ポール・マッカートニーとトム・ハーディが、今年のウェットノーズ・デイのチャリティーキャンペーンのサポーターになった。このイベントは学校、職場、動物病院といった場所、そしてイギリスの市民の間で黒い付け鼻をつけて、動物保護のための見聞を広めるチャリティー・キャンペーンで、イギリス中で毎年合計10万ポンド(約1,500万円)以上が募金として集まるという。環境保護活動にも力を入れているポールと大の犬好きのトムは、ほかの有名人共々このキャンペーンのサポート活動をするとのことだ。主催者の一人アンドレア・ガンビー=ボールジャー氏は「ポールがウェットノーズ・デイのサポートをしてくれると聞いて嬉しく思います。ここ数年ウェットノーズは素晴らしい支援を有名人の方々や動物保護の活動家の方々からもらっています。トム・ハーディ、ポール・オグレイディ、アマンダ・ホールデン、ブライアン・メイ、そのほか数え切れません」と有名人の参加を喜び、「小規模の動物保護施設における飼料のコストや獣医の治療費といった、動物たちが今危機的に必要なものの経費の大きな助けとなります」と明かす。また、「この何年もの間、一般的に社会は経済危機の様子を見せています。このことは動物福祉を枯渇させ、いくつかの家庭ではペットの世話をする経済的余裕がなくなっていることを意味します。ウェットノーズはイギリスにおける動物福祉に光をあて、最前線で奮闘する小規模の動物保護施設に経済支援をすることを主としています」と説明し、「ウェットノーズ・デイがどれだけイギリス中の動物保護施設を獣医への治療費、飼料代、施設の修繕費といった面からサポートできるかを少し考えてみてほしいです」と呼びかけている。ウェット・ノーズデイは、9月26日から10月1日までイギリス全土でこのような動物保護施設への経済支援ともに動物保護の見聞を人々に広める活動をしている。(C)BANG Media International
2017年07月08日タレントのベッキーが、俳優トム・クルーズ主演の映画『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』(7月28日公開)で、トム演じる主人公をふっ飛ばす王女ミイラの日本語吹き替え声優を務めることがこのほど、わかった。1932年に公開された『ミイラ再生』をトム・クルーズ主演でリメイクした本作。ベッキーが演じるのは、悲しい過去を背負った美しくも恐ろしいミイラで、古代エジプトの王女として生まれながらも、ある裏切りによって邪悪なモンスターとなり、生きたまま棺に封印された王女・アマネット役。5000年の時を経て現代に蘇り、主人公ニック(トム・クルーズ)をはじめ、人類を恐怖に陥れる。ベッキーは「今回、お話をいただいてすごくうれしかったです。トム・クルーズ主演映画の吹き替え版と聞いて、それだけで『やらせていただきたい!』と思い、本当に光栄でした」とコメント。「百戦錬磨のトムを吹っ飛ばすなんてこと、なかなか疑似体験できないので、ちょっと共演したような気持ちになってうれしかったです」と喜びを表現した。また、「私が演じるアマネット役の女優ソフィア・ブテラさんが、実は私の妹(ジェシカ)の友達だったんです! それをアフレコ直前に知って、驚きました!!」と明かし、「アマネットは邪悪な王女ですが、ただ邪悪なだけではなく、大きい悲しみを抱えていて、強く見えて繊細なキャラクター」と説明。「普段バラエティなどでは声を高く張るのですが、今回はぐっと抑える大人っぽい感じで、やりがいがありました。アマネットの複雑な感情や、心の揺れを感じていただきたいです」と呼びかけている。さらに、「私はアマネットのように強い人間ではないんですけれども、アマネットは『こうするんだ!』と決めたらそこに向かっていく人。私も『ここのラーメン屋のラーメンが食べたい!』と思ったら、1時間半でも並びます(笑)。アマネットと同じく、自分の気持ちを貫く、という共通点はありますね」と共通点を挙げ、「もし、アマネットのような力を得ることが出来たら、この地球上にある全紫外線をカットしたいです(笑)」と語った。配給の東宝東和は、ベッキーの起用理由について「アマネットは父であるファラオから次期女王として認められていながらもその約束が裏切られ、悲しみや怒り、そして野心など複雑な感情を持ったまま、自らモンスターになる事を選んだ女性。そういった複雑な感情を表現できる方を考えた時に、若い頃からマルチに活動し、30代を迎え大人の女性としてさらに成熟され、活躍の場を広げているベッキーさんの姿が浮かびました」と説明している。(C)Universal Pictures
2017年07月06日昨年、『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズ3作目となる『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』が、前作より12年ぶりに公開された。それから9か月後の今月初め、3作に渡ってブリジットを演じてきたレニー・ゼルウィガーが「私としては4作目もやりたい!」「ブリジットって、おもしろいんだもの」とさらなる続編への出演願望を語った。一方、原作者で映画の脚本にも携わったヘレン・フィールディングは、続編映画ではなく、ミュージカルに力を入れたいようだ。『ブリジット・ジョーンズの日記』は2009年からミュージカル化への動きが出ているものの、いまに至るまで実現していない。当初はリリー・アレンがミュージカル楽曲を手掛けることになっていたが、「最初とストーリーが変わってしまって、作った曲も使えなくなった」ことを2014年に告白している。『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』公開時に、テレビ番組「This Morning」に出演したヘレンは、ミュージカルの脚本はほとんど書き終え、そのほかの準備についても順調であることを明かした。「もう、本当に楽しみ! あとは劇場を押さえられるかによってだけど、数年内には…」とミュージカルの実現に期待を寄せた。(Hiromi Kaku)
2017年06月09日俳優のトム・クルーズが、『トップガン』続編のタイトルが『トップガン:マーベリック』になることを明かした。1986年作のオリジナル作品でマーベリックことピート・ミッチェル役を演じたトムは、『アクセス・ハリウッド』のインタビューの中でこのタイトルを発表し、「全ての続編に数字をつけなくてはならないという決まりはないんだ」とコメントしている。さらにトムは、同続編が前作と似たような内容になると説明する。「パイロットたちが再び登場するよ。スピードの必要性もね。だから僕たちは大きくて、スピード力のある飛行機を使う予定だよ。この作品は第1弾のように競争心溢れる作品になるね。でもマーベリックは進化することになるよ」2012年に自らの命を絶ったトニー・スコットがメガホンを取った前作にはケリー・マクギリス、ヴァル・キルマー、アンソニー・エドワード、トム・スケリットらが出演していた。つい先日には2013年作『オブリビオン』でトムと共に仕事をした経験もあるジョセフ・コシンスキー監督が、『トップガン』続編の監督候補として現在交渉を行っていると伝えられていた。(C)BANG Media International
