チケットぴあがお届けする新着記事一覧 (203/342)
島袋寛子が12月23日(水)より、ソロライブを開催。同公演への意気込みを語った。【チケット情報はこちら】今井絵理子とともに、新ユニットERIHIROを組み、シングル『Stars』をリリース。さらにミュージカルへの出演と充実した2015年を過ごした彼女。ソロライブは大阪・東京それぞれ昼夜2回行われる。クリスマス・シーズン恒例の、彼女からのギフトというべきライブだ。「大人のゆったりとした空間でジャズを、といっても、わたしがジャズプロジェクトCocod’Orをはじめたのは20代前半で、ジャズは好きだったけれども歌い込んできたところではないところのスタートだったので。ジャズを聴いたことがない人も、わたしが歌うことで聴きやすくなったり、みんな一緒にスタートしましょうという気分ではじめたんです。それがもうアルバムを3作もリリースさせてもらって。今回はいつも一緒にやっている、気心の知れたバンドメンバーと作り上げていくライブなので、自由で、腕の立つ方々だから、きっとリハーサルともまったく違う音になったりもすると思うんですが(笑)。音楽を楽しむというところで、バンドメンバーと一緒に作り上げながら、わたしなりの音を追求できたらなって」とライブへの意気込みを語る。ライブに対して、現在の心境について「今、変なこだわりがないんです。ソロをはじめた頃はSPEEDっぽくならないように楽曲を選んだりもしましたし。J-POPはもちろん、沖縄の楽曲やジャズ、EDMやERIHIEOもあったりと、そのつど、望まれるものや自分が望むものをやってきて。“お前のジャンルは何なんだ”と言われて、悩んだこともあったんですよね。でも色々な事をやってきてよかったなと思っているんです。ここからまた自分のスタイルみたいなものを自分で削り出していくんでしょうね。年齢は関係ないと言いつつも、30代になって今までにない感覚があるんです。振り返るものが増えたんでしょうね。デビューしたての頃は、振り返るものもなければ生き方もわからないけれど、今はいろんなものを観て、経験して、自分のなかにもいろんな感情があって、いろんな自分を見てきた。ここからかなと思ったりするし、すごくフラットなんです」と語った。「ジャンルを掘り下げていくのは大事ですけど、わたしは、歌はもともと自由なもので、祈りだと思っている」。そう語った彼女。凛とした、それでいてリラックスした歌の精神を、今回のライブではじっくりと見せてくれそうだ。チケット一般発売に先がけて、ぴあでは先行抽選プレリザーブを実施中。受付は11月5日(木)昼12時まで。取材・文:吉羽さおり■「HIROKO SHIMABUKURO LIVE 2015 “Kiss&Hug”(ハートマーク)Cocod’Or」12月23日(水・祝)松下IMPホール (大阪府)12月28日(月)NEW PIER HALL(東京都)
2015年11月02日決勝前日、鹿島アントラーズとガンバ大阪の監督・選手が顔を合わせた。10月30日、『2015Jリーグヤマザキナビスコカップ』決勝・前日記者会見が行われたのだ。鹿島の石井正忠監督、柴崎岳、G大阪の長谷川健太監督、遠藤保仁が来るべき決戦へ向けて、その思いを語った。ナビスコカップ 決勝 チケット情報「歴史ある大会の決勝に残れたことをうれしく思う。G大阪は素晴らしいチーム。決勝で対戦できるのは楽しみ。明日はいい試合をお見せできると思う」(石井監督)「この舞台に戻って来れてうれしい。鹿島は伝統のあるいいチーム、明日はいい試合になる。互いに力を出し切って、最後は連覇したい」(長谷川監督)「いい準備ができた。明日は100%のパフォーマンスを見せる。いい試合ができることを約束する。『ナビスコ杯』は縁のある大会。タイトルを取れるようにしたい」(柴崎)「鹿島と決勝で戦えるのはうれしく思うが、勝たないと楽しくないので、連覇したい。全力を尽くして、カップを大阪へ持ち帰りたい」(遠藤)決勝の勝敗のポイントに質問が飛ぶと、一同はこう答えた。「自分たちの力を出し切ること。G大阪は攻守のバランスが取れたチーム。受けに回らずに攻撃的にいきたい」(石井監督)「ポイントはすべて。鹿島は隙のないチーム。一瞬でも気を抜くとやられる。自分たちのサッカーを長くできた方が勝つ」(長谷川監督)「各ポジションでマッチアップがポイント。G大阪は中盤の構成力がある。そこで負けたくない」(柴崎)「相手GKの手の届かないところにシュートを打つ。あっ、枠内ですよ」(遠藤)『ナビスコ杯』優勝が持つ意味について、4人は次のように語った。「タイトルをとることは重要。そのシーズンを戦った成果になる。選手たちの自信になるし、リーグ2試合の弾みにもなる」(石井監督)「アジアで負けて、あとは国内のタイトルしかない。今年も三冠すべてを取りたい。まず明日一冠目を取りたい」(長谷川監督)「世代交代し、タイトルを取っていない選手が大半。タイトルを取ることによって、大きな影響が出る」(柴崎)「鹿島は国内で最もタイトルを取っているチーム。僕らは追いつけ追い越せでやっている。連覇がかかっているし、シーズン終盤にも重要な意味を持つ」(遠藤)G大阪は今季『明治安田生命J1リーグ』で鹿島に連勝しているが、長谷川監督も遠藤も「リーグ戦と決勝は別」と異口同音に語った。鹿島が最多記録更新となる6度目の優勝を果たすのか、G大阪が2年連続3度目の優勝を果たすのか。『2015Jリーグヤマザキナビスコカップ』決勝・鹿島アントラーズ×ガンバ大阪は10月31日(土)・埼玉スタジアム2002でキックオフ。チケット発売中。
2015年10月30日神田沙也加(Vocal)、Billy(Guitar)によるユニットTRUSTRICKが来年1月27日(水)に2nd E.P.をリリースする事が決定した。【チケット情報はこちら】タイトルは『beloved E.P.』。内容の詳細は後日発表される。TRUSTRICKは12月18日(金)に東京・Zepp DiverCity (TOKYO)でライブ「TRUSTRICK LIVE PROUD 2015 “Good Bye Stray Sheep”」を開催。同公演のチケットは10月31日(土)午前10時より一般発売開始。■TRUSTRICK LIVE PROUD 2015 “Good Bye Stray Sheep”日時:12月18日(金)開場 18:00 / 開演 19:00会場:Zepp DiverCity (TOKYO)(東京都)料金: 全席指定 5800円 ※ドリンク代別途必要
2015年10月30日2016年に35周年を迎える太鼓芸能集団・鼓童。デビュー以来、世界47カ国で5,600回を超える公演を行う彼らの、創立35周年記念第一弾「鼓童ワン・アース・ツアー 2015 ~混沌」が11月より全国11都市で行われる。今ステージでは、芸術監督・坂東玉三郎演出の最新作『混沌』を披露。ドラム監修に元THE BLUE HEARTSのドラマー・梶原徹也を迎え、和太鼓とドラムというこれまでにない競演にチャレンジする。【チケット情報はこちら】「玉三郎さんには『打楽器奏者として、和太鼓だけではなくてなんでも本格的に演奏できるようになってほしい』と常々言われていて。だから当初からいつか作品にドラムセットを入れるという話はありました」(鼓童・石塚充)。そこで出会ったのが梶原だった。もともと梶原は「和太鼓と自分のビートは合う」と感じていたという。「以前、セッションで鼓童さんの曲をやらせてもらったのですが、私のビートと和太鼓のビート感がすごく合うなと感じました。そこから和太鼓に興味が湧いて、自分なりに研究していました」。実際にドラムの指導を受ける3人のうちのひとり、坂本雅幸は「表現が全然違うので最初は自分たちも戸惑う部分もあったんですけれど、慣れてくると発散できるというか、楽しんでできるなって感じはしますね」と笑顔を見せる。鼓童にとって初めてとなるドラムの演奏。その監修というゼロからの作業を行った梶原が1番作りたかったのは『グルーヴ』だという。「和太鼓の演奏にドラムのグルーヴを混ぜて、踊れる感じもちょっと入ったらいいなとか、ビート感も感じてもらえたらいいなとか、考えました」今作のタイトルでもある『混沌』。そのテーマは製作の方法にも及んでいるという。「玉三郎さんは、最終的にはいろんなものが混ざり合って、きれいに調和のとれたものを聴かせたいとおっしゃっていますが、そのためには1度本当にぐちゃぐちゃさせないとそれが生まれてこない。現場では玉三郎さんが楽しまれているので、僕らもそのスピード感に乗っかっていて、これまでで一番楽しい創作現場になっているような気がします」(石塚)。そうやってできあがった調和は、鼓童を知る人にも、初めて観に行く人にも、これまでにない音の体験になるだろう。「ドラム以外にもタイヤやいろんな国の楽器など初めての試みが詰まっている舞台です。隅々まで観ていただけたらと思います」(神谷)「リラックスして観られる楽しい舞台だと思うので、初めての方にも観に来てもらいたいです」(坂本)「2時間通して聞こえてくる音色がとにかく気持ちいい舞台です。ぜひ劇場に浴びに来ていただけたらと思います」(石塚)「全体的にハッピーな感じというか、そういうバイブレーションが作品の中に漂っているので、みなさんもぜひ聴きにいらして、楽しい気持ちで帰っていただきたいです」(梶原)公演は、11月23日(月・祝) の新潟・アミューズメント佐渡を皮切りに全国11都市を巡回。取材・文:中川實穗
