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『ちょっと思い出しただけ』などで知られる松居大悟監督と、ヨーロッパ企画の上田誠が初タッグを組んだ映画『リライト』が、2025年初夏に公開されることが決定した。本作は、“史上最悪のパラドックス”として話題となった法条遥原作の『リライト』(ハヤカワ文庫)を、松居監督と上田が新感覚〈タイムリープ×青春ミステリ〉映画として製作。『時をかける少女』へのオマージュを込めてオール尾道ロケを行い、時をかける“タイムリープ”作品の中に、瑞々しい高校時代の青春と、謎を散りばめたミステリを織り交ぜた。主人公・美雪を演じるのは、最近では『地面師たち』(Netflix)での好演も話題の池田エライザ。高校時代とその10年後を鮮やかに演じ分けた池田は「美雪として過ごした日々は1年以上経った今も鮮烈に残っています」とコメント。そして300年後の未来からやってきた転校生・保彦を演じるのは、ジュニアとしても活動している阿達慶。舞台やコンサートで活躍する中、映画は本作が初出演ながらも“未来人”という難しい役どころを丁寧に演じた阿達は「少し違った空気感を纏うことに、いろいろと試行錯誤したことを覚えています」とコメントしている。併せて公開された特報映像は、美雪が10年前からタイムリープしてくる自分を待っているシーンからスタート。しかし、いくら待っても現れず、10年前の自分はなぜ来なかったのか?誰かが過去を書き直し(リライト)したのか?ミステリーの始まりを予感させる映像となっている。『リライト』オフショット<キャスト・スタッフ コメント>■池田エライザ/美雪 役2023年の真夏。尾道の風は東京より幾分か涼しく肌馴染みがよく、映画の撮影なのか、別世界で別の私の人生を生きているのか……。わからなくなるほどの穏やかな時間を過ごしました。(まさか不思議な未来人と一緒だとは思わなかったけれど……)美雪として過ごした日々は1年以上経った今も鮮烈に残っています。眩いばかりの甘苦い青春も、脇目も振らずひとつのことに打ち込んだ日々も、きっと劇場にお越しになる皆さまにとっての、夏の思い出になると思っています。来年の夏が私も楽しみです。■阿達慶/保彦役初めての映画が松居組で。僕はすごく恵まれているなと思います。原作の『リライト』を読ませていただいた時、次の1ページが気になりすぎて気がつくと一晩で読み終えていたのと同じで、撮影期間も明日のシーンはどうなるのだろうと考えていたら、1カ月間の撮影も一瞬に感じました。僕の演じる保彦は300年後からタイムリープしてきた未来人。クラスメイトとは少し違った空気感を纏う事にいろいろと試行錯誤したことを覚えています。保彦として撮影した僕の高校生最後の夏を、2025年の夏に皆さんにお届けできる事がすごく幸せだなと感じます。観る度に様々な発見がある映画になっていると思いますので、公開まで一緒にドキドキしながら楽しみにしていただけたら嬉しいです。■監督・松居大悟師匠と映画を作りました。ヨーロッパ企画の上田誠さんは僕の師匠でして、上田さんの作品に出会えていなかったら、今この創作の荒野に立っていないと思います。師匠に「松居くんとやるならこの作品だ」と仰っていただいて、同い年のバンダイナムコフィルムワークス岡田さんが手をあげてくれて、何年もかけて台本を開発して。尾道で映画を撮りました。自分と同じく福岡出身の池田エライザさんと、オーディションを経て出会えた阿達慶さん。他にも素敵な役者スタッフが参加してくれていますが、それはまたもう少し先の楽しみです。こうしてようやくお知らせができることを幸せに思います。映画『リライト』、2025年初夏という少し先の未来で待っててください。すぐに追いつきます。■脚本・上田誠(ヨーロッパ企画)ちょっと凄まじい青春タイムリープ小説がありまして。『リライト』というとんでもないのがあるんだよ松居くん、と興奮気味に伝えたら、松居くんも読んで同じように興奮したようで、これ映画にできたらすごくない?となり。原作の法条遥先生のご海容のもと、松居くんとただならぬ苦楽を共にし、そしたらほんとうに凄まじい映画ができました。監督なのに松居くんと書いているのは、15年来の旧知の仲だからです。だけど映画をつくったのはこれが初めてです。もう二度と作らなくていい、と思えたほどの、青春の煌めきと恐ろしさを閉じ込めた映画です。■原作・法条遥全編にわたって、わりとゆったりと進行しているのに、要所でおさえるべきところをしっかりとおさえていて、それでいてくどくないような仕上がりになったのに驚いています。展開上、過去編はさわやかに、それでいて含みを持たせなければならないのに、そうした難しい作りを、よどみなくストーリーに組み込んだ完成度が素晴らしいと思いました。監督およびスタッフの皆様、そして出演者の方々に感謝を申し上げます。『リライト』特報映像<作品情報>『リライト』2025年初夏 公開公式サイト:『リライト』製作委員会
2024年12月05日『踊る』シリーズの最新作『踊る大捜査線 N.E.W.』(読み:エヌ・イー・ダブリュー)の製作が決定。2026年に劇場公開される。1997年の連続ドラマ開始以来、それまでの刑事ドラマとは一線を画し、警察内部の縦割り社会や上下関係、人間模様を描き、社会現象を巻き起こした『踊る』シリーズ。脱サラをして湾岸署刑事課に配属された異色の警察官、織田裕二演じる主人公・青島俊作、柳葉敏郎演じる本庁のキャリア組の室井慎次をはじめとして数多くの魅力的なキャラクターが登場し、刑事の理想と現実とのギャップに困惑しつつも、真摯に事件に向かっていく。正しいことをするために走り続ける青島刑事と仲間たちの物語を、時に熱く、時にユーモアを交えながらリアルな描写で描き、人気を博した。『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』から12年、2024年3月18日に「踊るプロジェクト」の再始動が発表され、10月には『室井慎次敗れざる者』、11月には『室井慎次生き続ける者』の二部作が公開され、『踊る』シリーズの累計興行収入は500億円を突破。また二部作で描かれた“最後”の室井の姿は、多くのファンに衝撃を与えた。さらに『室井慎次生き続ける者』のエンドクレジット後には、青島俊作がサプライズ出演を果たし、最後には「THE ODORU LEGEND STILL CONTINUES」の文字が映し出されていた。ファンの期待が高まる中、12月4日21時に公式サイトで新映像が流れ、『踊る大捜査線』のメインテーマ曲「Rhythm And Police」とともに緑のコートを着た青島が登場。最新作では、「事件は会議室で起きてるんじゃない。現場で起きてるんだ!」「レインボーブリッジ、封鎖できません!」など、数々の印象的なセリフを残した青島がスクリーンに帰ってくる。タイトル『踊る大捜査線N.E.W.』にある「NEXT. EVOLUTION. WORLD. 」が示す通り、室井から託された想いとともに、青島の新たな物語が描かれることになりそうだ。また12月6日(金) より、『室井慎次生き続ける者』の本編終了後に『踊る大捜査線 N.E.W.』の劇場用特別映像の上映が決定。こちらは映画館でのみ鑑賞できる映像となる。<作品情報>『踊る大捜査線 N.E.W.』2026年公開公式サイト:『踊る大捜査線 N.E.W.』製作委員会
2024年12月05日宮本浩次が、「close your eyes」のミュージックビデオをYouTubeで公開。ソロデビュー5周年記念としてCDシングル「冬の花」「close your eyes」を12月4日(水)2枚同時リリースした。ソロデビュー曲「冬の花」は、2019年に配信が開始されており、こちらも配信のみでリリースされた「Woman “W の悲劇”より」をカップリングに加えCDシングル化。初回限定盤には、最新撮り下ろし写真を使用したフォトブックが封入され、2月12日(水)にはアナログ盤もリリースされる。3年ぶりの新曲「close your eyes」は、「news23」エンディングテーマとしてオンエアされている楽曲で、カップリングには新曲「哀愁につつまれて」を収録。ソロ活動5周年記念ツアー『今、俺の行きたい場所』より 、10月1日東京・北とぴあ公演の同曲ライブ音源も収録されている。宮本浩次は、現在全国11都市14公演を回るソロ活動5周年記念ツアー『今、俺の行きたい場所』を敢行中。12月5日(木)兵庫・神戸ワールド記念ホールのアリーナ公演でツアーファイナルを迎える。宮本浩次「close your eyes」Music Video<リリース情報>「冬の花」12月4日(水)発売◾️初回限定盤(CD+PHOTOBOOK):2,200円(税込)・36pPHOTOBOOK 封入・三方背ケース入りトールサイズ◾️通常盤(CD) :1,320円(税込)「冬の花」初回盤ジャケット「冬の花」通常盤/アナログ盤ジャケット1. 冬の花2. Woman “W の悲劇”より3. 冬の花(Instrumental)4. Woman “W の悲劇”より(Instrumental)◾️7インチアナログレコード:2,100円(税込)2025年2月12日(水)発売A 面:冬の花B 面:Woman “W の悲劇”より「close your eyes」12月4日(水)発売1,320円(税込)「close your eyes」ジャケット1. close your eyes2. 哀愁につつまれて3. close your eyes(Live from 北とぴあ)4. close your eyes(Instrumental)5. 哀愁につつまれて(Instrumental)宮本浩次 オフィシャルサイト
2024年12月04日12月3日、歌舞伎座12月公演「十二月大歌舞伎(じゅうにがつおおかぶき)」が初日を迎えた。そのオフィシャルレポートをお届けする。第一部は、『あらしのよるに』で幕開き。「あらしのよるに」は、きむらゆういち作の絵本で平成6(1994)年の刊行以来、国内外問わず幅広い世代に愛されてきた。平成27(2015)年に南座で新作歌舞伎として初演、その後歌舞伎座・博多座でも再演し大きな反響を呼んだ。そしてこの度、絵本発刊30周年を記念し、8年ぶりに歌舞伎座での上演となる。幕が開くと、そこには狼の親子、そして山羊の親子の姿。この度の歌舞伎座での再演に際して、新たに書き加えられた幼いころのがぶ(中村夏幹)とめい(中村陽喜)の記憶の場面から始まる。第一部『あらしのよるに』幼いころのめい:中村陽喜©松竹第一部『あらしのよるに』左より)幼いころのがぶ:中村夏幹、狼の長:中村獅童©松竹がぶの父である狼の長(中村獅童)との場面では、実際の親子での出演となり大きな拍手。そして、場面は激しい嵐の夜となり、粗末な小屋に身を寄せているのは、狼のがぶ(中村獅童)と山羊のめい(尾上菊之助)。暗闇で互いの姿が見えず、相手が誰かわからない状況にも関わらず話が弾み、すっかり意気投合。「あらしのよるに」を合言葉に、翌日の再会を約束する。夕べの嵐が嘘のような、どこまでも青空が広がる穏やかな午後、がぶとめいは「あらしのよるに」の合言葉を嬉しそうにかわす。ところが、互いに相手の姿をみてびっくり。目の前にいるのは狼にとって大好物の山羊と、天敵の狼。食べたい欲求を抑えるがぶと、食べられてしまうかもと不安を抱くめい。初演よりがぶを演じてきた獅童と、初役でめいを勤める菊之助による二匹の息ぴったりな掛け合いに客席のあちらこちらから笑い声が聞こえてくる。またがぶとめいが縦横無尽に客席をめぐる演出では、観客は大盛り上がり。ふたりは話をするうちに、ますます親しみを覚えていくと、互いを“友達”と呼び合う仲になっていく。一方で、狼のぎろ(尾上松緑)は自らの恥辱を晴らそうと手下たちにめいたちを捕まえるよう命じる。狼のばりい(澤村國矢改め澤村精四郎)が、めいの行方を問いただそうとがぶを連れてくると、精四郎と獅童による狂言半ばで襲名のご挨拶。獅童から送られた暖かいエールをうけて、精四郎の眼には涙が浮かぶ。門閥外から幹部俳優となった精四郎の決意表明に、会場中からも割れんばかりの祝福の拍手が送られた。第一部『あらしのよるに』左より)ばりい:澤村國矢改め澤村精四郎、がぶ:中村獅童©松竹第一部『あらしのよるに』左より)たぶ:坂東亀蔵、みい姫:中村米吉、めい:尾上菊之助、狼のおばば:市村萬次郎、ぎろ:尾上松緑そして、ある月夜の晩にがぶとめいが並んで美しい月を眺めていると、そこへめいを狙うぎろが現れ、いよいよ物語は佳境に。めいを追いかけ狼たちに捕まったみい姫(中村米吉)たちの姿が……。狼と山羊との息を呑む、大迫力の立廻りは圧巻で手に汗握る展開が続き……。幕切れでは、がぶとめいの誰も邪魔することのできない強い友情に、客席は温かい雰囲気に包まれながら、手拍子で一体となっておおいに盛り上がった。客席には粋な江戸の風が名作者・河竹黙阿弥の傑作第二部は、『加賀鳶(かがとび)』で幕開き。歌舞伎の名作者・河竹黙阿弥による江戸の粋が巧みに織り込まれた世話物の傑作だ。今回は見応えある「木戸前」からの上演。本郷界隈では先日、加賀藩お抱えの鳶と旗本配下の定火消の間で大喧嘩が起こった。今日も日陰町の松蔵(中村勘九郎)をはじめとする加賀鳶たちが勢揃い。歌舞伎座の花道に俳優が並ぶ姿は壮観だ。ずらっと花道に並び、黙阿弥らしい七五調のツラネの台詞は圧巻で、客席には一気に粋な江戸の風が流れ込む。第二部『加賀鳶』左より)御守殿門次:吉之丞、数珠玉房吉:精四郎、磐石石松:坂東亀蔵、虎屋竹五郎:種之助、魁勇次:彦三郎、昼ッ子尾之吉:左近、春木町巳之助:獅童©松竹血気に逸る加賀鳶の若い者たちを、頭分の梅吉(尾上松緑)が江戸の町衆の憧れであった鳶頭の気風の良さを見せながら留めに入る。ところ変わって、日の暮れた御茶の水の土手際では按摩の道玄(尾上松緑)が通りがかりの百姓を手に掛け懐からお金を盗んで立ち去るが、落としていった煙草入れを松蔵が拾い、この後の物語に大きく関わっていく。第二部『加賀鳶』左より)竹垣道玄:尾上松緑、日蔭町松蔵:中村勘九郎©松竹続く場面では、姪の奉公先へ道玄と内縁の妻お兼(中村雀右衛門)が強請りに行く。道玄のふてぶてしさと、お兼の小悪党ぶりに思わずハラハラしながら強請りの現場を見守る。ようやく道玄たちがお金を手に入れたところへ松蔵が現れ事態は一変。ここでも黙阿弥らしい七五調の名台詞での道玄と松蔵のやり取りが聞きどころとなる。いよいよ、道玄とお兼の悪事が露見すると、可笑しみ溢れる立廻りに客席からは笑いが漏れ、最後はすっきりと晴れがかった結末と、どこか憎めない道玄に大きな拍手が送られた。第二部『加賀鳶』前左より)女按摩お兼:中村雀右衛門、竹垣道玄:尾上松緑、奥左より)番頭佐五兵衛:市村橘太郎、伊勢屋与兵衛:河原崎権十郎©松竹続いては、長唄舞踊の名作『鷺娘(さぎむすめ)』。幕が開くと、しんしんと雪の降る水辺に、綿帽子に白無垢姿の娘がひとり佇んでいる。傘を差したこの娘は、人間との道ならぬ恋に悩む鷺の精(中村七之助)。恋に思い悩む様子を踊りで見せていくが、ところどころで鷺の精であることを想起させる。第二部『鷺娘』鷺の精:中村七之助©松竹衣裳が引き抜かれ、艶やかな町娘の姿となると、客席からは驚きとがらっと変わった雰囲気への期待感に包まれる。曲調も変わり、恋しい男と結ばれた頃の様子を踊ると、今度は男心のつれなさを訴えていく。美しい娘が踊る女心にうっとりしていると、舞台は降りしきる雪の中へ。恋の妄執が甦り、ついに鷺の精の本性を顕していく。幻想的な美しさの中で激しく凄まじく踊る幕切れに、客席には止まらない拍手が響き渡った。第二部『鷺娘』鷺の精:中村七之助©松竹まるで花の香りが漂うような艶やかな踊り『舞鶴雪月花』と玉三郎、團子の『天守物語』第三部は、季節の移ろいをコミカルに描いた変化舞踊『舞鶴雪月花(ぶかくせつげっか)』から始まる。本作は、十七世中村勘三郎(俳名「舞鶴」)に書き下ろされた中村屋ゆかりの舞踊だ。幕が開くと枝垂桜の大樹の陰から、ひょっこりと姿を現した桜の精(中村勘九郎)が、愛らしい娘姿で桜の名所の景色を歌いながら、まるで花の香りが漂うような艶やかな踊りをみせる。第三部『舞鶴雪月花』桜の精:中村勘九郎©松竹季節が変わり、月明りの下のすすき野となり、子どもの松虫(中村長三郎)がはぐれた親を探して踊っている。親の松虫(中村勘九郎)が花道のすっぽんから現れると、先ほどまでの娘姿から一転した姿に客席からは驚きの声が。短い生命の虫の運命を哀れに踊る姿に観客の心は引き込まれていく。第三部『舞鶴雪月花』上)松虫:中村勘九郎下)松虫:中村長三郎©松竹第三部『舞鶴雪月花』雪達磨:中村勘九郎©松竹そして舞台は雪景色の町中へ。大きな雪達磨が舞台からせり上がり、炭屋の町娘に恋する雪達磨(中村勘九郎)が、恋心を滑稽に踊って見せる。勘九郎が歌舞伎座で初めて踊る『舞鶴雪月花』、三役目となる雪達磨では、軽妙に踊る姿に客席からは笑い声と拍手、場内の温度も上がる。燃える恋心と共に、朝日が昇ると雪達磨のからだはどんどん溶けていき……。「中村屋!」の大向うが響きわたり、場内は惜しみない大きな拍手に包まれた。続いては、幻想的で詩情豊かな泉鏡花の世界が浮かび上がる『天守物語(てんしゅものがたり)』だ。舞台は播磨国姫路にある白鷺城。この天守閣の最上階は、人間たちが近づくことのない、美しい異界の者たちが暮らす別世界で、侍女たちが秋の草釣りをする中、蓑を纏った富姫(坂東玉三郎)が登場する。第三部『天守物語』 左より)富姫:坂東玉三郎、亀姫:中村七之助©松竹美しく気高い姿は、まさにこの異界の主たる風格で、客席も人間の世界からいつの間にか変わっていく。やがて、富姫を姉と慕う亀姫(中村七之助)が訪れる。手土産として亀姫が持ってきた、血のしたたる生首を手に微笑む件は、鏡花らしい妖しい魅力に満ち溢れながら、奇怪な存在感を放つおどろおどろしい異界の者たちにも目を引かれる。前半の不思議な世界から一転、後半の姫川図書之助(市川團子)が行方知れずとなった白鷹を探しに天守へやってくると空気が変わり、富姫と図書之助の異界の者と人間との恋が描かれる。特に、富姫が想いを顕わにしていく様子は物語の最大の見どころとなり、異世界に住むふたりの行く末を案じる。随所に感じられる鏡花らしい美学と世界感の中、当り役として輝きを放ち続ける玉三郎の富姫と、堂々と真っ直ぐに図書之助を演じきった團子のふたりが描き出した至上の恋に、観客からの陶酔した拍手が止まない中、幕が閉まっていった。第三部『天守物語』左より)富姫:坂東玉三郎、姫川図書之助:市川團子©松竹「十二月大歌舞伎」は2024年12月26日(木) まで、東京・歌舞伎座で上演される。<公演情報>歌舞伎座「十二月大歌舞伎」【第一部】11:00〜二代目澤村精四郎襲名披露あらしのよるに【第二部】15:00〜一、加賀鳶二、鷺娘【第三部】16:20〜一、舞鶴雪月花二、天守物語2024年12月3日(火)〜12月26日(木)※休演:11日(水)、19日(木)会場:東京・歌舞伎座※第一部:4日(水)、5日(木)、6日(金)、12日(木)、18日(水)、20日(金)、23日(月)、24日(火)第三部:4日(水)、10日(火)は学校団体来観チケット情報:()公式サイト:
