秋田県秋田市、由利本荘市、横手市、能代市、大館市で、謎ときリアルタマさがしゲーム「ミールとゆめの秋田宝探し物語」が行われる。開催日は9月13日~12月14日で、参加は無料。○クリアしたエリア数によりプレゼントが増加同イベントは、秋田県内に隠された「手がかり」を集め、イベントキャラクターを務める「タマ&フレンズ」のタマや仲間たちと宝物を見つける体験型ゲーム。「秋田県大型キャンペーン特別企画」として、秋田県知事の愛猫「ミール君」とロシアのプーチン大統領に贈られた秋田犬「ゆめちゃん」も登場する。参加者は、秋田県内の道の駅や観光案内所で「宝の地図(参加パンフレット)」を入手。宝の地図に書かれている謎をときながら、県内5つの地域に隠された宝探しを行う。宝物と仲間たち発見したら「なかまたちの合言葉」を「宝の地図」の裏面に記入。そのエリアにある「発見報告書」へ提出するとイベント限定の「参加賞カード」を受け取ることができる。エリア毎にもらえるカードが異なるほか、クリアしたエリア数にあわせて応募可能な商品が増加。純銀製のミール&ゆめのペンダントや、ニンテンドー3DSLL、「うちのタマ知りませんか?」グッズ詰め合わせ、びゅう商品券などが抽選で当たる。なお、秋田市では「ミール」、由利本荘市では「ポチ」、横手市では「タマ」、能代市では「モモ」、大館市では「ゆめ」が宝物を探しているとのこと。そのほか、小坂鉄道レールパーク、阿仁熊牧場くまくま園、男鹿水族館GAOなどで、「なかまたち」のシールを集めイラストを完成させる「タマ&フレンズシール集めゲーム」も開催。シールは全部で8種類。どの施設でどのシールが入手できるかは来訪してからのお楽しみとなっている。
2014年09月06日千葉県の観光牧場「成田ゆめ牧場」は、2013年1月を「わんちゃん月間」とし、さまざまな特典やイベントを実施する「犬祭り」を、2013年1月6日から2月2日まで開催する。参加費は無料(別途牧場入場料が必要)。1月6日から2月2日まで開催される「○○犬週間」では、耳が垂れた「耳タレ犬」、ブルドッグなど低い鼻の「鼻ぺちゃ犬」など、犬の特徴を4種に分け、特徴別に特典を受けられる期間を設ける。2013年1月6日から1月12日を「耳タレ犬週間」、1月13日から1月19日を「短足犬週間」、1月20日から1月26日を「たち耳犬週間」、1月27日から2月2日を「鼻ぺちゃ犬週間」に指定。特典は、わんちゃん牧場入場料無料、指定犬種専用ドッグラン設置、わんちゃんキャンプ場利用料無料を予定している。また、2013年1月20日には、30メートルのコースを犬が走る短距離走大会「第5回鉄わんダッシュ!!」を開催。そのほか、競技終了後に、名刺交換と焼き芋大会で飼い主同士の交流を行う「飼い主交流会」や、飼い主のみで走る「鉄人ダッシュ!」なども実施するとのこと。詳細は、同牧場公式ホームページで見ることができる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月27日織田信長の安土城は教科書に必ず出てくるお城ですが、実はその正確な姿は謎のままなのです。安土城について、歴史研究家の藤井尚夫さんにお話を伺いました。藤井さんはお城の復元図を多く手掛ける専門家です。――安土城の天主はなぜ正確な姿がわからないのでしょうか。藤井さんまず本能寺の変で信長が死んだ後、明智光秀と秀吉との争いの中、燃やされて、その後再現されません。また、当時の外見を正確に描いた絵画資料が残っていません。なので推測するしかないんですよ。――どうやって安土城天主の形を推定するのですか?藤井さんそれは太田牛一が書き残してくれているからできるんです。太田牛一という人は信長の側に常につき従っていたと思われる人で、信長の言動をこと細かく記録して残してくれました。江戸時代には『信長公記』(しんちょうこうき)という形になって写本が作られています。この中に、安土城の描写があります。――それは、どんな内容なんでしょうか。藤井さん例えば、天主一階には、「十二畳敷、唐の儒者達を」狩野派の絵師に描かせた部屋があったなど、各部屋のことが書かれています。また天主第四層、第五層の外部の色なども描写されています。これらの記述を元に再現図を描くんです。――ということは、復元者によって細部が変わってくる可能性がある?藤井さんそうですね。解釈の違いが出ますので。例えば、太田牛一が地上一階には「御土蔵」があったと書いています。