チケットぴあがお届けする新着記事一覧 (254/342)
10月28日にウォークマン生誕35周年を祝したムック『ウォークマンぴあ』が発売。同誌には、中川翔子、T.M Revolution、奥田民生、小室哲哉、ジミー・ペイジなど著名人35人が、これまでのウォークマンと比べて高音質である最新機種「ハイレゾウォークマン」を体験した感想を語る企画や、ウォークマン35年の軌跡、「ハイレゾウォークマン」開発秘話など、ウォークマンの過去から未来までを網羅した内容が収録されている。ムック『ウォークマンぴあ』は「BOOKぴあ」、全国書店、ネットショップで発売中。『ウォークマンぴあ』2014年10月28日(火)発売価格:1,350円(税込)体裁:ムック、92ページ<主な構成内容>・ウォークマン誕生、祝35周年!WE LOVE WALKMAN~35人の著名人が語るハイレゾ体験~小室哲哉、ジミー・ペイジ、奥田民生、PUFFY、中川翔子、T.M Revolution、葉加瀬太郎、織田哲郎、大沢伸一、大友良英、藍井エイル、マーティー・フリードマン、クラムボン、tofubeats、小島秀夫、名波浩など・ウォークマン35年の軌跡~時代を彩った名機を振り返る~・現場クローズアップ歴代の開発者たちが語る、“ハイレゾウォークマン”誕生秘話・4大ハイレゾ配信サイト紹介mora、ototoy、e-onkyo、music.jp・今から始めるハイレゾ入門ZX1、NW-A16など、最新機種をご紹介・読者プレゼント最新ハイレゾウォークマンを、読者のみなさんへ、プレゼント!
2014年10月29日高田聖子のユニット月影番外地による新作公演『つんざき行路、されるがまま』が11月7日(金)に開幕する。1995年に「月影十番勝負」がスタート、十番終了後の2008年からは「月影番外地」として再開し今作が4本目。前作『くじけまみれ』に続いて脚本は福原充則、演出は木野花が手がける。その稽古場からレポートが届いた。月影番外地『つんざき行路、されるがまま』チケット情報穏やかな夫婦生活を営んでいた木枯日出男(粟根まこと)の元から、ある日突然妻の吹子(高田聖子)が姿を消す。なぜ妻が失踪したのか、妻はどこへ行ったのか。戻らない妻を探しに日出男は旅に出る。妻を探しながら日出男がわかったことはただひとつ。妻の正体は口笛だったのだ!粟根をはじめ、竹井亮介、植田裕一、田村健太郎と、個性豊かな共演者たちを迎えての稽古場はさながら木野監督の全員野球のよう。俳優たちを巻き込み、コミュニケーションをとりながらシーンを作っていく。木野「今、どういう気持ちだった?」木野「なるほど。それはどうして?」木野「なるほどね。……それだったらもっと重大だよね?」木野「じゃあもっと大切にその言葉、投げかけてみようよ」俳優たちは日々自分の役への理解を深め、台詞の一つひとつに説得力が増してくる。初めのうちは手探りだった相手役とも呼吸が合ってきて、舞台上でも互いを信頼しながら刺激し合い、非常に楽しそう。座組に脂がのってきた証拠だ。木野の演出も日を追って激しさを増している。脚本解釈を進めラストシーンまでたどり着いたとき、木野の口から発せられた言葉は「これは究極の愛なのよ!」。はたして、日出男は再び吹子と会うことができるのか、幸せな生活を取り戻すことができるのか。そして究極の愛とはなんなのか。公演は11月7日(金)から16日(日)まで東京・下北沢のザ・スズナリにて。チケット発売中。
2014年10月28日11月7日、天王洲銀河劇場にてミュージカル『スリル・ミー』が開幕する。2011年の初演から早くも5度目の再演となる、カルト的人気を誇る異色のミュージカルだ。舞台上の“私”と“彼”がピアノ伴奏のみで歌い綴るのは、優美で残虐な愛の物語。才知と容色に恵まれたふたりの青年がスリルを求めて犯罪へと堕ちていく様を、観客は固唾を飲んで見守り、やるせない結末に胸を打ち抜かれる。俳優の組み合わせによって、その狂気の愛がさまざまな色に変化するのも悩ましく、さらに一度、二度…と観劇を重ねるリピーターが増幅していくのである。今回もまた、尾上松也&柿澤勇人、田代万里生&伊礼彼方、松下洸平&小西遼生による3組の新ペアが誕生。気になる競演を探るべく、稽古場を訪れた。ミュージカル『スリル・ミー』チケット情報本番同様の衣装を着てスタンバイしていたのは、松下と小西のペアだ。今回は尾上と伊礼のふたりが初参加なので、松下と小西は唯一の、経験者同士の初顔合わせである。演出の栗山民也による稽古の順番も、信頼を受けての“トリ”になるそうで、この日も演出家のチェックを前に通し稽古を敢行。ピアノの朴勝哲が奏でるオープニングの調べで、いざスタートだ。重い足取りで現れた松下の集中力が、すぐさま空間を『スリル・ミー』の世界へと変えていった。ふたりが“事件”を起こすまでのスリリングな助走が、これまで以上のスピード感を持って観る者の興奮をあおる。音楽はせつなく美しいが、彼らの歌はけっして美声を届けるものではない。旋律に乗せて時に心の叫びを訴え、時に絶望をつぶやく。驚いたのは、松下と小西の掛け合いに、まるで初演からペアを続けていたかのような強固なつながりを見たことだ。小西“彼”に「お前がいないとだめなんだ」と言われて振り返る松下“私”の、一瞬の歓喜の表情がせつなく胸に刺さる。狂気の快楽を装いながら、人間らしい苛立ちをのぞかせる小西の瞳にも引き込まれる。初タッグによる新鮮な衝撃と、既視感を覚える不思議な安定感に終始魅せられた。充実の通し稽古を終えて、小西は「すでに何度も演じていて作品の細部を知っているからこそ、もっと知らない部分を探ろうとするお互いの気配を感じて面白かった。ふたり芝居だから相手が伝えてくるものを確実に受け取らないと何も進まない。受け取ろうとする心の余裕を持てていることがいいですね」と手応え十分の様子。松下は「小西くんが演じる“彼”は、ほかのどの“彼”よりも内に秘めるものが多い。この人、なぜこんなに不器用なんだろう…と惹かれます。その独特の陰を探っていくのは遣り甲斐がある」とパートナーへの信頼を語った。こうした楽しみな化学変化は、ほかの2組の間にもきっと起こっているはず。今回もやはり3組すべて見届けずにはいられないだろう。公演は11月7日(金)から24日(月・祝)まで東京・天王洲銀河劇場、11月29日(土)大阪・サンケイホールブリーゼにて。取材・文上野紀子