2024年12月04日小田和正によるクリスマス恒例の音楽特番『クリスマスの約束2024』の放送が12月24日(火)に決定。併せて、今回が最後の放送となることが発表された。アーティストへ共演の依頼を綴った一通の手紙から始まった『クリスマスの約束』は、2001年の放送開始から24年を迎え、放送20回目の節目となる今年は自身の地元である神奈川・横浜KT Zepp Yokohamaで収録。番組史上最高となる20万枚を超える応募の中から抽選で選ばれたおよそ1000名が集まった。番組冒頭では小田から「大事な話」があるとして、今回が最後の放送になることが伝えられた。『クリスマスの約束2001』の1曲目「言葉にできない」や観客と一緒に声を合わせて歌う「たしかなこと」、番組のテーマである<アーティスト同士が称えあう>ことを歌った書下ろし曲「この日のこと」、アンコールの「キラキラ」「ラブ・ストーリーは突然に」などのほかに『クリスマスの約束』の20年間を振り返る貴重なアーカイブなど、盛りだくさんの内容となっている。また、11月27日に発売された『自己ベスト-3』が「2024/12/9付オリコン週間アルバムランキング」で初登場2位にランクイン。77歳3カ月でのTOP3入りとなり、「アルバムTOP3入り最年長アーティスト」記録において歴代1位となった。来年5月からは全国13カ所28公演31万人動員をする全国アリーナツアー『明治安田Presents 「KAZUMASA ODA TOUR2025 みんなで自己ベスト!!」』の開催も発表されている。<番組概要>小田和正音楽特番『クリスマスの約束2024』放送日時:12月24日(火)22:00~22:57/23:56~1:56(一部地域を除く)◾️出演者:小田和正◾️ゲスト(50音順)熊木杏里JUJU根本 要(STARDUST REVUE)松 たか子水野良樹(いきものがかり)矢井田 瞳和田 唱(TRICERATOPS)◾️バンドメンバー木村万作(ds&per)栗尾直樹(key)稲葉政裕(g)吉池千秋(b)◾️ストリングス金原千恵子(1st violin)吉田翔平(2nd violin)徳高真奈美(viola)堀沢真己(cello)番組公式サイト<リリース情報>アルバム『自己ベスト-3』11月27日(水)発売初回生産限定盤(3CD/デジパック/三方背スリーブ仕様):7,700円(税込)通常盤:3,300円(税込)初回生産限定盤ジャケット通常盤ジャケット【収録曲】※()はオリジナル曲発売年01.すべて去りがたき日々 (2024) 明治安田企業CM曲※初収録02. 哀しいくらい (1982)03. I LOVE YOU (1982) 2001年MAX FACTOR CM曲04. Little Tokyo (1989) ネスカフェ新ゴールドブレンドCM曲05. またたく星に願いを (1993) 味の素ほんだしCM曲06. 遠い海辺 (1997) 小田和正監督作品 映画『緑の街』劇中歌/フジテレビ系『おはよう!ナイスディ』エンディングテーマ曲07. とくべつなこと (2000)08. 東京の空 (2011) フジテレビ系木曜劇場『それでも、生きてゆく』主題歌/TBSドキュメンタリー『東京の空』テーマ曲09. やさしい風が吹いたら (2013) テレビ朝日系連続ドラマ『遺留捜査』主題歌10. 愛になる (2014) 明治安田企業CM曲11. mata-ne (2014) Nathan Eastに提供した「Finally Home」日本語詞セルフカバー12. 風を待って (2021) 明治安田企業 CM 曲/テレビ朝日系連続ドラマ『遺留捜査」主題歌13. こんど、君と (2021) NHK「みんなのうた60」記念ソング14. so far so good (2022) NHK ドラマ 10『正直不動産』1&2主題歌15. what’s your message ? (2023) フジテレビ系木曜劇場『この素晴らしき世界』主題歌※初収録16. その先にあるもの (2024) TBS系 日曜劇場『ブラックペアン シーズン2』主題歌※初収録<ツアー情報>明治安田 Presents Kazumasa Oda Tour 2025 『みんなで自己ベスト!!』2025年5月1日(木) 静岡・エコパアリーナ5月2日(金) 静岡・エコパアリーナ5月15日(木) 北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ5月16日(金) 北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ5月28日(水) 宮城・セキスイハイムスーパーアリーナ5月29日(木) 宮城・セキスイハイムスーパーアリーナ6月07日(土) 広島・広島グリーンアリーナ6月08日(日) 広島・広島グリーンアリーナ6月26日(木) 三重・四日市ドーム6月27日(金) 三重・四日市ドーム7月09日(水) 埼玉・さいたまスーパーアリーナ(スタジアムモード)7月10日(木) 埼玉・さいたまスーパーアリーナ(スタジアムモード)7月22日(火) 大阪・大阪城ホール7月23日(水) 大阪・大阪城ホール7月30日(水) 福岡・マリンメッセ福岡A館7月31日(木) 福岡・マリンメッセ福岡A館8月06日(水) 東京・有明アリーナ8月07日(木) 東京・有明アリーナ8月16日(土) 福井・サンドーム福井8月17日(日) 福井・サンドーム福井8月30日(土) 沖縄・沖縄アリーナ8月31日(日) 沖縄・沖縄アリーナ9月10日(水) 大阪・大阪城ホール9月11日(木) 大阪・大阪城ホール9月20日(土) 香川・あなぶきアリーナ香川9月21日(日) 香川・あなぶきアリーナ香川9月30日(火) 神奈川・横浜アリーナ10月1日(水) 神奈川・横浜アリーナTOUR2025特設サイト小田和正オフィシャルサイト
2024年12月04日Text:森朋之Photo:古谷春4ピースバンド、JIGDRESSがワンマンツアーの東京公演を下北沢DaisyBar(11月27日)で開催した。『ONE SHOT KILL』と題され、大阪・寺田町Fireloop(11月16日)、名古屋・CLUB ROCK’N’ROLL(11月23日)、そして東京で行われたこのツアーで4人は、JIGDRESSの“今”と“これから”を体現してみせた。11月27日の東京の最高気温は20℃。いわゆる小春日和で、下北沢はたくさんの人でにぎわっていた。これから飲みに行くであろう人々の間をすり抜け、18時40分くらいに下北沢DaisyBarの扉を開けると、フロアは既に観客で溢れていた。キャパは140人ほどだが、チケットはソールドアウト。その後も続々と人が入ってきて、スタッフが「もう一歩ずつ前の方に進んでください!」と叫び、「こりゃ酸欠だな」という声が聞こえてくる。筆者は壁際に追いやられ、壁に貼られた過去の公演のフライヤー(クリープハイプやyonigeとか)を眺めながら開演を待つ。ジョイ・ディヴィジョンの「Ceremony」をSEにして、メンバーの山崎大樹(vo/g)、イセノ(g)、ワタナベカズタカ(b)、ヤマグチハヤト(ds)がステージへ。フロアは完全に埋め尽くされていて、ほぼ体が密着している状態なので、手を叩くスペースもなく拍手はまばら。「ソリッド島へようこそ。俺達がJIGDRESSだ。よろしく」(山崎)という言葉とともに、1stフルアルバム『MINORENTROPY』の1曲目に収められた「taog」からライブはスタートした。研ぎ澄まされた轟音が叩きつけられ、デッドな鳴りのサウンドの中に閉じ込められる感覚になる。JIGDRESSさらにノイジーな透明感をたたえたギターが炸裂する「瘡蓋」、〈はい出して 生活費/這い出して 絶望感〉というキラーフレーズが突き刺さる「生活費」、直線的なビートと失恋をテーマにした歌詞が共鳴する「bleach」、このバンドのポップな側面が垣間見える1stシングル「Goat」を続けて演奏。ポストパンク、グランジ、オルタナといった音楽を血肉化し、独創的にしてエッジーなロックミュージックへと結びつける、JIGDRESSの在り方を冒頭からダイレクトに描き出してみせた。「前のワンマンは渋谷でしたね(7月19日に渋谷WWW Xで行われたワンマンライブ)。あの日から俺は、入り込むようになりまして。“ソリッド島”というのを作ったんですよ。そこで俺は高みを見たいなと思ってまして」「こんなに狭いところに集まって、相当なマニアだと思ってます。お前らと一緒にソリッド島で、高みに行くための曲です」というMCに導かれたのは、〈枯らした花と二人で/最後の歌を作ってる〉というラインを持つ「nectar」。さらに〈始まったあなたと僕との夜〉という歌詞が、オーディエンスとバンドの関係に繋がっているように感じた「plan」の後、「クソみたいな歌詞」へ。鋭い抒情性と称すべきメロディの中で、“あなた”と“僕”の喪失感たっぷりの物語が映し出されるこの曲は、山崎大樹というソングライターの才能を証明している。そのことを改めて実感させられた。イセノ(g)ヤマグチハヤト(ds)ここからJIGDRESSが持つ(実は)多彩な音楽性を体感できる時間が続いた。美しいギターフレーズから始まり、徐々に狂気を帯びていくように歪んでいく「Flicker」、悲しいまでに透き通ったバンドサウンドが鳴らされた「無重力透明」、どこか淡々としたボーカルが〈退廃的な快楽と腐ったベッドに溺れてたい〉という文学的とも言えるラインを描く「snap」、ヤマグチがビートを刻み続け、その間にメンバーがチューニング、そのまま繊細な音像を生み出してみせた「ORTHODOX」(間奏におけるメロディアスなベースラインも印象的)、痛み、寂しさ、悲しさが混ざり合う刹那的な感情を綴った「refill」。そして、個人的に最も心に残ったのは、「壊れるまえに」だった。シンプルに研ぎ澄まされたアンサンブル、憂いと光の両方を感じさせるメロディ、〈形を亡くした僕らは/夢が汚いゴミだとわかってる〉という歌詞。いつ壊れてもおかしくない、という危うさをまとったJIGDRESSの本質を射抜くようなこの曲のパフォーマンスは、この日のライブの静かなハイライトだったと思う。ワタナベカズタカ(b)「さっき話した“ソリッド島”の話、あれは結構本気です。アホなこと言うけど、みんなに普通にいい思いをしてほしい。俺らの共通項は音楽だけなんだから、その中でやるしかないわけであって。何がしたいかっていうと、俺らがやってることに反応してくれたみんなを連れて、もっと広いものを見たくて。タイアップとか一過性のものではなく、みんなでこのまま、もっと高いところから“ソリッド島”の住人として、すべてのロック業界を見てみようと思ってる。ついてこいよという気持ちもあるし、純粋に応援してほしいという気持ちも出てきて。俺たちずっとカッコいいから、これからもよろしく」山崎なりの言葉で今後のビジョンを示した後は、「優しい音楽の暴力で締め括ろうと思います」と「ってか」からファスト・チューンを続けざまに放つ。パンキッシュな鋭さをたてた(決してメロコア的ではない)ナンバーを浴びたオーディエンスは、小刻みに体を揺らし、拳を突き上げる。音楽を介した不純物ゼロのコミュニケーションこそが、JIGDRESSのギグの核なのだという事実がはっきりと伝わってくる。本編ラストは「狂ってる」。天井に顔をくっつけるようにして叫びまくる山崎のパフォーマンスから目が離せない。山崎大樹(vo/g)アンコールではまず、「ありがとうございます。マジでありがとうございます。高みに行くためには、ツイートとか、誰かと飲んだ、誰かにCDを渡したとかそういうことではなくて、曲を作ることだと思うんですよ。春にEPを出すので、よろしく。マジでいい曲できてるので」と山崎がコメントし、新曲の「wack」とライブアンセム「POP is DEAD」を演奏。そしてダブルアンコールは、本編でも演奏した「ってか」「生活費」「mother」。バンドメンバーとオーディエンスが“今できることはやりきった”という表情を浮かべる中、ライブは終了した。アルバム『MINORENTROPY』のインタビュー(『PMC Vol.32』)で「好きなものを作ればいいと思うし、聴いてもらうために作るのをやめたんですよ。俺らはただ好きな音楽をやって、それをアクシデント的に誰かが見つけて。もしついてきてくれたらマジでありがとうだし、心の底から愛そうと思うんですけど」と語っていた山崎。まさにその言葉通りのステージを見せつけたJIGDRESSは間違いなく、最も信頼できるロックバンドのひとつだと思う。2025年1月16日(木) には、往来イベント『after feedback vol.02』を下北沢BAEMENTBAR / THREEで開催。出演はJIGDRESS、ルサンチマン、SleepInside、超☆社会的サンダル、板歯目など。言葉の意味通りの“オルタナ”を牽引するJIGDRESS。今後のアクションにもぜひ注目してほしい。<公演情報>JIGDRESS『ONE SHOT KILL』11月27日(水) 東京・下北沢DaisyBarセットリスト01. taog02. 瘡蓋03. 生活費04. bleach05. Goat06. nectar07. plan08. クソみたいな歌詞09. Flicker10. 無重力透明11. snap12. ORTHODOX13. refill14. 壊れるまえに15. ってか16. 5/0.617. AMEL18. mother19. 狂ってるEN1. wackEN2. POP is DEADWEN1. ってかWEN2. 生活費WEN3. mother<ライブ情報>『JIGDRESS pre.「after feedback vol.02」』2025年1月16日(木) 東京・下北沢BAEMENTBAR / THREE開場17:30 / 開演18:00出演:JIGDRESS、ルサンチマン、SleepInside、超☆社会的サンダル、板歯目、and more※第二弾出演者は後日発表【チケット情報】スタンディング:3,800円※ドリンク代別途必要()JIGDRESS 公式サイト:
2024年12月04日デビュー25周年イヤーに突入したAIが、全国ツアー『AI 25th best tour ←ALIVE→』(正式タイトル表記はツアー情報に記載)の第一弾ツアースケジュールを発表。第一弾ツアースケジュールは、2025年5月17日(土)埼玉 サンシティ越谷市民ホール 大ホールを皮切りに26公演を発表。音楽の力を信じ、歌で世界中に笑顔を届け、次世代の子供たちのために活動を続けるAIのステージは必見だ。また、2025年2月26日(水)発売の25周年記念ベストアルバム『25th THE BEST -ALIVE』初回限定盤ジャケットに起用された家族とのアザーカットも公開。家族写真がプレイリストカバーとなった、AIセレクトの2024年年末ホリデーシーズンを彩る厳選25曲のプレイリストも解禁。自身の楽曲、そして冬になると聴きたくなる曲AIがセレクトしている。【AI コメント】ベストツアーやります25周年記念ツアーということでかなり気合が入ってしまってますが、、もうこれが最後のツアー、これで悔いはないという感じで終われたらいいなと思ってます!!!!!のでみなさん是非来年のツアーでお待ちしてますThe Best Tour is happening!!!It’s my 25th Anniversary year and I’m so excited to share it with you all.Gonna make a show with no regrets as if it’s my last tour.Can’t wait to bring the show to you.【AIセレクト・holiday playlist】<ツアー情報>AI 25th best tour←ALIVE→5月17日(土) 埼玉・サンシティ越谷市民ホール 大ホール5月18日(日) 神奈川・カルッツかわさき5月24日(土) 鹿児島・川商ホール (鹿児島市民文化ホール)5月25日(日) 鹿児島・川商ホール (鹿児島市民文化ホール)5月31日(土) 静岡・アクトシティ浜松 大ホール6月1日(日) 岐阜・土岐市文化プラザ サンホール6月7日(土) 奈良・なら100年会館6月8日(日) 和歌山・和歌山県民文化会館 大ホール6月14日(土) 佐賀・佐賀市文化会館 大ホール6月15日(日) 熊本・熊本城ホール メインホール6月21日(土) 茨城・水戸市民会館 グロービスホール6月29日(日) 北海道・札幌文化芸術劇場hitaru7月5日(土) 栃木・宇都宮市文化会館 大ホール7月12日(土) 山口・周南市文化会館7月13日(日) 広島・広島文化学園HBGホール7月18日(金) 岡山・倉敷市民会館7月21日(月・祝) 高知・高知県立県民文化ホール オレンジホール9月6日(土) 大分・iichikoグランシアタ9月7日(日) 宮崎・宮崎市民文化ホール 大ホール9月20日(土) 山形・やまぎん県民ホール (山形県総合文化芸術館)9月21日(日) 宮城・仙台サンプラザホール9月23日(火・祝) 秋田・あきた芸術劇場ミルハス 大ホール9月27日(土) 山梨・YCC県民文化ホール 大ホール9月28日(日) 新潟・長岡市立劇場 大ホール10月18日(土) 福岡・福岡国際センター10月19日(日) 長崎・長崎スタジアムシティ HAPPINESS ARENA<リリース情報>25周年記念ベストアルバム『25th THE BEST - ALIVE』2025年2月26日(水)発売通常盤(CD) :2,970円 (税込)DELUXE EDITION(2CD) :4,180円 (税込)初回限定盤(2CD+Blu-ray) :7,480円 (税込)初回限定盤(2CD+DVD) :6,930円(税込)UNIVERSAL MUSIC STORE Tシャツ付限定セットあり【CD収録内容】01.Story02.アルデバラン03.ハピネス04.みんながみんな英雄05.ママへ06.キラキラ feat.カンナ07.My Friend08.THE MOMENT feat. \ellow Bucks09.LIFE10.最終宣告11.I Wanna Know12.VOICE13.Not So Different feat. Awich14.YOU ARE MY STAR15.眠れない街16.Believe17.Music Is My Life【DELUXE EDITION】(2CD)【CD1】01. Story02.アルデバラン03.ハピネス04.みんながみんな英雄05.ママへ06.キラキラ feat.カンナ07.HANABI08.My Friend09. THE MOMENT feat. \ellow Bucks10.FAKE feat. 安室奈美恵11.LIFE12.INDEPENDENT WOMAN13.WORLD DANCE feat. ちゃんみな14.IN THE MIDDLE feat. 三浦大知15.最終宣告16.I Wanna Know【CD2】01.E.O.02.VOICE03.Not So Different feat. Awich04.リスペクト05.Thank U06.MUSIC07.Sunshine08.BE WITH YOU09.ワレバ10.YOU ARE MY STAR11.眠れない街12.Family13.So Special - Version AI- / AI + EXILE ATSUSHI14.Wavin’ Flag - Coca Cola® Celebration Mix -Version AI-15.I’ll Remember You16.Believe17.Music Is My Life【初回限定盤】(2CD+Blu-ray)・(2CD+DVD)【2CD】 ※収録内容は【DELUXE EDITION】と共通【Blu-ray/DVD共通】“AI RESPECT ALL TOUR FINAL@東京国際フォーラム_2024.3.24”<本編>OPENING/リスペクト/MORIAGARO/HANABI/THE MOMENT feat. ¥ellow Bucks/Start Again/Wavin’ Flag/BE WITH YOU/ママへ/ウツクシキモノ/Life Goes On/指を握る小さな手/眠れない街/BE BRAVE/Story/アルデバラン/I Wanna Know/VOICE/Not So Different Remix/WORLD DANCE<ENCORE>Lasting Peace Song/ワレバ/みんながみんな英雄/ハピネス25周年イヤー特設サイト オフィシャルサイト
