公益社団法人シャンティ国際ボランティア会は6月1日から30日まで、ブックオフコーポレーションの協力のもと、読まなくなった本やCDを活用した海外の教育支援「上手な活用術でゴミにはしない宣言」を実施する。同法人は1981年に設立。タイにあったカンボジア難民キャンプで子どもたちに絵本を提供することから活動を開始した。今年は16棟の小学校建設、6棟の小学校図書館建設、6言語26タイトルの絵本出版(66,400冊)を行うという。今回の「上手な活用術でゴミにはしない宣言」も、これらの活動の一環。読まなくなった本、ゲームソフト、CD、DVDを募って、難民キャンプ等、困難な状況での生活を余儀なくされている子どもたちの教育支援にあてる。ダンボール箱に本、CDなど30点を目安に梱包(こんぽう)し、電話・インターネットでシャンティ国際ボランティア会まで申し込むと、全国どこでも無料で佐川急便が集荷する。本やCDはブックオフオンラインに運ばれ査定され、査定額に10%をブックオフコーポレーションが上乗せして同会に寄付するという。キャンペーン期間中に申し込んだ人の中から抽選で10人に、同会のフェアトレード商品の「ハートマスコットがプレゼントされる。詳しくはシャンティ国際ボランティア会まで。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月29日映画『スープ・オペラ』(瀧本智行監督)の初日舞台挨拶が10月2日(土)、東京・中央区のシネスイッチ銀座で行われ、主演の坂井真紀、共演の西島隆弘(AAA)らが出席した。ひょんなきっかけから同居生活を始めた三十路半ば過ぎの独身女性・ルイ(坂井さん)、妙に明るい若者・康介(西島さん)、自称・画家のダメな中年男・トニーさん(藤竜也)の心の交流を描く物語。満場の観客を前に坂井さんは「映画の初日は特別な気持ちになるものです。たくさんのお客さんに来ていただいて幸せです」と満面の笑み。劇中のエピソードにちなみ司会者が年の差恋愛について質問。西島さんは「いまは年上がいい。この間、藤さんとそういう話をして『年を重ねると年下が良くなる』と聞いたりもしたので。真紀さんとかすごくいいですね。ホント、タイプです」と“告白”。腕を振り上げて喜んで見せた坂井さんは「年はこだわらないです」。すかさず西島さんから「すごい年下と結婚したくせに…」と突っ込まれると、同作でも一緒に仕事をした写真家の鈴木心さんと昨年10月に入籍し、結婚1周年を迎えたばかりだけに「旦那さんが10歳年下なので、藤さんが『だんだん若い子が好きになる』とおっしゃるのを聞いて、どうしよう?って思っています。男性ってそんなものなんですかね?捨てられないようにがんばります」と健気な妻の顔をうかがわせた。一方、藤さんは「僕の妻は6歳年上。年上の女房はやっぱりいいですよ」とのろけていた。『スープ・オペラ』はシネスイッチ銀座、新宿ピカデリーほか全国にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:スープ・オペラ 2010年10月2日よりシネスイッチ銀座、新宿ピカデリーほか全国にて公開© スープの会■関連記事:坂井真紀の美容法「キチンと食事」と「気にしないこと」坂井真紀指輪を輝かせ新婚生活を初ナマ報告阿川佐和子の「スープ・オペラ」が坂井真紀主演で映画化!「“裸”の心で演じた」
2010年10月02日今や書店の一角を占めるようになった"恋愛マニュアル本"、読んだことはありますか?(私はいつも読んでいます)最近の恋愛マニュアル本はというと、合コンの出会いにはじまり、婚活から離活まで、懇切丁寧にナビゲートしてくれます。でも、そんな手引きにも落とし穴はないのか……?心配性の筆者は、そんなことを考えてしまいました。そこで、恋愛マニュアル本の通りに行動して、失敗した経験について聞いてみました。■違う人を射止めた……?(20歳/女性)高校生のころ、"気になる人と目が合った後に、意味深に視線をそらす"という行動を実践。ところが、好きな人の隣にいつも一緒に居る男友達に「オレのこと好きなの?」と言われてしまいました。好きな人が鈍感で、男友達が少々自意識過剰であったために起こった悲劇(?)ですね。アイドルのコンサートで、「自分と目が合った」と言ってしまう心情とちょっと似てるかも?なんだかその男友達の発言も人ごととは思えないのは私だけでしょうか?■結局、自分から連絡(23歳/女性)"連絡を頻繁にとっていて、突然連絡しなくなると相手が追ってくる"という情報を得て、自分からは連絡を取らないようにしてみました。