2015年10月30日結成36年目を迎えた劇団スーパー・エキセントリック・シアター(SET)の最新作『虹を渡る男たち』は、タイムトラベルを題材とした作品。ミュージカル・アクション・コメディーを標榜するSETのこと、もちろんそこには、思わず笑ってしまう仕掛けと、エンターテインメントの要素が満載だ。初日を控えてまさに佳境を迎えた稽古場では、座長の三宅裕司を中心に、劇団員たちがより精度の高い芝居と笑いを追求していた。公演チケット情報『虹を渡る男たち』で描くテーマは、ズバリ、“男の友情”である。舞台は日本の芸能界。ライバルとしてお互いに切磋琢磨したヒットメーカーでありながら、今は芸能界から姿を消してしまった長本と熊崎というふたりの男を、三宅と小倉久寛が演じる。稽古は、熊崎が芸能界から去ることになった原因を阻止しようと、過去へタイムトラベルしたシーンから始まった。その原因とは、熊崎がプロデュースしたアイドルグループ“サンデー娘”のメインボーカルがデビューする日に失踪したことだったのだが、失踪の原因を食い止めようというわけだ。そして、ここで早速、SETらしさが噴出する。止めようと必死になるほど失言を連発して、結果、何をやっても原因を止められず、何度もタイムトラベルを繰り返す羽目になるのである。そのスピーディーな展開と、絶妙な台詞の掛け合いに、劇団員からも大きな笑いが起きる。何度稽古を繰り返しても新鮮に笑えるというのは、タイムマシンの発明者の久松を演じる野添義弘を含め、ベテラン3人だからこそ成せる技だろう。今回は、しかし、若手劇団員たちも負けてはいない。若い頃の長本を演じる白倉裕二、同じく若い頃の熊崎を演じる大竹浩一、失踪の原因となる男を演じる長谷川裕なども、三宅たちが投げかけるアドリブにしっかり呼応。こうしてアドリブで突っ込まれることで、SETの柔軟な芝居が生まれていくのだと実感する。また、その台詞がそのシーンがどうすれば引き立つのかと自ら動きを考えたり、“オネエの振付師”などの濃いキャラクターを担ってストーリーを盛り上げたりもしている。創立40周年に向け、SETの集大成にして原点回帰となる作品にしようとする思いが隅々にあふれていた稽古場。笑わせて笑わせて最後にホロリとさせる。そんなSETにしか作れない舞台がまもなく幕を開ける。公演は11月7日(土)から23日(月・祝)まで、東京・サンシャイン劇場にて。取材・文:大内弓子
2015年10月30日NHKの同名人気コメディ番組の舞台化第2弾『祝女~shukujo~』season2が、10月28日(水)、東京・草月ホールにて開幕した。初日には友近、ともさかりえ、YOUら出演者による初日挨拶と公開ゲネプロが行われた。舞台『祝女~shukujo~』season2チケット情報『祝女~shukujo~』は、“女に生まれたアタシを祝う”のテーマのもとに、2010年~2012年にかけて、シーズン1~3まで放送されたNHKの人気コメディ番組。仕事、休日、アフターファイブなど女の日常的な瞬間を切り取り、友人同士や主婦仲間、職場の先輩後輩、恋のライバルなど、様々な人間関係にある女たちの悲喜こもごもを描くオムニバス形式のショートストーリー集だ。今回の舞台版では、友近演じる『蘭先輩』や、ともさか演じる『夜11時の女・宇佐美怜』など、テレビシリーズでもお馴染みの人気キャラクターも登場。舞台版には初参加となるともさかは、会見で「こんな短期間でハイペースな作品作りは初めて。映像だから成立してるなと思って演じていたことを、生のお客さんの前でやるのはすごいことだなと思っています。緊張しますが、最後まで楽しくやれたら」とコメント。出演する入山法子は稽古中、笑ってばかりだったと明かし「女性の“あるある”だけでなく、それに翻弄されていく男性にもクスクス笑える」と稽古を振り返った。ジャズ歌手に扮して歌う『MURMUR LIVE』をはじめ、9つあるうちの7つのストーリーに出演するYOUは「(オムニバスの)どの演目にも、女性が必ず共感できる部分があります」と公演の楽しみ方を解説。友近は「ドラマ仕立てのショートコメディなので、舞台は初めてという方も観やすく、飽きずにご覧いただけると思います。(観劇後に)友達と感想をわいわい言いあうようなこともしやすい。いろんなキャラクターが登場しますし、芝居だけじゃなく、コントのようなところもあり、バラエティに富んだ舞台になります。ぜひ会場にお越しください」とアピールした。公演は11月6日(金)まで東京・草月ホールにて上演。その後、静岡、新潟、大阪、愛知、福岡と各地を巡る。チケット発売中。
2015年10月30日3月24日(木)から4月3日(日)まで、東京・Zeppブルーシアター六本木で行われる新感覚パフォーマンス「The Painters:HERO(ペインターズHERO)」。同公演の製作発表記者会見が10月28日に行われ、スペシャルサポーターのAKB48小嶋陽菜が出席した。公演チケット情報記者会見では、パフォーマーの4人が実際にステージでアクションペインティングのパフォーマンスを披露。小嶋の似顔絵を描き上げ、本人にプレゼントした。似顔絵を受け取った小嶋は「嬉しい!こんな大きな絵を貰ったのは初めてです!AKB総選挙で1位になると、大きな似顔絵をもらえるけど、これまで1度もなかったので。(似顔絵は)唇が似てますね。オシャレなので家に飾りたいです!」と喜びを表現。また実際に目の前でパフォーマンスを見た感想について「描き上げるスピードにビックリしました。最初は何を描いているのかわからないのでドキドキしていたんですが、出来上がりをみて本当に驚きました」とコメント。「ダンスもできて、体も引き締まっていて、絵も描ける、ペインターズHEROの皆さんはカッコいいなと思いました」と語った。最後に同公演の魅力について「パフォーマーの皆さんのダンスを楽しんでたら、その間に絵ができあがって、その完成した絵でも楽しめる。子供から大人の方まで、皆さんが何度でも楽しめる作品です」と話した。4人のパフォーマーが様々な技法を駆使し、アート、コメディ、ダンスが融合したパフォーマンスを披露、実際に公演中に作品を完成させる。4人のパフォーマーが観客席へと入り込み、中にはステージ上で観客が作品作りに参加させられるケースもあるそう。2013年以来2度目の来日公演となる今回は、古今東西、実在架空を問わず、誰もが憧れた“HERO”をテーマにした作品を作り上げる。チケットの一般発売は11月21日(土)午前10時より。なお、一般発売に先がけて、先行先着「座席選択プリセール」を実施中。受付は11月20日(金)午後4時まで。■The Painters:HERO(ペインターズHERO)日程:3月24日(木)~4月3日(日)会場:Zeppブルーシアター六本木(東京都)料金:大人6,800円 / 学生3,500円 / 子供3,000円(※税込・全席指定)
