『エル・ジャポン』は、創刊25周年を記念して9月27日発売の11月号でスペシャルコンテンツやインバウンド・ビジネスなど様々な特別企画を実施する。表紙がゴールド箔仕様の特別版を1万部限定で発行し、通常版の内容に加え本国フランス版『エル(ELLE)』の歴史を振り返るアーカイブを52ページにわたり紹介するスペシャルコンテンツを収録。全国主要書店やネット書店で販売し、アマゾンでも予約受け付け中。別冊付録『東京ガイド(TOKYO GUIDE)東京大好き!2014』(特別版では本誌内で展開)は、知っておきたい10大ニュースから銀座、表参道、渋谷のニュースポットを紹介する保存版ガイドブック。英語版を9月30日より「エル・オンライン」に掲載し、中国版を12月末発売予定の中国版『エル』定期国読者を対象に8万部送付する。エディターがプロデュースするオンライン・セレクトショップ「エル・ショップ」では、ブランドとコラボしたエクスクルーシブなアイテムを販売。「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)」「バンドオブアウトサイダーズ(BAND OF OUTSIDERS)」「バーバリー(BURBERRY)」「カルヴェン(CARVEN)」「10クロスビー・デレクラム(DEREK LAM 10 CROSBY)」「ディースクエアード(Dsquared2)」「フェンディ(FENDI)」「イッサ(ISSA)」「ケンゾー(KENZO)」「メゾン マルタン マルジェラ(Maison Martin Margiela)」「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」「マルニ(MARNI)」「エムエスジーエム(MSGM)」「マルベリー(MULBERRY)」「ニナ リッチ(NINA RICCI)」「ヌメロ・ヴェントゥーノ(N°21)」「ピエール アルディ(PIERRE HARDY)」「ラグ&ボーン(rag&bone)」「ロジェ ヴィヴィエ(Roger Vivier)」「サカイ(sacai)」「ステラ・マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」「ザ・ロウ(THE ROW)」「トム フォード(TOM FORD)」「アンダーカバー(UNDER COVER)」「ヴィクター&ロルフ(Viktor & Rolf)」の25ブランドが参加する。アップストアのニューススタンドで電子雑誌『エル・ジャポン』の定期購読を申し込むと『エル・ジャポン』11月号を1ヶ月無料で楽しめるキャンペーンも実施する。
2014年09月27日アタッシェ・ドゥ・プレスの養成校「エファップ・ジャポン」が主催する、広報・PRの入門講座「MIE(ミエ)塾」の冬期講座がスタートする。2013年春より再スタートした「MIE塾」は、ファッション業界において数々のブームを仕掛けてきた伊藤美恵氏が、実力派講師人と共に広報・PR、コミュニケーションの極意を伝授する講座。全9コマから成る今回の冬期講座は、2014年1月21日(火)からスタートする。今回の講師は、フィアットクライスラージャパン広報部長、黒岩真治氏、株式会社日本ロレアルロレアルリュクス事業部長ランコム事業部PR/メディア統括部長の菊池由美子氏、女性ファッション誌の新時代を切り開き、ガールズカルチャーの基礎を築いたCondenast Studioクリエイティブディレクターの軍地彩弓氏、エファップジャポン学長兼株式会社ワグの代表、伊藤美恵氏など全9名の講師が登壇する。各業界のPR、マーケティング、ブランディングを中心にコミュニケーション力、プレゼンテーションテクニックなどを学べる週1回、2時間の講座となっている。【講座概要】MIE(ミエ)塾日程:2014年1月21日(火)~3月25日(火)19:30~21:30(毎週火曜日・2月12日のみ水曜日)講義数:全9回+1回(課題提起日)受講料:94,500円(税込)定員:60名【問い合わせ先】エファップ・ジャポン事務局電話番号:03-5791-7551メール:info@efap.jpURL:元の記事を読む
