TRIPPING!がお届けする新着記事一覧 (14/40)
シンガポールの4大動物園を運営するワイルドライフ・リザーブス・シンガポール(WRS)は、昨年2015年の1年間で、合計700以上の動物の赤ちゃんが誕生したことを報告した。オランウータンやカンムリシロムクなど、数々の絶滅危惧種の繁殖にも成功している。世界トップクラスの繁殖プログラム©Wildlife Reserves Singaporeシンガポールの観光スポットとしても有名なJurong Bird Park(ジュロン・バード・パーク)、Night Safari(ナイトサファリ)、River Safari(リバーサファリ)、Singapore Zoo(シンガポール動物園)では、それぞれ通常の飼育に加え、数々の絶滅危惧種の保護と繁殖が行われている。4パークで2015年中の誕生が報告された150種、合計700以上の動物の赤ちゃんの中には、こうした絶滅危惧種も多数。シンガポールの動物園が、世界トップクラスの繁殖プログラムを実施していることを証明した。シンガポールの動物園情報はこちら>あの人気者オランウータンの「ひ孫」も誕生©Wildlife Reserves Singaporeシンガポール動物園では、9月に誕生した絶滅危惧種スマトラオランウータンの誕生に湧いた。かつてシンガポール動物園の人気者であった、現在では園内のレストランの名前にもなっているオランウータン"Ah Meng"の「ひ孫」にあたるオランウータンの赤ちゃんが誕生したのだ。今までに40回以上の繁殖に成功している同種は、マレーシアやインドの近隣諸国の他、日本やオーストラリア等にも世界交流プログラムの一環として送られている。その他、同じく絶滅危惧種のワタボウシタマリン(サル)やシロサイ、コビトカバなどの赤ちゃんも誕生が報告されている。©Wildlife Reserves Singaporeリバーサファリでは、10月にマナティーの赤ちゃんを迎え、全13頭に。チュウゴクイモリやカピパラなどの繁殖にも成功している。ナイトサファリのハイエナの群れにも2頭赤ちゃんが加わり、全11頭に。同園では、マレー鹿やマレー髭豚、絶滅危惧種のビルマ鹿の赤ちゃんも誕生している。©Wildlife Reserves Singaporeジュロン・バード・パークでも、非常に繁殖の難しい2匹のカンムリシロムクや、8羽のヒムネバトの孵化に成功。コフウチョウは、過去10年間で初めて孵化に成功したという。こうして生まれた雛は、将来的には自然に帰す予定だそうだ。©Wildlife Reserves Singapore「それぞれの生命の誕生は、特にシンガポールや東南アジアにおける絶滅の危機に瀕した生物を救ってきた我々の努力の賜物だ」とCheng Wen-Haur博士(ワイルドライフ・リザーブス・シンガポール副最高経営責任者兼チーフライフサイエンスオフィサー)。ここでしか出会えない世界中の珍しい動物の赤ちゃんも多数。動物園を訪れる際は、新しく加わった可愛い仲間たちにも注目だ。シンガポールの動物園情報はこちら>
2016年01月14日コン・フォン選手 ©Dentsu Media Vietnam2016年シーズンのJリーグでは、東南アジア出身の2選手がプレーする。水戸ホーリーホックに加入したグエン・コン・フォン選手と、横浜FCが獲得したグエン・トゥアン・アイン選手で、ともにベトナム出身の期待の若手だ。母国ではそれぞれ「ベトナムのメッシ」、「ベトナムのピルロ」と呼ばれて大変な人気を誇る。両選手のJリーグ入りは、ベトナムでも大きな注目を集めている。アイン選手©YOKOHAMA FC残念ながら移籍は実現しなかったものの、彼ら以外にもこのオフは複数の東南アジア人選手がJリーグクラブの練習に参加した。タイで最も才能ある若手の一人であるウォラーチット・カニッシーバンペーン選手はFC東京、シンガポールの守護神としてワールドカップ予選で日本を苦しめたイズワン・マフムド選手は松本山雅FCのトレーニングに加わった。また、カンボジアやインドネシアの選手らにJリーグチームが興味を示しているという情報も流れ、Jリーグと東南アジア人選手を巡る動きは激しかった。FC東京の練習に参加したタイのウォラーチット選手 著者撮影Jリーグの「アジア戦略」Jリーグは2012年頃から、アジア諸国との関係を深めようとする「アジア戦略」を進めてきた。短期間で日本サッカーをアジアのトップに導いたJリーグのノウハウをアジアの国々に還元し、アジア全体の底上げをはかることで、日本サッカーをさらなる高みに押し上げようという試みだ。なかでも成長著しい東南アジアとの関係は、特に重点的に取り組まれてきた。2012年2月のタイリーグを皮切りに、Jリーグは東南アジア各国のリーグとの間でパートナーシップ提携を締結。Jリーグクラブと東南アジアのクラブとの間で個別にパートナー関係が築かれるケースも生まれて、人的な交流を行う努力もされてきた。現地のファンの関心をJリーグに集め、さまざまな経済効果につなげるためにも、特に東南アジア出身Jリーガーの誕生は「アジア戦略」に欠かせない要素として力が注がれている。2013年シーズンには「ベトナムの英雄」と呼ばれるレ・コン・ビン選手がコンサドーレ札幌に加入し、東南アジアの選手として初めてJリーグでプレー。その後も、インドネシア出身のJリーガーも誕生した。とはいえ、これまでのところは実力と人気を兼ね備えた旬のスター選手がJリーグで活躍し、現地で大きく注目されるという状況はつくられておらず、Jリーグ側が望む効果を十分に得られていないのが現状だ。Jリーグ移籍の難しさ。その意外な理由とは….なぜ東南アジアのスター選手たちのJリーグ移籍は、なかなか実現しないのか。それは、経済とリーグの成長によって東南アジア人選手のサラリーが急上昇していることが一因だ。Jリーグクラブが興味を示しても、最終的に金銭面で折り合いがつかないケースが多く見られる。特に著しい成長で東南アジアをリードするタイでは、トップ選手であれば数千万円の年俸も珍しくなくなった。ところが、その金額を支払うJリーグクラブは容易には現れないため、未だに東南アジア最強国であるタイからのJリーガーは誕生していない。そんな状況のなか、草の根の活動も続けられている。Jリーグアジアアンバサダーを務める木場昌雄氏による、東南アジアから未来のJリーガーを発掘するための活動もその一つだ。現役時代はガンバ大阪のキャプテンとして長く活躍し、タイでのプレー経験もある木場氏は、引退後に一般社団法人JDFA(Japan Dream Football Association)を設立。東南アジアで現地の少年たちを対象にしたクリニックなどを継続的に行っており、一昨年からはU-14世代の大会をバンコクで開催。同大会の優秀選手をJリーグクラブに短期留学させてチャンスを与える、という画期的なプロジェクトもスタートさせている。木場昌雄氏(中央)と日本に短期留学する優秀選手2名 著者撮影さまざまな角度で加速する日本と東南アジアのサッカー界における交流。東南アジアのスター選手をJリーグでプレーさせるための動きにも年々、熱が入ってきた。その結果として今シーズン誕生したのが、ベトナム出身の2選手といえる。ベトナム国内で「黄金世代」と呼ばれ期待されたチームの中心選手として知名度の高い彼らがJリーグで結果を残せば、日本と東南アジアの間でまた新しい何かが生まれることになるだろう。( text : 本多 辰成 )スポーツコラム「スポーツが繋ぐ! 東南アジアと日本の新時代」>その他の記事はこちら
2016年01月13日インディアンドラムの音に合わせて、体中に鉄の棒を突き刺したヒンズー教徒が街を練り歩く…。シンガポールでも奇祭中の奇祭として知られる「タイプーサム」は、2016年1月24日、ヒンズー寺院やセラグーン・ロードを中心に開催。祭典は前日の23日から始まる。神への誓いを胸に行脚する信者©Singapore Tourism Boardタミル歴の第10月(新暦の1月~2月)の満月の日に開催されるヒンズー教のお祭り「Thaipusam(タイプーサム)」。悪に打ち勝つLord Subrahmanya(スブラマニヤ神、別称ムルガン神)を称えるこの祭典は、ヒンズー教徒にとって美徳・若さ・力を示す最も神聖な儀式の一つ。タイプ―サム前日は、スブラマニヤ神の銅像を宝石などの装飾品で飾りつけ体を清めた信者が、神聖な「ミルクポット」を頭上に乗せて行脚を開始。©Singapore Tourism Board当日の儀式は夜明け前から夕方6時頃まで続く。Sri Srinivasa Perumal Temple(スリ・スリニバサ・ペルマル寺院)から、Sri Thendayuthapani Temple(スリ・タンダユタパニ寺院)までのおよそ4.5キロの道のりを練り歩き、忠誠を誓う信者たち。スブラマニヤ神に供えるためのミルクポットを携えた第一陣の次に、「カバディ」と呼ばれる、半球型の鉄製の儀式道具を担いだ信者が続く。何千人もの信者が列をなすため、付近の交通機関に影響も出るほど。見物者が目を覆いたくなるほどの苦行©Singapore Tourism Boardこの祭りが「奇祭」と言われる所以は、その信者たちのスタイルにある。行脚する信者たちは、裸で鉄製のカバディを肩に乗せ、針を身体に挿して固定。舌や口に鉄棒を貫通させたり、剣山のように針が敷き詰められたサンダルを履いたりして、目的のスリ・タンダユタパニ寺院までの道のりを練り歩く。この祭りに参加する信者は、約1か月前から食事を菜食にし、禁酒、禁欲の生活を続けた者たち。物理的、肉体的欲求から魂が開放された信者こそ、痛みを感じなくなるのだという。その姿は、あまりの痛々しさに目を覆いたくなるほどだが、その苦行をむしろ誇らしげにこなす信者は、もはや神々しくもある。この奇祭が見られるのは、セラングーン・ ロード近辺。一般道を、けたたましいインディアンドラムと詠歌で練り歩くため、付近を訪れればすぐに行列に出会えるだろう。マレーシアでも見られるタイプ―サム写真提供:マレーシア政府観光局タイプーサムは、お隣の国マレーシアでも開催。首都クアラルンプールを出発し、セランゴール州バツーケイブへ、同じく針や鉄の棒を体中に刺した信者たちが練り歩く。多民族国家だからこそ目撃できるヒンドゥー教の苦行。この刺激的な奇祭「タイプ―サム」は、覚悟を持って見学しよう。
2016年01月13日タイ各地の魅力や名産品、伝統工芸を紹介する観光イベント「Thailand Tourism Festival」が2016年1月13日(水)から17日(日)までバンコク・ルンピニ公園を舞台に開催されます。2016年は会場を4つのゾーンに分け、タイ国政府観光庁おすすめの観光情報の紹介や、タイ各地の魅力を紹介する展示・出店が予定されているようです。伝統工芸のワークショップやご当地グルメの出店も多数!2015年のイベントでは外国人でも気軽に参加可能なワークショップが多数開催されており、タイを代表するお祭り「ロイクラトン」で使用する灯篭作りにチャレンジしたり、貴重な体験をすることができました。街中のお土産屋さんではなかなか目にすることができない地方の工芸品なども入手可能ですし、ご当地グルメの出店も多数。外国人向けというよりは、バンコク在住のタイ人をターゲットにしたイベントだけに、お手頃価格で色々楽しむことができますよ!2016年のイベントでもまだ知らないタイの新たな魅力に出会うことができるかもしれないと思うと楽しみです。タイミングが合えば、観光客の方にも是非訪れていただきたいイベントです!Thailand Tourism Festival日時:1月13日(水)~1月17日(日) 12:00-22:00場所:ルンピニ公園(最寄駅・BTSサラデーン駅もしくはMRTシーロム駅)詳細:
2016年01月12日デザートポイント -Desert Point-(筆者撮影)最長20秒!世界一長いバレル世界一周の集大成として、3ヶ月以上におよぶインドネシアサーフトリップを始めて間もない時だった。一冊のサーフ雑誌に載っていた、完璧なチューブ写真にくぎ付けとなった。そこは「Best Wave in the World」にも選ばれたことのあるチューブポイントで、最長20秒も入れるバレルは、世界一長いバレルとも言われている。レフトの波、特にホレた波が好きな筆者が行かない理由がない。・・・と言いたいところだが、ここは激浅、デンジェラスな、エキスパートオンリーのポイントなのである。せっかく行っても、ポイントにすら入れないかもしれない。入っても怪我をするかもしれない。でも、世界一と称される波を見てみたかった。入れなければ、世界一の波に乗るサーファー達のライディングを目の前で見られるだけでもいいではないか。こうして、次に狙う波はデザートポイントに決定した。デザートポイントは乾季(4月~10月)の、特に大きなスエルが入った時にしか波が立たないポイントで、バリ島で、そのスエルが来る日を待った。毎日インターネットの波情報とにらめっこである。ウネリの向きなども細かく影響してくるポイントだが、目安としては大好きなウルワツが8-10feetを超える予報のときだった。そして、ついにその日が来た。バリ島からデザートポイントへの行き方デザートポイントへ行くにはバリ島からだと大きく2つの方法がある。1. ボートをチャーターして簡単に1 Day Trip(高い)2. 自力でバイクとフェリーでいく(安い)ここは大人らしく「前者で!」 と言いたいところだが、旅も長かったため後者の「自力でいく!」を選択した。いや、むしろ私はその道中も楽しみたかった。2013年5月某日。朝の8時にバリ島のクタを出発し、港のあるパダンバイまでバイクで1時間半、この日は雨が降っていたこともあり2時間かかった。ここからバイクもろともフェリーに乗り込む。フェリー乗り場 (筆者撮影)フェリーは特に時間は決まっておらず、ある程度の客が集まったら出発するというシステム。だいたい2時間に1本くらい出ているそう。運悪く、前のフェリーが出発したばかりだったので、12時になってやっとフェリーが出発。フェリーにバイクごと入ったら、1階にバイクを停め、デッキへ上がっていく。フェリーの中 (筆者撮影)フェリーデッキ (筆者撮影)ロンボクのレンボーという港までフェリーで3時間半かかり、16時近くになってレンボーの港を出発できた。事前の情報ではレンボー港からデザートポイントまではバイクで3時間程度とのことである。夕暮れまでにデザートポイントに到着できるだろうか、という不安もあったが、とにかく急いでデザートポイントのあるバンコバンコを目指すことにした。ロンボクの人はとてもフレンドリーで「どこいくの??バンコバンコはあっちだよ」と道を教えてくれる。その甲斐あって、バンコバンコまであと少しというところまで順調にきた。そう「あと少し」というところまでは……バンコバンコの村に入りここから最後の難関、「ダートロードの丘越え」が待っていた。ごつごつした石とさらさらの細かい粒子の砂にバイクのタイヤを取られ、行く手を阻まれる。(筆者撮影)30分以上かけて、なんとか丘を越え、デザートポイントに到着したのは日が暮れる直前だった。結局バリ島からデザートポイントまで10時間もかかってしまった。デザートポイントの前には竹でできた簡素な宿が10件ほどある。(筆者撮影)高床式になっている床にマットレスと蚊帳だけが置いてある、シンプルこの上ない作り!!(筆者撮影)(※ちなみに、このデザートポイントには高級ホテルなんてものは、ありません!!!)ボディボードとバックパックを部屋に置きさっそく波チェック。目の前には綺麗な夕日と、穏やかな海、そして海の向こうにはバリ島とアグン山が望めた。(筆者撮影)こんな穏やかな海なのに、本当にあのモンスターチューブは現れるのだろか。もしかして、波情報は外れていたのではないか。少し不安を感じつつ、ベッドに入る。バリからのバイクでの長旅もあり、目を閉じると一瞬で深い眠りにはいった。後編へ続く……(Photo & text: 響子)サーフィンコラム「インドネシアの波に魅せられて……」その他の記事を読む>
2016年01月12日©TRIPPING!シリーズでお届けしている「お祭りにいこう」。シンガポール編、タイ編に続き第3弾は、ベトナム、マレーシア、インドネシア、フィリピンのお祭りをピックアップ!初心者から旅慣れた旅行者まで、新しい旅のスタイルとしてお勧めしたい「お祭りを目的とした旅」。2016年は、一味違った旅のスタイルにトライしてみては?ランタン祭り(ベトナム)毎月の満月の夜©TRIPPING!毎月満月の夜(旧暦の14日)、ベトナムの古都ホイアンにて行われる「ランタン祭り」。家々の電気が消され、街中がランタンの灯りのみで照らされるロマンティックなお祭り。この間、歴史保存地区も歩行者天国になり、ノスタルジックな雰囲気に包まれる街並みをゆったりと味わうことができる。日本商人によって架けられたと言われる「来遠橋(通称:日本橋)」は見どころの一つ。■2016年の予定1月23日(土)、2月21日(日)、3月22日(火)、4月20日(水)、5月20日(金)、6月18日(土)、7月17日(日)、8月16日(火)、9月14日(水)、10月14日(金)、11月13日(日)、12月12日(月)※あくまでも予定であり、予告なく変更になる可能性がありますランタン祭りの記事はこちら>バリ・アート・フェスティバル(インドネシア)2016年6月11日~7月9日予定古典芸能 レゴン ©ASEAN-Japan Centreバリの古典芸能の復興を目的として始まった「バリ・アート・フェスティバル」は2016年で38回目を迎える。見どころは、レゴンやケチャックなどの現代舞踊の振り付けの基礎となっている伝統舞踊。その他、パレード、ドキュメンタリー映画、文芸作品のコンテストなど、芸術文化を一挙に楽しむことができる。バリ・アート・フェスティバルの記事はこちら>ラマダン(マレーシア)ラマダン・バザール:2016年6月6日~7月5日ハリラヤ・プアサ:7月6日頃予定写真提供:マレーシア政府観光局イスラム教の断食月「ラマダン」の期間中、日没後のみ口にすることを許されたラマダン用の食事を提供する「ラマダン・バザール」が、各地に出現。イスラム教徒でなくても気軽に購入できる食事はこの時期ならでは。断食月用の食事やお菓子などの珍しいマレーシアフードにトライしてみては?ラマダン明けの「ハリラヤ・プアサ」の日には、約一か月に及んだ断食の終わりをイスラム教徒みんなでお祝い。王宮や首相官邸では「オープンハウス」を実施し、一般人にお祝いの食事をふるまう。年に一度、国王や首相に会える日として国民も楽しみにしている特別な日。オープンハウスの詳しい日程は直前に発表。カダヤワン・サ・ダバオ・フェスティバル(フィリピン)2016年8月17日~23日写真提供:マルコポーロ ダバオ南国フルーツや花で飾り付けられた山車によるパレード「フローラル・パレード」で有名な「カダヤワン・サ・ダバオ・フェスティバル」。“祭りの中の祭り”と言われるこの収穫祭では、カラフルな衣装に身を包んだ人々が、一年の自然の恵みに感謝の意を表する。会場となるのはフィリピン第3の都市ミンダナオ島ダパオ市。カダヤワン・サ・ダバオ・フェスティバルの記事はこちら>マスカラ・フェスティバル(フィリピン)2016年10月第3週末予定写真提供:フィリピン観光省「微笑みの都市バコロド」を象徴するようなハッピーが溢れるお祭り「マスカラ・フェスティバル」。カラフルな仮面を纏った人々がラテンのリズムで繰り広げるカーニバルは必見。その他ダンスやドラム、トランペットのコンテストや、フードフェスティバルなども開催。その華やかさは「お祭りの中のお祭り」と称されるほど。マスカラ・フェスティバルの記事はこちら>※上記イベントの開催はあくまでも予定で、予告なく変更になる可能性があります。予めご了承ください。
2016年01月12日©YU (TRIPPING!レポーター)シンガポール中の人気ローカル店の味を1カ所でリーズナブルに楽しめるということで観光客にも人気のフードコート「foodrepublic(フードリパブリック)」。清潔な空間と、良質なサービスを兼ね備えた「フードコートを超えるフードコート」は、島内14カ所に展開。フードコートの常識を覆す高品質のサービス©YU (TRIPPING!レポーター)フードコートと言えば、リーズナブルながら「オシャレ」や「快適」からほど遠い少々雑多なイメージを抱くもの。この常識を覆したのがフードリパブリックだ。シンガポールの主要ショッピングモール等に展開するこのフードコートは、モダンな彫刻や絵画などが統一されたコンセプトで配され、照明もぬくもりのある光量に落とされるなど、まるでレストランに居るような雰囲気。テーブルや空間を清掃する担当者も常駐し、常に清潔な状態が保たれている。リーズナブルながら、洗練された空間でシンガポール人気店の味が楽しめるということで、ローカルはもちろん、観光客からも人気を集めている。子ども用の椅子も完備されるので、子連れ旅行でも気軽に利用したい。ローカル料理からチェーン店の味も©YU (TRIPPING!レポーター)主要ショッピングモール等に展開するフードリパブリックは、お買い物や観光の合間にふらっと訪れることができる便利な立地も魅力の一つ。シンガポール最大級のショッピングエリア、オーチャードでは313@Somerset(313@サマセット)店がおススメ。同ショッピングモールの最上階5階の、開放的な明るい空間に1,000席を有する。22のストール(店舗)と4つのミニレストランが入り、テラスには子どもが遊べるキッズスペースも完備。チキンライスの有名店「Chatter Box(チャター・ボックス)」のシェフが手掛けるチキンライス店「SERGEANT HAINANESE CHICKEN RICE(サージェント・ハイナニーズ・チキン・ライス)」では、人気店の味を手軽に楽しめる。©YU (TRIPPING!レポーター)同じくオーチャードのION Orchard(アイオン・オーチャード)の地下4階には、まるで劇場のようなクラシックな様相の「Food Opera@Ion Orchard(フード・オペラ@アイオン・オーチャード」が。全700席を囲むように22のストールと4つのミニレストランが展開。所々に配置された動物の銅像やシャンデリア、モダンなインテリアは単なるフードコートとは思えない雰囲気を作りだしている。「Lin Xin Fishball Noodles」は数々の受賞歴を誇る有名店。5種類の中から選ぶ麺の上に乗る魚の練り物を、ピリ辛のオリジナルソースに浸していただく料理「Fishball Noodles(フィッシュボール・ヌードル)」は見た目以上に癖になる味。巨大商業施設「Suntec City(サンテック・シティ)」では、イーストコーストにて1994年創業のシンガポール料理「ヨントーフ」のお店「Fu Lin Yong Tofu(フー・リン・ヨントーフ)」が。ヨントーフとは、自身で選んだ練り物や野菜を湯がいてもらい、スープに入れていただく、日本でいうおでんのようなローカル料理。注文が入ってから揚げる練り物のクリスピーな食感は病みつきに。もちろんデザートやフレッシュジュースの専門店も。清潔感のあるオシャレな空間で、ローカルの味をリーズナブルに楽しんでみて!詳しい店舗の情報はこちら>
