こんにちは、イラストレーターの栗生です。皆さんは赤ちゃんの寝かしつけ、どうやっていますか? わが家では、部屋を暗くして抱っこでゆらゆらするか、目を閉じて眠そうにぐずっていたら添え乳をして、そのまま寝落ちを狙うというスタイルが多いです。なかなか寝つかなかったり、すぐに起きてしまったりする時期もありましたが、今はたいていこのどちらかの方法で夢の中へと旅立ってくれます。しかし、子の寝かしつけのために快適な温度に保たれた部屋は、当然親の寝かしつけにも最高の環境。暗くて静かで、横には絶妙な温かさの柔らかな赤子がくっついていて…。こんな天国のような状況から寝落ちせずに生還するなんて、鋼の精神力を持ってしても無理でありましょう。私はこの天国を満喫したいために、そのまま子どもと一緒に寝てしまうことが多いのですが、ある晩ふと目が覚めて横を見ると、顔をこちらに向けてガン見している赤子と目が合いまして…。思わず「ウワッ」と叫んでしまいましたね。赤子、お前だったのか。私が寝入るのを見守っていてくれたのは…。今日のカルタ「寝る親を見守る」
2016年03月16日こんにちは、イラストレーターの栗生です。だんだん暖かくなってきて、日中の外出が楽しい季節になってきましたね(スギ林方面から飛んでくる黄色い粉さえなければ、もっと楽しいのですが…)。わが家の赤子は外で過ごすのが好きらしく、保育園のお散歩で公園に行くと、ハイハイで芝生の上を走り回るそうです。広い公園は気持ちがいいものですが、赤ちゃんが好きなのはどちらかというと狭い場所だったりします。家の中でも、30cm四方のおもちゃ箱からおもちゃを投げ出して自分がきっちり収まっていたり、カーテンの陰に隠れたり、家具の隙間に入り込んで棚の中身をぶちまけたりしている姿がよく目撃されています。移動の際も、以前は(なぜだか)ベビーゲートと壁の隙間を通ろうとして挟まり、泣いているということがあったのですが、最近は熟練の域に達した高這い(タカバイ。お尻を高く上げて這うこと)で、椅子の足を華麗に避けつつテーブルの下を移動し、意外な場所から出てきては目的地まで一直線。一家でもっとも無駄のない動線を描けるのは、おそらく赤子でありましょう。今日のカルタ「抜け道を見つけた」
2016年03月09日こんにちは、イラストレーターの栗生です。このところ赤子の夜泣きが本格化してきてしまい、なかなか眠れない夜を過ごしております。夜泣きのスタートは「メンメンメ~(たぶんマンマと言っている)」と甘えたような泣き声なのですが、その後徐々に声が大きくなり、こちらが起き上がれないでいると、「ア゛ー! メンメー!!!」と声を限りに泣き叫びます。その上、抱っこであやそうとすると「もう遅いわ!」とばかりに、そっくり返ってお怒りになるのです。赤ちゃんの泣き方って成長にともなって、甘え泣き、怒り泣き、本気泣き…と、バリエーションが出てきますよね。しかも、泣き方にはそれぞれ個性が光ります。わが家の赤子は怒ると「タイタイタイ!」と言いながら泣くもので、本人には気の毒ですが、おもしろくてつい笑ってしまいます。そういえば最近、「赤ちゃんの夜泣きは、一度放置しておけば以後しなくなる」という説を見かけました。でも個人的には、放っておくのは音量的にも心情的にも、ちょっと難しいものがあります。…という具合に保育園の連絡帳に睡眠の悩みを書き連ねていたら、保育士の先生がうまく寝かせるコツを伝授してくれました。赤子も大人も安らかに眠れるよう、今夜も試行錯誤です。今日のカルタ「泣くのが仕事」