2024年12月04日『白衛軍 The White Guard』が、小田島創志翻訳、上村聡史演出で、12月3日に東京・新国立劇場 中劇場にて開幕。舞台写真と、演出の上村、ニコライ役の村井良大、エレーナ役の前田亜季、レオニード役の上山竜治からのコメントが到着した。20世紀ロシアを代表するウクライナ出身の作家、ブルガーコフ。彼の代表作『白衛軍』は、ロシア革命直後の1918年のキーウを舞台に、時代に翻弄されるひとつの家族を描いた作品。今回は、2010年に英国のナショナル・シアターで上演されたアンドリュー・アプトンによるリライト版をもとにしており、また1924年に小説として発表されてから、100年を迎える記念すべき年の上演となる。上村が「過去が今にも繋がっている」ことを意識したと語る、視覚的インパクトの強いオープニングをはじめとした、新国立劇場の機構をフル活用した演出。そして村井のギター弾き語りをはじめとした心に染みる歌。そして物語の中心となるトゥルビン家の人々と、その友人の将校たちのコミカルなやり取りから一転して描かれる戦争の残酷さ。物語で描かれる内戦の混乱は、今ウクライナで起きていることに地続きでつながっていることを痛感させられる演出と、出演者の熱演に、客席からは熱い拍手が贈られた。■上村聡史(演出)コメント14年越しに念願叶い、『白衛軍』を上演することができました。百年前のウクライナの話ということで日本での上演は無理かと思っていましたが、悲しいかな時宜にかなった公演になりました。その今現在を想う嘆きと、ロシア革命後のキーウを懸命に生きる登場人物たちの息づかいが重なり、劇空間は、いくつもの感情に溢れ、貴重な上演になったことを強く噛み締めています。カンパニーの皆が、ブルガーコフの戯曲に込めた願いに触発され、力をぶつけあい、作り上げました。これからは、観客の皆様の想像力と共に、劇場が一体となって、より作品を深めていきたいと思います。■村井良大(ニコライ役)コメント『白衛軍』の幕がついに開きました。まずは無事にお客様へ届けられる事を幸せに思います。そして観ていただいた方は分かると思いますが、シリアスなシーンだけでなく、キャラクターの可笑しい部分で笑っていただくことのできる作品でもあります。戦時中の物語ではありますが、そこにある日常を送る人々の呼吸を楽しんでいただけたら。そして新国立劇場のセットを贅沢に使った演出に圧倒されます。まだ迷われている方は是非、劇場へ足をお運びください。■前田亜季(エレーナ役)コメント物語へ没入していただけるよう、スタッフキャスト気持ちをひとつにしてお届けしたいと思います。100年前にブルガーコフが描いた、厳しい状況の中でもユーモアを忘れずに生きる人々。皆でテーブルを囲む夜食の場面では、様々な人の交流の中に、ブルガーコフの人間に対する愛を感じられ好きなところです。中劇場ならではの大きな舞台転換も物語への効果と共にぜひ体感していただけたらと思います。世界中で起きている戦争が終息することを祈りながら、今は真摯にこの作品に向き合いたいと思います。■上山竜治(レオニード役)コメント稽古が進むにつれ新たな解釈がどんどん生まれていき、戯曲が持つ背景に魅了されながら、翻弄される稽古の日々でした。観客はどう見て下さるのか……予想ができなかったのですが、お客様の笑い声や反応、拍手に報われながらも、千穐楽までしっかり務めなければと、改めて身が引き締まりました。激動の時代の中で、現実を受け止めながら先を見据えて、"愛する人"を全力で愛するレオニードと言う素敵な役を、愛を持って演じさせていただきます。ぜひ劇場でお待ちしております。<公演情報>『白衛軍 The White Guard』作:ミハイル・ブルガーコフ英語台本:アンドリュー・アプトン翻訳:小田島創志演出:上村聡史出演:村井良大、前田亜季、上山竜治、大場泰正、大鷹明良/池岡亮介、石橋徹郎、内田健介、前田一世、小林大介/今國雅彦、山森大輔、西原やすあき、釆澤靖起、駒井健介/武田知久、草彅智文、笹原翔太、松尾諒日程:2024年12月3日(火)~12月22日(日)会場:東京・新国立劇場 中劇場チケット情報:()公式サイト:
2024年12月04日Text:かわむら あみりBUCK-TICKが新章を告げたのは、2023年12月29日に開催された日本武道館公演『バクチク現象-2023-』でのことだった。同年10月19日に圧倒的なカリスマ性を放つフロントマンの櫻井敦司が急逝。同じ高校の同級生らと1985年にバンドを結成し、1987年のメジャーデビュー以降、メンバーチェンジをすることなくロックシーンの第一線で活躍し続けてきた彼らが、深い哀しみの淵から再生を誓ったあの日。暗闇にいた誰もがその姿に光明を見出し、変容の旅路をパレードするBUCK-TICKの新たな選択を見守っていた。BUCK-TICKは今井寿(vo/g)、星野英彦(vo/g)、樋口豊(b)、ヤガミ・トール(ds)の4人体制で初となるニュー・シングル「雷神 風神 - レゾナンス」を11月20日に、ニュー・アルバム『スブロサ SUBROSA』を12月4日にリリース。さらに、2024年12月にはファンクラブ限定ツアー、12月29日には年末恒例の日本武道館公演『ナイショの薔薇の下』、2025年4月より全国ライブハウスツアー『BUCK-TICK TOUR 2025 スブロサ SUBROSA』を開催するなど、非常にアグレッシブな活動スケジュールを発表した。第二期BUCK-TICKは未来に何を見据えているのか。【後編】では、重要な節目にのみ掲げる「バクチク現象」と銘打った昨年末の日本武道館公演と、新体制での今年の同公演やツアー、そしてニュー・アルバムについてまで、メンバー全員に話を聞いた。★ 【前編】() はこちら――新体制でのニュー・アルバム『スブロサ SUBROSA』は全17曲収録とボリューミーな作品です。昨年から現在に至るまでのメンバーのみなさんのリアルな感情や、櫻井さんやファンのみなさんへの思いが歌詞やサウンドとしても詰まっているように感じましたし、4人で制作されているけれど、ずっと5人のBUCK-TICKなのだと実感しました。曲数については、実はもっと収録数を増やしたかったのですか?今井結局はこれで全部です。樋口え? 最初はもっと作ろうとしてたよね?今井ははは。まあ、ちょこちょこ作り出してもいたんですけど。2枚組にしたかったという話もあったんですけどね。最終的には17曲に収まっています。――今井さん作曲のインストが3曲も入るのはこれまでにありませんでしたね。今井インストもやりたかったんですよね。これだけ曲数があるとインストが入ったほうが流れ的にも聴きやすいと思うし、フロントマンでボーカリストの櫻井がいなくなったことで、逆にインストができるなと。それもまあ、面白いかなって。今井寿――逆転の発想もあったのですね。星野さん作詞作曲の4曲目「From Now On」は最初インストかと思って聴いていたら、後半から星野さんのボーカルが入ります。星野半分、インストのつもりで作ったんです。――そうでしたか。アルバムは1曲目「百万那由多ノ塵SCUM」で「俺たちは独りじゃない」と始まり、これまでにあまりない曲調や幅広いサウンドが続き、ラストの17曲目「黄昏のハウリング」でシビれるわけですが、ずっと聴いてきたみなさんにとってもうれしい新作となり、第二期BUCK-TICKも何やら面白そうだと新しく聴いてみたいと感じる人たちも増えるように思いました。そういった人たちに推しの1曲を選ぶとしたら、どの曲になりますか?今井2曲目「スブロサ SUBROSA」ですね。アルバムのタイトル曲でもあるし、ギターがまったく入っていない曲。星野全部がおすすめではあるんですが……自分が作った曲の12曲目「絶望という名の君へ」。――星野さんの作曲で、今井さんが作詞の曲ですね。それもこれまでにない取り組みとなりました。星野そうですね。この曲は、メロディがあるので、聴きやすいのかなと選びました。樋口僕は3曲目「夢遊猫 SLEEP WALK」という曲です。今までのBUCK-TICKにはなかった感じの曲なので、ずっと聴いていただいている人たちにも、新しい感じを届けられるかなと。今回のアルバムは、全体的に印象深いフレーズが多いですね。ヤガミ自分は8曲目「冥王星で死ね」です。この曲はアフロビートなんですが、久々にやったのですごく疲れるんですよ(苦笑)。でも最近はだいぶ慣れてきまして、昔の勘を取り戻してきました。(主にラテン音楽で使用される打楽器の)ティンバレスを使っていて、昔で言ったら「HURRY UP MODE」とかとドラムパターンが同じタイプの曲なので、久しぶりに頑張りました。――新作がリリースされた後はライブが続きますが、やはりターニングポイントとなった昨年末の日本武道館公演から1年経つ、今年の日本武道館公演が一番BUCK-TICKの変化を印象づけるものとなります。あらためて、昨年はどんなお気持ちでステージに立たれていたのか、そして今回はどのようなお気持ちでステージに立ちますか?今井昨年のライブはやるべきライブだったと思いますし、やってよかったです。4人でステージに立ちながら、櫻井の映像や声を流しながら演奏しましたが、「こういう感じになるんだな」というのが分かったというか。今年のライブは“新しい4人のバンドBUCK-TICK”をどう見せられるか、ということをいろいろと実験しながら、楽しくやりたいです。星野昨年は開催するかどうかというところも含めて議論して、結果、やることになりました。そこからどういう形でやろうかという話をして、メンバーもスタッフも、来ているお客さんもみんな不安の中、開催して。そんな状態でしたが、あのライブがあったから、みんな気持ちが変わったというか。できてよかったです。あの経験が有るのと無いのとでは、その先がまた全然違う気持ちだったんだろうなと。今年は新しい形になって、もちろん新曲もやりますし、いいものにしたいので、これから練っていくところです。樋口昨年は自分でもどんな気持ちでやっていたのか分からないくらい、何も覚えていないんです。でも、やっぱり応援してくれている人たちに、自分の気持ちを伝えたかった。例えばライブもやらずに文面で書いて報告だけ出すというのは、あまりにも失礼というか、直接気持ちを言うべきだろうって思っていたので、ライブができてよかったです。あのライブがあるから、今がある。何十年もかけて5人の形を作ってきたように、これからもバンドを結成したときのように手探りで4人の形を作っていけば、絶対いいものができると思っているので、頑張って作っていきたいです。樋口豊ヤガミ昨年の日本武道館公演から1年近く経って、今考えたら、あのライブは本当に“第一期BUCK-TICK”のラストライブみたいなもんだと思います。これからは“第二期BUCK-TICK”の始まりで、この4人でこの『スブロサ SUBROSA』から行く、そういう気がしていて。まあ、別のバンドですよね。だから、後はみなさんに認めてもらうだけ。気分は新人みたいな気持ちというか。期待と不安はありますけど、今年の年末から新しいBUCK-TICKとしてのやる気でいっぱいです。――ではあらためて、みなさんにとっての「BUCK-TICK」とはどんな存在ですか?今井僕は学生時代から、ロックバンドを作って、職業にしたいと思っていたんです。アルバイトとかもしないで、バンドだけで生活したいなって。そこからいろいろなことが始まって、出会いもあって、今こうしている。だから、BUCK-TICKは、これからもずっとやっていきたいものです。星野難しいですが、生活の一部というところでしょうか。あって当たり前の存在です。樋口もうバンドを始めて長いんですよね。メンバーだけじゃなく、スタッフもファンもみんながBUCK-TICKだと思っていて。スタッフはずっと全力でやってくれているし、長く応援してくれている人もいるし、だからこそ“全員BUCK-TICK”状態になってきているのかなって。そういうバンドなんじゃないかという思いがあるので、とても大事です。ヤガミユータも言ってましたけど、PAの人もデビューからずっと一緒なんですよ。後はほかの3人の藤岡高校の後輩のローディーがいて、インディーズ時代にライブをした新宿JAMのときからずっとやってくれているし。本当にうちのスタッフは長いんです。中には新しい人をどんどん入れるところもありますけど、自分たちはできるだけ長くやってくれと、そういうバンドなんですよ。だから、デビュー当初からの舞台監督とか舞台演出とかは、もう亡くなってる人もいるくらい。なので、本当に“チームBUCK-TICK”、そういう感じなんですよね。ツアーがあったら、10回に1回はスタッフ打ち上げがあるんです。そのときによく言うのは、来てくれたスタッフの人たちには、「自分もBUCK-TICKかもしれないけど、あなたもBUCK-TICKですから」と。ステージに出ているのはメンバーだけど、そこでBUCK-TICKの世界を構築してくれているのは、照明さんもそうだし、スタッフさんなわけですから。トータルでの総合芸術なんです。だから、いつも“チームBUCK-TICK”と思ってやっています。本当にメンバーがゼロになるまで、BUCK-TICKは存在するんじゃないかな。ヤガミ・トール――昨年末の日本武道館ライブで、メンバーが3人、2人となっていっても続けるというMCを今井さんがされていて、「たぶん最後のひとりは俺かな」ともおっしゃっていました。ヤガミまあ海外だったら実際、あるから。自分が好きなバンドのスウィートは、オリジナルメンバーがギターの人しかいなくて、ほかはもう全部変わっていて。でもスウィートってバンドはずっとあるわけです。あとスレイドっていうバンドも、もうメンバー2人しか残ってないけど、新しくメンバーを入れて活動していたり。だから、BUCK-TICKがそういう状況になっても面白いんじゃないですか? BUCK-TICKはたぶん解散しないバンドですよ、終了はあるかもしれないけど。今井だけ残ったとしても、ドラマーとか補充して屋号を残すとか。樋口今井くんだけ、生き残るっていう話になってるから(笑)!今井(苦笑)。――ではBUCK-TICKがどうなっていくのか、これからもご活躍を見届けていきたいと思います。最後に、ニュー・アルバム『スブロサ SUBROSA』を聴くみなさんにメッセージをお願いします。今井楽しんでください。今までとは全然違うから、面白いんじゃないかな。星野“無の状態”から作り上げていったので、作るまで自分でもどういうものができるのか、分からなかったんです。様々な思いでいるファンの人もいるかもしれませんが、「4人でこういうものができました」というアルバムになりました。自分たちでも楽しんで作ってきたので、楽しんで聴いてもらいたいです。星野英彦樋口手探りの状況でやってきて、本当に素晴らしいアルバムができたので、みなさんに聴いてほしいです。5人の頃からもそうですけど、こうしてアルバムを作って、ツアーに行って、いつも模索しながら、また次に行っていたと思うんですよね。だから今回も、アルバムを作って、ツアーに行って、いろいろな人と会って、見てもらって。僕らもまた一歩、進めるようになるという期待があります。ヤガミアルバムをぜひ聴いてもらいたいです。そして新しく4人でやっていくということで、自分は62歳の新人の気持ちで、頑張ります(笑)!<リリース情報>ニュー・シングル「雷神 風神 - レゾナンス」発売中BUCK-TICK「雷神 風神 - レゾナンス」ジャケット【収録曲】1. 雷神 風神 - レゾナンス2. 雷神 風神 - レゾナンス(パソコン音楽クラブ Remix)BUCK-TICK「雷神 風神 -レゾナンス」MVニュー・アルバム『スブロサ SUBROSA』2024年12月4日(水) リリース※アナログ盤は2025年1月29日(水) に発売BUCK-TICK『スブロサ SUBROSA』CD / アナログ盤ジャケットBUCK-TICK『スブロサ SUBROSA』カセットテープ ジャケット●完全生産限定盤A(SHM-CD+Blu-ray):6,050円(税込)●完全生産限定盤B(SHM-CD+DVD):5,500円(税込)●通常盤(SHM-CD):3,300円(税込)●完全生産限定カセットテープ(2本組):4,400円(税込)●完全生産限定アナログ盤(3枚組):12,100円(税込)【VICTOR ONLINE STORE 数量限定セット】●完全生産限定盤A+オリジナルTシャツ:9,900円(税込)●完全生産限定盤B+オリジナルTシャツ:9,350円(税込)●通常盤+オリジナルTシャツ:7,150円(税込)※VICTOR ONLINE STORE数量限定の受注生産販売。※CD(完全生産限定盤A/B・通常盤)にオリジナルTシャツを同梱。※限定スペシャルライブを2025年3月23日(日)に東京都内某所にて開催。シングル「雷神 風神 - レゾナンス」とアルバム『スブロサ SUBROSA』の両作品をご購入いただいた方の中から抽選でご招待いたします。『限定スペシャルライブ』2025年3月23日(日) 東京都内某所開場 / 開演:未定【収録曲】01. 百万那由多ノ塵SCUM02. スブロサ SUBROSA03. 夢遊猫 SLEEP WALK04. From Now On05. Rezisto06. 神経質な階段07. 雷神 風神 - レゾナンス #rising08. 冥王星で死ね09. 遊星通信10. paradeno mori11. ストレリチア12. 絶望という名の君へ13. TIKI TIKI BOOM14. プシュケー - PSYCHE -15. ガブリエルのラッパ16. 海月17. 黄昏のハウリング特設サイト:<ライブ情報>ファンクラブ会員限定ライブ『FISH TANKer’s ONLY 2024』12月6日(金) 愛知・ダイヤモンドホール12月7日(土) 大阪・BIGCAT12月14日(土) 群馬・高崎芸術劇場スタジオシアター12月15日(日) 東京・豊洲PIT※全公演チケット完売特設サイト:『ナイショの薔薇の下』2024年12月29日(日) 東京・日本武道館開場17:00 / 開演18:00※チケット完売特設サイト:<ツアー情報>『BUCK-TICK TOUR 2025 スブロサ SUBROSA』4月12日(土) 宮城・仙台GIGS開場17:00 / 開演18:001F立見・2F後方立見:9,900円(税込)/2F指定:11,000円(税込)※ドリンク代別4月13日(日) 新潟・新潟LOTS開場17:00 / 開演18:00全立見:9,900円(税込)※ドリンク代別4月19日(土) 大阪・Zepp Osaka Bayside開場17:00 / 開演18:001F立見・2F後方立見:9,900円(税込)/2F指定:11,000円(税込)※ドリンク代別4月20日(日) 愛知・Zepp Nagoya開場17:00 / 開演18:001F立見・2F後方立見:9,900円(税込)/2F指定:11,000円(税込)※ドリンク代別4月26日(土) 広島・広島CLUB QUATTRO開場17:00 / 開演18:00全立見:9,900円(税込)※ドリンク代別4月27日(日) 福岡・Zepp Fukuoka開場17:00 / 開演18:001F立見・2F後方立見:9,900円(税込)/2F指定:11,000円(税込)※ドリンク代別4月29日(火・祝) 香川・高松festhalle開場17:00 / 開演18:00全立見:9,900円(税込)※ドリンク代別5月11日(日) 北海道・Zepp Sapporo開場17:00 / 開演18:001F立見・2F後方立見:9,900円(税込)/2F指定:11,000円(税込)※ドリンク代別5月16日(金) 東京・Zepp Haneda(TOKYO)開場18:00 / 開演19:001F立見・2F後方立見:9,900円(税込)/2F指定:11,000円(税込)※ドリンク代別5月17日(土) 東京・Zepp Haneda(TOKYO)開場17:00 / 開演18:001F立見・2F後方立見:9,900円(税込)/2F指定:11,000円(税込)※ドリンク代別5月24日(土) 東京・豊洲PIT開場17:00 / 開演18:00全立見:9,900円(税込)※ドリンク代別5月25日(日) 東京・豊洲PIT開場17:00 / 開演18:00全立見:9,900円(税込)※ドリンク代別特設サイト:公式サイト:
2024年12月04日映画・音楽・舞台など各ジャンルのエンタメ通=水先案内人が、いまみるべき公演を紹介します。【水先案内人 高松啓二のおススメ】イジメの加害者で退学処分になったジュリアン(ブライス・ガイザー)は、祖母で画家のサラ(ヘレン・ミレン)から第二次大戦時にうけた少女時代の経験を聞かされる。『ワンダー 君は太陽』のアナザーストーリーだが、特に観てなくても成立する。1942年、フランスの片田舎に突如ドイツ軍が進駐してくる。ユダヤ人のサラ(アリエラ・グレイザー)は、両親と離ればなれとなり、足が悪いイジメられっ子のジュリアン(オーランド・シュワート)の家に匿われることになる。納屋での心優しいジュリアンと厳しい現実を忘れるための空想ドライブは、夢の世界へと誘う。マーク・フォースター監督は現実とファンタジーの融合を描き続けてきただけにこだわりのシーンとなっている。絵が上手なサラ、白い鳥、名前の由来など伏線が見事に回収され、よく練られている。クラスのイジメっ子のヴィンセントが、黒い制服を着た民兵団(ミリス)になるが、これはフランス人の対独協力者からなる組織である。ユダヤ人の強制収容と治安維持が任務だ。彼が、足の悪いジュリアンを痛めつけ罵倒するのはナチスの本質そのものでイジメの延長線上にナチスがいるのだ!劇中の「親切にはどれほどの勇気が必要か」のセリフが深く心に刺さる。<作品情報>『ホワイトバードはじまりのワンダー』2024年12月6日(金) 公開監督:マーク・フォースター脚本:マーク・ボムバック、R.J.パラシオ出演:アリエラ・グレイザー、オーランド・シュワート、ブライス・ガイザー、ジリアン・アンダーソン、ヘレン・ミレン公式サイト: Lions Gate Films Inc. and Participant Media, LLC. All Rights Reserved.
