子供から高齢者まで、幅広い年齢層に愛好者が多いテニス。トッププロともなれば、時には決着がつくまで3時間以上かかることもあり、とてもハードなスポーツの一つだ。自身の肉体が最大の資本となるプロプレーヤーたちだが、おのおのの"武器"は異なる。大きな上背を生かしたビッグサーバーもいれば、決して大きくない体ながらもアジリティーや持久力などで勝負する選手もいる。それでは、一体どの選手が自身の思い描く「理想的な体形」に映るのだろうか。今回、男性のマイナビニュース会員221名に「理想的だと思う男性のテニス選手の体形」について聞いてみたので、理由と併せて紹介しよう。Q.あなたが理想的だと思う男性のテニス選手の体形を教えてください1位: 錦織圭(56.1%)2位: ノバック・ジョコビッチ(16.7%)3位: ロジャー・フェデラー(7.7%)4位: ラファエル・ナダル(4.5%)5位: アンディ・マレー(3.6%)■錦織圭・「小さいながらばねがあっていいと思う」(27歳男性/生保・損保/営業職)・「引き締まった足、腕。最高です」(47歳男性/電力・ガス・石油/技術職)・「スタイルが良く美しい感じがするから」(30歳男性/運輸・倉庫/技術職)・「腕の筋肉がカッコよくて理想の体形」(27歳男性/情報・IT/技術職)・「瞬発力を損なわないスタイル」(40歳男性/その他/その他)■ノバック・ジョコビッチ・「身長が高く手足が長くて、足も速いのでラリーに強いから」(50歳以上男性/団体・公益法人・官公庁/技術職)・「広い肩幅と手足の長さが良い」(43歳男性/機械・精密機器/技術職)・「知的なマッチョ感」(46歳男性/その他/クリエイティブ職)・「背もあるし強打しても耐えられる体幹があるのが素晴らしい」(44歳男性/情報・IT/技術職)■ロジャー・フェデラー・「身長も高めでバランスのいい体形だと思うから」(35歳男性/情報・IT/技術職)・「スピード感が違います」(24歳男性/自動車関連/技術職)・「サービス、ストロークともに素晴らしく、繊細なコントロールもできる体形だから」(36歳男性/金属・鉄鋼・化学/技術職)■ラファエル・ナダル・「筋肉のバランスが良さそう。ふくらはぎや足の筋肉がすごい」(30歳男性/学校・教育関連/専門職)・「極限まで絞り込んで無駄な肉が全くない体がかっこいい」(42歳男性/自動車関連/技術職)・「顔と体のバランスが良くて、これぞ欧米人という憧れのスタイルをしているから」(36歳男性/機械・精密機器/営業職)■アンディ・マレー・「手足の感じが『身体能力が高そう』と思えてよい。全体的な能力水準が高くてテニス以外でも成功しそう」(37歳男性/金融・証券/営業職)・「全身バネといった感じで、ダイナミックさを感じる」(35歳男性/金属・鉄鋼・化学/その他)■総評6割弱の回答者の支持を得た圧倒的な1位は、最高で世界ランキング4位にまで上りつめた日本テニス界の雄・錦織圭選手だった。身長は178cmと、テニス界では決して大柄ではないが、敏しょう性を生かしたストロークや多彩なショットなどを武器とする。「俊敏性を感じる」などのスピードを感じさせる体形を褒めたたえる声と、「身長と筋肉のバランスがいい」など、適度な筋肉質の体を評価する声が大半だった。2位は「絶対王者」として世界ランキング1位に君臨し続けるノバック・ジョコビッチ選手(セルビア)。188cmという高身長ながらもスピードもあり、鉄壁のディフェンスと堅実なプレーで勝利を積み重ねる。寄せられた回答にも、「身長はもとより手足も長くどんな球でも取れそうな感じがする」(50歳以上男性/建設・土木/技術職) などのように、身長に目をつけたものが多かった。3位は34歳にして今なお、世界のトッププレーヤーとして活躍するロジャー・フェデラー選手(スイス)。サーブ、フォア、バック、ボレーなど、どのショットもレベルの高いオールラウンダーとして、いくつものプレースタイルを持つ。それだけに、「スピードのある体つき」「高い身長」など、回答者があこがれる点もさまざまだった。今回1位となった錦織選手を含むランクインした全選手は、現在アメリカで開催されている全米オープンに出場。今年最後のグランドスラム優勝を目指している。今回のランキングでは錦織選手が圧倒的な強さで"優勝"となったが、実際の錦織選手は1回戦でブノワ・ペア選手(フランス)にセットカウント2-3で敗れ、初戦敗退を喫してしまった。調査時期: 2015年8月14日~8月20日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性221名調査方法: インターネットログイン式アンケート
2015年09月01日フレッドペリー(FRED PERRY)が8月28日、エクスクルーシブライン「Laurel Wreath Collection」から、クラシカルなテニスシューズをリデザインした「Exhibition」を発売する。シューズ名の「Exhibition」は、シーズンオフに行われるテニスの非公式試合である“エキシビジョンマッチ”から名付けられた。世界各地で開催されているエキシビジョンマッチは、勝敗を競うのではなく、テニスを“魅せる”ことを目的に各プレイヤーが様々なパフォーマンスを披露するもので、通常の試合とは異なるエンターテイメント性が注目されている。同シューズは過去のフットウエアの復刻シリーズの第1弾となるもので、1980年代に発表されたオールホワイトのテニスシューズをベースに、クラック(ひび割れ)加工されたレザーを用いてリデザインされた。高品質なプレミアムレザーが履き込むほどに味わいを増していく。改良を重ねたオリジナルのカップソールとラウンドシャープが印象的な「B7497」(1万7,000円)と、ステッチ入りのラウンドトゥデザインが特徴の「B7503」(1万7,000円)の2モデルが用意された。どちらにも、両サイドにエンボスのローレルマークが刻印されている。取り扱いは、東京・原宿と大阪・南船場のLaurel Wreath Shop、一部の限定されたショップ、及びオンラインショップで行われる。
2015年08月28日ナイキラボ(NikeLab)が8月27日、フラグメント デザイン(Fragment Design)とのコラボレーションによる新作テニスシューズ「NikeCourt Air Trainer 1 MID x fragment」(1万6,000円)を発売する。6月の全仏オープン、7月のウィンブルドン選手権を終え、今年最後のグランドスラムで頂点に登り詰める現役テニスレジェンド達の戦いを見るべく、世界中の目がニューヨークシティのハードコートに向けられている今。ナイキラボとフラグメント デザインは、この時期に合わせ「Nike Air Trainer 1」の第3弾を制作した。第3弾となる今回は、コートの色やサーフェイスの素材ではなく、大会開催国の国旗をクリエイティブディレクションとして採用。星条旗の魅力が表現されたシューズとなっている。「NikeCourt Air Trainer 1 MID x fragment」は、公式オンラインストア、及びNikeLab DSM GINZAで8月27日より発売後、8月29日よりthe POOL aoyamaでも取り扱われる。