2014年01月11日『アンアン/エル・ジャポン』が創刊された1970年3月3日、美大志望の男子生徒から「こんな雑誌が出たの知ってるか」と手渡されたのがモード誌との出合いだった。当時外国といえばアメリカ一辺倒で、アメリカの高校生の一夜を描いた映画「アメリカン・グラフィティ」のような世界や、アイヴィールックが世界で一番おしゃれと思い込んでいた女子に、ヨーロッパの香りがする、A4変形、中綴じのグラフィカルな雑誌は衝撃だった。自分の知らない世界では、アルファベットを組み合わせたプリントの茶色いバッグが、おしゃれなのか?よく分からないが、とにかくこれがおしゃれというものだ、と確信した。1969年、平凡出版社(現マガジンハウス)の当時岩堀喜之助社長は清水達雄専務をともない、パリへ赴きフランスの女性週刊誌『ELLE』と提携契約を結んだ。日本にモードを定着させることに一役買った、ライセンスマガジンのスタートだった。ただ、『アンアン/エル・ジャポン』は、日本オリジナル編集と提携した『ELLE』のページをミックスした、変則なモード誌で、1982年『アンアン』から独立して『エル・ジャポン』として同社から創刊されるまでこのスタイルは続いた。芝崎文編集長、堀内誠一をアートディレクターに迎え『アンアン/エル・ジャポン』は創刊。創刊号は、金髪にボンネットを被った外国人モデルの表紙を立木義浩が撮影。日本編集のファッションページでは金子功が特別にデザインした服を着た立川ユリがモデル兼メインキャラクターを務めた。最新のパリコレ情報は長沢節が解説、三島由紀夫のエッセイも掲載、仏版『ELLE』の記事は一折16ページで構成されている。巻末に型紙を添付し洋服の作り方を載せていたファッション誌と違い、『アンアン/エル・ジャポン』は、最新モードの服のコーディネートを提案する、今では当たり前なことを初めてやった雑誌だったと、スタイリストの原由美子さんは言う。原由美子さんは、『アンアン/エル・ジャポン』の創刊準備から、仏版エルの記事を翻訳し16ページに落とし込む仕事からスタートし、フリーのスタイリストとして独立するまでこの仕事を続けていた。パリのモード界はオートクチュールに変わりプレタポルテがトレンドを牽引するようになり、洋服は作るから既成の服を買う時代になっていった。型紙なしの『アンアン/エル・ジャポン』創刊は、編集者の鋭い臭覚がもたらしたものだった。「創刊した頃のファッションページは、金子功さんが作った一点ものの服を掲載したので価格表記はなく、今のようにメーカーやブランドからサンプルを借りて、価格をクレジットするようになったのは50号目からだった」と原さん。サンディカ(オートクチュール組合)の再編により、プレタポルテ組合が新設された1973年、原さんは初めてパリコレを取材することになった。「ケンゾーは証券取引所、ソニア・リキエルはグルネル通りのブティックと、思いおもいの場所でショーを開いていた。ケンゾー以前は、モデルがナンバーカードを持ち、粛々と歩くのがショーのやり方だったけど、ケンゾーは一度にたくさんのモデルをランウエイへ送り出し、まるでお祭りのようだった。このやり方は、ジャンポール・ゴルチエに引き継がれたの」その頃コレクション取材をしていたのは、パリに支局を持つ文化出版や新聞社の記者で、日本から出掛ける者はほとんどおらず、むしろバイヤーのほうが多かった。原由美子さんには、仏ELLEチームに混じりElle Japon Yumiko Haraのカードを貼り付けた席が用意された。「仏『ELLE』に掲載されている編集長や気に掛かるページを担当するファッションエディターの席を見つけては、この人がページを作っているんだと興味深かった」という。ファッション写真は、『ELLE』本誌が使用した残りのポジがすべて送られてきた上に、自由に使うことができるというおおらかな時代だった。フェティッシュなヘルムート・ニュートンの写真からは想像もつかないが、『ELLE』のファッションを撮っていた時期もあり、確かに『ELLE』テイストの写真に仕上がっている。72年1月5日号『ELLE』大特集では、ヘルムート・ニュートン、ジル・ベンシモン(元『ELLE』インターナショナルのクリエーティブディレクター)の写真が、1ページに4カット、6カットと大胆にデザインされている。アートディレクター堀内誠一の成せる技だった。当時、平凡出版社のいち編集者だった赤城洋一は、仏『ELLE』の編集者達が『アンアン/エル・ジャポン』を見たがり、ページを開くうちに真剣な目に変わっていったのは、斬新なアートディレクションに目を奪われたからだろうと、自書に記している。日本初、女性のためのチャーミングなモード誌は、編集もデザインもスタッフのほとんどが男性だったことには驚くばかりだ。土佐日記を書いた紀貫之ではないが「男もすなる日記というものを、女もすなるとて、するなり」といった心境だったのだろうか。参考文献*深井晃子著『パリ・コレクション』(講談社現代新書)*赤城洋一著『「アンアン」1970』(平凡社新書)*原由美子著『原由美子の仕事1970→』(ブックマン社)(4/12に続く。)