2017年06月07日主演映画『スパイダーマン:ホームカミング』の公開を間近に控えるトム・ホランドが、ロサンゼルスの小児病院を訪れ、子どもたちを喜ばせた。トムは頭のてっぺんからつま先までスパイダーマンスーツに身を包み、行く先々で「僕、スパイダーマンだよ」と自己紹介をしたので、子どもたちはびっくり。興味津々な子には、「この“ウェブ・シューター”を押すと、クモの糸が発射されるんだ。使い切っちゃったときのために、腰のベルトにはカートリッジが収納されているんだよ」とスパイダーマン目線でスーツの構造を詳しく説明した。また、「ビルも登れるの?」と聞かれたトムは、「もちろん。ここがベタベタしてるからね」とスーツのグローブにペンをくっつけてみせ、粘着性も証明。廊下ではスパイダーマンさながらに軽々と側宙をやってのけ、『スパイダーマン:ホームカミング』のポスターにサインをしてプレゼントしたり、子どもたちとハイタッチして「がんばれ!」と励ました。トムは以前もスパイダーマンスーツを着てアトランタやニューヨークの小児病院を訪問し、病と闘う子どもたちを元気付けている。(Hiromi Kaku)
2017年06月06日トム・ハーディが、22日(現地時間)にアリアナ・グランデの英マンチェスター公演会場で起きた爆破テロ事件の被害者支援の募金キャンペーンを始めた。トムは事件翌日の23日(現地時間)、クラウドファンディングのサイト「Just Giving」に「トム・ハーディのマンチェスター緊急支援ファンド(Tom Hardy’s Manchester Emergency Fund)」を開設、英国赤十字社への募金を呼びかけている。ページにはトムのメッセージが添えられ、トムは「家族や子どもたちが、安全にコンサートを楽しむべき場所で攻撃され、殺害されました。考えられないほどの残虐行為です。このように卑怯で残酷な方法によって、無意味に奪われてしまった命を取り戻すことはできません。この目で見たことについて心から悲しんでいます。テロリズムが悪の行為であることは疑いの余地はありません」と綴り、「昨夜の事件が引き起こしたダメージを少しでも修復する助けになれるよう、私たちの善意と愛を示すものとして、支援金を集められたら、と願っています」と募金を呼びかけた。支援金はすでに目標額の1万5,000ポンドに到達し、日本時間の26日朝の時点で2万6,000ポンドを超えている。(text:Yuki Tominaga)
2017年05月26日トム・クルーズがオーストラリアのテレビ番組「Sunrise」に出演し、1986年に主演した『トップガン』の続編製作について明かした。番組で司会者に「『トップガン』の続編製作がうわさされているが…」と尋ねられたトムは、「それは本当のことだよ。撮影が始まるのは、多分来年になると思う」と白い歯を輝かせ、満面の笑みであっさり認めた。『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』のプロモーションで番組に出演していたトムが、思いがけず『トップガン』の続編製作を明らかにしたので、司会者たちもびっくり。「僕がこのニュースを伝えたのはきみたちが初めてだ。僕がこの番組に出演して、きみたちが(『トップガン』について)質問してきたから、『本当に製作するよ』って答えたんだ」。『トップガン』続編を製作するにあたり、トムはキャストや公開予定時期などの詳細を語ることは避けたが、昨年1月にジェリー・ブラッカイマー監督がトムと「『トップガン』の続編について話し合っている」とツイート。4日前にはインスタグラムにトムとのツーショットを掲載し、『トップガン』の公開31周年記念に言及していることから、ブラッカイマー監督が関わる可能性が高いとみられる。(Hiromi Kaku)
2017年05月24日スパイダーマン役で知られるトム・ホランド(20)が「アンチャーテッド」の映画化作で主演を務めるようだ。ソニー・ピクチャーズが同名の人気ゲームシリーズを映画化するこの新作で、トムは主役のネイトことネイサン・ドレイクを演じることになったという。これまで4作品が発表されているノーティードッグ社開発のゲームの実写化に向けては、『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』などで知られるショーン・レヴィ監督がメガホンを取る。ゲームでは16世紀の海洋冒険家フランシス・ドレイクの子孫を自負するネイトが、子ども時代からのパートナーであるサリーことビクター・サリバンと共にトレジャーハンターとして活躍する姿が描かれている。映画化については2008年から企画が進められており、ジョー・カーナハン、デビッド・グッゲンハイム、エリック・シンガーらが脚本を手がけ、マーク・ウォールバーグやデヴィッド・O・ラッセル監督の参加も囁かれてきていた。そんな話題作への出演が決定したトムは、ジョン・ワッツ監督作『スパイダーマン:ホームカミング』が日本で8月11日(金・祝)から公開予定となっている。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でスパイダーマンとしてデビューを果たしたトムは、今後も『アベンジャーズ』2作品へ登場予定となっている。そのほかにもベネディクト・カンバーバッチ、マイケル・シャノン、キャサリン・ウォーターストンと共演のアルフォンソ・ゴメス=レホン作『The Current War』(原題)が12月に公開を控えるなど、確実に知名度を上げているところだ。(C) BANG Media International(text:cinemacafe.net)
2017年05月24日アメリカの人気番組「リップ・シンク・バトル」に『スパイダーマン:ホームカミング』のトム・ホランドが出演した。毎回2組のゲストが有名曲に合わせて“口パクバトル”を繰り広げ、そのクオリティの高さを競う「リップ・シンク・バトル」。今回は『スパイダーマン:ホームカミング』で共演しているトムとゼンデイヤがバトルを展開した。ゼンデイヤはブルーノ・マーズの「24K Magic」を披露。トムはスーツ姿でジーン・ケリーの「雨に唄えば」に合わせて華麗なタップダンスで会場を沸かせた。しかし、それだけではなかった。「雨に唄えば」の終わりに6人のダンサーと入れ替わるように舞台の奥に消えたトムは、リアーナの「Umbrella」の歌と共に再び舞台に登場。そのトムの姿がまさに「Umbrella」のMVのリアーナそのもので、ボブヘアのウィッグをかぶり、露出度が高いコスチュームで出てきたものだから、会場は驚きと興奮で大盛り上がり。見かけだけではなく、傘を使ったキレのあるダンスで魅了するトムに、対戦相手のゼンデイヤが「負けました」と言わんばかりに舞台に倒れこむシーンも。雨がザーザー降る舞台の上で、『スパイダーマン』さながらのアクロバティックな振り付けも難なく踊りこなしたトムだった。tomholland2013さん(@tomholland2013)がシェアした投稿 - 2017 5月 5 10:06午前 PDT(Hiromi Kaku)
2017年05月09日トム・ハーディが23日(現地時間)、ロンドンの路上で、原付バイクを盗んだ若者を見つけ、常人逮捕した。事件が起きたのはロンドン郊外のリッチモンド。盗んだ原付バイクで事故を起こした若者が現場から逃走するのを目撃したトムは、民家を駆け抜けて犯人を追いかけ、捕まえた。目撃者は「The Sun」紙に「凄まじかったです。トムはまるでアクション映画のスーパーヒーロー・モードのスイッチが入ったようでした」と語った。この目撃者によると、盗んだ原付バイクに乗っていた2人の若者が赤信号を無視して車にぶつかったという。「トムはたぶん道を歩いていたんだと思います。すぐに追いかけ始めました。激怒していたようでした」。逃げた1人をバスの停留所のところで捕まえると、武器を持っていないかを確かめた後、居合わせた人に「捕まえたよ」と常人逮捕を宣言した。警察に引き渡す前に若者のIDも確認したという。2人の容疑者は窃盗容疑で逮捕された。(text:Yuki Tominaga)
