メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門が相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「職場で目立ちたくないのに目立ってしまう」という、みりさん(35歳・会社員)に、心屋塾上級認定講師のいかり屋圭子さんからアドバイスをいただきました。■みりさんのお悩み職場では仕事はきっちりやってあまり目立たなく過ごしたいのですが、勤務時間外の自分の行動を詮索されたり変な噂をながされたりして嫌がらせをされます。その結果目立ってしまうのですがどうしたらよいでしょうか。職場を変わればもう安心でしょうか。■心屋塾上級認定講師・いかり屋圭子さんよりみりさん、こんにちは。お悩みを読ませていただきました。みりさんは、職場で目立たないようにしたいのに、結果的に目立ってしまうのですね。このお悩みは実はとても簡単です。「目立つ・目立たない」を意識している人は、「自分が目立つ」と思っている方です。自分が目立つことを無意識に意識されている方です。みりさんは、子どもの頃「あなたは目立つのだから! 目立たないようにしないとダメよ」と叱られたことはありますか。もし、あったとしたらビンゴですね。もしなかったとしても、みりさんは「自分は目立ってしまう」ことを知っているのだと思います。みりさんは、目立つのがどうして嫌なのでしょうか。目立つと何が困りますか。目立つと人に嫌われますか。みりさんは、目立つと何かが怖いのだと思います。その怖さを考えてみてくださいね。その怖さは実は幻かもしれませんよ。そして、もう1つ、みりさんは隠していることがないでしょうか。変な噂を流されるのも、嫌がらせをされる(と感じる)のも、みりさんが隠している「何か」を周りの人が感じているのかもしれません。普通にしていても目立ってしまうのに、目立たないふりをしていることを周りの人が感じてしまうからかもしれません。みりさん、この言葉をつぶやいてみてください。「目立ってもいい。だって私、目立っちゃうし」みりさん、もう目立つことを諦めてみましょうか。隠しても目立ってしまうのです。目立つことは悪いことではないですよ。隠そうとするから余計に目立ってしまうのです。悪循環です。みりさんが、目立つ自分を諦めて認めたら、職場での人間関係にも変化が訪れることでしょう。試してみてくださいね。応援しています。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年07月08日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「親から結婚のプレッシャーが…」という、ゆなさん(34歳・会社員)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんからアドバイスをいただきました。■ゆなさんのお悩みもうすぐ35歳になります。ずっと実家住まいなのですが、親の結婚へのプレッシャーが最近ひどく胃痛になるくらいです。周囲が焦らせるので、結婚できるかもしれないと思い作った彼氏には、2ヶ月で音信不通にされ、その時人間不信になりそうで胃痛や眠れなくなり、食事もとれなくなりました。 親や周りが焦らせるせいで、見る目が曇り、結婚しなければいけないという思いで付き合い始めたばかりに、いい年して音信不通にされ情けないです。 離婚してる人がたくさんいる中で、結婚すれば幸せになれるという親の押し付けをなくすにはどうしたらよいでしょうか? そもそも少し前までは、外泊にも厳しく一人暮らしをしたいといってもだしてもらえず、がちがちに固めてきたのに、急に結婚を急かされても困ります。 付き合う相手も、自分と一緒に居たいとかではなく、結婚に焦る様子が見えたら、みんな嫌になるのではないでしょうか? 親に言われなくても、誰よりも子供が欲しい、結婚したい、親孝行に孫の顔を見せたいと思ってるのは私なのに、とにかく急かしてプレッシャーかけて欲しくありません。どうしたら親は言わなくなるでしょうか? ■心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんよりゆなさん、大勢を代表するようなお悩みを寄せてくれて、ありがとうございます。親から結婚のプレッシャーをかけられて、イラついている人、多いのではないかしら。私も、以前、そうでした。とってもとってもナーバスになって、その話題が出ると怒っていた時期があります。あのね、結論から言うと、親もそのうち諦めて、言わなくなる(笑)。だけど、この件をキッカケに、親との関係を見直す機会になるといいなぁと思うので、もう少し、書かせていただきますね。ゆなさんは、親(周りも含め)の期待に応えてきた(これた)人なのではないでしょうか。なのに、こればっかりはなかなか応えられない、うまくいかない。それで、焦ってしまっている状態ですよね。だから、焦りのもとは、「期待に(早く)応えなければ!」との思いです。では、なぜ、そんなに期待に応えようとするのでしょう…。それには、親に心配をかけてはいけない、悲しませていけないなどのイイコのパターンと、親にいろいろ言われてきて、親の言う通りにしないと失敗する、失敗したときいろいろ言われるなど恐怖からのパターンがあります。ゆなさんは、どうかしら? 「親の期待に応えなくていい」「親に心配をかけてもいい」「親を悲しませてもいい」「親の言うことをきかないで失敗してもいい」「怒られてもいい」って呟いて、どんな気持ちになるか感じてみてくださいね。文面からは、結婚のことだけでなく、ずっと親に振り回されてきた感じがしてる苛立ちも見えますね。例えば、昔にも、子供なんだから「○○してはいけない」と言われたり、もう大人なんだから「○○しなさい」って同時に言われたりして、「どっちなの!」って思いをしてきたかもしれません。それも、ゆなさんが親の言うことを聞こうとすればこその苛立ちです。それこそ、もう大人ですから、親の言うことは聞かなくてもいいですよ。自分の人生を生きてもいいのです! ゆなさんもおっしゃっているように、親に言われると辛い「結婚へのプレッシャー」は、実は、自分が一番思っている部分だったりします。そして「それができない自分はダメだ」と自分を責めたり、親の期待に応えられない罪悪感で苦しかったりもしますよね。だからこそ、そこを突かれると痛い…。痛いと耳を塞いだり、跳ね返すことで自分を守ろうとしてしまいがちですが、その姿が親からすると、わかってない、伝わってないと思えるから何度も言ってきたりします。だから、その痛がっている自分をそのまま親に見せてもいいんですよ。勇気を出して、本音、つまり「そうだよね、できることなら私だってそうできたらどんなにいいかと思ってる、けど…」ってその苦しさを語りだしてみて。自分が考えていること、親への希望、言ってみて! 私もそうでしたが、「親に心配かけたくない」あるいは「口をだされたくない」って思っている人って、自分の話って安心材料以外、あんまりしてないことが多いと思うんです。でも、それが逆効果になったりしますよ。ちなみに、あの頃の私の常套句は「そんな話するなら、帰る」でした(笑)。ゆなさんは実家暮らしとのことですが、そんなにイヤなら、一人暮らしをしてみてもいいのですよ。と言うと、反射的に「そんなことできない」とできない理由をいっぱい言われそうですけど、それを疑ってみてもいいのです。最後にもうひとつだけ。「いい歳して」なんて、思うのはやめましょうよ!自分をそんなに辱めないで! 恋愛に歳は関係ないから、いつでも程よい歳です。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年07月01日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「仕事のミスがミスを呼び悪循環に…」という、ゆーみんさん(29歳・専門職)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんからアドバイスをいただきました。■ゆーみんさんのお悩みはじめまして。私の悩みは、一度仕事で失敗すると雪だるま式にミスが増えて行ってしまうことです。注意しているつもりが、逆に無意識の行動が増えてしまうようで、あり得ないところから書類が出て来たり、自分の机以外でとったメモをそのままにしてしまったり、確認が不十分だったり...。自分を変えたいのですが、そう思うほど悪循環にはまってしまって、どうしたらいいか分かりません。悪循環を断ち切るいい方法があれば教えてください。■心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんよりはじめまして 心屋ジェニーです。ご相談ありがとうございます。お悩み読ませていただきました。ゆーみんさんのお悩みは、私自身も以前の仕事で悩んでいたことと、とてもよく似たお悩みでした。そうなんですよね…ミスが続くと 自分が自分で情けなくなりますもんねぇ…そして「ちゃんとしなきゃっ」「変わらなきゃっ」と自分を責めて追い込んでしまい、ますます心苦しくなりますもんねぇ…。私の場合、ひとつミスをすると ひどく落ち込んでしまい、そして またミスが続いてしまうんじゃないかと不安になり必要以上に心が身構えてしまったようでした。そして、また今日も失敗するかもしれない、また今日も迷惑をかけるかもしれない、また今日も怒られてしまうかも…。そうやって、他人からの評価や叱責を極度に怯えて恐れてしまい、どんどんどんどん心は縮こまって萎縮してしまい、だんだん自分自身を見失って気力も衰えて行きました。そうなると、どうして私はこんなにダメなんだろうと…と考え事ばかりをするようになり、心も身体も弱々しくなり、呼吸が浅くなって ため息をよく吐き、夜もよく眠れなくなっていきました。ああ…今思い出しても、あの頃はとてもしんどかったなぁ……。そんな私も、それほど偏っていた思考状態から脱け出すことができましたので、ゆーみんさんも、その状態を脱け出す方法はちゃんとありますのでね、どうぞご安心くださいね。それでは、まずひとつめは、ゆーみんさん、何か隠し事をしていないですか? バレるとヤバいことや、バレると恥をかくこと、自分の腹黒いことを何か隠していませんか? 自分の心の奥底にある隠し事・知られたくないことに、まず気づいあげてみてくださいね。そして、それを自分の言葉で自分の身体から外に出してあげる(打ち明ける)と、とても心と身が軽くなりますよ。どうぞお試しくださいね。そして、次は『 私は ここに居ても いい 』という言葉が言えますか?ゆーみんさんがそこに居ることを誰も責めてはいませんよ。どうぞ安心してみてくださいね。そして この言葉をたくさん自分に呟いて 自分がそこに居ることを 自分自身にどうぞ許してあげてくださいね。そして、次の言葉も声に出して何度も何度も呟いてみてくださいね。ダメぶりっこをやめてもいい。ミスしなくてもいい。ちゃんと、できてもいい。もう、できるようになってもいい。手伝ってもらってもいい。助けてもらってもいい。私は ここに居ても いい。ゆーみんさん、そこに居てもいいですよ。そして、隠していることを打ち明けてもいいですよ。手伝ってもらっても助けてもらってもいいですよ。もう、できてもいいですよ。そして、できてもいることにもどうぞ気づいてあげてくださいね。私は、今でも自分でもびっくりするほど大ドジだったり、相変わらず抜けているとこが多くて周りによく迷惑ばかりかけているのですが、いろんな方々の暖かなお力にとてもとても助けてもらっています。大ドジ話は面白おかしく笑い話にしてくれて赤っ恥ばかりかいているのですが、なんだかとても愛されていて、本当にありがたい限りです。ゆーみんさん ご相談ありがとうございました。どうぞ、ゆーみんさんのお心がたくさんの笑いとしあわせで 豊かに満たされますように…。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年06月24日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「本音が言えない、その場で言い返せず後悔するのが悩み」という、とびちゃんさん(33歳 主婦)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんからアドバイスをいただきました。■とびちゃんさんのお悩み20歳頃までは、いわゆる毒舌タイプだったのですが、当時付き合っていた彼に対して、友人の前で彼のことをバカにし、その後にマジ切れされてから、私の性格が一変しました。これまでも人を傷付けてきたなとか、だから友達と言える人が少ないんだとか反省したのです。その彼とは結婚しました。今まで私のことを否定したり、怒ってくれる人っていなかったので、私に必要な人だなと思いました。(天敵をパートナーに、その通りでした)しかし、顔を合わせるとケンカになる毎日にうんざりしてます。もっと穏やかに毎日過ごしたいです。小さい時のことを思い返すと毒舌&自分勝手さ故に、女子からのシカトを喰らいました。気の強かった私は、屁とも思わなかったのですが、見えない傷が残ってるのかなと想う時があります。それから幼い頃、父から性的虐待を受け、今でも癒えない傷として残ってます。あの時もなぜやめて! と言えなかったのかと悔しくなります。どのようにこれらを克服していけばいいのでしょうか。よろしくお願いします。■心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんよりあの頃のショッキングな出来事を通して、とびちゃんさんの心の奥に「負けてはいけない」という気持ちが芽生えたのではないかと感じました。毒舌や強気は、負けたくない気持ちや、強さでねじ伏せるような人を許すもんか、といった“反骨精神”の表れでもあるかもしれません。あれから、とびちゃんさんの中に封印した感情があるような気がします。それは「こわい」気持ち。「本音が言いたい」ということと、「『やめて!』と言えなかった悔しい気持ち」、これらの根っこは実は同じかもしれません。それが本音であり、「こわい」もしくは「こわかった」という心の叫び。この気持ちを自分で受け止めてあげることが、あの頃の自分を癒やし、また他人に脅威を感じることなく生きていける大きなヒントになります。とびちゃんさんが毒舌だったり、気が強かったのは、自分を強く見せることで怖そうな相手(特に男性)を威嚇・けん制し、自分を守る必要があったのかもしれません。あの頃、自分を守ってあげられなかったかわりに、もう誰にも傷つけられないように、攻撃されないように、相手の優位に立ち、弱みをみせまいと頑張ってこられたのかもしれませんね。そう。毒舌や強気、実は「こわいよ~!」という心の叫びでもあったのだと思います。あの頃、とてもショックだった。悲しかった。腹が立った。そしてそんな自分を守ってあげられなかったことも、どんなに悲しくて悔しかったことでしょう。人はショックを受けた瞬間、子供の頃は特に、びっくりして心のフタが閉じることがあります。とっさの言葉が出ないかわりに、時間が経って冷静になると、ようやく恐怖や怒りがこみ上げてきます。でももうその時点ではどうすることもできないことが多く、より悔しさや悲しみが増長されてしまいますね。とびちゃんさんの周りに、話を聞いてくれる人がいらっしゃったことを願っています。とはいえ、よく頑張ってご自分を守って来られましたね。もう助けてって言ってもいいんですよ。こわかった。悲しかった。