初めてのお産で気になること【お産が近づくサイン】 の続きです。無事出産を迎えた後、赤ちゃんが生まれてから数日間は、産院で過ごすことになります。入院期間は産院によって異なりますが、通常の経膣分娩の場合、出産から1週間ほどで退院するのが一般的。ただし、初産婦、経産婦によって日数が違ったり、帝王切開の場合だと10日~2週間ほどの入院が必要だったりもします。今回は、そんな出産後の入院生活で行うことを、初めて出産を迎える妊婦さんに向けて紹介していきましょう。■出産当日は安静に出産は、ママの体力を想像以上に消耗します。そのため、出産当日はなるべく安静を心がけておきましょう。産後は体がふらふらしていて危ないので、自分の判断で勝手に行動するのはNGです。出産当日は、トイレに行きたくなった時も看護師を呼んでから行く、という方針を取っている産院が多いのも、そうした出産直後のママの体のダメージを考えてのこと。なお、トイレに行く時には、必ず産褥パッド(お産パット)の交換を忘れずに。替え忘れて、後でもう一度トイレに…とならないよう、なるべく最小限の行動にするのが、出産直後の過ごし方です。■入院中に赤ちゃんのお世話を学ぶ経膣分娩(普通分娩)の場合、入院1日目(出産の翌日)からは、赤ちゃんのお世話をいろいろと学んでいきます。授乳の仕方をはじめ、赤ちゃんの沐浴の仕方、抱き方、オムツの替え方などを学ぶうちに「ママになったなあ」ということを実感していくでしょう。産院によっては、母乳の出をよくするマッサージをしてくれたり、乳房マッサージの方法を指導してくれたりするところもあります。■シャワーはいつからOK? 入院中は、もちろん入浴(シャワー)もOKです。ただし、いつから解禁するかは、産院の方針によって異なります。出産翌日からシャワーOKとなっている産院もあれば、2日は経過してからが望ましいという方針の産院もあります。ただし、お湯に浸かっての入浴はもう少し待って。傷の状態などにもよるので、一概には言えませんが、基本的には退院後、出産から2週間~1ヵ月ほどで入浴のOKをもらえるはずです。気になる人は医師や助産師に、シャワーやお風呂はいつから良いかを確認しておきましょう。■入院中は、体を休めながらママの役割を果たしていく入院中は体をゆっくり休めて、体調を少しでも回復する大切な時期。とはいえ、入院中はダラダラ過ごしていいというわけではありません。ママになったことを実感しながら赤ちゃんのお世話をしたり、退院後に困らないようにと栄養指導や調乳指導などを受けたりして、徐々にママの役割を果たしていくのが、入院中のおもな目的です。退院後に慌てないよう、わからないことがあれば医師や看護師、助産師に遠慮なく質問しておきましょう。また、入院中は同じ時期に出産したママたちと知り合うことができるので、初めてのママ友づくりに最適な環境でもあります。同室のママと仲良くなり、その後もママ友付き合いが続いているという人は、意外と多いものです。同じ時期にママになった同士、きっと良き相談相手になるはずですよ! 産後の入院生活を有意義に過ごし、退院後の生活に備えておきましょう。
2015年04月10日アメリカのハーバード大学の調査では、入院中の騒音レベルが上がるほど、入院患者の睡眠障害が増すことや、話し声や交通騒音よりも医療機器の電子音のほうが睡眠を妨害することが分かっています。日本の調査では、トイレの扉や引き出しの開閉音などの突発音は騒音レベルが高く、入院患者にとって不快感を強く感じる音だそうです。これらの騒音は入院患者の睡眠妨害になり、治療に悪影響を与えることから、周囲の人々の気配りが大事だといわれています。入院中の騒音が、入院患者の睡眠障害をもたらしているアメリカのハーバード大学が若い男女12人に実施した調査では、院内での騒音である「廊下を移動する台車」「製氷機の音」「廊下の話し声」「点滴静注のアラーム」「電話の呼び出し音」、また院外騒音である、車などの「交通騒音」や「ヘリコプターの通貨音」などを睡眠中に聞かせると、睡眠障害も増大したそうです。