乳酸菌・発酵技術を活用した、飲料事業などを行っているカルピスと、清涼飲料などの製造および販売を行っているエルビーは、10月31日、チルド飲料事業の領域における業務提携契約を締結した。両社は、アサヒビールやアサヒ飲料など、アサヒグループの純粋持ち株会社であるアサヒグループホールディングスの傘下である。今回の業務提携の範囲は、チルド飲料(LL紙パック飲料を含む)における、カルピス保有ブランドの商品に関する業務。カルピスにおいては、同社保有ブランドのチルド飲料商品開発を担当し、エルビーにおいては、それらの商品の生産・物流・販売を担当する。アサヒグループは今後、カルピスの微生物活用技術に裏打ちされた商品開発力とブランド力、そしてエルビーのチルド飲料専業メーカーとしての生産技術力・物流ノウハウ・販売網を融合させた、チルド飲料商品の開発、製造・販売を行うことで、新たな価値をもった「カルピス」ブランド商品を顧客に提供していくという。なお、この提携に先立ち、すでに10月よりエルビー東海工場(愛知県東海市)では、カルピスの既存のLL紙パック飲料(「カルピスウォーター」紙パック250mL)の製造を開始しているとのこと。なお、提携業務の開始予定日は、1月21日となっている。詳細は、カルピス公式ホームページから。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月07日カルピスは、乳酸菌発酵乳の中から記憶力向上作用を持つペプチドを確認したと発表した。この成果は、同社発酵応用研究所と中部大学応用生物学部・横越英彦教授との共同研究で得られたもので、同研究結果は23日~26日、第64回日本生物工学会大会で発表された。同社は1970年代より、「カルピス」を製造する過程で生み出される発酵乳である「カルピス酸乳」の機能性研究を続けており、特に「カルピス酸乳」に含まれる乳酸菌ラクトバチルス・ヘルベティカスで発酵させた発酵乳に着目し、これまでに寿命延長、抗腫瘍、免疫賦活、血圧降下、疲労回復、ストレス低減などの作用があることを明らかにしてきた。さらに、発酵乳の”記憶障害の予防”および”記憶力の向上”作用を確認。今回の研究では、発酵乳の中の“記憶力向上”作用に関与する成分を発見し、同成分が乳酸菌が牛乳に含まれる乳たんぱく質を分解することで得られるペプチドであることが明らかとなった。発酵乳から発見した、乳酸菌が作り出したペプチドをマウスに与えることにより、有意に短期記憶障害を予防し、「記憶障害の予防」に効果があることを確認した。また、2日後の記憶保持が有意に向上し、「記憶力の向上」も確認された。この作用はヒトにも期待され、「もの忘れ」の予防や「脳機能の維持」に役立つ可能性がある。同社では、今後も研究を継続し、関連する検証を積み上げていく、としている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月29日ここ数年、テレビ番組でもしばしばフィーチャーされているレモン牛乳(販売名=関東・栃木レモン、通称=レモン牛乳)。栃木を代表する餃子、とちおとめを追随する勢いなのでは?そもそも、なぜ牛乳にレモンをいれようと思ったのか。味のイメージができないのだが......。その謎を解明すべく、レモン牛乳を販売している栃木乳業に突撃調査。戦後、宇都宮市にあった関東牛乳が、「関東レモン牛乳」の名称で販売を開始したのが"レモン牛乳"のはじまり。当時は甘いものが大変貴重だったため、運動会などの特別な日に配布されることが多く、子どもたちに大人気だったのだとか。また、「なぜレモンなのか」という疑問に関しては、はっきりとしたことは分からない模様。しかしながら栃木乳業ウェブサイト上に抜粋掲載されている2008年付けの日経新聞記事によると、「当時のはやりだったフルーツ牛乳のひとつとして、レモンを選んだのではないか」との説が有力のよう。その後、2004年に関東牛乳は後継者不足などの問題で廃業。