ウェールズ・ボナー(WALES BONNER)の2024年春夏コレクションが、2023年6月21日(水)、フランス・パリにて発表された。「マラソン」をテーマに今季のウェールズ・ボナーのテーマは「マラソン(MARATHON)」。ランナーへとオマージュを捧げるようにして、ブランドのベースにあるスポーティ、テーラリングを基調としたコレクションを展開した。スポーツウェアは、ブランドのエッセンスであるばかりでなく、今季はそのテーマゆえに直接的な参照源であると言えるだろう。それはたとえばトラックスーツであり、スポーツ用のハーフパンツなどである。トラックスーツはバックの配色を大胆に変えるなど、ベーシックなアイテムの表情を変えている。また、サイドラインには組紐を添わせるなど、アフリカ的な要素を彷彿とさせるディテールが組み込まれている。一方、テーラリングは、ショルダーは端正なセットイン、シルエットは身体に自然に寄り添うラインを描く、洗練された仕立てが貴重。しかし、衿周りの配色を切り替える、ラペルを小さく設定する、デニム素材を用いる、パンツにはスポーティな側章を施すなど、随所にカジュアルな要素を取り込んだ。上で少しふれたように、コレクションにはアフリカの要素を散りばめている。手刺繍を施したラフィア素材は、スカートやベストに採用。ビーズをふんだんに用いたマクラメ編みのベストやスカートも見られる。あるいは、広くスタッズをリズミカルにあしらった装飾も用いられている。カラーは、ベージュ、ホワイトやブラックといったベーシックなものを軸に、ブルーやレッド、イエローといった力強い色味をスポーツウェアに採用。また、アニマル柄や花柄も取り入れ、存在感あるアクセントをもたらした。
2023年06月30日6月24日、 パリの中心部にある歴史的なフランス共和国親衛隊の馬術トレーニングアリーナに設けられた特設会場にてロエベ2024年春夏メンズコレクションショーが開催されました。Courtesy of LOEWEパースペクティブの研究。ものの認識とスケールを決定する「視点」、そして認識とスケールが描きだすシルエットについて。リンダ・ベングリスの巨大な噴水が取り囲む中、観客は広角で、また下から見上げるようにして、ある種の壮大さに圧倒されながらランウェイを眺めます。長いレッグ、高いウエスト、コンパクトなバストからなるシルエットもまた、そのような見方を誘います。Courtesy of LOEWE伸長されたプロポーション、ジェスチャー、製法の探求が、単純なものを婉曲的に、かすかなものを大胆に提示します。コレクションを構成するのはブレザー、コート、バンカーシャツ、ニットポロ、ツインセット、アーガイルニット、ジーンズ、チノパンツ。いずれも捻りをきかせながら、見かけの平凡さが目を欺きます。フィルターのように表面を覆い、緻密なストライプやピンストライプを描くクリスタル。動的カットにより、構築物と化すボディ。シューズはトラウザーへと成長し、地面から生えてきたかのようです。Courtesy of LOEWEこれまで以上にロエベらしく、予期せぬ手法が物事を覆してゆきます。ピンの刺さった、生地見本のような巨大なトップス。アクセサリーは衣類の一部に。切り刻まれたブロケードのトップスの上にクリスタルのハチドリ。きらびやかに装飾されたサングラス。Courtesy of LOEWE熟考されたカラーパレット。柔らかな色合いやソリッドなブルー、ブラックやカーキ。ラウンドトゥのチェルシーブーツやサンダル、バレエシューズ。スエードのペブル バケットバッグやパズルトートなどのオーバーサイズのバッグが、プロポーションに関する研究を深めています。Courtesy of LOEWEアートワークについてショーのセットは、アーティストのリンダ・ベングリス(1941年生、アメリカ・ルイジアナ州)が制作した3つの噴水を中心に展開されています。60年にわたるキャリアの中で、ベングリスは形態と物質性における絶え間ない革新によって芸術作品を再定義し、流体の予測不能な振る舞いを探求してきました。ブロンズ、ポリウレタン、ラテックス、グリッター、紙、プラスター(石灰または石膏を主材料とした塗装材料)、水などといった多様な素材に対して動的かつ物理的にアプローチし、伝統的な彫刻の境界に挑戦してきました。Courtesy of LOEWEベングリスによる最初の噴水は、1984年のニューオーリンズワールドフェアのために制作した《The Wave of the World》です。ショーでは以下の3つの作品が展示されています。《Crescendo》(1983-84/2014-15)は、《The Wave of theWorld》の進化形であり、ドラマティックに張り出した形状はクラッシュする波や火山の噴火を連想させます。3つの巨大な銅製の塔からなるBounty, Amber Waves, Fruited Plane》(2021)は、花のような形状が積み重なり、生命の成長や凍った水の爆発を想起させます。《Knight Mer》(2007-2022)は、藻類に覆われた岩のように水面から突き出ています。壮大でありながら親密なベングリスの噴水は、いきいきと脈打ち、観る者にエネルギーを伝染させながら、感覚と本能を触発します。Courtesy of LOEWEロエベについて1846年スペインにて誕生したロエベは、176年以上にわたって世界的なラグジュアリーブランドの一つとして名を連ねてきました。2013年からはジョナサン・アンダーソンによる指揮のもと、新たな章へ。知的かつ遊び心に満ちたファッションと、大胆でいきいきとしたスペインのライフスタイル、レザーにおける類稀な専門性を背景に、クラフトとカルチャーを重んじるブランドとして存在感を示しています。お問い合わせ:ロエベ ジャパン クライアントサービス電話:03-6215-6116
2023年06月30日ディプティック(Diptyque)は、パリの街を香りで巡る期間限定イベント「アンエール ドゥ パリ(Un Air de Paris)」を、表参道のバツアートギャラリー(BA-TSU ART GALLERY)にて、2023年7月7日(金)から17日(月・祝)まで開催する。ディプティックの期間限定イベント「アンエール ドゥ パリ」ディプティック発祥の地・パリにいるかのような香りを体感できる期間限定イベント「アンエール ドゥ パリ」が開催。パリの建築様式を再現した建物内には、メゾンの起源となった3人のアーティストについての展示をはじめ、ランタンやキャンドルリッドなどの限定アイテムが勢ぞろいする。定番のフレグランスのほかにも、オリジナルの傘やインスタントカメラ、ノードブックなども登場。また、ディプティックのフレグランスキャンドルをベースに、自分だけの“オリジナルペーパーキャンドル”を製作できるワークショップも用意している。さらに、パティスリィ アサコ イワヤナギ(PÂTISSERIE ASAKO IWAYANAGI)が期間限定イペントのために考案したアイスクリームもテイクアウトで販売。香りだけでなく、味覚でもディプティックを堪能できるイベントとなっている。【詳細】期間限定ストア「アンエール ドゥ パリ(Un Air de Paris)」期間:2023年7月7日(金)~17日(月・祝)会場:バツアートギャラリー(BA-TSU ART GALLARY)住所:東京都渋谷区神宮前5-11-5時間:11:00~20:00(最終入場 19:30) ※7月7日(金)のみ11:00~16:00【問い合わせ先】ディプティック ジャパン株式会社TEL:03-6450-5735
