豊川悦司、浅野忠信、國村隼らが日本からも参加した『インデペンデンス・デイ』のローランド・エメリッヒ監督が放つ最新作『ミッドウェイ』(原題:MIDWAY)が9月11日(金)より公開決定、ティザービジュアルが解禁された。太平洋戦争で、歴史を左右するターニングポイントとなった激戦として知られるミッドウェイ海戦。1942年、北太平洋のハワイ諸島北西のミッドウェイ島に、巨大な航空母艦、世界最大の大和を含む戦艦、戦闘機、急降下爆撃機、潜水艦が出動し、空中、海上、海中、その全てが戦場となった。そしてそこには、両軍ともに、国を愛し、覚悟を持って戦った男たちがいた…。観客のド肝を抜くスペクタクル映像の第一人者、ローランド・エメリッヒ監督は、20年に及ぶリサーチと新たに発見された日本軍側の貴重な資料をもとに、両軍に敬意を捧げながら史実を再現。山本五十六、チェスター・ニミッツをはじめとした実在の人物を演じるために、キャストには『デッドプール』のエド・スクラインをはじめ、ウディ・ハレルソン、パトリック・ウィルソン、デニス・クエイド、アーロン・エッカート、豊川悦司、浅野忠信、國村隼など実力派俳優が集結した。ちょうど、78年前の今日(日本時間6月5日未明)から3日間、ミッドウェイ島付近で行われた海戦での敗北が、戦中の転機となった。20年に及ぶ徹底的なリサーチと、戦場に身を捧げた全ての兵士への敬意と共に、日本の運命を決めた3日間の海戦の全貌がいま明かされようとしている、「ドイツ人としての責任感があった。日本人を単なる敵としてではなく、敬意を持って描くことを心掛けた。多くの命が失われる戦争には勝者は無く、敗者しかいない。だからこそ、二度と起きてはならない戦争を描いたこの映画を日米の海兵たちに捧げる内容にしたかった」とエメリッヒ監督。併せて解禁となった第1弾ポスタービジュアルは、「勝利も、敗北も、海は覚えている」という、日米両国の兵士に捧げられたコピーと共に、大戦で名を馳せたアメリカ軍の急降下爆撃機SBDドーントレスに乗り込もうとしているエド・スクラインの姿が切り取られ、背後にある航空母艦がこれから起こる壮絶な戦いを予感させるビジュアルとなっている。『ミッドウェイ』は9月11日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年06月05日『ジュラシック・ワールド』シリーズや『インデペンデンス・デイ』などで知られる名優ジェフ・ゴールドブラムが司会を務めるナショナル ジオグラフィックのドキュメンタリーシリーズ「ジェフ・ゴールドブラムの世界探求」が、6月11日(木)からサービス開始となる「Disney+(ディズニープラス)」にて独占配信。彼のインタビュー映像が到着した。本作は、「スニーカー」や「アイスクリーム」「コーヒー」「化粧品」など、日常生活で当たり前のものとして見過ごされがちな身近なものに潜む“現代の脅威”を、ジェフが遊び心にあふれた洞察力で科学や歴史をひも解いていく、ナショナル ジオグラフィックのドキュメンタリーシリーズ。身近なものの陰に隠された信じられない奇妙なウラ話を、『ジュラシック・ワールド/炎の王国』『インデペンデンス・デイ』シリーズでお馴染みのジェフが、好奇心旺盛でウィットに富んだ視点で追う。エピソードは全12話、1話あたり30分程なので、ちょっとした空き時間や通勤などの移動中でも手軽に楽しめ、好奇心を大いに刺激されるコンテンツ。今回、日本初配信に向けてジェフのインタビュー映像も公開、本作の魅力を語っている。好奇心と感動のナショジオ作品も続々さらに、ディズニープラスでは世界各地を舞台にしたナショナル ジオグラフィックの貴重なドキュメンタリー作品を配信。ロープや安全装置を一切使わずに登るフリーソロ・クライミングのスーパースター、アレックス・オノルドの巨岩エル・キャピタンへの挑戦を追った長編ドキュメンタリー映画で、アカデミー賞も受賞した『フリーソロ』は定額動画配信サービス初登場。ウィル・スミスが案内役をつとめ、宇宙と世界45か国で撮影された驚異の映像で贈る、地球とその生命についての壮大なドキュメンタリー・シリーズ「宇宙の奇石」(全10話)、そして、テクノロジーを駆使して作られた宝の地図によって存在を明らかにされた要塞やピラミッドを訪れる、定額動画配信サービス初登場の「発掘!マヤの失われた秘宝」(全4話)など、世界最高峰のドキュメンタリーが揃う。「ジェフ・ゴールドブラムの世界探求」は6月11日(木)より第1話、6月19日(金)より第2話、以降毎週金曜に新エピソードがディズニープラスにて独占配信開始。(text:cinemacafe.net)
2020年06月03日フジテレビ系「土曜プレミアム」枠では、3月21日(土)に異星人との壮大な戦いを描いた人気シリーズの最新作として2016年に公開された『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』をオンエアする。アメリカ独立記念日“インデペンデンス・デイ”に異星人が地球に襲来。壊滅的打撃を受けるも、異星人の戦闘機を撃墜したパイロットと科学者のコンビによる決死の特入作戦で辛くも撃退。それから20年を経た2016年7月、エイリアンがアフリカに残した宇宙船が密かに覚醒。地球に仲間を呼び寄せるSOS信号を発信する。まもなくかつて襲来したものよりはるかに強力なエイリアンの宇宙船が、人類が建造した月面基地を粉砕。彼らは重力を自在に操り、ニューヨーク、ロンドン、パリ、シンガポール、ドバイといった各国の主要都市を次々に破壊していく。ESD(宇宙防衛軍)の部長デイビッド、元合衆国大統領ホイットモア、若き戦闘機パイロットのジェイクらの必死の奮闘もむなしく、敵の猛攻撃にさらされて防衛システムを無力化された人類は、瞬く間に滅亡の危機に瀕していく…というストーリー。1996年公開の1作目に引き続き『紀元前1万年』『2012』『ホワイトハウス・ダウン』などのローランド・エメリッヒがメガホンを取り、また前作で異星人をコンピューターウイルスで撃退したデイビッド・レヴィンソン役のジェフ・ゴールドブラム。自ら戦闘機を駆り戦いに赴いたホイットモア元大統領役のビル・プルマンが続投。前作と今作を橋渡しする。新たな主人公のジェイク役には『ハンガー・ゲーム』シリーズのリアム・ヘムズワース。前作の英雄のひとり、スティーヴン・ヒラーの息子で戦闘機のエースパイロットでもあるディラン・ヒラーには新鋭のジェシー・アッシャー。『フィフス・ウェイブ』『ヴィランズ』などのマイカ・モンローがホイットモアの娘・パトリシア役で出演。スケール感あふれるスペクタクルと、スピードとクオリティに圧倒される戦闘シーン。20年ぶりに帰ってきた超人気作の続編をテレビで改めて味わい尽くして。土曜プレミアム『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』は3月21日(土)22時~フジテレビ系でオンエア。(笠緒)
2020年03月21日『インデペンデンス・デイ』のローランド・エメリッヒが監督を務める『MIDWAY』(原題)の日本公開が正式に決定。先日、ハワイでプレミアイベントが行われ、本作に出演する豊川悦司らが参加した。本作は、真珠湾攻撃からミッドウェイ海戦までを史実に基づき描く映画。エメリッヒ監督が、“いま、自分たちが謳歌している自由のために戦ってくれた人たちのことを伝えたい”と、約20年の徹底したリサーチを基に完成。実在した勇敢な軍人たちの同胞意識と友情、そして米国の勝利を確実なものにするための彼らの決意と犠牲が描かれる。キャストには、アメリカ海軍の兵士たちを、『デッドプール』のエド・スクラインや「BONES ボーンズ -骨は語る-」のルーク・クラインタンクら若手俳優、ウディ・ハレルソン、デニス・クエイド、パトリック・ウィルソンらベテラン俳優が演じ、対する日本軍を豊川悦司さんをはじめ、浅野忠信、國村隼。すでに、11月8日から3,242館で全米公開されており、週末興収は1,750万ドルで初登場1位の大ヒットを記録している。そして10月20日には、撮影場所にもなったハワイのパールハーバー(真珠湾)にあるヒッカム海軍基地内にて、プレミアイベントを開催。メインキャストとなる日本の海軍大将・山本五十六役を演じている豊川さんは、完成した映画を観て「素晴らしい映画だったと思います。エンターテインメントとして、そして戦争というものに対する客観性、メッセージ性を含めてとてもバランスの取れた作品です」と絶賛。さらに「全部本当にあった話ですが、本当にディテールも脚本家や監督が一つ一つに嘘が無いように膨大なリサーチの上に成り立って、このという戦いを描いています。それでもあれから70年以上が経ち、戦争を知らない世代の僕らが作品の観客になることによって、本当にあった戦争というものを自分の実体験のように感じ取って、色々な自分なりの解釈や思いを考えてもらえれば良いと思います」と日本の観客へメッセージを寄せている。また、本作に日本人キャストを起用した経緯についてエメリッヒ監督は「スコセッシ監督の『沈黙』でもキャスティングを担当した日本にいる女性プロデューサーに優れた俳優を紹介してもらった」と明かし、さらに「映画を見たアメリカ人俳優もみんな感心していた。共演シーンがないから日本側の部分は知らないので、初めて試写をした時に何度も耳にしたのは、日本人俳優たちを絶賛する声だった」とアメリカキャスト陣の反応を語り、言葉の問題はあったものの、すばらしい経験だったとふり返っている。そして最後に監督は「戦争に勝者はなく敗者しかいない。命が失われるからだ。だからこそ、この映画を日米双方の海兵たちに捧げたのだ。戦争が再び起きてはならないと伝えたい」と想いを語った。ストーリー日本軍の大将山本五十六(豊川悦司)率いる山口多聞(浅野忠信)や南雲忠一(國村隼)の艦隊が真珠湾を壊滅させた激しい攻撃の後、エリートパイロットのディック(エド・スクライン)と彼の隊は、敵を追跡するよう戦艦エンタープライズの艦長ハルゼー(デニス・クエイド)より命を受ける。一方で、何としてでも日本軍を仕留めたいUS軍は、ニミッツ最高司令官(ウディ・ハレルソン)とレイトン少佐(パトリック・ウィルソン)が日本軍の戦略を分析していた。かくして、日米2か国の名誉をかけた激しい戦いが次なる戦闘の地、ミッドウェイへと向けられる。お互いの戦況が変わる中、ディック率いる上空から攻撃をする戦闘機の空中戦と、山口艦長や南雲艦長率いる海上からの戦艦の砲撃の壮絶なる攻撃の応酬で、ミッドウェイでの勝利に対する両国の戦力と不屈の精神が試されていく。『MIDWAY』(原題)は2020年秋、TOHOシネマズ 日比谷ほかにて公開予定。(cinemacafe.net)
