ソフィア・コッポラが監督・脚本を務め、「Apple Original Films」と「A24」が製作を手掛けるコメディ映画『オン・ザ・ロック』の予告編が到着した。ローラ(ラシダ・ジョーンズ)は、夫のディーン(マーロン・ウェイアンズ)が新しく来た同僚と残業を繰り返すようになり、良からぬことが起こっているのではと疑いを抱く。そこで、男女の問題に精通しているプレイボーイに相談を持ち掛ける。それは、自分の父親のフェリックス(ビル・マーレイ)だった。フェリックスはローラにこの事態を調査すべきだとアドバイスし、父娘2人で夜のニューヨークへ。アップタウンのパーティーやダウンタウンのホットスポットを駆け巡る内に、フェリックスとローラは自分たち父娘の関係についてある発見をすることに――。予告編では、親子が久しぶりに会うシーンからスタート。プレイボーイさが伺える父の様子や、父娘が夫を尾行する様子などが、2人の会話と共にコミカルに映し出されていく。また予告編と同時に、ビル・マーレイとラシダ・ジョーンズが演じる父娘が写るポスタービジュアルも公開された。『オン・ザ・ロック』は10月2日(金)より全国にて公開、23日(金)よりApple TV+にて世界配信。(cinemacafe.net)
2020年09月04日1913年に出版されたイーディス・ウォートン著の「The Custom of the Country」(邦題:「お国の習慣」)が、ソフィア・コッポラ監督の手によってドラマ化されることになったという。「The Hollywood Reporter」などが報じた。同誌によると、同作は「Apple TV+」のリミテッド・シリーズとしてドラマ化されるとのこと。コッポラ監督が「Apple」とタッグを組むのは初めてではなく、ビル・マーレイとラシダ・ジョーンズを主演に迎えた映画『On the Rocks』のリリースが年内に控えている。「The Custom of the Country」は、アメリカ中西部出身の少女アンディーン・スプラッグが、ニューヨークの上流社会での成功を目指すという物語。しばしばジュリアン・フェローズ著「ダウントン・アビー」の“インスピレーションのもと”にたとえられている。ウォートンの小説は「エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事」や「歓楽の家」など映画化されたものが多々あるが、「お国の習慣」が映画化されるのは初めて。コッポラ監督は「アンディーン・スプラッグは私の大好きな、文字通りのアンチ・ヒロイン。彼女を初めてスクリーンに登場させられることを楽しみにしています」と語っている。(Hiromi Kaku)
2020年05月13日「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のプロデューサーと「このサイテーな世界の終わり」の監督という強力タッグに、『IT/イット』シリーズのソフィア・リリスとワイアット・オレフが出演するNetflixオリジナルシリーズ「ノット・オーケー」が2月26日(水)より配信決定。その予告編が公開された。主人公は、17才の女子高生シドニー(ソフィア・リリス)。父親の死によって変わってしまった家族関係、学校では恋や友情、性の目覚めなど、青春時代に誰しもが経験するような問題に悩みながら、退屈でモヤモヤする毎日を送っていた。そんなある日、彼女に“普通じゃない”スーパーパワーが突然覚醒、想像を超えたありえない状況に戸惑うシドニー。さらに彼女を取りまく個性的な友人、クラスメートたちを巻き込みながら、事態は思いもよらない方向へ展開していくことに――。解禁となった予告編では、いきなり全身血まみれのシドニーが全力疾走で何かから逃げるという、衝撃的な冒頭からスタート。彼女の日常はいろんなことがビミョーな感じ。少し気になる存在の親友ディナは、イケメンの男の子と付き合っている。沢山の悩みにモヤモヤしているがゆえ、ついキレて周りのものにイライラをぶつけてしまうシドニー。そんなある日、ひょんなことから自分の手を触れず物を動かすことができる不思議なスーパーパワーが生まれたことに気づく。自分の意思に反してパワーを発揮してしまい、どう制御したらよいのか分からない…。そもそもなぜこんなパワーが!?彼女は、ひと癖もふた癖もある個性的な友人たちと交流しながら、様々な悩みに立ち向かっていく。製作総指揮は、Netflixオリジナルシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」の製作総指揮・監督を務め、クリエイターであるダファー・ブラザーズとともにシリーズの人気をけん引してきたショーン・レヴィ。ショーンは本作について「『ストレンジャーシングス』と同じように、本作は10代の若者を描くドラマであっても、10代の若者だけが観るドラマにはしないように作りました」とコメント。「若者たちには、若者だけに迎合しない面白さを分かってもらえると思いますし、絶妙に時代を超越した衣装やセットデザイン、音楽のチョイスなど、精巧かつ高度でスタイリッシュであり、すべての年齢層が共感できる物語になっています」と自信のほどを覗かせている。監督を務めるのは、独特な世界観で中毒性の高さが話題の「このサイテーな世界の終わり」で監督を務めたジョナサン・エントウィッスル。ジョナサンも「『FARGO/ファーゴ』や『ツイン・ピークス』に触発された撮影を行いながらも、物語は若者を描いたストーリーなので、あらゆる視聴者に受け入れられるドラマだと思います」と確かな手ごたえを感じている様子だ。ソフィア・リリスは「唯一無二の独特な雰囲気を持っている」主人公のシドニーを演じるのは、幼い頃よりドラマを中心に活躍し、『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』ではペニーワイズと対峙する“ルーザーズ・クラブ”のベバリーを演じて一躍人気を獲得した18才の新星女優ソフィア・リリス。ショーンに「ソフィアは唯一無二の独特な雰囲気を持っていて、会った瞬間に“シドニーを見つけた”と思いました」とさえ言わしめる逸材に期待が膨らむ。さらに、ちょっぴりナルシストな友人スタンリーを、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズに出演し、ソフィと同様『IT/イット』で人気となったワイアット・オレフ、人気ドラマシリーズ「グッド・ワイフ」などのソフィア・ブライアントや、本作を機に注目を浴びそうな超新星リチャード・エリスらが名を連ねる。Netflixオリジナルシリーズ「ノット・オーケー」は2月26日(水)より独占配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2020年02月18日シャネル(CHANEL)は、10月19日から12月1日まで東京で開催される「マドモアゼル プリヴェ」展のために、アメリカ人映画監督のソフィア・コッポラ(Sofia Coppola)と制作したガブリエル・シャネルにオマージュを捧げるビデオコラージュ作品『In homage to Mademoiselle』を発表した。© CHANELシャネルの創造の源を紐解く「マドモアゼル プリヴェ」展。その開催を記念し実現したこのアーティスティックなコラボレーションは、ソフィア・コッポラとシャネルファッション コレクションのアーティスティック ディレクターであるヴィルジニー・ヴィアールの出会いによる賜物。多角的でフレッシュなビデオ『In homage to Mademoiselle』は、彼女とシャネルによる新たなるクリエイティブの対話を表現したものとなっている。アーカイブから写真や映像を、また広告ビジュアルや映画のシーンを抜粋し構成。オートクチュール、「シャネル N°5」のフレグランス、「BIJOUX DE DIAMANTS(ダイアモンドジュエリー)」を含むハイジュエリーといったシャネルのクリエーションを、現代的な視点でとらえている。限りなくフェミニンでありながら、リズミカルで生き生きとした雰囲気は、これまでのシャネルの伝説的なクリエイションと同じく、ソフィア・コッポラの独自の視点やスタイルを反映している。ソフィア・コッポラとシャネルのストーリーは、フランスの女優キャロル・ブーケが、若きソフィアをカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)に紹介し、カールが彼女にシャネルのクリエーション スタジオでのインターンシップを提案したことから始まった。「シャネルの本質を引き出すためにココが生み出したものや、カールとヴィルジニーが受け継いできたもの。シャネルのアーカイブから制作したこのコラージュは、現代の女性に向けたココのモダンなビジョンを表現しています。シャネルはシックなパリジェンヌのスタイルを象徴し、そこにカールが自身のコレクションで表現していたように、プレイフルな遊び心を加えました。たくさんの美しいコレクションと、アイコニックな女性の歴史の軌跡をたどることは、とても楽しい経験でした」とソフィアは語る。ビデオコラージュ作品『In homage to Mademoiselle』と展覧会詳細の確認は特設サイト()にて。【展覧会情報】MADEMOISELLE PRIVÉ TOKYO マドモアゼル プリヴェ展 - ガブリエル シャネルの世界へ会期:10月19日~12月1日会場:B&C HALL - 天王洲アイル住所:東京都品川区東品川 2-1-3時間:11:00~20:00(最終入場 19:30)入場無料
