俳優の生田斗真が4月21日(火)、都内で行われた主演作『予告犯』の完成披露試写会に出席し、劇中のセリフになぞらえ「生田斗真の予告を教えてやろう…映画が公開される6月6日、舞台挨拶の司会をやります!」と予告。駆けつけたファン1000人は歓声をあげた。舞台挨拶には生田さんをはじめ、戸田恵梨香、鈴木亮平、濱田岳、荒川良々、中村義洋監督が出席。映画はネット動画上に突如降臨し、警察や法律では罰せられない人間たちへの制裁を“予告”し、実行していく謎の男・通称“シンブンシ”(生田さん)と、警視庁のエリート捜査官・吉野(戸田さん)が繰り広げるスリリングな頭脳戦を描く。ちなみにこの日は生田さん以外の登壇者も、公開初日の6月6日(土)までに実行することを、以下の通り“予告”している。「身長を2センチ伸ばす」(戸田さん)、「歌手デビューしてやる」(鈴木さん)、「映画のことをいっぱい宣伝する」(濱田さん)、「6月6日までに結婚します」(荒川さん)、「今81.2キロある体重を、75キロまで落とす」(中村監督)。予告通りに実現するか、注目したいところだ。劇中で新聞紙をかぶった演技に挑んだ生田さんは、「皆さんも一度被ってみてください。苦しいし、暑いし、声は聞こえないし、なかなか大変でしたよ」と苦労話を披露。一方、『SPEC』に続き、ずば抜けた知能をもつ女捜査官を演じた戸田さんは、「強さと弱さを兼ね備えた目や表情を意識した」といい、Sっ気たっぷりな台詞回しには「いままで味わったことがない解放感がありました」と会心の笑みを浮かべていた。また、鈴木さんが演じるのは、“シンブンシ”の仲間で関西出身の気さくな元バンドマン、その名も“カンサイ”という役どころ。実は以前、筒井哲也氏の原作コミックを読んだ際、「僕も関西弁を話すし、ガタイもいいって設定なので『あっ、おれ?』って思ったほど。もし実写化されたら、自分しか演じられないと思っていた」と言い、実際にオファーを受け「本当に来た!」と自身の“予告”的中にドヤ顔だった。『予告犯』は6月6日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:予告犯 2015年6月6日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「予告犯」製作委員会 (C) 筒井哲也/集英社
2015年04月21日伊坂幸太郎のベストセラー小説を生田斗真主演で映画化する『グラスホッパー』の公開日が11月7日(土)に決定し、ポスター画像が公開になった。本作は、渋谷スクランブル交差点で起きたある事件を機に、心に闇を抱えた3人の男が交錯していく様を描くサスペンスだ。生田が演じるのは、ハロウィンの夜に渋谷スクランブル交差点で起こった凄惨な事故で恋人を亡くし、復讐のため裏組織に潜入する元教師・鈴木。浅野忠信が人の意識を導く力を宿す自殺専門の殺し屋・鯨役を、山田涼介(Hey! Say! JUMP)が驚異的な身体能力を持つ殺し屋・蝉役を演じ、『脳男』で生田とタッグを組んだ瀧本智行が監督を務める。伊坂幸太郎の小説は『アヒルと鴨のコインロッカー』や『ゴールデンスランバー』『重力ピエロ』など映画化される作品が多いが、本作の原作も120万部を突破したベストセラーだけに、公開に向けて映画にも注目が集まりそうだ。『グラスホッパー』11月7日(土) 全国ロードショー
