禁断の恋と言えば。教師と生徒とか、不倫とか、まあいろいろありますが、どれも身を切られるような痛みがつきもの。その分、格別に甘く深い味わいがあるんでしょうけど、リアルにそういう恋をしたら、どう考えたってありふれた幸せとはかけ離れてしまうものです。そういうのはファンタジーの世界で楽しまなきゃ!◆綾野剛がフランケンシュタインに!てなわけで、4月から始まるドラマ『フランケンシュタインの恋』に注目ですよ!二階堂ふみさん演じるリケジョと、綾野剛さん演じる人造人間が恋に落ちていくストーリーとのことですが、こうした人外と人間の恋物語って昔からよくあるものですよね。古くはギリシャ神話の『プシュケとクピド』、おとぎ話では実写映画化も話題の『美女と野獣』。他には映画だと『ジョー・ブラックをよろしく』や『シティ・オブ・エンジェル』あたりが有名でしょうか。アラフォーの筆者としては『ゴースト』や『シザーハンズ』なんかが真っ先に頭に浮かびます。こうした「人間以外の存在」との恋愛は、昔から愛されているモチーフのひとつですが、なぜここまで愛されているのでしょう。◆実らぬとわかっている恋ほど美しい物語の中とはいえ本物の人間同士が「禁断の恋」をやらかすと、ドロドロで重たいもの。仮にうまくハッピーエンドに持ち込んだとしても、登場人物が背負う罪と罰、未来に続くいばらの道は想像に難くありません、しかも相当リアルに。『高校教師』然り、『昼顔』然り、最終回のあのモヤモヤ感!まあ、そこが狙いなんでしょうけど……。それが、片方をオバケだの人造人間だの死神だの、ありえない設定にしてみると、あら不思議!泣けるほどの切なさを純粋に満喫し、カタルシスさえ得られます。何と言ってもファンタジーですからね。叶わぬ恋とわかっていても、人外となら諦めがつくってもんです。もしかすると、人は昔から、こうした想像上の物語を楽しむことによって現実で道を踏み外すことを防いでいたのかもしれません。叶わぬ恋なんてするもんじゃないね、物語の中だけで十分と。◆男と女は別の生き物、という暗喩世の中は広いので一概には言い切れませんが、一般的に人は人以外の種とは恋に落ちません。しかし「男と女は別の生き物」なんてこともよく言われるわけで。ならば、少々乱暴だけど「異性=違う種、もともと生きる世界が異なる存在」とでも考えてみたらどうでしょうか。それなら「うまくいかなくて当然」と思えそうじゃないですか?手がハサミだったり、死神だったりしないだけマシだと捉えればいいのです。そして、同じ人間でありながら理解しあえず傷つけ合う現実と、どんなに深く愛し合っても別の種(想像上の、ですけど)ゆえに絶対に結ばれない切なさ。どっちがいいの?と問われたなら、多くの人が前者を選ぶのではないでしょうか。だって、目の前にいるのが自分と同じ生身の人間で、その気になればずっと一緒にいられるんだから。『ゴースト』なんか、いくら好きでも触れることさえできないじゃないですか、召されてるし。本来あってはならぬ恋ほど燃え上がるものですが、その代償はあまりにも大きい。だからこそ、ファンタジーの世界で疑似体験することが必要なのかもしれませんね。そんなことを考えながら、『フランケンシュタインの恋』の放映を楽しみに待ちたいと思います。とりあえず綾野剛さんのあのヴィジュアル、かわいすぎ!あんな怪物と恋に落ちるなんて、二階堂ふみさん、うらやましいですね!ライタープロフィール石村佐和子エディター・Webディレクターを経て、結婚、出産後、フリーライターに。微妙に偏った恋愛経験を持つ、アラフォー二児の母。好きなことはモノ作り、工場見学、カフェ巡り。将来は陶芸などしながら優雅に暮らしたいと目論んでいます。
2017年03月21日人気俳優・綾野剛が日本テレビ系ドラマ初主演となる「フランケンシュタインの恋」。先日より二階堂ふみ、柳楽優弥らいまをときめく人気キャストたちの出演が発表されてきたが、この度また新たに新井浩文、光石研、柄本明ら脇を固める豪華名優陣の出演が決定した。本ドラマは、全世界が知る恐怖とサスペンス、ホラーの原点フランケンシュタインを、現代の日本を舞台にオリジナルストーリー描く、笑いと涙と切なさあふれるラブストーリー。主演の綾野さんが120年前にある事件をきっかけに生み出された“怪物”を演じるほか、ヒロイン・津軽継実役の二階堂さん、稲庭聖哉役の柳楽さん、室園美琴役に川栄李奈が扮する。そして今回、新たに発表されたキャスト陣が演じるのは、怪物が大好きなラジオ番組のレポーターで、怪物の恋の良き相談相手・天草純平役に新井さん、柳楽さん演じる稲葉の父で、居場所のない人間を拾ってきては職人に育ててあげたりしている工務店の社長・稲庭恵治郎役を光石さん、津軽や稲葉の担当教授で、怪物を研究している鶴丸十四文役を柄本さん。この豪華すぎる名優たちが本作の脇を固める。またさらに、現在放送中の月9ドラマ「突然ですが、明日結婚します」に出演している葉山奨之、連続テレビ小説「花子とアン」や「べっぴんさん」の大西礼芳、『クローバー』「せいせいするほど、愛してる」の水沢エレナらの参加も決定した。「フランケンシュタインの恋」は4月期より毎週日曜日、日本テレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2017年03月11日連続テレビ小説「とと姉ちゃん」で好演を見せた女優・川栄李奈が、綾野剛が主演する4月スタートの新日曜ドラマ「フランケンシュタインの恋」 に出演することが決定。先日発表された綾野さん×二階堂ふみ×柳楽優弥の三角関係に加わり、四角関係になるという。怪物として生を受けた男。 その体は、ある秘密を抱えた、危険な肉体。 怪物は、人間とは一緒に生きてはゆけないと、姿を消した。 それから約100年後、2017年の日本。怪物は生きていた。森の奥で。永遠の命を持ち、人間とは懸け離れた肉体、パワーを持つ怪物。 しかし、その心は、誰よりも人間。無理なこととわかっていながら、「人間」として暮らせる日を夢見ている。ラジオから流れる「人間の世界」に聞き耳を立て、人間が捨てた品々を拾い集めては、「人間の生活」に想いを馳せ、人間に憧れる。 怪物は、ユニークで、キュートで、優しくて…その心は、誰よりも人間である。そんなある日、ひとりの若い女性・津軽さんと出会う。怪物は苦悩する。人間と会いたくない、怖い。こんな自分を受け入れてくれるはずがない。 しかし、人間と会いたい、話したい、笑いあいたい。そして、怪物は、人間に恋をした。 しかしそれは、かなわぬ思い。なぜなら怪物の体にはある秘密があり、怪物は人間に触れることができないのだ。 人間に触れてしまうと。 触れたいけど傷つけたくない、好かれたいけど嫌われたくない。 測りがたく、縮まりがたい距離が露わになっていき、関わることで抱き始めた、人間への“温かい感情”が、やがて怪物を苦しめていくことになる…。キャストには、主演の綾野さんが100年前ある事件をきっかけに生み出された怪物を演じ、その怪物が恋してしまうリケジョ・津軽継実役に二階堂さん、彼女と同じ大学の研究室に所属する大学院生・稲庭聖哉役を柳楽さんが演じる。そして今回、新キャスト・川栄さんが演じるのは、街をふらつきさまよっているときに稲庭君(柳楽優弥)の父・稲庭恵治郎に拾われ大工職人になる元ヤンキー室園美琴。ぶっきらぼうで気性が荒く男まさりだが、それは精一杯強がって一人で生きてきたゆえの鎧をまとっているから。怪物の恋敵となった稲庭君に心ならずも惹かれ、素直になれない不器用な恋をする、心の奥はとてもキュートな女の子だ。「ファンタジーあり夢あり、恋ありの設定にいまからワクワク、ドキドキしています」と撮影が待ち遠しいと話す川栄さんは、「台本を見たら元ヤンキーという設定でちょっと驚きましたが、中学生の頃はものすごく反抗期だったりしてよく言葉使いが悪いとか言われていたんです。だから“元ヤン”と言う役には何の抵抗もなく受け入れらました」と話し、「このドラマでなんとか自分なりのお芝居を表現できるよう頑張ります」と意気込んでいる。「フランケンシュタインの恋」は4月期より毎週日曜日、日本テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2017年03月03日主演・綾野剛が、永遠の命を持ち、人間とは一緒に生きられない怪物役を演じる日本テレビ系新・日曜ドラマ「フランケンシュタインの恋」。この度、新たに柳楽優弥の出演が決定し、綾野さん、ヒロイン・二階堂ふみと三角関係を繰り広げることが分かった。怪物として生を受けた男。その体は、ある秘密を抱えた危険な肉体。怪物は、人間とは一緒に生きてはゆけないと、姿を消した。それから約100年後、2017年の日本。怪物は生きていた。森の奥で。永遠の命を持ち、人間とは懸け離れた肉体、パワーを持つ怪物。しかし、その心は、誰よりも人間。無理なこととわかっていながら、「人間」として暮らせる日を夢見ている。ラジオから流れる「人間の世界」に聞き耳を立て、人間が捨てた品々を拾い集めては、「人間の生活」に想いを馳せ、人間に憧れる。怪物は、ユニークで、キュートで、優しくて…その心は、誰よりも人間である。そんなある日、ひとりの若い女性・津軽さんと出会う。怪物は苦悩する。人間と会いたくない、怖い。こんな自分を受け入れてくれるはずがない。しかし、人間と会いたい、話したい、笑いあいたい。そして、怪物は、人間に恋をした。しかしそれは、かなわぬ思い。なぜなら怪物の体にはある秘密があり、怪物は人間に触れることができないのだ。人間に触れてしまうと…。触れたいけど傷つけたくない、好かれたいけど嫌われたくない。測りがたく、縮まりがたい距離が露わになっていき、関わることで抱き始めた、人間への“温かい感情”が、やがて怪物を苦しめていくことになる…。誰もが知る恐怖とサスペンスホラーの原点、フランケンシュタインが、現代の日本を舞台にオリジナルストーリーで、 笑いと涙と切なさあふれるラブストーリーとして描かれる本作。主演の綾野さんが100年前、ある事件をきっかけに生み出された怪物を演じ、その怪物が恋してしまうリケジョの津軽継実役を二階堂さんが演じる。そして今回、津軽さんと同じ大学の研究室に所属する大学院生で、津軽さんのことが好きな稲庭聖哉役を柳楽さんが演じることが決定。あるとき怪物と出会い、実家で一緒に暮らすことになる彼は、怪物になにかと世話を焼き、友情が芽生える。怪物と自分を比べてしまい、自分の方が「偽物の人間」と感じることも多く、落ち込んだり嫉妬したり、意地悪な気持ちになってしてしまうことも…そんな人間くさい男。怪物と友情を育みながらも、恋の三角関係に苦悩しながら青春を送っていくという役どころだ。出演が決定した柳楽さんは、「綾野剛さんや、尊敬する大先輩方をはじめとするキャストのみなさんと撮影期間を共に過ごせると思うと、嬉しい気持ちで一杯です」と喜び、「可愛らしくユーモア満載でありながら、人間の本質も鋭くついた今作の世界観を、精一杯楽しみたいと思います」とコメントを寄せている。「フランケンシュタインの恋」は4月期より毎週日曜日、日本テレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2017年02月25日綾野剛が主演する、4月期放送の日本テレビ系ドラマ「フランケンシュタインの恋」。この度、綾野さん演じる“怪物”と恋するヒロイン役を二階堂ふみが演じることが分かった。怪物として生を受けた男。その体は、ある秘密を抱えた、危険な肉体。怪物は、人間とは一緒に生きてはゆけないと、姿を消した。それから約100年後、2017年の日本。怪物は生きていた。森の奥で。永遠の命を持ち、人間とは懸け離れた肉体、パワーを持つ怪物。しかし、その心は、誰よりも人間。無理なこととわかっていながら、「人間」として暮らせる日を夢見ている。ラジオから流れる「人間の世界」に聞き耳を立て、人間が捨てた品々を拾い集めては、「人間の生活」に想いを馳せ、人間に憧れる。怪物は、ユニークで、キュートで、優しくて…その心は、誰よりも人間である。そんなある日、ひとりの若い女性・津軽さんと出会う。怪物は苦悩する。人間と会いたくない、怖い。こんな自分を受け入れてくれるはずがない。 しかし、人間と会いたい、話したい、笑いあいたい。そして、怪物は、人間に恋をした。しかしそれは、かなわぬ思い。なぜなら怪物の体にはある秘密があり、怪物は人間に触れることができないのだ。触れたいけど傷つけたくない、好かれたいけど嫌われたくない。 測りがたく、縮まりがたい距離が露わになっていき、関わることで抱き始めた、人間への“温かい感情”が、やがて怪物を苦しめていくことになる…。人間に憧れ、そして人間に恋をする年齢100歳、永遠の命をもつ怪物役を綾野さんが演じる本作。全世界が知る恐怖とサスペンス、ホラーの原点、フランケンシュタインが、現代の日本を舞台にオリジナルストーリーで笑いと涙と切なさあふれるラブストーリーとして蘇る!二階堂さんが演じるのは、大学で農学部に通い「菌」を研究するリケジョ・津軽継実。子どものころから体が弱く、死が隣にある青春を送ってきたため、どこかで自分の人生に、冷めたところがある人物。ある日、そんな彼女の目の前に現れた不思議な男、怪物だとは気づかぬままに恋をする…。