病院待合室サイネージ「メディキャスター」を手掛けるメディアコンテンツファクトリーは、病院待合室テレビにおいてどのような番組放映が望まれているのかを、病院5施設の協力の下、4月から6月にかけて大規模な来院者意識調査を行った。「待合室のテレビで放映される内容」について質問したところ、「病院だけで見られる番組がいい」と答えた人が74%に達した。一方、「(地上波)テレビ番組がいい」と答えた人の割合は16%にとどまり、地上波テレビ番組はそれほど求められていない結果となった。病院向けの情報を待合室テレビに表示するサービスについて「番組が役に立ったか」を聞いたところ、「役に立った」「まあ役に立った」を合わせると98%の来院者が役に立ったと回答した。「病院だけで見られる番組は何をメインで放映してほしいか」との質問には、「病気・健康情報を多く見たい」と答えた人が59%に達した。「一般的な情報を多く見たい」と答えた12%と比べ、多くの人が医療・健康情報に関心を持っている結果となった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月30日メドピアは、同社が運営する医師コミュニティサイト「MedPeer」にて、「初期研修を受ける病院」に関する調査を実施。その結果、6割近くは一般病院での初期研修を選択した。調査期間は5月7日~13日、2,779件の有効回答を得た。「もし、もう一度初期研修を行うなら、大学病院と一般病院のどちらで研修したいか」に回答した医師の中で、「大学病院で研修した医師」は全体の63%、「一般病院で研修した医師」は29%だった。どちらのカテゴリも「一般病院で研修したい」という回答のほうが多く、大学病院で研修を受けた医師は54%、一般病院で研修を受けた医師は、87%にのぼった。一般病院で研修を受けるメリットとして、「一般的疾患をたくさん診る機会がある」「広範囲にわたって多くの症例を勉強できる」「より実践的な知識が身に付く」というコメントがあった。一方で大学病院のメリットとしては、「先端医学は大学でしか経験できない」「医者の数が多く、時間的に余裕がある」「論文の読み方、書き方を教えてくれる」などが挙げられた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月26日京王電鉄は8月18日の終電後より、調布駅付近の地下線への切替え工事を実施する。翌19日午前10時頃まで行われる予定で、同日朝は京王線八幡山~府中間、相模原線調布~京王稲田堤間などで電車の運転をとりやめる。調布駅付近では連続立体交差事業が進められており、今回の工事で京王線柴崎~西調布間(約2.8km)と相模原線調布~京王多摩川間(約0.9km)が地下化される。これにより、調布駅、布田駅、国領駅が地下ホームとなり、各駅ともホームドアを設置して安全性の向上を図る。調布駅ホームに関しては下り線と上り線の2層構造となるため、京王線下り線と相模原線上り線の平面交差が解消され、両路線の乗り継ぎも便利になるという。また、地下化により踏切18カ所がなくなるため、交通渋滞や踏切事故も解消される。8月18日の終電後から行われる切替え工事にともない、翌19日の初電より朝7時頃まで、京王線八幡山~府中間、相模原線調布~京王稲田堤間、競馬場線東府中~府中競馬正門前間の運転をとりやめ、競馬場線以外でバス代行輸送を行う。それ以外の区間も、井の頭線と動物園線を除いて特別ダイヤでの運転に。相模原線は京王稲田堤~若葉台間で単線運転による折返し運転、若葉台~橋本間も折返し運転となる。その後は工事の進捗に合わせ、八幡山~つつじヶ丘間は朝6時頃から、飛田給~府中間は朝7時頃から、競馬場線は朝8時頃から運転再開予定。残る区間(京王線つつじヶ丘~飛田給間、相模原線調布~京王稲田堤間)は午前10時頃までバス代行輸送を行う。ただし、「(バス代行輸送は)混雑や大幅な所要時間増が予想されることから、ご利用はお控えいただき、他社線への振替輸送をご利用ください」と京王電鉄。特別ダイヤや振替輸送については、今後配布・掲出予定の京王ニュース、ポスター、チラシ、同社ホームページなどで順次案内するとのこと。なお、調布駅付近では地下線へ切り替えた後も、駅舎の建設や地上線の鉄道施設の撤去などが進められ、事業完了は2014年度末を予定している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月25日