2016年01月12日©TRIPPING!シンガポール最大のイスラム寺院「サルタン・モスク」のほど近く、異国情緒漂うカラフルなショップハウスの一画に、ハンドメードワッフルで人気のカフェ「Twenty Grammes」がある。©TRIPPING!ポップでカラフルなインテリアが印象的な店内には、ワッフルを頬張りながら、おしゃべりに勤しむ女性客が目立つ。©TRIPPING!今回オーダーしたのは、チャコールワッフルの上にアイスが乗り、更に独特のソースをかけて頂く逸品。シンガポーリアンの間でも話題だ。真っ黒のワッフルはインパクト大!焼きたてがサーブされるので、サクサクふわふわ食感を楽しむことができる。更にトッピングするアイスは、スクープ数を選ぶことができるので、色々なフレーバーを試したい場合は、欲張ってみるのもあり。今回は、特に人気の「トリプルC(チョコレート、キャラメル、チョコチップ)」をチョイスしてみた。さて、問題の(?)ソースの正体はというと……「Salted Egg Sauce」と言う名のソースの正体は、塩味の効いた卵ソース!!一見ミスマッチにも思えるこの組み合わせ。多少の疑念を抱きながら、ワッフルとアイスにソースを絡め一口味わうと、一瞬にしてその疑いは晴れるわけである。あったかいサクふわのワッフルに、冷たく甘~いアイス、更に塩味のきいたクリーミーなソースは、相性抜群。その一つでも欠けてはならない強烈タッグに、ノックアウト寸前!?一気に食べ終えてしまった。特に、甘いものと塩辛いもののコンビに目がない人には、一度味わってほしい一皿。アラブ・ストリート散策の合間に訪れてみるのはいかがだろうか?Twenty Grammes(トゥエンティー・グラムス)・住所:753 North Bridge Road・アクセス:MRTブギス駅から徒歩7分・電話:(+65) 6717 1733・営業:12:00~22:00 (日-木) 12:00~25:00(金-土)
2016年01月12日©Singapore Tourism Board新年を迎え、今年はどこへ行こうかと考え始めるこの時期。どうせ行くなら、大きなイベントやお祭りの時期に合わせて旅行を計画してみては?王道の観光スポットも、時期を変えるとまた違った顔を見せてくれるはず。「お祭りにいこう」シリーズ第二段はシンガポールのお祭りや大型イベントをご紹介!チャイニーズ・ニュー・イヤー2016年2月8日~9日©Singapore Tourism Board中華系民族の多いシンガポールでは、新暦とは別に、旧暦のお正月(春節)もお祝いする。2016年の春節は2月8日と9日の二日間。チャイナタウンや、マリーナ・ベイの特設会場では、前夜からカウントダウンパーティも予定。一部地域では、新暦の年越し以上の盛り上がりを見せるチャイニーズ・ニュー・イヤー。いつもとは全く違う、伝統的でノスタルジックな雰囲気が味わいたいならこの時期のシンガポールがおススメ!チャイニーズ・ニュー・イヤーの記事はこちら>グレート・シンガポール・セール(GSS)2016年6月~7月予定©Singapore Tourism Boardシンガポール全体がセール会場と化す、国内最大の巨大セール「グレート・シンガポール・セール(GSS)」。個人店からハイブランドまでもが一斉に値下げをする夢のような約2か月間を、世界中のお買い物好きが待ちわびるほど。免税制度も利用できる旅行者にとっては、更にお得なこの季節。ショッピングストリート「オーチャード・ロード」で、朝から晩までお買い物三昧はいかが?グレート・シンガポール・セールの記事はこちら>F1シンガポール・グランプリ2016年9月16日~18日© 2015 Singapore GP Pte. Ltd. All rights reserved.マリーナ・ベイの一般道がF1レース会場に大変身するF1シンガポール・グランプリ。間近に観る、市街地を爆音で駆け抜けるレーシングカーは、迫力満点!レースに合わせて開催される、世界のトップ・アーティストたちによるライブパフォーマンスもみどころだ。2015年にはPharrell WilliamsやMaroon5、Bon Joviらも出演し、シンガポール・グランプリを盛り上げた。既にチケットの発売も開始。お得な早割りチケットは公式ホームページにて2016年5月2日まで販売。F1シンガポール・グランプリの記事はこちら>ディーパバリ2016年10月29日©Singapore Tourism Boardヒンドゥー教徒にとって最も重要な行事と言われる「ディーパバリ」。別名「光の祭典」とも呼ばれるこのお祭りの時期、リトル・インディアはオイルランプや電飾で華やかに飾り付けられる。Sri Srinivasa Perumal Temple(スリ・スリニバサ・ペルマル寺院)での祝賀が最も盛大。ヒンドゥー教徒は、伝統的なヘナアートを体中に施し、新調した服で礼拝する。旅行者でも気軽にトライできるワンポイントのヘナアートで、お祭り気分を盛り上げよう!ディーパバリの記事はこちら>ZoukOut(ズーク・アウト)2016年12月予定©ZoukOutシンガポール最大級のダンスクラブ「ZOUK(ズーク)」がセントーサ島のシロソビーチに出現!世界中から集まった5万人以上の参加者が、最高のロケーションで朝まで踊り明かす。1991年の創業以来、常にアジアのクラブシーンをリードし続けてきたダンスクラブが、豪華アーティストを迎えてお届けする夢のような一夜。最先端の音楽に酔いしれる非日常の空間で、一生忘れられない旅の思い出を作ってみては?ズーク・アウトの記事はこちら>※上記イベントの開催はあくまでも予定で、予告なく変更になる可能性があります。予めご了承ください。
2016年01月10日最近のムエタイジムは女子向けも多くなって来ていて、ムエタイというよりムエタイエクササイズ!気軽に体験できるので旅行に来た際にもお薦めです。実は、ムエタイは全く興味がない私。でもタイにいるうちに一回は試しにやっておかないとと思い、早2年。タイ人のお友達に誘ってもらいやっと重い腰をあげて行ってみました。今回お伺いしたのは、話題のタイセレブが集まるムエタイジム「Muaythai Mania Academy」。ムエタイというと、本気モードのムエタイ選手がバシバシ練習しているそばで、汗の臭いのしみ込んだ道具を使っていたりと、お世辞にもキレイと言えない設備だったりすることもしばしば……。そんな中、オープンしたばかりのMuaythai Mania Academyは清潔で、日本のジムのようなシャワーも完備、アメニティーも揃ったジムなので女性でも安心して体験してもらえると思います。まずはランニング。そして、ストレッチと準備体操。その後、スタッフのみなさんがこんなふうにバンテージを巻いてくれます。そして、交代で打ち合い。最後には、こんな障害物を置いてのサーキットトレーニング。なかなか盛り沢山の内容です。かな~り、ストレス解消としていいです!そして汗もガンガンかくし、デトックスになります。タイに旅行に来るとタイ料理が美味しいので、食べ過ぎ~を一度リセットするためにもぜひ、体験していただきたいです。
2016年01月10日年末年始休暇を利用して、バンコクから車で3時間半ほどの場所にある「エヴァソン・ホアヒン」に宿泊してきました。自然派ハイセンスホテルを世界中に展開しているシックスセンシズグループが手掛けるホテルということで、ホテルの敷地内には緑があふれ、心落ち着く空間が広がっていました。自然との共生がテーマ「エヴァソン」ブランドのホテルは「自然との共生」を理念としていることで知られていますが、こちらのホテルでもその理念は忠実にリゾート内で生かされています。ホテルのあるプランブリエリアはのんびりとした田舎町なのですが、リゾートの周辺エリアに溶け込んだかたちでホテルの建物が建設されており、ホテル内の設備には石、竹、木材など自然の素材がふんだんに使用されていました。豪華さ・派手さには欠けますが、シンプルでハイセンスな空間が個人的にとても気に入りました。ホテルの中を散策すると絵になる場所がたくさんあるんです。敷地内では野菜の栽培も行っています。客室でもテレビのリモコンにまでしっかりと目隠しがされていたり、インテリアに人工的なものを極力排した配慮がされています。宿泊した部屋のバルコニーにはサンベッドが置かれており、朝夕涼しい時間には自然の中で寛ぐことができました。ホテル内での楽しみ方も色々こちらのホテル、プール以外にもたくさんのアクティビティが用意されています。自然のなかで楽しむテニスやアーチェリー、レンタル自転車で広大なホテルの敷地内やリゾート周辺をサイクリングするのが宿泊者には人気のようでした。私たちは連日テニスを楽しみましたが、国際的なライセンスを取得したコーチのしっかりとした指導を受けることが出来るたのには驚きました。そのほか、日替わりでヨガや太極拳のクラス、タイの仏教文化に触れることができるアクティビティなども豊富に用意されているので、一日を通してリゾート内を満喫することができます。また、スパでのトリートメントもおすすめ。ベーシックなタイマッサージはもちろん、インド式のヘッドスパ、フェイシャルトリートメントから全3日間にわたるデトックス・プログラムまで幅広いメニューが揃っています。こちらはスパ内のウェイティングルームの写真なのですが、スパの施設内は風通しが良く非常に開かれた空間でありながら、プライベート感がしっかりと保たれていました。非日常感たっぷりな雰囲気のなかで受ける施術は至福の時間でした!バンコクから離れる分、リゾート内には都会の喧騒とは無縁のゆったりとした時間が流れており、心からリラックスすることができました。タイのエコリゾートで過ごすのんびりとした休日、おすすめです。
2016年01月10日カオマンガイはタイ人も好んで食べるカオマンガイはタイ料理の代表選手でもあり、路上の屋台、ショッピングモールのフードコート、カオマンガイ専門店と至る所で食べられる。また、東南アジア各地でも食べられている。ご存知のとおり中国の海南島の「海南チキンライス」がオリジナルなので、ルーツは中華料理の一部なのだろう。鶏の出汁でご飯を炊き上げ、そのご飯の上に鶏肉を盛りつけたシンプルな料理だ、基本的に辛くないので、辛いのが苦手な日本人にも好かれている。ただ、以外とカロリーが高めなので毎日食べるのは危険だ。バンコクにあるカオマンガイの有名店。通称「ピンクのカオマンガイ」は、日本人にも熱狂的なファンを持つお店として知られている。確かにココのカオマンガイは美味しい。だからといって他のお店はダメなのか?というとそんなことはない。カオマンガイも色々な場所で食べてみると、お店によって微妙に味や食感が違うのだ。多くのお店は平均点レベルで、日本から来たら美味しく感じるとおもう。しかし、ごく希にお世辞にも美味しいとは言えないお店もある。意外とショッピングモールのフードコートで食べたカオマンガイが美味しかったりもする。個人的に美味しいカオマンガイとは、まず、鶏肉がパサパサしていなくて、ご飯は程よくパラパラで鶏の味がほのかに香るのが好みだ。タレとスープは本当にお店毎に異なり、ここも好みの分かれ目だ。見た目ではなかなか判断が難しいのだが、注文してから鶏を切るお店がいいのではないだろうか???と思うことがある。お店によっては鶏を予め切っておき、注文が入るとご飯を盛り、切ってある鶏を盛りつけて終わり。というお店も見かける。このタイプのお店は、鶏肉がパサパサしている事が多いように感じた。あくまでも詳しく検証していないので不明ではあるが。やはり効率を重視するお店より、料理に「ひと手間」を惜しまないお店の方が美味しいのかも知れない。まあ、お店によって味が違うのは確かだ。タレはお店によってそれぞれの味がある。ピンクのカオマンガイより美味しいとの噂?レバーを固めた豆腐のようなものを添えるお店も。揚げた鶏のカオマンガイ・トート。(text & photo : 中島貴義)熱帯写真家フォトエッセイ「アジアの街角から」その他の記事を読む>