今回の出演決定に二階堂さんは、「非人間とのラブストーリーと聞いて、名作『シザーハンズ』を思い出しました。怪物さんという未知なるお相手にドキドキしています」と心境を語り、また「『人と人』の恋愛物語ではありませんが、私たちが日常でふと感じる愛おしい瞬間が優しい怪物さんから垣間見られると思います」と本作について語っている。さらに、今回綾野さんと二階堂さんは初共演。綾野さんは「繊細さと勇ましさを兼ね備えた二階堂さんの言葉や表情を、ひとつひとつ大切に受け止められる怪物でありたい。現場を一緒になって支えてくれると確信しています。新しいヒロイン像の誕生です」とコメントを寄せている。またプロデューサーの河野英裕氏は、「怪物と恋に落ちる二階堂ふみさん。面白くないわけありません。綾野剛さんと二階堂ふみさん。すごい芝居になるに違いありません。キュートで切なくてヒリヒリする、ラブストーリーにご期待ください」と自信を語っている。「フランケンシュタインの恋」は4月期より毎週日曜、日本テレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2017年02月14日演技派俳優として幅広いジャンルで活躍する綾野剛が、4月期の日本テレビ系ドラマ「フランケンシュタインの恋」で、“100歳の怪物”という異色のキャラクターに扮し、王道ラブストーリーの主演を務めることが明らかになった。舞台は現代の日本。100年前にある事件をきっかけに生み出された“怪物”。人間とはかけ離れた肉体、パワーと永遠の命を持つ怪物は、ラジオから流れる「人間の世界」に聞き耳を立て、人間が捨てた品々を拾い集めては、「人間の生活」に想いを馳せ、人間に憧れていた。無理なこととわかっていながら、「人間」として暮らせる日々を夢見ていた怪物はある日、ひとりの若い女性・津軽さんと出逢い、そして恋をしてしまう。しかし怪物はその身に抱える秘密によって、人間に触れることが叶わず…。人と触れ合う喜びと苦悩を知った怪物と、その恋の行く末は……?かの有名な、不老不死の怪物を実験により生み出してしまう、フランケンシュタイン博士の物語。恐怖とサスペンス、悲劇として世界中に知られるその物語をモチーフに、王道のオリジナルラブストーリーとして贈る本作の主役を、幅広いキャラクターを自由自在に演じる実力派俳優の綾野さんが務める。昨年は『リップヴァンウィンクルの花嫁』『64 -ロクヨン』『怒り』での演技が高い評価を受け、第41回報知映画賞で助演男優賞を受賞、現在『新宿スワンII』が大ヒット公開中の綾野さん。いまやTVやスクリーンでその姿を見ない日はないほどの活躍を見せる綾野さんが、王道ラブストーリーでの主演を務めるのは意外にも初めてとのこと。日本テレビの河野プロデューサーは今回の綾野さん主演について、「さまざまな感情を呼び起こしてくれる大森寿美男さんの脚本を、綾野さんがいままで見たことのないような“心優しき怪物”を作り上げ、見てくれる方々に、驚きと感動を与えてくれると思っています」とコメント。また、怪物役を演じることに対しては「まったく違和感を感じなかった」という綾野さん。本作での役柄・ストーリーについて「まず、僕は人間じゃないんです。台本も読ませていただいて感じたのは、『本当にこれをやるのか?できるのか?』という驚きでした。ただ、怪物といっても、恐ろしいではなく、“愛おしい”怪物を生きたいと思っていますし、怪物が人と出会い、人を知り、世界を知っていく、王道のラブストーリーですので、視聴者の方がむずがゆくなるような、時に切なく、時に共感できるような怪物、物語を皆さんにお届けします」と語り、初の怪物役、初の王道ラブストーリー、初の日本テレビ系ドラマでの主演と、初めて尽くしの作品にかける意気込みを見せた。哀しき怪物が人間を愛し、悩む様と、それに翻弄され心を揺らし、懸命に生きる人間たちを描く本作。綾野さんも「是非その姿を受け止めていただき、少しの希望と、圧倒的な愛に満ちあふれた作品にしたいと思っておりますので、楽しみに待っていてください」とメッセージを寄せる、切なくもおかしい愛の物語の到着を、楽しみにしていて。「フランケンシュタインの恋」は4月より日本テレビにて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2017年02月06日韓国で人気を博したミュージカル『フランケンシュタイン』が日本に初上陸する。あの有名なフランケンシュタインの物語を大胆にアレンジし、メインキャスト全員が一人二役で演じる手法にも注目が集まる。メインキャストのひとりは、舞台をはじめ、映画やテレビドラマで味のある演技を見せる、ベテラン俳優の相島一之。「ミュージカルコメディの経験はありますが、シリアスなミュージカルは初めて」という相島にその思いを聞いた。ミュージカル「フランケンシュタイン」チケット情報「今回は、『ザ・ミュージカル』ですよ。『ザ』ですよ、ザ(笑)。本当に僕でいいの?と何回、念を押したことか」と豪快に笑いながら、オファーを受けた心境を語る。19世紀のヨーロッパを舞台に、死人の命を甦らせ、「生命創造」の研究に身を捧げる科学者ビクター・フランケンシュタインが主人公だ。ビクターは、友人のアンリを無実の罪で亡くしたことから、アンリにその研究成果を注ぐが、誕生したのはアンリの記憶を失った「怪物」だった。「死者を生き返らせるという物語はiPS細胞やクローンなど、21世紀の医学の進歩で突拍子もない話ではなくなってきた。観客は色々なことを思い巡らせるはず。また、登場人物が救いを求め、人間の生きる意味を問う姿は話に深みを与えます。そこに壮大でドラマティックな音楽が入ると、物語がさらに勢いよく立ち上がり、本当に素晴らしいんですよ」と熱を込める。相島は、第一幕でビクターの婚約者ジュリアの父・ステファン、第二幕でギャンブル闘技場に出入りするフェルナンドを演じる。社会的地位や名誉があるステファンと、金の亡者で裏社会とも繋がるフェルナンド。一方、研究熱心なビクター役の中川晃教、柿澤勇人(Wキャスト)は、ギャンブル闘技場を営む悪党のジャックに豹変する。あまりにも正反対なキャラクターは、一人二役というものの、実は同じ人間ではないかと思わせる。どんな人間にも光と闇があるように。「まさにそうですね。脚本と歌詞を手掛けたワン・ヨンボムさんが意図して書いているのだと思います。一人二役は役者にとっては、苦労より楽しみのほうが大きい。振り幅の大きい違う役をやればやるほど、バッと弾ける。その生き生きとした役者の魅力が芝居全体の高揚感にも繋がり、物語自体が大きく揺れる。Wキャストだと揺れ方もそれぞれ違うはずです」役者のほか、立川志らくと落語会をしたり、自身のブルースバンドのライブでブルースハープを吹いて熱唱したりする。また、長男は5歳、長女は2歳とかわいいさかり。50代にして人生花盛りの様子だ。「いえいえ(笑)。でも、異業種に挑戦して確実に分かったのは、僕は俳優以外の何物でもないということです」。きっぱりとそう言い切った。公演は、1月8日(日)から29日(日)まで東京・日生劇場、2月2日(木)から4日(土)まで大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演。その後、福岡、愛知でも公演あり。チケットは発売中。取材・文:米満ゆうこ
2017年01月05日世界的に有名なゴシックロマンの名作を大胆に解釈した韓国発グランドミュージカル『フランケンシュタイン』の日本版が2017年、年明け早々に待望の幕を開ける。メインキャスト8人全員が一人二役を演じること、個性の異なるWキャストの顔合わせの妙でも話題の注目作だ。12月初旬、開幕まで約1か月という段階の稽古場を訪ねた。ミュージカル『フランケンシュタイン』チケット情報物語は、19世紀のヨーロッパ。天才科学者のビクター・フランケンシュタインは友人のアンリ・デュプレと“生命創造”の研究に挑んでいた。しかし殺人事件に巻き込まれたビクターを救うため身代わりとなり、アンリが命を落とす。ビクターは研究の成果を用いてアンリを蘇らせるが、誕生したのは“怪物”だった……。この日の稽古は一幕の後半、六場から。Wキャストのビクターとアンリは、まず中川晃教と小西遼生コンビが登場。そこは法廷。殺人を犯したと告白したアンリを裁くシーンで、アンサンブルたちが「死刑にして!」と口々に叫び、激しく歌うM8『殺人者』が迫力だ。演出の板垣恭一は少し場面を進めては止め、段取りを修正し立ち位置を確認。そのたびにあちこちで役者たちもディスカッションを活発に行っている。続いて濱田めぐみ、音月桂、鈴木壮麻3人の場面ではこの切迫した状況が主に歌詞によって語られていくのだが、さすが実力派揃い、話の流れがごく自然でわかりやすく伝わってくる。さらに場面変わってそこはビクターの部屋。M9『僕はなぜ?』を歌い、苦悩するビクターを中川はナイーブかつエキセントリックに演じ、その存在感には常に目を奪われる。短い休憩をはさむと、ビクターとアンリは柿澤勇人、加藤和樹コンビに交代。先ほどと同じ場面を何度も稽古するうち、流れはみるみるスムーズになっていく。中川が生まれながらの天才肌なビクターなら、柿澤は理系の秀才型のようにも見え、アンリも小西は心優しげ、加藤は冷静沈着な印象に見える。ビクターの「どうして……!」というセリフひとつとってもまるで雰囲気が違う。人間の弱さも生々しく表現され、心情がほとばしるような柿澤の歌に胸を打たれる。ストーリー展開が興味深く、楽曲は非常にドラマティックで、Wキャストの面白さと同時に一人二役のギャップも堪能できるという仕掛けも楽しい。抜群の歌唱力と表現力を併せ持つツワモノ揃いのキャスティングで、あらゆる才能のきらめきが味わえるのも大きな魅力だ。こうして同じ場面を繰り返し見学することで各自の魅力が浮きたち、すべての組み合わせで見比べてみたくもなった。東京公演は日生劇場にて2017年1月8日(日)から29日(日)、その後、大阪、福岡、愛知でも公演あり。取材・文/田中里津子
2016年12月13日ア ベイシング エイプ(A BATHING APE)から、ハロウィンコレクションが登場。2016年10月15日(土)より全国の正規取扱い店舗にて販売される。登場するのは、Tシャツとフーディ。Tシャツは、ブランドのマスコットキャラ「ベイビーマイロ」がフランケンシュタインに扮したグラフィックを真ん中に大きくプリントした。フーディはフルジップ仕様で、完全にジップを締めると顔の部分にベイビーマイロが現れるユニークな仕掛けも。また、アイウェアライン「ベイプ アイウェア(BAPE EYEWEAR)」からは、テンプルやレンズが暗闇で光るサングラスを販売。ハロウィンイベントではもちろん、テンプルにブランドらしい迷彩柄をあしらったデザインは普段でも活躍しそう。さらに、サングラスには、棺をイメージしたスペシャルボックスが付いてくる。【詳細】ア ベイシング エイプ ハロウィンコレクション■アイテム・Tシャツ発売日:2016年10月15日(土)カラー:ホワイト、ブラック価格:メンズ、レディース 6,800円+税 / キッズ 4,600円+税・フルジップ フーディ発売日:2016年10月15日(土)カラー:グレー価格:メンズ 29,800円+税・サングラス発売日:2016年10月22日(土)カラー:ブラック価格:38,000円+税【問い合せ先】ベイプ ストア 渋谷TEL:03-6415-6041
2016年10月14日魔女ですか? フランケンシュタインですか? それとも…もしかして、ゾンビですか!?何の話をしてるかって、そりゃあ今年のハロウィンに決まってるじゃないですか。筆者が子どもの頃は「ハロウィン?なにそれ、挨拶大会!?」ぐらい日本での認知度が低かったハロウィンですが、近年は大盛り上がり。どんどんヒートアップして、渋谷や六本木では街全体が仮装大会になっているそうで。(「ハローハロー」っていう大会だと思っていたのは筆者だけですか、そうですか…)でも、そもそもハロウィンって子どもが楽しむイベントなんです。ということで、親子で楽しめるイチオシ・ハロウィンイベントを紹介します。優秀なゾンビキッズを輩出!!あなたのお子さまも「ゾンビキッズスクール」に入学してみる!?ハロウィンの時期が近づくと開校される伝説の学校、それが「ゾンビキッズスクール」。とびっきり怖くて愛嬌のあるキュートで優秀なゾンビを養成するための学校で、入学するとパワフルなゾンビキッズになるためのお勉強ができるのだとか。キッズたちを誘導するゾンパチ先生は「ゾンビキッズスクール」の校長先生 ※昨年のようすゾンビメイクのワークショップでゾンビになったら、みんなで大運動会!!「ゾンビなんてなったことないし、恥ずかしいし、うち一組で参加する勇気もない…」なんて親子でも安心して参加できるのが「ゾンビキッズスクール」のいいところです。個性の強い先生や生徒たちがゾンビメイクをレクチャーしてくれるというから、ゾンビ経験がない親子でも大丈夫。「ゾンビウォーク」という「死人の歩きかた」もしっかり習得できるのは「ゾンビキッズスクール」だけ!?ゾンビウォークをする生徒たち。※昨年のようす 今年の「ゾンビキッズスクール」は【ガブッ!ゾンビだらけの大運動会!】。ゾンビだらけの運動会なんて想像するだけで身震いがしますね。お子さまだけでなく、保護者も積極的にメイクとコスプレで参加しましょう!!ゾンビになって遊園地をジャックしよう!!そんなわくわくドキドキの【ガブッ!ゾンビだらけの大運動会!】の詳細はコチラ。日時:2016/10/29(土)、10/30(日)2日間両日とも13時スタート。場所:富士山の自然と遊べる、ぐりんぱ-Grinpa-。(当イベントについてのお問い合わせは「日本おばかキッズ協会」まで)参加料:無料(要申し込み)主催の「日本おばかキッズ協会」では「ゾンビキッズスクール」のほかにも面白いキッズイベントが目白押し。子ども時代の貴重な「おばか」を存分に楽しみたいママ・パパのみなさまは要チェック!!ゾンビになったわが子の写真を撮りまくれるのがママ・パパにはたまりません >「日本おばかキッズ協会」公式サイト>「日本おばかキッズ協会」Facebookページ最後にちょっと余談ですが、筆者も今年の「ゾンビキッズスクール」に参加することになりました。ゾンビ初心者の筆者ですが、立派なゾンビになって卒業できるように頑張ります!!ライター:金延さえ