2015年03月06日生田斗真と小栗旬が8年ぶりに共演するドラマ「ウロボロス この愛こそ、正義。」の特別試写会が1月11日(日)に開催。第1話上映後の舞台挨拶で、生田さんと小栗さんは久々の共演や互いの出演シーンの見どころについて語った。2人が演じるのは同じ児童養護施設で育ったイクオ(生田さん)と竜哉(小栗さん)。子どもの頃に恩人である施設の結子先生(広末涼子)が殺されるのを目撃したが、金時計をした警察関係者に事件自体をもみ消されてしまう。大人になってイクオは刑事、竜哉はヤクザとなり、協力してかつての事件の真相を追う。公私で仲の良い2人だが、共演は「花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~」(フジテレビ)以来、実に8年ぶり。生田さんは5年ほど前に原作漫画と出会い、小栗さんとの共演によるドラマ化を熱望してきたという。生田さんは、8年前を「2人とも20代前半で『これから行ってやる!』という勢いだけで乗り切っていましたね」と述懐。小栗さんについて「この8年でいろんな修羅場をくぐり抜けて、つらい思いや楽しい思いもして、背負っている男の背中になっている。小栗くんといると、現場が引き締まるし、小栗旬とやれてよかったなと思います」としみじみと語る。一方、小栗さんも「8年前は斗真は22歳で若くて勢いでやってましたが、どんどんいろんなところで主役をやって、逞しくちゃんと真ん中にいてくれるので、無責任に暴れられます」と生田さんの変化、頼もしさを口にした。互いの出演シーンにも言及。生田さんが見どころとして「小栗旬のベロ!エロいなぁと思った」と言うと、小栗さんは「エロ全開でこの先も頑張りたい!」とニッコリ。さらに小栗さんは「第2話では生田くんのカッコいい肉体が出てきます。すごく締まったいいカラダがが(笑)」と予告。生田さんは「2人で銭湯に入ってます。小栗くんの背中もヤバいです」と明かした。また、かねてから本作の主題歌に関し「Sakura」というタイトルだけが発表されていたが、同楽曲を歌うのが「嵐」であることが発表された。「嵐」がメンバーの出演しないドラマに主題歌だけを提供するのは初めてのこと。生田さんは「よく引き受けてくれました。『ウロボロス』のテーマは人を思う気持ちや友情、絆。古くからの友人である嵐が参加してくれて嬉しい。心強い後押しになりました」と喜びを口にする。小栗さんは嵐が主題歌を歌う作品に出演する機会が多いそうで「オレも嵐だったかな?と思った(笑)」ととおどけ、会場は笑いに包まれた。「ウロボロス この愛こそ、正義。」は1月16日(金)より22:00~TBSにて放送開始。(text:cinemacafe.net)
2015年01月13日シンガポールを拠点に世界中で照明デザインを手がける、Lighting Planners Associates 服部祐介氏。照明デザインという仕事、そのデザインプロセス、そして国による違いについて、彼が手がけたプロジェクトを巡りながら話を聞いた。○光だけでなく陰もデザインする――"光をデザインする"ということについて教えて下さい。光という存在自体は誰でも知っていますし、皆さんは日常的に光を体験していることだと思います。ただ、光が影響をおよぼす空間の印象や心地よさのようなものは、皆さんが無意識のうちに感じ取っていることが多いので、それをデザインするという仕事は分かりにくいかもしれません。一言でいいますと、この仕事は照明に関する知識を利用して空間を光で演出する職業です。照明デザインと言うと舞台照明、映画照明など様々ですが、我々が専門としているのは建築照明、もしくはもう少し広義に環境照明という分野。照明器具をプロダクトとしてデザインしていると思われることも多いのですが、そうではなく、自然光や人工光(いわゆる照明器具)をツールとして空間をどのような光の環境にするかを考える職業なのです。建築、造園、電気設備など多岐にわたる知識を必要とするちょっと変わった職能かもしれません。照明デザインの歴史は50~60年と浅く、それまでは職業として確立するまでは建築家が照明、主に自然光をどのように空間に取り入れるかを考えていたのですが、建築の用途が多様化し、照明のテクノロジーが複雑化し、専門職としての必要性が高まり生まれました。建築家だけでなく施工主が照明の重要性に気づき始めたことや、省エネが取り沙汰されるようになってからは、私たちの職能がさらに重要視されるようになってきました。