3,500万ドルという低予算で製作されながらも口コミによる広がりを見せ、あれよあれよと全米コメディ映画歴代No.1の興行収入を塗り替える快挙を成し遂げた『ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』の製作チームが待望の続編を製作!…するその前に、何とロバート・ダウニー・Jr.を主演に迎えて作り上げたドタバタコメディ『デュー・デート〜出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断〜』が全米で11月5日(金)に公開を迎え、初登場第2位という好スタートを切った。『デュー・デート〜出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断〜』というタイトルからしてすでに『ハングオーバー!』と似た匂いを感じさせる本作。5日後に妻の出産を控え、アトランタから妻のいるロサンゼルスに向かおうとしているピーター(ダウニー・Jr.)が、ひょんなきっかけで出会ったイーサンという男のせいでロサンゼルスまで“受難の旅”を続けるハメになる、という物語。このイーサンのせいで飛行機で登場拒否に遭ったのを皮切りに、その後も次々とトラブルが襲い掛かる。「一文無し」、「フルボッコ」、「車大破!」、「発砲」など明らかに関わりあいになりたくないキーワードを引き寄せる、なぜかフレンチブルドッグを抱いた俳優志望の男・イーサンを演じるのは、『ハングオーバー!』での変人ぶりが記憶に新しいザック・ガリフィナーキス。ダウニー・Jr.主演のドタバタコメディと聞けば、おかしなことをするのはダウニー・Jr.だとつい思ってしまいそうだが、今回、彼は純然たる巻き込まれる側の人間。果たして子供が生まれてくる前に、愛する妻の元にたどりつけるのか?すでに『ハングオーバー!』続編がアナウンスされている中での同チーム(+ダウニー・Jr.)の作品ということで期待感も高く、週末興行で約3,300万ドルを稼いでの2位発進。ちなみに同じく初登場で、ブラッド・ピットが声優として参加し、先週行われたプレミアに子供をつれて参加して話題を呼んでいるアニメーション『メガマインド』が4,765万ドルで1位を獲得している。ただし、公開規模では『メガマインド』に比べ、『デュー・デート〜出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断〜』の方がおよそ600館少ない状況。このまま行けば、1億ドル突破も十分狙えそうだ。『ハングオーバー!』は当初、日本での公開は予定されておらず、未公開のままDVDリリースとなりそうなところを署名活動などを経てようやく公開が決まったが、『デュー・デート〜出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断〜』に関してはすでに日本公開が決定。2011年1月22日(土)よりシネセゾン渋谷、新宿武蔵野間ほか全国にて公開される。■関連作品:ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い 2010年7月3日よりシネセゾン渋谷ほか全国にて公開© 2009 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved メガマインド 2011年春、公開デュー・デート 〜出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断〜 2011年1月22日よりシネセゾン渋谷、新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2010 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.■関連記事:ジャスティン・ロング、自動車事故で軽傷を負って映画祭を欠席ブラッド・ピットが息子2人を連れて、最新作アニメN.Y.プレミアに出席『ハングオーバー』ラスベガス・プレミアの特別映像が到着!ブラッドリー・クーパー インタビュー女性を瞳でオトすテクは「残念ながらないよ」『ハングオーバー!』動画インタビューが到着劇中メイクのまま家路へつくと…?