2016年10月13日アンダーズ 東京のペストリーショップに、ハロウィン限定スイーツが登場。2016年10月3日(月)から31日(月)まで販売される。遊び心たっぷりなハロウィーンスイーツからは、オーガニックのかぼちゃをふんだんに使った「プッチーニパンプキンプリン」や目玉をモチーフにしたおどろおどろしい、ムースケーキ「ステアリング アイ」などが登場。また、マミーやフランケンシュタイン、ジャック・オ・ランタンをかたどった「ハロウィンロリーポップ」や「マカロン」はそれぞれ、ピスタチオやバニラ、ダークチョコレートのフレーバーに。一口サイズで、ハロウィンパーティにもぴったりなスイーツとなっている。さらに、実りの季節である秋らしいローストアップルパイも用意。バニラカスタードと栗&マジパン、2種類のフレーバーを楽しめる。【詳細】アンダーズ 東京 ハロウィンスイーツ発売期間:2016年10月3日(月)〜31日(月)メニュー例:・プッチーニパンプキンプリン 750円+税・ハロウィーンロリーポップ(3個セット) 1,200円+税・ハロウィーン“パンプキン”マカロン(3個セット) 1,350円+税・ステアリング アイ - ムースケーキ 550円+税■取り扱い店舗ペストリーショップ住所:東京都港区虎ノ門 1-23-4 虎ノ門ヒルズ アンダーズ 東京 1階TEL:03-6830-7765営業時間:8:00〜20:00※10/1(土)より、営業時間が一部変更となる。8:00〜20:00(土・日・祝 10:00〜20:00)
2016年09月16日誰もが知るフランケンシュタインの物語に大胆な解釈を施し、さらにメインキャスト全員がひとり二役を演じるというトリッキーな演出で大ヒットとなった、韓国発のグランドミュージカルが、日本初上陸。出演する中川晃教、柿澤勇人、加藤和樹、小西遼生らが8月19日、製作発表会見を行った。ミュージカル『フランケンシュタイン』チケット情報19世紀のヨーロッパ。科学者ビクター・フランケンシュタインは、殺人事件に巻き込まれた自分を救うために命を落とした友人・アンリを生き返らせようと、アンリの亡骸に自らの研究の成果を注ぎ込む。だが誕生したのは、アンリの記憶を失った“怪物”だった……。演出を担当する板垣恭一は「日本ではマンガの影響か、フランケンシュタイン=怪物と思い浮かべてしまう人もいるかもしれませんが、実は、博士の方の名前です。あえて言っておきます(笑)。韓国のこのミュージカルでは、その身体の元になっているのが友人だというところがまったく新しい。原作では博士と怪物が、創造した人と作られたモノ、という関係なのですが、本作では“人間対人間”となっているところが面白い。もともと優しい心を持っていた人間が違うものになってしまうという悲劇の部分を、きちんと日本の観客に腑に落ちてもらえるようにしたい」と、ポイントを語る。キャストは、フランケンシュタイン博士と悪党・ジャックの2役を中川晃教と柿澤勇人、アンリ&怪物に加藤和樹、小西遼生のWキャスト。中川は「まさにフランケンシュタインというのが、あの怪物だと思いそうになっていました(笑)。(人を生き返らせるという)倫理に反することを、やってはいけないことをしてしまう葛藤の中、なぜ彼がそれをしてしまったのか。そこには愛する仲間を生き返らせたいという理由がしっかりあった。それが今回の作品の中で説得力があるところだと思う」と語る。また柿澤は「1幕と2幕でまったく違うキャラクターを演じるということが想像できなかった。新解釈のフランケンシュタインに挑戦できることが楽しみ」と語った。柿澤は6月に右足を負傷し、自身の主演作『ラディアント・ベイビー』大阪公演が中止になったが「アキレス腱の手術をしましたが、今は歩くまで回復しています。1月には元気な姿でみなさんに恩返ししたい。いいタイミングだったのか(苦笑)、僕の傷口がいまフランケンシュタイン状態。それを見ると本当にゾクゾクするんです。この感情を何かに使えたら」と話していた。この日は中川と柿澤が、デュエットで劇中曲『偉大なる生命創造の歴史が始まる』を披露。事前公募で約5000人の中から当選した一般オーディエンス200人もふたりの歌声に聴き惚れ、大きな拍手を贈っていた。登壇者は、ほかに音月桂、鈴木壮麻、相島一之、濱田めぐみ。公演は、2017年1月8日(日)から29日(日)まで、東京・日生劇場にて。チケットは9月10日(土)に一般発売を開始する。チケットぴあでは8月23日(火)11:00から29日(月)11:00までWEB先行抽選「プレリザーブ」を受付。東京公演ののち、大阪、福岡、愛知でも公演あり。
2016年08月22日ミュージカル『フランケンシュタイン』の製作発表記者会見が19日に都内で行われ、出演の中川晃教、柿澤勇人、加藤和樹、小西遼生、音月桂、鈴木壮麻、相島一之、濱田めぐみ、潤色・演出の板垣恭一が登壇した。同作は1818年に出版されたゴシック小説『フランケンシュタイン』を脚色し、韓国でロングランを続けているミュージカル。フランケンシュタイン博士は親友の死を嘆き、怪物として生き返らせたという新解釈で、人間の愛憎を描いていく。メインキャスト全員が1人2役を演じることも話題となっている。主役のビクター・フランケンシュタインを演じる中川と柿澤は、会見で劇中ナンバー「偉大なる生命創造の歴史が始まる」を披露した。昔から中川の大ファンだった柿澤は、3日前に歌稽古を行ったが「あの日の記憶ほとんどないんです」と苦笑。柿澤は「頑張るぞと思って下を見たら、社会の窓全開でした。それくらい興奮したんだと思います」と振り返った。柿澤は、6月に舞台『ラディアント・ベイビー~キース・ヘリングの生涯~』東京公演でアキレス腱断裂の怪我を負い、同舞台の大阪公演が中止となった。今もまだ傷が残っているが、「たくさんの人に迷惑をかけたし、来年の1月に元気な姿で、恩返ししたいと思っていますし、頑張りたいなと思います」と決意を表明した。また、「東京グローブ座でやっていた舞台『フランケンシュタイン』を観に行っていた」という中川は「同じ作品をやるんだろうと思ったら、実は韓国版のミュージカルなんだとわかった」と、様々な可能性を持つ作品に対して驚きを表す。中川は「今回の『フランケンシュタイン』では、ビクターは愛する仲間を生き返らせたいという理由がしっかりあり、説得力が生まれていくるんだなと感じました」と印象を語った。怪物を演じる加藤は、韓国版の俳優が「上半身裸で、ムキムキのバディ」だったことを意識しつつ、「怪物は生まれたてで、何も知識もないし、赤ちゃんだと思うんですよ。見た目と反する中身のギャップを作れたら」と役作りを意識。小西は「怪物の存在によってビクターの心の中がわかったり、葛藤や苦しみがわかるような役にしたい」と意気込み「造形に関しては、エヴァンゲリオンに負けないくらい」とイメージを膨らませた。東京公演は2017年1月8日~29日、日生劇場で行われる。また、大阪公演(梅田芸術劇場 メインホール)は2月2日~5日、福岡公演(キャナルシティ劇場)が2月10日~12日、愛知公演(愛知県芸術劇場)が2月17日~18日の予定。
2016年08月19日アンダーズ 東京のペストリーショップでは10月限定のハロウィンに向けたユニークな特製スイーツが登場する。ペストリーシェフ・岡崎正輝は今年のハロウィンも遊び心をくすぐるハロウィンスイーツを考案。オーガニックのかぼちゃをふんだんに使った「プッチーニパンプキンプリン」(750円)をはじめ、“マミー”や“フランケンシュタイン”を象った「ハロウィーンロリーポップ」(3個セット 1,200円)やマカロン(1,350円)、ムースケーキで作られた目玉モチーフの「ステアリング アイ」(550円)などが提供される。また、実りの季節である秋にふさわしい「ローストアップルパイ」(650円)も登場する予定だ。提供期間は10月3日から31日まで。
2016年08月15日ユニバーサルが新しく立ち上げようとしているモンスター映画のシリーズに、ハビエル・バルデムが出演することになりそうだ。『フランケンシュタイン』への出演について話し合っているようだが、ヴィクター・フランケンシュタイン役なのか、彼のモンスターなのかは、わかっていない。その他の情報ユニバーサルの新しいモンスターシリーズでは、すでに『The Mummy』にトム・クルーズとラッセル・クロウの出演が決まっている。クロウの役はジギル博士で、バルデムも当初、この役に興味を示していたらしい。『The Mummy』はすでに撮影に入っている。北米公開は来年6月9日。監督はアレックス・カーツマン。バルデムは、今年5月のカンヌ映画祭で上映されたショーン・ペン監督作『The Last Face』に出演。次回作は『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッド・メン・テル・ノー・テールズ』。文:猿渡由紀
2016年07月12日台湾の人気俳優、胡宇威(ジョージ・フー)さんが主演ドラマ「Love Cheque~恋の小切手~」のDVD-BOX発売にあわせて来日した。インタビューに応じてくれたのは、ファンとバレンタインイベントを過ごした翌日。「皆さんとても温かい。初めて来日した時に比べて、段々とファンの方が増えてきていることも嬉しいよ」と笑顔を見せる。日本のファンの印象は「恥ずかしがり屋」だそう。「たぶん生で僕を見たのが初めてだからだと思うんだけど(笑)、握手する時の手が震えてるんだ。礼儀正しくて、頭をぶつけてしまうほどお辞儀しちゃうところなんかも可愛い」。朝一番のインタビューにも朗らかな笑顔で現れたジョージさん。「Love Cheque」では何でも3分で解決しようとする効率重視のクールなエリート・何不凡(ホー・ブーファン)を演じているが、本人とのギャップが大きい。「僕も効率よく行動するほうだけど、3分は早すぎるよね(笑)。普通の人間はついて行けなくて離れていってしまう。でも、彼の人に対して閉じた部分は理解できるんだ。僕にも自分の気持ちがうまく処理できなくて、閉じこもってしまうことが過去にあったから。ブーファンのクールな部分は、そんな自分の経験を投影して演じたよ。むしろ難しかったのは、彼が変わっていってからの芝居を、今まで演じてきた役と同じにならないようにすること。さもないと視聴者に飽きられてしまうから」。クールなブーファンを変えていくのは、ヒロイン・曼曼(マンマン)の存在。ピュアで優しい女性だが、かなりのおっちょこちょいだ。ジョージさん自身、マンマンのような女性をどう思うか聞いてみると、「あそこまでルーズだとちょっとついていけない」と笑う。「後先考えずに突っ走ってしまうところがキビシイかな。僕はまずちゃんと考えてから行動する方だから。もちろん、場合によっては臨機応変に対応するけどね」。ドラマでは、マンマンの元恋人が守護天使として登場したり、運命の赤い糸が重要な役割を果たす。私生活で摩訶不思議な体験をしたことはないか尋ねると、「浴室で髪を乾かしていたら、何かに指でお尻を撫でられた」とビックリ体験を語ってくれた。「スーッと触れられた感覚があって、あれ?ちょっと変だぞ…って。お尻の筋肉がつった場合、あんな感触はしないから(笑)。何でもないと自分に言い聞かせて髪を乾かし続けたけど、その晩に浴室のガラスが割れたんだ。証拠写真も撮ってあるよ」。霊的な存在は信じても、「運命の赤い糸はあり得ない」ときっぱり。「運命は自分で決めるものだからね。愛は自分で探すもの。見つからないなら、それは自分の問題だよ。仕事だって同じことで、自分で探して、道を敷く。不平不満を口にしたって、それを選んだのは自分なんだから」。生まれ育った米国から台湾に移り、キャリアをスタートさせてから約10年。着実に活躍の場を広げている。昨年の東京国際映画祭に出品された台湾映画界の巨匠・王童(ワン・トン)監督の新作『風の中の家族』で映画初出演も果たした。「監督は先生のような存在で、今までと違う演技の方法を学べたことは大きかった」と振り返るジョージさん。憔悴した表情に無精ひげ姿で、大陸から逃れて台湾に移住した国民党兵士を熱演。王子様的な役柄が多かったこれまでとは違う、粗野な一面を見せた。「最初は監督からもキレイなだけのアイドルだと思われて、『ちょっと違う』と言われてたんだけど、チャンスをもらうことができた。いざ撮影が始まると、『…うん』(と、うなずく監督のマネをしてみせるジョージさん)とだけ言って僕の芝居を認めてくれたんだ。すごく努力した。いつまでもアイドルだと見なされていたくないし、もっと色んな表現をしていきたいと思ってるからね」。昨年秋、撮影のためのバイクの練習中に転倒し、助骨4本を折る重傷を負った。「もう9割治った」そうで、3月からはテレビドラマの撮影で本格的に仕事復帰する。バイクはもうこりごりかと思いきや、「ますます乗りたくなったよ!」と即答。甘いマスクとは裏腹に、なかなか度胸の据わった人だ。(text:Rie Nitta/photo:Nahoko Suzuki)