「関東レモン牛乳」が市場から消えることを惜しむ人々の声に応えるべく、栃木乳業が製法を受け継いで販売している。現在では、「関東・栃木レモン」という名称で販売するが、レモン果汁は入っておらず無果汁。栃木県産の牛乳に砂糖を足して甘みをつけ、レモン香料を加えているのだそう。県内ではスーパーやコンビニエンスストアおよびサービスエリア、道の駅、JR駅などで販売されているレモン牛乳。なんと、毎日飲んでいるヘビーユーザーもいるのだとか。栃木では運動会などのイベントで提供されることも多いので、栃木県民にとってはきっと、「子どものころから親しみのある味」なのだろう。年配の方からお子さんまで老若男女問わず、60年以上飲み継がれているようだ。「レモン牛乳って、初めて飲んだ方でも、どこか懐かしい味だと感じられるようです。のどごしのよい乳飲料で、原材料も上質のものを使用しているから飲み飽きることもないですし。それと、パッケージのデザインも魅力のひとつなのではないでしょうか」と栃木乳業の社員さん。3~4年前にB級グルメブームが起こり、テレビ・雑誌・新聞などでも取り上げられるようになった。それをきっかけにして、一気に全国区にその名を知られるようになったようだ。以来、問い合わせ件数も増加し、ネット注文も多数入るようになったのだとか。全国からの注文をみると、客の年齢層は幅広く、男女ともに購入しているという。やっぱりみんな、レモンと牛乳の未知なる出合いがいかなるものかを、自分の舌で確かめてみたいようだ。ところで、栃木の果物といえばやはりイチゴ!甘~いとちおとめがたっぷり入った乳製品も飲んでみたい!という方にオススメなのが、栃木乳業が販売している「蔵の街のむ苺ヨーグルト」。生産量日本一の栃木県産イチゴを使ったこの製品は、濃厚な味とイチゴの甘い風味を楽しめる逸品。ウェブサイトからも購入できるので、気になる方はぜひ注文を。最後に、栃木乳業の皆さんに、栃木の魅力について尋ねてみた。「栃木市は江戸時代から栄えた商人の街で、巴波(うずま)川を泳ぐコイと蔵の街並みは心安ませてくれますよ。また、太平山(おおひらさん)は桜だけでなく、つつじやあじさいなど四季を通じて様々な季節の花を楽しめます。少し足を伸ばすと、日光・鬼怒川(きぬがわ)・那須(なす)と観光地が多数あるのもいいですよね」次の休みにはレモン牛乳を片手に、豊かな自然に恵まれた栃木を散策してみるのもおススメだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月30日ロッテは、C.C.レモンをイメージしたキャンディー「C.C.レモンシュワッとキャンディー」と、なっちゃんオレンジ、C.C. レモン、DAKARAの味が楽しめるグミ「ドリンクミックスアソートグミ」を発売する。「C.C.レモンシュワッとキャンディー」は中学生・高校生をターゲットにしたキャンディー。サントリーの「C.C.レモン」をイメージし、キャンディー中央に“発泡パウダー”を閉じ込めて仕上げた。後味スッキリなレモンの風味と、発泡パウダーのシュワッとした食感が同時に楽しめるという。「ドリンクミックスアソートグミ」は、サントリー人気飲料「なっちゃんオレンジ、C.C.レモン、DAKARA」の3種類の味が楽しめるアソートタイプのグミ。なっちゃんオレンジはオレンジ果汁、C.C. レモンはレモン果汁、DAKARAはグレープフルーツ果汁入り。歯応えのよい食感と、甘酸っぱいフルーツの風味が楽しめる。「C.C.レモンシュワッとキャンディー」は想定小売価格198円前後(税込み)、「ドリンクミックスアソートグミ」は想定小売価格100円前後(税込み)。いずれも7月10日発売。