2015年08月27日朝日新聞出版は8月20日、テニスプレーヤーの錦織圭選手の言葉とその背景に迫った書籍『ダウン・ザ・ライン 錦織 圭』を発売する。錦織圭選手は昨年の全米オープンで準優勝し、8月に発表された最新世界ランキングでは、自己最高タイの4位にランクインした。同書は、2008年のウィンブルドンから取材を行ってきた朝日新聞スポーツ部・稲垣康介記者が書き下ろした。8年間にわたる膨大な取材資料とともに、新たに錦織選手本人や、活躍を支える両親・スタッフなどに対して行った取材内容も含まれている。同書では、「恥ずかしくない生き方はしてきたつもりです」「この命 どう使う」といった、錦織選手がこれまで発してきた言葉の本当の意味と背景について解説している。中には、試合後の記者会見で注目を浴びた「勝てない相手も、もういない」、今年の全仏オープンでの「(ベスト8に)慣れました」など、マスコミをにぎわせた発言も入っている。そのほか、コーチ、スタッフとの信頼関係から生まれた言葉や、テニスを愛するゆえに発せられた言葉まで、錦織選手の言葉33の本当の意味と背景を収録。錦織選手の独占ロングインタビュー20ページ分も掲載した。全55点の貴重な写真も収めているため、写真集としても楽しめるとのこと。価格は1,500円(税別)。
2015年08月11日8月4日に発売された『ジャンプSQ.』9月号に掲載されている漫画作品『新テニスの王子様』に、TUBEの前田亘輝をモデルにしたキャラクターが登場し話題を呼んでいる。前田をモデルにしたキャラクターは、ツベ共和国代表として主人公たちの前に現れる高校3年生のM・ノブテール。色黒で、高校3年生にして立派なヒゲを生やしており、主人公たちと同年代とは思えないコワモテのビジュアルに。漫画の原作者である許斐剛氏がTwitterで明かした経緯によると、もともと作品のファンでもあり許斐氏と交流のあった前田が、許斐氏に「今度南国の代表のキャラクターで登場させてほしい」と伝えていたところ、今年デビュー30周年を迎えるTUBEへのお祝いとして、リクエストに応える形で実現した。劇中では悪役として描かれているM・ノブテールは、セリフがすべてパピプペポになっているという衝撃の設定で、「パアァァァァァアピプペポォ!!(あ”あ”~~~~~~っ夏休みってか)」や、「ピッポポ(イッツオーライ)」、「プペラピッポポ(泣いたっていーんじゃない)」「ウポポポペイぺー(まだまだベイベー)」「パーピョナラ(さよなら)~~ペプパピィエ~イ(イエスタデー)!!」などTUBEの曲の歌詞を意識したフレーズが多数登場。あまりの斬新なキャラクターに許斐氏本人も、「やり過ぎた!!」と反省しているという。さらに前田以外にも、TUBEのギター・春畑道哉をモチーフにしたM・ハルハータも登場し、彼らが着ているユニフォームにTUBEのロゴマークがあしらわれるなど、ファンにはうれしい設定も。加えて、物語のエピソードのタイトルが「SUMMER DREAM」「さよならイエスタデイ」とTUBEの曲名になっていたり、エピソードの最後のページには「TUBEさん30周年おめでとうございます!!」と編集部からの祝福コメントも掲載されていたりと、TUBE一色の回になっているという。また、許斐氏と前田の間では、M・ノブテールがアニメに登場する際にはその声優を担当することも約束済みであり、キャラクターソングにも前田は「やるやる!!」と興味を示している。(C)許斐 剛/集英社
2015年08月10日アーティストを始め、グライフィックデザイナー、イラストレーターとして活躍する「ステレオテニス(STEREOTENNIS)」と原宿のヴィンテージショップ「キンセラ(KINSELLA)」による合同エキシビションが、8月14日より東京・原宿にあるギャラリー「ROCKET(ロケット)」で開催される。ノスタルジックな80年代を彷彿とさせながら、それらをアップデートして現代に落としこむイラストやデザインを得意とし、各所でデザインやグラフィックワークを提供する「ステレオテニス」と、80~90年代テイストを軸に、スポーツからモードまで幅広く対応するMIXスタイルを提案するヴィンテージショップ「キンセラ」の合同企画となる、今回のエキシビジョン「FOOTLOOSE & FANCY FREE」。同エキシビジョンでは、「ステレオテニス」が手掛けた新作デザインテキスタイルを使用し、「KINSELLA」がオリジナルのクラッチブランド「SPENT」とのコラボアイテムなどが展開。オープン初日となる14日の17時からは、誰でも参加可能なオープンパーティも開かれ、さらに両者のポップアップショップをベースに、会期週末には80年代をテーマとした1日限定のガレージセール「80’sガレージセール」も開催される。【イベント詳細】STEREOTENNIS×KINSELLA「FOOTLOOSE & FANCY FREE」会期:8月14日~8月19日会場:ROCKET場所;東京都渋谷区神宮前6-9-6時間:12:00~20:00※会期中無休
2015年08月10日漫画誌『週刊少年ジャンプ』の作品をテーマとした屋内型テーマパーク「J-WORLD TOKYO」(東京・池袋)で8月17日~9月27日、『新テニスの王子様』をテーマにしたイベント「新テニスの王子様J-WORLD CARNIVAL!! ~財前1位やし楽しんでや~」を開催することが3日、わかった。「J-WORLD TOKYO」では2015年春に、キャラクターをモチーフにしたフード案を募集する「リメンバー 新テニスの王子様エリア フード案募集キャンペーン」を実施。モチーフにされた上位3人のそれぞれのフード案から優秀賞を各キャラクター1メニュー、計3メニュー選出し、このたびJ-WORLD TOKYO限定フードとして販売することとなった。モチーフにされた人気キャラクター1位は"財前光"。集まったメニュー案から、ホイップクリーム、あずき、マンゴーソフトに、抹茶白玉とさくらんぼ、財前のイラストをプリントしたラングドシャをトッピングした「財前のぜんざい風抹茶白玉パフェ」(730円)が優秀賞に選ばれ、メニュー化が決定した。2位となった"丸井ブン太"のメニューは、ピーチショートケーキに金平糖、チョコレートで作った立海の"R"の文字などを飾り、ブン太のイラスト入りラングドシャを添えた「ブン太のRIKKAIスペシャル!!」(710円)。そして、3位の"ジャッカル桑原"のメニューとして、ジャッカルの好物である焼き肉に煮玉子、レタスをのせ、ジャッカルのイラストをプリントしたチーズをトッピングした「ジャッカルのジャッカルビ丼」(850円)を販売する。また、1位に輝いた財前光の記念描き下ろしイラストも登場し、このイラストを使用した限定グッズも発売予定。さらに、2015年春まで展開していた「新テニスの王子様エリア」で好評だった、テニスに見立てたルーレット型ミニアトラクション「テニポンルーレット」が期間限定で復活し、描き下ろしイラストを使用した景品も登場する。9月14日19時からは、1位を獲得した財前光役の声優・荒木宏文をゲストに迎えたスペシャルトークショーを開催。8月17日~31日にミニアトラクション「テニポンルーレット」を3回券で利用すると1枚、5回券で利用すると2枚、抽選応募用紙が渡され、応募者の中から抽選で200人に参加券が送られる(応募締め切りは8月31日)。(C)許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王子様プロジェクト