2016年02月24日豊川悦司が50代にして禁断の恋に足を踏み入れる。相手は親友の妻で、演じるは鈴木京香!WOWOWの新ドラマ「荒地の恋」で彼らが生きるのは1970年代から80年代後半、ちょうど昭和の終わりの十数年。あの戦争を生きのび、高度経済成長期を駆け抜け、50代となり、すっかり“大人”であるはずの彼らが許されざる恋心に気づき、惑い、見悶える。「どうやら、僕は恋に落ちたようだ」――。豊川さんが演じる太郎は、鈴木さんが演じる明子にそう告げる。太郎は詩人として戦後すぐ、仲間たちと「荒地派」を掲げるも、新聞社の校閲係として働き、家庭に収まりすっかり落ち着いてしまったアラフィフ。だが親友の詩人・三田村(松重豊)の妻・明子と頻繁に顔を合わせる中で、彼女に対する気持ちに気づく。豊川さんは「『どうやら』ってのも無責任な言葉ですよね(笑)。他人事みたいだけど自分でしょ!」と笑う。これまで20代、30代、40代とそれぞれの年代で、様々なラブストーリーに身を投じてきたが、この年齢ならではの恋についてこう語る。「やっぱり、年齢を重ねれば重ねるほど、ひとを好きになることに憶病になる気はしますよね。若い頃は大胆に踏み込んで行けたけど、太郎さんも迷いながら、迷いながら、でも何かに背中を押されるように旅に出る。若いときならパーンっとジャンプできたところで、大人たちは石橋を叩いて渡る(笑)。そういう部分で恋の楽しさや種類が違うんだなと思いますね」。一方で鈴木さんは、年齢を重ねても変わらない部分について語る。「自分が20代のときは、40代や50代の方が大人に見えていたけど、自分がそういう年齢になってみると、そんなに大人にはなってなくて(苦笑)、いろんなことに一喜一憂してるものなんですよね。ドラマの中でも太郎さんが、手紙が来ていないかとしょっちゅう、郵便受けを見に行くところとか、10代の子と変わらない(笑)。やきもちもそう。相手が家庭に戻ったとき、『どうしてるんだろう?』とか…」。その言葉に豊川さんは「やきもちはむしろ、年取っている方が強い気がしますね。本能的に可能性が低いことを知っているのかな…(笑)」とうなずく。明子との恋が太郎に情熱を与え、歩むべき“荒地”を示し、彼を再び詩人にしていく。先述の「どうやら――」というセリフ然り、彼らが発する言葉は、現代とはまた違った重みを持ち、心に突き刺さる。豊川さんは、登場人物たちを形作る、現代とは異なる時代背景について言及する。「この作品は戦争を扱っているわけではないけど、彼らは実際に戦争を体験している。あの時代の人たちは、戦争が終わっても、何かしら戦い続けているような人が多い気がします。荒地派の詩人たちは、言葉を武器にずっと、自分自身や社会、芸術と戦ってる。戦争という強烈な体験をしているからこそ、戦うのをやめられないというか…彼らだけでなく政治家や他の芸術家もそう。いい意味での強迫観念で創作をしていて現代とは表現の質が違う気がします」。鈴木さんは、明子を演じて言葉を武器に戦う男たちへの深い敬意を感じたという。自身と明子の思いを重ね合わせ、こう語る。「明子という役はエキセントリックで強い印象がありますが、彼女は言葉を生業とする詩人の特別さをきちんと意識していたと思うし、そこに共感しました。芸術家を心から尊敬し、父が芸術家であったこと、夫が詩人であること、自分を包み込んでくれる男性が詩人であることを誇りに思っていた。アピール性の強い女性に見えて、純粋に彼らの傍にいて、その創作を間近で見られることに幸せを感じているんです。自身は創作者ではないけど、理解者でありたいという思いが、いろんな局面を彼女が笑顔で乗り越えられた理由なのではないかと思います」。2人の共演は「青春の門-筑豊篇-」以来、およそ10年ぶり。豊川さんは「京香さんが現場にいらっしゃると、明るくなるというか、雰囲気がよくなるんです。それはご本人が持っているオーラですね。みんなどこか口角がゆるんで仕事をしてた(笑)。華やかで何か気持ちがよくなる…フェロモン?お色気(笑)?すごく感じました」と鈴木さんの現場での存在感を絶賛!また、昭和の時代のコーディネートに関しても「生まれる時代を間違えたのかってくらい似合ってました。着替えて出てくるたびに『かっこいいな』と思ってました」と称える。鈴木さんはそんな豊川さんの言葉に「時代遅れの古くさい女ってことじゃなく(笑)?」と返し「(フェロモンが)出ていたら嬉しいですけど…」と微笑む。「前回は、緊張していた部分もあったんですよね、当時はまだ経験も少なかったので。今回、原作を読んで『やりたいな』と思っていた役で、太郎と明子として豊川さんと現場で向き合っているのは本当に楽しかったです。豊川さんと松重さんと一緒のシーンもそう。お二人ともスタイルがよくて、素敵なんです。これが現実の関係だったらどんなに幸せだろうって気もしますね(笑)。ダンナさんが松重さんで、いま恋している相手が豊川さんだったら…ウットリしますね(笑)」。(text:Naoki Kurozu)
2016年01月08日映画『キングスマン』のブルーレイ&DVDが23日(水)にリリースされるのを記念して、コリン・ファースのインタビュー映像が公開になった。インタビュー映像本作の原作は『キック・アス』『ウォンテッド』などを手がけてきたマーク・ミラーのコミックス。高級スーツ店“キングスマン”はロンドンのサヴィル・ロウにあり、洗練された紳士が集っているが、その実体は、どこの国にも属さない世界最強のスパイ機関だ。ファースが演じるハリーは、組織の指揮者アーサー(マイケル・ケイン)の下で日々、秘密裏に活動を行っているが、ある日チームの一員が何者かに惨殺され、新人エグジー(タロン・エガートン)をスカウト。エグジーは街のチンピラから“真の紳士”へと成長し、世界に危機に立ち向かう。ファースが本作で演じるのは、紳士的に振る舞い、いつも冷静だが内に情熱を秘めた男ハリー。精悍なルックスと確かな演技力でファンの信頼を集める一方で、コメディなど幅広いジャンルで活躍するファースは、本作で、本格的なアクション・格闘シーンを見事に演じた。このほど公開になったインタビューは、劇中に登場する教会での格闘シーンについて語ったもので、制作過程や注意点など、意外なポイントが本人の口から語られる。また、映画の中に登場する暴力について真摯に考え続けてきたファースは、昨今の映画やドラマの暴力描写について分析し、本作を手がけたマシュー・ヴォーン監督の暴力シーンに対する考えや、自身の考えを語る。インタビューは、作品のテーマ、アクションなどに丁寧に向き合い、考え、準備してきたファースの誠実さが伝わってくるもので、“マナーが人をつくる”と改めて思わせてくれるファン必見の映像になっている。『キングスマン』12月23日(水) ブルーレイ&DVD リリース※デジタル配信中
2015年12月21日なんと今回私は、サム・スミスにインタビューする機会に恵まれました!日本からインタビューに参加したメディアはシネマカフェだけ。非常に貴重な機会です。サムといえば、ミュージックシーンで長年愛されている“ブルー・アイド・ソウル”のシンガーとして人気です。シンガーとしてノリにノッているサム。2014年5月に発売したデビューアルバム「イン・ザ・ロンリー・アワー」では、グラミー賞やブリット・アワードなどを総なめにしました。今、最もアツいアーティストのひとりといって間違いないでしょう。ですから9月に、サムが『007』シリーズ最新作『007 スペクター』のテーマソングを歌うことが発表された時にも、誰も驚きませんでした。そしてこの曲は、“英国ヒットチャートで初めて1位になったジェームズ・ボンドのテーマソング”としてギネス記録に認定されました!私は彼に会うことを、心から楽しみにしていました。だって彼の声と音楽が大好きなんです!なので記者会見の会場に到着して、彼の喉の調子が悪いためにライブパフォーマンスが中止になったと聞き、少しガッカリしました。でもインタビューは予定通り行われるということで、はりきって向かいましたよ!彼に会ってすぐに喉の具合を聞いたところ、彼は「大丈夫。すぐによくなるよ」と言って安心させてくれました。喉が腫れて少し疲れていたので、休息を取るためにライブを休むことにしたそうです。もちろん今年の5月に受けた喉の手術のことも聞きました。彼は「手術は成功したよ。でも僕はこの数年間ノンストップで活動してきた。だからきっとすごく疲れてるんだと思う。僕自身はそれに不満はないよ。でも僕の体や喉は、時々文句を言うんだ。だから、たまには彼らの声に耳を傾けてあげないとね」と言っていました。サムとアデルって、やっぱり共通点が多い気がするんですよね。どちらもイギリス生まれで、美しい声で感傷的に歌いあげるシンガーです。2人とも、悲しく切ない曲を歌いますし、喉に問題があり手術を受けています。そしてデビューアルバムが数え切れないほどの賞を受賞し、世界中のたくさんのファンから愛されています。このことをサムにも話してみたの。そうしたら彼はこう答えてくれました。「そうだね。僕らはよく比較されるんだ。すごくうれしいよ。でも正直なところ僕は、僕たちが似てるとは思ってないんだ。僕は僕だと思ってる。サム・スミスだ。それにアデルはアデルだよ」。サムはアデルを、人としてもアーティストとしても愛していて、尊敬していると話していました。それから近いうちニューアルバムが発売されるかも聞いてみました。そうしたら「うーん。僕には少し休暇が必要なんだよね。旅をしながら、新しい曲をいくつか書いている。でも僕の場合、最高の歌詞は普段の生活から生まれる。最近、普通の生活をする時間があまりないんだ」。サムのファーストアルバムの曲には、愛していた人との悲しい別れを歌った曲がいくつかあります。彼は心の痛みを歌詞にするということも、とてもオープンに語っています。だから「最近、あなたにとって特別な人がいますか?」って質問してみたの。彼は、恥ずかしそうにうなずいて「もちろん。いるよ」と答えたわ。私は「あなたが幸せってことは、ニューアルバムはちょっと明るくてハッピーなものになるってこと?」と聞いたんです。彼は少し考えて、こう言いました。「うーん。どうかな。それはないかも。結局のところ、僕ってああゆう人間なんだよ。ふさぎがちな暗い奴なんだ。僕はハッピーでいつもポジティブな人間ではないね」。それから、ジェームズ・ボンドのテーマ曲はどんなアプローチで作り上げたかを聞いてみたわ。サムは「オファーをもらって、心からうれしかった。僕にとって、イギリス人の僕にとって、『007』シリーズのテーマ曲を歌えることは、本当に光栄なことだよ。でも僕はこれまでとまったく違う曲を作ろうとは思わなかった。上品で時代を超えて愛される曲を書こうと決めたんだ」。映画を見せてもらい、それから歌詞を思いついたそうです。ダニエル・クレイグの演技を見て、荒削りで、でも繊細で傷つきやすい雰囲気の曲にしたいと思ったと話していました。サムのこれからのことを聞いたところ、今はツアーの真っ最中だけど、ツアーが終了したら、1年間はお休みしたいみたいです。充電期間を経て、2枚目のアルバム制作に入りたいと言っていました。日本でのコンサートの話もしました。また日本に行けることをすっごく楽しみににしていましたよ。日本食が大好きで、特にお刺身が好きなんですって!日本でお刺身がおいしいレストランに行きたいとワクワクしていたわ。もちろん日本のファンに会えることも楽しみにしていましたよ。『007 スペクター』は11月27(金)~29(日)の3日間先行上映。12月4日(金)より、TOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:Lisle Wilkerson)■関連作品:007 スペクター 2015年12月4日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2015 Danjaq, MGM, CPII. SPECTRE, 007 Gun Logo and related James Bond Trademarks, TM Danjaq. All Rights Reserved.