2024年12月04日累計230万部突破の歴史漫画を豪華キャストで舞台化した『応天の門』が12月4日(水) 、東京・明治座で初日を迎えた。原作は、2013年より「月刊コミックバンチ」「コミックバンチKai」(新潮社)で連載中の灰原薬による同名漫画。平安時代を舞台に、学問の天才と称される菅原道真と、都で随一の色男である在原業平がタッグを組み、京の都で起こる怪奇事件を解決していく歴史クライムサスペンスだ。菅原道真を演じる佐藤流司は「公演時間が3時間くらいありますし、結構濃厚な作品になっております。最後まで気を抜かず、全力で駆け抜けていければ」と強い意気込み。「最後まで応援のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます」とアピールした。佐藤流司一方、在原業平役の高橋克典は「見どころですか?もちろん全部です」と自信のコメント。「原作ファンの方はもちろん、原作をご存じではない方も楽しんでいただけることを願っております。それに若いお客様にもご覧いただける作品に仕上がっているのではないかと思います」と期待を寄せた。高橋克典特別出演する花總まりは、渡来人で都の遊技場を仕切る女主人・昭姫役を勤めており、「緊張しつつも興奮しております」と声を弾ませる。役どころについては、「正義感があって、ちょっと色っぽい。同じ女性として憧れる部分もたくさんありますが、共通点と言われると(笑)。それよりも、今はこのお役を楽しんでやりたいなと思っております」と語った。花總まり華やかな平安時代の衣装も大きな見せどころ。佐藤は「機能性ではなく、風流な姿かたちの美しさが大事な時代だったのかなと。まあ、動きづらいですけど(笑)、それも枷として、現代劇とは違う楽しさがあると思う」とチャレンジ精神を燃やす。高橋は「立派な生地をたくさん使っていただいて。確かに動きにくいですけど、当時は戦うという意識があまりなかったのかもしれませんね」と話していた。取材・文・撮影:内田涼<公演情報>舞台『応天の門』原作:灰原薬『応天の門』(新潮社「コミックバンチKai」連載)脚本:桑原裕子演出:青木豪出演:佐藤流司高橋克典/中村莟玉高崎かなみ本田礼生白石隼也坂本澪香/青山良彦/八十田勇一若狭勝也/篠井英介/西岡德馬/花總まり(特別出演)日程:2024年12月4日(水)~22日(日)会場:東京・明治座チケット情報:()公式サイト:
2024年12月04日9月に渋谷Star loungeでスタートしたMYTH & ROID(ミスアンドロイド)によるワンマンライブツアー[One Man Live 2024 Autumn Tour “take my hand”]。10月より放送開始したTVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』3rd seasonのエンディングテーマである「NOX LUX」と共に全国8カ所を巡り、さらに追加公演として新たに加えた1000CLUBで『Extra LIVE』と銘打った本ツアー最大規模での会場で千秋楽を迎えた。会場に足を踏み入れた瞬間にMYTH & ROIDのライブはこういうものだ、というのを五感で実感することになる。薄暗い照明と共にアンビエント感あるBGM、観客が手首に装着した紫色のライトが輝く非現実感ある空間。彼らが表現する異世界の入口へ開演前から没入されていく。開演時間と共に会場全体が暗転。緊迫感と期待感が入り混じるBGMと共にTom-H@ck(g)が現れ客席を見渡しギターを背負うとKIHOW(vo)も続けて登場、間髪入れず「L.L.L.」が始まり「Extra LIVE」の幕が上がる。KIHOWのパワー溢れる声が観客を煽ると会場の熱量が一気に上がり、そこへ重厚なギターサウンドを掻き鳴らしながらTom-H@ckがステージ前方へと進み客席のボルテージも高まる。その温度感を保ったまま「Future is Mine」、そして「ACHE in PULSE」が始まると4つ打ちの重低音に合わせステージと観客のジャンプでフロアが一体となる。「“take my hand”最後の夜へようこそ、今夜は私たちについてきてください」KIHOWがこの夜の始まりの一言と共に始まった楽曲は「VORACITY」。前半戦とは思えな彼らの新旧楽曲を織り交ぜたハードなナンバーが続く。“私の手を取って”という意味を持つ“take my hand”。このツアータイトルに込めた強い想い、今日まで歩んできた道のりをKIHOWが語ると、「ここでしか喋らない」というTom-H@ckは逆に和ませるようなMCを挟みふたりならではのそれぞれの気持ちをこの日に来た観客へと届けた。“セットリストの中でも唯一の良心”というブロックが「sunny garden sunday」「Dizzy, Giddy」と始まり、朗らかな表情と共に左右に手を振りながらKIHOWが歌い上げ、観客を見渡しながら心地よく身体を揺らしてギターを奏でるTom-H@ck。「Endless Embrace」では壮大なバラードである楽曲の世界観へ一気に引き込まれる。今回のツアーで初披露された「雪を聴く夜」、アカペラから始まるアレンジが施された「The first ending」では前半戦とのコントラストが際立つ息を呑むようなステージに目が離せなくなり、曲が終わると凪のように静まり返ったフロアが大きな拍手に包まれる。そんな暖かな雰囲気に包まれた状態のなか「特別な一夜なので初めて歌う曲をお届けします」とKIHOWの一言の共に流れてきたのはカバー楽曲「Stay Alive」。TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』1st season後期エンディングテーマとして流れていたこの楽曲。イントロで気付いた観客からは声にならない声が上がり、この日のために準備したという初披露のこの楽曲を歌いあげた直後に観客からは大きな拍手があがる。これが始まりと言わんばかりにそのまま「Paradisus-Paradoxum」が始まりTom-H@ckのギターサウンド、強力なサポートメンバーから重量感あるアッパーな曲「theater D」「STRAIGHT BET」へ。そして印象的なピアノ旋律より始まる代表曲「STYX HELIX」へと立て続けにMYTH & ROIDが携わった”リゼロ曲”が披露される。KIHOWが今の自分に至るまでの心情を打ち明けこの曲への想いを告げると始まったのは、新曲「NOX LUX」。発売前からツアーで先行披露してきたこともあり、目まぐるしい展開であるこの曲のリズムを統率をとるTom-H@ckのギター、途中マイクスタンドを放りながら剥き出しの感情で歌うKIHOW。紫色のライティングで照らされたフロアはこの夜のピークを迎える。勢いを落とさぬまま「DiLeMMa」が始まると突如、”Quiet please”と言う歌詞フレーズと共にピタッとステージから音が止み、その場の時が止まる。「みんなまだまだいける?」と観客をKIHOWが煽り、客席から大きな声が響きわたると止まっていた時が動き始めるように曲が再開されるライブならではのアレンジも披露。セットリスト後半はさらに攻撃的な楽曲がまだ控えていたのを思い知らされることになる。激しいキメより始まりステージと観客が人差し指を伸ばしながら「PANTA RHEI」の演奏が終わるといなや、「Stormy Glory」ではフロア全体がシャッフルビートで刻まれる。休む間もなくバンドメンバーのサウンドに合わせてステージと客席でコール&レスポンスが行われ、そのままTom-H@ckがハードに鳴らすギターイントロから始まったのは「TIT FOR TAT」。そこにステージと客席の垣根はなく、観客とKIHOWの声が交互に響き渡り一体になった状態に投下されたのは「JINGO JUNGLE」。会場が揺れ動くほどにステージ・客席皆が飛び跳ね、重厚なサウンドが鳴り止まないこの様子は“熱狂”という言葉をそのまま体現する以外言いようがないものであった。2022年11月に行われた代官山でのワンマンライブよりMYTH & ROIDは国内でのライブにも力を入れるようになり、ワンマンライブやツアーを重ねて今回の1000CLUB公演へ臨んだ、そんな胸の内を語ったKIHOW。その当時と違う想いで今ツアー最後を飾る楽曲は2年前のライブで最後に披露した楽曲と同じ「FOREVER LOST」。神秘的でありがなら神々しさに包み込まれていき、今いるこの場所が本当に異世界へトリップした感覚に浸ったままでいるとすべての曲の披露が終わったKIHOWとTom-H@ckが一礼をする。この日一番の拍手と共に[One Man Live 2024 Autumn Tour “take my hand”]がフィナーレを迎えた。ふたりがステージを去った後に降ろされたスクリーンでは、この日の1000CLUB公演の後日ライブ配信や、GEKIROCK CLOTHINGとのアパレルコラボ、12月2日に配信された「NOX LUX」(English Version)を一足先に先行公開するなど新たな展開も多く発表。そして来年25年春にワンマンライブツアー開催を発表。さらに来年2月より2回目の開催となるMYTH & ROID主催ツーマンイベント「Two-man Live Series「NEXUS vol.2」の開催発表とツーマンライブゲストも発表された。“感情の最果て”をテーマにして楽曲を生み出してきたMYTH & ROIDが国内でのライブに力を入れてまだ2年。着実に規模を増していきライブ形態でも感情を揺さぶられる表現をものにしていく彼らの伸びしろの大きさは未だ見えずこれからの活動に期待は高まるばかりだった。Photo:Shinji Okawa<公演情報>MYTH & ROID One Man Live 2024 Autumn Tour “take my hand” Extra LIVE11月30日(土) 横浜・1000CLUB【セットリスト】1.L.L.L.2.Future is Mine3.ACHE in PULSE4.VORACITY5.RAISON D’ETRE6.RESIST-IST7.Crazy Scary Holy Fantasy8.sunny garden sunday9.Dizzy, Giddy10.Endless Embrace11.雪を聴く夜12.The first ending13.Stay Alive(Cover)14.Paradisus-Paradoxum15.theater D16.STRAIGHT BET17.STYX HELIX18. NOX LUX19. DiLeMMa20.PANTA RHEI21.Stormy Glory22.TIT FOR TAT23.JINGO JUNGLE24.FOREVER LOST<ライブ情報>◾️25年春にワンマンライブツアー決定!※詳細は後日発表◾️主催ツーマンイベント第2弾を25年2月より開催決定!!MYTH & ROID Two-man Live Series「NEXUS vol.2」東海Series2月11日(火・祝)浜松 窓枠OPEN 16:30 / START 17:00ゲスト:宮下遊関東Series2月15日(土)HEAVEN’S ROCK さいたま新都心 VJ-3OPEN 17:30 / START 18:00ゲスト:Aooo関西Series2月22日(土)OSAKA MUSEOPEN 17:30 / START 18:00ゲスト:MOSHIMO【チケット】各公演:¥6,500(税込+1D別)※オールスタンディング/整理番号あり※未就学児入場不可/7歳以上有料オフィシャル先行受付受付期間:~12月9日(月) 23:59まで受付方法: ()【「NEXUS vol.2」詳細ページ】<リリース情報>NOX LUX(TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』3rd seasonエンディングテーマ)配信中楽曲配信URL: Video: LUX(English Version)配信中楽曲配信URL: Video: 【MYTH & ROIDオフィシャルサイト】
2024年12月04日再整備期間中の国立劇場は、引き続き首都圏での文楽公演を他劇場で実施しているが、2024年12月は、12月4日(水) 〜13日(金) が東京・江東区文化センター、12月17日(火) 〜19日(木)は神奈川・神奈川県立青少年センター(紅葉坂ホール)と2会場にて、三部制で公演を繰り広げる。古典の名作のみならず、現代口語で語られる木下順二作の『瓜子姫とあまんじゃく』、井上ひさしがモリエールの戯曲をもとに書いた『金壺親父恋達引(かなつぼおやじこいのたてひき)』が登場、首都圏では珍しい演目の上演とあって、多くのファンが期待を寄せている。珍しい演目が揃うのは第一部。そのひとつが、画期的な口語浄瑠璃の名品と称される、木下順二による『瓜子姫とあまんじゃく』だ。全国に伝わる瓜子姫の昔話をもとに、夕闇に包まれた山里を描いた民話劇として戯曲化、二代野澤喜左衛門の作曲により1955年11月に人形入りで試演、翌1956年1月に大阪三越劇場で初演された。『瓜子姫とあまんじゃく』より瓜子姫が機を織っていると、いたずら者のあまんじゃくがやってきて、瓜子姫を木にくくり付けてしまう。すっかり瓜子姫になりすましたあまんじゃくはでたらめに機を織り始めるが、そこへ瓜子姫のじっさとばっさが帰ってくる。あまんじゃくのいたずら心は高まり、得意の口真似で瓜子姫の声を出そうと身構えるが……。画期的な現代の口語浄瑠璃の名品として、大阪の国立文楽劇場ではしばしば上演されて好評を得ている作品だ。『金壺親父恋達引』よりさらに、井上ひさし生誕90年記念として上演されるのは、モリエールの戯曲『守銭奴』をベースに、放送番組のために井上が義太夫節として書き下ろした『金壺親父恋達引』。呉服屋の金仲屋金左衛門は金銭への執着心を持つ稀代の蓄財家で、貯め込んだ金を壺にたっぷり入れて庭に埋めて隠し、何度も掘り起こしてはほくそ笑んでいる。町で評判の美人娘のお舟が三十両の持参金付きで金左衛門の嫁に来ることになり、また、娘のお高にも金持ち相手との縁談が持ち上がる。息子の万七は、自分の恋する人が父である金左衛門の嫁に来るお舟と知り、家を出てお舟と一緒に暮らそうとするも、事態は大騒動に……。強欲な金左衛門が巻き起こす珍騒動が、井上ひさし独特の機知に富んだ文体で綴られる。2016年に大阪・国立文楽劇場で上演されたが、今回、首都圏で初めて文楽としての上演が実現する。井上作品を上演し続けているこまつ座代表の井上麻矢は、「17世紀のフランスの喜劇の王、モリエールの『守銭奴』を井上ひさしの最も得意なパロディにして書かれた本作文楽で更に楽しく深まります。是非観なければ!井上ひさし生誕90年、こまつ座とは違う魅力をご堪能下さい」とメッセージを寄せている。第一部ではさらに、道成寺伝説をもとにした『日高川入相花王(ひだかがわいりあいざくら)』渡し場の段を上演、旅僧安珍に恋焦がれ、大蛇となって日高川を渡る清姫の物語を、文楽ならではの臨場感ある舞台で堪能させる。『日高川入相花王』渡し場の段よりまた第二部では、時代物の名作として知られる『一谷嫩軍記(いちのたにふたばぐんき)』、今回は三段目の切に当たる、熊谷次郎直実が無官太夫敦盛の死をめぐる真相を物語る熊谷桜の段/熊谷陣屋の段と、琴、三味線、胡弓の三曲の演奏が華麗な『壇浦兜軍記(だんのうらかぶとぐんき)』阿古屋琴責の段と、見どころにあふれたプログラムに。『一谷嫩軍記』熊谷陣屋の段『壇浦兜軍記』阿古屋琴責の段続く第三部は、お初徳兵衛の心中を描く『曾根崎心中(そねざきしんじゅう)』生玉社前の段/天満屋の段/天神森の段と、文楽随一の人気演目の名場面が登場。「この世の名残、夜も名残……」の名調子とともに、美しく描かれるふたりの死出の旅路に注目を。『曾根崎心中』天満屋の段より木下順二、井上ひさしと、日本の演劇界を代表する劇作家ふたりが手がけた、より親しみやすい日本語の舞台と、古典の名場面が次々と登場、文楽の多彩な魅力が詰まった本公演。ファンのみならず、もっと文楽を楽しんでみたいという人におあつらえの内容だ。<公演情報>国立劇場令和6年12月文楽公演●第一部11:00~『日高川入相花王(ひだかがわいりあいざくら)渡し場の段』『瓜子姫とあまんじゃく(うりこひめとあまんじゃく)井上ひさし生誕90年記念『金壺親父恋達引(かなつぼおやじこいのたてひき) ―モリエール「守銭奴」より』―●第二部14:30~『壇浦兜軍記(だんのうらかぶとぐんき)阿古屋琴責の段』●第三部18:45~『曾根崎心中(そねざきしんじゅう)生玉社前の段/天満屋の段/天神森の段』【東京公演】2024年12月4日(水) 〜12月13日(金)会場:江東区文化センター※9日(月) は休演【神奈川公演】2024年12月17日(火) 〜19日(木)会場:神奈川県立青少年センター(紅葉坂ホール)チケット情報:()国立劇場HP
