女性自身がお届けする新着記事一覧 (859/916)
8月末のメイウェザーVS.マクレガー戦を仲良く観戦していたオズボーン夫妻写真:Splash/アフロ 昨年、ヘアスタイリストとの浮気が原因でついに別居してしまったオジー&シャロン・オズボーン夫妻。夫の女癖の悪さをシャロンが英テレグラフ紙のインタビューで暴露している。 「1人だけじゃなかったのよ。あの時は6人同時進行していたの。イギリスでマッサージ師をしていた10代のロシア人でしょ、コックもいたわね。彼はいろんな国に女性を囲っていたわ。基本的に女の子で背中のマッサージができるか、食べ物のカートを押していればあの人のお眼鏡に適うのよ」 皮肉たっぷりに夫の浮気癖を笑いに変えるシャロン。別居の決定打となったヘアスタイリストの存在を知ったきっかけは、なんとメールの誤送信だったという。 「2人でソファの両脇に座ってテレビを見ていたとき、オジーが私にメールを寄越したの。『なんてこんなバカバカしいメールを送ってきたのよ』と言うと、『え、何も送ってないよ』って。彼の携帯をぶんどって『見なさいよ!あんたが浮気相手に送ろうとしたメールでしょうが!」って叫んじゃったわよ」 オジーは昨年8月、セックス依存症を治療するためリハビリ施設に入所していた。病気を克服し、妻への愛を再確認したオジーは改めてシャロンにプロポーズ。今年5月にラスベガスで結婚式を挙げ、正式に復縁した。 「シャロンなしでは、生きていけない。彼女を愛している。これまで、妻以外に愛した女性はいなかったと断言できるよ」と当時「HELLO!」誌に語っていたオジー。愛する妻が外で自分をどれだけ貶そうと、ニコニコ笑って見守るのだろう。
2017年09月05日9月3日、秋篠宮家の長女、眞子さま(25)と、国際基督教大学(ICU)時代の同級生、小室圭さん(25)のご婚約内定会見が開かれた。 午前中に皇居・御所を訪問し、天皇皇后両陛下から裁可を受けられ、正式にご婚約が内定した眞子さまと小室さん。午後3時から始まった会見では、はじめてツーショットでの登場となった。 小室さんは膝の上で拳を固く握り、緊張した面持ち。眞子さまもまず「7月の九州北部豪雨と、その後の各地における豪雨の影響で、今もなお大変な思いをされている方々がいらっしゃいます」と被災地を気遣う言葉を述べられた。 おふたりの顔がほころんだのは「普段はお互いをどう呼び合っているか」という質問のときだった。眞子さまと小室さんは揃って「普段はお名前で呼んでおります」と明言を避けたものの、記者からはさらに「具体的にはどういうふうな」と質問が飛んだ。 顔を見合わせ困惑した様子のおふたりだったが、眞子さまは「ちょっとここでは実演はご遠慮申し上げるのですけれども」とかわしつつ、「お互いファーストネームで呼びあっております」と笑顔で明かされたのだった。 Twitter上では《見事な切り返し》《眞子さまの対応が大人すぎ》《実演するわけにも公開するわけにもいかないおふたりの対応が微笑ましい》と、眞子さまの対応に絶賛の声が上がっていた。 5年間の交際を経てご婚約内定となった眞子さまと小室さん。「ファーストネームで呼び合う」というおふたりの親密さが伝わる会見となった。
2017年09月05日女優の真木よう子さん(34)がピンチです。 ドラマ『セシルのもくろみ』(フジテレビ系)の主演をきっかけに、Twitterを開設した真木さん。最初はファンに対して個別返信をするなど、マメで気さくな一面が歓迎ムードを呼んでいました。しかし、だんだん雲行きが怪しくなっているのです。 そもそも番宣のために始めたと思われるTwitter。しかし「全話2桁取れたらヌードになる」と宣言したり、ガチの土下座動画で番宣をしたりと手法がかなり過激。案の定、「必死すぎ!」と批判の声も多いようです。 さらに先日、今年12月に開催されるコミックマーケット93(以下:コミケ)への参加を決意した真木さん。フォトマガジンを作るべく、クラウドファンディングでの資金調達をスタートさせたようです。しかしコミケは本来、自主制作物を販売するためのイベント。制作費を募る行為はイベント趣旨と異なるとして、Twitterは炎上。急きょ謝罪して参加を取り下げることになり、アカウント削除に追い込まれました。 この夏には叶姉妹がコミケに初参加し、大きな話題を呼びました。真木さんの行動はその直後であったこともあり、便乗商法と揶揄されているようです。このように、彼女の最近の行動はすべて“もくろみ外れ”を連発しています。せっかくの前向きなチャレンジがすべて裏目に出てしまうとき、そこにはどんな原因があるのでしょう。 その1つはゴール設定の曖昧さにあるのだと思います。今回はもともと、ドラマの視聴率アップを狙っていたはず。なのに途中からファンとの交流やネットの面白さに触れ、話題になることも狙いすぎたのではないでしょうか。 ちなみに真木さんはコミケ参加の動機を「自分で好きな物を作って、皆様にお渡しできる場があることを知り」と説明しています。事務所の方針でファンクラブを作れないなどの事情もあるようですが、最近は自身でオンラインサロンを運営する芸能人も増えています。たとえばアンジャッシュの渡部建さん(44)や堀江貴文さん(44)などです。ネットの世界はSNSだけではありませんから、もう少し知識と計画を持って活動するのが賢明です。 何をやってもうまくいかない。そんな辛い時期は誰にでも訪れます。もどかしいから行動するのに結果が出ない。そんなとき、人はどう対処すればよいのでしょう。きっと人生をウン十年生きていれば、みなさん独自の対処法を持っていると思います。何をするかはそれぞれですが、個人的にいちばん大事なのは“苦しいときほど基本に忠実”であることだと思います。 本来の自分の魅力や価値は何か。それを正しく理解したうえで、今ほしいものは何かを考えて行動する。そうすれば結果が伴わなくとも、今回のようなもくろみ外れにはなりにくいものです。 真木さんの本来の魅力は、色っぽいけど男まさりでクールビューティな雰囲気にあると思います。Twitterのぶっちゃけた発信をみたとき、今までのファンは本当に喜んでいたのでしょうか?フォトマガジンでいいものを追求する前に、もう一度そこを考える必要がありそうです。
2017年09月05日8月20日に再始動が報じられたWink。だが早くも“復活”に暗雲が立ち込めている。 Winkといえば、相田翔子(47)と鈴木早智子(48)の人気アイドルデュオ。88年にデビューするや、『淋しい熱帯魚』などヒット曲を連発。96年に惜しまれつつも活動停止していた。そんな彼女たちがデビュー30周年となる来年4月に再始動するとあって、往年のファンたちからは歓喜の声があがっている。だが、前出の音楽関係者は本誌にこう明かす。 「実は、鈴木さんと前所属事務所との間で金銭トラブルが起きているんです。いきなり彼女が『前事務所に未払いのギャラの支払いを求めて訴える』と言い出したそうです。それを相田さんの所属事務所が知ったら、トーンダウンするのは当然でしょう。トラブルに決着が着かないと、危なくて一緒に仕事できませんからね。今のところは事務所も静観の構えですが、鈴木さんの動き次第で今後どうするのか見極めようとしているみたいです」 96年の活動停止以降、2人の歩んできた道のりはあまりにも対照的だ。相田は天然キャラで高い好感度を維持し、テレビに引っ張りだこ。08年に相澤英之元経済企画庁長官と女優・司葉子(83)の息子で医師の相澤宏光氏(46)と結婚。12年に長女(5)を出産していた。 いっぽうの鈴木は、スキャンダルの連続。09年3月に睡眠薬の過剰摂取で救急搬送されると、同年8月には「MUTEKI」が手掛けるセクシーDVDに出演。相手役をつとめた俳優・津田英佑(46)との不倫疑惑も報じられ、芸能活動を休止していたこともあった。 かたや人気タレントでセレブ妻の相田、かたやスキャンダル続きの鈴木。そんな彼女にとって再始動は一筋の光明となるはずだ。だが彼女はまたもトラブルでチャンスを棒に振ろうとしているのか。本誌が取材を申し込むと、鈴木の前所属事務所社長はこう答えた。 「彼女から金銭を要求するメールがあったことは事実です。『ギャラの未払い総額は200~300万円』と主張してきました。クビにしたマネージャーと早智子が事務所に無断でしていた仕事のギャラらしく、当時の経理担当者も把握していませんでした。早智子も金がないというので、1年ほど前から月に数万円ずつ支払っていました。しかし私としては、ギャラはすべて支払い済みと認識しています。最近もメールが来ていましたが、読んでいません」 金銭トラブルの存在については認めつつも、「未払いの事実はない」との主張だった。いっぽう鈴木の現所属事務所にも確認したところ、担当マネージャーはこう答えた。 「鈴木から『前の事務所からギャラをもらっていない』という話は聞いていました。最近も前事務所に連絡したようですが、『会ってくれない』と言っていました。未払い金額などの詳細は聞いておりません。そこまで踏み込まないようにしておりますので……」 現事務所は平和的解決を望んでおり、訴訟は考えていないという。マネージャーが続ける。 「9月中の進展はないでしょう。決着は早くて年内になると思います。ただこのまま揉めていたとしても、鈴木のプラスにはなりません。早く解決してWinkを再結成すれば彼女の仕事も増えるでしょうし、それがみんなにとっていちばんいいと考えております」 相田の結婚式に鈴木が出席するなど、活動停止後も交流を続けてきた2人。今回の再始動についても、熱い思いを語り合っていたという。 「Winkは活動停止しただけで、今も“解散”はしていません。だから2人は『どうしても来年の結成30周年に再始動し、ファンの前できちんと解散して“けじめ”をつけたい!』と話し合っていたんです。正直、相田さんの所属事務所はスキャンダル続きだった鈴木さんとの仕事に前向きではなかったでしょう。しかし2人の熱い気持ちを理解して、一度はGOサインを出しました。その考えが変わらないといいのですが……」(前出・音楽関係者)