2015年11月27日ドラキュラ、切り裂きジャック、フランケンシュタイン博士…残酷なまでに美しく、恐ろしい新感覚ゴシックホラー「ペニー・ドレッドフル ~ナイトメア 血塗られた秘密~」が9月2日(水)よりDVDがリリースされる。この度、『パール・ハーバー』のジョシュ・ハートネット、4代目ジェームズ・ボンドのティモシー・ダルトン、そしてボンドガールのエヴァ・グリーンら豪華キャストが共演する本作の予告編がひと足先にシネマカフェに到着した。ロンドンで次々と起こる奇怪な殺人事件。拳銃の名手チャンドラー(ジョシュ・ハートネット)は、謎の美女ヴァネッサ(エヴァ・グリーン)の依頼で、探検家マルコム卿(ティモシー・ダルトン)と共に彼のさらわれた娘を探しにヴァンパイアの巣窟へ。だが娘はそこからも既に連れ去られた後だった。手掛かりを求め、殺したモンスターの解剖をフランケンシュタイン博士に依頼。遺体の中からは、謎の象形文字を発見。また博士は、密かに遺体による人造人間を創ろうと自身の研究を進めていた…。本作には、最新作『007 スペクター』でもコンビを組むオスカー監督サム・メンデスと名脚本家ジョン・ローガンが製作総指揮に、衣装デザインにオスカー受賞のガブリエラ・ペスクッチと最高のスタッフが集結。また、本作のために俳優業に復帰したイケメン俳優ジョシュや、『007 カジノ・ロワイヤル』の美女エヴァ、元4代目ジェームズ・ボンドのティモシーのほか、激しく時にエロティックな演技で魅了するもう一人の超イケメン、ドリアン・グレイ役のリーヴ・カーニーも参戦する。今回公開された映像には、豪華俳優陣が登場する中、生と死の境をさまようヴァンパイアたちとのアクションバトルや、人造人間のおぞましき復讐。エロスを追い求める不老不死の美青年など…スタイリッシュで過激な映像となっている。こちらの映像からも分かるように次々と恐怖とエロティックな場面が畳み掛ける本作。中でもエヴァ演じる美女が悪魔に憑依され、荒れ狂った末にするセックスシーンは凄まじい。またグレイ役リーヴ・カーニーは妖艶なフェロモンを漂わせ、エヴァだけでなく、なんとジョシュとも絡み合う。観る者すべてを虜にする耽美的なラブシーンは必見。米国では放送後、中毒になる若い視聴者が増殖中という本作。まずはこちらから静かな激情とほとばしる緊張感を味わってみて。「ペニー・ドレッドフル ~ナイトメア 血塗られた秘密~」DVD-BOXは9月2日(水)よりリリース。(同日レンタル開始)(text:cinemacafe.net)
2015年06月11日映画『アイ・フランケンシュタイン』のブルーレイ&DVDの発売に合わせ、ポニーキャニオンの作品のPRを担当する“グラドル映画宣伝部”が稼働することとなったが、新メンバーとして日本大学芸術学部映画学科卒業のグラドル、清水みさとが加入することが決定!1月6日(火)、メンバーの高崎聖子、倉持由香、鈴木咲と共に宣伝イベントに臨んだ。その他の画像アーロン・エッカート主演の本作の舞台は天使と悪魔が戦いを繰り広げる現代。誕生から200年もの時を経ても生き続けていたフランケンシュタインが運命に翻弄されつつ戦う姿を描き出す。“みさと先生”の愛称で人気の清水は「ずっと“グラドル宣伝部”に入りたかった」とのことで「お話をいただいたときは本当に嬉しかったです」とニッコリ。日芸の映画学科演技コース卒業の知識と肉体を駆使して「頑張ります!」と奮闘を誓っていた。改めて本作について、高崎はフランケンシュタインの衣裳や造形に着目。「原作の頭にネジが刺さって顔が四角くて…というイメージをもっていたけど、そういうのはなくて人間味あふれるフランケンシュタインが登場します。動きも速いし服装もGパンにパーカーで、いい意味で期待を裏切られました」と語る。倉持は“天使対悪魔”という戦争の設定について「中二病心がグッとくすぐられる設定です!」と興奮気味。「キレキレのアクションに注目してほしい」とアピールした。鈴木は「あの『アナと雪の女王』を抜いて、全米でDVDチャート1位を獲得しているので自信をもってお勧めします!」とデータを用いてアピール。さらに、美大に在籍した経験を生かして、劇中でフランケンシュタインが使う大きなナイフのような武器を作ってくる熱の入れようだった。そして新入りの清水はやや緊張した口ぶりながらも「1994年のロバート・デ・ニーロ版の『フランケンシュタイン』と通じるものがある」と早速、蓄積された映画知識を駆使して作品の見どころを解説した。イベントの最後には倉持が自慢のお尻で尻文字によって今年の抱負「ろしゅつ」を発表!「メディアでの露出を増やしていきたいし、4人で映画に出たり、外国映画の吹き替えに挑戦したりいろいろやりたい!」とセクシーポーズで宣言した。『アイ・フランケンシュタイン』1月7日(水)発売Blu-ray:4700円(税別)DVD:3800円(税別)発売・販売元:ポニーキャニオン
2015年01月06日幼なじみのロージーとアレックス。何でも話せる仲だったのに、“好き”という想いだけを伝えられず、12年間もすれ違い続けてしまう―。『P.S.アイラヴュー』の作者が贈るラブストーリー、『あと1センチの恋』。主演のリリー・コリンズさんオフィシャルインタビューをお届けします。―最初に脚本を読まれたときはいかがでしたか? (主役の)ロージー役は私がやるしかない! と思いました。ロージーとわたしは、似ている部分も多くて、というかロージー的な部分って誰にでもあると思うのだけれど。例えば傷つきやすいけれど、とってもタフだったり、落ち着きはないけれど芯はしっかり持っている点など共感できる部分も多くて楽しかったです。12年間の年月を特殊メイクに頼らずに、内面の変化や成長を表現するというのは、女優として大きなチャンスだと思ったし、他にも母親役を演じることができる、英国なまりでできる、さらにコメディ要素も満載。こんなにおいしい役はないと思いました。―出演を決めたポイントは? もともと『ノッティングヒルの恋人』や『ラブ・アクチュアリー』、といった、ラブコメが大好きなんです。この作品は、それらをもっと現代風にアレンジしたものだと思います。リアルでちょっと恥ずかしいネタで笑いをとるところとか。あと、今回は10代の女の子の妊娠が1つの鍵として出てきますが、それをポジティブに描いている点が好きです。最近のリアリティ番組などでは否定的にとらえられることが多いけど、それを前向きに、応援する姿勢で描いていることが私にとって大事なポイントでした。―ロージーとアレックスの、もどかしい恋については、どう思いましたか?友情を崩しかねないリスクを負うことに、立ち往生する気持ちはとてもよくわかります。感情がもつれた場合、自分の中の感情がどんなものなのか探る必要があると思います。そして答えが出てきたら、それを相手に言うべきかどうかは、また別の判断になる。自分の気持ちをぶつけるには、相手の準備ができていないかもしれないし、タイミングを計らなければいけない。『今、この瞬間をつかめ』とかってよく言うけれど、“タイミング”と“判断”はとても難しいと思います。でも、最終的には自分で決めるしかないのです。自分自身の幸せを考えて、言うべきときには言わなければ、と思いました。―ロージーとの共通点は? 夢の実現をあきらめない点だと思います。わたしも、とっても粘り強いの(笑)。本気で、情熱をもって行動すれば、本気かどうかは伝わるものだと思っているので。わたしは、以前から女優になりたいと思っていました。25歳でまさか日本で主演映画の話をしているとは思わなかったけれど。誇りを持って、ひたむきに忍耐強く努力することが大切で、そのモチベーションになっているのが情熱と愛だという点です。―サム・クラフリンさんとの共演はいかがでしたか? はじめてサムにあった時に、昔から友達だったかのような感覚ですんなり役にはいることができました。サム本人は愉快で、紳士的でこんなにいい共演者はいないと思いました。ロージーとアレックスの関係性を、リリーとサムで自然に演じられたと思います。―最も好きなシーンはどこでしたか? 一番を決めるのは難しいですけれど、赤ちゃんをはじめて抱いたシーンです。自分の中の母性を感じる貴重な経験でした。母親になるのが楽しみになりました。自分と母親のように、なんでも話せるフランクな親子関係に憧れます。―ロージーとアレックスと同じように友達以上恋人未満の関係性の2人にアドバイスをするとしたら? これをやったらうまくいく! という必勝法は残念ながらないけれども、自分の気持ちに素直になって、行動するということかなと思います。その結果がたとえ望んだものでなくても、それには必ず何か理由があるから。後悔しないためには自分に嘘をつかないことだと思います。―ご自身にとって、この作品は? すごく満足しています。編集段階で監督から意見を求められ、実際に私のアイデアが反映されたところもあり、とても勉強になりましたね。完成したものを見たときは、撮影に入る前や、入ってからの思い出など、たくさんの思いがこみ上げてきて、心が揺さぶられました。いつか、監督やプロデューサー、脚本にも挑戦してみたいと思います。今は、与えられるオファーを積極的に受けて、いろんなことを経験していきたいと思っています。リリー・コリンズ プロフィール1989年3月18日、イングランド生まれ。幼い頃から子役として活躍し、5歳でアメリカへ移住。記者、司会、コメンテイター、モデルなど幅広い活動を経て、2009年に『しあわせの隠れ場所』で映画デビュー。主な出演映画に『プリ―スト』『ミッシングID』『白雪姫と鏡の女王』『シャドウハンター』などがある。ファッション・アイコンとしても若い層から高い支持を得ている。父はミュージシャンのフィル・コリンズ。映画『あと1センチの恋』12月13日(土)より公開配給:ファントム・フィルム 公式サイト
2014年12月12日一見、普通にしているだけなのにやたらとモテる人っていますよね。そんな彼女たちにインタビューをしたところ、好きな人に振り向いてもらうために“恋の罠”を仕掛けていると判明しました。そして、その恋の罠には4つのステップがあるとのこと。今回は、「モテ女が実践している恋の罠4ステップ」をご紹介します。■1.頭の先からつま先まで入念にお手入れして美貌をGET「女はダイエットとメイクでかなり可愛くなれる。当たり前だけど、食事に気を付けつつ運動して、スリムだけどメリハリのある体をGET!あとは髪の毛から足の先まで毎日保湿したりマッサージしたりお手入れする。出掛ける前は必ずメイクして顔も髪も華やかにすれば、自然と周りのコより可愛く見える」(23歳/ビューティアドバイザー)「美は一日にしてならず」ということですね。日々自分に手をかけていると、それが自信にもつながり、やがて外見だけでなく内面からも魅力があふれるようになるのでしょう。ぜひ、全身のお手入れを日課にしましょう。■2.香り立つセクシーさをアピール「男子から『友達』じゃなくて『彼女候補』として見てもらうには、やっぱりセクシーさが大事だと思う。そのためには、体のラインが分かる服やミニスカを履いたりしなくちゃ!でも、やりすぎると引かれちゃうから、程良い感じでアピールする」(25歳/アパレル)たしかに、彼女候補として見てもらうためには女っぽいファッションが効果的ですよね。とはいえ、セクシーにし過ぎて引かれてしまっては逆効果。男子が引かない、程良いセクシーさを出すのが重要です。■3.意識的にフェロモンを出す「好きな人を思い浮かべると自然と目が濡れてウルウルしてくる。潤んだ瞳で見つめるとフェロモンが出るのか、男のコに『ドキッとする』って言われた。それ以来、好きな人はもちろん、ちょっといいなという人を見るときも意識して目を潤ませるようにしてる」(26歳/ジュエリー販売)意識してフェロモンが出せれば、恋愛では無敵にも思えます。たとえフェロモンが出なくても、好きな人のことを考えると優しい気持ちになれますから、表情や声が自然と柔らかくなって男性から人気が出そうですよね。■4.微笑みながら目を合わせて話す「会話するときは、必ず微笑みながら目を合わせて話す。目が合うとドキドキ感が出るけど、にっこりしていることで安心感も出せるから。それに、優しいイメージにもなる。ドキドキ感と安心感がある優しい女子を嫌いな男はいないでしょ?」(21歳/大学生)なんだか戦略的ですが、その通りでしょう。しかも、誰でもできるテクニックなので、今すぐ実践してみましょう。きっと男子のリアクションが変わってくるはずです。■おわりにいかがでしたか?意外と大それたものはなく、どれも地道にさりげなくできるものばかり。ぜひ、みなさんもお試しください。そうすれば、きっと恋の花が咲くでしょう。(桜井結衣/ハウコレ)