建築と私との出会いは、私がまだ高校生の頃に建築家 ル・コルビュジエの展覧会を訪れたことでした。大学で建築を学ぶようになり、そこで人が空間で感じる「環境」を形作るものには、音・光・空調の三つの要素があることを学びます。このとき初めて環境心理学という分野に出会い、大学院に進学以降、主に光環境について研究してつき詰めていくことになりました。ですから、実はデザインを学んだことはないんです。照明デザインを専門に学べる大学は、アメリカ、スウェーデン、ドイツなどにはありますが数は少ないんです。ですから、私が勤めているLighting Planners Associatesという照明デザインの会社には、さまざまなバックグラウンドを持ったひとたちが集まっています。電気設備の設計をやっていたひと、造園をやっていたひと。それぞれいろんなきっかけで照明に出会ったひとたちが集まっています。――シンガポールではどのような仕事を?2008年に赴任しました。当時はまだマリーナ・ベイ・サンズもありませんでした。今もそうですが当時のシンガポールは建設ラッシュ。東京勤務だった頃に海外の案件を担当していたことなどがきっかけで、赴任することになりました。こちらでは都市計画のようなものから、ホテル、商業施設、オフィスビル、住宅コンドミニアムの照明デザインまで、照明に関わる幅広い仕事に携わっています。都市計画の事例として、シンガポール政府からの依頼を受けて、ベイエリアやショッピングエリアなど中心街の景観を形づくる照明に関するマスタープラン策定を弊社で行いました。また、マリーナ・ベイ・サンズホテルに隣接する植物公園 ガーデンズ・バイ・ザ・ベイの照明デザインに私も参画しました。公園内には屋外施設もあるため、夜間の照明をデザインする仕事でもありました。どのエリアが、どの程度の明るさだったら、来訪者に理想のストーリーを体験してもらえるか。照明デザインは、「陰影をデザインする仕事でもある」ということを再認識しました。○来訪者の無意識をあやつるデザインのプロセス――デザインを行う過程について詳しく教えて下さい。ビクトリア・シアター&コンサート・ホールの事例でご紹介します。約100年間の歴史がある古い建物で、老朽化のためリノベーションが行われました。私も2009年から今年まで5年間携わりました。照明デザインのコンセプトは、“Old meets New”を伝えること。シンガポールでは貴重な歴史ある佇まいと、リノベーション後の新しさをハイライトするようデザインしました。○北欧は自然光をいかに取り入れるか、南国は遮るか――国によって違いを感じますか?特に中国のクライアントは、自分の建築をまわりで一番に目立たせることを好むことが多いですね。とにかく、周りより明るく奇抜に目立たせてくれと望む。香港や上海ならよいのかもしれませんが、パチンコ屋のように下品に明るくするのが適切でない立地にある場合は照明の数を減らしましょうと提案することも。こうした建築を取り巻く周辺環境を解釈しながらデザインを考えるマインドセットは建築を学ぶ過程で身につけたものです。自然光に対する考え方も基本的には国によって異なります。たとえば、北欧では限られた自然光を建造物にどう入れられるかという視点でデザインします。一方、赤道直下などの南国では、暑さのしのぐために自然光をいかに遮るかという視点で考えます。その土地の立地、天候、そして経済状況も含めて環境です。照明もそれに対応させます。生活の中に取り入れる照明の明るさの好みも異なります。ヨーロッパでは、レストランでもロウソクの光でステーキを食べたりします。肉がきちんと焼けているかどうかも分からないほど暗い場合もあります。スウェーデンの住宅を訪れたときも、ロウソクのような明かりで生活している家もありました。夕日やいわゆる間接照明などもそうですが、暖かみのある、いわゆる「色温度の低い」光が好まれます。