時々辞めたくなるけれど……仕事をしていれば、つらいこともあるでしょう。「もう辞めたい」と思ったことはない人のほうが少ないのかもしれません。とはいえ、待遇がよかったり、次の転職先が見つからないなど、そう簡単に辞められない理由もあるはず。皆さんは、どのような理由で今の仕事を続けていますか?マイナビ会員の女性573名に聞いてみました。>>男性編も見るQ.今の仕事を続ける理由を教えてください(複数回答)1位やりたいことができる19.9%2位安定している19.6%3位人間関係がよい18.9%3位勤務時間が自分に合っている18.9%5位労働環境がよい18.5%6位ほかにやりたいことがない14.5%■やりたいことができる・「自分のやりたかった仕事のひとつだから」(24歳/金融・証券/事務系専門職)・「きついですが、やりがいもあるので」(23歳/マスコミ・広告/クリエイティブ職)・「仕事は激務だけど、自由にできる時間があるときもある」(27歳/その他/販売職・サービス系)■安定している・「夏休みがたくさんもらえる」(28歳/学校・教育関連/秘書・アシスタント職)・「今の会社はとにかく緩くて楽です」(23歳/警備・メンテナンス/事務系専門職)・「ほかにやりたいことがあればすぐにでも辞めると思うが、特にないので生活のために働いている」(29歳/金融・証券/事務系専門職)■人間関係がよい・「同期に恵まれているから」(24歳/生保・損保/営業職)・「従業員がいい人ばかりだから」(22歳/電力・ガス・石油/技術職)・「人間関係は良いし、できればずーっと働きたい。給料は少ないが我慢できる」(28歳/金属・鉄鋼・化学/秘書・アシスタント職)■勤務時間が自分に合っている・「せっかく慣れてきたから」(23歳/不動産/事務系専門職)・「家のこともやりつつできるから」(30歳/小売店/販売職・サービス系)・「10時出社だから。もう9時出社なんて無理です」(30歳/商社・卸/事務系専門職)■労働環境がよい・「ほぼ定時に帰ることができるので」(29歳/金融・証券/営業職)・「前の会社とは比べ物にならないほど待遇が良い」(26歳/商社・卸/事務系専門職)・「大企業なので福利厚生などの手当てが厚く、自分の給与以上に好待遇だと思うから」(25歳/情報・IT/技術職)■ほかにやりたいことがない・「取りあえず続けているだけ」(28歳/情報・IT/技術職)・「本当は明日にでも仕事を辞めたいです」(33歳/団体・公益法人・官公庁/技術職)・「転職はしたいと思いますが、辞めたところで何をしたいのか定かではないので」(25歳/情報・IT/技術職)■番外編:複雑な事情があるようです・「今すぐでも辞めたい」(27歳/小売店/営業職)・「コネで入っているので、辞めにくいのが事実」(26歳/その他/事務系専門職)・「転職したばかりなので、まずは続ける」(22歳/マスコミ・広告/営業職)総評1位は「やりたいことができる」でした。多少ハードな仕事でも、自分がやりたかった仕事なら続けたいという気持ちになるようです。夢を実現できたなら、働き続けたいと思いますよね。2位は「安定している」。多少の不満があっても、生活のために働いているという意見も見受けられました。同率3位には、「人間関係がよい」「勤務時間が自分に合っている」がランクイン。仕事内容、待遇なども重要なのはもちろんのことですが、働く空間が自分にとって快適なのか、仕事と家事を両立できるかをよく検討するところが、女性らしい理由だと感じました。時期がきたら、転職することになるかもしれませんが、今、この仕事を続けているのなら、日々精いっぱい仕事をして、楽しみも見つけながら暮らしていきたいものですよね。仕事に対して葛藤(かっとう)を抱えることがあれば、メリットとデメリットをあらためて考える時間を作るといいかもしれません。(文・OFFICE-SANGA渡邉久美子)調査時期:2012年9月19日~2012年9月23日調査対象:マイナビニュース会員調査数:女性573名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【女性編】年収が増えないと思う理由ランキング【女性編】仕事がせっぱつまっているときにしたくなる現実逃避ランキング【女性編】会社で腹が立った瞬間ランキング完全版(画像などあり)を見る