2016年02月24日こんにちは、イラストレーターの栗生です。2月も半ばを過ぎ、寒さの中にもそこはかとなく春の気配が感じられるようになってきました。私は寒がりなのでタイツに靴下とレッグウォーマーをオンした防寒スタイルで過ごしていますが、赤子のほうは移動中に靴下が神隠しにあう事件があまりに多いので、少しの距離であれば裸足のまま移動しています。そんな時に思い出すのが、知人が遭遇した「赤ちゃん、足が冷えてるわよ〜。かわいそう〜」と通りすがりにアドバイスしてくれる見知らぬ人のこと。そういえば赤ちゃんを連れていると、1人のときよりも断然話しかけられる回数が多い気がします。たとえば、抱っこ紐で長女を抱っこしてスーパーで買い物中、「それ(抱っこ紐)、最近みんなしてるけど大丈夫なの? おんぶのほうがいいんじゃない?」と、突然年配の女性(もちろん初対面)に心配されるというケース。話しかけてきたご本人としてはきっと以前から気になることだったのでしょうが、突然のことに私も面食らって、「まぁ、大丈夫だと思います…」としか言えず微妙な空気になったことがありました。もちろん疑問や心配だけでなく、「かわいい~」「何ヵ月?」などと言ってもらえることもたくさんあります。声をかけられるとなんだかんだで自分(と子ども)がこの地域で暮らしているんだなぁと強く感じます。今日のカルタ「通りすがりの人に話しかけられる」
2016年02月17日こんにちは、イラストレーターの栗生です。インフルエンザその他の感染症による学級閉鎖や学年閉鎖などのうわさを伝え聞くこの頃、いかがお過ごしでしょうか? かくいう私も集団生活をするわが子たちが感染しないかとビクビクしていたのですが、なんと自分が高熱を出してしまいました。集団生活とは程遠いロンリー在宅労働者なのに、一体なぜ! インフル検査では陰性と出たものの、お医者さんはクロとのお見立て。薬を処方してもらい、とりあえず熱は一晩で下がりました。怖いのは家族に移してしまうことですが、そういう時に限ってなぜか子どもたちがいつもよりもくっついてくるんですよね。上の子は嬉々としてお医者さんごっこを始めるわ、下の赤子はマスクを引っぺがすわ、口に手を突っ込もうとするわ(なんで!?)で、もうやめてくれ! 母さんに触れるなァァ!…と、小さい子どもがいると、隔離されたくてもできないのがつらいですね。今のところ家族には移っていない模様ですが、できる予防は早めに、計画的にやっておくにこしたことはないですね。皆さんもお気をつけください…。今日のカルタ「手をつっこんでくる」
2016年02月10日こんにちは。遠方に住む友人が春に出産予定と聞いて、今からウキウキソワソワしている栗生です。友人数人と共同で出産祝いを贈ろうという話になっているのですが、もう高性能ブランドバギー(高価)でも電動ハイローチェア(高価)でも、何でも贈ってあげたい気分です。…と、自分が産むという緊張感がないからか、うれしさやおめでたさがMAXになってしまって妙にハイになっている自分がいます。あぁ、早く新生児の顔を拝みたいな~。ところで、赤ちゃんの誕生祝いって、一体何が喜ばれるんでしょう。わが家でもいろいろなものをいただきましたが、もらってうれしいものとよく使うものって、実は違ったりするんですよね。うちでずっと使っているのは、超軽量おむつポーチと赤ちゃんの成長に合わせて形態を変えられるメリー。逆にすぐ使わなくなってしまったのはバウンサー。低月齢の頃はよく使いましたが、今は自分で動き回りたいようで大人しく座っていてくれません。ひとつ、もらってうれしかったものがあります。それは、さまざまな種類の木でできた無垢の積み木。匂いや手触りの違いが楽しく、おそらく高品質なおもちゃだと思うのですが、なにせ赤ちゃんが積み木を積むのはだいぶ先のこと。もらって1年はひたすら舐められしゃぶられ、その次は放り投げられ、大人が積もうものなら速攻でなぎ倒される、という具合です。もしや、しゃぶっているときに木の味の違いを覚えたりしていたのだろうか? だとしたら味覚の発達に一役買っていると言えなくもない…のかもしれない…。いろいろな意味で長く使えると言える積み木、友人の出産祝いに、ひとついいのを贈ってみようかしら。今日のカルタ「積み木は積みません」(栗生ゑゐこ)