白人は目の色素が薄いので光に敏感だとも言われています。一方、東南アジアなど日照時間が長い地域では、冷たい白色の「色温度の高い」蛍光灯むき出しのところで食事をしてお酒を飲んだりします。日本では、障子や行灯など面で光る照明が日本らしいとされますよね。日本の多くの現代住宅は、天井にひとつ明るい蛍光灯がついていて、リビングをくまなく照らすような環境です。これは、私は知らない時代ですが、親やその前の世代の方々が戦後貧しい時代を裸電球で生活してきたので、明るいことが豊かだというマインドセットがあることに一因があるように思います。――海外での仕事という面で苦労する部分もあると思うのですが。たとえばインドで高層ビルの案件にたずさわっていたときに、予算を使い切ってしまいビル自体の建設が途中で止まったなんてことがありました。また、これはどの国でもあることですが、施工会社とのコミュニケーションに苦労します。日本では考えられないことが起こる。器具の設置作業を指示通りにやってくれなかったりするんですよね。慣れるまではいらいらしていましたが、むしろそれを楽しむ余裕がないとストレスを感じるのではないでしょうか。デザインに対する妥協は好きではありませんが、できるところはしないと作業が進んでいかないこともあります。海外ではそのバランス感覚が必要です。――照明デザインのトレンドを教えて下さい。発光ダイオード、いわゆるLEDがこれまでの照明をすべて置き換えようとしていることでしょうか。省エネにもなりますので、ランニングコストを削減したいクライアントにとっては魅力的です。企業イメージを良くするために照明はすべてLEDを、なんていうことを求められることがあります。しかし、われわれは従来の白熱灯、蛍光灯ほか様々な光を使い分けて提案するようにしています。白熱灯の光と比べてLEDの光は、食べ物のおいしさや女性の肌の美しさを表現することには向いていない。光源それぞれに特性がありますから。その環境に適した光をデザインすることがわれわれの任務です。――デザイナーとして今後の展望は?3.11の東北での震災後、色々な方が色々なことを考えたように、私も照明デザイナーとして何ができるかを考えました。被災地の方々が、電気の無い寒い中、暗く不安な夜を過ごしているのだろう。そこが明るいだけでも少しは安心できるのではないかと、太陽パネル内蔵のLEDが発光するキャンプ用のランタンを被災地に送ったこともあります。この震災がきっかけで、自分の照明デザイナーの社会的役割を考えるようになったと思います。光というのはエネルギーが変換されて得られます。照明にはエネルギーが必要、つまりお金のかかることです。フィリピンのマニラを訪れたとき、夜間に空港からシティーエリアに向かっていたのですが、その道のりにスラム街があり、ものすごく暗くて、いかにも治安が悪そうでした。街が暗いと、犯罪などが起こりやすく治安が悪くなり、ますます貧しくなってしまいます。そういう場所には必要なだけの光があればなと思います。全ての場所を明るくすればよいということではありませんが、こういった負の悪循環は光でも打開できるのではと考えています。いま照明デザイナーを起用するクライアントは、主に経済的に豊かな人や会社です。しかしそうでないひとたちにも自分の力を還元していきたいと思っています。そういった考えの中で将来やらなければと考えているのが、災害が起こった地域や暗く治安の悪い地域などに光を届けるボランティア。昼は太陽が分け隔てなく光を届けてくれます。夜もそうなれば素敵だと思うのです。照明デザイナー服部祐介1980年、東京都生まれ。東京工業大学工学部建築学科卒。同大学院総合理工学研究科人間環境システム専攻にて環境心理学を研究。工学修士。2006年Lighting Planners Associates に入社し2008年からシンガポール事務所にて照明デザインに従事。主な担当プロジェクトに、表参道アカリウム、ヒルトン東京、Gardens By the Bay、ION Orchard、Tang Plaza ファサード改修、Peranakan Museum, Victoria Theatre and Concert Hall、CapitaGreen、Aman Shanghaiなど。その他、住宅プロジェクトも担当する。国際照明デザイナー協会(IALD)会員