2017年09月05日「お盆明けからバタバタの中で彼女が体調不良になって、過労が原因だろうと点滴を打ってもらいに病院に行って、妊娠が発覚したそうです」(テレビ局関係者) 9月1日、電撃結婚を発表した武井咲(23)とEXILEのTAKAHIRO(32)。武井は現在、妊娠3カ月。来春出産予定だという。じつは、2人が結婚を決意したのは、すでに1年前。武井は、実家があった愛知県内に住む親戚などに、当時から交際や結婚を報告していた。 「武井さんの家族は東京に引っ越していますが、毎年、年末年始とお盆は実家のあった名古屋に帰省しているんです。咲ちゃんはTAKAHIROくんとの交際も隠さず話し、咲ちゃんのお母さんと彼が“2人で飲みに行く仲”だと嬉しそうに話していました。親戚の子が東京に遊びに行ったときにはTAKAHIROくんの自宅に泊めてもらって、洋服までもらったそうです」(武井の知人) 14年1月に放送されたドラマ『戦力外捜査官』(日本テレビ系)で共演し、意気投合したのが2人のなれそめ。 「彼にとってドラマデビューとなった作品です。馴れない現場を9歳年下の“先輩”である武井さんが引っ張り、何かとフォローしていました。彼のお母さんは19歳でTAKAHIROさんを生んだそうで、『ウチは女性が強い家系なんです』と言っていましたが、現場でも武井さんの尻に敷かれている感じでした(笑)」(ドラマ関係者) 米倉涼子(42)、上戸彩(31)、菊川怜(39)と看板女優が相次いで結婚した、彼女の所属事務所オスカープロモーションが、武井にかけた期待は大きなものだった。 「異例なことですが、武井さんは昨年7月の『せいせいするほど、愛してる』(フジテレビ系)以降、1年以上連ドラの主役級を切れ目なく務めています。そんなときでも2人は友人の協力で、仕事の終わった後に港区内の飲み屋で深夜3時くらいまで逢瀬を重ねていました」(前出・テレビ局関係者) まるで“これ以上は交際を進めさせない”とでも言うかのような仕事の量にも、武井は負けなかった。そして、昨年の年末年始にはひさびさのまとまった休みが取れたという。 「愛知の親族の間では『今年は帰ってこないんだね。何かあったのかね』と話題になっていました」(前出・知人) 武井の誕生日は12月25日。彼女は「家族でお鍋を食べて祝ってもらいました」とインタビューで語っているが、「じつは海が好きなTAKAHIROさんと一緒に、冬の海に行っていたと聞いています」と芸能関係者は明かす。事務所から止められても、燃え上がった2人。本誌はTAKAHIROと同じジムに通う外国人女性から、こんな話もキャッチした。 「何度か見かけるうちに、トレーニング中に話すようになって、一度、部屋に誘ってみたんです。でも彼は“彼女がいるから、そういうことはできません”とキッパリ……」 自分たちの意思を貫いた2人。覚悟の新婚生活がいよいよ始まる――。
2017年09月05日第139飯「蟹味噌ご飯」■材料蟹味噌缶詰1缶(50g)合わせ味噌20g長葱50~60g塩昆布ひとつまみ塩小さじ1/2ごま適量オリーブ油小さじ1ごま油小さじ1和風だしの素適宜米2合 ■作り方①米を研ぎ、出し汁2合の目盛りまで入れ、塩昆布と輪切りにした長葱とその他のごま以外の材料を入れたらよくかき混ぜて炊く。 ②器に盛りごまをふる。
2017年09月05日「6月下旬ごろ、2人のパーティが都内で行われたんです。その席上で友人たちを前に、松田さんは秋元さんにプロポーズしたことを報告したそうですよ」(プロダクション関係者) “最強の2世カップル”と話題の松田翔太(31)とモデルの秋元梢(30)。松田の父は名優・松田優作(享年40)。秋元の父は名横綱・千代の富士(=先代九重親方・享年61)だ。 7月31日には、親方の一周忌も無事に終わった。交際3年、ついに松田がプロポーズしたのならば、これほどおめでたいこともない。 「パーティでは、松田さんから『彼女がプロポーズを受け入れてくれたんです!』という発表もあったそうです。その瞬間、会場はとてもハッピーな空気に包まれました」(前出・プロダクション関係者) 8月下旬、東京駅に現れた2人を直撃した。松田は「ちょっといま、ダメなんですけど」と言いつつ、笑顔で取材に答えてくれた。 ――ご結婚を決められたそうですね。 「誰が言ったんですか(笑)」 ――パーティで、秋元さんへのプロポーズを発表されたと聞きました。 「いや、でもまあ……別に隠したりしてないんで。こういうの(直撃取材)はドキドキしちゃう(笑)」 ――それでは、やはり結婚を決められた? 「あ、いやいや。否定も何もないですよ。肯定もしないです。勝手に違うようには書いてほしくないけど、そのときにはちゃんとお伝えしますよ」 最後は記者に会釈すると、「すいません」と言いながら照れたような笑顔を見せた。 秋元はといえば、松田の受け答えが終わるのを横でじっと待っている。本当に良い関係ができあがっているようす。吉報は近そうだ――。
2017年09月05日9月4日、俳優・船越英一郎(57)と妻でタレント・松居一代(60)の1回目の離婚調停が東京家庭裁判所内で行われた。 松居は都内の自宅から徒歩で最寄り駅に向かい、地下鉄などを乗り継いで家裁前に到着。集まった約50人の報道陣から調停について聞かれるも、一切答えず。約2時間の調停終了後も家裁から出てきた松居へ矢継ぎ早に質問が飛んだが、口を堅く閉ざしたまま。地下鉄に乗り込んで、帰路についた。 「複数メディアの取材に対し、松居さんは『あくまでも離婚裁判で決着を示す意向』を表明。カタを付ける条件として『財産などではなく、複数女性との不倫について船越が公の場できちんと謝罪すること』を要求しています。しかし”言われないの罪”をかぶせられたとする船越さんが謝罪するはずもなく、離婚騒動は泥沼の様相を呈しています」(芸能デスク) いっぽう、船越サイドは代理人が出廷。そもそも船越はMCをつとめるNHK総合の「ごごナマ」の生放送があるため、出廷できず。原則として家裁の開廷は平日のみ。この先裁判になった場合も、船越は月曜から木曜は同番組に出演するため金曜しか出廷できない。そのため、いよいよ船越の体調が危惧されているという。 「先日も『ごごナマ』でMCをつとめる美保純さん(57)が他局の番組で船越がやせてきたことについてふれ、それに比べて自身がぽっちゃりしていることを友人に指摘されて約4kgダイエットしたと告白していました。たしかに今みても、船越がやつれているのが目立ちます。『これから生番組と裁判の緊張感が重なったら心労がたたりそう。ドクターストップがかからなければいいのですが……』と心配の声が挙がっています」(テレビ局関係者) いよいよ本格開戦した離婚バトル。果たして、船越はハードな生の帯番組を続けながら裁判を乗り切れるのだろうか。
