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望海風斗が初のストレートプレイに挑む『マスタークラス』のメインビジュアルが公開された。1995年にブロードウェイで誕生した本作は、日本では黒柳徹子主演によって1996年に初演され、今回は1999年の再演以来26年ぶりの上演となる。望海が演じるのは「20世紀最高峰のオペラ歌手」と言われたマリア・カラス。才能に奢らず、努力をし続け、技術もさることながら表現力豊かな力強いソプラノで多くの人々を魅了するとともに、後世の歌手に大きな影響を与えた。そんな彼女が引退後にアメリカのジュリアード音楽院の学生に向けて、特別講義を行う。授業を通して彼女にとっての音楽とは何か、そして人生とは何かを明らかにする物語だ。共演には池松日佳瑠、林真悠美、有本康人、石井雅登、谷本喜基が名を連ねた。演出は森新太郎、翻訳は黒田絵美子が務める。『マスタークラス』は、2025年3月14日(金) から23日(日) に東京・世田谷パブリックシアターで上演後、3月29日(土)・30日(日) に長野・まつもと市民芸術館 主ホール、4月5日(土)・6日(日) に愛知・穂の国とよはし芸術劇場 PLAT、4月12日(土) から20日(日) に大阪・サンケイホールブリーゼで上演される。■望海風斗 コメント20世紀最高のソプラノ歌手と呼ばれたマリア・カラスを演じること、そして初めてのストレートプレイの舞台、私にとって大きな挑戦となります。オペラやイタリア語のレッスンに取り組みながら、少しでもマリア・カラスに近づこうと必死の日々です。演出の森新太郎さんからも、すでに作品への好奇心を強く感じ、ご一緒できることにワクワクしています。私自身、歌の表現を追及することは人生そのもの。楽しくもあり苦しくもあります。森さんをはじめ、カンパニーの皆様と深く台本を読み解き、カラスが『マスタークラス』で伝えたい本当の言葉たちを、現代の観客の皆様にしっかりとお届けしたいと思います。【あらすじ】世界中のオペラファンを虜にした、20世紀最大の歌姫(プリマドンナ)マリア・カラス。引退後のカラスは、ニューヨークの名門音楽学校のジュリアード音楽院で、若きオペラ歌手たちにマスタークラス(公開授業)を行う。授業では、ユーモアを交えつつ、的確だが辛辣な言葉で、芸術に向き合う術を惜しみなく伝えてゆく。生徒の歌声を聴くカラスには、過去の輝かしい舞台や想い出がよみがえってくる。愛を求め、挫折を乗り越え、芸術に人生を捧げたカラスの秘めていた過去が、解き明かされてゆく。<公演情報>『マスタークラス』原作:テレンス・マクナリー翻訳:黒田絵美子演出:森新太郎【キャスト】望海風斗/池松日佳瑠、林真悠美、有本康人、石井雅登/谷本喜基【スウィング】岡田美優、中田翔真【東京公演】日程:2025年3月14日(金)~23日(日)会場:世田谷パブリックシアター【長野公演】日程:2025年3月29日(土)・30日(日)会場:まつもと市民芸術館 主ホール【愛知公演】日程:2025年4月5日(土)・6日(日)会場:穂の国とよはし芸術劇場 PLAT【大阪公演】日程:2025年4月12日(土) ~20日(日)会場:サンケイホールブリーゼ公式サイト:
2024年11月20日映画『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』に出演している大橋和也(なにわ男子)によるセット案内ツアー映像が公開された。本作は、廣嶋玲子が作、jyajyaが絵を担当し、累計発行部数が1,100万部を突破している児童小説を原作とした実写映画。幸運な人だけが辿り着ける不思議な駄菓子屋“銭天堂”を舞台に、願いが叶う「ふしぎ駄菓子」を買った人々の顛末が描かれる。福引用の抽選器をまわして出た硬貨1枚と引き換えに、悩みを持つお客様が望むお菓子を売っている年齢不詳の怪しい女店主・紅子を天海祐希が演じるほか、新米教師・等々力小太郎役で大橋、ファッション雑誌の編集者・相田陽子役で伊原六花、原作でも人気の高い「たたりめ堂」店主・よどみ役で上白石萌音が出演する。公開された映像で大橋は、撮影スタジオ前にテンション高めなスーツ姿で登場。「どうも大橋和也です!それでは、行ってきまーす!」と軽やかなスキップで向かった先は、ノスタルジックな雰囲気の駄菓子屋・銭天堂の撮影セットだ。世界観あふれるセットの“香り”についてリポートしながら銭天堂の正面に到着すると、「うわーっ!銭天堂や!!皆さん見てください!銭天堂がありましたよ!」とその規模感とクオリティに大興奮。実はこの日がクランクインだったとのことで、銭天堂のセットを見るのはこのタイミングが初めてだったという。続いて、劇中で銭天堂店主・紅子がお客様を迎えるカウンターに到着すると、そこには“本日の幸運のお客様”を引き当てる木製の抽選機が。「回しても良いんかな?本番では(小太郎は)回せないからね」と抽選機を回し、貴重な“紅子体験“を満喫した。さらに、銭天堂に訪れたお客様のマル秘情報が載っている「幸運客台帳」という冊子をカウンターの奥で発見し、本編内では見られないアイテムである冊子の中身を見る様子や、セットの秘密を見つけ興奮する姿も収められている。リポートを終えた大橋は、「懐かしさがありつつも、こんなものが欲しかったなという子どもの頃の夢を叶えられるような駄菓子があり感動しました!(このセットに)ずっと居たいなと思いました!」と改めて銭天堂のセットに感じた“わくわく感”を言葉にしている。映画『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』セット案内ツアー映像<作品情報>『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』12月13日(金) 公開公式サイト:映画「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」製作委員会
2024年11月20日2025年2月1日(土)〜2月9日(日)新国立劇場 中劇場で上演される「s**t kingz」(シットキングス)の新作舞台公演『See』のキービジュアルが完成。併せて、舞台の演出をより豪華にするためのクラウドファンディングを実施することも決定した。ダンサー・振付師として活動するダンスパフォーマンスグループ・s**t kingz。ダンサーの枠を超え、自らが作・演出・出演を務める舞台公演は、ストーリーをダンスで表現する”セリフのない舞台”。そのパフォーマンスは「まるで、チャップリンがスーパーダンサーになったかのような...」「まるで、現代のジーン・ケリーが現れたかのような...」と称され、演劇・映画・音楽など各業界からの高い評価を集めてきた。2022年秋に上演された『HELLO ROOMIES!!』から約2年。既に解禁されている6作目となる新作舞台のタイトル『See』のテーマを象徴するティザービジュアルには、s**t kingzのメンバー4名の「目」が並ぶシンプルながらもインパクトの大きい斬新なデザイン。本日解禁となったティザーを皮切りに、個別ビジュアルも順次解禁予定。11月24日(日)にはキービジュアルの全貌も明らかになる予定だ。また、本作は全12公演・約1万2000人動員予定で、東京・新国立劇場 中劇場の舞台機構をフルに活かした演出となることが明かされているが、本作の“表現”をより盛り上げるためクラウドファンディングの実施も決定。支援いただいた際のリターンは、Tシャツ、ステッカーなどの本企画限定の非売品グッズや本企画でしか見られない限定動画など、複数のパターンが用意されている。詳しくは、クラウドファンディング「CAMPFIRE」 内のs**t kingz特設ページをチェック。【s**t kingzコメント】同じ瞬間、同じ場所にいる人たちは、果たして同じものを見ているのか。17年も一緒に踊ってきたs**t kingzは、果たして同じものを見ているのか。「See」という言葉から広がるs**t kingzらしい世界を、皆さんにお届けしたいと思います。今回のキービジュアルは、それぞれの目に映るs**t kingzを表現。舞台で皆さんが目に焼き付けるs**t kingzの姿も、きっとそれぞれ違う姿になるはず。いろんなs**t kingzを楽しんでもらえるように、心を込めて制作しています。舞台公演も今作で6作目。これまで表現できなかったより多くのアイディアを具現化するために、初めてのクラウドファンディングを実施させていただきます。これまで以上に多くの皆さんの想いを感じ、受け止めながら作品を制作したいと思います。過去最高のs**t kingzを「見て」頂くために、全力でお届けする「See」をお楽しみに!◾️クラウドファンディングを実施するにあたってs**t kingz は 、2013 年からメンバー自身が作・演出・出演する舞台公演を行なってきました。ダンスやパフォーマンスの振付はもちろん、劇中の音楽もすべてオリジナルで毎回メンバー自身がプロデュースし制作しています。2023年、ダンサーとして史上初の「日本武道館単独公演」を成功させ、2024年には “ダンサーが主催する音楽フェス” も開催し、s**t kingz としてはまたひとつ新たなフィールドへ挑戦すべきタイミングで、 次の新作舞台公演『See』では「これまでとは違った新たな挑戦をしたい」という考えに至りました。その挑戦のひとつが、「東京のみで開催」することで、会場(新国立劇場 中劇場)の特徴や設備を、演出に最大限活用すること。 よりスケールが大きく魅力的な作品をお届けしたいと思っておりますので、皆さまにもぜひこのクラウドファンディングを通して後押ししていただけたら幸いです。【2025年新作公演『See』開催概要】『See』(シー)作・演出・出演:s**t kingz【日程】 2025年2月1日(土)〜2月9日(日)【会場】 新国立劇場 中劇場 (東京)「See」特設サイト: kingz 新作舞台公演「See」応援プロジェクトクラウドファンディング/リターン一覧受付期間:2024年11月26日(火)21:30〜2025年1月10日(金)23:59特設ページ: kingz オフィシャルサイト
2024年11月19日2000 年の解散後も音楽シーンに絶大な影響力を誇り、全世代のアーティストからリスペクトされ続けているBLANKEY JET CITYが、1994 年1月16日NHK ホールでのライブの模様を記録したライブ・ビデオ『AngelFish』全編をフルHD アップコンバートバージョンで、11月27日(水)20 時から一夜限りのYouTube プレミア公開で初出しすることを発表した。ブランキー解散から24年の時を経た2024年7月28日、待望のサブスク配信(ストリーミング配信)が開始されセンセーションを巻き起こし、続けて、初アナログ化第一弾として1stアルバム『Red Guitar and theTruth』(オリジナル発売日:1991年4月12日)と2ndアルバム『BANG!』(オリジナル発売日:1992年1月22日)のアナログ・レコード盤を9月に発売。そして、アナログ化シリーズの第二弾として、11月27日(水)に、3rdアルバム『C.B.Jim』(オリジナル発売日:1993年2月24日)、4thアルバム『METAL MOON』(オリジナル発売日:1993年12月1日)が同時発売されることとなり、その発売を記念してライブ・ビデオ『AngelFish』のプレミア公開が決定した。オーケストラをバックに演奏された「悪いひとたち」など、歴史に残る傑作ライブ映像は、ファンならずとも多く音楽ファンに愛されていた作品だ。引き続き、“BLANKEY JET CITY 2024/2025”プロジェクトから目が離せない。BJC NIGHT Vol.3『Angel Fish』全編 一夜限りのYouTube プレミア公開11月27日(水)20:00〜<アナログ盤・リリース情報>3rdアルバム『C.B.Jim』11月27日(水)発売生産限定盤:6,050円 (税込)オリジナルアルバムジャケットT シャツ付きアナログ盤:11,000円(税込)※TシャツサイズLのみアルバム『METAL MOON』11月27日(水)発売生産限定盤:4,950円 (税込)オリジナルアルバムジャケットT シャツ付きアナログ盤:9,900円(税込)※T シャツサイズL のみ<サブスク配信情報>BLANKEY JET CITY 全楽曲 配信中 JET CITY 特設サイト
2024年11月19日いま最も多忙をきわめるピアニストだろう。年末に31歳の誕生日を迎える阪田知樹の2025年1~3月期は、リストのピアノと管弦楽のための作品ばかり4曲(!)というチャレンジングなコンサート、そしてそれに絶妙にリンクする卓抜なショパン・リサイタルで始まる。「リストは私のピアニストとしての活動の中心となっている作曲家です。『リストといえば超絶技巧』と捉えている方も多いと思いますし、じっさい、どうしてもその華やかな技巧が前面には来ますけれども、それだけではなく、音楽を伝える、音楽を表現するという欲求がすごく強かった人です。私の中ではそれがリストの魅力。そんなリストの真髄、リストの本当の魅力をお届けできたらいいなと思っています」2023年秋に、ラフマニノフのピアノ協奏曲全曲(協奏曲4曲+パガニーニ狂詩曲)を一公演で一気に弾き切るという壮大な挑戦で大喝采を博した阪田。今度は得意のリスト。協奏的作品4曲を一夜で弾く。リストの協奏曲4曲を一気に!「リストの書いたピアノと管弦楽のための曲は軽く10作品以上あるので、全部取り上げるのは無理。最も意味があると思われる主要な4曲をセレクトしました」プログラムは演奏順に、・ピアノ協奏曲第2番・死の舞踏・ピアノ協奏曲第1番・ハンガリー幻想曲協奏曲第2番は、阪田がつねづね「ロマン派の協奏曲の中でいちばん好き」と公言している、とりわけ愛着のある作品だ。「リストのピアノ協奏曲と言えば、一般的にはまず第1番を思い浮かべると思いますけれども、 私は今回の4曲のなかでも、最も興味深く、最も独創的な作品が《ピアノ協奏曲第2番》だと考えています。もちろん技術的な華やかさもあるのですが、それよりもオーケストラとの親密な対話、密なアンサンブルが要求されます。管弦楽作品と言ってもいいぐらいにオーケストラが充実していて、オーケストラのための交響詩にピアノ独奏が入ってきたような楽曲なのです。天使と悪魔が同居しているような、美しい抒情的な部分と悪魔的なドロドロした部分があって、そこから物語性が見えてくる。とてもオペラ的というか、ある種、ワーグナーの楽劇に近いところを持っている楽曲だと思うのです。最初に出てくる旋律が順番に変化していって、最後にまったく別の形に生まれ変わって音楽になる。きわめて充実した、とても好きな作品です」《死の舞踏》はグレゴリオ聖歌の〈怒りの日〉を主題にした変奏曲のような作品。「2016年にフランツ・リスト国際ピアノコンクール(ハンガリー・ブダペスト)で優勝したときに決勝で演奏した楽曲。思い出深い作品です。おどろおどろしいタイトルどおり、すごくデモーニッシュな音楽ですけれども、グレゴリオ聖歌の旋律をもとに書いているということもあって、古い音楽へのオマージュ的な部分が見える部分もあったり。きわめて興味深い作品です。先述の“天使と悪魔”の協奏曲第2番との組み合わせがいいなと思っています」後半の2曲、《ピアノ協奏曲第1番》と《ハンガリー幻想曲》には、リストのピアニストとしての系譜やハンガリー人としての出自が映り込んでいる。「リストはカール・チェルニーの弟子で、そのチェルニーはベートーヴェンのお弟子さん。つまりリストはベートーヴェンの孫弟子ですから、間接的にとはいえベートーヴェンから教えを受けているという自負を持っていたと思います。じっさいベートーヴェンの作品をたくさん演奏していましたし、ピアノ・ソナタ全曲の校訂版も手がけたぐらいで、ベートーヴェンの音楽に対する尊敬をつねに忘れなかった人です。ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番《皇帝》を、数えきれないぐらい弾いたと語っている記述も残っているのですが、彼がこの《ピアノ協奏曲第1番》を、《皇帝》と同じ変ホ長調で書いたというのは、『私はベートーヴェンの伝統をもって存在する作曲家である』という決意表明みたいな意図があったと思うんですね。勇壮なステートメントを打ち立てるような冒頭部分。最初に長大なカデンツァがあって曲が始まるという形式も、《皇帝》を踏襲しています。ベートーヴェンへのオマージュ的な面があって、彼自身にとってもひじょうに重要な作品だったと思います。私が高校生のときに初めてオーケストラと演奏したピアノ協奏曲でもありますので、自分にとっても大事なレパートリーです」作曲家の系譜に直接連なる阪田知樹のリスト「リストの協奏曲を代表する名曲ですから、コンサートの最後を協奏曲第1番で終えることも考えたのですが、音楽的にポジティブな要素が強いですし、まだ続きがあるような終わり方でもあるので、ここは《ハンガリー幻想曲》で終わったほうが締まると考えました。ある意味ちょっと長いアンコール的な感じで、それが楽曲の雰囲気ともすごく合うと思います。その《ハンガリー幻想曲》は、正確には《ハンガリーの民謡旋律による幻想曲》。《ハンガリー狂詩曲第14番》をオーケストラ用に書き直した結果できた曲なので、いわばハンガリー狂詩曲の拡張版のような作品です。