2016年01月07日©Tourism Authority of Thailand新しい年を迎え、今年はどこへ行こうと漠然と旅のイメージをし始めるこの時期。王道の観光スポットを巡るのもいいけれど、2016年は、各国のお祭りに合わせて旅行を計画してみるのも新しい手。今回はタイのオススメのお祭りをご紹介!ソンクラン(水掛け祭り)2016年4月13日~15日カオサン通り©Tourism Authority of Thailandタイ旧正月のお祝い「ソンクラン」。仏像や仏塔、また家族の年長者の手に水を掛けてお清めをするという伝統的風習が転じて、通行人同士が水を掛けあって楽しむ「水掛け祭り」に。世界中からこのエキサイティングな祭りに参加しようと旅行者が集まり、バンコクの「シーロム通り」や「カオサン通り」は最大級の盛り上がりに!会場付近の宿泊施設を押さえて、手ぶらで参加しよう。ソンクランの記事はこちら>ピーターコーン・フェスティバル2016年6月予定写真提供:タイ国政府観光庁ココナッツの樹木で作る、カラフルで巨大な仮面をかぶった「精霊」たちによるパレードで有名な「ピーターコーン・フェスティバル」。タイ北部のダーンサーイ市内で行われるこの奇祭は、仏教の説話が元となる厄払いと雨乞いの祭り。パレードの他にもダンスコンテストやマーケットで盛り上がりを見せる3日間に、世界中からコアな見物客が集まる。ピーターコーン・フェスティバルの記事はこちら>ロイクラトン2016年11月予定写真提供:H.I.S.年に1度、陰暦の12月の満月の夜に行われる「灯篭流し」の祭り「ロイクラトン」。豊作を願い、また罪を水に流して魂を浄化するため、水の精霊に祈りを捧げる。各地で行われるロイクラトンの中でもひときわ幻想的なのが、チェンマイで行われるロイクラトン。手作りの熱気球「コームローイ」が夜空を埋め尽くす「イーペン・サンサーイ」は、人生で一度は目撃したい幻想的な光景。チェンマイロイクラトンの記事はこちら>アユタヤ世界遺産祭り2016年12月予定©Tourism Authority of Thailand1991年にアユタヤ遺跡群がユネスコ世界遺産に登録されたのをきっかけに始まった「アユタヤ世界遺産祭り」。14世紀、タイの中心都市として栄えたアユタヤには、現在も貴重な遺跡が多数残されている。ライトアップされた荘厳な遺跡群を背景に繰り広げられる光と音のショーは圧巻。他に類を見ない壮大なお祭りは、10日間続く。アユタヤ世界遺産祭りの記事はこちら>大規模野外フェス●BMMF(Big Mountain Music Festival)2016年12月予定©Big Mountain Music Festival2016年で8回目を迎えるタイ最大の野外音楽フェス「BMMF」。日本からも毎年数組のアーティストが出演するこのフェスでは、ロック、ポップス、クラブミュージックなど、幅広いジャンルの音楽が楽しめる。キャンプ施設も充実し、まさに音楽好きのための2日間。BMMFの記事はこちら>●Wonderfruit2016年12月予定©Wonderfruit Festivalアジア初のライフスタイル・フェスティバル「Wonderfruit Festival」。音楽に限らず、アート作品の展示やエコに関するワークショップなど、その内容はまさに生活に密着。ヨガや、キッズ向けのアクティビティも充実し、ファミリーでも楽しめる内容が魅力だ。2015年は4日間開催。Wonderfruitの記事はこちら>※上記イベントの開催はあくまでも予定で、予告なく変更になる可能性があります。予めご了承ください。
2016年01月07日シンガポールには「年越し」が2回存在するのはご存知だろうか。新暦の1月1日とは別に、旧暦の新年(春節)もお祝いするのは、中華系民族の多い国ならでは。国民の休日にもなる2016年の春節は、2月8日~9日。前後には、各地で豪華絢爛なイベントも!2016年の春節は2月8日~9日©Singapore Tourism Board旧暦で数えるため、毎年日付が異なるChinese New Year(チャイニーズ・ニュー・イヤー)。中華系民族の多いシンガポールでは、新暦の12月31日に行われる年越しと同様、もしくはそれ以上の盛り上がりを見せるのが旧正月(春節)のお祝いだ。2016年は、週末と合わせると4連休に。各地でお祝いカラー「赤」の装飾が施され、国中がお祭りモードになる。この時期、多くの店が休業することも念頭に置いておこう。お祝いの中心「チャイナタウン」©Kreta Ayer-Kim Seng Citizens’ Consultative Committee国中で祝うチャイニーズ・ニュー・イヤーだが、中華系民族の集まるChinatown(チャイナタウン)では、お祝いムードもひとしお。2016年1月16日(土)には早々にオープニングセレモニーを開催予定。電飾の点灯式を始め、干支の猿によるアクロバティックな芸など、様々なパフォーマンスが披露される。毎年恒例となっている、その年の干支をモチーフにした装飾やライトアップは見どころの一つ。2016年は1月16日(土)~3月8日(火)の期間中、Eu Tong Sen StreetやNew Bridge Roadで見ることができる。©Kreta Ayer-Kim Seng Citizens’ Consultative Committeeシンガポール大学の学生によるライトアップのデザインこの時期のチャイナタウン散策にぜひ活用したいのが、「Chinatown Walking Trail(チャイナタウン・ウォーキング・トレイル)」。普段から無料で開催されている英語でのガイドツアーだが、1月23日、24日、30日、31日にはチャイニーズ・ニュー・イヤーの特別バージョンで開催予定。ライトアップやストリートデコレーションなどの見どころを中心に回る。先着10名の人気ツアーの申し込みはこちらから。チャイニーズ・ニュー・イヤー前夜の2月7日(日)には、カウントダウンパーティを開催。21:30~翌0:30にかけて、Eu Tong Sen StreetとNew Bridge Roadにてローカルアーティストによるライブパフォーマンスや、花火の打ち上げなどが予定されている。チャイナタウン駅周辺は身動きが取れないほどの人混みが予想されるので、計画的に行動しよう。※チャイナタウンのチャイニーズ・ニュー・イヤー公式ホームページはこちらお祝いの風物詩「ライオン・ダンス」©Kreta Ayer-Kim Seng Citizens’ Consultative Committeeこの時期の風物詩と言えば、「龍」と「獅子」によるダンスパフォーマンス。「ドラゴンダンス」や「ライオンダンス」と呼ばれ、日本の獅子舞のような縁起物として、店や学校、会社などで披露される。この時期に街を歩くと、リズミカルな金物や太鼓の音に合わせて飛んだり跳ねたりのアクロバティックなパフォーマンスに出会えるだろう。2016年1月23日、24日には、チャイナタウンHong Lim Parkにて、こうしたパフォーマンス集団のコンテストも開催される。(チケット購入はChinatown Visitor Centreなどにて。S$10~)※詳細はこちら各地で開催されるイベントにも注目©Singapore Tourism Boardマリーナ地区のThe Float(ザ・フロート)にて開催される春節のイベントは、「River Hongbao(リバー・ホン・バオ)」。オープンエアの会場全体には、絢爛豪華な飾り付けが施され、ステージでは国内外のアーティストによるライブパフォーマンスが行われる。屋台や雑貨市も出現し、敷地一体がまるでテーマパークに。毎年春節の前の2週間ほど開催される。詳しい日程等は後日公式ホームページにて発表。(入場無料)©Singapore Tourism BoardF1ピットで行われるチャイニーズ・ニュー・イヤーを祝うアジア最大級のイベント「Chingay Parade(チンゲイパレード)」も見逃せない。国内外50以上の団体が参加し、各国の民族舞踊や山車を披露するカーニバルには、毎年シンガポール在住日本人団体も参加。2016年は2月19日、20日の2日間開催。※チケット等の詳細は公式ホームページをチェックシンガポールが最も活気付くチャイニーズ・ニュー・イヤーの時期。華やかなイベントに参加して、お祝いムードを楽しもう!
2016年01月06日© MADE BY LEGACYバンコクで近年のマーケットブームを牽引し続けている一大イベント「MADE BY LEGACY FLEA MARKET」の第七弾が、2016年1月9日(土)~1月10日(日)に「State Railway of Thailand」にて開催予定!© MADE BY LEGACY洗練されたヴィンテージの文化とタイ職人のコミュニティーを持つ集団「MADE BY LEGACY」が主催するマーケット「MADE BY LEGACY FLEA MARKET」は、2012年にアメリカンスタイルのフリーマーケットとしてスタートし、現在ではフードや、アート、ファッションなど幅広い分野で活躍する人々をも巻き込み進化し、バンコク中のトレンドセッターを集める人気イベントに成長。© MADE BY LEGACY今回は、日本人グループによるブースが40店ほど出店予定。日本の裏路地さながらの雰囲気を作り上げる。更に、今回のキービジュアルにはカタカナが用いられ、プロモーションムービーも日本を彷彿とさせるシュールな世界観に。バンコクの「いま」を感じるなら人気マーケットを訪れるのが正解!年に2回のイベントのため、タイミングが合えばラッキー。今回は、参加が難しい場合も定期的に開催されているのでHPをチェックしてみて!© MADE BY LEGACYMADE BY LEGACY FLEA MARKET Ⅶ日時:1月9日(土)~1月10日(日) 13:00-0:00場所:State Railway of Thailand(MRTファランポーン駅から徒歩10分)入場料:120THB詳細:
2016年01月05日ワット・ヤイ・チャイモンコン@アユタヤphoto:世界遺産イェーイ!タイには5件の世界遺産があります。前回は、タイ北部にある世界遺産2件を紹介しました。今回は、首都バンコクからのアクセスも良くタイで一番メジャーな世界遺産アユタヤの遺跡と、手長猿や象など貴重な動物に会える自然遺産2件をご紹介致します!アユタヤと周辺の歴史地区(文化遺産)登録基準:「文明の証拠」ワット・プラ・シー・サンペット3基の大仏塔が有名 photo:世界遺産イェーイ!アユタヤは「平和の都」という意味で、約400年間栄えたアユタヤ朝の都です。3つの河川の合流地点にあるアユタヤはかつて「水の都」とも呼ばれ、商業と文化の中心地として栄えていました。アンコール朝を滅ぼし、スコータイ朝を併合したりして17世紀には国際貿易都市に発展するも、1767年のビルマ軍侵攻によって都は徹底的な略奪と破壊にあってしまいました。この際に仏像の頭部が切り落とされたりしたわけです。ワット・プラ・マハータート菩提樹の木に覆われた仏頭 photo:世界遺産イェーイ!仏教を信仰した歴代のアユタヤ朝の王たちが築いた美しい仏像や寺院を楽しむことができるアユタヤ。首都バンコクから北へ約80km、バスや電車に乗って約1時間半で行けることから多くの観光客を集めているアクセス良好な世界遺産でもあります。私たちはレンタサイクルでまわりました! photo:世界遺産イェーイ!前回の記事でご紹介したスコータイも巨大な遺跡でしたが、こちらのアユタヤも広い!!世界遺産に登録されている寺院はたくさんあり、点在しているのでレンタサイクルやトゥクトゥクでまわりましょう!暑いので水分補給はしっかりと!バンコクから日帰りでも十分観光できますが、アユタヤにもホテルがたくさんあるので何泊かしてのんびり寺院巡りをするのもオススメです。ワット・ラー・ジャブーラナ@アユタヤ砲弾系の塔は必見です! photo:世界遺産イェーイ!・アクセス日本から首都バンコクまで飛行機で約6時間。バンコクからアユタヤまでバスか電車で約1時間半~2時間。ドン・パヤーイェン-カオ・ヤイの森林群 (自然遺産)登録基準:「絶滅危惧種」カオヤイ国立公園で出会ったトカゲの一種 photo:世界遺産イェーイ!