2014年03月26日どの女性も一度は憧れる“秘密の恋”を集めた「タブー~秘密の恋~」。“自分の結婚式に元カレが来て、強引にキスを迫られて受け入れたり、遠距離恋愛の彼氏がいるのに、人数合わせでいった飲み会で、トイレで待ち伏せしていた男の子に強引にキスを迫られて受け入れてしまう…などなど、“他人には絶対言えない恋”の抗えない魅力がぎゅっと5分間に凝縮されている本シリーズ。シネマカフェでは、本シリーズ3作品に出演している女優・玄里さんに撮影のこと、そして自身の恋愛観について話を聞いた。本シリーズを通して、共通するのが“強引な男子”。ストーリーに登場する男子たちはみな「草食男子」ブームと言われる昨今、もはや絶滅したのでは!?というほどに強引に、そして素直に女子たちに対して自分の気持ちをアピールしていく。「ロケバスの中で女性スタッフの方たちと、草食系男子、肉食系女子なんて言ってもやっぱりみんな攻められたいんじゃない?って話になりました。それは分かるな、と。強引に来られると意外と嫌って言えない人、いるでしょ(笑)」と、どうやら出演陣の間でも、話題は「女性が本当に望んでいること」で持ちきりだったよう。そう、このショート・フィルムはどれも女子の“あったらいいな”という妄想を形にしたものなのだ。玄里さんもあえて女性向けに作られたこのシリーズを「新しいですよね」と解説する。「私個人は本当に草食系男子っていうのに全然惹かれなくて…。優しさと何かをはき違えてない?と思うんです。その単語に逃げちゃう、というか。『オレ、草食系だから』って自分で言う人、男に生まれたのにもったいないと思う!」。そして、まるで少女漫画から抜け出てきたかのように強引な男性陣をどう思うか?と尋ねると、「そもそも私は浮気はするのも、されるのも嫌いなので、こういうことしたいなとは思わないですけど、でも男だったらこれぐらい積極的でもいいんじゃないかな。せいぜいひっぱたかれる位ですよ」との意見も。世の男性陣は失敗を恐れず、もう少しだけ女性に対して積極的になってもいいのかもしれない。1本のストーリーが5分と短い時間ながらもどれも心惹かれる作品だが、その点についてスタッフとキャストの組み合わせが“ベスト”だったということが挙げられるようだ。「やっぱり松居(大悟)監督がすごいんです!細かいディレクションも的確だったし、気心知れたキャストも良かった。12話あるんですけど、女性4人・男性4人なんですよね。話が変わってキャストの組み合わせも変わるのが面白いかなと思います。組み合わせによってニュアンスとかも変わるだろうから」。そんな玄里さんが演じていて一番ドキドキしたというのが、第1話「彼氏がいるのに、飲み会で…」のシーンだったそう。「くっついてるときに相手の心臓の音がめちゃめちゃ聞こえて、そのときにドキドキが移った感じ」とそのときの胸の内を語る。演じている2人のそのドキドキは、画面を飛び越えて私たちにも伝播してくる。「草食系男子ってもう物足りないって思っている人たちは見たら楽しいんじゃないかな?」と言うように、女子会などで見れば大盛り上がりすること間違いなしの本シリーズ。あなたが胸ときめかすのはどの“イケナイ恋”?「タブー ~秘密の恋~」2013年1月1日(火)より配信開始(毎週金曜更新/全12話)アクセス方法:ドコモの携帯から、【スマホならVIDEOストア】 dメニュー>dマーケット>VIDEOストア【iモードならBeeTV】 iメニュー>動画>BeeTVBeeTV公式サイト:予告編:第1話:(text:cinemacafe.net)
2013年02月06日韓国同時間帯視聴率No.1を獲得し、日本においても「スカパー!アワード2011大賞」受賞するなど人気を博した韓国ドラマ「ドリームハイ」。人気俳優キム・スヒョンや2PMのテギョン、ウヨン、miss Aのスジ、T-ARAのウンジョンらK-POPアイドルが出演した青春ラブストーリーが、続編となって更にパワーアップ。前作と同じキリン芸能高校を舞台に繰り広げられるラブストーリーに2AMジヌン、T-ARAのジヨン、期待の新人JB、人気若手女優カン・ソラが主演。本物のK-POPアイドルの歌とダンスパフォーマンスに加え、前作以上にキュンとする恋愛模様は必見!今回はスーパースターを目指す2人、ジヌンとJBにインタビューを行った。■歌手として活動しているのにも関わらず、今回ドラマ初出演を果たしましたね。ジヌン:ドラマの撮影スケジュールは、今までと全く違いました。歌手活動をしている時は、一カ所での撮影は短時間なのですが、ドラマは決められた場所で、同じ方たちと一緒に作り上げていく。最初は戸惑いましたが、撮影が進むに連れて馴染んでいきました。現場では必ず何かを得ることができて、“演じる”という喜びを体で感じることができました。JB:僕はジヌンさんとは反対でしたね。歌手の練習生ではありましたが、役者として先に活動して次に歌手デビューをしたのです。今でも初撮影の風景は忘れられません。すごく緊張しましたからね。かえって歌手デビューした時の方が、あまり緊張しませんでした。ドラマでは歌手である自分自身を演じたので、予行演習になったのでしょう。■日本では「ドリ-ムハイ」が好評だったので、「ドリームハイ2」にも大きな期待が寄せられています。主人公を演じることに不安はありましたか?ジヌン:もちろん不安でした。“視聴者の皆様に内容が伝わるか”“ロマンスをどう表現すればいいのか”などと考え込んでいたら、夜も眠れませんでした。しかし撮影前に監督から色々教わったり、アドバイスをいただきました。そのおかげで演じきることが出来ました。監督や脚本家、スタッフには本当に感謝しています。JB:ものすごく緊張しました。配役が決まってからは全うしたい一心で、関係者の方々にアドバイスをいただき、役作りに没頭しました。カン・ソラさんやクォン・ヘヒョさんを始めとする大勢の先輩たちに助けられて、最後まで撮影に挑むことができました。■役作りの際に一番気を使ったことは何ですか?ジヌン:僕が演じたユジンはとても明るい人物なのですが、実は心の痛みを抱えている。そのためおっとりしたイメージとは裏腹に、つらい過去を抱えている要素を醸し出さないといけません。この点を重視しました。JB:実は僕、イタズラ好きなんです。しかしドラマのJB(本人役)は、すごく神経質で威圧的な存在でした。本当の姿とは全く異なるので、素の自分が出ないように気を使いましたね。“威圧感”をどう表現するかを、監督から常に教わっていました。■お二人が演じた役柄と、ご自身に共通する点はありますか?ジヌン:明るくてのんびりした感じかな。ドラマでオーディションを行うのですが、僕は歌を歌わないでギターコードのGマイナーを弾き、適当に歌うんです。アドリブだったんですがウケましたね。ロックが好きでギターを始めたんです。初めて習ったコードが“Gマイナー”でした。当時の僕には“Gマイナー”が“チョン~ジヌン~”に聞こえたんです。ある意味、運命だと感じましたね。これをきっかけに歌手になることを決心しました。ユジンもロックにはまっていたので、より一層ロックが好きになりましたよ。JB:中盤に差し掛かったところから、役柄に共感できるようになりました。とにかく神経質な性格だったのですが、次第に親近感を持てる明るい性格に変わっていくのです。実際の僕みたいになっていったので、演じるのが楽に感じました。■ドラマに出演したことで、その後変わったことは?ジヌン:音楽に経験を活かせるようになりました。うまく起承転結を表現すること、感情を込めて歌うことを心掛けられるようになったんです。JB:少し性格が変わったようです。昔と違って慎重になりましたし、落ち着いた感じが見受けられると言われるようになりました。■JBさんは本人役を演じましたが、戸惑うことはありませんでしたか?JB:初めは動揺しっぱなしでした。名前も同じなので、本当の自分はどうなのか分からなくなる時がありました。しかし中盤に入ってからは、馴染めるようになりましたね。“JB”という名前は、本名イム・ジェボムから取ったあだ名なんです。子供の頃からそう呼ばれていたので、練習生当時に芸名を“JB”に決めました。本作品では初めは“JB”ではなかったようですよ。■思い出深いエピソードをお聞かせください。ジヌン:落第生が訓練所に送られるシーンがあるんです。軍服を着て訓練を受けました。僕とキム・ジスさん、パク・ソジュンさんの3人で、地面を這うシーンがあったのですが、その日はものすごく寒かったんです。顔をしかめながら挑んだ場面が、リアルに映し出されていましたね。ハハ。置いてあったドラム缶でサツマイモを焼いて食べたんですよ。冷え切った体が温まり生き返りましたね。忘れられない思い出になりました。JB:僕はヘソン役を演じたソラさんの家で、食事するシーンですね。この日は空腹のまま車で寝てたんです。そうしたらちょうといい具合に、次は食事シーンを撮ると言われました。監督は1回でOKを出してくれましたね。ハハ。芝居というよりも、本当におなかが空いていたから当然うまく撮れたのでしょう。満腹になるまで食べてしまいました。■歌とダンスシーンがたくさん出てきますが、一番心に残っている場面は?ジヌン:第1話でストリートライブのシーンがあったんです。エキストラの方や通行人の方も楽しんでくれるのが伝わってきたので、いつもより上手に歌えました。大好きなロックが、その場を盛り上げてくれた。映像にも反映されているでしょう。今でも当時の歓声と熱気は忘れられません。JB:僕も初めてのステージシーンですかね。グループ名は“I:dn”です。このシーンを撮るために、たくさん練習をしました。インパクトのあるパフォーマンスを披露する必要がありましたから。シウ役のパク・ソジュンさんと、ダンスの猛練習をしました。■有名PDのJ.Y.Parkさんは、「ドリームハイ」1、2に出演されて、音楽も担当なさいましたよね。ドラマ初挑戦のお二人に、どのようなアドバイスをしてくれましたか?ジヌン:“シーンとシーンの間に何があるかを考えろ”と助言してくれたことが、とても役立ちました。台本に書かれていない部分を汲み取ることができたのです。“なぜこのような言動に出るのか”などですね。JB:僕には気楽に構えろと常におっしゃっていました。本業と同じ歌手役だったので、“もし僕ならどうする?”とよく思いましたね。なるべく自然体で臨むように心掛けて、自分自身を落ち着かせたことをよく覚えています。■2人の女性を巡ってロマンスが繰り広げられますよね。カン・ソラさんとジヨンさんの演技はいかがでしたか?ジヌン:ソラさんは経験豊富な方なので、演技するにおいてすごく参考になりました。声のトーンや作品に対する姿勢、角度、感情の入れ方、セリフとセリフの感覚の取り方など、たくさんのことを学べました。JB:ジヨンさんとは年が近いので、親近感を持てました。愛嬌がある彼女は、現場の雰囲気を和ませてくれた。おかげで楽しい現場になりましたよ。■名場面を選ぶとすれば?ジヌン:ユジンは、自分がペースメーカーだという事実を知り、JBの胸ぐらをつかむシーンですね。これをきっかけにユジンが変わり、JBと対決するようになる。このターニングポイントが記憶に残っています。JB:アメリカに旅立つヘソンを一目でいいから見たくて、空港に走っていくシーンです。好きな女性を見送るしかできないもどかしさを、本当に感じることができました。■最後に日本のファンの皆様にメッセージをお願いします。ジヌン:僕らの一生懸命さが伝わってくれたらと思います。楽しいストーリーですし、所々出てくるパフォーマンスも見応えがあります。この作品をきっかけに、日本の皆様の顔なじみになりたいですね。また2AMの一員としても頑張りますので、応援してください。JB:日本でどう評価されるかが気になりますね。皆様に楽しんでいただきたいです。またウィボン役のJr.と一緒に、JJ Projectという名で歌手活動を始めました。応援よろしくお願いします。商品情報『ドリームハイ2』全16話 公式サイト DVD BOX I 9月5日発売 ¥18,375本編ディスク4枚(1話約65分×8話)+特典ディスク1枚(約60分)DVD BOX II 10月3日発売 ¥18,375本編ディスク4枚(1話約65分×8話)+特典ディスク1枚(約60分) 出演:カン・ソラ、チョン・ジヌン(2AM)、ジヨン(T-ARA)、JB、ヒョリン(SISTER)、パク・ソジュン、J.Y.Park、カヒ(AFTERSCHOOL)、クォン・ヘヒョ ほか大ヒット前作「ドリームハイ」スタンダードDVD BOX I,II発売中&ドコモの定額制動画サービスdマーケットVIDEOストアで9月15日より一挙配信開始!Licensed by KBS Media Ltd. (C)2012 KBS. All rights reserved
