●eコマースのめんどくささを解消ソフトバンクは19日、都内で新商品・新サービス発表会を開催し、「モバイルeコマース革命」を2015年10月以降にサービスインすると発表した。これによりYahoo!ショッピングの支払いが、ソフトバンク携帯電話の毎月の支払いと一緒に行えるようになる。○ログインと決済がスムーズに発表会の冒頭、ソフトバンクの代表取締役社長である宮内謙氏が登壇。「私たちはモバイルインターネットを提供するNo.1コア企業を目指していく。最も使いやすく、最も利用価値のあるプラットフォームを提供する企業になりたい」と力強く宣言した。そのサービスの一翼を担うのが、グループ会社のヤフーが提供するeコマース事業だ。宮内氏に続いて登壇したヤフーの代表取締役社長宮坂学氏は、ソフトバンクとヤフーが連携した「モバイルeコマース革命」について「Yahoo!ショッピングとソフトバンクスマホが一体化したサービス。会員登録がめんどくさい、決済がめんどくさい、ログインがめんどくさいといった、モバイルeコマースに関するめんどくささを解決できるもの」とアピールした。一般的なeコマースサイトの場合、初回購入ステップとして「メールアドレス/ID/パスワード」を入力し、次に個人情報の「名前/住所/郵便番号/電話番号」を入力、最後に決済情報として「カード名義/カード番号/有効期限」を入力する必要があるが、モバイルeコマース革命ではソフトバンクの契約者情報で代用できるため、上記のような手間が一切不要となる。決済に関しては、携帯電話料金とまとめて支払うことが可能だ。●Tポイントが最大14倍貯まる!○最大14倍のTポイントがそのほか、「モバイルeコマース革命」では、ソフトバンクカードもしくはヤフーカードを作れば、Tポイントを貯めることもできる。貯まったTポイントは携帯電話料金やショッピングに充てられる仕様。またポイントがアップする日をもうけており、例えば5のつく日は+4倍、Yahoo!プレミアム会員なら+4倍のポイントが付加される。ちなみにすべての条件を満たせば、最大で14倍ものTポイントが貯まるという。モバイルeコマース革命は、まずYahoo!ショッピングが10月以降に対応。その後、ヤフーが提供する他のサービスにも拡大されていく予定だ。ヤフーの宮坂氏は「今後はソフトバンクのお客様も含めて、すべての人の手にインターネットの楽しさを届けていきたい」、ソフトバンクの宮内氏は「兄弟関係にある2社が力を合わせて、皆さんのモバイルショッピングを楽しいものに変えていく」と意欲的に語った。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年05月19日ラクーンは5月15日、同社が運営するBtoBのeマーケットプレイス「スーパーデリバリー」において、2015年8月中を目途に海外への販売を開始することを決定したと発表した。スーパーデリバリーは、主にアパレルと雑貨を扱うマーケットプレイスで、同社によると現在、メーカー1,057社、小売店43,398店舗が参加し、45万点の商材を国内中心に流通させている。今回のサービス開始にあたり同社は、物流代行サービス会社と提携し新たな仕組みを開発。これにより、国内のメーカーだけでなく海外の輸入業者も簡単な操作で輸出入することが可能となる。
2015年05月15日eラーニング専門ソリューションベンダー、デジタル・ナレッジは5月14日、eラーニングシステム「KnowledgeDeliver(ナレッジデリバー)」の最新バージョン6.0をリリースした。同システムは、同社によると企業・官公庁・スクール・学校法人への導入実績1,000以上、受講者が数十万人を超える、統合型eラーニングプラットフォーム。学習、管理のみならず、Webベースで教材を自由に制作・管理・配信が可能だという。最新バージョンで導入されたManandaオプションは、教室での授業、学校の出欠や学習進捗、テストや試験の点数、読書、セミナー受講、インターネット学習(eラーニング)の進捗・結果などのさまざまな学習行動をクラウド上に記録し、学習結果を可視化する。従来、学習記録は環境ごとに異なる仕様で記録されたり、個人に管理が任されている状況だったが、同オプションにより、他の学習記録と統合して学習行動を一元管理することが可能となった。
2015年05月15日『ほんとうの贅沢』(吉沢久子著、あさ出版)は、今年で97歳になる家事評論家・エッセイストである著者が、「自立」をテーマに自身の考え方を記したエッセイ集。年齢を重ねてきただけあって、温かく柔らかなことばの裏側に、しっかりとした芯を意識させてくれます。特に印象的なのは、ひとりで暮らすということについて、確固たる信念を持っていること。というわけで、1章「いくつになっても『自分の足』で立つ」から、「老いて『ひとりで暮らす』ということ」を見てみましょう。■ひとりでも生活のリズムが大切ご主人が亡くなり、著者がひとり暮らしをはじめてから、もう30年だそうです。97歳でひとり暮らしをしているというと、「寂しくありませんか」「大変ではありませんか」と心配する人もいるのだとか。たしかに老いてひとりで暮らしていると聞けば、つらく寂しいことのように思えなくもありません。しかし著者は、「ただ、私はひとりがいいから、それを選んでいるだけなんです」と記しています。また、ひとり暮らしは気ままですが、やるべきことはしっかりとやり、生活のリズムは大切にしているのだとか。だからやることはたくさんあり、あっという間に時間が過ぎてしまうといいます。そのため、ひとりが寂しいなんて思う暇もないそうです。■自立したいなら人も認めること先に触れたように、著者が意識しているのは「老いてこそ自立して生きたい」ということ。