2019年11月13日『ラ・ラ・ランド』でエマ・ストーンのルームメイトのひとりを演じていたジェシカ・ロース主演『ハッピー・デス・デイ』と、その続編『ハッピー・デス・デイ 2U』が公開中。『ゲット・アウト』『スプリット』『ハロウィン』『パージ』などを次々と世に送り出してきたヒットメーカー「ブラムハウス・プロダクション」が製作とあって、もともとホラー映画ファンからの注目度は高かったが、「いい意味で予想を上回る」「今季の大穴」「公開館が少なすぎるのがもったいない」といった鑑賞者からの声が続出し、この夏、見逃し厳禁の1作となっている。「超面白い」「ループものとしては最高傑作かも」映画レビューサイト「coco」でのレビュアー満足度は『ハッピー・デス・デイ』が97%、7月12日(金)より公開されたばかりの『ハッピー・デス・デイ 2U』は100%と高水準。本作が近年量産されるホラー映画の中でひと味違うのは、ジェシカ演じる主人公の大学生ツリーが何度も自分が殺される誕生日の朝に戻ってしまうタイムループホラーであること。「ホラー映画の定番を気持ちよくぶち壊しながら繰り広げられるループは超面白いしハラハラする」「スラッシャーものとのマッシュアップが新鮮」「脚本が素晴らしい!ループものとしては最高傑作かも」「過去作品とはちょっと毛色が違う」との声が相次いでいる。しかも、その主人公ツリーはパーティ大好きで毎晩飲んだくれ、父親からの電話は基本無視、ルームメイトが誕生日祝いにくれたカップケーキもポイ捨て、おまけに大学病院の先生と不倫中という超絶ビ○チ…なのだが、「本人認めてる通り誰に殺されてもおかしくないのが作品進行でもプラス」「主人公が死ねば死ぬほど魅力的にw」「何度も生まれ変わるヒロインが常識的で素直に変化していく様に好感」「主人公にまさか感情移入できるとは」と、性悪な彼女がタイムループを繰り返しながら自分を省みて、次第に共感を覚える存在となっていく点が注目を集めている様子だ。“世界は私中心に回っている”という自己チュー主人公が、何度も同じ1日を繰り返すうちに変わっていくのはビル・マーレイ主演『恋はデジャ・ブ』(’93)などと通じるものがあり、“ミッション”のクリア(真犯人を見つける)までタイムループが続くのはトム・クルーズの『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(’14)と同じ。何度もトライ&エラーを繰り返しながら真相に迫る展開は、ジェイク・ギレンホールの『ミッション:8ミニッツ』も彷彿とさせる。「成長してゆく姿が感動的ですらある」「最後は少し泣いてしまった」「青春、恋愛、家族愛、LGBTまで盛り込み」「実は人間ドラマだった」「下手すりゃブラムハウスの最高傑作だよこれ!」といった声も上がっており、タイムループホラーの域を超えた青春ドラマの傑作でもあるようだ。続編では一転、『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』並のSF映画へ!?さらに、「ループ現象の原因が明らかになると同時に更なる問題が発生」するのが、続編『ハッピー・デス・デイ 2U』。「2作目は蛇足かと思ったが、全然そんな事なく超面白かった!」「SFネタが満載でパワーアップ」「『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』並のれっきとしたSF映画」と、前作とはやや趣の異なる感想が多々。今回は、蝶の羽ばたきほどのほんの些細な出来事が大きな変化につながってしまう“バタフライ効果”が鍵となるらしいが、さながらアシュトン・カッチャー主演の『バタフライ・エフェクト』(‘04)か?2作を見届けた方からは、「感動はさらにドラマティックになる」「爆笑痛快」「"最愛の人"を巡る、普遍的な葛藤を描く物語には深く胸打たれ、大満足」との意外な声も上がり始めている。『ハッピー・デス・デイ』『ハッピー・デス・デイ 2U』はTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開中。(text:Reiko Uehara)■関連作品:ハッピー・デス・デイ 2019年6月28日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© Universal Picturesハッピー・デス・デイ 2U 2019年7月12日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© Universal Pictures
2019年07月18日新感覚タイムループホラー『ハッピー・デス・デイ』の第2弾、『ハッピー・デス・デイ 2U』が7月12日(金)より公開。本作では、タイムループ地獄から抜け出して無事、次の日を迎えた主人公ツリーが恋人のカーターと平和な一日を過ごそうとしていたが、今度は別の人物がタイムループに巻き込まれ、謎の殺人鬼<ベビーマスク>に狙われてしまう!この度、その緊迫の本編映像がシネマカフェに到着した。前作でもツリーを執拗に追いまわし、何度も恐怖に突き落としたベビーマスク。この度解禁となる映像は、ベビーマスクの新たなターゲットとなったカーターのルームメイト、ライアンが逃げ惑うシーン。突如謎のタイムループ現象に巻き込まれ、同じ1日を過ごしてはベビーマスクに殺されるという不可解な体験をしたライアン。“人が多いところでさすがに殺しは出来ないはず”ということで、校内で行われていたバスケットボールの試合に行き、身を隠すことにした彼ら。しかしヤツにはそんなことは関係ナシ!神出鬼没のベビーマスクは気がつけばすぐ後ろに…!さらに、ライアンを襲うベビーマスクの正体に一同が唖然とするシーンも収められており、衝撃の真実が待ち受けることになりそうだ。『ハッピー・デス・デイ 2U』は7月12日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。『ハッピー・デス・デイ』はTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ハッピー・デス・デイ 2U 2019年7月12日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© Universal Pictures
2019年07月09日『ゲット・アウト』『スプリット』『ハロウィン』などの話題作を手掛けたブラムハウスが贈る最新タイムループホラーの続編『ハッピー・デス・デイ2U』から、予告とビジュアルが解禁となった。今回解禁された予告は、ジェシカ・ロース演じるツリーの下着姿という衝撃的なシーンから始まる。もはやすがすがしいまでの笑顔で飛行機から落ちるツリー。その後また、前作でも彼女を執拗に追いまわし、何度も恐怖に突き落としたベビーマスクが現れる。そして、再び自身の誕生日である9月18日の月曜日に目を覚ましたツリーは、突破したはずの悪夢の再来に発狂!!しかし、それは前とは“何かが”違っていた。そう、今度狙われるのはツリーだけではなかった!今回は、前作でツリーの協力者となるカーターの友人ライアンまでもがベビーマスクに襲われることに。ツリーはどこか前作よりも頼りになるヒロインに変身しているように見えるが、この運命にウンザリし、悪態をつくところは相変わらずだ。そして、本作はコメディ要素もパワーアップ。ツリーの“自殺大喜利”なるものもあり、予告冒頭はその中からのワンシーンだった。ツリーは抜け出すための鍵を求め、また何度も何度も死ねるだけ死ぬ…。予告と同時に解禁となったビジュアルは、「2」のロウソクが立てられたカップケーキを持った不気味なベビーマスクの姿が写し出されており、再びあの悪夢の誕生日が訪れるのが分かる。『ハッピー・デス・デイ2U』は7月12日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ハッピー・デス・デイ 2U 2019年7月12日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© Universal Pictures