2024年12月04日映画『ライオン・キング:ムファサ』の超実写プレミアム吹替版にて、前作で人気キャラクターたちの吹替を担当したキャスト陣の続投が決定し、併せてコメントが到着した。本作は、息子シンバを命がけで守ったムファサ王と、ムファサの命を奪った“ヴィラン”スカーの若き日の兄弟の絆を描く、『ライオン・キング』原点にしてはじまりの物語。孤児から偉大な王へ変わっていったシンバの父・ムファサと、王子から“ヴィラン”へと変貌することとなるタカ(後のスカー)。ふたりの“兄弟の絆”に隠された驚くべき秘密が明かされる。当時高い歌唱力も話題となった俳優・賀来賢人演じる前作の主人公シンバ、門山葉子演じるシンバの幼馴染でのちに妻となるナラ、“ティモプン”の愛称で親しまれている人気コンビ、個性派俳優・佐藤二朗演じる陽気なイボイノシシのプンバァ、人気お笑いコンビ・ミキの亜生演じる少し毒舌だが仲間思いのミーアキャットのティモン、そして駒谷昌男が演じる後に王国の祈祷師となるマンドリルのラフィキが最新作にも登場。今回の続投について賀来は「再びシンバを演じる事が出来てとても嬉しい気持ちです。また『ライオン・キング』は私にとって初めての声優でのお仕事でしたので収録しながらも、懐かしさや緊張感、興奮が一気に蘇ってきました。さらに壮大になった“ライオン・キング”を皆様是非楽しんで下さい」とコメント。佐藤二朗は「オナラ好き(?)という共通点があり、とても他人とは思えないプンバァの声を、再び担当することができて、感無量でございます。新作、どうぞご期待ください」、ミキ亜生も「ムファサの制作が決まってから、なかなか僕にティモンのオファーが届かず、不安で不安で夜も眠れませんでした。ティモンが他の人で決まっていたら嫉妬で狂いそうでした!今回も前作同様楽しみながらティモンになりきって、楽しくできました!」と、それぞれに喜びのコメントを寄せている。<キャスト コメント>■賀来賢人(シンバ役)再びシンバを演じる事が出来てとても嬉しい気持ちです。また『ライオン・キング』は私にとって初めての声優でのお仕事でしたので収録しながらも、懐かしさや緊張感、興奮が一気に蘇ってきました。さらに壮大になった“ライオン・キング”を皆様是非楽しんで下さい。■佐藤二朗(プンバァ役)オナラ好き(?)という共通点があり、とても他人とは思えないプンバァの声を、再び担当することができて、感無量でございます。新作、どうぞご期待ください。■ミキ・亜生(ティモン役)ムファサの制作が決まってから、なかなか僕にティモンのオファーが届かず、不安で不安で夜も眠れませんでした。ティモンが他の人で決まっていたら嫉妬で狂いそうでした!今回も前作同様楽しみながらティモンになりきって、楽しくできました!ティモンになりきりすぎて、ティモン抜くの大変でした!会心のティモンになっていると思います!是非ティモンに注目して、映画楽しんでください!!!ティモン!!!<作品情報>映画『ライオン・キング:ムファサ』12月20日(金) 公開公式サイト: Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2024年12月04日山﨑賢人が主演を務める映画『アンダーニンジャ』の本ポスタービジュアルが公開された。『アンダーニンジャ』は、『アイアムアヒーロー』で知られる漫画家・花沢健吾の最新作で、現代社会に潜む新たな忍者像を描いた作品。2023年には地上波でテレビアニメ化され、リアリティのある描写や引き込まれる世界観、ストーリーで話題となった。映画化にあたり、福田雄一監督がメガホンを取り、山﨑が謎の忍者・雲隠九郎を、浜辺美波が忍者たちの戦いに巻き込まれていく女子高生・野口彩花を演じる。さらに忍者組織「NIN」に所属するエリート忍者・加藤を間宮祥太朗、普段は小説家の編集担当として潜伏する凄腕のくノ一を白石麻衣が演じ、そのほか山本千尋、宮世琉弥、坂口涼太郎、長谷川忍(シソンヌ)、木南晴夏、ムロツヨシ、岡山天音、平田満、佐藤二朗と、豪華かつ多彩なキャストが集結した。公開されたのは、そんな出演キャスト13名が一堂に集まった本ポスター。刀を手に無表情ながらもどこか只ならぬ雰囲気を纏っている九郎をはじめ、何かを見つめる野口、山田(山本千尋)、瑛太(坂口涼太郎)の講談高校の生徒たちの姿が。また、鋭い目線で戦闘態勢をとる加藤、鈴木、蜂谷(宮世琉弥)のNINのメンバーに対し、不敵な笑みを浮かべる抜け忍の猿田(岡山天音)と、謎の男・主事(平田満)。個性的な表情を見せる大野(ムロツヨシ)、川戸(木南晴夏)のアパートの住人メンバーや、九郎が潜入するクラスの担任(長谷川忍)、そして売れない歴史小説家の吉田(佐藤二朗)や、顔をマスクで覆った謎の人物の姿も写し出されたビジュアルとなっている。<作品情報>『アンダーニンジャ』2025年1月24日(金) 公開公式HP:花沢健吾/講談社(C)2025「アンダーニンジャ」製作委員会
2024年12月04日大鶴佐助が座長、鄭義信が座付き作家・演出家を務める劇団ヒトハダの番外公演『杏仁豆腐のココロ』が、2024年12月12日(木) から22日(日) に東京・浅草九劇で上演される。『杏仁豆腐のココロ』は、2000年の上演以来、韓国・中国・台湾・インドネシアほかアジア各国でも上演され、数々の演出家や劇団が上演してきた名作。クリスマスにとある夫婦が別れを前に想いを巡らせるという男女二人芝居で、夫婦やパートナー間で起こり得るデリケートな問題を取り扱い、胸にグッと来る悲しいお話でありながらも、最後には希望を持てるような物語だ。いつもの鄭作品同様、随所に笑いも散りばめられており、笑って涙する作品となっている。ヒトハダとして初の番外公演となる今回は初の客演として、ナイロン100℃・阿佐ヶ谷スパイダースの劇団員でもあり、様々な演劇・映像作品で活躍する村岡希美、鄭作・演出の舞台『鴨川ホルモー』で女優デビューをし、以降舞台や映像作品に出演する高畑こと美を迎え、劇団員からは浅野雅博と尾上寛之が出演。男女2チーム制で上演される。なお鄭は本作の演出も務めるが、自身の作品を演出するのは約9年ぶりとなる。チケットは現在一般発売中。【あらすじ】クリスマス・イブ。長年一緒に暮らした中年の男と女が別れようとしている。女は父親から継いだちんどん屋を廃業しようとしていた。男は仕事につかず主夫をしていた。おどけたり、ふざけあったり、笑いあったりするうち、次第に悲しい過去が明らかになるとともに、伝えられなかった想いが溢れだしてくる……。<公演情報>ヒトハダ番外公演『杏仁豆腐のココロ』脚本・演出:鄭義信【出演】杏チーム:村岡希美 浅野雅博仁チーム:高畑こと美 尾上寛之日程:2024年12月12日(木)~22日(日)会場:東京・浅草九劇チケット情報:()公演HP:
2024年12月04日戦慄かなのが、9月18日リリースのメジャーデビュー・シングル「悪い人」より、TikTokで話題となった「悪い人 (sped up)」を含む3曲入りシングルを12月4日(水)に配信リリースした。「悪い人」は、Z世代から支持を受けるロックバンド・ヤングスキニーのかやゆー(vo&g)から提供された楽曲で、ひとりの男性に振り回される女性のリアルな葛藤を、”戦慄かなの”の儚い歌声で唄ったラブソング。リリースから数日でストリーミングチャートの上位にランクインし、TikTokに投稿された本人振り付けによるテンポとピッチをアップした「sped upバージョン」は、投稿から1日で約100万回再生を突破するなど話題になった。今作は「悪い人」、「悪い人 (sped up)」、「悪い人 (instrumental)」の3曲入りシングルとして配信されている。また、10月7日(月)に体調不良を理由に延期となった振替公演を12月6日(金)東京・渋谷WWW Xにて開催。チケットは現在一般発売中。<リリース情報>デジタルシングル「悪い人」12月4日(水) 発売1. 悪い人2. 悪い人 (sped up)3. 悪い人 (instrumental)配信リンク: 戦慄かなの「悪い人」Music Video<ライブ情報>戦慄かなのワンマンライブ12月6日(金) 東京・渋谷WWW X開場17:30/開演18:30オープニングアクト:啼泣from Snacc【チケット情報】5,000円(税込/ドリンク代別途)()戦慄かなの Instagram()
2024年12月04日『モアナと伝説の海2』の公開を記念して、12月5日(木) より「ザ・プライム・コレクション ポップコーンボックス」 “イカダ”、“スプラッシュ”の2種類がTOHOシネマズ41劇場にて、「ドリンクカップ」がTOHOシネマズ70劇場にて数量限定販売される。ザ・プライム・コレクションとは、北米の大手シネマコンプレックスで展開されているポップコーンボックスをTOHOシネマズがセレクトした商品。『モアナと伝説の海2』は、第89回アカデミー賞、第74回ゴールデングローブ賞など数々の映画賞にノミネートされた『モアナと伝説の海』の続編。前作での壮大な冒険から3年、妹のシメアが生まれ少し大人へと成長したモアナが、“導く者”としての大きな使命を背負い新たな一歩を踏み出す姿が描かれる。<商品概要>『モアナと伝説の海2』 ザ・プライム・コレクション ポップコーンボックス イカダ『モアナと伝説の海2』ザ・プライム・コレクション ポップコーンボックス スプラッシュ各7,800円(税込)※ポップコーンLサイズ付き『モアナと伝説の海2』ドリンクカップ販売価格:1,900円(税込)※ドリンク付き発売日:2024年12月5日(木) 各劇場オープン時より数量限定販売【ザ・プライム・コレクション ポップコーンボックス販売劇場】下記の41劇場で販売日比谷、六本木ヒルズ、日本橋、新宿、上野、池袋、立川立飛、すすきの、秋田、おいらせ下田、仙台、宇都宮、ひたちなか、ららぽーと富士見、ららぽーと船橋、市川コルトンプラザ、流山おおたかの森、海老名、川崎、ららぽーと横浜、上田、甲府、ららぽーと磐田、赤池、モレラ岐阜、ファボーレ富山、梅田、なんば、ららぽーと門真、二条、西宮OS、橿原、岡南、緑井、新居浜、高知、ららぽーと福岡、長崎、アミュプラザおおいた、光の森、与次郎【ドリンクカップ販売劇場】上記41劇場+下記29劇場にて販売渋谷、西新井、府中、南大沢、錦糸町、水戸内原、八千代緑が丘、市原、柏、小田原、上大岡、浜松、サンストリート浜北、津島、東浦、木曽川、岐阜、高岡、泉北、鳳、くずはモール、セブンパーク天美、伊丹、直方、福津、大分わさだ、はません、宇城、熊本サクラマチ
2024年12月04日Hana Hopeが3月19日(水)にメジャーファーストアルバム『Between The Stars』をリリースする。併せて、2023年3月にデジタルリリースされたデビュー・アルバム『HUES』がパッケージ化されることも決定した。今作には、昨年8月にスマートフォン向けゲーム「Fate/Grand Order」Memorial Movie 2023のテーマソングに抜擢された、メジャーデビューシングル「flowers」や、「消えるまで」(TVアニメ「はめつのおうこく」オープニングテーマ)、「旅のゆくえ」(TVアニメ『狼と香辛料MERCHANT MEETS THE WISE WOLF』OPテーマ)、「アカイロ」(TVアニメ「七つの大罪黙示録の四騎士」エンディングテーマ)に加えて、ゴウンドウトモヒコが作曲・編曲で提供した「たゆたう」(「モネ連作の情景」展覧会イメージソング)、cero髙城晶平作詞・作曲の提供曲「Rain Or Shine」、シャッポがレコーディングに参加した「サマータイム・ブルース」など、デビュー以降にリリースされた楽曲を収録。また、パッケージ化されることとなったデビュー・アルバム『HUES』は、2023年「Music Magazine 年間ベストJポップ/歌謡曲アルバム」の2位に選出されるなど、音楽ライターや音楽マニアからの評価も高い作品だ。12月4日(水)にCDとしてリリースされたニュー・シングル「アカイロ」は、物理的な距離を超えた「人を想う」という普遍的なテーマを抒情的な歌詞とともに歌ったミドルバラード。TVアニメ『七つの大罪 黙示録の四騎士』第2期エンディングテーマとしても現在オンエア中。12月4日(水)20:00からは、発売を記念してInstagramでの生配信を開催。視聴者とのリアルタイムでのやり取りや生歌唱も予定されている。4⽉20⽇(日)には、東京・Shibuya WWWでワンマンライブ『Between The Stars』を開催。チケットは、現在プレイガイド先着先行で12月17日(火)23:59まで販売中。<リリース情報>メジャー1stアルバム『Between The Stars』2025年3月19日(水) 発売CD予約: ※詳細は後日発表インディーズ時代デビューアルバム『HUES』2025年3月19日(水) 発売3,300円(税込)商品紹介: 【収録内容】Disc 101. HARU (Lyrics, Music & Arranged by Black Boboi)02. 16 – sixteen (Lyrics & Music by Hana Hope Produced by ROTH BART BARON)03. Weʼve Come So Far (Lyrics & Music by Andrew Clutterbuck James Hatcher Produced byHONNE)04. Your Song (Lyrics by Yui Mugino Music by 會⽥茂⼀)05. きみはもうひとりじゃない (Lyrics by 加藤登紀⼦ Music & Arranged by 江﨑⽂武)06. Dawn Dancer (Lyrics & Music by 三船雅也 Produced by ROTH BART BARON)07. CUE (Lyrics by ⾼橋幸宏 細野晴⾂ Peter Barakan Music by ⾼橋幸宏 細野晴⾂)08. the ace (Lyrics by Keisei Loubté Music & Arranged by Maika Loubté)09. SORA (Lyrics & Music by 三船雅也 Produced by ROTH BART BARON)10. Sentiment (Lyrics, Music & Arranged by Black Boboi)11. それでも明⽇は (Lyrics by 柴⽥聡⼦ Music by UTA)Disc 2「デビューまでのストーリー」として貴重なコラボ曲をまとめたボーナスディスク※詳細は後日発表ニュー・シングル「アカイロ」12月4日(水) 発売◾️初回生産限定盤(CD+PHOTOBOOK):2,000円(税込)◾️期間生産限定盤(CD+BD):2,000円(税込)【共通収録曲】1.アカイロ2.UnSaid3.flowers (English ver.) - With ensemble4.たゆたう - With ensemble【期間生産限定盤収録内容】TVアニメ『七つの大罪 黙示録の四騎士』第2期ノンクレジットエンディング映像CD購入: 配信リンク: Hope - アカイロ<ライブ情報>ワンマンライブ『Between The Stars』2025年4⽉20⽇(⽇) 東京・Shibuya WWW開場17:00 / 開演 18:00【チケット情報】一般:4,500円(税込)学割:3,500円(税込)先行先着:12月17日(火)23:59まで()Hana Hope Instagram Hopeリンクまとめ
2024年12月04日ミュージシャンのあがた森魚が主催するイベント『タルホ・スペクター・ボクシングデイ』が、12月22日(日) 東京都北区・飛鳥山公園にて開催される。近年の大きな社会状況の変化のなか、始めた楽器を持って練り歩くイベント『タルホピクニック』。2024年6月に『ラスト・タルホピクニック』を開催したが、毎年、作家の稲垣足穂の誕生日である12月26日頃に、生誕を祝うイベントを行っていたこともあり、有志から企画が持ち上がり、今年も『タルホピクニック』の番外編として『タルホ・スペクター・ボクシングデイ』を開催することとなった。イベントでは、あがた森魚を中心とした飛鳥山公園での『タルホピクニック』として楽器を持って歌いながらパレードを実施。そして、夜は北とぴあにて交流会も予定されている。<イベント情報>『タルホ・スペクター・ボクシングデイ』(タルホピクニック番外編)2024年12月22日(日) 東京都北区・飛鳥山公園集合:13:30(公園脇・音無橋下)出発:14:00 参加&観覧無料※16:00 終了予定※引き続き夜間ピクニック(約30分)のオプションあり交流会(北とぴあ 会議室901)スタート:18:00参加費:2,000円+カンパオフィシャルX:
2024年12月04日映画『はたらく細胞』の公開記念特別商品として、12月6日(金) より全国のTOHOシネマズ上映劇場にて『赤血球&白血球チュリトス(チョコ&バニラ味)』が数量限定で発売される。人気商品のチュリトスに、「赤血球」「白血球」をモチーフに赤いチョコフレーバーとバニラフレーバーのシュガーをまぶした商品となっている。映画『はたらく細胞』は、細胞を擬人化して描く斬新かつユニークな設定で話題を呼んだ清水茜の漫画『はたらく細胞』と、そのスピンオフ作品『はたらく細胞BLACK』を原作とした実写映画化作品。『翔んで埼玉』の武内英樹監督がメガホンを取り、異なる体内世界でそれぞれの細胞たちがはたらく様子を永野芽郁、佐藤健のダブル主演で描く。<商品概要>『赤血球&白血球チュリトス(チョコ&バニラ味)』2024年12月6日(金) ※数量限定販売販売価格:500円(税込)販売劇場:全国のTOHOシネマズ上映劇場
2024年12月04日2025年3月15(土)・16(日)にAichi Sky Expo(愛知県国際展示場)にて初開催されるパンク・ラウドフェス『RUMBLE×JAG 2025』に、3rd STAGE・GIRAGIRA STAGEが設置され、その第一弾出演アーティストとして、BACK LIFT、GOOD4NOTHING、Northern19、POT、SHE’ll SLEEP、SideChest、Some Life、かずき山盛りの出演を発表した。『RUMBLE×JAG 2025』は、RAD ENTERTAINMENTとジェイルハウスの強力タッグによるパンク・ラウドフェスで、メインステージは「GOROGORO STAGE」「GIZAGIZA STAGE」、今回発表となった3rd STAGEは「GIRAGIRA STAGE」と名付けられた。メインステージとなる「GOROGORO STAGE」「GIZAGIZA STAGE」には、The BONEZ、SCAFULL KING、Ken Yokoyama、10-FEET 、eastern youthなどが出演。今後、追加出演アーティストも発表予定だ。チケットは、先行抽選2次プレリザーブを12月4日(水)12:00〜12月18日(水)23:59まで受付中。<イベント情報>RUMBLE×JAG 2025開催日 : 2025年3月15日(土)・16日(日)開催場所 : 愛知・Aichi Sky Expo展示ホールA(愛知県国際展示場)開場10:00/開演11:00◾️3/15(土)出演アーティスト<GOROGORO STAGE / GIZAGIZA STAGE出演>The BONEZ / FOMARE / Maki / NOISEMAKER / OVER ARM THROW / SCAFULL KING / SHADOWS / SHANK / SPARK!!SOUND!!SHOW!! / ハルカミライ<GIRAGIRA STAGE出演>SHE’ll SLEEP / SideChest / Some Life / かずき山盛り / and more…◾️3/16(日)出演アーティスト<GOROGORO STAGE / GIZAGIZA STAGE出演>10-FEET / Age Factory / dustbox / eastern youth / ENTH / Hawaiian6 / Ken Yokoyama / locofrank / Paledusk / ヤバイTシャツ屋さん<GIRAGIRA STAGE出演>BACK LIFT / GOOD4NOTHING / Northern19 / POT / and more…【チケット情報】1日券:7,700円(税込)2日券:14,000円(税込)※オールスタンディング2次プレリザーブ先行:12月4日(水)12:00〜12月18日(水)23:59()公式サイト:
2024年12月04日オアシス待望の来日公演が2025年10月25日(土)・26日(日)東京ドームで開催される。2024年8月27日、公式SNSで突如バンドの再結成とワールドツアー『Oasis Live ’25』の開催を発表。2025年7月から予定されているツアーはイギリスとアイルランドでの公演が発表されており、ヨーロッパ以外の大陸での公演も計画中とされるなか、待望の日本公演が決定した。日本でのライブは、2009年のフジロックでヘッドライナーを務めて以来16年ぶり。ついに来日公演が実現する。オアシスは公式Instagramで日本公演について以下のようにコメントしている。日本のみんな俺らは君たちのことを忘れてないぜ。Oasisが来年会いに行くよ。チケットの一般発売は、12月7日(土)午前10時から開始される。<ライブ情報>Oasis Live ’252025年10月25日(土)東京ドーム開場15:30 / 開演18:002025年10月26日(日)東京ドーム開場15:00 / 開演17:30【チケット情報】●VIP(グッズ付き・専用入場口):75,000円●SS:33,000円●S:30,000円●A:20,250円●B:12,000円●Balcony:33,000円◾️ボックスシート(グループ席の為ばら売り不可)●ザ・サード・プラチナムボックス(4名):152,000円●マス・ボックス(4名):152,000円●マス・ボックス(5名):190,000円●マス・ボックス(6名):228,000円●マス・ボックス(7名):266,000円●マス・ボックス(8名):304,000円●マス・ボックス(9名):342,000円注意事項・6歳未満入場不可/6歳以上チケット必要・VIPのグッズ詳細は後日発表・開場・開演時間は変更になる場合がございます。・車椅子をご利用の方は、安全上ハンディキャップエリアをご利用いただく必要があります。車いすでの観覧をご希望のお客様は、S席のチケットをご購入の上、主催者宛にお申込み下さい。ハンディキャップエリアへの付き添いは1名様までです。付き添いの方もS席のチケットが必要です。また、スペースに限りがございますのであらかじめご了承ください。・演出によっては一部ステージが見えづらいお席がございます。座席によっては一部着席でのご鑑賞になりますので予めご了承ください。一般発売:12月7日(土)10:00〜()公演ホームページ:
2024年12月04日原因は自分にある。デビュー5周年の振り返りとこれからを語る「未来が見えるようになったいい1年だった」7人組ダンス&ボーカルグループ「原因は自分にある。」が12月4日にEP『テトラヘドロン』をリリースした。デビューから5周年。精力的な楽曲リリース、ライブツアー、ぴあアリーナ公演を経た彼らが届けるのはまた新たな「げんじぶ」の魅力を期待させてくれるものとなっている。挑戦も多かった楽曲の魅力、曲にちなんだ「今年、自分を支配したもの」は? などパーソナル質問のほか、それぞれの2024年についても振り返る。僕たちの今後を示すような指針になるEP――今回のEP『テトラヘドロン』のコンセプトはどういったものになっているのでしょうか。武藤潤(以下、武藤)「支配」、「反骨」、「愛惜」、「野望」、この4つをテーマにした楽曲が入っています。――みなさんの推し曲を教えていただけますか?武藤僕は「支配」をテーマとした『Operation Ego』です。異星人からコントロールされていることに抗いながら自我を取り戻していく曲になっているのですが、何よりもげんじぶ史上一番テンポが速い。――びっくりするぐらい速いですよね。武藤これをやっているグループを他に見たことがありません(笑)。新しい挑戦をした曲としては、このEPの中では『Operation Ego』になるんじゃないかな、と思っています。パワフルかつ、ずっとエレクトロニックな感じの曲調。何度も聴きたくなるような中毒性があるようなげんじぶらしさもあってすごくいいな、と思います。――レコーディングは大変でした?武藤この楽曲はBPMが200で本当に追いつかないところがあるので、BPMを170に落としてレコーディングしたんですけど、それでも速い。いざレコーディングをしてみて、完成してみたら実際に異星人にコントロールされているんじゃないか、という感じの歌声になっておもしろかったです。桜木雅哉(以下、桜木)僕の推し曲は『小説ならば』です。昔の恋人を思い出すような。歌詞も本当に好きなフレーズがあり、「次の恋でもすればいいのにまだ君を探してる」。未練ある感じがいいですね。僕、バラードが好きなので、今回のこの四面体の一面がバラード曲でよかったな、と思います。大倉空人――ここまで、がっつりバラードな楽曲は珍しいですよね。桜木あまりないんじゃないですか。歌いやすかったし、聴いてる人たちが共感しやすいのかな、と思いました。長野凌大(以下、長野)僕は『遊戯的反逆ノススメ』です。王道なバンドサウンドというか。王道なんですけど、ラップも入っていて、げんじぶの曲としてやってそうで意外とやってこなかったような楽曲です。ライブでも一緒に盛り上がれそうです。かつ、僕たちのダンスもいろいろ見どころもあります。5年の成長を見せられるようになってきたなって思います。吉澤要人(以下、吉澤)僕は『Go to the Moon』。いつもお世話になっている久下真音さんに書いていただいた曲です。この『テトラヘドロン』というEPのタイトルを聞いて、想像ができない曲なんじゃないかなと思います。アッパーなテンションでライブでも一緒に声を出せるパートが詰め込まれているということで、レコーディングしたときに曲の中に入れるガヤがフリー演技のところがあるんです。それぞれ他のメンバーが何をしているのかわからないんですよ。それがこの曲の中のどこかに入っているので、どんな感じなのか聴いてもらえたら嬉しいなと思います。ライブでこれから一緒に声を出していける曲になると思うのでライブで披露するのがすごく楽しみです。小泉光咲――この5年、コロナ禍の期間も長かったのでコール曲もそこまで多くないですよね。吉澤そうですね。だんだん増えてきてるというか、今まで普通にパフォーマンスとして披露させていただいた曲を観測者の力もあって、一緒に声出しできるようになってきたということがあるので、ひとつ声出し曲が増えるのはすごくいいことだと思います。今後のライブの作り方がひとつ、味が増えたんじゃないかと思います。大倉空人(以下、大倉)僕は『小説ならば』です。今までげんじぶのラブソングって実らない恋が比較的に多かったんですけど、今回は幸せになったあとのお話。主人公が幸せになったことがまず嬉しいですし、こうやって恋愛したことがあるたくさんの方に刺さる曲が今回のEPに入っているのが自分的にも嬉しいです。何より、歌詞がすごくわかりやすいので、家でもたくさん聴き込んで練習して、ストーリーを想像しながら「ここはこうやって歌いたいな」とか自分なりにしっかりと試行錯誤してレコーディングできました。杢代和人(以下、杢代)どれも好きなんですけど、僕は『Operation Ego』が好きです。早口パートがあるんですけど、「ここまで来たか」と。今までの原因は自分にある。としての活動の積み上げがなければ、この曲はできなかっただろうな、という印象があります。「ほかのグループでは真似できない」を体現できる曲になったという自信がありますし、このサビのパートでは、異星人のコントロールから自我を取り戻していく必死な感情が表れてる歌い方をメンバーそれぞれがしていますし、本当に疾走感もある。さらに聴き終わった後に喪失感もあるっていう、今の原因は自分にある。最高到達点の曲だと思うので、観測者の皆様に届けて行くのが楽しみです。驚きの声とかもあると思うんですけど、驚いてる皆様の姿が見たいという思いも込めて、『Operation Ego』は気に入ってます。――ライブも楽しみですね。杢代ライブは本当に楽しみにしていてほしいです。ダンスも今回フリーで踊るところがあって。フリーというのは抗っていることや解放されていく姿を僕たちが体を使って表現しているんです。そういうのって今までやってこなかったたので、そこを見ていただきたいですし、コンテンポラリー風になっていて、まさに新しいげんじぶの姿もあるので、ぜひパフォーマンスも楽しみしていただきたいです。大倉踊らないダンスというものあるんです。杢代そうなんです、踊らないダンスはミュージックビデオの中でも象徴的なシーンなのでぜひ見ていただきたいです。――聴いていると4曲とも新しい感じがするんですけど、これをぴあアリーナの公演の後にリリースということは新たな決意表明みたいなこともあるんですか?長野そうかもしれないですね。5周年イヤーということで『夢現の続き』で謳っていたように、「夢を現実にする」ということを今年1年掲げてやっていたので『白昼夢への招待』という夢を懸けたライブから、その後に出すEPが僕たちの今後を示すような指針になると思いますし、意味があるかなと思います。今年、自分を「支配」したものとは?――今回は「支配」、「反骨」、「愛惜」、「野望」をテーマにお聞きしたいな、と思います。まずは「支配」。自分の生活を支配しているもの、これに縛られている、振り回されているな、と思うものはなんですか?桜木腸内環境ですね。――大事!桜木僕はそれに尽きるかもしれない。朝起きて腸内環境がダメだったら、もうその日は気分が下がっちゃいます。――なにか飲んでたりするんですか?桜木朝晩乳酸菌飲料を飲んでいます。基本、1日で乳製品を摂らない日はないんです。長野それが悪いんじゃない?大倉そんなに飲んだら、逆に乱れない?桜木と、思うじゃない?ならない!本当に体が乳酸菌を求めているから。――続いて、武藤さんはいかがですか?武藤そうですねー……お米ですかね(キリッ)。吉澤よくその顔で言えるな。武士みたいな顔つきになってるけど(笑)。武藤お米は最低でも1日に2回以上食べたい。大倉1回がどれぐらいの量か分からないけど、2回はみんな食べない?長野意外と普通の量だった(笑)。武藤朝食べて、絶対に夜ご飯でも食べたいんですけど。、朝ご飯忘れたときには、「お米買わなきゃ」って思って絶対に欲しいぐらい。米には支配されています。――ちなみに好きなご飯のお供は?武藤最近、キムチが好きです。長野僕が縛られていると思うものは青色です。なぜか分からないんですけど、昔から青が好きってのもあって。イメージカラーが青なんですけど、何か色を決めるときや、服を買うときも青とピンクがあったら青を選んじゃいます。それが使命感なのかは分からないですけど、落ち着くというか。吉澤僕は天気に支配されてます。左右されまくりです。曇りのときはなかなか気分が上がらないし、晴れの日はすごく嬉しくなるし。でも雨だけは雨男なので、生活に一番影響を及ぼしています。――げんじぶ内で誰が晴れ男、雨男とかあるんですか?吉澤僕だけが雨男じゃないですか。――ほかのみなさんは晴れ男?吉澤だよね?長野雨男ではないかな。――じゃあみなさんが勝ってるからあまり雨は降らなさそうですね?吉澤そうですね。僕がちょっと強過ぎるときはありますけど(笑)。長野イベントの日だと、午前中に雨が降ってて「かわいそうだな、観測者」って言ってて開催の時間になると晴れるということが多いです。吉澤観測者のみんなも僕が雨男だということは知っているので、外でのイベントのときに、途中から雨が降り出したら冷たい視線を感じました。――吉澤さんのせいで、みたいな(笑)吉澤そうです(笑)。小泉僕はやっぱりラーメンです。大倉最近は何ラーメンに支配されているんですか?小泉最近はいろんなラーメンを食べています。変わった具材を使っているとか、とかなかなかない食材を使っているものを食べたりしていて。でも僕が支配されているというか、支配しているみたいなところがありますけど。でも現状はまだラーメンに支配されてる状態だと思っています。大倉僕は食事制限です。する時期としない時期があるんですけど、撮影とかは少しでもカッコイイ姿をお届けしたいので、その時期に合わせて逆算しながら、食事だったり筋トレだったりするのでここ数年ずっと支配され続けています。――数年前に、一回すごく絞られたことありましたよね。大倉そうそう、12キロぐらい落としたんですけど、あの日から僕の人生は支配されまくってます。杢代僕はげんじぶかな。寝ても覚めてもげんじぶだな、って思います。いろんな活動をさせていただくんですけど、やっぱりげんじぶとして活動できていることが嬉しいですし、今回のEPもそうですけど、とても良い楽曲をみなさんに届けることができるので。おのおのいろんな活動するけど、げんじぶに対する熱量っていうのはみんな高く持ちながら活動しているので、ここ最近はげんじぶです。心にメラメラとしたものがある――続いて「反骨」。反骨精神が一番強いメンバーを選んでください。大倉僕ですかね。杢代あっつ。武藤 「俺ですかね」って言う人、やっぱりかっこいいわ。杢代ってことは空人ですね。大倉ええええ、うそ、うそ、うそ。流れ、流れ!(笑)――周りから見て大倉さんの反骨精神を感じる部分はあるんですか?小泉色々なアーティストさんのライブ映像を見ると空人は「こうなりたい」という結構強いイメージがあって。そういうところで反骨精神があるんじゃないかなって思いますね。――「いやいや、逆に俺の方が反骨精神ある」みたいな。杢代そんな熱い人は……いなそう?吉澤意外と凌大は強いと思いますよ。もちろん普通も好きだけど1個違うものを見いだしてやるぞ、みたいな。このスタンダードな考えから脱したい、という考えが強い気がします。長野すごく頑固だと思います。いつも気持ちが「自分はこう」ということが決まってるから。こういう意見があるんだって聞いて、「なるほどね」って言ってるけど、さほど「なるほど」と思っていない、みたいな(笑)。そういう部分はあるかもしれない。ただ表には出さないけど。杢代メラメラしてる部分は……。長野あるかもしれないです。大倉凌大は内で反骨してる。僕はわりと前面に出すというか。――グループでの話し合いのときにそういうところは出たりするんですか?長野グループだとみんなで答えを見つけるような感じだから、自分の意見だけじゃなくて、自分が思うことをみんなで出し合って折衷案ではないですけど、みんなが納得できる方法で、ということは多いかもしれないです。小泉ただ、お互いに一番いいと思う意見も出しあうので。長野結局出すんだけどね(笑)。小泉だからそういう面でも反骨精神というのがあるんじゃないのかな。杢代出すようになったよね。吉澤うん、そんな気がする。2024年を振り返る「今年愛してやまなかったもの」――続いて「愛惜」。今年の振り返りとして、2024年に愛してやまなかったものはなんですか?長野はい。メンバーです。――おおー!大倉わあ、顔……。小泉いいこと言った顔してる(笑)。長野もともと愛していたんですけど、今までは「どうせ普段会うから、プライベートは別にいいかな」みたいな感じだったんですよ。ほぼ毎日会っていたので、その後にごはんとか、遊びに行くことは少なかったんです。でも今年は思い返すとメンバーとしか行かなかったというくらいでした。ずっと会ってたけど、この日が休みだったら会えるじゃんみたいな感じでした。誰かしらと会うということが本当に多かった。大倉今年は特に誰と一緒でしたか。長野武藤潤さんは一緒に住んでるのかな、って錯覚するぐらい毎日会っていましたね。武藤そうね。長野仕事終わりにごはんに行って、次の日が休みだったら、また会って。潤くんと誰かと3人、ということが多かったです。大倉僕も1回、凌大をご飯に誘って、当日行ったら潤くんもテーブルに座ってて。長野もう相方みたいな感じで気付いたらいるんですよ(笑)。大倉あ、あ、あれ!?潤!?って(笑)。それで3人でごはんを食べていました長野そういうのがなぜか多かったですね。武藤なんでだろうね。杢代知らないんだ?長野そう、気づいたらいるんです。お互い呼び合うんです。潤は来るんじゃない?みたいな感じで、潤を呼んでみると来る。武藤(笑)。大倉凌大がいたら来るっしょ、みたいな。長野そうそう。――では続いて……大倉はい!僕は観測者ですね。杢代あ、そういう感じで進んでく?(笑)小泉全部言われちゃったな!大倉こうやって言うと、冗談みたいになりますけど、本当に理由があって。今年は特典会が多くて。リリースイベントや、個人的にも写真集を発売させてもらって、そこでも特典会があったり、今まで応援してくださってるみなさんの声のおかげで自分が一歩踏み出せたっていうのもあります。げんじぶがこうやって新しくEPを12月4日に出せるのもそうですし、ぴあアリーナ、ツアーも含め、今年もいろんな壁がありましたけど、やっぱり応援してくださってるみなさんのおかげで乗り越えていったしどんどん前に進めました。未来が見えるようになったいい1年だったなと感じています。だから観測者のみなさんです。武藤メンバー、観測者と来て……僕は、無糖なものを愛していましたね。大倉全然違うじゃん!杢代 どうした、相方。長野いつもこんなんじゃないんですよ。……いや、いつも通りか。武藤去年は集中しなきゃいけないことが多すぎて、糖分摂ろう、糖分摂ろうとしてたんですけど。長野集中度合いで決めてるの?大倉おまけにお米にも糖分めっちゃあるしね。武藤ダンスで運動する人として、糖分取り過ぎてもいいんだろうな、と思っていたんですけど、なんかちょっと怖いな、と。それで選ぶとしたら、無糖なものになりました。長野例えば、無糖なものって?武藤コーヒーとか、あと紅茶とか。大倉でも 1日2回お米は食べるんだよね?武藤食べる。大倉めっちゃ糖分じゃん!桜木雅哉――無糖なものが出たところで……。大倉言いやすくなったんじゃない?小泉僕は卵です。長野・大倉卵!?武藤見たことない。杢代知らない!長野どこで食べてんの?大倉杢代さんも知らない?杢代知らない。小泉2024年になって、いろんな卵を食べたいな、って。大倉本当ですか!?小泉最近は卵の種類がたくさんあるお店に行って、「ゆずたま」とか。鶏にゆずを食べさせて、そこから生まれた卵が「ゆずたま」っていう卵なの。大倉ほんと!?それだとなんでもありじゃないですか!小泉それを食べたことがあるんですけど、本当にゆずの味がする。――へえ!小泉本当に濃い卵とか、めっちゃオレンジ色とか、黄色とか。