2012年06月25日カルピスは、乳酸菌飲料「カルピス」が93年前の1919(大正8)年の七夕の日(7月7日)に発売されたことにちなんで、短冊に書きたい願いごとなどについて尋ねる「七夕に関する意識と実態」調査を実施した。「短冊に書きたい内容」に関する調査では、自然災害や事件・事故、自然破壊などの大きなできごとがない安定的な生活を願うなかで、将来に不安を抱えながらも明るい社会を望むものなど、東日本大震災から1年が経過した日本の社会を反映した結果となった。調査期間は2012年5月30日~31日、対象は全国の10~60代の男女(回収サンプル数:1,236サンプル)。七夕の短冊に書きたい願いごとを自由記述方式で記入してもらったところ、テーマ別の回答率では、1位「健康(81.7%)」、2位「仕事(65.8%)」、3位「生活・暮らし(57.6%)」という結果になった。TOP3は過去3回の調査と変わらない。1位の「健康」は昨年同様、全年代の男女でトップを占めた。短冊の内容としては、自分自身や家族の健康を願うものが目立つ。また、昨年5位と順位を落としていた「恋愛・結婚について(54.9%)」が今年は4位に再浮上。東日本大震災から1年以上が経過して、生活者の関心が平時に戻りつつある様子がうかがえる。これまでに七夕の短冊に書いた願いごとがかなったことがあるかどうかという質問では、「ある」と答えた人は約2割(22.2%)。一方、「かなったことがない」という人が約3割(31.9%)で、「覚えていない」という人が約5割(45.9%)だった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月21日カルピスは28日、「カルピスウォーター<ゼロ>」を発売する。夏季限定販売する。価格は280mlペットボトルが130円、500mlペットボトルが147円。同商品は、1991年の発売以来、20年以上に渡って販売されてきた「カルピスウォーター」において、初めてのゼロカロリータイプ。健康志向の流れの中で、炭酸飲料を中心にゼロカロリータイプの商品が多数発売され、カルピスウォーターのゼロカロリータイプへの要望も多かったという。カロリーゼロかつカルピスウォーターらしい甘ずっぱく爽やかな味わいが楽しめるような商品にするため、研究を重ねてきたとのこと。「ゼロ系飲料の味は満足できない」という常識を覆し、「飲むと笑顔になれるおいしさを実現した」(同社)という。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月16日サッポロビールは18日、新ジャンル「サッポロ 麦&レモン」を沖縄県限定・期間限定で発売する。価格はオープンで、市場予想価格は350ml缶で140円程度、500ml缶で195円程度。同商品は、サッポロビールとポッカコーポレーションによる初共同開発商品。ビールテイストとレモン風味の最適なブレンド方法を両社にて追求することにより実現したという。ビールテイストにレモン果汁を加えることで、沖縄の気候にも合うすっきりとした香りと爽やかな飲み心地に仕上がっているとのこと。350ml缶1本当たりにレモン3.5個分のビタミンCを含み、糖質を70%オフ(同社「麦とホップ」比)。アルコール度数は3%と低め。サッポロビールは、今後もポッカコーポレーションとのコラボ商品を積極的に提案していく方針。なお、同商品の沖縄県以外での販売予定はないとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月18日“カラダにイイもの”をプラスした、カロリーゼロの新製品カルピスは、“カラダにイイもの”をプラスした、カロリーゼロの新製品「カルピスプラス」<マルチサプリ>(500mLペットボトル:147円、1.5Lペットボトル:347円)を、2月27日から全国で新発売する。*画像はニュースリリースよりビタミン(B1、B6)、ミネラル、アミノ酸を配合「カルピスプラス」は、「カルピス」の爽やかなおいしさに、カラダにうれしい健康成分をプラスした、カロリーゼロの乳性飲料です。不足しがちな栄養素であるビタミン(B1、B6)、ミネラル(ナトリウム、カリウム、カルシウム)、アミノ酸(BCAA)を配合、カロリーを気にせずにおいしく補給でき、お風呂上りや運動時に、また、日常でリフレッシュしたい時など、さまざまなシーンで楽しめるとしている。カルピスは、「カルピスプラス」の新発売記念し「いつもの生活にプラス+」キャンペーンを、2月27日~4月30日の期間で実施予定。詳細はニュースリリースを参照のこと。元の記事を読む