2015年10月30日第44回 東京モーターショー2015が10月30日(金)より東京・東京ビッグサイト(東京国際展示場)で開幕。10月28日・29日の2日間、一般公開に先がけて、報道陣に向け公開された。【チケット情報はこちら】今年の東京モーターショーは「きっと、あなたのココロが走り出す」(“Your heart will race.”)をテーマに開催。国内全ての乗用車・商用車・二輪車メーカー14社15ブランド、海外メーカー16社26ブランド(乗用車・商用車・二輪車)が出展。東京モーターショーの大きな目玉のひとつが、世界初公開・初出展となる最新型乗用車。TOYOTAの燃料電池自動車(FCV)「TOYOTA FCV PLUS」は、単に移動するためにエネルギーを消費するだけではなく、社会に分散する電源ともなる新たな役割を担う。エコカーからエネカーへ、もっとクルマが愛される存在になる将来の燃料電池自動車コンセプトを披露する。またマツダは「Mazda RX-VISION」を世界初公開。ひと目でスポーツカーとわかるパッケージに、圧倒的に低いボンネットと全高を可能にする次世代ロータリーエンジン「SKYACTIV-R」を搭載し、オンリーワンのFRプロポーションを生み出している。第44回 東京モーターショー2015は10月30日(金)から11月8日(日)まで、東京・東京ビッグサイト(東京国際展示場)で開催。前売りチケットは発売中。10月30日(金)午前0時より、当日券も販売開始。■第44回 東京モーターショー2015日程:10月30日(金)~11月8日(日)会場: 東京ビッグサイト(東京国際展示場)(東京都)
2015年10月29日ドイツ出身のDJ、プロデューサーのZEDD(ゼッド)が来年1月10日(日)千葉・幕張メッセ、11日(月・祝)大阪・インテックス大阪 4号館で来日公演を行う事が決定した。【チケット情報はこちら】今年開催されたSUMMER SONICに出演した際は、会場に入場規制がかかるほどの注目を集め、同フェスのベストアクトとの呼び声も高かった。今回決定した来日公演では、彼にゆかりのあるアーティストの出演が予定されている。ZEDDは2012年に1stアルバム『Clarity』をリリース。表題曲で第56回グラミー賞最優秀ダンスレコーディング賞を受賞。今年の5月には2ndアルバム『True Colors』を発表。これまで、アリアナ・グランデやLady Gagaなど、有名アーティストともコラボレーションを行っている。チケットの一般発売は12月5日(土)午前10時より。■「ZEDD TRUE COLORS TOUR」2016年1月10日(日) 開場14:00 / 開演15:00会場:幕張メッセ(千葉県)出演:ZEDD and more...2016年1月11日(月・祝) 開場14:00 / 開演15:00会場:インテックス大阪 4号館(大阪府)出演:ZEDD and more...料金:GOLD TICKET 15000円 ※専用エリア・ラウンジ・入場レーン・クローク有/1ドリンク付全立見 8500円 ※ドリンク代別途必要未就学児は入場不可。出演者変更に伴う払戻し不可。
2015年10月29日『2015Jリーグヤマザキナビスコカップ』決勝がいよいよ今週末に迫った。鹿島アントラーズが最多記録更新となる6度目の優勝を果たすのか、ガンバ大阪が2年連続3度目の戴冠を果たすのか。ナビスコカップ 決勝 チケット情報「カップ戦とリーグ戦は別物」とサッカー界では言われているが、ここ2シーズン『ナビスコ杯』の結果が、顕著にリーグ戦へ影響を及ぼしている。昨年、G大阪がサンフレッチェ広島を3-2で下し、その後『J1リーグ戦』で浦和レッズを逆転し、さらに『天皇杯』制覇と三冠を獲得したのは記憶に新しいことだろう。2013年大会も、決勝で柏レイソルに敗れた浦和が、リーグ戦2位から失速し、6位でシーズンを終えている。鹿島は『明治安田生命J1リーグ』2ndステージ残り2試合で首位・広島を勝点3差で追う。G大阪は前節年間3位に躍り出たが、4位・FC東京が勝点1差で再逆転を目論む。鹿島はステージ優勝、G大阪は年間3位とターゲットは異なるが、『明治安田生命2015Jリーグチャンピオンシップ』進出への思いは同じである。『ナビスコ杯』決勝に勝利すればこれ以上ない形で終盤戦に勢いが付く。だが、敗れれば、多大なダメージを負ってしまう危険性をはらんでいる。準優勝に終わった選手たちにファイナリストの充実感はない。準優勝は最後の敗者でしかないのだ。もちろん、終盤戦を睨み、ファイナルの舞台に立つ選手はいないだろう。鹿島もG大阪も、優勝カップを頭上に掲げるために10月31日(土)・埼玉スタジアム2002のピッチに立つ。自軍を勝利へ導くために鹿島・小笠原満男とG大阪・遠藤保仁がタクトを振るう。FW・金崎夢生、ニューヒーロー賞受賞の赤崎秀平、2列目の遠藤康、ボランチの柴崎岳ら鹿島攻撃陣がゴールを脅かせば、G大阪も1トップのパトリック、2列目の宇佐美貴史、倉田秋、阿部浩之がゴールチャンスへ向けて虎視眈々。さらにベテランGK・曽ヶ端準(鹿島)と日本代表GK・東口順昭(G大阪)がゴールに鍵をかける。『J1リーグ』の直接対決を見ると鹿島が25勝8分17敗とリードし、ここ最近はG大阪が3連勝している。1stステージ第10節では鹿島が主導権を握るも、G大阪の守備ブロックを崩せず、逆に効果的に得点を奪われ2-0とされた。2ndステージ第10節では鹿島のミスをG大阪が逃さず、2-1となった。1stステージでは遠藤が2得点に絡み、2ndステージでは宇佐美が2ゴールを奪ったのだった。『ナビスコ杯』決勝で勝ち鬨を上げるのは鹿島か、G大阪か。ファイナルのチケットは発売中。
2015年10月28日サッカー好きとしても知られるミュージシャン・桜井和寿が味スタにやってくる! 11月1日(日)・『明治安田生命J2リーグ』第39節・東京ヴェルディ×ジュビロ磐田で、「ケリタガリ」のメンバーとしてベレーザ&ヴェルディOBチームとエキシビションマッチを行うのだ。桜井のほか、アナウンサーのラルフ鈴木や元日本代表監督・アルベルト・ザッケローニの通訳を務めた矢野大輔らが出場する、エキシビションマッチの参加メンバーは以下の通り。東京V×磐田 チケット情報【ケリタガリ】桜井和寿、藤田豊、水内猛、佐々木竜太、ラルフ鈴木、鈴木祐輔、矢野大輔、三渡洲舞人、斉藤紀由、奥山武宰士、長谷川太郎、前田義貴【ベレーザ&ヴェルディOBチーム(順不同)】日テレ・ベレーザ所属選手、佐伯直哉、長田道泰、桜井直人、山口貴之、菅原智、萩村滋則また、この日は多摩市サンクスマッチを開催。多摩市在住・在学・在勤者の無料招待やオリジナルクリアファイルの配布、多摩市物産ブースの出展などが実施される。詳細は東京V公式サイトを要チェックだ。いよいよ終盤戦を迎える『明治安田J2』の順位に目を向けると、4試合を残して東京Vは勝点57で『J1昇格プレーオフ』出場圏内の6位につける。だが安心はできない。7位・愛媛FC・勝点56、8位・ジェフユナイテッド千葉・勝点54、9位・ギラヴァンツ北九州・勝点52、10位・ロアッソ熊本・勝点50とその差は僅少。東京Vとしては、現在自動昇格圏の2位・磐田を叩いて、プレーオフ圏内を死守したい。対する磐田も必死だ。引き分けをひとつ挟み7連勝中の3位・アビスパ福岡が背後に迫ってきている。その差は勝点2。万が一、東京V戦で敗北を喫し福岡が横浜FC戦に勝利すれば、その順位は逆転し自動昇格の座を明け渡すことになるのだ。磐田としても、何が何でも自動昇格圏内を守りきるために勝利するほかない。両軍のこれまでの対戦成績を見ると、J1リーグ戦も含めて21勝2分10敗と磐田に軍配があがる。直近5試合の結果も、磐田・3勝2分、東京V・1勝2分2敗と勢いは磐田にある。だが、東京Vは前節、栃木SCに1-0で勝利した。東京V・冨樫剛一監督は試合後に「残り4試合は自分たちより上のチームとの直接対決がある中で、しっかりと勝つことで自分たちがもっと変わると思っている。ここからチーム一丸となって臨んでいきたい」と語っている。前節の勝利をはずみに、残り4試合を駆け抜け『J1昇格プレーオフ』出場権をもぎ取りたいところ。待ち受けるのは天国か地獄か。意地と意地がぶつかりあう一戦は見逃せない。もちろん、桜井らによる貴重な一戦もお見逃しなく。11月1日(日)・東京ヴェルディ×ジュビロ磐田、エキシビションマッチ(ベレーザ&ヴェルディOBチーム×ケリタガリ)・味の素スタジアムはチケット発売中。