2017年09月04日ジョン・レジェンドと妻のクリッシー・テイゲン写真:Shutterstock/アフロ ジョン・レジェンドが、新曲のミュージックビデオに出演する役者を募集している。その“条件”があまりにも意図的であると物議を醸している。 TMZが入手した募集要項によると、制作されるビデオは政治的なメッセージを多分に含んだものになりそうだ。まず、トランプ大統領の支持者として白人の男女8人。これには条件があり、「35歳から65歳の体型の崩れた人が望ましい」とある。続いて人種差別政策に抗議する18歳から35歳までの黒人の男女8人。オルト・ライト勢力の金髪の若者10人は、「髪型はベリーショート、もしくはツーブロック」という注意書きがある。そして、「愛に人種は関係ない」ということを体現するために、キスを披露できる18歳から45歳までのヒスパニックと白人のレズビアンカップル。 この4種類の募集の中で、体型に注文がつけられているのはトランプ支持者だけだ。また、年齢層も他の役に比べて高く設定されている。トランプ支持者には「ピザとコーラででっぷりと太ったホワイトトラッシュ」が多いというステレオタイプな描写を試みようとしたのだろう。 この印象操作ともとれる条件が波紋を拡げ、レジェンド自身がTwitterで「これは僕や僕のチームが出したものではありません」と釈明する事態に。「トランプのことは今でもひどいと思っているし、彼に投票した人はこの国に害をなしたと考えています。でも、こんなキャスティングはしません」と表明しているが、怒りに駆られたトランプ支持者からは「フェイクニュースだろ」「ボイコットしてやる」「あんたの音楽が俺の耳に害なんだよ」といったコメントが殺到している。
2017年09月04日「読むと心が軽くなる」「蛭子さんなのに、またいい話してる」「安定の競艇オチ」……とネット上で話題を呼び、たちまち4刷というヒットとなった単行本『蛭子能収のゆるゆる人生相談』(光文社・630円+税)。その好調な売れ行きに、「え、あの本が?信じられない……」と驚く蛭子能収(69)が、本誌読者からの相談に答える! 【Q】「入社2年目ですが、商品開発チームの一員に!先輩たちと一緒で不安もありますが、前を向いてがんばっていきます!!チームの和を乱さないようにするアドバイスをぜひください」(クネ子さん・24・メーカー勤務・愛知県) 【A】「仕事ができない人がいるおかげで、うまくいくことだってある」(蛭子能収) やる気を出さないことです。リーダーがいるはずですから、その人の言うことに従って、動いていればいいだけ。あとは、前なんか向かずに、気配を消しておけばいいと思いますよ。たぶん、アナタに求められているのは、アイデアではありません。チームには、仕事ができない人がいると、ほかの人が「オレががんばってやる」となって、逆にうまくいくことがあるんですよ。 漫画家は基本的に、1人で作業していきますが、「アックス」という雑誌で、根本敬さんがストーリーをつくって、それに合わせてオレが絵を描くという合作漫画を連載しています。最初は、根本さんが「最近の蛭子さんはダメだ。もっと漫画を描くべきだ」ということで、オレが苦手のストーリーを根本さんが考えてくれることになったんですが、ハッキリいって面倒くさいです。テキトーに描いています。でも、最近、根本さん自身が生き生きしてきたような気がします。オレが嫌々描いていると、逆に根本さんがすごくやる気になっていくみたいです。 【『蛭子能収のゆるゆる人生相談』たちまち4刷&電子書籍化!】 建前だらけの世の中に、疲れ果てたらこの1冊!当コラムをまとめた“きれいごと、ゼロ”の単行本『蛭子能収のゆるゆる人生相談』(光文社・630円+税)好評発売中です。詳しくは特設ページを。
2017年09月04日名物!迷物?ニッポン47都道府県で女子に愛されてるアレ教えちゃいます。題して『ヒッパレ・GMM47ーー地元のメイブツ』。今回は、熊本県編です!! 熊本市から南に約70キロメートル、県最南部の人吉市。この地に、日本中のセレクトショップや百貨店、海外の有名ブランドもわざわざ生産の依頼に訪れるシャツファクトリーがあるの知っとる? もとは大手のシャツ製造会社から委託され、昭和のピーク時には年間約60万枚ものシャツを生産していたところ……親会社が倒産。工場閉鎖の危機に直面したが、シャツの縫製への絶対の自信と情熱から工場長らが独立、’09年「HITOYOSHI」ブランドを立ち上げる。 スーツのように立体裁断でシャツを縫製できる職人たちの高い技術を頼りに少数高品質に絞り、美しいシルエットと着心地のよさを両立。大量生産を捨て、職人の技術とこだわりを注ぎ込んだクオリティは国内はもちろん、海外の有名ブランドにまで知れ渡った。実際に着てみてこそわかる質のよさば、体感してみて! 熊本ならではの夏を感じる一品と言えば、爽やかなブルーのかき氷。おなじみブルーハワイ?と思いきや……まろやかなはちみつミルク味で、独特のブルーが爽やか。発祥は60年ほど前の水俣市。大判焼きのような「蜂楽饅頭」とともに味わうのが熊本流なのだ。 水俣市では「コバルトミルク」だったが、熊本市内ではなぜか「コバルトアイス」と呼ばれ長年愛されてきたかき氷。うまか〜!
2017年09月04日(写真:THE FACT JAPAN) “野獣ドル”として日本でも人気の韓国のアイドルグループ2PMのメンバー・テギョン(29)が4日、兵役のため入隊。日程や場所は明かさない極秘入隊となった。 所属事務所のJYPエンターテインメント側は4日午後、「テギョンが本日入隊した。具体的な入所時間や場所は公開できない。静かに行こうとする本人の意志が強いため、(報道陣とファンに向けた)挨拶のイベントなどもないことを理解していただきたい」と伝えた。 2PMのメンバーや家族が見送るなか、入隊したというテギョンは、米国永住権を放棄し、軍入隊を選択。椎間板ヘルニアのため代替服務判定を受けたが、本人が現役入隊の意志を示し、手術と治療を続けたすえに現役で入隊することになった。 入隊の速報にネットでは「覚悟してたけど今日だったとは……」「思ってたよりさみしい」「頑張っていってらっしゃい!」と様々な反応が見られ、一時ツイッターのトレンドにテギョンの名前がランクインした。 さらに、入隊前日の3日夜には2PMの韓国デビュー9周年を祝う生配信番組に出演しており、「直前でも普通に振る舞っていたテギョンはすごい」「さすがの精神力!」「最後に元気な姿見られてよかった」と話題に。入隊前はナーバスになりやすいことから、テギョンのプロ精神が改めて評価されている。
2017年09月04日元モーニング娘。の藤本美貴(32)が4日、フジテレビ系『バイキング』に生出演。夫でお笑いコンビ・品川庄司の庄司智春(41)と熱愛が発覚した当時のエピソードを語った。 この日、番組では女優・武井咲(23)とEXILEのTAKAHIRO(32)の電撃結婚ニュースを取り上げた。藤本はトップアイドルとして活躍していた’07年に庄司との交際が発覚し、モー娘。の5代目リーダーに就任してからわずか25日でグループを脱退。その後、’09年に庄司と結婚した自身の経験を語った。 武井とTAKAHIROの結婚について、同番組MCの坂上忍(50)は「アイドルやトップの方々って、熱愛報道が出ると別れろとか事務所に言われるんですか?」と藤本に質問。藤本は「私は(報道されたのが)22歳の時で、20歳を越えていたので、別れろとは1回も言われなかったんですけど、半年間“どうするの?”と言われ続けました。私も、“別れません、仕事もします”というのを半年間言い続けて、どっちが折れるか、みたいな……」と事務所とのやりとりを告白した。 芸能人は、熱愛、結婚によってファンを失う可能性も少なからずあるが、「責任をとって脱退しますと言って辞めました。(筋を通すことを)ちゃんとしていれば、みんな応援してくれる。ファンの方も真摯に向き合っていけば逆に応援してくれたりもするので」と藤本なりの対応論を語った。
2017年09月04日話題のスポットを、今年入社のミーハー女子編集者・オッティー(オタク歴10年だが新ジャンルにハマる速度には定評あり。最近は推し将棋棋士を決めかねている)が覆面潜入調査し、“どっちが萌える?“かを決めるこの企画。今回は、「変わり種(?)神社」です! ■東京都台東区今戸「今戸神社」 縁結びで有名な今戸神社。この地区は、招き猫発祥の地とされており、神社内のあちこちにたくさんの招き猫が!平日だというのに10代、20代の女性参拝者でにぎわっていました。 「円満に収まる」「角が立たない」ようにと角がとってある絵馬には、日本語以外の恋愛成就祈願もありました。本殿近くにある石の「なで猫」を待ち受けにすると願い事がかなうのだとか。オッティーもさっそく良縁を願って、待ち受けにしましたよ! ■東京都台東区浅草「待乳山聖天」 境内の各所に「大根」と「巾着」のイラストやモチーフがある待乳山聖天。お供え用大根も売られています!大根をお供えすると聖天様が心身を清めてくれ、健康、良縁、夫婦和合、家庭円満の功徳があるそう。巾着は砂金袋のことで、商売繁盛の御利益があるそう。 境内の「御供大根二百五十円也」の張り紙がなんだかシュール。本堂の中にはお供えの大根が積み上げられていて圧巻でした。静謐な時が流れる堂内で心身を清めてきました。 【JUDGE!】シンボルの大根は本堂入口や灯籠などにも隠れていて、見つけるのも楽しみのひとつ。二股に分かれた大根はまるで足が生えてるようでキュート。そのユニークさから今回は待乳山聖天推しです!
