現地時間7月18日に行われたコミコン・インターナショナルで、『ターミネーター』シリーズ最新作『ターミネーター:ニュー・フェイト』の製作ジェームズ・キャメロンが中継でサプライズ出演。会場には、アーノルド・シュワルツェネッガーやリンダ・ハミルトンと本作の出演者が登場し会場を沸かせた。1985年に第1作がジェームズ・キャメロンの監督・脚本で製作、シリーズ累計全世界興行収入は1998億円以上を記録する大ヒットシリーズ『ターミネーター』。本作は、ジェームズ・キャメロン、アーノルド・シュワルツネッガー、リンダ・ハミルトンが約30年ぶりに再集結し、『ターミネーター2』の正当な続編として製作された。この日、約6500人収容できる最大の会場・ホールHで行われた本作のプレゼンテーション。注目の超大作の情報をいち早く入手しようとたくさんのファンが詰めかけ、コスプレイヤーたちも集結。そして、オープニングでキャメロンがサプライズ登場!ニュージーランドの『アバター』シリーズの撮影現場からライブストリーミングでの登場に会場は一気にヒートアップ。「本作の復帰にあたって、僕にはどうしても叶えたいことがあった。アーノルドとリンダ・ハミルトンの復帰だ」と再集結を喜び、「僕たちは、これまで誰も見たことがない素晴らしいものを描くことができたと思うよ」と本作への自信を見せていた。さらに続けて、キャメロンから『ターミネーター2』でジョン・コナーを演じたエドワード・ファーロングが、同役で本作にカムバックすることがサプライズ発表された。また、会場に登場したアーノルドは「僕は『ターミネーター』中毒だから本作に戻ってくる必要があったんだ。みんなは、本作が本当に素晴らしいものになっているから驚くと思うよ」とファンの期待を煽る。そしてサラ・ コナー役のリンダは、シリーズ復帰を決断した理由について「キャラクターは同じだけど時がすべてを変える、ということにとても興味を惹かれたの。すごくたくさんの可能性があると感じたわ。私がサラ・コナーを更に掘り下げることができると思ったの」と明かしていた。ほかにも会場には、未来から送り込まれた謎の戦士グレース役のマッケンジー・デイヴィス、地球の命運を握る女性ダニー・ラモス役のナタリア・レイエス、その弟のディエゴ・ボネータ、ダニー抹殺のためにやってきた Rev-9役のガブリエル・ルナ、そして監督のティム・ミラーも登場、ファンと共に熱いひと時を過ごしていた。『ターミネーター:ニュー・フェイト』は11月8日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ターミネーター:ニュー・フェイト 2019年11月より全国にて公開© 2019 Skydance Productions, LLC, Paramount Pictures Corporation and Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.
2019年07月20日ディズニー・チャンネルの「ディセンダント」でカルロス役を演じたキャメロン・ボイスが、6日の朝(現地時間)、わずか20歳の若さで他界した。家族の代理人は、「今朝、キャメロンが亡くなったということをお知らせするのは、本当につらいことです」と伝えている。具体的な病名は不明だが、キャメロンは闘病中だったとのこと。眠っている間に発作を起こして亡くなっていたという。キャメロンは9歳のときに、キーファー・サザーランド主演の『ミラーズ』でスクリーンデビュー。ディズニー・チャンネルで4シーズン続いた「ジェシー!」でルーク・ロス役を演じて人気を集めた。「ディセンダント」では「101匹わんちゃん」のクルエラ・ド・ビルの息子カルロスを演じており、同作の第3弾がアメリカで8月2日、日本では今秋放送される。『ディセンダント』でキャメロンとともに主要キャストを演じてきたダヴ・キャメロン、ソフィア・カーソン、ブーブー・スチュワートのインスタグラムでは、まだキャメロンの死について触れられていないものの、それぞれの最新ポストにファンから気遣うコメントや「本当にキャメロンは亡くなってしまったの?」という確認のコメントが寄せられている。「ディセンダント」の監督のケニー・オルテガ、「ジェシー!」でキャメロンと共演したチャールズ・エステンらはSNSでお悔やみのメッセージを投稿している。(Hiromi Kaku)
2019年07月08日4月1日(月)今夜、テレビ東京ではトム・クルーズとキャメロン・ディアスが共演し2010年に公開され大ヒットした映画『ナイト&デイ』を放送する。『卒業白書』で注目され『トップガン』『ハスラー2』が大ヒットすると『レインマン』やアカデミー主演男優賞にノミネートされた『7月4日に生まれて』などの社会派作品への出演でキャリアをさらに躍進させプロデューサー業にも進出。『ミッション:インポッシブル』シリーズや『ワルキューレ』『オール・ユー・ニード・イズ・キル』など数々の作品を世に送り出し続けているトム・クルーズ。1994年の『マスク』で女優デビュー、『メリーに首ったけ』がゴールデングローブ賞主演女優賞にノミネートされると、『チャーリーズ・エンジェル』シリーズや『ギャング・オブ・ニューヨーク』『ベガスの恋に勝つルール』などの作品に出演。また『シュレック』シリーズでは声優も務めるなどマルチに活躍するキャメロン・ディアス。両者が2001年公開の『バニラ・スカイ』以来の共演を果たしたのが本作『ナイト&デイ』だ。平凡な女性・ジューン(キャメロン・ディアス)が空港で出会った、笑顔が素敵な男性・ロイ(トム・クルーズ)。ジューンとロイは機内でも近くの席になり、ロイの紳士的な対応に感激するジューンだったが、彼女が化粧室に入った瞬間、ロイは機内に同乗していた敵を一掃。何も知らず席に戻ってきたジューンにパイロットを殺したことを告げると飛行機を不時着させ、ジューンを薬で眠らせて姿を消す。以来ジューンが危険な目に遭うたび、どこからともなく救出に現われるロイ。ロイはカンザスの研究所から重要な試作品を盗んだとしてCIAに追われる身だった。それでも彼女は自分の身を守ってくれるロイと行動を共にし、世界各地で過激な局面を切り抜けつつ事の真相を追究していく…というストーリー。CGを使わずに挑んだ激しくも華麗なアクションや世界各地で撮影された映像も見どころ。『ナイト&デイ』は4月1日(月)今夜21時~テレビ東京で放送。(笠緒)■関連作品:ナイト&デイ 2010年10月9日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2010 TWENTIETH CENTURY FOX
