チケットぴあがお届けする新着記事一覧 (259/342)
RAMONESのドキュメンタリー映画『END OF THE CENTURY』が11月8日(土)から14日(金)まで東京・渋谷HUMAXシネマでリバイバル上映する。RAMONESは、1974年に結成されたアメリカの4人組パンクバンド。彼らの足跡に迫った同作は、RAMONESに在籍した全てのメンバーの赤裸々なインタビューに加え、ジョン・フルシアンテやSONIC YOUTHのサーストン・ムーアなど、RAMONESに影響を受けたアーティストが出演し、思いを熱く語っている。今回のリバイバル上映はRAMONESのメンバー、CJラモーンの来日公演開催を記念して行なわれる。同公演は、RAMONESのデビューアルバム『ラモーンズの激情』を全曲披露するという事が既にアナウンスされており、ファンの間で大きな注目を集めている。■CJラモーン来日公演11月4日(火)CLUB QUATTRO(東京都)11月5日(水)名古屋クラブクアトロ(愛知県)11月6日(木)梅田クラブクアトロ(大阪府)11月7日(金)広島・4.14 (広島県)開場18:00/開演19:00料金:前売5,800円(税込)【11月7日(金)広島公演のみ】開場18:30/開演19:00料金:前売 4,800円(税込)■映画『END OF THE CENTURY』上映期間:11月8日(土)~11月14日(金)劇場: 渋谷HUMAXシネマ(東京都)上映時間:103分
2014年09月26日現在全国ツアーを開催中のBase Ball BearからG&Vo小出祐介がぴあのインタビューに答えた。9月からスタートしている今回のツアーは、6月にリリースしたアルバム『二十九歳』のリリースツアー。アルバムについて小出は「今年の1月に制作を開始してから、リリースまでが地続きな感じだったんです。なのでリリースしてから今回のツアーまでで、やっと一歩引いてアルバムを見られるようになったんですが・・・素朴な作品だなって思いますね。コーンフレークにヨーグルトかけただけ、みたいな(笑)。シンプルだけど、その代わり毎日食べられる感じですね。前作がわりと作るのに大変なアルバムだったのに比べて、この作品は瞬発力で作ったという印象です」と語った。現在開催中のツアーについては「バンドの状態も、お客さんの反応も凄く手応えを感じています。そもそも今回の作品は16曲入りなので、全てやっていたらそれだけでライブが終わっちゃうんですが(笑)、そこからRHYMESTERがいないから『The Cut feat. RHYMESTER』は削ろうとか、色々吟味していって。やはりライブと言うのはアルバムとはまた違ったエンターテインメントだと思うので、アルバムの世界観を踏まえつつ、お客さんのために昔の曲もやってという気持ちで、みんなでセットリストを作ったんです。それで初日が終わった時に「このセットリストは育つな」と思いました」と自信をのぞかせた。またライブというものの捉え方について「このバンドに関して言うと、派手な演出とかはいらないな、と思っていて。僕たちは同期(生演奏と電子音楽機器との演奏をあわせる)を組んでいないんですね。それをすれば派手な演出、例えばVJとかもやりやすいと思うんですが、それを無理にするよりかは、お客さんと作り出す会場の空気を察知して、演奏を行なうというライブ感を大事にしたいんです。その日しかない、その場所でしか発生し得ない事象としてのライブを、お客さんには見ていただきたい」と話した。11月29日(土)に東京・Zepp DiverCity(TOKYO)で行なわれる全国ツアーのファイナルについて聞かれると「このライブが、今年のワンマンとしては最後の公演になるので、『二十九歳』の1年を締めくくる公演になると思います」と意気込みを述べた。最後に「僕個人としては、詩集第二弾『間の人』を発売しました。読み物としても非常に面白い本に仕上がっていると思いますので、手にとっていただければありがたいです。また、ライブは常に命をかけてやっていますので、ぜひとも、この下にあるチケット情報へのボタンをクリックしていただいて(笑)足を運んでいただきたいです」とインタビューを締めくくった。11月29日(土)東京・Zepp DiverCity公演のチケットは9月27日(土)午前10時発売開始。
2014年09月25日9月25日(木)、ニコニコ生放送「アニメぴあちゃんねる」のゲストに、声優の三澤紗千香が出演する。三澤紗千香はテレビアニメ『アルドノア・ゼロ』などで知られる人気声優。「アニメぴあちゃんねる」には3度目の出演だ。番組MCの雨宮天とは同アニメで共演しており、収録現場でのエピソードなどが話される予定。さらに、12月7日のイベント「文化放送A&Gオールスター2014」についてもトークを展開。同イベントで共演が決まっている上坂すみれへの熱い想いを三澤が語る。公私ともに親交が深いだけに、上坂の知られざる一面が三澤の口から聞かれそうだ。またトークのほかにも、三澤が自身の出身地である山梨県の甲州弁を題材としたクイズを出題。前回大好評だった同クイズ、出演者は当てる事ができるのか。番組後半のアニメぴあちゃんねる会員放送「もりもりアニメぴあちゃんねる」では、声優がゲスト出演した際の恒例企画「セリフ読み」を三澤紗千香と、番組レギュラーの雨宮天、アフィリア・サーガのコヒメ、バクステ外神田一丁目の朝倉ゆりが実施。三澤が女子大生ということで、それぞれが女子大生役となり、「学食」「教室」「サークル活動」「部活動」などのシチュエーションで芝居を演じる。また午後8時45分から午後9時まで放送する「もうすぐアニメぴあちゃんねる」では、今回も声優タカオユキが自身の手作り弁当を持参。アバンギャルド過ぎるその弁当は、フジテレビ系情報番組『めざましテレビ』でも取り上げられ話題となっている。また午後9時55分から午後10時に放送する「もりもりアニメぴあちゃんねる」では、タカオがメガネ姿の写真を披露する。内容盛りだくさんのアニメぴあちゃんねるは9月25日(木)午後8時45分より放送。■アニメぴあちゃんねる日時:9月25日(木)午後8時45分~午後10時00分出演:雨宮天 / 美濃部達宏 / コヒメ(アフィリア・サーガ) / 朝倉ゆり(バクステ外神田一丁目)/ タカオユキゲスト: 三澤紗千香
2014年09月25日昨年4月に3人組ダンスボーカルユニットSHAKEからソロデビューしたKanako.sが、プロデューサーの恩田快人(ex:JUDY AND MARY)、愛川ヒロキ(ex:remote)とともに、この1年半の活動を振り返った。Kanako.sは2010年にSHAKEに加入しアーティストデビュー。それまで行っていた女優業やモデル活動を減らし、大好きな歌とダンスに専念。2013年にメンバー2人が卒業するのをきっかけにソロデビューした。「何を始めるにもゼロからなんです。SHAKEの時はダンスユニットなのにダンスの経験がなく、ソロデビューの時はボイトレもやったことがないからちゃんと歌えない。人よりできない分、人一倍やるしかないという気持ちでやってきました」(Kanako.s)9月17日には3rdシングル『コイゴゴロ/koinouta』をリリース。「狂おしくもせつないバラードになった」という『koinouta』は恩田が作曲。作詞を担当したKanako.sは「恋愛ソングを聴いたり、恋愛の本を読んだりして、妄想を膨らませつつ(自分なりの恋愛観を)書きました」と明かす。『コイゴゴロ』を作曲した愛川は、「同世代の女性たちにも共感してもらいたいことから両A面ともにバラード調になった」と語った。同シングル発売日には、W-SHAKEで『転生ラブレター』、さらにダンスユニットFor fanで『For fun』を同時発売。同日に行なわれたリリースライブには、もうひとつのコラボも含め、4組すべてのステージに出演するというパワフルさ。「デビューした時は何にもできなかったのに、今ではいくつも並行して楽しめています」とKanako.s。さらに「分岐点の直前には必ず壁にぶち当たって大泣きするんです。でも泣いた後にはスッキリして壁を乗り越えてる。その繰り返しなんです」と振り返る。愛川は「自分に足りないものを見つけてはそこから努力を始める。スポンジが水を吸収するように急成長している」と分析。恩田も「どんなことでも自分で解決しなきゃと思っている。だから失敗した分だけ成長するし、同じ間違いを繰り返さない。これまでやってきたことが蓄積されている」と語る。来年4月24日には、渋谷TSUTAYA O-WESTでのデビュー2周年記念ライブが決まっている。「自分の中ですごく大きな目標で、いかに現実的なところまでもっていけるか。必ず成功させたいです」と意気込む。真摯に、前向きな姿勢で取り組んできたKanako.sが、またいくつもの壁を乗り越え、新たなステージを目指す。取材・文:門 宏