2014年10月28日10月29日(水)に小室哲哉・TM NETWORKデビュー30周年メモリアルブック『TM NETWORK 30th Anniversary Special Issue 小室哲哉ぴあTK編』が発売される。同書は、今年の4月に発売されたTM NETWORKとしての活動に迫った『TM編』に続き、小室哲哉のソロワークに迫ったもの。小室哲哉の最新インタビューや、秋元康、ジェイ・コウガミとの対談、TM NETWORKの木根尚登や宇都宮隆、TRFのDJ KOOや観月ありさなどTKサウンドに深く携わった人々の証言、ファンが選んだTKソング100曲を小室自身が解説する企画や、森進一やAAAなど著名人・関係者からの激励コメントなどが掲載されている。同誌の発売に際し、小室哲哉は「この本では僕のプロデュースワーク・ソロ活動のキャリアを、振り返ってみました。この本の取材を通し、自分にとって新たな目標もできました。曲を初めて作ったのは、中学生の頃。ソフトを作る人間か、ハードを作る人間か、環境を作る人間か。20世紀に生まれた人の生涯では、どれかひとつしか全うできないのかな。だから僕は21世紀に入った現在も、コンテンツ作りの人間でいることを、本当によかったと思っています。22世紀はどうなっているか分からないけど、ハードウェアが進化し続け、発表させてもらえる場を作ってもらっていることに、すごく感謝しています。もう少し貫けるかなって・・・。メンバー、関係者の方、そしてファンのみなさんに、感謝を込めて・・・」とコメントを寄せている。なお、「BOOK ぴあ」で購入した方には特典としてオリジナルカバーが付属。特典はなくなり次第終了となるので、気になる方はご確認を。■TM NETWORK 30TH ANNIVERSARY SPECIAL ISSUE 小室哲哉ぴあ TK編10月29日(水)発売販売価格:1,620円(税込)128 ページ
2014年10月28日A.B.C-Zの橋本良亮と河合郁人が10月24日、出演する「音楽劇『ルードウィヒ・B』~ベートーヴェン 歓喜のうた~」の製作発表会見を都内で行った。原作は不世出の音楽家ベートーヴェンの生涯を描いた、故手塚治虫の未完の同名コミック。今作が外部舞台初出演となる橋本が主役のベートーヴェンを、河合はベートーヴェンが敬愛する友人、天才音楽家モーツァルトを演じる。ふたりは劇中、ピアノの生演奏があり、1か月前から猛特訓中という。橋本は「最初は“ド”の位置がどこなのかさえわからなくて」と笑いながら、それでも「まだぎこちないですけど、まるまる1曲弾けるようになった。本番ではうまく弾けるように頑張りたい」と話す。河合は「僕は『女の子を落とすにはこの曲だよ』なんてしゃべりながらピアノを弾くシーンがあるんです。ピアノをやっているジュニアの後輩に『1か月の練習で、それは無理』と言われたが、絶対やってやろうと猛練習しています」と意気込んだ。会見には他に、ベートーヴェンが思いを寄せるヒロイン役の知念里奈、父母役の里見浩太朗、浅野温子、舞台音楽を手がける千住明が出席した。公演は11月27日(木)から12月6(土)まで東京国際フォーラム ホールC、12月11日(木)から14日(日)まで大阪・シアターBRAVA!にて。チケットは、東京公演、大阪公演ともにチケットぴあで10月28日(火)昼12:00から特別電話番号(東京公演は0570-02-9593、大阪公演は0570-02-9512)にて先着先行販売。
2014年10月27日来年3月に上演されるミュージカル『タイタニック』の全キャストが発表になり、主役の設計士アンドリュース役に加藤和樹の出演が決まった。同作は、『NINE』『グランド・ホテル』『ファントム』などで知られるモーリー・イェストンの音楽・作詞によって1997年に米ブロードウェイで初演。その年のトニー賞で作品賞など5冠に輝いたヒット作だ。日本では2007年、2009年に松岡充主演で上演されたが、今回は昨年英ロンドンで好評を博したトム・サザーランドの新演出で上演する。サザーランドは東京で行われたオーディションのために来日。加藤の抜擢について「彼のカリスマ性に非常に感銘を受けました。その人間性が葛藤や苦悩など人間という存在に対しての深い洞察力を持つアンドリュースに相応しいと思います」と話している。一方、加藤は「ウエストエンドのミュージカルは心に響くものがあり、とても難しい演目だと思いますが、精一杯設計士・アンドリュースとして生きぬきたいと思います」とコメント。出演は他に、日本ミュージカル界の実力派 鈴木綜馬、藤岡正明、戸井勝海、津田英佑、栗原英雄、シルビア・グラブ、未来優希、安寿ミラ、佐山陽規、光枝明彦。さらに、ミュージカル界の次代を担う若手、古川雄大、入野自由、矢崎広、上口耕平、小野田龍之介、則松亜海、菊地美香、関谷春子らの顔ぶれが揃う。公演は2015年3月14日(土)から29日(日)まで東京・Bunkamuraシアターコクーン、4月1日(水)から5日(日)まで大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて。チケットは2015年1月17日(土)より一般発売を予定。
2014年10月27日『日本シリーズ』にふさわしい戦いぶりに、タイガースファンもホークスファンも安堵するとともに、第3戦以降の戦いへ思いを馳せていることだろう。第1戦は阪神が『クライマックスシリーズ』無敗突破の勢いそのままに完勝を果たした。四番・ゴメスが2安打3打点、五番・マートンも2安打2打点と両助っ人が5打点の荒稼ぎ。先発のメッセンジャーが7回2失点の好投を見せれば、最終回に4点差ながらポストシーズン7連投となるオ・スンファンを投入し3人でピシャリ。主導権を握ったまま6-2で先勝した。続く、第2戦はソフトバンクが若武者が躍動し、タイに戻した。3年目、21歳の武田翔太が6回2死までパーフェクトピッチングとなる、7回1失点の快投を見せたのだ。打っては初回に三番・内川聖一が先制打を放てば、4回には四番・イ・デホが豪快なホームランをかっ飛ばした。8回は五十嵐亮太、9回はサファテと豪腕リリーバーが1点差を守り、2-1とした。“次”の戦いで朗報がある。10月28日(火)~30日(木)・福岡ヤフオク!ドームのチケットが若干数残っているのだ。即日完売を予想し、チケット争奪戦に参加しなかった鷹ファンはもちろん、虎ファンもこの機会にチケットを獲得し、ヤフオク!ドームへ駆けつけてみてはいかがだろうか?第6・7戦のチケットはゲットできず、かと言って福岡遠征もできない虎党に、代わりというわけではないが、11月11日(火)・甲子園球場、11月18日(火)・札幌ドームでの『日米野球』で特典が付くことをお知らせしたい。甲子園での阪神・巨人連合チーム×MLBオールスターチーム、札幌ドームでの侍ジャパン×MLBオールスターチームでは、侍ジャパンのユニフォームをまとい結束した「野球マンガ代表」の特製クリアファイルが来場者全員にプレゼントされるのだ。谷口タカオ(キャプテン/ちばあきお/集英社/1972~1979年連載)、上杉達也(タッチ/あだち充/小学館/1981~1986年連載)、茂野吾郎(MAJOR/満田拓也/小学館/1994~2010年連載)、三橋廉(おおきく振りかぶって/ひぐちアサ/講談社/2003年~連載中)、沢村栄純(ダイヤのA/寺嶋裕二/講談社/2006年~連載中)の勇姿に、心躍らせる新旧野球マンガファンも多いことだろう。日本シリーズに緊急参戦するもよし、日米野球に馳せ参じるもまたよし。ソフトバンクファンも、阪神ファンも、はたまた侍ジャパンファンも、巨人ファンも、日本ハムファンも、いざ!