ただし、そこで自分の権利だけを主張してもうまく生きてはいけないもの。自分が自立したいのなら、人のことも認めるべきだと著者は主張しています。■自分に厳しくできることも自立人にはお節介を焼いて厳しいのに、自分に甘かったとしたら、それは自立とはいえません。人はどうしても自分に甘くなるもの。だからこそ、いつも自戒が必要。もちろん、自分に甘くなるというのは、ある程度は仕方がないこと。でも、すべてがそうではまずい。自分に厳しくできることも、自立のひとつではないかと、著者は思っているのだといいます。これだけでもわかるように、著者のいう「自立」についての考え方は、どの世代にとってもあてはまるはず。だからこそ、深みとともに説得力を投げかけてくるのです。しかも文体が柔らかなので、読んでいるだけで温かい気持ちになれるでしょう。(文/印南敦史)【参考】※吉沢久子(2015)『ほんとうの贅沢』あさ出版
2015年05月15日クリエイティブメディアは5月13日、BA(バランスド・アーマチュア)型ドライバーを採用するイヤホン「Aurvana In-Ear3 Plus」と「Aurvana In-Ear2 Plus」を発表した。「クリエイティブストア」での直販価格はAurvana In-Ear3 Plusが15,800円、Aurvana In-Ear2 Plusが10,800円(いずれも税別)。Aurvana In-Ear3 PlusとAurvana In-Ear2 Plusは、2011年6月に発表された「Aurvana In-Ear3」、2010年3月に発表された「Aurvana In-Ear2」に、スマートフォンなどでのハンズフリー通話に使えるインライン型マイクとリモコンを追加したモデルだ。Aurvana In-Ear3は、高域用と低域用に計2基のBAドライバーを搭載。Aurvana In-Ear2は、フルレンジのBAドライバー1基を搭載している。周波数特性はAurvana In-Ear3 Plusが10Hz~17kHz、Aurvana In-Ear2 Plusが15Hz~16kHz。インピーダンスはAurvana In-Ear3 Plusが28Ω、Aurvana In-Ear2 Plusが42Ωだ。音圧感度はAurvana In-Ear3 Plusが112dB/mW、Aurvana In-Ear2 Plusが110dB/mW。ケーブルにはいずれもOFCを使用しており、長さはAurvana In-Ear3 Plusが1.3m、Aurvana In-Ear2 Plusが1.2mだ。本体の質量はAurvana In-Ear3 Plusが約15g、Aurvana In-Ear2 Plusが約12g。
2015年05月13日zionoteは5月7日、ダイナミックBAドライバーを搭載したイヤホン「OPUS1」を5月末に発売すると発表した。価格は300ドル前後を予定している。OPUS1は、Wavelet Design社が手がける初の自社ブランド「WAVELET DESIGN」から発売される。新開発の「ダイナミックBAドライバー」を搭載している。ダイナミックBAドライバーとは、ムービングコイル式とBA(バランスド・アーマチュア)式のハイブリッド構造を採用したもの。低音から高音まで広い周波数帯域に渡ってフラットな特性を実現している。OPUS1はハンドメイドで製作される。1台ずつ測定された特性データはシリアルナンバーごとにWebページで公開される予定だ。
2015年05月07日GIGABYTEは30日、チップセットにIntel Z97 Express / Intel H97 Expressを搭載した同社製マザーボード向けに、第5世代Intel Coreプロセッサに対応したUEFI BIOSの提供を発表した。Intel Z97 Express / Intel H97 Expressを搭載したGIGABYTE 9シリーズマザーボード全モデルが対象で、第5世代Intel Coreプロセッサに対応したUEFI BIOSはサポートのダウンロードページからダウンロードが可能となっている。
2015年05月01日三菱東京UFJ銀行はこのたび、5月10日よりインターネットバンキングの取引時の本人確認方法として、Eメールによるワンタイムパスワードを追加すると発表した。Eメールによるワンタイムパスワードは、ワンタイムパスワードカードやアプリで表示するワンタイムパスワードとは異なり、インターネットバンキングを悪用した第三者による不正送金を防止するため、契約者本人以外の操作の可能性があると同行が判断した場合、「Eメールによるワンタイムパスワード」を顧客の登録メールアドレスに通知し、顧客にワンタイムパスワードの入力をお願いする場合がある。ログイン時の「Eメールによるワンタイムパスワード」は、2012年2月12日より導入済み。Eメールによるワンタイムパスワードを入力できない場合、インターネットバンキングでログインや取引ができなくなるという。同行からのEメール受け取ることのできるEメールアドレスを必ず登録してほしいとしている。携帯電話を持っている顧客は、利便性と安全性のため、携帯電話のEメールアドレスの登録を強くすすめているという。Eメールアドレスの変更は、インターネットバンキングにログイン後、【その他 メニュー一覧】の【Eメールアドレス変更】から手続きできる。ドメイン指定など受信設定されている場合は、以下ドメインからのEメールが受信できるように設定してほしいとしている。……@direct-11.bk.mufg.jp.……@mufg.jp.……@personal.bk.mufg.jp.……@bkmail.dccard.co.jp.……@debit.bk.mufg.jp.