2015年10月28日ミュージカルをはじめ、歌手、女優として活躍する神田沙也加。2006年の初演以来、再演を重ねる人気ミュージカル『ダンス オブ ヴァンパイア』では「長年目標にしてきた」という、ヒロイン、サラ役を射止めた。念願が叶った今、改めて作品への思いを聞いた。「ダンス オブ ヴァンパイア」チケット情報「私だったらどの役をやりたいか、と常に考えながらミュージカルを見るのがクセなんです。サラは、初演や再演のときもそういう目で見ていて、すでに役の構想だけは膨らんでいました(笑)。また、最初はゴシック調で、最後はお祭り騒ぎになる客席参加型の作品の魅力にも取りつかれたんです」ミュージカル『エリザベート』で知られるミヒャエル・クンツェが脚本・歌詞を担当する作品は、ヴァンパイアの故郷、トランシルヴァニアが舞台だ。ヴァンパイアの研究者の老教授とその助手のアルフレート、彼らが滞在する宿屋の娘、サラたちがヴァンパイアと出会い、その世界にひかれ、巻き込まれていく。稽古に入った今、「長年夢見てきた舞台の答え合わせをしているような段階。外の世界に憧れるヒロインはか弱いイメージですが、私が思っていた以上にサラは我も芯も強い。可憐さと危なっかしさと強さが同居していて、そのバランスが絶妙なんです」。アルフレート(平方元基、良知真次のWキャスト)と、ヴァンパイアのクロロック伯爵(山口祐一郎)もサラに魅了されていく。「自分が無知な状態のときは、知識や経験が豊富な人と話してみたいし、教わりたい。私もそういう面があるので、断然、サラと同じで伯爵についていきます!アルフレートは子どもすぎて(笑)。それに、クロロックを演じているときの山口さんが昔から大好きなんです。今回、さらに迫力となまめかしさが増幅されたと思います」Wキャストで舞羽美海もサラ役を演じる。「努力家でとてもストイック。美海ちゃんをはじめ、アルフレート役の元基君、良知君とは同世代で、初めて会った気がしないほど皆、仲がいい。もし、大きな枠があったとしても、皆でそれをはみ出すぐらいにフレッシュで躍動感のある舞台になると思います」昨年音楽ユニット『TRUSTRICK』を結成。「女優と歌手で頭の切り替えが大変ですが、毎日すごく充実しています」。歌手として見ても、壮大でロックテイストあふれる今作の楽曲は、「すごく歌いやすくて日本人の心に刺さる旋律」だという。「息まじりだったり、キラキラした気持ちや困惑をどう声にのせるかだったり、歌声には多彩な表現法があるので、とにかく声の質感を大切に整えたい。それが私の武器にもなると思うんです」公演は11月3日(火・祝)から30日(月)まで東京・帝国劇場、2016年1月2日(土)から11日(月・祝)まで大阪・梅田芸術劇場メインホール、1月15日(金)から17日(日)まで愛知・愛知県芸術劇場 大ホールにて上演。チケットは発売中。取材・文:米満ゆうこ
2015年10月28日10月26日に一般社団法人 日本eスポーツ協会発足記者会見が行なわれた。eスポーツは、コンピューターゲームによる対戦で腕前を競う競技のこと。海外では数万人を集める大会や賞金総額22億円を超える大会などがあり、プロプレイヤーやプロリーグが存在している。アジアオリンピック評議会(OCA)が主催するアジア室内競技大会では2007年の大会から正式種目として採択。日本eスポーツ協会は当面、2017年に開催されるアジア室内競技大会への選手派遣を行うための条件である、JOCへの加盟を目標に活動を行う。3月12日(土)・13日(日)には東京・チームスマイル・豊洲PIT(ピット)で第1回 日本eスポーツ選手権大会の開催が決定。競技種目となるソフトはファーストパーソン・シューティングゲーム『Counter-Strike:Global Offensive』、格闘ゲーム『GUILTY GEAR Xrd -SIGN-』のふたつが決定している。そのほか詳細は公式サイトでご確認を。
2015年10月27日八代亜紀が10月28日(水)に新作アルバム『哀歌 -aiuta-』を発売。その発売を記念して、12月には東京国際フォーラム・ホールCにてコンサートも開催する。八代亜紀 コンサートチケット情報自身初のブルースアルバムとなる『哀歌 -aiuta-』は、寺岡呼人がプロデューサーを務め、THE BAWDIES、横山剣、中村 中らが楽曲を提供し、アレンジを村田陽一が手掛け、今までのブルースのイメージにあった「歌謡ブルース」「演歌」とは違う、モダンなブルースとなっている。八代は『哀歌 -aiuta-』リリースにあたり、以下のコメントを寄せた。ご近所さんが座布団を持って我が家に聴きに集まる程の名手であった父の吟う浪曲を子守唄がわりに聴いて育ちました。「声音の変化」「フレーズの抑揚」「ブレスの緩急」そして「言霊」。こういったものが渾然一体となってまだ物心もつかない私の幼心の琴線にも確実に届いていました。切ない母子ものを聴きながら意味も分からずに「おとうさん、悲しいね」と感想を言っていたそうです。そんな幼時体験を持つ私にとって「浪曲は日本のブルースである」という持論を持つに至ったのは極自然な流れでした。初めてブルースを聴いた時にもあの時と全く同じ衝撃を経験しました。そしてそれは今聴いても変わることはありません。即ち普遍的な「悼み」「哀しみ」は時代、言葉、場所といったギャップを問わないということなのでしょう。今回の「哀歌」でも求めたものは「普遍」。洋邦各年代のカバー、そして21世紀の今を切り取る新作ブルース。12通りの「哀」が詰まった『哀歌 -aiuta-』の完成です。豪華なクリエイティブチームと彼女の唯一無ニの声が融合して出来た「八代亜紀のブルース」。その魅力を堪能できる公演は、2015年12月19日(土)、東京国際フォーラム・ホールCにて。チケットの一般発売は11月21日(土)。チケットぴあでは、一般発売に先駆けて先行先着プリセールを10月28日(水)12:00より受付開始。
2015年10月27日今年の8月31日、建替えに向けて閉館したホテルオークラ東京 旧本館。同館の客室やレストラン、宴会場で使用されていた家具などの備品を販売する「ホテルオークラ東京 Charity Project for Music」が決定した。今回の販売は「お客様との想い出の共有」、「社会への貢献」が目的となっており、販売で得た収益は音楽活動の発展に役立てるという。販売商品は、宴会場や公共スペースの壁紙・絨毯などの備品を加工して制作。シャンデリアを加工したペンダント(販売価格100万円)や、イヤリング(100万円)、貴賓室「ロイヤルスイート」のカーテンを加工したクッション(9500円)、ルームナンバープレートと避難経路図(10000円)、新聞受けを加工したブックスタンド(5500円)、ホテルオークラ東京オフィシャルグッズであるペーパーウェイトなど、この機会でしか手に入れられないメモリアルグッズがチケットぴあ限定で販売される。販売は、まずホテルオークラ会員組織One Harmony会員向けに、11月4日(水)午後6時から22日(日)午後11時59分まで実施。その後、チケットぴあで11月24日(火)午後6時から12月31日(木)午後11時59分まで一般向けに販売。
2015年10月27日ミュージカル『花より男子 The Musical』の製作発表が23日に都内で行われ、“F4”役の松下優也(X4)、白洲迅、真剣佑、上山竜治、牧野つくし役の加藤梨里香をはじめ、俳優の木村了、古畑奈和(SKE48)、玉置成実、生田智子、吉野圭吾、脚本の青木豪、演出の鈴木裕美、音楽を担当した本間昭光が登壇した。【チケット情報はこちら】少女漫画の金字塔『花より男子』(原作:神尾葉子/集英社マーガレットコミックス刊)は、日本でのドラマ化、映画化、アニメ化に加え、世界でもドラマ化される大人気作品。世界初のミュージカル化に、演出の鈴木は「大変人気のある作品ですし、各キャラクターに思い入れのあるお客様もたくさんいらっしゃることと思います。脚本家や演出家の自我を前面に押し出すよりも、心に寄り添える王道系のミュージカルにしていきたい」と語った。また、「先日、(ドラマ版で花沢類を演じた)小栗旬さんにお会いしたら、『(同、道明寺司役を演じた)松本(潤)とふたりで行くからね』と言われました」と、ドラマファンには嬉しいエピソードも披露された。会見ではまず、道明寺司を演じる松下が「誰もが知っている作品でありながら初のミュージカル化。新しいことをするのはすごく楽しみ」と意気込みを。役が決まったときの感想を聞かれた美作あきら役の上山は「できるかなって心配ですよ(笑)。(イケメン役の)プレッシャーでパックを1か月分買いました」と、会場を笑わせた。3000人のオーディションからつくし役に抜擢された加藤は、「自分自身もですが、家族みんなが嬉しい顔をしているのが嬉しくって。その分がんばらないと、と思いました。それと、『おめでとう!雑草っぽいよ!』と言われて喜んでいいのかわからないけど嬉しかったです(笑)」と笑顔で語った。花沢類演じる白洲は自身と役柄の共通点を「控えめ、人見知り、インドア派、なところは共感できます。つくしを道明寺に譲るところは……僕は譲らないぞ、というところがあります」とニコリ。また、作品の内容に合わせて「胸キュンエピソード」を聞かれ、西門総二郎役の真剣佑はロサンゼルス出身なことから「胸キュンという言葉がアメリカにないので(感覚が)わからない」と困惑。「日本の女子高生の制服が(アメリカより)かわいい」とひねり出していた。公演は、2016年1月5日(火)から24日(日)まで東京・日比谷シアタークリエ、1月28日(木)に福岡・福岡サンパレス、2月6日(土)・7日(日)に愛知・愛知県芸術劇場、2月11日(木・祝)から14日(日)まで大阪・サンケイホールブリーゼにて上演。取材・文:中川實穗