2014年09月25日作・演出の藤原文翁が2009年にスタートさせた、新感覚・音楽朗読劇「SOUND THEATRE」。その新作『eclipse』に、声優の寿美菜子と豊崎愛生が初参加する。そこで藤原含めた3人に、本作への思いを訊いた。SOUND THEATRE 『eclipse』チケット情報「SOUND THEATRE」が“新感覚”と称されるのはなぜか。すると藤沢は、ふたつの理由を挙げる。「まず僕たちは“音楽”をすごく大事にしています。これほど完全にストーリーと演出と音楽が融合している朗読劇は、ほかにはなかなかない。またSOUND THEATREでは、“聴く”とか“観る”ではなく、“体感”という表現を使っています。そしてお客さんそれぞれに、自分だけの舞台を持って帰って欲しい。その人たちだけの宝物をつくる、そんな余地のある舞台をつくりたいと思っているんです」。また藤沢が「世界トップクラスの文化であり、そのスキルを最大限に生かしたい」と語るのが、声優の存在。寿と豊崎は声優界の中でも特に人気の高いふたりだが、今回任されたのはWキャスト。その点について寿は、「逆に相手が愛生ちゃんで安心しました」とひと言。豊崎も「やっぱり一番好きで、魅力的だと思っているのは、自分がやらせていただくキャラクター。それを他でもない美菜ちゃんと共有出来るのは、とても楽しみです」と続ける。本作では、歌舞伎『蘆屋道満大内鑑』と能『殺生石』をベースに、安倍清明と“鬼”について描かれる。その中で寿と豊崎が演じるのは、藤沢によるオリジナルキャラクター・朱華(はねず)。すでに台本を読んだというふたりだが、あまり内容については話し合っていないらしい。というのも、「あまり先入観を持って、共通したキャラクター像をつくり出さない方がいいんじゃないかなと思って」とは豊崎。寿も「たぶん読み方次第、受け取り方次第で、何通りもの朱華がいるはず。だからそこまでの過程は知らずに、むしろ出来上がったものをお互いに観たいなと思います」と明かす。Wキャストというのは、藤沢にとっても新しい試み。「きっと性質の違うふたりがWキャストをやることで、他の方々の芝居も変わっていくと思うんです」と期待感を表すと、「共演者の皆さんとかけ合う中で、自分の答えも見つかると思います」と寿。その一方豊崎は、「私は匂いとか色、思い出とかから役を引っ張るタイプかな」と、寿とは違う、感覚派な一面を見せる。まったく異なるふたりが演じる、ふたつのキャラクター。劇場でその違いを見比べる、いや感じ比べてみてはいかがだろうか。公演は9月23日(火・祝)から29日(月)まで東京・シアタークリエにて。チケット発売中。取材・文:野上瑠美子
2014年09月22日三谷幸喜が書き下ろし、演出を手がける舞台『紫式部ダイアリー』が11月、PARCO劇場に登場する。「男が出てこない作品を書いたことがなかった」と語る三谷が初めて挑んだ女優ふたり芝居である。現代を生きる紫式部と清少納言、ふたりの女流作家による痛快バトルが描かれた物語で競演するのは、初顔合わせとなる長澤まさみと斉藤由貴。三谷作品は『君となら』(1995年初演、1997年再演)以来、およそ20年ぶりの再挑戦となる斉藤に、過去のエピソードや新作舞台にかける思いを聞いた。舞台『紫式部ダイアリー』チケット情報「『君となら』初演の時は、三谷さんは台本を書くことで精一杯で、いっぺんも稽古場に来なかったんですよ。私たち出演者は、毎日ファックスに少しずつ届く台本を待って、稽古をしていました。最終的に台本が全部あがったのは、幕が開く十日前くらいだったでしょうか。今回は、三谷さんご自身が演出されるので台本を遅らせるわけにはいかないでしょうね。でも逆に完成が遅ければ“台本の完成が遅かったからせりふを覚えられなかったんです!”という言い訳ができるかな~なんてズルいことを考えたりして(笑)」つまり、三谷と実質的に力を合わせての舞台作りは今回が初体験。「楽しみだけれどドキドキする」とチャーミングに笑いながら、人間・三谷を信頼を込めて鋭く見つめている。「三谷さんってパッと見は、オドオドした低姿勢風なアプローチをしているじゃないですか。でも実はすごいファシストな面を持っているんじゃないかと(笑)。自信満々で、絶対にこう!と思ったことを曲げない強さがあるような気がする。自分の作品を打ち出す人には当然、そうであって欲しいと思うんです」さらに、ふたり芝居という高き壁にともに向かう事務所の後輩、長澤に対しても「先輩、後輩というのはまったく関係なし」と同志の瞳を向けた。「まさみちゃんは感受性が豊かで、ピーンと張った琴線のようなものを持っているイメージがあります。おそらく尖った部分も持ち合わせているはず。でもそれは女優の種として必要不可欠。それがあるから素敵だし、この人好きだなと思えるんですよね」目下の最大の不安は「せりふが覚えられるかどうか。とにかくせりふ覚えが悪いんです。三谷さんに“せりふは三行以内で”とお願いしたい(笑)」。だが、刺激的なオンナふたり芝居への好奇心は高まるばかり。三谷ワールドに飛び込む態勢は万全だ。「若く美しくて飛ぶ鳥を落とす勢いの紫式部(長澤)と、年齢を重ねるほどに先行きに不安を感じる清少納言(斉藤)の構図は、きっと多くの皆さんがイメージされるんじゃないかと。ま、私自身はそれほど不安を抱えちゃあいませんが(笑)。でもやっぱり女性として、年々お肌の悩みなどは出てきます。マゾじゃないけど、そうした等身大の不安を舞台上で表現するのは面白い経験になるだろうなと。楽しんで取り組みたいと思います」公演は11月1日(土)から30日(日)まで東京・PARCO劇場にて。チケットの一般発売は9月20日(土)午前10時より。取材・文上野紀子
2014年09月19日5人組ポップバンドwacciが、9月21日(日)に神奈川・PREMIERE HALLでライブイベント「君とシェア 2014 もうすぐ秋」を開催する。「君とシェア」はwacciが不定期で開催しているライブイベント。「シェア」という公演テーマを掲げ、ゲストアーティストとカバー曲のセッションなど、通常の公演では見られないコラボを披露する。9月21日(日)公演のゲストは片平里菜、堂島孝平のふたり。wacciは2009年12月に結成、2012年11月にミニアルバム『ウィークリー・ウィークデイ』でメジャーデビュー。9月3日にリリースした3rdシングル『リスタート』はTBS系ドラマ『東京スカーレット~警視庁NS係』のオープニングテーマとして放送中だ。チケットは発売中。■君とシェア 2014 もうすぐ秋日時:9月21日(日)開場16:00 / 開演 16:30会場:PREMIERE HALL(神奈川県)出演:wacci【ゲスト】片平里菜 / 堂島孝平料金:全自由(1枚購入のみ): 3,500円【「君とシェア」チケット(全自由席)】2名チケット(2枚購入のみ): 7,000円[チケット2枚]3名チケット(3枚購入のみ):10,500円[チケット3枚]4名チケット(4枚購入のみ):14,000円[チケット4枚]※『君とシェア』チケット2名以上で申し込むと、楽しみもシェア!特典をプレゼント※『学生ヘノススメ』当日会場でチケットと共に学生証提示で500円キャッシュバック。園児・小学生の方は身分証明書をご提示ください。