2015年04月28日エムスアイコンピュータジャパンは17日、USB 3.1 Type-Cポートを搭載したマザーボード「Z97 A GAMING 6」を発表した。4月18日に発売する。店頭予想価格(税別)は21,800円前後。発売に合わせて、StealSeries製ゲーミングマウス「KINZU V3」をプレゼントするキャンペーンも開催する。USB 3.0よりも高速で、上下どちらの向きにでも差し込めるUSB 3.1 Type-Cポートを搭載するゲーミングマザーボード。ゲーム向けにオーディオ機能が充実しており、独立設計のオーディオ回路「Audio Boost 2」を搭載。電磁波の妨害を少なくしクリアな音声を出力する。回路保護 / 湿気保護 / 高温保護 / 静電気保護 / 電磁干渉保護からなる「Gurd-Pro」を実装。加えて使われてないチップなどへの電力供給をオフにする省電力ツール「エコセンター」を追加。故障からマザーボードを保護するだけでなく、省電力にも貢献する。
2015年04月17日JAF(一般社団法人日本自動車連盟)は5日、兵庫県芦屋市に「e-JAF STATION ASHIYA」をオープンした。これは、JAFが観光協定を結んでいる全国273の地方自治体が推奨する名産品や特産品などを取り揃えたアンテナショップで、かねてよりJAFが運営しているインターネット通販サイト「e-JAF SHOP」のリアル店舗。このたびオープンした「e-JAF STATION ASHIYA」は、その第1号店になるという。店内には全国の名産品約120品目が並び、JAF会員は5~10%の割引価格で購入できるとあって、あいにくの雨にもかかわらず、開店時から続々と多くの人が来店したという。この日だけで約1,300人の来場者を迎え、大盛況の初日となったとしている。また、「e-JAF STATION ASHIYA」では月ごとにイベントを実施する予定で、4月は「北海道フェア」と銘打ってタラバガニほか北海道限定商品などを販売している(5月は東北フェアを開催予定)。JAFでは、このような観光資源の紹介や名産品等のPRを通して「クルマで旅する楽しみ」を多くの人に知ってもらって、会員満足度向上と地域観光振興・地方創生への貢献を目指していくとしている。○JAF STATION ASHIYA所在地/兵庫県芦屋市打出小槌町10-7営業時間/10:00~18:00(水曜休、祝日の場合は翌平日)
2015年04月09日オンキヨー&パイオニアイノベーションズは3月20日、ハイレゾ音源配信サイト「e-onkyo music」にて「ポイント5倍&プレゼントキャンペーン」を開始した。期限は4月6日正午まで。同キャンペーンは、3月20日正午から4月6日正午までの期間中、e-onkyo musicにて楽曲・アルバムを購入した人に、e-onkyo musicポイントを購入金額の5%プレゼントするというもの。通常は1%のポイント還元だが、期間中は5倍となる。対象楽曲は全配信楽曲・アルバムだ。また、期間中に楽曲・アルバムを購入した人の中から、抽選で合計23名にe-onkyo musicポイント5,000ポイントのほか、オンキヨーのポータブルヘッドホンアンプ「DAC-HA200」、パイオニアのポータブルヘッドホンアンプ「XPA-700」、オンキヨーのヘッドホン「ES-FC300」、パイオニアのヘッドホン「SE-MX9」「SE-MJ542」をプレゼントする。
2015年03月23日日本トラストテクノロジーは3月3日、バッテリーグリップ「DODA-E」シリーズの新モデルとして「バッテリーグリップ DODA-E for X-E1/E2」と「バッテリーグリップ DODA-E for G5/G6」の2モデルを発売した。「JTTオンライン」での限定販売で、直販価格は税込8,980円。○バッテリーグリップ DODA-E for X-E1/E2「バッテリーグリップ DODA-E for X-E1/E2」は、富士フイルムの「FUJIFILM X-E1」と、「FUJIFILM X-E2」で使用できるバッテリーグリップ。バッテリーを2つまでセットでき、動作時間を約2倍に引き上げる。対応バッテリーは富士フイルム純正の「NP-W126」。グリップには縦位置用のシャッターボタンも搭載する。本体サイズは約W125×D88×H62mm、バッテリーを除く重量は約122g。○バッテリーグリップ DODA-E for G5/G6「バッテリーグリップ DODA-E for G5/G6」は、パナソニックの「LUMIX DMC-G5」と「LUMIX DMC-G6」で使用できるモデル。対応バッテリーはパナソニック純正の「DMW-BLC12」で、そのほかの機能はDODA-E for X-E1/E2とほぼ共通だ。本体サイズは約W125×D39×H61mm、バッテリーを除く重量は約118g。