2016年02月03日こんにちは、イラストレーターの栗生です。我が家の赤子は年が明けて、保育園に通うことになりました。床に降り立つと泣いてしまうので、保育士さんの腕の中か背中で暮らしているような状態なのですが、ご飯の時間になると泣き止んでモリモリ食べているとのこと。日中頻繁に授乳していた頃にはわからなかったことですが、どうやら食いしん坊らしいです。保育園ではまだ立つ気になれないらしい我が子ですが、家では頻繁につかまり立ちをし、数秒間なら手を離して踏ん張っていられるようになりました。つかまり立ちが上手になった赤ちゃんが何をするかというと…そう、とにかく目についたものに手を伸ばす! 倒す! 落とす! 思わぬところに手が届くし、重さのあるものも動かせるので親は焦ります。焦った親がどうするかというと、取り上げたものを棚の上やテーブルの中央に寄せて上げていくわけです。おかげで現在、我が家の棚という棚の下の段はスカスカ、天板の上はモノがマシマシの、地震でもきたら逆に危ないんじゃ?という状態に…。赤ちゃんがいるお宅って、こうなりがちじゃないかと思うのですがいかがでしょう? 大人も赤ちゃんも安心な、うまい収納方法があったらぜひ教えてもらいたいです。今日のカルタ「棚の上が限界」
2016年01月20日こんにちは、イラストレーターの栗生です。年末年始に2人の子どもと遊んでいて、遊び方が今までとは変化していることに気がつきました。上の3歳児は、パズルやブロックに少しずつではあるけれど粘り強く取り組めるようになり、こちらが声をかけても聞こえないかのように没頭して遊ぶように。あと1ヵ月で1歳になる赤子は、マイペースに床のものを舐めたりしゃぶったりして過ごしていたのが、「ちょうだい」「どうぞ」などの声かけや手遊びなどのコミュニケーション系の遊びを好むようになりました。こちらが相手をしてやらず別のことをしていると、大抵怒りながら追いかけてきます。ちょっと大変ですが、追いかけて来るほうが来ない時よりもまだ安心。なぜって? 後追いせずどこかに行って静かにしている時に限って、トイレで便座を舐めようとしていたり、洗濯洗剤の容器をかじっていたり、ベビーゲートの隙間に挟まっていたり、まさかのテーブル上にいて(!)みかんに歯を立てていたりするからです…。この冒険心あふれる赤子は、ちょっと目を離した隙に姿を消しては何かやらかすので、親の肝は常時冷えっぱなしです。この人にも、ただ寝転んで愛嬌を振りまいていた時代があったんだな…と、遠い昔のことのように思い出しながら、今日も風呂場に向かって爆走する赤子を捕まえるのでした。今日のかるた「そこは危険地帯だ」
2016年01月13日こんにちは。先日我が家の赤子が一人で2~3秒立つという事件があり、思わず「ちょ!待てよ!」と叫んでしまったイラストレーター栗生です。事件でもなんでもなく、喜ばしい成長なんですが、もっと…もっと赤ちゃんを堪能したい! と、勝手なことを考えていたのは本人には内緒にしておきたいものです。さて、新生児の頭髪の量・長さについて 前々回 で触れましたが、生まれて数ヶ月経った赤ちゃんの髪の毛はどうでしょう。我が家の上の子は、生まれた時から黒髪フサフサ。多少薄くなりつつもハゲることなくそのまま伸びましたが、下の子はある時期から布団に髪の毛が散らばるようになり、6カ月を過ぎるころには、上部と襟足のみに毛が生えて、まるで里芋のような頭になっていました。赤ちゃんの抜け毛はよくあることだそうで、布団に擦れて後頭部や側頭部が薄くなってしまうのは珍しくないようです。中にはまだらになったり、前頭部からツルッと行き後頭部に毛が残る、リトル磯野波平的な赤ちゃんもいたりします。でも「安心してください。みんなちゃんと伸びますよ」。今日のかるた「さといも似の頭」