2014年09月17日9月11日(木)、ニコニコ生放送「アニメぴあちゃんねる」のゲストに、声優の長妻樹里が出演する。長妻樹里が出演 イベント「電波諜報局 presents アニローソン 2014」チケット情報はこちら長妻樹里は『中二病でも恋がしたい!戀』の七宮智音役などで知られる人気声優。9月28日(日)に東京・恵比寿 ザ・ガーデンホール行なわれるイベント「電波諜報局 presents アニローソン 2014」に出演が決定している。番組では、准看護師の資格を持ち、看護師の勤務経験もあるということで、ナース時代の写真を初公開、また、経験を活かし雨宮天はじめ出演者の脈を取るなどの企画が予定されている。さらに長妻の部屋の写真を初公開するとのことでこちらも必見だ。番組後半のアニメぴあちゃんねる会員放送「もりもりアニメぴあちゃんねる」では、長妻が15歳の高校生の時、初めて声優オーディションを受けた時に送付した写真を初公開する。さらに、若い頃は少女漫画家を目指しており、出版社に漫画を投稿したこともある彼女の自作漫画を初公開。また、色紙に描いたオリジナルイラストの視聴者プレゼントも行なわれるので、ファンには堪らない放送になりそうだ。なお今回、レギュラー出演中のバクステ外神田一丁目、朝倉ゆりは舞台出演のため欠席となり、代わりに同グループの針尾ありさがアシスタントを務める。また番組内では10月11日(土)・13日(月・祝)に行なわれるライブイベント「バクステ外神田一丁目つんつべ♂プレゼンツ!調子ブッコキ祭り2014秋「大きな山場~タマヤカギヤ」」の柏と大阪公演のアニメぴあちゃんねる会員先行の実施が決定。詳細は番組にて紹介する。20時45分~21時00分に放送する「もうすぐアニメぴあちゃんねる」では、今回も声優タカオユキが自身の手作り弁当を持参する。アバンギャルド過ぎるその弁当は、ニュースサイトでも取り上げられるほど。また独特な絵日記にも乞うご期待。内容盛りだくさんのアニメぴあちゃんねるは9月11日(木)午後8時45分より放送。■アニメぴあちゃんねる日時:9月11日(木)午後8時45分~午後10時00分出演:雨宮天 / 美濃部達宏 / コヒメ(アフィリア・サーガ) /針尾ありさ(バクステ外神田一丁目) / タカオユキゲスト: 長妻樹里
2014年09月11日9月3日(水)にアルバム『世界のみかた』をリリースする中村 中が、ぴあのインタビューに答えてくれた。まず今作について、「制作期間中に知り合いにタロット占いをしていただいて。そこで出たのが「吊された男」というカードだったんです。このカードは一見不吉に見えるんですが、「今頑張れば今後に繋がる」という意味を持っていて、ただこれが逆さまに出ると逆の意味になるんですね。そこで、今作の「同じ物事でも見方によって異なる意味になる」というテーマを得ました」と説明。ただ、最近は曲作りが思うようにいかない事が多く、その原因について「2006年にメジャーデビューして、自分の性同一性障害などを取り上げていただいて、知名度も凄く上がったんです。でもそれからそういう曲だけを歌う人だ、というイメージで見られるようになって、凄く窮屈だったのもあって、そういうテーマの楽曲を作る事を自分の中で封印していて。ただ、それが結果的に創作の幅を狭めていたという事に気づきました」と振り返り、「その封印を解く事は決して楽な事ではないし、気持ちが不安定になるかもしれないけど、ただその状態のまま曲を作って行ってもいいと思えた、その結果がこの作品ですね」と自身の心境の変化について話してくれた。思い入れの強い同作の中で特に中村が重要な曲だと語るのがM6『世界のみかた』アルバムタイトルにもなっている同曲は、「普通の曲はメロディの構成がA→B→A→Bとか、A→B→A→B→Cとかになってるんですが、この曲はA→B→C→B→Aになっていて。それはこのアルバムがシンメトリーな構成で、ちょうどこの曲が真ん中の曲なので、曲もシンメトリーになっているんです。この曲が中心にあるからこそ、アルバムとしてひとつの作品になった感じがありますね」と語った。中村は12月28日(日)・29日(月)に東京・赤坂ACTシアターでワンマンライブを開催する。同ライブについて話を聞くと「今までリリースした楽曲も、皆さんが善意で書いたものだと思っていたものを、「いや、実は悪意で書いていたんだよ」と見せる事で、曲の印象が180度変わる曲が沢山あるんですね。ものの見方、解釈の仕方で変わる、というライブをずっとやりたくて、今回それが叶うライブになると思います。最終的には見ていただいた人に「自由で良いんだ、ものの解釈は人それぞれだ」って思ってもらえるようなライブになればいいなと思います」と語ってくれた。12月には中島みゆきの夜会にも出演が決定している事に話を向けると「(アルバムや12月のライブ含めて)20代最後、ただじゃ終わらせてくれないなって思ってます(笑)でもすっごく幸せです。」と明るく話してくれた。12月28日(日)・29日(月)のワンマンライブのチケットは発売中。■中村 中 LIVE2014敵か!?みかたか!?日時:12月28日(日)開場17:30/開演18:0012月29日(月)開場16:00/開演17:00会場:赤坂ACTシアター(東京都)料金:全席指定6,800円(税込)
2014年09月05日中村倫也が舞台初主演する『ヒストリーボーイズ』が8月29日、東京・世田谷パブリックシアターで開幕した。舞台『ヒストリーボーイズ』チケット情報2004年ロンドンで初演されローレンス・オリヴィエ賞を受賞、NYブロードウェイでも上演され高い評価を得ている作品。名門大学を目指すイギリスの男子高校生たちの成長や葛藤、教師たちとの対立を描く。中村は新任の教師役。開幕前に行われた会見では「無理をしてもしょうがないので、自然体でいこうと稽古にはいりました」と初主演に気負いはない。「この作品で面白いのは、あることの結果を最初の1、2幕で提示しているところ。お客さんが後から『あ、あの時のあれは、こういうことなのね』と想像できる楽しみがある」と見どころを話しながら「繊細に演じられたら」と意気込んだ。一方クラスの優等生役で出演する松坂桃李は「悩んで葛藤して稽古場で大きな失敗を繰り返して、セリフのひと言ひと言の深さと面白さが理解できました」と手応えを話していた。出演はほかに、浅野和之、鷲尾真知子、太賀。公演は9月14日(日)まで東京・世田谷パブリックシアター、9月18日(木)から9月21日(日)まで大阪・森ノ宮ピロティホールにて。チケット発売中。
2014年09月01日宝塚歌劇花組男役トップスター、明日海(あすみ)りおのお披露目公演が、8月22日、兵庫・宝塚大劇場にて開幕した。演目は宝塚歌劇の人気作のひとつ『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』だ。宝塚歌劇花組『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』チケット情報本作は、自由奔放な生き方を求めたオーストリア皇后エリザベートの生涯を、彼女を愛する黄泉の帝王トート(死)との愛憎を軸に描き出したミュージカル。ずっと耳に残るような名曲の数々であふれた作品だ。宝塚歌劇ではトートを主役に据え、歴代のトップスターが自身の持ち味を活かしながらトート像を作り上げてきた。今回トップスターに就任した明日海は、美しくクールな雰囲気と高い歌唱力の持ち主。登場シーンから美しく妖艶なオーラを放ち、観客を惹きつける。そして、稽古段階の取材で「表情や動きに緩急をつけて見せたい」と言っていたとおり、鋭い目つきや時折浮かべる不敵な笑み、ゆらりとした動きなどで、“死”が放つ冷たさを表現。その一方で、自分に気持ちが向かないエリザベートに燃え上がるような想いを表す一面もあり、クールながらも内に熱いものを秘めた明日海ならではのトートを作り上げている。エリザベートを演じるのは、本公演で退団するトップ娘役、蘭乃はな。可憐でおてんばな少女時代から年老いていくまで、エリザベートが心身ともに変化していく様を丁寧に表現している。自由に生きたいと願っていた少女時代。フランツ・ヨーゼフに見初められて宮廷へ嫁いだエリザベートを待っていたのは、皇太后ゾフィーによる厳しい教育だった。フランツの支えも得られず、孤独に苦しみながらも強い決意を示すエリザベート。その精神的な脆さと強さを情感豊かに演じる蘭乃に、集大成らしい姿を見た。また、エリザベート暗殺犯で狂言回し的存在のルイジ・ルキーニを演じるのは望海風斗(のぞみ・ふうと)。狂気に満ちた表情や口調、歌唱力の高さで魅せ、テンポ良く物語を運んでいく。フランツは専科・北翔海莉(ほくしょう・かいり)が演じ、大きく重厚な存在感でフレッシュな新生花組の空気を締める。皇太子ルドルフは役替わりで、この日演じたのは芹香斗亜(せりか・とあ)。儚さをまとった佇まいで、純粋で真っ直ぐなルドルフを表現している。初日には上演回数800回を迎えた本作。明日海をはじめとするフレッシュな面々により、新たな『エリザベート』が生み出された。公演は9月22日(月)まで。その後、10月11日(土)から11月16日(日)まで東京宝塚劇場で上演。チケットぴあでは東京公演のインターネット先行抽選を8月31日(日)午前11時より受付。取材・文:黒石悦子