2015年10月26日作曲家フランク・ワイルドホーンが生んだ名作『ジキル&ハイド』が来春、石丸幹二の主演で再び登場する。2001年の日本初演以来、鹿賀丈史が演じてきたタイトルロールを2012年に石丸が継承。新たな魅力をたずさえてバージョンアップした大ヒット・ミュージカルだ。 “人間の善と悪”をテーマとした悲劇において医師ジキル博士と悪の化身ハイド氏に扮する石丸は、「最初は、“鹿賀さんが積み上げてこられた作品の良さを引き継いでいかなくては”という重責に思いが揺れましたが、世界中で上演されている作品ですし、いろんな『ジキル&ハイド』があっていいんだ、という思いに至りましたね」と、穏やかな微笑みで前回公演を振り返った。ミュージカル『ジキル&ハイド』チケット情報「鹿賀さんはハイドを演じている時が非常に艶っぽくて、非常に魅力的だという話をよく耳にしていました。僕自身は、ジキルの部分で自分らしさを出していけたらと考えたんですね。なので、けっして単なる善人ではない、ハイドになる可能性の高い内面を持ったジキルを作り上げました。だからハイドになってしまったんだ……という意味づけをしっかりしたことで、人間の持つ闇の部分にエッジを立てた役作りができたのではと思っています。この作品は、非常に野心を持った男の生きざまを表現している物語だと思うんですね。悲劇ではありますが、とても人間臭い話だと。今回も、ご覧になる方がどこかで共感していただけるような、そんな舞台になればと願っています」前回の新スタートを強力に支えたふたりの歌姫、ハイドに翻弄される娼婦ルーシー役の濱田めぐみと、ジキルの婚約者エマ役の笹本玲奈も再集結し、豪華競演に期待がかかる。「時が人間を育てますから、共演するメンバーもこの間に多くの作品を経験して進化しているはず。どんな化学反応が起きるのか、楽しみですね。2012年とは違った解釈で、また新たな『ジキル&ハイド』をお見せしたいと思っています」これまで多くの観客が魅了された本作を石丸が今後長い時をかけ、熟成させていく過程を見届けたい。その願いに「体力の続く限りは(笑)。お客様に“またやってほしい”と思われる『ジキル&ハイド』を演じたいですね」と意欲十分の笑みが返ってきた。「人として味のある、心のひだの細かい役者でいたいんです。僕は、僕らしく」公演は3月5日(土)から20日(日・祝)まで東京国際フォーラム ホールC、3月25日(金)から27日(日)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて。チケットぴあではチケットのインターネット先行を実施中。取材・文上野紀子
2015年10月26日『ウエスト・サイド・ストーリー』『オペラ座の怪人』『太平洋序曲』等々を生み出したブロードウェイの巨匠、ハロルド・プリンスの新作『プリンス・オブ・ブロードウェイ』が10月23日、東京・東急シアターオーブにて開幕した。ブロードウェイの第一線で活躍するミュージカル・スターたちに混ざり、日本からは元宝塚トップスター柚希礼音が参加。在団中はダントツの人気を誇り、宝塚100周年の顔として活躍した“トップ・オブ・トップ”が、堂々たるパフォーマンスで観客を魅了している。【チケット情報はこちら】ハロルド・プリンスの手がけた作品の名曲群をジューク・ボックス的に魅せていく内容であるとともに、彼の人生の――同時に、ブロードウェイの歴史を紡いでいく内容になっている本作。日本で上演されていない作品も多数盛り込まれているが、音楽の、キャラクターの後ろにしっかりとしたストーリーがあり、観客を飽きさせない。数曲の短いシーンでも、キャラクターがしっかり立ち上がるのは、熟練の出演者たちの腕のなせる技であるとともに、作品自身が持つパワーゆえだろう。ジョシュ・グリセッティのMCとブリヨーナ・マリー・パーハムのサリーが圧巻のパフォーマンスを見せた『キャバレー』、そしてラミン・カリムルーが官能的なファントムに扮する『オペラ座の怪人』などは、作品の魅力が凝縮された、この日本で観られるのが奇跡に思えるほど見応えある濃厚で贅沢なシーン。一方で、柚希扮するブロードウェイに憧れる少女がスターになっていく姿を描いた場面は、様々な作品のナンバーをコラージュし、名曲の新たな魅力を引き出している。名シーンを並べるだけではない粋な構成は、さすがブロードウェイ仕込みだ。柚希はそのほか、『くたばれ!ヤンキース』のナンバーで、トニー・ヤズベック扮するジョーを誘惑する女性・ローラを黒の下着姿で演じるシーンも。魅惑的な中にコミカルさもあり、キュートな場面に客席も大喜びだ。ブロードウェイのスターたちの中にいても、伸びやかなダンスとセクシーな歌声は目立ち、なによりも華やか。彼女のパフォーマーとしての才能を改めて感じた。『屋根の上のヴァイオリン弾き』『エビータ』『蜘蛛女のキス』『スウィーニー・トッド』…と、日本でもおなじみの楽曲が続き、あの作品も、この作品も巨匠の作品だったか…と、その豪華さにめまいを感じながら観ていくと、最後は新曲『ウェイト・ティル・ユー・シー・ワッツ・ネクスト』。「道の向こうに何があるのか、次に何が起こるのかを待とう」「やってみよう」「前を見よう」という明るいナンバーで締めくくられる。ハロルドの人生の軌跡を辿りながら、観ているこちら側の背中も押されるような素敵なミュージカル・ショーだ。東京公演は11月22日(日)まで。その後11月28日(土)から12月10日(木)まで大阪・梅田芸術劇場メインホールで上演される。ぴあ貸切公演では来場者全員に、柚希礼音生写真をプレゼント。
2015年10月26日シンガーソングライターのななみが、10月22日、音楽イベント“ツタプレ×原宿ストロボカフェPresents「フロアセンターステージWEEK」”に出演し、堂々としたステージを披露し、観客を魅了した。【チケット情報はこちら】この日のイベントは、その名のとおり、会場の真ん中にステージが設けられ、アーティストの周りをぐるりと客席が囲み、観客の中央で歌っているという格好。ステージといっても床にマイクが置いてあるだけで、観客は手を延ばせば届くほどの距離にいる。路上ライブを行っているななみも、さすがにここまで近いのは初めてなのか、アコースティックギターを振りながら、近くの観客との距離を何度か測り、会場を沸かせた。ギターのカッティングや自身のブレスをループマシンに重ねて手早くビートを作り出すと、『許されざる愛』からライブをスタート。サビではシンガロングが巻き起こった。約半年にわたる路上ライブの経験からなのか、新人とは思えない堂々とした貫録あるステージを展開。続く『偽愛』では、低く太く響かせる力強い歌声で観客の心をわしづかみにした。「73回のストリートライブは、最初はひとりでやってやろうって思っていたけど、半年やってみてひとりじゃダメだと思いました。ファンの皆さん、スタッフがいるからできているんだと。これからも“愛”を歌っていきます」と話し、ラブバラード『I live for love』を熱唱。ハスキーで美しい歌声に、観客はうっとりと聴き入っていた。最後は観客が総立ちとなり、2ndシングル『I’ll wake up』をななみとともに熱唱し、幕を閉じた。ななみは、2013年にヤマハ主催オーディション『The 6th Music Revolution』でグランプリを獲得し、昨年10月に『愛が叫んでる』でメジャーデビュー。今年5月に1stフルアルバム『ななみ』を発表すると、鹿児島より全国ストリートライブツアー“73 Street Mission 2015”をスタート。名前の“ななみ”にちなみ、73公演を実施中。11月7日(土)JR桜木町駅東口でファイナルを迎える。また、11月に初のワンマンツアー「ななみ 2015 tour “あなたが、生きますように。”」を開催。11月14日(土)福岡イムズホール、27日(金)東京・キリスト品川教会グローリアチャペル、29日(日)大阪・心斎橋JANUSの3公演。チケットは発売中。取材・文:門 宏