2017年04月26日俳優のトム・ハーディがロンドンで原付泥棒を捕まえたそうだ。23日、ロンドンのリッチモンド地区で盗んだ原付バイクで追突事故を起こした若い男を、トムが追跡して捕まえたと報じられている。目撃者の1人は当時の様子についてサン紙に対し「あれはすごかったですね。トムはアクション映画のスーパーヒーローに変身したようでした」「2人の男たちが原付きを盗んで信号無視をしたところ、車に激突したんです」「トムはその近くを歩いていたんだと思います。彼は無我夢中で2人を追いかけていて、すごく怒っていましたね。もしその男が抵抗なんてしようものなら、トムにぼこぼこにされていたと思いますよ」と語った。トムはバス停でその男を捕まえた後、凶器を持っていないかを確認し、周囲に向かって「捕まえた」と話していたそうだ。前述の目撃者によると、捕まった男は「とてもショックを受けた」様子だったと言い、「トム・ハーディは絶対に敵にしたくない相手ですね。彼は警察が来る前にその男の身分証明証すら確認していましたよ」と続けた。この一件で2人の男が原付きを盗んだ窃盗罪の容疑をかけられているという。(C)BANG Media International
2017年04月26日エックスガール(X-girl)とスパイク・ジョーンズのスケートボードブランド「GIRL-skateboards」から、2度目のコラボレーションコレクションが登場。エックスガール 直営店にて2017年4月21日(金)から発売される。登場するアイテムは、GIRL-skateboardsとエックスガールのメインアイコンやロゴを組み合わせて構成したグラフィックが印象的。Tシャツ、タンクトップ、ソックス、キャップが店頭に並ぶ。注目は、両ブランドのロゴを大胆に配置した7.8インチのスケートデッキ。ホワイトの配色で一見シンプルに見えるが、GIRL-skateboardsのアイコンとX-girlのマイク・ミルズロゴがインパクト大。スケーターは要チェックだ。■GIRL-skateboardsついて1994年に『GIRL(女の子)に認められると間違いなし!』をコンセプトにスタート。プロスケートボーダーのマイク・キャロル、リック・ハワードと、2013年に公開された監督・脚本作品『her/世界でひとつの彼女』が記憶に新しい映画監督、脚本家のスパイク・ジョーンズ、そして同ブランドの社長であり、リックの妻であるメーガン・ボルティモアの4人が設立したスケートボードブランド。【概要】X-girl×GIRL-skateboards発売日&店舗:全国のX-girl SHOPおよびECサイトにて2017年4月21日(金)から発売アイテム:・S/S MENS TEE 5,000円+税・REGULAR S/S TEE 5,000円+税・TANK TOP 5,000円+税・CAP 5,000円+税・SOCKS 1,800円+税・DECK 9,000円+税
2017年04月16日>シリーズでドラコ・マルフォイを演じたトム・フェルトンが、バンクーバーで開催された『ハリー・ポッターと秘密の部屋』のコンサートに一般客として足を運んだ。トムは現在、シーズン3からジュリアン・アルバート役を演じている「THE FLASH/フラッシュ」をバンクーバーで撮影中。同作にシーズン1から出演しているジョー・ウェスト役のジェシー・L・マーティンとともに『ハリポタ』コンサートの会場に座っている2人の写真が、トムのインスタグラムに掲載されている。この写真は、『ハリポタ』シリーズ最初の2作品の監督を務めたクリス・コロンバスに向けて「行って来たよ」のコメントと一緒に送られており、コロンバス監督からは「僕の大好きな俳優たち! きみたちは最高だよ!」との返信が来ている。写真では、トムはドラコが在籍した寮“スリザリン”のロゴが入ったグレーのスウェットを着用し、隣に座っているジェシーの首元にはスリザリンカラーの緑と白のストライプのマフラーが。「THE FLASH/フラッシュ」の共演者を巻き込んでしまうくらい、トムの『ハリポタ』への愛はいまだ強いようだ。(Hiromi Kaku)
2017年04月10日エレガントな英国紳士。せわしない来日スケジュールの中でもどこかゆったりした空気をまとうトム・ヒドルストンには、この呼び名がよく似合う。だからこそ、彼が『キングコング:髑髏島の巨神』に主演し、未開の島を泥だらけで駆け、モンスターの脅威にさらされると知ったときは意外な気もした。ただし、そこは知性派トム・ヒドルストン。「この映画は確かにジェットコースタームービーだけど、その中に静かなメッセージが込められているんだ」と語り、なるほどと頷かせてくれる。そもそも、物語の舞台をベトナム戦争終結時とするにあたり、監督のジョーダン・ボート=ロバーツは『地獄の黙示録』の影響を公言。トム演じる主人公ジェームズ・コンラッドの名前も、その原作にあたる「闇の奥」の著者ジョゼフ・コンラッドに由来している。「ジョン・C・ライリーが演じている兵士ハンク・マーロウも、『闇の奥』の主人公と同じ名前だしね。ジョゼフ・コンラッドは物語の中で、究極の自然と向き合ったとき、文明に浸った人間の脳はどうなるのかを描いている。僕の役名がコンラッドなのは、彼が精神的な目覚めの旅に出かけることを暗示しているんだ。彼は世の中のすべてを見尽くしたと思っているけど、コングに出会い、この世には説明のつかないミステリーがたくさんあることを知る。人類はまだ、地球をちゃんと理解できてはいないのだとね。そんなメッセージが、この映画を芯のある娯楽作にしていると思う」。そのコンラッドが元英陸軍特殊部隊の精鋭として島の調査隊を率いる中で、キングコングに遭遇。邦題通り“髑髏島の巨神”たるコングを、トムは「男らしい守護者」と表現する。「でも、誤解されている。だから、僕たちも共感できる。誤解されると、人は傷つくものだからね。破壊的で恐ろしいと思われがちだけど、実際は責任感があって自制もできるコングはすごく魅力的。実は僕の理想も彼に少し似ていて、優しさ、敬意、責任感を持てる人になりたいと常々思っている。いまの世の中では珍しいことだから」。理想の男を目指すと同時に、理想の俳優の階段を上り続けているトム。コンラッドのようなサバイバルヒーローからマーベル映画の魅力的な悪役、シェイクスピア劇のキャラクターまで、俳優としてやりたいことをやり尽しているのでは?こう問うと、「まだまだ(笑)。やりたいことはもっともっとある」との答えが力強く返ってきた。「36歳のいま、人生経験もだいぶ豊かになったし、言いたいことも増えた。年齢を重ねて演じられる役もあるしね。僕の俳優人生の中心にはシェイクスピアがあるのだけど、彼はあらゆる世代を理解する作家で、彼の戯曲には様々な年齢の役がある。若い恋人たち、戦う兵士、王、父親、賢者、そして道化。全部演じたいよ(笑)。演じるということは自分の表現に終始するけど、そこには可能性がある。いろいろな感情を持てるし、いろいろな人物になれるんだ。いろいろな人生を掘り下げる考古学者のようでもあるよね。しかも、それぞれの役に象徴すべきものが備わっている。例えばロキは茶目っ気といたずら心、コリオレイナスは怒りの持つ破壊的な力、ヘンリー5世は責任の重圧を象徴している。コンラッドは何かな?彼はおそらく、自然と人間のつながりを象徴する存在なのだと思う」。俳優業を「いろいろな人生を掘り下げる考古学者」と例えるだけに、「子どもの頃はインディ・ジョーンズになりたかった(笑)。『ジャングル・ブック』の世界にも憧れたけど」とのこと。