2014年10月27日Nothing’s Carved In Stoneが10月24日(金)東京・Zepp Tokyoで8月より全23公演を開催した「Strangers In Heaven tour」の東京公演を行なった。「踊りませんか~!」。村松拓(vo、g)のシャウトにのっけから蜂の巣をつついたような大騒ぎとなる場内。日向秀和(b)がぶっといベースラインを弾きながらステージ最前列でぐいぐいと煽り、生形真一(g)は切れ味鋭いリフ、繊細なアルペジオ、ドラマティックなギター・ソロを次々と繰り出し、大喜多崇規(Dr)が変幻自在で超絶なビートを刻んで唯一無二のグルーヴを支える。これまで4人が日本の音楽シーンでそれぞれ発揮してきたキャリアがこのバンドで渾然一体となって客席に放たれるサウンドのスケールはハンパない。ステージのライティングも演奏と見事にシンクロして躍動感を増幅していく。感情が爆発する曲、シークエンスを絶妙に取り込んでクールで緻密なアレンジが心地好い曲、壮大なスケールで心奪われる曲と、彼らの曲の表情は実に豊かでツアーの充実ぶりがうかがえた。「聴いてくれる皆の気持ちに寄り添うようなアルバムになって欲しいっていうのが願いだったんで、皆の顔を見てライブをすることでアルバムの曲たちが完成に近づいてる実感がある」と語った村松。「こっちからあんまり見えない皆の顔が瞬間的に映し出されるんですよ。そうするとほぼ100%笑顔です(笑)。俺たちバンドマンにとってそんなご褒美ないからね」という表現で感謝の気持ちを伝えると、耳をつんざくほどの大歓声でそれに応えるファンたち。かけがえのない音楽を届けるバンドとそれを最高の歓迎で受け止めるリスナー。その信頼関係というか絆が感じられて素敵なシーンだった。本編19曲、アンコール2曲に、村松いわく”ツアー中にもかかわらず出来た”新曲のワンフレーズを披露したあとにさらに1曲。翌日の大阪・Zepp Nambaでツアーファイナルを迎えた彼らのツアーは各地で尋常じゃない盛り上がりを見せた。(取材・文:浅野保志)
2014年10月27日岩松了が「竹中直人の会」に書き下ろし、自ら演出も務めた『水の戯れ』が、16年ぶりに上演。11月、東京・本多劇場にて開幕する。そこで出演者の光石研、菊池亜希子、池田成志の3人に話を訊いた。M&Oplays プロデュース『水の戯れ』チケット情報岩松作品の魅力を尋ねると、しばらく悩んだ末に光石は「シニカルと言いますか、お客さんを真っ直ぐ笑わせないところ…かな」と語り、菊池も「本当に難しくて、劇場でひとり取り残されている感覚になりました」と明かす。すると池田が「まぁ岩松さんの作品って、大体よく分かんないから」と笑い、「“こういう話でしたね”ってまとめづらいし、捉え難い。だからいろんな感想があっていいんだと思います」と続ける。実はこの3人、岩松の舞台作品への参加はそろって初。厳しい稽古で知られる岩松だけに、それぞれ不安の声が漏れる。だが「それでもやってみたくて」と菊池が、「逆に楽しみ」と池田が話す中、「今年に入ってからずっと不安で、田舎に帰ろうかと思ったくらい…」と最も表情を曇らせていたのが、ベテランの光石。さらに光石の口から続々と心配事が飛び出すと、池田が「とてつもなく人間が小さい!」とひと言、場が爆笑に包まれる場面もあった。そんなやり取りの末、演じる春樹について光石は「僕みたいな男ですよ」と笑みを浮かべ、「つまりはちゃんと言いたいことも言えず、かといって突っ張ることも出来ない。体裁ばかり気にする男です」と現段階での春樹像を語る。その春樹が思いを寄せるのが、死んだ実弟の細君だった明子。演じる菊池は「目に見えない不安の塊みたいな感情って、日常生活の中に結構あると思うんです。明子を演じる中で、そういった自分の中で起こり得る感情を探していけたらいいなと思います」と、役のイメージを膨らませる。さらに池田演じる春樹の兄・大造も明子との関係性を匂わせるが、そこを追求することは、岩松作品における「タイトロープ的なもの」と池田は言う。「岩松さんの脚本には、そういう背後の関係がはっきり書かれていない。だから僕らが決めてかかっちゃいけないし、そこを大事にやっていかなきゃいけないと思うんです」と分析する。岩松が『ワーニャ伯父さん』を意識して書いたという本作。池田は「刺激的な面白さはないかもしれませんが、静かなエロというか、細やかな、変な空気が流れている舞台」と評す。この3人を中心に、岩松流のいかなる人間ドラマが紡ぎ出されるのか。来週末の開幕を待ちたい。M&Oplays プロデュース『水の戯れ』は11月1日(土)から16日(日)まで東京・本多劇場にて。その後、大阪、愛知、神奈川でも公演。チケット発売中。取材・文:野上瑠美子
2014年10月24日10月22日、四国勢初のJ1挑戦は、5試合を残して終わった。徳島ヴォルティスは3勝4分22敗・勝点13でJ2降格が決まったのだ。残り2枠となったJ2降格を回避する崖っぷちの戦いは、昨年と異なり、ハイレベルな争いとなっている。2013年J1リーグで降格となったのは、16位・湘南ベルマーレ・勝点25、17位・ジュビロ磐田・勝点23、18位・大分トリニータ・勝点14である。今年は13位・ベガルタ仙台・勝点33、14位・大宮アルディージャと15位・清水エスパルスが勝点31、16位・ヴァンフォーレ甲府・勝点30、17位・セレッソ大阪・勝点29といずれも昨年の残留ラインをクリアしている。ここ5試合の結果を見ると、仙台が2勝2分1敗、大宮は3勝2敗、清水とC大阪が2勝3敗、甲府が1勝3分1敗としている。前節は3連勝中だった大宮を除き、勝点を手にした。さらに仙台とC大阪は首位を走る浦和レッズから白星をもぎ取り、甲府もスコアレスドローに持ち込んだ。終盤戦から各チームとも勝点を積み重ね、勝点2差に4チームがひしめく大接戦を演じているのだ。昨季4位と躍進、今季は大物フォルランを獲得し、第2節から3連勝と悲願のタイトルへ向けて上々の滑り出しを見せたC大阪は、まさかの結果と言える。指揮官が2人交代する非常事態だったが、大熊裕司監督が就任後は3勝4敗と持ち直しつつある。夏場に加入した元ドイツ代表・カカウが直近5試合で3得点とチームにフィットしてきた。南野拓実もU-19日本代表から帰ってきて、攻撃のタクトを振るう。勝点2差のビハインドがあるが、第31節・甲府戦、第32節・仙台戦、第34節大宮戦とライバルを直接叩くチャンスも多い。甲府は派手さはないが、堅守速攻を繰り返す愚直さがある。前節・浦和戦で途中加入のFW・キリノが負傷したのは痛いが、これからもしっかり人数をかけて守り、FW・クリスティアーノへ預けるカウンターから勝機を見出していくしかない。昨季を除いて、毎年のようにJ1残留争いを強いられながらも降格を免れていた大宮は8月時点で残留圏の15位に勝点5差をつけられていた。「今年こそ、ダメか……」とサポーターすら観念した状況ながら、9月以降は5勝2敗と巻き返した。確かにズラタン、ムルジャ、家長昭博ら攻撃陣は強力だが、53失点は多すぎる。打ち合いではなく、いかにロースコアに持ち込むかが重要となる。失点が多いのは清水も一緒である。ワースト3位の50失点だ。『天皇杯』は4強入りするなどオリジナル10の清水は地力がある。11得点のノヴァコヴィッチ、6得点の大前元紀の攻撃力を活かすためにも、守備の安定が残留の条件となる。仙台は残り5試合前回の対戦で3勝2分と負けた相手はいない。早々に安全圏と言われる勝点39を稼ぎたいところ。どのチームにも勝算があれば、危険性もはらんでいる。残り5試合となったJ1残留争いは、優勝戦線よりも一層混沌としている。