2015年03月03日エムスアイコンピュータジャパンは13日、Intel Z97 Expressチップセットを搭載した高耐久マザーボード「Z97S SLI KRAIT EDITION」を発表した。2月13日より発売する。店頭予想価格(税別)は16,980円前後。白と黒の2色でまとめられたIntel Z97 Expressチップセット搭載マザーボード。SLIに対応し、2枚のグラフィックカードの間にすき間を空けることで最適なエアフローを構築できる。回路保護 / 湿気保護 / 高温保護 / 静電気保護 / 電磁干渉保護からなる「Gurd-Pro」を実装。故障からマザーボードを保護する。
2015年02月13日テックウインドは28日、Intel Bay Trailプロセッサを搭載した9.7型Androidタブレット「CLIDE 10 (2015)」を発表した。オプションで3Gデータ通信にも対応する。2月下旬から出荷を開始し、価格はオープン。主な仕様は、CPUがIntel Atom Z3735F(1.33GHz)、メモリがDDR3L 2GB、ストレージが16GB、液晶ディスプレイが9.7型5点タッチ対応IPS(2,048×1,536ドット)。センサー類として、加速度、電子コンパス、ジャイロスコープ、GPSを搭載する。インタフェース類は、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、microSDカードリーダー、ヘッドホン出力、micro USB 2.0、UltraStickスロット、200万画素フロントカメラ、500万画素リアカメラなど。バッテリ容量は8,400mAh。本体サイズはW240×D182×H9mm、重量は554g。OSはAndroid 4.4(KitKat)。なお、位置付け的には法人向けモデルとなっており、日本国内の組み立て工場で生産。ユーザー開発アプリのインストールや各種設定といったキッティング作業と出荷にも対応している。
2015年01月28日エムエスアイコンピュータージャパンはこのほど、チップセットにIntel Z97 Expressを搭載したゲーム向けMini-ITXマザーボード「Z97I GAMING ACK」を発売した。店頭予想価格は税別24,980円前後。「Z97I GAMING ACK」は、2014年5月に発表したゲーミングマザーボード「Z97I GAMING AC」のマイナーチェンジモデル。Wi-FiモジュールをKiller Wi-Fi対応に変更したほか、基板の裏側にM.2スロットを追加した。MSI独自の品質基準である「ミリタリークラス4」に準拠したコンポーネントを採用。加えてハードウェアの故障からマザーボードを保護する機能である「GUARD PRO」や、ヘッドホンのサウンド環境を改善する「Sound Blaster Cinema 2」、USB DAC向けなどの安定した5V電源を供給する「USBオーディオパワー」といった機能を備える。このほか、MSI製のマザーボードとグラフィックスカードを組み合わせてクロックなどを調節する「GamimgApp」、端子内部の金メッキを厚くすることで耐久性を高めた「ゲーミングデバイスポート」を搭載する。
2015年01月19日東京大学は1月13日、マンガを使ったeラーニングによる認知行動療法によって働く人のうつ病を5分の1に減らすことに成功したと発表した。同成果は同大学大学院医学系研究科の川上憲人 教授と今村幸太郎 特任研究員らの研究グループによるもので、1月7日の英専門誌「Psychological Medicine」のオンライン版に掲載された。認知行動療法とは、人の認知に働きかけることで気分や症状を改善する心理療法で、1対1の対面や集団に対して実施することで、うつ病のリスクが30%程度減少することが報告されている。一方、コストの面で多数の従業員に広く提供することが困難となっている。同研究グループは今回、認知行動療法をより安価に多数の従業員に提供するために、インターネット認知行動療法(iCBT)eラーニングプログラムを独自に開発し、同プログラムのうつ病の予防効果を検証した。このiCBTプログラムは認知行動療法に基づくストレス対処の方法をマンガで提供するもの。全6回で、毎週1回の講義と宿題で構成され、学習の所要時間は宿題も含めて1回30分程度だという。研究では、IT系企業の従業員のうちランダムに選出した381人にこのプログラムを提供し、受講を促したところ、調査期間後に遅れて受講した同数の従業員に比べて、1年間のうつ病の発症率が5分の1に減少することを発見した。同研究グループによれば、これはeラーニングによる認知行動療法がうつ病を予防することを明らかにした世界初の成果とのこと。今後、うつ病予防のためのeラーニングが広く企業に導入されることで、働く人の健康が大きく向上することが期待される。