2019年10月15日第71回カンヌ国際映画祭「監督週間」で初上映され、賛否が真っ二つに分かれた中で「国際アート・シアター連盟賞」を受賞した鬼才ギャスパー・ノエ監督・脚本作『CLIMAX クライマックス』の日本公開が、11月1日(金)に決定した。理性も理屈も理解もいらない――疑似トランスに酔いしれる狂乱の97分間本作は、新作のたびにその実験的な試みと過激描写で世界中を挑発し続けてきたギャスパー・ノエが3年ぶりに放つ最新作。出演は、『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』『アトミック・ブロンド』『キングスマン』などに出演し、かつてマドンナのバックダンサーでもあったソフィア・ブテラ。そして、彼女以外は各地で見出したプロのダンサーたち。音楽は「ダフト・パンク」「ザ・ローリング・ストーンズ」、セローン、エイフェックス・ツインなどが使用されている。演技経験のないプロダンサーによる度胆をぬくパフォーマンスと、彼らが手掛けたエレクトロミュージック、そして全編を通して多用される長まわし撮影で、ドラッグにより次第に充満していく地獄絵図を鮮烈に映し出した。歓喜からの狂乱、観る者を疑似トランス状態に放り込むサイケデリックな97分間に酔いしれる衝撃的な作品に仕上がった。海外では「観客も無傷ではいられない。完全なるトランス」「オーマイガー!クソいまいましいほど気に入った」などと評されており、鬼才ギャスパー・ノエが生み出したR18+指定の新たな問題作に期待がかかる。併せて解禁された第1弾ポスタービジュアルは、充満していくドラッグにより絶頂(クライマックス)に達した者たちの姿が写し出されている。愛し合う者、泣き叫ぶ者、それでも踊り狂う者など絶頂の達し方は様々だが、壮絶な狂乱の一夜を過ごしたことが想像できる刺激的なデザインとなっている。ストーリー1996年のある夜、有名な振付家の呼びかけで選ばれた22人のダンサーたちが人里離れた建物に集まり、アメリカ公演のための最後のリハーサルをしている。その建物には電話がない。山奥のために携帯も通じない。外では雪が降っている。公演前の最後の仕上げともいうべき激しいリハーサルを終え、打ち上げパーティを始めたダンサーたちは、爆音ミュージックに体を揺らしながら、大きなボールになみなみと注がれたサングリアを浴びるように飲んでいた。しかし、そのサングリアにはLSD(ドラッグ)が混入しており、ダンサーたちは、次第に我を忘れトランス状態へと堕ちていく。エクスタシーを感じる者、暴力的になる者、発狂する者…一部の者にとっては楽園だが、ほとんどの者にとっては地獄の世界と化していくダンスフロア。一体誰が何の目的でサングリアにドラッグを入れたのか?そして、理性をなくした人間たちの狂った饗宴はどんな結末を迎えるのか…?『CLIMAX クライマックス』は11月1日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年06月14日東京ディズニーランドホテルに、4月7日(日)~7月8日(月)までの期間限定で、キッズに大人気のテレビシリーズ「ちいさなプリンセス ソフィア」をテーマにしたスペシャルルームが登場する。一泊54,600円からだ。素敵なプリンセスを目指して、仲良しの動物たちやディズニープリンセスたちに見守られながら成長していくソフィアを描く同シリーズ。ソフィアのお城での楽しい暮らしを描いたデコレーションを施した客室で、キッズはプリンセスとなり、大好きなソフィアと一緒に過ごしたような気分に。また、東京ディズニーランドホテルの、オリジナルのグッズを用意。森でお花摘みをしているソフィアたちをデザインした“レッスンバッグ”と“タオルケット”、物語に出てくるソフィアのプリンセスのテストをイメージした“ちいさなプリンセスのためのマナーレッスンブック”の3種類が手に入る。“マナーレッスンブック”は、親子一緒に客室で楽しめるほか、キッズのプリンセス気分がますます高まるソフィアのペンダントや、ドレスをモチーフにしたスペシャルルーム限定のコースメニューもルームサービスで提供する。詳細は公式サイト上にて。予開始日時は、2月5日(火)14:00~(text:cinemacafe.net)
2019年01月23日パスザバトン(PASS THE BATON)表参道店ではソフィア・コッポラ監督の新作映画『The Beguiled / ビガイルド 欲望のめざめ』とコラボレートしたイベントを、京都祇園店では京都造形大学 空間演出デザイン学科/ファッションデザインコース3回生によるエキシビション『セイ!ヤング』を開催する。『The Beguiled / ビガイルド 欲望のめざめ』ソフィア・コッポラ監督の最新作『The Beguiled / ビガイルド 欲望のめざめ』とコラボレーションイベントでは、映画『The Beguiled / ビガイルド 欲望のめざめ』の世界観を表現し、LITTLE PAVILION内でアンティークやヴィンテージ商品を展示販売する他、対象商品購入者に先着で『The Beguiled / ビガイルド 欲望のめざめ』プレスシート(非売品)、特製ソフィア・コッポラ タブロイドなどをプレゼント。開催期間は2月23日から3月11日。京都造形大学空間演出デザイン学科ファッションデザインコース3回生によるエキシビション「セイ! ヤング」では、80年代を知らない世代が、映画や写真といった“フィルター”を通して見て感じてきた「80年代」と、パスザバトンのコンセプト「NEW RECYCLE」を通じて制作したものを展示販売する。開催期間は2月24日から3月2日。京都祇園店で開催する「セイ! ヤング」【イベント情報】The Beguiled / ビガイルド 欲望のめざめ × PASS THE BATON スペシャル企画会期:2月23日〜3月11日会場:PASS THE BATON OMOTESANDO住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ西館B2F時間:11:00〜21:00(日祝 11:00〜20:00)セイ ! ヤング会期:2月24日〜3月2日会場:PASS THE BATON KYOTO GION住所:京都府京都市東山区末吉町77-6時間:11:00〜20:00(日祝 11:00〜19:00)
2018年02月19日サルヴァトーレ フェラガモ(Salvatore Ferragamo)は、2018年スプリングコレクションの新作バッグ「ソフィア・ レインボー」を発売。2009年に誕生した「ソフィア」の最新バージョンとなる「ソフィア・ レインボー」は、ブランドの象徴的な要素をしっかりと表現しつつ、モダンでフェミンなアティチュードも完璧に兼ね備えたデザイン。コンパクトで幾何学的なデザインのバッグは、ペールトーンのピンクの「ボンボン」や鮮やかな印象の「ベゴニア」、トレンドの「ライラック」や「ピスタチオ」など春夏らしいカラーがラインアップ。バッグ内側の2つのサイドジップを開くと、それぞれのマチ付きポケットのコンパートメントが異なる色で構成されている仕様は、1938年にサルヴァトーレ・フェラガモがジュディ・ガーランドのために製作した伝説のレインボーサンダルへのオマージュ。ブランドを象徴するクリエイティブな色使いとして今もなお引き継がれており、その複雑な構造ゆえにイタリアの職人技が生み出した真の傑作といえる。2サイズ展開で価格は24万円と27万5,000円、取り扱いはサルヴァトーレ フェラガモの店舗、オンライン(www.ferragamo.com)にて。
2018年01月29日サルヴァトーレ フェラガモ(Salvatore Ferragamo)の2018年春コレクションから、新作バッグ「ソフィア・レインボー」が登場。「ソフィア・レインボー」は、2009年に誕生したサルヴァトーレ フェラガモのアイコンバッグ「ソフィア」をアップデートしたもの。ブランドを代表するモチーフ“ガンチーニ”など象徴的なデザインは残しつつ、よりモダンでフェミンな佇まいを演出した。このコンパクトなカーフスキンバッグは、ペールトーンのピンク色の「ボンボン」や鮮やかなピンクの「ベゴニア」、薄紫の「ライラック」や「ピスタチオ」など、春らしいカラーで展開される。バッグを開けると、マチ付きポケットの1つずつが異なる色で彩られている。このカラーリングは、1938年にサルヴァトーレ・フェラガモが女優ジュディ・ガーランドに捧げたレインボーサンダルへのオマージュであり、2017年発売の「ヴァラ・レインボー」などにも見られるブランドアイコンの1つだ。バッグの輪郭を描くエッジにはエンボス加工が施され、職人によるエッジペイントで仕上げられている。【詳細】サルヴァトーレ フェラガモ 2018年春コレクション 新作バッグ「ソフィア・レインボー」※発売中(2018年1月現在)取扱店舗:全国のフェラガモストア、公式オンラインストア価格:・H20xW25xD13.5cm 240,000円+税・H25xW33xD17.5cm 275,000円+税【問い合わせ先】フェラガモ・ジャパンTEL:0120-202-170