2017年09月04日再ブームの予感がする韓国ドラマ。そんな“韓ドラ”の凄ワザを、『定年後の韓国ドラマ』(幻冬舎新書)の著書もある、韓国ドラマを15年間で500作品見た、作家・藤脇邦夫が読み解く! 【第20回】『師任堂、色の日記』ーーイ・ヨンエの新作、その価値と出来について 13年ぶりのイ・ヨンエの主演作『師任堂、色の日記』は、最近になって地上波BS放送とレンタルで、やっと一般的に視聴できるようになった。事前の情報通り、現在と歴史上の役柄がパラレルになった凝った設定になっているが、家庭を持っている主婦の、単なる美術講師から教授になるまでのサクセスストーリー的な内容であれば、おそらくイ・ヨンエがこの役を受ける可能性はなかっただろう。これまで積み上げてきたキャリアに付け加わるものは何もないからだ。 実際、イ・ヨンエに限らず、40代半ばの女優を主役にするのにふさわしい設定は現代劇ではなかなかあるものではない。かといって、いまさら単なる長編時代劇では、何のために、『チャングムの誓い』の続編の出演を拒んできたのかわからない。 だからなのか、このドラマはそんな期待に十分応えたもので、基本ストーリーの一部に『ある日どこかで』(’80年の米映画、原作はリチャード・マシスン)をヒントにしているのは間違いなく、500年の時空を超えたSF的な設定での過去と現在の交差は、従来のTVドラマではあり得ないような独自の内容構成になっている。そこに本人なりの価値観を見出したから出演に至ったのではないか。 「歌を忘れた金糸雀は〜」の倣い通り、もう一度歌を歌ってもらうにはそれなりの舞台を用意しなければならない。この作品はイタリア海外ロケから始まり、大学の研究室や海外の学会というアカデミズムの現場を通して、500年前の時代劇の世界にも移行する広大なスケールの構成を持つ。そして、アカデミズムの生態、SFファンタジー、時代劇という三種類の要素を溶かし込んだ、およそ韓国ドラマで考えつくだけの贅の限りを尽くしたものといえる。 まさしく、イ・ヨンエ出演のために、そのすべての期待と条件を満足させるために準備されたものだが、これが意外にも佳作に仕上がっているのは、やはり脚本を始めとしたスタッフの努力の賜物だろう。過去の遺跡、暗号等のヒントから、現在の謎を解くパターンは『ダ・ヴィンチ・コード』等でもよく見られる設定だが、そのキーワードを国宝級の絵画にしたところが非凡であり、イ・ヨンエはこの大役に見事に応えている。少なくとも13年ぶりの復帰作として、その名誉は守られたというべきだろう。
2017年09月04日「いつものことですが、台本を飽きるくらい、何回も読みました。読みすぎて眠れず、体が泣いているように感じて、撮影中は、夜に散歩して気をまぎらわせていましたね。でも、そこまで追い込まれた作品のほうが、あとで褒めてもらえることが多いので、今回もそうなれてよかったな、と」 こう語るのは、今や日本映画に欠かせない役者の1人ともいわれる岡田准一(36)。数々の名演技の裏には、毎回これほどまでにストイックな準備があったのだ。公開中の主演映画『関ヶ原』でも、正義を貫き、愛を信じた戦国武将・石田三成役を全身全霊で熱演している。 「原田(眞人)監督が、25年間構想し、細部までこだわって撮影していました。自分にとっても大切な作品になると感じましたし、ああ、これこそ時代劇、という熱のこもった現場でしたね」 戦国史上最大規模の戦いを真正面から描いた本作。そんな戦いのさなかでも三成は、正室がいながら助けた忍びの初芽(有村架純)を愛してしまう。合戦の前に「終わったら一緒に旅に出よう」と告げるシーンに、胸がキュンとなる。 「初芽とのシーンはちょっとした恋物語。監督も大事にしたい、と言っていましたが、僕も同じ思いです。壮大な歴史スペクタクルのなかの、三成の正直でピュアな感情。ありきたりなラブではなく、淡い恋なんですが、そのバランスが絶妙なんです」 映画のテーマでもある「愛と野望の激突」。本作は愛を貫く三成と野望に燃える家康という対極を描いているが、岡田自身は? 「僕は、何事にも優しくなれる男でありたい。仕事でもプライベートでも。もう30半ばになって、刺激的なことや、面白いことも求めてないですしね」 今回の撮影で、岡田は溺愛している甥っ子を合戦の現場に呼んで見学させたが、反応はあまりなかったそう。 「この映画のすごさを理解できるようになるのは、まだまだ先みたい。いまの彼にとっていちばんすごいのは、『超ひらパー兄さん』。あの園長をやっているのが僕の叔父さんだよ、っていうのが誇りみたいです(笑)」
2017年09月04日9月1日、EXILEのボーカル・TAKAHIRO(32)と女優の武井咲(23)の結婚を双方の所属事務所が発表した。武井は妊娠3カ月で、18年春に出産予定だという。 14年1月に連ドラ、15年3月にスペシャルドラマが放送された「戦力外捜査官」(日本テレビ系)で共演し急接近した2人。15年4月には「FLASH」が熱愛をスクープ。TAKAHIROが武井のマンションを訪れる様子を報じていた。 大物カップルの結婚に、発表直後からSNSでは祝福の声が殺到した。2人と親交の深いお笑い芸人・小籔千豊(43)もそのひとり。 小籔はネットニュースに結婚記事が上がった直後、自身のインスタグラムで2人の結婚を祝福した。しかし彼がインスタグラムに記事を投稿したのは、まだ正式発表前だったのだ。 「実は、ネットニュースの記事が上がったのは事務所が発表する数時間前でした。マスコミ各社は発表前に事務所から報告を受けることがあるのですが、それを事前に記事にすることはご法度。今回、事務所発表前にネットニュースで報じられたことは異例のフライング配信だったのです。ですからそれをみた小籔さんが記事を見てインスタグラムに投稿してしまったのも、ある意味仕方ないと思いますが……」(マスコミ関係者) 期せずして"フライング投稿"してしまった小籔。一旦記事を削除して、正式発表後改めて祝福の言葉をインスタグラムに投稿した。 《#御結婚おめでとうございます #マジめでたすぎ #ナイスガイとナイスガール #えーやつとえーやつ #お似合いすぎ》 フライングしてしまったことに関してはこう説明。 《#ネットニュースなってたからインスタしたらまだ本人コメント前だったからドキドキしてすぐ消した #フライング申し訳ない》 さらに、芸人らしいコメントも。 《#しかも調子乗ってPOPIHIRO&ポピ井咲とか言ってた #はずい #フライングしてまでPOPIHIRO&ポピ井咲言いたかったんかい #たいしておもろもないのに必死で》 2人を祝いたい気持ちが強すぎたがため、先走ってしまったのかも!?