2023年06月29日ターク(TAAKK)の2024年春夏コレクションが、2023年6月25日(日)、フランス・パリにて発表された。細部の震え、繊細さとダイナミズム今季のタークのテーマ「GOD IS IN THE DETAILS (神は細部に宿る)」とは、多くの場合、建築家ミース・ファン・デル・ローエの言葉とされている。これに少しだけ補助線を引くと、実はこの言葉は、19世紀後半から20世紀前半にかけて生きたドイツの美術史家アビ・ヴァールブルクによって用いられたものでもある。ヴァールブルクが主に対象としたのが、サンドロ・ボッティチェッリをはじめとするルネサンス絵画である。ルネサンスとは古代ギリシア・ローマの文芸の復興のことであったが、この時ヴァールブルクにとって、古代の造形を甦らせて生き生きとした息吹を与えるのが、波打つ衣裳の裾や、風に揺れる髪といった細部であったのだ。たとえば、ボッティチェッリの《ウェヌスの誕生》を思い浮かべればよい。だから、今季のタークには、あたかも細波が震えるようなダイナミズムと静謐さが交錯している。それは、緻密な刺繍で波のようにファブリックを連ね、あるいは流動的な柄を縫いとったシャツやジャケットであるし、波打つように一面にリボンを織りなしたMA-1ブルゾンやパンツであり、あるいはフリンジのように震えるプリントシャツである。このうち、刺繍という技法が、今季デザイナーの森川が徹底してこだわりたかったものであった。そこには、安直に流行のデザインや技法に従って、日本で培われた技術の数々が失われてゆくことに対する危惧があったという。ダブルブレストのテーラードジャケットに施した装飾模様や、ストライプシャツのフロントにあしらったブレードのようなモチーフにおいては、その精緻な技術によって静かに震えるような表情を織りなされている。静かにたゆたい、その震えでもってダイナミックな息吹を感じさせるウェアには、オープンワークでリズミカルな格子模様を生みだしたベストやプルオーバー、甘くランダムな模様に編みあげたニットなどに観ることができる。また、鮮やかなプリントを施したロングコートやシャツなどには、薄く透け感のあるファブリックを用いるなど、風に繊細にゆらめく官能的な佇まいももたらされている。
2023年06月29日sacai(サカイ)の2024年春夏コレクションが、2023年6月25日(月)、フランス・パリのソルボンヌ大学にて発表された。力強く開く花のように突き抜けるような夏の青空のもとで発表された今季のsacaiは、ミリタリーやワークといったブランドが軸とするテイストを基調に、力強い陽の光を受けて育つ植物、あるいは花さながらにダイナミックな造形を示しているように思われる。たとえば、ショーの幕開けとともに登場したデニムウェアは、リジッドデニムのハリのある質感を活かし、立体的に広がり、起伏をなす造形に。裾にかけて広がるデニムジャケットはもちろん、矩形のファブリックを褶曲させることで花のようにいきいきと膨らむベストやスカートなども展開した。素材のひだを活かすことで生まれるフォルムは、ジャケットやドレスなどにも見ることができる。ニットのカーディガンやトップスは、ショルダー周りに余裕を持たせる一方、ウエスト部分には縦に複数のタックを寄せることで、緩急のついたシルエットに。また、トレンチコートをベースにしたノースリーブドレスは、やはり大胆なタックによってウエストから裾にかけて広がるよう仕上げている。このように、デニムジャケットやミリタリーブルゾン、スカートといったウェアは、ハイブリッド的な要素を交えつつ、全体として裾に向かってダイナミックに広がるシルエットを示している。また、MA-1には大胆なサイドスリットを設けるなど、身体の動きに沿った躍動感も示している。柄としては、植物や花がモチーフとして取り入れられている。いずれも大胆に図案化、平面化されたこれらのモチーフは、プルオーバーのトップス、シャツ、カーディガン、スカートといったアイテムを力強く彩った。また、ノーカラージャケットやスカートにのせたクラシカルなチェック柄、ニットに採用したノルディック調パターンなども挙げることができる。カラーは、ブラックやグレー、ネイビー、カーキ、ベージュといったベーシックカラーを基調としつつ、ヴィヴィッドなレッドやブルー、花柄を彩るオレンジやグリーンなどが、コレクションに生命感あふれる色彩を添えた。
2023年06月28日ダブレット(doublet)の2024年春夏コレクションが、2023年6月25日(月)、フランス・パリにて発表された。テーマは「NOW. AND THEN」。表層の戯れ衣服がすぐれて、それを身にまとう人の印象を作りだすものであるのならば、ダブレットはそのシルエットで、素材で、あるいはディテールで、その印象を──ユーモラスに──戯れてみせる。ジャケットを見てみよう。ショルダーには大胆にパッドを施し、パワーショルダーを超えでた力強いフォルムに。全体としてオーバーなサイズ感を採用することで、その下に覆われた身体のシルエットをはぐらかしてやまない。素材はどうか。リラクシングなロングコートに用いたのは、薄く軽やかなビニール素材。しかし、さながら経年変化を帯びたレザーのような表情に仕上げることで、人工素材が(まあおおよそ)示すことのない時間の変化と、レザーではなしえない軽快な表情を示している。シャネルジャケットの力強いモダンさも、ここでは屈折される。もともとのクラシカルなファンシーツイードは、甘く織られたツイードへと変奏。長く愛用されたタオルを彷彿とさせる、柔らかく軽快な素材をオーバーサイズで採用することで、元来のストレートなラインを気怠い佇まいに仕上げた。また、ミリタリーブルゾンもこうした柔らかな素材を用いることで、テイストと質感のギャップを生んでいる。あるいは、金属的な光沢を示すデニム、トロンプルイユのプリントを施したアイテムなど、表層と実体を戯れてやまないユーモラスさを、コレクションを通して提示したように思われる。
2023年06月28日ホワイトマウンテニアリング(White Mountaineering)の2024年春夏コレクションが、2023年6月24日(土)、フランス・パリにて発表された。テーマは「Memories」。「Memories」をテーマにデザイナー自身が今まで目にしてきた景色、あるいは旅から得た着想源に、自らの経験した時代と情景の変化を「写真」として捉えた、今季のホワイトマウンテニアリング。ブランドがベースとするアウトドア、スポーティなテイストを軸としつつも、したがって、そこには豊かな抒情性が感じられる。コレクションのひとつの中核となるアウトドアやスポーティのウェアは、ブラックを基調に、機能的な素材とディテールでまとめられている。マウンテンパーカーはもちろん、コーチジャケット、ベストなどのほか、シングルブレストジャケットもスポーティな表情でアレンジした。一方、スタイリッシュなブラックの統一とは対照的に、さながら自然を写し入れたかのようなウェアは、色彩とニュアンスに富んだ表情を醸し出している。それは、樹林を彷彿とさせる柄であるし、建物をニュアンスに富んだ色彩で写したプリントであるし、パッチワーク状に組み合わせたチェック柄であるし、あるいはペイズリーや波柄模様である。また、記憶と時間の重層性を仄めかすかのように、レイヤードにより長短のリズミカルな丈感が示されている点も特徴的だ。アウターの下に重ねるシャツは、やや長めの丈感に。また、トップスのコーディネートに変化を加えられるベストやオーバーサイズのクルーネックなども見受けられる。カラーは、上で軽くふれたようにブラックを中心に、グリーン、エクリュやベージュがベース。また、パープルなどの鮮やかな色彩により、存在感をもたらした。
2023年06月28日カラー(kolor)の2024年春夏コレクションが、2023年6月24日(土)、フランス・パリのソルボンヌ大学にて発表された。アウトドアやスポーティを再構築風の吹き荒ぶような音響のなか、幕を開けた今季のカラーのショー。そのコレクションでは、アウトドアやスポーティをベースに、ブランドらしい解体・再構築的なデザインによるウェアを展開している。たとえば、オーバーサイズのロングコートやジャケットには、テクニカル素材を軸に用い、アウトドアやスポーツで活躍するウェアのパーツをコラージュ的に取り入れて構成。配色も、グリーンやオレンジ、ネイビーなど、アウトドアウェアに特徴的な力強いカラーを複数取り入れることで、存在感ある表情に仕上げている。機能的なウェアをベースとはしつつ、その素材は春夏らしく薄く軽やかだ。とりわけ、コートやスカートには透け感のあるファブリックを用いることで、レイヤードを引き立てている。また、コートのバックスタイルにはギャザーを寄せるなど、機能的なウェアとは一線を画する華やぎも反映している。また、冬服に用いられることが多いノルディック柄ニットのモチーフも、こうした軽快なアイテムに装飾的に取り入れられている。ハーフスリーブのニットにのせるのはもちろん、テクニカル素材のアウターのスリーブに組み合わせるほか、バックにもさながらヨークのようにしてあしらった。