2018年01月28日ソフィア・コッポラ監督が来日を果たし、1月17日(水)に都内で行われた最新作『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』のプレミア上映会に出席した。映画のPR来日は前作『ブリングリング』以来、4年3か月ぶり。「日本は大好きな場所の1つ」と笑みを浮かべた。「子どもの頃から日本には何度も来ていますし、伝統や文化にも興味があります」と語るコッポラ監督といえば、アカデミー賞オリジナル脚本賞を受賞した『ロスト・イン・トランスレーション』(2003年)を日本で撮影したことで知られており、「次回作のプランは未定だけど、いつか大好きな日本にまた長く滞在したい」と日本ロケにも意欲を見せていた。■女性監督の活躍に喜び「女性視点の映画がたくさん生まれている」そんなコッポラ監督の長編6作目となる本作は、過去作品のイメージを大きく覆す愛憎スリラー。ニコール・キッドマン、エル・ファニング、キルスティン・ダンスト、コリン・ファレルらキャリア史上最も豪華なキャスティングが実現し、昨年、第70回カンヌ国際映画祭の監督賞を、女性として56年ぶりに受賞した。「現在は数多くの女性監督が活躍している。女性視点の映画がたくさん生まれているし、それはとてもすばらしいこと」と喜びを語るコッポラ監督。本作も「スタッフもキャストもほぼ女性。男性のメインキャストは、コリンだけだった」といい、「珍しいことではあるけれど、そうした環境があるのは望ましいこと」と語った。■常に意識するのは「誰もが共感できる人間性」映画は南北戦争期のアメリカ南部を舞台に、世間から隔絶された女子寄宿学園で暮らす7人の女性たちと、彼女たちの前に現れた北軍の男性負傷兵が繰り広げる“情欲と嫉妬”のスリリングな密室群像劇。「当時の時代背景や女性たちの価値観に興味があったし、より普遍的な意味で、いまも続く男女間の愛憎に満ちたパワーゲームを描いてみたかった。私は常に登場人物の目線になり、何を感じ、何を考えているのかと想像する。観客の皆さんにも同じ体験をしてもらうため、誰もが共感できる人間性を意識している」(コッポラ監督)。■女優・草刈民代が語るソフィア・コッポラの魅力とは?プレミア上映会には女優の草刈民代が駆けつけ、コッポラ監督に花束のプレゼント。本作について「時代や場所を問わず、男女の関係におけるシビアな面がテーマになっていると思う」と話し、「いつも登場人物がリアル。言葉による説明ではなく、シーンの積み重ねによって、ストーリーがものすごく伝わるのがコッポラ監督の個性だし、映像表現に対する強いこだわりも感じます」とその魅力を熱弁していた。『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』は2月23日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年01月17日『Andrew Durham SET PICTURES Behind the Scenes with Sofia Coppola』Andrew Durham映画監督、ソフィア・コッポラ(Sofia Coppola)が日本のファンだけに贈るメモリアル・フォトブック『Andrew Durham SET PICTURES Behind the Scenes with Sofia Coppola』(2,500円)を2018年2月9日に発売する。本書はソフィアの監督デビュー20周年及び、最新作映画『ビガイルド 欲望のめざめ(The Beguiled)』が、2017年カンヌ国際映画祭で女性としては史上2人目の監督賞を56年ぶりに受賞したことを記念し、2,000部限定で緊急出版。映画の舞台裏でくつろぐ豪華キャストたちの写真も掲載され、ソフィア映画を振り返る写真集となっている。なお、同作品は2月23日より、TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国で公開。また、本書はフォトグラファーとしてソフィア×ルイ・ヴィトン、カルティエなどのコラボレーション・ヴィジュアルを手掛けるアンドリュー・ダーハム(Andrew Durham)が参加。その他、デザインは『Vogue Paris』などのADを経て数々のアートブックを手掛けるジョセフ・ローガン(Joseph Logan)、編集には90年代に『花椿』の編集を担当し、著書『拡張するファッション』では多くの反響を呼んだ林央子(はやしなかこ)らが携わる。【書籍情報】『Andrew Durham SET PICTURES Behind the Scenes with Sofia Coppola』序文:Sofia Coppola写真:Andrew Durhamデザイン:Joseph Logan編集:林 央子出版社:DU BOOKS言語:日本語ハードカバー/96ページ/B5変形発刊:2018年価格:2,500円
2017年12月26日ソフィア・コッポラの監督デビュー20周年を記念したメモリアル・フォトブック『Andrew Durham SET PICTURES Behind the Scenes with Sofia Coppola』が登場。2018年2月2日(金)から、2,000部限定で発売される。プロデューサー、脚本家、女優、ファッションデザイナーと複数の顔を持つソフィア・コッポラ。映画監督としては、日本を舞台にした『ロスト・イン・トランスレーション』でアカデミー脚本賞、『SOMEWHERE』で第67回ヴェネツィア国際映画祭の金獅子賞を受賞している。2018年2月23日(金)からは、女性で史上2人目となる2017年カンヌ国際映画祭監督賞を受賞した最新作『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』が公開される。今回誕生するのは、ソフィア・コッポラの映画監督としての姿を1冊にまとめた、日本のファンだけに贈るメモリアル・フォトブック。序文は本人が書き上げる他、彼女とカルティエ(Cartier)のコラボレーション・ヴィジュアルを手掛けた写真家アンドリュー・ダーハム(Andrew Durham)が制作に参加した。舞台裏でくつろぐ豪華キャストたちを撮影した写真などを交えながら、ソフィア映画の歴史を振り返る写真集だ。また、フォトブックの発売を記念して1月16日(火)から4日間限定で、東京・新宿のルミネ 0 スタジオにて写真展を開催。いち早く貴重な写真の数々を見ることができる。【詳細】『Andrew Durham SET PICTURES Behind the Scenes with Sofia Coppola ソフィア・コッポラ監督20 周年記念メモリアル・フォトブック』<2,000部限定>発売日:2018年2月2日(金)取扱店舗:BOOKMARC(東京都渋谷区神宮前4-26-14)、ツタヤ トウキョウ ロッポンギ(東京都港区六本木6-11-1 六本木ヒルズ 六本木けやき坂通り)、ほか全国の書店(予定)※、BOOKMARC、ツタヤ トウキョウ ロッポンギでは1月16日(火)より先行販売。価格:2,500円+税ソフィア・コッポラ 序文/アンドリュー・ダーハム 写真/ジョセフ・ローガン デザイン/林 央子 編集B5 変型/上製(糸かがり・クロス装)/オールカラー96頁■関連イベント「Andrew Durham Set Pictures Behind the Scenes with Sofia Coppola」発売記念写真展期間:2018年1月16日(火)~1月19日(金) 11:00~21:00場所:ルミネ 0 スタジオ(新宿ニュウマン 5F)住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-55料金:無料問い合わせTEL:㈱東北新社 版権営業部 劇場配給・宣伝チーム 03-5414-0441
2017年12月18日© 2017 Focus Features LLC. All Rights Reserved.ソフィア・コッポラ監督による最新作『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』が、2018年2月23日よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国で公開決定。映画界はもちろん、ファッション界を含め世界中の女性たちのアイコンとして君臨し続けるソフィア・コッポラ監督の長編6作目。5月に開催された「第70回カンヌ国際映画祭」にて、女性監督としては56年ぶり、史上2人目の監督賞に輝くという快挙を成し遂げた話題作だ。南北朝時代の閉ざされた女子学園に一人の負傷兵が転がり込んで来ることで巻き起こる女たちのスリリングな愛憎劇であり、ソフィア・コッポラの最高にポップで可愛い世界観を大きく覆す”新境地”。原作は1971年にクリント・イーストウッド主演『白い肌の異常な夜』で既に映画化されているが、本作はリメイクではなく「原作をもし女性視点で描いてみたら」という新たな視点によるもの。さらに、本作を彩るキャスト陣は、ソフィア・コッポラ映画史上最も豪華ともいえる面々が集まった。秩序を守る女学院の園長役にはニコール・キッドマン、小悪魔な生徒役にエル・ファニング、恋に恋する純粋な教師役をキルスティン・ダンスト、負傷兵役をコリン・ファレルが演じている。アメリカ南部の世間から隔絶された女子寄宿学園に暮らす美しき女性7人。ある日、負傷した北部の敵兵に遭遇し屋敷へと運び手当をする。女性に対し紳士的でかつ美しい男性と触れ合う中で、誰もが彼に心を奪われていく。しかし、次第に彼女たちは情欲と危険な嫉妬に支配されてしまう。秩序を守るか、欲望を取るか、彼女たちが最後に下した決断とは―。閉ざされた女の園に、招かれざる男がひとり。心かき乱され、本能が露わになる純白の聖女たちの愛憎劇に注目だ。