2014年10月24日サンフレッチェ広島とガンバ大阪が雌雄を決する『2014 Jリーグ ヤマザキナビスコカップ』決勝。10月25日(土)のチケット発売を前に、過去のデータを振り返ってみたい。J1リーグ戦で首位・浦和レッズを勝点5差で追うG大阪と、勝点15差の9位とリーグ戦3連覇は絶望的な広島の現状を見て、G大阪有利とは決して言い切れない。過去10年間の『ナビスコ杯』決勝進出を果たしたクラブのJ1リーグ最終順位を見ると、10回のうち8回がリーグ戦の順位の下のチームが栄冠に輝いている。「リーグ戦とカップ戦は別物」というサッカー界の常套句を証明した結果となっている。フットボール界には「ファイナルはカタイゲームになる」という定説もある。過去10年間のスコアを見ると、1-0と2-0が各3回、0-0が2回となっている。2010年のジュビロ磐田5-3広島という乱打戦もあるにはあるが、先制点が持つ意味は通常の戦いよりも重い。だからこそ、まず守備ありきの戦い方がスタンダードになっている。果たして、11月8日(土)・埼玉スタジアムで両クラブはどう出るか?両クラブはTPOに合わせた戦い方ができる。広島は強固な守備ブロックから佐藤寿人を走らせるカウンターだけではなく、小気味いいパスワークからゴールを陥れるパターンも有す。それでいて、第20節・浦和レッズ戦で見せた相手ボールの時は自陣から出ない超守備的な5-4-1もある。G大阪もかつてのポゼッションサッカー至上主義ではない。3ボランチ気味の守備ラインを作り、堅守をベースにパトリックへのカウンターから活路を見出すことも多々ある。もちろん、長短織り交ぜたパス交換から宇佐美貴史や阿部浩之が仕掛けるのが鉄板だ。守備的か、攻撃的か。カウンターか、ポゼッションか。局面、時間帯、流れによって、両クラブとも器用に戦術を変えてくるだろう。そのタクトを振るうのが、広島の青山敏弘とG大阪の遠藤保仁である。日本を代表するゲームメイカーは、ピッチを俯瞰で見渡し、いるべき場所にいる。森保一監督、長谷川健太監督の命を受け、青山と遠藤がチームを動かす。『ナビスコカップ』決勝・サンフレッチェ広島×ガンバ大阪は11月8日(土)・埼玉スタジアム2002でキックオフ。一般発売は10月25日(土)10:00より。
2014年10月24日ハビエル・アギーレ日本代表監督は、就任会見で「国内外すべての選手に代表の扉は開かれている」とメッセージを送った。事実、Jリーグで活躍している選手、将来性のある若い選手を選出してきた。前任のアルベルト・ザッケローニ監督には、明確な序列があった。代表選手の内訳は『ブラジルW杯』では国内組11人、アギーレが初采配を振るった9月は同11人、10月は13人となっている。スタメンを見れば、違いは明白だ。『W杯』初戦・コートジボワール戦の国内組の先発は2人だけだったが、アギーレ監督が就任後の4試合は3人、3人、5人、7人と増加の一途にある。海外組か国内組かという議論ではない。10月・ブラジル戦を選考の場にした疑問の声も多いが、メンバー内で競争があるのは健全である。何より、Jリーグで高いパフォーマンスを見せ続けたり、経験がなくとも若い選手が才能の一端を垣間見せれば、代表に選ばれるという事実が持つ意味は大きい。9月にはリーグ戦に8試合しか出場していないルーキー・皆川佑介(サンフレッチェ広島)や今季出場4試合だったDF・坂井達弥(サガン鳥栖)がサプライズ選出された。10月は得点を量産していた小林悠(川崎フロンターレ)や4年目にして鹿島アントラーズの最終ラインの定位置を確保した昌子源(後にケガで辞退)、DFながら得点能力を発揮していた塩谷司(広島)が初選出された。また、9月には選出漏れした『W杯』メンバーのGK・権田修一は、FC東京の14試合連続無敗の原動力となり、10月には代表復帰を果たした。『W杯』でも吉田麻也とCBを組んだ森重真人(F東京)はアンカー、そしてCBとして、唯一4試合すべてに先発出場を果たしている。インサイドハーフの柴崎岳(鹿島)とウイングの武藤嘉紀(F東京)は、一躍アギーレジャパンのキーパーソンに名乗り出た。次の柴崎、次の武藤はまだまだいる。高いシュート技術を誇る宇佐美貴史(ガンバ大阪)の日本代表待望論は根強い。インサイドハーフに守備力を求めるアギーレ監督にとって、米本拓司(F東京)は最適な人材と言える。相手DFをぶっちぎる韋駄天・永井謙佑(名古屋グランパス)を推す声も少なくない。U-21日本代表の攻撃の核となった大島僚太(川崎F)、U-19日本代表の攻撃を司った南野拓実(セレッソ大阪)らも次のステージを睨んで虎視眈々だ。選手たちは日本代表に選ばれるために、Jリーグを戦うわけではない。だが、Jリーグでの活躍がなければ、日本代表への道がないことも知っている。終盤戦を迎えるJ1リーグ戦が11月のホンジュラス戦、オーストラリア戦、そして来年1月の『アジアカップ』につながる。
2014年10月24日ほんの1週間前は、浦和レッズが8年ぶりJ1リーグ優勝へ向けて快走していた。だが、残り5試合となり、優勝争いは混沌としてきた。首位・浦和が2位・ガンバ大阪に勝点5差のアドバンテージを持っているが、ここにきて足踏みを余儀なくされたのだ。浦和は第26節からセレッソ大阪、徳島ヴォルティス、ベガルタ仙台、ヴァンフォーレ甲府と残留争いを強いられている4チームとの連戦で、ライバルたちをさらに引き離そうと目論んでいた。だが、結果は1勝1分2敗とわずか勝点4の上積みに終わった。ただ、G大阪こそ第26節以降3勝1敗としたが、川崎フロンターレ、鹿島アントラーズは1勝1分2敗、サガン鳥栖は2勝2敗とライバルたちも一気に差を詰められなかった。1位浦和・勝点57、2位G大阪・勝点52、3位川崎F・勝点51、4位鹿島・5位鳥栖・勝点50の5チームに優勝争いを絞られたと言っていいだろう。通常であれば、残り試合数から言って、勝点6差以内がぎりぎりの線だが、鹿島も鳥栖も浦和との直接対決を残している。9月末から停滞気味だが、浦和がタイトルに最も近いことには変わりない。サンフレッチェ広島で連覇を果たし、浦和に堅守をもたらしたGK・西川周作は、夏場の時から「タイトル獲得には残り5節が本当に重要」と語っている。仙台戦では自身のミスもあり、4失点を喫したが、西川が加入し、最小失点リーグ2位タイを維持している。ここ4試合で2試合は無得点に終わったが、興梠慎三、李忠成、柏木陽介のトライアングルを中心に第21節から3試合連続4ゴールを決めた破壊力も秘める。ここまでの悪い流れを断ち切れるか否かは、次節・鹿島戦が大きなウェートを占める。次が大事なのはライバルたちも同じだ。G大阪は中断明け以降、12勝1分2敗と破竹の勢いを見せた。しかし、前節・柏レイソル戦で試合終了間際にゴールを許し、連勝は7でストップした。敗戦のショックを振り切れるかは、FC東京との第30節にかかっている。G大阪としては31節・仙台戦もクリアし、第32節・浦和戦で一気に勝点3差を詰めたいところ。川崎Fは、第32節・鹿島戦以外は上位陣との対決はない。中位・下位勢との試合で勝点とともに、大久保嘉人、小林悠、レナトの強力アタッカー陣でゴールも量産したい。鹿島と鳥栖はとにかく勝ち続けるしかない。鹿島はエース・ダヴィが今季絶望となったが、言い訳はしない。第30節・浦和戦、第32節・川崎F戦、第34節・鳥栖戦でライバルを直接叩くのみ。夏、ユン・ジョンファン監督の突然の辞任を乗り越えた鳥栖も堅守速攻を貫くだけだ。浦和レッズが歓喜に浸るのか、ライバルが昨年同様に逆転Vをかっさらうのか。残り5試合となったJ1リーグ戦は1試合たりとも見逃せない。
2014年10月24日ミュージカル『BLEACH』への脚本提供でも知られる奥村直義が原案を担当し、躍動感あふれる演出で幅広く活躍する、きだつよしが脚色と演出を手掛けて2003年に初演、大きな話題を集めた『コミックジャック』。待望の再演は、D-BOYSの若手メンバーで人気上昇中の阿久津愼太郎や、舞台活動のほかその身体能力の高さでNHK-BS「おとうさんといっしょ」にも出演中の聖也、さらに女優だけでなくアニメ『スマイルプリキュア』などで声優としても大活躍の田野アサミら、多彩なキャストたちがそろった。自身も大の漫画ファンという阿久津と、聖也、田野にも稽古中の心境を聞いた。舞台『コミックジャック』チケット情報新人漫画家の天辺麻人(阿久津)は、担当編集者からの内容に対する口出しに頭を悩ませながらも、最終話の締切に追われていた。そんなある日、麻人に「おまえの好きにはさせない」という謎の電話がかかってくる。その声に導かれて、いつのまにか自分の描いた漫画『ゲートマン』の世界に迷い込んだ麻人は、主人公のジン(聖也)やカスミ(田野)と出会う。ところがヒーローであるはずのジンは住民たちに嫌われており、戦う意欲もなくしている始末。このままでは最終話が迎えられないと焦る麻人に、カスミの「あなたは本当に描きたいマンガを描いているの?」という言葉が突き刺さり…。「麻人のように、世の中が求めているものを分かった上で自分はどうするかを常に考えるっていうのは、理解できる気がします。僕の中にも俳優をしているときの自分と、ひとりで絵を描いているのが一番落ち着く自分がいるので…。