2019年04月01日世界17の国と地域で翻訳された木城ゆきとの原作漫画「銃夢」を映画化した『アリータ:バトル・エンジェル』。この度、製作・脚本のジェームズ・キャメロンが「女性に力を与える偉大な物語」と語り、メガホンをとった『シン・シティ』ロバート・ロドリゲス監督らがアリータ役ローサ・サラザールに絶賛を贈る特別映像がシネマカフェに到着した。本作の主人公は、過去の記憶を失ったサイボーグの少女・アリータ。サイバー医師のイドに拾われ、新しい身体でよみがえった彼女は、彼の娘のように見守られながら、人々と心を通わせ成長していく。だが、彼女は300年前の大戦で失われたテクノロジーで創られた“最強兵器”だった――。20数年間構想し続け、プロデュースだけでなく自ら脚本も担当したキャメロンは「舞台は遠い未来の世界で、登場する人物も我々とは異なるが、ひとりのサイボーグの少女の、非常に人間的な成長物語だ」と明かしている。この度到着した映像でも「女性に力を与える偉大な物語だ」と本作に込めた想いを述懐しており、舞台こそ遠い未来だが、アリータというキャラクターから世界中の女性がパワーを得られるという。『ターミネーター』シリーズのサラ・コナー、『エイリアン2』のリプリーなど時代を先駆するヒロインを数々描いてきたキャメロンのニューヒロインとして、アリータは自分の命の意味を見つけるため、そして大切な人たちを守るため、2つに分断された世界の秩序に立ち向かうことになる。キャメロンからメガホンを託されたロバート・ロドリゲス監督もまた、本映像で「夢を呼び起こす力がある作品だ」と本作のドラマ性について言及する。そんなロドリゲスは、大規模なオーディションの末にローサをアリータ役に起用した。「オーディションでローサを見た時、あまりの素晴らしさに泣きそうになったよ。早速キャメロンにもオーディション映像を観せると彼も絶賛し、“オーディションはもう終了だ”と言って、何度も繰り返し映像観ていたよ」と、自身だけでなくキャメロンも彼女を大絶賛していたと当時をふり返る。キャメロンの製作パートナーとして『タイタニック』や『アバター』など大ヒット作を世に送り出してきたプロデューサーのジョン・ランドーも、「製作が今になったのは技術的な理由でなく、ローサを見つけたからだ」と映像中で明かしている。そんなローサ自身も「共感できて尊敬できる愛すべき人物よ」とアリータのキャラクターについて分析する。キャメロンをはじめ製作陣から絶賛されるローサが演じたアリータ。女性にパワーを与える物語をどのように演じるのか、ますます期待が高まる。『アリータ:バトル・エンジェル』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アリータ:バトル・エンジェル 2019年2月22日より全国にて公開© 2018 Twentieth Century Fox Film Corporationアリータ:バトル・エンジェル
2019年02月23日キャメロン・ディアス、ドリュー・バリモア、ルーシー・リューらハリウッド人気女優が集結した『チャーリーズ・エンジェルフルスロットル』が、1月1日(火)深夜、TOKYO MXで放送される。チャーリー・タウンゼント探偵社で働く女探偵3人を主人公にして、70年代に放送されたアメリカの人気ドラマを2000年に復活させ全米初登場1位を飾った『チャーリーズ・エンジェル』。同作の人気を受けて製作されたのが本作『フルスロットル』である。ナタリー役にはファッションモデルとして活躍後、94年公開の『マスク』で映画デビュー。『メリーに首ったけ』のヒットでゴールデングローブ賞主演女優賞にノミネート、一躍注目の存在に。その後は本シリーズをはじめ『バニラ・スカイ』『ギャング・オブ・ニューヨーク』などに出演、『シュレック』シリーズでは声優も務めたキャメロン・ディアス。ディラン役には子役として超ヒット作『E.T.』や『炎の少女チャーリー』に出演。本作ではプロデューサーも兼ね、監督としても『ローラーガールズ・ダイアリー』でメガホンを取るなど多才ぶりをみせるドリュー・バリモア。アレックス役には「アリー my Love」で注目され『キル・ビル』シリーズなどに出演、『カンフー・パンダ』や『かぐや姫の物語』英語版で声優も務めているルーシー・リュー。そして本作で3人に対峙することになるかつての“エンジェル”マディソン役には『ゴースト/ニューヨークの幻』をはじめ『幸福の条件』『G.I.ジェーン』などで知られるデミ・ムーア。本作では“チャーリーズ・エンジェル”の3人がモンゴル=シベリア国境での新ミッションに挑む。エンジェルたちは拉致された米国政府の要人を救出するためテロリスト集団のアジトに潜入。鮮やかに目的を遂行するのだが、これはさらなる難事件へのプロローグに過ぎなかった…というストーリーが展開する。なお今年11月には本シリーズのリブート作となる新『チャーリーズ・エンジェル』が全米公開される。『チャーリーズ・エンジェルフルスロットル』は1月1日(火)26時~TOKYO MXで放送。(笠緒)
2019年01月01日木城ゆきとの漫画「銃夢」を、ジェームズ・キャメロン製作で実写映画化した『アリータ:バトル・エンジェル』の公開日が、来年2月22日(金)に変更となったことが分かった。本作は、12月21日の全米公開と同時に日本でも公開されることが決定していたが、先月末に、配給元の米20世紀フォックスが、本作をはじめ、『デッドプール』最新作、『X-MEN』シリーズの最新作『Dark Phoenix』(原題)、『X-MEN』シリーズのスピンオフ作品『Gambit』(原題)などいくつかの作品の全米公開日変更を発表。本作の全米での公開日が来年2月14日になったことから、日本での公開日も変更を余儀なくされていた。なお、本作の全米公開日が変更されたのはこれで2度目。当初は今年の7月20日公開を目指していたが、キャメロン作品の製作が遅れがちなのは『タイタニック』『アバター』など毎度のこと。現在、キャメロンは『アバター』の続編4作を製作中だが、これも公開が延期されている。『アリータ:バトル・エンジェル』は2019年2月22日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アリータ:バトル・エンジェル 2019年2月22日より全国にて公開© 2017 Twentieth Century Fox Film Corporationアリータ:バトル・エンジェル
2018年10月10日「ターミネーター」シリーズ最新作『ターミネーター:ニュー・フェイト』が、2019年11月8日(金)に公開。ジェームズ・キャメロン、アーノルド・シュワルツェネッガー、リンダ・ハミルトンの3人が、『ターミネーター2』公開以来、約30年ぶりに集結する。『ターミネーター2』のジェームズ・キャメロンが参加世界中を虜にした「ターミネーター」シリーズは、幅広い世代に渡って愛され続けている名作。『ターミネーター2』は全米で2億484万ドルを記録し、1991年の年間興行収入ランキングでは堂々1位に輝いた。劇中のアーノルド・シュワルツェネッガー扮するターミネーター:T-800 が溶解炉に沈むクライマックスシーンの「I’ll be back」は、伝説の名台詞としても知られている。最新作では、そんな伝説の作品ともいえるシリーズを世に出したジェームズ・キャメロンがカムバック。製作&脚本を担当した。キャメロンは『ターミネーター:ニュー・フェイト』について『ターミネーター2』の登場人物が活躍する、”正統な続編”であると語る。なお、監督は、『デットプール』のティム・ミラーが務める。キャストアーノルド・シュワルツェネッガーが再びメインキャストには、懐かしのメンバーが再登場。シリーズのレジェンドキャラクター、ターミネーター T-800役を演じるのは、これまでも作品の顔として物語を彩ってきたアーノルド・シュワルツェネッガー。そもそも第1作目『ターミネーター』(85’)でサラを抹殺する為に未来 から送り込まれてきた T-800だが、『ターミネーター2』(91)では、彼女を守るヒーローとして帰還。そして本作『ターミネーター:ニュー・フェイト』では更に“人間らしく”進化。プログラムではなく、自らの意志で行動する彼の運命の先に待つ未来とはー?!なおシュワルツェネッガーは、「T-800 を演じられることを楽しみにしている。(「T2」以来)ジェームズ・キャメロンが全体的な監修をするわけだから、すごい作品になりますよ」と喜びのコメントを寄せている。リンダ・ハミルトンのカムバック最大の注目はT2以来、姿を消していたリンダ・ハミルトンのカムバック。もちろん彼女が演じるのは、サラ・コナー役だ。「最高の気分ね。サラの助けが必要とされているんです。」と語るリンダは、劇中で歳を重ねながらも果敢に戦う様子が描かれている。