天主の中に土蔵があるというのは、私はヘンだと思いますので、これは天主の外に隣接してあったものだと解釈しています。でも天主内にあったと想定する方もおられますね。――藤井さんは復元図を制作される時にどんな点に興味を持ちましたか?藤井さん安土城は外部五層、内部七階建てでしたが、この四層と五層部分が特徴的ですね。この四層と五層の両方に「御縁輪」(ごえんがわ)があり、「高欄」(こうらん)があったと書かれています。これは軍事的構築物ではないですね。*……高欄というのは縁などの端に設ける手すりのこと。――ベランダみたいになっているところですね。四層目にもあったのですか?藤井さん太田牛一は四層目の外側の画についても記述をしています。逆に言うと、太田牛一という人は、そこに立てる人だったと言えます。また擬宝珠(ぎぼし)があったという記述もあります。なので擬宝珠高欄が四層目にあったと推測するのが自然ではないでしょうか。*……擬宝珠(ぎぼし)というのは、高欄の親柱にかぶせる宝珠型の飾りのこと。橋などでも見られる。――なるほど。外観の色なども記述があるのでしょうか。藤井さん四層では部屋の内側が金で、外の柱が朱という記述があります。宣教師・フロイスの記述の中に「壁が青」と書いてあったりするんですが、これは窓の「桟」(さん)の部分のことだと推測されています。緑青色、つまりエメラルドグリーンのことを「青」と書いたのではないでしょうか。ただ、復元案によっては壁を青にされている方もおられますね。――もし、宣教師の記述が正しいなら「壁が青」というのは相当派手ですね。藤井さん配色としては派手ですね(笑)。あと瓦ですね。安土城の瓦は特別製だったんですよ。――と言いますと?藤井さん唐人の一観という瓦師(かわらし)が焼いた瓦を使ったと書いてあり、軒瓦に金箔(きんぱく)を貼(は)ったものが現地で発見されています。――記述を頼りに少しずつ再現していくしかないんですね。藤井さんそうですね。今から安土城の外見を正確に知る可能性としては、行方不明の屏風(安土山図屏風)を発見するしかないでしょうね。これは信長から贈られて、宣教師ヴァリニャーノからバチカンのグレゴリウス13世に献上されたものです。安土城が描かれていたのですが、残念ながら今では行方不明です。――バチカンには到着したんですか?藤井さんええ。記録もあります。その後どうなったのかわからないんですよ(笑)。――ちゃんと探したんでしょうか(笑)?藤井さん出てくると世紀の大発見なんですけどね(笑)。織田信長の安土城は、本人の非業の死と共に失われてしまいました。もしかしたら、その本当の姿も永遠にわからない方がロマンがあるのかもしれません。(高橋モータース@dcp)↑安土城天主跡の礎石↑天主最上階で佇む信長(画/藤井尚夫)
2012年12月01日千葉県成田市にある「成田ゆめ牧場」は、12月1日から25日の期間、動物が仮装をする「メェ~リ~クリスマZoo」や「ヤギさんクリスマスパレード」など、さまざまなクリスマスイベントや企画を実施する。「メェ~リ~クリスマZoo」(12月1日から12月25日)では、ヤギやヒツジがサンタに、ポニーがトナカイに変身。また、「ヤギさんクリスマスパレード」(12月22日から12月24日)では、サンタやトナカイの仮装をしたヤギと一緒に場内をパレードすることができる。さらに、小学生以下を対象に、手作りの靴下を持って入場窓口で「メリークリスマス!」と言うと、菓子や遊戯チケットをつめてくれる「サンタさんの靴下~クリスマスプレゼントをどうぞ♪~」を実施。そのほか、4人の”あわてんぼうサンタ”を見つけるとプレゼントがもらえる「あわてんぼうサンタ見ぃつけた」や、”ラッキーサンタ”を見つけて声をかけるとプレゼントがもらえる「ラッキーサンタ」などのプレゼント企画も予定している。なお、期間中は、クリスマスの仮装で入場料が割引になる「集まれ!なりきりサンタ」を行っており、「サンタの仮装」(帽子と上着)または「トナカイの仮装」(角と赤鼻)で入場料半額、どちらかの全身仮装で入場料が無料になるとのこと。入場料金は、大人(中学生以上)が1,200円、小人が700円、3歳未満が無料、大型犬1,500円、中・小型犬が1,000円。営業時間は9時から17時(最終受け付けは16時)で、12月、1月、2月の平日は10時から16時までとなっている。なお、イベントなどの詳細は、同牧場の公式ホームページを参照のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月14日1987年「ヤングキング」にて連載され、2001年9月に復刊。