつけ見守っている」と説明した。 ある韓国メディアによるとT.O.Pの友人が「最近、いろいろなことが重なり、とてもつらい状態であったようだ。ストレスが極度に達したのだろう」と報じている。 T.O.Pは昨年アイドル女性練習生のAさん(21)と一緒に10月9日~14日、ソウル市龍山区の自宅で、計4回大麻を吸引した容疑がもたれ、毛髪検査で陽性反応があらわれ、検察の召喚調査が行われている。
2017年06月06日土曜日のこと、息子が「パパ、一緒に料理をしたい」と言い出しました。この一言が私の心にどれだけ突き刺さったことか。思わず涙が溢れ出しそうになりましたが、ぐっとこらえて「いいよ。なに作る?」とすっとぼけましたところ、「ジェノバ風クラブハウスサンド」と生意気な言葉が返ってきました。「まず一緒に買い物に行こうよ」。どうやら頭の中ですでにレシピは出来上がっているようです。ジェノバ風、という単語が私の頭の中でぐるぐる回っております。ま、なんとかなるでしょう。で、とりあえず買い物に。途中、手書きのメモが手渡されました。材料が書いてあります。最近、息子は若いユーチューバーたちの料理番組に凝っています。出元はそこらへんだろうな、と察しました。でも、余計なことを言って出鼻をくじいちゃ元も子もない。すごいね、とおだてて、盛り上げておきました。で、いきなりですが、材料です。 材料1人分:鶏のもも肉1枚、食パン2枚、トマト3切れ、ロケット菜・にんじん少々、卵1個、バター・レモン少々、松の実75g、にんにく4分の1片、バジルの葉15g、オリーブオイル・パルメジャーノチーズ少々。塩・こしょう適量。 家にあるものも結構ありました。鶏肉と野菜は市場の専門店で買いまして、松の実はスーパーで探しました。 「で、どうするのシェフ!」。すると13歳のシェフは「まず、ジェノベーゼソースを作るよ」と言ったのです。おお、ジェノバ風というのはジェノベーゼを使うサンドのことだ、と今さらながらにやっと思い当たった父ちゃん(笑)。「パパ、あれある?ジェノベーゼを作る石のほら、つぶすやつ」「すり鉢とすりこ木のこと?あるよ。でも、ミキサーでやったら簡単だよ」すると息子は「石のすり鉢でやる方が美味しくできるし、作ったという満足感があるでしょ」と、呆れたという顔をしてみせます。「でも、うちには石のすり鉢はないな。木のやつならある」。見せると、息子は笑顔に。でも、これがちょっと小さくてやりにくいんです。なかなかすれません。そこで、日本のごますり鉢とすりこ木を取り出し、「シェフ。差し出がましいことを言うようですが、これでやってみたら?」と手渡しました。シェフは日本のすり鉢を使いました。「ああ、これは便利だ」。大成功のようです。松の実をまず潰し、にんにくを入れてさらに潰し、最後にみじん切りにしたバジルを入れて潰し、パルメジャーノチーズ、オリーブオイルで混ぜました。見た目は美味しそうなジェノベーゼソースが出来上がりました。「シェフ、いいんじゃないでしょうか?」「うん、いいですね」。シェフは出来上がりに満足したようです。 「じゃあ、次にコミ君(アシスタントのこと)、チキンをソテーしてください。塩・こしょうで味付けして」。え?パパがやるの?ということで父ちゃんが鶏もも肉をフライパンで焼きます。その間に、息子君は食パンをトーストし、トマトを薄切りにし、にんじんをスライサーでそぎ切りしました。 それから面白いことをやったのです。焼き上がった食パンの真ん中を3㎝四方にカットして窓を作りました。最後に目玉焼きを焼きました。お皿の上に食パンを置き、その上に食べやすいサイズにカットしたチキンを置いて、その上にジェノベーゼソースをたっぷりとのせ、その上にトマト、ロケット菜、にんじんを適当に置いて、レモンをちょっと搾りました。その上に目玉焼きをのせ、最後に窓のついた食パンを、ちょうど窓のところに黄身が顔を出すような感じでかぶせたのです。「完成だぁ!」。出来たら、いきなりかじりついておりました。やれやれ、まだパパのは出来てないじゃん!「うわ、めっちゃ美味しい!」。あはは、大成功のようです。お試しあれ! ボナペティ! 本誌連載の料理をえりすぐったレシピ本『パリのムスコめし世界一小さな家族のための』も絶賛発売中です!
2017年06月06日女優の高畑充希(25)が7月スタートのドラマ「過保護のカホコ」(日本テレビ系)で主演をつとめることになった。 脚本を手がけるのは遊川和彦氏(61)。いずれも高視聴率を獲得した天海祐希(49)主演の「女王の教室」(日本テレビ)、松嶋菜々子(43)主演の「家政婦のミタ」(日本テレビ系)を手がけた“ヒットメーカー”だ。 高畑は両親に超過保護に育てられ、21歳にして外泊も自分の服を選ぶことすらしたことがない世間知らずの女子大生を演じる。高畑にとっては民放の連ドラ初主演。NHKの朝ドラ「とと姉ちゃん」後、初の主演作となる。 「朝ドラでヒロインをつめた後の作品選びは、非常に重要といわれています。その作品が当たれば勢いに乗ってステップアップできるからです。逆に外れれば活動が停滞気味になってしまうこともありますが、高畑の作品は“当たり”なのではないでしょうか」(民放キー局のドラマ班スタッフ) 実は今回のドラマ、高畑のみならず遊川氏が並々ならぬ気合で書き上げている力作だというのだ。 「今年1月に遊川氏の初監督映画『恋妻家宮本』が公開された。かなりの自信作だったようで遊川氏は『この作品はきっと海外でも通用するはず』と関係者に力説していた。とこところがいざ公開されると観客動員がふるわず、それほど話題にもならなかった。遊川氏はかなり落胆していたようですが、今回のドラマで“再起”をかける気力がわいたようです」(映画ライター) 朝ドラの国民的女優とヒットメーカーの強力タッグだけに、高視聴率の可能性大!?
2017年06月06日ナショナル・ジオグラフィックのInstagramより(Instagram@natgeo) 米国のロッククライマー、アレックス・オノルド(31)が、滑り止めのチョークを入れるバッグ1つのみで、エル・キャピタンの登攀(とうはん)に成功した。 Mac OSのバージョン名にもなったエル・キャピタンは米カリフォルニア州ヨセミテ国立公園内にある花崗岩の一枚岩で、ロッククライミングの名所として知られる。オノルドは2012年にノーズと呼ばれるルートを2時間23分46秒で登り切り、登攀の最短記録を打ち立てている。今回は、ロープや支点、ハーネスなどの装備を一切持たないフリークライミングでエル・キャピタンに挑戦。ナショナル・ジオグラフィックが、ドキュメンタリーとしてその一部始終を撮影した。 チョークバッグのみを身につけたオノルドは米国時間3日午前、約1千メートルの一枚岩を驚異の3時間56分で制覇。フリークライミングの歴史に金字塔を打ち立てた。 山岳雑誌の「American Alpine Journal」は「言葉が出ない。これは明らかに史上最も偉大なフリー・ソロ・クライミングだ」と絶賛。著名なロッククライマーの1人で、オノルドの友人であるコンラッド・アンカーも「尊敬する。人生の目標を悟ったよ」とFacebookで賛辞を贈った。
2017年06月06日デビューから丸19年を迎えたタレントの矢口真里さん(34)。矢口さんといえば元モーニング娘。としての経歴が有名でしたが、最近では13年の元モデル男性との不倫が思い出されるでしょう。 不倫現場が自宅であったことなど、自由奔放な恋愛スタイルが垣間見えた彼女。結局これが原因で、夫だった中村昌也さん(31)とは離婚。その後もイメージの悪さがついて回っているようです。 そんな矢口さんが先日、ついに不倫相手と婚約発表するのではと報じられました。しかし本人はブログで完全否定。臆測記事に苦言を呈したのですが、不倫からもう4年です。そろそろ彼女も幸せになっても良いのではと思うものの、今回の報道を受けてのリアクションは辛口なものが多かったようです。 世の中では不倫ニュースが乱発していますが、そんななかでも炎上した人と無傷な人がいます。4年たった今も彼女に拒否反応を示す人が多い理由はいったい何なのか。それは矢口真里というタレントからにじみ出る“お調子者感”が良くも悪くも影響しているように思うのです。 矢口さんはモーニング娘。の黄金期を支えた一人。常にグループの4番手付近に位置し、明るさと器用な立ち回りで卒業後はタレントとしても成功した女性です。当時のモー娘。には恋愛シミュレーションゲームさながら多彩なキャラの女性がいましたが、そんな中での矢口さんはズバリ“お調子者”だったと思います。 いるだけで場が明るくなるタイプですが、お調子者の本来のイメージは“いい奴”です。戦隊モノならば常にニコニコし、マジな雰囲気を和らげる心根の優しい奴。そう、お調子者には“心根の優しさ”が必要なのです。 しかし彼女は、恋愛においては“自由スタイル”の人。そこには、ふてぶてしさすら感じさせます。そしてさらにお調子者キャラの彼女、叩かれても怒られても必ず起き上がってくるではありませんか。ファン以外の人からすれば、その執念を応援したいとは思えないのでしょう。 彼女がこの負のスパイラルから抜け出すにはどうしたら良いのか。まずいちばん簡単なのは、キャラを変えて昔の自分を反省すること。この手法は、沢尻エリカさん(31)が行ったものです。そのほかには、お調子者キャラを突き抜けさせるという方法もあるでしょう。これには、元政治家でタレントの杉村太蔵さん(37)の生き方が参考になるかもしれません。 器用な彼女ならどちらもできそうですが、もしキャラ部分に触れないのであれば“下心”を捨てて何か1つに取り組み続けることです。そうすることで、矢口さん本来のまっすぐな明るさが光って見えるかもしれません。 たとえば猫ひろしさん(39)もオリンピックまでマラソンに打ち込み批判をはねのけましたが、矢口さんの場合もこの方法は有効だと思います。彼女の器用さをもってすれば、マラソンだって24時間テレビの企画として成立してしまいそうです。 なんでも仕事として成立しそうな可能性。でもこれこそが矢口真里の真価であり、やっかいな部分でもあるのかもしれません。