リストはたとえハンガリー語を話さなかったとしても、自分がハンガリー人だという愛国心を持っていた人ですから、この幻想曲も、熱を込めて書いていると思います。私もハンガリーのコンクールで優勝しているので、ハンガリーにはある意味で第二の故郷のような特別な気持ちがあります」阪田は、こうしたリスト作品を、リストの系譜に連なるピアニストたちに直接学んできた。「ピアノ協奏曲第1番は、長くお世話になったパウル・バドゥラ=スコダ先生のもとでみっちり勉強した協奏曲のひとつなんです。一般的なイメージとしてはバドゥラ=スコダといえばモーツァルト、ベートーヴェン、シューベルトなどウィーンの作曲家とリンクするピアニストだと思いますので、リストというのは意外かもしれませんが、彼の先生はエドヴィン・フィッシャーで、その先生がマルティン・クラウゼといって、リストの直接のお弟子さんなんですね。さっき申し上げたように、そこからベートーヴェンにもつながるわけですが、その系譜から、バドゥラ=スコダ先生は自分もリストの伝統の中にいるんだといつもおっしゃっていました。この曲をレッスンに持っていったときも、この曲は得意で、よく弾いていた時期があるんだと言って、CDをくれました。そんな思い出もある曲です。第2番の協奏曲のほうは、やはり私がお世話になったハンガリー人のピアニストのタマーシュ・ヴァーシャーリに習いました。最近は指揮のほうがメインになってしまいましたけど、ピアニストとしての彼は協奏曲第2番が大の得意曲でした。彼は先生がアニー・フィッシャーで、その師は作曲家・ピアニストのエルンスト・フォン・ドホナーニと、ハンガリーの系譜です。自分がこれまでそんなふうに演奏し研究してきたリストという音楽の真髄を、この演奏会でお伝えできたらと、私自身も楽しみにしています」©Ayustetショパンの全像を聴く、前奏曲集+練習曲集=全48曲リサイタル3月にはショパン・リサイタル。「これは普通にショパン・リサイタルです」と笑うが、《12の練習曲 Op.10》《12の練習曲 Op.25》に《24の前奏曲 Op.28》を合わせた48曲のプログラム構成は、かなり独自だろう。「そうですね(笑)。じつはまず裏のテーマとして、1月のリストとつながっています。ショパンの《12の練習曲 Op.10》には有名な逸話があります。作曲してすぐにリストに見せたとき、なんでもすぐに弾けるはずのリストが、『ちょっと待って』と1週間ぐらい雲隠れしたというんですね。そして戻ってきて、じつに見事に弾いた。それを聴いたショパンが、『あの演奏の仕方を盗みたい』と言ったのだそうです。そのように敬意を表して、ショパンはこの曲をリストに献呈しているわけです。Op.25のほうは、リストが当時交際していたマリー・ダグー伯爵夫人に献呈されています。たぶん、リストがOp.10を見事に弾いたのを念頭において、オマージュの意味で、全24曲の練習曲集を、リストとそのパートナーに献呈したのでしょう。そういう意味で、ショパン・プログラムではあるのですけど、リストとの関係性も隠れているんです」そしてなにより、前奏曲集との組み合わせが注目される。「やっぱりそこが疑問ですよね(笑)。ショパンの練習曲を全曲演奏するなら、前半にOp.10、休憩後にOp.25を弾いて終わるのがだいたい普通です。あとはそこに《3つの新練習曲》を足すかどうかぐらい。今回私はこの24曲を後半にまとめて、前半に《24の前奏曲》を置きました。リストへのオマージュである24曲の練習曲を、ショパンの美点が凝縮された24の前奏曲と組み合わせる。“24”ずつという数字がきれいでしょう?でも、はっきり言って自殺行為的なプログラムです(笑)。ただ、私が好きなピアニストのひとり、アルフレッド・コルトーが1952年に来日したときにこのプログラミングでリサイタルをしているんです。ハンガリーのゲザ・アンダも同じプログラムでリサイタルをした記録があります。私も31歳の最初の挑戦としてチャレンジしたいと思います」もちろんそこには阪田らしい意図がある。「前奏曲集は、技術的には練習曲に匹敵するぐらい難しい楽曲ではありますけれども、音楽的に、ショパンらしい歌心のある、彼の美点が前面に出た作品です。ショパンをよく“詩人”と形容しますけれども、まさにそれがふさわしく、24篇の詩とも言えるような曲集です。曲によっては30秒ぐらいですので、詩というよりむしろ、俳句や短歌というほうがいいかもしれませんね。練習曲集も、もちろんショパンならではの美しさに彩られていますけれども、音楽的には、技術面を追求している部分があります。1曲を通して同じテクニックに終始する曲が多く、要求されている技術もきわめて高いものですが、なおかつきわめて音楽的に演奏されなければならない。いわばピアニストとしてのショパンの、24種類の技術の展覧会のような楽曲です。リストもそうですが、自身がピアニストとして卓越した人が練習曲を書くということは、自身の技術を集約した楽曲になるわけですよね。そんなわけで、ショパンの音楽的な24の側面と、ピアニストとしてのテクニカルな24の側面の両方を、この48曲の小品を通じて聴いていただける。つまり、ショパンという音楽家の全体像を一日でお聴きいただけると思います。今の阪田知樹が、この48曲をどのように演奏するかというのは、自分の中でもひとつの問いかけですし、自分で組んでおいて言うのもなんですが、ピアニストに対する試金石のようなプログラムで、大したものです(笑)。東京オペラシティのコンサートホールは、ソロ・リサイタルをやるうえでも本当に良い音響のホールだと、弾くたびに思っています。貴重な一夜になると思います」阪田知樹に話を聴くのはいつも楽しい。彼ならではの動機づけで、次々に面白いことばかりやってくれるという印象。並行して作曲活動も続けていて、1月のリストの協奏曲コンサートの前には神奈川フィルのために書いた委嘱作品の初演もある[1月11日(土)神奈川県立音楽堂]。2025年も阪田知樹から目が離せない。取材・文:宮本明阪田知樹 リスト~ピアノ協奏曲の夕べ■チケット情報()2025年1月23日(木) 19:00開演サントリーホール大ホール (東京都)阪田知樹 ピアノ・リサイタル■チケット情報()2025年3月14日(金) 19:00開演東京オペラシティ コンサートホール(東京都)
2024年11月19日Text:荒金良介Photo:瀧本 JON...行秀(04 Limited Sazabys)、渡邉一生(ハンブレッダーズ)場内に入り、まず目を引いたのはステージ後方に設置されたバックドロップだ。ハンブレッダーズ、04 Limited Sazabys、UNISON SQUARE GARDEN、サンボマスター、マカロニえんぴつ、凛として時雨と計6バンドの巨大ロゴがひしめき合っている。インパクトは抜群だ。しかし、ここまで対バンの名前をフィーチャーしたバックドロップも珍しい。主催バンドの、このツアーに賭ける意気込みがビシビシと伝わってきた。04 Limited Sazabys Photo:瀧本 JON...行秀11月から12月にかけて開催されるハンブレッダーズの対バンツアー『秋のグーパンまつりZ 2024』。計5本に及ぶ本ツアー初日にあたるZepp Fukuoka公演に足を運んだ。トップの04 Limited Sazabysがステージに現れるや、満員御礼のフロアは一気に活気づく。「福岡、行けるかー!」とRYU-TA(g/cho)が気迫のこもった一言を投げかけ、「Keep going」でショウは始まった。疾走感溢れる曲調に観客は拳を突き上げ、初っ端から熱い盛り上がりを記録。それからKOUHEI(ds/cho)によるリズミカルなドラムを配した「Kitchen」へ。04 Limited Sazabys Photo:瀧本 JON...行秀ぎゅうぎゅうのフロアは踊る人たちが増え、お祭り感は増幅するばかりだ。ツービートの「My HERO」をやり終えた後、「このフラッグ見てください、04 Limited Sazabysが主役です!」とGEN(vo/b)はコメント。確かにハンブレッダーズの下、ほぼ中央にフォーリミのバンド名がある。続けて「(対バンのバンド名を読み上げた後)ハンブレッダーズ売れましたよ。いつの間にかでかくなってる」と褒め称えていた。04 Limited Sazabys Photo:瀧本 JON...行秀その後もツービートからポップな曲調まで織り交ぜ、フロアを激しく揺らし続けるフォーリミ。「fiction」〜「Finder」と熱情迸るドラマティックな曲も映え渡っていた。中盤過ぎに再びGENは「ハンブレッダーズは曲がいい。とにかく言葉の力、曲の力で売れた。いい活動の仕方をしてる」と大絶賛。フォーリミにとってハンブレッダーズは後輩になるものの、純粋に音楽の力で勝ち上がってきたバンドと評価しているのだろう。それだけに先輩としての意地もあれば、負けられない気持ちも当然あるに違いない。04 Limited Sazabys Photo:瀧本 JON...行秀後半はミラーボールが回る中で「midnight cruising」を解き放ち、さらに久しぶりに聴いた「Harvest」も胸に刺さった。曲の前半はHIROKAZ(g)がギターを弾き、そこにGENはゆっくりと歌を載せた後、怒涛のバンド・サウンドへと突入する。歌の魅力とバンドの醍醐味を伝えるアプローチにより、フォーリミの美点を浮かび上がらせた名曲だなと改めて感じた。ライブ全体を通して、もっとポップな曲調に寄せた内容で挑むのかなと思いきや、メロコア仕込みの疾走ナンバーを挟みつつ、メロディやグルーヴの心地良さ、また曲展開のかっこ良さを知らしめる幕の内弁当的な選曲で大いに盛り上げてくれた。04 Limited Sazabys Photo:瀧本 JON...行秀そんなフォーリミのライブを受けて、ハンブレッダーズはどんなパフォーマンスを見せてくれるのだろうか。SEが流れると、ムツムロ アキラ(vo/g)、でらし(b/cho)、木島(ds)、ukicaster(g)のメンバー4人が登場。ライブが始まると、序盤から凄まじい歓声が起き、早くもバンドの空気に会場を染め上げていく。筆者はライブを観ながら、メンバー一人ひとりを観察して、この人は何か光るものがある、この人には自然と目が行くとか、いろいろと考えてしまう方なのだ。ハンブレッダーズはいい意味でメンバー全員に目がいってしまう。それぞれに魅力があり、それぞれに見せ場があり、メンバー4人が横並びでタッグを組んでいる印象を受ける。ハンブレッダーズ Photo:渡邉一生バンドの総合値というか、1+1+1+1=4という単純な図式ではなく、それが10にも50にも100にも見えるチームワークの強さを感じる。音源を聴いてもわかる通り、ムツムロは日本語がはっきりと聴き取れる歌い方だ。歌詞カードを読まなくても、耳でダイレクトに感じられる日本語の響きが気持ちいい。ライブでは気持ちが乗る分、音源と同じとは言わないけれど、基本軸はブレていない。稀有なボーカリストである。ムツムロ アキラ(vo/g) Photo:渡邉一生でらしは手数の多いベース・プレイヤーだ。フレージングが豊かで躍動的。曲の中でそれがいいフックとなり、ライブ中も激しく動き回る低音に耳が引き付けられた。大人っぽい「DANCING IN THE ROOM」ではギター〜ベースとソロ・パートを繋ぐ展開もいい見せ場になっている。世代を問わないダンサブルな曲調でフロアを横に揺らしていた。でらし(b/cho) Photo:渡邉一生木島は的確にビートを叩き、バンドの屋台骨をがっしりと支えるドラマーである。大合唱の嵐となった「ギター」の後半では椅子から立ち上がってドラムを叩く場面もあり、クールなルックスとは正反対の派手なアクションに観ているこちらも興奮させられてしまった。木島(ds) Photo:渡邉一生ukicasterに関してはハード・ロック/メタル調のギター・ソロを挟み、存在感を猛烈にアピール。というか、ハンブレッダーズはそもそもギター・ソロをフィーチャーした曲が結構多い。今日は20代前後のお客さん、あるいは学校帰りの女子高生の姿も見かけたが、40、50代のロック好きにもリーチする魅力がある。「ヤバすぎるスピード」でもさりげなくギター・ソロを入れ、視界がパーッと広がるような爽快感をもたらしてくれる。楽曲の景観を壊さないソロに心の中で何度も「オッ!」と雄叫びを上げていた。ukicaster(g) Photo:渡邉一生メンバー全員が横並び、点取り屋のエース・ストライカーが4人いるという印象。にもかかわらず、縦の線が揃ったバンド・アンサンブルが肝。ライブで聴くと、曲の良さが倍増して、何とも気持ちいいのだ。つまり曲の中で主役が入れ替わり、様々な見せ場を作ってくれるけど、最後に残るのは楽曲の良さ、バンド・アンサンブルの素晴らしさなのだ。いそうでいないバンドだと思う。この日は11月に出たばかりの新曲「アクション!」を初披露。演奏前に「今はSNSで人のことがよく見えるから、ギターを弾きたいと思っても自分より上手い人を見つけて、辞める人もいる。自分がやることに意味があるんだ!」とムツムロは熱いMCを挟み、さらに「普段やらないことにチャレンジする」と言い出し、同曲をプレイする前にステージでジャンプを決めていた。Photo:渡邉一生それこそチャレンジという言葉にかけるなら、今年は地元である大阪城ホールでワンマン・ライブ、加えて、シングルやアルバムまで出し、精力的に活動してきた彼ら。そして、今年の締め括りは最強の対バン勢を迎えた本ツアー。その初日にあたるZepp Fukuoka公演は幸先のいいスタート・ダッシュが切れたのではないだろうか。いい歌といい曲、加えて、最高のアンサンブルと激熱のメッセージを各地で受け止めてほしい。<ツアー情報>『秋のグーパンまつりZ 2024』11月13日(水) 福岡・Zepp Fukuoka開場18:00 / 開演19:00ゲスト:04 Limited Sazabys※SOLD OUT/終了11月20日(水) 北海道・Zepp Sapporo開場18:00 / 開演19:00ゲスト:UNISON SQUARE GARDEN※SOLD OUT11月26日(火) 愛知・Zepp Nagoya開場18:00 / 開演19:00ゲスト:サンボマスター※SOLD OUT11月27日(水) 大阪・Zepp Osaka Bayside開場18:00 / 開演19:00ゲスト:マカロニえんぴつ※SOLD OUT12月5日(木) 東京・Zepp Haneda(TOKYO)開場18:00 / 開演19:00ゲスト:凛として時雨※SOLD OUT<リリース情報>デジタル・リリース「アクション!」配信中ハンブレッダーズ「アクション!」ジャケット配信リンク:デジタル・リリース「フィードバックを鳴らして」配信中ハンブレッダーズ「フィードバックを鳴らして」ジャケット配信リンク:ハンブレッダーズ公式サイト:
2024年11月19日2025年1月から2月にかけて上演されるミュージカル『SIX』と漫画『セシルの女王』のスペシャルコラボレーションとして、オリジナルイラストが公開された。ミュージカル『SIX』は、英国史上最もスキャンダラスな暴君として知られるヘンリー8世の元王妃たち6人が主人公で、王に虐げられた彼女らが現代に蘇り、ガールズバンドを結成。「誰がいちばん悲惨な目にあったのか」を競い歌う物語。2025年1月に東京で英国からのツアーキャストによる来日公演(英語上演・日本語字幕)、続けて同作の日本キャスト版公演(日本語上演)が東京、愛知、大阪で開催される。そして、『セシルの女王』(小学館 / ビッグコミックス)は、エリザベス1世を女王にしたウィリアム・セシルが主人公のこざき亜衣が描く宮廷ドラマの漫画。現在、1巻から7巻まで単行本が出版されており、ちょうど『SIX』に登場する6人の王妃たちの時代が描かれている最中だ。この縁がきっかけで、今回のコラボレーションが実現した。公開されたのは、こざき描き下ろしの『セシルの女王』に登場する王妃たちが、『SIX』の衣裳を身にまとい歌うオリジナルイラスト。併せて、ミュージカル『SIX』の来日版1月9日(木) 19時の回と、日本キャスト版2月5日(水) 14時の回が“セシルの女王Day”に決定。来場者全員に、本イラストのポストカード(非売品)が配布される。<公演情報>ミュージカル『SIX』日本公演原作:TOBY MARLOW & LUCY MOSS■来日版(英語上演・日本語字幕付)2025年1月8日(水)~26日(日)会場:東京・EXシアター六本木■日本キャスト版2025年1月31日(金)~2月21日(金) 東京・EXシアター六本木2025年2月28日(金)~3月2日(日) 愛知・御園座2025年3月7日(金)~16日(日) 大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ公式サイト:<書籍情報>『セシルの女王』作者:こざき亜衣出版:小学館 ビッグコミックス※現在単行本で1~7巻まで発売中。最新8巻は、2025年1月末発売予定。