2013年12月29日PRのプロフェッショナル”アタッシェ・ドゥ・プレス”の養成校「エファップ・ジャポン」が毎年実施している「アタッシェ・ドゥ・プレス夏期集中講座2013」が、2013年8月3日(土)、4日(日)の2日間で開催された。毎年恒例の同講座は、今年で9回目の開催となった。初日には、アタッシェ・ドゥ・プレスの第一人者で、PR会社「ワグ」の代表、「エファップ・ジャポン」の学長でもある伊藤美恵や、「ポパイ(POPEYE)」などで活躍するスタイリスト島津由行、セレクトショップ「1LDK」などのプロデュースを手がける南貴之クリエイティブディレクター、「エル オンライン(ELLE ONLINE)」編集長の宮坂淑子が壇上に立った。伊藤は、真のコミュニケーション能力とは何か、欧米と日本のPRの違いやマーケティングPRの重要性などについて語った。2日目には、フォトグラファー蜷川実花が責任編集者に就任し、2013年9月28日(土)に創刊する「ママ・マリア」編集長の篠原恒木、「WWD ジャパン」「WWD ビューティ」編集長の都築千佳、「M incorporaed」代表でアタッシェ・ドゥ・プレスの内田Meg、元「ヴォーグニッポン(VOGUE NIPPON)」「ジーキュージャパン(GQ JAPAN)」編集長の斎藤和弘らが講師として参加。2日間で計8名の講師陣が”ファッション”と”コミュニケーション”をテーマに講義を行った。都築が編集長を務め、斎藤がアドバイザーをしている業界紙「WWD ジャパン」「WWD ビューティ」では、2006年より毎年PR・広報特集を組んでいる。都築は自身の豊富な情報と経験から、媒体やアタッシェ・ドゥ・プレスの役割、今後のファッション業界のあり方などについて提唱した。また、現在は大学教授としても教鞭をとる斎藤は、ラグジュアリーブランドの歴史やファッション・雑誌ビジネスについて解説した。同講座には、PRや広報業界関係者を中心に、コミュニケーションビジネスに関心のある受講者が2日間で約200人ほど出席した。参加者は、「業界で活躍する著名人たちから貴重な話が聞け、とても有意義だった」「講師の熱い思いや情熱が伝わった」「コミュニケーションの大切さが再認識できた」など、充実した講義への感想を寄せた。 【講座概要】アタッシェ・ドゥ・プレス夏期集中講座2013会場:エファップ・ジャポン所在地:東京都渋谷区恵比寿2-36-13 広尾SKビル 5F開催日:2013年8月3日(土)、8月4日(日)開催時間:12:45~18:30講師・テーマ2013年8月3日(土)■「PR新時代にむけて これからのアタッシェ・ドゥ・プレス」株式会社ワグ代表、エファップ・ジャポン学長 伊藤美恵■「スタイリストとファッションに関わる未来関係図」ファッションディレクター、スタイリスト 島津由行■「1LDKの仕事 新しい時代への“ニュースタンダード”の提案」alpha.co.,ltd 代表取締役、「1LDK」「alpha PR」クリエイティヴ・ディレクター、ブランディング・ディレクター 南貴之■「ウェブ媒体に求められるコミュニケーション能力とは?」株式会社ハースト婦人画報社「エル・オンライン」編集長 宮坂淑子2013年8月4日(日)■「蜷川実花との新しい仕事、ママたちへのメッセージ」株式会社光文社 新企画開発室 室長代理、「ママ・マリア」編集長 篠原恒木■「ファッション業界の未来を支えるA.d.Pの役割」 株式会社INFASパブリケーションズ「WWDジャパン」「WWDビューティ」編集長 都築千佳■「世界基準のコミュニケーション力」株式会社エム(M incorporated )代表取締役社長 内田Meg■「あるオヤジの Ieri, Oggi, Domani(昨日、今日、明日)」トキドキ編集者、タマタマ大学教授 斎藤和弘元の記事を読む
2013年08月17日日産自動車はこのほど、ルノー車の輸入販売を行う新会社「ルノー・ジャポン株式会社」を設立すると発表した。この新会社には現在日産トレーディングが行っているルノー事業部門の事業がそのまま移行される。日本におけるルノー車の輸入販売事業は、2000年にルノーの日本法人としてルノー・ジャポンが設立された。日産はこのときすでにルノーと資本提携していたため、ルノー・ジャポンの販売活動も日産との併売ディーラーを全国に展開するなど、日産と緊密な関係にあった。2006年にルノー・ジャポンは日産トレーディングと合併し、以降は日産トレーディングの一部門として業務を行なっている。日産トレーディングではビジネスの合理化に取り組み、効率化を推進。その結果、2010年からルノー車の販売は増加に転じている。今回の新会社設立はさらなる販売体制強化を目的とするもので、日産トレーディングの一部門から日産自動車の子会社へと独立することになる。日産自動車では、新会社設立は今後さらにルノー車の販売台数を伸ばすために日産自動車の販売戦略とのアライアンスシナジーを強化し、販売戦略における意思決定を迅速に遂行できる体制が必要との判断からだとしている。新会社の代表取締役社長には従来のCOOである大極司氏が就任する。4月2日に正式に設立予定で、資本金は9,000万円。