2017年09月04日「監督いわく、人に頼ってぶら下がり系だけど、女の強かさも持っている女性だと。髪も脱色して外見から内面まで、意思が強そうな田中麗奈要素をとにかくなくしてって(笑)。私にはないカラーを要求されたことが、役者としてはとてもうれしかったです」 そう話すのは、公開中の映画『幼な子われらに生まれ』で夫に依存する主婦を演じる田中麗奈(36)。子連れ再婚の夫婦が、2人の間に子どもを授かったことで起こる葛藤を描く本作。田中は、2人の娘を連れて夫の信(浅野忠信)と再婚した妻の奈苗を演じる。義理の娘との気まずい関係から妻の出産を喜べない信に対して、産む気満々の奈苗。空気は読めないが、ぎくしゃくした家族をつなぐキーパーソンでもある。 ドキュメンタリー出身の三島有紀子監督からは、脚本にないせりふや芝居が常に要求された。 「奈苗が話しかけることで、家族の時間が回りだしていく。うざく思われても、それが彼女の役割なんです。だから、イルカの写真集を眺めている娘に『あ、水族館行ったよね』なんて、家族の共通の思い出を探して話し始めたり……。考えることは多かったけど楽しかったです」 信役の浅野忠信と元夫役の宮藤官九郎と共演した感想を彼女はこう語る。 「浅野さんは、一緒にやっていても、それ脚本にあったっけ?と、一瞬わからなくなるほど、せりふの順番をバラしたり、並びのいい言葉より自然であることを体現している方です。宮藤さんはDV夫の役ですけど、そこに哀愁や後悔が垣間見えてすごいなぁと」 映画は夫の信視点で進んでいくが、監督は最後に奈苗のあるシーンを追加したという。 「あそこで奈苗の葛藤やストレスが解放される。演じるうえでも支えになったし、妻側のメッセージにもなる。主婦といえども、頼ってるだけじゃないんだよ、本当はねって」 奈苗の空気の読まなさは、妻としての強かさなのだろう。結婚後、この役と出合えたことは、田中にとって大きな節目となったようである。 「自分自身が家族を持ったので、家族がある温度感みたいなものを、今、体に浸透させてる感じなのかな」 女優・田中麗奈の第2章の幕開きにふさわしい作品だ。
2017年09月04日その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の“霊がよく見える”ピン芸人・シークエンスはやとも(26)。『ポップな心霊論』は、彼が人生で見てきた霊たちや霊現象などを紹介していくコラム連載! 【霊にも性欲があるんだな~と気づいた瞬間】 僕の周りには、常に5~6人の霊がくっついています。さながら「はやとも御一行様」って感じです。つい目が合っちゃったりすると、もれなくついてくるんですよ。きっと自分の姿が見えてることがうれしいんでしょうね。 でも僕の場合、姿は見えても、何かしてあげられるわけじゃないので、数時間すると離れていってしまいます。そうやって、毎日のように霊をとっかえひっかえしてるんですが、たまになかなか離れてくれない霊もいるんですよ。 この間、自宅でエロ動画を見ていたら、僕とスマホの間にぬっとおじさんの顔が入りこんできて。エロ動画をじーっと見てるんです。霊にも性欲あるんだな~なんて思いつつ、おじさんの頭のせいで動画が見えないので、スマホを横にずらしました。 そうしたら、おじさんも一緒についてくるんですよ。スマホを右に左に動かしてみても、寝転んだり起き上がったりしてもダメ。エロ動画にくっついてくるんです。ほんと、すごい邪魔でした。 しょうがないので、エロ動画は諦めて寝ようと、スマホを消したら、おじさんの顔がいきなり「くるんっ」とこちらに振り返って。めちゃくちゃ、にらみつけてくるんです。 そんなに見たかったのか……と申し訳なく思いつつ眠りについたんですが、翌朝目が覚めたとき、目の前におじさんのにらみ顔があって、心臓が止まるかと思いました。一晩中、僕のことにらみ続けてたみたいです。エロ動画への執念、すごすぎますよね。
2017年09月03日9月1日大安。女優の武井咲さん(23)とEXILEボーカルのTAKAHIROさん(32)の入籍が報じられました。武井さんは妊娠しているとのことで、来年にはママになることも公表されました。 人気若手女優と人気アーティストの結婚に、両ファンは今どんな気持ちでしょうか。個人的にはお腹の赤ちゃん含めて祝福する気持ちの方が強いのですが、人気の芸能人同士のカップルならではの難しさも同時に感じてしまいます。 ■「結局付き合っていた」という事実は裏切りなのか? 武井さんとTAKAHIROさんの交際については、かねてより報じられていました。しかし当初、両サイドともに「仲の良い友人の一人」と否定し、武井さんの事務所側は「今後は2度と会わない」とまでコメントしていました。 そんな否定コメントを裏切る形で“デキ婚”を発表したことになる2人。混乱や裏切られたと感じるファンがいるのも仕方ないのでしょう。しかし交際を否定した裏には芸能界で生きるための異質なルールが絡んでおり、「好きだけど離れられない。でも認めることもできない」という苦しさを感じます。 異質なルールの1つは、武井さんの所属事務所オスカープロモーションに存在する「25歳まで恋愛禁止」というものです。 オスカープロモーションでは所属する部によって違いがあるものの「10代でデビューした人は25歳まで、20代でデビューした人は5年間、恋愛を禁止する」というルールがあるそうです。つまり23歳の武井さんの恋愛を認めることは、オスカーのルールを破りメンツをつぶすことにほかならないのです。 また「EXILEには恋愛禁止はない」とHIROさんが以前にイベントで明言していたようです。しかし上下関係が激しいグループでは、何かと恋愛や入籍のタイミングについて難しさがあるものです。 ある意味で強行突破になってしまった今回の結婚報告は、芸能人としての難しさをギュッと濃縮した問題なのかもしれません。 ■「女優武井咲」の真価が問われる!23歳デキ婚 23歳での出産は女性としてみれば適齢期でしょうが、女優生命を基準に考えると難しい選択なのかもしれません。出産によってキャリアが立ち止まり、母となった武井さんは「女優としての真価」が問われることになるでしょう。 出産後は、今まで演じてきた恋愛ドラマのヒロイン役にハマりにくくなる可能性があります。いっぽうで母親役などにも挑戦できるため、役柄の幅は広がります。つまり、立ち位置の転換を迎えることになるでしょう。 前例でいえば、女優の広末涼子さん(37)です。彼女も人気絶頂だった23歳にデキ婚しています。出産後すぐ表舞台に戻った広末さんは変わらぬ透明感で今も愛され続け、女優としても存在感を発揮しています。 子を持つと、周りの環境も人も変化します。しかしそこでも女優を続け輝き続けるのか、それとも子育てに専念するのか。武井さんの母親になる経験が女優人生にどう影響するのか、個人的には楽しみです。 そして美男美女なおふたりの結婚ですが、祝福と同時に“恋愛における弱肉強食”を感じずにはいられません。 美女は結局、顔がよくて人気や権力もある魅力的男にサラッと奪われていくもの。わかっていたことではありますが、恋愛ヒエラルキーの頂点を見せつけられた気がします。そのため一部のショックを受けている武井咲ファンにも、エールを送りたいと思ったのでした。
2017年09月03日「週刊文春」(文芸春秋)でコンサート共演した中学生に往復ビンタしたと報じられ騒動になっていた世界的ジャズトランペット奏者の日野皓正氏(74)。1日に羽田空港で会見し、釈明した。 同誌によると、8月20日に東京都世田谷区で行われたコンサートで日野の指導を受けた中学生約40人がジャズを演奏。その際に日野が予定時間をオーバーしてソロ演奏していたドラムの男子生徒のスティックを取り上げ、往復ビンタを食らわせたという。同誌のネット版ではその動画も公開されている。 会見で日野氏は「演奏前にドラムをたたき始めたから『バカヤロー』って怒ったのに、まだやめないからちょっとたたいた」と釈明。生徒は演奏後に控室で日野へ謝罪したそうで、「それで済んだ話なんだ。お前ら記者が騒ぐと、お前らがその生徒をいじめることになるんだぞ」と報道陣に苦言を呈した。 「ワイドショーなどにとっては格好のネタで、コメンテーターたちからは賛否両論が巻き起こりました。しかし同誌に対してビンタを食らった生徒も、その父親も日野に非がなかったことを認めています」(芸能デスク) そんななか“往復ビンタ騒動”が巻き起こってからネット上で話題になっているのは、あるアカデミー賞作品だ。 「15年のアカデミー賞で助演男優賞など3部門を受賞した『セッション』です。主人公はビンタされた生徒と同じジャズドラマー。その主人公が入学した音楽学校の教師は、体罰や罵声を浴びせる常軌を逸した指導。日野はその教師の姿をほうふつとさせました。クライマックスでは主人公がチームワークを乱したソロ演奏をすることもあり、『あの生徒はセッションを見たに違いない』と話題になっています」(ベテラン映画ライター) 映画は多くの人々の心を打ったが、今回の騒動は当事者たちにとって後味が悪い結果となってしまった。
