ダニエル・デイ=ルイスがスティーヴン・スピルバーグ監督によるエイブラハム・リンカーンの伝記映画の主演を務めることが、製作会社のドリームワークスより発表された。当初はスピルバーグ監督の『シンドラーのリスト』に主演したリーアム・ニーソンがリンカーン役に決まっていたが、今年初めに降板が発表された。理由は公にされていないが、製作が遅々として進まない状況にニーソンが業を煮やしたという説もある。ドリス・カーンズ・グッドウィンの著書「Team of Rivals/The Political Genius Of Abraham Lincoln」を映画化する企画で、デイ=ルイスは早速リンカーンが政治家としてのキャリアをスタートさせたイリノイ州スプリングフィールドに赴き、リサーチを開始した。地元紙の「The State Journal-Register」によると、デイ=ルイスは19日にリンカーン大統領博物館やリンカーンの自宅、旧州会議事堂Old State Capitalなどを訪問したという。スピルバーグは「ダニエル・デイ=ルイスは無声映画、映画の黄金期、そして遠い未来からふり返ったとしても偉大な俳優のひとりに数えられることは間違いない。ついに『Lincoln』(原題)で我々の道が交差することを感謝し、刺激を受けた」とコメントしている。映画のクランクインは来年秋、公開は翌2012年を予定している。(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO■関連作品:NINEナイン 2010年3月19日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2008 The Weinstein Company. All rights reserved.■関連記事:7月に極秘挙式したペネロペ・クルスが妊娠を発表!現在4か月半豪華キャストが集結した傑作ミュージカル『NINE』DVDを5名様プレゼントペネロペ・クルス、でき婚報道を否定【シネマモード】ソフィー・マルソー、木村多江らが示す映画とブランドの素敵な関係【シネマモード】アカデミー賞授賞式を見ているような『NINE』こんな気分にオススメ
2010年11月22日トム・クルーズ&キャメロン・ディアス主演の『ナイト&デイ』の特別映像が到着!2人のインタビューに世界各地で行われたロケの様子が収められている。空港で偶然出会った笑顔が素敵なロイ(トム)に心惹かれるジューン(キャメロン)だったが、実は彼は特殊な任務を負ったスパイ!これまでごく平凡に生きてきた彼女が、嵐のような大事件に巻き込まれていくさまが描かれ、目まぐるしいアクションが展開する。トムはインタビューで本作を「ロマンティック・コメディとアクションの融合」と表現し、キャメロンも「15年の女優人生でこんな作品は初めて」と本作への特別な思い入れを吐露している。ジャマイカのビーチではトムとキャメロンは熱烈に抱き合って転げ回る…と思いきや敵の飛行機の爆撃が!これらの爆破シーンもCGは一切なし。ボストンの高速道路での激しいカーチェイスのシーンでは、トムがあっちの車からこっちの車へ。キャメロンも負けじと(?)180度スピンを披露しているが、こちらでも、2人はスタントは使わずに果敢にアクションに挑戦している。ジェームズ・マンゴールド監督曰く「トムもキャメロンもスタントマンになれる!」。ザルツブルクでもトムは、ワイヤー1本を身につけて屋根の上でのスタントを見事にこなしている…というよりもはや楽しんでる?セビリヤでは、トムはキャメロンを後ろに乗せて、バイクで牛と共に疾走する。このシーンについてはトムが熱く解説!「キャメロンも乗ってるし必死だったよ!」とふり返る一方で、トムの背中にしがみついていたキャメロンは「最高に楽しかったわ」と満面の笑顔を見せている。そしてロンドンでは、グラミー賞3度受賞の人気グループ「ブラック・アイド・ピーズ」のワールドプレミアにトムが“乱入”。ライヴでの貴重な映像が収められている。激しいアクションシーンの舞台裏を見ると、映画がもっと楽しめるかも?まずはこちらの特別映像をチェック!『ナイト&デイ』は10月9日(土)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。※こちらの特別映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY特集「恋と危険は隣り合わせ」■関連作品:ナイト&デイ 2010年10月9日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2010 TWENTIETH CENTURY FOX■関連記事:トム・クルーズ、滞在14時間来日も「次は『M:i:IV』でゆっくり来るよ」シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第7回)映画で見てみたいカップルと言えば?危険で衝撃的でロマンティック!『ナイト&デイ』女性限定試写会に25組50名様ご招待トム&キャメロン来場!『ナイト&デイ』ジャパン・プレミアに15組30名様ご招待キャメロン・ディアス、38歳の誕生日はうわさのA・ロドリゲス選手と一緒にお祝い
