メリル・ストリープが、英国初の女性首相マーガレット・サッチャーを演じ、本年度米アカデミー賞主演女優賞に輝いた映画『マーガレット・サッチャー鉄の女の涙』の特別動画がこのほど公開された。本動画では、サッチャーの夫・デニスを演じたジム・ブロードベントが本作の魅力と、共演者ストリープについて語っている。『マーガレット・サッチャー』特別動画『マーガレット・サッチャー…』は、現段階において英国史唯一の女性首相であり、その強い信念から“鉄の女”と称されたマーガレットの姿を、政治家だけでなく妻であり、母であり、何よりひとりの女性として描いた作品。自身も『アイリス』の演技でアカデミー助演男優賞に輝き、名優として映画ファンから大きな信頼を集めているブロードベントが本作で演じたのは実業家で、 “鉄の女”を夫として支えた実在の人物、デニス・サッチャーだ。しかしブロードベントは本作を「決して一直線な伝記映画ではない」と語る。「とても複雑で、たくさんの次元があるから、その分とても興味深くて(脚本を)読むのが難しい。刺激的な脚本だ。なんというか、たくさんの光と陰があるから、その複雑さがとても魅力的だね」。本作は登場人物それぞれの多面的な魅力をじっくりと掘り下げ、それを名優たちが見事に演じきっている作品だが、ブロードベントはストリープがサッチャーという人物を完璧に捉えていることに驚いたという。「メリルと昼食を食べているとき、ふたりでサッチャーについて大まかに語っていたんだ。すると、メリルが自分の言っていることをしめすために突如マーガレット・サッチャーの喋り方を演じた。その地点で、ほんの少し喋っただけなのに、彼女が『もしかしたら演じられないかも』という私のほんの少しの疑いをすべて消し去ったよ」。特別動画ではブロードベントが、ストリープが食事の席で演じてみせたサッチャーがいかに素晴らしいものだったかについてじっくりとコメントしている。『マーガレット・サッチャー鉄の女の涙』3月16日(金) TOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー(C)2011 Pathe Productions Limited Channel Four Television Corporation and The British Film Institute.
2012年02月28日メリル・ストリープが圧倒的な演技力で演じ切る<鉄の女>マーガレット・サッチャーの栄光と挫折を描く人間ドラマ『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』。本日発表の米国アカデミー賞にて、主演メリル・ストリープが実に29年ぶりの自身オスカー3度目の受賞となる主演女優賞を受賞し、メイクアップ賞とW受賞となった。第69回ゴールデン・グローブ賞主演女優賞、第65回英国アカデミー賞主演女優賞、第62回ベルリン国際映画祭名誉金熊賞、そしてこの度の受賞で益々勢いを増すメリル・ストリープ、3月上旬にはメリル&フィリダ・ロイド監督が来日してのプレミア試写会舞台挨拶+来日記者会見も予定している。作品情報『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』監督:フィリダ・ロイド『マンマ・ミーア!』出演:メリル・ストリープ、ジム・ブロードベント配給:GAGA(c)2011 Pathé Productions Limited , Channel Four Television Corporation and The British Film Institute.
2012年02月27日英国初の女性首相で、世界史のその名を残す女性マーガレット・サッチャー女史の半生を描いた映画『マーガレット・サッチャー鉄の女の涙』の予告編がこのほど公開された。映画『マーガレット・サッチャー鉄の女の涙』予告編『マーガレット・サッチャー…』は、現段階において英国史唯一の女性首相であり、その強い信念から“鉄の女”と称されたマーガレットの栄光と、それまでにたどった苦しみと挫折、最愛の夫の存在など、政治家だけでなく妻であり、母であり、何よりひとりの女性としてのサッチャーの姿を描いた作品。幾度もオスカーを受賞してきた名女優メリル・ストリープがマーガレットを演じるほか、『アイリス』で米アカデミー助演男優賞を受賞したジム・ブロードベントらが出演する。このほど公開された予告編では、圧倒的に男性優位だった議会に女性としての乗り込んだマーガレットが“サッチャー首相”へとのぼりつめていく過程が紹介された後、政治家として活動するために支払った家庭での犠牲や軋轢、議会での対立など彼女を追いつめる困難の数々が描かれる。さらに、1982年に起こったフォークランド紛争や、労働組合制度の改革など、常に決断を迫られ、戦いを余儀なくされてきた彼女の“鉄の女”としての側面と、愛する夫と子どもたちと暮らす中で迷い、立ち止まる“ひとりの女性”としての側面が交互に登場している。これまでも『英国王のスピーチ』や『クィーン』など実在の英国人のエピソードを重厚なタッチで描いた作品は、対象とする人物の有名/無名を問わず、そのドラマ性が高い評価を受けており、本作も第69回ゴールデン・グローブ賞主演女優賞(ドラマ部門)にノミネートされたのを始め、ニューヨーク映画批評家協会賞、ニューヨーク・オンライン映画批評家協会賞で女優賞を受賞するなど、早くも注目が集まっている。『マーガレット・サッチャー鉄の女の涙』2012年3月16日(金) TOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー(C)2011 Pathe Productions Limited Channel Four Television Corporation and The British Film Institute.
2011年12月16日