2015年12月16日こんにちは。冬の家族の体調管理に右往左往するイラストレーターこと栗生です。みなさまお変わりなくお過ごしでしょうか。今日のような寒い日でも我が子たちは元気に掛け布団から飛び出しています。飛び出る際に横で寝ている私に必ず蹴りかかり、頭突きを食らわしてくるのはなぜなのか。以前も少し書きましたが、赤ちゃんの力って想像以上に強いと思いませんか? 我が家の場合は生後6カ月ごろから手足がぶつかると痛いな~と感じることが増え、7カ月ごろからははっきりと「こいつ…オレをいたぶってもてあそんでいやがる…」と思うようになりました。上の子の乳児期にはあまり感じなかったことなので個人差があるかもしれませんが、どうでしょう。赤ちゃんの攻撃に困っている方は挙手願います(挙手しても何も出ませんが、私と痛みをわかちあえます)。赤ちゃんも「歯茎がむずむずする」とか「服やおむつから解放されたい」とか「力の加減はできない」などと色々な事情があるかとは思います。それはわかります。私も、数年後に振り返ったときいい思い出となるよう、今は耐えつつ心とイラストに刻む所存です。でも、噛んだり髪を引っ張ったり鼻に指を突っ込んだりするのはもう少し控えてもらえるとうれしいな。今日のかるた「攻撃力が意外と高い」
2015年12月09日こんにちは。イラストレーターの栗生です。寒さが身にしみるこの頃、いかがお過ごしでしょうか。我が家はこの1ヵ月誰かが風邪を引いている状態で、直近の数日間は親がダウンし子が元気というファミリーあるある地獄。親のライフがエンプティ間近でも、おかまいなく繰り出される子ども達の際限のない要求、なかなか辛いものがありますね。そんな生活における私のささやかな希望は、産後激しく抜け落ちた髪の毛が新しく生えてきたということ。人生で今が一番薄毛状態なのですが、そんな寒々しい頭皮にも柔らかい毛が新芽のごとく芽吹き、アホ毛となってそよいでおります。生命力を赤子に吸い取られたかと思っていたけど、まだ残っていてよかった…。人間は毛の量や長さでかなり印象が変わります。生まれたての赤ちゃんも、一番個性がわかりやすいのはズバリ「毛の量」、赤ちゃんらしさが際立つのは「毛の長さ(短さ)」ではないでしょうか。髪が多め、長めの子はなんとなく幼児らしく見えます。我が家の赤子(10カ月)の髪は大分伸びてきたと思ったけれど、端から見るとまだまだバブバブ感があふれています。小さな頭をなでるたびに、どんどん成長してほしいような、赤ちゃんのままでいてほしいような、…ん? ちょっと待てよ…この前髪の具合、笑ったときのまぶたの具合とあいまって…鶴瓶師匠!我が子の髪型が鶴瓶感満載であることを発見し、さらに鶴瓶師匠まで可愛く見えてきた、赤子脳の私でありました。今日のかるた「毛の量はみんなちがってみんないい」
2015年12月02日どうもどうもこんにちは。イラストレーターの栗生です。日毎に寒さが増してくる季節になりました。これを書いている今は11月の中旬ですが、朝起きると窓にすさまじい結露が発生しており、赤子が「水分補給!」とばかりに舐めにいくのが風物詩となっております(舐める前にあわてて止めに入ります)。家の中では軽装の赤子も、肌寒い日の外出には靴下を履きます。赤ちゃんの靴下ってほとんど履くところなんかないんじゃないかっていうくらい、小さくってかわいいですよね。おそらく大人の足ほどひっかかる場所がないからだと思うのですが、これがすぐどこかへ行ってしまうのです。よく動く今の月齢ばかりでなく、大して動かないはずのねんね期でも。これって赤ちゃんあるあるなんでしょうか。大したあるあるではないですが…。それにしても、妊娠中ドギマギしながら初めて入った赤ちゃん用品店で、新生児用の衣料品を手にしたときの衝撃は忘れられません。人形用かと思うほど小さなベビー服、靴下、帽子、ミトンによだれかけ。淡いパステル調の色合い、柔らかな肌触り。夢のように清らかな赤ちゃん用品を見ていると、俗世の面倒を一切忘れられるような気がしたものです…。今日のかるた「靴下すぐに行方不明」
