チケットぴあがお届けする新着記事一覧 (331/342)
10月7日に岩手県花巻市からスタートした演劇集団キャラメルボックスの『賢治島探検記』東北応援無料ツアーが10月13日、福島県いわき市・小名浜市民会館で最終日を迎えた。東日本大震災の被災者の方々に少しでも演劇の力で元気になってもらいたい……劇団の想いはもとより、日頃から彼らを応援する数多くの人たちのサポートで実現した今回のツアーは、被災地域を中心に7日間毎日場所を変えての強行軍ともいえる日程で敢行された。短期間ながら各地で出会った沢山の観客の気持ちを受け止めてきた俳優たちの成長ぶりは著しく、最後は、大千秋楽にふさわしい喝采のカーテンコールで終幕した。無料公演ということで費用的にも限られたスタッフしか同行することができないため、俳優たちも総出でセットや道具の積み下ろしから準備まですべてのことをこなさなければならない。また、できるだけ被災地域の近くで上演したいという観点から、彼らが普段慣れているような劇場ではなく、中には満足な設備も整っていない会場を使用することもあった。公演が終われば撤収して次の公演地へ向かう、そんな旅一座のような経験は劇団にとっても初めてのことで苦労も多かっただろう。一方、初めて生で演劇を体験する観客がほとんどで、舞台と客席がどこか探り合いながら幕が開いても、すぐに演劇空間に変わっていく様子が印象的だった。それは、宮沢賢治という東北では特にゆかりのある題材が用いられ、キャラメルボックスならではの“人が人を想う気持ち”がまっすぐに表現されたていたからこそ。もちろん、出演者たちの抜群のチームワークと熱のこもった演技がなければ、観客たちを演劇の世界に引き込むことができなかったのは言うまでもない。どの会場にも沢山の観客が訪れていたが、それでも今回の公演を観ることができたのは様々な形で被災された方のほんのごくわずかというべきだ。しかし、今回のツアーで演劇の力によって人を励ますことができると確信した彼らは、これで終わりにはしないだろう。今後も、彼らのみなぎる力でひとりでも多くの人が笑顔になることを願いたい。一方、東北ツアーの最終日となった10月13日、東京で留守を守っていたカンパニーはエーリッヒ・ケストナーの原作を元に構成した『飛ぶ教室』の初日を迎えた。10月23日(日)まで池袋・あうるすぽっと、10月29日(土)・30日(日)葛飾区のかめありリリオホール、11月5日(土)・6日(日)福岡県・北九州芸術劇場 中劇場にて上演。チケット発売中。取材・文:本田裕一郎
2011年10月14日2PMと同じ事務所に所属する、韓国の男性4人組ボーカルグループ2AM(トゥーエーエム)が、2012年1月11日(水)に、シングル『Never let you go ~死んでも離さない~』で、日本でデビューするがことが決定。10月13日に、記者会見と公開レコーディングを行った。2AMの公演チケット情報2008年7月に『This Song(この歌)』でデビューした2AMは、リーダーのチョ・グォン、チャンミン、スロン、ジヌンによってバラードをメインとした歌を聴かせるグループ。切ないメロディにのせて愛する人への想いを歌い上げるラブソング『Never let you go ~死んでも離さない~』は、2010年に韓国で発売され、韓国史上最大という335万ダウンロードを記録し、同年の『ゴールデン・ディスク・アワード』でデジタル音源大賞を受賞したグループを代表する大ヒット曲。同曲の日本語バージョンで日本進出を果たす。公開レコーディングでは、韓国でのデビュー曲『This Song(この歌)』『Neverlet you go ~死んでも離さない~』を披露。甘く伸びやかで力強い4人のハーモニーは迫力たっぷり。圧倒的な歌唱力を誇る彼らの実力を見せつけた。会見では、「キラースマイルの末っ子・ジヌンです」「やんちゃなリーダー、チョ・グォンです」「三ツ星シェフのチャンミンです」「イケメンのっぽさんスロンです」と自己紹介。続けて、日本デビューに向けて、「とてもワクワクしています。歌も日本語も一生懸命練習しています。たくさんの声援を送ってください」(ジヌン)、「とても幸せです。とても楽しみです。がんばります!」(チョ・グォン)と意気込みを語った。歌ではシリアスな表情を見せるメンバーだが、普段はかなりユニークなキャラクターの持ち主。日本語を特訓中で、最近覚えた日本語について、チャンミンは「なんぎ(難義)やで~」と関西弁で笑わせた。また、韓国のバラエティ番組で見せる高速ダンスを日本でも見られるかと問われたチョ・グォンは「もちろんです!」と力強く答え、場内の笑いを誘った。また、来年1月24日(火)の愛知県芸術劇場を皮切りに、初の日本単独ツアー「2AM 1st JAPAN TOUR 2012」(3か所4公演)を行うことも発表され、「韓流ではない、2AMならではのパフォーマンスを見せたい」(スロン)と熱い気持ちを語った。なお、日本デビューに先駆け、11月19日(土)に、韓国での1stアルバムの日本盤『Saint o’clock ~JAPANSPECIAL EDITION~』がリリースされる。初回生産限定盤には、特典DVDと同ツアーのチケット最速先行予約ができるID入りフライヤーが封入される。
2011年10月14日加賀まりこ、大地真央ら8女優が競演する舞台『8人の女たち』の製作発表が、10月13日、都内で行われ、加賀、大地のほか、浅野温子、荻野目慶子、戸田恵子、マイコ、牧瀬里穂、南沢奈央、上演台本・演出を担当するG2が登壇した。本作は1961年にフランスのロベール・トマにより書かれた戯曲で、近年では2002年のフランソワ・オゾン監督による映画版でも知られる。今回、演出するG2は1961年のトマの戯曲をもとに現代にも合うよう上演台本も手がける。物語は郊外の屋敷が舞台。屋敷の主人・マルセルが背中にナイフを刺され、殺されると、屋敷の中にいる8人の女性は、誰が犯人かお互い探り出して……。G2は「ビッグな女優さんを起用したい」とオーダーしたというが、その願い通りの顔ぶれとなった。主人マルセルの妹・ピエレット役の浅野は出演動機を「加賀さんが出演されると聞いて、何も考えずにやらせてください!と言った」と語り、快活な笑い声で場を和ませた。その浅野と相対する大地はマルセルの妻・ギャビー役。映画版ではカトリーヌ・ドヌーブが演じた役だが先日パリでドヌーブに遭遇し、彼女に同じ役を演じる思いを伝えると「彼女に『グッドラック!』と言われた。よーし!と、気合い入っています」と意気込んだ。ギャビーの妹・オーギュスティーヌ役の戸田は「意気込みは意気込まないこと」と語り、笑いを誘ったのち「(大地)真央さんの妹で、加賀さんがお母さん。こんな役2度とない」とコメント。ふたりの母親・マミー役の加賀は「まさか、こんな大きな娘がふたりいる母親をやるとはねえ。この芝居は8人全員が主役。1/8になるつもりで、皆と面白い芝居を作っていきたい」と貫禄充分だった。一方、若手3女優と荻野目は緊張と驚きを口にした。新入りメイド・ルイーズ役の牧瀬は顔合わせで臆し、「(舞台を)やらない後悔より、やって体当たりでぶつかって粉々に散る方がいいや!」