2019年07月01日ドリス・デイが死去した。80年以上に渡るキャリアを誇るドリスは、4月に97歳の誕生日を迎えたばかりだった。2019年5月13日、本人の動物保護財団、ドリス・デイ アニマル・ファンデーションは、「ドリスは年相応な健康を維持していましたが、最近酷い肺炎を患い、それが原因で他界しました。彼女はごくわずかな親しい友人たちに囲まれ、この世を去りました」と声明を発表、また、「生前のドリスは、葬儀や告別式、墓標を望んでいませんでした。しかし友人やファンの皆さんは、www.dorisdayanimalfoundation.orgでドリス・デイを偲ぶことができます」とコメントしている。また、ドリスの訃報を受けて、アントニオ・バンデラスやステラ・マッカートニー、「スター・トレック」シリーズのウィリアム・シャトナーやジョージ・タケイなど有名人らが故人を偲ぶコメントを発表している。歌手としてキャリアを始めたドリスは、その後もキャリアを通して何度もセルフカバーすることになる『センチメンタル・ジャーニー』でブレイクを果たし、1950年代のアメリカで大人気歌手の1人に数えられるまでになった。1948年作『洋上のロマンス』で映画界へと進出したドリスは、その後も『アイル・シー・ユー・イン・マイ・ドリームス』や『カラミティ・ジェーン』、『情欲の悪魔』、『知りすぎていた男』などの作品に出演した。さらに『知りすぎていた男』の劇中で歌った『ケ・セラ・セラ』でアカデミー歌曲賞を受賞したほか、同曲は1968年から1973年にかけて放送された『ドリス・デイ・ショー』のテーマ曲としても使用された。その後、一時期表舞台から距離を置いていたドリスだが、2011年には20年ぶりの新作アルバム『マイ・ハート』をリリースしてもいた。一方で、2年前まで1924年生まれだと信じていたドリスだが、オハイオ州の人口動態統計局から取り寄せた出生証明書により実は1922年生まれだったことが判明していた。4度の結婚歴があるドリスは、最初の夫アル・ジョーダンとの間に息子テリーがいたが、2004年テリーはこの世を去っている。ドリス・デイ、1922(大正11)年4月3日生まれ、2019年5月13日没。偉大なスターのご冥福をお祈り致します。
2019年06月28日『ゲット・アウト』『ハロウィン』『アス』など大ヒットホラーを手掛けるジェイソン・ブラムが贈るタイムループホラー『ハッピー・デス・デイ』。本日5月28日は、本作で“何度も殺される”恐怖の誕生日を迎えるヒロインを演じたジェシカ・ロースの誕生日!彼女の無事を祈って(!?)、恐怖のサプライズパーティシーンがシネマカフェに到着した。女子大生が誕生日に不気味なマスクの殺人鬼<ベビーマスク>に殺されては、同じ誕生日の朝に戻ってしまうタイムループの恐怖が襲う本作。本日、主人公のツリーを演じたジェシカ・ロースの誕生日に合わせ、劇中でお祝いされるサプライズパーティの本編映像が到着!それなりの大学生活を楽しむツリーは、父親からの連絡は基本無視、お高く留まる女子グループ“カッパ会”とウザがりながらもつるみ、大学教授との不倫を楽しんでいる自己チューな女子大生。その日、誕生日のツリーは寮の友達が開くパーティに出かけた。パーティに向かう道中、不穏な空気を感じたツリーは、パーティが開かれるはずの家に辿り着いたが、なぜかドアの鍵がしまっている…。“何かがおかしい…”と暗闇をキョロキョロと不安げに見渡し、もう一度ドアに向かうと、そこには不気味な<ベビーマスク>の姿が!悲鳴を上げるツリーはすかさず右ストレートをベビーマスクにお見舞い!すると明かりがつき、「サプライズ…?」そう、これは友人が開いたサプライズパーティだったのだ。右ストレートをキメられた男子も「何すんだ」と驚き、さすがにツリーも「ごめんなさい」と謝罪。そこに嫌味な友人ダニエルがツリーの手を持ち「さすが、カッパ会」と仕切り直して、ほかの友人も一斉に盛り上がる。楽しいパーティになるはず、そして楽しい誕生日の締めくくりになるはずが、不安を拭いきれないツリーはこの後どうなるのか…?まさに、ここから彼女の悪夢が始まる“序章”の映像となっている。ツリーを演じるジェシカは、本日5月28日で32歳に。コロラド州出身の彼女は『ラ・ラ・ランド』でミア(エマ・ストーン)のルームメイトで緑色のドレスのアレクシスを演じて注目され、本作と続編『ハッピー・デス・デイ 2U』で見事なスクリームクイーンぶりを披露した。今年の彼女の誕生日はループしませんように…。『ハッピー・デス・デイ』は6月28日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。『ハッピー・デス・デイ 2U』は7月12日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ハッピー・デス・デイ 2019年6月28日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© Universal Picturesハッピー・デス・デイ 2U 2019年7月12日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© Universal Pictures
2019年05月28日5月25日(土)今夜のフジテレビ系「土曜プレミアム」枠では、日本を含む世界で大ヒットを記録、平成を代表するSF映画の金字塔に劇場未公開シーンを追加した『インデペンデンス・デイ・エクステンデッド版』を本編ノーカットで地上波初放送する。タイトルの“インデペンデンス・デイ”とはアメリカ独立記念日のこと。物語はアメリカ独立記念日を控えた7月2日から始まる。巨大な影が月を覆い宇宙センターの衛星アンテナが奇妙な音をキャッチ、巨大な異星人の宇宙船が地球に近づいてくる。その情報をホワイトハウスのホイットモア大統領は大統領補佐官コンスタンス、国防総省参謀本部長グレイ将軍と共に知る。その頃大統領夫人マリリン(メアリー・マクドネル)はロサンゼルスにいた。その後、異星人の宇宙船は突然人類を猛撃。人類側の必死の防戦はほぼ無力で世界中の大都市が壊滅状態となる。翌7月3日、宇宙船からの攻撃でワシントン、ニューヨーク、ロサンゼルスなどをはじめ世界の各都市は廃墟と化していた、地球滅亡の危機に米大統領は人類の存亡をかけて宇宙船への核攻撃を決行するも失敗に終わってしまう。そして7月4日のインデペンデンス・デイ(独立記念日)。米大統領の声に呼応して人類による史上最大の反撃作戦が開始される…というのが本作の物語。本作でアメリカ空軍パイロット・スティーブン・ヒラー大尉を演じたのは当時ラッパーとしても活躍していたウィル・スミス。本作の後も『メン・イン・ブラック』シリーズや『スーサイド・スクワッド』などの作品に出演。6月7日(金)より全国にて公開されるディズニー不朽の名作を実写映画化した『アラジン』ではランプの魔人・ジーニーを演じており、こちらも是非ともチェックしたいところ。さらにヒラーと共に異星人との闘いに参加するデイビッドは『マイティ・ソー バトルロイヤル』や『ジュラシック・パーク』シリーズのジェフ・ゴールドブラムが演じている。今回は劇場未公開シーンを追加したエクステンデッド版を地上波初放送、本編ノーカットでお届け。土曜プレミアム『インデペンデンス・デイ・エクステンデッド版』は5月24日(土)今夜20時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2019年05月25日娘、いよいよ放課後等デイ・デビュー娘との「療育」がスムーズにいかなくなって、悩んでいた私は、娘の放課後等デイサービス利用を決めました。手続き、見学を終え、無事に通所受給者証も発行され、いよいよ通い始めることに。放課後等デイが、大好きに!週4日、学校の後、放課後等デイサービスに通い始めた娘。娘はここで過ごす時間が本当に楽しいようで、ちょっと早く迎えに行くと…Upload By SAKURA私の顔を見てがっかりするほどです(笑)帰り道でも…放課後等デイからの帰り道、学校とどちらが楽しい?と聞いてみたら…Upload By SAKURA楽しかったアピールが止まりません。「娘を手放したくない」という思いに気づいて私は自分の中で、できるだけ長く娘と過ごしたいという思いがありました。だんだんと成長していくにつれて、私と過ごす時間より、友達や先生と過ごす時間が多くなっていきます。それを寂しいと感じていたのです。Upload By SAKURAデイサービスに通い始めた娘は、本当に楽しそうで、私の見えないところで、話して、感じて…私がいなくても自分だけで人間関係を作り上げていました。それを目の当たりにして、私の「あーさんと長く過ごしたい」、「いつまでも私のそばから手放したくない」という思いは、もう卒業しないといけないんだと気づきました。一緒にいる時間は少なくなったけれど娘は、夕方の6時まで放課後等デイサービスで過ごすため、母と子の関わる時間は短くなりました。Upload By SAKURAしかし、帰宅した娘との会話に変化が生まれました。Upload By SAKURA以前は「〇〇やった?」「これ違うよ!」などの質問調・命令調での声掛けがどうしても多くなっていましたが、今は娘の帰宅後、「今日は学校はどうだった?デイサービスは楽しかった?」という、娘の話を聞く声掛けに変わりました。放課後等デイサービスで宿題を済ませて来てくれるので、私がバタバタ宿題をチェックする必要もありません。そう、ゆっくりと娘の話を聞ける余裕が生まれたのです。娘の話を聞いて笑ったり、今日はこんなことがあったよ~とお互いに報告したりしています。相手のことを聞いたり、気にかけたりできるようになった姿に、娘の成長も実感しています。親基準ではなく、子ども基準で考える私は放課後等デイサービスを利用することに、罪悪感を勝手に感じていただけなのかもしれません。でも、子どもを放課後等デイサービスに任せて見てもらうというのは、母親が楽をするためのものではない…。子どもが、親以外の人とのコミュニケーションを学んだり、必要なスキルを身につけることができる大切な機会、将来のために必要なプロセスなのだと、今は思います。Upload By SAKURA今回のことで、一番成長できたのは私かもしれません。