2017年06月06日第127飯「ショーソン・オー・ポム(アップルパイ)」 ■材料(2個分)※1個分のときは全材料を半分にして下さい。 <りんごのコンポート>りんご正味1kg(柔らかいもの)バター40g砂糖100gバニラ1房レモン汁小さじ1~水適量 パイ生地2枚(285g位のもの)卵1個粉砂糖少々 ■作り方①オーブンは200度で余熱しておく。 ②お鍋にバターを溶かしキューブ状に切ったりんごをソテーしバターをなじませる。バニラは縦に切り込みを入れて包丁の背で取り出したバニラビーンズを房と共に入れ、砂糖も入れて蓋をして中火で煮る。 ③りんごが柔らかくなったら木べらでつぶし、ツヤが出てきたら水分を飛ばしてレモン汁を加え混ぜ粗熱を取る。(途中で水分がなくなったら水を足して柔らかいペースト状になるまで煮る) ④パイ生地を広げ、上半分のふちに刷毛で溶き卵を塗り、上半分のふちギリギリのところに迄りんごのコンポートをのせて折りたたみ閉じ口を軽く指で押さえ、重ねたふちにナイフの先で1cm程度の切り口を1cm間隔で付ける。 ⑤生地の表面に柄を描き、数カ所にナイフで空気穴を開けて溶き卵を塗る。 ⑥もう一つも同じように作り、200度のオーブンで30~40分焼き、1度取り出して粉砂糖をかけて5~10分さらに焼いてキャラメリゼにして仕上げる。
2017年06月06日5月31日、都内の公園で2人の子供を遊ばせていた小林麻耶(37)。そばにいたのは、実妹・麻央(34)の長女・麗禾ちゃん(5)と長男・勸玄くん(4)だ。麻耶は強い日差しを避けるため、つばの広い帽子を被っている。足元はスニーカーで服装もポロシャツにショートパンツとレギンスという、“フル装備”だった――。 2日前の28日、市川海老蔵(39)が『七月大歌舞伎』製作発表に出席。妻・麻央の顎にがんが転移していたことを告白した。翌29日には麻央がブログで退院したことも明かした。顎転移後に始まった在宅治療。麻央を支えるべく、家族は万全の連携体制で待っていた。 「これまでの麻耶さんと彼女のお母さんは、タクシーを使って移動することが多かった。しかしここのところは、シッター兼運転手らしき男性の運転する車で移動することが多くなっているようです。こうしたサポートをお願いしているのも、麻央の在宅治療に合わせて臨機応変な対応ができるようにしたいと考えた結果なのでしょう」(芸能関係者) 冒頭の31日、海老蔵は京都で舞台出演のため東京を離れていた。そのため麻耶が“代役ママ”となっていたのだ。15時ごろ、麻耶は男性運転手の車に乗り幼稚園まで麗禾ちゃんと勸玄くんをお迎え。その足で公園へと向かい2時間近く遊んでいた。夕方5時を過ぎ、車に乗り込む一行。帰宅するのかと思いきや、向かったのは別の公園だった。そこでも1時間以上遊び、帰ったのは6時すぎ。麻耶はこの日、3時間も子供たちと遊び続けていた。 がん患者の在宅治療について、ブレストピア宮崎病院の柏葉匡寛副院長は本誌にこう語る。 「家族が近くにいる状況は、患者さんが安心して治療に専念できるというメリットがあります。ただいっぽうで患者さんご自身が『自分がすべきことなのに』とジレンマを感じたり『自分が何もしなくても日常は進んでいく』と焦燥感を感じたりするケースも。そうしたことを麻央さんが感じないためにも、ご家族が万全の体制で過ごされているのでしょう」 たとえば麻央はブログで、自宅で子どもたちと遊ぶ様子をつづっている。子どもたちは嬉しさのあまり、ついそばではしゃいでしまうのだろう。こうした時間は、麻央にとっても励みになるはず。だが病床の彼女が子どもたちとずっといっしょにいることは、体調面での負担も大きい。そのため麻耶は2人を外に連れ出し、力いっぱい遊ばせているようだ。 6月2日、麻耶は今後の生活について《私は、サポートに力を入れたいので自分の時間をより濃密に出来るよう工夫したいと思っています。 行動力、主体性を引き出してくれそうな赤を着て、レッツゴー!》と決意をつづっている。自分のことよりも、麻央のことを考える。そんな麻耶について、姉妹を知る関係者はこう話す。 「麻耶さんと麻央さんは昔からこれ以上ないほどの仲良し姉妹。たとえば2人はともに7月生まれ。麻耶さんが12日で麻央さんが21日で、毎年互いの誕生日を祝い合ってきました。さらにお母さんも7月19日生まれと、小林家にとって7月は特別な月。麻耶さんは『今年の誕生日も家族でお祝いを』と思いながらサポートに専念しているのでしょうね」
2017年06月06日『ひるおび!』(TBS系)の司会でお馴染みの恵俊彰(52)が、今年4月、都内有数の高級住宅地に一戸建てを新築した。 さっそく恵の新居に向かうと、広大な敷地にそびえたつモダンな一軒家が。昔ながらの豪邸が並ぶなか、コンクリート打ちっぱなしのデザイナーズ住宅が周囲と一線を画している。 「土地は全体で164坪、坪単価は200万円程度。旗竿地を考慮すると、2億円ほどでしょう。上物は低く見積もっても1億円以上。つまり、3億円は下らない超豪邸です」(地元の不動産業者) 「3億円とはいえ、現在の収入ならキャッシュでも余裕で買えたのでは」とテレビ局関係者が分析する。 「09年に『ひるおび!』の総合司会に起用されてから、恵さんの出演料はうなぎ上りで、現在のギャラは1本100万円前後と言われています。『ひるおび!』以外の番組やCM出演を含めると、年収3億円は軽く超えるのではないでしょうか」 いまや飛ぶ鳥を落とす勢いの恵だが、彼にも知られざる苦労時代があったようだ。 「上京したてのころは新聞配達をしながら生計を立てていたという恵さん。石塚英彦(55)さんとホンジャマカを結成してからも極貧生活は続きました。テレビ初出演したころは1本数千円のギャラしかもらえず、家賃3万円のアパートに住んでいたそうです。そんな当時の彼を支えたのが今の奥さん。彼女は恵さんにおこづかいを渡してあげたり、番組で必要な衣装をそろえてあげたりと、ずっと尽くしてこられたそうです」(芸能関係者) そんな内助の功のおかげで、今日の成功があるのだろう。いまは4人の子どもにも恵まれ、“イクメン”としても評判だ。 「とにかく子煩悩なパパで、子どもたちの学校行事には必ず参加。12年に第四子が誕生した際は、子育てに関する本を出版されたほどです」(前出・芸能関係者) 公私ともに順風満帆の恵。念願の“ひるおび御殿”まで手に入れたのだが――。 「当初、恵さんは家の周囲に、4.6mにおよぶコンクリート塀を建てる予定でした。しかし、この街の“紳士協定”に『高い塀は好ましくない』という内容があるんです。近所からも『要塞みたいな家になるのでは』と心配する声があがっていました」(前出・近所の住民) そこで近隣住民たちが、建設会社を通して「塀を建てるのはやめてほしい」と要請すると、恵はすぐに建設を中止。さらに引っ越しの挨拶で近所を回った際には、丁寧にそのことを詫びたのだという。 「法的にはなんら問題ないことなのに、彼は協定をちゃんと理解した上で塀の建設を取りやめてくださって、見直しましたよ。奥さんと娘さんとタオルを持って挨拶にこられたときには『工事中はご迷惑をおかけしました』と深々お辞儀。芸能人だからって、偉そうなところもなく、とても好感が持てました」(前出・近所の住民) テレビさながらの“神対応”を見せた恵。その人柄があったからこそ、家賃3万円アパートから3億円豪邸に住めるまでになったのだろう。