2015年08月04日7月31日(現地時間)に全米3,956館で公開されたトム・クルーズ主演『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』が、全米初登場No.1を記録。公開前には全米批評家サイトのロッテントマトでは97%の好評、出口調査のシネマスコアでもAの好評価を獲得している。超敏腕スパイ、イーサン・ハント率いるIMFは無国籍スパイ「シンジケート」の暗躍により、またしても解体の窮地に追い込まれてしまう。イーサンはこの最強の敵にどう立ち向かうのか…。誰が敵か味方か分からない中、究極の諜報バトルが繰り広げられる。史上最難関のミッションをコンプリートできるのか――。上空1500m×時速400kmの決死の軍用飛行機スタントや、大迫力の超高速カー&バイクチェイス、手に汗握る6分間もの息継ぎなしでの潜水アクションなど、トム・クルーズ本人による命がけのアクションで大きな話題を呼んでいる本作。7月31日(現地時間)の公開後、週末3日間で5,600万ドルの興行収入を記録し、全米初登場No.1のオープニングを飾ったが、海外でも週末累計興行収入は6,500万ドルにのぼり、海外興行収入初登場No.1を記録、さらには世界33か国でオープニングNo.1に輝いている。今回のオープニング成績は、『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』の149%の興行収入であり、No.1に輝いた33か国中32か国では『ミッション:インポッシブル』シリーズ史上最高のオープニング、また27か国ではトム史上最高のオープニング記録を達成。世界規模での盛り上がりを見せている。韓国では週末オープニング興行収入1,710万ドル(約21億円)、UKでは870万ドル(約10億円)、メキシコでは510万ドル(約6.3億)、台湾では500万ドル(約6.2億円)、マレーシアでは270万ドル(約3.3億円)、香港では260万ドル(約3.2億円)、オーストラリアでは390万ドル(約4.8億円)とそれぞれシリーズ最高のオープニングとなった。日本でも今週末公開を控える本作。大作の公開が続く中、どんなオープニング成績を記録するのか、大いに期待がかかる。『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』は8月7日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション 2015年8月7日(金)より全国にて公開(C) 2015 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2015年08月03日GAORAが運営するCSチャンネル「GAORA SPORTS」は9月、テニス・錦織圭選手がライバルについて語る特別番組「錦織圭 ライバル達を超え頂点へ」を放送する。同番組では、世界ランキング5位まで上り詰め、頂点を狙う錦織圭選手の単独インタビューを放送する。インタビューでは、圧倒的な強さの「N.ジョコビッチ」、憧れからライバルとなった「R.フェデラー」、堅実なテニスで攻める「A.マレー」、勝利まであと一歩のところまで追いつめた「R.ナダル」といった、頂点に登るために避けられない存在「BIG4」について錦織選手が語っている。さらに「D.フェレール」や「M.ラオニッチ」といったライバルについても話は及ぶ。インタビュアーは、GAORA SPORTSテニス解説者の佐藤武文氏。放送は、9月27日の22:00~23:00。9月28日の18:00~19:00、9月29日の23:00~深夜0:00(再放送)。
2015年07月29日身長わずか1.5cmという映画史上“最小”のスーパーヒーローを描く『アントマン』。日本公開に先駆け7月17日(現地時間)に全米公開された本作が、『ジュラシック・ワールド』や『ミニオンズ』を抑え初登場1位を記録した。仕事も人間関係も空回りばかりの、スコット・ラング(ポール・ラッド)は、仕事をクビになり、別れた妻と暮らす最愛の娘の良き父親でありたいと願うのに、養育費を払えず、娘と会うことすら禁じられてしまう。そんな絶体絶命の彼が、謎の男ハンク・ピムは(マイケル・ダグラス)からオファーされた唯一の“仕事”――それは、体長わずか1.5cmになれる驚異の“スーツ”を着用し、未知なる潜在能力を持つ“アントマン”となることだった!最愛の娘のために猛特訓を開始した彼は、本当のヒーローとなり、人生のセカンド・チャンスをつかむことができるのか…?週末3日間の全米興行成績5,804万ドルを記録し、『ジュラシック・ワールド』『ミニオンズ』に風穴を開けた本作。世界37か所の国と地域で同時期に公開、軒並み大ヒットを遂げており、世界の興行成績は早くも1億1,400万ドルを突破!イギリス、ロシア、ブラジル、オーストラリア等でも週末1位を飾っている。世界中が熱狂している“最小ヒーロー”アントマンの今後の活躍に期待が高まる。『アントマン』は9月19日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月21日全米で『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』や『マッドマックス 怒りのデスロード』を抑えてNO.1スタートを切り、日本では1作目『ピッチ・パーフェクト』が現在公開中の青春アカペラミュージカルの続編『ピッチ・パーフェクト2』が、10月9日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズにて先行公開、さらに10月16日(金)より全国にて公開されることが決まった。女性のみのアカペラチームとして、“バーデン・ベラーズ”が全米大会で初優勝を果たしてから3年。だが、スキャンダルを起こし、大会出場禁止の処分になってしまう。やっと与えられた一度きりの名誉挽歌のチャンスも、勝たなければいけないというプレッシャーや、卒業後の進路の不安などから、みんなの心はまたバラバラに。そんなとき、ドイツから史上最強のライバル、ダス・サンド・マシーン(DSM)が現れ、“ベラーズ”は窮地に追い込まれてしまう。しかし、逆境に追いこまれても、その波に飲みこまれないところが彼女たちの強さ。それぞれが試練を乗り越え、熱い友情のパワーと持ち前の負けん気の強さで“自分たち”の声を見つけ、今度は世界のステージを目指す!アカペラ女子の友情パワーで、世界中で340億円を突破(まだまだ記録更新中)、全米では映画もサントラも初登場1位を記録し、ミュージカル映画としては『レ・ミゼラブル』『マンマ・ミーア!』を超えるメガヒットとなっている話題作が早くも日本上陸。チームのリーダー役ベッカには、トニー賞&アカデミー賞の双方にノミネートされたキャリアを持つ『イントゥ・ザ・ウッズ』『ラスト5イヤーズ』の実力派アナ・ケンドリック。また、前作で演じた“ファット”エイミーがアタリ役となり、大ブレイクしたオーストラリア出身のコメディアン、レベル・ウィルソンほか、女子大生アカペラ部“バーデン・ベラーズ”たちが再集結。さらに、『トゥルー・グリット』でアカデミー賞「助演女優賞」にノミネートされ、『はじまりのうた』でも印象を残したハリウッドで人気急上昇中のヘイリー・スタインフェルドが新加入。そんな新生“バーデン・ベラーズ”がきらめく、キービジュアルも到着している。歌と踊りの実力もはるかにレベルアップし、大きく成長したベラーズの勇姿には、思わずアンコールの声をあげたくなるほど。グラミー賞4冠のサム・スミスや覆面女性シンガーのシーアなど、豪華なミュージシャンたちによって手がけられたテーマ曲「Flashlight」も必聴だ。メガホンを取るのは、1作目はアカペラ大会の毒舌解説者ゲイル役として出演し、プロデューサーとしても関わっていたエリザベス・バンクス。前作以上に女子目線の作品となった青春アカペラミュージカルは、早くも第3弾の製作が発表されている。『ピッチ・パーフェクト2』は10月9日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズにて先行公開、10月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ピッチ・パーフェクト 2015年5月29日TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国(C) 2012 UNIVERSAL STUDIOS All Rights Reserved.