2023年06月27日メゾン ミハラヤスヒロ(Maison MIHARA YASUHIRO)の2024年春夏コレクションが、2023年6月23日(金)、フランス・パリにて発表された。80年代後半〜90年代を着想源にデザイナーの三原が自身の10代の頃、1980年代後半から90年代にかけての記憶をよすがに展開された、今季のメゾン ミハラヤスヒロ。「流行や情報を持たない、怖いもの知らずで熱狂的な若者のファッションコミュニティーが今の時代にあったとしたら」との思いのもと、推進力に富んだバンドの演奏とともに繰り広げられたそのショーは、反抗的な気怠さを帯びている。コレクションの基調をなすのは、きわめて大きなシルエットでまとめられたウェアだ。アンコン仕立てのジャケット、MA-1ブルゾン、デニムジャケット、スカジャン、あるいはパンツなど、いずれもスーパービッグと形容できるサイズでルードで気怠いムードを演出。アウターのスリーブ下にはスリットを設けて腕を出せるようにするなど、着こなしにも変化がもたらされている。もうひとつの特徴が、色落ち加工による経年変化を帯びたような表情。デニムアイテムはもちろん、ナイロンアウター、鈍い光沢を帯びたファブリックにも加工を施し、反抗的なスタイルを際立てている。随所に施されたほつれ加工にも、同様の効果を見てとることができる。色落ち加工により豊かな表情をもたらしつつも、カラーパレット自体は抑制されている。グレーやブラックなどを軸に用い、色褪せたようなニュアンスを引き立てている。さらにコレクションでは、転写を得意とするトーキングアバウト ジ アブストラクション(TALKING ABOUT THE ABSTRACTION)とのコラボレーションによる、マガジン型のクラッチバッグやラジカセ型のショルダーバッグを披露。とくに、クラッチバッグのモチーフには、当時を代表するストリートスナップ誌『FRUiTS』創刊号のバックナンバーの写真をのせた。
2023年06月26日アミ パリス(AMI PARIS)の2024年春夏コレクション が、2023年6月22日(木)、フランス・パリで発表された。1990年代のミニマル・スタイルに着想1990年代のミニマルなスタイルに着想を得たという今季のアミ パリスは、デザインを削ぎ落としつつ、リラクシングな快適さを示している。たとえば、コレクションのひとつの軸となっているテーラリングは、メンズにもウィメンズにも幅広く見られ、心地よいセットインショルダーとやや長めの丈感に設定し、身体にそっと寄り添うような自然な上品さを演出している。また、ロングコート、ワンピース、フルレングスや膝下丈のパンツといったコレクションを構成するアイテムは、いずれも極度なデフォルメを避けたすっきりと流れるようなシルエットが特徴。いずれもデザインを抑制し、ミニマルな佇まいに仕上げた。そうしたなか、素材で目を引くのはシアー素材やスパンコールだろう。シースルー素材はすっきりとしたシルエットのトップスなどに用い、心地よい涼やかさを演出。一方、スパンコールは、シャツやパンツ、ワンピースなどにのせられ、削ぎ落とされたシルエットに華やぎを添えている。カラーは、柔らかく上品なトーンがベース。ベージュやグレー、ブラックといったベーシックカラーに加え、ライトブルーやライトグリーンが爽やかにコレクションを彩った。
2023年06月26日ジバンシィが2024年サマー メンズ コレクションをパリで発表しました。Courtesy of GIVENCHY個性を表現するエレガンス。型にはまらないジェスチャーとしてのサルトリアリズム。自由奔放な洗練。ジバンシィは、2024年春夏メンズウエアコレクションで、新しいマスキュリン・ドレッシングの文化とクラシックなメンズワードローブの関係を検証します。アーティスティック・ディレクターのマシュー・M・ウィリアムズは、自分自身の経験をもとに、時代の精神に基づいてスマートさの原型を”再文脈化”すること、つまり、過去の決められた美徳に捉われず、仕立ての良いシルエットへの認識を”リセット”することを観察するのです。Courtesy of GIVENCHYその前提は、”制服によって具現化されたエレガンスの研究”へと繋がります。”民主主義“と”束縛”の二重の象徴である制服は、十代の若者が自由にカスタマイズを楽しむいわばキャンバスのようなものであり、機能と個性に応じて自分を表現する典型でもあります。紋章付きのニットやスウェットシャツ、ポロシャツは、縮んだり襟元が伸びたり、裾がクロップド丈になったりして、”サイズの変化”や”自分流の着こなし”といったアイディアによってプレイフルに表現されています。高度なサヴォアフェールによって作られたイエローとブラックの超軽量カーフスキン、アーカイブから引用された花柄の刺繍、手作業でちりばめられたクリスタルなど、印象的なハイテクジャケットの中にはスクールボーイスーツを合わせます。Courtesy of GIVENCHYシルエットは、ワードローブに欠かせないアイテムをラグジュアリーなテクニックとファブリックによって昇華させる探求へと進化します。ジェムやハードウエアで装飾されたロング丈のTシャツやジャージー素材のアイテムは、ワイドカーゴパンツやオーバーレイフックで留められたスーパーサイズのチノパンの揺れるプロポーションを反芻します。トレンチコートからマックコート、ブルゾンまで、メンズワードローブの代表的なアイテムは、ダブルフェイスのコットンによって手作業で仕上げられました。『ジバンシィ ダブルフェイス ナイロン』の名を冠した、絶妙な寸法にカットされたアウターウエア、パーカー、トップスは、シルエットに引き締まったラインを加えています。『ジバンシィ ガーメントダイ』と名付けられたシワ加工のトラックスーツ、ミリタリースモック、フィールドジャケットは、最新鋭のファブリック処理が施されています。デニムはレギュラーフィットジーンズとカットオフショートパンツを新たなテイストで表現します。Courtesy of GIVENCHYルレックスや起毛ウールのタキシードは、大きすぎず、かと言って彫刻的でもなく、現実的なプロポーションのアイディアを反映しています。やや細長い着丈と短めの袖は、”洗練”という造形的な概念に由来します。ダブルブレストのシルクウールのブレザーは、マグネット留めを施し、手彫りのパッドで彫刻的なスクエアショルダーを実現し、背中の縫い目をなくしたエレガンスの頂点を極めるハンドメイドのスーツシリーズです。そのディテールは、インスピレーション源となったアイテムの質感を再現したダイアゴナル・ウールによって複雑に仕立てられたオートクチュールのミリタリージャケットにも応用されています。世代を超えて受け継がれるハイ・ドレスメイキングは丹念な仕立てのジャンプスーツとして進化し、同様のシルエットがウエストコートやパンツでも繰り返されます。Courtesy of GIVENCHY腰に巻いたスエード、ナイロン、ウェビング素材のテクニカルなバッグは、エレガンスへのリアルで機能的なアプローチを強めています。スクールボーイを彷彿させる、ハイテク素材と擦れたスエードをミックスしたバックパックは、マクロとミクロのフォルムで登場し、コレクションの核となる”プロポーションの遊び”を表現します。擦れたスエード素材は、シルバーとゴールドのハードウエアをあしらった三角形の『ヴォワイユークロスボディ』や、特徴的なつま先のダービーやブーツ、フラットローファーにも採用されています。新しいワードローブの考え方に基づくハイブリッドな提案であるナイロンとコーデュロイの軽量スニーカーは、ハイキングシューズをエレガントなアイテムへと格上げし、メゾンのサヴォアフェールを通じてスニーカーとドレスシューズの境界線をなくします。Courtesy of GIVENCHYジュエリーは、ユベール・ド・ジバンシィへのオマージュとして、創業者が好んだ蘭の花が登場します。この蘭の花をモチーフとした、グラデーション・エナメルのイヤリング、イヤカフ、ネックレスはすべて手彫りされており、ウエア同様に職人技を引き立たせています。サングラスは、マットなメタルのミニマルなオーバルフレームで、クラシックなシェイプを再解釈します。Courtesy of GIVENCHYCourtesy of GIVENCHYCourtesy of GIVENCHYお問い合わせ:ジバンシィ ジャパン0120-218-025