日産自動車の100%出資となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月04日美元が生放送に出演夫の俳優・高嶋政伸との離婚係争中のモデル・美元(みをん)が25日、「サンデー・ジャポン」(TBS系)に生出演した。(画像:TBS「サンデー・ジャポン」より)高嶋夫妻といえば今月初めに「You Tube」に投稿された音声夫の「DV音声」をめぐって騒動になったばかり。昨年9月に美元側が裁判所に証拠として提出したものと同一音源であったことから、美元が故意に流したのでは?と疑われていた。そんな美元に対して、同番組のレギュラーで女医でタレントの西川史子が最初から、「何で別れてあげないの」「ユーチューブはだれが流したの?」と鋭い指摘が飛ぶ。美元は挑発にのらず、ただ笑顔をみせるだけだった。(動画:高嶋政伸・美元離婚裁判DV音声リークされる)美元の二股発覚か?しかし、番組内で事前に収録された美元のロケ放送を行った後に、事件が怒った。ロケでは、「一途さ」をアピールしようとしたのか、美元が、「19歳の時にスキー場のゲレンデで知りあった当時16歳の高校生と「9年」付き合った」「28、29歳まで付き合ってました」と告白。しかし、すかさず鋭い西川から、「(高嶋と)かぶってるじゃない」と指摘されたのだ。美元は大慌てで、「かぶってないです」と否定したものの、高嶋との結婚が29歳の時であったために二股疑惑が浮上した。さらに、たとえかぶっていなかったとしても、高嶋のお金に目がくらんで長年の恋を断ち切ったとも考えられる。西川からも、「結局高嶋さんのお金になびいたんでしょ」ととどめの一言が飛んだ。この泥沼劇の結末はいったいどうなるのか?昼ドラさながらの展開だけに、目が離せない。編集部 鈴木真美元の記事を読む
2012年03月28日敷居の高いと思われがちなクラシック音楽を親子で気軽に楽しめる音楽祭、“ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭”が今年も開催決定。4月27日(金)~5月5日(土)のあいだ、東京国際フォーラムおよび東京・丸の内エリアはお祭りムード一色になる。(C) TOKYO INTERNATIONAL FORUM CO., LTD.同イベントはフランス北西部の港町ナントで、1995年に誕生したクラシック音楽祭。今年はテーマにロシア音楽を掲げ、「サクル・リュス(ロシアの祭典)」と題して、チャイコフスキーやストラヴィンスキーなどの名作曲家をとりあげながら19世紀から現代までのロシア音楽の歴史をたどる。公演予定数は約350以上(うち有料公演は約150)。1公演約45分と短く、チケット代もリーズナブルなので、いくつものプログラムを気軽にハシゴできるのも嬉しい。ほとんどの公演が3歳以上入場可(18:30に開演する公演は6歳以上)。2歳以下の子どもでも入場できる「0歳からのコンサート」もある。 (C)三浦興一 3歳~小学生までの児童には「こども割引」が設定され、全公演一律300円引き。有料公演のチケットまたは半券で楽しめるサービスプログラムのなかには、子ども向けのコンサートやワークショップもいろいろ。有料公演を鑑賞するあいだ、子どもを扱ってもらえる託児サービスもある。 (C)三浦興一世界中から集まった一流アーティストの演奏を親子で楽しむ貴重なチャンス。チケットは3月31日(土)から一般発売される。・0歳からのコンサート日時:5月3日(木)10:00~10:45、5月5日(土)9:45~10:30の2公演会場:東京国際フォーラムホールAチケット:指定席1,500円(18歳以上の保護者1名につき、お子様1名までひざ上無料)、中高生席500円※プログラムはやむを得ぬ事情により変更になる場合があります※終演時間はおおよその目安です。ご了承ください※公演チケットを購入される際には、最新の公演プログラム情報を音楽祭公式HPにて必ずご確認ください・託児サービス有料公演を鑑賞される間、お子様をお預かりする託児サービスを実施します。対象時間:9:00~21:30問い合わせ:イベント託児・マザーズ 0120-788-222(平日10:00~12:00、13:00~17:00)※4月2日(日)より受付開始(有料・要予約、有料公演チケットを購入された方が対象となります)■ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2012日程:2012年4月27日(金)~5月5日(土・祝) ※コア期間は5月3日(木・祝)~5月5日(土・祝)会場:東京国際フォーラム全館および東京・丸の内エリアチケット:一般発売3月31日(土)10:00~、チケットぴあ、イープラス、ローソンチケットなどにて販売取材/古屋 江美子
2012年02月22日