文豪ゲーテを一夜で有名にした傑作に秘められた、切なくも美しい恋の真実とは?『ゲーテの恋~君に捧ぐ「若きウェルテルの悩み」~』で、ドイツが世界に誇る文豪ゲーテを演じた、アレクサンダー・フェーリングのインタビューをお届け。オファーがあったときはどう思いましたか?とても嬉しかったです。どうしてもこの作品に出演したかったし、ゲーテ役がもらえたのは本当に幸運なことでした。私自身、チャレンジすることが好きな人間なので、いまもなお語られるゲーテの若い頃の時代を演じられるなんて非常にエキサイティングだと思いました。演じるにあたって最も表現したかった点を教えてください。はい、私自身もこの映画のゲーテはとても表現豊かな人物だと捉えています。自らの気持ちを相手に伝えることの大切さや素晴らしさを改めて感じてもらえたら、という思いで演じました。感情を表現すること自体が素晴らしいことですが、映画を通してみれば、自分の思い通りにならない現実があるということを感じてもらうのも、また素晴らしいことだと思います。もうひとつ狙っていたのは、文豪として知られるゲーテに対して、今までと違ったアプローチを仕掛けたかったという思いがあります。多感で自由奔放、そして愛する人への大きな情熱を持ち、葛藤する若き日のゲーテを知ってもらいたいと考えていました。シャルロッテ役のミリアム・シュタインさんについての印象を聞かせてください。彼女とはシャルロッテ役のオーディション会場で会いました。会場にはドイツを代表する有名女優の顔ぶれもあったのですが、彼女はその中でも光っていました。感情豊かであるし、知性を持ち合わせていて、私とも相性がよかったのか、すぐに打ち解けることができました。少女のような笑顔をみせれば、一方では成熟した女性のような表情もみせる。非常に素晴らしい女性だと思います。ゲーテとシャルロッテは結局結ばれる運命ではありません。しかしこの映画の結末にはある種観客の全員が納得してしまう爽やかで感動的なラストになっていますね。この結末についてどう感じましたか?私はとてもよい結末だと思います。ロマンティックな作品であれば、多くの方々はハッピーエンドを望むと思いますが、この作品ではそうではありません。この作品には人生、愛、芸術が密接に結びついてきます。時代背景、登場人物が抱えるそれぞれの人生、そして葛藤の中で生まれた答えとして、最もふさわしい結末だったと思います。自立した大人として選んだ最もよい選択だと思いますし、それがより現実味を帯びていると思います。私は喜びに満ち溢れた結末だと感じました。初来日ですが、日本の印象はいかがですか?今回日本で購入予定のものはありますか?日本はとても素敵な国だと思います。私はベルリン出身で人の多さには慣れているつもりだったのですが、この東京にはとてもかないません。エキサイティングな都市だと思います。街中の標識も分からなければ、マッチ箱に書かれた文字も読めない、とても異境の地です。ですが、人々はとてもフレンドリーだし、親切ですね。昨夜馬刺しを食べました。初めて食べたのですが、とてもおいしかったです!日本で買いたいものですが、日本の伝統である箸を買いたいと思います。木製の箸がいいですね。本作を観たひとの感想で最も多かったのは「恋がしたくなりました。」というものでした。そんな日本の映画ファンへのメッセージをお願いします。まずこの作品を通じて日本に来られたことをとても光栄に思っています。私の希望としては、たくさんの方々にこの作品を観て頂きたいと思いますし、気に入って頂ければ尚嬉しいです。この作品を観て「恋がしたい」と思ってもらえたらすごくうれしいですね!また日本に来られることができたら最高です。みなさん、是非楽しんでください!作品情報『ゲーテの恋~君に捧ぐ「若きウェルテルの悩み」~』監督:フィリップ・シュテルツェル出演:アレクサンダー・フェーリング/ミリアム・シュタイン/モーリッツ・ブライブトロイ配給:ギャガ2011年10月29日より TOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開(C)2010 Senator Film Produktion GmbH / deutschfilm GmbH /Warner Bros. Entertainment GmbH / SevenPictures Film GmbH / Erfttal Film- und Fernsehproduktions GmbH & Co. KG / Goldkind Filmproduktion GmbH & Co. KG / herbX film Film- und Fernsehproduktion GmbH / Summerstorm Entertainment GmbH / magnolia Filmproduktion GmbH / CC Medienproduktions- und Verwaltungs GmbH