2012年02月15日フルーツカルピスシリーズ、新商品カルピスが好評のフルーツカルピスシリーズから「白桃&カルピス」の500mlペットおよび1.5lペットボトルタイプを30日から発売開始するそうだ。フルーツカルピスはカルピスと旬の季節のフルーツを組み合わせた人気の乳性果汁飲料で、こだわりの果汁のうまみとカルピス独特のさわやかで懐かしい美味しさが、幅広い層で支持されている。満足感の高い味わいながら、カロリーオフを実現している点も大きな魅力だ。早春の“桃”を味わって今回は「白桃&カルピス」ということで、カルピスの相性も良い白桃果汁を組み合わせて、みずみずしい甘みが楽しめる飲料に仕上げたそうだ。白桃は手摘みしたこだわりの国産完熟果実のみを使用。甘酸っぱさがカルピスの風味と相まって、やさしくひろがる印象だ。桃の節句が近づくこの時期にもぴったり。雛祭りのおともにもよさそうだ。カロリーオフタイプなので、食事に気をつけている人でも楽しめる。季節限定の味わい、ぜひ手に取ってみては。元の記事を読む
2012年01月25日おなじみの味を美味しくヘルシーに☆カルピスが「ビタミンカルピスZERO」(500mlペットボトル入り飲料)を10月11日から新発売することが分かった。おなじみの味が美味しくヘルシーに楽しめそうだ。近年のゼロ飲料志向、ゼロ食品志向に伴い、同社でも2003年には「アミノカルピスZERO」を発売して好評を得たとのこと。今回はそれに続く商品として、開発されたそうだ。カロリー、糖分、脂肪分ゼロでビタミン類は補給!カルピスならではのさわやかで甘酸っぱい美味しさはそのままに、カロリーだけでなく、糖分、脂肪分もすべてゼロ。カロリーなどを気にする人でも、気軽に摂取できる。余分なこれらはカットしつつ、一方で欲しい成分はギュッと配合。元気をサポートしてくれるビタミンB1、B6、ナイアシンを中心とした3種のビタミンに、ミネラル(ナトリウム、カリウム)、さらにはローヤルゼリーまで!すべての人に嬉しい現代型カルピスとなった。カルピスらしいさわやかな白に青のドット柄をベースに、赤い大きなゼロをあしらったパッケージも印象的。発売されたら、ぜひ手に取ってみたい。元の記事を読む
2011年10月05日「『大人の健康・カルピス』サポートビタミン&ポリフェノール」が新登場カルピスが「『大人の健康・カルピス』サポートビタミン&ポリフェノール」280ml入りペットボトル飲料を9月12日から発売する。日々の健康美を、おいしくサポートする大人のカルピスとして注目だ。カルピスといえば、子どもの飲み物というイメージも強いが、今年4月から、カルピスの独自のさわやかな味わいを生かし、大人にとって魅力的な健康成分が摂取できる新シリーズを開発。「大人の健康・カルピス」シリーズとして発売を始めた。第1弾で発売された「カルシウム&グルコサミン」の好評を受け、今回の新作発売となる。アクティブな健康美生活をサポート今回発売される「『大人の健康・カルピス』サポートビタミン&ポリフェノール」では、一緒に摂取することで効果がアップし、望ましいとされているビタミンCとビタミンEを配合。そこに加えて、リンゴ由来のポリフェノールを加えたそうだ。これらはいずれも高い関心が寄せられる栄養素。美肌形成にも欠かせないビタミン類であるし、ポリフェノールは活性酸素除去でアンチエイジング効果大だ。フレーバーはカルピスをベースにリンゴ、レモン、バナナを組みあわせたフルーツミックス味。甘さ控えめで、カロリーも1本80kcalとおさえられているから、手軽に美味しく健康成分が摂取できる。ちょっと懐かしい味わいで、今欲しいものを摂り入れてみてはどうだろうか。元の記事を読む
2011年09月07日