2015年07月08日アドビ システムズは、6月29日から開催予定のテニス四大大会のひとつ、「ウィンブルドン選手権」に先駆けて、テニスプレイヤーのソーシャル上での影響力に関する「Adobe Digital Index」を公開した。今回の調査でアドビは、2015年5月~6月にかけて、500万以上のソーシャル投稿、Twitterのフォロワー数、Facebookのいいね!数、Instagramフォロワー数などを、アドビのソーシャル分析ソリューションであるAdobe Socialを活用したソーシャルリスニングのデータに基づいて調べた。その結果、ソーシャル上で最も影響力のあるテニスプレイヤーは、1位がノバク・ジョコビッチ(セルビア)、2位がセリーナ・ウィリアムズ(米国)となった。同大会で日本人として過去最高の第5シードに入った錦織圭は、10位にランクインした。錦織に関する投稿が最も投稿が多かった国は日本だが、米国、フランス、スペイン、英国からの投稿も見られたという。また、投稿内容のトーンを調査したところ、錦織は「ポジティブな投稿が多い選手」のランキングにおいて2位となった。今回の調査結果をふまえて、アドビは、「スポーツ関連イベントにスポンサーを検討している企業のマーケターは、選手のソーシャル影響度を活用すべき」ということを明らかにした。なお、同社は今年のウィンブルドンでは過去最高となる昨年の1.5倍以上の投稿が行われると予測。ウィンブルドンの開催に先駆けて、すでに全仏オープンの8倍、全豪オープンの5倍の投稿が行われているとのことだ。詳細なデータとグラフについてはAdobe Japan Corporate Communicationsブログを参照のこと。
2015年06月26日世界初の長編フルCGアニメーション『トイ・ストーリー』から20周年を記念して贈るディズニー/ピクサーの最新作『インサイド・ヘッド』。先日全米公開を迎え、公開3日間の興行収入が、9,044万ドルを突破。これまで1位だった『アバター』の7,700万ドルを超えたことが分かった。11才の少女ライリーの幸せを守る、頭の中の5つの感情たち――ヨロコビ、イカリ、ムカムカ、ビビリ、そしてカナシミ。突然の引越しでライリーの心は不安定になり、頭の中のヨロコビとカナシミが行方不明になってしまう。心を閉ざしたライリーを感情たちは救えるのか…?6月19日(金)に全米3,946館で公開した本作。公開3日間で90,440,271ドルという爆発的な大ヒットで初登場2位の好発進を切った(Box Office Mojo調べ/6月22日現在)。原作、原案、シリーズ作品がひしめく映画作品において、“完全オリジナルの映画”でここまでの動員は実写作品の『アバター』以来となる。また、続編を除く、ディズニー/ピクサー・アニメーション映画でも歴代No.1というオープニング成績。これは世界中で大ヒットを記録した『アナと雪の女王』(6,700万ドル)、『ベイマックス』(5,600万ドル)を遥かに凌ぐ成績となった。全米のマスコミからは「ピクサーの最高傑作」「ピクサー新時代の幕開け」などピクサーの最高作品としての評価を得ており、“Rotten Tomatoes”では異例の100%~98%という高評価を維持している。劇場では、本作のファミリー層が大部分を占めることが多いながらも、17歳以上が51%を占め、老若男女が足を運んでいることが、今回の成績に反映されている様子。おもちゃの世界やモンスターの世界、海の中、空の上など、これまでユニークな世界観で人々を魅了してきたディズニー/ピクサー待望の最新作ということもあり、世界中の期待度が高まっているようだ。『インサイド・ヘッド』は7月18日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:インサイド・ヘッド 2015年7月18日より全国にて公開(C) 2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2015年06月23日世界ランキング5位のテニス・錦織選手が日本時間5月27日、フランスのパリで開催されている全仏オープンの男子シングルス2回戦に出場。世界ランキング40位のトマス・ベルッチ選手(ブラジル)にセットカウント3-0(7-5、6-4、6-4)で勝利し、3回戦進出を決めた。初のグランドスラム制覇をかけて、クレー最高峰の舞台で2回戦に挑んだ錦織選手。慣れないサウスポーのベルッチ選手に、序盤は苦戦した。第1セットからの序盤から左右に厳しいショットを連発し、ベルッチ選手は錦織選手を走らせる。一方で、長いラリーになっても随所にドロップショットやロブを決めて、ゲームを渡さない錦織選手。サービスのキープ合戦が続いた第6ゲーム、錦織選手はダブルフォルトなどでブレークチャンスを許すも、結局キープに成功した。序盤はファーストサーブが決まらず、相手のミスに助けられながらもサービスをキープしていった。互いに我慢の展開が続き、5-5で迎えた第11ゲーム、ついに試合が動いた。錦織選手がこの試合初めてとなるブレークに成功すると、続く第12ゲームはサービスエースを含む圧倒的な試合運びで物にし、第1セットを7-5で奪った。第2セットは相手のダブルフォルトに助けられ、第1ゲーム目からブレークに成功。第3ゲームでは、ドロップで前に詰めてきたベルッチ選手に対し、絶妙なロブショットを決めてポイントを奪う場面も。立体的な攻めで、徐々に相手を圧倒し始める。ベルッチ選手は積極的なサーブを打ち込んでいく分、ダブルフォルトも目立つようになり、このゲームもブレークして3-0とする。その後、錦織選手はこの試合初めてのブレークを許すが、要所で強烈なショットを見せてポイントを重ねていき、最後はフォアのウィナーを決めて6-4と2セット連取した。第3セットも先にブレークを奪う展開。この頃になると、ベルッチ選手の重い打球にも慣れ始めてきたのか、錦織選手がウィナーを決める場面が増え始め、それに比例するかのようにベルッチ選手のミスも目立つようになってきた。第7ゲームもダウン・ザ・ラインのウィナーでブレークに成功。最後はサービスエースを決めてこのセットも6-4で奪い、ストレートで3回戦進出を決めた。次戦は、世界ランキング48位のベンヤミン・ベッカー選手(ドイツ)と5月29日か30日に対戦する予定。
2015年05月27日スタジオジブリ制作のアニメーション映画『思い出のマーニー』が、5月22日よりニューヨークとロサンゼルスを皮切りに全米公開されることが明らかになった。日本では2014年7月に公開された本作は、イギリスの作家ジョーン・G・ロビンソンによる同名の児童文学が原作。ぜんそくの療養のため海辺の村に訪れた主人公・杏奈が、金髪の少女・マーニーとの出会いを通じて、不思議な出来事に次々と遭遇する物語が描かれている。「第38回日本アカデミー賞」の「優秀アニメーション作品賞」5作品にノミネートされ、3月にはBlu-ray&DVDが発売。発売記念イベントでは、本作の米林宏昌監督が昨年末にスタジオジブリを退社していたことも明かされ、話題となった。米国での公開に際しては、英題を『When Marnie Was There』とし、『となりのトトロ』や『千と千尋の神隠し』などジブリの旧作品のレトロスペクティブ上映を北米各地で行ってきたGKIDSが配給を担当。日本版では、高月彩良が演じた主人公の杏奈役に『トゥルー・グリッド』でアカデミー賞にノミネートされたヘイリー・スタインフェルドを、有村架純が演じたマーニー役にドラマ『マッドメン』で人気を博したキーナン・シプカを、それぞれボイスキャストとして起用。また、杏奈を見守る大人たちの役は、ジーナ・デイビス、ジョン・C・ライリー、ヴァネッサ・ウィリアムズらが担当する。すでに現地のメディアからも「息をのむほど素晴らしい」(ハリウッド・リポーター)、「今までのスタジオジブリ作品と同じようにゴージャスな作品だ」(タイムアウト・ニューヨーク)と高評価を得ているという。(C)2014 GNDHDDTK
2015年05月22日5月29日(金)から公開する『ピッチ・パーフェクト』の続編として、全米にて5月15日(現地時間)より公開された『ピッチ・パーフェクト2』が、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を抑えて初登場1位を獲得した。10代~20代の女子から圧倒的な支持を受け、全米中そして世界中で社会現象を巻き起こした『ピッチ・パーフェクト』。誰もが耳にしたことがあるヒットナンバーをアカペラにアレンジし、学園青春ドラマとマッチさせた本作は、全米で“ピッチ旋風”と呼ばれる社会現象を巻き起こすほどの人気を博している。全米では同日に公開された、同じく話題作『マッドマックス』とのデッドヒートが予想されていたが、結果は大差をつけてNo.1ヒットを記録!同時公開されたイギリス、ドイツほか世界10か国でも初登場1位を獲得し、前週5月7日(現地時間)に公開されたオーストラリア、ニュージーランドなどを含む13か国で初登場1位となったアメリカ国内成績は3日間ですでに前作(累計約6,500万ドル)を超え、メガヒットシリーズの仲間入りと果たした。尚、アメリカ国内のオープニング興行成績では現在、『シンデレラ』を上回る第4位につけている。『ピッチ・パーフェクト2』では、アナ・ケンドリック、レベル・ウィルソンなどは引き続き出演し、新たなキャストとしてアカペラ部ベラーズに加わった“レガシー”新入生エミリーを演じるヘイリー・スタインフェルド(『トゥルー・グリット』)が登場する。ベラーズにさらに華を添える素晴らしい歌唱力と女子の共感を呼ぶ軽やかな演技が大絶賛を浴びている。『ピッチ・パーフェクト2』の日本公開は今秋を予定。まずは公開を控える一作目『ピッチ・パーフェクト』から、全米が夢中になった女子アカペラ部の大迫力のパフォーマンスを堪能してみて。『ピッチ・パーフェクト』は5月29日(金)よりTOHOシネマズ六本木ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ピッチ・パーフェクト 2015年5月29日TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国(C) 2012 UNIVERSAL STUDIOS All Rights Reserved.