「若い頃に観た映画ほど、いまの自分に影響を与えているかもしれない」と続ける。「『カッコーの巣の上で』はずっと心に残っている作品で、つい最近、飛行機で観返したときも変わらない感動を味わうことができた。『ショーシャンクの空に』も大好きだし、『大脱走』は僕を幸せにしてくれる1本。『日の名残り』や『ヒート』も外せないね。あとは、『メリー・ポピンズ』。あれ、泣けるんだ(笑)。子どもの頃は絵の中に入るシーンが好きだったけど、いまはミスター・バンクスがいい父親になろうと決意するシーンが好き」。納得の1本から予想外の1本まで様々なタイトルを挙げた後、「『メリー・ポピンズ』は意外だったかな?」とニヤリ。どうやら茶目っ気があるのは、ロキだけではないようだ。(text:Hikaru Watanabe)■関連作品:キングコング:髑髏島の巨神 2017年3月25日より全国にて公開(C) 2016 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC., LEGENDARY PICTURES PRODUCTIONS,LLC AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC. ALL RIGHTS RESERVED
2017年03月24日マーベルが放つクールでダーク、かつスタイリッシュな世界観の最新ドラマシリーズ「マーベル/ジェシカ・ジョーンズ」シーズン1が、本日3月3日(金)よりブルーレイ/DVDリリース&一挙デジタル配信が開始。これにあわせて、新たな女性ヒーローの活躍をとらえた本編の一部が到着した。欲望渦巻くニューヨークのスラム街“ヘルズ・キッチン”。タフで腕の立つ私立探偵ジェシカ・ジョーンズは、人目を避けて静かに暮らしていた。ある日、浮気調査を得意とする彼女の元に、行方不明者の調査依頼が舞い込む。報酬目当てで引き受けた調査だったが、その足跡を辿って行くうちにジェシカは奇妙な既視感を覚える。それはかつて、ある男に洗脳された彼女自身が取った行動と酷似していた――。舞台となるのは、「マーベル/デアデビル」と同じ、「アベンジャーズの戦い」の後のニューヨーク。主人公のジェシカは驚異的な怪力と跳躍力を持つ能力者ではあるが、人目をさけ私立探偵として暮らしている。心に深い傷を持ち、贖罪を背負って孤独に生きる女性だ。本作では、ジェシカが忘れたい過去と対峙しながら、マインドコントロールを操る最強の敵・キルグレイブを倒すために心理戦に挑む。強くて美人で超ドSなジェシカの活躍と、罪を背負った彼女の心の葛藤を描き、緊張感あふれる刺激的なストーリー展開が話題を呼んでいる。そんななか、解禁された本編クリップ映像は、ジェシカ(クリステン・リッター)の“恋人”であるルーク・ケイジ(マイク・コルター)が経営するバーで大人数に襲撃されていることを知り、ジェシカが助けに向かうシーン。ルークが闘う様子を見たジェシカは、彼も能力者であることを知る。また、自分より大きな男性を軽々と持ち上げるジェシカに、ルークも驚きを隠せない。鋼鉄の肌を持つルークが魅せる、迫力満点のアクションシーンは必見。本編には、さらにスリルあるアクションシーンや心理サスペンス要素も満載となっている。主演のクリステン・リッターは、モデル出身で人気の海外テレビドラマ「ブレイキング・バッド」でジェシーの恋人ジェーン役を演じブレイクし、女優業だけでなく、ミュージシャン、ファッションデザイナー、TV、映画の制作などマルチに活躍中。そして彼女の宿敵、最凶の“洗脳者”キルグレイブ役には「ドクター・フー」の10代目ドクター役で人気を博し、『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』バーティ・クラウチ・ジュニア役でも知られるデヴィット・テナントなど、脇を固めるキャストも実力派俳優陣が勢揃いする。緊張感が連続する刺激的なストーリー展開、どこまでも孤独で、どこまでも力強く美しい、かつてないヒーローとなるジェシカ・ジョーンズ。「マーベル/デアデビル」ともストーリーやキャラクターがクロスオーバーし、ますます楽しみが広がっていく見応えたっぷりのマーベルのドラマ。そして、強くて美しい女性ヒーローは見逃せない。なお、“マーベル・シネマティック・ユニバース”(MCU)の核となる、あの「アベンジャーズ計画」を行った国際平和維持組織、S.H.I.E.L.D.(シールド)誕生へとつながっていく「エージェント・カーター」シーズン2も本日、同時リリース。主人公となるのは、キャプテン・アメリカと生き別れになった恋人ペギー・カーター。クラシカルなファッションをまとうクレバーでエージェント、ペギー・カーターが華麗なアクションや格闘術をたっぷりと披露する。「マーベル/ジェシカ・ジョーンズ」シーズン1のブルーレイ&DVDは発売中(※DVDレンタル中、一挙デジタル配信中)。「エージェント・カーター」シーズン2のブルーレイ&DVDは発売中(※DVDレンタル中、一挙デジタル配信中)。(text:cinemacafe.net)
2017年03月03日トム ブラウン(THOM BROWNE)が2017-18年秋冬コレクションを発表した。
2017年03月02日ネクスト・ジェームズ・ボンドの候補の1人とささやかれるトム・ヒドルストンが、製作側から打診されていないことを明かした。イギリス人男性の憧れナンバーワンと言われるジェームズ・ボンド。6代目のダニエル・クレイグが2015年公開の『007 スペクター』を最後にボンドを引退すると宣言してからいまだに次のボンド役は発表されていない。また、先日、イギリスの長寿番組「ドクター・フー」の12代目ドクター役を演じるピーター・カパルディが降板することを認めたため、新たなドクター役としてもトムの名前が挙がっているが、トムはこちらも否定。ラジオ番組「The Radio1 Breakfast Show」に出演したトムは、「みんなが僕が候補者だというような話をしていて光栄だけど…どちらの役も僕が手に入れられることはなさそうだよ」と語っている。「みんな、『オファーが来たらどうする?』って聞いてくるけど、そういう話が来ていないから答えようがないんだ」とのことだ。今年、ゴールデングローブ賞のテレビ部門で男優賞を獲得し、ボンド役の候補者の中でもまた一歩有力候補に近付いたのではと思われたトムの意外なコメントであった。(Hiromi Kaku)
2017年03月02日ダン・ブラウン原作の大ベストセラー小説を、監督ロン・ハワード、主演トム・ハンクスで映画化する第3弾『インフェルノ』。本作のブルーレイ&DVDリリースに合わせ、ハンクス演じるラングドン教授の協力者となる医師を演じたフェリシティ・ジョーンズのインタビューが到着した。ハンクスが頭脳明晰なハーバード大学の宗教象徴学者ロバート・ラングドンを演じる本作。「ダ・ヴィンチ・コード」「天使と悪魔」ほか原作シリーズ累計1,440万部を突破したダン・ブラウンの大ベストセラーシリーズを映画化。今回は、人類滅亡の恐ろしい計画を企てている生化学者ゾブリストが、詩人ダンテの叙事詩「神曲」<地獄(インフェルノ)篇>に隠した暗号の謎に挑む。大惨事を未然に防ぐため、タイムリミットと戦いながら奔走するラングドンに協力することになる医師シエナ・ブルックスを演じているのが、いまハリウッドで大注目の女優の1人、フェリシティだ。『博士と彼女のセオリー』では天才物理学者スティーヴン・ホーキング博士の妻ジェーンを演じ、アカデミー賞にノミネート。昨年公開された『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』では“希望をあきらめない”主人公ジン・アーソにも抜擢された。