2010年11月08日全米映画の夏のアニメーション戦線が白熱!次々と話題の作品が公開を迎える中、人気シリーズの最終章『シュレック フォーエバー』が2週連続で全米No.1を獲得したのに加え、3月26日に全米で公開された『ヒックとドラゴン』が10位にランクインし、10週連続でのトップ10入り(※2度の1位を記録)、そして史上初のドリームワークス作品の2作品トップ10入りという快挙を果たした。『シュレック フォーエバー』は公開3日間で全米での興行収入が7,100万ドル(約64億円)に達し、3Dアニメーションとして『カールじいさんの空飛ぶ家』の記録を塗り替え歴代No.1のオープニング成績を樹立。2週目もその勢いは衰えることなく、見事にV2を達成した。一方の『ヒックとドラゴン』はすでに公開から2か月以上も経っているが、口コミでの人気が広がりロングヒット!『リロ&スティッチ』を生み出したディーン・デュボア&クリス・サンダース両監督による世界観が「ドリームワークスらしからぬ」との意外な形での評価を受けており、全く毛並みの違うドリームワークス作品のWトップ10入りが実現した。全米のアニメ戦線は今後、さらなる白熱化必至!6月18日(金)にはいよいよ、ディズニー/ピクサーの最強シリーズ『トイ・ストーリー3』が公開。タイプの違うこれらの作品が日本ではどのように受け止められるのか?日本上陸を前に本国アメリカでの成績が非常に気になるところ。果たして軍配は?『ヒックとドラゴン』は8月7日(土)より、『シュレック フォーエバー』は12月18日(土)よりそれぞれ新宿ピカデリーほか全国にて公開。『トイ・ストーリー3』は7月10日(土)より全国にて公開。■関連作品:ヒックとドラゴン 2010年8月7日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2009 by PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved. シュレック フォーエバー 2010年12月18日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2010 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.トイ・ストーリー3 2010年7月10日より全国にて公開© 2008 WALT DISNEY PICTURES/PIXAR ANIMATION STUDIOS.ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:「デートしたい芸人ランキング」あの人気コンビとのドライブデート希望者多数!『トイ・ストーリー3』にトトロが出演!監督はシリーズ誕生にまつわる秘話明かすスピルバーグも来場!『シュレック』L.A.プレミア最終章…でもまだ続く?ウッディ&バズにまた会える!『トイ・ストーリー』ブルーレイを3名様プレゼント3Dで「トゥース!!」オードリーのネタ付き『ヒックとドラゴン』予告編が到着
2010年06月06日人気アクション大作の続編として、全米で先週末についに公開を迎えた『アイアンマン2』が、1億3,360万ドル(約123億円)という、『アバター』、『アリス・イン・ワンダーランド』のオープニングを上回る興行成績で初登場No.1に輝いた。この数字は、5月7日(金)から9日(日)にかけて全米で新たに公開を迎えた映画89本の合計興行収入1億7,390万ドルのうちの約76%を占めていることになり、2010年に公開された作品の中でもトップのオープニング成績。『アリス・イン・ワンダーランド』などの作品が3D上映であり、観客一人当たりの単価が高いことも含め、かなりの大ヒットスタートを切ったと言えそう。ちなみに本作は、1月に全米で行われたあるサイトの調査で、『ハリー・ポッターと死の秘宝(前編)』などの話題作を抑えて「2010年に観たい映画」の1位を獲得しており、まさに期待通りの強さを見せつけた格好だ。世界に目を向けても、本作はすでにフランス、イギリス、ドイツ、オーストラリア、韓国など各国で公開されており、いずれの国でも初登場1位&前作を上回る勢いで、すでに全世界興収で前作の56%に到達という驚異的なスピードで躍進している。日本での公開まであと約1か月。本作に関しては、歌舞伎役者の中村獅童が“和製アイアンマン”の称号を受け作品のPRを担当しているが、今回の全米初登場1位のニュースと共にパワードスーツを身につけた獅童さんが「No.1」とばかりに指を立ててポーズをとる写真も公開された。果たして日本ではどこまで数字を伸ばせるか?『アイアンマン2』は6月11日(金)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。■関連作品:アイアンマン2 2010年6月11日よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開Iron Man 2, the Movie: © 2010 MVL Film Finance LLC. Iron Man, the Character: TM & © 2010 Marvel Entertainment, LLC & subs. All Rights Reserved.■関連記事:黒レザーで胸元チラリ…スカーレット・ヨハンソン、まるで“不二子ちゃん”画像解禁スカヨハに国家にM・ローク…難題山積でピンチ?『アイアンマン2』予告編到着正義か悪か、もしくは色気で100万狙え!『アイアンマン2』コスプレコンテスト開催名探偵ホームズに天才科学者…ヒーロー役続くダウニー・Jr.の素顔はちょいワル?アイアンキューピー誕生しかもマスクは可動式!数量限定の前売特典で登場