世界遺産、「ドン・パヤーイェン‐カオ・ヤイ森林群」は、カオヤイ国立公園など4つの国立公園と、ドンヤイ野生生物保護区で構成される広大な山岳地帯です。運が良ければ象やトラが見られる野生動物の宝庫で、トレッキング、バードウォッチング、自然観察、キャンプなどを楽しむことができます!バンコクから日帰りツアーで行くこともできますが、私たちはせっかくなのでバンコクから電車で約4時間のところにあるパクチョンという街に泊まって観光しました。パクチョンにある宿で開催している1日トレッキングツアーでカオヤイ国立公園を満喫しました!ヒルが多いのでこんなのを履いて出発! photo:世界遺産イェーイ!トレッキングをしていると様々な動物に会うことができます。こちらは、ガイドさんが望遠鏡越しに写真を撮ってくれた手長猿!photo:世界遺産イェーイ!トレッキングの最後ではこんな滝で水遊びをすることもできます!photo:世界遺産イェーイ!山歩きを楽しみながら、珍しい動物に会ったり、滝つぼで水遊びをしたりと自然を満喫できる世界遺産カオヤイ!バンコクから少し足を延ばしてみてはいかがでしょうか。・アクセスバンコクからパクチョンまで電車で約4時間。パクチョンのホテルでツアーを申し込む。バンコクからのツアーもある。トゥンヤイ-ファイ・カ・ケン野生生物保護区 (自然遺産)登録基準: 「自然の景観美」、「固有の生態系」、「絶滅危惧種」「トゥンヤイ-ファイ・カ・ケン野生生物保護区」は、タイ北部、ミャンマーとの国境沿いに位置し、東南アジア最大級の動物保護区でもあります。インドゾウなどの珍しい植物を見ることができます。現在野生動物保護区は人の立ち入りが禁止されているため、なかなか見学するのが難しいですが、周辺の国立公園で自然を少し楽しむことはできます。バンコクや、バンコク近郊のカンチャナブリーから、ツアーで観光することができます!・アクセスバンコクやバンコクからバスで約2時間のところにあるカンチャナブリーからツアー。※記事中の情報は、全て2015年12月現在のものです。(参考文献:『すべてがわかる 世界遺産大事典 <上・下> 世界遺産検定公式テキスト』、『きほんを知る世界遺産44 世界遺産検定4級公式テキスト』、『地球の歩き方』、『るるぶ』】4年間世界遺産巡りの旅をした夫婦「世界遺産イェーイ!」のコラムその他の記事はこちら>
2016年01月05日日本人職人が握る寿司は日本と同じ味だ。タイ料理といえばパクチーと唐辛子は基本。タイ在住のの日本人でもパクチーや唐辛子が苦手な人は多い。タイ料理にも辛くない料理は多くある。しかし、日本食以外ダメだという場合、お手上げかというとそんなことは全くない。タイ(バンコク)は、日本食天国でもあるのだ。プロンポンやトンローといった、日本人駐在員が多く暮らすエリアには、多くの日本食レストランがある。また、ショッピングモールには、必ずといっていいほど日本食レストランがある。コンビニでは日本のカレーパンやカツカレー、おにぎりなども売られている。海外で日本食というと、寿司、天ぷら以外無いだろうと思われがちだが、バンコクには、すし、天ぷらはもちろん、丼物、ラーメン、そば、うどん、カレー、ハンバーグ、定食、居酒屋料理、焼き肉、大阪、名古屋、博多といった、エリア別のソウルフードを扱う店舗もある。煮物や焼き魚といった家庭のおふくろの味を売りにしている店もある。本当に数え切れないぐらいの日本食レストランがあるのだ。値段も大衆食堂並みからホテルに入っている高級店、料亭、そして日本でおなじみのチェーン店系も数多くあり、まさに千差万別。ラーメンはトンコツ系のお店が多いが、トンコツ以外にも中華そば、醤油、家系、二郎系、つけめん、とりぞば等。毎日違う種類を食べ歩けるほどの店舗がある。最近、BTSトンローにオープンした「七星(ななせ)」というラーメン屋が、バンコク在住の日本人の間で話題になっている。天下一品風のちょっととろみのあるスープが特徴で、値段はなんと「ねぎそば(80バーツ=約270円 ※2016年1月4日現在)」という値段。日系のラーメンといえば、通常200バーツ化前後するのが普通なので、バンコクにおけるラーメン革命ともいえるかも知れない。食堂風の店内にはエアコンは無く、混んでいるときは相席。まさにタイの食堂さながらである。観光でタイを訪れる人たちには、あまり興味が無いかも知れないが、バンコクの日本食も日々進化発展しているのだ。トンカツ定食は200バーツ前後。盛岡名物の冷麺も。七星のねぎそばは80バーツ。セブンイレブンで売られているカレーパン。(text & photo : 中島貴義)熱帯写真家フォトエッセイ「アジアの街角から」その他の記事を読む>
2016年01月04日©PIXTAシンガポール島内をオープントップの2階建てバスで巡る「Hop on Hop off bus」は、効率良く観光したい人にぜひおススメしたいバスツアー。全4ルート、乗り降り自由の50の停留所には、主要観光地やホテル、ショッピングモールなどが含まれる。観光バスの域を超えた一つの移動手段としても利用したい。360度のパノラマビュー©TRIPPING!シンガポールの街を歩いていると、2階建てバスのオープントップから陽気に手を振る外国人観光客に出会うだろう。スペインのCity Sightseeingグループが世界97都市に展開する観光バス「Hop on Hop off bus(ホップ・オン・ホップ・オフ・バス)」は、シンガポールはDuck & HiPPO社が運営。商業施設Suntec City(サンテック・シティ)を起点とする全50か所の停留場は、シンガポールの主要観光スポットやホテル、ショッピングセンターを結ぶ。バスの2階前方は屋根が無く、気持ちのいい風を感じながら360度シンガポールの風景を楽しむ事ができる。後方には屋根があるので、直射日光が気になる赤ちゃん連れの旅行者も、また、観光中スコールに見舞われても安心。主要観光スポットを網羅©TRIPPING!バスの種類は3種類、全4ルート。まずは、赤いバスが目印の「City Sightseeing(シティ・サイトシーイング)」。リトル・インディアやチャイナタウンなど、南北に渡る18の停留所を巡る「Red Heritage Route(レッド・ヘリテージ・ルート)」と、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイやボタニックガーデン、オーチャードエリアなど東西20の停留所を周る「Yellow City Route(イエロー・シティ・ルート)」の2コースに分かれる。どちらも約1時間のコース。次に、茶色のバスが目印の「The Original Tour(ザ・オリジナル・ツアー)」では、東西南北25カ所をくまなく巡る。文化的、民族的スポットが中心となるコースで、一周一時間半程度。最後に、黒い車体が目印の「Gardens-Sentosa RHiNO Feeder(ガーデンズーセントーサ・リノ・フィーダー)」。その名の通り、サンテック・シティを出発した後、マリーナ地区のシンガポール・フライヤーやマリーナ・ベイ・サンズ、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイの人気観光スポットを経由し、セントーサまでつながるルート。このバスのみ2階にも屋根が付いている。これらの3種類のバスが終日乗り放題というパッケージは、観光地を効率よくお得に回りたい人には言うことのない贅沢なツアー。1日券(2日券)を購入すれば、24時間(48時間)どのバス停からも乗降車可能。朝8時台から夜19時台まで、15分~20分間隔でシンガポールの主要スポットを周り続けるこのバスは、観光客の足としても重宝されている。無料ガイドツアーもこのホップ・オン・ホップ・オフ・バスでは、チャイナタウンとリトル・インディアのみ、バスを下車して歩きながらのガイド付きツアーも。追加料金無しで参加できるのが嬉しい。この機会に多様な文化に触れてみては?◆China Town Walk開催曜日:月・水・金時間:14:30~17:00集合場所:48 Pagoda Street◆Little India Walk開催曜日:火・木・土時間:10:30~13:00集合場所:The Verge Shopping Centre(ザ・ヴァージ・ショッピング・センター)メインエントランスツアー利用の際は、イヤホンの持参を忘れずに。車内のイヤホンジャックと繋げば、11か国語での録音ガイドも楽しむ事ができる。チケットの購入はサンテック・シティ1階のDUCK & HiPPO Hubやシンガポール・フライヤー1階のチケット売り場、オーチャードやチャイナタウンのTourist Information Visitor Centre(ツアリスト・インフォーメーション・ビジター・センター)、またチャンギ空港の到着階カウンターなどでも購入可。ツアーの詳細はこちら>Hop On - Hop Off Bus Tour Singapore(ホップオンーホップオフ・バスツアー・シンガポール)・電話:+65-6338-6877・料金:(1日券)大人S$33、子供(3歳~12歳)s$23(2日券)大人s$39子供S$27
2015年12月29日ハノイ名物の麺料理、ブンチャー緑と湖が多く、歴史を感じさせる味わい深い街並みが魅力のベトナムの首都ハノイ。本コラムでは主に南部ホーチミンの食を紹介してきたが、今回は北部ハノイで食べられる絶品グルメを2回に分けてお届け。前編では、麺料理のフォーとブンチャーを紹介しよう。フォーボーの名店「PHO THIN」ホアンキエム湖ベトナム全土で食べられているフォーは、実は北部発祥の麺料理。現地では鶏より牛のフォーのほうが人気がある。今回訪れたフォーボー(牛肉のフォー)の専門店「PHO THIN(フォー・ティン)」は、市民の憩いの場となっているホアンキエム湖の南にある。店先には大きな寸胴鍋が2つ並び、薪火でスープを煮込んでいる。“薪火”と聞くだけで、手が込んでいておいしそうな気がしてしまうのは筆者だけであろうか。厨房では、スタッフが大量のネギとパクチーを手早くどっさりと盛り付けていた。ザルの中にはパクチー(rau mùi、ザウムイ)とネギが混ざった状態で入っているので、パクチーが苦手な人は、注文の際忘れずに伝えよう。主役は、滋味深い“こってりスープ”こちら、メニューはフォーボーのみという潔さ。昼時の厨房は戦場のような忙しさで、こちらから積極的に声をかけなければ、注文さえできない雰囲気である。次から次へと入ってくるお客さんに圧倒されながらも、なんとか注文と支払いを済ませ、席に腰をおろす。PHO BO50,000VND(約270円)やっとありつけたフォーボーは、牛肉と麺が見えないぐらい、大量のネギが表面を覆いつくしていた。スープは濁っており、いかにも濃厚そうなビジュアルを呈している。味はというと、日本の豚骨ラーメンのように旨味が凝縮されたこってりスープでありながらも、大量のネギが入っているため、脂っこさは感じない。南部のフォーばかり食べている筆者は、あっさり味のスープを卓上の調味料で自分好みの味にととのえて食べるのがフォーの醍醐味だと思っていた。しかし、このスープはすでに味が完成されており、そのままでも十分おいしいと感じた(もちろん、調味料を足してもおいしく食べられる)。揚げパンと生卵のトッピングも可能味の変化を楽しみたい人、しっかり食べたい人は揚げパン(quay、クァイ)と卵(hột gà、ホットガー)をトッピングしてみよう。スープを吸った揚げパンによってコクがプラスされ、さらに食べごたえのあるものに。お腹が心配な人にはおすすめできないが、黄味が絡んでまろやかになったスープもまたおいしかった。これまで食べたフォーの中で間違いなくNo.1の「PHO THIN(フォー・ティン)」。