2017年11月01日ガーリーカルチャーのアイコン、ソフィア・コッポラが新境地に挑み、カンヌ国際映画祭で話題をさらった最新作の邦題が『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』に決定。ニコール・キッドマンら豪華キャストが集結した本作が、2018年2月23日(金)より日本で公開される。ポップで可愛いガーリーカルチャー全開の世界観の造り手として、不動の人気を誇るソフィアが今回挑むのは、南北戦争期、閉ざされた女子学園に1人の負傷兵が転がり込んでくることで巻き起こる女たちの愛憎劇。1971年にクリント・イーストウッド主演『白い肌の異常な夜』として映画化もされているが、ソフィアは本作のメガホンを取るにあたり、「あくまでリメイク作品ではなく、原作を”もし女性視点で描いてみたら…” という発想で本作を制作した」と述べている。キャスト陣には、ソフィア映画史上最も豪華ともいえる面々が集結!秩序を守る女学院の園長役にはニコール・キッドマン、小悪魔な生徒役にエル・ファニング、恋に恋する純粋な教師役をキルスティン・ダンスト、負傷兵役をコリン・ファレルが演じるほか、『スパイダーマン:ホームカミング』『ナイスガイズ!』のアンガーリー・ライス、『サウスポー』『ピートと秘密の友達』のオオーナ・ローレンスなど、美少女たちも極上のミステリーに彩りをそえる。今年5月に世界に先駆け初披露された第70回カンヌ国際映画祭では、ソフィアは女性監督としては実に56年ぶり2人目の快挙となる監督賞を受賞。6月の北米公開を皮切りに、世界中のメディアや評論家を唸らせていることからも、期待は高まるばかり。世間から隔絶された女子寄宿学園に暮らす美しき女性7人は、秩序と欲望、どちらを取るのか。彼女たちが最後に下した決断とは――。ソフィア・コッポラが満を持して新境地のスリラーに挑む意欲作から目が離せない。『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』は2018年2月23日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年11月01日オスカー女優シャーリーズ・セロンがブロンドの最強スパイを演じ、『X-MEN』のジェームズ・マカヴォイや『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』のソフィア・ブテラと共演する『アトミック・ブロンド』。本日8月7日(月)のシャーリーズの誕生日に合わせ、クールかつ、妖艶な姿をとらえた最新場面写真がシネマカフェに到着した。本作で、ベルリンを舞台に、圧巻のアクションを披露する美しき女スパイ、ロレーン・ブロートンを演じるシャーリーズ。監督は、『ジョン・ウィック』の共同監督を務め、『デットプール』の続編監督にも決定しているデヴィッド・リーチという強力タッグが実現した。南アフリカ出身のシャーリーズは1975年生まれ。1996年にジェームズ・スペイダーら共演の『2daysトゥー・デイズ』で映画デビューした彼女は、『ワンダーウーマン』で女性監督作品の歴代興行記録をつくったパティ・ジェンキンス監督の『モンスター』で殺人犯を演じ、アカデミー賞主演女優賞、ベルリン国際映画祭銀熊賞(女優賞)、ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門主演女優賞など数々の賞を受賞。近年では、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のフュリオサ役が日本でも大人気に。先日、全米でひと足早く封切りされた本作は、シャーリーズ単独主演作としては過去最高のオープニング成績をたたき出している。このたび届いた場面写真では、真っ白なコートに身を包み、サングラスをかけて颯爽と歩くシャーリーズ演じる女スパイ、ロレーンの姿が。どこか人を寄せつけない空気感を醸し出している。また、赤いライトに照らされ何かを見つめる姿の写真では、肩から腕にかけてのラインに要注目。本作のために鍛え上げた、逞しくも美しい筋肉を確認できる。さらに、いま話題のソフィアとのツーショットも解禁!セクシーなドレスに身を包んだ2人がバーカウンターに立ち、言葉を交わしている様子はまさに“絵になる2人”。先日行われたベルリンプレミアでも仲睦まじい姿を目撃されている2人だが、劇中での関係性も気になるところだ。『モンスター』や『マッドマックス怒りのデス・ロード』などと並ぶシャーリーズの代表作の1つになる、といわれている本作。SNS上では本作の公開を心待ちにする期待の声が後を絶たないという。『アトミック・ブロンド』は10月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月07日朽ちた肉体を包帯でぐるぐる巻きにされたモンスター、ミイラ…。1932年の名作『ミイラ再生』に馴染みのない世代でも、「ミイラ」と聞けば、古代エジプトの棺に横たわる姿や、両手を伸ばし、よろよろと歩く姿など、脳裏にはある一定のイメージが浮かぶはずだ。『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』は、そうしたこれまでのミイラのイメージをガラリと変えてしまった。生きたままミイラにされ、数千年の眠りから蘇る点は同じでも、85年の時を経て現代に新たに現れたミイラは、かつての“砂漠の王女”だった。しかも演じるのは、『キングスマン』の義足の殺し屋ガゼル役で一躍注目を集めたアルジェリア系フランス人女優のソフィア・ブテラ。本作の日本公開を前に、演じた砂漠の王女について、そして初共演したビッグスター、トム・クルーズについて、ソフィアがたっぷりと語ってくれた。フランケンシュタインや透明人間、狼男など、往年のモンスターたちを現代の世に蘇らせるユニバーサル・スタジオのプロジェクト「ダーク・ユニバース」。その1作目として先陣を切る本作の監督アレックス・カーツマンには、プロジェクトの立ち上がりからスクリーンに初めての“女性のミイラ”を登場させるというビジョンがあった。そして、そのカーツマンを誰よりも魅了したのが、『キングスマン』で鮮烈な印象を放っていたソフィア。なんと、トムよりも先に彼女の起用が決まっていたという。「『スター・トレック BEYOND』の撮影がちょうど終わるころに監督からアプローチをされたの。もともと子どものときにオリジナルを観ていて印象深かったんだけど、その素晴らしい作品のリメイクということと、このミイラを自分が演じるということについて、不安だったし怖いと思っていたわ」と、ソフィアはふり返って語る。『スター・トレック』で演じた激強で優秀なエンジニア、ジェイラと同様、おそらく何時間も特殊メイクが必要なこと、何より名作ホラーのリメイクであることに大きなプレッシャーを感じたのも無理はない。「でも、最終的には、逆にそのことがまさに自分がこの役をやりたいと思った理由になった」とソフィア。カーツマン監督はソフィアにOKをもらうべく、彼女を想定したデザイン画などを用意し、プレゼンを繰り返したそうだが…。「監督のビジョンとか、オマージュというものもすごく気に入ったし、自分自身がかつては名優が演じたミイラのキャラクターを演じられるということ、そして、この『ダーク・ユニバース』というモンスターの世界に踏み入れられることに、結局はとてもワクワクしたからなの」。「最初の映画史に残るホラーでありモンスター映画に、また命を吹き込むということだもの。その中でも、映画史に新たな歴史を刻むシリーズ1作目の主要な女性キャラクターを演じられたことは特に、私にとってすごくエキサイティングなことだった」と、ソフィアは続ける。「ミイラというのは、ユニバーサル作品の中でアイコンとしてみんなの中に刻まれている。監督がミイラ役を女性に、しかも私をそのキャラクターに当てはめて思ってくれていたことが、まず何より感動したわ。女性を力づけてくれる、そんな強いキャラクターだと思うの。モンスターだからといって、女性じゃいけないという道理なんてないと思うし、こういうキャラクターを女性が演じるのは、もっとやってもいいんじゃないかと思ってる。むしろ、女性のほうがより荒々しいんじゃない?(笑)」。とはいえ、砂漠の王女アマネットになるためには、実に「24回もスクリーンテストを繰り返した」という。その神秘的なメイクには毎回3~4時間かかったそうで、いつ撮影の声がかかってもいいように、ソフィアとメーキャップチームは午前3時からスタンバイすることもあったとか。また、絢爛ドレスを身に纏ったまま、生きながらにミイラにされたという“ミイラ”アマネットの姿は、『パイレーツ・オブ・カリビアン』全作を手がける伝説的衣装デザイナー、ペニー・ローズが苦心のすえに編み出した。「この作品を成立させるためには、アマネットのキャラクターが成立していなければいけなかったの。やっぱり、観客みんなのマインドに何かしっかりと爪あとを残すような、ハッとさせるようなルックスが必要だったし、アマネットが再生していくさまも見せなければいけないから、そのことも含めて、とにかくいままで見たことがないようなユニークなルックスというのを求めた結果だったわ」。では、美しき砂漠の王女は、そもそもなぜ、そんな運命を辿ってしまったのだろうか。