2023年06月26日ファセッタズム(FACETASM)の2024年春夏コレクションが、2023年6月21日(水)、フランス・パリにて発表された。カジュアルなデイストに華やぎを今季のファセッタズムは、ストリートやミリタリーのウェアを基調としつつ、その雰囲気はひじょうに華やかでカラフルだ。たとえば、チュールのフリルやプリーツ。MA-1ブルゾンなどには、テープ状のフリルを数多と連ねて装飾することで、タフなウェアの表情を変化させた。また、アシンメトリックな切り替えなど、解体・再構築的な要素も随所に見てとることができる。トップスには、片側のみにギャザーとチュールのレイヤリングを装飾。スポーティなブルゾンは相異なるカラーやロゴをひとつに。あるいはチェックのワンピースには、ショルダーにフォルムを変化させるファスナーをあしらってる。彩りの要素で中心的な役割を担うのは、マルチカラーを用いたファンシーボーダーだろう。トップスやニット、ワンピースなど、比較的ストレートなラインに仕上げたアイテムに色とりどりのボーダーをのせることで、視覚を惑乱するかのような力強い効果をもたらした。
2023年06月24日ディオールは、6月22日午後3時 (現地時間)、パリのエコール・ミリテールにて2024年サマー メンズ コレクションを発表しました。Courtesy of DIOR「ディオールはオートクチュールメゾンであり、洋服に尽きるのです。その中核にあるのは、最高峰のシルエット、シェイプ、そして技術と素材です。メゾンで5年間を過ごし、今年は5年目のアニバーサリーイヤーになるのですが、このコレクションのことを決して忘れることはないでしょう。過去のウィメンズウエアから受け継ぎ、現代のメンズウエアへと落とし込むこと、これはひとつのカルチャーです。今回初めての試みとして、オマージュを捧げたいと考えていた、歴代のクリエイティブ ディレクターたちと様々な時代からのインスピレーションに、私たちのエッセンスをコラージュしました。「カナージュ」をはじめとするディオールのポップアイコンとともに、テクスチャーや技術を通じてすべてを繋げました」とキム・ジョーンズは述べています。Courtesy of DIORイヴ・サン=ローランのシルエットからジャンフランコ・フェレの刺繍、ムッシュ ディオールの「オーバル」、そしてマルク・ボアンのテクスチャーまで、インスピレーションやポップアイコンのコラージュが、 “HOMMES FLEURS(フラワーマン)” のメカニカルな庭園として形となり、フェミニンからマスキュリンへ、サロンからストリートへ、そして「ニュールック」から「ニューウェーブ」へと、伝統と破壊を包み込み、まとめ上げられました。Courtesy of DIORキム・ジョーンズは、5年目のアニバーサリーイヤーとなる本コレクションで、これまでの歴代のクリエイティブ ディレクターによるクリエイションに、自身のスタイルを融合。イヴ・サン=ローランのシルエットは、今回のコレクションで再び採用されながらも、キム・ジョーンズによるサマーシルエットに変容を遂げました。メンズウエアの歴史が、マスキュリンとフェミニンの融合と出会い、英国のテイラリングの伝統と素材が、オートクチュールのテイラリングアトリエと出会います。メンズウエアの世界に登場する、ウィメンズウエアの素材のルーツがここに明らかになります。Courtesy of DIORすべてに息づいているのは、軽やかで遊び心のあるモダニティ、機能性と気楽さを感じさせるセンスなのです。そこにあるのは、個々の衣服におけるフォーマルとカジュアルの融合、ラグジュアリーと機能性がひとつになった、あふれんばかりのポップな魅力。今回、ハリントンジャケットやポロシャツ、クルーネック、カーディガンといった、シンプルで典型的なメンズウエアアイテムは、ツイードや刺繍、「カナージュ」といった、時代やスタイルをも超越するディオールの象徴的な職人技を通じて、平凡から非凡なものへと変貌を遂げます。Courtesy of DIORイヴ・サン=ローランのテイラリングを再びメンズウエアの世界に取り入れ、1959年のコレクションに登場したボリュームやスリット、プリーツ、ネックラインにフォーカスした本コレクション。このようなディテールがリラックスしたマスキュリンなスーツやサマーアンサンブル、スウィーピングコートに落とし込まれています。一方で、1995年の「レディ ディオール」バッグにインスパイアされた、「オーバル」があしらわれた厚底のローファーや、「ニューウェーブ」のクレープを想起させるサンダルが登場。バッグは、ポップな蛍光色の「サドル」や、コニャックカラーの「カナージュ」サッチェルなど、華やかなものから控えめなもの、機能的なツイードのバックパックやレザーのロールドサンドイッチバッグまで、様々なフォルムやカラー、テクスチャーで展開されます。ハットデザイナーのスティーブン・ジョーンズは、「ニューウェーブ」のビーニーを再解釈。今回、コケードと呼ばれる花形帽章の代わりに、中国の唐時代(618年-907年)に誕生した極めて美しいベルベットの花飾り、「絨花」が採用されています。コレクションのカラーパレットを取り入れた「絨花」は、熟練した職人たちとディオールのアトリエとの協業によって、その伝統に新たな息吹を吹き込み、現代におけるエレガンスをこれまで以上に讃えます。Courtesy of DIORThe Dior Men’s Summer 2024 Show @mrkimjones #DiorSummer24お問い合わせ:クリスチャン ディオールTEL:0120-02-1947(※更新-画像追加 6/29)
2023年06月24日ルイ・ヴィトンは、6月20日現地時間、2024春夏メンズ・コレクションをパリにて発表しました。©LOUIS VUITTONメンズ クリエイティブ・ディレクター ファレル・ウィリアムスによる初のショーとなった今回は、セーヌ川に架かるパリで最も古い橋、ポンヌフで開催されました。©LOUIS VUITTONメンズ クリエイティブ・ディレクター ファレル・ウィリアムスによる初のショーは、普遍的な源である太陽が根底にあります。文化や信条を超えて、人々を勇気づけ、癒し、団結させる輝きを放つ光の象徴として、グラフィックの光線、カラーパレット、装飾などコレクションのいたるところで表現されています。©LOUIS VUITTONコレクションは、トッド・トウルソが監督したフィルムによる前奏曲“PUPIL KING”で幕をあけます。©LOUIS VUITTON©LOUIS VUITTONダミエ・パターンとカモフラージュが融合した“ダモフラージュ”、イエローのカラーパレット、ダンディズムなテーラードなど様々なキーワードでコレクションが構成されています。また、アメリカのアーティスト ヘンリー・テイラーによる作品が、刺繍でデザインされています。©LOUIS VUITTON©LOUIS VUITTON©LOUIS VUITTONファレル・ウィリアムスが、ルイ・ヴィトン初のショーで伝えるメッセージ“LVERS”。これは温かさ、幸福感、歓迎する気持ちの基盤となる心の状態を表し、グラフィックや装飾など至るところで表現されています。©LOUIS VUITTON©LOUIS VUITTON"JOY (Unspeakable)"と題した音楽に合わせて、ファレル・ウィリアムスとメンズ・スタジオが登場し、フィナーレを飾りました。©LOUIS VUITTONルイ・ヴィトン 2024春夏メンズ・コレクション ランウェイショー(フランス・パリ)日本時間 6月21日(水)午前4:30 / 現地時間 6月20日(火)午後9:30 #LVMenSS24 @PHARRELL【ルイ・ヴィトンについて】1854年の創業以来、ルイ・ヴィトンは、革新とスタイルを組み合わせた独自のデザインを常に最高級な品質で提供し続けています。現在もトラベルラゲージ、バッグ、アクセサリーなどの製品を通じて、クリエイティブでありながらエレガントで実用的という、創業者ルイ・ヴィトンが生み出した「旅の真髄(こころ)」という精神を忠実に受け継いでいます。ルイ・ヴィトンというストーリーを作り上げたのは「大胆さ」でした。伝統を重んじ、歴史の中で建築家、アーティスト、デザイナーに門戸を開き、プレタポルテ、シューズ、アクセサリー、ウォッチ、ファインジュエリー、フレグランスなどの分野を開拓してきたのです。これらの丁寧に製作された製品は、ルイ・ヴィトンがクラフツマンシップにいかにこだわりを持ってきたかという証となっています。