ビクビク怖がっていた弱い自分を認めてあげることが、本当の強さに繋がってゆきます。今までずっと守ってきた心の中の柔らかくて弱い部分に勇気を持って触れてあげることが大切な人と穏やかな信頼関係を築いて行くためのステップ。もう武器を下ろして丸腰のまま、とびちゃんさん自身が『大切な人』として周りと繋がっていけるとき。心からの笑顔がより輝いていきますよう、応援しています。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年06月17日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「人間関係のトラブルから鬱になってしまった」という、Yuimamaさん(35歳・教員)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。■Yuimamaさんのお悩み仕事のことになると人間関係トラブルがおこってしまいます。今そのために鬱になってしまいました。■心屋塾上級認定講師の小林威之さんより鬱になる方には特徴があります。それは「頑張る」ことが正しいという価値観を強く持っていらっしゃることです。頑張らないとうまくいかない、頑張らないとそこにいてはいけない、頑張らないと自分に価値が無い…。Yuimamaさんは人間関係が原因で鬱になられたとのことですが、その場合は「周りの人から認められたい」という頑張りが強く働いているのではないかと思われます。物事がうまく行っているときは、それほど気にはならないのですが、何か少しでも悪い状況になったり、誰かに誤解されたりしたときについやってしまうことがいつも以上に「頑張って」物事を解決している場合があります。ミスを挽回しようと自分だけで抱え込んで仕事をしたり、周りの人よりも自分が劣っているように感じてしまい、必要以上の仕事を引き受けてしまったり。ダメな自分、できない自分、かっこ悪い自分を周りの人に見せないように一生懸命自分自身を守っているとだんだん辛くなってしまいます。そんな辛い状況に陥ってしまったら、勇気を出して周りの人に助けてもらうことが大切です。怒られるかもしれないですし、笑われるかもしれません。バカにされるかもしれませんし、屈辱を味わうかもしれません。でもちゃんと「助けて」と言えた自分を褒めてあげてほしいのです。これが自分を大切にするということだと思っています。周りの人が私のことをどのように評価しているかよりも、私が自分自身のことをどのように扱っているかの方が大切です。まず私が自分のことを大切に扱っていないと、周りの人も私のことを大切にしてくれないのです。まずは私が自分にOKを出してあげてくださいね。どんなかっこ悪い自分でも、どんなできない自分でも、どんななさけない自分でも、大切な私ですので。教員という立場で多くの人と関わる機会があると思います。生徒やその保護者、同僚、上司やその他仕事関係の人たち。またプライベートでも家族や友人など1人の時間を持てたとしても、常に頭の中には誰かのことを考えている状態もあるかと思います。なかなか気の休まる時間が取れないとストレスを感じてついイライラしがちになってしまいます。前提として私は周りの人に認められていないから、それを補うために頑張ると毎日が期末テストのような辛い日々になります。そうでは無くて、私は魅力に溢れていて才能も能力もあるステキな人間だって信じてみることでネガティブな前提をひっくり返してみることが自分らしく生きられるコツです。ぜひ試してみてください。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年06月10日メディアで話題の心理カウンセラー・心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「彼氏いない=年齢」でお悩みのAB型さん(26歳・保育士)へ、心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんからアドバイスをいただきました。■AB型さんのお悩み彼氏いない=年齢です。合コン、街コン、婚活パーティー、紹介など出会いを求めているつもりです。いいなと思った人がいたら自分なりに努力して連絡しデートをしますが、一度きりでその後は誘っても連絡が途絶える・・などで実りがありません。こんな自分が情けないです。自分の劣っている所を見つけ、ダメな所は極力直すようにしているつもりです。魅力がないことはわかっていますが、本当に寂しいです。どうすればいいですか? ■心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんより彼氏いない歴が年齢の時期ってなんだかとっても寂しいですよね。まわりの友達は彼氏がいるのに。どうして私だけ彼氏ができないんだろう、と。この先私は、だれかとおつきあいをする、ということができないままおばさんになっていくのかもしれない、などと思ってしまったりしますよね。どうすればいいか…。私のアドバイスは…。「まあ、いいじゃないか」と、思ってみることです。まあ、彼氏がいなくてもいいじゃないか。この先、彼氏いない歴を更新していっても、いいじゃないか。このままおばさんになってもいいじゃないか。結婚できなくてもいいじゃないか。今を楽しんで遊ぼう。そんなふうに考えてみたらどうでしょう? いったん、出会いを求めることをやめてみることをお勧めします。もしかしたらAB型さんの周りには、人生で一度も異性と付き合ったことがないという人がそんなにいないのかもしれません。実は、そんな人は世の中いっぱいいます。ここのお悩み相談窓口にもこういった恋愛できないという方の相談がいっぱい並んでいます。恋ができない。結婚したいけどどうしたらいいか。私の過去のトラウマが。そのように思っている方全員に言いたいのですが、いま、あなたにパートナーがいないのは、あなたの魅力がないせいでもないし、あなたのアピールが足りないせいでもないし、心理的ブロックがあるせいでもなく…。たまたまです。もちろん、もしかしたらあなたの魅力が足りないという部分もあるのかもしれない、笑顔が足りないという部分もあるのかもしれない、アピールがうまくないという部分もあるのかもしれない、心理的ブロックがあるという部分もあるのかもしれない。そんな「部分」なら、みんなあります。彼氏がいるあの子も、旦那様がいる隣の奥さんもみんなそんな「部分」はあります。あなたが自分にパートナーがいない原因と思っている「部分」の有無に関係なく、あなたには今、たまたまパートナーがいなくて。あの人にはたまたま、パートナーがいるという状況が発生しているだけです。パートナーがいないという点を気にしすぎて、問題視しているあなたがいるだけです。なぜパートナーがいないといけないのでしょう? なにか自分が欠けている証拠になるような気がする? パートナーがいないと結婚につながらない。結婚しないと女としてダメな人のような気がする? 学校を卒業して、それなりの会社に勤めて、それなりの時期に結婚して、子供を産む、という「世間の常識」のような流れに乗れないと落第扱いを受けたような気がするのでしょうか? そういう「当たり前」「常識」「ルール」「思い込み」と呼ばれるようなものが、生まれてから今まで生きてきている間にあなたの中に刷り込まれていて、それらで自分自身を縛って、身動きが取れないようにしています。自縄自縛という状態です。一度、彼氏が欲しいという思いを捨てて。今を楽しんで遊んでみてはいかがでしょう? AB型さん自身が喜ぶことってなんでしょうね。男ウケするとか。合コンで盛り上がる話とか。女子力が上がるファッションとか。そういった視点で選ぶものではなく。AB型さん自身が喜ぶこと。もう彼氏いなくてもいいや。私自身が喜ぶことをしよう。それってなんだろう? そんなふうに、考えてみてください。そして、思いついたことをどんどんやってみてください。自分自身が喜ぶことをするのが、いちばんてっとりばやく幸せになれますよ。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年06月03日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門が相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「愛猫の死に後悔している」という、七色さん(38歳・派遣職)に、心屋塾上級認定講師のいかり屋圭子さんからアドバイスをいただきました。■七色さんのお悩み二週間前に飼い猫を亡くしました。悲しくて寂しくて更に後悔をしていて毎日辛いです。13年前、野良猫が庭で産んだ子猫数匹を保護して、もらってくれる人を探し残った一匹をうちの子にしました。毎晩一緒に寝てくれて不眠症のわたしを治してくれました。いつも一緒でした。小学生で父を、大人になってから母を亡くしています。家族をあまり味わったことがないので小さい妹がいるような気持ちでした。 年末から具合が悪くなり病院に連れて行き、年始早々に子宮の緊急手術をしやっと麻酔から覚めて退院をしましたが、おしっこが出ず毎日病院で膀胱を押して搾ってもらっていました。その日先生が膀胱を押しすぎて破裂してしまい、次の日の夜亡くなりました。 不思議と先生を恨む気持ちはなく(怒れればまだましなのかもしれませんが)自分を責めています。あの病院に連れて行ったのが悪かった。手術をするべきじゃなかった。おしっこが出ないとは知らずにお水を無理やり飲ませてしまった。なにもかも間違った選択をして苦しませてしまったのではないかと悔やまれてなりません。 あんなに愛してたのに。安らかに生かせてあげたかったのに。どうしてあんな苦しませる選択をしてしまったのだろう。いつかいなくなる日が来ることはわかっていたのですが、楽しい思い出より後悔でいっぱいです。■心屋塾上級認定講師・いかり屋圭子さんより七色さんへ、猫ちゃんが亡くなられたのですね。辛いですね。13年間ずっと一緒に暮らした家族だったのですから、心中お察しします。そして、それだけではなく最後苦しませてしまったこと、ご自身の判断が間違っていたと自分を責めていらっしゃるのですね。七色さん、私ももうすぐ飼って3年になる猫がいますが、初めての子なので亡くした経験がありません。ですので、父が亡くなった時のことを思い出しながら書かせていただきますね。悲しい気持ちが薄まっていくには時間が必要かもしれません。「苦しい思いをさせてごめんね」と心の中にいる猫ちゃんに語り掛けてあげてくださいね。イメージの中の猫ちゃんはどんな表情で七色さんを見ていますか。そして返事をしてくれるでしょうか。たぶん、毎日毎日語りかけていると、その子が何か返事を返してくれる時があると思いますよ。それに耳を傾けてみてくださいね。私の想像ですが、たぶん、猫ちゃんからは「感謝」しか伝わってこないのではないかと思います。13年間ずっと傍にいたその猫ちゃんは、時には七色さんを励まし、時には笑わせてくれる存在だったのではないでしょうか。七色さんを力づけてくれる七色さんの一部だったのではないかと思います。その猫ちゃんが七色さんに対して恨むような思いを持つはずがないと思います。最後苦しい思いをされたとしても、今は楽で苦しみのない世界にいてくれると思いますよ。そして、七色さんが猫ちゃんのことを考えている時間と同じだけ、その猫ちゃんも七色さんのことを思ってくれているはずです。近くで見守っていてくれるはずです。肉体として実際にそこにいなくても猫ちゃんの存在は今までと変わらずにそばにいるんだと思います。今の悲しい七色さんを見て、猫ちゃんはなんて声をかけるでしょうか。どんな仕草でさりげなく慰めてくれるでしょうか。ご自身の判断への後悔と自責の念については見方を変えることができます。それは、七色さんが下した判断と行動は「ベストだった」ということです。たとえ、最後に猫ちゃんが苦しい思いをされたとしても、それも含めてその猫ちゃんの運命だった、寿命でした。そう思ってみてください。そして、下記の言葉を何度も何度もつぶやいてみてくださいね。(○○には猫ちゃんの名前を入れてくださいね)「○○に感謝されてもいい」「○○にただただ感謝されてもいい」「○○の感謝を受け取ってもいい」「○○の愛情を受け取りっぱなしでもいい」「○○は私が悲しいと悲しいんだなあ」「○○は私に幸せでいて欲しいんだなあ」「○○の幸せは私が幸せでいることなんだなあ」「○○は私の笑顔がみたいんだなあ」「泣き疲れたら笑ってみようかなあ」「○○にも笑っていてほしいもん」「○○といつか笑顔で会いたいもん」「○○は幸せだったんだなあ」「○○は私と出会えて幸せだったんだな」「○○ありがとう。そして、こんなに○○を愛した私、ありがとう」七色さん、野良猫の子猫の時からからその子を大事に育ててくれてありがとう。家族になってくれてありがとう。猫ちゃんは感謝しかしていません。その感謝の気持ちを受け取ってくださいね。ありがとう。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年05月27日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「怒ると物に当たる癖がある」という、lynlynさん(36歳 教職)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんからアドバイスをいただきました。■lynlynさんのお悩み小さい頃から、怒ると物に当たる癖があります。本務採用されてから、緊張した後にカバンを投げ付けて携帯を壊しました。それから、妊娠してイライラして扇風機を壊しました。出産後も扇風機を壊し、次々にあらゆる物を壊して壁を蹴り穴をあけ、クローゼットを壊し椅子を投げ、赤ちゃんにまで何かしてしまわないかこわくなり、抗うつ剤を処方してもらいました。今は安定剤や眠剤、漢方を飲んでいますが、お薬だけでなく自分の中にある根本的な原因を知って、感情をコントロールし、暴力的な言動をやめたい、治したいと思っています。仕事中は自分を良く見せることができるのですが、身内に対して甘えなのか、八つ当たりのように当たってしまいます。その後の罪悪感や自責の念、怒り、毎日それの繰り返しで、もう自分が嫌です。何かヒントが欲しいです。お願いします。■心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんよりLynlynさん、こんにちは。お悩みを読ませていただきました。毎日、辛いですね。赤ちゃんのために、そんな自分に向き合おうとしてくれたんですね。いい機会だと思います。つい人や物に当たってしまう怒りやイライラは、本当のストレス源を見つける必要がありますね。文面を拝見するに、Lynlynさんは、小さい頃から、いい子になろうとがんばってきたのではないでしょうか。そして、ある時、小さいながらに、物に当たると気持ちがすっと落ち着くことを知って、そうするようになったのはないかなって想像します。そして、今も同じパターンを採用している。Lynlynさんの場合、身内に対しては八つ当たりできるということですから、「外ではきちんとしなくてはいけない」「世間体を大事にしなくてはいけない」などの緊張感(ストレス)があるみたいですね。実は、だから、それを沢山しなくてはいけない教師という職業をわざわざ選ばれたのかもしれませんよ。そのストレスの爆発が人や物への八つ当たりになっているだけです。では、どうしたらいいのか。「仕事中は自分を良く見せることができる」とおっしゃっていますが、それをやめることです。