2017年06月06日「じつは2月から、所属事務所のお給料を1円もいただいていないんです」と本誌取材に涙ながらに明かすのは、西山茉希(31)。 「西山さんに仕事のオファーを出したくても、事務所の電話に誰も出ないんです。所属事務所が、すでに機能していないようですね。池田啓太郎社長が投資した事業で多額の借金を抱えたと聞いています」(広告代理店関係者) 13年に早乙女太一(25)と結婚し、2児の母になった西山。カリスマモデルとして活躍し、テレビにも引っ張りだこだった彼女に何が起きたのか。6月上旬、本誌は彼女を直撃したところ、意を決して真相を語った。 「昨年、2人目の子供を産んだあと、テレビや雑誌の方から『事務所とまったく連絡が取れない』と言われ、自分に直接、仕事の連絡が来るようになりました。それでおかしいと気付いたんです」 最後に仕事をしたのは5月1日のこと。その日を最後に、11年間連れ添ったマネージャーも退社していったという。引退危機に追い込まれている西山。じつはその背後には、所属事務所への長年にわたる“不信”があった。 「事務所が私を拾ってくださったことは事実ですし、本当に恩を感じています。でも、普通だと思っていたことが普通ではなかったとようやくわかったんです。過去に3、4回、社長に『事務所を辞めさせてください』と言ったこともありました。ただ、最初に『辞めたい』と言ったときに、“西山がいっぱいお金を欲しがっている”という噂が流れたんです。さらに“私の親がお金を欲しがっている”という噂まで。ある人に『社長の周りの人から聞いたよ』と言われて、『ああ、あれは言ってはいけないセリフだったんだ』と思いました」 彼女は『CanCam』で一時代を築いたカリスマモデルだが、待遇は驚くべきものだった。 「19歳でデビューして13年間、いただいている月給額はまったく変わっていません。それでも生活できているし“これでやっていこう”という気持ちのほうが強かった。でも去年2人目の子を妊娠し、切迫流産で入院しているときに、突然、社長から『給料を半額にする』と言われました。社長に『今月から減給ということですか?』とメールしたら、『もっと冷静な文章をください』とはぐらかされて。“これ以上は聞くな”ということだと思いました」 西山は、2児の母となって“このままで本当にいいの?”と感じるようになったという。 「将来の結婚や出産で事務所に迷惑をかけるかもしれない。その穴埋めに、いまは我慢のときなんだと思って、ずっと仕事をしてきました。でも、子供ができたらきっちり減給されて。こういうときのために何も言わず一生懸命頑張って来たのにと目が覚めました。2児の母の私が、こんな弱くちゃダメだと。去年の11月に弁護士さんにお願いして、契約解除の書面を事務所に送りました」 池田社長の側も弁護士を立て、何度か相互にやりとりをしたものの、埒が明かなかったという。西山の言い分を、当の池田社長はどう聞くのだろうか。本誌が、彼の携帯に電話をかけると、池田社長本人が電話に出た。 「西山が取材に答えたんですか?どうにでも、好きなように書いてもらって構わないですよ。それがいきなり、週刊誌に出るって……。そういうことなら、僕も徹底的に抗戦すると彼女に伝えてくださいよ。じつは、マネージャーの1人が3,500万円も横領していたんです。警察にも相談しています。広域暴力団も絡む事件で、これがなければ彼女にももっと払えていたかもしれません。時間を取ってくれれば、きちんとすべて説明しますよ。来週号で?構いませんよ」 インタビューの最後で、西山は「とにかくお仕事をさせてほしい」と熱く訴えた。 「やりたいです!やります!(復帰に)どれだけ時間がかかるかわかりませんが……。私なんかに高額なギャラは必要ないですし、求めていただけるなら、素直な気持ちで応えていきたいです。今回のことは、絶対に乗り越えます。ゼロからの再スタートですが、新潟の女ですし、へこたれてられないです」 ためこんできた憤りや苦しみを一気に吐き出した西山は、スッキリとしたいい表情に変わっていた――。
2017年06月06日大麻使用の疑いで起訴された韓国グループBIGBANGのT.O.P本名チェ・スンヒョン(29)が5日午後、軍務服務中のソウル地方警察庁広報担当官室内の楽隊を退所し、ソウル地方警察庁所属の第4機動団に移ることになったと韓国メディアが報じている。 ソウル地方警察庁によると、T.O.Pが所属する広報担当官室は「在宅起訴されたT.O.Pが現在所属する部署任務に不適切と判断し、第4機動団への転出を決定した」という。 第4機動団とは、一般的に違法デモを鎮圧するのが主な任務であり、危険な場面もあるという。しかし、今回のT.O.Pの配属は長くはならず、在宅起訴の結果が出るまでの措置だとみられている。 検察によるとT.O.Pは昨年アイドル女性練習生のAさん(21)と一緒に10月9日~14日、ソウル市龍山区の自宅で、計4回大麻を吸引した容疑がもたれ、毛髪検査で陽性反応があらわれ、検察の召喚調査が行われた。 また、3日には、大阪・京セラドームでBIGBANGのファンイベントが開かれ、G-DRAGON、SOL、V.I、D-LITEが参加。リーダーのG-DRAGONは開始前に「ご心配をおかけしましてすみません。今後、二度とこのようなことがないようにします。引き続き応援をお願いします」とT.O.Pの大麻使用疑惑について謝罪した。 4日には、T.O.Pが所属事務所のYGエンターテイメントの公式ブログに「どんな罰を受けても当然だと思っています。とても胸が痛く、私もまた自分自身にとても失望しています。」とし「数千回、数万回以上繰り返し、反省しながら、深く悔やんでいます。2度とこのような無責任な過ちは犯しません」と直筆の謝罪文を掲載した。
2017年06月05日自ら“うどん県”と称しアツいうどん愛がほとばしる!そんな香川県で話題なのが、地元の工芸高校出身者を中心に集まったクリエーター集団“瀬ト内工芸ズ。”が作り出した、B6サイズのリングノート「うどん帳」。これ、聖地・香川でうどん店巡りを楽しむ際に、自分だけのうどん情報をつづれるノートなのだ。 表紙は瀬戸内海の波模様!?の合間にねぎが散らばるうどん模様、中は食べたうどんをつづれる充実の記入欄から“うどん店巡り初心者の心得”……と女性デザイナーが紙や印刷にもこだわって作り上げた一冊。 リングが斜めに取り付けられ、お店の情報を書き込むときにリングが邪魔にならず、快適。採算を度外視し、デザインや中身にとことんこだわった結果、SNSの口コミから一気に話題が広がり、人気急上昇。うどん帳を片手にうどん店巡りをして、お気に入りの一杯を見つけて。「あ〜、お腹がおきたぁ〜(いっぱい〜)」食べすぎ注意! 香川随一の恋愛スポットがガラスの灯台「せとしるべ」。側面に19センチ角のガラスブロック1,600個、上部ランプは鼓動のように点滅し、高松市の港湾エリア「サンポート高松」にたたずむ。 ’16年に日本ロマンチスト協会から「恋する灯台」に、夜景観光コンベンションビューローから「日本三大夜灯台」に認定。超おすすめは夕暮れ時、灯台全体が赤く輝く胸キュンタイムだ!
2017年06月05日再ブームの予感がする韓国ドラマ。そんな“韓ドラ”の凄ワザを、『定年後の韓国ドラマ』(幻冬舎新書)の著書もある、韓国ドラマを15年間で500作品見た、作家・藤脇邦夫が読み解く! 【第8回】『パンチ〜余命6ヶ月の奇跡〜』。現実は創作をはたして模倣するのかーー 一般的に、現実の事件等をヒントにした創作が書かれることは珍しくないが、現実が創作を模倣した事件がないわけではない。例外はいつの時代にでもある。 韓国では、政府や企業間であっても、親族関連による不祥事が後を絶たないのは血縁による共同身内意識が強いことの表れでもあるといわれている。血縁による絆は良くも悪くも切っても切れないものであり、プラスに働くことより、マイナスの要素の方が多い。政治家の退任後に不正が露見しなかったことはほとんどないといっていい。 大企業はもちろん、中小企業もほとんど同族経営だからいうまでもないが、この意識の延長線上に政治もあるのだから、汚職のルーツは血縁に通じるというのにはかなりの説得力がある。その縁を強調してドラマの設定、ストーリーを考えていくとそのまま現実のある事件に似てくるのは無理もない、いや必然なのかもしれない。そう思わせるような作品は実は今までかなり作られている。 例えば、今回の朴槿恵にまつわる「崔順実ゲート」は、表面的にストーリーだけを捉えるなら、従来の韓国ドラマの一部との差はほとんどない。例えば、『パン〜余命6ヶ月の奇跡〜』(’15年)はその典型的な例の一つといえるだろう。 この作品は余命が限られている身でありながら、今までの自らの裏工作を後悔し、その贖罪にすべてを懸ける若き検事の最後の戦いを描いたものだ。離婚した妻の協力を得ながらも、かつての上司へのリベンジには困難が多く、誰が誰の味方か敵かわからないまま話は進行していく。 事件の当事者である、かつての上司??検察総長の暗躍、また、法務長官の身勝手な変節と保身と言い、その深謀の深さをストーリーにうまく織り込んであるだけに、視聴者は誰が首謀者かすぐに察することができるように作られていて、最後は予想を凌駕するような結末を迎える。 ネットユーザーたちによって実際に創作ドラマの結末が左右されるのは韓国の特徴の一つだが、それと同様に、今回国民とマスコミは現実の政治の結末まで動かした。 結果的にこのドラマの中における主人公の立場は、現実(崔順実ゲート)では国民とマスコミが見事に代弁したことになる。創作と現実はまさに紙一重である。
2017年06月05日このところ時事ニュースのキーワードとして話題を集めているのが、文部科学省の前川喜平前事務次官(63)が在職中に通い上司から注意を受けていたと報じられた新宿・歌舞伎町にある「出会い系バー」だ。 各メディアの記者は同店に潜入。続々と前川氏と接触したことがあるという女性たちの証言を記事にしているが、おかげで店の雰囲気はガラリと代わってしまったという。 「客席は埋まっているものの、男女ともにどう見ても記者と分かる人たちが連日来店。店の客たちを片っ端から捕まえて、『前川氏と接点があったか』『店の中でどういう振る舞いをしていたか』など探りを入れています。一部メディアがまるで『援助交際の温床』のような書き方をしたため、急に女子トイレには『援助交際を持ち掛けたら即出入り禁止』の旨の張り紙がされたようです」(常連の40代の男性客) 各メディアとも店の名前は伏せているものの、歌舞伎町で「出会い系バー」とうったっている店は少ない。そのため興味本位の客が押し寄せ、店は連日盛況のようだが……。 「マスコミの人に捕まって写真でも撮られたりしたらたまらない。だから一緒によく行く友だちと『しばらく行くのはやめよう』と言っています。店員が外でキャッチして女の子を店に連れてきていますが、常連客たちは足が遠のいているみたいです」(常連の20代の女性客) さらに、常連客たちの間ではある“不穏なうわさ”が流れているというのだ。 「官邸は加計学園問題で官邸に反旗を翻した前川氏に対する“攻撃材料”として出会い系バー通いを利用。前川氏のさらなるイメージダウンを狙い、何らかの容疑でバーへ警察を踏み込ませるのではとも言われています。女性客からは『この店にガサ入れあるって本当ですか?』と聞かれました」(バーに潜入取材した記者) 世間に知れ渡ったものの、少なからず“風評被害”を受けてしまったようだ。