2011年10月28日携帯専用放送局BeeTVにて、大人気放映中の『湘南☆夏恋物語』。この鉄板王道青春ラブストーリーでW主演を務めるを、歌手、俳優と多方面で活躍している小池徹平と西島隆弘(AAA)にインタビューをお届けする。●初めて、ドラマ『湘南☆夏恋物語』の出演が決まった時の感想はいかがでしたか?西島:最初、お話をいただいたときに、僕は機械オンチでもあるので(笑)、携帯でドラマを見たことがなかったのですが、自分の中では新しいことでもありチャレンジさせていただきました。小池:THE青春ストーリーです。20代前半の方たちがぶつかる、仕事・恋愛・人間関係などを描く、若さあふれる作品だなという印象がすごい強かったです。同世代の人たちと仕事をするのが久々だったのでワクワクするものがあり、携帯ドラマに対して自分は無知だったので、どういうものなのかなと新しいことにチャレンジできる喜びもありました。●主人公:野々村洋介、河合彰を演じるにあたって、難しかったところや共感できるところなどありますか?小池:話の軸となる洋介は、仕事に一回失敗し、挫折するところから始まります。今まで噛み合わなかった歯車が、彰と出会うことで動き出し、自分の人生が噛み合いだしていく。その中にはもちろん恋愛が入ってきたりと。展開が早い作品なので、感情をつなげていくのが大変でした。洋介は、優しいし、本当は器用だし、でも一歩引いて周りを見ることができる大人な部分を持っている人、逆に彰は、ストレートにガツガツ感情表現する明るいキャラをやってくれていたので、「動と静」みたいなイメージで、メリハリのある2人だったので西島隆弘という役者のおかげで、洋介を楽しく演じることができました。西島:僕のキャラクターは過去にエゴを貫き通してなかなかうまくいかず、失敗して今に至った人。洋介とは失敗した経験の内容や意味合いは違うと思うんですけど、洋介との海の家での出会いによって、あきらめかけていたものに挑戦していく男同士の友情が描かれています。洋介にはないストレートな部分を出していかないとなと思い、洋介を見ながら彰を成長させていきました。●役どころは自分に似ていると思いますか?小池:彰は西島に似ていると思いますよ!とっても!西島:僕もそう思います(笑)。ストレートで素直な感じは近いものがありますね。小池:僕は洋介にはあまり似ていないかもしれないですね。でも人を見守るというか、客観視する視点の置き方はちょっと似ているかもしれないですね。●臼田あさ美さん、木南晴夏さんとの共演はいかがでしたか?西島:僕は2人とも共演は初めてでした。小池:僕は臼田さんとは2回目で、いつもはおっとりしている方なんですが、キツイお嬢様役だったのでびっくりしましたね。木南とは初めてですが10年来の知り合いなので、あんまり初めてな感じはしなかったですね。西島:臼田さんの笑い方は特徴的で、ほかの人の笑いを誘うような笑い方をするんです。(下から入る感じの笑いなんです。)小池:木南はサバサバしているからいじりやすいですね。いい意味で女の子だけど「なんでやねん!」ってどつけるみたいな。(笑)西島:こちらも笑い方は特徴的でしたよ。右肩あげて笑います。(笑)●江ノ島での撮影エピソードを教えてください。面白かったことやハプニングはありましたか?小池:撮影していた海の家の周りに食べ物がたくさん売っていて、暇なときや空き時間などに自分の好きなタイミングで買いにいけるのが楽しかったですね(笑)。ニックンロールを賭けて西島と木南とジャンケンしたり。ジュースよりも値段が高いので、みんな本気になりましたよ(笑)。西島:そうそう(笑)小池:きゅうりの一本漬けを食べたいがために、朝食を食べない!みたいな。それがすごい楽しかったですね。西島:撮影前半は、イルカ問題はすごかったですよ。