家の内と外は、シーソーだと思ってください。バランスです。家の外でよく見せようとがんばればがんばるほど、家の内(中)で悪い部分が出る、だから、今はどっちも本来のLynlynさんではないはずです。そのシーソーが釣り合ったとき、それがLynlynさんの自然体なのですよ。どこでも自然体のLynlynさんでいていいのです! 明日から、力を抜いて、うんとダメダメな先生になってください。ダメダメなところを他の先生にも見せてください。そして、迷惑をかけて、助けてもらってください。きちんとしなくていい!! ちゃらんぽらんでいい! って、いっぱい呟いてください。そしたら、世界が変わりますよ。もう物を壊す必要もなくなります。それから、もう一つ。ストレスがたまった時の対処法のレパートリーももっと増やしましょうか。物を壊すくらいパワーを使うことがいいですね。スポーツ、カラオケ、おしゃべり、お皿を割らせてくれるバーもあるらしいですし。また、一人ですぐにできる方法もあるといいですね。案外、お料理などもいいという人がいますよ。自分にあった発散方法を見つけてみてくださいね。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年05月20日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「髪が脱毛している」という、きなこさん(28歳・事務)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんからアドバイスをいただきました。■きなこさんのお悩み髪の毛が脱毛しています。この現状を受け入れようと毎日自分の考え方を前向きになろうと頑張っているのですが、落ち込んでしまって苦しいです。髪が抜けるということを気にしている自分に問題があるのであって、きっと周囲は髪があろうがなかろうが気にしないと思うのです。半年以上悩んでいい加減くるしさから解放されたいです。生やすという努力は散々やってきたので、髪がないという自分を受け入れて楽になりたいです! アドバイス宜しくお願い致します。■心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんよりきなこさん、こんにちは。お悩み読ませていただきました。ああ…そうですよねぇ…。髪の毛が抜けてしまうという現状…とてもつらいですねぇ…。とても悲しいですねぇ…。半年以上も悩まれて、もう前向きになろうと頑張っているのに。頑張れば頑張るほどに落ち込んでしまって、とても苦しいですよねぇ…。きなこさんのお悩みを読ませていただいていて、うちの下の子が生後1ヵ月の頃のある日、生まれつきの心臓病を告げられたことをふと思い出しました…。普通の子と違う心臓…10万人にひとりの心臓…何かの間違いであってくれればいいのに…何かの間違いであってくれればいいのに…と。ママの私が現状をどうしても受け容れられずに毎日毎日、とても悲しくて暗い気持ちになり、落ち込んで苦しんで、夜中にこっそりよく泣いていました。この頃にね、ママがしっかりしなくちゃとか、なんとか前向きにならなくちゃとか、なんとか前向きになれるようにといろんな人がいろんなことを言ってくれたのだけれどもね、それもとてもありがたかった。けれどもね、それがなんだか『しっかりするべき』『前向きになるべき』となって、前向きになろう、前向きになろうとする度にうまくいかなくて、くじけてしまい…。だから私はダメなんだ…またダメだ…もっと頑張らないと…と。そうやって日々自分を責め続け、自分がとても苦しかったように思います。きなこさんが、今苦しんでおられるのも、このような状態なのではないかなぁ…っと思います。なのでね、その苦しさを終わらせるために、まずやってほしいことは、前向きになろうとがんばることを一切やめてみてくださいね。そしてね、自分が感じたくない自分の本当の気持ち、悲しい気持ちやつらい気持ち、暗い感情、ネガティブな気持ちをどうぞ充分に感じてあげてください。自分の暗い感情を感じるのって、なんだか自分が鬱陶しくて嫌ですよね…。でも、この感情をきちんと感じてあげないで。押さえ込んだまま前向きになろうとするから、心がとてもとても苦しくなってしまうのです。その苦しみを終わらせるためにも、きなこさんの心にある暗い感情をひとつひとつ言葉にして声に出しながら 感じてみてください。悲しいよぉー…つらいよぉー…怖いよぉー…寂しいよぉー…もう、いやだよぉー…もう、助けてよぉー…そうやって ひとつひとつの暗いネガティブな気持ちにどっぷりと浸って、充分感じてあげてくださいね。私もね、うちの下の子との母子入院が始まった夜にね、古い大きな大きな病院の薄暗い小さな小さな食堂で、涙をぽろぽろポロポロこぼしながら、鼻水をたらたらタラタラ流しながら、母乳を出すために食べてたおうどんをすすりながら…「かみさま、下の子を助けてください」って「かみさま、上の子がさみしくないようにお願いします」って「かみさま、もう助けてください」って。おうどんなのか、涙なのか鼻水なのかもうぐちゃぐちゃになって、たくさんたくさん泣きました。私は、ひょうきんで陽気な人だから、自分の悲しい気持ちやつらい気持ちに自分で寄り添ってあげることがとてもとても苦手でした。けれどもこの時、たくさんたくさん泣いて、たくさんたくさん落ち込んで、たくさんたくさん苦しんで、充分悲しんだその後で、自分の気持ちにウソをつくことなく、ちゃんと気持ちが上がってこられるようになったと感じています。そうすると、現状もやっと自分で受け容れられるようになったような気がします。きなこさんも自分の悲しい感情をどうぞ充分に感じてくださいますように…。ご相談ありがとうございました。また心から笑える日が待ち遠しいですね。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年05月13日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「彼を見捨てられなくて」という、ココさん(39歳 販売)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんからアドバイスをいただきました。■ココさんのお悩み 自分を大切にできない人と付き合ってしまいます。見捨てたら罪悪感を感じます。■心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんよりココさん、こんにちは。ご相談文から、本当は別れたいけれど、実際そうすると彼を見捨てたような気がして自分を責めてしまう、というように私は受け取りました。情報量が限られていますが、今回はこの解釈を前提にご相談への回答を進めさせていただきますね。ご了承くださいませ。愛情がなくなったとしても、一度は好きになった人に別れを告げるのは辛いものですね。ココさんの目に彼はどんな人として映っていましたか? 「見捨てる」という言葉から推測すると、もしかしたら彼は不幸な人、もしくは可哀想な人に見えていたのではないのでしょうか。別れ話を切り出すことは、ただでさえいい気分ではないのに、相手がハッピーではないとすると、なおさら良心の呵責を感じるかもしれません。ですが、ここをまず疑ってみましょう。ココさんから見たら彼は自分を大切にしていないのではなく、単にそういう人なのかもしれません。彼を見ていてココさんが感じることは、「ココさんの価値観」というフィルターを通っています。「こうすればいいのに」と思ってしまったり、つい相手を変えたくなってしまうとしても、きっと彼はそれを求めていないでしょう。逆に、相手を見ていて自分を大切にしていない、自己重要感が低い、と感じるとするならば、それはココさんが自分の生き方をはっきり見つけたときなのでしょう。もう相手の役に立つことで何かを満たそうとすることを諦めて、自分自身を幸せにしてあげることに専念しませんか? 自分を大切にする、ということは、自分に正直に生きるということ。それは乱暴な言い方をすると、誰かを傷つけてでも自分の気持ちに素直になるということ。ハッピーではない彼はあなたに別れを告げられて嫌な思いをするかもしれません。またそれを見たココさんは自分のことを責めたくなるかもしれません。でもいま、その悪役を引き受けるとき。もう、いい人でいようと自分を我慢しなくてもいい。つまり自分を大切にするのは、ココさんご自身なのかもしれませんね。一度しかない人生、自分の幸せを一番に考えていい。彼のことは見捨てるのではなく、彼の人生を切り拓いていけると信頼するのです。そしてココさんご自身も同様です。今、こうして悪者になりたくなくて悩んでいる間にも運命の相手はあなたと出会える時を待っているかもしれませんよ。どうか幸せになってくださいね。心から応援しています。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年05月06日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「出産後になっても彼が籍を入れたがらない」という、ゆんさん(22歳)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。■ゆんさんのお悩み去年妊娠し、未婚の状態で今年子どもを出産しました。付き合っている彼氏との子どもで入籍もするつもりでした。が、今月にはいって彼は迷っていると言い出しました。責任感がつよく頭では3人で暮らすのが一番良いことだとはわかっていても、このままでは仮面夫婦みたいになると思うって言われました。私は一緒にやっていきたいのですが…。気が乗らない彼とどうすればよいのでしょうか。子どもは5ヶ月になり実家で暮らしています。家族と悩んでいます。よいアドバイスをいただけないでしょうか。■心屋塾上級認定講師の小林威之さんより未婚の状態で子育てをされていて、そばに頼れる彼がいないことは、とても不安が多いかと思います。その中でも子育てをちゃんと続けていらっしゃるのは、とても素晴らしいですね。ゆんさんはできれば彼と一緒に暮らしたいと望んでいらっしゃいますが、今一歩踏み出せずにいる彼の気持ちを大切にしたいという優しさも素敵だと思います。しかしながら、いつまでも変わらない現状にヤキモキし、不安だけがつのるのも出口の無いトンネルを歩いているようで気力がどんどん減ってしまうと思います。この現状でゆんさんの気力を減らす原因は、彼と一緒に暮らせないことよりも、ゆんさんが自分の人生の主導権を彼に委ねていることが原因ではないかと思っています。それは、仮面夫婦になってしまうかもしれないという彼の意見を、そのまま信じて彼の意思に反さないようにゆんさんが行動されているからなのではないのでしょうか? 仮面夫婦になるかどうかは、まずは一緒に暮らしてみないとお互い理解できませんし、何よりどういった形がお互いの幸せかを、ちゃんと向き合って導き出そうとすることが大切だと思います。そうはいっても、彼が全くゆんさんの願いを聞き入れず頑に一緒に暮らすことを拒むかもしれません。それでもどんな状態であれ、ゆんさんが彼と一緒に暮らしたいことをちゃんと伝えつづけることが大事です。彼がゆんさんの願いを聞き入れるかどうかは、関係ありません。ゆんさん自身が、彼と一緒に暮らしたいと心から思っているのであれば、ちゃんと伝えてみてください。直接会ってでもいいですし、会えない場合もあるのであれば電話でもメールでも手紙でも、どんな形であれ彼にその思いをちゃんと届けてみてください。そうすることで、ちゃんと伝えられたゆんさんがゆんさん自身のことを信頼できるようになります。それが自信に繋がっていきます。最終的にどんな手をつくしても、彼と暮らせない場合もあるのかもしれません。恨む気持ちも出てくるのも仕方のないことです。そこで自暴自棄になったり勝手に諦めたりせず、周りの人にちゃんと助けてもらいながら、もう一度ゆんさんの人生を立て直してみてください。家族、友達などからの視線も気になるかもしれませんが、何よりもまずはゆんさん自身がどうなれたら幸せか、それを第一に考えて自分なりの答えが見えたら、それに素直に従うことが自分らしく生きられる方法だと思います。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年04月29日メディアで話題の心理カウンセラー・心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんから、欠乏感と空虚感を感じている方へ、ご自身の体験談も交え解決案を伝授していただきました。■「生きていてつまらない?」空虚感を感じているあなたへ…人には2種類の人がいると思うのです。悩んでいる人と悩まずに生きている人。心屋塾に興味を持つ人と、心理の世界をまったく知る必要なく現実世界にイキイキと生きている人。私は、漠然と「生きていてつまらない」と思って心理の世界を知った人間です。仕事はやろうと思えばできるけど、つまらない。やっていて楽しくない。しんどい。恋愛面では好きな人ができない。結婚した方がいいとは思うんだけど、相手がいない。そもそも「結婚した方がいい」とは思うけど、自分が結婚したいかどうか分からない。「そんなにつまらないのだったら、やりたいことをやればいいじゃない」そう思って「やりたいこと」探しの旅に出ていました。ヨガをやってみたり、料理教室に通ってみたり、日舞をやってみたり、ピアノをあらためて習ってみたり。パステルアートをやってみたり。どれもこれも「先生」になる道はあるみたいなのだけど先生になってどうなのよ? と思っていました。それが仕事に繋がるとか、生きがいになるとか、そんなふうに思えなかったのです。そう、「生きがい」を探していたのでしょうね。「人は何のために生きるのでしょうか?」そんな言葉が響いてしまったりする時期でした。言いようのない空虚感を感じていた時期でした。私の中に漠然とした欠乏感と生きていく虚しさみたいなものを、ずっと抱えていたような気がします。そんな私と同じような欠乏感と空虚感を感じていらっしゃるあなたに。ひとつ提案があります。「このままでいいかぁ。この現状に満足してみようかな」と思ってみてください。どうですか? 満足できそうですか? 「この状態に満足しちゃったら成長できなくて、怖い」そんな風に思う方は、ビンゴです。あきらめて現状に満足してください。「現状に満足してしまったら成長できなくなるような気がして怖い」それは幻想です。「今」に満足したら、次も「満足」がやってきます。満足の連鎖がはじまります。成長しなくなるのではなく、「今」がどんどんふくよかになっていきます。ぜひ「このままでいいかぁ。この現状に満足してみようかな」と思ってみてくださいね。そうではなく、「成長できなくなりそうで怖い」ではなく「嫌だ!ぜったい満足できない。少なくともこの○○がある以上は満足できない!」そんなふうに思うあなたは、その○○をやめてみてください。○○に何が当てはまるのでしょうね。○○に当てはまるものが単純に「会社」と思う人は会社をやめてみたらいいのです。そして、それらをやめてみた「現実」を「このままでいいかぁ。この現状に満足してみようかな」と思ってみる、現状に満足する、それが今を幸せにする方法です。「絶対現状には満足できない」というあなたは、場所をちょっとだけ移動してから満足してみてください。それから「これでいっかぁ」とあきらめてみてください。このまま、生きがいもパートナーも見つからず、生温い現状が続く世界に満足する。怖いですよね(笑)。でも、実は今、幸せですよね? 