2017年06月05日(写真:アフロ) 歌手のアリアナ・グランデ(23)は現地時間6月4日の午後、マンチェスターのスタジアムにて、自身のライブで起きた爆破事件、また前日に起こったロンドン橋での殺人テロ事件の被害者のためのチャリティーライブを開催した。 5月22日、マンチェスターで開かれたアリアナのライブで起こったテロ事件の犠牲者は22人。彼女は、その犠牲者の遺族と、負傷者116人を支援するため、6月2日からマンチェスター入りしていた。アリアナは現地に着いた夜、22日のライブでケガを負い、市内の子供向け病院に入院している10歳の少女をお見舞いしていたことが少女のフェイスブックによってあきらかになっている。 6月4日に開かれた慈善ライブ「One Love Manchester」は、およそ5万人の観客が会場に足を運び、アリアナ自身の公式YouTubeチャンネルでは世界に生中継配信がされるなど、大きな話題を呼んだ。また、ライブ中に呼びかけられたチャリティー基金は、公演中の3時間で260万ドル(およそ2億8700万円)を集めたと海外の複数メディアが報じている。 ライブにはグラミー歌手のファレル・ウィリアムス、ケイティ・ペリー、ジャスティン・ビーバー、マイリー・サイラスや、伝説のロックバンド「オアシス」の元メンバーであるリアム・ギャラガーなどが駆けつけ、熱狂のステージとなった。 途中、涙もしながら自身の曲を歌い上げたアリアナ。最後には、映画『オズの魔法使い』の劇中歌で、1939年アカデミー賞受賞曲として知られる『虹のかなたに(原題:Over the Rainbow)』を歌い上げ、中継では心を打たれ聴き入る観客らが多く映された。
2017年06月05日「読むと心が軽くなる」「蛭子さんなのに、またいい話してる」「安定の競艇オチ」……とネット上で話題を呼び、たちまち4刷というヒットとなった単行本『蛭子能収のゆるゆる人生相談』(光文社・630円+税)。その好調な売れ行きに、「え、あの本が?信じられない……」と驚く蛭子能収(69)が、本誌読者からの相談に答える! 【Q】「夫は、飲み会があると、いつも人におごりたがります。お酒で気分が上がるようで、友人の分までお金を出してしまうことも……。これから教育費もかかるので、どうにかしたいです」(ミセスカーモンさん・33・主婦・愛知県) 【A】「おごるかおごってもらうかは、人を値踏みしてから決める」(蛭子能収) おごってさえいれば、人から好感持たれると思ってしまうんでしょう。そんな性格を変えるのは難しいですよ。まあ、クレジットカードを使ったり、人から金を無心したりするなど、借金してまで人におごっていないのならいいじゃないですか。生活費とか教育費は、アナタがしっかり確保すればいいだけ。大変でしょうけど……ウフフ。 人にごちそうするなら、相手を見極めておごったほうがいいと思いますけどね。オレの場合、相手によって自分が出すかどうか判断します。たとえばビートたけしさんや明石家さんまさんだったら(飲食代は)お任せします。有吉(弘行)さんはもうかっているから出してもらいます。松村(邦洋)さんやダチョウ倶楽部さんだったらオレが会計します。漫画家だったら、みうらじゅんさんは割り勘で、根本敬さんは、お金に成るような仕事をしていないのでオレが支払うでしょうね。リリー・フランキーさんはイラストの仕事はしていませんが、CMにたくさん出てもうかっているからおごってもらいます! 【『蛭子能収のゆるゆる人生相談』たちまち4刷&電子書籍化!】建前だらけの世の中に、疲れ果てたらこの1冊!当コラムをまとめた“きれいごと、ゼロ”の単行本『蛭子能収のゆるゆる人生相談』(光文社・630円+税)好評発売中です。詳しくは特設ページを。
2017年06月05日その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の“霊がよく見える”ピン芸人・シークエンスはやとも(25)。『ポップな心霊論』は、彼が人生で見てきた霊たちや霊現象などを紹介していくコラム連載! 【“犬や猫には幽霊が見えているのか”問題】 よく、犬や猫が一点を見つめているとき、そこには霊がいるって言いますよね。猫は飼ったことがないのでわかりませんが、犬にはたぶん、見えていると思います。 一昨年、自宅が火事にあったとき、死んでしまった愛犬ラガー。ラガーが生きていたころ、誰も使っていない部屋に向かって、ワンワン吠えている光景をよく見かけました。 ちょっと気になったので、あるときラガーが吠えている先を見てみたんです。そうしたら、死んだばあちゃんが座っていました。ラガーは、ばあちゃんが死んだ後にうちに来た犬なので、知らない人がいるぞって思ってたんでしょうね。 でも、僕が見えている霊すべてに反応していたわけじゃないんです。もしかしたら、霊が何かを伝えようとしたとき、それに気付いているのかもしれません。 以前、両親が貸していたアパートに住んでいたお年寄りが、家賃の集金直前に亡くなってしまったことがあって。その人の霊が家賃を払おうとうちを訪ねてきたとき、ラガーはドアをカリカリ引っ掻いてましたから。 犬は人間の気持ちを理解しているようなところがありますから、きっと霊に対してもそうなんでしょうね。
2017年06月05日「本当、わいわいやってますね。水川(あさみ)さんはムードメーカーで私たちを引っ張ってくれる感じ。(ブルゾン)ちえみはとても真面目なので、セリフの練習をしている姿をよく見ます」 そう話すのは、ドラマ『人は見た目が100パーセント』(フジテレビ系・木曜22時~)で、真面目でさえない理系女子・城之内純を演じる桐谷美玲(27)。水川あさみ(33)、ブルゾンちえみ(26)との3人組は、撮影の休憩時間も会話が途切れることのないほど仲よし。 「この間、初めて3人で食事する時間ができて、焼き肉を食べました。撮影が始まったときからずっと行こうと言っていたので、ようやく『肉だ!』と。いっぱい食べましたよ、猛烈に(笑)」(桐谷・以下同) “女子力”をテーマにビューティ研究に励む“女子もどき”の3人。実際、いちばん女子力が高いのは誰? 「ちえみですね。私は食べることがすごく好きなので、がっついて食べちゃうんです。あまり女子っぽくないなって(笑)。ちえみは、前日食べすぎたとき、『今日はヨーグルトだけ』と言って、女子だなあって。水川さんはふだんすごくサバサバしているけど、猫の話をするときはデレデレなんです」 ドラマの中では、恋愛にも前向きになってきた純。 「片思いが成就するかどうかわかりません。でも、今までだったら諦めていた場面で、勇気を振り絞ったりと、純ちゃんが頑張る姿が出てくると思います。ビューティ研究を通して初めて知ったこともありますし、ステキ女子は本当、1日にしてならず!です(笑)」
2017年06月05日話題のスポットやニューオープンのお店を、本誌編集者・めた坊(42歳独身。食いしん坊生活が続き、身長170センチで体重はかろうじて0.1トンを切るメタボ体形に成長)が覆面取材。“勝手に対決”させるこの企画。今回は、行ってみたかった「写真展」対決だ! ■恵比寿・ガーデンプレイス「ダヤニータ・シンインドの大きな家の美術館」 最初に向かったのは、恵比寿ガーデンプレイス内で開催中の「ダヤニータ・シンインドの大きな家の美術館」。ダヤニータ・シン氏はインド出身の世界的な女性カメラマン。広い展示室には仕切りがなく、開放感のある空間で作品を楽しめる。 めた坊の印象に残った作品は、ユーナック(去勢された男性)という第三の性を生きるモナ・アハメド氏を主題としたシリーズ。13年に及ぶ交流の中で撮影された作品だそうで、モナ氏の人生の起伏が収められている。階級、ジェンダーなど多くのテーマを含んだ作品や、移動式美術館と銘打った見せ方に凝った作品など、豊富な内容で満足感たっぷりだった! ■渋谷・Bunkamura「写真家ソール・ライター展」 つぎは文化村の「写真家ソール・ライター展」へ。カラー写真のパイオニアと称されたライター氏の日本初の回顧展だ。′50年代からニューヨークでファッション・カメラマンとして活躍していたライター氏は58歳となった′80年代に第一線から退いたものの、83歳になる′06年に発売された写真集が話題となり、再び脚光を浴びることに。その生きざまは′12年に映画にもなった。 今回は、写真や絵画作品が200点ほど展示されている。′50?′60年代のニューヨークを撮ったものが多く、ライター氏の街角を切り取る視点は、印象的なものばかり。古さはまったくなく、赤を特徴とした普遍性に富んだ作品は写真の素人でも楽しめること間違いなしだ! 【めた坊ジャッジ】インドの世界観に心を揺さぶられた。今回はダヤニータ・シンの勝利だ!