サラ・コーナーの秘密も明かされる…?また『ターミネーター:ニュー・フェイト』では、『ターミネーター』、『ターミネーター2』で、地球上の全人類、そして世界の命運を握る息子のジョン・コナーをスカイネットの脅威から守るため、たった1人で死闘を繰り広げたサラが、『ターミネーター2』以降、どんな人生を歩んできたかも明らかになるという。マッケンジー・デイヴィスらも出演そして未来から送り込まれた強化型スーパーソルジャー・グレース役には、『ブレードランナー 2049』のマッケンジー・デイヴィスが抜擢。ブロンドのショートヘアをトレードマークに、優れた身体能力を持つ謎のベールに包まれた女性を演じる。またターミネーターの登場によって、平穏な暮らしが根底から覆されることになるダニー・ラモス役は、新世代のラテン系女優 ナタリア・レイエスが担当する。シリーズ最強!?最新型ターミネーターREV-9登場本作で新たな敵として登場するのは、液体金属で自身の分身を創り出す“最強”最新型ターミネーター<REV-9(レヴ・ナイン)>。肉体派ハリウッド俳優、ガブリエル・ルナが演じる。公開された映像には、ダニーを守るために、ターミネーター<REV-9>と対峙するグレースの姿が映し出されている。日本語吹き替え版キャスト日本語吹き替えキャストには、T-800 役にの玄田哲章、サラ・コナー役に戸田恵子と、シリーズの声優として活躍してきたメンバーが再共演。新たな魅力を放つ新キャラクター達には、坂本真綾、小松史法、高垣彩陽、伊東健人、落合福嗣らが声を当てる。【作品詳細】『ターミネーター:ニュー・フェイト』公開日:2019年11月8日(金)全国ロードショー監督:ティム・ミラー製作:ジェームズ・キャメロン、デイヴィッド・エリソン出演:アーノルド・シュワルツェネッガー、リンダ・ハミルトン、マッケンジー・デイヴィス、ナタリア・レイエス、ガブリエル・ルナ、ディエゴ・ボネータ配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
2018年08月05日SF漫画の最高峰、木城ゆきとによる「銃夢」を、長年に渡り映画化を切望してきた巨匠ジェームズ・キャメロン製作・脚本で映画化する『アリータ:バトル・エンジェル』の日本公開日が、このほど12月21日(金)に決定。併せて、本作の予告編も到着した。本作は数百年先の未来を舞台に、記憶を失ったサイボーグの少女アリータ(ローサ・サラザール)の成長を描く。自分の過去も、自分がいる世界についての記憶も一切ないが、あるとき、自分が持つ並外れた戦闘能力に気付き、自らの出生の秘密を見つけようと決意。その過程で世界の腐敗に気づき、世界を変えようと挑むが…。【予告編】“最終兵器”!? アリータのバトルシーンも登場今回到着した予告編は、アリータが<アイアン・シティ>のスクラップの山の中で、奇跡的に脳だけが無傷の状態で発見されるところからスタートする。サイバー医師のイド博士(クリストフ・ヴァルツ)によって、新たなサイボーグの体を与えられた記憶のないアリータは、“特別な繋がりを感じる”という体を見つけ、博士に問い詰めるも真相を隠されてしまう…。しかし、謎の男ベクター(マハーシャラ・アリ)は「300年前に失われたはずの“最終兵器”。彼女は世界の秩序を脅かす」とその驚異を明かしている。映像では、そんな兵器として作られたアリータを破壊しようと、凶悪な殺人サイボーグたちが次々と襲い掛かるも、アリータは驚異的な格闘スキルで相手を圧倒する。本編ではさらなるスピード感満載のアクションシーンが期待される。ジェームズ・キャメロン、緊急ライブで『アリータ』への自信を語る!日本時間の24日0時、 ジェームズ・キャメロンと長年彼の製作パートナーを務めてきたジョン・ ランドー、ロバート・ロドリゲス監督、そしてヒロインのアリータを演じたローサ・サラザールが緊急ライブを実施。日本を含む32か国に同時配信された本ライブでは、全世界のファンから集まった質問にリアルタイムで回答した。キャメロンが公の場で本作について語る初の場となった今回。「原作は、斬新で創造的で最先端、美しく、恐ろしく、驚異的だ」と原作を絶賛し、「木城さんが作った世界を映画に収まる範囲で最大限映画にした」と本作への自信を覗かせた。さらに木城氏がセットを訪れた際、アリータが机を叩くシーンを撮影していたと言い、「あのシーンは原作からそのまま取ったものだ、同じ絵が原作にある」と予告編にも登場したシーンについて語っている。ローサ、“CG”ヒロインは「普通の女の子」またアリータは、原作漫画をリスペクトする製作陣のこだわりにより、モーション・キャプチャーによるCGで製作されている。ローサは「作品に出演しているとモーション・キャプチャーであることを忘れてしまうように、アリータはたまたまサイバネティック製の体を持ち、ひどく忘れられない過去を持っているというだけなの。アリータは普通の女の子よ。私と同じで様々な感情がある。サイバネティックでの部分以外は共感できるわ」とコメントしている。『アリータ:バトル・エンジェル』は12月21日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:アリータ:バトル・エンジェル 2018年12月21日より全国にて公開© 2017 Twentieth Century Fox Film Corporationアリータ:バトル・エンジェル
2018年07月25日セルマ・ブレアが「Metro」紙に語った親友キャメロン・ディアスの引退説について、「ジョークのつもりだった」と釈明した。セルマはツイッターで「ニュース速報。みんな、お願いよ。インタビューでジョークを言っただけだったの。キャメロン・ディアスは引退しないわ。もう1つ、ニュース速報ね。私はいま、キャメロンの広報担当者から引退します」と自虐的にツイート。キャメロンは2015年に結婚した夫ベンジー・マッデンとの生活を大切にしたいとのことで、引退を決めたといわれていたが、女優業を完全に辞めてしまったわけではないようでファンも一安心だろう。「E!News」によると、現在は削除されているが、セルマは有名ブロガーのペレス・ヒルトンによる“キャメロン・ディアス引退”のツイートに、「ダメ、ダメ、ダメ!冗談だったの。消して。消して、ね、消して?彼女本人の口から(引退という言葉が)出なければ、正式ではないの」と慌てふためいた返信をしていたという。キャメロンは2014年の『ANNIE/アニー』以来映画出演をしておらず、ここ数年は女優業より美しさや健康を伝えるアンバサダーとしての活動に重点を置いている。「The Body Book」(2013)、「The Longevity Book」(2016)を出版し、1年ほど前にはグウィネス・パルトロウが主催した「Goop Wellness Summit」にゲスト出演した。(Hiromi Kaku)
