JR東日本はこのほど、駅周辺でのホテル事業展開の一環として、さいたま新都心駅隣接地と釜石駅隣接地にそれぞれホテルを新規開業する計画を発表した。あわせて長野駅に隣接するホテルのリニューアルにも着手する。さいたま新都心駅隣接地に新設するホテルは、2015年5月着工予定の複合ビル「さいたま新都心ビル」(仮称)の5~10階に入居する計画で、約160室の客室を備える。ビジネス利用に加え、さいたまスーパーアリーナのイベントや入院への付き添いなどで訪れる人の利用も見込む。同ビルは地上20階地下2階建てで、1階には駅型保育園などの子育て支援施設、2~4階にはカフェ・飲食店などの商業施設が入居。11~18階はオフィス、19・20階はブライダル施設として使用する。ビルの開業は2017年初夏の予定。釜石駅隣接地では2015年春、客室113室を備えた地上7階建ての「ホテルフォルクローロ三陸釜石」が開業予定。「SL銀河」の車内をイメージしたコンセプトルーム「SL銀河ルーム」や、展望露天風呂付浴場、カフェスペースなどを設けたホテルになるという。長野駅に隣接する「ホテルメトロポリタン長野」では、建設中の長野駅善光寺口新駅ビルに連絡通路で接続する2階フロアについて、信州の魅力を紹介するエリアへと改装。客室についても、5~9階の197室と10階ジュニアスイートルーム1室のリニューアルを2015年春までに順次実施する計画だ。
2014年11月07日京王電鉄は23日、副駅名標板の設置について発表した。第1弾として、11月1日から京王相模原線南大沢駅に、首都大学東京の副駅名標板を設置する。南大沢駅は首都大学東京南大沢キャンパスの最寄駅。特急・急行・区間急行などが停車し、1日の乗降人員(2013年度)は6万2,530人。京王相模原線(調布駅を除く)では橋本駅、京王多摩センター駅に次いで乗降人員の多い駅となっている。副駅名標板は、南大沢駅の上り・下りホームそれぞれ5カ所ずつ設置。駅名標板の付近に、「首都大学東京 最寄駅」と施設名称を入れた副駅名標板を設置し、当該施設への最寄り駅であることをいっそうわかりやすくする。京王電鉄によれば、副駅名標板の設置は、「鉄道を利用されるお客様の利便性の向上を図るとともに、地元ととくにゆかりのある施設と鉄道、駅を結びつけることで、多くのお客様にも施設と鉄道が親しまれること」が目的だという。将来的には副駅名標板の広告販売も検討しており、「今回設置の効果を検証した上で、2015年に広告商品としての販売を予定しています」としている。
2014年10月23日JR東日本水戸支社はこのほど、老朽化した水戸線川島駅と常磐線内郷駅の駅舎改築工事に着手すると発表した。新しい川島駅は、「調和する駅 ~地域とつながり、自然を感じる~」をコンセプトに設計。地域にあふれる自然の要素を駅舎に取り込み、ゆるやかで広い木造屋根で、雄大な山並みと木の温かみを表現。待合室はガラス窓を広く取り、鬼怒川の水のような透き通った空間とする。木造平屋建てで、延床面積72.8平方メートル、待合スペース21.9平方メートル。10月20日頃に着工し、2015年1月中旬には供用開始の予定。2月下旬には既存駅舎取壊しを完了する。内郷駅の設計コンセプトは、「遺構こみち ~地域の歴史と遺構を想う駅~」。選炭場や貯炭場など、かつての常磐炭鉱の産業遺構が多く残る内郷地区の歴史を伝えるべく、それらの産業遺構を連想させる石造りに似せた壁を広場側に配置し、壁と駅舎の間に「こみち」のような空間を整備。「こみち」を通して、訪れる人が地域の歴史と遺構に想いを巡らせるような駅舎をめざす。木造平屋建てで、延床面積68.7平方メートル、待合スペース23.4平方メートル。11月上旬着工、2015年2月下旬一部供用開始の予定。3月上旬に既存駅舎取壊し完了、3月下旬に全体供用開始の見込みだ。