2024年11月19日日本、そして世界の若き才能を披露する公演『Songwriters’ SHOWCASE』が、12月18日(水) に東京・シアタークリエにて開催される。本公演は、日本ミュージカル界の長きにわたる課題であるミュージカル作家・作曲家の育成と日本のミュージカルの底上げを目的として東宝が企画・制作。そして、「日本の映画・演劇・映像文化の発展と向上」を定款に掲げ、ワークショップ事業などを展開する一般社団法人映画演劇文化協会が主催として加わり上演される。『Songwriters’ SHOWCASE』は、日本、韓国、アメリカ、イギリスの各国から選抜された作家・作曲家が手がけた楽曲を、日本と韓国の最高峰のミュージカル俳優によって上演するこの日限り特別な公演となる。日本からは、今年8月に開催された『Musical Theater Writing Program』参加者から選抜された3作品が参加。韓国、アメリカ、イギリスからもそれぞれ各国にて選抜された3作品が参加する。出演は、日本のミュージカル界を牽引する井上芳雄、中川晃教をはじめ、韓国ミュージカル界で主演を務めるイ・チュンジュ、チェ・ナヘといった豪華キャスト陣が集結。各国の若き作家・作曲家たちがつくりだした世界を表現する。<公演情報>『Songwriters’ SHOWCASE』2024年12月18日(水) 16:00 開演会場:東京・シアタークリエ構成・演出:上田一豪出演:井上芳雄(MC)、イ・チュンジュ、霧矢大夢、シルビア・グラブ、ダンドイ舞莉花、チェ・ナヘ、中川晃教、遥海、吉高志音(50音順)チケット:7,000円(全席指定・税込)一般販売:11月30日(土) 11:00より
2024年11月19日12月28日(土) から31日(火) に千葉・幕張メッセ国際展示場1~11ホールとイベントホールで開催される『COUNTDOWN JAPAN 24/25』のタイムテーブルが発表された。『COUNTDOWN JAPAN』は2003年から始まった日本最大の年越しフェス。今年は昨年同様に3ステージでの開催となるが、GALAXY STAGEとCOSMO STAGEのキャパシティを拡大し、5年ぶりにグッズ・クロークエリアとして9~11ホールも使用される。なお、チケットは全券種が売り切れとなった。<イベント情報>『COUNTDOWN JAPAN 24/25』12月28日(土) ~31日(火) 千葉・幕張メッセ国際展示場1~11ホール・イベントホール※12月28日(土) は国際展示場1~11ホールのみ■12月28日(土)~30日(月)開場9:30 / 開演12:00 / 終演20:40■12月31日(火)開場12:00 / 開演14:40 / 終演29:00■12月28日(土)ano / imase / UVERworld / Omoinotake / KANA-BOON / キュウソネコカミ / Gyubin / Creepy Nuts / こっちのけんと / KOMOREBI / 櫻坂46 / SUPER BEAVER / Da-iCE / Tani Yuuki / DISH// / TETORA / 乃紫 / Vaundy / FOMARE / FRUITS ZIPPER / ME:I / moon drop / 紫 今 / 緑仙 / 緑黄色社会■12月29日(日)Aqua Timez / 新しい学校のリーダーズ / アンジュルム / 打首獄門同好会 / Age Factory / Awich / サバシスター / SHISHAMO / shallm / SPYAIR / 10-FEET / 東京スカパラダイスオーケストラ / トゲナシトゲアリ / Novel Core / BEYOOOOONDS / Fear, and Loathing in Las Vegas / FAKE TYPE. / 04 Limited Sazabys / フレデリック / HEY-SMITH / ポルカドットスティングレイ / マキシマム ザ ホルモン / MAN WITH A MISSION / ヤバイTシャツ屋さん / LANA■12月30日(月)アイナ・ジ・エンド / 秋山黄色 / Ado / amazarashi / Eve / 川崎鷹也 / CLAN QUEEN / クリープハイプ / Saucy Dog / 佐野元春 & THE COYOTE BAND / Chevon / シャイトープ / This is LAST / Novelbright / ハンブレッダーズ / PEOPLE 1 / 羊文学 / ファントムシータ / flumpool / マカロニえんぴつ / MAISONdes / モーニング娘。’24 / yama / 礼賛 / ロクデナシ■12月31日(火)IS:SUE / indigo la End / おいしくるメロンパン / カネヨリマサル / Kroi / go!go!vanillas / コレサワ / サンボマスター / syudou / jo0ji / シンガーズハイ / 須田景凪 / ずっと真夜中でいいのに。 / SixTONES / sumika / すりぃ / Chilli Beans. / Tele / TOOBOE / なきごと / なとり / NEE / 日食なつこ / NewJeans / ねぐせ。 / ハルカミライ / ブランデー戦記 / BLUE ENCOUNT / 星街すいせい / マルシィ / muque / Mega Shinnosuke / め組 / ヤングスキニー / Lucky Kilimanjaro / 離婚伝説 / WurtS公式サイト:
2024年11月19日緑黄色社会と映画『六人の噓つきな大学生』(11月22日(金)公開)のキャスト陣がコラボレーションしたスペシャル番組「映画『六人の嘘つきな大学生』公開記念 六嘘×リョクシャカ SPコラボ」が11月19日(火)正午より配信を開始した。スペシャルコラボ番組のタイトルは、「映画『六人の嘘つきな大学生』公開記念 六嘘×リョクシャカ SPコラボ」。"六嘘”で就活性を演じた浜辺美波・赤楚衛二・佐野勇斗・山下美月・倉悠貴・西垣匠が、”六嘘”主題歌を担当した緑黄色社会のメンバーを相手に【今だから話せる主題歌「馬鹿の一つ覚え」誕生秘話】【作中で共感したキャラクター】【四人の中で一番“嘘”が得意なメンバーは誰?】など、“リョクシャカ”の新たな表情を引き出すための面接を行う。また同作の主題歌、緑黄色社会「馬鹿の一つ覚え」は、各音楽配信サイトにて配信中。<配信情報>映画『六人の嘘つきな大学生』公開記念 六嘘×リョクシャカ SPコラボ11月19日(火)正午12:00より配信 (東宝公式YouTubeチャンネル)映画『六人の嘘つきな大学生』公開記念 六嘘×リョクシャカ SPコラボ<上映情報>タイトル:六人の嘘つきな大学生公開日:2024年11月22日(金)原作:浅倉秋成「六人の嘘つきな大学生」(角川文庫刊)出演:浜辺美波赤楚衛二佐野勇斗山下美月倉悠貴西垣匠 ほか監督:佐藤祐市(『キサラギ』『ストロベリーナイト』『累 -かさね-』『ういらぶ』など)脚本:矢島弘一(『毒島ゆり子のせきらら日記』『おもひでぽろぽろ』など)制作プロダクション:KADOKAWA配給:東宝©2024「六人の嘘つきな大学生」製作委員会「六人の嘘つきな大学生」公式サイト<リリース情報>緑黄色社会「馬鹿の一つ覚え」配信中ダウンロード・ストリーミング緑黄色社会「馬鹿の一つ覚え」Music Video<ツアー情報>緑黄色社会 ホールツアー20253月8日(土) 千葉・市原市市民会館3月14日(金) 栃木・宇都宮市民文化会館 大ホール3月22日(土)・23(日) 愛知・愛知県芸術劇場 大ホール3月28日(金) 広島・広島文化学園HBGホール3月30日(日) 熊本・熊本城ホール メインホール4月6日(日) 新潟・新潟県民会館4月11日(金) 京都・ロームシアター京都 メインホール4月12日(土) 和歌山・和歌山県民文化会館 大ホール4月18日(金) 三重・三重県文化会館 大ホール4月20日(日) 宮城・仙台サンプラザホール4月27日(日) 北海道・函館市民会館 大ホール4月28日(月) 北海道・カナモトホール(札幌市民ホール)5月2日(金) 茨城・水戸市民会館 大ホール5月5日(月祝) 群馬・高崎芸術劇場 大劇場5月8日(木) 大阪・フェスティバルホール5月10日(土) 兵庫・アクリエひめじ 大ホール5月14日(水) 静岡・アクトシティ浜松5月21日(水) 東京・J:COMホール八王子5月24日(土) 高知・高知県立県民文化ホール 大ホール5月25日(日) 香川・レクザムホール・大ホール5月30日(金) 岡山・岡山芸術創造劇場ハレノワ 大劇場6月1日(日) 島根・島根県民会館 大ホール6月7日(土) 長野・ホクト文化ホール6月8日(日) 石川・本多の森 北電ホール6月13日(金) 福岡・福岡サンパレス6月14日(土) 鹿児島・川商ホール第1ホール6月20日(金) 福島・けんしん郡山文化センター 大ホール6月22日(日) 秋田・あきた芸術劇場ミルハス 大ホール【チケット情報】全席指定 7,400円(税込)受付期間:11月18日(月)18:00~11月26日(火)23:59チケット受付URL:()緑黄色社会 オフィシャルサイト:()
2024年11月19日デビュー15周年を迎えるOKAMOTO’Sが、来年1月22日(水)発売のオリジナル・アルバム『4EVER』の収録楽曲とアルバムビジュアルを公開。アルバムビジュアルは、ハマ・オカモト(b)が撮影した写真をもとにホシ エイスケ氏がデザインを施した作品となっている。15周年10枚目のオリジナル・アルバムとなる本作には、10月先行配信の「Song 4 You」、少年ジャンプ原作TVアニメ『Dr.STONE』第三期エンディングテーマ「Where Do We Go?」、少年ジャンプ原作TVアニメ『アンデッドアンラック』第二期エンディングテーマ「この愛に敵うもんはない」ほか、新曲を含む全13曲を収録。さらに、12月14日(土)には神奈川・KT Zepp Yokohamaにて所属事務所ソニー・ミュージックアーティスツの50周年企画『SMA 50th Anniversary presents「ありがとうSMA ~冬~ by OKAMOTO’S」(決)』を開催予定。デビュー15周年をメンバー4人と、そして全国のファンとともに祝っていくツアー『OKAMOTO’S 15thAnniversary FORTY SEVEN LIVE TOUR RETURNS』も開催中。<リリース情報>10th アルバム『4EVER』2025年1月22日(水)発売【収録曲】両形態共通01.ありがとう02.4EVER03.Greatest World04.Continue05.Skit :1 Get loaded06.LOAD07.Cheep Hero08.よくないね09.Where Do We Go?10.カーニバル(Album ver.)11.Skit 2: Nothing can challenge this love12.この愛に敵うもんはない13.Song 4 You◾️初回生産限定盤(CD+Blu-ray)レコードジャケット仕様5,500円(税込)Blu-ray:OKAMOTO’S 15th ANNIVERSARY DOCUMENT OF RETURNS【初回生産限定盤】◾️通常盤(CD)税込価格:3,300円【通常盤】予約購入リンク※店舗特典あり<イベント情報>SMA 50th Anniversary presents 『ありがとうSMA ~冬~ by OKAMOTO’S』(決)2024年12月14日(土)神奈川・KT Zepp Yokohama開場16:00/開演17:00出演:OKAMOTO’Sゲスト:氣志團 、Cody・Lee(李)、 SMAに所属しているあんな人、こんな人【チケット情報】1Fスタンディング:5,500円(税込/ドリンク代別)2F指定席:6,000円(税込/ドリンク代別)一般発売11月23日(土)10:00<ツアー情報>OKAMOTO’S 15thAnniversary FORTY SEVEN LIVE TOUR -RETURNS-※終了公演は割愛2024年11月29日(金) 徳島・徳島club GRINDHOUSE11月30日(土) 高知・高知 X-pt.12月1日(日) 愛媛・松山サロンキティ12月7日(土) 栃木・HEAVEN’S ROCK宇都宮 VJ-212月8日(日) 群馬・前橋DYVER2025年1月9日(木) 沖縄・沖縄桜坂セントラル1月12日(日) 宮崎・宮崎LAZARUS1月13日(月・祝) 大分・大分DRUM Be-01月18日(土) 茨城・水戸LIGHT HOUSE2月1日(土) 千葉・柏PALOOZA2月8日(土) 静岡・浜松窓枠2月9日(日) 兵庫・神戸VARIT.2月11日(火) 香川・高松MONSTER2月14日(金) 鹿児島・鹿児島CAPARVOホール2月15日(土) 熊本・熊本B.9V12月16日(日) 福岡・福岡LOGOS2月22日(土) 鳥取・米子laughs2月23日(日) 島根・出雲APOLLO2月24日(月・祝) 広島・広島クラブクアトロ3月7日(金) 山梨・甲府CONVICTION3月8日(土) ⾧野・⾧野CLUB JUNK BOX3月9日(日) 新潟・新潟GOLDENPIGS RED STAGE3月12日(水) 北海道・札幌ペニーレーン3月14日(金) 青森・青森Quarter3月15日(土) 岩手・盛岡CLUB CHANGE WAVE3月16日(日)宮城・仙台Rensa3月20日(木・祝) 神奈川・yokohama Bay Hall4月5日(土) 愛知・名古屋ダイアモンドホール4月6日(日) 大阪・なんばHatchチケット受付:()Tour特設サイト:’S オフィシャルサイト:
2024年11月19日連日、解禁になる新作の映画の予告編の中から編集部が注目する映像をピックアップ。『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』(2025年5月23日公開 )来年最大の注目作の予告がついに公開になりました。前作『デッドレコニング』では“エンティティ”と呼ばれる謎のAIの動きを阻止するべく、イーサン・ハントたちがふたつの鍵を巡って世界各地で攻防を繰り広げましたが、新作ではいよいよイーサンとエンティティが対峙することになりそうです。現在、エンティティは沈没した潜水艦の中にあり、予告でも俳優陣が潜水している場面が登場します。前作公開時にサイモン・ペッグにインタビューしたところ、新作は南アフリカや北極などで撮影した模様。本シリーズと言えば、高所でのスタントがおなじみで今回の飛行機に絡んだスタントが登場するようですが、実は北極での撮影の方が危険度は高いのかも。ちなみに本作はいくつかのシーンをIMAXカメラで撮影しているようです。そして劇中にイーサン・ハントのナイフが出てくるカットがあるのも注目。ブライアン・デ・パルマが監督したシリーズ1作目のシーンですが、本作の監督を務めるクリストファー・マッカリーにとってこの場面は極めて重要です。前々作公開時の筆者のインタビューでは「あのシーンでイーサンがクリーガーを制止して“Zero body count(日本語字幕では“殺すな”になっている)”と叫ぶのを見たとき、イーサンは大勢の命も、たったひとりの命も同じように扱っていると思ったんです。これこそがイーサン・ハントのモラル(倫理)で、新作では彼のモラルの問題を扱おうと思いました」と語っています。本作はイーサン・ハントのモラル、正義感、人生の道のりを描いてきた連作のもしかしたら“最終章”になるのかもしれません。『ゴールドフィンガー 巨大金融詐欺事件』(2025年1月24日公開)来年の冒頭は香港映画祭り!新年1月17日(金)から傑作『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』(必見!)が公開になり、翌週にはトニー・レオンとアンディ・ラウが競演する本作が公開になります。トニーが演じるのは凄腕詐欺師、そしてアンディが演じるのは彼を追う捜査官。80年代香港を舞台に、ふたりが対峙し、ぶつかり合う。名作『インファナル・アフェア』の主演コンビ、久々のタッグ作になります。監督は『インファナル…』の脚本家でもあるフェリックス・チョン。『ザ・ルーム・ネクスト・ドア』(2025年1月31日公開)第81回ベネチア国際映画祭で最高賞の金獅子賞を受賞したペドロ・アルモドバル監督の最新作です。重い病に侵されたマーサ(ティルダ・スウィントン)と、かつての親友イングリッド(ジュリアン・ムーア)はマーサが迎える“その日”までの時を共に過ごす。予告編を観るだけでも主演ふたりの演技に魅了されます。『鹿の国』(2025年1月2日公開)予告編を観ていて、思わず気になった1作。諏訪盆地(長野県)に位置する日本最古の神社のひとつ、諏訪大社の祭礼をめぐるドキュメンタリー作品で、年間200回を超える謎に満ちた祭礼を捉えます。ドキュメンタリー作品では日常では気軽に観ることができない場所、人、空間、祭礼などの特別な時間をスクリーンを通じてじっくりと観ることができますが、本作も映画館でしか観ることのできない光景を堪能できそうです。予告編で流れる音楽も美しい。担当したのは、映画『流浪の月』や、NODA・MAP公演なども手がける音楽家・原摩利彦。こちらも注目です。(C)2024 PARAMOUNT PICTURES.(C)2023 Emperor Film Production Company Limited All Rights Reserved(C)2024 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved. (C)El Deseo. Photo by Iglesias Más.