2014年08月28日8月28日(木)、ニコニコ生放送「アニメぴあちゃんねる」のゲストに、声優の水瀬いのりが登場する。現在放送中のテレビアニメ『アルドノア・ゼロ』で出演している彼女。番組MCの雨宮天とは同作で共演を果たしており、撮影現場の裏話なども披露されそうだ。また、特技が空手ということで、彼女の型が見られるかも。番組後半のアニメぴあちゃんねる会員放送「もりもりアニメぴあちゃんねる」では、ゲストの水瀬いのりが、雨宮天、コヒメ、朝倉ゆりと共に「セリフ読み」に挑戦する。シチュエーションは夏休みが終わり、新学期となった学園。役柄は「明るいクラスメイト」「内気なクラスメイト」「野球部のマネージャー」「教師」。それぞれどんな役柄を演じるのか楽しみだ。20時45分~21時00分に放送する「もうすぐアニメぴあちゃんねる」では、今回も声優タカオユキが自身の手作り弁当を持参する。アバンギャルド過ぎるその弁当は、ニュースサイトでも取り上げられるほど。また独特な絵日記にも乞うご期待。なお、この日は雨宮天の誕生日。番組で何かするのかは未定だが、期待したいところだ。内容盛りだくさんのアニメぴあちゃんねるは8月28日(木)午後8時45分より放送。■アニメぴあちゃんねる日時:8月28日(木)午後8時45分~午後10時00分出演:雨宮天 / 美濃部達宏 / コヒメ(アフィリア・サーガ) / 朝倉ゆり(バクステ外神田一丁目) / タカオユキゲスト:水瀬いのり
2014年08月27日9月1日付で雪組の新トップコンビに就任する早霧せいなと咲妃みゆ。そのお披露目公演『伯爵令嬢-ジュ・テーム、きみを愛さずにはいられない-』が、10月に日生劇場で上演される。宝塚歌劇雪組『伯爵令嬢』チケット情報原作は、細川智栄子あんど芙~みんの同名の人気漫画で、19世紀末のパリを舞台に、公爵家の子息で若き新聞王のアランと、孤児院育ちの天真爛漫な少女コリンヌが、いくつもの壁を乗り越えて結ばれるまでを描く。正義感が強く、時には強引な手も使うアランを演じる早霧は、「これまでにないタイプの役で、私の中でひと波乱ありそうな手強さを感じる」と言う。「でもだからこそ、役作りの過程は面白いでしょうし、苦労した分、愛着も湧くと思います。男役としての魅力をどれだけお見せできるか、挑戦の場でもありますね」。既に制作発表のパフォーマンスから、愛らしいコリンヌになりきっていた咲妃は、「まずは原作に基づいて、役作りを深めて行きたい」と語る。「未熟ながら、一役者として役に向き合っていきたいですし、コリンヌは素晴らしい女の子なので、私自身、演じるに当たって彼女を一番理解していたいと思います」。ベル・エポックと呼ばれた美しき時代のパリが舞台ということで、衣裳や装置などビジュアル面も、宝塚ならではの豪華なものになりそうだ。またフィナーレでは、パリのレビューを思わせるフレンチカンカンなども披露される予定だという。「まさに宝塚の魅力がふんだんに盛り込まれた作品になるのではないでしょうか。隣の東京宝塚劇場では、ちょうど花組が『エリザベート』を公演中なので、まったく違うふたつの宝塚を日比谷でご覧いただけるいい機会になると思います」と早霧。咲妃は、「宝塚ではアランのちぎさん(早霧)を主体とした物語になるので、それも楽しみです」と期待を寄せる。“芝居の雪組”を引き継ぐコンビにふさわしく、卓越した演技力、舞台姿の美しさで観る者を魅了するふたり。早霧が、「私たちにこういう作品を演って欲しいとか、雪組でこれを観たいと思っていただけるように、ずっと先を見つめながら、お互い努力していこうね」と言えば、咲妃は「雪組の一員として、ちぎさんが目指される方向を向いて、全力でついていきたいです」と応じる。早くも息はピッタリだ。公演は10月11日(土)から31日(金)まで、東京・日生劇場にて上演、チケットは8月30日(土)より一般発売開始。取材・文:原田順子
2014年08月26日企画展「トイレ?行っトイレ!~ボクらのうんちと地球のみらい」を開催している東京・お台場の日本科学未来館が8月20日、開館以来1000万人目の来館者を迎え、記念セレモニーを行った。企画展「トイレ?行っトイレ!」チケット情報同館は平成13年7月9日の開館以来、参加体験型の展示をはじめ、科学の面白さにじかに触れることのできるイベントやセミナー、コンテンツ制作など、館の内外でさまざまな活動を行ってきた。この日の記念すべき1000万人目の来館者は、埼玉県狭山市からやって来た高屋新菜(たかやにいな)さん(18歳)で、毛利衛館長から、1000万人目の来館記念認定証と花束、記念品として企画展に特別協賛している株式会社LIXIL提供の「金のミニチュアトイレ」が手渡された。毛利館長は「おめでとうございますと言うより、ありがとうございますと申し上げます。未来館で科学に触れて、自分の世界が変わるようなさまざまな発見をしてください」とお祝いを述べた。また、現在開催中の企画展「トイレ? 行っトイレ!~ボクらのうんちと地球のみらい」は、8月15日までに10万人が来館するなど、好評を博している。セレモニーでは企画展公式うんち大使でありフジテレビ「めちゃ2イケてるッ!」の人気キャラクター「光浦オンチ」も登場し、企画展で大人気のうんち型の帽子とオリジナルグッズが贈呈された。企画展「トイレ?行っトイレ!~ボクらのうんちと地球のみらい」は10月5日(日)まで開催。
2014年08月25日2012年の初演以来、毎年夏に催されている『ONE-HEART MUSICAL FESTIVAL』も今年で3回目。すっかりミュージカル界の“夏フェス”としてファンには恒例のイベントとなっているが、今回は元宝塚トップスターで現在は女優として幅広く活躍中の大和悠河が初参加。ミュージカルの名曲をスターたちが歌い継ぐというこのステージならではの新しい表情を見せている。今井清隆や大澄賢也、岡田浩暉、坂元健児、武田真治らミュージカル界の実力派から、藤岡正明、入野自由、上口耕平ら若手メンバー、さらに海外からマテ・カマラスも参加しての豪華キャスト。大和に意気込みを聞いた。「セクシーキュートな曲から、内面の心情にグッと迫る曲まで歌わせていただいて、お稽古がすごく新鮮でした」と笑顔で語る大和の担当は4曲。ソロで歌う『Show Me How You Burlesque』は、4年前に公開され大ヒットした『Burlesque』からの1曲で、ミュージカル女優の多くが憧れのひとつにあげるナンバーだ。「コンサートで歌うのは劇中で歌うのと違って、一瞬でその世界に入らなければいけないので大変ですね。特にこの曲は英語の歌詞ですし、ダンスもバーレスクらしい激しいもの。難しいですが、映画を見て“女性たちがカッコいい!”と思った感動をそのままお伝えできるよう大切に頑張ります」と大和は話す。さらに『CHICAGO』からは名曲「AND ALL THAT JAZZ」を、こちらも腕と腰を泳ぐようにくねらせてクールに踊る有名な“フォッシー・ダンス”と共に歌う。「劇中ではヴェルマが歌う曲ですが、11月に上演される宝塚OG版『シカゴ』では、私はロキシー役。だからこの機会に歌えることが嬉しいですし、その世界観にひと足先に触れることが出来てよかった」と目を輝かせる。7月にパリへ行ってきた時には、これらの曲に合う衣装を探すべく「ランジェリーショップ巡りをしました」とのドッキリ発言も。「さすがはフランス製というか、衣装に出来るようなしっかりした作りのものが多いから(笑)。このコンサートはミュージカルファンと出演者の“お祭り”という雰囲気があって、他のキャストも衣装はほとんど自前らしいですよ」と注目ポイントも教えてくれた。その他、宝塚在団中に共演経験のある彩輝なお、彩乃かなみらと歌う『レベッカ』のナンバーや、マテ・カマラスとデュエットで歌う『ダンスオブヴァンパイア』から『愛のデュエット』など、多彩な曲を披露している大和。実は本作上演の期間も並行して他劇場のミュージカル『美少女戦士セーラームーン』にタキシード仮面役で出演中だ。7月のパリ行きは同役での「Japan Expo」への参加が目的だったのだが、現地での人気ぶりに驚きつつ、舞台へのモチベーションはさらに高まった様子。「8月生まれのせいか、夏は大好き。暑さに負けない熱いステージをお届けしたい」と充実の表情を見せてくれた。