「彼女は父親に捨てられた、と私は思っているの。努力してファラオ(王)になるべく頑張ってきたのに、たまたま父親に(次に)生まれた子どもが息子だったというだけで、全てのポジションを奪われてしまったの。そこにはやっぱり、なんで女性じゃダメなのかという想いもあったと思うし、だから騙されたということと、それによって心が折れてしまった、そうゆう女性なんだと私は思うわ」と、ソフィアは王女の悲運に思いを馳せる。アマネットはいわば、自分を一番愛してくれるはずだと思っていた人に裏切られたキャラクターであり、「彼女に起きる変化というのは、実は彼女の心の中で起きていることの全部メタファーだと私は見ているの」とソフィア。「演じる私としては、やっぱり彼女にシンパシーを感じなければ、自分なりに彼女が誰であるのかをちゃんと理解して、彼女の行動を正当化しなければ、ただの邪悪な存在としてだけだったら、やっぱり演じることはできなかった。それが何かを見つけることが、自分にとっては重要だった」と明かしてくれた。そんな王女アマネットを、ソフィアはカリスマ性たっぷりに見事に体現する。外見のみならず、その立ち姿や所作、果ては“ナイフの振り下ろし方”1つとっても、たおやかで威厳たっぷり。マドンナのバックダンサーなどで活躍してきた、ダンサーとしての素養が生かされている。「実は何をやるにしてもダンスをしていることは、私の大きな助けになってくれるの。例えば、自制心とか鍛錬とかの精神面を含め、アクションもダンスの振付のように覚えていくタイプだから、本当に役立っているわ」とソフィア。もちろん、予告編でも見せているようにキレキレのアクションは本作でも健在で、時にはあのトム演じる主人公ニックを吹っ飛ばすことも!「そう言えば、映画の中で顔を引っぱたいていたわよね、忘れちゃってたわ(笑)」とお茶目に笑うソフィア。「でも、そんな彼と共演できたことは本当に私にとってラッキーなことだった」と真摯に語る。「彼との仕事は、喜びのひと言ね。本当に楽しくて、もちろんすごく素晴らしいアクターでもあるけれど、現場での熱意がすごいの。自分の時間や知識も惜しみなく分け与えてくれる懐の深さがあって、楽しいうえに、彼からたくさん学ぶことができたわ」と明かす。「知識も豊富だし、とにかく自分が大好きな映画作りに対する献身、全てを捧げる姿勢とか、努力を惜しまないところとか、映画作りに対する仕事量とその時間の掛け方が半端ではないの。“だからトム・クルーズはトム・クルーズなんだ”と思うほどのものだったし、心から作品作りを大切に思っている。それってたぶん、スクリーン越しに伝わる部分じゃないかな」。さらに、「現場ではたくさんの質問を彼にぶつけることができて、どれにも丁寧に答えてくれたわ」という。例えば、どんなこと?「かなり技術的なことで、例えばレンズの話ね。私はいままでレンズとか、フレーミングとか、カメラには詳しくなかったんだけれど、それはどの役者も知っているべき知識として、彼が結構、細かいところまで教えてくれたわ。いままではそういったものに不慣れだったのに、トムとこの作品を経験したことで、いまはそういったものが分かるようになったわ。(演技が)やり易くなったの。あとは仕事の仕方、そして現場での振る舞い方などを含め、本当にたくさんのことを彼から教わったわ」。そんなトム演じるニックは、ソフィア演じる王女アマネットによって“選ばれ”、墜落した飛行機からも無傷で生き残り、彼女に立ち向かっていくことになる。ニック、そして王女アマネットの運命は、どんな結末を迎えることになるのか…。ずばり、今後の「ダーク・ユニバース」でもアマネットに会える可能性は!?「できれば、そうあってほしい。このキャラクターが本当に大好きだし、アマネットのバックストーリーをとても気に入っているから、ぜひ演じたいとは思っているわ」とソフィア。「ダーク・ユニバース」の幕はまだ上がったばかり、「これからどんな展開が待ち受けているのか、どんな作品が届けられるのか、とにかくワクワクしているわ」という彼女自身も、今後はシャーリーズ・セロンと共演する『アトミック・ブロンド』をはじめ、話題作がひっきりなし。また新しいキャラクターで、私たちファンをワクワクさせてくれるに違いない。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ザ・マミー/呪われた砂漠の王女 2017年7月28日より全国にて公開(C) Universal Pictures
2017年07月31日今年のカンヌ国際映画祭で、女性監督として史上2人目の監督賞に輝いたソフィア・コッポラ。彼女が初めて演出を手がけたオペラ公演「La Traviata」(原題)の模様が、『ソフィア・コッポラの椿姫』として限定公開。このほど、世界的ハイブランド「ヴァレンティノ(VALENTINO)」の創始者ヴァレンティノ・ガラヴァーニが担当した衣装も確認できる、貴重な劇中カットがシネマカフェに到着した。『ヴァージン・スーサイズ』(’99)で監督デビューし、『ロスト・イン・トランスレーション』など注目作を発表し続け、最新作『The Beguiled』(原題)ではカンヌ監督賞を受賞したソフィア・コッポラが、オペラを初演出。演目は、イタリアの作曲家ジュゼッペ・ヴェルディの人気悲恋オペラ「椿姫」。華やかなパリ社交界に生きる高級娼婦ヴィオレッタが、数々の裕福な男たちをとりこにしながら見つけた真実の愛、そして誇り高く生きる女性の運命を描き出す。本公演は、ローマ歌劇場で2016年5月24日から行われた公演で、指揮は「ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団」のアソシエイト・コンダクターをつとめていたヤデル・ビニャミーニ、ヴィオレッタ役はここ数年注目されてきているフランチェスカ・ドット(ソプラノ)、アルフレード役に来日公演も増えてきているアントニオ・ポーリ(テノール)が出演する。そして今回、本作の劇中カットが到着。衣装を担当したヴァレンティノ・ガラヴァーニは、ソフィアの代表作のひとつ『マリー・アントワネット』を見て感銘を受け、名作にモダンなタッチを加えるために直々にコッポラに演出をオファー、今回の公演の実現に至ったという。ガラヴァーニは自らヴィオレッタの衣裳をデザイン、そのほかの人物のデザインをマリア・グラツィア・キウリ、ピエールパオロ・ピッチョーリらが手掛けている。今回解禁になった写真は、まず、第1幕、ヒロイン・ヴィオレッタの屋敷で、ヴィオレッタが運命の相手アルフレードと出会い、2人きりになるシーン。そして、2枚目は第3幕で肺結核により生命が尽きかけているヴィオレッタがアルフレードと最後に言葉を交わすクライマックスのシーン。先日、日本公開決定時に解禁となった2人の愛がぶつかり合う第2幕のシーンと併せて比較すると、ガラヴァーニの衣装の鮮やかさが一目瞭然。一方、ソフィアはガラヴァーニからオペラ演出の依頼を受けたときのことをこう語る。「彼から電話で頼まれて、もちろんイエスと言ったわ。まさかオペラを演出する日が来るとは思わなかったし、演出の方法も知らなかった。でも彼にノーとは言えなかった。ヴァレンティノ・ガラヴァーニと働けることは素晴らしい機会だし、自分にとってやりがいのあることだから」。巨匠と天才のタッグで実現したオペラ「椿姫」を、豪華な衣装とともに日本のスクリーンでも堪能してみて。『ソフィア・コッポラの椿姫』は10月6日(金)よりTOHOシネマズ日本橋にて2週間限定公開ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年07月26日ソフィア・コッポラ初演出のオペラ『ソフィア・コッポラの椿姫』が映像化。2017年10月6日(金)よりTOHOシネマズ日本橋にて2週間限定公開、その後順次全国公開となる。ソフィア・コッポラとは映画監督のソフィア・コッポラは『ゴッドファーザー』で知られる、フランシス・フォード・コッポラの娘であり、兄弟や親戚に監督や俳優が多い、芸術一家の生まれ。『ヴァージン・スーサイズ』(99)で監督デビューし、『ロスト・イン・トランスレーション』(03)など注目作を発表し続けてきた。人気悲恋オペラ『椿姫』を演出今回コッポラが初演出するのは、イタリアの作曲家ジュゼッペ・ヴェルディの人気悲恋オペラ『椿姫』だ。主人公は華やかなパリ社交界に生きる、高級娼婦のヴィオレッタ。数々の裕福な男たちを虜にしてきた彼女が、見つけた「真実の愛」の行方を描く名作にモダンなタッチを加えた。本公演はローマ歌劇場で2016年5月24日(水)から行われたもので、ヴィオレッタ役としてフラン チェスカ・ドット、そしてアルフレード役として来日公演も増えてきているアントニオ・ポーリが出演している。なお今回の演出は、ヴァレンティノ(VALENTINO)創始者であるヴァレンティノ・ガラヴァーニが、彼女の代表作のひとつ『マリー・アントワネット』(06)を見て感銘を受け、直々にオファーしたそう。衣装にも注目鮮やかな赤色が印象的なヴィオレッタの衣装はヴァレンティノ・ガラヴァーニがデザイン。さらに、劇中の衣装は、ヴァレンティノのデザイナーとして活躍するピエールパオロ・ピッチョーリや、ヴァレンティノのデザイナーであったマリア・グラツィア・キウリ(現ディオール(Dior)のデザイナー)が手がけており、本公演の見どころの1つとなっている。舞台美術にも注目また舞台美術には、ハリウッドで数々の大作を手掛け、『プレステージ』(06)、『ダークナイト』(08)、『インターステラー』(14)でアカデミー賞美術賞に3度ノミネートされ、話題の作品『ダンケルク』も手掛けるプロダクションデザイナーのネイサン・クロウリーが大抜擢されている。【詳細】『ソフィア・コッポラの椿姫』公開日:2017年10月6日(金)※TOHOシネマズ日本橋2週間限定公開、その後順次全国公開演出:ソフィア・コッポラ指揮:ヤデル・ビニャミーニ合唱指揮:ロベルト・ガッビアーニ舞台美術:ネイサン・クロウリー衣装:ヴァレンティノ・ガラヴァーニ、マリア・グラツィア・キウリ、ピエールパオロ・ピッチョーリキャスト:ヴィオレッタ:フランチェスカ・ドット、アルフレード:アントニオ・ポーリ、ジェルモン:ロベルト・フロンターリ原題:La Traviata©Yasuko Kageyama