と妙に実感のこもった感想で会場を笑わせた。またギャビーの次女・カトリーヌ役の南沢も緊張感が極度に達し「今朝、鼻血が出た」とコメント。ギャビーの長女・シュゾン役のマイコは初舞台。「あまりにすごいキャリアの先輩方で、私、出ちゃいけない人だな、と思っていました」と恐縮していた。そして荻野目は古参のメイド、マダム・シャネル役。映画版ではふくよかな黒人女性が演じている役で、プロデューサーに起用理由を訊くと「(存在が)怪しいから」と返されたと語り、当惑しながらも役を楽しんでいるようだった。加賀と戸田が「ここは(まるで)少年とオジサンの集まり」と語るざっくばらんな男前女優たちの舞台『8人の女たち』は、12月9日(金)から25日(日)までル テアトル銀座by PARCO、1月7日(土)から9日(月・祝)まで大阪・森ノ宮ピロティホール、1月13日(金)・14日(土)まで愛知県産業労働センター大ホールにて上演。愛知公演のチケットは10月29日(土)一般発売。その他の公演は一部を除き発売中。
2011年10月14日日本デビュー10周年を迎えた歌手のBoAが、約1年半ぶりとなる新曲『Milestone』を12月7日(水)に発売することが決定した。BoAのチケット情報同シングルは、BoAの代名詞と言われるダンスをあえて封印したバラード楽曲で、『メリクリ』や『Winter Love』『I SEE ME』に続く、彼女の代表曲となりそうだ。10年間の軌跡を収めたドキュメント・フィルムやインタビューなどが収録されたDVD付盤とCD盤の2タイプがリリースされる。なお、BoAは、12月10日(土)・11日(日)に、東京国際フォーラム ホールAにてクリスマスライブ「BoA THE LIVE 2011 “X’mas”」を行う。チケットは、10月20日(木)11時から同26日(水)11時まで、インターネット先行抽選「プレリザーブ」をチケットぴあにて受付、11月12日(土)10時より一般発売される。
2011年10月14日ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団とサントリーホールディングス株式会社が10月13日に会見を開き、来年4月、公益財団法人サントリー芸術財団に「ウィーン・フィル&サントリー音楽復興基金」を設立すると発表した。東日本大震災の被災地と日本全体に活気を与える支援活動の一環として、音楽を通じて復興支援を行う。ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のチケット情報会見でクレメンス・ヘルスベルク楽団長は、「1956年より55年間、日本を訪れてきました。わたしたちオーケストラにとって日本はとても大切な国です。今回の震災でわたし自身大変心を痛めています。音楽の力によって勇気を感じて欲しいという思いから、復興支援として、10月18日(火)に東京・サントリーホールでチャリティコンサートを開催します。また、それだけでは十分でないと感じ、寄付を申し出ました」と支援に至るいきさつを述べた。ウィーン・フィルが100万ユーロを寄付することに合わせ、主旨に賛同したサントリーホール側も同額を拠出する。活動内容として、全国の音楽団体から同基金の目的に沿った活動を募集し、「音楽復興祈念賞」を授与し、助成金を交付する。活動期間は2013年から2022年までの10年間。また、ウィーン・フィルの楽団員が被災地を訪れ、「こどものためのコンサート」を開催することも発表された。こちらの活動期間は2012年から5年間を予定。堤剛サントリーホール館長は「音楽の力により息の長い支援活動をしたい」とコメントした。なお、ウィーン・フィルは同日、東京・サントリーホールで演奏を行い、10月17日(月)と19日(水)にも同ホールで公演が開催される。チケットは追加席を発売中。
2011年10月14日演劇集団キャラメルボックスの新作にして、人気シリーズ「成井豊の世界名作劇場」の第3弾が、10月13日、東京・あうるすぽっとにて初日の幕を開けた。これまでに成井は、本シリーズでシェイクスピアに材をとった『僕の大好きなペリクリーズ』、エドモン・ロスタンの『シラノ・ド・ベルジュラック』と、世界的な名戯曲に挑んできている。そんな彼が今回チョイスしたのは、なんとドイツ人作家エーリッヒ・ケストナーによる児童文学『飛ぶ教室』。「なぜ児童文学?」と思われる人も多いかもしれないが、成井にとっては前2作同様、非常に思い入れの強い作品。そんな彼の情熱は、舞台上の役者たちの身体を通し、観客に忘れ得ぬ感動を残してくれた。キャラメルボックス『飛ぶ教室』チケット情報舞台はドイツにある、ヨハン・ジギスムント高等中学校。マルチン(多田直人)を中心とする仲良し5人組は、仲間のジョーニー(井上麻美子)が書いた『飛ぶ教室』という芝居をクリスマスに上演しようとしている。その練習に励む5人だったが、ある日クラス全員分の書き取り帳が、実業学校の生徒たちに奪われる事件が起こり……。まさにキャラメルボックスと言うべき作品である。仲間との友情、恩師に対する尊敬、親子で育まれる愛情。そんな人間にとってとても基本的な、と同時にとても大切な感情を、優しく、そして素直に描き出している。キャラメルボックスが芝居を作る上で、常に掲げてきたであろうキーワードが、“永遠の青春”。本作はまさに青春そのものであり、キャラメルボックスとこれ以上ないほどの相性のよさを見せている。今回は学園ものということもあり、キャラメルボックスの中でも若手を中心にキャスティング。マルチン役の多田は、近年主役としての安定感がぐんと増し、本作でも物語に一本芯を通すような心強さをもたらしている。またストーリーテラーでもあるケストナー役の左東広之や、ジョーニー役の井上が、元気で明るい作品の世界観を体現。またマチアス役の筒井俊作は、愛嬌たっぷりにコミカルなキャラクターを演じ、客席の笑いを誘う。そして大きな愛で生徒たちを包み込むベク先生を演じたのが、青年座の大家仁志。役柄そのままの存在感を発揮し、作品に味わいという奥行きを与えていた。公演は同劇場にて10月23日(日)まで上演。その後、東京・かめありリリオホールにて10月29日(土)・10月30日(日)、福岡・北九州芸術劇場中劇場にて11月5日(土)・11月6日(日)にて公演が行われる。チケットは発売中。取材・文:野上瑠美子