2014年08月22日ドイツの小説家エーリッヒ・ケストナーが1949年に発表した児童文学『ふたりのロッテ』を基に、劇団四季がオリジナルミュージカルとして舞台化。両親が離婚し異なる環境で育った双子の姉妹、ロッテとルイーゼが偶然出会い、互いにこっそり相手になりすましたために起こる騒動を通して、家族愛のあり方を描いている。劇団四季「ふたりのロッテ」チケット情報劇団四季では、ニッセイ名作劇場として1971年に初演。児童公演の傑作と高く評価され、同年には児童福祉文化賞(厚生大臣賞)に輝いた。以来、681回以上の上演が重ねられ、2000年には、装置・衣裳デザイン・振付を一新、より魅力的な舞台へと進化した。そして2014年4月からは全国各地で巡演。そんな中、7月24日にひこね市文化プラザにて合同取材が実施され、ロッテ役の高橋伶奈とルイーゼ役の吉良淑乃が作品の見どころなどを語った。まず、見どころについて聞くと「少女ふたりが偶然に出会ったことから始まるこの作品のテーマはまさに“家族愛”です。小さなお子様から、ご年配の方まで、見方はそれぞれですが、どんな年齢でもお楽しみいただける作品です」と高橋。吉良は、「ロッテとルイーゼふたりの心情の変化に合わせて舞台が転換していきます。歌うナンバーの歌詞にも大切なメッセージが込められておりますので、ぜひご注目ください」とポイントを教えてくれた。そして「公演後の“お見送り”で、小さなお子様やご家族の楽しそうな笑顔を見るとエネルギーがもらえます。『また見たい』『家族で来てよかった』と思っていただけるように頑張ります」(高橋)「私たちは各地の会場を廻り、公演をいたしますが、ご来場いただくお客様にとっては大切な1回。常に新鮮な気持ちで舞台に臨んでいます」(吉良)とそれぞれ意気込みを語った。劇団四季ファミリーミュージカル『ふたりのロッテ』は、2015年春まで、全国各地を巡演予定。チケット発売の詳細はチケットぴあサイトまで。舞台撮影:阿部章二
2014年08月19日関ジャニ∞安田章大、3年ぶりの主演舞台『ジュリエット通り』の製作発表が8月13日、都内で行われ、安田をはじめ、大政絢、渡辺真起子、烏丸せつこ、風間杜夫らキャスト陣と作・演出の岩松了が顔を揃えた。作品は岩松の書下ろしで、高級娼婦館と住宅街の間にあるジュリエット通りを舞台に、若い娼婦スイレン(大政)と資産家の息子・太一(安田)の愛を物語を描く“現代版ロミオとジュリエット”。「岩松さんに、どんなふうにしごかれるか楽しみで仕方ない。新しい自分が出てくると思うので、岩松さん好きにやっちゃってください。僕を調理してください」と意欲満々の安田。台本はまだ出来上がっていないと前置きしながらも「家庭と娼婦の館、本来交わるはずのない場所がところどころ交わっていく。そうなると人間の葛藤が出てくる。その葛藤を上手に描いていきたい。舞台ならではの“リアル”を表現できたら」と意気込んだ。一方ヒロイン役の大政は「先ほど岩松さんに聞いたら、お話いただいた時とは『娼婦スイレンの役柄は変わっているかもしれない』と言われました」と明かしながら「今は舞台に向けて体力作りに励みたい」と表情を引き締める。そんな大政の印象を聞かれた安田は「ベッピンやなと思いました。少しお話をさせていただいて、ポップなキャラクターだとも。ポップな大政さんがスイレンというキャラクターをどういうふうに演じるのか、今からすごく楽しみ」と舞台に期待を寄せた。公演は10月8日(水)から31日(金)まで東京・渋谷のBunkamura シアターコクーンにて。公演チケットは今週末8月17日(日)より一般発売を開始。
2014年08月14日さくら学院が9月27日(土)に東京・ディファ有明でライブを開催する。この日の公演は昼と夜の2部に分かれており、それぞれ異なる内容のライブが行われる。昼は「夜公演ファストパス争奪戦 さくら学院 2014年度 秋学期試験」と題し、来場者が夜公演の優先入場権利の獲得を目指し、さくら学院の歴史にまつわるクイズやメンバーの体力を予測するクイズなど、様々な問題に挑戦する。夜公演は「さくら学院 2014 ~紅葉 秋の陣~」と題し、通常の単独公演を開催。昼・夜両公演ともチケットの一般発売は8月30日(土)昼12時より。なお、チケットの一般発売に先がけて、チケットぴあでは特別先行を実施中。受付は8月17日(日)午後11時59分まで。■夜公演ファストパス争奪戦 さくら学院 2014年度 秋学期試験日時:9月27日(土)開場 14:00 / 開演 14:30会場:ディファ有明(東京都)料金:スタンディング4800円(ドリンク代別)■さくら学院 2014 ~紅葉 秋の陣~日時:9月27日(土)開場 17:45 / 開演 18:15会場:ディファ有明(東京都)料金:スタンディング4800円(ドリンク代別)
2014年08月12日舞台で圧倒的な存在感を放つ城田優が、ミュージカル『ファントム』の主役に抜擢された。この作品に託す思いを語ってもらった。ミュージカル「ファントム」チケット情報ガストン・ルルーの小説『オペラ座の怪人』をベースに、脚本家アーサー・コピットと、作曲家モーリー・イェストンが’91年に制作したのが『ファントム』。醜い容姿に生まれ、孤独に生きるエリックという名の怪人が歌姫クリスティーヌに出会う物語だ。「以前、大沢たかおさんが演じられプレッシャーはありますが、資料になる映像はあえて見ていません。脚本を読んで、自分なりに感じたイメージを具現化していくことが僕の役づくりの方法なんです。大沢さんの怪人を見たら、そのインスピレーションで作る舞台になってしまう。今回は全く新しいファントムを作るつもりですし、城田の怪人は最高と言われたいですね」と意気込む。面白いのは、今作の演出を手掛けるダニエル・カトナーが、アンドリュー・ロイド=ウェバー版『オペラ座の怪人』の演出家ハロルド・プリンスの愛弟子であるという事実。「ダニエルがハロルドのところへ挨拶に行ったところ、“君なら、ロイド=ウェバー版とはまた違う、素晴らしい作品ができる”と喜んでくれたそうです。僕は(今作の楽曲を手がけた)モーリーとお会いしましたが、“僕らの作品には豪華なシャンデリアやビッグナンバーもない。でも、怪人の人物像を繊細に描いている”とおっしゃっていた。そこを深く掘り下げたい」。ロイド=ウェバー版とは違い、今作では、怪人の幼小期や両親との関係などが明かされる。さらに楽しみなのはイェストンの楽曲にのせる城田の歌声だ。昨年ブロードウェイのスターと共演したコンサート『4Stars』で、彼らに引けを取らない抜群の歌唱力で観客を魅了した。「『4Stars』は日本で10本のミュージカルに出ても得られないほどの貴重な経験でした。この後なら何でもできると思った」。「では、ブロードウェイを目指してほしい」とのリクエストには、「日本のミュージカル界では少しずつ評価頂けるようになりましたが、ブロードウェイはまだまだ。それに怖いです(笑)」と正直だ。それでも、城田の歌を聞いたイェストンから「君は今のままでいいよ」とお墨付きをもらっている。「モーリーの楽曲は一回聞いただけでは覚えられない深い闇のような音。エリックのねじ曲がった心と純粋さが見事に調和している」。舞台デビューから12年。「寿命を削ってでも集大成をお見せしたい」と話す彼の新しい怪人が、この秋、誕生する。公演は9月13日(土)から29日(月)まで東京・赤坂ACTシアター、10月5日(日)から15日(水)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて。チケット発売中。取材・文:米満ゆうこ