2017年06月05日ダウンタウンの松本人志(53)が6月4日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)に出演し、アニメ映画を手掛ける宮崎駿監督(76)の引退撤回を報じた放送回での誤報について言及した。 同番組では5月28日放送回にて「宮崎駿『引退撤回』新作長編アニメ始動!」というニュースを取り上げ、宮崎監督による“過去の引退宣言集”を紹介した。ところが実際には宮崎監督本人の発言ではなく、Twitterでは誤りに気付いた視聴者により放送直後から《ぼくのネタツイート(当然ながら宮崎駿が言ったセリフではない)がテレビで使われてる》などの投稿が相次いでいた。 フジテレビは29日、公式サイトにて「お詫び」と題したコメントを発表。この日の放送回でも司会の東野幸治(49)ら出演者が改めて頭を下げた。 東野から話を振られた松本は、「スタッフに責任を丸投げするのは嫌なんです」と前置きしつつも、「正直言うと『知らんがな!』ですよ。我々は与えられた情報を信じて喋るしかない。それをやめるならば、東野も俺も何時間も前にスタジオに入ってニュースを全部決めて、文言も全部確認して、裏取りもしないといけない。そんなことできるわけないし、我々の仕事ではない」と、自身に責任はないことを断言した。 それでも松本は、「今度こういうことがあったときは、僕はもう『ワイドナショー』を降りようと思っている」と話したため、スタジオは騒然。焦った東野が「ちょっと待ってください。ボケなのかマジなのか」と尋ねると、松本は「マジです。責任を取るという意味じゃないですよ。そんな格好のいいものではなくて。それくらい失敗のないように緊張感を持って。ニュースを扱うとは、そういうことなんだと」と、場を戒めた。 続けて松本は、この誤報を取り上げたニュースにも言及。「すごく嫌な記事を見たんですよ。『言っていない文言を取り上げてスタジオで小馬鹿にして笑っていた』というふうに書かれていたんですけど、それはないよね!」と、内容についてきっぱりと否定。「『すげーな!』と、盛り上がっていただけ。馬鹿にする空気は一切なかったんですが、そう書かれているニュースが(宮崎)監督の耳に入ったら嫌じゃないですか」と、不快感をあらわにした。
2017年06月04日主演の菅田将暉(24)を筆頭に各事務所期待の若手俳優が出演しヒットした「帝一の國」。その出演者の中でも波に乗っているのが、竹内涼真(24)だ。 昨年公開の「青空エール」では土屋太鳳(22)演じるヒロインの相手役にも抜てき。「帝一の國」と同時期公開の「ラストコップ THE MOVIE」では、ドラマ版よりも濃厚なキャラを熱愛している。 そしてさらにNHK朝の連続ドラマ「ひよっこ」では、有村架純(24)演じるヒロインの相手役に抜てきされることになった。 「身長185センチのさわやか系でイケメンの“王道”。コツコツと実績を積み重ね芸能活動5年目でブレークしました」(映画関係者) 所属事務所は老舗の「ホリプロ」。竹内のブレークは同事務所にとっても願ったり叶ったりだったという。 「所属女優は優香(36)、深田恭子(34)、綾瀬はるか(32)、石原さとみ(30)、高畑充希(25)と年代ごとにバランス良くブレークしている。ところが所属俳優は藤原竜也(35)と妻夫木聡(36)の2トップが続いていた。今の竹内はその2トップを脅かす勢いだともいわれていますね」(芸能プロ関係者) 竹内はもともとJリーグの下部組織に所属してプロサッカー選手を目指していたが、芸能界に挑戦したという。サッカーで培った精神力と努力家ぶりもブレークの要因のようだ。 「『青空エール』では高校野球部のキャッチャー役。最初はまったく様になっていたなかったが、自ら猛特訓を重ねて撮影時までにすっかりキャッチャーの動きをものにしてきていました」(映画ライター) 今後、事務所の看板を背負って立つ存在になりそうだ。
2017年06月04日お昼12時半からの放送にも関わらず、高視聴率を記録している『やすらぎの郷』(テレビ朝日系)。4月3日の初回の視聴率は8.7%、その後も6%以上を推移していて、同時間帯でトップを走っている。 石阪浩二(75)、浅丘ルリ子(76)、加賀まりこ(73)など豪華出演者の共演が話題となっているが、いちばんの見どころは脚本家の倉本聰さん(82)が編んだストーリー。過去の蒸し返しや芸能界とテレビ業界のタブーや風刺など、数々の爆弾がぶち込まれている。5月が終わった時点で見つけた爆弾をランキング形式で紹介しよう。第10位:失われた名作たち 作中でたびたび出てくるテレビ局への恨み節。かつてドラマの撮影などに使われていたテープは非常に高価な上に保存が難しかったため、放送が終わると上書き録画されたり廃棄されたりすることが多かった。ある年代以前のテレビドラマはほとんどが失われたという。もちろん倉本作品も例外ではない。石坂浩二演じる脚本家の菊村栄がそれを嘆いて言う。 「我々の著作物は昭和48~49年以前のものは、全部ないんです!これは一種の、大きな犯罪です!まったく許せないテレビ界の所業です」(第40話より) どう見ても、倉本さんの心の叫びです。 第9位:枕営業は当たり前!? 第8話で、作中ですでに死亡している女優・栗山たか子について「プロダクションから時代劇のスター俳優に貢がれた過去がある」という話になる。一同が驚いていると、浅丘ルリ子が演じる大女優・白川冴子が一言。 「今だってあるわよ」 第8位:石坂浩二の微妙な過去 「だって、テレビでなんとか鑑定教室でゲストに出てらしたでしょ」「いや、あれは知ったかぶりしてただけですから」(第10話より)「水戸黄門て、本当にいた人なんですか?」(第12話より) プロデューサーとの確執で降板したと報じられた『開運!なんでも鑑定団』。ひげがないのに違和感がある批判され、短命に終わった石坂浩二版『水戸黄門』など……。本人にとって触れられたくない微妙な過去が次々とネタにされていくのだった。 第7位:嫌煙批判 息子に喫煙を咎められると、お前よりもタバコとの付き合いが長いと無茶を言う主人公の菊村栄。第6話で菊村は健康診断を受けるが、医師はとんでもないことを言う。 「無理して止めてストレスが溜まるより、好きにやるほうが健康にいい。もっとも副流煙を嫌う人もいるが、そういう人とは付き合わなきゃいい」「先生は名医だ!」 もちろん倉本さんは愛煙者。喫煙規制が進む現状を皮肉っている。 第6位:高倉健さんをネタに 藤竜也(75)が演じる俳優・高井秀次。実は高倉健さん(享年83)がモデルであると、倉本さんが明かしている。 死亡説が流れたことがある、寡黙すぎてコミュニケ―ションが取りづらいなどは、健さんからのエピソードだ。だが劇中の高井は絵のモデルに女優を誘っては自分のものにしてしまう好色なところがあるうえ、作中ではぎっくり腰になり紙おむつまで履かされる。老いの悲しみを象徴するキャラクターにしているのだ。
2017年06月04日お昼12時半からの放送にも関わらず、高視聴率を記録している『やすらぎの郷』(テレビ朝日系)。4月3日の初回の視聴率は8.7%、その後も6%以上を推移していて、同時間帯でトップを走っている。 石阪浩二(75)、浅丘ルリ子(76)、加賀まりこ(73)など豪華出演者の共演が話題となっているが、いちばんの見どころは脚本家の倉本聰さん(82)が編んだストーリー。過去の蒸し返しや芸能界とテレビ業界のタブーや風刺など、数々の爆弾がぶち込まれている。5月が終わった時点で見つけた爆弾をランキング形式で紹介しよう。 第5位:倉本聰の自虐ネタ 「センセイ、紫綬褒章までお取りになってんのに、それ位の想像力がわかないの?」(第7話より) 主人公の菊村が紫綬褒章を取っていることを理由にして無理難題を押し付けられたり、バカにされたりするシーンがたびたび登場する。倉本さんは、紫綬褒章の受章者だ。 第4位:元嫁、元カノをキャスティング 「倉本さんの作品なら」と、多くの名優が出演しているが、過去に縁の深い組み合わせも。 石坂浩二演じる主人公が、浅岡ルリ子と加賀まりこが演じる往年の大女優たちと再会するシーン。浅岡が再会を喜んで石坂に抱きつくと、加賀があきれたと天を仰ぐ。浅岡は石坂の元妻。加賀は石坂と交際していたことがある。他にも市川崑監督(享年92)との不倫関係にあったとされる有馬稲子(85)が市川チルドレンの石坂と浅岡と共演するなど、かつてなら考えられない共演が実現。時間の流れはすべてを洗い流すようだ。 第3位:フジテレビを小ばかに 「ここ(湾岸テレビ)の月九枠はさんざんで、起死回生を狙っているんでしょう。福原秀忠、キヨノブ、岡ケン。人気タレントをずらりと並べて」(第14話より) 月9にドラマ枠を持つ湾岸テレビとは、どうみてもフジテレビのこと。倉本さんは『やすらぎの郷』の脚本を当初フジテレビに持ち込んだが、ほとんど検討されずボツにされた経緯がある。劇中では逆に菊村のもとに湾岸テレビから脚本の依頼があるが、興味がないと即断っている。テレビ朝日で実現した『やすらぎの郷』は高視聴率を記録。フジの亀山千広社長(60)退任の一因になったともいわれている。第2位:スターたちの哀しい末路 「大道洋子、思い出してみろ。一時はあんなに売れてたのに、自分の部屋で死体見つかったのは死後1週間経ってからだぜ」(第2話) 川越美和さんが9年前に35歳で孤独死したことが報じられたばかりだが、大道洋子のモデルは’09年に孤独死した大原麗子さん。見つかった時、死後3日経っていた。一世を風靡したスターたちの哀しい末路を見て、倉本さんは『やすらぎの郷』の着想を得た。第1位:テレビ批判 「テレビを今のようなくだらないものにしたのはテレビ局そのものだからさ」(第2話より) 作品を貫徹するテーマのひとつがテレビ局への批判。『やすらぎの郷』はテレビ界に貢献したもののみが入居できるが、テレビ局員にはいっさい資格がない。テレビ局がテレビ界をダメにした元凶だからだ。作中ではスターを作ってはポイ捨てしていく、テレビ業界への批判がたびたび登場する。 作品は全130話。6月に入った時点では、まだ半分も放送されていない。年を取って怖いものがなくなった倉本さんの爆弾はまだまだ仕込まれているはず。