2010年10月05日映画『ナイト&デイ』で共演しているトム・クルーズとキャメロン・ディアスが、映画の日本公開を前の9月下旬、揃って来日することが決定した。ごく平凡な人生を歩んできたジューン(キャメロン)と謎多き男・ロイ(トム)。空港での偶然の出会いにジューンが胸をときめかせたのも束の間、ロイが関わるある巨大な事件に彼女も否応なしに巻き込まれるハメに…。相次ぐ絶体絶命のピンチを豪快に切り抜けていくロイと、迷う間もなく彼の旅の道連れとなったジューンがアクション&ロマンスに満ちた冒険を繰り広げる。トムにとっては、『ワルキューレ』のプロモーションのため、妻のケイティ・ホームズと愛娘のスリちゃんを伴って来日して以来、約1年半ぶりの日本。一方のキャメロンは、『ベガスの恋に勝つルール』のプロモーションで共演のアシュトン・カッチャーと共に来日して以来、約2年ぶりとなる。トムといえば、熱心なファンサービスで知られ、来日時には常にファンを楽しませる様々なイベントを実施。貸切の新幹線や飛行機でファンとの交流を図ったり、モーターボートで東京湾を横断しての登場やヘリコプターでビルの屋上に着陸するなど、そのアライバルの方法も話題に。ちなみに、映画の撮影地でもあるスペインのセビーリャで開催されたワールドプレミアの際には、撮影でも使用されたバイクとスポーツカーに乗って、劇中のワンシーンを再現した大迫力のカーチェイスをナマで披露した。キャメロンと共に来日する今回は、どのような趣向で楽しませてくれるのか?さらに、少しでも早く日本のファンに作品を観てもらいたいというトムの要望で、トムからのプレゼントという形で、日本記念日協会が認定した10月6日の“トムの日”に、本作の先行上映を行うことも決定!上映される劇場のうち、デジタル上映館ではトムとキャメロンのスペシャルメッセージが上映される予定だという。ハリウッド2大スターが日本の地でどのようなトークを繰り広げるのか?映画同様、サプライズはあるのか?ケイティ&スリちゃんは?『ナイト&デイ』は10月9日(土)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。■関連作品:ナイト&デイ 2010年10月9日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2010 TWENTIETH CENTURY FOX■関連記事:トム・クルーズ、非公開のカウンセリングをサイエントロジーに隠し撮りされていた?47歳トム・クルーズ、頭上120メートルで貫禄アクション!次なる目的地は…?ブランジェリーナ家に対抗?ケイティ・ホームズも娘とアイスクリーム・ショップへトム・クルーズ&キャメロン・ディアス、急接近!『Wichita』現場写真が到着【ハリウッドより愛をこめて】トム・クルーズ&キャメロンがスパイ映画で再タッグ!
2010年08月27日『インデペンデンス・デイ』、『デイ・アフター・トゥモロー』のローランド・エメリッヒ監督が、“終末”と呼ぶにふさわしい、天変地異の中で世界が崩れ落ちていく様を最新技術を駆使して映像化した『2012』のDVD&ブルーレイが早くもリリース。このDVDとブルーレイに特典映像として収録されている、ウディ・ハレルソン演じる“終末論を信じてやまない男”チャーリー・フロストが視聴者(?)に向けて情報を発信する姿を収めた特別映像がシネマカフェに到着した。こちらの映像は、本編とは関わりのない、“スピンオフ”とでも言うべき特別映像。“終末の予言者”を自称し、周囲からは変人扱いされているチャーリーだが、彼の元には世界中から世界の終わり、政府の陰謀に関わる様々な“機密情報”が届けられるのだとか…。今回お届けする映像でチャーリーが紹介してくれているのもそんな情報の一つ。情報源は何と、日本の東京在住の“ミチコ”という女性。この“変人”チャーリーをして「君はかなり病んでいるようだよ、ミチコ」と言わしめたその情報の内容とは?『2012』と言えば、とにもかくにも衝撃的な映像が話題だが、ウディ・ハレルソンの“名演”が光るこちらの映像もお楽しみに!『2012』DVD&ブルーレイは発売中。※こちらの特別映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY『2012』DVDスタンダード版価格:1,980円(税込)『2012』DVDエクストラ版価格:2,980円(税込)『2012』DVD&ブルーレイセット価格:3,990円発売・販売元:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント発売中■関連作品:2012 2009年11月21日より丸の内ルーブルほか全国にて公開■関連記事:『2012』衝撃の大災害映像の意外な(?)制作風景を大公開!ブラピ再降臨 vs J・デップ!写真でふり返る来日ハリウッドスター2009【後編】『2012』初登場1位ひと目見れば凄まじさが分かる!特別映像を公開ジョン・キューザック『2012』インタビュー地球滅亡の前に何をする?パニック大作『2012』プレミアで子役女優のご愛嬌&欽ちゃんのギャグ爆発!?