2015年01月14日エアバスは現地時間の1月13日、最大離陸重量を97tに増加させたA321neoをローンチしたことを発表した。米ロサンゼルスを拠点とする航空機リース会社のエア・リース・コーポレーション(ALC)が同型のローンチカスタマーとなった。ALCは、A321neoを30機追加発注する覚書(MoU)を締結し、A321neoの合計発注数を90機に増加させた。最大離陸重量を97tに増加させることでA321neoの航続距離は4,000海里(7,408km)に延長される。これは単通路型機の中で最長の航続距離で、大西洋横断路線での運航に最適な機体となる。これにより、航空会社は従来の単通路型機では実現できなかった新たな長距離路線市場開拓も可能となるという。ALCの覚書による30機のA321neoと25機のA330neoの発注が確定発注となれば、同社のエアバス機に対する合計発注数は258機になる(A320ceoが53機、A320neoファミリーが140機、A330ファミリーが15機、A350 XWBファミリーが25機、A330neoファミリーが25機)。97tのA321neoは客室に高い快適性と柔軟性を提供するキャビン・フレックス(Cabin-Flex)を採用。機体前部の床下に燃料タンクを追加し、主翼と胴体を少し改良することで、快適な2クラス制の客室に206席を装備できる。初号機の引き渡しは2019年に開始される予定となっている。A320neoファミリーは、新型エンジンと大型のウイングチップであるシャークレットを取り付け、燃費を最大15%削減する。さらに2020年までには最大20%の削減を可能にする。同ファミリーは2014年12月末時点で、70社から3,600機以上の受注を獲得している。
2015年01月14日IDC Japanは1月6日、国内主要BAソフトウェアベンダーの競争力分析結果を発表した。IDCでは、国内BAソフトウェア市場を5種類の中分類市場に分類、同市場には、DWH(Data WareHouse)マネージメントプラットフォーム、BI/分析ツール、パフォーマンス管理/アナリティクスアプリケーション、位置/空間情報分析ツール、コンテンツ分析ツールを含んでいる。2013年同市場は、前年比7.7%増の1621億1600万円と好調に市場規模を拡大。同市場の内訳は、データ蓄積に関係するDWHマネージメントプラットフォームが同市場の39.8%を占め、蓄積データを活用するためのBI/分析ツールが28.9%、パフォーマンス管理/アナリティクスアプリケーションが25.4%だった。この3種類の中分類市場が同市場の94.1%を構成しているため、これらの市場の売上規模が大きいベンダーがこの市場の主要ベンダーとなる。同市場の2013年の構成は、首位がオラクル(シェア 24.1%)、2位がSAP(同 14.0%)、3位がIBM(同 11.1%)、4位がマイクロソフト(同 9.2%)、5位がSAS(同 6.0%)などとなり、IDCではこの上位5社による国内BAソフトウェア市場の占有率に大きな変化は無いとみている。ビジネスアナリティクスに対する企業の関心は高まっており、今後も新たな技術や製品のリリースによってさらに用途が拡大することが期待できる。そのため、この市場は2013年~2018年の年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)7.0%で推移し、2018年には2272億7900万円に達すると予測している。また、企業の事業部門における利用も増加していることから、この市場を構成する主な3つの中分類市場の内、特にBI/分析ツールがCAGR 8.5%と高い成長率で推移するほか、位置/空間情報分析ツールもCAGR 9.1%で成長するという。しかしその一方、ビジネスアナリティクスに興味はあるが導入に至らない企業や、取り組みは行っているが新たな事業やイノベーション創出につながるような高度な分析に苦慮している企業の実態も見受けられる。そこで、今後の市場拡大に向け「第3のプラットフォームへITシステムの変化を促すため、顧客企業の業務内容とその課題を見つけること、そこから段階的に顧客の業務改革を実現する中長期のビジネスアナリティクス提案を行い、国内企業での導入率を向上させるために多様な活用事例を日本語化されたツールで提供することが重要である」と、IDCのもたい 洋子氏は述べている。