2015年11月25日どうもこんにちは。イラストレーターの栗生です。突然ですが、赤ちゃんって自分のこと叩きませんか?勢いよく腕を振り回し、あるときは顔を殴打。またあるときはゴリラのように胸をドラミング。思わずウホウホとアテレコしたくなるしぐさであります。我が家の赤子はこれが6カ月ごろから顕著になってきたのですが、そういえばその伏線は生後1カ月ほどですでにあったような気がします。授乳のたびに袖を振り、やんごとなき姫君が「くるしゅうない、乳をたも~」と言っているかのようで大変かわいらしかったあのころ…。徐々に ( ゚∀゚)o彡゜おっぱい!( ゚∀゚)o彡゜おっぱい!と自ら向かっていく手法になり、やがてそばにいる大人だけでなく、己の顔にもパンチをくらわすように…。ただグーで叩くだけならまだしも、「ひっかき」という攻撃、物を持って振り回すという攻撃を覚えると、知らぬ間に赤ちゃん自身の顔に傷がついていることもあったりします。でもそれで泣いたりするわけでもないのがおもしろいところ。痛みに強いのか、はたまた鈍感なのか、どっちなのでしょうね。今日のかるた「傷だらけの地蔵顔」
2015年11月18日はじめまして、イラストレーターの栗生ゑゐこと申します。上に3歳、下に今年1月に産まれた赤子を持つ“親ビギナー”でございます。このコラムでは、赤ちゃんのいる生活で発見したことをカルタ形式のイラストでお送りしてまいります。どうぞよろしくお付き合いくださいませ。さて、赤ちゃんがいる生活というのはどのようなものでしょう。我が家では2回目の「赤ちゃんがいる生活」が始まって早7カ月が経とうとしています。私自身妊娠するまで赤ちゃんとは縁のない生活を送っていたため、産後の暮らしがどんなものか全く想像がつきませんでした。ネットや育児雑誌を見ると、膨大な情報の中に産後うつ、孤育て、密室育児、産後クライシス…と何やら不穏なワードがチラっと見え、これは相当ヤバい仕事なのでは? ということがうっすらと見えてきたのです。上の子の赤ちゃん期は授乳や寝かしつけ、病院通いや夜泣き対応などそれなりに大変ではありましたが、産前に覚悟しすぎたためか思っていたよりも楽しい時間を過ごせたように思います。というのは、泣くか寝るかしかしないと思っていた赤ちゃんが「意外と笑う」ことがわかったからです。赤ちゃんの笑いには段階があり、産まれて間もない頃は生理的な笑み(新生児微笑)、その後は大人が笑いかけたりあやしてやると、声を上げて笑うようになるそうです(社会的微笑)。新生児期を過ぎた赤ちゃんを実際あやしてみると、ただ微笑むばかりではありません。ウケすぎて咳き込むほどの大爆笑や、「仕方ないな笑ってやるか、ハハ…」みたいな薄いスマイル、口の端をニヤリと上げる不敵な笑みなど、さまざまな笑い顔を見せてくれます。我が家の赤子が狂喜する鉄板ネタは、「鏡の前で抱っこ&ダンス」です。何の曲でもいいらしく、ときおり「ギュィ~ン」とエアギターのように背中を掻いてやると呼吸困難になるくらい笑いこけています。5カ月ごろまでは、仰向けになった状態で「頭上タオルひらひら」が人気でしたが、ハイハイやおすわりができるようになってからは仰向けにされると泣いてしまうのでやらなくなってしまいました。ネタの旬が短いのは成長の早い赤ちゃんならではと言えるかもしれません。また、あまりにウケてくれるのでこちらが調子に乗って何回もやると、ぴくりとも笑わなくなる…。ということがよくあります。そうだよね、赤ちゃんにも気分ってものがあるよね…。今日のかるた「あかごのツボと秋の空」
2015年10月07日