本作について「素晴らしい作品よ」と話すフェリシティは、「初めてロン・ハワードに会ったときの話から、非常にコンテンポラリー(現代的)なものになるんじゃないかとは思っていたわ」と言い、「是が非でも出演したいと思ったの。いまの時代に大きく関わる作品だと感じたのよ」と出演を決意した理由を明かす。「私が演じるのは、すごく知的な若い女性シエナ・ブルックスよ。彼女を演じていて楽しかった理由の一つは、彼女がすごく科学的な考え方をすることよ。極めて論理的な人だし、ラングドンを相手にしても怖気づいたりしないの。彼の間違いをすぐに正して、彼を苛つかせることもあるくらい。歯に衣をきせない女性を演じるのは楽しかったわ」。そして、あらゆる面が見かけどおりでは“なさそうな”シエナをどう演じるかについて、「ロン(・ハワード監督)と何度も話し合いを重ねたわ。謎めいた部分をどの程度出していくか、どの程度隠すか、というさじ加減が難しかったわ。見え見えな感じにはしたくないでしょう。彼女にはいろいろな面があるから、とても演じ甲斐があったわ」とふり返っている。共演のハンクス、ハワード監督とそれぞれがアカデミー賞受賞者という最強チームと仕事ができて「本当に嬉しかった」と彼女は言う。「2人ともお互いのことが大好きなのよ。以心伝心だし、作品作りに関しても考えていることが同じなの。私もこれからキャリアを積んでいって、いつか、何度も同じ人たちと仕事をして以心伝心の仲になれたらいいなと思うわ」と、羨ましげに語ってくれた。ラングドン教授が謎を解くために過去のことを掘り下げる、これまでのシリーズ作品とは違い、本作は人口過剰という非常に今日的なテーマを扱っている。ベン・フォスターが演じるカリスマ的存在の生化学者ゾブリストは、急速な人口増加のせいで滅亡に向かっている人類を救う唯一の方法は、何百万もの人間を抹殺することだと信じているのだ。そのために、彼は恐ろしいウィルスを拡散させようとしている。ゾブリストの計画を阻止できるのはラングドンしかいない。彼は、13世紀のイタリアの詩人ダンテが書いた、悪夢のような恐ろしい地獄の描写から始まる「神曲」の中に隠された手がかりを追っていくが…。「手がかりを見つけて謎を解いてゆくという楽しみを味わえるのと同時に、シリアスで哲学的な要素もある映画なのよ」とフェリシティが話す本作。クライマックスに待つ、示唆に富んだ“どんでん返し”も見逃せない。『インフェルノ』ブルーレイ&DVD は発売&レンタル中、デジタルセル・デジタルレンタル配信中。(text:cinemacafe.net)
2017年02月25日社会現象にもなった『ダ・ヴィンチ・コード』、続く『天使と悪魔』で世界中を虜にした大ベストセラーシリーズの映画化『インフェルノ』。本作のブルーレイ&DVDが2月22日(水)にリリースされることにあわせ、主演のトム・ハンクスや監督のロン・ハワードらがそれぞれの視点で主人公ラングドン教授を語る映像が解禁となった。本作は、ハーバード大学教授であるロバート・ラングドンが、歴史遺産に絡んだ難事件を解決するアクション・サスペンスとして人気のシリーズ最新作。ラングドン教授が今回挑むのは、人類滅亡の恐ろしい計画を企てる天才生化学者ゾブリストが、詩人ダンテの叙事詩「神曲」<地獄(インフェルノ)篇>に隠した暗号の謎。フィレンツェ、ヴェネツィア、イスタンブールなどを飛び回り、共演に『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』で主演を務めたフェリシティ・ジョーンズ、アカデミー賞作品賞候補作『最後の追跡』のベン・フォスターら、実力派キャストが顔をそろえた。このたび、本作のブルーレイ&DVDリリースに先駆け、映像特典「ラングドンの検証」の一部が公開。映像では、『ダ・ヴィンチ・コード』『天使と悪魔』もふり返りながら、原作者ダン・ブラウンがラングドンの経歴を解説し、脚本のデヴィッド・コープはラングドンがどうやって物事を見極めているかを語っている。また、実際に演じているトムは、「(ラングドンは)、歴史、建築、地政学などに造詣が深い。シャーロック・ホームズとインディー・ジョーンズの脳ミソをあわせ持っている」と興味深い視点で分析。さらに、シリーズを通してメガホンをとるハワード監督は、「大学教授だが、特殊な能力“視覚記憶”を持っている。すべて覚えている。だが、その超人的な記憶力が『インフェルノ』では損なわれる」と語り、ラングドンが記憶喪失というピンチに陥ることが明かされる。「でも、過去ラングドンが危険な目にあっていることは伝わってくる。だから観客はかたずをのんで見守り、彼が知力を駆使して自分や大切な人のために世界を救うのを期待する」と証言する。なお、ブルーレイ、DVDセル商品の映像特典には、<別バージョン&エクステンデッド・シーン>や、テーマごとに深く解説するメイキング、実際に監督が投稿したTwitterで振り返る<監督の撮影日誌>など貴重な映像が収録。シリーズ3作品がセットになったトリロジー・パックも同時発売される。『インフェルノ』ブルーレイ&DVD は2月22日(水)より発売、デジタル先行配信中。(text:cinemacafe.net)
2017年02月21日ドーバー ストリート マーケット ギンザ1階にてトム ブラウン(TOM BROWNE)によるインスタレーション「THOM BROWNE SURF SHOP」が3月15日まで展開されている。展開中のインスタレーションでは2017年春夏コレクションショーのラストに登場したトリコロールとパステルカラーの花柄の水着と、それらと同様のデザインがプリントされたロングボードを使ったものとなっている。壁や床は鮮やかなプールタイルがイメージされており、一足早い夏を感じられる空間となっている。なお、展示中のロングボード(304cm 43万4,250円)は16年6月にフランス・パリで発表されたコレクションで実際に使用されたもので、特別に購入することが可能だ。
2017年02月21日俳優トム・クルーズ(54)の母メアリー・リー・サウスさんが80歳で死去した。葬儀は先週末、メアリーさんの暮らしていた地域にあるサイエントロジーの教会で行われたとピープル誌が報じている。葬儀にはトムをはじめ姉妹のリー・アン・デヴェッテ(57)、キャス・マポーザー(55)、マリアン・ヘンリー(52)、そして親しい友人や親族らが参列していたという。メアリーさんは1974年にトムの実父トーマス・クルーズ・マポーザー3世と離婚し、トムが16歳であった1978年にジョン・"ジャック"・サウスさんと再婚した。メアリーさんは以前、トムが高校時代にミュージカル『ガイズ&ドールズ』を演じた後、演劇に対する情熱をメアリーさんとジョンさんに語ったことから、俳優になる夢を応援したと語っていたことがあった。「その演劇の後、トムは家に帰ってきて私、そして夫と話がしたいと言い出したの」「そして私たちにショービジネス業界にチャレンジする時間を10年間くださいと言ってきたのよ」「トムは『僕が本当にやりたいことだって感じるんだ』って言ったの」「だから私たちは心の底から応援することにしたわ。神様から与えられた才能だと感じていたし、彼が夢中になることをやってみるべきだと思ったからね」「簡潔に話すと、私たちが応援したあとはみなさんのご存じの通りよ」その後、メアリーさんとジョンさんは2012年に離婚し、ジョンさんは2015年に慢性閉塞性肺疾患でこの世を去っている。また、ある関係者はトムとメアリーさんがとても親しい関係を築いていると以前明かしていたことがあった。「トムとメアリーさんはとても親しい関係ですよ。彼の人生の中でメアリーさんは大切な存在ですからね」(C)BANG Media International