2019年05月22日全米初登場No.1を記録、自分の誕生日の夜に殺されては同じ誕生日の朝に戻る物語を描いたジェイソン・ブラム製作のタイムループホラー映画『ハッピー・デス・デイ』から、予告編とポスタービジュアルが到着した。今回到着した予告編では、ビッチ大学生のツリー(ジェシカ・ロース)が誕生日に、見知らぬ男子カーター(イズラエル・ブルサード)の部屋で目を覚ますところからスタート。口うるさい寮長ダニエルから「ビッチの朝帰り?」と嫌味を言われ、ルームメイトのロリからのお祝いもそこそこ日常を過ごし、夜はバースデーパーティーに繰り出す。しかし、最高の誕生日のはずが、不気味な殺人鬼<ベビーマスク>が突如現れガラスで一突きされ、この日が“デス・デイ”に…。ところが、ツリーは目を覚まし、またカーターの部屋に。経験した同じ日をまた過ごすことに。何度も死んでベビーマスクの悪夢から逃れようとするも、執拗に追ってくるベビーマスク。怖さもあり、またどこかクスリとしてしまう部分も入り混じった映像となっている。また予告編と併せて公開されたポスタービジュアルでは、誕生日ケーキを持ったべビーマスクが。微笑んでいるようにも見えるマスクは何度見ても不気味だ。『ハッピー・デス・デイ』は6月28日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。続編『ハッピー・デス・デイ 2U』は7月12日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ハッピー・デス・デイ 2019年6月28日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© Universal Pictures
2019年04月19日4月1日(月)今夜、テレビ東京ではトム・クルーズとキャメロン・ディアスが共演し2010年に公開され大ヒットした映画『ナイト&デイ』を放送する。『卒業白書』で注目され『トップガン』『ハスラー2』が大ヒットすると『レインマン』やアカデミー主演男優賞にノミネートされた『7月4日に生まれて』などの社会派作品への出演でキャリアをさらに躍進させプロデューサー業にも進出。『ミッション:インポッシブル』シリーズや『ワルキューレ』『オール・ユー・ニード・イズ・キル』など数々の作品を世に送り出し続けているトム・クルーズ。1994年の『マスク』で女優デビュー、『メリーに首ったけ』がゴールデングローブ賞主演女優賞にノミネートされると、『チャーリーズ・エンジェル』シリーズや『ギャング・オブ・ニューヨーク』『ベガスの恋に勝つルール』などの作品に出演。また『シュレック』シリーズでは声優も務めるなどマルチに活躍するキャメロン・ディアス。両者が2001年公開の『バニラ・スカイ』以来の共演を果たしたのが本作『ナイト&デイ』だ。平凡な女性・ジューン(キャメロン・ディアス)が空港で出会った、笑顔が素敵な男性・ロイ(トム・クルーズ)。ジューンとロイは機内でも近くの席になり、ロイの紳士的な対応に感激するジューンだったが、彼女が化粧室に入った瞬間、ロイは機内に同乗していた敵を一掃。何も知らず席に戻ってきたジューンにパイロットを殺したことを告げると飛行機を不時着させ、ジューンを薬で眠らせて姿を消す。以来ジューンが危険な目に遭うたび、どこからともなく救出に現われるロイ。ロイはカンザスの研究所から重要な試作品を盗んだとしてCIAに追われる身だった。それでも彼女は自分の身を守ってくれるロイと行動を共にし、世界各地で過激な局面を切り抜けつつ事の真相を追究していく…というストーリー。CGを使わずに挑んだ激しくも華麗なアクションや世界各地で撮影された映像も見どころ。『ナイト&デイ』は4月1日(月)今夜21時~テレビ東京で放送。(笠緒)■関連作品:ナイト&デイ 2010年10月9日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2010 TWENTIETH CENTURY FOX
2019年04月01日ジェイソン・ブラム製作、ジェシカ・ロースが主人公を演じるタイムループホラー映画『ハッピー・デス・デイ』(原題『Happy Death Day』)と『ハッピー・デス・デイ 2U』(原題『Happy Death Day 2U』)の公開日が、それぞれ6月28日(金)と7月12日(金)に決定。場面写真が到着した。本作は、自己チューでビッチな女子大学生ツリー(ジェシカ・ロース)が、誕生日に殺され目が覚めるとまた同じ誕生日の朝に戻る…ホラーにタイムループの要素が加わり、さらにそこに笑いも融合された新しいホラー作品。邦題・公開日決定と同時に到着した場面写真では、1作目『ハッピー・デス・デイ』のツリーが死んでは繰り返す誕生日の様子が写し出されている。また、不気味なマスクの殺人鬼<ベビーマスク>に襲撃され大絶叫するツリーや、何度も何度も殺される無限ループにはまったツリーが、ベビーマスクから逃げようとする様子が切り取られている。誕生日を乗り越え、“明日”を迎えられる日は来るのか?ぜひ確かめてみてほしい。また、続編の『ハッピー・デス・デイ 2U』では、再びベビーマスクに狙われるツリーの姿が…。さらに、ツリーだけでなく、タイムループの秘密を知るカーター(イズラエル・ブルサード)のルームメイト、ライアン(ファイ・ヴ)もベビーマスクに襲われてしまう様子も。なお、続編ではコメディ要素もパワーアップしており、同じ誕生日の朝を迎えたツリーの頭がなぜか大爆発している場面も公開された。『ハッピー・デス・デイ』は6月28日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。『ハッピー・デス・デイ 2U』は7月12日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ハッピー・デス・デイ 2019年6月28日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© Universal Picturesハッピー・デス・デイ 2U 2019年7月12日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© Universal Pictures
2019年03月19日ネイチャー・ドキュメンタリー映画『アース:アメイジング・デイ』が、2018年11月30日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開される。BBCによるネイチャー・ドキュメンタリー『アース:アメイジング・デイ』は、全世界で120億円以上の興行収入を収めたネイチャー・ドキュメンタリー『アース』に続く第2弾の作品。ネイチャー・ドキュメンタリーの先駆者ともいえる英国のBBCアース・フィルムズが製作を手掛けている。一流の撮影チームと4K技術による迫力の映像一流の撮影スタッフが最新の4Kカメラ技術を駆使し、ジャイアントパンダやキリン、ヒゲペンギンといった動物たちの貴重な表情や、絶滅危惧種のなかでも最上級カテゴリーの絶滅寸前種である、ハクトウラングールの姿などを映像化。撮影チームは総勢100名、使用したドローンは200台に上り、世界22カ国で撮影が行われた。日の出から日の入りまで、1日の太陽の流れを軸に動物たちに接近し、まるで同じ目線で見ているかのような迫力で彼らの生き生きとした表情を捉えている。監督は、英国アカデミー賞とエミー賞を受賞した経験を持つ『宇宙(そら)へ。』のリチャード・デイル、『真珠の耳飾りの少女』『ハンニバル・ライジング』のピーター・ウェーバー、エミー賞で2部門を受賞した初の中国人監督ファン・リーシンの3人が務める。音楽は『ラストキング・オブ・スコットランド』『マンデラ 自由への長い道』のアレックス・ヘッフェスが担当。製作総指揮はBBCアースのクリエイティブ・ ディレクターとして『ライフ−いのちをつなぐ物語−』などを手掛け『ウォーキング with ダイナソー』の監督も務めたニール・ナイチンゲールが担当した。日本版ナレーションは佐々木蔵之介日本版ナレーターを務めるのは、映画『嘘八百』で主演を務めるなど、実力派俳優として活躍する佐々木蔵之介。優しいナレーションで、生き物たちの日常をガイドする。また、英語版のナレーションは、先日俳優引退を表明したロバート・レッドフォードが務め、中国版はジャッキー・チェンが担当する。詳細映画『アース:アメイジング・デイ』公開時期:2018年11月30日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開監督:リチャード・デイル、ピーター・ウェーバー、ファン・リーシンプロデューサー:スティーブン・マクドノー製作総指揮:ニール・ナイチンゲール音楽:アレックス・ヘッフェス脚本:フランク・コットレル・ボイス、ゲリン・ヤン製作:BBC アース・フィルムズ監修:新宅広二原題:Earth:One Amazing Day