2014年10月20日大阪の京阪電車なにわ橋駅「アートエリアB1」は10月18日より、第4回鉄道芸術祭「音のステーション」を開催する。鉄道芸術祭とは鉄道の文化や歴史に着目する中で、芸術の新たな可能性を見出すことを目的としたイベント。第4回目となる今年は鉄道を取り巻く“音”にフォーカス。音を多角的に捉えたアート作品を展示する他、様々なアトラクションが展開される。会場には蛍光灯の放電ノイズを使用する楽器「OPTRON」、ワイパーモーターが獣の咆哮のような音を放つ「エレメンタリー・デュエット」などを展示。鈴木昭男や藤本由紀夫といったサウンドアーティストも作品を出展する他、鉄道の金属片や改造ドラムセットを使った新たな音楽作品の創造も模索される。また、館内に配置された京阪電車の警笛用ラッパは自由に鳴らすことが出来、こうした会場内の作品が放つ音や来場者の声は集音されて、“音の中継”としてネット上で公開される予定だ。また、開場期間中には様々なイベントが催される。音楽家の江南泰佐による公開ラジオが全6回に渡って収録され、老舗クラブの「METRO」ではトークプログラムやライブが開催される。作曲家の野村誠はワークショップ「京阪沿線46駅の音楽」で各駅をテーマとした音楽を創造し、それらをクロージングイベントとしてコンサート形式で演奏する予定だ。その他、有料イベントとしては11月23日に、パフォーマンスアクトとサウンドスカルプチャーを融合させた「HOUSEHOLD AFFAIRS」を公演。光と映像による芸術と、ロックンロールを融合させたパフォーマンスが展開される。一方、12月6日には走行する車内で、電車の音と車窓の光景、ゲストのパフォーマンスを融合させた「ノイズ・トレイン」を開催。12月19日には鉄道から着想を得た現代音楽コンサート「鉄道と音楽の夕べ」が催される。【イベント情報】鉄道芸術祭 vol.4「音のステーション」会場:アートエリアB1住所:大阪市北区中之島1-1-1京阪電車なにわ橋駅地下1階会期:10月18日から12月23日時間:12:00から19:00(12月14日から23日は21時まで)休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)
2014年10月18日JR西日本は17日、尼崎駅増設橋上駅舎の供用開始について発表した。11月29日から供用開始し、「セブン-イレブン ハート・イン」など8店舗が新たに開業する。JR尼崎駅は東海道本線(JR神戸線)と福知山線(JR宝塚線)、JR東西線が接続し、特急「こうのとり」をはじめ、新快速や丹波路快速なども停車する駅。乗客は増加傾向にあり、「尼崎市統計書25年版」によれば、2012年度の1日平均の乗客数は4万1,793人だったという。同駅では2013年2月以降、ラッシュ時の混雑緩和などをめざし、橋上駅舎の増設・ホーム屋根の延伸工事が行われてきた。今年6月28日、ホーム大阪寄りの乗換通路が先行して供用開始されており、11月29日から増設橋上駅舎が供用開始されることで、改良工事は完成を迎える。既存橋上駅舎の延床面積が約1,700平方メートルだったのに対し、新設される橋上駅舎の延床面積は約2,700平方メートル。自由通路を挟んで東西両側に改札口(既存の西口改札と新設の東口改札)が設置される構造となる。増設橋上駅舎の供用開始に合わせてオープンする8店舗のうち、「セブン-イレブン ハート・イン」「駅クオール薬局」は改札外から利用可能。「エキマルスイーツ(期間限定スイーツ店)」「マネケン」「ブックキヨスク」「麺家」「デリカフェ エキスプレス」「3COINS」の6店舗は改札内に設置される。駅ナカ店舗については、ジェイアール西日本デイリーサービスネットとジェイアール西日本フードサービスネットが運営を担う。あわせて尼崎駅のホーム屋根も延伸される。1・2番ホームと7・8番ホームは12両編成対応、3・4番ホームと5・6番ホームは10両編成対応になるとのこと。