2018年03月13日キャメロン・ディアスが女優引退を決意したようだ。友人の女優、セルマ・ブレアがイギリスの「Metro」紙に語った。2人は2002年に『クリスティーナの好きなコト』で共演したが、最近一緒にランチをした際、キャメロンはもう映画に出演する予定はなく、夫のベンジー・マッデンと過ごすつもりだと語ったという。共演時の思い出話で盛り上がったが、セルマによると「私が続編をやりたかったんだけど、キャメロンは女優を引退したから。『もういい』と言ってたわ」という。■『マスク』ヒロインからスターダムへ!キャメロン・ディアスの出演作キャメロンは1994年『マスク』のヒロインで映画デビューを飾ると同時に、一躍スターになった。モデル出身の美しい容姿に加えて、抜群のコメディ・センスで『ベスト・フレンズ・ウェディング』(97)や『メリーに首ったけ』(98)などに出演。ドリュー・バリモア、ルーシー・リューと主演した『チャーリーズ・エンジェル』シリーズ、プリンセス・フィオナの声を務めた『シュレック』シリーズなど代表作は数知れない。美貌を封印して挑んだ『マルコヴィッチの穴』(99)、マーティン・スコセッシ監督・レオナルド・ディカプリオ主演の『ギャング・オブ・ニューヨーク』(02)やリドリー・スコット監督の『悪の法則』(13)で見せた凄みも印象的だが、彼女の最大の魅力は、共感できる女性像を演じるところ。対照的な姉妹を描いた『イン・ハー・シューズ』(05)、ジュード・ロウと共演のロマンティック・コメディ『ホリデイ』(06)、35歳で妊娠したキャリア女性を演じた『恋愛だけじゃダメかしら?』(12)など、幅広いキャラクターを演じてきた。■近況は?キャメロンは「自分が何者なのかわからなくなってしまった」20代、30代を女優として第一線で走り続けてきたキャメロンは2015年1月、ロックバンド「グッド・シャーロット」のボーカルで7歳下のベンジー・マッデンと結婚。その後は、親友のグウィネス・パルトロウやドリュー・バリモアらと交流し、ライフスタイルやウェルネスについての本を執筆、発表したが、2014年の『ANNIE/アニー』を最後に映画には出演していなかった。昨年6月、グウィネスが主催のサイト「Goop」のイベント「Goop Wellness Summit」に出席した際、キャメロンは「自分が何者なのかわからなくなってしまった。それに向き合うのはつらいことよ。だから、自分自身を完全なものにする必要があると感じたの」と女優業を休んでいる理由を明かした。今回の引退報道について、現時点ではまだ本人からのコメントはなし。だが、セルマは「彼女はもう映画を作る必要はないのよ。素晴らしい人生を送っているし、彼女が戻ってくる理由を思いつかない」と話している。このまま新作を見られなくなってしまうのは寂しいけれど、幸せに暮らしているのであれば、それは何より。そして、もし女優復帰を果たすならば、そのときはきっとまた素敵な大人の女性像を体現してくれるに違いない。(text:Yuki Tominaga)
2018年03月12日人気SF漫画「銃夢」を巨匠ジェームズ・キャメロンの製作・脚本で実写化した映画『アリータ:バトル・エンジェル』が、2019年2月22日(金)に全国で公開される。原作はSF漫画「銃夢」原作は、木城ゆきとの漫画「銃夢」。SF漫画の最高峰として語り継がれ、その人気は日本にとどまることなく、世界8の国と地域で翻訳され多くのファンを魅了している。サイボーグの少女が主人公数百年先の未来、山の中で奇跡的に脳だけが無傷の状態で発見されたサイボーグの少女アリータ。彼女はサイバー医師のイド博士によって、新たなサイボーグの体を与えられる。目を覚ましたアリータだが自分の過去も、自分がいる世界についての記憶も一切ない。アリータがイド博士に「私に何か隠してるでしょ?」と問い詰めると「思い出さない方がいいこともある」と真相を隠されてしまう。しかし、謎の男ベクターは「彼女は唯一の生き残りだ。300年前に失われたはずの“最終兵器”。彼女は世界の秩序を脅かす」とその驚異を明かす。“兵器”として作られた、壮絶な過去を持つアリータを破壊しようと凶悪な殺人サイボーグたちが次々と襲い掛かるが、あどけない外見とは裏腹にアリータは驚異的な格闘スキルを見せる。最強の身体“バーサーカーボ ディ”を纏い、アリータは大切な人たちを守るために不安や苦悩を乗り越えて戦いに身を投じていく。 手に汗握る、スピード感満載のアクションシーンが展開される。巨匠ジェームズ・キャメロンが実写化実写化の製作・脚本を務めたのは『タイタニック』や『アバター』など、歴史に残る名作を世に送り出してきた巨匠ジェームズ・キャメロン。原作に惚れ込み、長年に渡り映画化を切望したという今回の作品は、構想に15年以上もの時を費やした大作だ。キャメロンは原作について、「斬新で創造的で最先端、 美しく、恐ろしく、驚異的だ」と語っている。メガホンを取ったのは、『シン・シティ』『スパイ・キッズ』なども手掛け、アクション映画を得意とするロバート・ロドリゲス監督。「ジェームズと一緒に仕事をする機会をずっと待っていたんだ。彼は『アバター』の続編で忙しく、この作品を僕に任せてくれた」と制作秘話を明かした。一方キャメロンは「彼は楽しんで監督していたね。僕の脚本を生かしつつ彼自身の作品にした」と太鼓判を押している。さらにプロデューサーは、キャメロンの製作パートナーとして『タイタニック』や『アバター』など大ヒット作を手掛けてきたジョン・ランドーが務める。キャスト主人公であるサイボーグの少女アリータは、ローサ・サラザールが演じる。アリータの姿は全てモーションキャプチャーによるCGにより描かれ、原作に忠実に再現された。迫力のある戦闘シーンや、アリータが様々な人と出会う中で少女としての心が芽生えていく様子にも注目だ。サイバー・ドクターのイド役には『イングロリアス・バスターズ』でアカデミー賞助演男優賞を受賞し『ジャンゴ 繋がれざる者』、『007 スペクター』、『ダウンサイズ』に出演するクリストフ・ヴァルツ。その他にも『ビューティフル・マインド』でアカデミー賞助演女優賞を獲得したジェニファー・コネリー、『ムーンライト』でアカデミー賞助演男優賞を射止めたマハーシャラ・アリなど実力派の俳優陣が脇を固める。ストーリー舞台は、“支配する者”と“支配される者”の2つの世界に分断された、謎めいた遠い未来。サイバー医師のイドは、瓦礫の中から少女の人形の頭部を 拾い上げる。彼女は300年前のサイボーグであり、なんと脳は生身のまま生きていた。イドは、過去の記憶を失っていた少女に新たな機械の身体を与え、アリータと名付けて成長を見守る。ある日、自分の中に並外れた戦闘能力が眠っていることに気づいたアリータは、自分が300年前に失われたテクノロジーで創られた“最強兵器”だということを知る。逃れられない運命に直面した少女は、与えられた自分の命の意味を見つけるために、二つの世界の秩序を揺るがす壮大な旅に出る。詳細『アリータ:バトル・エンジェル』公開時期:2019年2月22日(金) 全国ロードショー脚本・製作:ジェームズ・キャメロン監督:ロバート・ロドリゲス出演:ローサ・サラザール、クリストフ・ヴァルツ、ジェニファー・コネリー、マハーシャラ・アリほか配給:20世紀フォックス映画
2018年01月12日木城ゆきとによる伝説の漫画「銃夢」を、巨匠ジェームズ・キャメロン製作・脚本で実写化する『アリタ:バトル・エンジェル』。この度、本作の予告編と特別映像、そして場面写真が到着した。舞台は数百年先の未来。<アイアン・シティ>のスクラップの山の中で意識を失った状態で発見されたサイボーグの少女“アリタ(ローサ・サラザール)”はサイバー・ドクターの“イド(クリストフ・ヴァルツ)”によって助け出される。目を覚ましたアリタだが自分の過去も、自分がいる世界についての記憶も一切ない。あるとき自分が持つ並外れた戦闘能力に気付き、自らの出生の秘密を見つけようと決意する。その過程で世界の腐敗に気づき世界を変えようと挑むが…自分は一体何者なのか?並外れた戦闘能力の意味するものとは?サイボーグの少女アリタの旅がいま、始まる――。原作は、SF漫画の最高峰として語り継がれ、日本はもとより世界8の国と地域で翻訳された漫画「銃夢」。『タイタニック』『アバター』などで知られるキャメロンが原作に惚れ込み、長年に渡り映画化を切望し、今回それが実現。彼が脚本・製作を担うほか、『シン・シティ』『スパイ・キッズ』のロバート・ロドリゲスが監督を、キャメロンの製作パートナーとして『タイタニック』や『アバター』など大ヒット作を世に送り出してきたジョン・ランドーがプロデューサーを務める。