2017年06月04日東洋人が欧米のバレエ界で“差別的扱い”を受けることは多かっただろう。悔しい思いをしたこともあったに違いない。だが、彼女はバレエへの情熱とたゆまぬ努力で、頂点まで駆け上がってきた。その悔しさや涙を、語るはずもないだろう。彼女は主役(プリマ)なのだから。彼女は今日も英国ロイヤル・バレエ団の舞台に立ち、華麗なる跳躍で私たちを魅了する--。 15歳で日本人初のパリ・オペラ座バレエ学校留学、スイス、オランダを渡り歩き、現在、英国ロイヤル・バレエ団でファースト・ソリストを務める世界的バレエダンサー・小林ひかるさん(40)。留学当時のパリ・オペラ座バレエ学校では、生徒全員が寮生活。周りに日本人は一人もいなかった。 「踊りのレベルが高いので、みんなについていくのに必死で、ホームシックにかかっている時間なんてなかった(笑)」(小林さん) 最初は言葉もわからず、普通の授業についていくだけで大変だった。そのうえ、3年間のバレエ学校卒業後、パリ・オペラ座バレエ団に入団できるのは、1学年でわずか2人という狭き門。ライバルのバレエブーツの爪先に縫い針を仕込んで、ケガをさせた話まで聞こえてくるほど、同級生同士の足の引っ張り合いは熾烈だった。 「いじめられたか?と、よく聞かれるのですが、私は一度もないんです。そもそもバレエ団に入る枠には、非欧州人である私は、最初から入っていなかったんですね。最初から、ライバル視さえされていませんでした」(小林さん) なんと、学年終わりの進級テストは、フランス人でなければ受けられず、外国人留学生は校長が審査するという、いわば蚊帳の外扱いなのだ。バレエ学校卒業後は、1年ほど、若者だけのバレエ団に所属し、’95年、給料が出るスイスのチューリヒ・バレエ団に入団した。現在、英国ロイヤル・バレエ団一番人気のプリンシパル(最上位ダンサー)で夫のフェデリコ・ボネッリ(39)さんとは、チューリヒで出会った。 プロになった小林さんは、クラシックからモダンまで、幅広い演目に挑戦し、さらなる技術の向上と豊かな表現力を目指して、ボネッリさんとともにバレエ団を渡り歩いた。チューリヒに3年在籍し、オランダ国立バレエ団へ移り、さらに世界5大バレエ団の一つ、英国ロイヤル・バレエ団に挑戦することを決意する。 とはいえ、移籍はすんなりとはいかなかった。ボネッリさんは、プリンシパルとしてすぐに採用されたが、女性の採用枠がなかったのだ。彼女は諦めなかった。バレエ団の採用は年1回のため、今年空きがないなら来年も挑戦しようと考えていた。ところが運よくシーズンの終わりに空きが出たため、夫と一緒に移ることができた。 しかし、オランダでは、主役級の役を踊るようになっていたにもかかわらず、空きが出たのはランクが2段階も下のファースト・アーティスト。うれしかった半面、さすがに即答はできなかった。そのとき小林さん27歳。ロイヤルに入団すれば、それまで積み上げてきたキャリアを、最初からやり直すことになる。ソリストに昇格するためには、30作以上あるロイヤルの全レパートリーをすべて覚えることから始めなければならなかった。 「バレエマスターや友人に相談すると、みんな口をそろえて『このチャンスを逃してはダメ。最初はつらくても絶対、乗り切れる』と励ましてくださって。3日後には、喜んで契約すると返事をしました」(小林さん) ソリストになるまで3年かかり、’09年、ついにファースト・ソリストに昇進した。ファースト・ソリストに昇進したばかりの’09年12月、小林さんは、多くのプリンシパルを押しのけて、『眠れる森の美女』の主役オーロラ姫に抜擢された。長年、憧れてきた大役を得たと同時に、恐ろしいほどのプレッシャーがのしかかった。イギリス人は、日本人同様、含んだもの言いをして、直接、何も言ってこないが、誹謗中傷は間接的に聞こえてくる。 「悔しい思いをしたことは何度もあります」(小林さん) 出番が来たのに、舞台にたどり着けない。踊っているのに、振付がわからず、手も足も出ない。そんな悪夢を毎晩のように見た。さらに、彼女は男女カップルで踊り、愛を語り合う“パドゥドゥ”で悩んだ。 「ラブストーリーを演じる際、相手を心から愛せるかが非常に重要です。相手を本気で愛せないと、ほとばしるような演技ができませんから」(小林さん) 悩む彼女を力づけたのは、ボネッリさんの「僕はイマジネーションを使うんだ。踊る相手を、自分の愛する人に頭のなかで置き換えて、踊り続けるんだよ」という言葉だった。オーロラ姫を踊る小林さんの脳裏には、ボネッリさんの面影があったのだろうか。また、夫婦で、主役として共演することも2人の共通の夢だった。その夢は、ロイヤルの『眠れる森の美女』で、これまで3回、かなえている。
2017年06月04日ロンドンの中心部、コヴェント・ガーデンにある英国ロイヤル・オペラ・ハウスでバレエ『マイヤリング』のオーケストラ演奏が格調高く始まった。英国のロイヤル・バレエ団のシンボルカラー、クリムゾンレッドの緞帳が上がると、豪奢なウィーン・シェーンブルン宮殿のボールルームのセットが現れる。 舞踏会に出席する王侯貴族役のダンサーが2人1組で列をなし、舞台奥から蛇行しながら、華やかなパレードを見せる。その中盤で、黄金のマントを軽やかに羽織った女性ダンサーが、舞台を横切った。ファースト・ソリストの小林ひかるさん(40)だ。西欧人がほとんどのダンサーのなかで、オリエンタルな彼女の姿は、舞台から飛び出してくるかのように際立った。 彼女が演じたのは、主役3人のうちの1人、ラリッシュ伯爵夫人。オーストリア皇太子・ルドルフの元愛人の役だ。激しいパドゥドゥ(男性ダンサーと女性ダンサーが一緒に踊るデュエット)を踊るシーンで、小林さんはベッドに倒れこむルドルフの手を握り、右足で爪先立ち、左足を後ろに真っすぐ180度開いて上げ――一瞬、止まった。 その美しさに、記者は息をのむ。複雑な女心の襞をなんと巧みに表現するのだろう。「ブラバ!(女性に贈るブラボー!)」。アンコールで、緞帳のセンターから躍り出た小林さんを、感嘆を含んだ喝采が包み込む。万雷の拍手に、ロイヤル・オペラ・ハウスが揺れた。 終演後のステージドア(楽屋口)にも、大勢のファンが詰めかけていた。花束を手に、ステージドアを出てきた小林さんは、にっこりほほ笑み、ファン一人一人の目を見つめ、言葉を交わし、全員にサインをする。 「ありがたいですよね。雨の日でも雪の日でも、出待ちしてくださるんです。励まされますし、元気をもらえます」(小林さん) 実は、彼女は前日に、右足を捻挫し、その日はテーピングをして踊っていたという。舞台上の彼女は優雅で軽やかだっただけに、驚く。痛みをこらえていたようにはとても見えなかったのだ。 「私たちにとって、本番がすべてですから」(小林さん) ステージドアに面した裏通りで、スラリとしたイケメン男性が待っていた。ロイヤル・バレエ団一番人気のプリンシパル(最上位ダンサー)、フェデリコ・ボネッリさん(39)だ。小林さんの夫である。彼女がファンから解放されると、そっと近づき、2人は肩を並べて帰っていった。長身、スレンダーな美男美女。鍛えた体は、後ろ姿こそ美しい。その場に佇んでいたファンたちの間から、憧憬のため息が漏れてきた。 「昨年、日本全国で約35万8,000人がバレエを習っているという統計を昭和音大で出しました。彼女はその頂点に立っているんです」 そう語るのは、昭和音楽大学教授の小山久美さん。 「技能的に優れているだけでは、英国ロイヤルで主役を張り続けることはできません。顔が小さく、つぶらな瞳の小林さんでさえ、アジア人的な容姿はハンディキャップになる。そこを乗り越え、逆にアジア的な容姿が武器になるまでもっていけたのは、彼女が誠実にバレエと向き合い、技術を高め、精神的にも相当な強さがあるから。人間的に成熟していないと、到達できないことです」(小山さん) 英国ロイヤル・バレエ団に入団して14年。小林さんはプリンシパルに次ぐファースト・ソリストとして、ときにプリンシパルをも飛び越えて主役に抜擢され、極上のバレエを披露してきた。彼女は、これからも「諦めない」「挑戦し続ける」をモットーに、バレエの王道を歩み続ける。