2015年05月19日テレビで錦織圭選手のテニスの試合を見るたびに、不思議に思っていたことがありました。それは点数。数えるときは、ラブ→15→30→40になりますよね。今回は、そもそも“ラブ”って何なのか?また、15→30→“45”ではなくなぜ15→30→“40”なのか?この2点について調べてみました。■1:テニスで0点に“ラブ”が使われる理由まず、0点をラブと呼ぶようになったのは、いくつかの説があります。ここでは、有力な説を3つご紹介します。(1)そのものズバリの“LOVE”説愛情説ともいいます。全く点数が取れない相手に対して「ラブ」と優しく呼びかけたという説。ちょっと素敵ですね。(2)フランス語は「発音しにくいんだよ」説現在のテニスはフランスが源流です。フランスでは0を卵に見立てて、「ロエフ(フランス語で卵)」と呼んでました。テニスがイギリスに渡った時に「ロエフ」は発音しにくいので、発音が近い「LOVE」なったというもの。それでは、両方共、並べてみましょう。「l’oeuf(ロエフ)」と「LOVE(ラブ)」。確かに似ていますね。(3)“LOVE=無”説英語のLOVEには、かつて愛情とは別に“nothing(何も無い)”という意味が存在。だから“LOVE=何も無い(つまり0点)”という説です。■2:テニスの点数が“15→30→40”な理由次は、点数表示が中途半端な謎を解明していきましょう。こちらも諸説ありますが、最も有力なのが“時計の文字盤説”です。かつてテニスの試合をする時には大きな時計を持ち出して、それで得点をあらわしていた名残だと言われています。大きな壁掛け時計を思い浮かべてみてください。遠くから見分けられるのは0と15、30、45の位置ですよね。それで、15単位になったというもの。でも、ちょっと待ってください。0と15と30はそれで説明つきますが、なぜ次は45でなくて“40”なんでしょう。それは、発音。“45(forty-five)”の発音はめんどくさいけど、“40(forty)”なら簡単です。テニス会場で“40(forty)”といえば、みんな「あ~3点目だね」と分かります。つまり、後半を略しちゃったんですね。これは、マクドナルドを“マクド”と縮めるようなものですよね。いつの間にか略したものが正式な点数になってしまって、今では正式な記録も“0−40”とか表示されるようになっています。以上が、テニスに関する数字の謎でした。いかがでしたか?愛があったり無かったり、発音がしにくいからと勝手に表示も変わったり、なんか人間臭いスポーツですね。これからテニスでラブという点数を聞いた時は、愛を感じようと改めて思ったシール坊でした!(文/シール坊)
2015年05月08日文藝春秋は4月16日、テニス・錦織圭選手の初の著書「頂点への道」を発売した。錦織選手は、2014年の全米オープンで日本人として初めてシングルス決勝の舞台に立った。4月6日に発表となった男子テニス世界ランクでは、自己最高位の4位に再浮上。世界の四強と言われるノバク・ジョコビッチ選手(セルビア)、ロジャー・フェデラー選手(スイス)、ラファエル・ナダル選手(スペイン)、アンディ・マレー選手(イギリス)と互角の力を身につけ、「世界1位」という頂点が近づきつつある。同書は、2010年~2015年まで、錦織選手自身がブログでつづってきた軌跡を単行本化したもの。わずか5年前、錦織選手はけがに苦しみ、世界ランク898位からの再スタートだった。試合の内幕や負傷の苦悩、戦いへの決意、コーチとの出会いなど、頂点を視野に入れるまでの足跡を、自分自身の言葉でリアルにつづっている。また、「夢は世界チャンピオンになること」と記した、錦織選手の小学校の卒業文集の作文も掲載。口絵・本文中では、2000年頃のジュニア時代から2015年現在までの迫力あるプレー写真を見ることができる。全376ページで価格は税別1,550円。
2015年04月16日ポニーキャニオンは5月20日、DVD「全米オープンテニス2014」を発売する。同商品は、錦織圭選手がアジア人男子選手初のグランドスラム(テニス4大大会)決勝進出を果たした全米オープン2014をDVD化したもの。大会ダイジェストに加え、準決勝・決勝の試合映像をDVD3枚に収めた。錦織選手が出場予定の全仏オープン(5月24日~)の開催に先駆けて発売する。DISC1では、大会ダイジェスト編(30分)のほか、準決勝(マリン・チリッチvsロジャー・フェデラー/86分)を収めた。DISC2は146分にわたり、錦織圭選手が世界ランク1位のノバク・ジョコビッチを破った準決勝の様子を観戦できる。DISC3では、アジア人男子初のファイナリストとしてチリッチと戦った決勝(103分)を収録した。価格は4,800円(税別)。(C) UNITED STATES TENNIS ASSOCIATION INCORPORATED(C)2015WOWOW INC.
2015年04月06日乃木坂46元メンバーでモデルの宮沢セイラ、お笑いコンビ・フォーリンラブのバービーが3日、千葉県内のスポーツクラブで行われた特集番組『WOWOWテニスデー』の収録に参加した。WOWOWでは、4月19日に『WOWOWテニスデー』と題したテニス番組を特集。日本人初・世界ランキング1位の錦織圭選手に焦点を当てた、「錦織圭という奇跡!」(13:00~)、「錦織圭だけじゃない! 新旧スーパースター列伝!」(15:15~)、「錦織圭 グランドスラム制覇への道!」(17:45~)を約8時間に渡って放送する。また、番組内では、宮沢とバービーが、テニスのレッスンや試合に挑んでいる。テニス初心者の宮沢は、レッスンを終えると、「スッキリしてストレス発散になる。当たった時の音が気持ち良い。趣味でやってもいいかなと思った」とすっかりハマったようで、「初心者でも楽しめるスポーツなので、番組を通して盛り上げていきたい」と笑顔でアピール。一方、テニス歴10年でインストラクター経験もあるバービーは、大活躍している錦織選手に対し、「テニスで食えないのは日本の常識だったけど、錦織くんのようなスターが現れた。上に行けば華やかな世界があるんだと、希望を与えてくれた」と喜びの表情を浮かべた。また、同番組で初共演した2人だが、担当コーチと共に宮沢を指導したバービーは、「セイラちゃんは『格好良い~!』って言って、コーチの腕の筋肉しか見てなかった」と含み笑いで暴露しつつ、「サーブ、ストローク、ボレー、スマッシュは一通り出来た。言ったことをすぐに実践して筋が良い」とその素質を称賛。元サッカー選手の宮澤ミシェルを父親に持ち、自身もバレエやサッカー、マラソンなどの経験を持つ宮沢は、「全部制覇して、スポーツと言ったら宮沢セイラと言われたい」と意気込むと、バービーは、「ポスト水野裕子!」と太鼓判を押していた。
2015年04月04日男子テニスの国別対抗戦「デビスカップ ワールドグループ1回戦」の大会3日目が日本時間3月9日、カナダ・バンクーバーにて開催され、カナダと対戦していた日本は惜しくもトータル2勝3敗で敗退し、2年連続のベスト8進出はならなかった。各国の代表選手4名で戦う「デビスカップ」は、初日にシングルス2試合、2日目にダブルス1試合、3日目にシングルス2試合を行い、3試合先取した国が勝利となる。出場国はレベルによってグループ分けされており、日本は最もレベルの高い「ワールドグループ」に所属している。日本は初日、伊藤竜馬選手が世界ランキング6位のミロシュ・ラオニッチ選手に完敗するも、エースで世界ランキング4位の錦織圭選手がシングルス2試合目に勝利して1勝1敗で終えた。2日目のダブルスはセットカウント2-3で惜敗し、1勝2敗でガケっ縁に追い込まれた。そして迎えた3日目のシングルスは、日本が錦織選手、カナダがラオニッチ選手という「エース対決」で幕を開けた。第1セットは錦織選手が3-6で落とすも、第2セットでこの日初めてのブレークを奪い、そのまま6-3で押し切りセットカウントはタイに。第3セットは錦織選手得意のラリーが冴(さ)え、主導権を渡さないゲームメークで6-4で勝利に王手をかける。第4セットは2-6で落とすも、第5セットを6-4できっちり奪い、3時間を超える熱戦を制した。エースの活躍で2勝2敗のタイとなり、勝負の行方は添田豪選手対バセク・ポスピシル選手による最終戦にゆだねられた。だが、添田選手は第1セットを5-7で惜しくも落とすと、続く第2、第3セットも3-6、4-6で落とし敗戦。この瞬間に日本の1回戦敗退が決定し、2年連続のベスト8進出を逃した。日本は今後、ワールドグループ残留を懸けて、9月に行われる入れ替え戦を戦う。