2012年09月02日大人気SUPER JUNIORの新曲「Opera」発売を記念して、インタビューをお届け。今作「Opera」では、SUPER JUNIORの作品としては初となる、日本オリジナルのミュージック・ビデオが制作された。このことを聞いたとき、ソンミンは、「『Opera』は【SUPER SHOW4】のステージ以外で披露したことがないので、僕たちも日本語バージョンのミュージック・ビデオをすごく楽しみにしていました。日本のファンの皆さんに愛される曲になれれば」と思ったと言う。そんなミュージック・ビデオの見どころを尋ねると、「衣装やセット自体のイメージが曲のタイトルでもある、『Opera』のステージを連想させるような感じだったので、オペラ歌手になったような気分で撮影しました。振り付けも今まで【SUPER SHOW4】のステージで披露したバージョンから少しアレンジをしてるので、是非、見てみて下さい」(シウォン)とのこと。また、撮影中にはこんなこともあったとか。「2日間の撮影で、2日目の最後が個人のリップシーンでした。それで、その日一番遅く入った人が一番最後の順番になるという決まりにしたら、みんなあまりにも早く着いてしまって、スタジオでみんな寝ていました。入ったのはいつもより何時間も早かったのに、準備時間がもっとかかってしまって(笑)」(リョウク)。レコーディングについては、「“ツ”の発音が・・・まだ難しいです。。。」(イトゥク)とは言うものの、その仕上がりについてはCDを聴いて確認してみて欲しい。歌詞にちなんだ質問もしてみると、こんな回答が…<クールに☆いこうか!>というフレーズから、メンバーの中で一番誰がクールかと訊くと、「もちろん、僕でしょう!と言いたいですが。一番クールなのは、末っ子のキュヒョンじゃないかと思います。末っ子なのに、お兄さんたちに絶対負けず自分の主張を言うタイプで、話をまとめたりもするので…」(イェソン)と教えてくれた。また、<これが☆イイから>にちなんで、今、お気に入りのもは>という問いには、「東京ドームで日本語であいさつをしたくて、時間がある時にこっそり日本語のレッスンを受けています。僕のお気に入りのものは、日本語勉強時に使うノートです。いつか皆さんにお見せしたいです」(イトゥク)とのことなので、この成果はきっと東京ドームで披露してくれるはず(笑)。初の日本オリジナル楽曲となったカップリングの「Way」については、「旅立ちと絆をテーマにした歌詞なので、僕たちの絆を思い出しながら歌いました。歌詞をよく聴いてみてください。日本のファンの皆さんに早く聴いてもらいたいです~!」(リョウク)。「人との絆をテーマにした曲なので、身の回りの人との絆を思い出しながら歌いました」(ソンミン)とのこと。「Opera」のダンサブルな雰囲気から一転、こちらはミディアム・バラードで、彼らの幅広い音楽性が堪能できる曲となっている。ソンミンも言っていたが、「Opera」は彼らが今、絶賛行っているワールド・ツアー【SUPER SHOW4】で披露されている楽曲。そのツアーについて、これまで回ってきた中での思い出を聞くと、イトゥクは「大阪の京セラドームの登場シーンで、下から上がってくるシーンがありますが、会場全体が青いペンライトでいっぱいになってるのを見て、感動しちゃって…涙が出そうになって、それを抑えるので精一杯でした。本当にありがとうございます。今回の東京ドームのステージでは本当に泣いてしまうかもしれないです」と、大阪公演を観たファンにも、これから東京公演を観るファンにも、たまらないメッセージをくれた。また、本ツアーでの見どころについてシンドンが、「ステージの演出などにもメンバーのアイディアを入れたり、メンバーの参加度が今まで一番高い公演になってます。すべてがみどころ、聴きところなので、瞬きする時間以外は僕たちと一緒に全力で遊んでもらいたいです!」と言うと、目前に控えた東京ドーム公演ついては、キュヒョンが、「前回の大阪での感動が未だに残っています。皆さんからいただいた愛にお応えできるように、もっとかっこいいステージをお見せしたいと思っています。東京ドームの公演のため準備したメンバーの個人ステージにも注目していただければと思います」と言ってくれた。さらに、キュヒョンは楽しみにしていることについて、「東京ドームのステージで日本のファンのみなさんに会えることが一番の楽しみじゃないかと思います。準備したものを皆さんに見てもらえると思うとドキドキしますね」と言っていた。ちなみに…ということで、ツアーについて気になることを訊いてみた。同じ曲で、歌詞やダンスやフォーメーションが違うことがある彼等。混乱しないのか?と言うと「場合によって、一緒にステージに立つメンバーが減ったりもするので、色んなバージョンが存在します。もちろん、混乱したりもするので、ステージに上がる前に、みんなであつまって振りあわせをします」(ウニョク)と、あのパフォーマンスは努力のたまものであることを明かした。また、日本でコンサート以外で楽しみにしていることについては、「ラーメン! メンバーのみんなが牛丼とラーメンが大好きなので、日本に来るたび、牛丼とラーメンを食べてます。今回も楽しみにしています!」(ドンへ)。多忙な彼等だが、これだけは逃さずに堪能していってもらいたい(笑)。最後に、日本のファンに向け、メッセージをお願いした。「言葉はもう必要ないと思います。皆さん! 東京ドームのステージで僕たちのすべてをお見せしますので、ぜひ会場で一緒に楽しんでください~! 「Opera」の日本語バージョンも初披露するので、期待してください!」(ドンへ)。滅多に来日しない彼等にとって、12日、13日の東京ドーム公演は、日本のファンと直接触れ合える数少ない機会。CDで「Opera」を聞きながら、楽しみに待とう。・ SUPER JUNIORスペシャルサイト
2012年05月11日ウーマンエキサイトでも注目の『マリリン 7日間の恋』。現在全国の映画館で女性を中心に熱い支持を受けている本作で、「本物みたい。キレイすぎてスクリーンがまぶしい」という声が多数出ている、主役マリリン・モンローを演じたミシェル・ウィリアムズのオフィシャルインタビューをお届けする。●脚本を初めて読んだときの印象私はコリン・クラークという人物や原作について何の知識もなかったのですが、脚本を読んでたちまち物語に引き込まれました。テンポや話しの流れがよかったし、登場人物の内面をしっかり描いている点も素晴らしいと思ったわ。マリリンという人物が生き生きと描かれていたから、役にすんなり入り込むことができました。●マリリンを演じたことについて子どもの頃、私は寝室の壁にマリリンの写真を飾っていたんです。白いドレスを着たマリリンが、軽やかな足取りで木に向かって歩いている姿をとらえた写真でした。私は伝説的な女優とかセックス・シンボルとしてマリリンを見ていたわけではなく、彼女に対して女の子同士の親近感みたいなものを持っていました。マリリンの圧倒的な存在感とか性的魅力を意識したりもしなかったわ。私の目に映るマリリンは、木々の中を軽やかに歩く1人の女の子だった。私はそのイメージを手がかりにして、役作りを始めました。マリリンに対する私個人のイメージが役作りのスタート地点になったんです。マリリンについて自分なりのイメージをもっている人があまりにも多いので、リサーチの過程で私は人の意見に惑わされるのはやめようと心に決めました。私はマリリンの人物像を自分なりに解釈して、マリリンという人物をどう演じるか自分で決めることにしたんです。私は私なりにマリリンを演じましたが、それをどう思うかは観る人次第でしょうね。作品が完成して色々な意見が耳に入るようになったので、実をいうと少し不安になっています。今まで意識しなかったけれど、多くの人がこの映画に期待していますからね。●マリリン・モンローについての印象役作りを始めた当初、私は一般的に知られているマリリンの人物像が彼女の本当の姿ではないということを理解していませんでした。でも、マリリンに関する資料を読んだり写真や映像を山ほど見たりしているうちに、人々が抱いているマリリンのイメージは彼女自身が長い時間をかけて作りあげた虚像だということに気づいたんです。マリリンは教師のアドバイスを取り入れたり鏡を見て自分を研究したりして、彼女ならではの魅力を強調する方法を考え出しました。マリリン・モンローという人物は、マリリン自身が作りあげたキャラクターだったんです。●コリン・クラーク役のエディ・レッドメインについてエディの演技を初めて見たのは、ニューヨークで上演されていた「Red」という舞台劇を観に行った時でした。私は彼について何の予備知識もなかったので、彼自身も役と同じアメリカ人なんだと思い込んでしまったんです。それほど彼の演技は素晴らしかったんですよ。実は彼がイートン校出身のイギリス人で、コリン・クラークと似たような経歴の持ち主だなんて思いもしなかったわ。エディとコリンは、生まれ育った環境が驚くほど似ているんです。「Red」で演じた役とこの映画で演じた役はまったく違いますが、エディは変幻自在の演技派なので見事にコリン役を演じています。エディほどコリン役にふさわしい俳優は、ほかにいないでしょうね。●ローレンス・オリヴィエ役のケネス・ブラナーについて撮影現場でも控室でも、ケネスは常にムードメーカーでしたね。私とケネスは自分が演じる人物の表情や話し方を研究しなければならなかったので、コンピューターの前に座っている時間が長かったんですよ。ケネスは私に素晴らしいアドバイスをしてくれました。撮影現場で私がタイトなドレスと大きなカツラを身につけたまま立っているのを見て、ケネスは「ダーリン、きみにいいことを教えてあげよう。立ってなんかいないで、座ればいいじゃないか。なんだったら、寝転んでもいい。待ち時間はラクにしていればいいんだよ」と言ってくれたんです。確かに、エネルギーを温存するためには立っているより寝転んでいたほうがいいですよね。私はほかの映画の撮影現場でも、ケネスのアドバイスを実践しているんですよ。●マリリン・モンローは、なぜ性別を超えて私たちに愛されるのだと思いますか?マリリンはたった一枚の写真でいろんなことを表現できる女性だったと思う。だから人を惹きつけ、不朽の魅力がある。それと、彼女のどの写真が好きかは男性と女性とで別れる。私も幼少の頃、マリリンの写真を寝室に飾っていたのだけど、胸元の開いたドレスを着てセクシーな眼差しをこちらに向けるよくあるマリリン像ではなくて、裸足で芝生の上を駆けまわる写真だったの。マリリンはそうやって自覚なしに色気を放つことがあったのだと思う。彼女の色気には、親しみやすさ、無垢、少女らしさがあった。珍しい組み合わせだと思うわ。●映画の中での、ダンスシーンについてダンスシーンは確か2,3か所あったはず。その一つは『王子と踊り子』のダンスで、そのシーンでは、そのままそっくりマリリンのダンスを再現しなければならなかった。だから『王子と踊り子』は50~60回ほど見たわ。オープニング映像のダンスシーンは、彼女がよくやる動きやその他の振付にインスパイアされたもので、彼女が実際にやったパフォーマンスに基づいてはいないからある程度自由が効いた。歌と踊りは12歳以来だったから、まるで習いたての子供のように取り組んだの。幸い振付師にちゃんとついてもらったから自分一人で考える必要はなかった。●そっくりさんの映画ではないということは判りますが、自分で演じる上で心がけたことはありますか?どのように役にアプローチするべきか、実は考えがまとまっていなかったの。とにかく、マリリンのリサーチをするまでは、あれこれ推測しないようにし、先入観をなるべく排除するようにした。それでマリリンの映画を見たり、マリリンに関する本やエッセイを読んだり、写真を見たりして、次第に考えをまとめていった。アプローチの仕方は予め決めることなしに、得た様々な情報を長いこと温めておいたの。リサーチの中で一番大きな発見だったのは、マリリン・モンローというのは本人が演じていたキャラクターであったということ。その奥にいた少女とは全く別個のキャラクターね。表のマリリンは、彼女自身が丹念に研究して、作り上げたキャラクターだったので、彼女を演じるにあたって、歩き方や吐息交じりの声など、典型的なマリリンっぽさを全編通して出すことはしなかった。実際、彼女を良く知る人の証言によると、普段は歩き方も声も普通だったそうで、スイッチのようにオン・オフすることが出来たそう。とても頭のいい女性だった。それに本当に素晴らしい女優だったと思うわ。そこは見落とされがちね。映画の中の彼女はとても軽やかに見えるから、あれが素だと思われてしまう。でも、実際は10年にも及ぶ訓練のたまものだし、そこに彼女の知性がうかがえる。●マリリン・モンローをジャッジするのは難しいと思いますが、スターとしてのマリリンではなく、女優としてのマリリンについてどんな風に捉えていますか?素晴らしい女優だったと思うわ。それにコメディを演じる時は素晴らしく軽やかだったしね。彼女の人気シーンやコメディの演技を見ると、悲劇のかけらもないから恐れ入ってしまうわ。影が全くないの。とてつもない苦労を背負っていたのに、そういう影の部分を脇に退けておいたから、演技ですごい輝きと解放感を放つことができた。なかなかまねできないことだと思うわ。『お熱いのがお好き』でもそうだし、『王子と踊り子』だって、撮影中の苦労話やローレンス・オリヴィエとの折り合いが良くなかったのはご存じのとおり。でも、それが一切演技に出てこず、まばゆいばかりのパフォーマンスを披露している。仕事にそういう影を一切落とさなかったのには尊敬するわ。●踊るシーンを見てあなたのミュージカルを見てみたくなりました。興味ありますか?どんなミュージカルに出てみたいですか?是非やってみたいわ。今回も歌ったり踊ったりしていて、楽しくてしかたなかった。歌や踊りは理屈のスイッチがオフになるからいいね。踊っている時は、自分が何をしているかなんていちいち意識しないでしょ。振りつけを体にしみ込ませているわけだから、体が勝手に動いてくれる。それに歌も加わると、パフォーマンスの最中は自分自身に対する批判の声が止む。だから楽しかったし、これからも機会があれば是非やってみたいと思うわ。●あなたが大スターになる前に出たオフブロードウェイ「キラー・ジョー」が映画になりました。あの頃はどんなことを考えて生きていましたか?あの舞台は大好きだったわ。私にとっては“大人の仕事”に初めて挑むチャンスだったの。あの舞台のおかげで、やりたい仕事が手に入るようになり、その後の方向性が決まった気がする。たった一人の人でも“彼女ならできるかもしれないよ。チャンスを与えてあげようよ。”と言ってくれる人がいれば、道は開けるの。それに、誰かに認められたおかげで、自分自身を信じることができるようになった。その自信の種がその後の全ての礎になった。●日本のファンにメッセージを。日本の皆さんはいつも素敵な手紙をくれるわ。本当に、(他のどの国よりも)綺麗な手紙をくれるの。是非映画を見に来て。 映画スペシャルサイト マリリンの秘密の恋を描いた映画『マリリン 7日間の恋』は、現在大ヒット公開中!