見えていない未来を不安に思って今思い悩むのではなく。今を幸せだと満足してみる。それ、試したことがないのなら、一度試してみてください。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年04月22日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門が相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「人見知りが激しくて友達ができない」という、まめっちさん(33歳・事務職)に、心屋塾上級認定講師のいかり屋圭子さんからアドバイスをいただきました。■まめっちさんのお悩みいい年してお恥ずかしいのですが、私は人見知りがかなり激しく、仲良くなるのにすごく時間がかかります。慣れるまでなかなか笑うこともできず、最初は話しかけてくれていた人にも愛想が悪いと思われ、だんだん話しかけられなくなることが多いです。最近、少し話せるようになった方で、すごく仲良くなりたいと思う方がいるのですが、今日会ったときこそ笑顔であいさつしようと思っても、いざ目の前にその人が来ると、気づかないふりをしてしまったり、かろうじて無表情でおじぎのみになってしまい、その人からも見放されそうで怖いです。どうすればいいのでしょうか。■心屋塾上級認定講師・いかり屋圭子さんよりお悩みを拝読しました。人見知りが激しくて人と仲良くなるのに時間がかかるのですね。でも今、仲良くなりたい人がいらっしゃるのですね。人は誰かと仲良くなりたいものです。ところで、まめっちさんは「仲が良い」ということをどんな風にイメージされていますか。いつも笑顔で挨拶しあい、会話が弾み、休憩時間やお昼は共に過ごし、アフター5は一緒に出かける。いろんな話ができる。そんな風に自分なりにイメージされていることがあるかもしれません。まずは一度「仲良くなる」ということを手放してみませんか? というのは、「友達がいない」と悩んでいる人に限って「友達」の定義をとても狭くしていたりすることがあるからです。友達がいる、いないで悩まない人は、そもそも「友達」にこだわっていなかったりします。むしろ、「とても仲がいい人」がいなくたって、そこで悩んでいないのです。「友達」を広い定義でとらえているのかもしれませんね。まめっちさんが、人見知りが激しいのでしたら、そのまま時間をかけてゆっくりと人と近づいていくことをお勧めします。自分の性質「人見知り」なところを無視して人と仲良くなろうとすると、それは苦しいです。むしろ、「自分は人見知りなので、人と打ち解けるのに時間がかかる」ということを最初に明らかにしてしまうと、自分も相手も楽になるのではないかと思います。挨拶することも照れてしまうとのこと。笑顔で挨拶はもっと難しいことですね。目を見ることも最初は恥ずかしいこと。なかなか話題が提供できなくても、そんな自分を恥じないでくださいね。誰でも、知らない方と出会い、毎日関わりあっていくのはお互いに手探りです。そこで、自分の「人見知りなところ」にバツ印をつけないで下さいね。挨拶した後、話題が提供できずに沈黙でいることを怖がらないで下さい。もしかしたら相手の方も同様な気持ちかもしれませんよ。笑顔で挨拶してくれなかった「あの人」がいたとしたら、その人も、人見知りで照れているのかもしれません。沈黙になった場合は「その人」も話題が提供できずに悩んでいるかもしれません。そう、人と自分は似ていたり同じだったりします。人見知りで、仲良くなるのに時間がかかることを悩んでいるのは、まめっちさんだけではありません。時間はかかるけれども仲良くなりたいという気持ちを伝えれば、悪い気持ちになる人はたぶんあまりいないと思います。また、その方に「見放されそうで怖い」と書いていらっしゃいますが、まだ仲良くなっていない段階でそのような不安を持たれるということは、過去に人に見放されたようなご経験がおありでしょうか。思い出してみてくださいね。もし誰かに見放されたような思いが心に残っているとしたら、今の不安は「思い出し怖い」です。過去に怖かった思いを、同じような状況になると自動的に思い出して、怖がっている可能性があります。過去の出来事は、終わったことであり、また勘違いや間違った記憶で覚えてる可能性も高いです。大人になった「自分」は、自分を守ってあげられます。たとえ、人に見放されたような感じがしても、自分が自分を見放さない限り、人と繋がっていくことは可能です。たぶん、まめっちさんが思っているよりも他人は優しく、まめっちさんのことを受け入れてくれるはず。笑顔で挨拶できなくてもいい。目をそらしてもいい。仲良くなれなくてもいい、と。一度仲良くなりたい思いを手放して、気楽にその人と会ってください。「その人」を「自分」だと思って会ってみてくださいね。きっと何かが変わるはずです。応援しています。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年04月15日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「まわりに振り回されてしまう」という、あんぽんたんさん(23歳 フリーター)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんからアドバイスをいただきました。■あんぽんたんさんのお悩みまわりに振り回されてしまいます。変温動物みたいに、周りの雰囲気に影響されやすく、悲しくなったり、怒っちゃったり。一番身近な恋人にもです。 相手の行動にイラっときてしまいます。しばらく振り回されないように心の距離を保つようにしてみたんですが、意思が弱くて元に戻ってしまいます。私は、自分で自分の事をお姫様と思ってるんでしょうか。自分の思い通りにいかないと取り乱してしまいます。日常生活に一番影響を受けている彼氏と別れるのは間違ってますか? 別れたら恩知らずで私は幸せになれない気がします。なんとなく。もっと感謝すべきですか? どうすれば、相手との距離をうまくとれますでしょうか。どうせ私のことを相手にしてくれる人は、彼氏しかいない。彼を失ったら何もなくなって存在するいみもなくなりそうです。何のために生きればいいかわかりません。乱文ですみません。回答お願いします。■心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんよりあんぽんたんさん、こんにちは。あんぽんたんさんのように周りに振り回されやすい人の特徴に、「相手に合わせる」傾向があげられます。いつも、自分よりも相手を優先していませんか。ちょっとくらい無理しても、相手のスケジュールに合わせたり、相手の希望を優先さたり…、更には言われていないことも察して動いているかもしれませんね。それでは、ストレスを溜めてしまいます。しかも、その無理をおくびにも出さずにするから相手には気付かれていない場合が多かったりします。私もそうだったのですが、そんな傾向がある人は、人と仲良くいる方法として、波風立たせずに、嫌われないように「相手に合わせる」ことを学んできたと言っていいかもしれません。そして、いざ、「これだけは」という自分の希望を言ってみると、相手はあっさり自分の希望を言ってきたり、断られたり。あんぽんたんさんが取り乱したりしてしまうのは、そんなときではないですか。「こんなに私は、あなたに合わせてきたのに、なんでこんな些細な私の希望をきいてくれないの?! このくらいきいてくれてもいいじゃない!」って。もしかすると、察してほしい、言わないでもわかってほしい傾向も強いので、察してもらえなくてイライラしてしまうのかもしれませんね。だから、決して、自分をお姫様だと思っているわけではないと思いますよ。さて、彼と別れるかどうかですが、どちらでもさして問題ではありません(笑)。今回の解決には関係ないからです。今の彼と別れたら、一時的にそのような思いはしなくてもいいかもしれませんが、今のままでは、次の彼とも同じような思いをすると思いますよ。それよりも、今、あなたに気づいてほしいのは、「もっと自分を大切にする」ことを学ぶところにいますよということ。具体的に言うと、自分の都合や希望を相手に伝えてほしいのです。今の彼からでも、新しい彼からでも、友達からでも構いません。相手と違っても、お互いに伝え合う。どちらにも「イヤだ」という権利もあります。その上で、「じゃ、どうしようか」とお互いにいい着地点を見つけるのです。実は、そうした方が、うんと気持ちのいい関係が築けますよ。そして、胸に手を当てて「自分がどうしたいか(自分の気持ち)」をもっと聴いてあげてくださいね。もう何が人として正しいかや、誰かの正解を探さなくてもいいのです。相手に合わせてしまう人の多くは、あんぽんたんさんも感じていらっしゃるように、自分には何もない、価値がないと思っている傾向があります。そして「迷惑をかけたら嫌われる」と信じている人も多いでしょう。だから、合わせていないと相手が離れていってしまうと思い込んでいるのです。その勘違いから、早く目を覚ましてくださいね。「どうせ、私がいるだけでみんな幸せだし~」「みんな私が大好きだし~」「人に迷惑をかけてもいい」っていっぱい呟いてみて! もしも今、あなたが周りから粗末に扱われ、自分には価値がないと思っているのだとしたら、逆です。自分が自分を価値がないと思って粗末に扱ってるから、周りもそうしてくれているだけですよ。だから、あなたが自分を大切にするようになったら、周りもあなたを大切に扱ってくれるようになりますからね。お楽しみに。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年04月08日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「友人はできるけど、すぐ離れていく」という、ちっくんさん(32歳)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんからアドバイスをいただきました。■ちっくんさんのお悩み私は、幼稚園のころから、除け者にされたりイジメられやすく、その頃はまだそんな気にしていなかったので、すぐ先生や大人に言いつけては、難を庇ってもらってました。が、中学から、強烈なイジメに。クラス全員に除け者にされる等あり、それを機に神経質になっていきました。でも、正しかったことなのか、一番の仕返しと思い、中学3年間、無遅刻無欠席を貫きまして、本当は辛かったけど、めげてないふりをしていました。その後高校へ進学し、気づけば友達を作るのは得意な方に。でも、維持できない、私から離れていく、また違う子と友達になれ、しばらくすると、また私から離れていく、の繰り返し…何故だか理由は分かりません。聞いても、スルーされちゃいます。今でも友人はすぐできるけど、やっぱり離れていきます。スッゴく親切にしてたのに、色々助けてあげたのに、助けてあげることが難しくなったら、使えない~みたいに私はポイ捨てられる感じです。32年間生きていて、その理由がいい加減知りたいです! こんなに優しくて気が付く子は珍しいって言われますが、ホントにそうなら、離れないはずなのに…時に酷く落ち込み、生きてる価値とか良からぬことを考えてしまうことも…。■心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんよりちっくんさん はじめまして心屋ジェニーです。ご相談ありがとうございます。お悩みの内容読ませて頂きました。幼少期に除け者にされたりイジメられたこと、そして中学時代の強烈ないじめ…クラス全員に除け者にされて、本当は辛かったけど、めげてないフリをしての中学3年間、無遅刻無欠席を貫かれたのですね…。友達とアイドルや流行りのテレビなど、あれこれおしゃべりしたい時期だったでしょうに…。さみしかったでしょうねぇ…。よくがんばられましたねぇ…。12歳から14~5歳くらいの多感な頃、ひとりぼっちだったら、とてもとてもつらかったでしょうねぇ…とてもとてもさみしかったでしょうねぇ…。その後高校へ進学し、友達を作るのは、得意な方だと思っておられたのに、実は維持できずに、何故か友達が離れていってしまう経験を今の年齢までずっと繰り返してあるのですね…。ご自身では、無理をして必死に役に立ってあげてるのに…。それは、とても虚しいですねぇ…。そして、寂しくて悲しいですよね…。それでは、肩肘張らない長年の友達で居られるようにひとつづつ、ひも解いていきましょうねぇ…。まずですね、ちっくんさんのご相談を読ませてもらっていたら、なんだか感情が切り捨てられているように思いました。長い間ひとりで悩んでいた私自身がそうだったのですが、あまりにもみじめだった自分をあまりにも寂しくて悲しくて、あまりにも辛かった自分を受け容れられず、こんなの感じるもんか、こんなの見るもんか、こんな辛くて苦しい気持ちはなかったことにしよう、へっちゃら、へっちゃら、負けるもんか…と、平気なフリをして、強いフリをして、寂しくないフリをして、誤摩化したまま。今にも泣き崩れそうな本当の気持ちを、ちゃんと感じてあげることなく自分の心の奥底に本当の気持ちを封じ込めて、自分の感情にフタをしてしまったのではないかなぁー、と感じました。私もそうだったのですけど、中学生の頃のその時は、ひとりぼっちでずっと戦って来たから心を閉ざして自分で自分を守ることが精一杯だったのですよね…。ほんとによく耐えて来ましたねぇ…。それでね、今もまだ 戦い続けているようなので、まずは大人になった今、幼稚園の除け者にされいじめられた時の気持ちや中学生の思春期の頃に感じていた本当の気持ちをちゃんと感じてあげて、ちゃんと終わらせてあげることがとても大切だと思います。その頃、ちっくんさんは本当はどんな気持ちだったのでしょうか? 本当はどう感じていましたか? 本当の気持ちを探るために、ちょっと下の言葉を声に出しながら読んでみてくださいね。「本当は怖かったなぁ、本当は苦しかったなぁ、みじめだったなぁ、つらかったなぁ、さみしかったなぁ、誰かに助けてほしかったなぁ、友達と一緒に笑いたかったなぁ、友達と一緒にふざけたかったなぁ、友達と一緒に遊びたかったなぁ、私も友達にまぜてほしかったなぁ、私も友達にしてほしかったなぁ。」ちっくんさん、声に出して読めました? どんな気持ちを感じましたか? 言葉を口から出してあげながら心の中の叫び声を身体から出してあげることができましたでしょうか? フタをして止めてしまった、自分の感じることをひとつひとつちゃんと感じてあげてくださいね。そして、がんばらずにもっと肩の力を抜いて、目の前の人を信じて、自分の弱みや、できないところをさらけ出して、人を頼って、人に甘えて、人に迷惑を掛けて、助けてもらってみてくださいね。そうやって自分の心を開いて、目の前の人と接して行くと「親切だから・役に立つから・助けてやってるから」という条件なんかなくても、とても自然に楽に友達付き合いができるようになって行きますよ。ちっくんさんが穏やかに微笑んでいらっしゃる姿が楽しみです。ご相談ありがとうございました。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年04月01日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「他人の目や評価がすごく気になる」という、春野さん(28歳 医療事務)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんからアドバイスをいただきました。■春野さんのお悩み私は昔から他人の目、評価がすごく気になります。小学時代いじめにあったこともあり、余計ビクビクして過ごしてきました。相手を傷つけるのは恐怖であり自己主張しません。そのかわり心の声がおしゃべりになりました。心の中で相手の話す内容に○×をつけてしまう癖があり、相手にこうすればいいのに。とか心の中で評論してる日々です。どうしたらこの腹黒い習慣から抜け出せるのか、そんな自分が嫌で苦しくてたまりません。■心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんより春野さんのご相談を読ませていただきながら、私自身の子供の頃を思い出していました。私が小学4年生の頃、ふと言った一言に反応したクラスの子たちが一斉に振り向いて私を笑ったことがありました。以来、人前で発言することが怖くなった私は、周りから見て自分はおかしくないだろうか? と常に他人から見た自分を意識することが多くなっていったようです。高校になると、登下校をともにする友達と自然に会話ができるように…と、思っている時点で自然ではないのですが、変に思われないように前の晩お風呂の中で無意識に会話の練習をしてしまうこともありました。「明日はこんな風に話そう」と、身振り手振り表情つきでイメージトレーニングしているのです。実際本人を目の前にするとそのトレーニングのことも忘れてしまっていたのですが、いくらなんでも必死すぎますね。でもそのくらい日々ビクビクしていました。今思えばそれは、自分の自然な言動すべてを自ら「ダメだ」と否定していたのですね。他人に受け入れられない浮いた存在にならないように、常に自分を他人目線で監視し、どんな振る舞いなら受け入れられるのか、厳しくキツく自分を律していた時期が続きました。そのくらい私は自分自身の振る舞いや言動がダメなものであると固く信じ、全く自信が持てなくなっていたのです。私の例は少し極端かもしれません。だとしても、春野さんもきっと知らない間に自分自身に禁止してきたことがたくさんあるのではないでしょうか。自分に禁止事項、つまりルールがありすぎると、そのルールを他人が破ったときにものすごく心が反応し、相手を裁きたくなるのです。つまり相手に「こうすればいいのに」と言いたくなったり、心の中で相手をジャッジしてしまったり。春野さんも心の中で、そんな思いが渦巻いているようですね。ではその言葉の最初に「私は」という言葉をつけて、是非自分に向けて言ってみることはできますか? 例えば「“私は”もっと人に寛容にすればいいのに」「“私は”イヤなら断ればいいのに」「(あの人は、に変えて)“私は”人の欠点ばかり目につくんだな」いかがですか? こんな言葉があなたの頭の中で常にぐるぐるしているのではないでしょうか? 他人に言いたいことは、実は自分に言いたいこと。そう。その春野さんのおっしゃる「腹黒さ」というのは自分のことは棚に上げて、他人をジャッジしてしまうというところに起因するのかもしれませんね。理想通りにできない自分に不満があって、こうすればいいのに、どうしてもっとこうできないの? と自分にいつもダメ出ししているということはありませんか? 是非、棚に上げた自分を、あなたの手で降ろしてあげましょう。「できなくてもいいよ」「ダメなところがあってもいいよ」「よく頑張ったね」「辛かったね」そう声を掛けてあげながら。不完全な自分でもいい。頑張っているのにうまくできない自分のこともねぎらってあげてくださいね。許せない人が現れたときは、許せないそのことをする自分を許してあげるとき。もう他人の目ではなく、自分の心の目で、ありのままの自分を全て受け止めてあげませんか? ちなみに私もダメな存在だと思っていた自分を認めるのはとても苦労しました。でも受け入れたらもう誰とも戦わずに済みますし、今はとてもラクチンです。ダメなところがあるからこそ、人は繋がれるし分かりあえるもの。新たなスタート地点に立とうとしている春野さんが心から笑える日を願っています。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年03月25日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「お付き合いする相手に責め立てた言い方をしてしまう」という、Mariさんのお悩みに心屋塾上級認定講師の小林威之さんがアドバイスしてくれました。■Mariさん(35歳 受付)のお悩み異性と良縁はあっても、焦りのためにすぐ逃がしてしまいます。感情を表現せずにはいられなくなり、駆け引きや思わせぶりは面倒、好きなら好きとハッキリ言いたいからです。後先を考えられないため、結果引かれてしまいます。また、少し親しくなると、うまく甘えられず 相手を責め立てる物の言い方が、どうしても、どう頑張っても、どうコントロールしようとしても、やめられません。どこかで、このやり方での理解を求めています。本当はハッキリ話し合いたいのですが、濁すか逃げるかされるので、腑に落ちないです。物言いのキツさが災いしてるのでしょうか? 自立できてない精神面の問題でしょうか? ■心屋塾上級認定講師の小林威之さんより物事をはっきりおっしゃる性格が、恋愛を阻んでいるとお感じになられているのですね。たしかに、ビシッと女性から言われるとついビビってしまう男性もいると思います。私もそんなところもあります。相手の男性にうまく甘えられない、つい相手を責め立てる物の言い方をしてしまう、感情をコントロールしようとしても、うまく押さえることができない、これらが恋愛にブレーキをかけているとお考えになられているなら、まずはそんな「不器用」で「可愛げのない」自分を認めてあげてください。相手の男性についガミガミ言ってしまい、イヤーな感じでその場が終わってしまっても「くやしかったね」「さみしかったね」「大丈夫だよ」「誰も嫌ってないよ」と、このようにまずは自分自身を肯定する言葉をかけてあげてください。心が安心するまで、落ち着くまで「怒ってもよかったんだよ」「イライラしてもよかったんだよ」「分かってもらえなくてつらかった」などなど、まずは自分自身を認めてあげてください。少し落ち着くと思います。でも現実は何も変わらないって思われるかもしれません。また相手の男性にイライラしたり責め立てたら、私から離れていくと思われるかもしれません。でも、それでもいいのです。まずは、自分で自分のことを嫌いにならず、仲直りすることが遠回りのようで一番の早道なのです。不機嫌な自分を見せないように、始めからなかったかのように過ごしていると最初は何事も無く過ごせるかもしれません。ですがそのうち、感情が暴れ出すときがあります。そうするとまた、すべてをぶち壊してしまったような気分になり自己嫌悪に陥ってしまうかもしれません。なので、まずは不機嫌な自分とも仲直りしてほしいのです。「仲直り」するということは、その不機嫌な感情を消すのではなく「そこにいてもいいよ」「私の中にいてもいいよ」ってやさしく認めてあげることです。物事を「ハッキリ言う」あなたも大切な自分です。ぜひ仲良くしてあげてください。そして少しずつ「ハッキリ言う」自分と仲良くできてきたら、本当は何を相手に伝えたかったかを思い出してみてください。あなたが責め立ててしまった時、本当は何をわかってほしかったのか、本当は何を認めてほしかったのかを思い出してみてください。あなたがこんなに頑張ったのにこんなに努力したのに、こんなに思いを込めていたのに、それを無下にされた、無視された、大切にしてもらえなかった…、もしかしたらそんな思いがあったかもしれません。その気持ちに気付いてあげることで、私が相手に一生懸命伝えようとしなくてもハッキリとした答えが返ってこなくても、本当はその男性が私を理解してくれていることに気付き始めます。そして、恋愛に対して前向きになれる勇気がどんどん湧いてくると思っています。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年03月18日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「母親の意見が気になり、思うように恋愛ができない」という、S.Nさん(36歳 会社員)のお悩みに、心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんからアドバイスをいただきました。 ■S.Nさんのお悩み20代後半くらいから、好きな人ができると、母親になんて言われるだろうか?また反対されるだろうなと心配になり、なかなか思うように恋愛ができないように思います。 結婚もしたいと思っていますし、幸せになりたいと思っています。この思いが強すぎるのが良くないのでしょうか。かと言って、好きになってくれる人にも、私なんてと思ってしまって、上手く波に乗れません。■心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんより「お母さんに反対されたことを選んで失敗してもいい」と、言ってみてください。自分の体の変化を感じてみてください。何か思い出す出来事はありませんか? 恋愛とは関係ない何かだと思います。「お母さんの言う通りにしてきた。そしてうまくいっている。なにか自分で決断した。そうしたら大失敗したことがある」もしかしたら、そんな経験があるのかもしれません。ずっと自分で決断してこないと、「自分で決断したい」という思いと、自分が選ぶとどうなるか分からないという「恐れ」が生まれます。お母さんが選んだことを無意識のうちに選んでいたら、なんとなくうまく来ている人はそういう傾向があるかと思います。「確信がなくてもいい。この人じゃなきゃ嫌だ! という強い思いがなくてもいい。なんとなく選んでもいい」なんとなく選んでも、信念をもって選んでも、失敗する時は失敗します。うまくいく時は、うまくいくのです。お母さんに反対されることを恐れて前に進めないなら、説得できるほど強い思いを持っていなくてもいいので、一度「反対されても押し切ってやる」という思いをもって、お母さんと対峙してみてください。「お母さんに反対されたことを選んで失敗してもいい」その決意をもって「この人と付き合っている」とお母さんに言ってみてください。S.Nさんが拍子抜けするくらいあっさり「いいんじゃない?」と言ってくれると思います。「いいんじゃない?」って言われてから、その彼との未来をあらためて考えてみてもいいのです。そして、好きになってくれる人がいても、「私なんて」と思ってしまってしまうのですね。「私なんて…」後に続く言葉はなんでしょう? 「私なんて、彼にはふさわしくない」「私のことなんて、好きでいつづけてくれるはずがない」「こんなダメな自分、嫌われるに違いない」もし、そんなふうに思っているのであれば、そのダメな自分が好きになる人、好きになってくれた人を早めにさらけ出してください。今まできっとS.Nさんは「私なんて」と思いつつ、「私なんてこんなだから」と思っている部分をきっと外には出さないで逃げてきていると思うのです。自分がダメだと思っている部分を出す前に、つまり嫌われる前にその人から離れてしまっているのではないでしょうか? 自分でダメだと思っている部分を、人からダメだと言われたくないから、他人から言われる前に逃げ出しているんだと思います。S.Nさんがダメだと思っている部分は、S.Nさんだけが誰よりも「ダメ」だと思っているんです。試しにその部分を出してみてください。その部分こそが、S.Nさんの魅力だということに気づくでしょう。どこが自分のダメな部分か分からない、とにかく「私なんて」と思ってしまう、ということであれば「私なんて」と思いながら、お相手と一緒にいつづけてください。どんなに「私なんて」と逃げたくなっても、いつづけてみてください。おのずと、自分が自分の何を嫌っているかが見えてくると思います。自分の嫌なところと向き合うことになると思います。でも、そこを通り抜けた時に、S.Nさんをありのままを愛してくれる素敵な旦那様が隣にいる、という現実がやってくることになると思います。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年03月11日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「遠方に行ってしまった習い事の先生に片思い中」という、あずきさんのお悩みに心屋塾上級認定講師のいかり屋圭子さんがアドバイスしてくれました。■あずきさん(29歳 事務)のお悩み私は、今片想いをしています。相手の方は習い事の先生です。ですが、その方は転勤されてしまいました。もうなかなか会えないし、諦めようと思ったのですが、なかなか諦めることができません。だからといって、連絡先も知らず、何もすることができないし、する勇気もない自分に日々悶々とした気持ちでいます。諦めることも、動くこともできない私に、何かアドバイスお願いします。■心屋塾上級認定講師のいかり屋圭子さんよりあずきさん、相談内容を拝読しました。転勤された習い事の先生が好きで忘れられないのですね。悶々とされているのですね。シャイなあずきさんの様子が目に浮かびました。あずきさんは、どうしてその先生のことを諦めようと思いますか。連絡先がわからないからでしょうか。立場が先生と生徒だからでしょうか。先生は自分に関心がないと思うからでしょうか。もしくは、想像ですが年齢が違うからでしょうか。あずきさんは私に「諦めたほうがいいですよ」と言って欲しいわけではないように感じました。一歩踏み出すこと、行動できない自分をなんとかしたくてアドバイスを求めているように感じましたが、いかがですか。もし「諦めたい」ということでしたら、「時間が解決しますよ」とお伝えしたいです。でもきっと違うのではないかしら。それで納得できますか。人を好きになるというのは不思議なことですよね。理屈ではなく、説明のつかないものです。「何かをすることができないし、する勇気もない」と書いていらっしゃいますが、本当は「私には勇気がない」と思っているだけなのでは。実は「勇気」は誰の中にもあるんですよ。ただ、勇気を出す時は「恐怖」を感じることがあると思うのです。まだ経験したことがない世界に足を踏み入れる怖さ、自分を受け入れてもらえないかもしれない怖さ、そして、もしかしたら両想いになってしまうかもしれない怖さ。きっとどれも「怖い」かもしれませんね。特に「受け入れてもらえないかもしれない」と考えたら怖くて怖くて、先生に連絡なんてできないと思うかもしれません。恥ずかしい、悲しい思いはしたくないかもしれません。でも……確かめてみないとわかりませんよね。頭の中で考えている間はそれは単なる「想像であり妄想」に過ぎません。自分の中だけで答えを出しているに過ぎません。ずっと年月が経った後、このまま先生に連絡をしないのと、勇気を出して連絡をしてみるのではどちらが後悔しなさそうでしょうか。先生の気持ちを確かめないままで、諦めることができそうでしょうか。諦められそうでしたら、時間が解決するのでそのままでいてくださいね。私からのアドバイスはまず、習い事のところで先生の連絡先を調べ、先生に連絡をしてみることです。怖いですか。怖いですよね。そんなあずきさんへの魔法の言葉は「どんな結果でもいい」「どうせ私は愛されてるし」です。二つの言葉をつぶやいていてください。その先生が今、あずきさんにどういう気持ちでいるかはわかりません。もしかしたら、先生も好意を持って下さっているかもしれないし、一人の生徒として見ているだけかもしれません。あずきさんにとっての最悪は振られることかもしれません。