2017年07月21日『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のフュリオサ役が高い評価を受けたシャーリーズ・セロンが、今度は“最強の女スパイ”を演じる『アトミック・ブロンド』。7月17日(現地時間)、本作のワールドプレミアが物語の舞台となったドイツ・ベルリンにて開催され、シャーリーズと共演のソフィア・ブテラが登壇した。『ジョン・ウィック』共同監督で、『デットプール』続編のメガホンもとるデヴィッド・リーチが手がける本作。主人公のブロンドヘアの女スパイ、ロレーン・ブロートンを演じるのは、アカデミー女優のシャーリーズ。共演には、トム・クルーズ主演『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』で“王女ミイラ”役に起用されたソフィア、『X-MEN』シリーズのジェームズ・マカヴォイ、さらに『キングコング:髑髏島の巨神』などのジョン・グッドマン、「SHERLOCK/シャーロック」のトビー・ジョーンズなど実力派俳優が脇を固めている。この日、ベルリン・ポツダム広場劇場には、最強の女スパイ、ロレーンを演じたシャーリーズ、そして、いま最も注目を集める新進女優であり、ロレーンに接近する謎の“フランス人スパイ”を演じたソフィアをひと目見ようと、大勢のファンが集結。真っ赤なリップに、「クリスチャン・ディオール(Christian Dior)」の真っ白なブラレットとハイウエストのマイクロミニスカートという大胆衣装をまとったシャーリーズは、大歓声の中、レッドカーペットに到着。ファンのもとに駆け寄り、サインや写真撮影に応じた。その後、スパンコールが施された黒のロングドレスに身をつつんだソフィアをリードするように、手をつなぎながらフォトコールに登場し、取材陣を圧倒。フォトコール中もシャーリーズとソフィアは終始談笑しており、その姿からも2人の仲の良さが伺えた。プレミア上映への期待のコメントを求められたシャーリーズは、「緊張と興奮が入り混じった気分。初めて作品を見せる機会なのでドキドキしている」とコメント。ソフィアも「女性を勇気づける素晴らしい作品に仕上がっていると思う。シャーリーズは驚異的な存在。参加できてすごく光栄」と共演に喜びを示した。続いて、上映前に劇場に姿を現したシャーリーズとソフィア。シャーリーズは会場に集まったファンに、「今日まで長い旅でした。ベルリンを舞台にした作品を手掛け、この土地で撮影できたことを誇りに思う。ベルリンの皆さまにお披露目できるなんて私たちにとって本当に特別なひとときです」と感慨深げ。「撮影に協力してくれた全てのクルー、あなたたちが1人でも欠けていたら、映画は完成しませんでした。ソフィア、あなたの素晴らしい才能に感謝してるわ。映画を楽しんで!ベルリンありがとう!」と、ソフィアをはじめ、すべてのキャスト・スタッフに感謝と尊敬の意を表しながら、隣に立つソフィアと熱いハグを交わしていた。『アトミック・ブロンド』は10月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年07月19日世界的に活躍する女性映画監督ソフィア・コッポラが、「Panthère de Cartier Watch(パンテール ドゥ カルティエウォッチ)」(以下パンテール)の新コレクションを記念したスペシャルショートムービーを製作。主演を『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のコートニー・イートンが務めていることが分かった。独自のスタイルとフェミニティに象徴される「The Maison Cartier(メゾン カルティエ)」。同ブランドの、80年代の世相を反映し陽気で大胆なスピリットをまとって生まれたフェミニンウォッチ“パンテール”。30年近い時が流れ、新たに甦ったこのウォッチは、あらゆる女性独自のスタイルとパーソナリティを表現し、ウォッチ時計ではなく、ジュエリーとしての存在感を持つ。今回公開されたショートムービーの監督を務めたのは、スタイル、テイスト、そしてモダンエレガンスのアイコンとして際立った存在感を示すソフィア・コッポラ。次回作『The Beguiled』(原題)では2017年カンヌ国際映画祭にて、女性監督として56年ぶりとなる監督賞を受賞し話題となっている。コッポラ監督は、パンテール ウーマンを“エレガントで洗練された、シックでグラマラス、そして陽気でありながら色気のある女性”と捉え、ダウンタウンユニオンステーション、ジョルジォ・ナイトクラブ、ハリウッドのホテル、“フォックスレジデンス”など数日間にわたるLAでの撮影を行い、そのムードや“旅する女性”を表現した。ショートムービーに起用されたのは、モデルであり2015年公開作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』で女優デビューも果たしたコートニー・イートン。魅力的で自然体なコートニーが“パンテール ウーマン”を体現し、グラマラスなパンテールの舞台を作り上げた。また、コートニーがナイトクラブに繰り出すシーンには、以前にもコッポラ監督に出演したブルックリン姉妹やアマンダ・サッダーノが出演している。「パンテール ドゥ カルティエ ウォッチ」は6月2日(金)より発売中。※一部モデルは7月、発売予定。(text:cinemacafe.net)
2017年06月09日プーマ(PUMA)とロンドン発のシューズブランド「ソフィア・ウェブスター(Sophia Webster)」のコラボレーションが決定。2017年9月9日(土)よりプーマストアおよびプーマ取り扱い店舗にて発売される。「ソフィア・ウェブスター」は、花や蝶などをモチーフにしたポップで遊びココロの効いたシューズを展開する、ロンドンのシューズブランド。その造形的なデザインを好んで、ビヨンセやケイティ・ペリーなどが愛用するシューズとしても知られている。過去にはバービーとのコラボレーションシューズも発売してきた。今回発表されたプーマとのタッグでは、ダンスから着想を得たシューズとアパレルが展開される。プーマのアイコニックなアイテムが、ソフィア・ウェブスターのフィルターを通したポップなデザインに。第1弾は、ブラックの光沢と透け感のある手書き風パターンや、極楽鳥の異名を持つフクチョウをモチーフにした蛍光色の鮮やかなデザインが登場する。第2弾には、パステルなカラーリングながら力強いグラフィックやスポーティーなメッシュを所々使用した甘すぎないデザインがラインナップ。さらに、このコラボレーションで最も注目したいのは、スニーカー「パールケージ(Pearl Cage)」シリーズだ。このシリーズのためにソフィア・ウェブスターが手掛けたラバーケージが色鮮やかにスニーカーを縁取り、プーマらしいスポーティーさとソフィア・ウェブスターオリジナルシューズのキュートさが見事に融合している。【詳細】プーマ×ソフィア・ウェブスター発売日:2017年9月9日(土)取り扱い:プーマストアおよびプーマ取り扱い店舗【問い合わせ先】プーマ お客様サービスTEL:0120-125-150
2017年06月08日ソフィア・コッポラ監督最新作の映画『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』が、2018年2月23日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国公開となる。ソフィア・コッポラの新境地、ダークな女性像を描くソフィア・コッポラ監督の長編劇映画第6作目となる『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』は、1966年にトーマス・P・カリナンが発表した同名小説「The Beguiled」を原作にしている。物語の舞台は、南北戦争期アメリカの男子禁制の女学園。負傷した北軍兵士を女学園にかくまったことから、性へ過敏になった女性たちに競争心が芽生え、学園内の均衡が崩れていくというスリラーが描かれている。1971年にドン・シーゲル監督、クリント・イーストウッド主演の『白い肌の異常な夜』として映画化されているが、『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』ではシーゲル監督の作品とは異なり、“女性の登場人物の視点から描いた作品”だとしている。また、これまでのソフィアの作品に見られた、女性のポップでガーリーな魅力とは一転して、女性のダークな一面を垣間見ることができるという。ニコール・キッドマンら豪華キャストキャスト陣にはソフィア映画史上最も豪華ともいえる面々が集まった。