2012年04月02日『TIME/タイム』より、主演ふたりのインタビューを連続でお届け。昨日のジャスティン・ティンバーレイクに続き、公開直前の本日は、大富豪シルビアを演じる、アマンダ・セイフライドに話をきいた!●『TIME/タイム』のどこに惹かれましたか?アンドリュー・ニコルが監督と脚本をつとめるということに惹かれたの。監督のように独創的なアイデアを持って、オリジナルの映画を創ることができる人は他にいないわ。監督が創りだした『TIME/タイム』の世界は現実が強調されたものなの。誰もが若さに固執していて、経済的・社会的な不平等を抱える現代社会が反映されている。私もその世界の一部になってみたいと思ったの。●あなたが演じたヒロイン、シルビアとはどんな人物ですか? シルビアは大富豪の娘で、膨大なを手にした人物なの。つまり、永遠に生きられる。仕事はしていないし、他にする事もない。本当は生きることを楽しみたいはずなのに、豪華な屋敷でギャンブルをしたり、パーティーを開いたり、とにかく退屈に生きていたの。このままじゃ生きている実感がないことを知っていてね。そんな彼女は、ウィル(ジャスティン・ティンバーレイク)と出会うことで解放されるの。を失うことを恐れ、本当に“生きている”という感覚を手に入れるのよ。●ハイヒールを履いてアクションをこなすのは大変だったのでは?楽しかったけど、とても大変だったわ。プラダやイヴ・サン・ローランのハイヒールを履いて撮影したんだけど、どれもヒールは少なくとも5インチ(約12.5cm)ぐらいあるの。撮影の2日目からジャスティンと全速力で走るシーンの撮影が始まったわ。もし彼と手をつないでいなかったら絶対にころんで顔を打っていたと思うわ。実際に脚をすりむいちゃったし。映画を観たら「どうして彼女は靴を脱いで、裸足で走らないのか?」って思うかもしれないわね(笑)。●あなたとジャスティンは息がぴったり合っていましたね。息がぴったりだったのは、互いに相手に敬意を抱いていたからだと思う。彼は才能があって、とってもクールだわ。私たちが一緒に楽しく過ごすことができたことが、スクリーンに反映されたんだと思う。一緒に息が切れるまで走ったり、痛みに耐えたり、クタクタになるようなアクションシーンをたくさん撮ったから、それも絆を深めてくれたはずよ。彼は共演者として最高の人物。彼ほどカリスマ性のある人には会ったことがないし、彼は今回が初主演作だけれど、作品を完全にコントロールしていたわ。●本作で特に気に入っているところはどこですか?シルビアとウィルがの人々からを盗んで、の人々に与えるところね。この作品のこういう部分が私はとても好きなの。シルビアはウィルと出会ったことがきっかけで、この世界の不公平に怒りを覚え、正しく改善したいと考えるようになるの。シルビアとウィルのように、ある人とある人が出会って理想を共有していくことは、素晴らしいことだと思うわ。●永遠に生きるとしたら、何をしますか?もし、本作のように百万年もがあったら誰かにあげるわ。永遠に生きるとしたら何かに感動することが難しくなるかもしれないもの。この世に限られた時間しか生きられないことが、私たちが精一杯生きる動機になっているんだと思うの。●人生最後の1日だとしたら、何をしますか?テーマパークへ行って羽を伸ばすわ。あとは、できるだけ長い時間を友達と過ごすわね。作品情報『 TIME/タイム 』すべての人間の成長が25歳でストップする近未来、世界を支配しているのは<時間>だった———。監督:アンドリュー・ニコル出演:ジャスティン・ティンバーレイク、アマンダ・セイフライド、キリアン・マーフィほか配給:20世紀フォックス映画2月17日(金)TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー!(C)2011 TWENTIETH CENTURY FOX
2012年02月17日全ての人類は25歳で成長が止まったら、あなたはどうする?!いよいよ今週末公開の映画、進化系アクション・サスペンス『TIME/タイム』より、主演ふたりのインタビューを連続でお届け。まずは、ウィルを演じるジャスティン・ティンバーレイクから。●『TIME/タイム』のどこに惹かれましたか?台本を読んですぐに、ストーリーやキャラクターに心を奪われたよ。何かの続編でも、リメイクでも、コミック原作でもない、素晴らしいオリジナル作品にワクワクしたんだ。この作品はきっと僕自身も楽しむことができるし、観客にも満足してもらえる作品になると確信して出演を決めたよ。●あなたが演じた主人公、ウィルについて聞かせて下さい。ウィルはで暮らすごく普通の若者で、毎朝目を覚ますとは残り23時間。あと1日しか生きられない生活を送っている。一体どうやって1日を過ごす?どう生き延びる?と、観客の想像をかき立てるような様々な出来事が描かれるんだ。●アクションシーンについて聞かせてください。アクションシーンの撮影は肉体的にも精神的にも大変だったけど、とても良い経験になったよ。それに、僕が子供の頃大好きだった『ランボー』、『リーサル・ウェポン』、『逃亡者』のように、登場人物のキャラクターやシチュエーションを丁寧に描くことで、よくある「アクション巨編」じゃない、観客が共感できる作品になったと思う。もちろん、高級車を猛スピードで運転しながら銃をぶっ放しても逮捕されないっていうのは、最高の気分だったけど(笑)。●本作で気に入っているところはどこですか?ウィルの活躍を通して本作の世界を体験することで、現代社会を見つめ直すことができるところだね。本作の世界は、裕福で永遠に生きることができる人たちが住むと、貧困層が住むに分かれているけれど、これは現代社会が反映されたものなんだ。そして、アンドリュー・ニコル監督がそんなテーマを、完璧なノンストップ・アクション・サスペンスとして創り上げたんだ。観たら色々と考えさせられて、語りたくなる作品だけど、観ている間は息をつく暇もないはずだよ。●撮影中の印象的だった出来事を教えてください。忘れることができない出来事はたくさんあるよ。ウィルの母親を演じたオリヴィア・ワイルドは、本当は僕より若いんだ。二人で母子を演じるのは驚きの体験だったね(笑) あと、僕は撮影が終わってしばらく経っても、ついつい自分の左腕を見るクセがついていた。ウィルを演じている間は常にを気にしなければいけなかったからね。監督がいかに完璧なビジョンを持って撮影していたかを表していると思うよ。●これから『TIME/タイム』を観る人たちに一言お願いします。『TIME/タイム』は強烈な映画で、観ているとハラハラして、そしてメッセージ性に溢れた作品だ。とにかく自分で体験して欲しいと思う。スクリーンで観る価値のある映画だよ。作品情報『 TIME/タイム 』すべての人間の成長が25歳でストップする近未来、世界を支配しているのは<時間>だった———。監督:アンドリュー・ニコル出演:ジャスティン・ティンバーレイク、アマンダ・セイフライド、キリアン・マーフィほか配給:20世紀フォックス映画2月17日(金)TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー!(C)2011 TWENTIETH CENTURY FOX
2012年02月16日愛する人が誰なのか忘れてしまった記憶喪失男が巡る、恋のラビリンス!大ヒット上映中『指輪をはめたい』で記憶喪失男を演じた、山田孝之のインタビューをお届けする。●はじめて脚本を読んだときの印象は?結婚する相手に何を求めるのか? ということを僕の演じた輝彦は見極めようとするんですが、これは男性でも女性でも一度は考えたことある人は多いだろうなと思って読んでいました。僕も実際に考えたことありますからすごく気持ちはわかりましたし、だからこそ、この作品に出演して皆さんにも共感してもらいたいと思いました。●実際に輝彦を演じた感想は?最近、男っぽい役柄が多かったのですが、ラブストーリーもやりたいなと思っていたタイミングだったし、こういう役柄は初めてだったので純粋に面白かったです。ただ観ていただくとわかるのですが、本当に1ヵ月弱のあいだ、ほぼ缶詰状態で撮影をしていたので徐々に顔が疲れていくのはリアルな表情なんです(笑)。輝彦が徐々に憔悴していく感じをだしたかったので丁度良かったんですけどね。●岩田監督との撮影はどうでしたか?この映画で僕は初めて女性監督の作品に出演したんです。全体的にファンタジックな世界観や空気感があるだけでなく、エッジのきいた小気味の良い毒も感じることができるというのは岩田監督ならではだと思いました。監督の雰囲気もまさに映画のような感じでしたから。ふわーとしつつもセンスの良いシュールな部分も持っている方で一緒にいて面白かったです。●お気に入りのシーンは?レトロな洋食店のシーンです。この場面の撮影のときには、監督から「声は使わないから雰囲気で話して、とか早送りで使うから動きを大きめにしてコミカルに」とお願いされて。無声映画のチャップリンみたいな感じと言われて驚きました。いままでにこういう演技をやったことがなかったので新鮮でしたし、仕上がりを見てもこの映画の世界観に見事にはまっていて感心しました。●輝彦に共感できるところは?ただ遊びで3人の女性とつき合っているのではなく、誰と結婚するべきなのかを真剣に考えている真面目さ。でも毎日3人と順番に会っているうちにそれが楽しくなってしまう人間的な弱さ。この真面目さと弱さは人間らしくて好きですね。ただ、女性からしたら「そんなの認めない」と思われてしまうかもしれないですけど(笑)。でも男性からみたらその人間的な部分は「わかる」と思ってくれる人は多いはずだと思います。なので男性の方には特に共感しながら観てもらいたいです。作品情報『指輪をはめたい』監督:岩田ユキ原作:伊藤たかみ(文春文庫刊)出演:山田孝之、小西真奈美、真木よう子、池脇千鶴、二階堂ふみほか配給:ギャガ+キノフィルムズ 公式サイト 最新情報は 公式ブログから 全国絶賛ロードショー中!(c)2011 Kino Films/Kinoshita Management Co.,Ltd
2011年11月25日