20年以上たった今でも根強いファンを持つ「ゆめのかよいじ」が、実写映画化される。幻想的なファンタジーとして人気の「ゆめのかよいじ」の原作者は、漫画家の大野安之。今回、映画化にあたりメガホンを取ったのは、新潟県長岡市出身で地元を拠点とした映画制作にこだわる五藤利弘監督だ。この映画に込められているメッセージは“喪失感からの再生”。「ゆめのかよいじ」は、再生と希望をテーマにした映画で、2004年の中越地震を映画のモチーフにしているという。新潟県長岡市栃尾の、雄大な自然の中で幻想的な出会いをする二人の少女、宮沢真理(石橋杏奈)と岡部梨絵(竹富聖花)。大切な人を失い心が空洞化した二人は、不思議な交流を重ね、過去から未来へ続く人々の絆や、古いものの大切さを実感する。そして、互いの苦しみを理解しながら、再生へと向っていく様子が描かれている。宮沢真理役を演じる石橋杏奈は、現在放送中のTBS人気ドラマ「レジデント~5人の研修医」に主役の一人として出演中だ。また、岡部梨絵役を務める竹富聖花は、この冬に放送されるNTV系特別企画ドラマ「リバース~警視庁捜査一課チーム Z~」に出演予定となっている。若手実力派として注目を集める女優のW主演も、見所の一つだ。共演者にはテレビ朝日系「仮面ライダーウィザード」で主演を務める白石隼也も登場する。人気俳優への階段を邁進中の、白石隼也の演技にも注目したい。少女たちの想いが描かれたストーリーや、今をときめく若手俳優をチェックしてみるのはもちろんのこと、劇中には注目したいシーンがたびたび登場する。映画に登場する人物、岡田さつきの祖母役には、名作アニメ「フランダーズの犬」でネロの声を演じた喜多道江が出演。また、炊き出しのシーンでは大桃美代子が友情出演している。主題歌を歌う笹川美和は新潟県出身のシンガーソングライター。地元の新潟を拠点に活動を始め、独創的な世界と歌声で話題を集めた。今年に入りエイベックスと再契約し、活動を再開した。「ゆめのかよいじ」は2012年11月2日に、栃尾にてプレミア先行上映された。また、11月17日からT・ジョイ長岡、11月24日からT・ジョイ新潟万代にて上映され、その後、全国順次ロードショー予定となっている。ストーリー、キャスト、主題歌。そして新潟県長岡市栃尾の、おもむきある田舎の風景や美しい自然。さまざまな見所の詰まった「ゆめのかよいじ」を、是非チェックしてみて。映画「ゆめのかよいじ」2012年11月17日(土) T・ジョイ長岡、2012年11月24日(土) T・ジョイ新潟万代、ほか全国順次ロードショー 公式サイト Facebook Twitter @yumeno_kayoiji
2012年11月12日「日本で英雄は誰ですか?」と聞くと必ず上位に名前が挙がるのが織田信長ではないでしょうか。織田信長に関する一次歴史資料というと、太田牛一の書いた『信長公記』、宣教師ルイス・フロイスの書いた『日本史』などが有名です。そこに書かれた実際の「信長さん」は学校で習った信長像とちょっと違います。非常に人間くさく、面白い人だなあと思ってしまいます。そんな信長さんのエピソードを紹介します。■ほっこりするエピソードポルトガルからやって来た宣教師ルイス・フロイスが信長さんに初めて会ったのは、二条城を作っている工事現場の橋の上でした。その時、信長さんはこの遠来の異人に「年齢はいくつか、いつ日本に来たか? ポルトガルから日本までどのくらいの距離か?」などの質問と共に「お主の両親はポルトガルでお主に会いたいと思ってはいないのか?」と聞いています。つまり「両親は心配してないのか?」と聞いたわけです。好奇心を満たす質問をする一方で、相手の肉親を気遣う一面を持っていたのです。■黒人を洗わせた!天正9年(1581年)、アレッサンドロ・ヴァリニャーノという宣教師が(奴隷として)連れてきた黒人を伴って信長さんに会っています。この会見のセッティングが傑作で、ヴァリニャーノからのリクエストに対して「3日後」と決めたのですが、黒人の噂(京都で大評判になっていました)が気になって「翌日」に変更されています(笑)。信長公記によれば、本能寺で黒人を見た信長さんは、その黒さが信じられず「洗ってみよ」と言ったそうです。で、洗ってみると黒さが際立ち大変に驚いたとか。この黒人は信長さんの希望でヴァリニャーノから譲られ、「彌介」(やすけ)と名付けられて信長さんに仕えることになりました。