2023年06月22日ルイ・ヴィトンはフランス・パリにて、メンズ クリエイティブ・ディレクター ファレル・ウィリアムスによる2024春夏メンズ・コレクションのランウェイショーを6月20日(火)現地時間 午後9:30 / 日本時間 6月21日(水)午前4:30に開催します。©LOUIS VUITTONルイ・ヴィトン 2024春夏メンズ・コレクション ランウェイショー会場:フランス(パリ)日時:6月20日(火)現地時間 午後9:30 / 日本時間 6月21日(水)午前4:30 スタート予定ハッシュタグ:#LouisVuitton #LVMenSS24 @LouisVuitton公式サイト、公式インスタグラムのほか、FASHION HEADLINE(*本記事内を予定)でも配信を予定。ルイ・ヴィトンについて1854年の創業以来、ルイ・ヴィトンは、革新とスタイルを組み合わせた独自のデザインを常に最高級な品質で提供し続けています。現在もトラベルラゲージ、バッグ、アクセサリーなどの製品を通じて、クリエイティブでありながらエレガントで実用的という、創業者ルイ・ヴィトンが生み出した「旅の真髄(こころ)」の精神を忠実に受け継いでいます。ルイ・ヴィトンというストーリーを作り上げたのは「大胆さ」でした。伝統を重んじ、歴史の中で建築家、アーティスト、デザイナーに門戸を開き、プレタポルテ、シューズ、アクセサリー、ウォッチ、ファインジュエリー、フレグランスなどの分野を開拓してきたのです。これらの丁寧に製作された製品は、ルイ・ヴィトンがクラフツマンシップにいかにこだわりを持ってきたかという証となっています。
2023年06月19日森永製菓から、アイスバー「しましまうまうまバー」が登場。2023年6月19日(月)より期間限定で全国にて発売される。たっぷりチョコ×パリパリ食感のアイスバー「しましまうまうまバー」「しましまうまうまバー」は、バニラアイスにたっぷりのチョコレートを層状に入れたアイスバー。チョコレートがぎゅうぎゅうに詰まった“しまうまよりしましま”な見た目と、パリパリ食感が特徴だ。今回、先行発売していた「しましまうまうまバー」をより多くの人に楽しんでもらえるよう、全国にて展開する。“しましま”なしまうまたちを配したユニークなパッケージもポイントのひとつ。可愛らしいパッケージデザインもあわせて楽しんでみて。【詳細】「しましまうまうまバー」発売日:2023年6月19日(月)※無くなり次第終了販売エリア:全国 / コンビニエンスストア限定価格:141円
2023年06月16日ディオール メゾン(DIOR MAISON)から、「プラン ドゥ パリ」モチーフの新作インテリアや雑貨が登場。“パリの街並みを讃える”「プラン ドゥ パリ」モチーフマリア・グラツィア・キウリによる2023年春夏コレクションにて発表された「プラン ドゥ パリ」は、パリの街並みを讃える新モチーフ。創設者 ムッシュ ディオールが偶然、幸運の星「ラッキー スター」に出会ったフォブール=サントノレ通りから、メゾンを象徴するアドレスであるモンテーニュ通り30番地まで、“ディオールとパリをつなぐ場所”を繊細に描いた、ポエティックデザインが魅力的だ。展開アイテム今回展開されるのは、日常をより特別なひと時へと変えてくれる上質なインテリアや雑貨アイテム。「プラン ドゥ パリ」を刺繍で表現したクッションカバーをはじめ、モノトーンでデザインしたウォーターボトル、プレースマット、キャンドルを包む磁器のポットなどがラインナップする。タイムレスな美しさを放つアイテムの数々は、自分へのご褒美にはもちろん、大切なひとへのギフトとしてもおすすめしたい。【詳細】ディオール メゾン展開:ディオール メゾン取扱店舗、公式オンラインブティック・ウォーターボトル 33,000円・スモール スクエア クッション 135,000円・ラージ スクエア クッション 170,000円・ミニチュアキャンドル セット 61,000円・プレースマット 66,000円【問い合わせ】クリスチャン ディオールTEL:0120-02-1947
2023年05月20日日本人が大好きなおにぎりには、おいしい海苔が欠かせません。特にコンビニのおにぎりは海苔がパリパリと食感がよく、手作りのおにぎりより好きだという人も多いのではないでしょうか。しかし、なかなか自宅で再現が難しいのがパリパリ食感の海苔。そこでご紹介するのは、るみる(rumiru_zuborashokudo)さんのInstagramの投稿です。自宅でコンビニおにぎりのようなパリパリ感を出す方法を解説します。 この投稿をInstagramで見る るみる/料理歴15年✨ずぼら楽ちんレシピ✨(@rumiru_zuborashokudo)がシェアした投稿 アルミホイルで簡単にできるパリパリ海苔まずは、アルミホイルの上に海苔を置きます。るみるさんの投稿では、手巻き寿司用の海苔を半分に折って使っています。次に、アルミホイルの両端を折って海苔を包み、ひっくり返します。アルミホイルで海苔を包んだら、マスキングテープを画像のように縦に貼りましょう。おにぎりを包んで「コンビニおにぎり」の完成次に、アルミホイルの上におにぎりを置き、アルミホイルを縦に折っておにぎりを包みます。アルミホイルでおにぎりを完全に包んだら、先ほど貼ったマスキングテープの部分を上から下に剥がしてみましょう。アルミホイルの隙間から海苔の部分が見えるはずです。アルミホイルを取り除く際は、コンビニおにぎりと同じ要領で問題ありません。アルミホイルを全部剥がせば、おにぎりの完成です。この方法は、お米と海苔を分けて持ち運べるため、いつでもパリパリとした食感の海苔が食べられるというメリットがあります。海苔はパリパリ派のみなさんは、ぜひこの方法でおにぎりをつくってみてください。[文・構成/grape編集部]
2023年05月16日ロッテのチョコ「紗々<はちみつ紅茶>」が、2023年4月25日(火)に発売される。「紗々」"はちみつ紅茶”の新フレーバーパリパリとした軽やかな食感の人気チョコレート「紗々」から、“はちみつ紅茶”の新フレーバーが到着。ホワイトチョコとビターチョコに加え、甘くふわりと香るはちみつ紅茶チョコの全3種を、細い線状で構成しているのが特徴だ。口の中で"ほろほろ”と溶けていく口どけも相まって、ちょっぴりリッチな味わいに。チョコは全て個包装で包まれているので、友人とシェアして楽しむのもおすすめだ。【詳細】「紗々<はちみつ紅茶>」発売日:2023年4月25日(火)発売地区:全国内容量:69g(個包装込み)価格:オープン価格※想定小売価格 248円前後
2023年04月21日家呑みやホームパーティーに欠かせないポテトチップス(以下、ポテチ)。いろいろな味があり、お酒のおつまみにはぴったりですよね。サイズも一人で食べきれる容量のものから、150gを越えるビッグサイズまで。しかし、いざ大容量のポテチを買ってしまうと、食べきれず途中で残してしまうこともありますよね。その結果、湿気てしまい「もったいない!」と思いながらも泣く泣く廃棄してしまった人も多いはず。特に、湿度が高い季節では、数時間置いただけでシナっとした食感になってしまいます。なんとか湿気てしまったポテチを、復活できないのか。その方法探してみた結果、実はあることをするだけでパリパリに戻す超簡単な復活法あったのです!袋を開けたまま放置するだけ!?シナシナポテチをパリパリに戻す方法!ということで、シナシナに湿気てしまったポテチを、パリパリに戻す方法を実践してみました!まずは湿気てしまったポテチを用意。開封から5時間でシナっとした食感になってしまっています。本来なら、ここで廃棄してしまう人も多いはず。しかしこの価格高騰の時代、それはもったいなさすぎますよね。そこで、このポテチを開封したまま冷蔵庫に入れて一晩放置!そう、これがポテチを復活させる方法です。そして一晩入れておいたポテチをいざ、食べてみると…「パリパリ」っという音が!見事に復活していました。なぜ冷蔵庫に一晩入れただけで、あんなにもシナシナだったポテチが、パリパリに戻るのか。調べてみると、冷蔵庫内の湿度がカギでした。冷蔵庫の中は温度が低いので、部屋の中よりも乾燥しています。その中に湿気たポテチを入れることで、ポテチに吸収された水分が外に抜けパリパリに戻るという原理です。たったこれだけで捨てずに済むなら、ぜひ試してみたいですよね。家呑みパーティーなどでビッグサイズのポテチが残ってしまったら、夜のうちに冷蔵庫に入れておきましょう。翌日にはパリパリ食感のポテチがまた味わえますよ。[文・構成/grape編集部]