しかし……意中の彼はいっこうに追いかけてきてくれず、結局折れて私から連絡してしまいました。「我慢が足りなかったのかもしれない」とのことでしたが、そのまま音信不通になってしまったら、元も子もないような気が……。■スキンシップがキモいと言われた(21歳/男性)合コン前に予習した"さりげないスキンシップ"。気合を入れて、女の子たちに"さりげなく"タッチしていたら、"さりげなく"よけられていることに自分で気づきました。それでもめげずに続けたら、キモいヤツ扱いされました……。スキンシップは、気になる人にされたらうれしいのですが……。意味深な感じでタッチされるのは不快になる人が多いのかも。さりげなさというのは、意識してしまうとなかなか難しいですよね。■下着効果を実感できず(24歳/女性)"派手な下着をつけていると、内面からセクシーさが引き出されて男性を魅了することができる"らしいのですが……。失敗したというより、効果を実感したことがないです。臨戦態勢にも関わらず、今日も下着は誰にも見られないまま。下着がくたびれる前に、なんとか効果が表れるといいですね。マニュアルを参考にすることが悪いというわけではないのですが、策におぼれることもあると分かりました。露骨過ぎてもいけないし、自然過ぎて気づかれないパターンもあるので、加減が難しいですね。きっと実践する人によっては、簡単に成功することもあるのでしょうが、そういう人はそもそもマニュアルなんていらないのかもしれません。そしてなにより、計算して行動するよりも素直に自分の気持ちを伝えることが大事なのかも……。(栗本千尋+プレスラボ)【関連リンク】【コラム】恋愛マニュアル本を実践した人ってどのぐらい居るの?【コラム】男性が少女マンガを読めば、恋愛に強くなれるのか!?【コラム】彼に深く愛されるのってどんな女性?恋愛相談師に聞く!
2010年08月07日大きな事件が起こったとき、即座に出版される本をアメリカなどではエマージェンシーブック(以下、緊急本)と呼ぶそうです。内容は緊急本だからといってこんなピンチはこう切り抜けろといったサバイバルものとは趣の違うもので、どちらかというと事件の当事者の過去や、報道ではあまり明らかにされてこなかった“深い部分”をえぐる暴露本的要素が強いようです。先日、覚せい剤取締法違反で起訴された元女優・酒井法子被告の事件に際して出版された書籍『酒井法子隠された素顔 (単行本)』(梨元勝著/イースト・プレス)もこうした緊急本のひとつだとか。どんなことが書かれているのでしょうか。全体を通して語られていると感じたのは、「薬物は絶対にダメ」「芸能界を引退するべき」というもの。それらが梨本氏の“引き出し” ともいえるような情報網から外堀を埋めるような形で肉付けされていました。いくつか他誌の報道による推測も含まれてはいるのですが、さすがは芸能リポーターとでもいうべきか、真偽のほどは抜きにしても、とにかくまあいろいろなことを広く情報として押さえている。そういうお仕事なのだとは思いつつも、好きでなければやれないことだなあと妙に関心をしました。謝罪会見時の涙、逃亡劇、生い立ち、男性遍歴……。芸能通で同事件に関心の高い方なら知っていたようなことかもしれませんが、そういった事情に詳しくない僕としては初めての知識として取り込めたし、その点は興味深く読めました。ちなみに同本を読み、これまでさまざまな書評を書いてきた某書評家に感想を聞いたところ「事件の報道を時系列にまとめて読めることに価値はある。またノリピー謝罪会見時の涙を“女優の涙”として記述する際に、大竹しのぶ、中村玉緒のエピソードを同様のものとして引き合いに出していたところが面白かった」と話していました。しかし「(著者の梨本氏は)女優という生き物はカメラの前に立てば自然と演技をしてしまうものとし、それ自体を否定しているようには思わなかった」との感想をいただきました。なるほど、興味深い考察です。さて現在、酒井法子被告に関する本で注目されるものにはそのほか、『酒井法子 孤独なうさぎ』(渡邊裕二著/双葉社)、『碧いうさぎの涙 酒井法子のタブー』(憲旺利之著/晋遊舎)などが出版されているようです。関心のある方は手にしてみてはいかがでしょうか。(根岸達朗/プレスラボ)【関連リンク】創造学園大学酒井法子被告は公判中に同大学に合格。介護・福祉の勉強をしていくようです。テレビがつまらなくなった理由って?(お茶の間編)みなさんは最近のテレビをどう感じていますか?