彌介は身長180cmの偉丈夫で、年齢は26、7歳、牛のように黒光する体の持ち主で、その力は10人力だったそうです。ちなみに彌介は本能寺の変時も信長さんの側にいて、明智光秀の軍勢と戦いました。光秀に捕まりますが放免されたことが記録に残っています。その後の彌介がどうなったのか、残念ながら記録がありません。■迷信やインチキが大嫌い領内に不思議な力を持つという「無辺」という名の僧侶がいることを聞いた信長さんは、この僧侶を安土城に召し出します。「どこの生まれか?」と信長さんが聞いても「無辺」と答えるだけ。「唐人か天竺人か?」と聞いても「修行者」としか答えない。頭にきた信長さんは、なんと「火あぶり」の準備をさせます(笑)。これに慌てた無辺は「出羽の羽黒生まれ」と答えます。そこで信長さんは「不思議な力があるというなら見せてみろ!」と迫ります。ところが、当然と言うべきか無辺は何もできません。信長さんは、髪の毛を所々切ってヘンな髪型にした上で、縄を打って城下から放逐したのです。この話には後日談があります。その後、無辺のしてきたインチキな所業を報告された信長さんは、「先々のためにならん」と言って、「捕まえてこい」と自分の領内に命令します。捕まった無辺は信長さんに詰問された後、殺されました。面白のは、この無辺を宿泊させていた石馬寺の栄螺坊も詰問されたことです。「なんでお前はあんなヤツを泊めてるんだ」というわけです。栄螺坊に言い訳は「石馬寺御堂の雨漏りを直すのに、無辺の人集めの力を借りた」というものでした。不思議な力があるという評判を利用してお金を集めたのでした。それを聞いた信長さんは、なんと栄螺坊に銀三十枚を出してやったのです。「しょうがねえなあ」という気持ちだったのでしょう(笑)。■相撲大会をめっちゃ開催信長さんは「相撲好き」として有名でした。度々相撲大会を開催しています。例えば天正6年(1578年)の8月15日には、近畿、京都から1,500人も安土に呼んで相撲大会を催しました。この時は、信長さんの配下の武将たちも、それぞれの家中の「腕っぷしの強い」のを選抜して出場させています。なにせ1,500人もいるので取り組が終了したのはすっかり日暮れ時(笑)。信長さんは終日、力士たちを呼んで賞品を与え続けました。特に良い取り組みを見せた14人は信長さんに褒められて、太刀、脇差、御服上下に百石+家までもらえたのです。■宗教論争のディベートを開催比叡山延暦寺の焼き打ちなどを行った信長さんですが、宗教論争(宗論)、今の言葉で言えばディベートを開催したのを知っていますか? 天正7年(1579年)、安土で浄土宗と法華宗、両宗派の僧たちの間で論争が行われていました。「いい加減にしろ」ということだったのでしょう、信長さんは調停に乗り出します。最初は部下を派遣して調停を行ったのですが、法華宗側は鼻息荒く言うことを聞きません。「判定はこっちでする。勝敗はきちんと書面にするから」というわけで、「宗論」を行うことになりました。結果は法華宗の負けで、負けた僧は袈裟をはぎ取られて万座で失笑を買うことになりました。その上、「負けました」という書面が歴史に残ることになってしまったのです。信長さんは判定の場にはいませんでしたが、結構この騒動を楽しんでいたのではないでしょうか(笑)。■天台宗対キリスト教の宗論対決もあった!前述のディベートは日本人同士の対決ですが、実は日本人対ポルトガル人の宗教対決もあったのです。これはポルトガル人の宣教師ルイス・フロイスが書き残しています。戦ったのは天台宗の僧・日乗と(フロイスに同行していた)ロレンソという宣教師でした。よせばいいのに信長さんの面前でした。永禄12年(1569年)4月20日のことでした。2時間あまりの論争の結果、日乗さんは論破され、激昂のあまり、こともあろうに(宣教師に切りつけようと)部屋に掛けてあった信長の刀をとろうとしたところを取り押さえられたのです(笑)。信長さんは「世の面前でそのようなことは無礼だ」と笑いながら言ったそうです。よっぽど面白かったんでしょうね。■安土城の外観は謎である安土城は信長さんが築いた城として有名ですが、安土城の外観は今でも謎なのを知っていますか?今見られる復元図はすべて、太田牛一が残した「安土城に関する記述」を元に研究家が想像して描いた想像図なのです。本能寺の変の後、すぐに安土城が焼失してしまい、また当時に描かれた詳細図がないため仕方がないのですが、実はたった1つだけ「安土城の本当の姿」を知りうる可能性があるのです。先述の宣教師ヴァリニャーノが信長さんに会った際に、安土城を描いた屏風を贈呈されているのです。この屏風はヴァリニャーノ経由でバチカンのグレゴリウス13世に贈られました。しかし今では行方不明なのです。歴史研究家の藤井尚夫さんによれば、「日本を出たという記録があり、ローマに着いたという記録も残っている」とのことですので、もしかしたらバチカン市国の収蔵庫のどこか片隅に埃(ほこり)にまみれて眠っているのかもしれません。これが出てくれば、その時初めて信長さんが精魂込めて作った「安土城の本当の姿」がわかるでしょう。(高橋モータース@dcp)