2015年01月07日カゴメは5日、2015年4月1日出荷分から、家庭用・業務用トマトケチャップなど97品目の価格を約4~13%値上げすると発表した。家庭用トマトケチャップの値上げは1990年7月以来、約25年ぶりとなる。値上げ対象商品は、家庭用がトマトケチャップ、トマトピューレー・トマトペースト、「アンナマンマ」ポモドーロ瓶パスタソース。業務用がトマトケチャップ、トマトソース、トマトピューレー、イタリア産トマト素材。なお、トマトジュースなどの飲料は値上げしない。同社によると、近年農産物の原材料価格は、世界的な食料需要の拡大により上昇を続けており、トマト調味料商品の主要原材料であるトマトペーストの相場価格についても、直近2年で4割以上上昇(財務省貿易統計2012~2014年)したという。同社は、これまで業務の効率化やコスト削減など、様々なコスト吸収に努めてきたものの、トマトペースト原料と固形トマト原料の高騰は当面続くと予測され、今後も消費者に高品質で安心・安全な商品を提供していくには、これ以上の自社でのコスト吸収の施策の実行は困難との判断から、トマトケチャップを中心とした商品の一部について、出荷価格の改定を決定したとしている。
2015年01月05日CFD販売は24日、チップセットにIntel Z97 Expressを搭載したGIGABYTE製マザーボード「GA-Z97X-UD5H-BK」と「GA-Z97X-UD3H-BK」に1,000円分のQUOカードを同梱した台数限定モデル「GA-Z97X-UD5H-BK-SP」と「GA-Z97X-UD3H-BK-SP」を発表した。12月下旬の発売を予定する。店頭予想価格は「GA-Z97X-UD5H-BK-SP」が税別21,980円前後、「GA-Z97X-UD3H-BK-SP」が税別17,980円前後。「GA-Z97X-UD5H-BK-SP」と「GA-Z97X-UD3H-BK-SP」は、いずれも高品質を追求した「BLACK EDITION」シリーズの製品。出荷前にすべての個体を対象に品質チェックを実施。168時間におよぶ負荷テストをクリアした製品のみを出荷する。機能やスペックは通常版の「GA-Z97X-UD5H-BK」や「GA-Z97X-UD3H-BK」と同様で、最高品質の固体電解コンデンサや、発熱に強い2オンス銅箔層基板設計、金メッキ仕様のCPUソケットなどを備える。
2014年12月24日マッドキャッツはこのほど、同社のゲーミングキーボード「S.T.R.I.K.E.」シリーズの新モデルとして、「S.T.R.I.K.E.TE Tournament Edition Mechanical Gaming Keyboard Matte Black」を発表した。26日より発売し、希望小売価格は15,984円。「S.T.R.I.K.E.」シリーズの従来モデルでは、キースイッチにメンブレン構造を採用してきたが、「S.T.R.I.K.E.TE Tournament Edition Mechanical Gaming Keyboard Matte Black」では、中国Kailhの茶軸メカニカルスイッチ(押下圧45g)を採用する。アンチゴースト機能を備え、最大30キーの同時入力に対応する「Nキーロールオーバー」機能を搭載する。キー配列は英語109キー。キーにはバックライトを内蔵し、エリア別に輝度を5段階で調節できるほか、W/A/S/Dキーや矢印キーなどの使用頻度が高いキーだけを明るくすることもできる。左上部に7個と矢印キー付近に5個で合計12個のマクロキーを搭載する。それぞれ3パターンのマクロが登録可能で、最大36個のコマンドを登録できる。また、Mad Catz独自のユーティリティ「A.P.P」では、最大255個のキーストロークコマンドを保存できる。さらにLeague of LegendsやWorld of tanksといった人気ゲーム向けのプロファイルも用意する。キーピッチは19mmでキーストロークは4mm、インタフェースはUSB、本体サイズはW508×D210×H70mm。重量は1,580g。対応OSはWindows Visita / 7 / 8。
2014年12月22日島津製作所は12月16日、イタリア・メッシーナ大学のL・モンデロ博士のチームが考案したLC-GC×GC-MS/MSシステムを製品化し「5D Ultra-e」として同日より発売すると発表した。同製品は、超高速液体クロマトグラフ(HPLC)と包括的2次元ガスクロマトグラフ(GC×GC)、トリプル4重極質量分析計(MS/MS)という5つの次元の分析をオンラインで接続したシステム。GC×GCは、異なる特性を持つ分離系を組み合わせることで、従来のガスクロマトグラフでは分離しきれなかったさまざまな成分を含む試料の網羅的測定ができる。同システムではGC×GCの前処理としてLCという別の分離モードを追加し、非常に複雑な試料をGC×GCとは異なる特性でグループ分けしておくことで、より詳細なGC×GCを実現した。LCで分離された試料は、必要な成分のみオンラインでGC×GCに注入され、濃縮による高感度化とスループットおよび安定性の向上をもたらすという。検出器には同社のUFMS(Ultra Fast Mass Spectrometry)シリーズよりトリプル四重極型ガスクロマトグラフ質量分析計GCMS-TQ8040を導入し、GC×GCで分離された成分をトリプルMSでより詳細に分析する。すべての成分を対象とするノンターゲット分析だけでなく、複雑な試料から目的成分に対象を絞るターゲット分析も実現した。また、すべての装置を専用ソフトウェアから一括で管理可能にし、高度な分析とワンクリックで分析が開始できる簡便さを両立させたという。なお、価格は4917万円~(税別)となっている。