今回到着したのは、『メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮』のローサ・サラザール演じる主人公のアリタが目覚めるシーンから始まり、敵との戦闘シーンも描かれている。また、今回原作漫画をリスペクトする製作者の拘りにより、彼女の姿は全てモーションキャプチャーによるCGで、より原作に忠実な姿で描かれている。ローサのほかにも、クリストフ・ヴァルツ、ジェニファー・コネリー、マハーシャラ・アリなど実力派俳優たちが脇を固めている。そしてあわせて、キャメロン、ロドリゲス監督のコメント映像も到着。キャメロンと「一緒に仕事をする機会をずっと待っていた」と言うロドリゲス監督。15年以上も構想してきた作品を、今回ロドリゲス監督に任せたキャメロンは、「僕の脚本を生かしつつ彼自身の作品にした」と太鼓判を押している。『アリタ:バトル・エンジェル』は2018年夏、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2018年01月09日ケイト・ウィンスレットが、『タイタニック』以来初めてジェームズ・キャメロンとタッグを組むことになったという。「Deadline」によると、ケイトは『アバター』の続編に出演することが決定。キャメロン監督は「キャリア史上最高にやりがいを感じさせてくれた映画の1つ『タイタニック』から20年間。ケイトと私は一緒に何かできる作品をずっと探していたんだ」と語り、「彼女が“ロナール”という役に命を吹き込むのが待ちきれないよ!」とケイトの『アバター』での役名を明かした。役名以外の詳細は不明だ。『アバター』の続編は2020年から2025年に4本の公開が予定されており、先週カリフォルニアで製作がスタートしたばかり。ケイトはつい最近、テレビのトーク番組「Lorraine」(原題)に出演し、『タイタニック』の昔話に花を咲かせて話題となった。「これはラッキーなことだと思うんだけど、レオとはお互い(男女として)全く惹かれ合うことがなかったの。(映画のファンのみんなには)聞くに堪えないかもね。ごめんなさい。でも、本当にそういう感情がなかったわ」とレオとの間に一切のロマンスが芽生えなかったことを告白した。(Hiromi Kaku)
2017年10月05日ジェームズ・キャメロン監督の代表作にして、俳優アーノルド・シュワルツェネッガーの人気を不動なものにした『ターミネーター2』が、最先端の3D技術で新たに劇場に降臨する。今回、キャメロン監督から当時の製作秘話などが明らかになるインタビュー映像が到着した。1984年、殺人サイボーグ=ターミネーターが未来から送り込まれた。このサイボーグにはある任務があり、その遂行を誰も止めることはできない。ターゲットは、ある女性サラ・コナー。見かけは普通の女性だが、彼女はのちに世界を変えることになる子どもを生む運命にあった――。そして、最初のターミネーター出現から10年後。近未来で人類抵抗軍のリーダーとなる、サラ・コナーの息子ジョンは少年に成長していた。スカイネットによる機械軍はジョンを少年のうちに殺すため、新しいターミネーターを送り込む。残忍非道なターミネーターに立ち向かうサラとジョン母子に、強い味方が現れる。それは、いかなる犠牲を払ってもジョンを守れと厳命を受け、人類抵抗軍によって送り込まれた、もう1体のターミネーターだったーー。このたび、キャメロン監督の最新インタビュー映像が到着。1作目の『ターミネーター』を製作する際、映画会社からカイル・リース役でアーノルド・シュワルツェネッガーは紹介されたが、キャメロンのイメージと合わず、最終的に彼をターミネーター役に起用したという驚きの経過を告白。さらに、「映像には自信がある」と語るように、『ターミネーター2』で使用されたCGはたった42ショットで、特殊メイクなどで工夫をこらして代用したエピソードなど、キャメロン監督の口から当時のエピソードが語られていく。「T2を映画館で見られるまたとないチャンス」と語るキャメロン監督が、自ら太鼓判を押す、新しく生まれ変わった傑作をこの夏、目撃してみて。『ターミネーター2 3D』はTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ターミネーター2 3D 2017年8月11日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開
2017年08月12日50年代に大ヒットし、現在でも世界中で再放送されている「アイ・ラブ・ルーシー」。主役のルーシー・リカードを演じたルシル・ボールの伝記映画が製作される。8日(現地時間)、「E!News」はこの伝記映画でケイト・ブランシェットが主演、アーロン・ソーキンが脚本を担当することが確定したとし、さらにアマゾン・スタジオが権利を獲得、タイトルが『Luci and Desi』(原題)になったことを伝えている。物語はルシルと最初の夫デジの20年間に渡る結婚生活に焦点が当てられるという。2人の子どものルーシー・アーナズ、デジ・アーナズ・Jr.がプロデューサーの一員として参加する。すでに2年前、ルシルの伝記映画にケイトが主演、アーロンが脚本を手掛けるらしいとの話題は上がっていたが、現在まで動きはなかった。アーロンは近年脚本家として『ソーシャル・ネットワーク』でマーク・ザッカーバーグ、『マネーボール』でビリー・ビーン、『スティーブ・ジョブズ』ではタイトル通りのジョブズ本人と、実在の人物を描いてきた。『ソーシャル・ネットワーク』ではアカデミー脚本賞にも輝き、高い評価を受けている脚本家である。しかし2年前、ルシルを描く脚本家としては「賛成できない」と多くの女性がツイートで意見した。アーロンが前述の3作で描いた女性像があまりにもひどく、女性であるルシルを主役にした脚本が書けるのかと、彼女たちは懸念しているようだ。(Hiromi Kaku)
2017年08月08日今年、『タイタニック』公開から20周年を迎えたことを記念し、ジェームズ・キャメロン監督と「ナショナルジオグラフィック」がコラボして『タイタニック』のドキュメンタリー番組「Titanic: 20th Anniversary」(原題)を製作。12月に放送することが決定しているという。キャメロン監督は「この映画の脚本を書いてメガホンをとったとき、何から何まですべてを正確に描きたかった。タイタニック号の最後に起きていた壮絶なすべての瞬間をね」とふり返る。その理由をタイタニック号事件は実話であり、実際に亡くなった方や彼らが後世に残したものに対し敬意を払いたかったからだとのことだ。最新の科学と技術、リサーチ力を誇る「ナショナルジオグラフィック」とコラボすることにより、自分が正確に描きたいと願った『タイタニック』が本当にそのように作られているのか「再確認できる」というのがドキュメンタリー製作に対するキャメロン監督の意図のようだ。「Digital Spy」によると、キャメロン監督は「Titanic: 20th Anniversary」に『タイタニック』で歴史考証を担当した歴史家のドン・リンチとケン・マーシャル、5年前にもキャメロン監督と『タイタニック』関連のドキュメンタリーをともに作った歴史家で探検家のパークス・スティーヴンソンらを呼び寄せた。最新のテクノロジーを駆使し、1912年4月14日に沈没したタイタニック号の謎に再び迫る。(Hiromi Kaku)