2018年08月26日アカデミー賞3部門にノミネートされた傑作サスペンスアクション『ボーダーライン』の続編、『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』が11月16日(金)より日本で公開されることが決定。この度、前作を越える無慈悲な展開を予測させる特報と、ポスタービジュアルが到着した。■ストーリーアメリカ国内で市民15人の命が奪われる自爆テロが発生。犯人らがメキシコ経由で不法入国したとにらんだ政府は、国境地帯で密入国ビジネスを仕切る麻薬カルテルを混乱に陥れるという任務を、CIA特別捜査官マット・グレイヴァー(ジョシュ・ブローリン)に命じる。マットは、カルテルに家族を殺された過去を持つ旧知の暗殺者アレハンドロ(ベニチオ・デル・トロ)に協力を要請。麻薬王の娘イサベルを誘拐し、カルテル同士の戦争を誘発しようと企てる。しかし、その極秘作戦は敵の奇襲や米政府の無慈悲な方針変更によって想定外の事態を招いてしまう。メキシコの地で孤立を余儀なくされたアレハンドロは、兵士としての任務、復讐、そして人質として保護する少女の命の狭間で、過酷なジレンマに直面することになる…。■前作を超える究極の選択が2人に待ち受ける…エミリー・ブラントを主演に迎えた前作『ボーダーライン』では、アメリカとメキシコの国境地帯を舞台に、ルールもモラルも通用しない麻薬戦争の恐るべき現実をえぐり出し、世界中を驚嘆させた。あの衝撃的な世界観と臨場感をさらにアップデートした本作では『デッドプール2』ケーブル役のジョシュ・ブローリンと『トラフィック』のベニチオ・デル・トロが再び共演するほか、イザベラ・モナー、ジェフリー・ドノバン、キャサリン・キーナーなどが出演する。CIAのマットと謎の暗殺者アレハンドロが、今度はメキシコ経由で麻薬ではなく、テロリスト流入に危機感を抱いたアメリカ政府から、カルテル撲滅の命を受ける。2人が挑む新たなミッションは、麻薬カルテル間の内戦を引き起こすこと。前作以上に緊張感と、慈悲など微塵も見せない過酷な展開が巻き起こる。さらに兵士としての任務、復讐、ひとりの少女の命…激化する国境麻薬戦争の深い闇の中でアレハンドロは究極の選択を迫られる。■極限の緊迫感に満ちた特報が到着!極限の緊迫感をみなぎらせて観る者を圧倒する映像世界は、特報からも伝わってくる内容となっており、「汚い手も必要だ」「ルールは存在しない」と告げるマットや、容赦なく銃をぶっ放すアレハンドロの姿がより本作のスケールを物語っている。また、解禁されたポスタービジュアルには、荒涼とした地で対峙する武装集団をバックに、ジョシュ演じるマットと、デル・トロ演じるアレハンドロが背中合わせに銃を構える姿が。そのふたりの間に「このルール無き戦いに、終わりはあるのか――。」のコピーが浮かび上がり、絶望的な雰囲気が漂っている。前作以上の破格のスケールアップとエモーショナルな進化を遂げた本作にますます期待が高まる。『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』は、11月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ 2018年11月、全国にて公開予定© 2018 SOLDADO MOVIE, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2018年07月27日映画『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』が、2018年11月16日(金)に全国の劇場で公開される。クライムアクション映画『ボーダーライン』続編本作は、アメリカとメキシコの国境地帯を舞台に、あらゆるルールの通用しない麻薬戦争の恐るべき現実を描き、アカデミー賞3部門にノミネートされたエミリー・ブラント主演のクライムアクション映画『ボーダーライン』の続編。アメリカへのテロリスト流入に深く関連している密入国ビジネスを仕切る麻薬カルテルを混乱に陥れるため、CIA特別捜査官のマットと、彼に雇われた一匹狼の殺し屋・アレハンドロが、カルテル間の内戦を引き起こすという危険なミッションに挑む。ストーリーアメリカ国内で市民15人の命が奪われる自爆テロが発生。犯人らがメキシコ経由で不法入国したとにらんだ政府は、国境地帯で密入国ビジネスを仕切る麻薬カルテルを混乱に陥れるという任務を、CIA特別捜査官マット・グレイヴァー(ジョシュ・ブローリン)に命じる。それを受けてマットは、カルテルに家族を殺された過去を持つ旧知の暗殺者アレハンドロ(ベニチオ・デル・トロ)に協力を要請。麻薬王の娘イサベルを誘拐し、カルテル同士の戦争を誘発しようと企てる。しかし、その極秘作戦は敵の奇襲や米政府の無慈悲な方針変更によって想定外の事態を招き、メキシコの地で孤立を余儀なくされたアレハンドロは、兵士としての任務、復讐、そして人質として保護する少女の命の狭間で、過酷なジレンマに直面することになる......。ベニチオ・デル・トロ&ジョシュ・ブローリンが再び登場任務遂行の為には手段を問わない、CIA特別捜査官マット役を再び演じるのは、『アベンジャーズ』 シリーズのヴィラン・サノス役や『デッドプール2』のケーブル役で知られるジョシュ・ブローリン。そして殺し屋・アレハンドロ役も、『トラフィック』 でアカデミー助演男優賞を受賞したベニチオ・デル・トロが前作から続投する。また、脚本を前作『ボーダーライン』から引き続きテイラー・シェリダンが担当。監督は、世界的人気ゲーム「コール・オブ・デューティー」の実写映画化にあたり、監督として契約交渉が進む、気鋭のステファノ・ソッリマが務める。作品情報映画『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』公開時期:2018年11月16日(金)脚本:テイラー・シェリダン(『ボーダーライン』『ウインド・リバー』)監督:ステファノ・ソッリマ(『暗黒街』)出演:ベニチオ・デル・トロ、ジョシュ・ブローリン、イザベラ・モナー、ジェフリー・ドノバン、マヌエル・ガルシア=ルルフォ、キャサリン・キーナー原題:Sicario: Day of the Soldado
2018年07月14日鬼才ポール・トーマス・アンダーソン監督が名優ダニエル・デイ=ルイスと二度目のタッグを組んだ最新作『ファントム・スレッド』。本年度アカデミー賞で作品賞を含む6部門にノミネートされ、見事衣装デザイン賞を受賞した本作は、デイ=ルイスの俳優引退作でもある。「変態的で狂気じみた主人公が本当にハマリ役!」とマスコミ試写会でも大絶賛されているデイ=ルイスの、桁外れな役作りに迫った。■映画撮影前に約1年間、ドレス作りを修行してみた!引退作となる本作で演じるのは、1950年代、英国ファッション業界に君臨する天才仕立て屋だ。デイ=ルイスはドレスの仕立てについて大量の書物を読み、NY・メトロピリタン美術館の中にあるアナ・ウィンター・コスチューム・センターを訪れ、保管されている歴代のデザイナーのドレスを見て学び、ニューヨーク・シティ・バレエの衣装監督マーク・ハッペルのもとで洋裁の修行をしていた。最終的には、「バレンシアガ(BALENCIAGA)」のスーツをそのまま複製できるほどの腕前に!自宅でも実の奥さんをモデルにして実際にドレスを仕立て、グレーのスーツで長い革の手袋をつけたドレスをプレゼントしたそう。俳優引退後はファッションデザイナーへ転向するといううわさも!もはやどちらが本業か分からないくらいに役にのめり込む姿勢は、常人には到底理解できない領域だ。ダニエル・デイ=ルイスよりコメント僕は1957年生まれだから、映画の背景であるこの時代にとても親近感を感じるんだ。当時、イギリスでの物事の発展の仕方はとても特徴があった。社会の色々な面で、規制が残っていたんだ。僕たちが調べたデザイナーたちは、社会的な流れに反していながらも、そのなかで非常に活躍していた。時代の流れに反していくのは難しいことだけど、それはどこかとても魅力的でもあったよ。■その美しい外見から80年代の英国貴公子ブームの中心人物に80年代当時、『アナザー・カントリー』(84)、『眺めのいい部屋』(85)、『モーリス』(87)といった英国映画の公開で、日本では英国の美形男優ブームが起きた。感度の高い若い女性層を中心に人気が一気に広がり、『アナザー・カントリー』のルパート・エヴェレット、コリン・ファース、ケアリー・エルウィズ、『モーリス』のジェームズ・ウェルビー、ヒュー・グラント、ルパート・グレイブス、『眺めのいい部屋』に出演していたデイ=ルイスもジュリアン・サンズらとともに注目された。写真集「イギリスの貴公子たち」「イギリスの貴公子たち Part ll」も作られ、とりわけデイ=ルイスとグラントは単独の写真集も作られるほど人気が高かったという。■英国貴公子から、史上最多・三度のアカデミー賞に輝く俳優界のレジェンドへ!やがて美男子という枠を超えて、デイ=ルイスは着々と実力派俳優の道を歩み出す。彼は「メソッド・アクティング」と呼ばれる、役の内面をとことん追求し、役に没入する演技法で知られ、準備期間をかけて役になりきることで知られている。そこに至るまでのまさかのプロセスは、語り継がれる武勇伝だ。『マイ・レフトフット』(89/初のオスカー受賞作)脳性マヒで体が不自由なアーティストのクリスティ・ブラウンを演じるため、体が不自由な生徒たちの養護施設に入って役作りをし、生徒たちと仲良しになった。撮影中は左足しか使わず、車椅子で移動。オフの時の食事も、主人公クリスティは手が不自由という設定ゆえ他の人にスプーンで口まで入れてもらったという。ロケ中はあばら骨を骨折したこともあった。『ラスト・オブ・モヒカン』(92/初のハリウッド進出作)原始的な生活を送る18世紀の主人公になりきるため、徹底的な肉体改造を行った。また、アラバマの荒野で過ごし、実際に狩りをしながら生活。動物の皮をはいだり、カヌーを作ったり、斧を使ったりとさまざまな技術も習得。オフも火縄銃をいつも持ち歩いていたという。『エイジ・オブ・イノセンス』(93/マーティン・スコセッシとの初タッグ作)19世紀のニューヨークの上流階級の主人公を演じたが、主人公と同じ生活をめざして、彼が滞在していたという設定のプラザ・ホテルに2か月滞在。トップハットに杖という19世紀の紳士的なファッションでいつもニューヨークのストリートを歩いていたという。『父の祈りを』(93/オスカーノミネート)『マイ・レフトフット』のジム・シェリダンと再タッグで、IRA(アイルランド共和軍)に翻弄され、冤罪で逮捕された青年を演じた。映画のロケが予定されていた人里離れた刑務所に寝泊り。尋問をうける場面では、3日間徹夜して役作りを行った。『クルーシブル』(96/アーサー・ミラーの戯曲の映画化)17世紀を舞台に魔女裁判を描いた本作では、水道も、電気もないセットの家で実際に暮らした。そのため、シャワーも浴びない日々が続いていたという(この映画のセットで、現在の妻であるアーサー・ミラーの娘レベッカ・ミラーと知り合ったが、そんな彼の行動に彼女も驚いたそう)。『ギャング・オブ・ニューヨーク』(02/オスカーノミネート)90年代後半に一時引退して、イタリアで靴職人として修行をしていたデイ=ルイス。