女学院の園長役にニコール・キッドマン、恋に恋する純粋な教師役にキルスティン・ダンストを起用。そして、負傷兵役をコリン・ファレルが演じる。なお、2017年5月に開催された第70回カンヌ国際映画祭では、ソフィア・コッポラが監督賞を受賞。また、女学園の校長を演じたニコール・キッドマンが第70回記念名誉賞に輝いている。エル・ファニングの魅せる妖艶な演技中でも注目したいのは、ソフィア・コッポラの作品に『SOME WHERE』以来2度目の出演となるエル・ファニング。当時は子役として演技を光らせていた彼女が、本作では女子寄宿学園に暮らす早熟な少女・アリシアを熱演する。学園に運ばれてきた負傷兵マクバニーを挑発的に誘惑していくが、果たして彼の心を掴むことはできるのか……近年『パーティで女の子に話しかけるには』など、新作への出演が絶えないエル・ファニングの新たな魅力に期待したい。ストーリーアメリカ南部の世間から隔絶された女子寄宿学園に暮らす美しき女性7人。ある日、負傷した北部の敵兵に遭遇し屋敷へと運び手当をする。女性に対し紳士的でかつ美しい男性と触れ合う中で、誰もが彼に心を奪われていく。しかし、次第に彼女たちは情欲と危険な嫉妬に支配されてしまう。秩序を守るか、欲望を取るか、彼女たちが最後に下した決断とは―作品詳細『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』公開日:2018年2月23日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国公開監督:ソフィア・コッポラキャスト:コリン・ファレル、ニコール・キッドマン、キルスティン・ダンスト、エル・ファニング2017/アメリカ/93分/英語/ヨーロッパビスタ/ドルビーデジタル/原題:The Beguiled提供:東北新社配給:アスミック・エース STAR CHANNEL MOVIESPG-12©2017 Focus Features LLC. All Rights Reserved.■写真展概要「Andrew Durham Set Pictures Behind the Scenes with Sofia Coppola」発売記念写真展期間:2018年1月16日(火)~1月19日(金) 11:00~21:00場所:ルミネ 0 スタジオ(新宿ニュウマン 5F)住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-55料金:無料※メモリアル・フォトブックは、1月16日(火)より、BOOKMARC、ツタヤ トウキョウ ロッポンギにて先行発売され、2月2日(金)より全国書店にて発売。問い合わせTEL:㈱東北新社 版権営業部 劇場配給・宣伝チーム 03-5414-0441
2017年06月01日ソフィア・コッポラが“ガーリー”を卒業し、自身の集大成として手がけた最新作『The Beguiled』(原題)が、第70回カンヌ国際映画祭にて見事、監督賞を受賞。さらに第70回記念名誉賞を、本作はじめ2作品がコンペ部門に出品されたニコール・キッドマンが受賞した。本作は、1966年にトーマス・P・カリナンが発表した同名小説を基に映像化。1971年に一度、クリント・イーストウッド主演、ドン・シーゲル監督で邦題『白い肌の異常な夜』として映画化されている。舞台は南北戦争期、ヴァージニアの男子禁制の女子学園。負傷した北軍兵士が治療をすべく学園に匿われたことから、女性たちは性に過敏になり、競争心が生まれ、驚くべき事態へと展開していく、という極上のミステリー。ニコールに、キルスティン・ダンスト、エル・ファニング、さらに兵士役に『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』『ロブスター』のコリン・ファレルという豪華キャストが、ソフィア・コッポラ監督のもとに集結。『ヴァージン・スーサイズ』(’99)で監督デビューし、『SOMEWHERE』や『ブリングリング』など注目作を発表し続けてきた彼女の新作が、『マリー・アントワネット』(’06)以来11年ぶりにカンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、公式上映には豪華キャスト陣も華やかに集結した。そして、現地時間5月28日(日)午後7時15分から「LUMIERE」で行われた授賞式。コンペティション部門には、アメリカからトッド・ヘインズ、ノア・バームバック、アジアからは『光』の河瀬直美ほかホン・サンスとポン・ジュノ、フランス勢としてミシェル・アザナビシウスに加えジャック・ドワイヨン、フランソワ・オゾン、ロバン・カンピロの4名、さらにミヒャエル・ハネケ、ヨルゴス・ランティモス、ファティ・アキンら、18人の監督の作品が出品されていた。この強豪たちを見事に制し、ソフィア・コッポラが監督賞を受賞!『マリー・アントワネット』でコンペに出品し、無冠で敗れて以来、11年の時を経て屈辱を晴らした形となった。また、第70回記念名誉賞には、本作で女子学園の校長を演じたニコールが選ばれた。これまでのソフィア・コッポラ作品といえば、『マリー・アントワネット』などに見られる“女性の可愛さ”が象徴的に描かれていたが、本作では一転して“女性のダークな部分”を見ることができる作風に。特に女性キャスト陣は、ニコールやキルスティン、エルと過去にソフィアの監督作に出演してきた“ファミリー”ともいえる面々が揃い、集大成的な作品ともいえそう。カンヌ映画祭会期中のインタビューでソフィアは、「本作はシーゲル監督の作品と同じ物語を下敷きにしているけど、新たな解釈であって、リメイクではないの。女性の登場人物の視点から描いた作品よ」と、本作のオリジナリティを説いていた。また、ニコールは「本作を監督するのは女性でなければならないと思うわ。女性の本質から作り出される物語なの」と、象徴的な言葉で語っている。『The Beguiled』(原題)は今冬、公開予定。(text:cinemacafe.net)
2017年05月29日フランシス・フォード・コッポラ夫人にして、ソフィア・コッポラの母であり、最高のスタッフとしてコッポラ家を陰で支えてきたエレノア・コッポラ。彼女が自身の体験を基に描いた長編実写作品監督・脚本デビュー作『PARIS CAN WAIT』(原題)が、邦題『ボンジュール、アン!』として日本公開されることが決まった。アン(ダイアン・レイン)は人生の岐路に立っている。長年連れ添った映画プロデューサーの夫(アレック・ボールドウィン)は、成功を収めているが妻には無頓着。ある日、夫の仕事仲間(アルノー・ヴィアール)とともに、カンヌからパリへ車で向かうことになる。ただの7時間のドライブのはずが、美しい景色、おいしい食事とワイン、ユーモアと機知に富んだ、新たな発見の旅となり始め…。仕事ばかりで家庭には無頓着な夫を持つ大人の女性が、子育ても落ち着き、人生のひと区切りを迎えようとしていたころ、思いがけないパリへの旅を通して、自分自身を見つめ直し、人生の喜びや幸せを新たに発見することになる物語。監督・脚本を務めたのは、コッポラ家を陰で支えながらアーティストとしての輝かしいキャリアを持ち、2冊のノンフィクション本も執筆、そしてエミー賞を受賞した「ハート・オブ・ダークネス/コッポラの黙示録」をはじめ数十本のドキュメンタリー作品を制作しているエレノア・コッポラ。80歳にして本作が初の長編実写作品となる。エレノア自身を投影させたアン役には、『運命の女』でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされ、『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』でも献身的に家族を支えるトランボの妻を見事に演じきっていたダイアン・レイン。そのほか、俳優のみならず監督・脚本家としてもフランスを中心に活躍しているアルノー・ヴィアール、舞台・映画・テレビと幅広く活躍し、現在は声優を務めた『The Boss Baby』(原題)が全米大ヒット中のアレック・ボールドウィンなどが脇を固める。美味しい食事やワイン、コート・ダジュール地方の美しい景色や遺跡など、フランスの魅力がギュッと詰まった本作は、人生に迷える全ての大人へ一歩踏み出す勇気をくれる、“心にも美味しい”作品となっている。『ボンジュール、アン!』は7月7日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年04月30日サルヴァトーレ フェラガモ(Salvatore Ferragamo)から新作「ソフト・ソフィア・サドル」が登場。2016年11月から販売が開始される。ソフィアバッグはブランドのアイコニックなバッグであり、人気シリーズアイテムの1つ。象徴的な鉤型フックのモチーフ“ガンチーニ”、ソフトハンドル、そして取り外し可能なショルダーストラップが特徴だ。2017年春夏コレクションでデビューした「ソフト・ソフィア・サドル」はソフィアバッグの主要な特徴を継承しつつ、新たな装いを加えたアイテムだ。柔らかなサドルレザーを使うことで、バッグの形状に生まれるわずかな凹凸感。ブランドの洗練されたデザインと相まって、自然で新たな装いがもたらされている。サイズはミディアムとスモールの2種類。カラーはミディアムがブラック、ベージュ、ブラウン、テラコッタの4色で、スモールはブラックとテラコッタのみ発売される。また、贅沢なクロコダイルバージョンなど、今シーズン中にいくつかのバリエーションが発売される予定だ。【詳細】ソフト・ソフィア・サドル発売時期:2016年11月アイテム:・ミディアム(ブラック、ベージュ、ブラウン、テラコッタ) 240,000円+税・スモール(ブラック、テラコッタ) 210,000円+税【問い合わせ先】フェラガモ・ジャパン株式会社TEL:0120-202-170