2017年06月04日2日、韓国の7人組アイドルグループ防弾少年団が大阪なんばグランド花月で行われた吉本新喜劇にゲスト出演した。新喜劇の韓国アイドルが出演するのが’11年のKARA以来、2組目で男性グループとしては、新喜劇58年の歴史上初となる。 この日、演目は「すち子の、社員食堂ラブストーリー」。食堂でお笑い芸人、すっちー(45)がクレーマーの吉田裕(38)に拳銃で脅され誰かに助けを求める。「防弾チョッキはないけど、そんな感じの人なら用意できます」の声に合わせて、防弾少年団が防弾チョッキの代わりとして登場。 吉田が銃を発砲すると、ジョングク(19)が蹴り飛ばし、ジェイホープ(23)がお盆で跳ね返すなど悪者を撃退する防弾芸を見せた。最後にすっちーは撃退のお礼にそれぞれ食べたいものを聞いたものの「カレーライス7丁!」とオーダー。ここでメンバー7人がお約束のズッコケを披露し会場は爆笑に包まれた。 防弾少年団は終演後に取材に応じ、リーダーのラップモンスター(22)は「韓国にはこういうギャグはない。いい経験ができました」。すっちーと吉田裕による鉄板ネタ「乳首ドリル」にメンバーのV(21)は「そんなギャグ、僕は本当に好きです。教えて下さい!」とノリノリの反応をみせた。また、すっちーはメンバーのズッコケ芸について「すばらしい。新喜劇でも若干、手を抜いている若手がいるのに。100点あげましょう!」と絶賛した。 この模様は7月8日のMBSテレビ「よしもと新喜劇」(土曜・後0時54分)で放送される。
2017年06月03日「ドラマの結末について、批判もありましたが、それも1つの反響……それだけ皆さんがちゃんと見てくれていたと受け止めました。同時に私の中でも、『あれでは終われない。2人のその後を書いてみたい』と思ったんです」 そう語るのは脚本家の井上由美子さん(55)だ。「昼顔妻」と呼ばれる、平日の昼間に夫以外の男と恋に落ちる主婦をテーマにしたドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』(’14年フジテレビ系)は、世の女性たちの心を釘づけに。また「昼顔」は、その年の流行語大賞にもノミネートされた。 ドラマの最終回で、上戸彩演じる紗和は、夫とも、恋人の北野(斎藤工)とも別れ、ひとりに。そして北野は妻の元へと戻っていった……。あれから3年。紗和と北野の“禁断の恋”の完結編となる映画『昼顔』(全国東宝系)が、6月10日に公開。脚本は、今回も井上さんの手によるもの。上戸もインタビューで「本当に井上由美子さんの本が好き」と、絶大の信頼を寄せている。 井上さんは、’10年『同窓会~ラブアゲイン症候群』(テレビ朝日系)でも、夫がいながら恋に落ちる女性を描き話題を呼んだ。“禁断の恋”を描く理由についてこう語る。 「昔は“昼メロ”という、恋に落ちてすべてを失う女性を描くドラマがありました。見ている人はドラマのなかで“疑似恋愛”を楽しんで、そして静かな日常に戻る……。しかしいま、そんな恋愛物語がないと思ったんです」 女性のさまざまな側面からの本音を描きたかった、と語る井上さん。執筆にあたり、主婦でありながら恋に落ちた経験のある女性たちの話も聞いた。 「実際、不倫をしている女性は、『不倫はあくまで不倫』と割り切るか、子どもを捨てそうなほどハマってしまうか、という2つに分かれています」 昨今さまざまな「不倫騒動」が報じられているように、禁断の恋は“夢物語”ではない。ドラマ終了から映画化までの3年間で、井上さんは女性たちの“変化”を感じていた。 「以前は、“昼顔妻”の友人・利佳子(吉瀬美智子)のように、夫に満たされず、恋に走る女性が多かったのですが、いまでは、夫に問題はなくても不倫に手を出してしまう女性が増えた気がします。二股や複数恋愛する女性も増えていますし、女性が“オス化”したのかもしれませんね」 しかし他方で、「不倫なんて馬鹿みたい」と唾棄する人も増えているのも事実だ。放送中のドラマ『あなたのことはそれほど』(TBS系)でも、波瑠が演じる元同級生と不倫する主婦像が、「あまりにも不倫に対して考えが軽すぎる!」とネットでバッシングを受けたことも話題になった。 「最近、ドラマで不倫を描くことについて批判する人もいます。昔なら、ドラマはあくまでドラマの世界、と捉えていた人が多かった。いまは、物語として客観的に捉えられずに、感情的な反応を起こす人が増えてきているのかもしれません。夫の不倫が原因で離婚するとき、訴訟に持ち込む女性も増えているとか。これも“オス化”の一面のように思えます」
2017年06月03日5月31日、第9回AKB選抜総選挙の中間速報が発表された。ダントツの1位と目されていたHKT48指原莉乃(24)を抑え、NGT48荻野由佳(18)が速報史上初の5万票超えで1位に。5位には同じくNGT48の本間日陽(17)、7位に高倉萌香(16)がランクインした。 NGT48の3人は昨年の選抜総選挙・「紅白選抜」ともに圏外からの“神7”入り。あまりの急激な躍進に、「握手会などの指標を見る限り、ここまで大量にファンがいるとは思えない」「一体誰が投票したのか?」とファンの間では様々な声が飛び交っている。囁かれている説は以下の3つに大別される。 1. 不正投票説 NGT48モバイルサイトから重複投票ができたという説。モバイルサイトから投票した後でブラウザバックすると投票前の画面が現れ、再度投票できたという画像や動画がtwitterに出回っている。これはシステム管理会社から「集計時にも重複チェックを行っており、公正に投票が行われている」と正式に否定された。 2. 地元票説 本拠地・新潟の市民が結束して投票したという説。NGT48は地元企業の誘致により発足したと言われており、他グループよりも地元での活動を重視している。新潟の企業や自治体、市民が協力して一人一票投じるだけでもかなりの票数になると考えられる。ただ、それならなぜ「紅白選抜」でランクインした北原里英(25)、中井りか(19)、加藤美南(18)が軒並み低順位あるいは圏外なのか、という疑問は残る。 3. 大富豪説 一人の大富豪がNGT48ファンになり、推しメンに大量投票したという説。AKB48ファンクラブ「二本柱の会」はお金を出せば容易に複数アカウントを作ることができ、各アカウントに選抜総選挙やAKB48グループの楽曲人気投票イベント「リクエストアワー」の投票権がつく。今年の「二本柱の会」新規会員数が例年に比べて異様に増加しているという話が以前から出ており、これが何者かによるアカウント大量取得なのではないかとも言われている。今年の1月開催の「リクアワ」でもNGT48は圧勝しており、その際にもこのアカウントが使われた可能性がある。 指原の最大のライバルと期待されていたNMB48山本彩(23)の不出馬により、盛り下がるかと思われた選抜総選挙。大波乱の幕開けに、展開が全くわからなくなってきた。6月17日の結果発表を楽しみに待ちたい。
2017年06月03日「この5年間、人間ドックを受けていなかったんですよ。たまたまテレビ番組の企画で健康診断を受けて、MRI(磁気共鳴式の画像診断)を受けたのが4月6日のこと。まず、左胸上部に影が見つかったんです。医師に『すぐに精密検査を受けたほうがいい』と言われたんですけど実感がなくて、『すみません。スケジュールが入っていまして』なんて、のんびり答えていたほどでした。結局、病院で精密検査を受けたのが12日。結果は、やはり乳がんでした。約2センチの腫瘍が2つ見つかったんです」 こう一気に語るのは、歌手の麻倉未稀(56)。80年代の人気ドラマ『スクール☆ウォーズ』(TBS系)の主題歌『ヒーロー』が大ヒットした麻倉。そのパワフルな歌声がいまも鮮烈な印象を残している彼女は、5月に放送された番組のなかで、ステージ4まである乳がんのステージ2と診断され、左胸の全摘出手術を決意した様子が放映された。 「実は昨年暮れ、自分で胸を触ったときに少し違和感があったんです。でも私がただ軽く触っていただけだったり、ストレッチなどの運動もしていたりしたので、しこりだなんて思わずに、この胸のひっかかりは筋肉かなぁと、やり過ごしていました。特に去年は自分の歌手生活35周年で記念コンサートなどの準備もあったし、大動脈瘤で大手術をした87歳の父の看病もあり、健康診断を受けに行く時間がなかなか作れなくて……」 告知を受けたときの心境を麻倉はこう語る。 「MRIの画像を見ると自分の胸を残してくださいとは言えないくらいがんが大きくて。ただ、歌えなくなるのはイヤなので、先生には、『すぐに歌いたいんです』と言いました。『歌さえあれば、胸はなくなってもいい』というのが正直な気持ちでした。