2009年11月19日「活字を読むのはニガテ」という人でも、一度ハマると抜け出せない本、それはミステリー小説。最初は不安げに「読み通せるかな?」と短編作品を手に取った人が、数カ月後には「もっと読み応えのあるものを!」と分厚い本を求めるようになっているケースも、珍しくありません。折しも季節は読書の秋。20代ビジネスマンは、どの国内ミステリー作家の作品に注目しているのでしょうか?Q、秋の夜長に読みたい国内ミステリー作家は?1位赤川次郎23.1%2位宮部みゆき14.3%3位東野圭吾13.9%4位西村京太郎10.2%5位江戸川乱歩9.7%■赤川次郎のミステリーが読みたい!その理由は……・「ミステリーの王道だから」(25歳/自動車関連/設計)・「現実離れしているようで、し過ぎてもいないストーリー」(28歳/ソフトウェア/エンジニア)・「この人のものしか読んだことはないが、他の人のを読もうという気にもならない」(26歳/通信/SE)■宮部みゆきのミステリーが読みたい!その理由は……・「作品自体というよりも、好きなゲームや趣味が自分と似ている作家なので好感が持てる。『名もなき毒』を読んでみたい」(25歳/メンテナンス/その他)・「哀しいミステリーの話でも最後は希望を抱くような話が多い。久々に『火車』が読みたい」(23歳/精密機器/営業)・「高校の時から好き。先が読めなくてドキドキする」(24歳/ホテル/サービス)■東野圭吾のミステリーが読みたい!その理由は……・「東野圭吾はミステリーのみならず、その中で丁寧に心情も描いているから」(26歳/鉄鋼/マーケティング)・「内容は難しいが、文章は読みやすい。オススメは『白馬山荘殺人事件』」(23歳/建築/営業事務)■西村京太郎のミステリーが読みたい!その理由は……・「電車が好きなので、この作家の作中によく出てくる時刻表の描写やトリックの感覚が好き」(28歳/小売/販売)・「弱者への優しさが感じられるから」(26歳/電気/設計)■江戸川乱歩のミステリーが読みたい!その理由は……・「グロテスクなところがあるから」(25歳/金属/財務)・「全体のストーリーが面白い」(28歳/繊維/企画開発)■その他、この作家のミステリーが読みたい!・伊坂幸太郎「ずっと好きで単行本化されたものは全て読んでいるが、時間ができれば『モダンタイムズ』(かなりの長編)を読み切りたい」(25歳/商社/営業)・恩田陸「設定が秀逸で物語に引き込まれるから」(25歳/自動車関連/研究開発)・松本清張「作品それぞれに訴えるものがあるから。読みたい本は『棲息分布』」(25歳/自動車関連/研究開発)・京極夏彦「いわゆる本格派に分類される作家の一人。ストーリーが複雑で、幾重にもからまった糸が解きほぐされるのが読んでいて面白い」(24歳/卸/システム)・石田衣良「この人自身にすごく魅力を感じるから」(28歳/機械/SE)・北村薫「日常に潜む謎がすごくきれいな文章で書かれているから」(26歳/IT/SE)・山村美紗「よく2時間ドラマになっているから」(25歳/IT/SE)・森博嗣「理系的な考え方、言い回しをところどころに使っていて心憎い。文系にはない直球の言い回しが新鮮だし、知性を感じる」(29歳/団体/企画開発)完全版(画像などあり)を見る
2009年09月29日