2012年11月28日転職したくなることもあるけれど……働いていると時々、「この仕事を辞めたいな」「転職しようかな」と思うことはあるはず。それでもすぐに辞めないのはどうしてなのか?きっと、今の仕事にメリットを感じているからだと思います。そこで今回は、マイナビ会員の男性427名に今の仕事を続ける理由を聞いてみました。>>女性編も見るQ.今の仕事を続ける理由を教えてください(複数回答)1位やりたいことができる23.2%2位労働環境がよい19.0%3位安定している17.6%4位給与がよい14.1%5位ほかにやりたいことがない12.9%■やりたいことができる・「今の仕事は天職と思っています」(45歳/学校・教育関連/専門職)・「やりたいことをやりたいようにできるから。ただし体はきついが」(33歳/情報・IT/技術職)・「給料は安いが、自分の裁量でできることが多いから」(27歳/小売店/販売職・サービス系)■労働環境がよい・「職場の環境が自分に合っている感じはする」(33歳/情報・IT/技術職)・「労働条件が今の自分に適しているので。ある程度貯金ができたら次のステップに移りたい」(26歳/医療・福祉/専門職)・「勤務体系は恵まれていると思います」(35歳/医療・福祉/クリエイティブ職)■安定している・「安定が一番」(32歳/金融・証券/専門職)・「とにかく今の時代は安定重視だから」(28歳/運輸・倉庫/技術職)・「家族がいるので安定感、勤務地などは重要」(29歳/金属・鉄鋼・化学/営業職)■給与がよい・「今転職しても、現職場よりよい待遇はないと思います」(45歳/建設・土木/技術職)・「まだ新人なのでいろいろ経験できるまで辞めるつもりはないし、お金は大事」(26歳/医療・福祉/技術職)・「周りに比べ給料がいいため」(28歳/情報・IT/技術職)■ほかにやりたいことがない・「目標が決まってない」(24歳/食品・飲料/販売職・サービス系)・「苦労したくないし、チャレンジ精神がないので現状で我慢」(45歳/自動車関連)・「転職活動をするのが面倒だから」(25歳/小売店/販売職・サービス系)■番外編:仕事そのものをどうしようか……・「仕事してない」(23歳/その他)・「仕方なく」(40歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)・「転職先を探しているのが現状です」(45歳/アパレル・繊維/事務系専門職)総評1位は「やりたいことができる」でした。労働条件に納得できないことがあったとしても、自分のやりたい仕事ができるという人は、仕事へのモチベーションが持続できるようです。一方、2位「労働環境がよい」のように、仕事にはやりがいを感じないけれど、労働環境が良い場合は、なんとか仕事を続けようという原動力になっていることも。5位「ほかにやりたいことがない」や、番外編の仕事を探している人たちのコメントは気になります。特に仕事に対しての目標はないけれど、仕事を探している。または仕事を続けているという人たちです。もう一度、自分が本当にやりたかったことを思い出せるといいのですね。多少の不満はあっても、自分にとってのメリットが見いだせるから、いまの仕事を続けているのだと思います。たまには「どうしていまの仕事を続けているんだろう?」という気持ちもよぎることでしょう。そんなときは、自分の心に耳を傾けてみませんか?その理由がわかることもあるかもしれません。(文・OFFICE-SANGA渡邉久美子)調査時期:2012年9月19日~2012年9月23日調査対象:マイナビニュース会員調査数:男性427名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【男性編】年収が増えないと思う理由ランキング【男性編】仕事がせっぱつまっているときにしたくなる現実逃避ランキング【男性編】会社で腹が立った瞬間ランキング完全版(画像などあり)を見る