2015年01月06日生田斗真と小栗旬が8年ぶりに“バディ”としてタッグを組むことで話題のTBSドラマ「ウロボロス」(2015年1月16日スタート)。このほど、生田さんと小栗さん扮するメインキャラクターの“先生”役として、広末涼子が出演することが明らかとなった。児童養護施設・まほろばの家で育った、孤児の龍崎イクオと段野竜哉。2人が目撃したある事件を目撃するーーそれから15年後、イクオ(生田斗真)は新宿第二署刑事課の刑事となっていた。ドジで明るいお人好し、冴えない男だが、検挙率は署内No,1のイクオと“バディ”を組むこととなったのは、東大出のエリートキャリア・日比野美月警部補(上野樹里)。一方、竜哉(小栗旬)は抜群のルックスと頭脳を生かし、暴力団幹部にまでのし上がっていた。2人は誰にも知られてはならない“相棒”となり、最強の権力組織である警察の闇を暴こうとするのだが…。そんな本作で広末さんが演じるのは原作コミックでも人気のキャラクターで、イクオと竜哉の育ての親とも言える児童養護施設「まほろばの家」の先生・柏葉結子。2人の母親的な存在であると同時に、2人が“目撃してしまった”事件で殺されてしまう人物だ。その事件は「金時計を身につけた警察関係者」に握りつぶされてしまい、イクオと竜哉は警察内部の闇を暴こうとそれぞれの道を歩き出していくことからも、広末さんが演じる結子先生は物語の鍵を握る重要人物と言える。今回の抜擢に、広末さんは「主人公2人の心に残る…母性を感じさせる明るく優しい人であり、記憶に残る…強く眩しい存在であることができるよう、全身全霊頑張ります」と、その意気込みをコメントで寄せている。実生活でも母の顔を持つ広末さんが、どんな女性像を見せてくれるのか。ドラマ「ウロボロス」は2015年1月16日(金)スタート/毎週金曜22時~TBSにて放送。(text:cinemacafe.net)
2014年12月24日生田斗真が主演し、小栗旬と8年ぶりのタッグを組み“バディ”となる2015年1月スタートのドラマ「ウロボロス」。このほど、生田さんが扮する主人公のもうひとりの相棒となる女性刑事役に上野樹里が決定。さらに、滝藤賢一、吉田鋼太郎、吉田羊、光石研といった“最旬”の実力派俳優陣と、園子温監督の『TOKYO TRIBE』で注目を集めた清野菜名が競演することが明らかとなった。児童養護施設・まほろばの家で育った孤児の龍崎イクオと段野竜哉。ふたりが目撃したある事件から15年後、イクオ(生田斗真)は新宿第二署刑事課の刑事となっていた。ドジで明るいお人好し、冴えないキャラだが、検挙率は署内ナンバー1のイクオと“バディ”を組むのは、東大出のエリートキャリア、日比野美月警部補(上野樹里)。一方、竜哉(小栗旬)は抜群のルックスと頭脳を生かし、暴力団幹部となっていた。そんなふたりは、誰にも知られてはならない“相棒”となり、最強の権力組織である警察の闇を暴こうとする…。生田さん演じるイクオの“裏の顔”の相棒が、小栗さん演じる竜哉なら、イクオの刑事としての“表の顔”での相棒が、今回、上野さんが演じる日比野美月だ。東大出のキャリアのうえに父は警察庁の上層部という超エリート。イクオと竜哉の関係は決して誰にも知られてはならないはずなのだが、美月はイクオの“もうひとつの顔”に気づく鋭さを持ち、「信じるのはお互いだけ…」という龍崎イクオと段野竜哉の“二匹の龍”が繰り広げるストーリーを牽引する重要なヒロインとなる。