その分、無意識に動いて輝いている人には憧れますね」と阿久津。聖也が「子供の頃からなぜかクラスの中心にいたり、学芸会で王子役になることが多い」とジン役との共通点をあげると、阿久津が「無意識タイプじゃないですか!」と目を輝かせるひと幕も。それには聖也も笑いながら「ジンはヒーローキャラだけど、それだけではない普段の顔もあるわけで。僕なりに人間くさいジンを演じられたらいいですね」と話した。「カスミは漫画の中の子だけど、麻人を実際に引っ張っていく存在でもあって。私も普段はよく秘密主義だと言われるんですが、実は意外とグイグイいくタイプなので、そこは似ているかも」という田野も含め、三者三様の個性でチームワークを育んでいる様子がうかがえた。「演出のきださんも漫画好きな方なので、緊張がだいぶやわらぎました」と控えめに話す阿久津に、田野が「初めは稽古場が静かすぎてビックリしたもの。でも最近は話しかけちゃえ!って(笑)」と言うと、聖也が「そうなの?気が付かなかった~」と答えるなど、すでに役柄に入りかけたかのような会話を交わす3人。「劇場の端から端まで使って表わされる世界観に、お客様もどっぷり浸って下さい」という田野の言葉に、このキャスト陣で迎える本番への期待が高まった。11月13日(木)から24日(月・祝)まで東京・サンシャイン劇場にて。チケット発売中。取材・文佐藤さくら
2014年10月24日お笑い王国・吉本興業の創始者であり、「女太閤」と呼ばれた吉本せいの波乱に満ちた人生を描く『笑う門には福来たる』。一代で成功した実在の女性の強さや哀しさを、今回が博多座7回目の出演となる藤山直美が生き生きと演じる。【チケット情報はこちら】9月末に福岡市内で行われた記者会見でも「吉本のお芝居を、松竹の製作で、博多座で上演する。めちゃくちゃややこしいことですわ!」と、開口一番会場を笑いに包み込む藤山。以前より一代記には興味があったと言い、大阪出身で「生活の一部」と語る吉本興業の創始者となれば、気合もまた入る。「今、テレビをつけると、朝から深夜まで吉本の芸人さんがぎょうさん出ていらっしゃいます。これの“事の始まり”って一体何なんだろう。根本を一度掘り下げて見てみたいな、復元してみたいなという気持ちは以前からありましたね。大阪出身の私が演じることで、気楽に観てもらえたら嬉しいですね」「笑いを生きる力に」「お客様のことを第一に」と、藤山直美と吉本せいには共通点も多い。また、吉本人気に大きく貢献したのは稀代の名芸人・桂春団治の高座をかけることに成功したことであるが、「桂春団治」は父である藤山寛美の人気作であったことなど縁も深い。「桂春団治さんと吉本せいさんは、芸人として興行師として並べるものの順番というか、価値観が同じやったんやと思います。人の気は人の気でしか動かせません」と語る藤山だが、その口説きのシーンにも注目だ。戦前の芸人たちの生き様を始め、華々しい演芸史の変遷が楽しめるのも魅力。共演も市川月乃助、あおい輝彦、林与一、石倉三郎、仁支川峰子、川﨑麻世ら豪華だ。「得たものも大きいけど、その分失ったもの、あきらめてきたものも多かった人。高い山を登れば、酸素が薄くなる。その分荷物も少なくしなければならない。泣きながら離してきたものが多かった。女の人生にはいろいろな選択があるけど、せいさんの華やかでもあり、たくさんの哀しみもある、そんな人生をしっかり観て欲しいですね。吉本の芸人さんに見てもらえるお芝居にもしたいと思ってます」(藤山)公演は11月6日(木)から28日(金)まで福岡・博多座、12月3日(水)から25日(木)まで東京・新橋演舞場。チケットは福岡公演は発売中。東京公演は10月25日(土)一般発売開始。
2014年10月24日俳優兼パフォーマーでマッスルミュージカルではリーダーも務めた“知幸”と、マウンテンバイク世界チャンピオンとシルク・ドゥ・ソレイユ出演の経歴をもつ有薗啓剛が、多彩なパフォーマーたちと旗揚げしたチームPADMA(パドマ)。2011年の活動開始以来、驚異的な身体能力によるパフォーマンスはもちろん「おバカなことを全力でやる」をモットーに、硬軟とりまぜたステージでファンを増やしている。劇場公演のほかに各種イベントにも積極的に出演しているPADMAが、10月18日、足立区立古千谷小学校でパフォーマンスイベントを行った。PADMA vol.7「Jailhouse(ジェイルハウス)」チケット情報今回の行事対象である6年1組から3組までの児童たちと父兄の皆さんが体育館のステージを見守るなか、知幸がステージ上に設置した6段の跳び箱に挑むところからイベントはスタート。床から2メートルを超す高さの跳び箱を鮮やかにクリアすると、約150人の観客からワッと大歓声が。続いてMC・SOFFYの軽快な紹介に乗って、YUJIによる複雑なダブルダッチや、小柄なREN1.5(三宅綾子)を縄に見立てた“人間なわとび”、大きな鉄枠のキューブを使った武子展久のパフォーマンスなどが繰り広げられると、児童たちの目はすっかりクギ付けに。途中、大作ミュージカルにも出演する俳優でアクロバットパフォーマーでもある三井太一や、ダブルダッチの現役世界チャンピオンにしてモデルとしても活躍する高橋駿一たちから、「何かひとつやりたいことを見つけてください」「好きなことに夢中になってみて」など夢について話すコーナーでは、児童たちも真剣な表情で耳を傾けていた。最後は組対抗の大縄飛びに皆で挑戦し、メンバーと観客全員の拍手と笑顔でイベントは終了した。12月には、7回目の本公演となる『Jailhouse』が予定されているPADMA。知幸は「この3年、パフォーマンスと演劇の融合を目指してやってきて、ようやく目指す方向が見えてきた気がします」と語る。見どころは「全てのメンバーの全ての場面」ときっぱり。「笑いも多くてハチャメチャやっているように見えるけれど、パフォーマンスのクオリティは一層上がっています。演劇の枠を壊したいという結成当時の気持ちを忘れずに、今回は集大成としてお祭り騒ぎにできれば。お客さんもぜひ楽しんでください」と話す知幸。理屈抜きの高揚感が味わえる、そのユニークなステージには今後も注目だ。人形町にあるPADMA official BARに行けば、スタッフとして働いているPADMAメンバーに会えるかも。本公演は12月18日(木)から12月23日(火・祝)まで東京・ブディストホールにて。チケットの一般発売は11月7日(金)午前10時より。なおチケットぴあではインターネット先行抽選を実施中、10月29日(水)午前11時まで受付。取材・文佐藤さくら
2014年10月24日11月7日(金)神奈川・KAAT 神奈川芸術劇場 ホールより開幕するロックミュージカル『SONG OF SOULS-慶長幻魔戦記-』。同作の公開稽古と会見が行なわれ、主演を務める泉見洋平をはじめ、紫吹淳、貴水博之、加藤和樹、新垣里沙、東山光明、佐々木喜英、松田凌が出席した。同作は、上島雪夫演出のオリエンタルロックミュージカルシリーズ第3弾。今作では江戸の街を舞台に、突如現れた魑魅魍魎と人間たちの壮絶な闘いを描いている。公開稽古を終了後の囲み取材で、怨念の魔物・摩多羅神を演じる貴水は「色々な畑の方が集まっているので、皆さんのタレント性がぶつかって、どんな舞台になるか楽しみ。様々な要素が詰まっているので、老若男女どなたでも楽しめる舞台に仕上がっていると思います」とコメント。公開稽古でバラードを披露した新垣は「私は芝居小屋の娘・衣笠丸を演じるのですが、このシリーズに出演するのは初めてなので、音楽やセットに負けないようにしっかり演じていきたい」と語った。また、稽古場で起こった出来事について報道陣から質問が飛ぶと、新垣が26歳の誕生日をサプライズで祝ってもらった事を明かした。すると紫吹が「私の誕生日も神奈川公演と大阪公演の間にあるので・・・」とコメント。紫吹以外の出演者一同が「ぜひ祝いましょう!」と言うと、会見場は大きな笑いに包まれた。最後に、同作に向けての意気込みを問われると、同シリーズ初出演となる松田が「凄く豪華絢爛でエンターテインメントに富んだ舞台ですが、そこだけではなく、観客の皆さんの現実世界とリンクするようなメッセージ性もこめられた舞台なので、その点も楽しんでいただけたら」と話した。また、3部作全てに出演している加藤は「作品に共通しているのは平和と愛。時代は違えど、その想いはどの時代も同じなので、観に来た方にそこを感じていただけたらと思います」とコメント。3部作全てで主演を務めた泉見も「登場人物みんなが、それぞれの立場で色々な形の愛を伝えている舞台なので、観客の皆さんも見た後に身近な人へいつもは言えない「ありがとう」を伝えるきっかけになればと思っています。是非見に来てください」と力強く語った。ロックミュージカル『SONG OF SOULS-慶長幻魔戦記-』は11月7日(金)から16日(日)まで神奈川・KAAT 神奈川芸術劇場 ホール、11月23日(日)・24日(月・祝)に大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで上演。チケットは発売中。