これを食べるために、またハノイに来たいと思うほど印象的な味だった。————————————PHO THIN(フォー・ティン)住所:13 Lo Duc , Hai Ba Trung District , Ha Noi営業時間:6:00~20:30次にご紹介するのは、ブンチャー。ブンチャーは、米麺ブンや野菜を炭火で焼いた豚肉やつくねの入った甘酸っぱいつけ汁につけて食べる麺料理だ。ブンチャー専門店「Tuyet BUN CHA 34」訪れたのは、ハノイの台所「ドンスアン市場」の北に位置するハンタン通り。ローカルな雰囲気漂う通りに、安くておいしいと評判のブンチャーの店「Tuyet BUN CHA 34(トゥイット・ブンチャー34)」がある。「Tuyet」は店主の名前だろうか、ベトナム語で“雪”を意味する。「34」は住所のハンタン通り34番地からつけられたものだ。BUN CHA35,000VND(約190円)これがブンチャーのセット。丸いトレイに炭火焼肉入りの甘酸っぱいつけ汁、米麺ブン、野菜&香草がどっさりと盛られている。運ばれてきてまず思ったのは、ボリュームが多いこと!35,000VNDという安さにも関わらず、つけ汁には焼肉とつくねがたっぷり入っている。紫蘇で巻かれた炭火焼きのつくねが非常に食欲をそそる。ホーチミンでは、空の器にブンや香草をお好みの量入れ、レンゲでつけ汁をすくって麺にかけて食べていたが、ここでは周りのハノイ人の食べ方に習い、炭火焼肉入りのつけ汁に直接ブンや香草を浸して食してみた。つけ汁はにんにくが効いており、炭火の香ばしい風味と紫蘇のさわやかな風味が非常にいい。お肉たっぷりのガッツリ系の麺料理だが、甘酸っぱいつけ汁と野菜でさっぱりと食べられる。辛党の人は卓上の粉唐辛子で味にアクセントをつけてみよう!パリパリの揚げ春巻きもおいしいNEM RAN1本8,000VND(約45円)サイドメニューの揚げ春巻きは1本から注文できるので、ぜひ試してほしい。揚げたてでパリパリの揚げ春巻きもブンチャーのつけ汁に浸して食べよう。「Tuyet BUN CHA 34(トゥイット・ブンチャー34)」のあるハンタン通りにはケムカラメン(ベトナム風プリン)の店が数軒並んでいる。食後にハシゴするのもおすすめだ。————————————Tuyet BUN CHA 34(トゥイット・ブンチャー34)住所:34 Hang Than , Ba Dinh District , Ha Noi営業時間:7:00~22:00※日本円表記は、2015年12月28日の為替レートに準じます。(text & photo:グッチ)ぐるりホーチミン歩き~美味しいと可愛いを探して~その他の記事を読む>
2015年12月29日©Tourism Authority of Thailand自然のままに広がるエメラルドブルーの海と美しいパウダーサンド、日々の慌ただしさを、まるっきり忘れさせてくれるラグジュアリーなホテルステイ……世界中のトラベラーから愛されるタイのビーチリゾートは、一度は訪れたいディスティネーション!今回は、数あるタイのビーチリゾートの中でも、“大人”なヴァケーションが叶うサムイ島とクラビ、それぞれの魅力にクローズアップしてお届け。別名「ココナッツ・アイランド」、サムイ島タイ湾に浮かぶタイ国内で3番目に大きな島、サムイ、別名「ココナッツ・アイランド」。バンコク経由で日本から約7時間という比較的行きやすい距離にも関わらず、そこに広がるのは非日常という言葉そのもの。©Tourism Authority of Thailand同じくタイの高級ビーチリゾートとして知られる華やかなプーケットとは、少し趣が異なりのんびりムード。“ココナッツより高い建物を禁止する”条例により景観は守られ、手つかずの自然がそのままに残されている。海岸には真っ白な砂浜が連なり、ホテルのほとんどがオン・ザ・ビーチ。プライベートなリゾートライフを過ごすのが何より贅沢だ。ラグジュアリーホテルで、大自然と調和したステイを©Four Seasonsフォーシーズンズ・コサムイ5つ星ホテルも多数点在し、「フォーシーズンズ」や「コンラッド」といった世界の名だたるラグジュアリーブランドも、大自然と調和したステイをそれぞれに実現。特に、自然派高級リゾートブランドの先駆者「シックスセンシズ」は今年7月に「シックスセンシズ サムイ」をフルリノベーションオープンし、注目の的に。また伝統的なタイの建築様式を用いたヴィラが特長的な「バンヤンツリー・サムイ」はプライベートプールを全棟に完備し人気だ。©Six Senses Hotels Resorts Spas シックスセンシズ・サムイアイランドホッピングでアクティブに遊ぼう©Tourism Authority of Thailandサムイ島をよりアクティブに楽しむなら、周辺のアイランド・ホッピングへぜひ。沖合の熱帯雨林に囲まれたパガン島(通称パンガン島)には、入り組んだ入り江に大小のビーチが数多くあり、波が穏やかでシュノーケリングやシーカヤックに最適。43の島々から成るアーントーン諸島では、海水の浸食によってできた独特な景観が目を奪う。世界中のダイバーが集まるダイビングパラダイスも!©Tourism Authority of Thailandサムイ島から北へ約60kmのところに位置するタオ島は、ジンベイザメに会えるポイントがあることから、世界中のダイバーが集まるダイバーズパラダイス。島周辺は潮流が穏やかであることから、ビギナーからエキスパートまで楽しめるのも人気の理由。©Tourism Authority of Thailandタオ島の西500mほどのところにあるナン・ユアン島はサンゴ礁の島で、島の周りはほとんどがタイプサイト!どちらの島も、ダイビングをしなくともシュノーケリングを楽しめるので、ツアーなどに参加して訪れたい場所のひとつ。海だけじゃない!山で冒険しよう写真提供:H.I.S.マリンスポーツだけではなく、陸上のアクティビティも充実。雄大な海を眺めながらのエレファントトレッキングや、遊泳可能な滝を目指してハイキングという楽しみ方もあり、サムイ島の豊かな緑を満喫したい。島内観光もお忘れなく!©ASEAN-Japan Centre島内を散策するなら、島のシンボル的存在、高さ12メートルの巨大な黄金色のビッグ・ブッダが祀られる「ビッグ・ブッダ寺院」や、アジアらしいマーケットの雰囲気と活気を感じられる港町「ナートン・タウン」、愛らしいサルたちに出会える「サムイ・モンキーセンター」まで足を延ばしてみては。手つかずの自然を満喫!クラビバンコクから国内線で約1時間半、プーケット島からパンガー湾を挟んですぐ東。岩山に囲まれた絶景が広がるクラビはタイ国内のビーチリゾートの中でも、自然の神秘を目の当たりにすることができる秘境だ。©Tourism Authority of Thailand地形が複雑に入り組んでいるため、ビーチの多くは陸路から離れ、移動手段は中心地・アオナンビーチを拠点にボートで。環境保護の観点からジェットスキーなど、モーターを使用するウォータースポーツも禁止されているので、美しい自然の中で静かに過ごすことができる。海に山に、アクティブに冒険しよう!©Tourism Authority of Thailand沖合には130以上の島々が点在し、それらを渡るアイランド・ホッピングもクラビの楽しみのひとつ。タップ島やガイ(チキン)島、モー島、ポダ島など、それぞれ個性的な島々はシュノーケリングにも最適で、日帰りで気軽に楽しめる。©Tourism Authority of Thailandまたクラビの石灰岩の岩壁は、世界的に知られるロッククライミングの聖地。様々な難易度で250本以上のルートがあり、経験豊かなクライマーからビギナーまで気軽にトライ。マングローブの間を進み、古代人が洞窟に残した壁画の見学をハイライトとするカヌーツアーも人気。そしてクラビ・タウンから車で1時間半ほどのクローン・トームにある森の中の滝や川に湧き出る天然温泉は、地元の人々も集まるリラクゼーションスポットだ。「次はここに行きタイ!タイリゾート特集」の“後編”では、実際にサムイ島とクラビを訪れる際のおすすめのツアー情報をご紹介!TRIPPING!編集部イチオシのプランをチェックしてみて!次はここに行きタイ!タイリゾート特集前編:狙うは大人のアジアンリゾート「サムイ島&クラビ」後編:サムイ島&クラビで叶える、大人のリゾート・ステイ
2015年12月28日白砂のビーチが広がるサイケーオ・ビーチ乾期に入りビーチリゾートもこれからがハイシーズン。ラヨーン沖のサメット島は、バンコクからも近く、都会の喧噪から離れのんびりと週末を過ごすにはピッタリ。バンコクからはバスやミニバス、船を乗り継いで約4時間。バンコクのエカマイ(東バスターミナル)からは、サメット島行きの船着き場(バンペー)行きのバスが出ていて、バスと船のジョイントチケットもある。バンコクを出たバスは約3時間ほどでバンペーに到着。道を挟んで反対側、市場を抜けると船着き場がある。サメット島にはいくつかのビーチがあり、各ビーチ行きのスピードボートや定期のスローボートが出ているが、定期の船はバスの時間に合わせて出航するので、バンペーについたら寄り道をしないでまっすぐに船着き場に向かおう。定期船はサメット島で一番賑わうサイケーオ・ビーチ近くのナダン港に着く。島に到着した際、入島税?なるものを支払う必要がある(200バーツ)各ビーチへは、乗り合いのトラック(ソンテウ)もあるし、ナダン港にはレンタルバイクもある。基本的に一本道で交通量は少ないが、アップダウンも多く、路面には砂も浮いているのでバイクの運転には十分に注意しよう。島の北部、サイケーオ・ビーチは、島で一番賑わっているビーチ。周辺にはコンビニ、レストラン、ゲストハウスなどツーリストに必要なものは何でも揃っている。ビーチも白砂で海の色も綺麗だ。日帰りで訪れるにはサイケーオ・ビーチがオススメだ。船着き場からも歩いて行ける。どうしても静かなビーチがいいなら、他のビーチもいいが、レストランや売店(コンビニ含む)もほとんど無いので、必要な物は揃えて行く方がいいだろう。バンペーからバンコク行きの最終バスは18時発。このバスに乗るためには、ナダン発17時の船に乗らないといけない。パタヤのビーチやラン島と比べるとまだまだのんびりとした雰囲気のサメット島。早起きして、朝7時台のバスに乗れば、バンコクから日帰りも可能だ。時間があったらオススメだ。バンペーの船着き場からサメット島へビーチのレストランでのんびりと(サイケーオ・ビーチ)夕方のバンペーの港バンコクの東バスターミナル(エカマイ)(text & photo : 中島貴義)熱帯写真家フォトエッセイ「アジアの街角から」その他の記事を読む>
2015年12月28日肉類といえば、主に豚肉と鶏肉を食べるイメージだったタイも、最近は牛肉がよく食べられるようになり、タイ人の間ではステーキ屋を巡るのが流行っているんだとか。私もその流行に乗って、今回は比較的最近に出来た「Meat Bar 31」に行ってきました。エルパティオというコンドミニアムの1階にあります。場所は、スクンビットSoi 31の結構奥の方です。私たちは今回、噂の「1kgステーキ」を食べるために来店したので、前菜などのオーダーは少なめにしました。前菜系も全ておいしかったです。そして!! お待ちかねの1kgステーキ!すごいボリュームです、圧巻!写真の撮りがいがあります!ちなみにこの1kgステーキの牛肉はタイ産です。メニューには、US産、オーストラリア産のステーキもあります。こちら…意外にあっさりしていて、スルスルと食べられます。女性3人でもあっという間に完食してしまいました!柔らかくてとてもおいしかったです。是非大勢で来店して、シェアして楽しんで欲しい1品です。落ち着いた雰囲気のお店なので、大勢でワイワイするのももちろんありですが、家族でバースデーのランチやディナーでもいいと思いました!