2017年09月03日ダウンタウンの松本人志(53)が9月3日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)に出演。漫才コンビ・ますだおかだの岡田圭右(48)の別居報道について言及した。 年末特別番組の『笑ってはいけない』シリーズ(日本テレビ系)で岡田と共演経験のある松本。「いつも岡田君、星条旗の生地でつくったタキシードと帽子を被って、“ハッピーボーイ!”と言って出てくるんですけど、無理してたんやな……」と、神妙な面持ちでコメントした。「“アンハッピーボーイ”じゃなくて、“ハッピーボーイ”でまた出てほしいなぁ」と願いを込めた。 夫婦が別居すること自体は、「僕なんか、結婚した当初から“別宅”というか、マンションを借りていて。仕事場として、そっちで寝泊まりすることも全然あって。逆に、(夫婦の)距離感としては良かった」と、自身の体験を語った。 いっぽう、お笑い芸人のバカリズム(41)は、「岡田さん、ずっと黙っていたわけですよね。これってたぶん、話しても面白くないから黙っていたわけじゃないですか。キャラクター的にも。それをわざわざ(周りが)掘り起こして……」とコメント。 岡田が応じた囲み取材の映像についても、「要は、普通のことを言わなきゃいけない。あんな陽気な岡田さんが、家族のことも気を遣いながら、何も面白くすることができない。かわいそうだなって思う」と同情した。 岡田の別居報道は、8月29日発売の本誌がスクープ。直撃取材に応じた岡田は、「子供も大きくなって、お互いにこれまでの人生を振り返り、それぞれ自分の人生や老後のことを考えたときに、温度差がありました」と別居の理由を説明。一部で報じられていた“離婚決意報道”については、9月1日に行ったイベント後の囲み取材にて否定している。
2017年09月03日「40周年って、私自身はそれほど長い気がしないというか、精神面は昔となんら変わらない。ただ、どんどん変わっていく世相に合わせて表現を変える必要に迫られることはありました。黒電話や公衆電話だったのが、途中から携帯電話になったり(笑)」 そう語るのは、漫画家の美内すずえ先生。連載開始から昨年で40周年。演劇漫画の金字塔として時代を超えて愛される『ガラスの仮面』。初の本格的な原画展が、松屋銀座8階イベントスクエアにて開幕したが、40年の歴史を彩るモノクロ原稿、カラー原画など展示数はじつに400点以上。作者の美内先生が語る作品誕生秘話、名シーンへの思いとは――。 「実は私、『ガラスの仮面』より7年前、17歳のときに読み切りの演劇漫画を描いたことがあったんです。高校の演劇部を舞台に、人と人とがお芝居で真剣勝負する物語は、読者の評判もよかった。新しい連載を始めるときにそれを思い出して」 舞台裏を取材することはあえてしなかったと振り返る。 「現実を知ると空想の翼が羽ばたかなくなるんじゃないかと思ったんです。実際のお稽古を見ていたら、体中を竹ざおで固定する“竹ギブス”も生まれなかったかもしれない(笑)」 ヒロイン北島マヤと宿命のライバル姫川亜弓が演劇界の幻の名作『紅天女』の主役の座をめぐって競い合う物語。はたして、完結するのか? 「20年以上前からラストの構図まで決まっているんです。でも、描きたいことがありすぎて、なかなかそこにたどり着けない(笑)。皆さま、あと少しお待ちください。結末は絶対描きますので、最後までついてきて!」
2017年09月03日夏緑(漫画原作者以下、夏)「『しっぽの声』は編集長からあらかじめ、『これはストーリーや描写もかなりハードな作品だから、つらすぎて読めない人もいるかも。売れないかもしれないけれど、ごめんなさい』と、言われていたので、心配してました」 杉本彩(女優・49以下、杉本)「そうでしたね。飼育放棄のために飢えた犬たちが共食いをしたり、自分の前足を食べてしまったりなど、残酷なシーンも多いですけれど、それが現実ですから、あえてソフトにする必要もないと思います。読者の皆さんが、目を背けずに動物たちの叫びを真摯に受け止めてくださっているのは本当にうれしいですよね」 ネコノミクスなど、いまもペットブームのさめやらぬ日本。特にペットショップで販売されている子猫の価格は高騰しており、希少種になると100万円以上の値がつくという。だがその陰で、売り物にならなかったり、売れ残ったりした犬や猫たちは人知れず処分されている。 そうした愛玩動物たちの現実を生々しく描いて話題を呼んでいるのが漫画『しっぽの声』(小学館『ビッグコミックオリジナル』連載中)だ。原作担当は夏緑、作画担当は、ちくやまきよし。小栗旬主演でドラマ化された漫画『獣医ドリトル』も手がけたコンビだが、今回はさらに動物愛護活動に長年尽くしてきた杉本彩も協力している。 『しっぽの声』第1話では、子犬を自宅で繁殖させて儲けようとする悪質なブリーダーが登場する。売れ残った犬たちの飼育を放棄したため、部屋には糞尿どころか、死骸まで放置され……。 杉本「実際に近親交配などで“売り物にならない子犬”が生まれたら、すぐに首をひねって処分するような悪質なブリーダーもいるんですよ。行政による殺処分は、ボランティアが引き取って、里親を探すケースも増えたことで減ってはいます。しかし流通過程など民間で命を落とす場合の死亡数は、犬の場合それを上回る規模ではないかと考えています。ペットショップの問題は大きいですね」 夏「日本では保健所からの譲渡がまだまだ一般的ではなく、ペットはペットショップで買うという人が大多数です」 杉本「そして、それを支えているのはパピーミル(子犬工場・子猫工場)。そのとき人気になっている動物を無計画に繁殖させて無計画に売る、このシステム自体が道徳に反していると私は考えています。犬や猫の種類にブームがあるなんて本当に恐ろしいことですよ。それに商品として動物を販売する場合、“売れる期間”はとても短い」 夏「幼くて体も小さいかわいい時期だけということですね」 杉本「その短い期間に、すべての動物がきちんとした家庭に迎えられる保証はありません。売れ残った動物たちは、遺棄されたり引き取り屋(※ペットショップや繁殖業者から動物を引き取り、飼育する業者。動物たちが劣悪な環境で飼育されている)の手に渡ってしまうのです」 本誌記者「そうした動物たちを助けるためにはどうすればいいでしょうか?」 夏「海外には、保健所に保護された動物たち専用のペットショップがあるんです。日本でもそのシステムが広まるのがベストですね」 杉本「でも、ペットショップで子犬、子猫を売りながら、かたや保護動物も売るというのは絶対にダメです。残念ながら、成犬の保護動物を、お金を出してまで欲しいという人は、ほとんどいないですからね。あくまでも買えるのは保護動物だけというようにしなければいけないと思います」 夏「杉本さんから伺ったお話では、殺処分に関わるエピソードも興味深かったです」 杉本「動物福祉の向上を願いながらも、病気や老齢、収容可能頭数の超過などの理由で殺処分せざるをえなかった現場の人々の葛藤は、想像を絶するものです。自分の無力さを痛いほど感じながら、活動している人たちもいるのです」 杉本は犬猫の保護活動を25年間続けており、その活動のなかで動物たちを襲っているさまざまな問題を知った杉本は、活動を広げていき、’14年2月には公益財団法人動物環境・福祉協会Evaを設立。自身も地方の行政施設や被災地から引き取った8匹の猫と3匹の犬と同居中。来年は「動物の愛護及び管理に関する法律」が改正される予定で、杉本も東奔西走の日々を送っている。 杉本「長年芸能活動をしてきたおかげで、政治家や行政の担当者に会ってもらいやすいとは思います」 夏「杉本さんならではの活動ができるわけですね」 杉本「ほかの団体さんからの意見も整理して国や行政に伝えることもEvaの役割の1つです」 夏「『しっぽの声』は、これまでは犬を中心に話が展開していましたが、猫やほかの動物も扱っていくので、引き続きよろしくお願いいたします!」 杉本「もちろんです!残念ながらいまの日本社会には、夏先生に物語にしてもらいたい題材が山積みなんです。ペットだけではなく、畜産動物の問題や動物園の問題もあります。『しっぽの声』ができるだけ長く続くように、精いっぱい協力させていただきます」