2017年02月15日コエ(KOE)が3月1日、デザイナーのトム ブラウン(Thom Browne)とのコラボレーション第2弾となる新作コレクションを発売する。昨年8月に発売された第1弾では、完売アイテムも出るほど好評を得た同コラボレーション。第2弾となる今回は“マリン”をテーマに、ジャケットやシャツなどのメンズアイテムとワンピースなどのウィメンズアイテム、ユニセックスバッグなど37型を展開。第1弾でダックモチーフなどのデザイン性の高いアイテムが好評を得たことから今回は、ボートの総柄をあしらったジャケットやパンツをはじめ、セーラーカラーをモチーフにしたシャツやワンピースなど、トム ブラウンの世界観を色濃く表現したアイテムを取りそろえた。メンズは全19型、ウィメンズは全17型を展開する。なお、同コレクションは3月1日より阪急メンズ東京、阪急うめだ本店にて店頭販売を開始。発売に先立ち2月22日より、公式オンラインショップにて予約受付を開始する。
2017年02月09日トム フォード(Tom Ford)が、時計の新事業「TOM FORD TIMEPIECES」を立ち上げたことを発表。本事業に関して、トム フォードはベッドロック マニュファクチャリング・カンパニーと提携。職人技術に裏打ちされた高い品質と美しいデザイン、そして長期にわたる耐久性にこだわるベッドロック社と共同で、スイスを拠点にデザインや生産を行う。トム・フォードは次のようにコメントしている。「長く腕時計の魅力にとりつかれていて、自身のブランドで腕時計を開発、製作できるパーフェクトなタイミングとパートナーを待っていました。トム・カーツォティスと彼のベッドロック マニュファクチャリング カンパニーにめぐり会いました。この業界での彼の情熱と専門知識には比類がなく、トム・カーツォティスやベッドロック社とこの事業に乗り出すことに期待と共に大変心を躍らせています。」「TOM FORD TIMEPIECES」は最初、高級腕時計の価格帯で限定販売される予定。また、アイテムや発売の詳細は後日発表される。【問い合わせ先】TEL:03-5466-1123
2017年02月05日自分の“崖っぷちぶり”を、自虐とユーモアを込めて日記にしたためてきた等身大ヒロイン、ブリジット・ジョーンズの恋と人生を描く人気シリーズ第3弾『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』。そのブルーレイ&DVDが4月12日(水)よりリリースされることが決定した。43歳になったブリジット、まだ独身。彼女が過去に愛した男といえば、ダニエル(ヒュー・グラント)は事故で亡くなり、弁護士マークは別の女性と結婚。そんなブリジットに、ハンサムでリッチ、性格も申し分ないIT系実業家ジャックとの出会いが訪れる。彼と急接近する一方で、元カレのマークとも再会。またしてもブリジットは、2人の男性の間で揺れ動くことに!まさかの妊娠という新たな波乱を含んだ三角関係が幕を開けて――。ブリジットを演じるのはもちろん、シリーズ1作目『ブリジット・ジョーンズの日記』でアカデミー賞候補にもなったレニー・ゼルウィガー。また、引き続きブリジットの“腐れ縁”ともいえる元カレ、有能弁護士マークを演じるのはコリン・ファース。そして、新たに登場する“ハイスペック男”ジャックを、海外ドラマ「グレイズ・アナトミー」で人気を博したパトリック・デンプシーが務める。前作から11年ぶりとなった本作では、ロンドンの街はすっかり様変わりし、いままでブリジットのトレードマークとなっていた紙の“日記帳”は “iPad”に。恋はイマイチでも、仕事では成功を収めており、彼女の日常も変わっている。しかし、変わらないのは、彼女の魅力。天然でドジだけど、常に自分に正直で飾らない、落ち込んでも立ち直り方をよく知っている。そんなブリジットが幸せをつかむために奮闘する姿は、今回も年齢・性別を超え幅広い層の心をわしづかみ。時には「わかる!」と共感を呼び、時には背中を押してくれる。一緒に笑って、一緒に泣いて…。観ると元気になるポジティブ・ムービーの決定版が、ついにリリースされる。『ブリジット・ジョーンズの日記ダメな私の最後のモテ期』は4月12日(水)よりブルーレイ&DVD発売、同日レンタル開始。(text:cinemacafe.net)
2017年01月22日トム フォード ビューティ(TOM FORD BEAUTY)は、2017年春のカラー コレクション「光と影の彩り。」を2017年2月17日(金)より発売する。トム フォードが理想とする“美しいバランス”の象徴である光と影。そのシンメトリーな要素をモチーフに、限定リップと新作チークを提案する。2色が1つに「シェイド アンド イルミネイト リップ」で立体的な唇に明るい色とダークな色がペアになった「シェイド アンド イルミネイト リップ」はパレット タイプのリップ。2色を重ねてぼかせば立体的な口元に、大胆に塗り分ければドラマティックなリップ メークが楽しめる。質感はなめらかなのにマット。カラーは、ヌード、ピンク、レッド系といった可愛らしいものから、モーヴ、バーガンディといったモードなものまで全6色揃う。「シェイド アンド イルミネイト チーク」でハイライト&シェーディングが簡単にまた、クリーム タイプのハイライトとシェーディングを一つにした「シェイド アンド イルミネイト チーク」は、柔らかなテクスチャーなのでブレンドしやすく、簡単に頬に立体感を作り出すことができる。ハイライト用のクリームは頬の高い部分に纏えば、光を集めて、顔全体がリフトアップしたかのような印象に。一方のダーク カラーはメークに深みをもたらし美しい輪郭を際立たせてくれる。【アイテム詳細】トム フォード ビューティ2017年春のカラー コレクション「光と影の彩り。」発売日:2017年2月17日(金)・シェイド アンド イルミネイト リップ 全6色 各6,900円+税<限定新製品>・シェイド アンド イルミネイト チーク 全2色 各8,500円+税<新製品>【問い合わせ先】トム フォード ビューティTEL:03-5251-3541
2017年01月20日来年2月に日本公開となるトム・ハンクス主演映画『王様のためのホログラム』。数々の作品に出演するトムだが、今回は彼自らが映画化を熱望し実現。そんなトムが熱望した、本作の原作者でアメリカ文学の旗手として注目のデイヴ・エガーズとは一体どんな人物なのだろうか?立派な車もステキな家も美しい妻も、煙のように消えてしまった。すべてを失くした男の名はアラン。大手自転車メーカーの取締役だったが、業績悪化の責任を問われ解任されたのだ。愛する娘の養育費を払うためにIT業界に転職し、一発逆転をかけて地球の裏側、はるばるサウジアラビアの国王に最先端の映像装置「3Dホログラム」を売りに行く。ところが砂漠に到着すると、オフィスはただのボロテントでエアコンもなく、Wi-Fiもつながらなければランチを食べる店さえない。抗議したくても担当者はいつも不在(居留守かも?)、プレゼン相手の国王がいつ現れるのかもわからない。上司からはプレッシャーをかけられ、ついには体も悲鳴をあげる。追いつめられたアランを助けてくれたのは、予想もしない人物だった──。原作は、タイム誌ベストブック、ピューリッツァー賞候補になった作家デイヴ氏の全米図書賞ノミネート作品。それを今回、『パフューム ある人殺しの物語』のトム・ティクヴァ監督が映画化する。