2023年03月24日ディオール(DIOR)の2023年春夏コレクションから、「プラン ドゥ パリ」モチーフのバッグなど新作アイテムが登場。ディオールとパリを繋ぐ街並みを描く「プラン ドゥ パリ」マリア・グラツィア・キウリが手がける2023年春夏コレクションにて展開される「プラン ドゥ パリ」モチーフは、1950年代にディオールが製作したスカーフから着想を得たデザイン。ディオールとパリをつなぐ場所が緻密に描き込まれており、創設者のムッシュ ディオールが偶然、幸運の星「ラッキー スター」に出会ったフォブール=サントノレ通りから、メゾンを象徴するモンテーニュ通り30番地まで、パリの街並みやモニュメントを絵画のように表現している。「ディオール ブックトート」やスカーフアイコンバッグ「ディオール ブックトート」には、ディオールのアトリエが誇る立体刺繍技術によって「プラン ドゥ パリ」モチーフをオン。陰影のある視覚効果やテクスチャーが、スケールの大きいグラフィックのニュアンスを際立たせている。また、バッグに加え、繊細なスケッチを全体にあしらったシルクスカーフも登場する。【詳細】ディオール「プラン ドゥ パリ」展開店舗:全国のディオールブティック、公式オンラインブティック・「ディオール ブックトート」ミディアムバッグ(36x27.5x16.5cm) 470,000円・スクエアスカーフ 76,000円【問い合わせ先】クリスチャン ディオールTEL:0120-02-1947
2023年03月23日株式会社 パリミキ(本社:東京都港区、代表取締役社長:澤田将広、以下「パリミキ」)は、“PARIS MIKI collection サングラス(以下 「パリミキコレクション サングラス」)”をパリミキオンラインショップにて2023年3月20日(月)先行発売いたします。お客様お一人おひとりのライフスタイルに合わせデザインだけではなく、サングラスレンズもお選びいただけるよう全23型97種と豊富なバリエーションで販売いたします。◆パリミキコレクション サングラスについてパリミキコレクション サングラスは、ベーシックなものからファッション性が高く、程よくトレンドを取り入れたデザインなど、さまざまなバリエーションをリーズナブルな価格でご用意。紫外線や日差しから目を守るだけでなく、ファッションアイテムとして気軽にサングラスを楽しんでいただけます。紫外線を99%カットするだけでなく、路面や水面などの反射光をカットする偏光レンズや紫外線の量によってレンズの色が変化する調光レンズなどを採用した機能的な商品もお選びいただけます。◆ラインアップ掛ける人を選ばない普段使いしやすい定番シェイプのデザイン・CSR-3102M ブラック/スモーク 57サイズレンズの縦幅が広いベーシックなデザインサングラス。ビッグシェイプですが太すぎないフロントとテンプルデザインがすっきりとした印象にみせてくれます。・CSR-3104L ベージュ/ブラウン 56サイズ目元をしっかりカバーしてくれるレンズの縦幅が広いバタフライシェイプサングラス。ベーシックな形とフレームカラーで世代問わず掛けやすいデザイン。軽くてしなやかなTR樹脂素材を採用しており、鼻パッドはクリングス仕様のため掛け心地など実用性を重視したサングラスです。ヴィンテージスタイルとトレンドをミックスしたクラシカルでモダンなデザイン・CAF-3202M ブラック/ライトブルー 48サイズ掛ける人を選ばないウェリントンとボストンを組み合わせたボスリントン型デザインサングラス。目尻の部分にあるツードットも悪目立ちせずアクセントになっています。・CAF-3208U イエロークリア/ライトグリーン 48サイズクラシックの王道、ブローデザインのサングラス。丸みのあるフォルムで柔らかく落ち着いた印象となりどなたでも掛けやすいデザインです。トレンドをおさえフレームやレンズカラーに遊び心があるデザイン・CAF-3303L ピンクゴールド/ライトピンク 53サイズ多角形フレームとカラーレンズが存在感のあるサングラス。一見奇抜に感じられる多角形ですが、大ぶりなサイズ感に華奢なテンプルが、すっきりとした表情に仕上げてくれます。リムの内側にクリア樹脂を挟み込むことで、メタルカラー、クリア樹脂、レンズカラーが上品さとおしゃれな印象を与えてくれます。◆商品概要商品名:PARIS MIKI collectionサングラス(パリミキコレクション サングラス)種類 :全23型 97種価格 :5,500円~13,200円(税込)発売日:パリミキオンラインショップ 2023年3月20日(月)11:00パリミキ・OPTIQUE PARIS MIKI店舗 2023年3月24日(金)※店舗ではサングラスの度つき対応も可能です。お近くの店舗までご相談ください。◆展開店舗パリミキ・OPTIQUE PARIS MIKI (一部取り扱いのない店舗がございます)オンラインショップURL: (オンラインショップのみ3月20日(月)11:00より販売開始となります)◆会社概要会社名:株式会社 パリミキ設立:2009年1月15日代表者:代表取締役社長澤田 将広資本金:1億円事業内容:眼鏡およびその関連商品を主に取り扱う眼鏡専門店チェーンURL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年03月20日ロンシャンは、2023年秋冬コレクション「AT THE RACES: SUNDAY AT THE HIPPODROME」をパリ・ファッションウィーク期間中に発表いたしました。1948年、メゾンの創業者 ジャン・キャスグランはパリ最古の風車小屋が佇むロンシャン競馬場と自身の姓 Cassegrain(casser le grain、フランス語で“粉挽き”の意)を結び付け、ロンシャンという革製品のメゾンを創業するに至りました。孫にあたるクリエイティブ・ディレクターのソフィ・ドゥラフォンテーヌは、今季メゾンの原点である競馬場に立ち返り、現代のパリジェンヌが熱気溢れる色鮮やかな競馬場で過ごす日曜日をコレクションで表現、馬術のスポーティでカジュアルシックなスピリットに温かみのある素材使いでひねりを加えた世界を全35ルックに描き出しました。日曜日の競馬場 – 騎手、観客、馬主が今季の主役たちです。厩舎では、厳格と完璧主義を合言葉に、選び抜かれた馬と騎手が興奮を抑えつつも着実に出走準備に勤しんでいます。騎手は“ロンシャン・ホース”があしらわれたレインブーツを履き、大股で歩き回っています。今季、乗馬靴に着想を得たこのブーツは馬具や厩舎の色を想わせるレザーストラップでカスタマイズできるようになりました。レースでは、騎手は色と模様が厩舎ごとに異なる勝負服“カザック”を着用します。競技場を沸かせる騎手の格好に習い、白黒市松模様のセーターやレギンス、ドレス)、“ロンシャン・ホース”をあしらった厚手のロングニットドレス、斜めのストライプをあしらったボンバージャケットのルックがそろいます。マルーン、スカイブルー、オレンジ、レッド、グラスグリーン、イエロー、ピンクと、レースを彩る鮮やかなカラーをデザインに取り入れた「ル プリアージュ(R) カザック」やレース観戦に欠かせない双眼鏡のケースをモチーフにした「エピュレ」新モデルも登場いたします。『競馬場に命を吹き込むすべてのキャラクターたちと仕事をするのはとても魅力的なことです。馬と騎手の関係性は私の心の中で特別な位置を占めており、今季のコレクションで再訪するのはメゾンの歴史全体なのです』クリエイティブ・ディレクター ソフィ・ドゥラフォンテーヌ厩舎の傍には、ベテランの勝負師たちが競馬新聞を小脇に抱え、家族連れが観客席や馬場の雰囲気を楽しむなど、様々な観客が集っています。誰もがリラックスしていてにこやかです。彼らのなかには、メゾンが回帰したクラシックなセーリングストライプのジレやピーコートを選ぶ競技ファンがいます。またパンツスーツにフリルのブラウスを合わせたり、タフタのロングドレスにスタンドカラーのレザージャケットを重ねたりとよりフェミニンな装いをする人もいます。なめらかなタフタのロングドレスに寄り添うバゲット型の「ボックス-トロット」新モデルは洗練された現代的なシルエットを創り出します。また「ボックス-トロット」には、コバルトブルーとグラスグリーンの大胆なシーズナルカラーが登場いたします。『レイヤリングが大好きです。冬に必要な心地良い“包まれる”感覚を楽しみながら、シックでカジュアルに装えますから』クリエイティブ・ディレクター ソフィ・ドゥラフォンテーヌ騎手と観客に続き、馬主たちがパドックを闊歩しています。彼らはストレートカットのフランネルパンツにショールカラーのブレザーを合わせてダンディに決めています。テニスストライプはコレクションの重要なテーマのひとつで、シックでスポーティなスピリットを体現しています。