2010年03月19日いやはや、いったいこの男、何度地球を壊せば気が済むのか――?『インデペンデンス・デイ』に『デイ・アフター・トゥモロー』など、信じられないような映像世界を世に送り出してきたローランド・エメリッヒ。このたび新たに、彼の興味を引いたのは、マヤ文明における地球滅亡の予言。2012年12月に人類の歴史は終わるというマヤ暦に基づいて最新作『2012』は製作され、今回もまた凄まじい映像を作り上げた。公開は11月。現在も完成に向けて作業が続けられているという本作について、エメリッヒが口を開いた。「不可能と思える映像に惹かれる」先日監督が来日した際、報道陣に向けて公開されたフッテージ映像では、地盤が沈下し、街が雪崩のように崩れ落ちていく映像が映し出された。監督は、誇らしげにこう語る。「不可能と思えるような映像に惹かれるんです。見たことのないイメージを作ることで、人々を劇場に向けさせることができると思っています。昔、映画が出来たばかりの頃、ある人が線路にカメラを置いて、走ってくる汽車の映像を撮ったんです。観客はあまりの迫力に劇場から逃げ出しました。その評判が口コミで広まってみんなが劇場に押し寄せたそうですが、自分が作りたいのは、まさにそんな映像です」。前作『紀元前1万年』を製作した際には「マンモスの毛が風にそよぐのを再現するのが難しかった」と並々ならぬ細部への思い入れを語っていたエメリッヒ。では、本作で最も苦労したのはどのような部分だろうか?「やはり、いかにリアルな映像に見せるかがポイントです。L.A.の街を精巧にコンピュータで作り上げ、そこで地震を起こしたりしました。また、イエローストーン国立公園のシーンでは、空から火の玉が降ってくるんですが、そうすると多くの煙が上がります。煙を作るのは、いまだに非常に難しいことなんです。今回はとにかく、凄まじい出来事が数多く起こりますからね。そのために新たなソフトウェアを開発し、いまだに映像を作る作業は続いているんです」。「知っている人々と知らない人々、それぞれの物語を描いている」今回、大災害に見舞われ、家族を守るために奮闘する主人公を演じるのは、エメリッヒが「元々、僕は彼の大ファン」と言うジョン・キューザック。彼の起用を含め、人間ドラマの部分についてこう語る。「必要とされたのは、ごく普通の人間であると同時に知的な部分がある俳優。僕は俳優を見るとき、その人がコメディをできるかどうかで見ます。彼には必要な要素が揃っていました。そして、今回の物語で見せようとしたことは2つあります。1つは、この先起こる災害のことを知っている政治家たち。彼らはパニックや株の暴落を恐れて災害のことを隠し、秘密裏に船を作っています。もう1つは、ジョン・キューザック演じるジャクソンのように何も知らない一般の人たちのこと。彼は偶然この事実を知り、別れた妻や子供たちを取り戻すためのセカンドチャンスを与えられることになるんです。物語の終盤では、この2つの立場の人たちが同じ船に乗り込むことになっていて、複雑な話になっています」。さらに、日々進化し続ける映像技術について尋ねると…。「私が映画作りを始めた頃は、脚本段階でこれは可能か?不可能か?ということを考えながら書いていました。『インデペンデンス・デイ』のときは、試す前から不可能とされたこともありましたが、いまでは全てが可能です。とは言え、お金と時間があればの話ですがね(笑)。いずれ俳優を含め、全てをパソコン上で作り上げることができるようになるでしょう。SFやファンタジーにとってそれは適した技術だと思いますし、興奮しますよ。僕自身は、平凡な日常に、突如として非日常が入り込んでくるような物語に惹かれますが、次回作ではヒューマンドラマを撮るつもりです。エリザベス1世の時代の話なのですが、その時代をロケで再現するのではお金がかかり過ぎるため、ヒューマンドラマでありながら、ビジュアル・エフェクトを使い、俳優たちにはブルー・スクリーンの前で演技してもらうことを考えています」。