2015年10月26日大人気マンガを原作に、2009年から昨年までにシリーズ4公演を上演してきたミュージカル『黒執事』。原作の持つ耽美で怪しい世界観を忠実に再現し、人気を博す舞台が、今回、古川雄大を主演に迎えて上演される。演目は、昨年上演された“地に燃えるリコリス”。コミックス初期シリーズの中でも特に人気の高い「赤執事編」を舞台化したもので、古川をはじめとする新キャスト、新演出、新たな楽曲で見せる。「ミュージカル『「黒執事』-地に燃えるリコリス2015-」チケット情報同シリーズを2度観たことがあるという古川も、その世界観に魅了されたひとりだ。「原作もアニメも見たことがなかったので、漠然としたイメージしか持っていなかったのですが、舞台を観たときに、スッとその世界に入り込んで没頭することができたんです。ふと“あれ?ここどこだっけ?”って思うような、ミステリアスで、エロティックな世界観で…、それでいてコミカルなところもある。すごく丁寧に、忠実に作られているなと思いました」と、その印象を語る。シリーズ化もされ、好評を得てきた舞台への主演。大役を任された古川だが、プレッシャーを感じるどころか、前向きに捉えている。「劇場も作品も大きいので普段ならプレッシャーを感じるはずなんですが、“よし、やってやろう!”という気持ちになりましたね。多分、自分の中で目指すところが明確になってきたというのもありますし、いろんな舞台を踏んでステップアップできているのだと思います」漫画やアニメを原作にした“2.5次元”の舞台はミュージカル『テニスの王子様』で経験済み。表現するうえでは「多少の違和感を意識して演じることが大事」と語る。「映像や現代劇はナチュラルに見せることで観る人がスッと入り込めると思うのですが、漫画を原作にした舞台は、その世界を再現するために、声の出し方とかも意識しないといけない。普通ならちょっと違和感のあることも沁み込ませて見せたいと思っています」演じるのは、悪魔の正体を持つ万能執事・セバスチャン。2代目セバスチャンとしての意気込みは…。「前回までと別物を作りたいとは思いますが、それを意識して作るのではなく、自分が感じたままに作った結果、“別物のセバスチャンだね”って言われたいですね。メンバーも続投する方がいるので心強いとは思いますが、再演ではなく“新生”として、みんなで新しい作品を作っていきたいと思っています。変化を感じていただける舞台にしたいですね」公演は、11月7日(土)から10日(火)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて上演。その後、宮城、東京、福岡でも上演される。チケットはいずれも発売中。取材・文:黒石悦子
2015年10月26日日本の4人組ロックバンドporeheadとI Don’t Like Mondays.の2バンドが12月17日(木)大阪・アメリカ村DROPより2マンカップリングツアーを行う事が決定した。この2組が一緒にツアーを行うのは今回が初めて。大阪・名古屋・東京の3会場で行われる。【チケット情報はこちら】poreheadは2013年7月に結成し、メンバーの経歴もさることながら結成わずか1年で渋谷WWWにてワンマンライブを行うなど、その存在がにわかに注目を集める中、2015年2月に待望となる1stミニアルバム『Amethyst』をリリース。リード曲の「アメジスト」はテレビ東京『音流~ONRYU~』の2月度エンディングテーマに起用される。I Don’t Like Mondays.は2016年1月9日にリリースしたアルバム『TOKYO』で一気にその名を全国区にした『I DON’T LIKE MONDAYS.』。中でもリード曲の「FIRE」(テレビ朝日『Break Out』8月度エンディング・トラック)は、M-ON! Recommendを始め、様々なメディアで大きく取り上げられる。同ツアー、チケットの一般発売は11月16日(月)午前10時より。なお、一般発売に先がけて、チケットぴあでプレイガイド独占先行を実施。受付は10月26日(月)昼12時から11月1日(日)午後6時まで。■porehead / I Don’t Like Mondays.12月17日(木)アメリカ村DROP(大阪府)12月18日(金)CLUB 3STAR IMAIKE(愛知県)12月22日(火)clubasia(東京都)<全公演共通>【開場/開演】19:00/19:30【料金】3,500円【その他】●オールスタンディング●整理番号付●ドリンク代別途要●未就学児童入場不可(小学生は要保護者同伴・有料)<porehead>2013年7月に結成し、結成わずか1年で渋谷WWWにてワンマンライブを行い、当時リリースがない状況でありながら、350人の動員を記録する。2015年2月に待望となる1stミニアルバム『Amethyst』をリリース。リード曲の「アメジスト」はテレビ東京『音流~ONRYU~』の2月度エンディングテーマに起用される。<I DON’T LIKE MONDAYS.>2016年1月9日にリリースしたアルバム『TOKYO』で一気にその名を全国区にした『I DON’T LIKE MONDAYS.』。中でもリード曲の「FIRE」(テレビ朝日『Break Out』8月度エンディング・トラック)は、M-ON! Recommendを始め、様々なメディアで大きく取り上げられる。
2015年10月26日東京スカイツリータウンのクリスマスイベント「東京スカイツリータウン ドリーム クリスマス2015」が11月11日(水)より開催される。ナイトビューペアチケット期間中はタワー自体をツリーに見立てて「世界一高いクリスマスツリー」として限定ライティング。その足元のスカイアリーナには、“願い”を込めてボタンを押すとその“願い”によって色が変わる6.34メートルのクリスマスツリーも登場する。さらに、12月1日(火)からは、東京スカイツリータウンの壁面と東京スカイツリー塔体下部の全幅約140メートルがスクリーンとなるプロジェクションマッピングを開催。“星に願いを”をテーマに、ヴァイオリニスト宮本笑里が奏でる音楽に合わせて“願いの星”が登場、建物をカラフルに彩っていく。会期中はタウン内各所でイルミネーションイベントを開催しクリスマスムードを盛り上げる東京スカイツリー。12月限定でSky Restaurant 634(musashi)のディナーや、夜景が見える天望シャトル(シースルーエレベーター)の貸切搭乗などがセットになったプレミアムチケットも販売する(詳細はオフィシャルサイトまで)■東京スカイツリータウン ドリーム クリスマス201511月11日(水)~12月25日(金)■東京スカイツリータウン プロジェクションマッピング12月1日(火)~12月25日(金)
2015年10月23日来年1月、東京・新国立劇場ほかにて上演されるミュージカル『DNA-SHARAKU』。謎の絵師といわれる写楽の存在を鍵にして時空を超えた騒動が巻き起こる、SF要素たっぷりの新感覚のミュージカル作品だ。西暦2116年、人工知能が支配する世界と少し未来である2045年の世界、さらに2016年現在の日本、そして写楽がいた江戸時代という4つの時代が交錯し、「創造する心」をめぐって物語が展開してゆく。今作でW主演を果たすナオト・インティライミと小関裕太に話を聞いた。ミュージカル『DNA-SHARAKU』チケット情報ミュージシャンとして幅広く活動しているナオトは、今作がミュージカル初挑戦。いっぽうの小関も『テニスの王子様』以来5年ぶりのミュージカルとなる。「小関くんとは今日会ったばかりですが、もうぞっこんです。さわやかな笑顔のしたに、計り知れないものを秘めている感じがする」と小関の印象を語るナオトにたいして、「ナオトさんは心の扉を開きたくなるような人です」とはにかむ小関。その「扉を開く」というフレーズにひっかかったナオトが急に「そういうの大好きだ!」と『アナと雪の女王』の曲「とびら開けて」のフレーズを発言すると、小関も立ち上がって「♪どこにも出口のない~」と歌い出す。ふたりの息は想像以上にぴったりの様子だ。「小関くんはもちろん、豪華なスターの方々に囲まれて演じられる喜びとともに、恐怖ももちろんあります。初舞台をこんな環境でやらせてもらえるなんて、めったにないこと。『自分にはこれがあって、これがない』と改めて知る大きな機会になりそうです」というナオトに、「ナオトさんが歌い手で、僕が絵描きの役なんです。芸術を通じてものを伝える人をどう演じるか、いまからいろいろと思いを巡らせています」と話す小関。20歳になったばかりの小関は「稽古中にみなさんと飲みにいける年齢になったのが本当にうれしい。稽古場はもちろん、それ以外の場所でもみなさんと親交を深めて、良い作品にしていけたらと思います」と語った。稽古前の現時点でいちばんの楽しみは? という質問に「ナオトさんと芝居ができること」と答える小関に「何かほしいのか?」と笑わせるナオト。それに「バーベキューセット!」と屈託なく答える小関に取材現場は一層の笑いに包まれた。すでに最強のタッグに見えるこのふたりが織りなす物語がどんなものになるか、期待が募る。公演は2016年1月10日(日)に東京・新国立劇場 中劇場にて開幕。その後、1月28日(木)より大阪・シアターBRAVA!、2月6日(土)より福岡・キャナルシティ劇場へと各地を巡る。東京公演は現在、抽選先行プレリザーブを受付中。取材・文/釣木文恵