2014年10月24日電気グルーヴが10月29日(水)大阪・Zepp Namba(OSAKA)より東名阪でツアーを開催する。同ツアーは電気グルーヴの結成25周年を記念して行なわれる。ゲストとして、電気グルーヴの初期メンバーであるCMJKと砂原良徳のほか、過去にコラボ作品をリリースしているスチャダラパーが全公演に出演する。ツアー初日である10月29日(水)には25周年記念ミニアルバム『25』のリリースが決定しているので、こちらも合わせてご確認を。チケットはすでにSOLD OUTしている11月7日(金)・8日(土)の東京・Zepp Tokyo公演以外、発売中。■電気グルーヴ25周年記念ツアー “塗糞祭”25th Anniversary featuring guests : CMJK, 砂原良徳, スチャダラパー10月29日(水)Zepp Namba(OSAKA)(大阪府)開場 18:30 /開演 19:3010月30日(木)Zepp Nagoya(愛知県)開場 18:30 /開演 19:3011月7日(金) Zepp Tokyo(東京都)開場 18:30 /開演 19:3011月8日(土) Zepp Tokyo(東京都)開場 18:30 /開演 19:30料金:1F立見 / 2F指定 6,800円(税込)※1ドリンク別(未就学児童入場不可)■電気グルーヴ 25周年記念ミニアルバム『25』2014年10月29日(水)発売【2,525枚 完全限定生産盤】(CD+7 inch)2,500円+税【通常盤】(CD)1,500円
2014年10月24日平易な言葉と優しい語り口で幅広く活動するスピリチュアリストの江原啓之が、2015年の年頭にあたって恒例の『新春講演会』を開催する。今回は東京と大阪に加え、仙台でも講演。さらに第一部(11:30開演)と第二部(15:00開演)では異なるテーマで語る予定だ。「せっかく聞きに来てくださるのだから、講演会ではいろんなことを話したいんです。レストランのメニューでも品数が多いほうがいいでしょう」と笑う江原に、その内容について聞いた。テーマは各会場毎に異なるが、東京講演の第一部のテーマは『あなたを強運な人生にするために』。「たとえば40代は仕事や家庭、それから介護と、さまざまなことが押し寄せてくる世代。周りで余計なことをいう人もいるし、上と下に挟まれて、まさに“はざま”の頃ですよね。そんな大変な状況のなか、どう生きるか悩んでいる人は多い」と江原は言う。続けて「もちろんどんな世代の人たちも、そろって暗い気分になっているのが今の世の中。それでも幸せに生きる方法は必ずあります。そのことを皆さんにお伝えしたいですね」と口調は熱を帯びた。そして第二部は『災いから身を守る 霊的秘儀』をテーマに講演。ここでは8月に出版された書籍と同テーマで、さらに詳しく話す予定だ。「この本には護符が付いているのですが、実はこういう種類の本ってこれまで出しているように見えて(笑)、実は今回が初めてなんです」と江原。「これまではなるべく広い範囲で、私なりの生き方や考え方をお伝えするようにしてきました。でもここ数年、理由なき殺人や理不尽なストーカー事件がすごく増えてきて、お子さんをもつお母さんや徘徊する親御さんを介護中の方など、いっそう恐怖心に身をすくめて過ごされているのが現実。それはとても不幸なことですよね。なによりもまず安心したいという人たちのために本も書きましたが、“転ばぬ先の杖”じゃないけれど(笑)、新春講演会では、さらに心丈夫に生きていくための心得をお伝えしたいと思っています。取材中、「最近の大学は講義中、質問は手を挙げずにメールでするんですってね」、「オレオレ詐欺ならぬ、(赤ちゃんが)出来ちゃった詐欺があると聞きました」など、話題は多方面に広がった。いずれも江原が気になるのは、「誰もがふた言目には“つながっている”と言うけれど、フェイスブックなど画面だけの関係で、本当に人とつながっていると言えるのかな」ということ。「最近は特に閉そく感に悩んでいる人が多いと感じます。でも自分なりのルールを決めて、腹をくくって、時には転ぶこともいとわずに毎日を充実させれば、人はもっと人とつながれるはずですよね」と話す江原。ふと呟いた「人の幸せは一様ではないから」との言葉が、柔らかい笑顔と共に印象に残った。講演は1月11日(日)大阪・森ノ宮ピロティホール、1月17日(土)宮城・電力ホール、1月25日(日)東京・国際フォーラム ホールCにて。チケットぴあでは東京公演のインターネット先行抽選を10月25日(土)午前11時より受付。取材・文佐藤さくら
2014年10月24日ビジュアル系アーティストが出演するライブイベント「stylish wave EXPERIENCE Vol.3 “春一番”」が2月11日(水・祝)に大阪・大阪RUIDO、15日(日)東京・SHIBUYA REXで行われる事が決定した。2月11日(祝・水)大阪公演にはアルルカン、AvelCain、レイヴ、RevleZ、パノラマ虚構ゼノン、the LOTUSが出演。15日(日)東京公演には大阪公演と同じくアルルカン、AvelCain、レイヴ、the LOTUSのほかにALIVE、Gossip-ゴシップ-が出演する。なお一般発売に先がけて、スマホ週刊ブロマガ!『club Zy.チャンネル』内で会員先行を実施。受付は10月27日(月)昼12時から11月4日(火)午後4時まで。■stylish wave EXPERIENCE Vol.3 “春一番”2月11日(祝・水)大阪RUIDO(大阪府)開場 16:00 / 開演 17:00出演:アルルカン(ゲスト) / AvelCain / レイヴ / RevleZ / パノラマ虚構ゼノン / the LOTUS2月15日(日)SHIBUYA REX(東京都)開場 16:00 / 開演 17:00出演:アルルカン(ゲスト) / AvelCain / レイヴ / ALIVE / Gossip-ゴシップ- / the LOTUS料金:前売り 3,500円(税込)※オールスタンディング / 入場整理番号有り / ドリンク代別
2014年10月24日アメリカ出身のシンガー、シンディ・ローパーのジャパンツアーが2015年1月11日(日)大阪・フェスティバルホールより行なわれる事が決定した。シンディ・ローパーの来日公演は、2013年8月にSUMMER SONICへの出演以来、1年5か月ぶり。ツアータイトルは「シーズ・ソー・アンユージュアル 30th アニバーサリー&グレイテスト・ ヒッツ ジャパン・ツアー2015」。同ツアーは、全世界で1600万枚もの売り上げを記録した彼女のデビューアルバム『シーズ・ソー・アンユージュアル』の発売から30周年を迎える事を記念して開催。同作に収録されている『ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン(ハイスクールはダンステリア)』、『タイム・アフター・タイム』などヒット曲はもちろん、『グーニーズはグッド・イナフ』など、彼女の代表曲を網羅したライブが繰り広げられそうだ。ツアーは大阪のほか、石川、愛知、福岡、仙台、と周り、ツアーファイナルは1月20日(火)東京・日本武道館で行なわれる。なお、チケットぴあでは一般発売に先がけていち早プレリザーブを実施。受付は10月24日(金)午前10時から29日(水)午前11時まで。また、プレリザーブは10月29日(水)午前11時から11月4日(火)午前11時まで。■「シーズ・ソー・アンユージュアル 30th アニバーサリー&グレイテスト・ ヒッツ ジャパン・ツアー2015」1月11日(日) フェスティバルホール 開場 17:00 / 開演 18:001月12日(月・祝)本多の森ホール開場 17:00 / 開演 18:001月15日(木) センチュリーホール 開場 18:00 / 開演 19:001月16日(金)福岡サンパレス開場 18:00 / 開演 19:001月18日(日) 仙台サンプラザホール 開場 17:00 / 開演 18:001月20日(火)日本武道館開場 18:00 / 開演 19:00
