~口から毒を入れれば病気になる〜 現代の子供が昔の子供に比べて虚弱体質になったと言われて久しいですが、これは食生活の変化が大きく影響しています。人間の細胞の基は食生活にあります。子供の頃から、お水やお茶ではなく、炭酸飲料や人工飲料などを飲み、ジャンクフードやインスタント食品などの不健康極まりない食品や栄養の偏った美味しいものばかりを食していたら丈夫な身体になる筈がありません。大袈裟でも何でもなく、口から毒を入れているのですから、病気や虚弱体質になって当然。子供にはしっかりとした栄養バランスのあるものを食べさせて、ジャンクフードや人工飲料を過剰に与えない。大人も同じく、健康で若く美しく長生きしたいのなら、腹八分目である程度粗食に徹し、フルコースや喫煙を含め、食欲をコントロールできる強い意志が必要です。また、身体に良い物は“良薬口に苦し”と言って、決して美味しくはないけれど、日常的に食していれば健康で長生きができます。苦あれば楽あり、これも正負の法則なのです。
2016年06月30日初対面のとき、あるいは愛する人との接近戦でより良い印象を残すには、やっぱり美肌・美ボディ作りは欠かせませんよね。口の臭いに関しても、かなり気を使っている女性は多いことでしょう。口臭の原因には、消化器系の不調や糖尿病、虫歯、ドライマウスなど様々なものがありますが、その多くを占めるのが歯肉炎。20代では75%、30代では80%もの人がかかっていると言われています。ま、歯肉炎くらいで死ぬことはありませんが、口臭の直接的な原因になるのはもちろんのこと、見た目にも大きな影響が…。歯肉炎にかかると歯茎が赤黒く変色したり、ぶよぶよと締まりがなくなって、とても不健康な印象を与えます。その見た目から「だらしなさそう」「口が臭そう」という勝手なイメージを持たれてしまう恐れも!それに、口元の印象って思った以上に大きくて、歯や歯茎の色のせいで実年齢よりも10歳以上老けてみられる、なんてこともあるそうです。そこで、お口の健康を保っていつでもきれいな息でいるための工夫を集めてみました!【スキンケアと同様にマウスケアも】筆者のかかりつけの歯医者さんによると、「とにかく歯磨き(プラークコントロール)が大事!」なんだそう。そりゃ毎食後に磨ければベストだけど、そうもいかないことのほうが多いよ、と言うと、こんなやり方を教えてくれました。1. 朝は普通に2. ランチ後はうがいだけでも(それも無理なら、お水やお茶を飲むだけでも違いがあるそう)3. 夜は鏡を見ながら、歯茎のマッサージも兼ねて1本ずつ丁寧に。歯磨き後はデンタルフロスを使用して。といったふうに、寝る前にじっくり時間をかけて磨くと、見違えるほど歯茎の状態が良くなるんですって。ちなみに、夜遅く帰宅して歯も磨かずに寝るなんてのは、歯周病予防の見地からは『もっての他』!夜の歯磨きは欠かさない、時間をかけられないのならマウスウォッシュをプラスする、くらいの気持ちが大切らしいです。酔っぱらって帰宅し、そのまま倒れ込むように寝てしまってはダメなんですね。当たり前か。【サロン感覚で歯科医通い】でも、いくら自宅で歯磨きを頑張ったところで、歯周病の元となる『歯石』が取れていないことには始まらないのだとか。歯石は自分で完璧に取ることはほぼ不可能、と考えて、せめて半年に一度は歯科医でケアしてもらうのがベスト。忙しくて歯医者に行く時間がない、という人も多いでしょうが…美容室やネイルサロンに行く感覚で、お口のケアもプロに任せるって考え方、なんだかかっこいいと思いませんか?ちなみに、歯科衛生士さんの裏話によると、「ケアをきちんとしている人は肌もきれいな人が多い」とのこと。