2011年10月14日ドラマ『美しき日々』(2004年NHK放送)で日本のお茶の間に登場してから、日本での活動が8年目を迎えたリュ・シウォン。今年3月にはレコード会社を移籍し、第1弾となるアルバム『どんな時も』(10月5日発売)をリリースした。同アルバムを引っさげ、11月から全国ツアーをスタートする彼に話を聞いた。リュ・シウォン公演チケット情報約1年半ぶりのアルバム発売にあたり、リュ・シウォンは「2004年にリリースしたアルバム『約束』の頃のように、(日本)デビュー当時の気持ちに立ち返り、ファンのみなさんのために作りました」とCDを手に顔をほころばせた。ファンはもはや“家族”だという。「リード曲『どんな時も』の歌詞は、ファンのみなさんと僕が初めて出会ってから今までの思い出と現在の状況、そして、今後はどういう関係でありたいかを歌っています。最後の韓国語のナレーションは『どんな時も、僕はここにいます』と言っています。ずっと応援してくれたファンの方への思いを込めました」と語った。11月4日(金)の埼玉公演を皮切りに、全国ツアー「Live TOUR 2011 ☆NEGAI☆」(8か所16公演)を開催する。コンサートでは、会場に訪れた人の「願い」を聞いて、トークをしていきたいそうだ。「コンサートを通じて、みんな一緒に願いを胸に、ファンの方たちの願いを聞いて、語って、それを分かち合う……そんな場にしたいです。作られたものではなく、あるがままの“人間リュ・シウォン”を見せたい」と意気込む。プライベートな話もしてくれるそうだ。また、今回のコンサートはいつもと構成が少し違うという。「今までは、3部構成+アンコールでしたが、今回はアンコールまでノンストップです。最短でも3時間くらいになるかも(笑)。フィナーレのさいたまスーパーアリーナ公演は4時間近くになるかな」となんとも楽しみなプランを明かしてくれた。最近の“K-POPブーム”について触れると、「ブームで終わるのは良くないですね。日本の文化に自然に入っていって、ひとつのコンテンツとして認識されないといけない」と彼の考えを話した。続けて、「文化は互いに交流をしないといけないと思います。韓国でもJ-POPが受け入れられるべきなのに、音楽はおろかほかの日本文化の受け入れ態勢も整ってないようです。自分たちのものを主張するだけではなく、他文化を受け入れることも本当に必要。そうすれば文化として定着するのではないでしょうか」と、日本で長く活動するリュ・シウォンだからこそ言える答えが返ってきた。“K-POPブーム”が騒がれる日本で、今なお安定した人気を保ち、ファンを惹きつけてやまないリュ・シウォン。だだのブームに終止せず、着実に“家族”との絆を築いてきた、8年の活動に裏打ちされた自信を垣間見た。リュ・シウォン最新アルバム『どんな時も』、全国ツアーのチケットは発売中。12月20日(火)・21日(水)のファイナル公演分のみ10月15日(土)10時より発売。なお、このインタビューの完全版が雑誌『韓流ぴあ 11/30号』に掲載される。
2011年10月14日今夏には初の韓国フェス参戦を含む10本以上のフェスに出演。8月7日のロック・イン・ジャパン・フェスティバルのレイクステージでは1万人以上を動員し、同ステージで異例の入場規制が話題を呼んだONE OK ROCKが、待望のニューアルバム『残響リファレンス』を10月5日にリリースした。「ONE OK ROCK」の公演情報『アンサイズニア』(2月16日リリース)と『Re:make/NO SCARED』(7月20日リリース)の2作連続オリコンウィークリーチャート6位獲得の勢いをうけて、リリースされた5thアルバム『残響リファレンス』。大躍進を果たした前作『Nicheシンドローム』に続くオリジナルアルバムとして、幾多の試行錯誤や苦難を乗り越えて作り上げられた本作は、早くもキャリア最高傑作との呼び声も高い。そして11月からはこの『残響リファレンス』を引っさげ、キャリア史上最大規模となる全国ツアーを開催。昨年11,000人を動員した初の日本武道館公演からさらなる進化をとげる彼が、横浜アリーナ2Days(ツアーファイナル)を含む全国12か所・16公演を転戦する。ツアーファイナルの横浜アリーナ2Days以外の公演チケットは、すでにソールドアウト。横浜アリーナ2Daysのチケット一般発売は、12月17日(土)10:00より開始となる。また一般発売に先駆け、アルバム『残響リファレンス』封入特典でチケット最速先行予約を10月19日(水)12:00まで受付中。【ALBUM INFO】5th Album『残響リファレンス』2011/10/5リリース・初回盤スペシャルパッケージ仕様:\3,150(tax in)・通常盤:\2,800(tax in)【LIVE INFO】ONE OK ROCK 2011-2012“残響リファレンス”TOUR~YOKOHAMA ARENA SPECIAL FINAL~2012/1/21(土)・22日(日) 神奈川/横浜アリーナ※アルバム『残響リファレンス』購入特典で横浜アリーナ最速先行開始。1/21、22に開催されるSPECIAL FINAL横浜アリーナの先行抽選予約カードが封入。※通常盤、初回盤ともに抽選予約カードが封入されている(期間限定)
2011年10月14日4ピースロックバンド、ART-SCHOOLの宇野剛史(ベース)、鈴木浩之(ドラムス)が12月31日をもって脱退。現体制での最後の単独ライブが、12月9日(金)に行われることが決定された。「ART-SCHOOL」の公演情報メンバーやスタッフとの度重なる協議の末に発表された宇野・鈴木両名の脱退。ART-SCHOOLオフィシャルサイトでは、今回の発表に至るまでの経緯や各メンバーのコメントなどを詳しく掲載。また今後のART-SCHOOLは、木下理樹(ボーカル/ギター)、戸高賢史(ギター)の2人体制で活動を継続していくことも合わせて発表されている。ART-SCHOOL現体制での最後の単独ライブは、12月9日(金)に東京・新木場のSTUDIO COASTで開催。チケットの一般発売は11月12日(土) 10:00より開始となる。また一般発売に先駆けて、チケットぴあでは先行抽選プレリザーブを10月14日(金)から20日(木)まで受付。
2011年10月14日10月7日、兵庫・宝塚大劇場で、宝塚宙組公演『クラシコ・イタリアーノ -最高の男の仕立て方-』『NICE GUY!! -その男、Yによる法則-』が開幕した。タイトルからも想像できる通り、“男役の美学”が全編に炸裂。男の色気も懐の深さもあますところなく表現できる宙組トップスター・大空祐飛をはじめ、充実した宙組のメンバーが魅せた。宝塚歌劇宙組公演「クラシコ・イタリアーノ」のチケット情報『クラシコ・イタリアーノ』は、経済復興に華やぐ60年代のローマが舞台。“Made in Itary”のスーツを世界に広めようとするファッション業界の帝王、サルヴァトーレ・フェリ(大空)を中心に、一流へのこだわりと葛藤、人の絆をじっくりと見せ、余韻のあるハートウォーミングな作品に仕上がっている。まずファッションショーのように、さまざまなスーツを着こなした男役たちが華麗に踊り出すオープニングが格好いい。最後に全身黒づくめのスーツ姿の大空がスターオーラ全開で登場。カリスマ性を存分に発揮しつつも、大空はサルヴァトーレの知られざる生い立ちや、伝統の技を継承する職人たちとの確執を温もりある演技で見せてゆく。相手役の野々すみ花は、NGを連発する映画学校の研修生ミーナをナチュラルな雰囲気で演じていてキュート。不器用な彼女を放っておけないサルヴァトーレとミーナの関係が微笑ましい。2番手男役の凰稀かなめは、アメリカの若手映像作家レニー役に扮する。飄々と明るい若者といった雰囲気のレニーが、サルヴァトーレの生き方に触れ、仕事への情熱、人生の意味まで見出し成長していく姿を丁寧に演じている。