2017年09月03日杉本彩(女優・49以下、杉本)「お久しぶりです!夏先生とは、頻繁にメールでやり取りをしていますけれど、実際にお会いするのは、連載が決まったとき以来ですね」 夏緑(漫画原作者以下、夏)「そうですね。『しっぽの声』の反響も大きいそうで、少しほっとしています」 ネコノミクスなど、いまもペットブームのさめやらぬ日本。特にペットショップで販売されている子猫の価格は高騰しており、希少種になると100万円以上の値がつくという。だがその陰で、売り物にならなかったり、売れ残ったりした犬や猫たちは人知れず処分されている。 そうした愛玩動物たちの現実を生々しく描いて話題を呼んでいるのが漫画『しっぽの声』(小学館『ビッグコミックオリジナル』連載中)だ。原作担当は夏緑、作画担当は、ちくやまきよし。小栗旬主演でドラマ化された漫画『獣医ドリトル』も手がけたコンビだが、今回はさらに動物愛護活動に長年尽くしてきた杉本彩も協力している。 夏「杉本さんは小さいころから、動物といっしょに生活していたんですよね?」 杉本「そうですね。捨てられた猫を引き取って飼い育てることを続けていました。だから、本当に家族同然だと思っています。大人になってからも、猫の保護活動を続けていたのですが、あるいたましい事件が起こって……」 夏「『ひろしまドッグぱーく』(’05年に経営破綻で閉園した犬のテーマパーク)ですね」 杉本「たくさんの犬たちが衰弱した状態で発見され、また敷地には40匹以上の死骸が埋められていたんです。報道にショックを受け、すぐに広島に飛びました」 動物たちを襲っているさまざまな問題を知った杉本は、活動を広げていき、’14年2月には公益財団法人動物環境・福祉協会Evaを設立した。’15年には、協会の代表として、動物愛護の啓発イベントで講演したが、その姿を見ていたのが現・ビッグコミックオリジナル編集長の中熊一郎氏だったのだ。 夏「中熊編集長もかなりの愛犬家なんです」 杉本「中熊編集長には、『動物たちの現状を改善するために何か新しい企画をやりたいと考えているので、そのときは協力してほしい』と、おっしゃっていただきました。そして昨年、新しくスタートする漫画のなかで殺処分問題なども取り上げたいので、原作に協力してほしいというお話があったんです」 夏「ちょうど13年間続いた『獣医ドリトル』の連載が終わっていたこともあり、私たちが『しっぽの声』を担当することになりました」 本誌記者「杉本さんは具体的にはどのように漫画制作に携わっているのですか?」 杉本「私たちが持っている資料写真を提供したり、現場で見聞きした情報や、受けた相談例などを夏先生にお話ししたりしています」 夏「そのお話をもとに、私が原作を書いています。テレビドラマでいえば、脚本のようなものですね。特に、実際に動物保護に携わっている方たちのエピソードを伺っていると、どんどんストーリーが広がっていきます。杉本さんのおかげで、かなり早い段階でキャラクターも固まりました。実は杉本さんご本人をモデルにしたキャラもいるんですよ(笑)」 杉本「え!誰ですか?」 夏「主人公の1人の天原士狼(※動物保護シェルターを運営している男性)です」 杉本「うれしいです!いつも士狼に共感しながら読んでいるんです。すごく芯の強い男性ですよね」 夏「初めて杉本さんにお会いしたとき、あまりにおきれいなので驚きました。でもそのいっぽうで、動物のことを話しているときは、笑顔なのにそれがとても怖いのが印象的で……。『そうか。この人は、動物たちを取り巻いている環境をすごく怒っているんだな』って感じたんです。そういった“怒り”を漫画でも表現していきたいです」
2017年09月03日「僕は戦争映画でカタルシス(鬱屈した気持ちが浄化されること)を描いてはいけないと思っています。カタルシスというのは不幸なことでも悲しいことでも、それに埋没してしまうとある種、気持ちがいいという状況になる。映画にはそもそも、そのカタルシスが濃厚にあるんです。だから非常に危険。反戦映画を撮っていても、結果的には好戦映画になってしまう恐れがあるんです。昨今、そういう戦争映画が多いんです。主題歌が流れるなか、かっこよく敬礼して大空に飛び立ち、敵艦に突入していく。ああ、次にこの国に何かあれば、僕だってそうするぞ、そういうカタルシスを生んでしまう。映画にはそういう怖い力もあるんです」 映画作家の大林宣彦さん(79)は、『転校生』をはじめとした“尾道三部作”など、名作の数々でみずみずしい感性をフィルムに焼き付けてきた。リハビリ療養中ということで杖こそ突いていたが、病気の前と変わらない、柔らかい口調で語り始めた。 大林さんにがんが見つかったのは、壇一雄の小説を原作とする新作映画『花筐/HANAGATAMI』(12月16日公開)に取り組んでいたときだった。『花筐』は、戦時中の佐賀・唐津を舞台に、「自分らしく生きて、自分らしく死にたい」と切実に願う若者たちを描く群像劇。 「昨年の8月のことです。映画の撮影に入る前に受けた検査結果から『骨に異常があるから、きちんと調べたほうがいい』と言われましてね。唐津の撮影現場に入って、さあ、いよいよ明日から撮影だという日に、唐津赤十字病院で念のため再検査を受けたんです。まず、異常がある骨を診てもらいと、がんが見つかった。続けて検査した大腸や胃は何も問題はなくて。最後に肺を調べてもらったら、ステージ4の肺がんだとわかった。余命半年と診断されました。それでも、撮影は待ってくれません。初日からいきなり2日間、徹夜で撮りました。そして、改めて病院に行ったら今度はいきなり余命3カ月と宣告されて。『たった2日間で余命が3カ月も減るっていうのは大変なことだぞ』と思いましたよ。ですが、自分でも不思議なほどネガティブな気持ちはいっさいなかった。それはやはり、伝えなければいけないメッセージがあるから。命懸けで撮らなければならない映画があるからなんです。僕には、大先輩から託された“遺言”があります」 映画の持つ力を誰よりも知っていたのが黒澤明監督だ。大林さんは50歳のとき、黒澤明監督の映画『夢』のメイキングを作るために連日のように、撮影現場で彼の間近にいる機会があった。『夢』は黒澤監督自身が実際に見た夢を原案にしたオムニバス映画。黒澤監督は大林さんに、映画にはならなかったがこんなストーリーを話してくれたという。 『ある日突然、世界中の人間が手にしている銃を投げ捨てるんだ。すると皆、両手が空になる。しょうがないから目の前にいる敵と抱き合う。そうすると“なんだかこのほうがいいな”と言って、世界から戦争がなくなる、そんな夢の映画だよ。世界中の人がこの映画を見て“本当だ、このほうがいい”と抱き合ってごらん。10人に1人が、いずれ100人に20人に増えて、“ああ、このほうがいいや”と思う人がどんどん増えていくよ。そういう映画を20年も30年も上映してごらん。映画を見た世界中の人がそう思ってくれたらどうだ、大林くん、そういう力と美しさが映画にはあるんだよ』 そして、黒澤監督はこうも大林さんに言った。 『しかし、平和を確立するのは時間がかかる。愚かな人間は、戦争はすぐ始められるけれど、平和を確立するには、少なくとも400年はかかるだろう。俺があと400年生きて、映画を作り続ければ世界を平和にしてみせるんだが……俺はもう80歳だ。人生がもう足りない。ところで大林くん、きみはいくつだ?』 聞かれるがまま、大林さんは当時の年齢を答えた。「50歳です」と。 『そうか、50歳か。ならば俺より少しは先に行けるだろう。そしてきみが無理だったら、きみの子どもが、さらにはきみの孫たちが、少しずつ俺の先の映画を撮り続けてほしい。そして、いつか俺の400年先の映画を作ってほしい。そのときにはきっと、映画の力で世界から戦争がなくなるぞ。だから、俺たちの続きをやってね』 「これが“世界のクロサワ”から託された、遺言なんです。そして、本当に世界から戦争がなくなったら、映画もいらないんです。皆が健康になったら医師が失業するようにね。同じように、戦争がない世界が実現したら平和を願い、平和をつくれる映画というメディアもいらなくなる。だから僕は映画がなくなる日を夢見ながら、映画を撮り続けてきたのかもしれません」