因果関係を研究したわけではないけれど、定期的に口腔ケアに通って来る患者さんとそれ以外の人を見ていて、経験上そう感じていたと言います。良い歯・良い歯茎→健康→美肌という素敵なサイクルができあがっているせいなのでしょうか?「歯肉炎を治療したら、しつこい大人ニキビがみごとなまでに解消された」という話も聞きますし、体の内側や外側だけでなく、入口であるお口のケアは、これまで思っていた以上に重要なのかもしれません。【唾液腺マッサージで美肌効果も】歯磨きはもちろん大事ですが、私たちの体には自浄作用が備わっています。ご存知の通り、唾液には殺菌作用があり、口の中のバランスを適切に保ってくれています。しかし、不規則な食生活やストレスで、唾液の分泌が鈍ってしまうことは多々あるのだそう。これを防ぐ方法は、食事の時によく噛むこと、ストレスをためないことなど。毎日のスキンケアのついでに、唾液腺マッサージをするのもおすすめです!マッサージは、耳下腺(耳たぶの前、上奥歯あたり)を指でゆっくり回したり、あごの骨に沿って指をすべらせるだけ、という簡単なもので、ちょっとしたスキマ時間にできます。また、『舌回し体操』は、唾液を分泌させて口内環境を整えるだけでなく、表情筋も鍛えられて、ほうれい線の予防にもなるといううれしいオマケ付き。こちらは人前ではなかなかできませんが、入浴時や就寝前の習慣にすれば、美と健康、一石二鳥の効果が得られそうです。考えてみれば、歯磨きって当たり前のことすぎて、スキンケアに比べると情熱の傾け方が今ひとつだったかも。これはもう、日々のスキンケアと同じ感覚で考えなければもったいない。きれいな口元を手に入れて、大好きな彼とのキスにも自信を持って臨みたいものです。(文=石村佐和子)心して聞いてください!あなたがあの人の恋人になれる可能性【無料占い】
2014年11月02日肌トラブルのなかでも特に多くの人が悩んでいる“毛穴”。しかし毛穴と一口にいってもそのタイプや原因は人それぞれ。頑張ってケアしているのに良くならないという人は、間違ったケアをしているからかもしれません。毛穴タイプとその原因、それに合ったケア方法をご紹介します。■毛穴が目立つ原因「毛穴を小さくするには・・・」というセリフをよく聞きますが、実はその考え方自体が間違い。毛穴の大きさは生まれつきのもので変わることはありません。変わるのは毛穴の開き。毛穴が目立つ大きな原因の一つは、毛穴が開きっぱなしになっていることなのです。ではなぜ毛穴が開きっぱなしになってしまうのでしょうか。毛穴のタイプは大きく3つに分けられます。■パターン(1)たるみ毛穴鼻の横や頬に見られる毛穴で、楕円形や涙型をしています。顔を上に引き上げて毛穴が目立たなくなったら、それはたるみ毛穴です。原因は加齢による肌の弾力低下。肌がたるむことによって毛穴も縦に広がって大きく見えます。また、肌の乾燥で毛穴が開きっぱなしになってしまうことも原因の一つです。ケア方法としては、肌の弾力を取り戻すケアが必要になります。肌の弾力はコラーゲンによって保たれているので、コラーゲンや、コラーゲンを結び付けてハリを維持する役割を持つ“エラスチン”が含まれる食べ物(例えば手羽先や煮魚、軟骨など)を積極的に摂りましょう。乾燥もたるみ毛穴の原因になるので、しっかりと保湿をすることも大切です。■パターン(2)皮脂毛穴皮脂の分泌が多いTゾーンや小鼻、あご下に見られる毛穴で、触るとザラザラしていたり、黒ずんで見えたりします。過剰な皮脂が毛穴に溜り、角栓が詰まったりして目立ちます。さらにそれがそのまま放置されるとその部分が酸化して黒くなり、黒ずみ毛穴となります。鼻の毛穴は、頬に比べて毛穴が大きいので、目立ちやすいのです。これは、皮脂の分泌量が多い20代の肌によく見られる毛穴です。