スニーカーにラフな格好だったレニーが、かっちりスーツを着こなす男に変身するのも華のある凰稀だけに鮮やか。北翔海莉はナポリの伝統を信じる職人のスピリットを、生真面目さを押し出して見事に体現。悪役的キャラを気持ちよく演じきった悠未ひろ、十輝いりすらも印象深い。ショー『NICE GUY!!』は、その男“Y”こと大空祐飛の魅力をさまざまな角度から魅せるダイナミックなショー。ファンタジックなプロローグが一転、稲妻とともに男役の群舞になだれこむのが圧巻。大空はアイドル風あり、アダルトなジャズの男ありと変幻自在。特に凰稀を誘惑するユニセックスな第5章での妖艶な表情は見ものだ。凰稀も宙組へ組替えして2作目、すっかりなじんで舞台を楽しんでいるのが分かる。野々は摩天楼の夜の大空とのアダルトな絡みもいいが、銀橋で大空と掛け合いのような歌を歌うシーンの可愛さが抜群で、息もぴったり。ショー全体がクールビューティーな大空カラーに染められ、娘役はどこまでも優雅に、男役はキザすぎるぐらいキザに。とことん極めた大人のショーを満喫できる。兵庫・宝塚大劇場公演は11月7日(月)まで上演。その後、11月25日(金)から12月25日(日)まで、東京宝塚劇場にて上演。チケットは10月23日(日)一般発売開始。文:小野寺亜紀
2011年10月14日オノ・ヨーコの呼びかけで始まったチャリティ・コンサート「Dream Power ジョン・レノン スーパー・ライヴ」が今年も12月8日(木)、ジョン・レノンの命日に開催される。これは世界の恵まれない子どもたちへ学校を贈るためのチャリティ公演。昨年で10回を数え、アジア・アフリカ・中南米各国に計107校の学校建設を支援してきた。11回目の今年はフィリピン、カンボジアなど計9か国10校の開校を支援。また、東日本大震災で両親を失ったこどもたちへ、チャリティ・グッズ売上金の寄付も行うという。Dream Power ジョン・レノン スーパー・ライヴ 2011のチケット情報出演アーティストは、オノ・ヨーコをはじめ、奥田民生、吉井和哉、斉藤和義、LOVE PSYCHEDELICO、BONNIE PINK、サニーデイ・サービスら常連組に加え、今回初参加のTHE BAWDIESのボーカル・ROY、BRAHMANのメンバーが中心となって結成したユニット・OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUNDと、錚々たる顔ぶれ。さらに、今年話題を集めそうなのが、ジョン・レノンのバーチャル出演で実現する人気アーティストとの一夜かぎりのコラボレーション。映像で蘇ったジョンが、奥田民生、吉井和哉、斉藤和義の演奏をバックに自身の曲を歌うという、注目のステージだ。「Dream Power ジョン・レノン スーパー・ライヴ 2011」は12月8日(木)東京・日本武道館にて。チケットの一般発売は10月22日(土)10:00より。チケットぴあではインターネット先行抽選「プレリザーブ」を10月17日(月)11:00まで受付中。
2011年10月13日11月に神奈川県川崎市で開催される「モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン・イン・かわさき」の追加出演者が発表された。「モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン・イン・かわさき」の公演情報1967年の創設以来、世界中の音楽ファンを魅了し続ける「モントルー・ジャズ・フェスティバル」(MJF)。ジャズのみならず、ブルース、ロック、レゲエ、ソウル、アフリカや南米のワールドミュージックなど、多彩なジャンルの一流アーティストの競演が繰り広げられる世界最大級の音楽イベントだ。日本での開催はもちろん初となる。今回新たに出演が発表されたのは、オリアンティ&安達久美KUNOICHI JAPAN、KenKen of INVATERS、アンジェラ・ハント プレゼンツ“イースト ミーツ ウエスト”ウイズ シェネル、カリベル&シーダ、そしてT-SQUAREの計4組。「モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン・イン・かわさき」は、11月22日(火)から27日(日)まで川崎市内のコンサートホールほかで開催。チケットは発売中。▼モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン・イン・かわさき□11/22(火) 洗足学園音楽大学 前田ホール原朋直 Special Band with 伊藤君子ジャコ・パストリアス・ビッグバンド MJFver□11/24(木) CLUB CITTA’KenKen of INVATERSザ・パーロトーンズオリアンティ&安達久美KUNOICHI JAPAN□11/25(金) 川崎市教育文化会館佐山雅弘スペシャルバンドTKGアンジェラ・ハント プレゼンツ“イースト ミーツ ウエスト”ウイズ シェネル、カリベル&シーダ□11/26(土) 川崎市教育文化会館T-SQUARE国府弘子 スペシャルトリオ ゲスト:藤原道山布川俊樹 Special Band□11/27(日) 昭和音楽大学 テアトロジーリオ ショウワクインシー・ジョーンズ プレゼンツ アルフレッド・ロドリゲス・トリオ本田雅人BAND
2011年10月13日パリが最も愛したシャンソン歌手エディット・ピアフを、大竹しのぶが演じる舞台『ピアフ』が、10月13日(木)に東京・シアタークリエで開幕する。初日前日の10月12日、大竹と共演の田代万里生、碓井将大、KENTARO、山口馬木也が囲み取材に応じ、意気込みを語った。『ピアフ』チケット情報作品は、ブロードウェイ、ウェストエンドで名だたる女優が演じてきた、パム・ジェムス作の舞台『ピアフ』。これを、ジェムス自身が2008年のロンドン公演のために書き下ろした決定版の日本初演となる。日本版の演出は現代演劇を得意とする栗山民也が担当する。貧民街で生まれたピアフが、人々を魅了する歌声によって名声を得ていくが、私生活は孤独で、愛を求めて男たちと関係を持っていく。イブ・モンタン、シャルル・アズナブール、マルセル・セルダン、そして生涯最後の若き恋人テオ・サラポとの愛に生きる姿を描く。また、「愛の賛歌」「バラ色の人生」ほか15曲を大竹が絶唱するのも話題。会見で大竹は「ピアフの歌声がなぜこんなに惹きつけられるのかが知りたかったし、やっているうちにそれがみつかるかなと思いました。歌っている時、神聖な気持ちになります。(ピアフは)普段はめっちゃくちゃな性格だし、めちゃくちゃな生活をしてるんですけど、そこが逆に面白い」とピアフの魅力を語った。また4人の共演者のうち、もっとも若い碓井は「あんまり歳のことを言うとしのぶさんに怒られるので」と恐縮していると、大竹は「お父さんやお母さんが私より下なので、親子に見えないように頑張ります」と話すなど、すでに息もぴったり。田代が「稽古中も、しのぶさんが稽古をしている様子を全員がずっと見ていました。(本番では)客席で見れなくて残念です」と話すなど、共演する男性陣は大竹“ピアフ”に虜の様子だった。公演は11月6日(日)まで同劇場にて上演。その後、富山、石川、大阪、愛知と各地を回る。チケットは発売中。