2014年10月24日11月1日(土)・J2リーグ第39節・東京ヴェルディ×コンサドーレ札幌にて、チャリティマッチ『ヴェルディレジェンドスターズvs Jレジェンド&MIFA FC』を実施する。Jレジェンド&MIFA FCのメンバーは、Mr.Children・桜井和寿、GAKU-MC、元日本代表・中山雅史ら、豪華顔ぶれがズラリ。出場予定選手は以下の通り。【ヴェルディレジェンドスターズ】北澤豪、トレド、小池大樹、林健太郎、渡辺淳一、菊池利三、氏家貴士、桜井直人、米山篤志【Jレジェンド&MIFA FC】中山雅史、前園真聖、野々村芳和(コンサドーレ札幌社長)、矢野大輔(元日本代表通訳)、Marco.(球舞)、INDY(球舞)、ディエゴ・加藤・マラドーナ、福西崇史、小倉隆史、田中誠、平野孝、佐伯直哉、来龍哉、GAKU-MC、桜井和寿なおこの日は、アニメ『とある科学の超電磁砲(レールガン)』コラボデーでもある。登場キャラクターを配したオリジナルデザインのコラボタオルマフラーや、オリジナルチケットとともに、主人公・御坂美琴の声を務める佐藤利奈、白井黒子役・新井里美が来場し場内アナウンスなどを担当するなど、限定イベントが目白押しだ。また、アウェイとして味の素スタジアムへ乗り込む札幌のサポーター向けに、この日限定の応援グッズと観戦チケットがセットになった「コンサドーレ札幌×ぴあ 特製Tシャツ付チケット」もある。チャリティマッチ『ヴェルディレジェンドスターズvs Jレジェンド&MIFA FC』が楽しめる東京ヴェルディ×コンサドーレ札幌は、11月1日(土)・味の素スタジアムでキックオフ。チケット発売中。【スケジュール(予定)】10:00東京ヴェルディサポーターズクラブ会員先行入場10:30一般開場11:05頃ヴェルディレジェンドスターズvs Jレジェンド&MIFA FCキックオフ(15分ハーフ)13:00東京ヴェルディ×コンサドーレ札幌キックオフ
2014年10月23日韓国の人気俳優カン・ジファンが、12月13日(土)に東京・日比谷公会堂で1年ぶりとなるファンイベント「カン・ジファン Christmas Special Event in TOKYO 2014」(韓流ぴあ、Art&Cue Japan、アドハウス共催)を開催することになった。『がんばれ!クムスン』や『映画は映画だ』などの作品で日本でも人気を集めるカン・ジファン。シリアスからラブコメまでどんな役でも自分のものにし、様々な顔を披露してきた俳優だが、実は、ショーをプロデュースすることでも有名なマルチな才能の持ち主だ。今回もカン・ジファン自身がイベントをプロデュースするそうで、クリスマスが近いことから“ビッグプレゼント”と“サプライズ”を盛り込んだ「Memory<想い出>」と「Present<プレゼント>」と題した2部構成で行われる。また、イベントのコンセプトのひとつは「ファンとの触れ合い」とのことで、参加者全員とハイタッチをはじめ、演出でもカン・ジファンとの触れ合いが楽しめる内容となりそう。さらに、11月からは、CS放送局「衛星劇場」にて主演ドラマ『ビッグマン』の放送も始まるため、役づくりや撮影の裏話などもいち早く聞くことができそうだ。チケットは11月15日(土)午前10時より発売される。なお、一般発売に先駆け、チケットぴあでは11月6日(木)午前11時から先行抽選「プレリザーブ」を受け付ける。11月10日(月)午前11時まで。
2014年10月23日10月23日(木)、ニコニコ生放送「アニメぴあちゃんねる」のゲストに、声優の諏訪彩花が出演する。TVアニメ『人生』の鈴木いくみ役などで人気の彼女は、役に入り込むがあまり、日常生活へさまざまな影響が出ているとのこと。その真相についてトークを展開する。そのほか、彼女の秘蔵写真やコレクショングッズの紹介や、現在ハマっているマンガについてのトークも予定されている。番組後半のアニメぴあちゃんねる会員放送「もりもりアニメぴあちゃんねる」では、声優がゲストの際の恒例企画、生「セリフ読み」コーナーを行う。今回は理系、文系、体育会系、美術女子をゲストの諏訪彩花、レギュラーの雨宮天、コヒメ、広沢麻衣が演じる。「もりもり写真みせちゃいます!」のコーナーでは、諏訪の学生時代の制服写真を披露し、彼女のルーツに迫る。また、この日の放送ではレギュラーであるバクステ外神田一丁目の朝倉ゆりが欠席のため、ピンチヒッターとして同グループより広沢麻衣が出演。そして、番組中の10月23日午後9時より、12月3日(水)に東京・LIQUIDROOMで行われるバクステ外神田一丁目のツアーファイナルライヴの「アニメぴあちゃんねる」会員先行販売を実施する。ニコニコ生放送「アニメぴあちゃんねる」は10月23日(木)午後8時45分より放送。■アニメぴあちゃんねる日時:10月23日(木)午後8時45分~午後10時00分出演:雨宮天 / 美濃部達宏 / コヒメ(アフィリア・サーガ) /広沢麻衣(バクステ外神田一丁目)/ タカオユキゲスト:諏訪彩花
2014年10月23日4人組ロックバンド、昆虫キッズのミニアルバム『TOPIA』が12月17日(水)に発売されることが決定した。2015年1月7日(水)に東京・CLUB QUATTROで行われるワンマン公演をもって、バンド活動の終了を発表している昆虫キッズ。バンドにとって最後の作品となる同作には全4曲の収録が予定されている。また、1月7日(水)に行なわれるラストライブのチケットをプレイガイドで購入した人への特典として、彼らが5月にリリースしたアルバムのアウトテイク音源が当日会場で配布される事が決定。気になる方はご確認を。チケットは発売中。■昆虫キッズ ミニアルバム 『TOPIA』2014年12月17日(水)発売料金:1,000円+税全4曲収録予定■昆虫キッズ「BLUE GHOST TOUR FINAL -元気にさようなら-」日時:2015年1月7日(水) 開場19:00 / 開演20:00会場:CLUB QUATTRO(東京都)料金:前売 2,800円 (ドリンク別途必要)
2014年10月23日首藤康之のダンス公演『DEDICATED 2014 OTHERS』が明日、10月24日(金)よりKAAT 神奈川芸術劇場 ホールで開幕する。2011年にダンサーの首藤がスタートさせたダンスシリーズ『DEDICATED』の第3作。シリーズのテーマは「ダンスを通して自分の思いを捧げること」。今回は、“OTHERS”(他者)と題し、首藤康之ソロ作品『ジキル&ハイド』(構成・演出:小野寺修二)と、首藤康之・中村恩恵のふたりのダンサーに女優のりょうを迎えた『出口なし』(構成・演出:白井晃)の豪華2本立てで上演する。開幕を目前に控えた稽古場を取材した。『DEDICATED 2014 OTHERS』チケット情報『ジキル&ハイド』は、2011年『DEDICATED』立ち上げの公演で、首藤が最も信頼する演出家のひとりである小野寺修二とタッグを組み上演、好評を博した作品。初演時の会場であるKAAT大スタジオから今回はホールに会場を移し、さらにダイナミックかつ緊密な世界を展開する。リハーサルでは、実際の舞台装置になる鏡や小道具を使い、作品の流れの中で動きの動機を探る細かい作業を積み上げ、本番さながらの通し稽古が行われていた。さまざまなイメージを喚起する舞台美術と構成、それらとせめぎ合う首藤康之のダンスに目を奪われる。『出口なし』はサルトルの同名戯曲を題材にして、KAATのアーティスティック・スーパーバイザー白井晃が構成・演出する作品。稽古場の空気は出演者、スタッフ全員が集中し、その密度は高い。ダンス作品演出に初めて挑む白井、ダンサーの首藤と中村、女優のりょうの4名いずれもが「新しい経験」と話すクリエーションは、言葉とダンス、声と身体を交錯させながら、新たなイメージを立ち上げていく。それぞれがこれまでにない挑戦をしながらも、最終的には同じ方向へ向かっていく、そんな不思議な創作のプロセスが垣間見られた。“OTHERS”(他者)と題された今作。他者を通して見えてくるものとは…。自己の中に潜む他者とは…。2作品の連続上演を通し、人間存在について深く考えさせられるような公演になりそうだ。公演は10月24日(金)から26日(日)まで。