キャストには、『ハドソン川の奇跡』や『インフェルノ』など続々と話題作に出演するトムが、家も家族もなくし、エリート人生から転落したものの、一発逆転をかけてサウジアラビアという異国の地にやってくる主人公アランを演じるほか、人気英国俳優ベン・ウィショーがカメオ出演を果たしている。原作者のデイヴ氏は早くに両親を亡くし、弟を育てながら送った青春の回想記「驚くべき天才の胸もはりさけんばかりの奮闘記」を出版。デビュー作にして、ニューヨークタイムズのベストセラーリストに14週連続でランクイン&ピューリッツアー賞にノミネートされた同書は90年代最も注目される本とされ、一躍時代の寵児に。また、執筆だけでなく出版社「McSweeney’s」を立ち上げ、移民家族の子どもたちの読み聞かせ支援センターを併設するなど社会活動家としての顔も。さらにはスパイク・ジョーンズ監督作『かいじゅうたちのいるところ』の脚本、ガス・ヴァン・サント監督作『プロミストランド』の原案を手掛けるなど、映画界でもマルチな才能を発揮し活躍している。そして、「王様のためのホログラム」が全米図書賞にノミネートされたほか、次作『The Circle』(原題)も主演をトム、共演にエマ・ワトソンが出演することで早くも話題に。2作続けてデイヴ・エガーズ氏の作品に出演することとなったトム。一体、トムはなぜ彼の作品に立て続けに出演するのか…?アメリカで本作が出版されるやいなや、大絶賛のツイートを投稿したトム。ティクヴァ監督も書籍が店頭に並んだわずか2日後にデイヴ氏に連絡。デイヴ氏は「まさかこんなにすぐに何かが起こるとは思っていなかった。本が世に出て皆にまず読んでもらいたいと思っていたけど、2人に会って初めて(映画化について)話したときから実現させる、ということを私たちはなんとなく分かっていたと思う」とふり返る。ティクヴァ監督は「この主人公はとても真実味があり、彼を演じることができるのはトム・ハンクスしかいないと思った。ちょうど『クラウド アトラス』の直後だったからかもしれないけど、この作品は、コメディとしてアプローチしたい、とトム・ハンクスに話したんだ」とトムの出演を熱望し、一方のトムも「この作品をほかの人にやらせるなんて僕にはできない」と主演を熱望。そんな経緯で今回の原作の映画化が初めて実現したのだ。サウジ・アラビアという砂漠の地で「なぜ、こうなった?」と問い続ける主人公に訪れた“中年の危機”をシニカルな視点で切りこみ、ユーモアを交えて描かれた本作。また、来年の映画公開に合わせて、12月20日(火)より単行本の刊行も決定。一足先にこちらもチェックしてみては?『王様のためのホログラム』は2017年2月10日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年12月19日俳優のトム・ホランド(20)は、『スパイダーマン ホームカミング』の役作りのために実際の高校生に紛れ込んでみたという。ブロンクス内にある高校でリサーチをした際、偽名を使用したそうだ。フェイスブック上で行われたライブでの質疑応答セッションでトムは「誰も僕が誰だか、何をしているか知らなかったよ。偽名を使っていたんだ」「(正体を明かした時)誰もその話を信じてくれなかったんだ。このことでピーター・パーカーが自分の学校で『僕がスパイダーマンなんだよ』って言っても『何言ってんだ、お前。そんなわけないだろ』ってなるんだろうなと思わされたね」と答えた。そんなトムは以前、インスタグラムへの投稿でスパイダーマン役に選ばれたことを知ったと明かしていた。「ベッドでインスタグラムをスクロールしてたんだ。オーディションから1カ月後くらいだったかな。そしたらマーベルがサイトを見て次のスパイダーマンが誰か確認してって写真を投稿してきたんだ。それでコンピューターを付けてマーベルのサイトに行ったら『新しいスパイダーマンはトム・ホランド』って出てきたんだよ。僕は驚愕したね、完全に興奮状態になったよ」そのスパイダーマン役でトムは2作のマーベル作品への出演契約を交わしているが、同時にほかの映画に出演する機会を与えてくれたというマーベルに感謝の意を示している。「僕は『スパイダーマン』3本の契約をしたことをわかっているけど、もしほかの映画に出演するとしても、マーベルはうまく調整してくれるんだ。彼らは僕らの人生をすごく尊重してくれるんだよ。ほかの映画の仕事をしなくちゃいけないことも分かってくれて、なんとかうまく合わせてくれようとするんだ」(C)BANG Media International
2016年12月18日『博士と彼女のセオリー』(14)でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたフェリシティ・ジョーンズが、16日に公開を迎えた『スター・ウォーズ』シリーズ最新作『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』に出演した。彼女が演じる女性は波乱万丈の人生をサバイバルするジン・アーソで、愛を知らない孤独な女戦士だ。闘うヒロインは最近のトレンドではあるものの、フェリシティ本人は「女性であることが、共感ポイントにはしたくなかったの」とキャラクター像を分析する。主人公のジン・アーソの魅力、そして『スター・ウォーズ』サーガの魅力について、日本公開直前に来日を果たしたフェリシティに、直接インタビューした。――来日記者会見で撮影現場にマーク・ハミルが遊びに来ていたと言われていましたが、"レジェンド"との対面はいかがでしたか?マークは初めて会った時にとてもオープンに触れ合ってくれたわ。私たちが体験していることは、彼は体験済みだから、すごく理解してくれたの。でも、マークはルークのイメージが強かったから、近くにいてなんだか不思議な感じがしたわ。――ギャレス・エドワーズ監督は『スター・ウォーズ』シリーズのマニアですが、撮影現場での様子はいかがでした?彼はとても情熱的で、カメラのオペレーションを監督自身がしていたの。それは、カメラの重みを作品の重みとして感じ続けていたことでもあるのよね。それほどギャレスにとっては特別な物語で、語るべき物語だったと思う。こだわりやディテールも素晴らしいわ。――映画で戦うヒロインが最近のトレンドではありますが、ジンは中でもズバ抜けてアウトローな上にジャンヌ・ダルク的なキャラクターを連想させますね。彼女のどこに魅力を感じますか?ただ、皆よりも一歩秀でた、すごい女性にはしたくなかったの。たくさんいる仲間のひとりで、観ているほうが共感を覚えながら物語に入っていければいい。だから、中世的と言うとヘンかもしれないけれど、女性であることは特に共感のポイントではないのよ。一人の人として、男性にも女性にも等しく共感してもらえるようなキャラクターにしたかった。女性だからということはまったく関係なく、この物語に入っていけるようなキャラクターにしたつもりなのよ。――とはいえ女戦士だったので、優れた戦闘能力を発揮する、大変そうなシーンもありました(笑)彼女は戦闘力が高い女性だったから、肉体的なことをここまで要求される作品に出会ったことはなかったわね(笑)。『インフェルノ』(16)でスタントを経験したけれど、基本的に走っているだけだったから、戦うことは今回が初めて。たまにトム・クルーズっぽくて「イケてるんじゃない?」って思う瞬間もあったけれど、一日終わるとアザだらけだったわ。――『スター・ウォーズ』ユニバースに加わることへの抵抗はありましたか? およそ俳優さんなら喜ぶと思いますが、同時に重責でもありますよね?不安とプレッシャーはあったわ。だって、アイコンですもの! しかも30年以上の歴史があって、かかわっているわたしたちは大きな責任を毎日感じていた。だから監督がOKテイクを出しても、もう1テイクと懇願して。