2014年12月16日ASUSTeK Computerは12日、Intel Z97 Expressチップセットを搭載したATXサイズの高耐久マザーボードの白色迷彩モデル「SABERTOOTH Z97 MARK S」を発表した。同日に発売する。価格はオープンで、店頭予想価格36,000円前後。すでに発売されているIntel Z97 Express搭載マザーボード「SABERTOOTH Z97 MARK 1」を、白色迷彩柄にしたカラーバリエーションモデル。24時間365日の連続稼働を想定した設計で、基板をグラフィックスカードなどの高温から保護する「TUF Thermal Armor」を装備する。基板の裏側から放熱するために「TUF Fortifier」を搭載。非搭載モデルと比較して最大で温度を7度低下させる。定期的にファンを逆回転させることで基板表面の埃を除去する「Dust de-Fan」機能も搭載。また、12個の温度センサーと9個のファンに対応するファンコントロール機能「TUF Thermal Radar」により、PC内のエアフローを自在に制御できる。
2014年12月12日ASUSTeK Computerは、Intel Z97チップセット搭載のゲーマー向けマザーボード「Z97-PRO GAMER」の発売を記念したキャンペーンを行う。購入者の中から先着500名に「R.O.G.まくらカバー」をプレゼントするほか、毎週の抽選で1名に好きなゲーム(税込8,000円以内のパッケージ版)をプレゼントする。今回の「Z97-PRO GAMER発売記念! 先着500名にまくらカバー&毎週抽選で好きなゲームをプレゼントキャンペーン」は、2014年12月5日(金)~2015年2月6日(金)正午の期間で実施。「Z97-PRO GAMER」を購入し、シリアル番号と必要事項を記入して特設ページから応募する。詳細は「ASUS 9シリーズマザーボード特設ページ」を、Z97-PRO GAMERの概要は別記事「ASUS、Intel Z97搭載のゲーマー向けマザーボード - 実売約18,000円」を参照いただきたい。
2014年12月05日ASUSTeK Computerは5日、Intel Z97 Expressチップセットを搭載したゲーマー向けマザーボード「Z97-PRO GAMER」を発売した。価格はオープン、店頭予想価格は18,000円前後の見込み。Intel Z97 Express搭載するゲーマー向けマザーボード。デジタルエリアとアナログエリアを分離してノイズの侵入を抑えたオーディオ機能「SupremeFX」と、音がする方向をグラフィカルに表示する「Sonic Radar II」機能を搭載。サウンドのクオリティアップを図って臨場感を高めている。オンラインゲームなどをプレイするときなど、通信優先度を設定できるソフト「Game First II」を同梱。最大で8倍のタイムラグを軽減する。コンデンサの寿命も長く、一般的な固体コンデンサよりも5倍長持ちする「Black Metallic Capacitor」を採用する。
2014年12月05日オンキヨーは12月4日、同社が運営するハイレゾ音源配信サイト「e-onkyo music」で使用できるプリペイドカード「e-onkyo musicハイレゾプリペイドカード」を、12月5日よりビックカメラなどで発売すると発表した。販売価格は5,000円(消費税対象外)。e-onkyo musicでは、2005年のサービス開始当初より、決済手段はクレジットカードのみとなっていた。2014年10月よりスマートフォンやタブレットでの決済も可能となったが、これらも実質的にクレジットカードに紐付けされている。e-onkyo musicハイレゾプリペイドカードは、ユーザーのアカウントに5,000円分のチャージを行うもの。クレジットカードを持たない人でも、ハイレゾ楽曲を購入できるようになる。なお、カードの利用には、購入から6カ月間の有効期限が設けられている。また、同社は、ハイレゾ導入をワンストップでサポートするサポートカード『「教えて!ホットライン」e-onkyo musicハイレゾおまかせカード』も、12月5日より発売する。販売価格は5,000円(消費税対象外)。サポートカードを購入すると、e-onkyo musicでのハイレゾ音源のダウンロードから再生までの一連の手順のサポートを、電話とリモート操作で受けることができる。なお、サポートカードには、ハイレゾ音源を3曲ダウンロードできるクーポンも付属している。2種類のカードが購入できるのは、ビックカメラ22店舗とソフマップ3店舗。なお、2015年2月をめどに、その他のビックカメラ、ソフマップ、コジマの各店舗で取り扱いを開始する予定となっている。カード購入が可能なビックカメラ22店舗(2014年12月4日時点)渋谷ハチ公口店、池袋本店、池袋東口店、立川店、なんば店、有楽町店、札幌店、新宿西口店、池袋西口店、天神2号館、名古屋駅西店、大宮西口そごう店、柏店、藤沢店、ラゾーナ川崎店、JR京都駅店、岡山駅前店、新横浜店、JR八王子駅店、ビックロ新宿東口店、赤坂見附駅店、新潟店カード購入が可能なソフマップ3店舗(同)秋葉原本館、なんばザウルス2、神戸ハーバーランド店