2016年11月18日ソフィア・コッポラ(Sofia Coppola)監督、映画『マリー・アントワネット』の特別上映会が11月4日から11月17日まで、TOHOシネマズ 六本木で行われる。同上映会は、六本木ヒルズ森タワー52階の森アーツセンターギャラリーで行われている「ヴェルサイユ宮殿《監修》マリー・アントワネット展 美術品が語るフランス王妃の真実」の開催を記念して行われるもの。同作は、フランス王妃マリー・アントワネットの“心”の軌跡を描き出した作品。14歳で嫁いでから37歳で処刑されるまでの波瀾万丈の人生を描いた映画となっている。王妃という最高の栄誉と贅を手に入れたマリーであるが、実際は24時間付き人がついて生活するほか、世界中から注目を浴び、ゴシップネタにされるなど、不自由な日々を送っていた。作中では、王室の豪華な衣装や風景が再現。アカデミー賞を2度受賞したデザイナーのミレーナ・カノネロがこの映画のために作った衣装が、宮廷の貴族達を彩る。また、高級靴ブランドとして有名なマロノ・ブラニク(Manolo Blahnik)が手掛けた靴や、老舗洋菓子メーカーのラデュレが用意したスイーツが魔法のような世界を創り出している。上映劇場はTOHOシネマズ 六本木のみ。上映期間は11月4日から11月17日で、チケットは1,100円となっている。上映時間等の詳細情報はTOHOシネマズ公式サイトにて。
2016年10月28日ディズニーが手がける人気シリーズの最新作『ちいさなプリンセス ソフィア/ひみつのとしょしつ』のDVDが明日にリリースされるのを記念して、主人公のソフィアと、『アナと雪の女王』の人気キャラクター、オラフの共演シーンが公開になった。公開された新映像『ちいさなプリンセス ソフィア』は、ふつうの女の子ソフィアが母親の結婚をきっかけに“プリンセス”になったことから、外見だけでなく内面も成長していくことで、真のプリンセスになるまでを描くシリーズ。このほど公開になったのは、明日発売のDVDに収録されている『ひみつのとしょしつ オラフとネトルのものがたり』のワンシーンだ。いつもそそっかしく、様々なドジをしては、観客を笑わせてくれるオラフは、本作でもペガサスに乗って空を飛んでいる間に自分の鼻(ニンジン)を落としてしまい、それを取りに行こうと空からジャンプして大騒動に。雪だるまのオラフが雪原を転がることで、身体がどんどん大きくなっていく場面は思わず笑みがこぼれる。ちなみに日本語版のオラフの声は、映画に引き続き、ピエール瀧が演じている。本DVDには他にも『メリダとおそろしの森』のメリダが登場する『ひみつのとしょしつ』や、『プリンセスのぼうけんクラブ』『プリンセスのバレエ』の4編が収録される。DVD『ちいさなプリンセス ソフィア/ひみつのとしょしつ』10月19日(水) 全話デジタルコピー付きDVD発売2800円+税同日、全話デジタル配信開始
2016年10月18日コリン・ファース主演『キングスマン』で、義足の殺し屋ガゼルを演じて大きな注目を集めたソフィア・ブテラ。『スター・トレック BEYOND』では新キャラクター・ジェイラに抜擢された彼女にフォーカスを当てた特別映像が、シネマカフェに到着した。『ワイルド・スピード』シリーズのジャスティン・リン監督と、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で歴代NO.1の全米興行収入を樹立した製作総指揮J・J・エイブラムスが初タッグを組んだ本作。両シリーズの醍醐味である前代未聞のアクションと空前のスケールが融合し、『スター・トレック』50周年という記念すべき年に観る者を圧倒する最新作に仕上がった。その本作で、ソフィアが演じるのは、スコッティ(サイモン・ペッグ)が感心するほど、若く優秀なエンジニアで、自分の力で自分を守ってきたため育まれた心と力の強さを持ち、やがてエンタープライズ号のクルーたちにとって大事な仲間となるジェイラ。オーディションにやってきたソフィアを見たリン監督は、「彼女がやって来ると、打ちのめされた。『ジェイラがいる』と感じたんだ。どこにあるか確かでないけれど求めていた性質を、彼女はいくつも持っていた」と振り返り、実際の彼女を念頭にキャラクター作り上げていったという。リン監督がいうその性質とは一体なんなのか?ソフィアが映像内で、自身が演じたキャラクター、ジェイラについて「すごく身体能力に優れたエイリアンなの」と説明するように、華麗にアクションをこなせる“優れた身体能力”が、その1つとして挙げられる。実はソフィアは、華麗なステージをつくり出す歌姫マドンナのバックダンサーを務め、マイケル・ジャクソンの「Hollywood Tonight」のMVや、ナイキの広告にも出演。マドンナのツアーのために実際には参加できなかったものの、マイケルの「This Is It」ツアーのオーディションにも合格するなど、世界で活躍するダンサーだった!そのダンスの経験を活かし、2ヵ月に渡りパルクールやマーシャルアーツの厳しい訓練を重ねた結果、映像内でも確認できるように、『キングスマン』のガゼルを彷彿とさせる回し蹴りや、こん棒を使った激しいアクションを披露している。また、エイブラムスが「元気いっぱいで愛嬌もあり、しかも強いからクルーにとって大事な仲間になる」とも説明するように、その人柄もジェイラの魅力のひとつ。そして、それはソフィアにも共通している。前作に続きウフーラを演じたゾーイ・サルダナは、彼女について「すごく性格も良くて、しかもプロフェッショナルで繊細だった。それに美しい!彼女の動きは見事だったし、現場ではとても楽しくやれた。彼女が現場にいないときも、彼女のことを話していたくらい」と大絶賛。ソフィア自身は本作での経験について、「(キャスト)みんなのことを愛してるわ。みんな家族のようで、すぐに入っていけた。いまでもそうだし、どこかの街でみんなが揃うと、食事をしたりメールをし合ったりしてるの。それぞれ個性があってみんな違うし、実生活だったら互いに友達にならなそうに見えるけど、みんなバラバラであると同時にしっかりつながってる。『スター・トレック』が持っているメッセージと同じようにね」と語っている。そんな異色の経歴を持ち、誰からも愛される素質をもったソフィアは、トム・クルーズ主演の『ハムナプトラ』リブート版でヒロインを務めるなど、今後ますますの活躍が期待されるハリウッド次世代スターのひとり。本作での活躍も見逃せない。『スター・トレック BEYOND』は10月21日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月01日ジャスティン・ビーバー(22)とソフィア・リッチー(18)が破局したと報じられている。別れを切り出したのはジャスティンのようで、ライオネル・リッチーの娘でモデルのソフィアとの関係が本格的に発展する前にクールダウンさせたかったようだ。2人は1カ月間交際していたとみられているが、複数の情報筋によれば、2人は正式に付き合っていたわけではなく、今は恋人をつくりたくないジャスティンが熱を帯びてきた2人の関係に終止符を打つことにしたのだという。関係者の1人はE!オンラインに「2人は決して正式に交際していませんでしたよ。もっとカジュアルな関係で、楽しんでいました。かなり熱を帯びていましたよ。今ジャスティンは真剣交際をするつもりはないので、クールダウンさせたかったんです。意図的にそうしたわけではなく、自然にそうなった感じなのです」と話す。こんな破局のニュースが流れる前、ソフィアはジャスティンとの関係が特別なものだと話していたばかりだった。「私たちは特別な関係なの。ジャスティンは話しやすいの。ロサンゼルスではそんな人を見つけるのが難しいのよ」(C)BANG Media International
2016年09月21日ジャスティン・ビーバーとソフィア・リッチーが早くも破局を迎えてしまったようだ。8月の来日公演にもソフィアが同行し、2人で東京都内のあちこちをデートしていた2人。数日前にソフィアは「私たちは特別な関係なの。ジャスティンはとっても話しやすい。ロサンゼルスにはそんな人はなかなかいないのよ」と交際を認める発言をしたばかりだが、関係者によれば2人はすでに破局しているという。22歳のジャスティンは、18歳のソフィアが急激に恋にのめり込んでいくのを「重い」と感じて、距離を置きたいと思ったそうだ。関係者は「2人はそもそも真剣に付き合ってはいなかった」と「E! Online」にコメント。「もっと気軽に楽しむ関係でした。でも、とても熱烈で重くなってしまった。ジャスティンはいま、誰とも付き合うつもりはないから、クールダウンさせたいと思ったんです」と語る関係者は、破局は意図的ではなく自然消滅に近いと話している。ジャスティンがソフィアとのツーショットを連投したことでインスタグラムが炎上、元カノのセレーナ・ゴメスがコメント欄で介入し、最終的にジャスティンがアカウントを削除する騒動も起きていた。ソフィアとは日本から帰国後、メキシコ旅行にも出かけてラブラブな様子だったのに、交際は6週間ほどで終止符を打った。(text:Yuki Tominaga)
2016年09月21日