2015年03月09日女優・モデルとしても活躍しているタレントの加賀美セイラが、全米で放送中のドラマ『The Pinkertons』で全米ドラマデビューしたことが、このほど明らかになった。加賀美が登場したのは14日(現地時間)放送の第11話からで、役どころは子供の時ドクターに拾われ育てられているミヨという日本人。ショーの主役として超能力者を演じているという設定となっている。ピンカートン探偵社の見習い探偵KENJI HARA(DEAN FUJIOKA)を手伝う、事件の鍵を握る重要な人物として描かれる。劇中では超能力者としてオリエンタルな衣装を身に着ける一方で、クラシカルなウエスタンドレスも着こなす。ドラマ『The Pinkertons』は、旧西部に実際に存在した探偵事務所・ピンカートン探偵社がモデルの1時間ドラマシリーズ。事務所の設立者でもあるアラン・ピンカートンと、その息子であり、若さから考える前に行動してしまうタイプのウィリアム・ピンカートン、優秀な科学捜査専門家で、おとり捜査を得意とする女性探偵ケイト・ウォーンの3人の主人公が、科学捜査やおとり捜査、時には体を張って犯人を追う。加賀美は撮影について「小さいころからの夢だった全米ドラマデビューを私のもう一つの故郷であるカナダで撮影できて、とてもワクワクした時間でした」と充実していた様子。極寒の環境での撮影中に、寒すぎて口が震え、セリフをうまく言えないというハプニングがあったが、監督がその寒さでうまく口が回らない加賀美の演技を気に入りOKテイクになったという逆転エピソードもあったという。今回の出演決定の経緯ついて、所属事務所であるアミューズが2014年5月にAmuse USAを設立したことで、北米の映像プロダクションとの接点が増えたためという側面もある。一方で加賀美は、カナダと日本のハーフとして育ち、英語が堪能。日本では女優としてドラマなどに出演して演技経験もあり、身長170cmのスタイルでモデルとして活躍していることなどから、アメリカのドラマでも通用すると判断され、白羽の矢が立った。加賀美を起用したプロデューサーは、「セイラさんの魅力的な遊び心のおかげで、キャラクターが真実味のある生き生きとしたキャラクターになりました。近い将来、セイラがたくさんの作品に出演し、国際的に活躍することを心から楽しみにしています」とコメント。また、監督から「あなたは私の誇りだ」と絶賛されたという加賀美は、その言葉を「宝物です!」と語った。なお、ドラマ『The Pinkertons』は日本では今春より、WOWWOWの独占放送が決定している。
2015年02月17日「ヘッド・ポーター(HEAD PORTER)」のスタンダードシリーズ『SHATI』より、テニスバッグが発売される。素材には、軽量で耐久性と強度に優れ、型くずれしない張りのあるナイロンを使用、カラーリングはブラックをベースに、ストラップテープやパーツ類をホワイトの配色にする事で立体感がうまれている。ファスナー引手部分についたホワイトの革ひもは牛皮を使用し、カジュアルな中にもラグジュアリーな雰囲気をプラスし全体の印象を引き立てている。テニスシーンに限らず、タウンユースからビジネススタイルにもマッチするデザインは、 通勤前にテニスを楽しむ、テニスの後にショッピングに行くなど、どんなシーンでもバッグがコーディネートの一つとして活躍しそうだ。テニスバッグは、ユーザーの用途に合わせて2タイプから選べ、充実した収納力と多機能なポケットが魅力の『TENNIS RUCKSACK』は、正面に配されたファスナーポケット・スナップボタンポケットには、テニスグッズや取り出し頻度の高い物を収納するのにも便利。左右のメッシュポケットは、ベルトストラップで容量の調整が可能、左側のポケットには、ボールケースがスッキリと収まり、右側のポケットにはペットボトルやマグが収納できる。本体は二層式で、背面側にはラケット専用の収納スペース、メイン収納はウエアやタオルなどをたっぷりと収納でき、更に底面にはシューズを収納するスペースまで設けられている。背面の通気性に配慮したつくりや、手元で長さの調節が可能なクッション性のあるショルダーストラップなど、機能性も高い商品。『RACKET CASE』はラケット専用のケース、ベーシックなつくりとコンパクトで使い勝手の良いデザイン。メイン収納には、お気に入りのラケットをスマートに収納でき、左右どちらからもアクセスが可能。正面にはスナップボタン開閉のポケットがあり、テニスグッズの収納にも便利、キャリーストラップは、色々なシーンを想定し軽量かつ着脱もスムーズに行える。より快適なテニススタイルを提案するこちらの商品は、2015年4月より販売を予定。【商品概要】■HP-1161 TENNIS RUCKSACK価格:33,000円(税抜)■HP-1162 RACKET CASE価格:15,000円【問い合わせ】ヘッド・ポーター TOKYO(HEADPORTER TOKYO)所在地:東京都渋谷区神宮前3-21-12電話番号: 03-5771-2621元の記事を読む
2015年02月09日テニスの全豪オープンに出場していた世界ランキング5位の錦織圭選手は日本時間1月28日、準々決勝でスタン・ワウリンカ選手(スイス)に敗れた。その敗戦を受け、かつての"師匠"である松岡修造さんが同日、自身のコラムを更新。錦織選手へのあふれる気持ちと共に、敗因について解説している。同日の13時5分に自身のコラムである「修造コラム」にて、「【全豪オープン10日目】錦織圭選手 準々決勝更新」とのタイトルで記事をアップした松岡さん。大会前から錦織選手に優勝の期待がかかっていることにかけて、「優れた選手が勝つ! 」と熱い口調で試合前につづっていた。しかし、錦織選手はワウリンカ選手の高速サーブと強打の前にストレート負け。松岡さんは「……2時間4分後…… 今日、優れていたのはワウリンカだった」との書き出しで、同一のコラム記事を更新。「錦織圭選手の2015年の全豪オープンが終わりました。皆さん、ちょっと待っていただけますか…敗戦の悔しさが…」とつづった後、数行の余白を置いて「お待ちいただいてありがとうございます。申し訳ありません」と"謝罪"し、ファンを思いやった。そこからは、当日の錦織選手は動きが硬くてプレーの読みが冴えていなかったことや、ポイントを取っていれば展開を変えられたであろうターニングポイントを指摘。わかりやすい解説が続くかと思った矢先、「心が乱れている自分。落ち着く時間が必要だ」と、敗戦のショックや悔しさがかなりあることを正直に告白している。あらためて仕切りなおすと、ワウリンカ選手のファーストサーブのクオリティーの高さやストロークの重さ、深さを称賛。錦織選手のことも「全豪オープン、グランドスラムで日本人がベスト8進出。とんでもなくすごいこと。相手が今日は強かった。よく頑張りました」と褒めたたえるかと思いきや、「でも嘘はつけません。圭ならできる、圭なら勝てた」とピシャリ。かつての教え子の能力の高さがわかっているがゆえに、あえて厳しい言葉を並べている。「テニスは上手くならなくていい、もう十分上手いのだから。しかし、タフにならなければいけない! 」。グランドスラムで勝つためには、大会の終盤から出てくる独特の雰囲気の中でも自分のテニスを出し切るためのメンタルや、タフさが必要だと指摘した。そして、「圭ならできるぞ! 」と、力強くかつ熱いメッセージを送っている。その一方で、最後に「ちょっと待った。俺の全豪オープンはまだ終わっていないんだ! 」と、日本テニス協会の理事として最後まで全豪オープンの魅力を伝えきると宣言して、コラムを終えている(コメントはすべて原文)。