でも、もし先生も好意を持っていてくださったらラッキーですよね。それを確かめる方法は一つだけ。あずきさんが連絡をしてみること。信じられない素晴らしい結果が待っているかもしれません。または悲しい思いをするかもしれません。先生と友達になれるかもしれません。いずれにしても「大事な人生の経験」です。どんな結果でも受け入れる覚悟をして連絡してみてください。私のように中年まで生きてくると、恋愛において、振られたことも人生の素晴らしい一ページです。一つの恋を無くした後は必ず次の恋があります。その為にも相手の気持ちを確認することが必要になってきます。恋愛はどちらかが好意を伝えるところから始まりますよね。諦められるのでしたらそれでいいのです。でも諦められないと思うのでしたら、自分の中には「ない」と思っていた「覚悟」と「勇気」を出して行動してみてください。勇気は最悪の結果を受け入れる覚悟を決めると出せます。そして勇気を出した人を神様は応援してくださるそうですよ。大丈夫です。たくさん恋をしてください。たくさん失恋もしましょう。怖くないです。その分、魅力的な自分になれますよ。勇気を出したらきっと、あずきさんにとって良かったと思えることが待っていると思います。応援しています。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年03月04日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「新しいことを始めるのが怖い」という、ななえさん(24歳 学生)のお悩みに心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんがアドバイスしてくれました。■ななえさん(24歳 学生)のお悩み仕事、学校、資格、習い事…何でも新しいことを始めるときがとても怖いです。具体的には、大学入試に行けなかったので試験のない専門学校に入ったり、入社式が怖くて入社しなかったり、趣味でバンド活動をしようとメンバーを見つけたのに練習に行けなかったりしました。新しい環境にワクワクして自分の意思で申し込みするのに、結局自分でチャンスも楽しみも握りつぶしてしまいます。それを乗り越えて始められた数少ないことも、ハードルや難しいことを乗り越えなければいけない場面でいつもいつも逃げ出してしまいます。これは継続力がなく、気合いや忍耐が足りない問題で、私の甘えなのでしょうか? どんなに自分に言い聞かせても怖くて怖くて仕方がない瞬間がやってきます。解決方法があったらぜひ知りたいです。よろしくお願いします。■心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんよりななえさん、自分のチャンスや楽しみを握りつぶしてしまう自分、切ないですね。どうにもならない歯がゆさが伝わってきました。ななえさんのようなケースは、「失敗してはいけない」との思いが強いあまり、失敗の可能性があることをやめてしまう、ある意味、完ぺき主義の方に多いです。失敗したらどんなイヤなことが起こりそうですか? 誰かからなにか言われそうですか? それが怖いのですよね。ななえさん自身も「怖くて怖くて仕方がない」とおっしゃっている通り、簡単に言えば「怖がり」になっているだけです。その怖さをじっくり観察してみてくださいね。失敗そのものへの恐怖、「失敗したかっこ悪い自分」「ダメな自分」を見たくない(自己否定の恐怖)、そんな自分を見せたら周りが離れていく、見捨てられる恐怖、がある場合が多いです。それらに直面するのが怖いあまり、あえて、トライしないことで「やっていたら、できたかもしれない」と思っていられる状況を作り、自分を守っているケースもあります。さて、いつから、怖がりになりましたか。私たちは、赤ちゃんのとき、何度失敗しても、立とうとしました。歩こうとしました。失敗して転ぶのが怖いから(恥ずかしいから)、もう立つのやめた、歩けなくてもいいなんて決め込む赤ちゃんはいないですよね。だから、途中からなのです。失敗の恐怖を誰かに教わったのかもしれません。あるいは、失敗したことを笑われたり、叱られた経験から自分で学んだのかもしれません。失敗したら大変と転ばぬ先の杖を用意され、失敗させてもらえなかったのかもしれません。でも、もうそろそろ、その恐怖の妄想から卒業して、赤ちゃんの時のような本来の自分に戻りませんか。ななえさんのケースで私がとても残念に思うのは、等身大の自分がわからなくなってしまうことです。やってみたらできたこともあったはずなのに、「できないかもしれない自分」ばかりを見て、どんどん自分を過小評価しがちです。そして、逃げた一瞬だけ「ホッ」とする安堵感は味わうでしょうが、もっと大きな「したいことをする喜び」を味わうことができません。ななえさんに贈る魔法の言葉は、「かっこ悪くてもいい。っていうか、ずっと前からかっこ悪いし」「失敗してもいい。っていうか、失敗しよう!」「どうせ、愛されてるし(どんな自分も受け入れてもらえるし)」何度もつぶやいて、挑戦して実際に失敗することを通して、そのことを早く実感してくださいね。失敗して、かっこ悪くて、悲しむ自分を周りに見せてください。そして、失敗した自分を誰よりも優しくねぎらってくださいね。「よくやったね、がんばったね、今回は残念だったね」って。(失敗した自分を責めるのがあなたの仕事ではないのですよ)そして、最後にもうひとつ。怖さがなくなったらやろうなんて思わないで。怖いときは、大声で「怖いよ~!!」って叫んでみると、ちょっと楽になりますよ。怖がりでもいい、怖さを排除しようとしないで、怖いって叫びながらやってみるのです。小さなことからでかまいません。すると、びっくりするくらい新しい世界が広がります。怖いことフェチになっちゃうかもしれません。ななえさん、応援しています! ビバ、失敗!! 【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年02月25日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「何をやってもうまくいかないと思い込んでしまう」という、チロシさん(35歳 派遣社員)のお悩みに心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんがアドバイスしてくれました。■チロシさん(35歳 派遣社員)のお悩み小さい頃、父親に「お前は人間のクズだ」と叱られ、それから自分で自分に「私は人間のクズだから何をやってもうまく行かない」と、思い込んでしまい、そこから逃れられないでいます。いまだ独身、経済的にも自立できず、うまく行きそうになった恋愛も自分で壊してしまいました。今の状態を維持するのにいっぱいいっぱいで、どこにも居場所が無いような気がします。居づらく、生きづらいです。どうしたらいいでしょうか。■心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんよりチロシさん こんにちは。心屋ジェニーです。やさしく守って欲しかったお父さんに、そんなこと言われたのですねぇ…。それは、さみしかったですよね…。小さな頃って 安心を与えて欲しかったのに寂しい言葉を言われてしまった、というのは大人の私が思うよりも ずっとずっと痛くてつらかったでしょうねぇ…。そして、それから自分で自分に「私は人間のクズだから何をやってもうまく行かない」と言い聞かせて染み付けてしまったのですね…。どこにも居場所が無いような気がして、居づらく、生きづらい…。チロシさん…、とても苦しいですね…。私も母から「あなたは何をやってもうまく行かない」、「あなたが何をやってもうまく行くはずがない」と言われたことから、とてもショックで傷つき、自分で自分にそう言い聞かせて、思い込んでしまって生きてきました。そして、私はずっとそれを信じて守って 生きて来たから「何をやってもうまく行かない人」、「何をやってもうまく行くはずがない人」になってしまっていました。母親からそれを言われたときに、私もまだ子どもだったから、親の言うことがすべてだと思い込んでしまったよう…。ですが、母親と言えども、たった一人の人に言われただけです。何度も何度も言われはしましたが、100人も200人もの人たちから1000回も2000回も言われたわけではありません。チロシさん、考えてもみてください。子どもの頃だって、うまくいったこともありますよね? 時間はかかったけど自転車だって乗れるようになったり、さか上がりができるようになったり。「うまくいかない」を自分に言い聞かせていたので、うまく「いかない」ことばかりをついつい集めてしまいがちですが、うまく「いった」ことも数えてみたら、記憶の中からいくつもいくつも出て来ると思います。そして、親の見立ては大体間違っています。私もふたりの子の親ですが、自分の忙しさや機嫌に合わせて、ついつい幼い子どもたちに酷い言葉を投げつけてしまっていました…。とってもごめんなさいね…。私たちは ひとりひとりすばらしい存在です。チロシさんも私もすばらしい人です。親の見立てが間違っていたので、もう信じなくてもいいです。失礼しちゃうわねー、まったくーですっ。では、なんだか心が自由で楽しくなって、ひょっとしてすばらしいのかもーになれる言葉をお伝えしますね。「どうせ私 めっちゃすばらしい人かもっ」「どうせ私 何でもあっさり カンタンにできてもいいかもっ」「私はここに居てもいいかもっ どうせ私めちゃめちゃ人気者らしいしっ」「どうせ私 スーパーすばらしい人だしっ」この言葉たちを、今まで自分に言い聞かせていた言葉以上に、どうぞ繰り返し繰り返したくさん自分に呟いてあげてくださいね。ご相談ありがとうございました。心が自由に楽しくなれますようお祈りしています。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年02月18日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「過去の感情にとらわれてしまう」という、Nさん(33歳 サービス)のお悩みに心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんがアドバイスしてくれました。■Nさん(33歳 サービス)のお悩み過去の嫌な出来事のときに感じた感情がいつまでたっても蘇ってきて、その度に気持ちが凹んで前に進めなくなります。例えば自分のやったことを拒否・否定されただけで、嫌われた…、影で悪口を言われている…、など被害妄想に振り回され、今まで普通に接していた人ともぎくしゃくしてしまいます。トラウマかなと思ったりするのですが、10年以上前の感情を今だに引きずっているのもどうかと思いますし、ましてや相手は全くの別人です。同じ状況になると必ず出てくるドス黒い感情に流されてしまいそうになり、生きにくいときが多くあります。どうすれば安定した感情で、楽しく生活できるでしょうか?■心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんよりNさん、こんにちは。10年以上も前の感情が今でもよみがえってしまうのは辛いですね。けれど、過去を手放し、前を見て楽しく進んで行きたいという思いが伝わってきます。だからこそ、それが上手くいかない期間が続くと心が折れそうになりますよね。よく今まで頑張ってこられましたね。でも、もう大丈夫ですよ。そのことを、こうして誰かに話せるようになったということは、これまでのステージが変わっていく段階にいるのだなと思います。もしかすると、普段はそのドス黒い感情を、表情や態度に出さないように装ってこられたのではないでしょうか? 実は、その感情をなかったこととして抑えようとすればするほど、心はそちらの方へフォーカスしてしまい、結果的に執着してしまい忘れられなくなるものです。それは心が「まだ不完全燃焼なものがあるよ」と教えてくれているということ。まだ自分にとっては「終わっていない」のかもしれません。そのことを消化できない自分にも焦りや葛藤を感じるからこそ「どす黒さ」が増していくこともあるかもしれませんね。そんなNさんにお勧めしたいのは、「一人ネガティブ祭り」。できればお休みを利用して1~2日、あえてどっぷりその「ドス黒い気持ち」にトコトン向き合ってみるのです。そこにはどんな気持ちがありますか? どんなセリフが出てきますか? どんな感覚がありますか? それを分かって欲しい誰かがいますか? 本当は何て言いたかったですか? 何でもいいので、感じるまま書き出してみてください。飽きるまで。誰かに言いたいけれど言っていない言葉や、自分や誰かを責める言葉、もしくは自分や誰かを守ってあげられなかったという悔しさなども入っているかもしれません。いずれにしても、普段あまり口にしてはいけないような、そんな暗い言葉やワルイ言葉、そういうものも全部あっていいから、そのどす黒い感情の中身にその手で触れてみるのです。あえて泣いてみるのもいいですね。これは、あなた自身がありのままのあなたを一番に認めてあげるという作業です。今の状態のまま人と上手く関わろうとすると、余計に自分を責めてしまい辛くなってしまうと思います。だからこそ汚い言葉、黒い感情が湧いて来る自分を否定することをやめて、ネガティブなところがある自分もまるっとOK! してみてください。「祭り」にしてみることで、気が重くなりそうなこともちょっと笑えてきませんか?「私何やってるんだろう?」と半分バカみたいだと思いながら、ネガティブにたくさん浸ってみてくださいね。人はネガティブとポジティブでできています。そして人はそこに人間らしい魅力を感じるものですね。だからNさんは「どうせ素晴らしいヤツ」なんです。Nさんがいま向き合っておられることが、いつか自分を励まし、誰かの心を癒やすヒントになる日が来るかもしれません。応援しています。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年02月11日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「男性に対する恐怖心がある」という、はさみさん(18歳)のお悩みに心屋塾上級認定講師の小林威之さんがアドバイスしてくれました。■はさみさん(18歳)のお悩み小学校6年間と中学校2年間に、私の髪質のことや外国人のような容姿のことなどを悪く言われたり、ときには暴力を振るわれたりして、男子からいじめられていました。また、小さい頃から父親は怖い存在でしかなく、暴言、暴力もありました。そのせいか男性に対する恐怖心があって、好きな人ができても相手が怖くて、あまり自分から親密になることができません。たとえ相手から近づいて来られても、私が遠ざけてしまいます。今はもう大学生なので男性に対する恐怖心を克服したいです。■心屋塾上級認定講師の小林威之さんより好きな人と仲良くなりたい、もっと親密になりたいと思っても、過去の辛かった経験がはさみさんの一歩前に出ようとする勇気を阻むのですね。「あの時の同級生の男子みたいに私を嫌うかもしれない」、「お父さんといるときのように嫌な思いをするかもしれない」、そんな思いでつい二の足を踏んでしまうのも無理はありません。もし、好きな人に対して恐怖心が湧いてきたら、しばらくその恐怖心をそのままじっと感じてみてください。無理に恐怖心を打ち消したり、無かったことにする必要はありません。