2015年10月23日10月22日、『第95回天皇杯全日本サッカー選手権大会』ラウンド16の組み合わせ抽選会が行われた。抽選の結果、昨年の覇者・ガンバ大阪は川崎フロンターレと、元日決勝の舞台・味の素スタジアムがホームのFC東京はJ2・水戸ホーリーホックと、J3勢で唯一勝ち残っているFC町田ゼルビアは『明治安田生命J1リーグ』1st王者・浦和レッズと対戦することが決まった。ラウンド16の組み合わせは以下の通り。【チケット情報はこちら】【ラウンド16組み合わせ】ヴィッセル神戸(J1)×横浜F・マリノス(J1)FC町田ゼルビア(J3)×浦和レッズ(J1)ベガルタ仙台(J1)×松本山雅FC(J1)柏レイソル(J1)×ヴァンフォーレ甲府(J1)川崎フロンターレ(J1)×ガンバ大阪(J1)サガン鳥栖(J1)×モンテディオ山形(J1)FC東京(J1)×水戸ホーリーホック(J2)徳島ヴォルティス(J2)×サンフレッチェ広島(J1)ドロワーを務めた元日本代表・福西崇史は、「面白い対戦がたくさんある。J2のチームはJ1上位のチームと戦うので、対策も練ってくるのではないかと思う」とコメントし、注目カードを聞かれると、「攻撃で言えば川崎F×G大阪。鳥栖×山形の守備から組み立てるチームも、どちらから攻撃に出てくるのかというのが楽しみ。特徴のあるチーム同士は面白い試合になりそう」と語った。同じくドロワーの日本サッカー協会・原博実専務理事は、「面白いと思うのは、FC東京×水戸。水戸は(リーグ戦で)少し苦しんでいるけれど、鹿島(アントラーズ)を破ってきた。徳島は一発勝負に強そうなので、広島との試合も楽しみ。全体的にはバランスが良い組み合わせになった」と、『天皇杯』名物のジャイアントキリングに期待を寄せた。J2クラブの水戸・徳島、J3・町田の下克上はなるか。はたまたFC東京、広島、浦和がJ1の意地を見せるのか。元日決勝に駒を進めるのは、果たして……。なお、『天皇杯』ラウンド16の会場、チケット発売日は未定。日程は11月11日(水)・14日(土)・15日(日)のいずれかに開催となり後日発表される。
2015年10月23日全世界で累計6,500万本、ハリウッドでも映画がシリーズ化されている日本が誇る人気ゲーム『BIOHAZARD』の舞台版が、2015年10月22日、EX THEATER ROPPONGIにて開幕。初日直前には、キャストによる初日舞台挨拶が行われた。舞台『BIOHAZARD THE STAGE』チケット情報物語は、西オーストラリアの大学で突如起こったバイオテロ事件の鎮圧を図る対バイオテロ部隊BSAAや、そこに現れた謎の青年タイラー・ハワードを中心に、蔓延するウィルスと迫りくるゾンビの群れに立ち向かうサバイバルストーリー。主人公タイラー役で人気若手俳優の矢崎広は「製作発表から今日までアッという間だったなという感じで、今は期待と不安と高揚感でいっぱいです」と緊張の面持ちで応えた。また、国際的レジェンド俳優・千葉真一との共演について聞かれると、「実際にもらったわけではないですが、アクション指導でパンチをもらった際は『千葉さんのパンチをもらった!』と感動しました(笑)。稽古場に千葉さんがいて下さるだけで、全体が引き締まって、自分たちももっと頑張らなきゃと思わせて下さる存在です。非常に心強かったです」とエピソードを交え、語った。そして、本編にて物語のカギを握るメアリー・グレイ役の倉持明日香は、本作がAKB48卒業後初の舞台出演となる。「卒業してからこんなに早くお客様の前に立つことになるとは思ってもみなかったので、今は凄く楽しみです」と初々しく挨拶。同じく千葉との共演に「初めての作品で千葉さんとご一緒出来ると聞いた時にすぐに父に伝えました。父も観に来ることを楽しみにしているので、いいところを見せたいです」と意気込みを見せた。そんな倉持に対し、千葉は「思っていたよりも芸達者でびっくりした。AKBってそういうものだと初めて思いました」と太鼓判を押した。舞台『BIOHAZARD THE STAGE』は11月1日(日)まで東京・EX THEATER ROPPNNGIにて上演。 10月31日(土)12:30公演、17:00公演はハロウィンカーテンコールも決定している。
2015年10月23日「俺は何者にもならない」大和の大王の長男・海里(瀬戸康史)は、親友で舎人の出雲(荒井敦史)に言い切る。長男として王となる定めに逆らい、自由を求め、ゆえに差し出された、幼なじみの陽向(小芝風花)の手を取らなかった……それが、崩壊の始まりとは知らずに。【チケット情報はこちら】10月22日(木)に幕を開けたのは、2007年から続くDステこと俳優集団D-BOYSによる演劇ユニットの第17回公演『夕陽伝』だ。今年、デビュー10周年の瀬戸康史を主演に、Dステ12th『TRUMP』を手がけた末満健一が脚本を書きおろし、つかこうへい作品を始めD-BOYSの出演作も手がける岡本俊一が演出する本作。そこで描かれたのは切なくも狂おしい、己の想いに翻弄される兄弟の愛憎劇だった。最愛の妻が異形の子を産み落とし、世を去ってから大和の豪族の長・凪大王(山本亨)は病んでいた。やがて摂政の猿美弥(遠藤雄弥)は周辺諸国の脅威から大和王権を守るため、蛮族として悪名高い熊曾の第14王子・真多羅(鈴木裕樹)と愛娘・陽向との政略結婚を企てる。父を思い、一度は受け入れた陽向だが、ついに心のまま叫ぶ。「わたしを連れて逃げてくれる?」しかし、その手は虚しく空を舞う。実は誰よりもその手を取りたかったのは、海里の弟・都月(宮崎秋人)だった。願いむなしく婚礼は血濡れて終わり、憤る弟に「誰かの手を取るということは、その人にとっての誰かになるということだ」とうそぶく兄。やがて暗い思いを抱く弟。不義の子として父に顧みられることなく育った真多羅もまた、兄たちを憎み王の座に執着する。その真多羅を傀儡とする卑流古(池岡亮介)は異形ゆえに捨てられた己を呪い、国滅ぼしに執着する。農民の生まれで貧しい富士丸(前山剛久)と陸奥(高橋龍輝)の兄弟は愚直にただ生きることに執着する──。真多羅の破綻っぷり、卑流古の壊れっぷりはまさに怪演。座長としてその真ん中に立つ海里は凛としてまぶしい。その海里に「逃げるな!」と、揺らがない出雲。陽向を思い狂気に囚われていく都月……改めてD-BOYSの層の厚さと、まさに俳優集団だという事実に心奮える。苛烈なだけでなく笑いも盛り込まれ、真多羅とその手下によるガチの日替わり懺悔コーナーや底抜けにお馬鹿な陸奥のキレッキレなダンス、富士丸と陸奥兄弟による愉快な前説も必見だ。陽向の名前の先にあるのは明日──彼らが紡ぐ、大和国の物語は11月1日(日)まで東京・サンシャイン劇場、11月21日(土)・22日(日)大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演。取材・文:おーちようこ