2012年10月19日7月16日、岐阜市を走る市内ループ線に、8台の信長バスが登場した。今秋岐阜県内で行われる「ぎふ清流国体」「ぎふ清流大会」でも信長にゆかりの地、岐阜をアピールする。斉藤道三の孫、龍興が14歳で城主になった稲葉山城を落とした織田信長は、稲葉山城を岐阜城と改名。安土城に移るまでの9年間、岐阜城で天下統一の本拠地とした。地名も井の口から岐阜に改名され、楽市楽座令により岐阜の町は栄えた。そんな岐阜にゆかりの深い織田信長をデザインした「信長バス」は全部で8台。車両の横と後ろに信長のイラストが描かれている。8台はそれぞれ違うイラストで、甲冑(かっちゅう)姿のもの、矢を射掛けているもの、馬上姿などのほかに、ワイングラスを掲げているものもある。車内の装飾も大名屋敷をイメージしたものに統一されている。お城の天井をイメージしたシートが貼られ、織田信長の家紋「木瓜(もっこう)」がデザインされたつり革が使われている。岐阜県では9月29日から10月9日(水泳競技は9月13日から9月17日)の日程で、第67回国民体育大会の「ぎふ清流国体」が、また10月13日から10月15日には全国障害者スポーツ大会の「ぎふ清流大会」が予定されている。「ぎふ清流国体」「ぎふ清流大会」という愛称は、岐阜県の美しくさわやかな清流のように、人々が出会い、絆を深めることを願って名づけられた。合言葉は「輝けはばたけだれもが主役」で、大会にかかわるすべての人々がキラキラと輝き、夢と感動を分かち合い、ともに未来をつくる国体としていく誓いがこめられている。「ぎふ清流国体」では正式競技37競技のほか、公開競技として高等学校野球(軟式・硬式)とトライアスロンが実施される。また、国体開催期間中に32の会場でデモンストレーションとしてのスポーツ行事で、レクリエーションスポーツが行われる。岐阜市は、総合開会式、総合閉会式のほか、正式競技のテニス、ボクシング、体操、自転車(トラックレース)、水泳の会場となっている。また、デモンストレーションとしてのスポーツ行事では10キロメートル・5キロメートルマラソン、インディアカ、ミニテニスが行われる。信長バスが走る市内ループ線は、メイン会場である岐阜メモリアルセンターを通る。国体の応援やデモンストレーションスポーツ行事の参加する際は、信長バスを利用してみてはいかがだろうか。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月19日長年月の協賛大同生命保険株式会社は、1億円の特別協賛金も贈呈した第10回全国障がい者スポーツ大会「ゆめ半島千葉大会」について、自社の大会の模様を詳報した。同社は「全国障がい者スポーツ大会」と、その前身の1つである「全国知的障がい者スポーツ大会」の第1回目から、積極的にボランティア参加もしており、同社とそのグループ会社による参加者数は、合計で7千名を超している。※画像はイメージ本年は約320名のボランティアが参加10月23日から25日にかけて行われた本年の「ゆめ半島千葉大会」においても、同社の千葉県を中心とした支社の職員の他、同じT&D保険グループの一員である、T&Dホールディングスや太陽生命などのほか、提携先の法人会からも参加があり、延べ320名ものボランティアが参加した。同社は大会の会場や競技場となった、幕張メッセと千葉県総合スポーツセンターの「ふれあい広場」に専用ブースを設け、多くの人が楽しめるゲームコーナーを運営。心温まる多くの交流により、大変な盛り上がりをみせたという。自らは協賛金を宣伝せずなお大同生命は、今回の詳報には1億円の贈呈を行ったことに全く触れておらず、奥ゆかしい姿勢を示し続けた。同社は発表の結びに、下記のようなコメントを発表している。来年は「第11回全国障害者スポーツ大会『おいでませ!山口大会』」が10月に山口県にて開催され、大同生命は引き続き特別協賛を行うとともに、ボランティアとして参加する予定です。
2010年12月09日