2015年01月29日世界ランキング5位のテニス・錦織圭選手が日本時間1月28日、オーストラリアのメルボルンで開催されている全豪オープンの男子シングルス準々決勝に出場。同4位のスタン・ワウリンカ選手(スイス)と対戦したが、セットカウント0-3(3-6、4-6、6-7)でストレート負けを喫した。昨年9月の全米オープン同様、ワウリンカ選手と再び準々決勝で相まみえることとなった錦織選手。全米では4時間超の戦いを制した後、世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ選手(セルビア)に勝利し、日本人初となる男子シングルスの準優勝に輝いた。そんな快進撃の"立役者"となったワウリンカ選手の前に、この日は日本テニス界のエースが崩れ去った。1-2で迎えた第1セットの第4ゲーム、錦織選手はミスからこのゲームでブレークを許す。得意のはずのストローク戦でもポイントを奪えず、ブレークバックができないまま3-6でこのセットを落とした。第2セットも、第5ゲームで先にブレークを許す苦しい立ち上がり。その後はお互いにゲームキープを続け、4-5で迎えた第10ゲームに錦織選手にチャンスが訪れる。ワウリンカ選手のサービスで一時は15-40とリードするも、2度のブレークチャンスを生かせず、結局このゲームを落として2セットダウンとなった。後がない状態で迎えた第3セット。第2ゲームでこの試合初となるブレークに成功するが、すぐさま第3ゲームでブレークバックされる。徐々にサーブの調子が上がってきた錦織選手は、ラブゲームで自身のサービスをキープする場面も度々見られたが、それはワウリンカ選手も同様。お互いに譲らないまま、タイブレークに突入した。4ポイント連続で先取され、万事休すかと思われた錦織選手だったが、そこから驚異の粘りを見せて6-6と追いつく。しかし、最後は勢いに乗るワウリンカ選手に押し切られ、6(6)-7(8)で力尽きた。大会公式ページによると、この日の錦織選手のファーストサーブ成功率は62%で、ファーストサーブ成功時のポイント奪取率は74%。この数字自体は、これまでの4試合とほぼ変わらない(1回戦から62%、74% / 66%、75% / 65%、74% / 55%、72%)。むしろ、直前に戦った世界ランキング10位のダビド・フェレール選手(スペイン)との試合よりも良い数字だった。決定的に違ったのは、レシーブでのポイントだ。1回戦から46%、39%、44%、49%ときていたのに対し、この日は26%にとどまった。この日、最速222キロをマークしたワウリンカ選手のサーブと強打の前に、ストローク戦で主導権を握れなかった。相手に触れさせずに得点を奪う「ウィナー」が46本もあった(錦織選手は23本)ことや、錦織選手の3倍以上の20本のサービスエースを決めたことからも、ワウリンカ選手がいかに好調だったかがわかる。惜しくも、自身初となる全豪4強に残ることはかなわなかった錦織選手。目標と掲げる4大大会での優勝を狙う次なるチャンスは、5月開幕の全仏オープンとなる。
2015年01月28日第21回全米映画俳優組合賞(SAG賞)が25日(現地時間)にロサンゼルスで発表になり、『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』がキャスト賞を受賞した。SAG賞は作品ではなく、俳優の演技を対象とした賞であり、キャスト賞はアカデミー賞における作品賞に相当する。『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』は前日発表の全米プロデューサー組合(PGA)賞も受賞していて、最多9部門で候補になっている第87回アカデミー賞受賞にまた1つ駒を進めた。映画部門の主演男優賞は、ゴールデン・グローブ賞のドラマ部門を受賞したエディ・レッドメイン(『博士と彼女のセオリー』)に輝いた。主演女優賞はジュリアン・ムーア(『アリスのままで』)、助演男優賞はJ・K・シモンズ(『セッション』)、助演女優賞はパトリシア・アークエット(『6才のボクが、大人になるまで。』)、とオスカー本命視されている候補が順当に受賞した。アクション・シーンのスタント演技に贈られるスタント・アンサンブル賞は、アンジェリーナ・ジョリー監督の『Unbroken』(原題)が受賞。テレビ部門のドラマ・キャスト賞はイギリスのTVシリーズ「ダウントン・アビー」、コメディ・キャスト賞は「Orange is the New Black」(原題)が受賞した。映画部門の受賞結果は以下の通り。キャスト賞:『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』主演男優賞:エディ・レッドメイン『博士と彼女のセオリー』主演女優賞:ジュリアン・ムーア『アリスのままで』助演男優賞:J・K・シモンズ『セッション』助演女優賞:パトリシア・アークエット『6才のボクが、大人になるまで。』スタント・アンサンブル賞:『Unbroken』(原題)(text:Yuki Tominaga)
2015年01月27日日本男子テニス界のエース・錦織圭選手の勢いが止まらない。日本時間1月26日にオーストラリアのメルボルンで行われた全豪オープンの男子シングルス4回戦では、世界ランキング10位のダビド・フェレール選手(スペイン)にストレートで勝利。同大会で3年ぶりとなるベスト8入りを決めた。昨年9月の全米オープンでは、日本人の男子シングルスでは初めてとなるグランドスラム準優勝を経験。同じく11月には、世界の一握りのトッププレーヤーのみが出場を許される「ATP ワールドツアー ファイナルズ」に日本人として初めて出場した。世界ランキングも自己最高位を更新し、5位まで登りつめた。テニス界は長く、現在世界ランキング1位に君臨するノバク・ジョコビッチ選手(セルビア)、ロジャー・フェデラー選手(スイス)、ラファエル・ナダル選手(スペイン)、アンディ・マレー選手(イギリス)による「ビッグ4の時代」が続いた。そんな時代に終わりを告げるかのように、日本から世界に羽ばたいた25歳の若武者がまばゆいばかりにコートで煌(きらめ)きを放つ理由に迫った。○優れたリターン力錦織選手の持ち味といえば、真っ先に挙げられるのが「世界屈指のリターン力」ではないだろうか。世界のトップランカーたちは、当たり前のように200キロを超えてくる高速サーブを放ってくる。だが、錦織選手はそのサーブに屈することなく、必死にボールを拾う。ビッグサーバーの豪速球サーブに差し込まれても、コースをしっかりと狙いにいく。そしてラリーの応酬になれば、正確無比なストロークと相手をあざ笑うかのようなドロップショットなどの多彩な引き出しを武器に、ポイントを奪っていく。一度サーブのコースが甘くなれば、リターンエースを積極的に奪いにいくのも特徴だ。相手が放ったセカンドサーブを、錦織選手が狙いすましたかのようなダウン・ザ・ラインの一撃で沈める――。そんな光景を幾度となく見たテニスファンも多いだろう。○前へ踏み出す勇気錦織選手のリターン力をより高い次元へと引き上げているのが、「前へ踏み出す勇気」だ。錦織選手はチャンスと見るや、ベースラインから積極的に一歩前へと踏み出してリターンをする。前に出てリターンのタイミングを早めた分だけ、相手は予備動作に入るのが遅れたり、強打ができなかったりする。