2014年10月23日ATFIELDの設立15周年を記念したライブイベントが12月25日(木)東京・CLUB QUATTRO、26日(金)東京・豊洲PITで行われる事が決定した。ATFIELDは様々なアーティストのライブ制作・ツアーブッキング・プロモーター・イベント企画・運営、レーベル運営などを担当。2日間、場所を変えて行なわれる15周年記念イベントは、初日の12月25日(木)にART-SCHOOL 、Czecho No Republic、シャムキャッツ、26日(金)にDragon Ash、POLYSICS、キュウソネコカミが出演する。以下はエイティーフィールド代表アオキツトム氏のコメント。「ほんとは出来る限りたくさんのアーティストに参加してもらいたかったのですが、限られた時間と場所ということで、今回はエイティーフィールド設立以前に担当させてもらっていたDragon Ash を始め、エイティーフィールドとして,ライブツアーのブッキングやプロモーションなどを行ってきた現在のロックシーンではかかせないアーティスト達に参加していただき、15周年の感謝祭として、2日間開催させていただきます!!初日は大好きな箱であり、たくさんの感動的なライブを見て来た渋谷クアトロで、そして、日本最大キャパのライブハウスとして、先日オープンしたばかりの豊洲PITにて、我々でしか出来ないラインナップでお送りいたします。感謝を込めて!!」(エイティーフィールド代表アオキツトム)同公演のチケット一般発売に先がけて、オフィシャル先行を実施。10月23日(木)昼12時から30日(木)午後11時59分まで。■ATF 15th 大感謝祭!フォーエヴァーヤング!!~渋谷でメリクリ編~12月25日(木)開場17:30 / 開演18:30会場:CLUB QUATTRO(東京都)出演: ART-SCHOOL 、Czecho No Republic、シャムキャッツ【DJ】 FREE THROW (弦先誠人/神啓文/タイラダイスケ)料金: 全席自由3,500円(税込/ドリンク代別)■ATF 15th 大感謝祭!フォーエヴァーヤング!!~豊洲で5PM編~12月26日(金)開場17:00 / 開演18:00会場:豊洲PIT(東京都)出演:Dragon Ash、POLYSICS、キュウソネコカミ(LIVE PAINTING) 芦沢ムネト料金: 全席自由3,900円(税込/ドリンク代別)通し券6,000円(税込/ドリンク代別)
2014年10月23日いよいよ『日本シリーズ』が10月25日(土)に開幕する。そして頂上決戦開戦の2日前、チケットが一般発売される。鷹ファンも虎党も、完売必死のチケット争奪戦に心して臨んでほしい。SMBC日本シリーズ2014〈阪神タイガース-福岡ソフトバンクホークス〉チケット情報『日本シリーズ』への道のりは対照的だった。ソフトバンクはレギュラーシーズン最終戦の144試合目で3年ぶりの優勝を決め、『クライマックスシリーズ(CS)』ファイナルステージ最終戦の6戦目で3年ぶり15度目の『日本シリーズ』進出を果たした。『CS』ファイナルステージ前日に今季限りの勇退を発表した秋山幸二監督は、お立ち台での監督インタビューで「本当にきついシーズンだと思います」と本音を覗かせた。無理もない。9月は17日以降、1勝9敗と大失速……。最終戦でライバル・オリックスに勝利し、優勝を手繰り寄せたものの、2位にゲーム差0の大接戦を演じた。『CS』では、オリックスをスイープした3位・日本ハムを相手に、アドバンテージの1勝差で振り切ったのだ。ぎりぎりの戦いの中、初戦でサヨナラ打、第4戦で決勝打を放ち、『CS』MVPを獲得した吉村裕基、初戦で7回2失点、第6戦で7回0封とエース級の働きを見せた大隣憲司、それぞれスランプと難病を克服し、夏場から戦線復帰したふたりが活躍を見せた。一方の阪神は、『CS』で史上最大の下克上を果たした。レギュラーシーズンでは巨人に7ゲーム差をつけられ、3位・広島には0.5ゲーム差の僅差だったが、ポストシーズンでは一変した。メッセンジャー、能見篤史の両エースが2試合を防御率1点台で抑え、若き藤浪晋太郎も大事なファイナルステージ初戦で堂々のピッチングを披露した。守護神オ・スンファンは6連投とフル稼働し、MVPに選出された。打線も一番・西岡剛、三番・鳥谷敬、四番・ゴメス、六番・福留孝介の打棒が光った。打線が沈黙すれば投手陣が快投を見せ、投手陣が粘れば打線が勝負どころを逃さず畳み掛けた。2試合で1得点ながらファーストステージを21回無失点、ファイナルステージでは巨人を4タテと無敗で『CS』を駆け抜けたのだった。阪神×ソフトバンクの『日本シリーズ』は1964年の南海時代、2003年のダイエー時代に続き、3度目。過去2回はいずれも阪神が涙を呑んでいる。今季の『セ・パ交流戦』は2勝2敗の五分。果たして、阪神の29年ぶり2度目の『日本シリーズ』制覇か、ソフトバンクの3年ぶり6度目の日本一か。10月25日(土)・26日(日)・11月1日(土)・2日(日)に阪神甲子園球場、10月28日(火)~30日(木)に福岡 ヤフオク!ドームで開催される『日本シリーズ』のチケットは10月23日(木)午前10時より一般発売。チケット争奪戦のプレーボールに乗り遅れるな!
2014年10月22日イギリスのバンド、オアシスの歴史に迫る展覧会が10月28日(火)までLAFORET MUSEUM 原宿で開催中。同展覧会は、オアシスがデビューを果たしてから世界的現象となるまでの1993年から1997年までを振り返るプロジェクト、「チェイシング・ザ・サン」の一環として開催。すでに今年の4月にイギリスのロンドンで初開催され、4万人以上を動員。日本はロンドンに続き世界で2か所目の開催。展覧会ではバンド初期の秘蔵写真や、メンバーの楽器や私物などレアグッズの展示、デビューアルバム『Definitely Maybe』のジャケット写真が再現できるコーナーなど、オアシスが世界的バンドに登りつめるまでの足跡を様々な展示物で知る事ができる。また、日本だけのスペシャルコンテンツとして、ジャパンツアーに同行していたMITCH IKEDAによる写真の展示や、1994年に渋谷CLUB QUATTROで行われた初来日公演のライブ映像上映、オアシスの日本限定スペシャルグッズの販売が行なわれる。入場券は発売中。■「CHASING THE SUN: OASIS 1993 ~ 1997 ♯あなたにとってのオアシスとは」開催期間:10月25日(土)~10月28日(火)開館時間:【10月25日(土)~10月27日(月)】11:00~21:00【10月28日(火)】11:00~18:00※最終入館はそれぞれ閉館の30分前まで前売券:一般1,200円(税込) / 学生1,000円(税込)チケットは、期間中1回有効。小学生以下は無料。公演内容に関する詳細は公式サイトまで。
2014年10月22日Homecomingsが、12月26日(金)に京都・Live House nanoにてニュー・アルバムのリリース記念イベントを行うことが決定した。Homecomings チケット情報Homecomingsは京都在住、女の子3人+男の子ひとりの4ピース・バンド。結成1年で『FUJI ROCK FESTIVAL』への出演を果たし話題となり、大学在学中のデビューから卒業を経て、ミニアルバムやコラボシングルをコンスタントに発売。今回は、12月24日(水)にリリースする待望のファーストフルアルバム『Somehow, Somewhere』を記念し、バンド結成後初めて演奏したライブハウスでもあるゆかりの地“京都 nano”で開催される自主企画イベントだ。同公演のゲストには、曽我部恵一主催『ROSE RECORDS』からのリリースで知られる、地元の友達男女ユニット、Hi,how are you?。チケットの一般発売は11月1日(土)午前10時より。なお、同イベントのオフィシャルホームページ先行を実施中。受付は10月27日(月)23時59分まで。
2014年10月22日