2015年12月27日©Tourism Authority of Thailand サーフィンも楽しめるカタビーチ冬から春にかけてオンシーズンなのが、アンダマン海に浮かぶタイの島々。ポピュラーなリゾートから、自然が主役のネイチャー系まで、どの島も個性的。そして島特有のユルい空気が流れています。ここでは数ある島のうち、ステキなリゾートのあるところをピックアップ。バックパッカー向けのハードな島旅ではなく、リゾーター向けの優雅な島旅を満喫できます。穴場な島なら、行ったことが自慢にもなる!?寒い日本を脱出して、のんびりリゾートしましょ!プーケット©keemala ユニークな世界観が話題のリゾート、キーマラタイ最大の島にして、この国を代表するアイランド・リゾート。おもに西海岸にビーチが続き、それぞれでキャラクターが立っています。お祭り騒ぎのパトン、隣接しながらパトンよりも落着きのあるカロン、さらに静かでサーフィンができるカタ、隠れ家感のある夕日の名所のナイハン、豪華リゾートのラグーナなど、雰囲気でビーチが選べます。ここ数年は東側にも、ステキなリゾートがお目見え中。また、ノスタルジックな風情の歴史的建物群が並ぶプーケットタウンや、奇岩が水面からそびえるパンガー湾など、リゾートホテル以外にもお楽しみが。著者撮影 世界遺産の登録を目指すプーケットタウンおすすめリゾートホテル/キーマラプーケットのビーチの詳細はこちらラチャ島著者撮影 プーケットから約40分の移動で透明度がグンとアップするラチャ島プーケット南端近くの港から約40分、まぶしいほどの白砂ビーチと遠浅の海が広がるラチャ島。ほんの少しの移動なのに、ここまで自然の色が変わるのかと驚くはず。ダイビングスポットとしてもポピュラーな海域なので、スノーケリングも期待できそう。おすすめリゾートは絶景ビーチを前に、木々に埋もれるように真っ白なヴィラが点在するザ・ラチャ。リゾートから内陸へ続く道をゆくと、裏のビーチへ行くこともできます。おすすめリゾートホテル/ザ・ラチャピピ島著者撮影 次から次へとボートが訪れ、人がやってきては去る、大人気のマヤビーチ本土のクラビから南へ約42キロ。6つの島々からなるピピ諸島のうち、メインはピピ・ドン島とピピ・レ島。ピピ・ドン島が滞在の拠点。中心地のトンサイベイは迷路のような小道にレストランやダイビングサービス、バンガローがずらり。夜遅くまでに賑わっている。静かに過ごしたいならば、船で向かう南部のレムトンビーチへ。またピピ・レ島には映画『ザ・ビーチ』の舞台となったマヤビーチがあります。著者撮影 レムトンビーチの隠れ家リゾート、ジボラおすすめリゾートホテル/ジボラヤオ島©Sixsenses Yao Noiパンガー湾の多島美をリゾートから眺められるシックスセンシズヤオノイプーケット島と本土クラビの間、パンガー湾の中心に浮かぶ、ヤオ・ノイとヤオ・ヤイの2つの島。ヤオ・ノイにシックスセンシズがオープンしたことで一躍注目の的に。とはいえ、漁業とココナッツ産業が主産業の自然あふれる島であることは変わりなし。ヤオ島周辺にはパンガー湾特有の石灰岩でできた、粘土細工のような不思議な形の島々が浮かび、リゾートからの眺めが素晴らしい!おすすめリゾートホテル/シックスセンシズヤオノイランタ島著者撮影 南西部にあるクロンニンビーチクラビからワゴン車で陸路とカーフェリー移動合わせて、約2時間30分。2000年初頭のアジアンリゾートブームで一躍名前が広まった、隠れ家アイランド。ランタ・ノイ島の西海岸にビーチが連続しています。デザイン系や大人オンリーなど、スタイリッシュなリゾートで優雅な休日を。著者撮影 クロンダオビーチに面したツインロータス・コ・ランタおすすめリゾートホテル/ツインロータス・コ・ランタクラダン島著者撮影 島の東側は遠浅の海。ゲストの荷物はスタッフがかついで運びますトラン沖に位置し、国立公園内にある秘島。南北約2キロ、幅約600メートルほどの小さな島で、バンガローが数軒とリゾートが1軒あるのみ。ネオンも車もない、ネイチャー・アイランド。島の東西でビーチの雰囲気が異なり、東側は浅瀬が広がるモルディブに似た海、一方の西側はアダンの木々に包まれた沖縄の離島のような雰囲気。著者撮影 プールや雰囲気のいいバーもありますおすすめリゾートホテル/ザ セブン シーズ リゾートリペ島著者撮影 一周しても1時間足らずのリペ島マレーシアの国境近くにある、国立公園内に浮かぶ最果ての島。バンコクからは移動に1日かかるけれど、マレーシアのランカウイからはボートで約1時間。こぢんまりとした島はほとんどがラフロードで、滞在の拠点は3つのビーチに分かれます。メインはカフェや土産物店が並ぶ目抜き通りも走るパタヤビーチ、バンガローが急増中のサンライズビーチ、パッカー系を見かけるサンセットビーチ。これからブレイクしそうな予感がする島です。著者撮影 サンライズビーチに面したアイデリック・コンセプト・リゾートおすすめリゾートホテル/アイデリック・コンセプト・リゾート : 古関 千恵子)ビーチ&リゾートコラム「アジアンビーチ☆マニア」その他の記事はこちら>
2015年12月27日©ASEAN-Japan Centreガムランの演奏と共に色鮮やかな衣装を纏い、カラフルなメイクをした男女が舞うバリ島に伝わる伝統舞踊。多くの種類があるこの舞踊の中から9種類が2015年12月、ユネスコの無形文化遺産に登録された。宗教的意味合いの強さによって3つに分けられる舞踊ガムランなどの演奏と共に、花や動物をモチーフにしたカラフルな衣装に身を包んだ男女が舞う、今や観光の目玉の一つでもあるバリの伝統舞踊。2015年12月2日に南アフリカのナミビア共和国で開催されたユネスコ・サミットにて、この伝統舞踊のうちの9種類が「無形文化遺産」に新たに登録された。観光客が観賞できる娯楽用の演目を含め、宗教的意味合いの強さによって大きく3つの段階に分類されるバリの伝統舞踊。今回のサミットでは、この3段階の中から3種類ずつ、合計9種類の舞踊が無形文化遺産に選ばれている。・ルジャン舞踊(Rejang Dance)・サンヒャン・ドゥダリ舞踊(Rari Sanghyang Dedari Dance)・バリス舞踊(Baris Upacara Dance)・トッペン仮面舞踊(the Topeng Mask Dance)・ガンブー舞踊劇(Gambuh Dance Drama)・ワヤン・ウォン舞踊劇(Wayang Wong Dance Drama)・レゴン・クラトン舞踊(the Legong Kraton)・ジョゲッ・ブンブン舞踊(Joged Bumbung Dance)・ケット・クンティスラヤ(Ket Kuntisraya)上の3種類は、バリ・ヒンドゥー教の儀式用のもののため、一般の観光客はまずお目にかかれる機会がないほど神聖なものだという。下の3種はウブド地区などで定期公演が行われるなど、一般客観賞用のエンターテインメント要素が強いものだそう。バリ地域社会の文化継承に大きな役目を果たしてきた伝統舞踊©ASEAN-Japan Centreバリに暮らす人々にとって舞踊とは、踊り手や演奏者だけではなく、その地域社会全体における互いの尊重と協力をもたらす重要な意味を持っていた。更に、村単位で継承されてきたこの舞踊を通じて、地域の自然や文化、民族の価値を表現することで、歴史的文化の保存にも大きく貢献。古くからバリの人々の生活に密着したものであった。ユネスコ・サミットでは、今回無形文化遺産に登録された9種類の舞踊の要素を4分間の「Nawa Sari」という演目に集約して表現されたそう。遺産登録を経て、今後もバリ島に息づく伝統舞踊はますます大切に継承されていくだろう。
2015年12月25日BTSオンヌット駅はBTSアソーク駅から5駅バンコクの東の外れBTSオンヌット駅。2011年まではBTSスクムビット線の終点だった。スクムビット通りの奇数側でいうとソイ77(オンヌット通り)~ソイ81、偶数側はソイ50~ソイ54周辺だ。外国人、日本人の駐在員の多くは、BTSプロンポン~トンロー周辺のコンドミニアムに住むケースが多い。しかし、オンヌットエリアも結構外国人の姿を見かける。オンヌット駅前には、テスコロータス、日系のMAXバリュー、ソイ77にはビックシーと3つのスーパーマーケットもあり買い物には困らない。オンヌット周辺に住む外国人は、現地採用や起業をして間もない人たち、また、タイ人と暮らす外国人、日本人の年金生活者などだ。最近まではBTS駅北側に屋台街があったので、そこで夕食を済ませれば、一皿50バーツ、ビールも大瓶100バーツ。テスコロータスやビックシーのフードコートも同じくらい。路上の屋台だとクイッテオは30バーツからとローカル価格で暮らせるのが人気のひとつだったのかも知れない。そんな自分も最近まで、ソイの81に住んでいた。家賃は月7,000バーツ、ワンルームで50平米の南西角部屋で風通しも良く、かなり古いローカル向けのマンションであったが快適に暮らしていた。BTSの駅まで1.3kmくらいあるソイの一番の奥だったが、ソイの入り口にはほぼ24時間、バイタクが待機していて料金も10バーツなのでBTSで通勤するのも楽だった。深夜中心部からタクシーで帰宅しても100バーツを超えることはほとんど無かった。ソイを入るとタイの日常生活が垣間見られる。便利なのだけどちょっとしたローカルチックなとこも好きだった。周辺には多くのアパートがあり、1日単位や1週間単位で宿泊できるところも多い。料金も500~1,200バーツ程度。ホテルの予約サイトAGODA等に載っているアパートもあり、英語対応可能なところも多いので旅行者でも気軽に利用できる。一歩裏に入ればローカル感漂う風景が見られる屋台の集まるコーナーもあるので食費も押さえられるオンヌット通り(ソイ77)に沿って流れるプラカノン運河ローカル向けのアパートは月4000バーツ代から(text & photo : 中島貴義)熱帯写真家フォトエッセイ「アジアの街角から」その他の記事を読む>
2015年12月25日著者撮影インドネシアへのリゾート旅、というと、最も一般的なのは、バリ島。贅を尽くしたリゾートが、星の数ほどもあるバリ島だけれど、大人トラベラーとしては、そろそろ、その先の島々への旅を狙ってみたいもの。バリ島から、ガルーダインドネシア航空で約1時間。スンバ島は、いまも特異な伝統文化を残す島。精霊信仰の「マラプ」や、巨石墳墓が各地に残り、茅葺きの家々に昔ながらの暮らしを続ける島民もまだ多くいます。茅葺きのヴィラを備えるラグジュアリーリゾート「ニヒワトゥ」著者撮影「ニヒワトゥ」があるのは、スンバ島東部の海岸沿い。2.5キロに渡る静かなビーチは、村人が歩くほかは、ほぼプライベートビーチのよう。クリアで甘い青に輝く海には、白い波頭をもつ波が寄せては返し、眺めているだけで心洗われる…!著者撮影「ニヒワトゥ」の前に広がるビーチは、世界有数のサーフスポットがあることでも有名。サーファーであった元オーナーが、オッキーズポイントと呼ばれるレフトブレイクのポイントに、素朴なリゾートを建てたのが、「ニヒワトゥ」の始まり。年を経て、500ヘクタール以上の敷地に32棟の茅葺きのヴィラを備えるリゾートとなり、開放感たっぷりで、飾らないけれども素晴らしく趣味のよいラグジュアリーリゾートに醸成されています。エフォートレスで、心も身体も解放される時間を……著者撮影メイン棟やヴィラは、スンバ島の建築様式を反映したデザイン。白砂が敷かれたレストランでは、海を眺めながら裸足で食事を楽しむのも素敵。24時間バトラーサービスも用意されていて、手つかずの自然の中にあるとは思えないほどの快適さです。ここでは、エフォートレスで、心も身体も解放されるような、とびきりのリゾートファッションで過ごしたくなります。いわゆる“ベアフットラグジュアリー”のハイエンド!著者撮影絶景を見晴らすスパサファリや、森や滝へ出かけるハイキング、サーフィンやスキューバダイビングなどのウォータースポーツ、そして、朝や夕にはビーチでの乗馬など、ぜひトライしたいアクティビティも満載。地元民の村を訪問して、伝統の暮らしや文化について知り、イカットや木彫りを買うのもよい経験です。著者撮影エコでソーシャルな旅スタイルの先端をいく「ニヒワトゥ」著者撮影そして、ゲストがどんどんアクティブに滞在を楽しむことで、島の地域住民へのヘルプとなるのが、「ニヒワトゥ」の意義深いところ。リゾートが生み出すすべての利益は、スンバ財団を通して、島内での水の供給や、学校の設立や子供たちへの給食プログラム、マラリア・クリニックの設立や衛生教育などに使われています。リゾートのショップで買うスンバ財団オリジナルのジュエリーや島の歴史や文化を記した本なども、すべての利益はスンバ財団に寄付される仕組み。著者撮影もはやお金がかかっただけのリゾートを、ラグジュアリーとは呼べない時代。自然へのインパクトを最低限におさえ、滞在することで地域の利益に直接的に貢献する、という、エコでソーシャルな旅スタイルの先端をいくのが「ニヒワトゥ」。素晴らしい景色のなかで、リラックスできて、美味しくて、楽しくて。そして、良心をも満たしてくれるのですから、文句なし、です。Nihiwatu(ニヒワトゥ) : 坪田 三千代)大人の東南アジアご褒美旅~テーマとスタイルのある旅~その他の記事を読む>