また、ふたりの上司となる新宿第二警察署刑事課課長・三島薫役には、「花子とアン」「MOZU」で話題となり、先日、2014年東京ドラマアウォード「助演男優賞」を受賞した吉田鋼太郎。イクオや美月の能力をいち早く認める警視庁捜査一課の美人管理官・橘都美子役には、「HERO」に出演し知名度を上げた吉田羊、竜哉を執拗に追う新宿第一警察署のエリート刑事・蝶野真一役には、いまノリにノっている滝藤賢一、美月の父で警視庁警務部監察課・日比野圀彦役には名バイプレイヤー・光石研が好演する。さらに、警視庁随一の情報通である警視庁人事課警部補・田村小夏役には、園子温監督に見いだされた20歳の清野菜名も決定しており、それぞれ、連続ドラマではなかなか見ることのできない豪華なキャスト陣が集結している。上野さんは生田さんとは初共演で、刑事役を演じるのも初めて。逃走する犯人を追いかけたり、犯人と格闘して逮捕したりと、いままであまり見せたことのないアクションも予定されているという。その役柄について、上野さんは「今回演じる日比野美月は曲がったことが嫌いで、まっすぐな女の子でありながら、嫌味なところがありません」と語る。「その一方で、刑事としてイクオに対して心の中でどんどん疑惑が膨らんでいくにも関わらず、黙っているところがとても人間的な感じがします。イクオに魅かれていくことと、イクオを疑うこと。正反対のこのふたつのことが、美月の心の中にどのように在るのか。彼女の心理状態に、刑事としてというより人間としての魅力を感じて、抵抗なく刑事という役を受け入れることができました」とコメントし、演技派の片鱗を覗かせた。また、「すごい方たちが集まったな」と話す主演の生田さんは、「上野樹里さんとは初めてご一緒させていただきますが、タっちゃん(=小栗さん演じる段野竜哉)とのコンビがありつつ、上野さんが演じる美月とのコンビもあるので、それぞれどういう風に絡んでいけるのか、現場に入るのがとても楽しみです。イクオと美月の間にはラブストーリーが流れますが、それすらもちょっと哀しい。その哀しさ、無情さみたいなものを出せればと思います」と、美月との恋愛についても触れ、3人の関係性にも言及。小栗さんは「僕はイクオ以外のみなさんとお会いすることは、序盤はそんなにないと思うのですが、上野樹里さんは素敵な女優さんですし、ほかにもいろいろなカラーの役者陣が出演するので、どんな現場になるのかとても楽しみです。個人的には、舞台でよくご一緒する吉田鋼太郎さんとは映像で共演したことがないので、舞台を離れたらどんな感じなのか、今回とても楽しみにしています」と、自身も大きな期待を寄せていることを明かした。「ウロボロス」は2015年1月、金曜22時よりTBSにて放送。(text:cinemacafe.net)
2014年11月16日ミクシィは15日、同日に開催された取締役会において、現執行役員経営企画室長の朝倉祐介氏(30歳)が新たに代表取締役社長に就任する人事を決定した。現代表取締役社長の笠原健治氏(37歳)は辞任し、取締役会長に就任する。同社は、スマートフォンへの急激なシフト、オンラインでのコミュニケーション手段の多様化といった変化に適応するために、経営トップの大幅な若返りを図ったと説明。今回の人事は、2013年6月25日に開かれる定時株主総会および取締役会を経て、正式に決定する。朝倉氏は、スタートアップ企業の経営者を経て、ミクシィに参画後、2012年7月に執行役員経営企画室長に就任。事業開発および経営戦略の策定を担当するとともに、「ユーザーファースト」の推進やユニット制の導入などを主導してきた。笠原氏は1999年の会社設立以来、mixiをはじめとする複数のサービスを創設。今後は新規事業の開発に専念するとともに、取締役会長として意思決定に携わっていくという。朝倉氏は「学生時代、大学の先輩でもある笠原が、世の中のコミュニケーションのあり方を変えるサービスを立ち上げているという事実に心底興奮しました。