プラム、コーン、マホガニーといった温かみのあるカラーパレットやカモフラージュ柄が、シアリングのコートやブルゾン、ジレ、カラーブロッキング調のパネルが構造的なコート、キルティングのフランネルやレザーで仕立てたスタンドカラーのジャケット、カーゴパンツといったシックでスポーティなアイテムを惹き立たせます。またブラックやタバコブラウンのハイブーツはコントラストを効かせたテクニカルシューレース付きで、冬のシーズンや冒険に繰り出す装いにぴったりです。ベルベットのようなコーデュロイのベースボールキャップで仕上げてもよいでしょう。ロンシャン2023年秋冬コレクション“AT THE RACES: SUNDAY AT THE HIPPODROME” – 競馬場は観客と競技のプロフェッショナルが放つ情熱がひとつになる場所であり、メゾンと競馬もサヴォアフェールやエナジー、信頼という同じバリューを有しています。ロンシャンは今季メゾンが始まった場所に立ち返り、競馬の世界を祝します。【ロンシャンについて】1948年にフランス パリでジャン・キャスグランが創業した、現代性溢れるラグジュアリーとクリエイティビティ、ダイナミズムが融合したメゾンブランド。パイプにハンドステッチレザーを巻いた、世界初のラグジュアリー革巻きパイプからはじまったブランドは、70年以上に及ぶヘリテージを踏襲しながら、現代に生きるロンシャンウーマンを彩るスタイルを発信し続けています。ロンシャンは、1993年に発表した、折り紙からインスパイアされた「Le Pliage(R)(ル プリアージュ(R))」やバンブーのトグルが印象的な「Roseau(ロゾ)」など、フランスのサヴォアフェールが宿るアイコニックかつタイムレスなバッグコレクションを世に送り出してきました。現在は、アーティスティック・ディレクター ソフィ・ドゥラフォンテーヌのもと、フレンチ・エレガンスを再解釈したプレタポルテや、レディース・メンズ向けのバッグ、アクセサリー、シューズ、アイウェア、トラベル用品を毎シーズン発表しています。家族経営の伝統を守るロンシャンは、今もキャスグラン家が所有・経営、世界80か国に300を超える直営ブティックを所有しています。日本では、2019年7月に「ロンシャン ラ メゾン銀座」が誕生し、フラッグシップである表参道・銀座のラ メゾンを含む56ストアを擁します(2021年6月時点)。また、フランス セグレに構えるアトリエを拠点にクラフトマンシップを重んじるロンシャンは、2007年以降、フランス政府により無形文化財企業に認定されています。お問い合わせ:ロンシャン(ロンシャン・ジャパン)TEL 0120-150-116公式オンラインストア @Longchamp.Japan
2023年03月13日ミュウミュウは、3月7日に2023年秋冬コレクションのショーをパリで発表しました。インターベンション(介入)とインベンション(創造)における視点。ミウッチャ・プラダによるミュウミュウ 2023 年秋冬コレクションは、見るという本能的なプロセス、ものの見方、そして観察という行為によって、いかにその焦点の目的が変わるかという概念に着眼します。見るということは、思考の窓のようなものなのです。観察者に主体が置かれるものの、デザインは受動的なものではありません。ワークマンシップは知覚を変えるツールであり、デザインやカットによってプロポーションを変化させ、シェイプを誇張したり、生地を重ねたり融合させることで服と体の一体感に変化をもたらします。技法と素材の選択によって、アウトフィットの視覚的な印象やそれに対する私たちの解釈を大きく変えることができるのです。新しい表現方法に関しての実験的な取り組みと研究を重ね、構造と纏い方の両方が変化したウエアが誕生しました。ツインセットや膝丈スカート、フード付きスウェットなどの慣れ親しんだアイテムは、素材使いによる力強さと繊細さを織り交ぜながら、これまでと違う強弱のラインを描きます。見るという概念は「インナーウエア」と「アウターウエア」のコンセプトを揺さぶり、透けるシフォンから普段は見えない服が覗き、ストッキングをわざと見せ、ドレスは重ね着で提案します。複雑な重ね着は、より綿密な観察を必要とし、探求心や好奇心を呼び起こします。会場のイエナ宮では、観察しやすいよう一段高くなったランウェイをモデルたちが歩きます。空間に点在するスクリーンでは、韓国人アーティストのジョン・グムヒョンによる自分の体と服の関係を考察した作品映像が流れ、人の注意を惹きつけ捉えるとともに、観客に意識して見ることを促します。様々な可能性を提示され、考えることを余儀なくされるのです。ランウェイは、Mia Goth(ミア・ゴス)がオープニングを飾り、Rick Brakus(リック・ブラッカス)、Ethel Cain(エセル・ケイン)、Noen Eubanks(ノエン・ユーバンクス)、Amelia Grey(アメリア・グレイ)、Sam Nivola(サム・ニヴォラ)、Mame Bineta Sane(マメ・ビネタ・サネ)、Zaya Wade(ザヤ・ウェイド)が登場。Emma Corrin(エマ・コリン)がショーを締めくくりました。ミア・ゴス(Mia Goth)サム・ニヴォラ(Sam Nivola)エマ・コリン(Emma Corrin)また、アンバサダーのエヴァー・アンダーソンやレクシー・リウ、グローバルキャンペーンモデルも務めているイ・ユミなどの多数のゲストが会場に華を添えました。エヴァー・アンダーソン(Ever Anderson)レクシー・リウ(Lexie Liu)イ・ユミ(Lee YuMi))#MiuMiuFW23#MiuMiu@miumiu
2023年03月11日ジュンヤ ワタナベ(JUNYA WATANABE)の2023-24年秋冬コレクションがフランス・パリで発表された。ダークなムードに溶け込むエレガンス一部のモデルたちは防護マスクで顔を覆い、ディストピアのようなダークなムードが漂う今シーズン。しかしその中に、ほんのりとエレガントな要素を忍ばせ、ハードでは終わらない繊細ささえも感じさせるコレクションに仕上げた。個性豊かなレザージャケットまず最初に注目したいのは、多彩なバリエーションで展開されたレザージャケット。首回りが大きく開いたショート丈のジャケットは、丸みを帯びたシルエットが優美なムードを演出。レッドとブラックのカラーコントラストが印象的なアウターは、ウエストから裾にかけてふわりと広がるようなシルエットを描く華やかな一着だ。メタルパーツを散りばめてコレクションに散りばめられたメタルパーツも、ドレッシーなムードを加速させていく。アームにハトメがあしらわれた、マーメイドシルエットのムートンコートはその好例。また、シンプルながらも確かな存在感を放つブラックのスタッズが随所にセットされた、花びらのような襟が目を引くレザーコートも展開される。テクニカルな素材メッシュやナイロンなど、テクニカルな素材を用いたウェアが繰り返し提案されたのも今季の特徴といえる。ショート丈のジャケットからコートドレスのようなアイテムまで幅広く揃うが、いずれもレザーウェアと同様にドレッシーなムードを纏わせているのが印象的。ワンピースの裾には、立体感とフェミニンなムードを演出するシャーリングが施されている。ブラックに原色をのせてカラーはブラックをベースにしつつ、原色をミックス。赤や黄色といった力強さを感じさせる色味を大胆にのせ、コレクションにアクセントをプラスした。
2023年03月09日コム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)の2023-24年秋冬コレクションがフランス・パリで発表された。自由にエネルギッシュに披露されたのは、圧倒的な存在感を放つまるでオブジェのようなコレクションピース。その一着一着には、自由でエネルギッシュなスピリットが投影されているように感じられる。平面的なトップス×デコラティブなボトムス最初に提案されたのは、平面的なトップスにデコラティブなボトムスを合わせたルック。ボトムスは、輪のようなディテールを連ねてみたり、あるときは花のようなモチーフをウエストから裾まで埋め尽くしてみたり、またあるときは長方形にカットした様々な長さの布を並べてみたり…と一つ一つ異なる表現によって立体感や動きを演出した。温かみのあるファー素材個性豊かなアイテムが揃う中で繰り返し取り入れられたのは、秋冬らしい温かみのあるファー素材。布を自由に重ねて作り上げたようなドレスには、所々にファーをあしらいよりアクティブな表情に。真っ白なファードレスは、上からネイビーの布を重ね、質感とカラー共にコントラストを効かせた。クリノリンをアレンジクリノリンにユニークなアレンジを加えたルックも目を引く。上半身にまで骨組みを伸ばしたクリノリン風ドレスには、ブラックのファーをあしらって。ピンクのドレスはクリノリンを中に忍ばせるだけでなく、上からオブジェのようなピースを重ねることで、インパクトと立体感をプラスした。鮮やかなカラーをプラスカラーはモノトーンを基調にしつつ、時折ピンクやレッドといった鮮やかな色味をプラス。コレクションに華やかな彩りを添えた。