2011年10月13日先日、flumpool史上最大規模となるさいたまスーパーアリーナでの2days公演「flumpool Special Live 2011“Present ~ありがとう祭り!今宵は歌おう!踊り尽くそう!~”」を発表したflumpoolが、12月7日(水)にニュー・シングル『Present』をリリースすることが決定した。flumpoolの公演情報このシングルには「今年の楽しかったことや悲しかったこと、全部ひっくるめて最後は笑顔で締めくくりたい。家族や友達といった大切な人達への感謝の気持ちを繋いで、来年も頑張りたい!」というメンバーからの気持ちが込めてられているという。また、『Present』の初回完全限定生産盤『ありがとう祭り!“わっしょいTENUGUI”スペシャルパッケージ』には“わっしょいTENUGUI”が付属。この“わっしょいTENUGUI”は、変幻自在となっており、今回のライブはもちろん、デイリーユースでも使い方は様々。使用法も併せて公式HPで公開されているので、ぜひチェックを。なお、「flumpool Special Live 2011“Present ~ありがとう祭り!今宵は歌おう!踊り尽くそう!~”」のチケットは、11月19日(土)より一般発売開始。
2011年10月13日韓国出身の人気9人組ガールズ・グループ、少女時代が、10月17日(月)から全国放映される「e-maのど飴」(UHA味覚糖)の新CM『ドールハウス篇』に出演する。同編は、今年2月にCM初出演した『少女の晩餐(ばんさん)編』の第2弾となる。少女時代の新CMの写真新CMは、美脚が強調されたミニ丈サイズのメイド服を可愛く着こなしたメンバー達が、ヨーロッパ調のおしゃれなダイニングテーブルの上で無邪気に戯れる様子をハイスピード映像で描いている。CMソングには、80万枚を突破した日本1stアルバム『GIRLS’ GENERATION』の収録楽曲『BAD GIRL』が使用されている。撮影では、彼女たちをドールサイズに見せるため、実物の何倍もの大きさのe-maのど飴(デッカイーマ)やフランスパンなどの美術を用意。負担がかかる撮影にもかかわらず、メンバーは互いに仲良くふざけあったり、笑顔を見せるなど、和やかな雰囲気で行われ、新たな表情が詰まった新CMとなった。なお、メンバーの直筆サイン入りのデッカイーマやオリジナルビッグタオルが当たるプレゼントキャンペーンも同17日(月)より実施される。
2011年10月13日東急文化村は10月11日に会見を開き、2012年7月に渋谷駅前にオープンする新劇場「東急シアターオーブ」のオープニングラインナップを発表した。会見には、同社の渡辺取締役社長と同仁田専務取締役が登壇した。こけら落としは、『ウエスト・サイド・ストーリー』のブロードウェイ版が48年振りに来日。同作品の生みの親のひとりである脚本家のアーサー・ローレンツが、こだわりを持って初演版の舞台を復活させた最新プロダクションで、これが日本に初上陸となる。公演は2012年7月18日(水)から8月5日(日)で、この公演の初日が開業記念日となる。また、オープニング第2弾として、ロックンロール・ミュージカル『ミリオン・ダラー・カルテット』(公演期間2012年9月上旬から中旬予定)の上演も決定した。この公演は、2010年にブロードウェイで大ヒットを記録し、トニー賞を受賞。1956年の米・テネシー州メンフィスに、ロックンロールの四天王と呼ばれた4人(ジョニー・キャッシュ、ジェリー・リー・ルイス、カール・パーキンス、エルヴィス・プレスリー)が偶然集結し、一夜限りの奇跡のセッションを行った真実の物語が舞台化されたもの。仁田専務はこの2作品を選んだ理由として「言わばこの2作は対極にあるような作品。『ウエスト・サイド・ストーリー』は観る、感じることを、『ミリオン・ダラー・カルテット』は聴いていただくことに重点を置いている。この2作で、自分達の考えている劇場というものが表現できればと思う」とコメントした。なお、この日は現時点で発表できる8本が紹介された。宝塚歌劇版や日本人キャスト版で好評を博した『ミュージカルロミオ&ジュリエット』の本場フランス版の初上陸や、人気の劇団☆新感線の舞台、ウィーン版ミュージカル『エリザベート』20周年記念スペシャルガラコンサート、宝塚卒業生を中心とした『エリザベートスペシャルガラ・コンサート』、ダンス・エンタテインメント『バーン・ザ・フロア』の最新版、ホセ・カレーラスのコンサートが予定されている。渡辺社長は「渋谷を日本一住みたい、働きたい、訪れたい街にしたい。渋谷には楽しい文化が集積している。その文化の核をなすのが、来年オープンする『オーブ』でありたい」と語った。
2011年10月12日韓国の男性7人組グループ・U-KISS(ユーキッス)のメンバー、KEVIN(ケビン)とELI(イライ)が、女性R&BシンガーのJAMOSAとコラボレーションすることになった。12月7日(水)に発売されるJAMOSAのニュー・シングル『Together』で共演する。U-KISSの公演チケット情報JAMOSAは、日本テレビ系列ドラマ『美咲ナンバーワン!!』の主題歌で、今年2月にリリースした楽曲『何かひとつ feat. JAY’ED & 若旦那』が大ヒット。同曲を収録したアルバム『SKY』(5月11日発売)のロングセールを得て、人気アーティストの仲間入りを果たしたシンガー。JAMOSAが日本人の父親と台湾人の母親をもつことから、「アジアで絆を深めるような楽曲を創ろう」と3人が共感しコラボレーションが実現した。同作は、日本・韓国・台湾、そしてアジアから世界へ“絆”をテーマにした、ミディアムナンバーとなっている。ミュージック・クリップやレコーディング、ジャケット撮影の様子を収録したDVD付盤とCD盤の2タイプがリリースされる。なお、U-KISSは、12月14日(水)にシングル(タイトル未定)で日本でデビューし、3月からは全国ツアー「U-KISS 1st JAPAN LIVE TOUR 2012(仮)」(6か所9公演)が決定している。チケットは、10月24日(月)11時までチケットぴあにてインターネット先行抽選「プレリザーブ」を受付、1月28日(土)10時より一般発売される。「U-KISS 1st JAPAN LIVE TOUR 2012(仮)」の日程は以下。3月2日(金)北海道・Zepp Sapporo3月4日(日)宮城・Zepp Sendai3月10日(土)大阪・Zepp Osaka3月11日(日)福岡・Zepp Fukuoka3月17日(土)愛知・Zepp Nagoya3月24日(土)東京・Zepp Tokyo