そこにスコセッシ監督が出向き、「映画とその仕事とどっちをとるんだ!」と決断を迫り、結果、出演することになった。ギャングの肉屋という設定ゆえ、実際に肉屋の修行をした。気温が低下した日は、厚手のコートを着ることを勧められたが「舞台になった時代にはなかったから」という理由で着用を拒否、肺炎になってしまった。そこで現代の薬を勧められたが、「舞台になった時代にはなかったから」という理由で、その薬も服用せず…。そんな役作りもあり、ディカプリオを差し置いてアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたのは有名な話。『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』(07/二度目のオスカー受賞作)役にのめり込み、相手役の男優にきつく当たるせいで、最初起用されていた男優が降板。ポール・ダノに変わったが、ダノもかなり辛い思いをしたという(トーマス・アンダーソン監督は表向きはこれを否定しているらしい)。後半、ダノにボーリングを投げる場面も、本物のボーリング用のボールを使ったという。また、舞台となった時代の石油の採掘装置の使い方も習得した。『リンカーン』(12/三度目のオスカー受賞作)スピルバーグは7年間、デイ=ルイスを口説き続けたという。最終的には「撮影前に1年間の準備期間を設けること」を条件に役を引き受けた。100冊に及ぶ元大統領リンカーン関連の本を読み、資料を読みこむことで、リンカーンのハイトーンの声を作り上げた。ロケ中は周囲の人に「ミスター・プレジデント」と呼ばれ、大統領になりきった。また、ロケ地では英国人の出演者に対し、英国アクセントの英語で話すことを禁じていたという。こうして、数々の武勇伝を残してきたデイ=ルイスの見納めとなる最新作は、ますます見逃せなくなりそうだ。『ファントム・スレッド』は5月26日(土)よりシネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMA、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ファントム・スレッド 2018年5月26日よりシネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMA、新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2017 Phantom Thread, LLC All Rights Reserved
2018年04月22日本年度アカデミー賞(R)で衣装デザイン賞を受賞した映画『ファントム・スレッド』。ポール・トーマス・アンダーソン監督と名優ダニエル・デイ=ルイスが2度目のタッグを組んだことでも話題の本作から、この度90秒の予告編が公開された。オスカー受賞も頷ける、衣装デザイナー マーク・ブリッジスが手掛けた美しいドレスの数々が登場する本予告編では、本作で俳優業引退を発表した名優ダニエルが、英国紳士然とした上品な雰囲気を持ち合わせた、完璧主義でストイックな人物像を見事に体現。前半は、天才的な仕立て屋が若きウェイトレスのアルマをミューズとして迎えるというシンデレラストーリーかと思いきや、次第に緊迫感溢れる愛の駆け引きが始まる。ラストは「禁断の愛の扉が開かれる」という言葉で締めくくられる本映像。果たして、2人はどんな禁断の扉を開けてしまうのか?また、「レディオヘッド」のジョニー・グリーンウッドによる音楽も印象的に響いている。『ファントム・スレッド』は5月26日(土)よりシネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMA、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ファントム・スレッド 2018年5月26日よりシネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMA、新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2017 Phantom Thread, LLC All Rights Reserved
2018年03月17日『マグノリア』『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』のポール・トーマス・アンダーソン監督が、名優ダニエル・デイ=ルイスと2度目のタッグを組んだ『ファントム・スレッド』が、5月26日(土)より日本公開されることが決定。あわせてティザービジュアル&予告編が到着した。1950年代のロンドンを舞台に、英国ファッションの中心的存在として社交界から脚光を浴びるオートクチュールの仕立て屋、レイノルズ・ウッドコック(ダニエル・デイ=ルイス)と、若きウェイトレスのアルマ(ヴィッキー・クリープス)との究極の愛を描いた本作。第90回アカデミー賞(R)の、作品賞・監督賞・主演男優賞・助演女優賞・衣装デザイン賞・作曲賞の6部門にノミネートされ注目を集めている。このほど解禁されたのは、今作で引退を表明しているダニエル演じる仕立て屋の主人公の後ろ姿と、表情の読めない女性が写るビジュアル。華やかなドレスは、レイノルズが仕立てるオートクチュールで、顔を見せないことで2人の関係性が謎に秘められつつも、艶やかな雰囲気に惹き込まれる印象的な一枚となっている。また、ジョニー・グリーンウッドが手掛けた美しき旋律が流れる予告編では、豪華絢爛なドレスとこの時代のロンドンの華やかなファッション業界が映し出され、さらに主演男優ノミネートも頷ける、ダニエルの熱演も垣間見える。『ファントム・スレッド』は5月26日(土)よりシネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMA、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年01月31日ジェラルド・バトラーを主演に迎え、ディーン・デブリン監督(『インデペンデンス・デイ』)が天候を操る気象コントロール衛星の暴走が地球に引き起こす超異常気象を描き、これまでのディザスター映画の自然災害を一つにまとめたかのような大災害を描くディザスター・アクション大作『ジオストーム』。この度、前代未聞のディザスター映像と、「B’z」の主題歌「Dinosaur」がミックスされた日本語版主題歌予告が到着した。到着した映像では、気象コントロール衛星“ダッチボーイ”の暴走によって、灼熱の太陽が輝くブラジル・サンパウロの海岸に突如として迫りくる氷点下の波が映し出される。そして、その地球の真裏にあたる日本の銀座では、人類が体験したこともないような直径5mクラスの強大な“ひょう”が降り注ぐ様子も確認でき、地球全土がとてつもない大災害に見舞われていることが分かる。また、 降り注ぐひょうの衝撃をさらに加速させるかの如く、「B’z」の「Dinosaur」が一気に超ド級のスペクタクル映像を盛り上げる!なお、「B’z」が洋画の主題歌を担当するのはこれが初めて。デブリン監督は、「とても野性的なギター音と歌声は、空前絶後のディザスタームービーである『ジオストーム』にぴったりですし、彼らの一貫したブレない音楽性は、本作の主人公、ジェイク・ローソンの生き方そのもののようで、出会うべくして出会った楽曲だと確信しました!」と語っており今回のコラボを大絶賛している。また、すでに本作の日本語吹き替えキャストには、上川隆也、山本耕史、ブルゾンちえみらの参加が決定している本作。ますます吹き替え版に注目が集まりそう。『ジオストーム』は2018年1月19日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年11月28日ジェラルド・バトラーが主演を務め、『インデペンデンス・デイ』の制作チームが放つディザスター・アクション大作『ジオストーム』。本作の日本語版主題歌に、人気ロックバンド「B’z」の新曲「Dinosaur(ダイナソー)」が決定した。本作は、天候を操る気象コントロール衛星の暴走が地球に引き起こす、人類の想像を遥かに凌ぐ超異常気象を描いたディザスターエンターテインメント。その日本語版主題歌に決定した「B’z」は、洋画の主題歌を手がけるのは本作が初めてとなる。今回、映画『ジオストーム』とのタイアップについて、「B’z」に熱烈オファーをしたワーナー・ブラザース映画と、実際に「Dinosaur」を聴いた本作の監督ディーン・デブリンからは絶賛コメントが到着している。ディーン監督は、「日本で若いエネルギッシュなファンを魅了するトップアーティスト『B’z』とのコラボレーションをとても楽しみにしています。とても野性的なギター音と歌声は、空前絶後のディザスタームービーである『ジオストーム』にぴったりです」とコメント。「彼らの一貫したブレない音楽性は、本作の主人公、ジェイク・ローソン(ジェラルド・バトラー)の生き方そのもののようで、出会うべくして出会った楽曲だと確信しました!」と大絶賛。また、ワーナー・ブラザース映画では、本作を「大迫力の映像と熱い人間ドラマ、そして爽快な大団円を詰め込んだ、ド直球エンターテインメント超大作」と解説、「どんなアーティストとコラボさせていただくのがよいかと考えたときに真っ先に案にあがったのが、大迫力のギターサウンドと熱い歌詞でファンを魅了する『B’z』さんでした。デビューから30周年という記念の年にコラボさせていただくことができ、非常に光栄です」とコメントを寄せている。なお、本楽曲「Dinosaur」は「B’z」がデビュー30周年イヤーの11月29日(水)に発売する最新アルバムのタイトル曲ともなっている。先日は、上川隆也、山本耕史、さらにブルゾンちえみと豪華な日本語吹き替えキャストが発表されたばかりの本作。