2023年03月09日シャネルは3月7日、パリのグラン パレ エフェメールで、2023/24年秋冬 プレタポルテ コレクション ショーを開催しました。「カメリアは単にひとつのテーマに留まることのない、メゾンにとっての永遠のコー©CHANELドなのです」とヴィルジニー ヴィアールは説明します。そして、笑顔でこのように語ります。「安心と親しみを与える、その柔らかさと力強さが好きです」この冬の花は、2023/24 年秋冬 プレタポルテ コレクションに心躍るムードで登場し、ポケット、ジャケット、ボタン、そしてプリントが浮遊するロマンティシズムの中で咲き誇っています。©CHANELヴィルジニー ヴィアールは、繊細でありながらも、コレクションに動きをもたらしたいと考えました。「イネス&ヴィノードが今回のヒロインで女優の小松菜奈とともにフィルムに収めたメリーゴーランドの躍動から、バミューダショーツのスーツやアシンメントリーなデザインのアイデアが生まれました」と明かします。Nana Komatsu photographed by Inez and Vinoodh /©CHANELNana Komatsu photographed by Inez and Vinoodh /©CHANELアシンメトリーなコート、ドレスのスリット、バミューダショーツと斜めのラインを描くフロントが印象的なスーツ、フリル、大きくあいた背中、ビーズやスパンコール、ニットウエアに用いられた幻想的な糸など、すべてがこのコレクションの魅力を際立たせています。ブラック、ホワイト、ピンクの色合い、そのカラーパレットは緻密であり、奥深さがあります。ヴィルジニーが描く女性像は、はっきりとその姿を現します。ピークドラペルが奏でるマスキュリンな旋律、ダンディなドレスガウンさながらのフラワーモチーフのコート、一日の始まりに羽織って出かけたくなるようなメンズジャケットはすべて、彼女を突き動かすボヘミアン スピリットと結びついています。その感覚は、優しく、かつロマンティックです。「褪せた色調、くすんだピンク、細工されたピース、1960年代や70年代のタッチ、英国の雰囲気、着心地が良く、身体を包み込むようなコート、上質な素材がコレクションをよりリアルに、そしてより魅力的に仕上げているのです」#CHANELFallWinter
2023年03月08日ルイ・ヴィトンは、2023ウィメンズ 秋冬コレクションを、3月6日にパリのオルセー美術館にて発表しました。©LOUIS VUITTONフレンチ・スタイルとは何でしょう? この問い自体、果てしない魅力を放つ不可解な謎です。大胆な伝統という矛盾した土台の上に存在する優柔不断なファッション。クチュールの慣習が驚くほど多種多様な文化を受け入れ、フレンチ・エクセプション(フランスの例外)と呼ばれるようになる──いたるところから複数の流れが集まるパリンプセストのような進化するファッション。今なお世界を惹き付ける、言葉では表現し尽くせないほどの魅力を持つこのスタイル。それはまた逆説的でもあり、上辺だけの知識しか持たない素人愛好家の空気も漂います。フレンチ・アリュール(フランスの魅力)はトロンプ・ルイユ(騙し絵)のようなもの。そしてフレンチ・タッチはいつでも人を魅了します。©LOUIS VUITTON©LOUIS VUITTON©LOUIS VUITTONこのユニークな伝統受け継ぎながら、ルイ・ヴィトンは常に旅の真髄(こころ)を大切にしてきました。メゾンは、サヴォアフェール(匠の技)、技術、発見、そして芸術的理想の風に導かれながら、時を超えて航海する船なのです。2023 秋冬コレクションは、アーチ型の天井が圧倒的な存在感を誇るオルセー美術館のサロンを舞台に、アーティストのフィリップ・パレーノとプロダクションデザイナーのジェームズ・チンランドが、ニコラ・ベッカーが創り上げたサウンドイリュージョンをベースにしたコンセプトで、舞台演出を担当。スタイリスティックな謎がさらに深まり、フレンチ(ファッション)物語が幕を開けます。©LOUIS VUITTON©LOUIS VUITTON©LOUIS VUITTONルイ・ヴィトンについて1854年創業以来、ルイ・ヴィトンは、革新とスタイルを組み合わせた独自のデザインを、常に最高級な品質で提供し続けています。現在でも、ルイ・ヴィトンは、トラベルラゲージ、バッグ、アクセサリーなどの製品を通じて、クリエイティブでありながら、エレガントで、実用的という、創業者ルイ・ヴィトンが生み出した「旅の真髄(こころ)」の精神を忠実に受け継いでいます。ルイ・ヴィトンというストーリーを作り上げたのは、「大胆さ」でした。伝統を重んじ、歴史の中で建築家、アーティスト、デザイナーに門戸を開き、プレタポルテ、シューズ、アクセサリー、ウォッチ & ファインジュエリー、フレグランスなどの分野を開拓してきたのです。これらの丁寧に製作された製品は、ルイ・ヴィトンがクラフツマンシップにいかにこだわりを持ってきたかという証となっています。
2023年03月08日セリーヌのグローバルアンバサダーをつとめるBLACKPINKのLISAが、セリーヌのクリエイティブ・ディレクターであるエディ・スリマンによるコレクションを着用しました。LISA/©CELINEトリオンフ シャイニーカーフスキン ティーン46万2,000円(税込、予定価格)カラー ポレンW18.5 X H14 X D6 CM(2023年3月3日 パリにて)
2023年03月07日メゾン ヴァレンティノ(MAISON VALENTINO)は、2023年3月5日パリにて、2023-24年秋冬コレクション ’VALENTINO BLACK TIE – ヴァレンティノ ブラックタイ’ を発表しました。ブラックタイ。それはコードではない、文字通りの表現としての規則。 指示が招待となり、ドレスコードや制約が解放され自由に。 そして平等や普遍的シンボルが自由に解釈され、再定義されます。 典型が再び思い描かれ、新しい文脈の中で、見慣れたものが持つパワーが改めて見出されます。2023-24年秋冬コレクション ‘ヴァレンティノ ブラックタイ’ においてクリエイティブ ディレクターのピエールパオロ・ピッチョーリは、日常から引き出されるアイテムを中心に構築されるコレクションの比喩として、ブラックタイを文字通りに受け止め、表現しました。推測と文化的資本の反転。男性的な力と正統、制限の象徴、ネクタイに対する先入観がルールをもてあそび、意味を解放するコレクションの理論的な構造物となります。その観念的なアイデアに疑問が投げかけられ、最終的に反論され、再定義されます。記号は異なるウエアへと変化し、再び割り当てられます。タイは解放され、自由になり、衣服という言語の間に、そして昼と夜の間に滑り込みます。シャツとタイは一体となり、ドレスやガウンをさまざまに変化させ、ロングスカートにも、ショートスカートにも、男性にも、女性にも組み合わされます。テーラリングへのフォーカス、デイウエアの実用主義、そぎ落とされたカラーパレットがダイナミズムとアクティビティ、モダニティを際立たせます。これらと、クチュール的な表現、グラフィックパターン、卓越したクラフツマンシップ、そして基礎を成すバリューというユニークなメゾンのヘリテージが共存しています。ヴァレンティノ ガラヴァーニのシューズやアクセサリーとして2010年に登場して以来メゾンのアイコンであり続けるロックスタッズが、ショーの句読点になっています。過去と現在、ルネサンスパンクという二つの意味を持つ美は、現在のヴァレンティノの多面的なアイデンティティの境界となっています。調和という社会のツールである統一性はヒューマニティを拡大し、ペルソナを強調するレンズとなります。個性を剥ぎ取るのではない歴史的相同はひとりひとりのフレームを生み出し、類似性が違いを強調し、微妙な差異を増幅させます。同様に、ブラックタイの意味は砕け散り、新しい定義によって組み立て直されます。そしてユニフォームに対する認識は再考され、慣習が打ち砕かれるのです。
2023年03月07日