いまだ製作中の作品を抱えているというのに、次の作品へのアイディアが続々と飛び出してくる。この男のイマジネーションは底なしか――。まずは『2012』で現実以上かもしれない“未来”を体験してほしい。■関連作品:2012 2009年11月21日より丸の内ルーブルほか全国にて公開紀元前1万年 2008年4月26日より丸の内ピカデリー1ほか全国にて公開© 2007 Warner Bros. Entertainment Inc.■関連記事:エメリッヒ最新作『2012』映像が世界初公開安めぐみは「滅亡前に結婚したい!」執念で描き上げたマンモス!ローランド・エメリッヒ監督が 『紀元前1万年』を語る「僕だって愛を信じているよ」『紀元前1万年』の新星、スティーヴン・ストレイトアッキーナ、セクシーな“紀元前1万年コスチューム”でハリウッド進出?大迫力の映像で贈る『紀元前1万年』プレミア試写会に15組30名様ご招待
2009年08月14日『インデペンデンス・デイ』に『デイ・アフター・トゥモロー』 、『紀元前1万年』など驚愕の映像で多くの観客を魅了してきたローランド・エメリッヒが最新作『2012』のフッテージ映像を携えて来日!7月22日(水)、本作のフッテージ映像が、ここ日本で世界初公開され、エメリッヒ監督が出席しての記者会見が行われた。2012年に人類は滅亡するという、古代マヤ文明の暦および予言を軸に、地球を襲う大災害と何とか生き残ろうと奮闘する人々の姿を描いた本作。十数分間のフッテージ映像では、大洪水や火山から噴き出した火の玉が街を直撃するさま、地震による地崩れで街全体が沈み込んでいく映像などが大迫力で映し出された。この日は、日本では46年ぶり、今世紀最大の皆既日食が見られるはずだったが、東京はあいにくの空模様。太陽の異常活動が天変地異を引き起こすという映画の内容だけに、監督は「天気は残念でしたが、日食というのは何かが起こりそうな予感を感じさせます。今日という日は、映像を公開するのにふさわしい日だと思います」とニヤリ。現在、完成に向けてなおも製作途上にあるこの自信作については「1,400〜1,500というこれまでにない数のエフェクト・ショットを使用しています。とにかく、様々な視覚効果には手を焼きました」と苦労をふり返った。気になる物語はというと「地球滅亡の危機を知っている人と知らない人という2つのグループのドラマを描いています」と明かす。「実際、こうした事態に直面したとき、政治家はそれを国民に知らせるか?と考えたとき、恐らく秘密にするのではないかと思いました。そうした人々の中にも、秘密にしておくことに道徳的な葛藤を覚える人もいるでしょう。この部分をドラマとして描きたかったんです。もう一つのグループ――事実を知らない人々の物語の主人公は、離婚経験のある作家です。彼は父親、そして夫として一度失敗しているわけですが、今回の事態は、家族の絆をもう一度深めるセカンドチャンスになるわけです」と熱く語った。そしてこの後、スペシャルゲストとして安めぐみが登場し、監督に花束を贈呈。安さんもこの日、初めて本作の映像を見たそうだが「本当に起きたらどうしよう?と思うくらい衝撃的でした」と感想を語り、監督に「(映画の中で)地球はどうなっちゃうんですか?」と完成前にもかかわらず、いきなり物語の核心について尋ねた。これには監督も「それは、映画を観てもらうしかありませんよ」と答え、会場は笑いに包まれた。安さんは「もしも地球が滅亡すると分かったらどう過ごすか?」という質問に「仕事は辞めますね。世界遺産とかを見て回りたいし、結婚もしたいです。できることは全てしたいです」と語った。監督は最後に「本当に重要なものは何か?何を救うべきか?といったことについて考えさせてくれると思います」と映画をアピールし、会見は終了した。『2012』は11月21日(土)より丸の内ルーブルほか全国にて公開。■関連作品:2012 2009年11月21日より丸の内ルーブルほか全国にて公開
2009年07月23日