2017年09月02日「昨年の8月のことです。映画の撮影に入る前に受けた検査結果から『骨に異常があるから、きちんと調べたほうがいい』と言われましてね。唐津の撮影現場に入って、さあ、いよいよ明日から撮影だという日に、唐津赤十字病院で念のため再検査を受けたんです。まず、異常がある骨を診てもらうと、がんが見つかった。続けて検査した大腸や胃は何も問題はなくて。最後に肺を調べてもらったら、ステージ4の肺がんだとわかった。余命半年と診断されました」 映画作家の大林宣彦さん(79)は、『転校生』をはじめとした“尾道三部作”など、名作の数々でみずみずしい感性をフィルムに焼き付けてきた。リハビリ療養中ということで杖こそ突いていたが、病気の前と変わらない、柔らかい口調で語り始めた。大林さんにがんが見つかったのは、壇一雄の小説を原作とする新作映画『花筐/HANAGATAMI』(12月16日公開)に取り組んでいたときだった。 「それでも、撮影は待ってくれません。初日からいきなり2日間、徹夜で撮りました。そして、改めて病院に行ったら今度はいきなり余命3カ月と宣告されて。『たった2日間で余命が3カ月も減るっていうのは大変なことだぞ』と思いましたよ。ですが、自分でも不思議なほどネガティブな気持ちはいっさいなかった。それはやはり、伝えなければいけないメッセージがあるから。命懸けで撮らなければならない映画があるからなんです。僕には、大先輩から託された“遺言”があります」 50歳のとき、大林さんは黒澤明監督の映画『夢』のメイキングを作るために連日のように、撮影現場で彼の間近にいる機会があった。すると、ある日、黒澤監督はこんなことを話し始めたという。 『大林くん、人間というのは本当に愚かなものだ。いまだに戦争もやめられない』 そして、こう続けた。 『けれども、人間はなぜか映画というものもつくったんだな。映画には必ず世界を戦争から救う、世界を平和に導く、美しさと力があるんだ』 「僕はこの言葉を約30年、ずっとかみ締めてきたんです。そしていま……時代はだんだんと変わってきて、僕たちのすぐ横にも戦争があるんじゃないか、そういう皮膚感覚を持つようになりました。いつも命懸けで、遺言のつもりで映画を撮っています。だから、今回も治療のために撮影を先延ばしにすることは考えられませんでした。東京の病院の担当医に治療法を決めてもらいましたが、基本的には現場の唐津に滞在し、現場と唐津赤十字病院を行き来しながらロケを続けました。すると……その担当医の方が優秀だったのでしょう。勧めてくれた経口の抗がん剤がよい薬で、なおかつ驚くほど僕の体にあった。毎晩、病院で薬を服用し、翌朝、検査を受けてから撮影現場に、という日々を続けていたら、肺がんと骨に転移したがんが、奇跡的に消えたんです」 映画『花筐/HANAGATAMI』は、戦時中の佐賀・唐津を舞台に、「自分らしく生きて、自分らしく死にたい」と切実に願う若者たちを描く群像劇だ。 「何より、この映画の精神によって私は生かされているとも感じています。今回の作品こそは、映画人生の集大成として、いま撮らなければならない、そう強く思っていました。だから、とても死んじゃいられねえやって(笑)」 反戦のへの強い思いが、がんを消し去ったのだろうか。笑顔を絶やさず、大林さんは語り続けた。 「がんになって余命宣告されても、僕はそれを決して後ろ向きには捉えませんでした。むしろ、がんになったことで、映画の大きなテーマでもある『命の自由』を描くことに大いに役立ったように思えた。余命3カ月という現実を抱え込んで撮影に臨めたことが、映画にとってはとてもよかったと思っているんです。『花筐』のヒロインは肺病(肺結核)。いまのがんと同じように、あの時代は多くの人が恐れた病です。映画では、運命の男の恋愛を描きます」 40年前に映画化を企画したとき、肺病も治るし戦争にも行かなくなった現代を生きる大林さんには、「彼らの切迫感を表現することは無理だな」という思いがあったという。 「しかし、いまは戦争の気配を強く感じる世の中になった。原作者の檀さんも肺がんで亡くなりましたが、期せずして同じ病いになった。正直言うと僕は本気で『うれしい』と思ったんですよ。それがいちばんの力になった。最初のカットは肺病のレントゲン写真を見るシーンでしたからね。辻褄が合いすぎているというか……僕はこの運命に従おうと、腹を決めて撮影に臨んだのです。がんが骨に転移していたのも、振り返ればありがたいことだった。最初に見つかったのは骨の異常でしたから。転移していなかったらがんを発見できていなかった、つまりは今ごろ死んでしまっているわけです。もう『転移よ、ありがとう』ですよ(笑)」
2017年09月02日「澤さんは長女のことを本当にかわいがっています。先日も『この子は私の娘ということで、周囲からいろいろと期待されると思う。でも、サッカー選手にならなくてもいい。ただ健康で好きなことを頑張ってほしい。それでどんな形であれ、世界で活躍できる人間になってくれたら嬉しい』と笑っていました」(サッカー関係者) 1月9日、第一子となる長女を出産した澤穂希(38)。女子サッカー界のレジェンドが現役引退してから1年8カ月。引退後の彼女は「ベガルタ仙台」の広報部長を務める夫・辻上裕章氏(40)とともに、仙台で暮らしていた。38歳にしてなでしこジャパンのスーパースターから一児のママとなった澤だが、そこには“意外な誤算”があったという。 「彼女は出産前『出産って本当に大変。覚悟しておいたほうがいい』と脅かされていたんです。でも実際に出産してみるとものすごい安産。しかも育児もあまり手がかからない。娘さんは授乳中以外ほぼ寝ているような子で、夜泣きもしない。あまりの“優等生ぶり”に周囲も『レジェンドの子はやっぱり違う』と驚いています。澤さんも『思っていたより楽』と拍子抜けした様子で、元気がありあまっているようです」(前出・サッカー関係者) そんな時間を持て余している彼女に目を付けたのが、女子サッカー日本代表の高倉麻子監督(49)だ。就任2年目となる高倉監督だが、新生なでしこジャパンは低迷中。そこでチーム再建のため高倉監督が白羽の矢を立てたのが、澤だった。 「澤さんと高倉監督は91年から98年まで『読売ベレーザ』のチームメイトとしてプレーしていました。同じ釜の飯を食べた仲だけに、高倉監督は彼女の“ピッチの外での影響力”も十分知っています。だから澤さんの手があいていると知った高倉監督は『低迷する今の日本女子サッカー界を救えるのは、澤しかいない』と言っているそうです。澤さんも“再オファー”自体は嬉しいでしょうが、悩ましいところでしょう」(別のサッカー関係者) さすがに出産半年で“現役復帰”とまではいかないだろうが……。レジェンドなら“まさかのサポートメンバー入り”もありえるかも!?
2017年09月02日9月1日に放送されたフジテレビ系「ダウンタウンなう」で、土屋太鳳(22)がダウンタウンの浜田雅功(54)の次男の同級生だったことが明らかになった。二人は幼稚園と小学校3年~6年まで一緒で、浜田と土屋は幼稚園の頃から知り合いだったという。 土屋は浜田の素顔について「営業妨害になるのかなって思ったんですけど、すごくいい方で」と暴露。さらに収録中にフジテレビ新入社員のADが登場し、彼も土屋・浜田の次男と同級生だと判明。3人が同じクラスだったこともあるという。 3人は今も仲が良く、収録前日の夜に浜田は次男から「明日、太鳳来るんでしょ?」と話しかけられたとのこと。松本は「次男も来ればよかったのに」と呟き、浜田に「なんでやん、素人やぞ」とツッコまれていた。 その後、土屋は番組からの事前アンケートで「最近芸能界で多い“不倫騒動”について、どう思われますか?」と問われ「古典文学とか読むと昔から繰り返されてることなのかなと思うんですけど、そのことに対して思うことを自分で表現するには、私は未熟だなと思います。でも演技で三角関係を演じると本当に疲れ果ててしまって体の具合まで悪くなってしまうので、私には向かないと思います」と真摯に回答。 土屋の真面目ぶりに、レギュラーメンバーの坂上忍(50)は「隠してる作ってるっていうのがなくて、天然なんじゃないのかっていう純粋さ」と絶賛。松本は「可愛いね~」「娘として完璧」とメロメロ。浜田も終始ニコニコ顔だった。 共演者、視聴者双方から愛されている土屋。好感度の高さの理由が垣間見える一幕だった。
2017年09月02日9月1日、EXILEのボーカル・TAKAHIRO(32)と女優の武井咲(23)が結婚したと双方の所属事務所が発表した。武井は妊娠3カ月で、2018年春に出産予定だという。 14年1月に連ドラ、15年3月にスペシャルドラマが放送された日本テレビ系ドラマ「戦力外捜査官」で共演し急接近した2人。15年4月には「FLASH」が熱愛をスクープ。TAKAHIROが武井のマンションを訪れる様子を報じていた。 双方の事務所は当初そろって熱愛を否定していたが、ひそかに愛を育んでいた2人。その“秘密の期間”である今年2月、武井は本誌対談インタビューで“理想の恋愛の条件”について語っていた。 「やっぱり相思相愛でないとね。私は、どんなときも相手のことを思っているので」(『女性自身』17年2月7日号より) そう一途な姿勢を見せた武井。対談相手であるNHKドラマ『忠臣蔵の恋~四十八人目の忠臣~』で共演した福士誠治(34)から「でも、その“どんなときも”という気持ちは、わかってもらうのは難しいねぇ」と突っ込まれると「(男性に)伝えてほしい!」と発言。さらに「自分からアピールはしないの?」という福士からの質問には「(自分からアピールは)しない(笑)。あまのじゃくだから」と答えていた。 だが9月1日に更新されたTAKAHIROのブログには、武井の「仕事に対するプロ意識や、周りの方々への気配り、家族想いなところ、とても素直で綺麗な心と、その人柄に惹かれ」たとある。武井本人は「あまのじゃく」と自称していたが、その真っ直ぐな想いは伝わっていたようだ。 ちなみにドラマ『忠臣蔵の恋』では大奥に入り将軍の母となる女性・きよを演じ、出産シーンを経験した武井。初の母親役を演じるにあたり、武井は出産間近である同世代の友人に「どんな感じなの?」と電話で聞いていたという。実際に母になる心構えも、もうできているのかも!?
2017年09月02日