2010年05月10日クリスマス・シーズンの到来とともに、年末年始の映画公開ラッシュに向けた動きが徐々に見られるこの時期。全米ではその先陣を切って、ディケンズの不朽の名作を3D技術で蘇らせた『Disney’sクリスマス・キャロル』が11月6日(金)に3,683劇場という大規模で公開され、週末3日間の興行収入3,005万ドルを突破し、初登場1位に踊り出た。本作のメガホンを握るのは、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』などのメガヒット作品を手掛けてきたロバート・ゼメキス。俳優の表情をデジタルで取り込み映像化した“パフォーマンス・キャプチャー”なる技術を全編にわたって駆使して制作したことで話題を呼んでいるが、特筆すべきは、全興行収入のうち3Dが占める割合が75%にも上っているという点。中でもIMAX(※通常の10倍以上の巨大なフィルムサイズを採用することで大きな映写映像を作り、臨場感あふれる画像を体験できる新技術)での上映は、わずか181劇場の上映ながら450万ドルを稼ぎ出すという好調ぶりを示しており、日本では今年になってIMAX技術が導入されたばかりだが、すでにこの技術での本作の上映が決定している。ほかの作品では、先週公開された『マイケル・ジャクソンTHIS IS IT』は2位に転落。同日公開された作品の中では、ジョージ・クルーニー×ユアン・マクレガー共演の、米軍を題材にしたコメディ『THE MEN WHO STARE AT GOATS』(原題)が、2,443劇場公開で1,270万ドルを記録し第3位に、日本でも12月に公開されるミラ・ジョヴォヴィッチの最新主演作『THE 4TH KINDフォース・カインド』が僅差で4位につけた。さらに、12位にはサンダンス映画祭最高賞を受賞した注目作『PRECIOUS:BASED ON THE NOVEL “PUSH”BY SAPPHIRE』が初登場。わずか18館での封切りながら、着実に存在感を示している。本作は黒人少女を主人公に、辛い家庭環境ながらも前向きに生きる姿を描いた奮闘記。マライア・キャリーやレニー・クラヴィッツなどの豪華スターのカメオ出演も話題になっている。今後の全米快進撃、さらに世界進出にも注目である。日本での反響やいかに?『Disney’sクリスマス・キャロル』は11月14日(土)より日本公開。■関連作品:Disney’sクリスマス・キャロル 2009年11月14日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.■関連記事:ショーン・ペンの息子が薬物所持で逮捕。離婚申請中の妻はハリウッドから移住を決意ジム・キャリーが点灯!『クリスマス・キャロル』プレミアでロンドンは聖夜モードに不朽の名作が3Dに『Disney’sクリスマス・キャロル』ジャパン・プレミアに5組10名様ご招待JUJUから一足早いクリスマス・プレゼント!「未来は変えられると信じてる」スカーレット・ヨハンソンに会える権利がチャリティ・オークションに出品
2009年11月11日いま、全米わずか12館から公開スタートした、1本のホラー映画がこの映画大国を震撼させている。全米各紙、評論化がこぞって“映画史に残るホラー映画”との太鼓判を押す『パラノーマル・アクティビティ』(原題)。10月9日からの週末興行収入において、159館という小規模の公開で“脅威”的な全米第5位という成績を記録し、社会現象を巻き起こしている。平凡な若いカップルが暮らす家を舞台に、彼らを襲う得体の知れない恐怖を描いたホラー作品。手がけるのは、これが初メガホンとなるイスラエル出身の新鋭監督オレン・ペリ。無名の俳優たちを起用し、1万6,000ドル(約144万円)という低予算ながら、昨年のAFM(アメリカン・フィルム・マーケット)にてその質の高さから各国の映画バイヤーたちの話題をさらい、セールス開始3日間で総制作費の3万倍のセールスという驚くべき数字を残した。そして9月25日から30日にかけて12館でレイトショー限定公開をスタートさせた本作は、上映希望の反響の大きさから10月1日からは公開規模を33館に、さらに9日からは159館にまで拡大させ、並みいるハリウッド大作を抑え、堂々の第5位を記録。週末だけで790万ドルの興行収入を記録し、200館以下の上映規模の作品としては、1987年の『プラトーン』(174館で390万ドル)の記録を塗り替え、堂々の歴代1位を獲得した。一般の人々の映画満足度を計る映画批評サイト「ロッテン・トマト」での満足度94%(10月7日時点)を裏づけるデータはまだまだ。昨年大ヒットを記録した『ダークナイト』のオープニング週末の1館あたりの平均興行収入3万6,283ドルを遥かに凌ぐ、脅威的なシアターアベレージ4万9,379ドルを記録。公開規模の拡大とともに口コミも広がり、各館の平均興行収入が倍増という類を見ないヒットを見せている。10月16日からは1,000館での拡大公開も決定し、この快進撃がどこまで続くのか注目の『パラノーマル・アクティビティ』(原題)。日本での公開は2010年、全国の劇場にて。※日本語版公式サイトは16日(金)オープン!■関連作品:パラノーマル・アクティビティ (原題) 2010年公開
2009年10月14日