2014年08月05日野田秀樹の舞台『半神』が15年ぶりに復活する。東京芸術劇場と韓国の明洞芸術劇場の共同制作によるもので、野田の演出、韓国人俳優のオールキャストで9月にソウル、10月に東京での上演が予定されている。野田と漫画家・萩尾望都が共同で戯曲化し、1986年に初演された『半神』は劇団夢の遊眠社の代表作のひとつとして知られる人気の舞台。シャム双生児の姉妹を軸にさまざまな世界が交錯していくストーリーだ。今回、ソウルで行われたオーディションには400人を越す応募が集まったという。最終的に選定された12人の出演陣のうち、双子の姉・シュラ役を演じるのは日韓合作舞台『焼肉ドラゴン』で三女役を演じた実力派舞台女優チュ・イニョン。片や、妹・マリア役に抜擢されたのは韓国ミュージカル界の新鋭チョン・ソンミン。タイプの異なる魅力を持つふたりに、日韓共同制作となる本作への思いを聞いた。『半神』 チケット情報2005年にソウルで野田が演出、出演した『赤鬼』韓国バージョンを、当時学生として観たというイニョンと、今回のオーディションで野田秀樹の名を初めて知ったというソンミン。ふたりが口を揃えてまず語ったのは、今回のオーディションの特異性だった。そもそも韓国ではストレートプレイのオーディションは珍しく、とくに主役級のキャスティングはほぼ演出家からの指名で決まる。ところが……。「私が“死ぬまでに一度でも共演できたら幸せ”と思っていた大先輩たちが来ているんですよ!普通オーディションではセリフを読んだりするんですが、野田さんは“波”や“強風”といったテーマでパフォーマンスを要求されて。それを大先輩たちが身体を投げ打って一生懸命やっていらっしゃる。先輩方があまりに上手なので、もう私はダメだわ…と思いました(笑)」(イニョン)「私はミュージカルをやってきたので、オーディションでは知り合いが誰もいなくてひとりぼっち。開き直って思いっきりやろう!と自分を奮い立たせました(笑)。イニョンさんのお話のように、大ベテランの方々が私のような人間と同じ状況で懸命に演じてらっしゃるのを見て、オーディションの現場だけでも多くのことを学びましたね」(ソンミン)結果、「早く出演者の皆に会いたい。舞台上でどう息を合わせていくのか気になります」とふたりが待ちわびるほどの、韓国演劇界の人気者が集結。出自もキャリアも異なる個性派の面々が、同じスタートラインに立って野田ワールドに飛び込む。双子役を演じる、選ばれし女優ふたりの挑戦を見届けたい。「重い主題がとても軽やかに書かれている作品。冗談のように、お遊びのように、深い話をポンッと投げ入れる面白さに惹かれますね。私も観客の皆さんも、想像もできない体験をすると思います」(イニョン)。「生について、存在についての負い目といったものが語られているので、私も最初は深刻な物語だと思っていました。でも始まりからとても愉快!好奇心を持ってご覧いただきたいですね」(ソンミン)10月24日(金)から東京芸術劇場 プレイハウスにて。一般発売直前先行は8月1日(金)午後6時より受付。文:上野紀子
2014年08月01日“オリエンタルロックミュージカル”という新しいジャンルを確立し、人気を博している上島雪夫演出のオリエンタルロックミュージカルシリーズ第3弾『SONG OF SOULS-慶長幻魔戦記-』の公演が決定した。江戸の街を舞台に、突如現れた魑魅魍魎と人間たちの壮絶な闘いを描いた本作。シリーズ連続出演中の加藤和樹、東山光明、そして初参加となる松田凌に、見どころを聞いた。『SONG OF SOULS-慶長幻魔戦記-』 チケット情報様々なステージで活躍する実力派の俳優たちが、その垣根を越え“ロック”の名の下に融合。2010年『King of the Blue』、2011年『陰陽師~Light and Shadow~』と、芸術性の高いオリジナル・エンターテイメントを打ち出してきた。第1作から出演している加藤は、「ミュージカルというと西洋のイメージが強いですが、このシリーズの舞台は僕らが生きる日本。鬼が出てきたり妖術が飛び交ったり、奇想天外な設定の面白さもさることながら、激動の時代を強い心で生きようとする者たちの姿は、現代を生きる自分たちにも重なるところがある」と作品の本質的な魅力を語った。男性ロックボーカルデュオHoney L Daysのボーカリストとしての顔も持つ東山も、3部作すべてに出演。「今回は、慶長の大地震直後の江戸を舞台に、大地震によって破られた結界から放たれた“摩多羅神”(またらじん)と、人間との戦いを描いていきます。上島さんによる演出と振付、全シリーズの音楽を手掛けてきたKYOHEI(Honey L Days)の音楽が、誰も観たことがない独特の世界観を生み出すはず」と、彼ら自身も公演を楽しみにしていることが伝わってきた。初参加となる松田は、「“ロックと時代劇の融合”と聞き、自分の固定概念を覆す作品だと思いました。まだ自分は舞台経験も少なく、稽古中は“新人マーク”をつけておきたい気分ですが(笑)、舞台上では力強く生きていきたいです」と意気込んだ。個性豊かなキャスト陣にも注目が集まる。3作連続で主演を務める泉見洋平は「真面目で努力家、学ぶところの多い座長です。ステージ上でのキラキラ感はハンパない!貴水博之さんは現場のムードメーカー。今回は悪役・摩多羅神を演じるのですが、ハマり過ぎてヤバい(笑)。妖しい魅力が全面に出るでしょう」と加藤が解説。そんな彼らが演じるのは、江戸の時代に生きたとされる実在の人物たち。猿若勘三郎(初代・中村勘三郎)を演じる東山は、伊藤靖朗の脚本を読み、「まさに“SONG OF SOULS”を体現する役」と、作品のテーマを背負った責任を実感しているという。松田も「初参加の自分だからこそ出せる色もあると思う。和樹さんとミツさんの背中を見て、心で歌います」と目を輝かせた。ふたりの熱意を受け止め、加藤も「みなさんの魂に訴えるような舞台にします」と闘志を燃やした。公演は11月7日(金)から11月16日(日)までKAAT 神奈川芸術劇場 ホール、11月23日(日・祝)・11月24日(月・休)大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて。文:瀬尾水穂
2014年07月30日7月24日、大倉孝二とブルー&スカイによる新コンビネーション「ジョンソン&ジャクソン」の第一回公演『窓に映るエレジー』が開幕した。ジョンソン&ジャクソン『窓に映るエレジー』チケット情報2012年上演の『持ち主、登場』(ナイロン100℃番外公演)で、共同企画・脚本・演出・出演を行った大倉とブルー&スカイが、満を持してコンビを結成。その第一回公演には、池田成志をはじめ、村岡希美、池谷のぶえ、菊池明明、川原一馬と強力キャスト陣が、ハイブローなナンセンスコメディに全力で挑む。とあるデパートに勤める販売員の女(村岡希美)は、周囲が戸惑うほどの倹約でお金を貯めこみ、高層マンションの最上階の部屋を購入する。念願の「自宅からの素晴らしい眺め」を手に入れ、友人や同僚を招いては、その「自宅からの素晴らしい眺め」の自慢を繰り返す女。度を越した自慢に周囲の人間は、悩み、傷つき、疲れはてていく。一方、電車に揺られているひとりの男(池田成志)。その様子から、何かの旅の途中であることが伺える。男のひとり旅は、徐々に様相を変えてゆく。男の前に現れる何かあるっぽい人物達、降りかかる何かあるっぽい出来事。男はどこへ向かっているのか、その目的は…。あるっぽい何かはとは何なのか…。女の「自宅からの素晴らしい眺め」の自慢の裏に隠された真実とは…。男と女の物語は、やがて思いがけない形でリンクする。ただし必ずしもリンクする必要はさほどないのかもしれないのだった……。劇中はナンセンスの応酬で、脱力系の笑いの連続だが、その中にもほのかに昭和の香りが漂う、ビターな放浪記が展開する。『持ち主、登場』から今回はよりストーリー性が濃くなっている。ジョンソン&ジャクソンの“ジョンソン”こと大倉孝二は、「またよくわからないものが出来てしまいました。とりあえず観にくるっていうのはどうでしょう?劇場でお待ちしています」と、彼らしい言葉で舞台をアピールしていた。公演は8月6日(水)まで東京・渋谷のCBGKシブゲキ!!にて。