2017年07月28日グウィネス・パルトロウが手掛けるライフスタイル提案サイト「Goop」が、イベント「グープ・ウェルネス・サミット」を開催した。このイベントには、キャメロン・ディアスやニコール・リッチー、ミランダ・カーらがパネラーとして出席。そこでキャメロンは2014年の『ANNIE/アニー』から映画に出演していない理由に言及した。1994年、『マスク』での華々しいデビューから20年以上ハリウッドの第一線で活躍してきたキャメロン。その結果、「『私って、いったい誰なんだろう?』ってわからなくなっちゃったのよね。この問題に正面から立ち向かっていくのも本当に大変で。だから自分が不完全ではなく完全になったと感じる必要があったの」と4年近く映画界から離れている理由を明かした。また、キャメロンは2015年1月に結婚したベンジー・マッデンへのノロけも披露。グウィネスから「どうして40歳(実際は43歳で結婚)まで結婚しないでいたの?」と聞かれると「ただ単に夫と出会ってなかったからだと思うわ。いままでに、彼氏はいたけど、“彼氏”になる人と“夫”になる人っていうのは全く別物なの。そして人生のパートナーだと感じられる夫に出会ったというわけ」。キャメロンとベンジーはお互いに異なる点はあるものの、価値観はぴったり一致しているとのことだ。(Hiromi Kaku)
2017年06月13日5月24日(現地時間)、ジェームズ・キャメロン監督が2009年に放った世界興収で歴代1位に輝く映画『アバター』をテーマにした新エリア「パンドラ:ザ・ワールド・オブ・アバター」のグランドオープニングに先がけ同エリア内でセレモニーが開催され、キャメロン監督以下、主演のサム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ、シガニー・ウィーバー、スティーブン・ラングなどの出演キャストが壇上で再会。新テーマランド誕生を祝福した。この新テーマランドにはゲストはマウンテン・バンシーに乗ってパンドラの冒険へと飛び立っていく「アバター・フライト・オブ・パッセージ」と、光る生物が生息するナヴィ・リバーの神秘的な旅へ出発するボートライド「ナヴィ・リバー・ジャーニー」というスリリングなアトラクションのほか、カジュアルレストラン、ドリンクステーション、グッズがそろうギフトショップなどを併設。空に浮かぶ岩や夜には光を発する熱帯雨林など、映画で描かれているナヴィの神秘的な世界観が完全に再現され、早くから話題になっていた。キャメロン監督は、「世界とスピリチュアルな関係でつながっている場所がナヴィなので、生命の価値を尊ぶディズニー・アニマルキングダムこそ、パンドラと我々の世界をつなぐ最適の場所でしょう」とコメント。「長年の夢が叶いました。現実になりました。パンドラを待ち焦がれていたすべての人たちを、『パンドラ:ザ・ワールド・オブ・アバター』は歓迎します」と感激も語った。ウォルト・ディズニー社の最高経営責任者ロバート・アイガー氏とがっちりと握手もかわし、新テーマランドの誕生を豪華キャストとともに祝福した。また、同セレモニーには、同テーマランドの生みの親でもあるディズニー・イマジニアリングのジョー・ロード氏も出席。すべてのゲストは登場がサプライズだったためかキャメロン監督やキャストたちが姿を現すと、世界中のマスコミなどの招待ゲストが色めき立つ一幕も。「パンドラ:ザ・ワールド・オブ・アバター」のグランドオープンは、5月27日。※取材時の状況に基づいて記事化しています。ショーの内容など異なる場合もあり得ます。※紹介したイベント、メニューなど、すべての情報は予告なく変更になる場合があります。(C) Disney(text:cinemacafe.net)
2017年06月01日7月2日から9月19日まで、東京・丸の内の三菱一号館美術館で「From Life―写真に生命を吹き込んだ女性 ジュリア・マーガレット・キャメロン展」が開催される。1815年にインドのカルカッタに生まれたジュリア・マーガレット・キャメロンは、48歳の時に独学で写真術を身につけ、記録媒体にすぎなかった写真を、芸術の次元にまで引き上げようと試みた写真家。1863年末に初めてカメラを手にして制作活動に取り組んだキャメロンは、僅か1年半後にヴィクトリア・アンド・アルバート博物館の前身であるサウス・ケンジントン博物館に63点の作品が買い上げられ、 公的な評価を確立するという快挙を成し遂げた。本展は、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館が企画した世界6ヶ国を回る国際巡回展であり、日本初の回顧展。会場では、極めて貴重な限定オリジナルプリント(ヴィンテージプリント)をはじめ、約150点の写真作品や書簡などの関連資料を通じて、キャメロンの制作意図を鮮やかに際立たせつつ、 彼女が切り拓いた美しくも型破りな芸術表現を展覧する。【イベント情報】「From Life―写真に生命を吹き込んだ女性 ジュリア・マーガレット・キャメロン展」会場:三菱一号館美術館住所:東京都千代田区丸の内2-6-2会期:7月2日~9月19日時間:10:00~18:00(金曜、第2水曜、会期最終平日は20:00まで、入館は閉館の30分前まで)料金:一般1,600円、高校生・大学生1,000円、小・中学生500円休館日:月曜日(但し、祝日の場合と9月12日は開館)
2016年06月10日ジェームズ・キャメロン監督は、新作『アバター』4作品を同時に製作していく予定だという。2009年作『アバター』でメガホンを取ったキャメロン監督が『ゴッドファーザー』3部作を同時に製作するようなものと表現する新作4部作は、第2弾が2018年クリスマスまでに公開予定となっており、その後3作は2020年、2022年、2023年に順次公開予定だ。そんな期待高まる新作4本を同時に撮影していくというキャメロン監督は、「一つ一つの作品がバラバラではなくて、一つの大きな作品なんだよ。一つのミニシリーズを撮影するようなそんな感じかな。だから僕たちはすべての作品を同時に撮影していくつもりなんだ。例えば月曜日には第4弾のあるシーンを撮影して、火曜日にはほかのものから別のシーンを撮影するみたいな感じさ」と語る。『タイタニック』、『エイリアン』シリーズ、『ターミネーター』シリーズなどを手掛けてきたキャメロン監督だが、同時に4本の作品を撮影するのはこれまでのキャリアの中でも最大の挑戦であるとフェイマス・モンスターズ・オブ・フィルムランド誌のインタビューに続けた。「8時間にわたるストーリーを制作しているわけだよ。頭の中で正確に今どのストーリーの部分に取り掛かっているのか整理しながら進めていくのはとても大きな挑戦になるだろうね。僕が経験した中でも一番難しい挑戦かもしれないね」と話す。さらに、「出演陣にとっても挑戦であることは間違いないだろうね。『違う、違う。この登場人物はまだ死んでないよ。君はまだ人生のこの段階にいるんだよ』みたいな感じだよ。これは一つの大きな物語なんだ。なんだか『ゴッドファーザー』の3作品を同時に作っているような気分だよ」と語った。(C)BANG Media International
2016年04月20日キャメロン・ディアスが最新著書の紹介を兼ねて、インスタグラムでノーメイクの素顔を公開した。キャメロンは30日(現地時間)、4月に発売される著書「THE LONGEVITY BOOK」を手にしたすっぴんのセルフィーをインスタグラムにアップ、「これまでしてきた会話を続けられることがすごくうれしい。うまく歳を重ねていくことができると学ぶのは、より良く歳を重ねていくための助けになるから。自分の身体がどう機能するかを理解すれば、最高の状態をキープするために行動することができる。そうすれば、ずっと美しい人生を歩んでいけるわ」とコメントした。昨年はインスタグラムの更新回数が減っていたキャメロンだが、3か月前に新著の表紙写真を投稿し、「この本をとても誇りに思っています。力強く優雅に、健康に、そして賢く歳を重ねていくことについて、みなさんと語り合えるのを楽しみにしています」とコメントしていた。43歳のキャメロンは、髪を下ろし、白のTシャツ姿というラフなスタイル。笑顔の目元には笑いじわ、鼻や額にはそばかすも見えるが、自然な表情はとてもチャーミングだ。キャメロンは2014年に1冊目の著書「ザ・ボディ・ブック食べること、運動すること、生きることを楽しむ最高のレッスン」を発売した際も同様にすっぴんで自著を抱えたセルフィーをインスタグラムに投稿している。(text:Yuki Tominaga)