それくらいキャストのわたしたちも献身的に作っていたのよ。――本作も『スター・ウォーズ』らしく、親子の物語でもありますよね。ジンと父親については、どういう関係だと解釈しましたか?そのとおりだわ。『スター・ウォーズ』はシェイクスピア的な側面が濃い物語ではあるけれども、彼は父親と娘の関係に興味を持っていたのよね。それが今回の作品の中心にもあるわけで、親の言動がどれだけ自分のアイデンティティーに影響するのか、そういうことを今回の作品では模索して掘り下げているのよ。『スター・ウォーズ』は、そのキャラクターのアイデンティティーがどこにあるのか、親の存在に対して子どものアイデンティティーはどうとか、その中で自立したアイデンティティーを見つけていくことがテーマでもある。それは、ほかの過去の作品でもあると思うわ。――『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』は"希望"がテーマでしたが、ご自身ではどういう希望を感じましたか?『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の希望は団結することだと思っているけれど、それぞれの違いを忘れて一つの目的を持てた時に一つにまとまることができる、それこそがローグ・ワンのチームよね。目的があるからこそ、お互いの違いなどどうでもよくなる。そのことが素晴らしいと思ったわ。――さて今回の作品、初めて観る人には、何と言ってすすめますか?私たちが『スター・ウォーズ』に恋したように、今回もアドベンチャーが魅力なのよね。パークにいってライドに乗ってアトラクションを満喫するように、2時間くらい没入する状態が楽しい! それこそがローグ・ワンだと思うので、そういう楽しみ方をしてほしいわ!■プロフィールフェリシティ・ジョーンズ1983年、イギリス生まれ。幼い頃から演技に興味を持ち、12歳の時にTVムービー『The Treasure Seekers』(96)に出演。その後もいくつかのTVシリーズに出演した後、オックスフォード大学に進学。2005年にはOUDS(オックスフォード大学演劇協会)の一員として来日、シェイクスピアの「間違いの喜劇」の舞台に立った。以降、映画にも進出して、初のメジャー映画になる『アメイジング・スパイダーマン2』(14)を経て、『博士と彼女のセオリー』(14)でホーキング博士の妻ジェーンを好演。アカデミー主演女優賞、ゴールデングローブ(ドラマ部門)主演女優賞にノミネートされ、世界中の注目を集めた。近作ではダン・ブラウンのベストセラーを映画化した『インフェルノ』(16)でトム・ハンクスと共演。(C)2016 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.
2016年12月17日トム・ハーディが、レオナルド・ディカプリオとの賭けに負けてタトゥーを入れなければならなくなったと明かした。今年2月、レオナルドがアカデミー賞主演男優賞を受賞した『レヴェナント:蘇りし者』で2人は共演していて、トムも助演男優賞候補になっていた。だが、ノミネーション発表前にレオナルドがトムもノミネートされるだろうと予想すると、トムはそれを信じず、候補にならないことに賭けたという。「Esquire UK」のインタビューでトムが語ったもので、敗者は勝者指定の内容のタトゥーを入れると決めていたそうだ。晴れて2人ともオスカー候補となり、レオナルドが付箋に書いて寄こした文言は「レオはすべてを知っている」というもの。トム曰く「めちゃくちゃな字で書きなぐった」そうで、「俺は『OK、入れるよ。でも、きちんと書いてくれなくちゃね』って感じだった」。レオナルドの手書きはかなり汚い文字でだったらしく、トムはまだタトゥーを入れていない。「だって、ひどいんだから」と話している。(text:Yuki Tominaga)
2016年12月07日エディ・レッドメイン共演の『博士と彼女のセオリー』でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたフェリシティ・ジョーンズが、『スター・ウォーズ』最新作『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』を引っさげ、初来日することが決定。イケメン将校キャシアン役のディエゴ・ルナ、メガホンをとるギャレス・エドワーズ監督とともに、アメリカで行われるワールドプレミアにも先駆け、アジアで唯一、日本を訪れることになった。本作は、これまでの「スター・ウォーズ」シリーズでは語られたことのなかった、『エピソード4/新たなる希望』の直前までが描かれる物語。反乱軍の寄せ集め極秘チーム<ローグ・ワン>が、銀河全体を脅かす帝国軍の究極兵器<デス・スター>の設計図を奪うミッションに挑む姿が明らかになる。新たなヒロイン、ジン・アーソを演じるのは、『博士と彼女のセオリー』や『インフェルノ』で知られるフェリシティ・ジョーンズ。イギリスの名門オックスフォード大学の出身でもある彼女は、見た目の可憐な美しさに重ねて知的な雰囲気も醸し出す、まさしく“才色兼備の女優”。そんな彼女が本作では、15歳のころからたった1人で生きてきた孤独なアウトローという、これまでにない役柄を演じることでも注目を集めている。究極兵器<デス・スター>の開発者が父ゲイレン・アーソ(マッツ・ミケルセン)だと知り、反乱軍のローグ・ワンのメンバーとして戦う一方、帝国軍に加担する父を“信じたい”という思いを抱えた複雑なジンという役柄を、フェリシティは熱演。また、初の本格的なアクションにも挑戦しており、カンフーのトレーニングを積んで、肉体面はもちろんのこと、精神面においても鍛練したという。今回、映画のプロモーションとしては初来日を果たす。また、ジンのお目付け役で情報将校のキャシアン・アンドーを演じるのは、メキシコ出身のイケメン俳優ディエゴ・ルナ。子役時代から活躍し、2000年、ハビエル・バルデム主演の『夜になる前に』でハリウッドデビュー。以来、本国やハリウッドで俳優として活躍する一方、ガエル・ガルシア・ベルナルと共に自身の映画製作会社を立ち上げ、映画監督・プロデューサーとしてもマルチな才能を発揮。今年のカンヌ国際映画祭では、「ある視点」部門で審査員を務めた(深田晃司監督作『淵に立つ』が受賞)。ディエゴは「第4回スペイン・ラテンアメリカ映画祭」で以来、9年ぶり2回目の来日となる。そして、「スター・ウォーズ」オタクを自認する、ギャレス・エドワーズ監督はハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』以来、2年ぶりの来日に。ゴジラ好きが高じて同作でメジャーデビューを果たし、本作にも大抜擢されたエドワーズ監督は、少年時代はニンテンドーのドンキーコングに夢中だったそう。本作に込められた、日本の“サムライ魂”についてどう語ってくれるのか、実に楽しみだ。彼ら3人は、なんとアメリカで行われるワールドプレミアの前に世界に先駆けての来日。『ローグ・ワン』の主要メンバーが集結するのはアジアで唯一、日本だけとなり、日本映画や日本文化から多大な影響を受けている『スター・ウォーズ』シリーズだからこそ、実現した特別な機会となる。3人は滞在中、レッドカーペットイベントや特別映像上映会など、日本のファンと直接交流するほか、来日記者会見を予定している。『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』は12月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月25日