2014年10月18日最終電車の出発後、真夜中の東京駅を散歩しよう。そんなユニークなツアーがこのほど開催された。主管は東京駅と東京ステーションホテル。東京駅開業100周年記念企画として、駅とホテルのスタッフがアイデアを出し合い実現した。無人の東京駅はまるで異次元空間に迷い込んだよう。参加者たちはミステリーな雰囲気を楽しんだ。このツアーは、東京ステーションホテル初のミッドナイトツアー付き宿泊プランとして販売された。正式名称は「オトナの東京駅物語」。10月1日泊と11月29日泊の2回、各10室限定の募集だった。第1回が実施された10月1日は、東京駅丸の内駅舎の保存・復原工事完成記念日(2012年)にあたる。ツアー参加者はホテルに到着してくつろいだ後、山手線の最終電車を見送り、在来線のゼロキロポストを見学。丸の内南口改札口に集合した。○寝そべってドームの内側を見上げる日付は変わって10月2日。時計は1時30分を示していた。お楽しみは東京駅丸の内駅舎のシンボルであるドームの内側の見学だ。しかし階段は上らない。参加者にヨガマットが配布され、「どうぞ床に寝そべってください」とのこと。そう、普段は人々が忙しく行き交う改札前通路に寝転がり、仰向けになってじっくりとドームを鑑賞するのだ。ドーム内側の干支のレリーフなど、ドームや駅舎建設のエピソードが説明される。これから異次元空間に向かうための儀式のようだ。次に、係員の案内で改札口を通り、丸の内南口トイレへ。トイレ休憩ではなく、ここにはドーム内側の「大鷲の彫刻」と同じサイズのレリーフがある。これ、普段はなかなか気づかないだろう。レリーフの黒い壁は男子トイレまで続く。係員の案内で、女性も奥まで見学できた。続いて無人の駅構内を歩いて東北新幹線ホームへ。人影のないコンコースは明るく、そして寂寥感がある。1日の宴の後。学生の頃、文化祭の後片付けで達成感と寂しさが混じった感覚を思い出す。東京駅は年中無休。毎日、この時間が訪れる。新幹線ホームに電車はいなかった。普段は始発列車が待機しているけれど、今日は珍しく車両がないという。おかげで在来線側、東海道新幹線側の両方を見渡せた。車両がない理由はしばらくしてわかった。架線検査だから。特殊車両がゆっくりと現れてホームを行き来する。珍しい風景を見られた。お隣は開業50周年を迎えた東海道新幹線ホーム。大阪寄りのオレンジ色は、新幹線計画に貢献した第4代国鉄総裁・十河信二のレリーフ。24時間ライトアップされ、つねに新幹線を見守っているという。○「銀の鈴」広場で休憩、中央線電車と記念撮影新幹線ホームを降りて地下へ。待ち合わせ場所として有名な「銀の鈴」の広場だ。ここでホテルから温かいコーヒーがふるまわれ、クイズ大会が始まる。カフェインと東京駅にまつわるトリビアの数々が参加者の眠気を冷ます。ひとつ紹介すると、この「銀の鈴」の広場の床は、開業当時の東京駅周辺の地図が描かれている。東京駅を探してみよう。その後、ツアー再開。コンコースから長いエスカレーターに乗り、東京駅で最も高い中央線ホームへ。ここにはE233系が待機中。スタッフによる記念撮影サービスが行われた。これにてミッドナイトツアーの全行程が終了。ただ歩き回るだけではなく、随所で東京駅に関するさまざまなエピソードが紹介された。ここでは紹介しきれないほどの内容で、知識欲も満たされるイベントだった。同ツアーは11月29日宿泊(見学は30日)でも開催されるが、第1回と同様、第2回も満室とのこと。憧れの東京ステーションホテルに泊まり、東京駅を楽しむ催しだ。興味を持たれる向きも多いのだろう。定例化に期待したい。中央線ホームからは初日の出も見られるそうで、初日の出ツアーがあったら楽しそうだ。ただ、時間的に電車が動いているだろうから無理かな……。
2014年10月10日インテージは9月29日、7月に一橋大学らと発表した「SRI一橋大学消費者購買指数」をWebサイトで公開した。SRI一橋大学消費者購買指数は、日本全体の消費者の支出変動(売上変化)とその要因を、購買価格指数、購買数量指数、商品入替効果指数の3つで表わしたもの。スーパーマーケットやコンビニエンスストア、ドラッグストアなど、全国約4000店舗のPOSデータ、数百万種類に基づいた統計データを元に算出しており、毎週月曜日に2週前の1週間分のデータを指数化して発表していく。個別商品のPOSデータを活用しているため、売上だけではなく、販売価格や数量の変動、新旧商品の入れ替えの影響などがわかるという。今回公開された最新データは、9月15日~21日の週次データで、総合指数だけではなく、10ブロックの地域別や業種別に指標を分けて公表している。