もう大変だった。音が・・・(苦笑)。小池:お昼のいい時間帯に、撮影している海の家の真裏でイルカショーが始まるんですよ。西島:本番前に「さぁ~みなさん!イルカショーがはじまります!」そのあと歓声で「うぉおおおお~!おぉおおお~!」って。小池:あ、イルカとんだな~みたいな(笑)。スタッフが「すみません、イルカショーのため20分中断します!」とかなってしまったり(笑)。後半はうまい具合に時間を合わせて撮影できました。●ドラマ『湘南☆夏恋物語』のみどころ、オススメポイント、メッセージをなどお願い致します。小池:ものすごく早い展開なので、いつでも簡単に見られるという部分と、若者の青春というストーリー部分と、見ていて気持ちのいい感じがするところが、一番のみどころだとおもいます。珍しい二人というか、アーティストイメージの強い西島くんと一緒に演じたことや、画面に映る姿もなんか新鮮でおもしろかったですね。西島:ドラマの現場でもファンの方がたくさんいらっしゃっていたりして盛り上がった作品なので、楽しんでいただければと思います。寝る前や移動中に、海に行きたいなって気持ちにもうひとつ、ダブル押しできるようなストーリーになっているので、仕事している人とかには息抜きに見てもらって、「夏休みは、絶対外に出て動きたい!」という気持ちにもなると思うので、ぜひ見てほしいですね。…ロケ地となっている海の家では、本作の世界観が味わえる装飾、そして本編に出てくる同じフード、飲み物メニューを楽しめて、こちらもぜひ出かけてみたいスポット。豪華“夏恋ユニット”が誕生した鉄板王道青春ラブストーリーに引き続き注目だ。
2011年08月19日まもなく公開となる映画『恋とニュースのつくり方』に主演するレイチェル・マクアダムスと相手役のパトリック・ウィルソンの動画インタビューが到着!劇中の2人の恋愛模様や共演の感想を語っている。『プラダを着た悪魔』の脚本家と『ノッティングヒルの恋人』の監督の手による本作。ニューヨークのTV局を舞台に、低視聴率の朝のニュース番組のプロデューサー職に就いた主人公・ベッキー(レイチェル)が、同僚プロデューサーのアダム(パトリック)との恋や、ハリソン・フォード&ダイアン・キートン演じるキャスターたちとの仕事に奮闘するさまが描かれる。レイチェルは、自身が演じたベッキーについて「恋愛になるとサッパリ」とあきれ顔。パトリックも、いい雰囲気のところで仕事がらみでチャンスを逃す2人の関係を「普通、仕事とプライベートは別物なんだけど…」と苦笑い。恋多き2人にしてみれば、ベッキーとアダムの関係はもどかしくて仕方がないといったところ…?と、言いつつも2人の恋の展開はコミカルでキュート!観ていて思わず応援したくなるハズ。また、レイチェルはパトリックについて「ポジティブで協力的」と語り、パトリックも「レイチェルはチャレンジャーであり、思い切った演技をするけど決してやりすぎないからキュート」と称賛を送る。2人の恋の行方ももちろんのこと、今回の特別映像にもしっかりと登場し存在感を放っているハリソン&ダイアンのベテランコンビによるやり取りも見逃せないポイント!この映像を見るだけで、恋に仕事に、ベッキーがどれだけ時間と力を注いでいるかが垣間見えるはず。ここまでやったからには幸せを掴んでほしいところだが果たして…?『恋とニュースのつくり方』は2011年2月25日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。※こちらのインタビュー映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:恋とニュースのつくり方 2011年2月25日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010 Paramount Pictures. All rights reserved.■関連記事:長谷川理恵“恋の最新ニュース”報告幸せの秘密は「常にハッピーオーラを出すこと」悩み多き女性たちの突破口?『恋とニュースのつくり方』試写会に25組50名様ご招待『プラダを着た悪魔』が好きな人は必見!『恋とニュースのつくり方』予告編到着ハリソン・フォード、新作のプレミアでレイチェル・マクアダムスを称賛年に1度のハロウィン、スターたちが今年も張り切ってコスプレに挑戦!