2015年12月25日©Singapore Tourism Board シンガポール「マックスウェル・フード・センター」毎月東南アジアを訪れているTRIPPING!編集部が、持参すべきか否か悩むグッズの中から「いやいや、これは本当に持って行って良かった!」と思う品々をランキング形式でご紹介。5位もこもこソックス©TRIPPING!「南国に行くのに、もこもこソックス?」と思われがちだが、あると嬉しいグッズのひとつ。特に移動中の機内でおすすめしたい。もこもこソックスは、締め付けがないので足が疲れないうえに、機内が寒い時にも足を温かく包んでくれる。編集部は、東南アジア各国間の移動でLCCを利用することが多いのだが、どの機内も冷房が強く寒い……。ブランケットのサービスも有料なので、座席についたらすぐにもこもこソックスを履くようにしている。更に、東南アジアのホテルの部屋はキンキンに冷えている場合が多くあるので、実は宿泊場所でも重宝していたりするのだ。羽織りものに加えて持参したい一品だ。4位マスクやうがい薬などの喉ケア商品©TRIPPING!これも迷うところではあるが、持参して間違いない。マスクは、移動中の機内で使用したい一品。乾燥を防ぐことはもちろん、狭い機内に数時間いると風邪などが移りやすいので、予防にも。更に、急速に発展している東南アジアの数カ国は、渋滞が社会問題になるほど車やバイクの走行量が多い。ゆえに、排気ガスなどで空気が汚れていることもあるので、宿泊場所に戻ったらうがいをしておくと安心。3位除菌ウェットシート&除菌ジェル©TRIPPING!飲食店に入ると、日本では当たり前のように出されるおしぼりだが、東南アジアでは、高級店以外は基本的に出てこない。出て来たとしても有料のこともしばしば。そんな時に便利なのが、日本から持参した除菌ウェットシート。もちろん現地で調達することもできなくはないが、香りが必要以上にきつかったりするので注意。また、除菌ジェルも合わせて持っていればゴミも出なくて便利。特に子連れ旅行の場合は、重宝するはず。ちなみにシンガポールでは、ホーカーズ(屋台村)や食堂での席確保に、ウェットティッシュを使うのがローカル式。ランチタイムには、各テーブルにウェットティッシュを見ることができる。2位iPadなどのタブレット©TRIPPING!持って行くか行かまいか悩むグッズの定番。でも、やっぱりあると便利なものだったりする。パソコンより軽量で薄いので持ち運びがしやすい上に、スマートフォンより画面が大きく、現地で調べものをする際にスムーズ。更に、事前にダウンロードをしておけばオフラインでも書籍や動画、音楽を楽しむことも可能!旅中に読んでおきたい本を事前にダウンロードしてしまえば、重い本を何冊も持参しなくとも、ビーチでのんびり読書なんてことも叶う。更に、乗継ぎ便を利用する際は、乗継ぎ時間の暇つぶしにも役立つ。1位レンタルWi-Fiルーター©TRIPPING!海外旅行の定番アイテムになりつつあるレンタルWi-Fiルーターだが、持って行くかどうか、やっぱり迷うグッズのひとつ。しかし、編集部にとっては、「これなしでは渡航できない。」と言える一品だ。東南アジア主要都市は、日本と同等もしくはそれ以上のWi-Fi環境が整備されているので※、宿泊場所ではWi-Fiを利用できることが多いが、Wi-Fiルーターが力を発揮するのは移動中。調べごとが終らず、宿泊場所から中々出かけられない……なんてこととも無縁。インターネットで地図を確認しながら目的地まで向かうこともできるので安心。リアルタイムにSNSで旅の思い出をシェアすることもできるのも嬉しい。※都市によっては、この限りではありません。編集部が気に入って利用しているのが、「海外用格安WiFiレンタル『Wi-Ho!®(ワイホー)』」。注目は、業界最安値クラスの価格。1日390円~で、携帯電話会社の海外パケット定額プランより最大86%OFFほど。更に、1台で最大5~10台までWiFi対応機器を接続できるので、家族や友人とコストをシェアすれば、かなりお得に利用することができる。更に、高速データ通信の4G商品もあり、現地回線を優先して利用することで、海外でもスピーディー&安定のインターネット環境を叶えてくれる。※場所によっては、この限りではありません。受け取り&返却がラクであることも、嬉しいポイントの一つ。全国の空港内で受け取り&返却ができることはもちろん、24時間営業のカウンターもあるので、深夜便を利用する時にも安心。当日空港内で受け取る時間がない場合は、前日に自宅で受け取ることも可能。しかも配送料は無料だ。ちなみに、レンタルセットの中には、世界対応のマルチ変換プラグも入っているので、充電のために変換プラグを持参する必要もない。海外用格安WiFiレンタル『Wi-Ho!®(ワイホー)』詳しくはこちら>海外旅行の前の荷造りは、要るものと要らない物を上手に判断して効率よく進めて行きたいもの。現地で楽しい時間を過ごすためにも、あると便利なグッズを持参することをおすすめしたい。
2015年12月24日©TRIPPING!シンガポールのローカルデザイナー達による渾身の作品が手に入るショップ「Naiise(ナイーズ)」。家具やアート作品、アクセサリーや洋服、文具、食品に至るまで8,000点以上の商品を扱う、今話題の急成長中ショップ。ここでしか手に入らない洗練された商品は、お土産にも◎。今注目の急成長デザインショップ©TRIPPING!創設者Dennis氏が、シンガポールのローカルデザイナーと人々の架け橋になればと「Design For Everyone, To Everyday(デザインを毎日、すべての人に)」のコンセプトのもと立ち上げたキュレーションショップ「Naiise(ナイーズ)」。2014年1月にオープンした初のポップアップストアが評判を呼び、瞬く間に人気ショップに。2015年12月現在、Orchard Gateway(オーチャード・ゲートウェイ)やWheelockplace(ウィーロック・プレイス)を含む全5店舗を展開する、今シンガポールで最も注目すべきショップの一つ。お土産としても喜ばれる、ローカルデザイナーオリジナル商品©TRIPPING!オンラインショップを合わせて計600以上のブランド(デザイナー)の商品を8,000点以上も取り扱うナイーズ。家具やアート作品、アクセサリーにホームウェア、文具、衣類、玩具から食品まで、あらゆる商品を扱う。©TRIPPING!シンガポールのアイコンをデザインに取り入れた作品も多く、マリーナ地区のスカイラインが表紙に描かれるノート「Skyline Outline (SG50 Edition) Notebook」は、シンガポール独立50年記念バージョンで登場、Straits Preserves(ストレイツ・プリザーブス)のシンガポールスリング風味のマーマレードジャム「Singapore Sling Marmalade」もぜひ一度試したい。©TRIPPING!伝統的なコーヒーショップの香りをリップバームに閉じ込めた「Coffeeshop Kopi-o Kopitiam Lip Balm」、マーライオンの形をした製氷トレイ「Swimming Merlion Ice Cube Tray」や、ゆるキャラ風マーライオンのぬいぐるみ「Mer Mer The Merlion Plush」など、ちゃめっ気溢れるグッズはお土産にもおススメだ。ココナッツオイルをベースに、食べられる素材のみで作るコスメシリーズ「Katfood」や、100%オーガニックにこだわったシンガポールのスキンケアブランド「FrankSkincare」は、パッケージもオシャレ。自分へのご褒美土産にもぴったり。©TRIPPING!シンガポールローカルデザイナーによるメイド・イン・シンガポール製品が並ぶハイセンスな空間は、見て回るだけでも楽しめる。上質なお土産が手に入る場所としても重宝できそう。©TRIPPING!尚、商品は、オンラインでも購入可能。一部の食品等を除く商品は、国外にも一律S$25で配送しており、日本からも購入することができる。Naiise(ナイーズ)
2015年12月23日©The Reverie Saigonイタリアの有名デザイナーによる家具が贅沢に取り入れられたラグジュアリー・ホテル「ザ・レヴェリー・サイゴン」。錚々たるデザイナーとのコラボレーションは前例がなく、世界中から注目の的だ。豪華さに加え、上品さも兼ね備えたインテリアには、風水やベトナムに古くから伝わる習わしも取り入れられている。ヨーロピアン・ラグジュアリーを体現したホテル©The Reverie Saigon華やかなベトナムのホテルシーンに2015年9月、新たに登場した「The Reverie Saigon(ザ・レヴェリー・サイゴン)」は、最先端の設備と最高級の調度品で注目を集める市内最大規模のホテル。全286客室、同建物内サービスアパートメント89戸に配された有名イタリアブランドの家具の数々は、豪華絢爛なヨーロピアン・ラグジュアリーを体現している。©The Reverie Saigon同ホテルは、高さ164メートルのタイムズ・スクエア・ビルディング内にロケーション。最も高層のホテルとしてサイゴン川と地平線の眺望を望むことができるという、恵まれた立地環境も魅力の一つだ。イタリア家具とホテルの、前例のない豪華なコラボレーション©The Reverie Saigonザ・レヴェリー・サイゴンは、多数の有名イタリア家具デザイナーがコラボレーションしたインテリアでも話題に。デザイン業界のトレンドセッターと名高いジュリオ・カッペリーニ氏が、「世界のどこにも、これほどにイタリアのトップ家具デザイナーを揃えたプロパティは存在しないでしょう」と言うように、Provasi、Colombostile、Visionnaire、Giorgettiなどイタリアの有名デザイナーの洗練された作品が、一点ものも含め、惜しげもなく館内インテリアに採用される。©The Reverie Saigon最高級コレクションの中には、クリスタルとスチール製のLEDシャンデリア「アラベスク・エッグ」や、Colombostile(コロンボスティール)のバロック×ロココ調の5メートルにも及ぶ特注ソファ、また、フランク・ロイド・ライトのオリジナルデザインをカッシーナが再生させたスイートルームのダイニングテーブルやチェアも含まれる。アジアに溶け込んだ新しいインテリアデザイン©The Reverie Saigonヨーロピアン・ラグジュアリーを押し出しつつ、さりげなくアジアらしさやベトナムらしさも取り入れられているのが、ザ・レヴェリー・サイゴンのインテリアの特徴。高級広東料理内のインテリアには、中国で幸福と幸運をもたらす「赤」と「金」がふんだんに取り入れられ、ホテルロゴにはベトナムで裕福と幸運を知らせる縁起ものとして知られる「クジャク」も採用されている。©The Reverie Saigon風水の要素も重要視され、バルディ製のグランドピアノと、約1000キロ、3メートルに及ぶ巨大な置き時計(モニュメントクロック)の2つのシンボル的アイテムには、風水で健康、財産、調和をもたらすと言われる「緑」の化粧板が使用されている。ドンコイ通りとグエンフエ通りの間に挟まれる立地を生かし、エントランスロビーに良い「気」を取り込めるよう、それぞれの通りに面した入口を採用しているのも風水を考慮した特徴の一つ。©The Reverie Saigonクールでコンテンポラリーなタワーと、イタリア最高峰デザインとのマリアージュを堪能できるザ・レヴェリー・サイゴン。今後ますます注目が集まること必至だ。The Reverie Saigon(ザ・レヴェリー・サイゴン)www.thereveriesaigon.com
2015年12月22日12月5日はタイのプミポン国王生誕の日で父の日とされています。今年は、12月11日にプミポン国王の長寿を祈願し、自転車でバンコク中を駆け巡るという一大イベント「BIKE FOR DAD」が行われました。実はこの日は平日。なのにこのイベントのため、あらゆる主要道路が閉鎖され、多くの会社と学校がお休みになりました。しかも結構直前に……イベント前はいつも車で渋滞している道路も、ガラ~ン……それがイベントが始まると……なんと参加者は、総勢約16万人!!!みんな王様の為に、BIKE FOR DADのポロシャツを来て参加しました。ポロシャツの色は、王様が産まれた曜日の色である黄色。タイ人は12月はほとんど黄色のお洋服を着るのです。とにかく大迫力!さすが16万人!この大群衆が3時間程、走り続けました。夜になってもまだまだ。歩道からの応援は、「ทรงพระเจริญ(ソーンプラジャルーン)」とみんなが叫びます。Long Live The Kingという意味。これを叫ぶと、自転車のみんなも「(ソーンプラジャルーン)」と叫び返す。本当に国王様への愛が溢れたタイを体感できます。このイベントは世界70カ国でも行われているようで、日本でも葛西臨海公園で行われた模様。日本でも小規模だけど面白いので、来年体感してみてはいかがでしょうか?バンコクでも誰でも参加できるので、レンタルして参加するのもお薦めです!
2015年12月22日