2011年10月12日日本を代表する個性派俳優、竹中直人と生瀬勝久が新ユニット“竹生企画”を立ち上げ、舞台『ヴィラ・グランデ青山~返り討ちの日曜日~』で共演する。この作品の稽古が10月11日に始まり、その様子が取材陣に公開された。作・演出は倉持裕。「ヴィラ・グランデ青山~返り討ちの日曜日~」チケット情報キャスト・スタッフが一堂に会する稽古初日の“顔合わせ”で、生瀬は「(竹中直人監督作の映画)『山形スクリーム』のロケ先で、竹中さんとふたりっきりになったときに『竹中さん、二人芝居って興味ありますか、もしよければ僕とやっていただけませんか』と言ったら、『いいよ』と言ってくれたのが最初。二人芝居ではないんですが、こうやって稽古初日を迎える状況になりました。夢のようですが、夢って本当に叶うんだなって思います」と感慨深げにこの企画が生まれたいきさつを語った。また「竹中さんに憧れがあるので、それをなくしたい。どうしても憧れがあると“受け”にまわっちゃうので。できれば本当に戦いたい」と気合を入れる。一方、竹中は「(二人芝居と言われたが)ふたりでずっと向き合っているのは恥ずかしいんで、誰か呼びたいなと思って直感的にキャスティングしたら、みんな『オッケー』と言ってくれた。ずっと倉持さんのファンだったので、脚本と演出を頼んだら倉持さんもオッケーだった。めちゃくちゃラッキーでした」と話していた。共演は山田優、谷村美月、松下洸平、田口浩正。山田優がこの作品で初舞台を踏むのも話題だ。「緊張で口から心臓が飛び出しそうで、昨日は眠れなかった」という山田は、「舞台を観るのがすごく好きで、だから初舞台は絶対後悔したくなくて、すごく好きな人たちとやりたいと思っていました。竹中さんに声を掛けていただいて、初舞台をやろうって決意しました」とその心境を語った。物語は小洒落ているが造りの悪いマンション“ヴィラ・グランデ青山”を舞台に、絶妙かつ軽妙な会話が繰り広げられるシニカル・コメディになるとか。公演は11月11日(金)から27日(日)まで東京・シアタークリエ、12月1日(木)から4日(日)に大阪・サンケイホールブリーゼ、その他各地でも上演。
2011年10月12日フリーマガジン「R25」(リクルート刊)で話題となった連載コラム『スマートモテリーマン講座』。モテ系サラリーマンになるための道を指南するコラムながら、その内容はほとんどが面白ネタ的なもの。“もしかしたら効く……かも?”という絶妙なラインはそのままに、職場にひとりはいる“超草食男子”を主人公に据えて舞台化したのが本作だ。福田雄一の作・演出で好評を博した昨年に続き、今回は主人公を賀来賢人に変えての第2弾。初演時に「コラムのイラストそっくり」と言われた安田顕が今回もモテリーマン役に扮し、物語の外枠から主人公にツッコミを入れる役どころを務めている。10月11日、東京・天王洲 銀河劇場は初日から笑い声であふれていた。『スマートモテリーマン講座』チケット情報普通のサラリーマン小宮山慎次(賀来)はイケメンながら、超草食男子で女性と上手く付き合えない。同期の川瀬ゆり(岡本玲)に好意を寄せつつも、同僚の小島(大水洋介・ラバーガール)や山本(飛永翼・同)と“彼女を作らない同盟”を作り、伊達メガネや雑誌「LEON」など世の“モテ”に対抗する日々を過ごしていた。そんなある日、先輩のチャラ男・島田(川久保拓司)がゆりに急接近するのを見た慎次は、舞台を進行するモテリーマン(安田)が示すモテるワザをとうとう実践することに。ゆりとの出張話が持ち上がるなか、慎次は様々なテクニックを駆使して彼女に告白できるのか……!?原作からは、ゴミ出しの姿を見せて女子の心をくすぐる“ダストシューター”や、遠足を待つ子どものような無邪気さを強調する“ノスタルジー”など小ワザが続々と。ネタ色が強いためにリアルと乖離してしまうきらいもあるが、そこは最新のニュースや“会社あるあるネタ”を取り入れて力技でストーリーに着地する構成。劇団の主宰とバラエティ番組の放送作家、両方で活躍中の福田ならではの手腕だろう。演じる側もその点は悩ましいところだが、賀来は慎次の生真面目さに彼自身がもつ初々しさを重ねて健闘。岡本と川久保の振り切った演技や、賀来とラバーガール(大水・飛永)のコントさながらのやりとりなど、笑いのポイントも満載。ブルネットの髪にサングラス、ヒゲにスリーピースという怪しい風体の安田が、外枠に立つという“お約束”を無視してたびたび彼らに絡むユルさもコラムの魅力をそのまま伝えている。公演は10月19日(水)まで同劇場にて上演。チケットは発売中。取材・文:佐藤さくら
2011年10月12日瀬奈じゅん、橋本さとしらが出演する『ニューヨークに行きたい!!』。10月29日(土)に日本初演の幕を開けるこのミュージカルの稽古場を10月上旬、取材した。ミュージカル『ニューヨークに行きたい!!』のチケット情報この作品は2007年にドイツで初演、約3年のロングランを果たし現在もシュツットガルト、ウィーンで上演中、“現在ヨーロッパでもっともチケットの取れないミュージカル”と呼ばれているもの。人気キャスターのリサ(瀬奈)のもとに、老人ホームで暮らす母マリアが駆け落ちをした、という知らせが入ることから始まるコメディで、豪華客船を舞台に、恋や親子愛がドタバタの中描かれていく。この日主に稽古が行われていたのは、物語の冒頭、リサが母親の駆け落ち相手の息子・アクセル(橋本)とともに母たちが乗った豪華客船を追いかけようとするシーン。バリバリのキャリアウーマンであるリサと、そんなリサの態度が鼻につくようでいちいちつっかかるアクセルの言い合いが、テンポ良く繰り広げられる。大澄賢也による振付もキュート。単なるダンスではなく、歌詞の意味を含んでいてユニークだ。ダンサーたちも汗びっしょりになりながらも笑い転げているのが印象的。また瀬奈には「ミュージカル!って感じで」という要求も大澄から飛ぶ。元宝塚トップスターの瀬奈、それに応えて大げさなくらいにバッチリ格好よく決めると、「最高です!」という賞賛が。ノリノリで踊り、笑う出演者たちの姿が、この“ハッピーなコメディ・ミュージカル”の成功を早くも予感させた。公演は10月29日(土)から11月20日(日)まで東京・帝国劇場、11月25日(金)から29日(火)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて。チケットはともに発売中。
2011年10月12日2010年4月9日に永眠した井上ひさしの70近い戯曲の中から8作品を、蜷川幸雄、栗山民也、鵜山仁、長塚圭史の4人が演出し、『井上ひさし生誕77フェスティバル2012』として開催されることが決定した。なお、長塚は井上戯曲初挑戦となる。『十一ぴきのネコ』チケット情報このフェスティバルは、2011年11月16日に井上ひさしが77歳の誕生日を迎えることを祝い、2012年に喜寿のフェスティバルとして開催を予定していたが、趣向を変えて“生誕77年のフェスティバル”として開催することとなった。生前、井上ひさし自身もこのフェスティバルについて「それは、大変おもしろいね」と楽しみにしていたそうで、今回、井上戯曲とつながりの深い演出家や、生前に親交のあった関係者らが協力する形での実現となる。なお、フェスティバル参加作品は以下のとおり。公演は1年を通じて上演される。・長塚圭史…『十一ぴきのネコ』紀伊國屋サザンシアター1月・鵜山 仁…『雪やこんこん』紀伊國屋サザンシアター2月、『芭蕉通夜舟』紀伊國屋サザンシアター8月・栗山民也…『闇に咲く花』紀伊國屋サザンシアター4月、『藪原検校』世田谷パブリックシアター6月、『組曲虐殺』天王洲・銀河劇場12月・蜷川幸雄…『しみじみ日本・乃木大将』彩の国さいたま芸術劇場7月、『日の浦姫物語』Bunkamuraシアターコクーン11月チケットは東京・紀伊國屋サザンシアターの『十一ぴきのネコ』が10月29日(土)より発売。上演スケジュールは2012年1月10日(火)から31日(火)まで。その他の公演は詳細が決定してからの発売。