2014年10月01日JR東日本盛岡支社はこのほど、大船渡線BRTに設置していた臨時駅「奇跡の一本松駅」を10月1日から常設化すると発表した。これにともない、同駅発着の運賃は一部改定となる。「奇跡の一本松駅」は昨年夏、夏季限定の臨時駅として長部~陸前高田間に設置された。今年も3月1日から同駅への停車を再開していた。同駅発着の運賃は従来、外方の隣接駅の営業キロを適用していたが、常設化後は新たに同駅にも営業キロが設定されることに。鉄道線と近接しない一般道路上に設置されているため、陸前矢作~竹駒間の鉄道線路上に位置する駅とみなし、陸前矢作から2.9km、竹駒駅から0.1kmとして営業キロを設定する。これにより、陸前高田~奇跡の一本松間の運賃が現行の190円から140円に変更されるなど、一部区間で運賃の改定が生じる。
2014年09月30日JR東日本はこのほど、福島駅を省エネルギー・再生可能エネルギーなどさまざまな環境保全技術を取り入れた「エコステ」モデル駅とすることを決定した。10月に整備工事工事に着手する予定で、東口駅舎改修などのリニューアル工事も同時に進める。「エコステ」モデル駅としての整備で規模が大きいのは、従来型と軽量型合わせて約2,000平方メートルにおよぶ太陽光パネルの設置。JR東日本とJR東日本コンサルタンツが共同試験していた有機薄膜太陽電池も初めて実施導入する。これらの太陽光発電によって生じた電力は同駅で使用するほか、バッテリーに蓄えることで停電時にも利用できるという。東口広場には電気自動車充電器を1基設置し、社用車に利用する。地中熱の空調への活用や、新幹線コンコース内の照明のLED化にも取り組む。同時に着手する駅リニューアル工事では、「ふくしまデスティネーションキャンペーン」(2015年4~6月)に向け、福島エリアの観光拠点駅にふさわしい駅設備への整備を実施。東口駅舎外壁をレンガ調仕上げへに改修するほか、駅舎屋根・乗換跨線橋・ホーム屋根を塗装により美化。乗換跨線橋内には在来線案内サインを新設する。ホーム床面も一部を補修する。「エコステ」モデル駅整備工事と駅リニューアル工事はともに2015年3月完了予定。
2014年09月26日過去に本誌記事で、「意外に遠い同名の駅」としてJR京葉線東京駅を紹介した際、「JR有楽町駅(京橋口)から京葉線東京駅へ乗り継げる特例もある」と書いた。実を言うと、筆者も最近までそのことを知らなかった。京葉線の東京駅は他路線のホームより南側に離れた地下にあり、地図で見ると有楽町駅のほうが近い。有楽町駅から乗り換えられるということは、山手線・京浜東北線から京葉線への乗換えが便利になるかもしれない。そこで実際に乗り換えてみることにした。○有楽町駅・京葉線東京駅ともに現在はポスターで案内されている浜松町駅で潮見駅までのきっぷ(運賃170円)を購入。山手線の電車に乗り、有楽町駅で下車してホーム北側の階段から京橋口へ向かった。途中、「本当に乗り換えられるんだろうか?」と不安な気持ちもあったが、「当駅から京葉線へお乗換えのお客さまへ」と案内するポスターが京橋口の改札付近にあり、ようやく安心した。そのポスターによれば、新橋・品川方面から有楽町駅で下車し、京橋口改札係員に申し出て案内書を受け取ることで、京葉線東京駅へ歩いて乗り換えられるそうだ。そのルートとして、JR線の高架下(有楽町ガード下)を進むルートと、東京国際フォーラムを進むルート(利用可能時間7:00~23:30)も紹介されてあった。この乗換え条件に合う定期券を持つ利用者は、京橋口以外の改札口も利用可能で、「混雑時は比較的空いている中央口・銀座口もご利用下さい」とのこと。その一方で、神田・秋葉原方面から有楽町駅経由で京葉線東京駅への乗換えは不可で、「Suica」などICカード利用で乗り換える場合は乗車駅を確認すると書かれてあった。しばらくポスターを見た後、京橋口の有人改札へ。「京葉線へ乗り換えたい」と伝えると、すぐに案内書を渡され、改札外へ通された。案内書はきっぷより少し大きいサイズの紙1枚だが、これなしで改札外へ出ると一度精算されるため、運賃がさらに高くなってしまう。紙1枚とはいえ、無くさないように大事にしなければ……と思うのであった。