入院患者の睡眠不足は治療に悪影響を及ぼすために大きな問題になっており、特に高齢の患者にとっては、さらに睡眠が妨げられやすいのだといわれています。入院患者が騒音で睡眠を妨げられるとどうなる?高知大学が行った調査のレポート「入院生活の中での騒音」では、院内騒音が入院患者にとってどのような影響をもたらしているかが示されています。院内での不快な音といえば、エアコンの音やドアの開閉音、足音、人の動く音などが挙がっているようです。これらの騒音によって、眠れないという患者が最も多く、次いで途中で目覚めてしまう、イライラするといった影響をもたらしているそうです。実際、入院患者によって、ワゴン車に油を差すことやエアコンの音を低くすること、他人のことを考えて気配りをすることなどが提案事項として挙がっているようでした。看護師や医療スタッフの配慮も必要一方、山梨大学の調査では「トイレの流水音」や「トイレのドアの開閉音」、「PHSの呼び出し音」の騒音レベルが高いことが分かっています。そして、これらの騒音に対して、看護師や医療スタッフがドアや引き出し、カーテンの開閉時に音を出さないように配慮する対策を実施した結果、かなり騒音レベルが下がったという結果も出ています。このことから、音を出さないように配慮するだけでも、入院患者の睡眠を妨げない対策になることが分かります。医療従事者だけでなく、私たち一般人が入院のお見舞いなどに訪れる際には、音にはよく気を付けて行動したいところです。Photo by MIKI Yoshihito
2014年12月02日ライフネット生命保険は、5月15日~20日にかけて、20~49歳の男女を対象に、「入院に関する調査」を実施した。有効回答件数は、1,000名(入院経験者500名、入院未経験者500名)。まず、入院未経験者(500名)に、もしも入院するとしたら心配なことは何か聞いたところ、「入院や手術にかかるお金」(86.8%)、「入院期間」(63.2%)が上位を占めた。入院費用や入院期間を心配する人が多いようだ。有職層についてみると、「職場復帰ができるか」が41.8%、「担当している仕事の状況がどうなっているか」が36.8%となり、仕事に関する心配も挙げられた。入院経験者(500名)に、入院を通じて、思い直したこと・気づいたことを聞いたところ、「家族(配偶者以外)にあらためて感謝した」が60.2%と最も多かった。仕事に関しては「職場の人にあらためて感謝した」が14.0%、「いつでも仕事を引き継げるようにしておこうと思った」が6.2%となっている。
2014年09月29日出産まであと少しという妊娠中のプレママのみなさん、出産準備はおすみですか? 入院グッズは揃えましたか? 入院グッズのリストを産院からもらう人も多いでしょうが、今回はそのほかに意外と見落としがちな便利グッズをまとめてみました。■出産時に必要な入院便利グッズ9選・ペットボトルキャップストローこれがあると、陣痛時やお産の後に寝たまま飲み物を飲めるので助かります。私は入院時にこれを準備していなくて、お産当日、わざわざストローつきの飲み物を主人に買ってきてもらいました。100円ショップなどで購入できます。・うちわ冬場、夏場に関わらず陣痛中はとにかく暑く、汗をかきます。うちわで扇いでもらうだけで、ずいぶん楽になりますよ。・テニスボールマタニティ雑誌などにもよく、テニスボールが必要と書いてありますよね。私は本当に必要かしら? と疑っていたのですが、陣痛中のいきみ逃しの強い味方になってくれました。いきみたい時にお尻にあてると、うまくいきみ逃しをすることができました。・着圧ソックス産後は足がむくみやすくなります。1足あると便利です。・スプーン・フォークお土産でゼリーやケーキを持ってくる方は多いのですが、スプーンやフォークはついていないことも…。私はプリンをもらったもののスプーンがなくて、泣く泣くお箸で食べました。使い捨てのものでよいので、用意しておくことをおすすめします。