2014年12月04日ファイナルオーディオデザインは12月4日、きょう体の製造にMIM(金属粉末射出成形法)を用いたバランスドアーマチュア(BA)型イヤホン「Heaven VIII」と「Heaven VII」を発表した。ともに発売は12月中旬で、価格はオープン。店頭予想価格は、Heaven VIIIが税込70,000円前後、Heaven VIIが税込60,000円前後。Heaven VIIIとHeaven VIIのきょう体は、粉末のステンレスを金型で成型し、1,200度以上にもなる高炉で焼結する製法「MIM」により作られたもの。従来の削り出し製法では不可能だったデザインを実現した。ドライバーユニットは両製品とも、従来よりも低音再生に優れたフルレンジBAを採用。音質はクリアかつまろやかさを感じさせる志向で、チューニングによりHeaven VIIIは臨場感のある低音、Heaven VIIは温かみのあるボーカル再生を得意とする。ケーブルはタッチノイズを抑えたフラットタイプ。ともに、感度は106dB、インピーダンスは24Ω、ケーブル長は1.2m、重量は29g。5サイズのイヤーパッドとスチール製のキャリーケースが付属する。Heaven VIIIは金メッキ仕上げ、Heaven VIIはシルバーの鏡面仕上げと直販限定のマットブラック仕上げの2種類を用意している。
2014年12月04日サイコムは26日、3Lサイズの小型PC「Radiant SPX2400H97」を発表した。同日より販売開始する。BTOカスタマイズが可能で、最小構成価格は50,960円から。Intel H97 Expressチップセットを搭載した、3Lサイズの小型PC。本体サイズは幅20cm×奥行き24cmとコンパクトで、縦置き・横置きの両方に対応する。最小構成の主な仕様は、CPUがIntel Celeron G1850(2.90GHz)、メモリが4GB、ストレージが500GB HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、光学ドライブがDVDスーパーマルチ、電源が90W電源など。OSは非搭載で、通信機能はGigabit対応有線LANのみ。本体サイズはW200×D240×H72mm。
2014年11月26日富士フイルムは20日、レンズ交換式デジタルカメラ「FUJIFILM X-E2」、「FUJIFILM X-Pro1」、「FUJIFILM X-E1」用の最新ファームウェアを発表した。12月18日より無料で提供を開始する。今回発表された最新ファームは、最新機種「X-T1」の機能の一部を「X-E2」などでも利用できるようにするもの。ファームウェアのバージョンは「FUJIFILM X-E2」がVer.3.00、「FUJIFILM X-Pro1」がVer.3.40、「FUJIFILM X-E1」がVer.2.40となる。「FUJIFILM X-E2」に追加されるのは、深みのある色合いと豊かな陰影の写真表現が可能な「クラシッククローム」モードと、インターバルタイマー機能、スマートフォンなどからリモート撮影が行えるワイヤレス通信機能など。「FUJIFILM X-Pro1」と「FUJIFILM X-E1」には、オートフォーカス時にフォーカスリングを使ってフォーカスの微調整が行える機能などを追加している。
2014年11月20日日本ギガバイトはこのほど、同社製マザーボード「GA-H97-D3H」もしくは「GA-H97-HD3」の購入で、QUOカードをプレゼントする「Ultra Durable ゴールドラッシュキャンペーン」の開催した。キャンペーン期間は2014年11月30日まで。国内正規代理店 保証シールが貼られた「GA-H97-D3H」「GA-H97-HD3」が対象で、製品を購入後、日本ギガバイトのWebサイトに設置された応募フォームに、購入時のレシート、もしくは購入した店舗名や購入日、購入した製品名が分かる画像を用意し、必要事項を入力して応募となる。「GA-H97-D3H」の購入者には1,000円分、「GA-H97-HD3」の購入者には500円分のQUOカードをプレゼントする。このほか、キャンペーンの詳細については日本ギガバイトのWebサイトを参照してほしい。
2014年11月06日