2014年07月28日有村架純が、舞台『ジャンヌ・ダルク』で初舞台&初主演を果たす。中島かずき脚本、三宅純音楽、白井晃演出で、2010年に堀北真希が演じた舞台の2014年版だ。舞台『ジャンヌ・ダルク』チケット情報イギリスとの百年戦争でフランス軍を勝利に導きながら、19歳で火刑にされたジャンヌ。「女の子が男性に混じって闘う強さ、勇敢さ、逞しさ、責任感、正義感……。どこからそんな力が湧いてくるんだろう?と思います。私にそこまでの強さはないですが、ひとつのものを信じる、信念をもって生きるというのは、分かる気がするんです。私も覚悟をもってこの世界にいるつもりなので」と、有村は言う。中学3年生で女優を志し、17歳でデビュー。だが「この仕事をずっとやると、本当の意味で決意できたのは19歳の時」と振り返る。撮影のために共同生活をした女性カメラマンのひと言をきっかけに、自分を見つめ直し、不要なプライドを捨てることができたという。「もう以前の自分には戻りたくなくて、ある意味、開き直って20歳を迎えました。生まれ変わった自分を表現したいと考えたからこそ、『あまちゃん』という作品にも出会えたんだと思うんです。今も、役者として違うものをみつけたい、次に進みたいという気持ちが強い。『ジャンヌ・ダルク』の稽古場でも挫折は経験するでしょうが、昔よりポジティブにとらえることができそうです」。演出の白井は、そんな彼女に新しいジャンヌ像を重ねたのかもしれない。「初めてお会いした時、『目に意志を感じる』と言ってくださり、その場で『ジャンヌを』と。『目に静かなる強さを秘めていてほしい』というお手紙もいただきました。前へ前へと出るのではなく静かに燃えるのって、すごく難しい。どう表現できるか、どんな自分が待っているのか、わくわくしますね」。今年、その白井が演出した『9daysQueen~九日間の女王~』を観に行き、ジャンヌの先輩である主演の堀北から「本当に大変だから、頑張って」と励まされた。誰が言うよりも説得力があるその言葉を受けて「覚悟の上で、頑張りたい」と意気込む。シャルル7世を演じる東山紀之について「とても優しい方。ご自分に厳しくていらっしゃる印象ですが、私にも厳しく接してくださればと期待しています」と語る言葉からも、気丈さがうかがえる。今年は初声優、そしてこの初舞台と、初挑戦が続く。「停滞したくないんです。“初めて”は誰にでもあるものなので、初舞台だからと甘えることなく、私なりに全力で取り組みたいです」。『ジャンヌ・ダルク』は10月7日(火)から24日(金)まで東京・赤坂ACTシアター、11月15日(土)から18日(火)まで大阪・オリックス劇場、11月23日(日・祝)・24日(月・休)神奈川・KAAT 神奈川芸術劇場 ホールにて上演。東京・神奈川公演はチケット発売中。大阪公演は7月28日(月)午前11時まで先行抽選プレリザーブを受付中。取材・文:高橋彩子
2014年07月25日毎回、自身による選曲・構成・演出でおくられる『美輪明宏/ロマンティック音楽会』。そこには、美輪明宏の美学や思いがすべて込められている。今回はどんな歌を選び、どう届けるのか。美輪が今、伝えたいことを聞いた。『ロマンティック音楽会』と名付けているように、美輪が歌を届ける場所と時間は、いつも、ロマンにあふれている。「ロマンティシズムというのは、人間にとっての“心のビタミン”ともいうべきものです。現代は、肉体の栄養は過剰なぐらいに充足していますが、心のほうは、栄養失調がどんどんエスカレートしているように思えてなりません。『衣食足りて礼節を知る』という言葉があります。今こそその礼節の部分、つまり心のビタミンが、最も必要だと思っているんです」。美輪がそう感じるのには理由がある。「機能性や利便性、経済性ばかりを追求した結果、建物も家具も生活用品も無機質なものが増えてきました。それだけならまだしも、音楽まで無機質になっています。単調なメロディに、叫ぶような歌声……。そんな無機質なものに囲まれていたら、心がささくれ立つのも当たり前です。ですから、せめて私の音楽会では、美しく叙情的な歌詞が綴られたメロディアスな音楽を、お届けしたいんです」。なかでも今回、中心に歌いたいと考えているのは、明治・大正・昭和の時代に愛されてきた日本の歌。「まさしく、私が語りを務めさせていただいている朝ドラ『花子とアン』の時代の歌です(笑)。『ごきげんよう』という挨拶に表れているように、あの頃は、言葉遣いも美しく丁寧だった時代。夫婦や親子の間にもちゃんと礼節がありました。その古き良き時代の雰囲気を醸し出す歌をご用意するつもりです。たとえば、松島詩子さんが歌った『喫茶店の片隅で』とか、淡谷のり子さんの『別れのブルース』か『雨のブルース』。それから、シャンソンのほうでは『枯葉』。今の時代にはどこからも聴こえてこない、美しくエレガントで安らぎがある音楽ばかりです」。リクエストの多い『愛の讃歌』や『ヨイトマケの唄』も、もちろん期待できる。また、美輪のアイデアによる舞台美術の美しさも、心のビタミンになるはずだ。「ロマンに包まれ、心が安らげば、人にやさしくなれますし、ひいては戦争だって起こらないんです」。美輪が歌に込めるメッセージは、果てしなく大きい。『美輪明宏/ロマンティック音楽会』、大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティの公演は、7月22日(火)まで2次プレリザーブ先行(抽選)を受付中。東京・神奈川・埼玉・北海道公演は発売中。取材・文:大内弓子
2014年07月18日7月17日(木)ニコニコ生放送「アニメぴあちゃんねる」のゲストに声優の高森奈津美が出演する。8月3日(日)に開催されるライブイベント「Lady Go!! fourth date ~ハートつながる公園通り~」に出演する高森奈津美。番組では自宅の部屋の写真を公開するほか、山梨県出身の彼女が「甲州弁クイズ」を出題する。会員限定放送「もりもりアニメぴあちゃんねる」では、声優をゲストに招いた際の恒例企画「セリフ読み」に高森奈津美、雨宮天、コヒメ、朝倉ゆりで挑戦。夏休みは子供の季節ということで、妹や娘など、子供役にチャレンジする。司会の雨宮が番組内で子役に挑戦するのは初めてとなる。また高森が番組用に描き下ろした新作イラストの紹介と、そのイラストの視聴者プレゼントがあるなど、ファンには堪らない内容となっている。「アニメぴあちゃんねる」オンエア前に放送されるプレ放送「もうすぐアニメぴあちゃんねる」では、今回も声優タカオユキが自身の手作り弁当を持参する。アバンギャルド過ぎるその弁当は、ニュースサイトでも取り上げられるほど。また披露される独特な絵日記にも期待しよう。22時から放送予定の会員放送「あとがきアニメぴあちゃんねる」では、タカオユキが持参したプライベート写真を公開するのと、子役に扮してのセリフ読みにも挑戦する。今回も見所満載のニコニコ生放送「アニメぴあちゃんねる」は7月17日(木)午後8時45分より放送。■アニメぴあちゃんねる日時:7月17日(木)午後8時45分~午後10時出演:雨宮天 / 美濃部達宏 / コヒメ(アフィリア・サーガ) / 朝倉ゆり(バクステ外神田一丁目) / タカオユキゲスト: 高森奈津美
2014年07月16日9月27日(土)・28日(日)に島根・あいらんどパークで野外音楽フェス「MAMEDAGIA FES~隠岐の島 2014」の開催が決定した。島根県日本海沖に浮かぶ隠岐諸島の隠岐の島町で行われる同フェス。2日間の開催で8000人の動員を見込んでおり、この島で同規模の野外音楽フェスが行われるのは今回が初めて。記念すべき第1回となる今回はOVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND、GAKU-MC、SPECIAL OTHERS ACOUSTIC、 My Little Loverなど7組の出演が決定。出演者は随時追加されるので、気になる方はご確認を。チケットの一般発売は8月2日(土) 午前10時より。なお、チケットぴあでは一般発売に先がけて先行先着プリセールを実施中。受付は7月28日(月) 午後11時59分まで。■MAMEDAGIA FES ~隠岐の島 2014~日時:9月27日(土)・28日(日)開場9:00 / 開演11:00会場:あいらんどパーク(島根県)出演:(仮)ALBATRUS / OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND / GAKU-MC / ゴンチチ / SPECIAL OTHERS ACOUSTIC / PE’Z / My Little Lover… and more料金: 1日券6900円2日通し券13000円※小学生以下は保護者1名につき2名まで無料。※雨天決行、荒天中止。※開場時間・開演時間は予定のため変更の可能性あり。※チケットには隠岐の島までの移動交通の料金は含まれません。島への交通手段(船、飛行機)は便数・席数に限りがあり、交通手段を確保した上でチケットをご購入いただくことをお勧めします。※詳細は下記関連リンクのオフィシャルサイトまで!