そんなときはまず、「私は今、あの時のことを思い出して怖がっているんだなぁ」と、そのイヤな思いをした時の自分に「怖かったね」、「さみしかったね」、「辛かったね」、「助けてほしかったね」などと、そのときの自分がかけてほしかった言葉をかけてあげましょう。イヤな感情は、無理やり心の奥底に閉じ込めようとすればするほど、どんどん暴れだします。ですので、まずはちょっと苦しいですがそのイヤな感情を十分に感じてみてください。そして、「よくがんばったね」、「もう大丈夫だよ」と、自分を安心させてあげましょう。昔、お父さんや同級生の男子から嫌がらせを受けて男性をなかなか信じられないと思います。そして何より、そんな経験をしたはさみさん自身がはさみさんの女性としての魅力を信じきれていないのではないでしょうか? でも、昔そのような経験をしたのは、はさみさんに原因があるのではなく、お父さんや同級生たちの都合です。「私は昔そんな経験をした。だけど、そんなこととは関係無く、私には男性から大事にされる価値も魅力をいっぱい持っている。だからもう私は男性に大事にしてもらってもいいんだよ。やさしく守ってもらっていいんだよ」そう自分に教えてあげてくださいね。「どうせ私めっちゃ可愛いし」、「どうせ私お姫様みたいだし」、「どうせ私めっちゃ魅力的だし」こんな、ちょっと恥ずかしいくらいの言葉をつぶやいてみるのもオススメです。そうやって自分の魅力を受け入れながら、はじめは、オドオドしたままでも、ビクビクしたままでも、たどたどしいままでもいいので、好きな人に一歩ずつ近づいてみてください。その自分の怖さを隠そうとせず、そのままのはさみさんを相手に見せてあげてください。大丈夫、きっと受け入れてもらえると思います。そして、もしチャンスがあれば「私、昔同級生やお父さんからイヤな思いをしたから、ふとしたときに怖く感じるときがあるの」と、感じた気持ちをそのまま素直に伝えられるといいかもしれませんね。はさみさんが自分自身の魅力を受け入れて一歩前に進む勇気を見つけられると信じています。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年02月04日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「人が羨ましいと感じてしまう」という、まいこさん(29歳)のお悩みに心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんがアドバ イスしてくれました。■まいこさん(29歳)のお悩み私は、すぐに人が羨ましいと感じてしまいます。そして、人の幸せをこころから喜べないです。キラキラしてる芸能人の人が羨ましい。心屋仁之助さんや周りの認定講師さんが羨ましい。人を羨ましいと思わないで、人の幸せを喜べるような自分になりたいです。■心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんよりなんであの人たちばかり楽しそうなの? なんであの人たちばかり幸せそうなの? ずるい、ずるい、ずるい、ずるい、ずるい、ずるい、ずるい。楽しそうに仕事をしていてずるい! 私だって楽しく仕事をしたいのに。あの人ばかりいい思いをしてずるい。私はいつも手に入らない。私は輝けない。私は得しない。私は運がない。私にはないのに、あんたばっかりずるい! あんたばかり要領がよくてずるい! タイミングがよくてずるい! ああ、「自分にはない」と思っちゃっていますね。「ない」と思っているから、あなたには「ない」現実が集まってきているのです。「ない」と思っているから、「ある」ように見える人たちが、視界の端をちらちら動いてあなたの癇に障るのです。「私にはない。あの人にはある。あの人ばかりずるい」まいこさんにはそんな思いグセがあるように見受けられます。いつ頃からそんなふうに思うようになりましたか? その頃、だれのことを「ずるい」と思っていましたか? その時の考え方を、すべてだと思ってしまった可能性があります。私の人生、すべて「私にはない。私の周囲のだれかが楽しそうで、幸せそうで。なんか得するんだ。私の分を誰かが奪っていくんだ」とそんなふうに思ってしまった可能性があります。それが、あなたのまちがった思い込み(プログラム)です。そのプログラムを外しましょう。私にもあるんだ。私も得していいんだ。だれかに妬まれてもいいから、幸せになろう。そう決めてみてください。決めて思ってみるところからすべてがはじまります。そして、自分の中の人を羨ましいと思う気持ちを否定しないでください。人を妬ましいと思う気持ち。人を羨む気持ち、そういった気持ちも存在してもいいものだと受け入れてみてください。どうして人の幸せを喜ばないといけないのでしょう? 人の幸せを喜べるような心のきれいな素敵な人間じゃないと幸せになれないと、どこか心の隅で思っていませんか? つまり、まいこさんは、自分が幸せになりたいんですよね? だったら人の幸せに目を向けているのではなくて、自分の幸せを喜びましょう。自分の幸せを喜べる人になりましょう。自分のことはどんなに小さいことでも大喜びしてください。そして「人の幸せを妬んじゃいけない」と自分の気持ちにブレーキをかけるのをやめてください。とことん妬んでください。あの人ばかりずるい。なんでいつもあの人ばかり。あの人が持っていくから私の方には回ってこない。ずるい、ずるい、ずるい、ずるい、ずるい、ずるい、ずるい!! と、嫉妬に火がついて燃え盛るまで、とことん妬んでみてください。感情は出し尽くすと収まります。妬みの炎もいつしか灰になって燃え尽きます。「妬んではいけない」と火がついているのに見ない振りをしているからいつまでもチロチロと燃えているのです。一度思いっきり妬み尽くしてください。自分の中にあるどす黒い気持ちドロドロの自分を否定しないでください。そして、もう一度言います。その上で、自分のことはどんなに小さいことでも大喜びしてください。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年01月28日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「人と上手く付き合えない」という、ひよここぼれさん(35歳 無職)のお悩みに心屋塾上級認定講師のいかり屋圭子さんがアドバ イスしてくれました。■ひよここぼれさん(35歳 無職)のお悩み人とうまく付き合うことができません。すごくストレスがたまってしまい、一つの仕事場に居続けられません。だからといって、仕事を辞めて一人でずっとやりたいことだけやって過ごしても、心が休まりません。人の目や評価を気にしすぎなのかもしれませんが、物心ついた頃からこの思考回路なので、人と楽しくいられる状態を知りません。仕事をしたらしたで辛い、独りでいてもつらい。助けてください。■心屋塾上級認定講師のいかり屋圭子さんよりひよここぼれさん、こんにちは。お悩みを拝読しました。人と楽しくいたい。人とうまく付き合いたいのですね。人は生きていく限り誰かと関わっていきますから、できるだけ気持ちよくうまく付き合っていきたいものですよね。人と一緒にいたいのに、そうできない苦しみが伝わってきます。ひよここぼれさんは、うまく付き合うというのはどういう状態だと思っていらっしゃいますか。たとえば、気の利いた話題を提供できるとか、会話がスムーズにできるとか、人に共感できるとか色々あるかと思います。ひよここぼれさんがどのように考えていらっしゃるかはわかりませんが、私が考える、人とうまく付き合えるというのは「そのままの自分」で人と関わり合えることではないかと思っています。たとえば、話すのが好きであれば、話したいことを話せること。聞くのが好きであれば、人の話を上手に引き出して聞くこと。黙っているのが好きなのであれば黙ってそこにいられること。人付き合いが苦手ならば、その苦手意識を隠そうとせずにさらけ出してしまうこと。そう、どんな人でもどんなタイプの人であっても、人とうまく付き合うことは可能だと考えます。ひよここぼれさんはどんなタイプでしょうか。もし、今の自分ではうまく人付き合いができないと考えているならば、今の自分のまま、人といてもいいのだと、まずは自分に許可してみてくださいね。自分は「そこにいてもいい」と許可してみてくださいね。人付き合いの初めは、人からではなく自分からだと思います。居心地の悪そうな人がいると、周りの人も居心地の悪さを感じるかもしれません。ですので、まずは自分がその場所に居心地よくいてみましょう。最初は「居心地がいいふりをしてみる」でもいいと思います。「人の目や評価を気にしすぎ」と書いていらっしゃいますが、もしかしたら自分をよく見せたいという気持ちがあるのかもしれませんね。そして、自分の欠点を隠そうとなさっているのかもしれません。自分をよく見せようとすると自然に「緊張」してしまうものです。自分の欠点を隠そうとすると、会話がぎこちなくなるし、深いコミュニケーションに発展しません。ありのままの自分で人と接する覚悟を決めてみてくださいね。そして、もし気まずい思いを感じた時は、その気まずさに気がつかないふりをしてみてください。気まずさというのは大概勘違いだったりしますよ。これは練習です。練習するうちにそれは習慣になり、そして性格になります。人付き合いというのは「数稽古」を積むとうまくできるようになるものかもしれません。そう、ひよここぼれさんもできるようになるのです。焦らずに安心して取り組んでみてくださいね。・最初は何も話せなくてもいい・話題を提供できなくてもいい・上手に話題を引き出せなくてもいい・そこにいられるだけでいい・そこにいて、ニコニコ笑っているだけでもいい・そして、場合によりニコニコしていなくていいありのままの自分でその場にいてください。みんなといてもいいのです。人と一緒にいてもいいのです。自分がいることでシラケている気がしても気のせい。自分が話題に入ったことで話が盛り下がったように感じても気のせい。にしてみてください。自分が人に×をつけなければ人もひよここぼれさんに×をつけません。気まずくなったり、沈黙が訪れても「それが普通」だと思っていてくださいね。実は「それは普通のこと」です。そして最後に大事なことを。周りの人も案外と「人付き合いが苦手」と思いながら人と接していたりします。人と付き合うのが得意だと思っている人のほうが少ないかもしれませんよ。楽しい時もあれば気まずい思いをする時もある。それが人間関係です。ひよここぼれさんが苦手に思っている方たちも、実は恐る恐る人と付き合っているかもしれないのです。どうぞ怖がらずにチャレンジしてみてくださいね。応援しています。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年01月21日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「他人と自分を比較して落ち込んでしまう」という、まーちんさん(32歳、会社員)のお悩みに心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんがアドバイスしてくれました。■まーちんさん(32歳、会社員)のお悩み私はいつも他人と自分を比較して落ち込んでしまいます。例えば友人が多くて、誰とでも直ぐ打ち解けられ、面白い性格の友達がとても羨ましいのです。それに比べて私は面白い事は言えないし、つまらない人間だから友達も少ないんだ。私はダメだ。私は独りだ…と。 何かにつけて常に人と比べてしまい、こんな思考の繰り返しで毎日がとても苦しいです。自分は自分! そう思いたいけどうまくいきません。人と比較しないようにするにはどうしたらいいでしょうか? ■心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんよりまーちんさん、こんにちは。ついつい人と比較して、自分のダメな部分を思い知るって辛いですね。私たちは、誰もが完璧ではないですから、誰にだって自分より素敵な部分を持った人はたくさんいますよ。そして私たちは、自我が生まれる際、人と比べることを通して自分を認識し始めます。ですから、比較することそのものが悪いことではないのです。ですが、それを「自分がダメだ」と思うための材料にしてしまうのはもったいないですね。更に、人と比較する自分すら「ダメだ」と思う材料にしているのだとしたら、「もしかして、私、自分を何かにつけて、ダメだと思いたいのかしら?」と疑ってみてもいいかもしれません。さて、今日は、人と比較して自分をイジめなくなる2つの方法をお伝えしますね。まず、ひとつめです。まーちんさんからいただいたご相談から、以下に価値を置いていらっしゃることがわかります。・友人の数・誰とでもすぐ打ち解けられること・面白いことが言えることつまり、人の価値を測るものさしです。他にも、人と比較してダメだと思っている部分があるのでしたら、そのものさしを書き出してみてくださいね。書き出したものは、「自分にはない」あるいは「少ない」と思い込んでいるものです。そして、あなた自身が、自分をそういう人間だと思ってしまっている。だから、落ち込んでしまうのではないでしょうか。人は、あなたの鏡です。そう、いい部分も。あなたの中にもあるから、それがまぶしく見えるのです。「あなたにもあるよ」と見せられているだけなのです。「ある」のに、それを制限してしまっているのは、自分です。だから、自分が自分に許可をだせばよいだけのことです。具体的には、以下をつぶやいてみましょう。・私も友達が多くてもいい・私も誰とでもすぐに打ち解けてもいい・私も面白くてもいいちなみに、もしも、そんな自分になったら、どう生活が変わるでしょう? 実は、その部分を心の奥で嫌がっていることが多いのです。もしかしたら、一番イヤがっていることかもしれません。だから、やめておこうと無意識でも制限していたりするのです。例えば、面白くて誰とでもすぐ打ち解け友達が多ければ、付き合いが多くなるかもしれません。自分の時間が少なくなるかもしれません。自分の時間を作ろうとすれば、誘いを断らなくてはいけないこともあるでしょう。そういった部分も引き受ける覚悟をすることが必要です。許可を出して、それによる変化への覚悟ができたら、もうそういう人として生きていってくださいね。そういう人になろうと努力しないことがコツです。なぜなら、「なろうとする」のは、その前提が、今そうでないからなのです。「もうそうなんだ」と思って、抵抗があるなら「そうなりつつある自分」として過ごしてみてほしいのです。そして、もうひとつの方法は、今度、羨ましい人を見かけたら、未来の自分の姿として見てみること。何のために自分がそれを見せられているのか。神様は案外丁寧なのかもしれません。「次にそうなるよ、勉強しておいてね」と見せてくれているのです。だから、「そうか、私もああなるんだな~」と妄想して楽しんでみることです。私も、これらの方法で、自分には「ない」と思っていたものが自分の中にもあることに気づいたり、うらやましいなと思っていたことが自分にも起きたりしました。タイムラグがある場合もありますが、ぜひ、この2つの方法を、根気よく試してみくださいね。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年01月14日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「トラウマを超えて、楽に生きたい」という、端っこさんのお悩みに心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんがアドバ イスしてくれました。