またもBIGなコラボレーションが実現した。『ジオストーム』は2018年1月19日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年11月14日『インデペンデンス・デイ』制作チームが贈る最新作、ジェラルド・バトラー主演『ジオストーム』。この度、本作の日本語吹き替え版声優として、上川隆也、山本耕史の実力派俳優とブルゾンちえみが参加することが決定した。ジェラルド演じる、主人公の優秀な科学者で気象コントロール衛星の開発者ジェイク・ローソンの声を担当するのは、「遺留捜査」「花咲舞が黙ってない」の上川さん。ジェイクの弟で国務省職員のマックス(ジム・スタージェス)を、舞台、ドラマ、映画と数々の作品に出演する山本さん。今回2人は、兄弟でありながら正反対の性格で、互いに敵対しながらも協力して地球の危機に立ち向かっていくという役どころを演じる。『ファインディング・ドリー』に吹き替えで参加しているものの、洋画実写での吹き替えは初めてとなる上川さんは、「気象を支配することに成功した人類に襲いかかる、想像を超える天変地異。この未曾有の危機に果敢に挑む主人公の声を吹き替えさせて頂くことになりました。ジェラルド・バトラー演じるジェイクの魅力を日本語でも伝えられる様、精一杯務めたいと思います」と意気込み。山本さんも「この大きなプロジェクトに参加できて光栄です。僕が演じるマックスと兄のジェイク演じる上川さんとの兄弟関係、そしてブルゾンさんが演じるサラと恋人でもあるので、ご一緒できるのを楽しみにしております。アフレコはこれからになるので精一杯頑張ります」と語っている。さらに、マックスの恋人で女性シークレット・サービス・エージェントのサラ(アビー・コーニッシュ)を、今年大ブレイクを果たし、お笑いだけではなくドラマ出演など多方面で活躍、また「24時間テレビ」のマラソンランナーとしても大きな注目を集めたブルゾンちえみさんが演じる。「映画を観ている時間が一番好きなので、吹き替えのお仕事ができるのは夢のようです!」と喜びを語るブルゾンちえみさん。彼女が挑戦するのは、素晴らしい美貌の持ち主でありながらも、大統領の緊急事態には男性顔負けの銃捌き&カーチェイスを見せる“スーパーキャリアウーマン”。「上川さん、山本さん、そしてブルゾンという、男2、女1の、お得意の構図で、今回も、頑張ります!」とコメントを寄せている。『ジオストーム』は2018年1月19日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年11月07日『インデペンデンス・デイ』『紀元前1万年』などのローランド・エメリッヒ監督が、環境問題に真正面から挑んだスペクタクル・ディザスター超大作『デイ・アフター・トゥモロー』が10月13日(金)放送の「金曜ロードSHOW!」でオンエアされる。昨年夏に公開された『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』も大ヒットしたエメリッヒ監督といえば、同シリーズの第1作である『インデペンデンス・デイ』で異星人によって地球の各都市が襲撃される映像を描き世界中にインパクトをあたえ、その後も『2012』など数多くの“ディザスタームービー”を手がけている。そんなエメリッヒ監督が本作でテーマとしたのは“地球温暖化”と“氷河期”。世界中で起こっている寒波や熱波、集中豪雨などの異常気象は地球温暖化が原因と考えられているが、これが氷河期を引き起こしてしまう。世界が崩壊の危機に瀕するなかである父親と息子の親子愛の物語が描かれていく。古代の天候を研究している気候学者のジャック(デニス・クエイド)は、南極を調査した際に地球に恐ろしい危機が訪れるかもしれないことに気付き地球温暖化国連会議で危機を訴えるも、経済至上主義のベッカー副大統領(ケネス・ウェルシュ)に一蹴されてしまう。時を同じくしてハワイに巨大台風が襲来、さらに巨大なヒョウが降り注ぐなど各地に異常気象が発生。ジャックの研究に興味を示していたスコットランド気象観測センターのラプソン教授(イアン・ホルム)から送られてきたデータを分析したジャックは、過去最大級の異常気象が数週間で北半球を覆いつくすことを知る。高校生クイズ大会に出場するためNYを訪れていた息子・サム(ジェイク・ギレンホール)に、すぐに自宅に帰るよう指示するジャックだが、大気の乱れの影響で全米の空港が次々封鎖。サムはNYにとどまることになるが、翌日、さらなる危機が町を襲う…。見慣れた世界の景色が次々と氷に覆われていく映像のインパクトは今回も絶大。壮大な地球規模の危機に家族の愛がどう立ち向かうのか。金曜ロードSHOW!『デイ・アフター・トゥモロー』は10月13日(水)21時~日本テレビ系にて放送。(笠緒)
2017年10月11日アカデミー主演男優賞を史上最多3回獲得した唯一の俳優として知られる名優ダニエル・デイ=ルイスが、俳優業からの引退を宣言した。「Variety」誌によると、火曜日(現地時間)にダニエルのスポークスマンが「ダニエル・デイ=ルイスが俳優として働くことはもうありません。彼は長年に渡り一緒に仕事をしてきた人々や観客に大変感謝しています。個人的な決断ですので、この件に関して彼や関係者がこれ以上のコメントをすることはありません」とのコメントを発表。引退の具体的な理由は明らかにしなかった。現在60歳で今後の活躍にも期待されていたダニエルだが、今年のクリスマスに公開予定の『Phantom Thread』(原題)が最後の出演作品となる。この作品で、ダニエルは2回目のアカデミー主演男優賞に輝いた主演作『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』のポール・アンダーソン・トーマス監督と再びタッグを組んでいる。『Phantom Thread』のプロモーション活動には参加するとのことで、年内は“俳優”のダニエルを見ることができそうだ。ダニエルは徹底した役作りに定評があり、『マイ・レフトフット』、『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』、『リンカーン』でアカデミー主演男優賞を3回受賞。『父の祈りを』、『ギャング・オブ・ニューヨーク』で主演男優賞ノミネートを2回受けた。(Hiromi Kaku)
2017年06月21日1996年に公開され全米はもちろん日本でも大ヒットを記録。昨年には20年ぶりとなる続編も公開されこちらも大ヒットしたSF超大作『インデペンデンス・デイ』が、6月10日(土)今夜、フジテレビ系「土曜プレミアム」で放送される。アメリカ独立記念日を控えた7月2日の早朝のニューメキシコ。巨大な影が月を覆い宇宙センターの衛星アンテナが奇妙な音をキャッチする。それは巨大な異星人の宇宙船だった。その情報をホワイトハウスのホイットモア大統領は大統領補佐官コンスタンス、国防総省参謀本部長グレイ将軍と共に知る。その頃大統領夫人マリリン(メアリー・マクドネル)はロサンゼルスにいた。その後、異星人の宇宙船は突然人類を猛撃。世界中の大都市が壊滅状態となる。翌7月3日、宇宙船からの攻撃でワシントン、ニューヨーク、ロサンゼルスなどをはじめ世界の各都市は廃墟と化し地球滅亡の危機が迫っていた。米大統領は人類の存亡をかけて宇宙船への核攻撃を決行するが失敗に終わる。そして7月4日、インデペンデンス・デイ(独立記念日)、米大統領の指導の下、ついに人類は史上最大の作戦を開始する…。タイトルにもなっている“独立記念日”の前日である1996年7月3日に全米で公開(日本は同年12月公開)された本作。当時その映像の迫力が大きな話題となり本作は第69回アカデミー賞最優秀視覚効果賞を受賞している。アメリカ空軍パイロット・スティーブン・ヒラー大尉を演じ本作でスターダムにのし上がったウィル・スミスをはじめ、ホイットモア大統領にビル・プルマン、ヒラーと共に異星人との闘いに参加するデイビッド役にジェフ・ゴールドブラムといったキャスト。今夜の放送では吹き替えキャストとしてウィル・スミスを山寺宏一が、ビル・プルマンを古川登志夫が、ジェフ・ゴールドブラムを磯部勉が、メアリー・マクドネル演じる大統領夫人のマリリンを佐藤しのぶがそれぞれ演じる。製作総指揮、監督、脚本は『デイ・アフター・トゥモロー』『紀元前1万年』『2012』などのローランド・エメリッヒ。昨年公開された続編『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』にもビル、ジェフら本作のメインキャストの大半が出演。本作を観た後は『リサージェンス』を鑑賞してみるのもいいかもしれない。土曜プレミアム『インデペンデンス・デイ』は6月10日(土)21時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2017年06月10日2013年に実際に起きた、世界を震撼させたボストンマラソン爆弾テロ事件の犯人特定から逮捕まで驚くべき裏側を描いた映画『パトリオット・デイ』。本作のタイトルである“パトリオット・デイ”は、今年は本日4月17日(月)で、今回もボストンマラソン大会が開催。この度、“パトリオット・デイ”がボストンの人々にとっていかに大事な日だったか、この日がテロのターゲットとなったのはどういう意味を持つのか、映画スタッフや事件捜査官たちからの証言をまとめた特別映像が到着した。2013年4月15日。殺人課の刑事トミー(マーク・ウォルバーグ)は、朝からボストンマラソンの警備に駆り出されていた。突如、群衆の真っ只中で大爆発が起こり、歓声は悲鳴に変わる。到着したFBIのリック(ケビン・ベーコン)は、現場を見ると「これはテロだ」と断言。やがて、監視カメラに映る不審な“黒い帽子の男”と“白い帽子の男”が容疑者として浮上する。