コンマ何秒の世界ではあるが、相手の"スキ"を作ることに成功すると、錦織選手はよりアグレッシブに攻めの姿勢へと転じる。前へ前へと出ることで、相手の思考時間とプレーの選択肢を奪うのだ。その勝負どころを見極めるための眼力や「一歩の勇気」を養うことができたのは、昨季から師事しているマイケル・チャンコーチの影響も大きいだろう。○セカンドサーブからのポイント奪取率の高さ錦織選手のリターン力を計測するにあたり、面白いデータがある。全豪オープンの錦織選手は、「相手セカンドサーブ時のポイント奪取率」が高いのだ。1回戦の相手であるニコラス・アルマグロ選手(スペイン)は、試合を通じてセカンドサーブで39%(46本中18本)しかポイントが奪えなかった。すなわち、セカンドサーブ時には61%の確率で錦織選手にポイントが入っていたという計算になる。この考え方でいくと、錦織選手が相手セカンドサービス時にポイントを奪っていた確率は、3回戦までの試合を通して平均64%になる。同じ条件で比べると、世界ランキング1位のジョコビッチ選手(62%)、同3位のナダル選手(56.7%)と遜色ないどころか上回っているのだ。もちろん、それぞれで対戦相手が異なるため、あくまで一つの参考目安としかならない。それでも、サーバー有利ではないセカンドサービス時に、錦織選手が得意なストローク戦に持ち込むことで、そこからしっかりとポイントを重ねている傾向が見てとれる。○200キロを超えたサーブと新ラケット新たな「相棒」を手にしたことで、サーブにも磨きがかかっている。世界のトップレベルで戦っている錦織選手だが、唯一の"弱点"となっていたのがサーブだった。昨年の「ATP ワールドツアー ファイナルズ」での4試合での平均最速は約194キロ。最速200キロ超えの選手が当たり前のようにいるトップランカーたちの中で、錦織選手のサーブは決して速いとは言えなかった。だが、今年は打球スピードが上がる新ラケットを携えて試合に臨んでいる。その効果は着実に出ており、1回戦と2回戦では最速197キロを計測。3回戦では199キロとあと1キロで大台というところにまで迫り、4回戦のフェレール戦でついに201キロをマーク。本人が願っていた200キロ台のサーブがついに実現した。200キロのスピードに加え、より厳しいコースを狙える正確性も向上させたことで、サーブは格段にレベルアップ。上位選手たちとこれまで以上に対等に戦えるようになった。もちろん、新ラケットはサーブだけではなくラリー時にも効果を発揮。球威のあるサーブだけではなく、より速いゲーム展開で勝負を決めにいくテニスをも可能にしている。○全米オープンでの忘れ物を取り戻す全豪初の4強をかけた相手は、前年の同大会覇者、スタン・ワウリンカ選手(スイス)。順当にいけば、ワウリンカ選手に勝利しても王者・ジョコビッチ選手と準決勝で相まみえることになり、決勝はナダル選手かマレー選手らとぶつかる可能性が高い。厳しい戦いが続くが、その試練を乗り越えたときに初めて、昨年9月にUSTAナショナル・テニス・センターに置いてきた「世界一」という名の忘れ物を取り戻すことができる。その軌跡を楽しむとしよう。
2015年01月27日現在世界ランキング5位のテニス・錦織圭選手が日本時間1月26日、オーストラリアのメルボルンで開催されている全豪オープンの男子シングルス4回戦に出場。世界ランキング10位のダビド・フェレール選手(スペイン)を相手にセットカウント3-0(6-3、6-3、6-3)で勝利し、同大会3年ぶりの8強を決めた。日本テニス界が誇る若武者が、松岡修造さんをして「世界一しつこくて忍耐力があり、諦めない選手」と言わしめるスペインのフェレール選手を圧倒。過去の対戦成績は6勝3敗で、現在4連勝中と相性がいい32歳を相手に序盤からゲームを支配した。第1セットは錦織選手のファーストサーブが冴え、あぶなげなく自身のサービスゲームをキープする展開が続く。そんな中、第3ゲームで早くもブレークを奪うと、第9ゲームでもブレークに成功。2回戦、3回戦では落としてきた第1セットを6-3でものにした。続く第2セットはいきなりブレークを許す立ち上がりだったが、続く第2ゲームですぐさまブレークバックに成功。好調だったファーストサーブにやや苦しむ錦織選手だが、お互いに得意とするストローク戦でフェレール選手より優位に立ち、自身のゲームを渡さない。1-1からは互いにキープ合戦が続き、4-3で錦織選手リードで迎えた第8ゲーム。フェレール選手のサービスを再びブレークしてリードを奪うと、そのまま自身のサービスもキープしてこのセットも6-3で制した。そして迎えた第3セット。第1、第2セットの勢いそのままに錦織選手がフェレール選手を押し切り、ストレートで勝利した。大会公式ページによると、この試合の錦織選手のファーストサーブ成功率は55%と、今大会で初めて6割を下回った(1回戦から62%、66%、65%)。ただ、ファーストサーブ成功時のポイント奪取率は錦織選手が72%なのに対し、フェレール選手は56%どまり。錦織選手の持ち味のひとつである正確無比なストロークで、リターンからでもきっちりとゲームを組み立て、フェレール選手をねじふせたことがうかがえる。なお錦織選手は、自身初となる全豪の4強入りをかけ、準々決勝では前年覇者で、第4シードのスタン・ワウリンカ選手と戦う。
2015年01月26日日清食品はこのほど、世界で活躍するテニス・錦織圭選手が今季使用するNEWモデルラケット100本をプレゼントするキャンペーンを開始した。錦織圭選手が2015年シーズンに使用するラケットは、"WILSON BURN95"。2月下旬発売予定となっているが、現在予約が殺到しているという。現在、同社ではこのラケットを100本プレゼントするキャンペーンを実施中。プレゼントする100本のうち、30本には錦織圭選手の直筆サインが入っている。今回、同キャンペーンのために、「ひよこちゃん」「どん兵衛くん」など、同社の公式キャラクター10体が、100本のラケットの試し打ちを実施した。その様子はキャンペーンページで動画として公開されている。その100本の試し打ち動画を見て、1~100番の中から欲しいラケットの番号を決める。使用しているラケットがサイン入りのものかどうかは、動画をよく見ないと分からない仕掛けになっているという。応募には対象商品のフタ止めシールが12枚必要。ハガキにフタ止めシールを貼り、欲しいラケットの番号を書いて応募すると、抽選で100名にラケットをプレゼントする。対象商品は、カップヌードルレギュラー群、カップヌードルビッグ群、カップヌードルキング群、カップヌードルライト群。キャンペーンは2月28日まで実施している(当日消印有効)。
2015年01月24日オーストラリアのメルボルンで開催されているテニスの全豪オープンの男子シングルス3回戦が日本時間1月23日に行われ、世界ランキング2位のロジャー・フェデラー選手(スイス)が敗れる波乱があった。フェデラー選手は世界ランキング46位のアンドレアス・セッピ選手(イタリア)と対戦し、4-6、6-7、6-4、6-7でセットカウント1-3で敗北した。大会公式ページによると、フェデラー選手はセッピ選手の4倍近いサービスエース15本を決めるなど、サーブで圧倒。一方で、ファーストサーブの成功率(フェデラー選手59%、セッピ選手57%)やファーストサーブでのポイント奪取率(フェデラー選手80%、セッピ選手78%)などでほとんど互角の勝負を演じていたが、第2、第4セットのタイブレークを共に5-7で落とすなど、勝負どころでセッピ選手に競り負けた。33歳にして今なお、男子シングルスの「4強」に名を連ね、4大大会で17度の優勝を誇るフェデラー選手。2回戦を終えた後に右手小指に違和感を訴えていた中での一戦だったが、3回戦で惜しくも姿を消した。フェデラー選手が同大会の3回戦で敗退するのは、2001年以来14年ぶりとなる。
2015年01月23日