2012年11月28日仕事とはまさに「苦行」であり、ヤフー!知恵袋や大手小町を見れば「仕事を辞めたい」、「仕事がつまらん」、「給料が安い」といった不満だらけである。しかし、われわれは結局仕事をしなくては生きていけないわけで、ブーたれながらも、なんとか仕事を続けているわけだ。私はTBSラジオ『ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル』より「ビューティフル・社畜・ライフ・コンサルタント」の肩書を与えられ、「社畜」も悪くないぜ、ということを説いている。そして、ここに仕事を楽しみつつも、「モテたい!」という願望を達成したプランナーが存在する。TBWA博報堂の高橋真氏(36・写真右)である。同氏が生きる上で大切にしている信条には「楽しくないものは続けられない」がある。その姿勢は仕事にも現れており、どんなに業務内容が大変でもなんとか楽しみを見つけることを心掛けている。これに対しては、お前!こちとら毎日クレーム対応してるんだ!「あ~、今日のクレーム、あのオッサンの声が渋くて素敵だったなぁ、楽しいなぁ!」なんて思えるか、エッ!お前!広告業界だからできるんだろ、この野郎!というツッコミを読者の皆さまが入れたくなる気持ちも理解できるが、広告業界だからといって、全員がその姿勢で仕事ができるわけではない。彼の心の持ちようひとつ、ということもできる。それが現れたのが同氏が企画した「ハナサケ!ニッポン!(」である。これは、東日本大震災の直後に「花見の自粛なんかしないで東北の日本酒を飲んで!」と呼び掛けるビデオをネットにアップし、被災地の経済を活性化させることを目指した。この企画の裏にあるのは「募金やボランティアを続けるのは大変だけど、『東北のお酒を飲む』『被災地のものを食べる』なら続けられる。しかも、おいしくて楽しい」(高橋氏)という考え方だ。結局、「ハナサケ!ニッポン!」は、多数のメディアで取り上げられたり、多数の共感者を集める結果となった。そんな高橋氏が現在取り組んでいるのが「よるドラ」である。この企画は、日産のコンパクトカー・JUKEの特設サイトで、「節電が求められる今年の夏は、夜になったらドライブをし、ついでに気になる異性を誘おう!」を提案するものである。同企画について高橋氏は「『節電』も、暑くて暗くてつまらなかったら、僕だったら続けられないと考えました。会社も早く追い出されるわけだし、『せっかくできた夜の時間を楽しく過ごそうよ。電気をなるべく使わずに』というのが企画の出発点。居酒屋や小売店など、さまざまなキャンペーンがあるけれど、車もその中で一役買いたい。買い物や飲み会はなかなか毎日続けられなくても、夜、少し車でドライブするなら毎日できる。夜風が涼しくて気持ちいいだろうな、と思った」というのが発端だという。また、こんな企画になったのも同氏が女からモテたくて仕方ないからである。それを「企画」として実際に形にするとはなんとも自己中心的ではないか。「いや、違います!」と高橋氏はいう。「これでみんながモテればいいじゃないですか!しかも今回の「よるドラ」のターゲットは、老若男女問わずクルマにあんまり関心がない人たちなんです。かつてクルマでデートが当たり前だった世代に、もう一度、車/ドライブの楽しさを思い出してほしかった」。さらに、高橋氏は、「特に若い人の車離れが言われています。そんな若い世代にも共感をもってほしいと思って『恋愛』をもうひとつのテーマにしたんです!夜/ドライブといった状況は、男女や恋愛と相性がいいはず。でも、今の若い世代には『生活の中にまったく車が存在しない』人たちもいる。『恋愛』だったら、車に接点がない人にも興味を持ってもらうきっかけになるのでは。よるドラで『モテる』までは言い過ぎですが、『誘う口実/きっかけ』にはなればいいな、と」意外にまともな理由で「よるドラ」の企画を作った高橋氏は、一緒にサイトを作ったよぎともゆき氏(株式会社パズル)、そして高橋氏の誘いに乗ってきてくれた恵美クン(22)と翔美クン(24)とウハウハお台場ドライブダブルデートにまでこぎつけたのでした。「今回レンタカー借りたんッスよ!その後4人で焼き肉ですよ!仕事して、お金もらって、それで美女とウハウハ、いやぁ~、仕事しててよかった!」(高橋氏)というわけで、仕事と個人的な思いはつなげることができるのである。しかもモテるのである。文/中川淳一郎(ビューティフル・社畜・ライフ・コンサルタント)【関連リンク】【コラム】こんな車はイヤだ!【コラム】これはドン引き! 男性の車にあると引いてしまうアクセサリーランキング【コラム】車内外は敵でいっぱい!? 運転中にイラっとくる出来事ランキング!
2011年08月02日