2024年11月19日11月16日、レイザーラモンRGのバスツアー『RG生誕50周年記念 復活!あるあるミステリーバスツアー』と、武将様(ミサイルマン・岩部)とゴエ爺(ザ・プラン9 浅越ゴエ)の摩訶不思議珍道中(バスツアー)『武将様、ゴエ爺と行く!摩訶不思議珍道中 〜江戸編〜 旅の最後はあるあると戦国の諸芸鑑賞会の巻!』が同時開催された。これは、レイザーラモンRGの50歳を祝う企画「レイザーラモンRG’s Golden Jubilee Celebration ~50年の笑いと遺産~」第3弾。「あるあるミステリーバスツアー」は、参加者に行先を告げずバス車中でひたすらRGがあるあるを歌いながら予測不能な旅を楽しむツアーシリーズ。「摩訶不思議珍道中」は、まるで戦国時代に転生したかのような気分が味わえる唯一無二の旅で、今回関東初開催となる。集合場所の東京駅付近に停車したバスで、それぞれの参加者たちが主役を待っていると、令和とは思えない姿の武将様とゴエ爺に続いて、白のピチT、超ミニスカート、ロングヘアで、片手にスマホ、もう片方の手で白いキャリーケースをひいている女性らしき姿が。何かを探すようにキョロキョロしながら、武将様とゴエ爺に続いて摩訶不思議珍道中の大型籠に乗り込むと、「代表いますか?」と、どうやら“代表”なる人物を探している様子。察した乗客の爆笑を後に、“代表を探す女性”に扮したRGは自らのバスに移動。ホーム感に溢れた車内で大歓迎を受けると、代表を探しつつ「このモノマネは今日しかできない」「バズってほしいけどバレたくない」と本音をポツリ。ひとまずこのモノマネのポストを乗客と一緒にチェックすると「仕事が早いw」「ムダに足がキレイ」などのコメントに一安心。ミステリーバスツアーならぬ“代表を探しに行くバスツアー”が無事にスタートした。戦国の世には珍しいいでたちの代表を探す女性に武将様もゴエ爺も目が釘付けに一方、武将様とゴエ爺の大型籠では係決めを開始。毒見係、解毒係、高齢のゴエ爺のためのお薬係、お茶を入れる利休係、マキビシ回収係など、全員が何らかの役割を任命。忍者の武器・クナイを渡された護衛係の中にはなんと5歳の精鋭も。そして、今回も武将様からおやつとお手製の「旅のしおり」を贈呈。旅のしおりには、「同じ籠に乗れば皆、友達」「真田軍、明智軍、見かけたら報告」などの“旅の心得”以外に、“寝屋川ゴエンと怪盗ブッショの謎解き”が。巻物のヒントを頼りに盗まれた信長様のおやつを取り返すという壮大な使命が乗客に課せられてしまう。出発恒例の儀式に毎回手を抜かない武将様とゴエ爺RGのバスでは、『RGあるあるワールドツアー in 九州』で声がカスカスになったRGが「ちょうどいい歌がある」と、中村あゆみ「翼の折れたエンジェル」で喉慣らし。すると、「Thirteen 代表と出会い」「もし俺が代表だったら 記者を近づけやしないのに」と自然と歌ってしまい、「私たちの歌になってる!」とビックリ。その後は「恋におちて -Fall in love-」(小林明子)、「もしかして PART II」(小林幸子・美樹克彦)、「やっぱ好きやねん」(やしき たかじん)など、あるあるそっちのけで代表への想いを熱唱。途中、カラオケPVに出てきた男女の切ない顛末を自分と代表に重ねて「代表!」と絶叫してしまう場面も。乗客も、次第にかわいく見えてきた“代表を探す女性”にどんどん肩入れ。代表の情報をネットで調べたりと、なかなか代表に会えない女性に同情しているうちに、あるあるを歌わないまま、最初の目的地に到着した。代表のことがやっぱり好きで忘れることはできない代表を探す女性。カラオケのPVに登場する女性に同情し切ない表情になる場面もミステリーツアーが到着したのは「JAXA(宇宙航空研究開発機構)」。いつのまにか『あるあるクルーズ in 神戸』でも披露したモノマネにチェンジしたRGは、「早く準備しろよ!」「降りろつってんだろ!」と言葉荒くも乗客たちを丁寧に誘導。施設内は撮影禁止の場所も多く「撮んじゃねーよ!」と施設スタッフに代わって事前に何度も注意。貴重な内部の見学や宇宙で行われた実験の数々に「ハンパねぇ!!」を連発していたが、後半には「へえ~」「すごい!」と参加者たちと一緒になって子どものように目を輝かせていた。さらに、お土産コーナーでは、宇宙服のオレンジスーツとブルースーツを手に「欲しい! どっちがいい!?」と大はしゃぎ。結局2着とも買ってしまい「宇宙コント作るしかない」と苦笑い。「JAXAハンパねぇ」と大満足の様子だった。14層の布地でできている宇宙服に「ハンパねぇ!」を連発。中でも「タンパク質結晶生成宇宙実験」の説明には興味津々「オレンジのほうが宇宙服っぽいけどブルーは普段使いもできそう」としばらく悩むも結局両方購入宇宙服を購入した後にはこの前で宇宙から帰還する宇宙飛行士のような動画を撮影。仕上がりはXにて御確認を摩訶不思議珍道中の大型籠はまず守谷サービスエリアへ。ここで、段差係が高齢のゴエ爺に段差を知らせるのが遅く、段差に気付いたゴエ爺が恐怖でワナワナしてしまう珍事が発生。武将様は段差係を責めるも、恩情により事なきを得た。そして、護衛係が武将様の周囲を守り固めながらエリア内を満喫。護衛係のおかげで敵に襲われることなく、次なる目的地「こもれび森のイバライド」に到着した。武将様をガッチリと守る護衛係たち園内ではオカリナの絵付けを体験。ゴエ爺は特徴の眼鏡を描いたオカリナのデザイン。武将様は絵付けをせずに参加者たちにリクエストを募って優しくオカリナの曲を奏でる。黄色く染まった銀杏並木では、ふたりの写絵を撮影するため、撮影係、化粧係、美白係などが総動員。さらに、園内で謎解きの手がかりとなる巻物を発見。謎解きに頭を悩ませつつ多くの任務を遂行する盛りだくさんの珍道中を繰り広げつつ、やっと昼食の時間が訪れた。絵付けをせずにオカリナを吹き続ける武将様摩訶不思議珍道中一行がイバライド内の野外料理場で豚肉や野菜焼きを堪能していると、そこに代表を探す女性とミステリーツアーの一行が合流。女性は武将様とゴエ爺に代表がいないか聞くも残念ながら見つからず、仕方なくここでランチをとることに。両ツアーの和気あいあいとした時間もつかの間、なんとゴエ爺の食事に何者かによって毒が盛られ、苦しみだすゴエ爺。そこで解毒係がすぐさま対処。回復の儀で太鼓係と拍子木係に合わせてゴエ爺は感謝の口上を述べた。すると、「仕上がってますね(笑)」と他人事だったRGの食事にもまさかの毒が。RGも少し残っていた解毒剤をわけてもらい、なんとか命拾いした。遭遇するなり「代表見ませんでしたか?」と聞かれ困ってしまう武将様とゴエ爺ゴエ爺の毒騒動に我関せず黙々と肉を食べる代表を探す女性にこのあと悲劇が武将様の命により代表を探す女性の撮影にも全力で協力する摩訶不思議珍道中の撮影隊この日唯一の両ツアー集合写真食事後、ミステリーツアーは再び代表探しを続行。バラが咲き乱れる美しい庭園、クリスマスの装飾がされたフォトスポット、馬や羊たちなどかわいい動物たちのエリアなど、いるはずのない場所で代表を探し続ける健気な姿を参加者たちは全力で応援。しかしながら代表は見つからず、次なる目的地へと移動することに。クリスマス仕様のフォトスポットで代表を探す女性代表を探す女性をよりかわいく撮影しようと奮闘する参加者たちイバライドまでの道中では、「大仏あるある」を「三日月」(絢香)にのせて「大仏がいるからねって」「大仏によりかかる事はできない」と歌詞を寄せつつ、「廃墟になりがち」と歌ったRG。「茨城あるある」では、名曲生まれがちな「ギンギラギンにさりげなく」(近藤真彦)にのせて「茨城あるある笑いなよ」「イバラギンギラギンにさりげなく」「そいつがあるあるの言い方」と熱唱し大盛り上がり。イバライドから次の目的地へ向かう車中では、「千葉あるある」を「We Are The World」(USA for Africa)にのせて「Chiba the world Chiba the children」と歌っていると、摩訶不思議珍道中の大型籠が偶然隣を通り過ぎ、互いに車中から手を振るピースフルな光景も見られた。摩訶不思議珍道中は途中、牛久大仏に立ち寄り記念撮影。車中では毎度恒例の戦国ビンゴを開催し、当選者には、武将様やゴエ爺のみならず歴史上の人物や現代の有名人からの色紙をプレゼント。ミステリーツアーは車中でRGのしゃがれソングタイム、あるあるリクエストタイムを堪能しながら、それぞれ最後の目的地、大宮ラクーンよしもと劇場に到着。両参加者共に劇場の前方座席で「RGが60分あるあるを歌い続け武将様とゴエ爺が懐かしの戦国諸芸をお見せする!大宮の陣!」を観劇した。鎌倉時代に誕生した浄土真宗の東本願寺派本山東本願寺によって昭和に着工し平成に完成した牛久大仏の前で令和に記念撮影する戦国時代の武将様とその一行同舞台では観客から募ったお題で、RGがあるあるソングを披露した後、武将様が色紙に書いたあるあるをお披露目。そのあと、武将様とゴエ爺がランダムに選んだ戦国諸芸を演じる。「扶養」というお題では、武将様の「さすがにないだろう」というフリに、「マジで今の所ないです」と苦笑いするRG。しかし、「YAH YAH YAH」(CHAGE and ASKA)にのせて「掴んだあるある使えずに あるある失くしてないかい」「今から一緒に これから一緒にあるある言おうか」「FUYAH FUYAH FUYAH」と拳を挙げると、「控除されがち」と歌い上げ、会場中が拍手喝采。武将様は「人生で一度も言ったことないがち」と色紙にしたため観客は大笑い。戦国諸芸は「ゴエってぃ」が選ばれ、ゴエ爺が「小さき事は気にするでない」と高齢とは思えない切れ味でやり切ってみせた。「歌ってるうちに降りてくる」の言葉通り見事な「扶養あるある」に会場の熱気は最高潮きょうれつぅぅにキレッキレなゴエってぃ武将様には漢字も浮かばないほど馴染みのない言葉だった「扶養」あっという間の1時間となった最後のお題は「宇宙」。RGは「TSUNAMI」(サザンオールスターズ)に乗せてJAXAで知った「頭をちょっと下げて寝ると宇宙にいるときと同じ」(頭側を6度下に傾け横たわると宇宙での重力に近い状態を作ることができる)という知識を披露。武将様は「今日の銀狼(RG=シルバーウルフ)の歌声、今日の皆々様の笑い声、宇宙に届きがち」と色紙にしたため割れんばかりに拍手が沸き起こった。最後の戦国諸芸はRGが大好きな「終始ここから」の「悲しき刻」。武将様とゴエ爺が紙芝居で繰り出す、戦国にも今の世にも通じる少し切なきあるあるに観客は笑いっぱなし。エンディングでRGは「10年やってるこのイベントが一大コンテンツになったことをうれしく思います」と締めの挨拶。すると、サプライズで摩訶不思議珍道中からRGに色紙のプレゼントが。武将様の「めでたきや、めでたきや」という口上で長い1日が幕を閉じた。最後は観客の中からフードをかぶった代表っぽい人物を発見。代表を探す女性の目的も無事に達成された公式サイト:
2024年11月19日アール・ヌーヴォーを代表する作家として知られ、のちにチェコの国民的芸術家となったアルフォンス・ミュシャ(1860-1939)の多彩な芸術活動に焦点をあてた展覧会が、11月23日(土・祝)から2025 年1月5日(日)まで、横浜のそごう美術館で開催される。チェコに生まれ、27歳でパリに出たミュシャは、1894年の年末にパリの大女優サラ・ベルナールのために制作したポスターで大評判を得て、一躍パリの人気作家となった。流麗な線と華やかな色彩で美しい女性像を描いた洗練された作品によって、アール・ヌーヴォーの旗手として活躍。サラのための舞台装置や衣裳、ジュエリーをデザインするとともに、香水やお菓子のパッケージなど商業美術も幅広く手がけたが、後年はスラヴ民族の歴史を描いた大作の連作《スラブ叙事詩》をはじめ、祖国チェコのための作品制作に力を入れ、78歳でプラハの地で逝去した。書籍『装飾アルバム』より《ビザンティン》(pl.46)1900年チマル・コレクション同展は、チェコのモラヴィアに住む医師ズデニェク・チマル博士が、両親らの収集品をさらに充実させて構築したチマル・コレクションを紹介するもの。ミュシャを代表する美麗なポスター作品や装飾パネルに加え、初期作や素描、水彩、油彩などの貴重な直筆作品、宝飾品やデザインを手がけたプロダクト、書籍や装飾デザイン用の資料集など、多彩な作品が含まれた包括的なコレクションであることがその特徴だ。また学生時代の直筆ノートや、家族や友人と一緒の写真など、ミュシャの私的な生活をうかがわせる資料が豊富な点も興味深い。水彩画《ヒナゲシ》1904年チマル・コレクションチマル・コレクションの一部は、2009年にチェコで初めて公開され、その後に主な作品群が東欧や日本でも紹介されたが、今回の展覧会では、約90点の初来日作品を含む、総数約170点に及ぶ選りすぐりの作品が展観される。華やかなポスターももちろん魅力的だが、それにとどまらない多彩なミュシャ芸術の魅力にふれる機会となる。マルチ・アーティストの先駆者であるミュシャのそのマルチぶりを堪能したい。<開催概要>『ミュシャ展 マルチ・アーティストの先駆者』会期:2024年11月23日(土・祝)〜2025年1月5日(日)会場:そごう美術館時間:10:00~20:00、12月31日(火)、1月1日(水・祝)は18:00まで(入館は閉館30分前まで)休館日:会期中無休料金: 一般1,400円、大高1,200円チケット情報:() 公式サイト:
2024年11月19日KAATの参加型避難体験公演『避難体験 in KAAT #2 ≪お笑いライブ≫ ~爆笑で劇場が揺れる? いいえ、これは地震訓練です~』が、2025年1月27日(月) に神奈川・KAAT神奈川芸術劇場<ホール>で開催される。2023年1月に実施された第1弾は、寄席の最中に火災が発生という設定で、500名以上の観客が建物の外までの避難を体験。一緒に参加した劇場スタッフも多くの学びを得たという。第2弾は吉本興業の協力のもと、“夜のお笑いライブ中に地震が発生したら”という設定で行われる。災害時はエレベーターやエスカレーターは利用することができず、5階から8階の客席から全ての階段を使用して、建物の外まで避難することになる。訓練が終わった後は、GAG、ダイタク、シシガシラ、カゲヤマ、いぬが出演するお笑いライブを楽しむことができる。<公演情報>『避難体験 in KAAT #2 ≪お笑いライブ≫ ~爆笑で劇場が揺れる? いいえ、これは地震訓練です~』2025年1月27日(月) 神奈川・KAAT神奈川芸術劇場<ホール>開場17:45 / 開演18:30料金:無料(4歳以上はチケット必要)出演(予定):GAG、ダイタク、シシガシラ、カゲヤマ、いぬKAAT神奈川芸術劇場 公式サイト:
2024年11月19日石崎ひゅーいのワンマンツアー『石崎ひゅーい TOUR 2024「宇宙百景」』のファイナル公演が11月17日に大阪・梅田クラブクアトロで行われた。『石崎ひゅーい TOUR 2024「宇宙百景」』は、2023年7月にリリースされたデビュー10周年記念アルバム『宇宙百景』を携えた約2年半ぶりのバンドツアーで、9月から11月までの約3カ月間で全国20会場を巡った。開演を待ち切れずどこからともなく手拍子が沸き立つ中、大きく手を広げステージへと現れた石崎が一人ひとりと目を合わせるように優しい視線を送り、トオミヨウ(key)とふたりで奏でた「スタンドバイミー」でライブはスタート。「『TOUR 2024「宇宙百景」』、ファイナル始めます!」と宣言した後は、共に旅した気心知れたバンドメンバーをバックにフロアの隅々にまで目を配り、愛おしくて仕方ないという表情で「邂逅」を歌唱。「石崎ひゅーいの始まりの歌を歌います!」とぶち上げた「第三惑星交響曲」では、幸せそうにぴょんぴょん飛び跳ねる彼の歌声に共鳴するがごとくシンガロングが巻き起こり、思わず「むっちゃいい感じ! もう名残惜しいな……」と漏らした石崎に、「早い早い!」と客席からツッコミが入ったのは大阪ならでは(笑)。その後も、『宇宙百景』の収録曲からアッパーな「スパノヴァ」や「ワスレガタキ」、心地良さげにオーディエンスも肩を揺らした妖艶な「デュラ・デュラ」と畳み掛けていく。MCでは、「全国20カ所をバンドで回るなんて、思い返せばデビューの頃以来じゃないかな? 音楽をやっていろんな人と出会って、逆に別れもあって……しみじみします」と時折、物思いにふけりつつ「次にやる曲はそういう音楽をやれたから出会えた、クリープハイプの尾崎世界観(vo,gt)が作ってくれた曲を」と「あたしは恋をしている」を披露。石崎のチャーミングさを隠し味にしたアコースティックな楽曲には、とりわけ温かな気持ちで満たされる。さらにはドラマチックなミドルチューン「花束」、アイナ・ジ・エンドへ提供した「アイコトバ」と、エモーショナルなボーカルに何度も心を揺さぶられるゾーンが続く。「大阪はデビューの時からずっと見てくれている感じがして。成長しているかな俺?(笑) そんな大阪のみんなに愛を込めて」とささげた壮大なスケールの「アンコール」、サイケデリックでファンタジックな「バターチキンムーンカーニバル」、躍動感と高揚感溢れる「あなたはどこにいるの」やオリエンタルなビートに乗せまくし立てた「SEXY」など、石崎ひゅーいのシンガーソングライターとしての個性と魅力を今でもみずみずしく感じさせるセットリストで立て続けに聴かせ、ライブはいよいよ後半戦へ。「このツアーを回ってしみじみ思ったのが、来てくれた一人ひとりがめっちゃいい顔をしているわけ。泣いたり喜んだり何かを思い出して感情的になっていたり……みんなの表情の一つ一つが自分の音楽になると気付いたんです。そうやって音楽を作らせてくれて本当にありがとう。もっとでっかい景色をみんなに見せたい。今日と同じようにそこにいてほしい。その表情をそこでも見たい。ついてきてくれますか大阪?」「ラストシーン」、そして「花瓶の花」と、圧巻のバラードを切々と歌い上げる石崎の姿には、理屈抜きで引き込まれ息をのむ。一転、「ピーナッツバター」を皮切りに、ヒットナンバー「さよならエレジー」、大合唱が生まれたアンセム「夜間飛行」と駆け抜けた3連発は、彼のステージマンとしての強烈な引力がフル稼働! 瞬く間に場内の熱量はピークに。熱い思いと感謝を伝え、ここでおもむろにスマホのライトを点灯するよう観客に促す石崎。幾つもの光が闇を照らした何ともロマンチックな光景に、「こっちから見ると銀河みたいだ。この素敵な世界の中で歌わせてもらっていいですか? みんな一人ひとりへ書いた手紙みたいな歌です」と届けた「宇宙百景」には、大きな感動が湧き上がる。クライマックスは、その幸福な余韻に包まれながら自らピアノを弾いた「Season2」、「目と記憶にこびりつかせたいから、はち切れんばかりの“大歌い”で終えたい!」と呼び掛け、梅田クラブクアトロが一つになった「虹」。信頼するファンと胸いっぱいのラストシーンを作り上げた石崎が、「また会おうね、最高のファイナルでした」とツアーを締めくくった。なお石崎ひゅーいは、初となる東京・大阪でのホールワンマンライブ『石崎ひゅーい LIVE 2025 - Season2 -』を、来年7月5日(土)に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール、7月25日(金)に東京・LINE CUBE SHIBUYAで開催。石崎ひゅーいのOfficial Mobile Fanclub『ningenzukan』及びオフィシャルFC『人間図鑑』では会員を対象に、12月6日(金)23:59までチケットの最速先行予約(抽選)を受け付けている。石崎ひゅーい TOUR 2024「宇宙百景」2024年11月17日(日)大阪・梅田クラブクアトロSETLIST【セットリスト】M1スタンドバイミーM2邂逅M3第三惑星交響曲M4スパノヴァM5ワスレガタキM6デュラ・デュラM7あたしは恋をしているM8花束M9アイコトバM10アンコールM11バターチキンムーンカーニバルM12あなたはどこにいるのM13SEXYM14ラストシーンM15花瓶の花M16ピーナッツバターM17さよならエレジーM18夜間飛行M19宇宙百景M20Season2M21虹<リリース情報>デジタル・シングル「Sunny Days」配信中ダウンロード・ストリーミング:()カバー・アルバム『night milk』11月27日(水)発売◾️初回限定盤[CD+Blu-ray]:6,300円(税込)・LPサイズ紙ジャケット仕様・Blu-ray:⽯崎ひゅーいLIVE 2024「宇宙百景」2024年5月10日@東京国際フォーラムホールC◾️通常盤[CD Only]:3,300円 (税込)【収録曲/オリジナルアーティスト】01.旅路/藤井 風02.蝶々結び/Aimer03.僕は今日も/Vaundy04.希望のうた/阿部芙蓉美05.点描の唄(feat. 井上苑子)/Mrs. GREEN APPLE06.痛いよ/清 竜人07.アイコトバ/アイナ・ジ・エンド08.ノンフィクション/平井 堅09. 愛し君へ/森山直太朗CD予約URL:<イベント情報>石崎ひゅーい『night milk』発売記念フリーライブイベント12月8日(日)13:00~千葉・イオンモール幕張新都心グランドスクエア12月14日(土)13:00~大阪・アリオ鳳アリオコート12月15日(日)17:00~愛知・プライムツリー赤池プライムホール12月21日(土)13:00~東京・イオンモールむさし村山センターコート12月22日(日)13:00~東京・ららぽーと豊洲【イベント内容】ミニライブ+特典会(サイン会)【イベント対象商品】2024年11月27日(水)発売「night milk」・初回生産限定盤:6,300円(税込)・通常盤:3,300円(税込)▼注意事項・詳細には、石崎ひゅーいHPまで<ライブ情報>石崎ひゅーい LIVE 2025 - Season2 –2025年7月5日(土)大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール開場16:00/開演17:002025年7月25日(金)東京・LINE CUBE SHIBUYA開場18:00/開演19:00【チケット情報】全席指定(一般):6,900円(税込)全席指定(学生):4,900円(税込)オフィシャル先行受付(抽選)エントリー期間:12月6日(金)23:59まで石崎ひゅーい オフィシャルサイト:
2024年11月19日伊原六花が、TVアニメ『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』で声優に初挑戦することが発表された。『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』シリーズは、廣嶋玲子・作、jyajya・絵(偕成社刊)による児童小説。老若男女、幸運な人だけが辿り着ける、不思議な駄菓子屋“銭天堂”を舞台に、願いが叶う「ふしぎ駄菓子」を買った人々の顛末が描かれる。2013年に小説刊行が始まると子どもたちの間で人気を博し、2024年4月からはシリーズ新章もスタート。2020年以降はアニメ映画化、テレビアニメ化、舞台化など様々なメディアへ展開され、12月13日(金) には天海祐希主演で劇場版も公開される。劇場版でも、オリジナルキャラクターの雑誌編集者・相田陽子として、原作でイラストのみ登場していた“おしゃれサブレ”という駄菓子ににかかわる重要な役どころを演じる伊原。アニメでは16歳の高校生・弓削前湊斗(ゆげまえ・みなと)の後輩・くるみを演じる。テレビアニメ『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』 (C)廣嶋玲子・jyajya/偕成社/銭天堂製作委員会声優に初挑戦した伊原は、「手が震えるくらいめちゃくちゃ緊張しました……。デビューしてから割とすぐくらいからずっと声のお仕事をやりたいと言っていたのでやっと叶ったのでとても嬉しかったです」と喜びのコメントを寄せた。アニメでは15歳の高校生という役どころを演じるにあたって「はじめは実年齢より10個くらい下の役なので若々しくやったほうがいいのかなと思っていたんですが、今回湊斗先輩を演じる入野自由さんから、割とそのまんまの等身大で大丈夫だと思うって先に言っていただいていたので、自由さんのお声を聴きながら変に若作りしすぎないように、そのまま演じることができました!」と役作りに関してのエピソードも。実際にアフレコブースに入る伊原は、緊張すると言いつつも堂々とくるみを演じ切り、周りのスタッフからも「初めてとは思えない!」と絶賛されたそう。最後に、今回参加した感想を聞くと「この大人気シリーズへ参加できたことがすごく幸せでした。緊張はしたんですが、楽しくワクワクしながらできたので是非アニメの方も楽しみにしていただけたらなと思います。そして映画は実写化するにあたって子どもたちもワクワクする不思議なファンタジーの中にちょっと大人もハッとするようなストーリーになっていると思いますので、是非劇場で“銭天堂”の世界に入っていただけたらなと思います」と笑顔で話し、“銭天堂”シリーズへの魅力を語った。アニメの放送は、12月6日(金) NHK Eテレで18時40分から。<番組情報>TVアニメ『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』放送:NHK Eテレ 毎週金曜18:40~再放送:NHK Eテレ 毎週土曜17:45~<作品情報>『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』2024年12月13日(金) 公開公式サイト: 映画「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」製作委員会
2024年11月19日⾹取慎吾が11⽉27⽇(⽔)にリリースする3rdアルバム『Circus Funk』に中森明菜とコラボした「TATTOO(feat. 中森明菜)」を収録することを発表。アルバムの配信に先駆け、11⽉20(⽔)に先⾏配信シングルとして同曲がリリースされることも決定し、ジャケット写真が公開された。また今回、中森明菜とともにレコーディングを⾏い、念願のコラボが実現。レコーディング時の⾹取慎吾と中森明菜の貴重なツーショット写真も公開された。コラボレーションのきっかけは、香取自身が中森明菜の歌う「TATTOO」が好きでいつかカバーしたいと思っていた中、「今『TATTOO』じゃないか」と、カバー依頼を中森明菜サイドに打診。するとOKの返事が。さらにカバーだけではなく、「可能であれば⼀緒に歌っていただけないでしょうか?」と、連絡したところ「ぜひ!」という返事があり、このコラボレーションが実現した。レコーディング当⽇まで、夢の様な話に半信半疑、ドキドキだった⾹取慎吾の前に現れた中森明菜。「どうして今回来てくださったんですか?」という問いに「⾹取くんに⾔われて来ないという選択はなかった。ずっと⾒てたから。応援してました」との返答に感動する⾹取慎吾。レコーディングはまさかの⼀緒にブースに⼊るというスタイルで、向き合って⽬を⾒ながら実施。とにかく優しく、歌い⽅などを丁寧に詳しく教えてくれたという。レコーディングの後、⾹取慎吾が「3枚⽬のアルバムで、"これからも歌っていこう"という決意表明の様なアルバムを作っている中に、明菜さんがいてくださるのは本当に幸せです」と伝えたところ、中森明菜は「がんばってね」という⾔葉とともに⾹取慎吾の頬を触り応援した。また、このコラボレーションには⾹取慎吾が同じく共演を熱望したSOIL&"PIMP"SESSIONSも参加している。先⾏配信シングルとして11⽉13⽇にリリースされた『Circus Funk(feat.Chevon)』 (フジテレビ系⽊曜劇場『⽇本⼀の最低男 ※私の家族はニセモノだった』主題歌)は、配信開始直後に iTunes ソングランキングで1位を獲得。好スタートを記録している。<リリース情報>配信シングル「TATTOO(feat. 中森明菜)」11⽉20⽇(⽔) 配信開始配信リンクアルバム『Circus Funk』11⽉27⽇(⽔)配信開始※詳細は後日発表<ライブ情報>”Circus Funk” Festival12⽉3⽇(⽕) 東京・国⽴代々⽊競技場 第⼀体育館開場16:00/開演17:0012⽉4⽇(水)東京・国⽴代々⽊競技場 第⼀体育館開場14:00/開演15:00※詳細は後日発表”Circus Funk” Festival公式 HP: ()新しい地図 公式サイト
2024年11月19日12月7日(土)・8日(日) 千葉・幕張メッセ 国際展示場 9-11ホールで開催されるライブイベント『REDLINE ALL THE FINAL2024〜15th Anniversary〜』のタイムテーブルが発表された。11月11日には、オープニングアクトオーディション【GET THE GLORY】の結果発表があり、12月8日(日)に「WORSTRASH」の出演が決定。これまでにジャンルの枠を超え、数多くのイベントを開催し、現在のライブシーンを牽引するイベントまでに成長したREDLINE。15周年の終止符として、過去最大規模となる幕張メッセで、総勢57組のバンドが2日間に集う。歴史に刻まれる伝説のライブはまさに、1秒たりも見逃せない夜になるだろう。<イベント情報>『REDLINE ALL THE FINAL』12月7日(土)・8日(日) 千葉・幕張メッセ 国際展示場 9-11ホール【出演】■12月7日(土)出演ACIDMAN、AgeFactory、ALI、ASP、Awich、bacho、FAT PROP、FOMARE、go!go!vanillas、HERO COMPLEX、KOTORI、MONGOL800、MY FIRST STORY、PEDRO、RIZE、SATOH、SIX LOUNGE、THE FOREVER YOUNG、TETORA、tricot、w.o.d.、WurtS、04 Limited Sazabys、クリープハイプ、サンボマスター、ハルカミライ、東京スカパラダイスオーケストラ、優里12月7日(土)タイムテーブル■12月8日(日)出演AFJB、BLUE ENCOUNT、coldrain、Crossfaith、Crystal Lake、CVLTE、Dragon Ash、dustbox、EGG BRAIN、ENTH、FACT、Fear,and Loathing in LasVegas、FOR A REASON、HEY-SMITH、MAN WITH A MISSION、MONOEYES、MY FIRST STORY、NOISEMAKER、Northern19、Paledusk、ROTTENGRAFFTY、SHADOWS、SHANK、SiM、The BONEZ、SPARK!!SOUND!!SHOW!!、TOTALFAT、マキシマム ザ ホルモン、WORSTRAS12月8日(日)タイムテーブル【チケット情報】※発売中の券種のみ■1日券 ※12月7日(土) のみ、8日(日)は完売・VIP SS 指定席:100,000円(税込)特典:プライオリティシート、優先入場口、VIP専用トイレ、VIPパス、GOODS付き、フリードリンク(※アルコール飲料含む)、主催者KTRとのミート&グリート、スタンディングエリアと往来可能・VIP S 指定席:20,000円(税込)特典:サイドシート、優先入場口、VIP専用トイレ、VIPパス、GOODS付き、1ドリンク付き(※アルコール飲料含む)、スタンディングエリアと往来可能・オールスタンディング:9,500円(税込)チケット情報:()イベント公式サイト:
2024年11月18日11月18日、映画『はたらく細胞』と東急グループの東急線沿線でのコラボレーションを記念したイベント「映画『はたらく細胞』ラッピングトレイン出発式! ~血小板役・マイカピュ さつえい会&しつもん会~」が開催。劇中で血小板を演じるマイカピュが登壇した。今回の特別装飾のラッピングトレインには、キャストが勢ぞろいした車体のオリジナルラッピングに加えて車内のジャック広告も実施し、車体・車内ともに本作品の世界観をカラフルに表現。マイカピュは、華やかに彩られたラッピングトレインを前に「出発進行!」と元気よく声を上げ、広告から車内ビジョンまで映画『はたらく細胞』一色に彩られたラッピングトレインに乗り込み、笑顔で記念撮影に臨んだ。「しつもん会」と題したインタビューでは、撮影ぶりに袖を通した劇中衣装について「久しぶりに血小板ちゃんになれて嬉しかったです!」と語りながら、「電車カードを集めるぐらい電車が好きなので、このイベントを楽しみにしていました!」とまさかの電車好きを公言。ラッピング電車について「色々な細胞さんの写真が貼ってあってわかりやすかったです」と興奮気味にその印象を語った。また、一足早く完成した映画本編を鑑賞したマイカは、「特に赤血球さんが好きです!」「赤血球さんや白血球さんが思ったよりいっぱい出てきて、迫力がありました!」と予想以上の迫力に驚きながら、自身の撮影シーンについては「血小板ちゃんの役が楽しかったので、大変なことはなかったかなと思います。待ち時間に小さい血小板ちゃんたちと遊ばせてもらったことも、すごく楽しかったです!」と笑顔でコメント。さらに、ダブル主演の永野芽郁と佐藤健との共演を振り返り、「おふたりともすっごく演技が上手で、そばで見られて嬉しかったです。待ち時間には一緒に遊んでくれたんですよ、ちっちゃい子たちを肩車してくれたり、すごく優しかったです!」と楽しかった思い出について熱弁した。スピンオフ漫画『はたらく血小板ちゃん』も愛読していたというマイカは、自身が演じた血小板というキャラクターの魅力について「元気で明るくて仕事上手で、めっちゃかわいいところです!」と語り、自身と似ているポイントについては「血小板ちゃんは『はたらく血小板ちゃん』で師匠によく怒られているんですけど、私もよくお母さんに叱られています」と照れくさそうにコメントした。最後に、映画の公開を楽しみに待つファンへ「この映画は、からだのことがよくわかってとっても面白い映画です!ぜひ観てください」と、メッセージが贈られた。<イベント情報>東急グループ×映画『はたらく細胞』コラボレーション:ラッピングトレイン×映画『はたらく細胞』運行期間:2024年11月18日(月)~12月末日(予定)(車内のジャック広告も同期間で実施します)車両:東急電鉄5050系4000番台1編成(10両編成)運行区間:相鉄本線・相鉄いずみ野線~東急新横浜線~東急東横線~東京メトロ副都心線~東武東上線横浜高速鉄道みなとみらい線~東急東横線~東京メトロ副都心線~西武池袋線・東武東上線<作品情報>映画『はたらく細胞』12月13日(金) 公開公式サイト:清水茜/講談社 (C)原田重光・初嘉屋一生・清水茜/講談社 (C)2024 映画「はたらく細胞」製作委員会
2024年11月18日タワーレコード「NO MUSIC, NO LIFE.」意見広告シリーズ最新版に、来年の第 67 回グラミー賞に最後のピアノソロコンサート作品『Opus』がノミネートされたことでも話題の故・坂本龍一が登場。12月6日(金)より、タワーレコードおよび TOWER RECORDS mini 全店でポスターが順次掲示される。12 月11日(水)にリリースされるアルバム『Opus』は、坂本龍一がこの世を去る前に遺した最期のピアノソロコンサート作品。本人が生涯の最後に遺すべき曲として選んだ 20 曲が収録されている。今回のポスター画像は、12月21日(土)から東京都現代美術館で開催される、音楽家・アーティスト、坂本龍一(1952-2023)の個展『坂本龍一|音を視る 時を聴く』の広告デザインを手掛けたデザインユニット GOO CHOKI PAR により制作されたもの。このポスターのために許諾を得た初出しの写真を含め、デビューから最晩年までの様々な年代の写真を基にコラージュされた坂本龍一の集大成的なデザインとなっている。また、ポスターのコメントは 2009 年に刊行された、初めての本格的自伝「音楽は自由にする」のタイトルが使用されている。本作購入者を対象としたポスタープレゼント企画(抽選)やタワーレコード全店で過去作品も含めた「わたしが知らない坂本龍一」フェアを開催(開催日程など詳細は後日発表)。<作品情報>坂本龍一『Opus』12月11日(水)発売◾️CD:4,950円(税込)◾️LPレコード:15,950円(税込)◾️DVD:8,250円(税込)◾️Blu-ray:8,250円(税込)2023年3月28日に他界した坂本龍一が、この世を去る前に遺した最後のピアノソロコンサート作品『Opus』 。名曲「Merry Christmas Mr. Lawrence」、坂本の最後のアルバム『12』からの曲、そして初めてピアノ・ソロで演奏されたYMO時代の「Tong Poo」まで、自身が選曲した20曲を聴くことができる。アルバムに先駆けて公開された映画では20曲中13曲が映像公開され、ヴェネチア国際映画祭、ニューヨーク映画祭、東京国際映画祭に出品され、韓国では公開10日で4万人を動員するなど世界で大きな話題となっている。制作には、坂本が全面的に信頼を寄せたクルーとして、監督の空音央、撮影のビル・キルスタイン、録音のZAK、編集の川上拓也、照明の吉本有輝子らが参加。【CD収録内容】CD101.Lack of Love02.BB03.Andata04.Solitude05.for Johann06.Aubade 202007.Ichimei - small happiness08.Mizu no Naka no Bagatelle09.Bibo no Aozora10.AquaCD21.Tong Poo2.The Wuthering Heights3.20220302 - sarabande4.The Sheltering Sky5.20180219 (w/prepared piano)6.The Last Emperor7.Trioon8.Happy End9.Merry Christmas Mr. Lawrence10.Opus - ending【Blu-ray・DVD収録内容】01.Lack of Love02.BB03.Andata04.Solitude05.for Johann06.Aubade 202007.Ichimei - small happiness08.Mizu no Naka no Bagatelle09.Bibo no Aozora10.Aqua11.Tong Poo12.The Wuthering Heights13.20220302 - sarabande14.The Sheltering Sky15.20180219 (w/prepared piano)16.The Last Emperor17.Trioon18.Happy End19.Merry Christmas Mr. Lawrence20.Opus - ending21.Improvisation on Little Buddha Theme (Bonus Content)■タワーレコードオリジナル特典『Opus』をタワーレコードにてご購入の方の中から抽選で10名に「NO MUSIC, NO LIFE.」ポスターをプレゼント応募期間:2024年12月10日(火)~2025年1月6日(月)23:59⚪︎対象商品:坂本龍一『Opus』4形態※すでにご予約済みのお客様も対象となります。・CD:4,950円(税込)・LPレコード:15,950円(税込)・DVD:8,250円(税込)・Blu-ray:8,250円(税込)対象店舗:タワーレコードならびにTOWER RECORDS mini 全店、タワーレコード オンライン「NO MUSIC, NO LIFE.」サイト
2024年11月18日11月16日東京・シアタートラムにて、ノゾエ征爾の潤色・演出による『ロボット』が開幕。演出家・出演者の初日コメントと舞台写真、トレーラーが公開された。本作の戯曲は約100年前の1920年に、チェコの国民的作家・劇作家であるカレル・チャペックによって発表。チャペックは「労働」を意味するチェコ語「robota(ロボタ)」から「ロボット」という言葉を新たに生み出したと言われている。今回の上演では栗栖茜による翻訳戯曲を元に、独特の奇想天外な世界観を描き出す作風に定評のあるノゾエが、ロボットと人間の共存が始まりつつある2024年に生きる人々に向けて、シニカルかつ不条理なドラマとして転換し、現代の物語として上演する。出演には、水田航生、朝夏まなと、渡辺いっけい、菅原永二、加治将樹、坂田聡、山本圭祐、小林きな子、内田健司、柴田鷹雄、根本大介といった、個性豊かなキャストが揃った。<キャスト・スタッフ コメント>■潤色・演出 ノゾエ征爾ついにロボットが動きだした……!11名の操縦士は、各自があまりに個性的で面白すぎるのだが、チームワークもこれまた素晴らしく、大観衆が見守る中でのドキドキの最初の一歩は……とても頼もしく、思っていた以上の躍動をしておりました。一回でサクッと終わるプランだったカーテンコールが、鳴り止まない拍手で二回目となった時に、とっくに楽屋に戻ってしまっていた俳優たちがまたなんともかわいらしく、感謝感激の幕開けでありました。ぜひぜひ目撃しにいらしてくださいませ。■出演 水田航生お客様のカーテンコールの拍手にしっかり救われました。色んなトライアンドエラーの中で、コツコツと積み上げてきた『ロボット』アルキスト。公演の日々の移り変わりを楽しみながら、千穐楽の幕が閉じるその瞬間までロボットの世界を「生きて」いきたいと思います!劇場でお待ちしております!■出演 朝夏まなと本日シアタートラムデビューさせていただきました朝夏まなとです。お客様が入られ舞台に立ってみて、なんだか温かいもので包まれているような感覚になりました。それは今日まで演出のノゾエさんを筆頭に、出演者・スタッフ一丸となってこの作品に向き合って来た信頼感と、お客様が物語にシンプルに没入してくださったからだと思います。明日からもここでお芝居できるなんて幸せすぎます。この『ロボット』を見た方全員と語り合いたい気分です。劇場でお待ちしています。■出演 渡辺いっけい歳のせいでしょうか。初日のカーテンコールの際、隣に立つ水田君と目が合いその笑顔を見た時に感極まりました。お客様の熱のこもった拍手から「ちゃんと伝わったこと」が感じられて心の底から安堵しました。稽古場で試行錯誤を繰り返した事が決して無駄ではなかったと思える瞬間でした。きっと、あっという間に千秋楽が来るのでしょう。一回一回集中して、その回その回の『ロボット』を成立させていきたいと思います。『ロボット』トレーラー<公演情報>『ロボット』原作:カレル・チャペック『ロボット』(海山社・栗栖茜訳)潤色・演出:ノゾエ征爾出演:水田航生朝夏まなと/菅原永二加治将樹坂田聡山本圭祐小林きな子内田健司柴田鷹雄根本大介/渡辺いっけい【東京公演】2024年11月16日(土)~12月1日(日)会場:シアタートラム【兵庫公演】2024年12月14日(土)・15日(日)会場:兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールチケット情報:()公式サイト:
2024年11月18日東京・お台場の日本科学未来館で、2025年3月14日(金)~6月1日(日) に特別展『チ。―地球の運動について― 地球(いわ)が動く』が開催される。『チ。―地球の運動について―』は、漫画家、魚豊が15世紀のヨーロッパ某国を舞台に、「地動説」を命懸けで探求する人々を描いた物語。2020年9月から2022年4月まで小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」で連載され、第26回手塚治虫文化賞のマンガ大賞ほか、数々の賞を受賞。2024年10月よりNHK総合にて同作を原作とするアニメが放送されている。同展では、人類史上もっとも大きなパラダイムシフトのひとつである天動説から地動説への転換を、テレビアニメ『チ。―地球の運動について―』のハイライトシーンとともに紹介。オリジナルムービーやフォトスポットなどから作品の世界観に没入することができるだけでなく、観測技術に関する展示などもあり、天文学を身近に感じ、宇宙について楽しみながら学ぶことができる内容となっている。<開催概要>特別展『チ。―地球の運動について― 地球(いわ)が動く』2025年3月14日(金)~6月1日(日)、日本科学未来館にて開催公式HP:
2024年11月18日11月15日(金)、16日(土)、17日(日) の全国映画動員ランキングは、『室井慎次生き続ける者』が初登場1位に輝いた。社会現象となった『踊る大捜査線』シリーズの映画化・第7弾の第2部。警察を早期退職して、犯罪加害者・被害者家族を支援している室井慎次が、故郷・秋田で発生した死体遺棄事件を解明する。本広克行監督ら、歴代シリーズを手がけたスタッフが再集結する。主演は柳葉敏郎。共演は福本莉子、齋藤潤、松下洸平、筧利夫、木場勝己、飯島直子ら。2位は先週よりひとつ順位を落とした『劇場版「進撃の巨人」完結編THE LAST ATTACK』、3位は初登場の『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』がランクイン。巨匠リドリー・スコット監督による、『グラディエーター』の続編となる史劇。前作から十数年後を舞台に、ローマ帝国の圧制によって自由を奪われた男が、帝国への復讐を果たそうと、闘技場での戦いに身を投じる様を描く。主演は『異人たち』のポール・メスカル。共演はコニー・ニールセン、デンゼル・ワシントン、ペドロ・パスカルら。公開3週目の『ヴェノム:ザ・ラストダンス』は、2ランクダウンで4位へ後退。『矢野くんの普通の日々』が初登場で5位に入った。田村結衣の同名漫画を、映画単独初主演の八木勇征で映画化したラブストーリー。不運な体質のせいで毎日ケガが絶えず、普通の生活を送ることができない生徒と、彼をサポートすることを決意した心配性なクラス委員長の女子生徒を描く。6位も初登場の『BE:THE ONE -MEANT TO BE-』。プレデビュー3周年を迎えた、BE:FIRSTのライブドキュメンタリー第2弾。東京ドームで行われた『BE:FIRST LIVE in DOME 2024…』のパフォーマンスに加え、舞台裏の様子、未公開インタビューなどが記録されている。『室井慎次敗れざる者』は公開6週目で7位と健闘。エミー賞受賞を記念して上映されている『SHOGUN 将軍』が初登場で8位に入っている。今週は『海の沈黙』『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』『六人の嘘つきな大学生』『ドリーム・シナリオ』などが封切られる。全国映画動員ランキングトップ10全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『室井慎次生き続ける者』2位『劇場版「進撃の巨人」完結編THE LAST ATTACK』3位『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』4位『ヴェノム:ザ・ラストダンス』5位『矢野くんの普通の日々』6位『BE:THE ONE -MEANT TO BE-』7位『室井慎次敗れざる者』8位『SHOGUN 将軍』9位『レッド・ワン』10位『スマホを落としただけなのに ~最終章~ ファイナル ハッキング ゲーム』