6月に行う予定の手術は麻酔も手術法も先生と相談して、喉を傷つけないようなやり方でお願いしています」 予定では左胸の全摘出後に乳房再建手術をして、ホルモン治療を行う方針だ。歌さえあれば、と明るく語った麻倉だが、現実にはがん告知直後、深い苦悩に襲われていた。 「結婚して10年ですが、夫の前でもずっと元気で明るくしていましたしね。泣いたこともなかったんですよ。でも突然の乳がんの告知を受けて、もう限界だったんでしょうね。これまで弱いところを見せたことはなかったんですが、告知から3日くらいたって、これは一度、解放したほうが精神上もいいかなと思って。『泣いていい?』と言って夫に断わってから、大泣きしちゃいました」 泣いた後、こんな夫婦のやり取りがあった。 「すみません。大泣きしたらスッキリしました」 「よかったです」 夫もまた辛さから解放されたのか、再び家庭内にも以前と同じ日常が戻ってきたという。6月の手術と、その後の再起に向けて支えとなっているのが、家族の存在だ。 「夫は、これまで何も言わなかったのが、最近は、帰宅が夜の11時くらいになると、『遅いね』と。実は彼も3年前に父と同じ大動脈瘤の手術をして体調が本調子ではないんですが、私の体を気遣ってくれるようになりました」 乳がん告知後「歌さえあれば、胸はなくなってもいい」と思った麻倉だが、実際、「もう一度歌うんだ」という執念が、がんと闘う大きな支えになっている。 「乳がんになって、告知を受け入れて……。それもいまはいい転機だと思えるようになりました。私、『ヒーロー』みたいな人を勇気づける曲を歌っているのに、まず自分がしっかりしなきゃと思うんですね。若々しくて元気な歌もいいですが、病気をきっかけにして落ち着いた大人の歌も歌えるような、いい年の取り方をしたい。これは、健康なままだったら考えなかったことでしょうね」 手術後すぐの7月14日には、ライブイベントに出演することもすでに決まっている。 「打ち込めるものがあるということは、ストレスを溜めずに前向きにがんと闘うためにも必要なことだと思います。だから、これからも私は歌い続けたい」 ライブではきっと、より魅力を増した歌声を聞かせてくれるはずだ。
2017年06月03日「路上やネットで知り合う人だと、いきなり殺されたり、監禁されたりすることがあるかもしれません。でもお店で会う人なら安心できます」 前川喜平前文部科学事務次官(62)の報道で一躍注目を浴びている出会い系バー。10代だった数年前まで、そこに入り浸っていたA子さんはそう語る。実母の再婚相手の暴力がきっかけで、家を飛び出した彼女。友人の家を転々としながら、約1年間 “援助交際”で生計を立てていたことがある。 「普通のバイトをするにも住所が必要ですし、年齢的に風俗店で働くこともできませんでした。そこで新宿駅前の路上や出会い系サイトで知り合った人と“交際”してお金をもらっていました。でも、相手はどこの誰かわからない。危険な目にあったり、お金を貰えずに逃げられたこともあります」(A子さん) そんなとき、路上で知り合った同じ家出少女に教えて貰ったのが出会い系バーの存在だ。お店のシステムについて、現役の店員はこう語る。 「うちのお店は、女性は滞在費やドリンク代は無料。漫画や雑誌も置いてあるし、パソコンも自由に使える。いっぽう男性客は入会金を払い、会員登録をする。また、入店するたびに入店料を払う。店内で気になる女性がいれば、交渉の上、外に連れ出すことができる。店外に出た後のことは、店は関知しない」 店によって金額やシステムは違うが、入会金は1万円、入店料は2、3時間の滞在で5千円程度が相場なようだ。A子さんは語る。 「お客さんは会員登録するときにお店に身分を明かしているし、その人の評判を店員さんや他の女の子に聞くことができます。女の子からクレームが入れば、お店に出禁になります。ひどいことをする人やお金を払わない人はいませんでした」 もちろん売春は違法行為。だが、お店にはさまざまな背景を抱えた女の子が常に待機していたという。 「私のように親の暴力などで家出をしてきたコ、家が貧しくて稼いだお金を親に渡しているコもいました。いっぽうで、単に遊ぶお金がほしいという理由で来ている名門女子校のコもいました。でも、他よりも安心できるとみんな言っているのは同じでした」(A子さん) A子さんは補導されたことをきっかけに実父と住むようになり、この生活から抜け出した。現在は一般企業に就職している。 店に通っていた理由を「貧困女性の実地調査」と説明した前川氏。出会い系バーは売春の温床であるとともに、困窮した少女たちの最後の受け入れ先になっているようだ。
2017年06月03日若手人気女優の有村架純さん(24)の姉でグラビアアイドルの有村藍里さん(26)が、最近何かと話題になっています。 もともと「新井ゆうこ」という名前でグラビア活動していた彼女。マスコミに有村架純の姉であることがバレてしまい、今年に入って本名での活動を宣言。以降、「妹の知名度に便乗している」と物議をよんでいます。 先日バラエティ番組に出演した際は「架純、朝ドラ頑張ってね。お姉ちゃんも頑張る」と発言。ことあるごとに妹の存在を口にしてアピールしています。 両者の仲が良いか悪いか、ここまで直接的な妹アピールは事務所的に大丈夫なのか。視聴者からも様々な憶測が飛んでいますが、藍里さんは果たしてこの“妹の便乗売り出し”で得をしているのでしょうか(本人は便乗ではないと否定していますが、名前を出す以上便乗と判断します)。 当然知名度はアップした彼女ですが、知名度が上がるいっぽうで実は姉妹売りの損な側面が強く見えるのです。 ■姉妹売りの失敗例にみるバーター売りの難しさ 身内の知名度に便乗する。いわゆる二世タレントと手法としては同じような類になる便乗売り出しですが、過去には“きょうだい売り”をして失敗した例も多数思い出されます。 たとえば元モーニング娘。安倍なつみさん(35)の妹・安倍麻美さん(32)。彼女は当時「なっちの妹」というキャッチフレーズで人気を獲得しましたが、喫煙スキャンダルもあって気づけば引退していました。 同じく元モーニング娘。の後藤真希さん(31)の弟・後藤祐樹さん(30)も、デビュー時は「ゴマキの弟」ということでかなり注目を浴びました。しかし、次第に失速。スキャンダルに逮捕歴を重ね、芸能界から消えていきました。 さらに上野樹里さん(31)の姉・上野まなさん(34)も当初は「樹里の姉」として注目を浴びました。しかし現在は、目立ったテレビ出演がありません。 探せば何人も見つかるきょうだい便乗売り出しの残念例。なんとなく「売れなかったんだ」と流してしまいがちですが、よくみると実は共通点があります。それはデビュー時に話題と人気を一気に獲得するため、きょうだい便乗売り出しをしていることです。 デビュー時の話題性はとても大切です。しかしそこに「有名きょうだい」の冠をつけると、結局は最初の売り出しが落ち着いたときに“きょうだい間の比較や便乗というマイナスイメージ”がついてしまう。そして実力を発揮できず(もともと才能がないのかもしれませんが)、独り立ちできないのかもしれません。 ■成功例からわかることは“土台作りのあとのセット売りだし” いっぽう、きょうだいのセット売り出しで成功した例も、少ないですが見つけることができます。 代表的なのは、姉妹で売れっ子の女優・広瀬アリスさん(22)と広瀬すずさん(18)。現在2人とも人気の若手女優の一人ですが、最近は姉妹出演のCMなどを見かけることもあります。 また先日結婚した平愛梨さん(32)と妹・平祐奈さん(18)も、姉妹交流がブログなどで見かけられるようになりました。 少し異なる成功例であれば、モデルの蛯原友里さん(37)と双子の妹・海老原英里さん(37)。英里さんは現在チャイルド・ボディ・セラピストとして活動中ですが、活動当初は友里さんのブログなどで度々写真や告知を見かけました。 便乗と言い切るには若干弱く、前出の3組とは異なる姉妹たち。女たちの成功例に共通することは、すでに芸能活動(または売り出したい事業)をある程度行っており、もうワンランク知名度や人気を上げるタイミングで、姉妹というキーワードを使っている点にあります。 デビュー時の注目を取るか、下積みを終えて活躍の場を広げるタイミングでの後押しを取るか。この違いはブランディング戦略的な話になっていきます。ただ芸能人という職業の場合、前者のほうがハードルも高い気がします。本人のポテンシャルやモチベーション問題など、姉妹売りの落ち着いた後に超えなくてはいけないことが意外と多いのです。 これらの観点からみてみると、有村藍里さんの頑張りはデビュー時の便乗と言い切ることができます。果たして彼女はグラビアアイドル、そしてタレントとしてブレークすることができるのでしょうか。 妹はすでに若手女優の中でトップを走る存在です。その存在を利用して知名度を得た後、彼女に残るものは何なのか。きょうだいの存在というのは時に助けになるとはいえ、とかく難しい問題のようです。
2017年06月03日