汚れや過剰な皮脂、古い角質を取り除くパックやスクラブ、洗顔料を使用して余分な皮脂を除去しましょう。使用するアイテムは肌に優しく、刺激のないものを。肌に刺激を与えてしまうと、このあと紹介するメラニン毛穴の原因にもなってしまうので注意!余分な皮脂を取り除いた後の毛穴は開いているので、洗顔後はしっかりと保湿して毛穴を引き締めてあげましょう。■パターン(3)メラニン毛穴鼻の横や頬に見られる毛穴で、その名の通り、メラニンが原因で目立ってしまう毛穴です。洗顔して黒ずみを取っても毛穴が黒ければ、それはメラニン毛穴です。毛穴の周りはメラノサイトの絶対量が多いため、メラニンによる色素沈着が目立ちやすい部位。特に皮脂分泌が多い小鼻周辺は日焼け止めやファンデーションが崩れて日焼けしやすく、色素沈着を起こしやすい部分なのでしっかりとしたケアが必要になります。メラニン毛穴に対しての正しいケア方法は「刺激を与えない優しいスキンケアとUVケア対策」です。スクラブなどで肌に刺激を与えたり、汚れを落とそうとこすり過ぎたりして肌に刺激を与えると、色素沈着の原因になります。洗顔はたっぷりの泡で優しく洗いましょう。スキンケアに美白アイテムを投入したり、肌の血行を良くするためにマッサージをしたりするとさらに効果的ですよ!■おわりにまず自分の肌トラブルの原因をきちんと知ることが美肌への一歩です。自分の毛穴は何タイプなのかを見極め、正しいケアをしましょう!(佐々木仁美/ハウコレ)
2013年08月26日フィリップス エレクトロニクス ジャパンは、全国の20~60代の男女計1,030人を対象に、歯科医監修による”お口の老化チェックリスト”を用いた「お口の老化と歯間ケアに関する調査」を実施。20代、30代の半数近くは、老化が進行している口腔状態であり、若年層からすでに口内の高齢化がはじまっている現状が明らかになった同調査では、歯肉炎が進行して口内の老化が始まっている可能性の高い「口内老化注意報(56.9%)」に該当する人が最も多く、次いで、初期の歯周病で口の老化が進行している「口内老化警報(38.6%)」、歯周病が進行している「お口の末期症状(4.2%)」という結果になった。世代別では、上記の口腔状態に該当する人が最も多かったのは「20代(48.6%)」と「30代(48.1%)」で、「40代(44.2%)」、「50代(43.7%)」、「60代(31.1%)」と年代が高くなるほど該当者数が少ない傾向にあった。若年層ほど口内の老化が進行し、深刻な口腔状態にあることがうかがえる。また、口腔内の悩みについての質問では、全体の7割近くの人が「ある(67.3%)」と回答。最も多かったのは「食べ物などが詰まりやすい(55.4%)」で、歯と歯の間に何らかの問題を抱えている人が半数以上いることが判明。自由回答では「歯の寿命(60代女性)」、「歯ぐきが下がってきた(50代女性)」など、口内の老化に関する悩みを挙げる人も見られた。その一方で、歯間ケアを日常どのぐらいの頻度で行っているかを尋ねてみると、「ほとんど/または全くしていない(44.5%)」が半数近くに上り、1日1回未満も7割近く(69.8%)と、多くの人が毎日の歯間ケアを実現できていなかった。歯間ケアをしない理由としては「面倒くさいから(59.2%)」、「手間がかかる(49.6%)」が多く、歯間ケアに対するわずらわしさが心理的ハードルとなり、ケアがおろそかになっているようだ。口内の老化が進行している人ほど歯間ケアをしていない割合が高い傾向にあり、歯間ケアと口内の老化は密接に関係していることがうかがえる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月18日