2024年11月18日Northern19、EGG BRAIN、LOCAL SOUND STYLE、3バンドのそれぞれの地元である青森、新潟、神戸の3カ所を周り全公演完売となった2011年開催のイベント『三国同盟』が、約14年の時を経て2025年2月9日(日)に復活することが決定した。今回は江戸訪問編と銘打って、東京・高田馬場CLUB PHASEにて開催。14年間、各バンドがそれぞれ経験し作り上げた物をぶつけ合う一夜はロックファンは見逃せない日になるだろう。チケット先行受付は、11月24日(日)23:59まで。<公演情報>Northern19 x EGG BRAIN x LOCAL SOUND STYLE presents 三国同盟「-江戸 訪問編-」2025年2月9日(日)東京・高田馬場 CLUB PHASE開場16:45/開演 17:30出演:Northern19 / EGG BRAIN / LOCAL SOUND STYLE【チケット情報】スタンディング:4,000円※ドリンク代別途必要チケット先行受付:11月24日(日)23:59まで()Northern19 オフィシャルサイト BRAIN オフィシャルサイト SOUND STYLE オフィシャルサイト
2024年11月18日『関西演劇祭2024』が11月16日、大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA SSホールにて開幕、フェスティバル・ディレクターの板尾創路をはじめとする審査員らと参加劇団10団体の代表者が登壇した開会式のオフィシャルレポートが到着した。『関西演劇祭』は、2019年に「“つながる”演劇祭」としてスタート。「参加するすべての人がさまざまな形でつながる演劇祭」をテーマに掲げ、「“つながる”演劇祭から“ひろがる”演劇祭へ」へと6年目を迎えるにあたり次のフェーズへと進んだ。これまで培ってきた演劇人たち、これから出会う参加者たちとの“つながり”を、“ひろげる”ことで劇団や俳優、若いクリエイターたちが夢に向かって進んでいける場を目指している。参加するのは、多数のエントリーから選りすぐられた10劇団。「上演時間45分」かつ「オリジナルストーリー」の作品というルールのもとで競い、恒例となっている上演後のティーチインも行われる。開幕式のMCを務めるのは、木尾モデル。まずは『関西演劇祭』を担う面々から、参加劇団へのメッセージが語られた。過去5回の演劇祭で計50劇団の作品を観てきた板尾は、「出し物がいろいろあって全部個性的だが、演劇祭が終わる時はひとつの塊になっている感覚がある」と語り、今年もこれまで同様に「自分たちの劇に集中していただくが、最後はギュッと固まってつながっていくので、それを楽しみに、自分たちのやりたいことを全力でがんばって」とエールを送った。木尾モデル板尾創路スペシャル・サポーターとして参加する野上祥子は、ミュージカル『テニスの王子様』やライブ・スペクタクル『NARUTO-ナルト-』など2.5次元ミュージカルを中心に多くの舞台をプロデュースするネルケプランニングの代表。「ここにいらっしゃるみなさんが、いろんなジャンルがあるなか演劇をチョイスしてくれたのが本当にうれしい。みなさんがいる限り、もっともっと演劇が盛り上がっていく」と喜び、「(演劇祭が終わった時は)草っ原で横たわって“なかなかやるな、お前”という感じになると思う。それが関西演劇祭の醍醐味。やる側も観る側もそれを体感・共有できたら」とコメントした。野上祥子(ネルケプランニング代表取締役社長)第9回シアトル国際映画祭で『Red』が最優秀監督賞、『インペリアル大阪堂島出入橋』最優秀撮影賞など、合わせて4冠を受賞した映画監督の三島有紀子は、「音楽もダンスも文学も好きで、今年のパンフレットを見ると私の好きなものがたくさん出てくるんだろうなと思った。皆さんも一緒に楽しんでほしい」と期待をふくらませた。三島有紀子(映画監督)連続テレビ小説『ひらり』『まんてん』『おひさま』など数多くの人気ドラマを演出し、今年2月には『お別れホスピタル』を手がけ話題を呼んだNHKエンタープライズドラマ部エグゼクティブディレクターの笠原友愛は、「テレビドラマは、ある程度リアリズムに縛られるので、舞台は空間や時間を飛び越えたりと自由なところがうらやましい。ドラマで作ることの多い45分という尺だが、それとは全く違う45分になるだろうと期待している。十分に持ち味を生かして、思い切りやってほしい」と激励した。笠浦友愛(NHKエンタープライズドラマ部エグゼクティブディレクター)第1回から参加してきた脚本家・演出家の西田シャトナーは、10劇団の稽古やゲネプロなど下準備からすべてチェックしたとのこと。「それぞれの信念を感じる作品が揃っていた。僕や観客の皆さんが“自分と違う感性”を見た時、世界の広さを感じると思う。皆さんがそれぞれの世界を見せてくれることで、世界が広がっていく。今年は審査はしないので、客席でお客さんと一緒に楽しみながら観たい」と述べた。西田シャトナー参加劇団は「暁月-AKATSUKI-」「EVKK/エレベーター企画」「エンニュイ」「劇団☆kocho」「劇団さいおうば」「The Stone Ageヘンドリックス」「teamキーチェーン」「つぼみ大革命」「fukui劇」「WAO!エンターテイメント」の10組で、それぞれ代表者が舞台に上がった。「暁月-AKATSUKI-」は、「我々は殺陣と生演奏を中心に、普段はライブハウスで活動している。我々の殺陣と芝居、生演奏の熱量を、観て感じて楽しんでいただき、より広がっていければ」とアピール。「EVKK/エレベーター企画」は、「今回のお芝居は、全身で感じていただく劇となっている。感性おっぴろげてよろしくお願いします!」とシンプルかつ力強くコメントした。「暁月-AKATSUKI-」「EVKK/エレベーター企画」「僕は主宰、作・演出で出ないので、観て楽しもうかなと思っています」と飄々と語ったのは「エンニュイ」。「劇団☆kocho」は今年40周年を迎えたそうで、「歌もダンスも全部オリジナル。ハッピーで楽しいお芝居をお届けします。がんばるぞ!」と胸を張った。「劇団さいおうば」は、設立2年目でメンバーは20代中心の若い劇団。開会式後、トップバッターで公演を行うため、「ものすごく緊張していますが、がんばります」と気合を入れた。「エンニュイ」「劇団☆kocho」「劇団さいおうば」「関西では今週末、来週末といろんなところでたくさんの公演があるが、関西の演劇を盛り上げていく、その渦がこの関西演劇祭であればうれしい。今日は関西小劇場の代表のつもりで来ています」という「The Stone Ageヘンドリックス」。「teamキーチェーン」は、「まだまだ無名の団体ですが、今回は関西演劇祭に見つかりに来ました。私たちの時間で皆さんを魅了してみせます」と自信をのぞかせた。「The Stone Ageヘンドリックス」「teamキーチェーン」「つぼみ大革命」を代表して挨拶したのは、ライブの脚本・演出を担当している3時のヒロイン・福田麻貴。「吉本興業のアイドルグループが何をするのか不思議だとは思うが、等身大の生き様を見せたい!」とコメント。「とにかく一丸となってがんばることを目標としている。がんばりだけでも認めてください」と前のめりで訴えた「fukui劇」。「WAO!エンターテイメント」は、「“つながる”から“ひろがる”のメッセージを背負って、45分を仲間と精一杯戦いたい」と意気込んだ。「つぼみ大革命」「fukui劇」「WAO!エンターテイメント」昨年、MVOを受賞したPandAと観客賞に輝いたMousePiece-reeからは映像が到着。関西演劇祭の期間中に仲が深まり、合同で公演を行うことになったという2劇団は「初めはライバル心があったが、(舞台を)観るとだんだん話したくなって、仲良くなった」「緊張して、どんな大会になるかと思ったが、楽しい期間だった」「いろんな劇団を見る機会はなかなかないので、いろんな刺激を受けた。皆さんも今年、いろんなものを吸収して楽しんでください」とメッセージを送った。「PandA」「MousePiece-ree」最後は『関西映画祭2024』アンバサダーを務める女優の伊原六花がVTRで出演。「暇があれば劇場に足を運んでいる」というほどの演劇ファンで、アンバサダー就任が決まった際は「なんて魅力的なお祭りなんだろうとすごくワクワクした」という。「今回、どんな劇団や作品に出会えるか楽しみ。ティーチインも初めてなので、すばらしかったと思うところを皆さんと共有できたら。全力を出して表現してください!」と続け、「関西演劇祭2024、スタートです!」と“お祭り”の幕開けを告げた。伊原六花開会式を終えた板尾創路のインタビュー──開会式を終えて、今の心境はいかがですか?雰囲気よかったですね。みんな緊張もしてるんでしょうけど、ワクワクしてる気持ちの方が勝ってる感じで、僕もすごく楽しみ。開会式の雰囲気は、毎年ちょっと違っていて、今年はあんまり堅苦しくなくて、なんかよかった。司会の木尾くんの感じがいい雰囲気にさせてくれたんやと思います。──今年の10劇団に、板尾さんが期待することは?賞もあるんですけど、やっぱりお祭りなんで、みんなで楽しんでやっていただきたい。10劇団でやり切って、みんなでひとつになって終わるっていう。ほんまにそれが一番です。──フェスティバル・ディレクターとして、『関西演劇祭』の楽しみ方を教えてください。予備知識がない劇団のお芝居ってなかなか観に行けないと思うんですが、『関西演劇祭』はこういうスタイルなので、空っぽな感じで観に来ていただければ。「名前が面白そうやな」「ビジュアルが面白そうな感じの劇団やな」「タイトルが面白そうやな」……それだけでもいいんです。急に誘われて準備もなく行った旅行がなんかおもしろかったとか、あるじゃないですか。「関西演劇祭」も“お祭り”なんで、ぶらっと縁日みたいな感じで観に来てください。1劇団45分、それがふたつセットになっていて、“お気軽”っていうとちょっと失礼なんですけど(笑)、肩肘張らずにフラットな状態で楽しめます。45分と45分の間にインターバルもあって集中力が続くし、観やすい環境が整ってるんですよね。そういう中で、何かいい出会いがあったりすると、「ああ、来てよかったな」って思えるはずです。──ちなみに『関西演劇祭』では上演後のティーチインも名物になっていますが、演劇初心者でも発言していいんでしょうか。もちろんです。「面白かったです」だけでもいいしね。板に立ってる人って、普段はそういうことがなかなか聞けないですから。自分たちのことを知らないのに観に来たお客さんが、「楽しかった」って言ってくれる──それだけでも「稽古大変やったけど、ここまでやってきてよかったな」って思えるんで。もちろん、気になることを質問すれば、それもまた持って帰ってもらえるし、双方のメリットがあるんです。<公演情報>『関西演劇祭2024』参加劇団:暁月 -AKATSUKI-、EVKK/エレベーター企画、エンニュイ、劇団☆kocho、劇団さいおうば、The Stone Ageヘンドリックス、teamキーチェーン、つぼみ大革命、fukui劇、WAO!エンターテイメントアンバサダー:伊原六花(女優)フェスティバル・ディレクター:板尾創路(お笑いコンビ130R・俳優・映画監督)スペシャルサポーター(審査員):野上祥子(ネルケプランニング代表取締役社長) / 三島有紀子(映画監督) / 笠浦友愛(NHKエンタープライズ ドラマ部エグゼクティブ・ディレクター)スーパーバイザー:西田シャトナー(劇作家・演出家・折紙作家)日程:2024年11月16日(土) ~24日(日)※11月19日(火)・20日(水) は休演日※11月24日(日) 表彰式のみ場所:大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA SSホールチケット情報:()公式サイト:
2024年11月18日アミューズが6年ぶりに主催した初のボーイズオーディション「NO MORE FILTER」で約8000⼈の中からグランプリと「THE KISS 賞」をW受賞した倉須洸のweb CMがついに公開された。初めてのCM撮影で初々しくも身近さを感じさせる演技を披露した倉須にオーディションで選ばれてからの日々や撮影秘話について聞いた。早く先輩たちに追いつきたいです!――アミューズ初のボーイズオーディション「NO MORE FILTER」、私も会場で拝見していたのですが、倉須さんはとっても光っていました! オーディションでグランプリを受賞されてから、今日の撮影日まではどんな日々でしたか?選んでいただけたことを家族と一緒に喜び、感謝しながら、事務所でのお芝居のレッスンに励んでいました。オーディションのときからこのCMに出演させていただくことが決まっていたので、今日の撮影日に向けてたくさん練習しました。それまではいわゆる普通の大学生で、勉強したり友達と遊んだり、すごく大学生らしい生活を送っていたんですけど、オーディションで選んでいただいてからはあまり遊びに出かけることもなくなりました。それくらいお仕事に打ち込んでいます!――今まさに努力中なんですね! これまでにお芝居の経験はあったんですか?ボーイズオーディションを受けていたときに候補者みんなでの合宿があって、そのときに初めてお芝居を学ばせていただいたんですが、まだまだ自分には足りないところが多いなと感じていました。最近はお仕事のためのオーディションを受けさせていただいたりしていて、他の事務所の人たちの演技を拝見する機会があるのですが、みなさんなすごいな……と。追いつき追い越せるように頑張っているところです。――特にここが課題だな、と感じている点はあります?笑顔が苦手なので、鏡を見ながら笑う練習をしています。でも以前に比べたらいろいろな表情ができるようになってきたかもしれません。表情を作ることで演技に感情が乗って、演じる人物になりきることができるんだな、とわかってきました。――さきほどあまり遊びに出かけることがなくなったとおっしゃっていましたが、レッスン以外では何をされているんですか?自分磨きです! 洋服とか美容に気を付けるようになりました。日頃からの意識が以前より高くなったのかなと思います。事務所の先輩たちから受ける刺激がすごくて! 細田佳央太さんに演技指導をしていただく機会があったんですけど、細田さんの演技を見せていただいて、すごく引き込まれて、自分も感情が自然と入って本気にさせられました。早く細田さんや先輩たちに追いつきたいです!誰かをちょっと幸せにできる力が僕にはあるのかな?と思っています――今日、朝から撮影に入られていましたが、ここまでやってみていかがですか?(このインタビューはCM撮影の日に行われました)最初はスタッフさんたちみんなに見られながらお芝居するのがすごく緊張したんですけど、だんだん慣れてきました。彼女役の並⽊(彩華)さんが最初から本気でぶつかってきてくださったので、僕も恥ずかしがったりするのはダメだなと。スタッフさんたち全員の期待に応えたいです!――クリスマスデートを描いたキラキラなCMになりそうですが、どんなところを見てほしいですか?プレゼントを準備して渡すシーンはみなさんにキュンとしてもらえるかなと思っています。自分なら好きな人や友達にどんなプレゼントをあげようかな? どんなシチュエーションで渡したいかな? とワクワクしてもらえたらいいなと思っています。デートの準備もプレゼントを渡すというイベントを前にしたら自然と力が入りますよね。準備しているときから渡すまでのドキドキを感じていただけたらうれしいです。それから、僕の自然体なところも見てほしいです。デートの準備中にテーブルに足の指をぶつけてしまうとか、私生活でみんながやりそうだな、というシーンも多いので、そんな日常の映像にも注目して見ていただけたらと思います。――キュンキュンシーンはぜひみなさんに見ていただきたいですね! プレゼントを誰かに渡す機会は日常でもあるかと思いますが、倉須さんはどんなものを選ぶことが多いですか?やっぱりその人が日ごろ使ってくれるものがいいですよね。今回のCMでは指輪がポイントですが、指輪って日常でずっとつけていられるものだから、いいなって思います。プレゼントした側としては、使ってくれているのを見ると嬉しいしほっこりします。母にプレゼントをすることもあります。普段は買わないだろう花束とか手紙とかを渡すと喜んでくれるので嬉しくなるんです。――素敵なエピソードですね! そんないい意味で普通の青年なところが倉須さんの魅力だなあと今キュンとしました。ご自身ではご自分の魅力はどんなところだと思っていますか?僕は昔から人のことを笑顔にするのが大好きなんです。その人の表情を見て、笑ってくれるとすごく嬉しくなるんですけど、そんなふうに誰かをちょっとだけ幸せにする力が僕にはあるのかなって思っているので、そんなところをみなさんにも見せていきたいです。――では最後にこのCMを見てくれる方々にメッセージをお願いします!僕はこの世界に入ったばかりで、本当にまだまだ未熟者なのですが、今感じている初心をずっと忘れずに、みなさんの期待に応えられるようにもっともっと上を目指して頑張っていきたいと思っているので応援よろしくお願いします!「THE KISS」2024年クリスマスCM『わくわく⽀度篇』15秒ver.「THE KISS」2024年クリスマスCM『わくわく⽀度篇』30秒ver.撮影/映美、取材・文/藤坂美樹