2014年07月11日ベトナム戦争を背景に“究極の愛”を描くミュージカル『ミス・サイゴン』。日本でも1992年以来上演を重ねる人気作だ。作中では様々な愛が登場するが、アメリカ兵クリスへの純愛を貫き、その間に生まれた息子へ無償の愛を注ぐのがヒロイン・キム。今年、そのキムを演じる笹本玲奈、知念里奈、昆夏美の3人に話を訊いた。『ミス・サイゴン』チケット情報はこちらキム役はミュージカル女優が憧れる役のひとつ。この役を、笹本と知念は2004年から演じている。「本当に大変な役。ひとつのシーンを終えて舞台袖に帰ったときの脱力感は、他の舞台にはないものがあります。しかもキーがすごく高い。でも音楽がその気にさせてくれるし、その気になればその音が出る。感情と音楽がピタっとはまるんですよ」と笹本が言えば、「これ以上大変な役はあるのかと思うくらい。毎回これが最後と思って演じるのですが、終わるとやり残したことがある気がして、もう一度挑戦したいと思ってしまうんです」と知念も話す。だがともに「自分にとって大事な役」とはっきり口にする。ふたりが演じるキムを客席で見ていたのが、今回初出演する昆だ。「最初に観たのは高1の時。1幕が終わって立てなくなるという経験を初めてしました。キムのキャラクターにも圧倒されたし、演じている女優さん…つまりおふたりなんですが、その歌唱力、表現力、すべてに圧倒された。そんな経験をした舞台に自分が立つのはまだちょっと信じられませんが、だからこそ頑張りたいです」。2012年には演出が一新され、サイゴンの町の匂いまで伝わりそうなリアルな舞台は大評判を呼んだ。今年は5月の本場・ロンドンでの新演出版開幕を受けさらにブラッシュアップされる。「新演出版は本当にいい評価をいただきました。でも描かれている普遍的なテーマは演出が変わっても同じ。それぞれの立場の愛や正義があり、悪い人なんてひとりもいない。戦争が起こしてしまった悲劇を伝える使命が私たちにはあると思います」と、作品の芯の部分を知念が語れば、笹本も「新演出になってベトナム戦争というものに一から向き合い、大きなテーマをすごく感じるようになりました。母の愛や戦争の無意味さというものは…いつの時代も変わらないと思います」と頷く。最後に3人が思い描く“キム像”を聞いた。「演出家に言われているのは、タフであること、自分を哀れまないこと。まずはそこをしっかりやりたい」(昆)、「私は同じ母親として彼女を尊敬します。子どもを守っていくというのは現代に生きる母親も同じ。そこを大切にしたい」(知念)、「キムはたぶん都会に出るまでは、緑がたくさんあって、親戚家族が一緒に住んでいて、愛情いっぱいに育った子だと思うんです。私も家族の仲が良い環境で育ってきたので、そういうところが自分の考えているキムに繋がっていけたら」(笹本)。「3人、全く違いますよ」と知念が話すように、同じ方向を向きながらもそれぞれのキムがしっかりと地に足をつけ、息づいている。三者三様のキムが花開く7月の開幕をお楽しみに。公演は帝国劇場にて、7月21日(月・祝)にプレビュー開幕。東京公演は8月26日(火)まで。
2014年07月10日韓国のマルチエンタテインメントグループ、SUPER JUNIORのリョウクが、日本で初上演される韓国ミュージカル『女神様が見ている』(9月20日~10月5日、東京・世田谷パブリックシアター)に出演することになった。リョウクの公演チケット情報同作は、2012年に「ソウル・ミュージカル・フェスティバル」にて最優秀作品賞、2013年に「第19回韓国ミュージカル大賞」にて最優秀脚本賞を受賞した人気ミュージカル。朝鮮戦争下の1950年代を舞台に、無人島に漂着した韓国・北朝鮮両軍兵士の交流を描いた感動作だ。今月27日まで韓国ソウルのドゥサン・アートセンターヨンガンホールで上演中で、同公演に出演中のリョウクの好演が話題となっており、日本公演への出演も決定した。日本公演では、リョウクは、心に傷を持ちながらも唯一船を修理する技術の持ち主である北朝鮮人民軍兵士リュ・スンホ役を、チョン・ソンウとダブルキャストで演じる。チケットは8月24日(日)より一般発売される。詳細は公式サイト(まで。
2014年07月09日韓国発の心理スリラーミュージカル『ブラック メリーポピンズ』が7月6日、東京・世田谷パブリックシアターで開幕。初日前日の5日には通し稽古を公開、主演の音月桂らによる会見も行われた。ミュージカル『ブラック メリーポピンズ』 チケット情報『ブラック メリーポピンズ』は、2012年、韓国演劇のメッカ、ソウル・テハンノンの小劇場で、30代の女性ソ・ユンミが、脚本、音楽、作詞、演出の全てを担当し創作した韓国オリジナルミュージカル。1920年代のドイツを舞台に、4人の養子と、彼らを子どものように慈しんだ家庭教師メリーの、過去の謎が解き明かされてゆく、サスペンスフルな心理スリラー劇。キャストはたった5人ながら、息をつかせぬスリリングな展開と衝撃的な結末、ドラマティックな音楽が話題を呼んだ。公開稽古は本番さながらの迫真の舞台。グラチェン・シュワルツ博士邸の火事、屋敷は燃え、博士も焼死。博士の4人の養子は、家庭教師のメリー(一路真輝)によって全員救出される。たが、なぜか皆、火事の当時の記憶を失っていた。それから12年、長男のハンス(小西遼生)の元に、当時この事件を担当した刑事から、“博士の手帳”が届き、そこには衝撃の記録が残されていた。ハンスは散り散りになっていた兄弟、アンナ(音月桂)、ヨナス(良知真次)、ヘルマン(上山竜司)を呼び寄せる。12年を経て、4人はそれぞれ心に大きなトラウマを抱えていた……。冒頭から、5人のハーモニーによる象徴的な楽曲から始まる。男女混声の力強いハーモニーによって、一気に作品の世界に誘われる。この作品の見どころのひとつは、大人となった現在と12年前の子ども時代を、養子役4名が瞬時に演じ分けるシーン。あの事件からそれぞれが何を背負ってきたのか、12年前と現在が見事に交差する。音月桂は不安を抱え可憐なアンナを美しく繊細に演じ、薄いブルーのクラシカルなワンピース姿が美しい。失われた過去を明らかにしたいと願う弁護士となったハンス、その真摯な姿を小西遼生は説得力のある演技と歌で演じきる。ヘルマン役の上山竜司は、情熱的な演技で、アンナへの恋心、過去への葛藤を描く。神経不安症を患うヨナスを演ずる良知真次は、精神の揺らぎと無垢さを巧みに演じる。そしてメリー役の一路真輝は、まさに歌詞にもある”愛の女神”といった佇まい、そして疑惑が向けられるメリーの“影”を見事に体現し、作品世界を牽引する。会見で音月は「宝塚卒業後1年半ぶりの舞台。“女優”として舞台に立つのが初めてで緊張していますが、楽しみにしています。稽古場に入って、当たり前のことかもしれませんが、あ、男性がいる、というドキドキ感もあって(笑)、私にとっては新鮮でした。男役の時は思いっきり低い音域を一生懸命歌わせて頂いていたのですが、今回結構キーの高い音域を歌わせて頂いていて、そこに男声の厚みのある歌声があわさることでそのコラボレーションに鳥肌が立ちました。憧れの大先輩の一路さんともご一緒でき、稽古が楽しくて終わってほしくないとまで思いました。本番もどんどん充実してゆくのでは」と目を輝かせていた。公演は7月20日(日)まで。チケット発売中。
2014年07月08日甲斐バンドの書籍『甲斐バンド40周年~嵐の季節~』が7月11日(金)にぴあより発売される。同作は甲斐バンドが今年でデビュー40周年を迎える事を記念して発売。巻頭カラーページは、秘蔵ライブ写真やツアーパンフレット、チラシ、チケットなどの貴重な資料を掲載。そのほか、歴代マネージャー、コンサートスタッフ、さらに甲斐バンドの衣装デザインを務めたことがあるピーコ、アルバム『虜-TORIKO-』のジャケットに登場した余貴美子など、甲斐バンドに関わった多くの人々の証言集や、甲斐よしひろと博多時代の級友である小林よしのりとの特別対談などを収録。ファンにはたまらない作品に仕上がっている。なお、現在、「BOOKぴあ」で同作を予約・購入すると特製しおりがついてくるので、気になる方はご確認を。甲斐バンドは7月6日(日)愛知 愛知県芸術劇場を皮切りに全国ツアーを開催。同作はツアー会場でも発売が予定されている。■書籍『甲斐バンド40周年~嵐の季節~』発売日:7月11日(金)著者:石田伸也価格:1,800円ぴあ(株)刊■甲斐バンド 40th Annversary tour 20147月6日(日)愛知県芸術劇場大ホール(愛知県)7月12日(土)戸田市文化会館(埼玉県)7月18日(金) 関内ホール大ホール(神奈川県)7月21日(月・祝)新潟市民芸術文化会館劇場(新潟県)7月26日(土)静岡市民文化会館中ホール(静岡県)8月2日(土)仙台市民会館大ホール(宮城県)8月3日(日)高崎市文化会館(群馬県)8月9日(土)オリックス劇場(旧大阪厚生年金会館)(大阪府)8月10日(日)オリックス劇場(旧大阪厚生年金会館)(大阪府)8月16日(土)福岡市民会館大ホール(福岡県)8月24日(日)三重 クラギ文化ホール(松阪市民文化会館)8月30日(土)日比谷野外大音楽堂(東京都)
2014年07月04日