2011年10月11日桂文珍、桂南光、笑福亭鶴瓶という人気落語家が、毎年、年の瀬に行う恒例の落語会『夢の三競演』が今年も12月28日(水)、大阪・イオン化粧品シアターBRAVA!にて開催される。雑誌「ぴあ関西版」で掲載されていた“お三方インタビュー”が「ぴあ関西版WEB」にて復活。トップバッターの桂南光が思いのたけをたっぷり語った。『夢の三競演2011~三枚看板・大看板・金看板~ 』のチケット情報インタビューでは少し前まで「55歳で噺家を辞める」と宣言していた南光だが、「55歳に近づいてきた時に、別にええがなって。楽しいことが多くなってきたんです。噺というものが、しゃべりながら自在に動かせるようになってきたのかも知れません。だから、もう噺家は辞めません」と語る。そして自身も楽しみにしている『夢の三競演』について、「見どころなんかないんちゃうかな。見てもろうて、後で『あそこが見どころやったのか』と。人によって全然違うと思うんですよ」と話した。なお、本インタビューの全文はぴあ関西版WEBにて掲載中。『夢の三競演2011~三枚看板・大看板・金看板~』は12月28日(水)、大阪・イオン化粧品シアターBRAVA!にて開催。チケットぴあでは、10月12日(水) 11:00より20日(木) 11:00まで最速抽選いち早プレリザーブを受付。
2011年10月11日昼の連続ドラマ『毒姫とわたし』にレギュラー出演、先日リリースしたベスト・アルバム『K.Kベストセラーズ』も好調な歌手加藤和樹。先日、そのアルバムのリリース・イベントで発表された次回作への展望はファンにとって衝撃的なものだった。「ユニットとして活動していきます」「そのユニット名を皆さんから募集していきます」。当初発表されたこれらの事実は、それ以外詳細情報が語られることはなく、このユニットに関してはベールに包まれた状態だった。その全貌がついに明かされ、シンガー・ソングライターの伊達幸志と新ユニット「JOKER」(ジョーカー)を結成することを発表。12月7日(水)にシングル『No.1』でデビューすることが明らかになった。加藤和樹チケット情報かつて加藤とともに舞台『テニスの王子様』で競演したことのある伊達幸志(だてこうじ)は、加藤と同じく180cmを超える長身と甘いマスクを兼ね備えたギタリスト。ふたりが並んだ姿はさながら“イケメンツインタワー”とでも称されるだろうか。ユニット名の「JOKER」は応募の中より、本人、スタッフを交え決定。そこには「混迷する日本の音楽業界に対する切り札的な存在を目指したい」という思いが込められているという。彼らの奏でるサウンドは今までの加藤和樹ワールドを踏まえつつ、よりソリッドに、アグレッシブに、それでいてPOPさを兼ね備え久しぶりに、古きよきジャパニーズ・ロックをイメージさせるような“男臭さ”を感じるものになるという。近い将来このふたりがステージ上で縦横無尽に暴れまくり、世の多くの“美女(イケジョ)”たちを虜にしていくことは間違いないだろう。彼らの次の動向に注目したい。
2011年10月11日韓国出身のソロ・アーティスト、SE7EN(セブン)が、11月9日(水)に、デジタル・シングル『ANGEL』の配信が決定した。発売に先駆け、同6日(日)に、東京・赤坂BLITZで約4年振りとなる単独公演「Hello SE7EN in Japan」を開催することも決まった。SE7ENの公演チケット情報2003年に韓国でデビューしたSE7ENは、日本で2005年にシングル『光』でデビューした。2007年のツアーを最後に、アメリカに進出するため、日本での活動を中止。2009年にデジタル・シングル『Girls』で米デビューを果たしている。今年7月に行われた、韓国大手音楽事務所・YGエンタテインメントとエイベックスによる新レーベル『YGEX(ワイジーエックス)』発足記者会見に登壇し、「これからボクも日本での活動を再開します」と宣言していた。『ANGEL』は、SE7ENのやさしいボーカルが光る心地よいミドル・バラード。11月の単独公演は、日本での活動再開を待っていたファンに感謝の気持ちを伝える場として、ファンとの交流や新曲を披露する予定だ。チケットは、グッズ付の7700円にて10月23日(日)10時より一般発売される。
2011年10月11日韓国出身の4人組ガールズ・グループ、2NE1(トゥエニィワン)が、11月12日(土)に東京・国立代々木競技場 第一体育館で開催される、ファッションと音楽を融合させた総合ガールズイベント「Girls Award by CROOZ blog 2011 AUTUMN/WINTER」に出演する。2010年の春よりスタートした同イベントには、過去に沢尻エリカやジュンス(JYJ)、少女時代など話題のアーティストが出演。今回は、「アドベンチャー」をテーマに、総勢約100名のモデルとビッグアーティストの出演が予定されている。2NE1は、ミニ・アルバム『NOLZA(ノルジャ)』(9月21日発売)で、オリコン週間アルバムランキングにおいて、デビュー作で海外アーティスト史上3組目となる初登場1位を獲得したグループ。初の日本ライブ・ツアー「2NE1 1st Japan Tour “NOLZA in Japan”」では7万人を動員した。11月16日(水)には、1stシングルのリリース予定で、グループのヒット曲『GO AWAY』の日本語バージョンが収録される。