■端っこさんのお悩みはじめまして。電話で心理カウンセラーの仕事をしている、端っこです。私には悩みがあります。 男性と女性の両方に性的に嫌なことをされた事を上手く受け止められません。保育園のお昼寝の時の男の子たちによる性的ないたずらにはじまり、親友だと思っていた女性からの性的な嫌がらせ、お付き合いした既婚者の変態プレイ。どれも嫌だったけど、キチンと抵抗しなかった自分が嫌で嫌でたまりません。今でもセクシーな女性を汚いって思うし、男性は気持ち悪いし、人が怖いです。 元々はカウンセリングを受ける立場で、自分が楽になりたくて、心理学を学び、ご縁があって今の仕事を頂きました。だけど、いざ現場で恋愛相談を受けると戸惑ってしまい、愛のあるカウンセリングができていない気がします。胸が痛くて上手く寄り添う事ができないんです。私がこの痛みを乗り越える事ができたら、クライアントさんにもっと愛のあるカウンセリングができるのでは無いかと思っています。何より、楽に生きたい。お力を貸していただけませんか? よろしくお願いします。■心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんより端っこさん はじめまして 心屋ジェニーです。ご自身が楽になりたくて、心理学を学ばれてご縁があり、私と同業者さんなのですね。わぁーなんか嬉しいです。どうぞよろしくお願いしますね。端っこさんは、現在心理カウンセラーのお仕事に就いておられるけれども、ご自身の過去の体験から恋愛相談に上手く寄り添えないので愛あるカウンセリングができていないような気がする、何より楽に生きたい、というお悩み読ませて頂きました。嫌悪感を抱いている過去のセクシャルな体験や、その時その時に、キチンと抵抗しなかった自分を嫌っていること、そして、今でもセクシーな女性を汚いと思われていて、男性は気持ち悪くて、人が怖いのですね…とてもしんどいですよねぇ…。ご自身が体験された過去の嫌な出来事を文字に表すことも、こちらへご投稿頂くことも、とても勇気が必要だったのではないでしょうか…。ご自分が楽に生きるために、よく勇気を出してくださいましたね。ひとつひとつ、一緒にひも解いていきましょうねぇ。まずですね、自分の心に触れて欲しくない傷を隠していると、それがバレてしまわないかと心配したり、バレたらどうしようと不安になったり、あの人もあの時の私みたいになったらと怖さに怯えたりして、心がザワザワして落ち着かず苦しくなります。端っこさんが現場で恋愛相談を受けると戸惑ってしまって胸が痛んだり、セクシーな女性を汚いと思われたり男性を気持ち悪く感じたり、人が怖いのは、そのためではないかなぁ…と思います。心にある触れて欲しくない傷というのは、強烈に恥ずかしかったことや、酷くみじめだったこと、とても情けなかったり、ショックを受けたり、わかってもらえなかった悲しい気持ちや、痛烈に感じた寂しさ、そして罪悪感など。できれば人に知られず隠しておきたいような、そんな気持ちです。この「心にある触れて欲しくない傷」を隠し抱えたまま人とコミュニケーションを取ろうとするともう二度と味わいたくないあの時の気持ちを、また感じてしまうのかもしれない…という恐怖が「人が怖い・人が嫌い」という感覚を自分に持たせ、拗ねたりいじけたり、心を閉ざしたりして距離を置き、自分の身を守ろうとしてくれるのです。で・す・が…、いつまでも本当の自分自身を表に出せず生き辛くとても苦しく、楽しく生きることができません。そこでね、端っこさんが楽に生きられるようになるためにまず、心の傷のほうを身体から出して先に癒していきますね。それでは、少しだけでいいので幼児期を振り返って頂きたいのですが、保育園のお昼寝の時、男の子たちによる性的ないたずらをされた時にね、小さな端っこちゃんは、まさかそんなことをされるとは思ってもいなかったので、びっくりして飲み込んじゃった言葉があるのではないかなぁーと思います。その時 本当は言いたかった言葉…喉の奥でギュッと閉じ込めてしまったままになっている その言葉を身体から吐き出してあげたいので、今から自分で次の言葉をちょっと声に出して読んでみてくださいね。『やめて…』『やめてー…』『もうやめてよ!』『そんなことしないでー!』『こわいよぉー…』『お母さん助けてー』『かなしいよぉー…』『もうしないでよぉー…』 この他にも その時、小さな端っこちゃんが言いたかった言葉を今声を出してちょっと言ってみてくださいね。『 』『 』『 』…いかがですか? 今、どんな気分でしょうか? あの時、出せなかった気持ちや言葉・声を身体から出してあげるといつも戦っているように身構えていた全身の力がふぅ~っと脱力して行くのではないかなぁーと思います。そして、そんな体験をされた端っこさんだからこそ、同じような体験をされたクライアントさん方々の気持ちに寄り添えわかってあげられる気持ちや、伝えられる気持ちがあるのだと思います。ご相談される勇気と出逢えたご縁がとっても嬉しかったです。どうもありがとうございました。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年01月07日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「恋愛と仕事の両立はできるのでしょうか」という、かじのさん(28歳 公務員)のお悩みに心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんがアドバ イスしてくれました。■かじのさん(28歳 公務員)のお悩み仕事と恋愛の両立はできるのでしょうか。私には夢があります。独立して会社を持つことです。けれど、それがうまくいってしまったら、女性の幸せを逃しそうで怖いです。結婚や出産もしたいし、夢も叶えたいです。どうしたらいいでしょうか。■心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんよりかじのさん、こんにちは。「夢がある」とはっきり言えること、とっても素敵です。その上で結婚も出産もしたい。女性にとって、仕事とプライベートの両立は永遠のテーマですよね。そんなかじのさんの「ステキ」を更に解き放つこんな言葉をプレゼントします。次の言葉を、良かったら口に出して言ってみてください。「私の仕事が上手く行くと、女として更に充実しちゃうかも!」…言ってみて、どんな思いが浮かびましたか? 「そうかも!?」とテンションが上がる感覚があるようあれば、この言葉をしばらくお守りにしてみてください。反対に、「そうは言っても…」と少しモヤッとした場合、どのような言葉が浮かんできましたか? 例えば心の中に「そうなれば嬉しいけれど、そんなに簡単に行かない」と感じている部分はありませんか? ・仕事を楽しむと恋愛がうまくいかない・仕事と恋愛どちらかを選ばなければならない・どちらもうまく行かせることは無理そう心の中で自分が勝手に「決めて」いる部分はありませんか? 実はこれ、自分に暗示をかけている状況と同じなのです。あなたは誰かを見て、誰かの話を聞いて、こう思うような状況を見て、そう思ってきただけなのかもしれません。実は私もそう思ってきました。女性にとって仕事とプライベートの両立はとても難しい。何かを犠牲にしないと成立しない、と。ところが今は仕事もプライベートも充実させ、若くして結婚し、優しい旦那様との間に子供を授かりつつ、実業家として活躍している女性が私の周りにはたくさんいます。両立させるには、大変なことも実際あります。それでも彼女たちは何より自分のやりたいことを思いきりやりながら、家族に囲まれている今を心から楽しんでいます。これからは、思い込みや不安を増長させるようなケースではなく、あなたがまさに描いている理想の人生を歩んでいる人たちを、その目でたくさん見て話を聞いてみてください。有名人であればネットや本で読んで下さい。その上で「でも私はあんな風にはできない」「あの人たちは特別なんだ」と思うのであれば、元々ある不安を握っていたいのかもしれません。しかし今のかじのさんは、まさに新しい価値観を自分にインストールしようとされているのだと思いました。自分の古い思い込みとは真逆を生きている輝く女性にたくさん影響され、自分の世界をたくさん広げてみてください。その活動の中に運命の人へと繋がる赤い糸が紛れ込んでいたら、尚楽しいですね。夢が叶いますように、心から応援しています。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2013年12月31日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「変な人が寄ってきたり、対人関係に疲れる」という、みひ丸さん(29歳 会社員)のお悩みに心屋塾上級認定講師の小林威之さんがアドバイスしてくれました。■みひ丸さん(29歳 会社員)のお悩みおとなしそうに見られるのか、変な人が寄ってきます。 ガラガラに空いた電車でピタッとくっついてくる男性や、駅のホームで歩いていると思い切りぶつかってくる人に出会います。知らない相手から「傷付けても良い相手」と思われていると思うと悲しくなります。 また、知り合い同士でも、知らない間に敵対視されたり、信頼していた相手から体の関係を求められたり、何気なく生きるだけでも疲れてしまいます。 どう生きれば、他人に上手く対応していけるのか教えて頂けると幸いです。■心屋塾上級認定講師の小林威之さんより信頼していた人から裏切られたり、友達や同僚と気持ちが通じず悲しい思いをしたり、見ず知らずの人からぞんざいに扱われたり。なんだか、世の中の人全員が敵に見えてくるような感じではないでしょうか。周りが敵に見えてくると負けないようについ身構えてしまう、肩に力が入いる、攻撃されないように相手の行動を監視する、考えを読もうとすると、身も頭も心も疲れ果ててしまいます。そんなときは、お風呂や布団の中など一人になれる場所で、「怖かったね」「よくがんばったね」、「大丈夫だよ」、「怖がらなくていいよ」、「きっと誰か助けてくれるよ」など自分自身を癒したり応援したりする言葉をかけてあげてください。これらの言葉をかけてあげることで、みひ丸さんが「傷つけられる」、「攻撃されている」といつも感じている心を、まずはリラックスさせてあげてください。心のストレッチになると思います。そして心を緩めたあと次の言葉を呟いてみてください。「ばかにされてもいい」、「仲間はずれにされてもいい」、「ひとりぼっちになってもいい」、「私の言葉で相手を傷つけてもいい」、「仕事ができなくてもいい」。もしかしたら、言葉にすると抵抗があるかもしれません。私たちは生きていく上で多くの「決め事」や「ルール」を持っています。以下のように自分が周りの人に認めてもらえるための「ルール」を一生懸命守っています。つまり「いい人」になるように頑張っている状態です。・自己主張は控えるべき・わがままを言ってはいけない・人の話はちゃんと聞くべき・協調性がないといけない・我慢するべき周りの人から受け入れられること、好かれること、評価されることは大切ですが、あまりにその思いがあまりに強くなりすぎるとイライラしてストレスが溜まってしまいます。それは、みひ丸さんの頭の中にある決め事の「~するべき」や「~してはいけない」が強すぎて、みひ丸さん自身を縛っている状態になります。その状態から抜け出すためには、「いい人」をやめてみるのをオススメします。「わがままになってもいい」、「空気を読まなくてもいい」、「断ってもいい」これらの言葉を口に出し、実際に行動に移してみて、みひ丸さん自身の気持ちを優先するところから始めてみてはいかがでしょうか。みひ丸さんが自分の感情を大切にして自分自身と仲直りすることで、他人ともうまく付き合えるようになると思っています。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2013年12月24日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「大好きな人を亡くし、希望が持てません」という、はるさん(34歳 会社員)のお悩みに心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんがアドバ イスしてくれました。■はるさん(34歳 会社員)のお悩み大好きな祖母が、3週間前に亡くなりました。両親共働きだったので、小さい頃から祖父母に育てられ、ずっと同居していました。大好きな祖父が3年前に亡くなり、祖母まで居なくなってしまいました。私が心から大好きな人も、私を心から愛してくれる人も居なくなってしまいました。 現在二年半付き合っている人がいますが、奥さんと別居中です。離婚がすぐ出来なかったので、昨年彼の子供を中絶してしまいました。私の花嫁姿や曾孫を見たいと願っていた祖父母の願いも叶えられず、情けなく、私に残っているものは何もないです。祖父母も子供も居るところに行きたいです。既婚者を好きになってしまった自分のせいで彼を、親にも祖父母にも紹介できず、誰も安心させてあげることができませんでした。祖母がいない今、生きる希望が持てません。どうしたら、前向きになれるのでしょうか? 子供の事も自業自得ですが、辛いことばかりで生きていて楽しいことがありません。願うのは、もう一度祖母に会いたいことだけです。■心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんより大切な人を亡くしてまだ3週間。悲しさから抜けられなくて当然だと思います。私も5年前に母を亡くしました。母が亡くなった当初は「死んでしまった」という事実が受け止められず、夜中に何度も目が覚めて、毎日のように泣いていました。悲しいのは私だけじゃない、家族みんなつらくてたまらないのだ。泣いていると気づかれてはいけない。そのような思いで、声を押し殺して泣いていました。3ヶ月くらい経ち、「こんなにも、お母さんと話さなかったことなんか今までなかったな」と思いました。1年が過ぎたころようやくお母さんが、夢の中に現れてくれるようになりました。「お母さん」と呼びかけても、どこからも返事が返ってこない悲しさは、言葉にできないものです。いつも家で待っていてくれる、あの存在はいない。自分を守っていてくれた大きな存在がいなくなってぽっかり穴が空いたようです。今、これを書いていて、まだ泣ける自分にちょっと驚いています。心のよりどころだった、大切な存在を失うことというのは、身をえぐられるような辛さがあると思います。大切な人を亡くしたはるさんだから分かると思います。人一人の存在が亡くなるということは、誰かに大きな影響を与えるということを。はるさんが、おじいさま、おばあさま、そしてお子さまのいる所に行きたいと望みつつもそうしないのは、人が一人消えることの影響を誰よりも良く知っているからだと思います。今は、辛さに耐えて「自分が生きる」ということだけに力を注いでください。なにもできなくてもいいです。前向きにならなくてもいいです。息をひそめてふとんにくるまっていてもいいです。ただじっと、自分の命を繋いでください。今は吹雪が吹き荒れる冬の時期なのです。土の中で芽生えを待つタネのようにじっと冬を耐え忍んでください。やがて、放っておいても春が来ます。春は必ずやってきます。すると、はるさんが無理してがんばらなくても勝手に芽が生えるのです。土から顔を出すのです。今はじっと悲しみにひたっていてください。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2013年12月17日