・赤ちゃん用爪切り赤ちゃんの爪はすぐ伸びます。私の娘も爪が伸びて、すでに先が割れた状態で産まれてきました。赤ちゃんが自分の爪で肌を傷つけないためにも、赤ちゃん用の爪切りを用意しておくとよいでしょう。・産褥用ナプキン産院でも産褥用ナプキンを用意してくれるとは思いますが、足りない時の予備として買っておくと安心です。退院後もナプキンは必要になるので、多めに用意しておいても大丈夫です。・エコバックお見舞いの品や産院からのプレゼントなどで、入院する時より退院時のほうが、何かと荷物が増えます。持ってきたカバンでは足りなくなる場合があるので、エコバックがあると便利ですよ。・筆記用具入院中、メモをする機会は意外と多いです。授乳時間、オムツ替え時間、産院からの注意点などをメモできるよう、メモ帳とボールペン、シャーペン、消しゴムを用意しておくと安心です。以上、入院中にあったら便利なグッズを挙げてみました。荷物は多くなっても嫌だし、かといって足りないものがあるのも困りますよね。今回挙げたグッズを参考にして、賢く入院グッズを揃えてみてくださいね。
2014年08月25日アイエヌジー生命保険(株)は、新たな個人向け保険商品として、一生涯の入院保障と死亡保障がある入院保険「低解約返戻金型一時払終身入院保険」を開発、2月14日より「スマートビジョン」の名称で全国の代理店および一部の提携金融機関を通じて販売を開始する。同社は今回、事業の柱の1つである金融機関での保険販売で顧客の多様なニーズに応えるため、販売中の一時払変額年金保険に加え、新たに入院保険の提供を開始するという。「備える」「残す」「使う」機能が充実の資産活用保険新商品「低解約返戻金型一時払終身入院保険:スマートビジョン」は、顧客の金融資産を「活用」する保険として、「備える」「残す」「使う」機能が充実している。一生涯の入院保障で病気やケガの入院に「備える」ことができ、また、一生涯の死亡保障により万一のときに家族に「残す」ことができる。さらに、契約日から11年目以降の解約返戻金は一時払保険料相当額の100%となることから、いざというとき「使う」資金として活用できるとしており、この主な特徴は以下となっている。<商品の主な特徴>「備える」:疾病入院給付金、災害入院給付金について・ 病気やケガで入院した場合の入院保障が一生涯つづく。・ 病気やケガの入院を日帰り入院から保障する。1回の入院につき60日または120日、通算1,000日までしっかりサポート。「残す」:死亡保険金について・ 万一の場合の死亡保障が一生涯つづく。・ 万一の時、一時払保険料相当額を死亡保険金として支払う。・ あらかじめ死亡保険金受取人を指定することで、資産にあて名をつけて、上手に残せる。「使う」:解約返戻金について・ 解約返戻金は、11年目の契約応当日以降、一時払保険料相当額の100%となる。
2011年02月11日入院保障と死亡保障が一緒にアイエヌジー生命が2月14日より、新しい入院保険『スマートビジョン』の販売を開始する。正式名称が『低解約返戻金型一時払終身入院保険』となるこの保険は、生涯にわたる入院保障に加え、死亡保障もなされている。同保険の力強い特長は主に3つ。顧客の金融資産を『活用』することを前提に、「備える」「のこす」「使う」という点で機能を充実させた。※画像はイメージ備え、のこし、使える「備える」とは、上記の通り入院保険として、日帰り入院から一生涯の入院保障が続くこと。「のこす」とは、万一の時に一時払保険料相当額が死亡保険金として支払われること。「使う」とは、11年目の契約応当日以降の場合、解約返戻金が、一時払保険料相当額の100%となることにより、手元に資金が必要となったときにも、きちんと使えるようになっていること。同保険にはまた、手術給付金はないこと、死亡保険金の受取人を複数指定できること、解約返戻金額の90%まで、契約者貸付を受けられることなどがポイントとなる。詳しくは同社まで。
2011年02月11日