2011年10月11日中川晃教、白羽ゆり、神田沙也加、米倉利紀が出演するオフ・ブロードウェイミュージカル『I LOVE YOU,YOU’RE PERFECT,NOW CHANGE』が10月8日に東京グローブ座にて開幕した。開幕前日の7日には舞台稽古が公開され、出演者が会見にも応じ意気込みを語った。作品はオフ・ブロードウェイで12年間・5003回のロングラン記録を打ち立てた伝説のミュージカル。今回の日本公演では、オリジナル版の演出家であるジョエル・ビショッフが来日し演出、オフ・ブロードウェイ版の魅力を残しつつ新たな舞台を作り上げた。物語は、全18話からなるオムニバス・ストーリー。男女の愛をテーマに、恋愛未満、恋愛中、そして結婚後と様々な形の愛を紡ぎ出していく。アメリカ産らしい毒の効いたジョークやセクシー・ジョークもありつつも、全体的にポップで愛らしい印象を受ける舞台に仕上がった。シーンタイトルも「しゃべる男たちと聞いてるふりをする女たち」や「ラザニア事件」など、それだけでクスリとさせられる。それぞれの話に繋がりはないものの、男女が出会い、恋愛をし、結婚をし、子どもが生まれ……と人生のイベントに沿う形で18話が展開していくのも、お洒落だ。4人の俳優はシーンごとにまったく違う役を演じ分けていくが、それぞれはっきりとわかりやすいキャラクター造形で、しかも楽しそうに演じていたのが印象的。実力者揃いの4人が織り成すハーモニーも、聴き応えがある。舞台稽古後の会見で中川は、4人芝居の良さを「ケータリングのおいしいものがなかなかなくならなくて、そこが良い所」と笑いながらも、「4人で楽しくはじけて、最後はお客さんも『観てよかったな』、僕らも『やってよかったな』と一体感を感じられるミュージカル。最高です」とアピール。神田も「4人は年齢も経歴もこの世界に入った入り口も違う。その分自分が見たことのない景色や経験を持っているので、普段のおしゃべりでもすごく刺激を受けます。しかも性格や声の質などのバランスも奇跡的」と話した。公演は10月23日(日)まで同所にて。その後10月27日(木)には宮城・電力ホール、11月3日(木・祝)には兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール、11月5日(土)には福岡・キャナルシティ劇場でも上演される。チケットは発売中。
2011年10月11日11月23日(水・祝)にクリスマスカヴァーアルバムとベスト盤の同時リリースを控える広瀬香美の全国Zeppツアーが決定した。デビュー20周年を記念して行うもので、バンドを率いてのツアーは実に5年ぶり。来年1月7日(土)Zepp Tokyo、1月28日(土)Zepp Nagoya、3月3日(土)Zepp Osakaで公演を行う。広瀬香美全国ツアーの情報ツアーチケットの一般発売は11月19日(土)より。チケットぴあでは、現在、プレイガイド最速インターネット先行抽選を受付中。10月12日(水)11:00まで。
2011年10月11日演劇集団キャラメルボックスの『賢治島探検記』東北応援無料ツアーが10月7日、作品のタイトルにもなっている宮沢賢治の郷土・岩手県の花巻市交流会館で初日を迎えた。前夜には大雨警報が発令されるほど荒れた天候も、朝にはすっかり回復。どこまでも晴れ渡る空の下、平日の午後にもかかわらず、この日を待ち望んでいた200名近い観客が詰めかけた。宮沢賢治をこよなく愛する地元の人たちの心にもキャラメルボックスが放つ演劇のパワーはしっかりと受け止められたようで、会場は笑いと涙で包まれた。宮沢賢治を題材にした同劇団の代表作『ブリザード・ミュージック』にも楽曲を提供している音楽ユニット・ZABADAKの吉良知彦が応援に駆け付け、開演前にはミニライブが開催された。ツアー初日の期待が高まる中、「賢治島」を探しにやってきた大学の文学部のゼミの一行を率いる教授(坂口理恵)の第一声で観客は一気に物語の世界に引き込まれていく。作者ゆかりの地ということも俳優たちに影響したからだろうか、全員の演技に自ずと熱が入っていくのが手に取るようにわかる。劇中劇として演じられる『セロ弾きのゴーシュ』をもとにした『ゴーシュ弾かれのセロ』は、終始コミカルな雰囲気で展開され、この公演の発案者でもある坂口の演技力、いや“人間力”とも言うべき魅力にあふれていた。一転、『銀河鉄道の夜』をもとにした『光速銀河鉄道の夜』では、原作の世界観はそのままに、ジョバンニ(畑中智行)とカンパネルラ(岡内美喜子)による細やかな演技表現が日本語の持つ言葉の美しさに改めて気付かせてくれる。『銀河鉄道の夜』で波にのまれた人たちが天上に行く行(くだり)は、今年3月の震災による津波の被害とオーバーラップするところもあり、花巻の地でも未だに沿岸部からの避難生活を強いられている人がいる状況下でどのように受け止められるのか。天候や災害に憂慮した生涯を送った原作者だからこそ描くことのできた作品に敢えて取り組んだキャラメルボックスの想いは間違っていなかったということを、食い入るような目で舞台を見つめ、涙し、割れんばかりの拍手を送った観客が証明していた。キャラメルボックスが少しずつ、しかし着実に、東北に元気を届け始めている。東北応援無料ツアーは10月8日(土)岩手県の沿岸北部・田野畑村アズビィホールへ。その後、宮城県・気仙沼市、仙台市、塩竃市、南三陸町、福島県・いわき市まで続く。詳細は公式サイトにて。取材・文:本田裕一郎
2011年10月08日その年の期待の新人が一堂に会する音楽イベント「SOGOPR」。今年は「SOGOPR.1031」と題して、10月31日(月)Shibuya O-Crestにて開催される。今年の出演者は、HOW MERRY MARRY、Hemenway、TAKA-Bee、Brian the Sunの計4組。開演の18:30から終演まで観覧した方には、当日会場にてチケット代全額(1000円)をキャッシュバックするといううれしい企画も用意されているので、当日は開演から全てのアーティストのライブを楽しもう。HOW MERRY MARRY、Hemenway、TAKA-Bee、Brian the Sun出演するSOGOPR.1031の公演情報「SOGOPR.1031」は10月31日(月)Shibuya O-Crestにて。チケット発売中。
2011年10月07日大人気ゲーム『ドラゴンクエスト』誕生25周年を記念した展覧会『ドラゴンクエスト展』の内覧会が10月7日に開催され、シリーズの生みの親であるゲームデザイナー・堀井雄二と公式サポーターの麒麟が登場した。『ドラゴンクエスト展』のチケット情報同作品が大好きだと話す麒麟は、田村裕が「ゲーム中の数々の冒険を通して勇気がわいてきました」と当時の思い出を明かすと、すかさず川島明が「相方(田村)はその勇気を持って公園へ飛び出しましたからね」と誘導し、田村も「あの勇気がなかったら公園での生活に耐えられなかったかもしれない」と乗っかり会場の笑いを誘った。本展の魅力について「一番驚いたのは(キャラクターデザインの)鳥山明先生の原画ですね。コピーではなく本物ですからね」(川島)、「制作当時の貴重な資料が展示されてますけど、これだけの苦労の上に僕らの楽しみがあったんだと痛感しました」(田村)とコメント。堀井は「最初は10人ぐらいで作り始めたゲームがこんなに長く愛され感謝してます。今回は昔の恥ずかしい資料もいっぱい出してるので、温かい気持ちで見てもらえたら」とファンへメッセージを送った。同展では、堀井雄二が作った企画書や手書きの仕様書、音楽を手がけたすぎやまこういちの楽譜など貴重な資料を多数展示。他にも戦士・武道家・僧侶・魔法使いの4つの職業の中から好きな職業を選び“冒険の書”を手に謎を解いていく参加型のアドベンチャーゲームやキャラクターやモンスターをモチーフにしたフード、ドリンクが並ぶ『LUIDA’S BAR』が開催される。ドラゴンクエスト展は、10月8日(土)から12月4日(日)まで東京・森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52階)で開催される。チケットも同日一般発売開始。
2011年10月07日