2011年02月23日年の差は7歳。パッと見、タイプが違いそうな2人だが、インタビューの場で発している空気がどこか似通っている。そして、とっても仲が良い。『恋するナポリタン〜世界で一番おいしい愛され方〜』で塚本高史と眞木大輔は“二人一役”とでも形容すべき奇妙な形での共演を実現した。事故に巻き込まれ命を落としたイタリアン料理人・武(塚本さん)の記憶や料理の腕前が、事故を起こした張本人であり奇跡的に一命を取りとめたピアニストの佑樹(眞木さん)に宿るという関係。役柄上、現場で顔を合わせたのは一度きりとのことだが、取材中も2人の息はピッタリ!役柄、撮影現場の様子や作品を彩るおいしそうな数々の料理、そして劇中で展開する恋愛模様について2人に話を聞いた。本場イタリア仕込みの料理の腕を奮う武にその記憶と技術を宿らせた佑樹。“料理”が物語の中で重要な役割を果たす本作だが、塚本さん、眞木さんお2人の料理の腕前は?塚本:僕、実は普段から全く料理しないんですよ。今回のお話が来るまで包丁を握ったこともないくらいで、結構、亭主関白なところもあって「男は台所に立つもんじゃねぇ!」って感じで(笑)。でも劇中では、包丁さばきくらいできるようにならないとサマになんない。そこは現場で練習して乗り越えていきましたね。眞木:僕も料理はほとんどしたことなくて、一人暮らししていた頃にちょっとしたもの作るぐらいでした。今回の役を演じるに当たって、“天使のオムライス”(※相武紗季演じるヒロイン・瑠璃の思い出の一品)だけは作れるようになりたいと思って、この期間は毎日オムライス作って…飽きてました(苦笑)。包丁に関してはプロの包丁さばきとまでは言わないまでも、何とか“プロっぽく”見えるようにと…。では撮影後、その腕前をプライベートでも活用は?塚本:いやぁ、やっぱり作ってもらうのがおいしいなぁ、と(笑)。もう少しやれば料理の面白さや深さが分かるんでしょうけど…いまはまだいいかなぁ…。眞木:オムライスは作れますよ!…でも、いまは全然、作ってないですね(笑)劇中、あんなに素敵な包丁さばきを見せているのに何とももったいない!ちなみに武は、優しく誠実な性格とは裏腹に、意外とやんちゃな外見が印象的だが…。塚本:衣裳合わせのときに(村谷嘉則)監督と話をして、料理の腕はピカイチだから、あえて見た目とのギャップを激しくしようということになって。「じゃあ、俺が好きに作ってみていいですか?」とお願いして、見た感じいかにも不良っぽくしてみたんです。見た目に対して先入観持ってもらって、それで料理がうまいということで「あぁ、この子こんな美味しい料理作るんだ!」って見えればいいかなと思って」。幼なじみの武と瑠璃の関係。2人の目にはどう映ったのだろうか?塚本:いや、もう早く「好き」って言っちゃえよ!というのは思いましたけど、武は鈍感なんでしょうね(苦笑)。明らかに瑠璃が(サインを)送ってるじゃん!あえてそこに気づかないようにしてたんでしょうかね?そこで気持ちを伝えて結ばれたり、壊れたりしたらいままでの関係がなくなってしまうかも、と考えて怖かったのかも。まあ単純に、外から言わせてもらえば「付き合えよ!」と(笑)。眞木:僕も散々アピールしてるんだから、いけるじゃん!とは思ってました。自分だったら?僕は「当たって砕けろ」じゃないけど、結構自分から行っちゃいますね。黙って我慢する、というのができないと思います。映画の中では瑠璃と武の関係なら逆に関係ないのかな?とも思えましたけど。もちろん、タイミングとかはありますが、本当にイイなと思ったら行っちゃいますね。行っちゃいましょうよ、そこは(笑)!塚本:いや、やっぱり俺はスパッとは行けないかも知れない(苦笑)。今回の瑠璃と武みたいな関係なら言えるかな…?でも、確信がないと怖いかもしれないなぁ…。既婚者なのに苦悩の表情で悩み続ける塚本さんに、なぜか自信ありげな(?)眞木さん。この2人の“二人一役”っぷりをご覧あれ!■関連作品:恋するナポリタン〜世界で一番おいしい愛され方〜 2010年9月11日よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開© 2010「恋も仕事も腹八分目」フィルムパートナーズ■関連記事:塚本高史のぶっちゃけぶりに相武紗季、MAKIDAI爆笑市川知宏インタビュー恋は?料理は?19歳の素顔に迫る「年上の女性に憧れます」眞木大輔、名古屋での『恋ナポ』試写に登場!告白シーンに「緊張した」注目ガールズユニット「Love」がアンサーソングを携え“恋ナポ応援隊長”に就任相武紗季、『恋するナポリタン』携えL.A.上陸アメリカ人の恋愛観に逆質問!
2010年09月14日