2015年10月23日昇格3シーズン目を迎えるジェイテクトは、黒目がちの王子的風貌が愛らしいエース・古田史郎の重いスパイク、キラースマイルを絶やさない全日本代表・浅野博亮の安定感あるプレーが華を添える。さらに、ベテラン・高橋慎治を軸にしつつも、昨年イタリアセリエAのMVP・マテイ・カジースキという目玉を補強。「昨年に引き続き、チームの組織力向上を目指してきた。それをプレーでも発揮できるように全力を尽くす」(高橋)という宣言通り、自分たちらしいプレーが出せれば、昨季5位からのジャンプアップも望めるはず。【チケット情報はこちら】全日本のエース・清水邦広を擁するパナソニックは、昨年、現役引退後即監督に就任した2年目の川村慎二監督の手腕が試される。ダンディズム溢れる川村監督のもと、チームの原動力としてキープレーヤーとなるのは、攻守の要の犬顔系男子・渡辺奏吾と、まるでモデルのような若手ウイングスパイカー・ブロックソム・ジョエル・樹だ。昨年9シーズンぶりに下位に沈んだ悔しさを胸に、巻き返しを誓う。パナソニックとともに苦戦を強いられた東レは、「昨シーズン入れ替え戦を経験して、チーム全員悔しい思いをした。今年は東レの粘り強いバレーで戦って優勝したい」と、“最強東レ”復活に向け意気込む熱きムードメーカー・渡辺俊介新キャプテンのもと再起を図る。また、豪快なキャラクターのパワフルアタッカー・星野秀知、イノッチ(V6)似のベテラン・米山裕太、天使のような可愛さのウイングスパイカー・瀬戸口竜矢、濡れた目が母性をくすぐる期待の星・小宮雄一郎らの勇姿に注目だ。昨シーズン、一気に若返りを図りながらもわずか2勝と苦杯を嘗めたFC東京。端正な顔立ちで世の女性のハートを掴む26歳のエースアタッカー・手塚大は「開幕戦からFC東京らしいバレーを展開して、しっかりと勝ち取っていけるように頑張る」と意気込む。くしゃっと笑う姿がときめきを誘う24歳の山本将平や、コロコロ変わる表情に目が奪われるルーキー・木村築ら、若きイケメンたちが力を合わせ、ファイナルステージ進出を見据える。『2015/16 V・プレミアリーグ男子』は、10月31日(土)・JT×サントリー・ジェイテクト×FC東京、11月1日(日)・豊田合成×境・パナソニック×東レの顔合わせで福岡市民体育館にて幕を開ける。チケット発売中。
2015年10月23日昨シーズン、創部84年目にして初優勝を手にしたJTのV2なるか、昨季準優勝のサントリーが王位に就くのか。また、堺、パナソニック、東レはV奪還に向け虎視眈々、豊田合成、ジェイテクト、FC東京も初優勝を目指す。10月31日(土)に開幕を迎える『2015/16 V・プレミアリーグ男子』は、そんな覇権争いもさることながら、イケメンが揃い熱を帯びている。【チケット情報はこちら】2014/15シーズン王者・JTは、最高殊勲選手賞を受賞した主将・越川優が女性ファンの声援を独り占めする。「昨年の結果は関係ありません。今シーズンは今シーズン。精一杯戦ってしっかりした結果を残し笑って終わりたい」と、今季の抱負を語る越川は、物怖じしないキャラクターとはじける笑顔が持ち味だ。さらに、甘いマスクから繰り出す打点が高くパワフルなスパイクが強みの八子大輔、昨季サーブ賞・ベスト6の実力と抜群のスタイルを兼ね備えるブラジルの大砲・ヴィソット・レアンドロらが人気を集める。全日本男子「NEXT4」のひとりとして脚光を浴びた“プリンスオブバレーボール”柳田将洋、プロ2年目の山本湧と、今どきのイケメンを擁するサントリーは、惜しくも準Vとなった昨季をバネに飛躍を誓う。今年から主将に就任し渋さを増す栗山雅史は「柳田選手や山本選手、酒井(大祐)選手など新しい戦力を加え、去年よりも層が厚くなった」と語る。今季こそ、戦力でも人気でもJTに負けない。V・プレミアリーグ開始以降、下位に甘んじていたものの、昨年は3位まで順位を上げた豊田合成は、紳士スマイルにうっとりするような肉体美が魅力の昨季得点王・イゴール・オムルチェン、どんぐり眼の絶対的守護神・古賀幸一郎、弟にしたくなるようなあどけなさとは裏腹に正確な技術を備える若手・傳田亮太と、戦力・容姿とも各ポジションにバランス良く揃っている。古賀は「昨年の3位以上の結果を得るためにしっかりとハードワークをして、シーズンを通して成長をしていきたい」と、初優勝を見据える。昨年はノルウェーで8年間代表監督を務めた印東玄弥監督を招聘し、変革のシーズンとなった堺。新キャプテンに就任した爽やかイケメン・千々木駿介とともに、優しげな表情から放たれるパンチ力のあるスパイク・サーブが魅力のサウスポー・松岡祐太や、お茶目でかわいい“よこたん”こと横田一義らがチームを引っ張る。「監督の求める運動量、フィジカルで相手を上回るバレーをしっかりとチームでして、全力を尽くす」という言葉通り、イケメン同士の絆でファンのハートを鷲掴みにする。後編へ続く。
2015年10月23日2016年1月9日(土)・10日(日)に神奈川・CLUB CITTA’でライブイベント、bayfm78『POWER ROCK TODAY』PRESENTS THRASH DOMINATION 2016「最強決定戦」第2弾の開催が決定した。【チケット情報はこちら】同イベントは2004年からスタート。毎回海外のスラッシュメタルバンドを招いてライブを行なっている。今回出演するのは、ドイツのスラッシュメタルバンド「KREATOR (クリエイター)」、ドイツの破壊王と呼ばれるバンド「DESTRUCTION (デストラクション)」、初来日となる「DARK ANGEL (ダーク・エンジェル)」の3組。チケットの一般発売は、10月31日(土)午前10時より。なお、一般発売に先がけて、先行抽選プレリザーブを実施。受付は10月25日(日)午前11時から29日(木) 午前11時まで。■bayfm78『POWER ROCK TODAY』PRESENTS THRASH DOMINATION 2016「最強決定戦」第2弾日時: 2016年1月9日(土)・10日(日)各日開場15:00/開演16:00会場: CLUB CITTA’(神奈川県)出演: KREATOR / DESTRUCTION / DARK ANGEL料金: 前売り 10,800円(消費税込み)オーダー別
2015年10月23日小説『グレート・ギャツビー』で知られる作家スコット・フィッツジェラルドと妻ゼルダを新しい視点で描いたミュージカル、『スコット&ゼルダ』が東京・天王洲銀河劇場で開幕中だ。時代の寵児となりながら破滅へとたどるスコットにウエンツ瑛士が、彼と共に時代のアイコンとなるも、非業の死を遂げるゼルダには実力派の濱田めぐみが扮し、華やかな歌とダンス、さらに緊張感漂う芝居で見応えのある舞台となっている。ミュージカル『スコット&ゼルダ』チケット情報1948年のアメリカ。ゴシップ作家のベン(山西惇)は、入院患者のゼルダ(濱田)を取材するため、ある精神病院を訪れる。ゼルダの夫スコット・フィッツジェラルド(ウエンツ)は1920年代に人気作家となり、夫妻の豪遊と奇行の数々は世間を賑わせた。あれから20余年。スコット亡き今、ベンはゼルダから裏話を聞いてひともうけしようともくろんでいたのだ。だがゼルダが当時の様子ーー華やかな生活とスコットとの確執の両方を生き生きと語るに従い、ベンの心情は次第に変化してゆく。スコットとゼルダの真実の姿とは、いったい何だったのか……。ウエンツは連続する濱田とのデュエットソングでも伸びのある歌声を聞かせ、ミュージカル出演2作目とは思えない出来。また作家の無邪気な横暴ぶりを、芸術家の純粋さゆえと説得力をもって示すことができるのは、ウエンツの瑞々しい存在感ならではだろう。純粋さと表裏一体であるスコットの脆弱さをも怖れずに表現し、新境地を見せている。冒頭で「鏡のよう、僕たちは似てる」という歌詞がある通り、スコットの希有なきらめきを乱反射する存在が、濱田演じるゼルダだ。自身も華やかな存在でありながら、より大きな光に引き寄せられるようにスコットと結婚し、それが彼女の人生に苦しみをもたらすことになる。濱田は揺れ動く心情を魅力的かつ的確に表現。終盤、自立へともがき続けたゼルダが、晩年を過ごす精神病院でひとり見せた表情が胸に迫った。舞台はショー要素の強い華やかな1920年代の様子と、"現在"である1948年の精神病院での芝居とが交互に進行。ベン役の山西はゼルダの言葉をノートにとりながら、舞台脇に出ずっぱりという辛抱役だ。だがゼルダへの聞き取りを続けるうち、一介のゴシップ作家に過ぎないベンもまた、かれらの屈折した光に取り込まれてゆく。自分はいったい何者かーー。私たちすべての心の底にひそむ問いを、山西はそのさまざまな表情の変化で客席に投げかけてみせる。元々は米国発のミュージカルだが、普遍的な人間ドラマへと押し上げたのは、日本版演出の鈴木裕美の手腕だろう。艶のあるダンスで圧倒する中河内雅貴が〈1920年代の象徴〉役としてアンサンブルを率い、"個"と"時代"の対比を鮮やかに照らし出していたのも印象に残った。公演は10月17日(土)から11月1日(日)まで東京・天王洲 銀河劇場、11月7日(土)・8日(日)大阪・新歌舞伎座にて。チケットは発売中。取材・文佐藤さくら
2015年10月23日