彼らの犯行と思われる市民の拉致事件と市街での銃撃戦まで勃発、市長は異例の措置で街を完全に封鎖する――。主演を務めたのは、『バーニング・オーシャン』『ローン・サバイバー』のマーク・ウォールバーグ。監督のピーター・バーグとは、この2作に続いて3度目、またも社会的な事件をベースにした実録ドラマでタッグを組んでいる。“パトリオット・デイ”は、「愛国者の日」と日本語に訳され、ボストンのあるマサチューセッツ州、そしてメイン州とウィスコンシン州の3州において、アメリカ独立戦争の勝利を記念して制定された、毎年4月の第3月曜日にあてられた祝日。それにあたる今月17日(月)は、事件から4回目の“パトリオット・デイ”となる。このほど到着した映像では、バーグ監督、プロデューサー、事件当時のマサチューセッツ州知事、ウォータータウン署巡査部長、FBI特別捜査官、警視総監らが「レキシントン・コンコードの戦いとアメリカ独立戦争を祝う日」「マラソンが開催され、春の訪れを告げる日」「誰もが仕事を休んで楽しむ」「街の一員であることを謳歌する重要な日」などと思い思いに“パトリオット・デイ”について語っている。また、映画の冒頭で若い夫婦が「パトリオット・デイにしていいことは、マラソンを見る、マラソンに出る、野球を観戦する、それだけ」と語り合っているように、ボストン市民にとって愛する人と一緒にのんびりと過ごす大切な休日だった。マラソン大会や、ボストン・レッドソックスの試合に人々が集まり、子どもから大人までみな笑顔で過ごしている映像からも、いかにこの日を楽しみにしているのかが伝わってくる。しかし、事件はこの日を狙って起こってしまった。バーグ監督は、「この日が選ばれたのは偶然ではないだろう。自由に対する攻撃だ」と怒りを抑え解説。ボストンマラソン爆弾テロ事件は、単に大勢が集まるというだけでなく、この日を狙うことによって、より人々に衝撃を与える意図がテロリスト側にあったということが浮かび上がってくる。『パトリオット・デイ』は6月9日(金)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:パトリオット・デイ 2017年6月9日よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開(C) 2017 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2017年04月17日映画『パトリオット・デイ』が2017年6月9日(金)に公開される。2013年4月15日、実際に起こったボストンマラソン爆発テロの裏側を描いた本作。事件発生後わずか4日間で、犯人を特定し逮捕するという劇的な展開は世界を驚嘆させた。メディアが伝えていない、驚くべき“102時間の真実”とは一体…。実在する人物が実名のまま演じ、“知られざる英雄たち”とテロリストたちの激しい攻防が描き出された、実録サスペンスに仕上がっている。主演は『ザ・ファイター』『テッド』『PLANET OF THE APES/猿の惑星』のマーク・ウォールバーグ。さらに、ケヴィン・ベーコン、ジョン・グッドマン、J・K・シモンズらハリウッドの実力派俳優たちが脇を固める。メガホンを握るのは『ローン・サバイバー』『バーニング・オーシャン』に続き、マークと3度目のタッグとなるピーター・バーグ。彼は社会的な事件をベースにした実録ドラマが好評の監督だ。■ストーリー毎年、祝日である「愛国者の日」に開催される歴史あるボストンマラソン大会。そんな伝統あるイベントを狙った大規模な爆発テロが発生した。9.11同時多発テロ以降の事件にアメリカは震撼し、爆発時の映像はまたたく間に世界中に配信された。ボストン警察の面々は、FBI捜査官らの思惑と衝突しながらも、やがて浮上した“黒い帽子の男”と“白い帽子の男”を容疑者として追跡していくー。【作品詳細】『パトリオット・デイ』公開日:2017年6月9日(金) TOHOシネマズ スカラ座他にて全国公開出演:マーク・ウォールバーグ、ケヴィン・ベーコン、ジョン・グッドマン、J・K・シモンズ、ミシェル・モナハン監督・脚本:ピーター・バーグ脚本:マット・クック、ジョシュア・ゼトゥマー製作:スコット・ステューバーほか原題:PATRIOTS DAY /2016年/アメリカ/カラー/シネスコ/5.1ch/2時間13分/日本語字幕:松崎広幸(C)2017 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved
2017年02月18日『インデペンデンス・デイ』シリーズのローランド・エメリッヒ監督が贈る最新作『ストーンウォール』。このほど、本作のテーマをより幅広い年齢層に届けるため、吹き替え版の上映が決定。主人公のゲイの青年ダニー(ジェレミー・アーヴァイン)の声を梶裕貴が務めることが分かった。本作は、1969年、N.Y.のグリニッジ・ビレッジで起きた“ストーンウォールの反乱”を、エメリッヒ監督が史実に基づき、丁寧に、時に痛烈に描いた意欲作。昨年のトロント国際映画祭でも話題をさらった。ゲイであることから故郷を追われ、世間からも警察からも虐げられる主人公や、彼の仲間や恋人との交流を繊細に描いた本作。いち早く試写会で見た方たちから、「LGBTパレードの起源を知るきっかけになる」という感想を多く寄せられたことから、若い世代に本作を足がかりにLGBTやその背景について広く知ってもらうべく、吹き替え版の上映版が決定。ハリウッドの大作映画では吹き替え版はごく当たり前だが、本作のようなミニシアター系の洋画の吹き替え上映はきわめて異例。主人公ダニーの声を務めるのは、アニメ「進撃の巨人」の主人公エレン役をはじめ、「七つの大罪 聖戦の予兆」、『GANTZ:O』など数多くの作品で活躍する人気声優・梶さん。今回、意外にも実写の劇場映画で吹替主演は初めてという梶さんからは、本作への思いが詰まったメッセージ映像とともに、吹き替えをした本編映像の一部も到着。また、ダニーが出会い、恋に落ちるカリスマ性にあふれたトレバー(ジョナサン・リース・マイヤーズ)役に手塚ヒロミチ、ストリートの仲間たちのレイ(ジョニー・ボーシャン)役に金野潤、アニー(ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ)役に加藤ルイ、さらにコンガ役に市橋尚史、リー役に白石智起、ポール役に岡本和浩と、実力派&フレッシュな若手の声優陣が勢ぞろい。加えて、本作の公開日となるクリスマスイブには、梶さん、金野さん、岡本さんの舞台挨拶登壇も決定。彼らが演じる若者たちの姿に、実際にあった出来事とLGBTプライドのはじまりを見つめてみて。『ストーンウォール』字幕版・吹替版は12月24日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月15日『戦火の馬』のジェレミー・アーヴァインを主演に、自身もゲイをカミングアウトしている『インデペンデンス・デイ』シリーズのローランド・エメリッヒ監督が史実を基に手がけた『ストーンウォール』。このほど、本作の初日が12月24日(土)に決定、少年たちの熱い反乱と葛藤をつぶさに表す場面写真が一挙に解禁となった。本作は、1969年に起きた実際の事件「ストーンウォールの反乱」を基に描いた人間ドラマ。当時、存在すらも否定され、行き場のなかった同性愛者たちの憩いの場“ストーンウォール・イン”という名のN.Y.グリニッジ・ビレッジにあるゲイバーを舞台に、インディアナ州からやってきた青年ダニーの目を通し、社会的に認められないことに傷付きながらも必死で自分の居場所を探そうとひたむきに生きる少年・青年たちを、史実に基づき、丁寧かつ痛烈に描き出す。昨年のトロント国際映画祭でも上映され、話題をさらった本作で、田舎町から追われるようにN.Y. のゲイの街、クリストファー・ストリートにやってくる青年ダニーを演じるのは、『戦火の馬』『17歳のエンディングノート』のジェレミー・アーヴァイン。そのストリートで美貌を武器に体を売り、自分と同様の身寄りのない男娼のキッズたちをとりまとめるギャングのリーダー、レイを演じたのは、共演者が口をそろえてその才能を賞賛する新星ジョニー・ボーシャン。また、彼らの仲間に『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』『神様なんかくそくらえ』などの憂い系男子ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、ダニーが憧れ惹かれていくハンサムで聡明な活動家トレバーに『ベルベット・ゴールドマイン』『マッチポイント』のジョナサン・リース・マイヤーズ、ゲイバーの経営者でギャングのエドに『パシフィック・リム』『ムーン・ウォーカーズ』のロン・パールマンと、豪華キャストが集結。ヒッピーカルチャー、反戦運動や公民権運動の昂まり、ストーンウォール暴動の2ヶ月後にウッドストックが実施され、やがて世界に影響を与える1960年代後半のアメリカの空気感も活き活きと再現された本作。「I Say A Little Prayer」や「Venus」「Crackerjack」「A Whiter Shade of Pale」「it’s your thing」「Just Be Yourself」などの魅力的なヒットサウンドも当時の様子を彩っていく。事件の舞台となったゲイバー“ストーンウォール・イン”は、現在も営業中。今年の6月には、オバマ大統領により国定文化遺産保護地域に指定され、いまでは「ゲイプライド発祥の地」として全世界から観光客が訪れるスポットとなっている。 歴史に残るこの場所で起きた、切実で赤裸々な事実を、この冬、あなたも見届けてみて。『ストーンウォール』は12月24日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月05日