何がおいしいか、いろいろ試してるんです。大倉個人的に一番はなんでした?小泉一番有名な「夢王」という卵なんですけど。長野聞いたことある、聞いたことある(笑)。小泉結局ね(笑)。最近、知りたてなので、もうちょっと知っていきたいなって。大倉ほんとに知らなかった。長野凌大杢代卵のことを一回すごい教えてくれたことがあって。光咲から「この卵がやばいんだよ」、「今度買いに行くんだけど」って。それで俺の分も買ってきてよ、って言ったら、「いや、これね、買ったら3時間ぐらいで食べないといけないから」って言われました(笑)。小泉確かに期限は短いですね。杢代そう、それが続いてたんだ、って。僕は今年に入ってからは焼肉ですかね。今年、一番行きましたね。長野焼肉の自撮りめっちゃ思い出すね。杢代メンバー同士でよく自撮りを送り合っているんですが、焼肉を待っている間によく撮っていました。ドラマの共演者のみなさんとも一緒にいろんな焼肉屋さんに行くし、今年はいろんな焼肉屋に行く機会が多かったな、と思って。それこそ、メンバー7人でご飯行ったときも焼肉屋さんでしたし、そのお店を決めたのも僕でした。長野確かに!杢代ーでも結局、最近になって一番思うのは、お米が美味しい焼肉屋さんが一番おいしい。大倉結局、米!杢代お米までこだわってる焼肉屋さんが結局一番です。ありがとうございました。大倉焼肉好き芸能人の方みたいだね(笑)。吉澤僕は文章です。すごく好きになりました。小説は前から読んでいたんですけど、小説も今までで一番読んでいるし、アーティストの尾崎世界観さんの歌詞集も買ったりして、ただただ眺めているだけでも楽しくなって。あとネットでもブログとかも読むようになりました。――幅広いですね。吉澤自分が興味あるカメラについて詳細に書いてくれているブログとかあって。それもすごくおもしろいです。文章のおもしろさというより、文章の書き方の個性は人それぞれあるな、という見方が面白くなって。前は頑張って読んでいたということもあったんですけど、逆に癒しの時間になってくるようになりました。――何かご自身で書いたりとかもありそうですよね。吉澤そうなんですよ。エッセイとかも書いてみたいです。――最後は桜木さん。桜木リップですね。今年になってやっとちゃんとつけようって思い始めたんです。毎日持ち歩いているんですけど、本当に忘れるんです。だから、仕事に行く前にコンビニに行って、それを買っているうちに家に10本ぐらいあります。長野多過ぎる(笑)。桜木本当にそれぐらい唇を大切にしようって思うようになりました。この先のげんじぶの野望――最後「野望」。今のげんじぶの野望はなんですか?大倉どうする?こういうときにさ「ドームに立ちたいです」って言ってるけど、もうやめる?長野いまドームをあきらめるの?(笑)大倉いや、ドームをやめるとかじゃなくて(笑)。それは大前提で何かまた別の。桜木なるほど。大倉現状としてやってみたい、やりたいこと。杢代凌大が言わないと始まらないよ。長野え、僕?「げんじぶ宇宙旅行編」。杢代・大倉ありがとうございました。一同(笑)小泉宇宙ライブね。長野月に行ってみたいです。大倉「Go to the Moon」ですか!――ちゃんとEPに沿ったお話に(笑)。小泉月でライブ、楽しそう。吉澤月で踊れるのかな。大倉久下さんも一緒に行っていただきたいね!杢代でもやっぱり「国民的グループになる」じゃないですか。毎日、テレビに出て活躍して、誰もが知るグループになった上でワールドツアーだったり、アジアツアーを成功させるという野望ですかね。長野これだと僕、めっちゃふざけてるやつじゃない?武藤潤――でもその先に月ライブがあるんですよね。長野確かに!杢代間違ってないよ。大倉まだ誰も到達してないだけ。長野燃えるな!桜木あと、海外にドーム型で天井に映像が映る会場ありませんか?――ラスベガスにある「スフィア」ですね。桜木あそこに立ちたいです。長野 げんじぶ、合いそうだね。桜木がんばります!メンバーは何がほしい?もしものクリスマスプレゼント――早くも12月ということで、クリスマス的なお話を聞きたいな、と。くじを用意したので、引いていただいて、そのくじに名前が書いてある人へのクリスマスプレゼントを考えていただきたいな、と。杢代いえーい!これ、本当に買おうよ!大倉言ったな?――もし自分の名前の紙を引いたら、自分へのご褒美で。杢代まじ、現実的なものにしよ!リアルにしよ!――じゃあ、杢代さんから行きましょうか。杢代渡したいものは……。桜木誰かは言わないんだ。大倉まず、まずね!杢代渡したいものは、そうですね……渡したいもので言ったら、観葉植物。観葉植物で小さめなものが少しずつ成長していく系の観葉植物をあげたいなと思っていて、あげる方は……。大倉だれ、だれ!?杢代……凌大!長野えー!マジで欲しいんだよ!杢代だってあれじゃん。ちょっと彩り欲しいんじゃないの。長野生活?杢代生活に。長野緑大事!杢代凌大くんでした!大倉そんな凌大さんはなんでしょう!長野ちょっといいお箸。杢代ははは!いいお箸、いいじゃん。長野結構ね、すぐごはんが浮かぶんですよ。大倉雅哉かな。小泉雅哉だな。長野いいお箸で、ニコニコご飯食べていてほしいなって。ということで、桜木さん。好きそうなんですよね。桜木次、僕は、ジーパンをあげたいです。杢代そこデニムパンツって言わない?桜木ジーパン。いろいろ話を聞いていてですね、欲しいって言ってたので、いいな、プレゼントしたいな、って思いましたね。空人です。大倉昨日、一緒に買い物に行ったんですよ。杢代デニムはいいね。いいデニムを履いてほしい。長野じゃあ雅哉、買ったほうが。桜木はい!大倉あとでほしいやつのリンク送るね!桜木おーっと(笑)。杢代指定系だとクリスマスプレゼントじゃないよ、おつかいだよ(笑)。杢代和人――続いて、大倉さんお願いします。大倉僕はチキン。長野・杢代を、あげたい?大倉やっぱりたくさん食べてほしいっていうのと。長野潤くんか光咲だよ。大倉いっぱい食べる君が好きということで、潤くん。一同おお~!長野似合いそう!杢代チキン、懐かしいね。長野あー!懐かしい!杢代あのときも潤くんが一番食べてたよね。大倉差し入れで本当にたくさんいただいて。ひとり3本ぐらい食べて。でも3本ぐらいなんですよ。どうするか、残すのも申し訳ない、ってじゃんけんしようって言って、もうみんなお腹いっぱいになりながら食べた思い出です。杢代そんな潤は?武藤これちょっと難しいかもね。ラムネの……。杢代もう簡単やん!武藤小泉光咲杢代だろうな!小泉異常なほど持ってるのよ。1年分ぐらい持ってるから。大倉もらったんだっけ。小泉そう。今年の誕生日にマネージャーさんに。1年分ぐらいもらってる。武藤ラムネのデザインの筆箱とか、そういうの。長野あ、グッズってことで?武藤そうそう、見つけたらあげたいな、って。杢代そんな光咲は。小泉僕はですね、長靴の中にお菓子が入ってる……。桜木クリスマスやん。小泉あれをもらったら嬉しいんじゃないかな、と思う人がいます。武藤おっ。桜木だれだ。小泉杢代さんです。杢代絶対そうだと思ったよ。小泉嬉しいと思います。お菓子好きなんで。杢代あんまりお菓子好きじゃないんだけど。大倉まあまあ、そういうこともあります。小泉とりあえず買っときます。大倉じゃあ、次は杢代さんは……と行きたいところなんですけど、すみません、要人さん。吉澤自動的に僕は僕なんですけどね。大倉何が欲しい?杢代自分へのご褒美、何にする?吉澤旅行券。一同あ~。大倉どこ行きたい?吉澤フィンランドに行きたくて。北欧の暮らしに憧れがあるんです。母と共通の趣味で意外と食器が好きで。現地に行くとヴィンテージの食器とかあったりするので、蚤の市とかに行ってみたいですね。杢代おしゃれな旅!吉澤要人――みなさんでクリスマスパーティーをするとしたら、どんなパーティーをしたいですか?桜木盛大にいきたいね!武藤やっぱり焼肉でしょ。杢代いや~違うな。武藤違う?杢代げんじぶでクリスマスパーティー……うーん。大倉じゃあさ、誰の家に集まってクリスマスパーティーする?杢代凌大。大倉じゃあ、まず凌大の家で。長野まじで最悪だわ。杢代光咲は誰のとこがいい?小泉俺も凌大。大倉凌大の家でクリスマスパーティーをするとしたら、どんなクリスマスパーティーにしますか!杢代でも結局、クリスマスパーティーはやっぱりプレゼント交換会が一番盛り上がるから、金額決めて自分が欲しいものぐらい熱意があるものを買ってプレゼント交換。それか、みんなでお金出し合って、三つ商品ぐらい買い出してビンゴ大会!一同あー!長野それがいいな!杢代本当に欲しいもののほうが盛り上がるし。大倉ビンゴ大会いいね。杢代要人はなにしたい?吉澤成人してる人もいますけど、あえてシャンメリーで懐かしい気分になりたいですね。凌大の家なら、思いっきり振ってから、あけて。杢代いいね、いいね!長野僕の家なんだと思ってんの?大倉お片付けするね。長野一気にやりたくなくなってきた……。――じゃあ最後に長野さん、料理は何がいいですか?吉澤凌大に聞くんですか!?――家主だから、と思いまして。吉澤ちょっと味覚が変わってますけど……。長野……親子丼がいい。一同爆笑。吉澤一応、鶏肉だね!長野いつかやりましょう!★「BOYSぴあ編集部」Xアカウントをフォロー&リポストで、メンバーのサイン入りポラを2名様にプレゼント!【応募方法】①BOYSぴあ編集部( @boys__pia() )のXアカウントをフォロー。②該当ポストを応募締め切りまでにリポストしてください。#原因は自分にある() 。のサイン入りポラを2名様にプレゼント!【応募方法】①本アカウント( @boys__pia() )をフォロー②本投稿をリポスト※応募締め切り:2024/12/18(水) までインタビューはこちら! @genjibu_sdr() #げんじぶ() #テトラヘドロン() pic.twitter.com/iovXk5hC9b()— BOYSぴあ編集部 (@boys__pia) December 4, 2024()【応募締め切り】2024年12月18日(水) 23:59まで【注意事項】※当選者の方には12月19日(木) 以降にXアカウントよりDMにてご連絡いたします。やむを得ない事情によりご連絡や発送が遅れる場合もございますのであらかじめご了承ください。※当選後、お送り先メールアドレスについてご連絡頂ける方のみご応募ください。個人情報につきましては、プレゼントの発送以外には使用いたしません。12月4日EP『テトラヘドロン』リリース<CD>収録楽曲M1.Operation EgoM2.遊戯的反逆ノススメM3.小説ならばM4.Go to the Moon撮影/梁瀬玉実、取材・文/ふくだりょうこ
2024年12月04日2005年に発売された永井真理子のアルバム『ゴールデン☆ベスト』が、12月4日(水)から各ストリーミングサービスにて配信を開始した。『ゴールデン☆ベスト』には、デビュー曲「Oh ムーンライト」、老若男女幅広い層から支持を受けたアニメ「YAWARA」の主題歌「ミラクル・ガール」、1991年紅白歌合戦で披露された「ZUTTO」、デビュー当時からの盟友・辛島美登里から楽曲提供された「Keep On “Keeping On”」「瞳・元気」など、元気溢れるナンバーからじっくり聴かせるバラードまで名曲揃いの楽曲が収録された、まさにベストアルバム。発売から20年の時を経て、ストリーミング解禁により再び身近に感じることができる大切な18曲だ。また、12月中旬に「ZUTTO」クリスマスバージョンの配信、2025年2月14日(金)にはセルフカバーアルバム『Brand-New Door Vol.4(仮)』の発売を予定している。<配信情報>『ゴールデン☆ベスト』12月4日(水)〜配信配信リンク: ■ダウンロード・iTunes・レコチョク・mora.・Amazon Music・AWA■ストリーミング・Apple Music・Spotify・LINE MUSIC【配信曲目】01. ミラクル・ガール02. WhiteCommunication -新しい絆-03. やさしくなりたい04. 自分についた嘘05. 私の中の勇気06. 瞳・元気07. Ready Steady Go!08. 23才09. 泣きたい日もある10. ハートをWASH!11. ロンリイザウルス12. Fight!13. Chu-Chu14. KISS ME15. Change16. Oh、ムーンライト17. Keep on "Keeping on"18. ZUTTO永井真理子オフィシャルサイト
2024年12月04日Text:石角友香Photo:小西泰央森 大翔が10月30日にリリースした2ndアルバム『Let It Grow』を携え、東名阪ツアーを開催。ここでは2日目の東京公演をレポートする。ジャンルを越境するテクニカルなギタープレイでデビューのきっかけを掴んだ彼が、ギタリスト&シンガーソングライター、さらにエンタテイナーとしてのレンジを拡張した作品がニュー・アルバム『Let It Grow』。ギターだけでなく、楽曲プロデュースやギター以外の楽器アレンジや、シンセや打ち込みにも挑戦した本作、そして今夏の『FUJIROCK FESTIVAL』など各地のイベントやフェス出演を経た最新の森 大翔へ寄せられる期待値は高く、幅広い年齢層のオーディエンスにもそれが見て取れる。“やまと!”“もーり!”と交互に発されるコールの中、サポートメンバーの杉本雄治(key)、田中駿汰(ds)、月川玲(b)、GenTi(g)が登場し、少し遅れて森も現れるといきなりエモーショナルなソロから「I thank myself(for all of me)」がスタート。“選択肢と可能性、無限のシチュエーション”という歌い出しがもう森そのものだ。GenTiにオブリガートを任せ、バッキングと歌に集中し、間奏では杉本も含むトリプルギターでアンサンブルの厚みを増す。ギターを弾き、ハンドマイクで煽り、ジャンプする。オープナーから全身全霊のパフォーマンスだ。すかさず2曲目の「剣とパレット」ではイントロで見事なツインリードを披露し、月川はタフなスラップで森のラップ調の歌唱を支える。さすが、ライブを重ねてきたメンバーである。さらに畳み掛けるように勇壮なストリングスのSEから「Chaotic世界」に突入。音源以上にほしいところにリードやオブリをサッカーのパス回しのように展開する森とGenTiのプレイの痛快さに驚きを超えて笑いが起こってしまう。「初っ端からペース配分をミスりました」と、告白する森。自分でツッコミを入れるところも彼の持ち味で、ライブをより風通しのいいものにしている。「大都会とアゲハ」では5弦ベースを構え、スラップのソロを披露。パーカッシブなこの曲の良さをライブで表現するすごくいい手段だ。しかも月川とベースのユニゾンもするわ、ラテン歌謡っぽいメロディはハンドマイクで熱唱するわで、とても1曲の情報量じゃない。それでもキャッチーさでオーディエンスが乗りこなせる構成になっている。まったく見事だ。さらにマスロックなリフで始まる「台風の目」、ニューエイジなフレーズのギターで景色が広がる「悲しみの空の果て」、「夏の落とし物」と、夏の情景や温度を感じさせる曲が続いた。ジャンル感は多様だが、隙間をうまく作るライブアレンジで、森のボーカルが明快に聴こえるのもいい。「夏の落とし物」では“僕はひとり”というフレーズを際立たせ、スパッと終わったのも曲の意図を伝えて印象的だった。まだ7曲しか披露していないにも関わらず、持っているものを全開陳していく森のスタイルは凄まじい濃度だ。中盤、次に披露する「群青日記」について話し始める。清原果耶主演のドラマ「マイダイアリー」(ABCテレビ・テレビ朝日系)挿入歌として書き下ろしたこの曲。ドラマのストーリーは社会人の現在と大学生の頃の思い出が並行するけれど、自分は学生視点でこの曲を書いたと言い、「生きていくともどかしいこともあるけど、ひとりではあるけど孤独じゃないということを書きたかった」と話してくれた。森はほぼボーカルに徹し、杉本の弾くピアノが歌を伝えるポップスの強度を増す。ギターソロに温かい想いを込めた分、よりこの曲でのギターが際立つ。そしてハンドマイクで歌った「きっと上手くいくよ」はライブアレンジでグッとポップソウルなアレンジに。アウトロではギターを持ち直し、ストラト2本が軽妙に絡み、ラフなハンドクラップがこの曲のマイペースな前向きさにシンクロしていた。ポップス好きにも親しみやすいこの2曲で出会ったファンも多いように見受けられた。すでにさまざまな表情を見せてきたが、まだまだ森の音楽的なレンジは天井知らず。田中の重いキックとスネアで始まる「VSプライドモンスター」は怪しげなムードとねちっこいファンクのグルーヴでまた別世界へフロアを誘う。スイングするフロウで歌う森、エフェクティブなサウンドでベースソロを放つ月川と、曲の世界観をアップリフトする演奏がオーディエンスの熱量をどんどん上げていき、演奏が終わった瞬間に大きな拍手と歓声が上がった。「もっと声を聞かせてくれ!」と煽る森に応えてコール・アンド・レスポンスが起こる「ラララさよなら永遠に」は80’sっぽいビートに思わず体を揺らしステップを踏む人が続出。森、月川、GenTiのフロント3人が同じアクションでユニゾンするのも華やかで楽しい。ファンクバンドに見られる光景だが、彼らのステージアクションはちょっとプリンスを彷彿させる部分も。森とGenTiのツボを押さえたソロやオブリのフォーメーションは洒脱なナンバーでも冴えを見せた。「もっと行けるか?」と森が声をかけ、四分キックが鳴らされるとクラップがさらに大きくなり痛快な「Crybaby Fly!」へ突入。クランチなリフから輝くトーンに開放されていくフレージングも、挫折と憧れを動力にしてジャンプする歌詞も、情動に突き動かされている状態はやはりライブならでは。バランスを重視する音源でのスタンスを飛び越えるカタルシスが目の前で展開するダイナミズムは体感しなければわからない。「最後の曲です!」という彼の声が不服そうなファンの声を上回って、人気曲「アイライ」のイントロが鳴らされると、フロアも“愛来(アイライ)!”のシンガロングとクラップを巻き起こす。森とGenTiのユニゾンするリフのフレーズが高い中毒性を持っていて、このセクションに乗っかって楽しむ人が多数いる。時に歌メロ以上にキャッチーだ。ありのままのあなたでいてほしいという、セルフラブが主題でもあるこの曲が一体感を作り出すのも大いに納得。アウトロを2回回し、ステージ上のすべてのライトが点灯して本編は終了。森もサポートメンバーもオーディエンスも目一杯、ヒューマンパワーを使い果たした爽快さが残った。開演前と同様、名前のコールでアンコールが求められる中、「こんな熱いアンコールなかったです!」と、喜びを表す森。演奏に入る前に弾き語りツアーと崎山蒼志とのツーマンライブの決定を告知。引き算することも学んでいきたいという趣旨だそうだが、ここにきてよりシンガーソングライター&ギタリストの個性を尖らせていくアプローチなのだろう。非常に挑戦的だ。ラストはお互いに声をかけてあげたいような、今の時代こそ必要なナンバー「たいしたもんだよ」をギリギリ残った力で歌いきる。サビの“いつだって頑張って諦めない日々も”“何もなくて有り余った体で眠る日も”というリアルなフレーズが耳に残った。すごい速さでアーティスト森 大翔を更新している今、ライブにこそ最新の森がいることは間違いない。2025年の弾き語りツアーもきっとそうだろう。<ライブ情報>『森 大翔 弾き語りツアー「響縁」』■2025年1月19日(日) 大阪・南堀江knave開場17:30 / 開演18:001月24日(金) 広島・Live Juke開場18:30 / 開演19:001月25日(土) 福岡・ROOMS開場17:30 / 開演18:002月9日(日) 愛知・名古屋LIVE & lounge VIO開場17:30 / 開演18:002月11日(火・祝) 東京・下北沢440開場17:30 / 開演18:002月22日(土) 宮城・仙台カフェモーツァルトアトリエ開場18:30 / 開演19:002月24日(月・祝) 北海道・札幌musica hall café開場18:00 / 開演18:30【チケット】前売:3,800円(ドリンク代別)U-23前売:2,800円(ドリンク代別)『森 大翔 弾き語り2MAN「響演」』2025年3月16日(日) 東京・Shibuya WWW開場17:00 / 開演18:00共演:崎山蒼志料金:前売4,500円/U-23前売3,500円※ドリンク代別チケット情報:()オフィシャルサイト:
2024年12月04日“都会のど真ん中に潜む大人の隠れ家”霞町音楽堂(西麻布)の新企画“五感で楽しむ霞町音楽堂サロンコンサート”vol.1「ピアノとワインのマリアージュ」公演が目前だ。“ワイン・バー併設のコンサートホール”として知る人ぞ知る霞町音楽堂の特徴といえば、クラシック音楽を飲みながら楽しむという、音楽本来の魅力を追求したこと。そう、クラシック音楽の歴史を辿ってみれば、教会での礼拝のための音楽と、王侯貴族の食事のためのBGMがその起源。欧米では今もあたりまえのように続けられるこの素敵な流れが、日本において定着しないのは、“クラシック音楽はかしこまって聴くもの”という固定概念からスタートしたからに他ならない。ジャズのライブハウス同様、ワイン片手に楽しむクラシックコンサートの楽しみは、コンサートホールでの厳粛な時間とは一味違う、親しみやすさに満ちた時間であることを知ってほしい。さて、新企画の記念すべき第1回出演者は、スタインウェイ・アーティストとしてその名を知られる実力派ピアニスト、浦山純子だ。「ピアノとワインのマリアージュ」と題されたこの公演の注目ポイントは、もちろん浦山純子のピアノであることもさることながら、タイトル通り、ワインとお洒落な食事が楽しめること。そして、この食事を担当するのが、神楽坂の音楽バー「グリー」で長く料理を手掛けていた凄腕シェフ長谷川浩司であることにも注目したい。さてさて、ピアノとワインに素敵な料理がついた非日常空間の居心地やいかに!?五感で楽しむ霞町音楽堂サロンコンサート12月14日(土)霞町音楽堂
2024年12月04日日本のハイパー・ポップシーンを切り拓き、国内外問わず注目を集める4s4ki(読み:アサキ)が、オール・セルフ・プロデュースの4曲を収録したEP『慈愛equal自愛』を12月4日(水)配信リリースした。作詞・作曲・編曲・トラックメイク・ライブパフォーマンスまで、すべてをひとりでこなし、東京から世界に向けて新たなオルタナティブ・ポップスを発信している4s4ki。配信EP『慈愛equal自愛』は、自ら作詞、作曲、編曲、トラックメイク、歌唱、パフォーマンス、プロデュースまでの全曲を担当したオール・セルフ・プロデュースの作品。自宅にてDTM(デスクトップミュージック)で制作された音楽は、”ベッドルーム・ポップ”と称されているが、今作は言うなれば「ベッドルーム“ハイパー”ポップ」。2021年にリリースしたEP『UNDEAD CYBORG』発売以降、海外でも評価を受け今や日本のハイパーポップシーンを牽引するアーティストとなった4s4kiの現在地と、進化した姿を堪能できる作品となっている。カバーアートを手掛けたのは、4s4kiの友人であり芸術家のQāsimと新進気鋭のデザイナーtovgo。Qāsimが4s4kiをイメージして書き下ろした絵画を中心に据えて、tovgoによるトータルデザインを施している。【4s4ki コメント】久しぶりにおひとり様EPを作りました!トラックを作って、メロディを考えて、リリックをつける。友達の力を借りる作品も大好きだけど、全部一人で作ると言う行為が私にとっては、自分を愛する行為なのです。「慈愛equal自愛」すなわち、音楽は神からの慈愛であり、作る行為は自愛じゃん!?って開眼した作品です。寒くなってきたので皆様ご自愛ください〜<リリース情報>配信EP『慈愛equal自愛』12月4日(水)リリース4s4ki『慈愛equal自愛』カバーアート[収録曲]1. 自我讃歌2. Mona Lisa3. 失楽園仮説4. 極悪人配信URL: <ライブ情報>『4s4ki Oneman Live Tour 2025 “4444年 ; C4”』2月16日(日) 北海道・札幌cube garden開場17:30/開演18:002月22日(土) 愛知・名古屋クラブクアトロ開場17:00/開演18:002月24日(月・祝) 福岡・福岡evol開場17:30/開演18:003月1日(土) 宮城・仙台space zero開場17:30開演18:003月9日(日) 大阪・心斎橋BIGCAT開場17:00開演18:003月11日(火) 東京・新宿Zepp Shinjuku開場18:00開演19:00【チケット情報】札幌/名古屋/福岡/仙台/大阪:5,500円(税込/ドリンク代別途)東京:6,000円(税込/ドリンク代別途)()4s4ki オフィシャルサイト
2024年12月04日Text:早川加奈子Photo:渡邉一生(ハンブレッダーズ)、酒井ダイスケ(マカロニえんぴつ)夏が過ぎたらこの季節!が合言葉のハンブレッダーズ主催の恒例の対バンツアー『秋のグーパンまつりZ 2024』。11月27日、大阪・Zepp Osaka Baysideで開催されたマカロニえんぴつとの競演は、数々の強者たちとの対バンが繰り広げられる今回のツアーのなかでも、最も熱くてエモい一夜だったと言えるだろう。この日、ステージに先に登場したのは、マカロニえんぴつだ。メンバー全員にこやかな笑顔を浮かべながらも、客席をぐるりと見渡す長谷川大喜(key/cho)の真摯な表情からは、この日の対バンに対する静かな闘志がみなぎる。長谷川大喜(key/cho)軽快なポップチューン「レモンパイ」でスタートすると、ハンドクラップとシンガロングで楽しそうに応える観客。2階席もすでに総立ち状態だ。「遠心」→「たましいの居場所」と、多くの迷う心に寄り添ってきたナンバーをエモーショナルに歌い奏でるマカロニえんぴつ。「知ってる人は一緒に歌ってくれ」虹色の照明のもと、はっとり(vo/g)が叫ぶと、「今日ってマカロニえんぴつの単独公演だっけ?」と思うほど、完璧な観客のシンガロングが場内に響き渡る。ハンブレッダーズにとって、マカロニえんぴつは同い年で、同じレコード会社に所属するレーベルメイトであり、イベントやフェスなどでもよく顔を合わせる盟友だ。しかし、ハンブレッダーズにとっては、マカロニえんぴつはちょっと特別な存在だという。田辺由明(g/cho)今回の対バンツアー前にぴあが行った インタビュー() で、「人生のなかでバンドをやめようと思った2回のうちの1回が、2018年に行ったマカえんとの対バンだった」と、語っていた、ハンブレッダーズのムツムロ アキラ(vo/g)。メンバーの脱退など、さまざまなことが重なったタイミングで、「当時の自分が思う完璧なライブ」を行ったマカロニえんぴつに、「心が折れた」という。「だからこそ、11月の対バンではあのときの気持ちをもう一度ぶつけたいと勝手に思ってます。どのバンドに対してもそうですけど、マカえんには『真正面からぶん殴ってやる』くらいの気持ちで臨みたい」と語っていたムツムロ。すでに堂々と自分たちの音と言葉で場内すべての観客の心を鷲掴みにしていくマカロニえんぴつは、今宵もかなり手強い相手だ。「音楽でグーパンしてくるわ!」「ハンブレッダーズとのツーマンは6年ぶり。満を持してここに立ってます」と告げたはっとりは、ハンブレッダーズの日本武道館公演を見て、「バンドを始めた頃の純粋な気持ちのままバンドをやっている姿に心打たれた」と語り、「今日は等身大の自分たちでやりたい」と宣言する。「ハンブレのでらし(b)と約束しちゃったんだよ、音楽でグーパンしてくるわって。ダサって言われたわ(笑)。でも楽屋に菓子パン置いてあった。ダジャレかよ(笑)」と、今回の対バンに対する誠意と意気込みをユーモアを交えて語るはっとりのMCに、フロアから大きな歓声が湧き起こる。はっとり(vo/g)「音楽は好きかい?そんなあなたのために」というMCで始まった「MUSIC」から「悲しみはバスに乗って」へと続けた後、突然披露されたのは、ハンブレッダーズのライブ讃歌「ライブハウスで会おうぜ」のカバーだった。ハンブレッダーズに対する友情と敬意に溢れたマカえんver.の「ライブハウスで会おうぜ」に場内が一気に盛り上がるなか、長谷川もキーボードから離れ、エアベースでステージ前に躍り出て観客を煽る。点滅するストロボライトの下、はっとりがギターのエフェクターを操作してノイズを響かせる演出の後、披露された「星が泳ぐ」では、ミラーボールに反射した光が、場内を一瞬で美しい宇宙空間へと誘う。高野賢也(b/cho)「ハンブレッダーズとは見てきた景色は違うけど、こうやってお互いにロックバンドっていう同じ概念、同じスタンスで成立するのがうれしいです。楽屋にあったでらしからの手紙……ハンブレはそういうことをしてくれる人たちなんだよ。で、そこに、見てきた景色は違うけど、いいクロスオーバーをしていけたらって書いてあった」そんなはっとりのMCの後、最後に披露されたのは、<君といるときの僕が好きだ>と歌う、「なんでもないよ、」。ポップとロックの頂点を目指す果てしない旅路のなか、純粋な心を持ち続けて突き進む盟友がいる。「独りを選ぶなよ!」最後にそう告げたはっとりの言葉に、フロアから大きな歓声と拍手が湧き起こる。深い愛を歌った歌が、この日はかけがえのない友情のための歌に響いた。6年前の雪辱戦「ただいまー」と、地元、大阪の観客に向かって平熱のテンションでそう告げるムツムロ アキラ(vo/g)。4人が鳴らすロックサウンドを合図に、場内が一気に盛り上がっていく。「今日をずっと楽しみに! ずっと楽しみにしてきました!」ボーカルのムツムロがそう宣言すると、赤いライトの下、疾走感あふれるナンバーが場内に轟く。過去への思慕を振り切り、ギターを鳴らし続けると歌うその曲は、まさに今日のこの対バンのための決意のようだ。「同い年でレーベルメイトでもあるマカロニえんぴつは今日も完璧なライブをしてくれたと思います。オトナやったな。笑いどころ(MC)もあって、熱くなるところもあって、そんな完璧なライブを見せられたら、日本一不完全なライブをしてみたくなります!」というムツムロの言葉を合図に披露されたのは、「ワールドイズマイン」だ。迷いながら気づいた自分たちだけの音楽を歌い奏でるその曲の途中、ギターのukicasterとベースのでらしが立ち位置をチェンジしながらまさに自由自在にステージを動き回る。2階のバルコニーでは、そんなハンブレ4人の姿を、マカロニえんぴつのはっとりと田辺由明(g/cho)がリズムに乗りながら楽しそうに眺めているのが見える。ひとしきり場内を沸かせたところで、「6年前の対バンでマカロニえんぴつにボコボコにされた」と、でらしが笑いながら言う。「『ミスター・ブルースカイ』ですべて終わった気がしたな。めっちゃ好きな曲やし。だから今日は殴り返しに来た(笑)」と、ムツムロが続ける。ムツムロ アキラ(vo/g)そして、「僕らの個人的な逆恨みにお付き合いください」と告げると、常識をぶち破る力強いナンバーを立て続けに演奏。さらに、ファンから募った動画で作品化されたMVにも期待が高まる新曲「アクション!」も披露。「SNS時代、自分よりも絵や音楽が上手い人を前にして諦めそうになるけど、どんなにヘタでも自分の喜びやオリジナルを諦めるのはもったいない」と、アクションを起こすことの大切さを曲に込めたと告げる、ムツムロ。その強い思いに、観客も拳を突き上げ、シンガロングで応える。木島(ds)あの日、「いいね」と言われたのを鮮明に覚えてるこの日、セットリストにはなかった予定外の1曲が急遽披露された。「6年前の広島での対バンのあの日、はっとりがいいね、と言ってくれたのを鮮明に覚えてて」というムツムロのMCの後に披露されたのは、掻き鳴らされるヒリヒリとしたギターが心に突き刺さる1曲「口笛を吹くように」。人生は、生きていれば、諦めなければ、あの日の悔しさも糧となり、未来に繋がっていく。それは、拳をあげて共に口ずさむ観客たちの人生にとっても、きっと同じだろう。「インディーズ時代、機材車での移動中にマカロニえんぴつを聴きながら、どの曲がいいか?をメンバー同士で話し合ったな(笑)。お互いインディーズ時代を越えて来て、そんな僕らがZepp Osaka Baysideで対バンが出来るのがうれしいです」と、今日の対バンに対する感慨を語るでらし。でらし(b)「はっとりが以前、『俺たちはJ-POPだ』って叫んでいたのを聞いて、これからJ-POPを変えるんだ、と思って膝から崩れ落ちそうになったんです。それをこの6年間で実現したマカロニえんぴつはマジで尊敬しかないです、超カッコいいと思っています。あのときJ-POPだって言った勇気はすごいなって思うけど、俺らはあえてロックバンドだって言いたいです」と、目指す道は違っても、これからもマカロニえんぴつは共に闘う仲間だと告げるムツムロ。彼の声を合図に、客席に照明がつき、ギターのukicasterのソロが轟く。鳴り止まないアンコールの手拍子に応えて再びステージに登場した後は、「15周年の最後のお祭りが今回の対バンツアーです。16周年もよろしくという意味を込めて……」と、最後にファンとの絆を讃える曲を披露。ukicaster(g)この日、本編のラストで、「かっこいいロックバンドって何が基準かって?どれだけの少年たちがギターを始めるかだ」と、叫んでいたムツムロ。この夜、帰りの電車のなか、バンドを組み、ギターを手に入れたと話していた制服姿の男子高校生たちが、この日の対バンの感動を楽しそうに分かち合っていた。ハンブレッダーズの6年前の雪辱は、かっこいいロックバンドとしてきっちりと果たせていることは間違いない。<ツアー情報>『秋のグーパンまつりZ 2024』11月13日(水) 福岡・Zepp Fukuoka開場18:00 / 開演19:00ゲスト:04 Limited Sazabys※SOLD OUT/終了11月20日(水) 北海道・Zepp Sapporo開場18:00 / 開演19:00ゲスト:UNISON SQUARE GARDEN※SOLD OUT/終了11月26日(火) 愛知・Zepp Nagoya開場18:00 / 開演19:00ゲスト:サンボマスター※SOLD OUT/終了11月27日(水) 大阪・Zepp Osaka Bayside開場18:00 / 開演19:00ゲスト:マカロニえんぴつ※SOLD OUT/終了12月5日(木) 東京・Zepp Haneda(TOKYO)開場18:00 / 開演19:00ゲスト:凛として時雨※SOLD OUT<リリース情報>デジタル・リリース「アクション!」配信中ハンブレッダーズ「アクション!」ジャケット配信リンク:デジタル・リリース「フィードバックを鳴らして」配信中ハンブレッダーズ「フィードバックを鳴らして」ジャケット配信リンク:ハンブレッダーズ公式サイト:
2024年12月04日2025年1月17日(金) に公開される映画『勇敢な市民』の本編映像が公開された。本作は、韓国で人気のWEBマンガ『勇敢な市民』(LINEマンガにて配信中)を原作としたアクションコメディ。トラブルを避け正規雇用を勝ち取るために学園内にはびこる悪事を全て見逃してきた元ボクシング王者の女性教師が、猫のマスクで正体を隠して学園内の巨悪に立ち向かう姿を描く。主演は、『サムダルリへようこそ』『生まれ変わってもよろしく』など、人気作品に出演してきたシン・ヘソン。事なかれ主義で猫をかぶった女性教師、そして猫のマスクをかぶった最強のファイター、ソ・シミンを熱演する。学園を支配する生徒スガンを演じるのは、『マスクガール』『百人力執事~願い、かなえます~』などでの活躍が著しいイ・ジュニョン。「かつてこれほどの悪がいたであろうか?」というくらい前例のない悪役を怪演。そのほか、パク・ジョンウ、パク・ヒョックォン、チャ・チョンファらが脇を固める。本編映像では、非正規教師ソ・シミン(シン・ヘソン)と極悪セレブ生徒ハン・スガン(イ・ジュニョン)の初対面のシーンを初公開。不運にもスガンをリーダーとするグループの魔の手にかかり、いじめの対象になってしまうコ・ジニョン(パク・ジョンウ)。頭に黒いビニール袋を被せられ「避けたら婆さんの葬式だ」と脅された彼は、おばあちゃん思いなのもありスガンたちの暴力から逃れることができず、怒りと恐怖にじっと震えるばかりだった。スガンが勢いをつけてジニョンの顔面目掛けて膝蹴りをキメようとしたその時、電話しているふりをして偶然を装ったシミンが登場。正面からぶつかってきたスガンの足を狙い肘打ちをヒットさせる。かつて先輩教師から学園内の悪事は全て見逃すように忠告されていたにも関わらず、あまりの凄惨さに耐えきれず手が出てしまったシミン。膝蹴りが阻止され、痛みと技が決まらなかった屈辱に表情を歪めるスガンに対し、決まった瞬間に満足気にニヤリと笑みを漏らしてしまうシミンという演出も見どころ。また、反撃が成功した瞬間に流れる劇中のBGMは「猫踏んじゃった」が使用されており、本作のコミカルさが伺えるシーンとなっている。『勇敢な市民』本編映像<作品情報>『勇敢な市民』2025年1月17日(金) 公開公式サイト: Content Wavve Corp. ALL RIGHTS RESERVED.
2024年12月04日