笠原は私にとって、同時代の最先端を走るヒーローであり、強い憧れを感じた人物です」とのコメントを発表。続けて「これほどまでに強く憧れた企業であり、また1ベンチャー経営者として途方もなく大きな存在であったミクシィのバトンを受け継ぐということに、強い責任を感じると同時に、今まで以上に社業発展に尽力する覚悟でおります。笠原のアントレプレナーシップを継承・強化し、より良い事業、強固な企業グループを作ることに全力を尽くして参ります」としている。一方、笠原氏は新社長の朝倉氏に向けて「朝倉は、大手コンサルティングファームとネットベンチャーの社長という2つの経験の持ち主で、常に冷静でありながらそして時には情熱的に、物事をバランスよく判断いたします。起業家精神が旺盛で、ロジカルとエモーショナル両面を併せ持つ人物です。また、30歳と非常に若いのも魅力的です。私は、そんな彼に代表を託したいと考えています」とコメント。自身の今後については「取締役会長として、新経営体制を最大限サポートしつつ、mixi、Find Job !以上にインパクトを持つ新しいサービスを生み出していきたいと思います」としている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年05月15日俳優、生田斗真の初主演映画『人間失格』の完成披露試写会が1月27日(水)、東京国際フォーラムで行われ、石原さとみら豪華女優陣が生田さんとの絡みについて思い思いに語った。美しい容姿と独特の感性を備え持つ資産家の息子・葉蔵(生田さん)が女性遍歴を重ねつつ、遊び人の先輩らの影響を受け堕ちていく姿を描く人間ドラマ。2009年の文豪・太宰治の生誕100年を記念して太宰の代表作から製作された。映画初出演にして初主演を果たした生田さんは「胸を張って自信作と言える作品になりました。みなさまに観ていただけることを心待ちにしていたので感無量です」と清々しい表情を浮かべた。葉蔵と次々に関係を持つ女性たちを演じた、石原さとみから三田佳子まで豪華女優陣がズラリと並び、生田さんとの共演の感想を順に報告。葉蔵に想いを寄せる下宿屋の娘・礼子を演じた坂井真紀は「撮影中は斗真くんしか見ないようにしていました」とテレ気味。葉蔵が堕ちていくきっかけとなる薬屋の女主人・寿を演じた室井滋は「目を覆いたくなるシーンが…まさか私もそんなことになるとは知らずに撮影現場に行ったものですから…暑い夏でございました」と苦笑い。葉蔵の最後の女・鉄役の三田さんも「斗真くんと大変なことになるシーンがありまして、オッホッホ」と楽しげにふり返り「室井さんもおっしゃっていましたが、私もそうなるとは思いませんで、ごめんなさいね。ショックを受けるかもしれない」と生田ファンに謝罪しつつ「私がおばあさん女優になって、男盛りの斗真くんとまたお仕事できたら」と妖艶な笑み。生田さん、共演の伊勢谷友介ら男性キャストを爆笑させた。一方、遊び人の先輩・堀木役の伊勢谷さんは、演技で心がけたことを司会を務めたフリーアナウンサーの深澤里奈から聞かれ「僕のキャラクターはやたらしゃべる役だったんですけど、僕、滑舌が悪いので…」。深澤さんから「では今回は、滑舌に気をつけたということで」と確認され、会場の笑いを誘った。また原作にない天才詩人・中原中也を演じた人気グループ、V6の森田剛も「後輩の生田くんと絡めたのはすごく楽しかったです」と“絡めた”の言葉で笑いを誘発。メガホンを取った荒戸源次郎監督も「美しい人はより美しく、そうでない人はそれなりに撮りました。堪能してください」と呼びかけ、キャスト陣を苦笑いさせていた。『人間失格』は2月20日(土)より角川シネマ新宿ほか全国にて公開。(text:Yoko Saito)■関連作品:人間失格 2010年2月20日より角川シネマ新宿ほか全国にて公開■関連記事:松たか子×浅野忠信『ヴィヨンの妻』がモントリオール出品で、太宰イヤーを飾る!
2010年01月27日