2024年11月18日『ゼロ・グラビティ』『ROMA/ローマ』のアルフォンソ・キュアロン監督の最新作『ディスクレーマー 夏の沈黙』がApple TV+で配信されている。本作の原作は、ルネ・ナイトの小説『夏の沈黙』 (創元推理文庫) 。文庫で350ページほどのボリュームだが、キュアロン監督はこの物語を全7話、5時間40分超の連続シリーズで描くことにした。長大なチャールズ・ディケンズの小説(『大いなる遺産』)も、J・K・ローリングの小説(『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』)も2時間前後の映画にしたのに!「今回はまず長い脚本を書き、それを分割するかたちで7つのエピソードにしました。この物語を描くためにはこれだけの長さが必要だったと思っています。本作はさまざまな視点から物語が描かれるからです。異なる目線から物語が描かれ、それらが同時に進んでいく。そのためにはこれだけの時間が必要だったのです」監督が語る通り、本作はいくつかのドラマが並行して進んでいく。ジャーナリストのキャサリン・レイブンスクロフト(ケイト・ブランシェット)はある日、作者不明の小説を受け取り、そこに自身の過去が描かれていることに驚く。この物語に登場するのは、ある年の夏のキャサリンだ。この小説に描かれた内容が広まれば、彼女の家庭は崩壊し、キャリアは台無しになるだろう。キャサリンは怯え、混乱し、幸福だった日々が静かに崩れていく。この本を出版したのは、元教師のスティーヴン・ブリグストック(ケヴィン・クライン)だ。亡き妻の部屋から原稿を見つけた彼は小説を出版し、キャサリンに近づく。この小説には一体、何が書かれているのか?スティーヴンの狙いは?ドラマはキャサリンの物語、スティーヴンの物語、小説に描かれるドラマが並行して展開し、時間は現在と過去を行き来する。そこには優劣はなく、すべてが重要だ。いくつもの視点と物語が層をなすように積み重なっていき、ナレーションがさらなる層をなす。独立した旋律が同時に鳴り、響きあう“ポリフォニー”の楽曲のようだ。「撮影監督を務めたチーボ(エマニュエル・ルベツキ)はいつも『映画とは音楽である』と言っていました。この物語ではさまざまな視点から物語が描かれますが、それらはすべて異なる“映画言語”で語られています。それらはおっしゃる通りポリフォニックに響き合うので、それぞれの音を対比させ、コントラストをつけて描くことを心がけました。一方、そこで描かれる物語や感情には一貫性があり、それらの音は調和していなければなりません。そのことも常に考えていました」キュアロン監督の言葉の通り、本作では単に“キャサリンの視点”と“スティーヴンの視点”で物語が進むのではなく、キャサリンのエピソードとスティーヴンのエピソードは違う“映画言語”で語られる。映像のテンポも、画面のルックも、カメラのアングルも語りのリズムも速度も違う。ひとつの映画の中に、ジャンルのまったく違う複数の映画が並び立ち、しかしそれらが調和しているようだ。「人間は知らず知らずのうちに自分自身を騙してしまうことがある」この響きを生み出すため、キュアロン監督はキャリアで初めて“ふたりの撮影監督”をひとつのプロジェクトに招き入れた。ひとりは、監督の朋友で監督のほぼ全作品を担当してきた撮影監督エマニュエル・ルベツキ。もうひとりは、監督とは初めてタッグを組む撮影監督ブリュノ・デルボネルだ。彼らは同じ機材と同じレンズを使用したが、それぞれがあえて別々に撮影を行い、撮影終了まで一度も顔を合わせることも、話し合いを持つこともしなかったという。「スティーヴンの物語は“一人称”で語られます。彼の物語は彼の視点から描かれるのです。一方、キャサリンの物語は“二人称”です。画面にいるキャサリンはだいたいフルショットで、観客は彼女の行動を傍観者として見ています。そして、キャサリンの家族や他のキャラクターを描く時は“三人称”の視点になります。手持ちカメラを使ったり、ズームレンズを駆使しました。さらに劇中に登場する小説の世界を描く際には、温かみのある画面で、とてもロマンティックな物語が語られ、甘い旋律がやりすぎなぐらい鳴り響くのです。実際の撮影ではスティーヴンの物語をブリュノ・デルボネルが、キャサリンの物語をチーボ(エマニュエル・ルベツキ)が担当しました。ふたりはお互いの撮影現場には一度も足を運ぶことはありませんでした。時にはそれぞれの物語が“同じ時間”に起こっている場合があります。その時には気温や天気は同じはずです。さらに同じ場所の“現在”と“過去”を描く場合もあります。ですから、ふたりの撮影監督がそれぞれに撮影したものに連続性を持たせなければならない。これは大きなチャレンジでした」キュアロン監督はなぜ、こんなにも面倒なことをしたのか?理由は、異なる語りの形式を並び立たせることが本作のテーマを描く上で必要だったからだ。エピソードIの冒頭、キャサリンは王立テレビ協会のテレビ・ジャーナリズム功労賞の授賞式に出席するが、そこでプレゼンターがスピーチに紛れて観客に“ある警告”を発する。“語りと形式にご注意を。その力は私たちを真実に近づける反面、人をコントロールする強力な武器にもなり得るのです”「私たちは観客をトリックで欺こうとしたわけではありません。ただ、観客が自分の想像力を使って勝手に判断してしまうことはあるかもしれません。先ほど、この映画には一人称、二人称…と異なる映画言語があると話しましたが、そこには“観客の視点”も入ってくるでしょう。本作の冒頭のスピーチでも語られていますが、人間は知らず知らずのうちに自分自身を騙してしまうことがあるのです。この物語では誰も嘘をついていないんです。キャサリンは何度も説明しようとするけど、彼女が説明することを周囲の人も観客も否定して、ちゃんと聞いてあげません」「映像は非常に危険な諸刃の剣」ここで少しだけ脱線する。ある映画に女性が男性を追いかけて行って平手打ちする場面が出てきたとする。それはもちろんフィクションで、台本があり、俳優が演技し、カメラの後ろではたくさんのスタッフが見守っていたはずだ。しかし、それが演技であれ何であれ、“ある時、ある場所で、女性が男性を追いかけていって平手打ちした”ことは間違いない。それは演技でフィクションだが、平手打ちしたことは“事実”だ。場合によっては女性が追いかける際、小石に足をとられて少しよろけたかもしれない。カメラはその“偶然”を記録する。それは演技でもフィクションでもない。女性が少しよろけた偶然をカメラはとらえる。映画はこのように“フィクション”と“ドキュメンタリー”の両方を必ず内包している。カメラを向けた先に植物があり、風が吹いて紅葉が落ちた。この動きは再現できない。キュアロン監督はかつて、この“石につまずきよろける女性”や“風で落ちる紅葉”をすべてイチから描こうとしたことがある。2013年製作の『ゼロ・グラビティ』だ。彼は撮影監督エマニュエル・ルベツキと試行錯誤をくり返し、宇宙空間に放り出された主人公が起こすアクシデントや偶然、レンズに写る“一回限りの現象”をすべてシミュレートして創造して見せた。公開時、筆者がインタビューした際、キュアロン監督はこのプロセスを「ミラクルを創造する」と表現した。そして、『ディスクレーマー』では逆の現象が起こる。つまり、フィクションのはずなのに、映像でそれを観てしまった者は「とは言え、それは“カメラの前で起こった”のだ」と知らず知らずのうちに思ってしまう。そして、その想いが先入観を生み、解釈を歪めてしまう。「映像というのは、説得力がありますが、同時に非常に危険な諸刃の剣なのです。以前であれば新聞に写真が載っていれば、それは真実だと立証されたようなものでした。でも今では逆にフェイクではないかと思ってしまう。そう考えれば、ロバート・キャパの写真だってそこには演出があったわけですよね。でも私たちはずっとそれを真実だと思ってきました。もちろん、リアルでないものが真実を時に語っている場合もありますし、文脈によって意味が変わるケースもあります。私はそれこそが芸術=アートだと思います」本作は、一冊の小説を巡って、そこに書かれている内容によって人生が激変してしまう女性キャサリンと、彼女に近づこうとする男スティーヴンを軸に、複数のキャラクターのドラマが入り乱れる。一体、何が正しいのか?何が真実なのか?私たちは考察したり推理している気でいながら、実はキャサリンを追い込む側に加担しているかもしれない。「これが本作のメッセージかもしれません」本作の最大のポイントは、そんな状況下でありながら登場人物たちが“真実”を求めて行動しないことだ。本作は緊張感のあるミステリーでありながら、刑事も探偵もいない。誰も推理しないし、真実を求めない。むしろ、すべての登場人物が真実から遠ざかろうとしている。真実に近づくのが、真実を知るのが怖いのだ。真実を認めたくないのだ。「いまはいろんな知識を得られるツールがあるかわりに、それぞれの目線から語られる物語に毒されていると思うのです。それぞれの視点から語られる物語を信じてしまうことで、矛盾した情報があふれている。そこから抜け出す解毒剤はあるのか?結局のところ、それは“愛”だと思います。愛というものは言葉にできないですし、そもそも説明ができない。感じるしかないものです。私たちは自分自身で真実を作り上げてしまいます。ひとつの事実があったとして、自分が何を信じたいのか、何を真実と思いたいのかによって解釈を、語り口を変えてしまいます。そんな中で本当に信じられるものは何なのか?私たちは何を頼りにすればいいのか?結局のところ、それは“愛”かもしれない。これが本作のメッセージかもしれません」あの夏の日、キャサリンに何が起こったのか?複数の視点から複数の言語で複数の物語が語られる。それらは時に観客を揺さぶり、先入観を植え付け、真実は遠のいていく。7つのエピソードを経た最後の最後、ラストに何が残るのか?本年度屈指の完成度を誇る壮大なミステリーが幕を開ける。傍観しているあなたも、想像力を膨らませてドラマを見守るあなたも“物語の語り手”のひとりだ。Apple TV+「ディスクレーマー 夏の沈黙」Apple TV+にて配信中画像提供 Apple TV+動画提供 Apple TV+
2024年11月18日浜松国際ピアノコンクール、エリザベート王妃国際音楽コンクール、日本音楽コンクールなどにおいて、近年華々しい成績を積み上げてきた新鋭ピアニスト、今田篤のピアノリサイタルが開催される。“シューマン ピアノソナタ全曲演奏会”と題された今回のリサイタルからは、今田篤が寄せるシューマンへの熱い思いが伝わってくるようだ。2021年に発表されたデビューアルバム『It’s time』に収められた作品ももちろんシューマン。アルバムに収められたピアノソナタ第1番を筆頭に、『交響的練習曲』における清々しい解釈を聴くにつけ、今回のリサイタルへの期待が募る。新たな“シューマン弾き”誕生の瞬間を見逃すことなかれ。今田 篤 ピアノリサイタル〜シューマン ピアノソナタ 全曲演奏会〜■チケット情報()12月19日(木) 19:00開演東京文化会館小ホール●今田篤(ピアノ)Atsushi Imada/Piano東京藝術大学附属音楽高等学校を経て東京藝術大学を卒業。2014年9月英国王立音楽大学修士課程を修了。17年3月東京藝術大学大学院修士課程を修了。ライプツィヒ演劇音楽大学演奏家課程を20年11月に修了。これまでにピアノを三好のびこ、堀江孝子、クラウディオ・ソアレス、伊藤恵、ドミトリー・アレクーエフ、ルーステム・サイトクーロフ、ゲラルド・ファウトの各氏に師事。2018年第10回浜松国際ピアノコンクール第4位、及び16年エリザベート王妃国際音楽コンクール・ファイナリスト入賞。日本音楽コンクール第2位、ピティナ・ピアノコンペティション特級銀賞、東京音楽コンクール第2位。その他国内外のコンクールで優勝、入賞多数。これまでにマリン・オールソップ指揮ベルギー国立管弦楽団等、海外及び国内のオーケストラと多数共演。ソロ・リサイタルを日本国内及びアゼルバイジャン、ドイツ、フランス、ベルギー、英国において行い、好評を博す。また、ブリュッセル・ピアノ・フェスティヴァル、クリチバ音楽ワークショップ(ブラジル)、横浜市国際招待演奏会等の著名な音楽祭にも多数出演。2018年ベルギー・ショパン協会賞受賞。
2024年11月18日男女混声豆腐メンタル4人組バンド・ゴホウビが、11月15日にバンド史上最大キャパとなる東京・渋谷CLUB QUATTROでのワンマンライブ『GOHOBI ONEMAN LIVE「ゴホウビクアトロ全部のせ!」』を開催した。活動初期の代表曲から、10月にリリースした2nd EP収録曲までゴホウビの魅力が余すことなく詰めこまれた充実のセットリストで約2時間のライブを完走した。またアンコール内のMCでは、これまでゴホウビのライブやレコーディングでギター演奏をしていたサポートメンバー・山崎裕也がゴホウビ新メンバーとして急遽バンド加入することを発表した。また、10月より放送中のTVアニメ『結婚するって、本当ですか』のエンディングテーマ「つまりは」のタイアップを記念した企画「結婚式で歌うって、本当ですか」の開催も発表。ゴホウビがファンの結婚式で「つまりは」を生演奏、結婚するふたりを祝福するという内容で、応募フォームから申し込みができる。さらに、次回ワンマンライブとして12月22日(日) 東京・渋谷Gee-geにて『GOHOBI CHRISTMAS ACOUSTIC ONEMAN LIVE "またまたあわてんぼうのゴホウビサンタ"』が開催されることが発表された。 2021年と2022年にも「あわてんぼうのゴホウビサンタ」をタイトルに冠したクリスマスアコースティックライブを開催しており、今回2年ぶりの実施となる。<公演情報>『GOHOBI ONEMAN LIVE「ゴホウビクアトロ全部のせ!」』2024年11月15日(金) 東京・渋谷CLUB QUATTRO【セットリスト】M01. NO RAIN, NO RAINBOWM02. ヒトリヨガリM03. なんぼのもんじゃいM04. 一糸まとわぬアイを見せてよM05. ぶっとばすからねM06. MOKE MOKEM07. パフェの歌M08. つまりはM09. くらげM10. ブラウスM11. ラブシャッフルM12. ラムネM13. ジャンクミュージックM14. NATSU DE SKAM15. 呼吸EN1. 好きな服EN2. ゴキゲンな LOVERプレイリストはこちら:<ライブ情報>『GOHOBI CHRISTMAS ACOUSTIC ONEMAN LIVE "またまたあわてんぼうのゴホウビサンタ"』2024年12月22日(日) 東京・渋谷Gee-ge開場 11:30 / 開演 12:00前売:5,000円(ドリンク代別途必要)公式サイト:
2024年11月18日