2016年04月01日キャメロン・ディアスが、結婚したことで多くを学んだと語った。昨年1月、ロック・ミュージシャンで6歳下のベンジー・マッデンと結婚したキャメロンは夫婦として1年を過ごしていくなかで「お互いについて多くを知ることができたし、自分に欠けていたものがあったことも分かった」と話している。現在43歳のキャメロンは、雑誌「You」で子どもを持つ可能性について尋ねられると、「私が言い続けてきたのは“絶対にないとは言わない”ということ」と答え、20代のときよりも年齢を重ねてからの方がいい母親になれるという持論を披露。「年をとれば、より多くを知ることができる。だから、25歳の私よりもいまの私の方が子どもに多くを与えることができると思うの」と語った。先のことは分からないが、それこそが人生の美しさだというキャメロンは「結婚はその良い例よ」と語っている。「自分で未来のために選択することはできるけど、どうなるかは分からない。コントロールはできない。流れに乗るだけよ」。(text:Yuki Tominaga)
2016年03月22日2009年の大ヒット作『アバター』の続編の公開予定日が、2017年冬に決定した。ジェームズ・キャメロン監督が「クリスマス時期の12月17日公開を目標にしているよ。とにかく、これが今僕らがお知らせしたことだよ。まあその事実よりも僕らが3つの映画を完結させてそれを1年ごとに公開していくことの方が重要だね。僕はその3つの映画作品をメタ・ナラティブと呼ぶね。一つ一つの作品は単体なんだけど、3つで大きな一つの物語を作り上げているんだ」とモントリオール・ガゼットに明かした。さらに、キャメロン監督は撮影に向けての準備について「デザインの準備はほとんど終わったかな。これはとてつもなく大きなタスクだよ。約2年間かかるからね。登場するキャラクター、景色、パンドラの中にできた新しい世界の部分が終わったかな。脚本は現在も進行中だけど、もうほとんど終わっているね。技術的な面、ステージセットや基盤も完了。だからあと1年以内には撮影がスタートできる準備が整っているんだ」と続けた。(C)BANG Media International
2015年12月25日ジェームズ・キャメロンは、『アバター』続編の脚本を仕上げているところのようだ。2017年に公開予定となっている待望の同作で監督を務めるキャメロンは、2009年公開の大ヒット作の続編に向けて脚本とデザインにおける仕上げ段階にいることを明かしており、第1弾がまぐれのヒットでなかったことを証明しようと意気込んでいる様子だ。エンターテイメント・ウィークリー誌にキャメロンは「今は3冊の脚本にまた新たな角度を取り込んでいる過程なんだ。デザインの行程と並行してね」「デザインの過程はかなり出来上がってきているよ。1年半もデザインを手がけているからね。全キャラクターや舞台、生物とか全てがほぼ出来上がっているんだ」と話した。一方で、以前にはシガニー・ウィーバーが、自身のキャラクターは前作で重傷を負っていたにも関わらず「SFの世界では絶対に誰かが死ぬことはない」として続編にも登場することをほのめかしていた。「私はとにかくすごくクールなキャラクターを演じることが分かっているから、知っている範囲内で役作りに取り掛かっているわ。まだ撮影は始まっていないけど、始まったら1年半くらい地球から姿を消すことになるんじゃないかしら」とシガニーは話していた。(C)BANG Media International
2015年12月21日キャメロン・ディアスの夫、ベンジー・マッデンが妻の誕生日に愛情あふれるメッセージをインスタグラムにアップした。キャメロンは先月30日、43歳の誕生日を迎えた。36歳のベンジーはインスタグラムに、今年1月に結婚した愛妻とのツーショットをアップ。「僕の美しい妻へ、ハッピー・バースデー。僕の親友であり、そのほかのすべてでもあって…書くことはいくらでもある。僕は最高にラッキーな男だ。ここで一生暮らせるんだから。彼女を愛してる!!もっと幸せが続きますように、ベイビー!!」と絵文字満載のお祝いメッセージを添えた。ベンジーはオーストラリアでオーディション番組「The Voice」の審査員を務めていて、キャメロンの誕生日は現地で迎えたようだ。2人は先月31日(現地時間)にロサンゼルスに戻ったが、空港でキャメロンがデニムシャツやバッグでおなかの辺りをカバーするようにしていたことから、気の早い大衆紙などは、おめでたの憶測をめぐらしている。(text:Yuki Tominaga)
2015年09月02日ターミネーターの生みの親であり、『ターミネーター』『ターミネーター2』の監督・脚本を手がけたジェームズ・キャメロン監督が最新作『ターミネーター:新起動/ジェニシス』(7月11日公開)について語るインタビュー映像が11日、公開された。公開された映像はおよそ2分半。キャメロンが最新作を評するコメントの合間に、未公開シーンを含む本編映像が差し込まれた構成となっている。キャメロンは「冒頭は見覚えのあるシーンで、1、2作目をリスペクトしたつくりだ」としながら、「予想外の展開で未知の領域に踏み込んでいる。新たな命が吹き込まれたシリーズの”ルネッサンス”だ」と絶賛。また、自身が創造したキャラクターが帰ってきたとうれしそうに語り、「私にとって3作目の『ターミネーター』だ」と、本作を初期2作品の正統な後継作であるとも位置づけている。本作で12年ぶりにシリーズに復帰したアーノルド・シュワルツェネッガーは、インタビューで「もともとこの映画は彼のアイデアだ」と明かし、本編を見たキャメロンから、すぐに電話が来たことを告白。そこでの言葉は、「アーノルド、これはファンタスティックだ!!100点満点だ!!」だったという。これにはシュワも、「彼からそんな風に言ってもらえて本当に素晴らしい」と答えている。なお、キャメロンのコメントとともに公開された新たな本編映像は、若いシュワ型ターミネーターが全裸で地面に手をつきかがみながら登場するシーンをはじめ、若いシュワと中年のシュワが激突するシーン、サラ・コナーが敵に容赦なくガンを打ち放つシーンなど、緊迫感のある場面が続々登場している。7月6日にシュワとコナーを演じたエミリア・クラークが来日することでも話題となっている本作。キャメロンは、映像の終盤で、「『ターミネーター』シリーズのファンは、必見の作品だ」と語っている。(C)2015 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2015年06月11日キャメロン・ディアスが衰え知らずのセクシーさ全開で“裸”を披露し、ゴールデンラズベリー賞を受賞するなど話題になった『SEX テープ』が、新宿シネマカリテにて開催される“カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2015”、通称“カリコレ”にて6月9日(火)より公開されることが決定。予告編映像が到着した。ラブラブな恋愛期間を経て結婚したアニー(キャメロン・ディアス)とジェイ(ジェイソン・シーゲル)。2人の子どもにも恵まれ、順風満帆な生活を送っているように見えたが、“性生活”は停滞気味ですっかりセックスレス。夫婦は再び“熱い夜”を取り戻そうと、思いつきで自分たちのセックス動画を撮影し、完全燃焼する。ところが、どこをどう間違ったのか、そのプライベート動画が“クラウド”上にアップ!!2人はその動画の全世界“拡散”を防ぎ、平穏な家庭生活を守るべく、とんでもない行動に出ることに…。全米大ヒットを記録した『バッド・ティーチャー』のジェイク・カスダン監督、主演のキャメロン、ジェイソン・シーゲルらスタッフ&キャストが再集結して贈る、ちょっぴりエッチなロマンティック・ラブコメディがついに日本上陸を果たす。本作で描かれるのは、昨年もセレブを中心に大きな問題となった“クラウド”や“動画共有サイト”にある超プライベートな映像の流出と、インターネットによって世界中に拡散されてしまう危機に立ち向かっていく倦怠期夫婦のドタバタ劇。主演を務めたキャメロンは、本作と『The Other Woman』(原題)で本年度ゴールデンラズベリー賞「最低主演女優賞」を受賞しているが、その衰え知らずのセクシーかつキュートな魅力で本領発揮!? 文字通り“裸”で“体当たり”の刺激的なセックス・シーンにも挑戦する。時にリアルに、ちょっぴりエッチに、たっぷりな笑いを見せてくれながら、スマホ全盛時代の“アブナイ”一面も見せてくれる本作を、まずはこちらから確かめてみて。『SEX テープ』は6月9日(火)より新宿シネマカリテ “カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2015”にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月19日ジェームズ・キャメロン監督の妻が、カリフォルニア州で経営する学校の食事を完全菜食にすることを計画している。キャメロン監督の妻で女優のスージー・エイミスは2006年、カリフォルニア州カラバサスで子どもたちに環境保護について教える「ミューズ・スクール」を開校したが、今秋から同校で提供する食事では肉を禁止して完全に植物由来の食品のみにするという。妻の活動に協力しているキャメロン監督は「The Hollywood Reporter」誌で「ミューズで提供するのは100%植物由来の食事です。一般的には“ヴィーガン”と呼ばれていますが、私たちは“ホールフード(whole food)と呼んでいます」と語る。スージーによると、同校は全米唯一(つまり初)の完全植物由来食を提供する学校になるそうだ。「ミューズ・スクール」はスージー&レベッカ・エイミスと姉妹が2006年に開校した非営利の私立学校で、2歳から高校生までを対象に環境問題を中心の教育を行なっている。(text:Yuki Tominaga)
2015年02月27日5日(現地時間)に挙式したキャメロン・ディアス&ベンジー・マッデン夫妻。ハネムーンは国内に出かけ、27日はロサンゼルスでNBAの試合を観戦するなど、大人しめの新婚生活を楽しんでいるようだ。昨年はキム・カーダシアン夫妻やジョージ・クルーニー夫妻の海外でのド派手な結婚式が話題になったが、キャメロンたちはビバリーヒルズの自宅で挙式し、新婚旅行の行き先も海外ではなくワイオミング州ジャクソンホール。豪華なキャビンに宿泊しつつ、食事は地元のレストランでフライドチキンやジャンバラヤ、ハッシュパピー(揚げパン料理)など、アメリカ南部の料理を楽しんだとか。その後ロサンゼルスに戻ると、ベンジーの双子の弟・ジョエル&ニコール・リッチー夫妻と彼らの子ども2人も一緒に、ビバリーヒルズの高級ホテルでブランチに出かけた。そして27日にはロサンゼルスのステイプル・センターで行なわれたNBAのレイカーズ戦観戦へ。試合の合間にキスするところを観戦客を映すカメラ「キス・カム」がとらえ、場内のスクリーンに映し出されると、客席からは新婚の2人を祝福するような歓声が飛び交っていた。雄大な自然に囲まれてリラックスし、気のおけない家族や友人と楽しい時間を過ごす。キャメロンとベンジーは最高の新婚生活を満喫しているようだ。(text:Yuki Tominaga)
2015年01月29日先日、結婚を発表したキャメロン・ディアスを始め、ジェイミー・フォックス、クワベンジャネ・ウォレスら豪華キャストが出演するブロードウェイ・ミュージカルの映画化『ANNIE/アニー』。このたび、彼ら主要キャストが歌う、映画オリジナルソング「WHO AM I?」の本編映像が解禁となった。IT企業のCEOで、次期NY市長に立候補している大富豪スタックス(ジェイミー・フォックス)は、ある日、少女・アニー(クワベンジャネ・ウォレス)が事故に遭いそうなところを救う。実親に捨てられ、元歌手のアガサ・ハニガン(キャメロン・ディアス)が営む施設で暮らしていた彼女を、スタックスは選挙戦に利用するため引き取ることを画策。また、アニーも有名になれば実親が名乗り出ると信じ、スタックスの選挙活動に協力することに。こうして、何の接点のないふたりの共同生活が始まり…。今回到着した本編映像に登場するのは、キャメロン演じる過去に絶望した女性ハニガンと、ジェイミー演じる未来に貪欲な男性スタックス。彼らふたりが、やや悲しそうな表情を見せながら、映画のためにつくられた新曲「WHO AM I?」をクワベンジャネ扮するアニーと共に歌い上げている。アニーの里親であり元歌手のハニガンは、人気歌手になりそびれた過去から逃れられず、昼間から酒を飲んではいい男に色気で迫り、子どもたちには八つ当たり。夢を諦めたいまの自分を受け入れることができていない。また、次期NY市長を狙うスタックスも、富と名声を追い続けるあまり、周囲との間に壁ができ、心に隙間を抱えてしまった大人だ。極度の潔癖症で子ども嫌いな彼が、アニーとの共同生活で希望を捨てない勇気と前向きな生き方に触れ、本来の自分の姿を思い出していく。オリジナル曲「WHO AM I?」を熱唱したキャメロンとジェイミーは、この曲から生き方を見つめ直していくふたりの大人について、こんなコメントを寄せている。■ジェイミー・フォックス(スタックス役)人々は、とても裕福な人、とても貧乏な人、両極端でありながら、実は似ていたりする。恵まれない人はあまりにものつらさに、生きていく意味はあるのかと思うかもしれない。すべてを手に入れてしまった人は、逆にすべてが手に入ったので、その先、生きる意味はあるのだろうかと思うかもしれない。■キャメロン・ディアス(アガサ・ハニガン役)ハニガンは男がいないから悲しいんじゃない。男ならば彼女のことが好きで彼女を追いかけている人がいるしね。彼女がなぜ自分のことを落伍者だと思い、幸せになれないでいるかというと、それは彼女がスターではないから。そんな風に有名になることが幸せをもたらしてくれると思っている人は、現実にもたくさんいるわ。ハニガンはいまの社会にまん延していることを象徴していると思うわ。みんな、「いいね」の数や、Instagramでのフォロワーの数で自分の価値を決めている。自分の投稿を見て、「いいね」と言ってくれる人が多ければ多いほど、自分の価値も上がると思っている。本当は自分で自分自身を愛することを学ばなければいけないのに。人に愛を与えられる人間になるためには、人の愛を受け容れる必要がある。これは現代のストーリーだけれど、そういうことはいつの時代にもある。本当は自分自身を愛することを学ばなければいけなかったのに。内に秘めた心の声を代弁し、本来の自分に思いを馳せるオリジナルソング。まずはこの映像から、大人ふたりの本当の気持ちに耳を傾けてみて。『ANNIE/アニー』は1月24日(土)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ANNIEアニー 2015年1月24日より全国にて公開(C) 『ANNIEアニー』
2015年01月19日