筆者は今回、高架下を歩いて乗り換えたが、「有楽町ガード下の独特な雰囲気の中を歩くのも良いけど、普段の乗換えで使うなら国際フォーラム経由のほうが良さそうだな」という印象だった。東京国際フォーラムには地下コンコースもあるので、雨の日もずぶ濡れにならず乗り換えられるはず。逆方向(京葉線東京駅から有楽町駅へ)の乗換えも、エスカレーターのある東京国際フォーラム経由のほうが便利だろう。ゆっくり歩いての乗換えだったものの、それでも有楽町駅から10分程度で京葉線東京駅に到着。京葉地下丸の内口できっぷと案内書を提示すると、案内書のみ回収され、改札内へ入ることができた。ここにも「京葉線東京駅から新橋・品川方面へお乗換えのお客さまへ」のポスターがあり、有楽町駅のポスターとほぼ同じ内容が書かれてあった。この特例を知っておくと、たとえば新橋駅・浜松町駅・田町駅・品川駅から京葉線へ乗り換える場合、乗換え1回で済むし、同じJR線内なので運賃の割高感もなく便利だろう。大崎駅・大井町駅から京葉線方面はりんかい線で新木場駅乗換えのほうが便利と思われるが、運賃を安くしたいなら有楽町駅乗換えを考えても良さそう。大森駅・蒲田駅から乗る場合も、京浜東北線で有楽町駅乗換えのほうが安く便利かもしれない。ただし、有楽町駅では定期券利用者を除き、京橋口の有人改札のみの取扱いなので、場合によっては混雑の原因となる可能性も。旅行者が京葉線を利用するならやはり東京駅乗換えのほうが望ましく、有楽町駅からの乗換えは仕事中の移動やちょっとした外出などで役立てる程度にしておくのが良さそうだ。
2014年09月16日嵯峨野観光鉄道は27日から、トロッコ保津峡駅の手前にある吊り橋「鵜飼橋」の復旧工事が完了したことを受け、同駅での乗降を再開する。鵜飼橋は、トロッコ保津峡駅と京都日吉美山線を結ぶ唯一の橋。昨年9月16日の台風18号にともなう豪雨で被害を受け、これまで京都市による復旧工事が行われていた。嵯峨野トロッコ列車は被災3日後から運転を再開したものの、復旧工事の間は橋が全面通行止めとなっていたため、現在までトロッコ保津峡駅での乗降を休止していた。京都市による復旧工事の完了にともない、鵜飼橋は27日11時から通行が再開されることに。これと同時に、嵯峨野トロッコ列車のトロッコ保津峡駅での乗降も再開となる。なお、トロッコ列車には当日始発から、「保津川鵜飼橋通行再開記念ヘッドマーク」を機関車側と客車側の先頭それぞれに装着するとのことだ。※写真は本文とは関係ありません。
2014年06月27日西武線の駅のイメージモデルを決定する「駅イメージモデル選手権」の応募受付を1日より開始した。毎月1駅を対象に、その駅のイメージモデルを務める学生(大学生・短大生・専門学校生)を選出するコンテストとなる。同コンテストは、西武鉄道、Twin Planet、C-livesが共同で展開している西武沿線を中心とした学生生活応援プロジェクト「GAKUSEIBU」の企画として行われる。第1弾として、5月は西武新宿線高田馬場駅のイメージモデルを募集中。採用者は、西武沿線91駅の駅貼りポスター、「GAKUSEIBU」の公式サイト、公式Facebook、公式Twitterなどの各媒体に出演できる。高田馬場駅での募集は女性限定。採用された場合に駅貼り用ポスターの撮影に参加できることが条件となっている。「駅モデル選手権」特設サイトの応募フォームから応募可能で、氏名、学校名と学年、連絡先(電話番号)、意気込みを記入し、顔がはっきりと写っている写真(バストアップ)を添付し、送信することで応募が完了。締切は5月31日となる。応募者の顔写真や氏名などは「GAKUSEIBU」公式Facebookに公開され、公式Facebookの各参加者への「いいね!」のクリック数と、GAKUSEIBU実行委員会の審査によって採用者を決定するとのこと。採用者への連絡は電話かメールにて行う。
2014年05月02日JR北海道はこのほど、今年3月15日で廃止となった吉岡海底駅と竜飛海底駅を振り返る記念サイト「青函トンネル 吉岡海底駅・竜飛海底駅よ、永遠に」を公開した。両駅では一般公募した記念ボードが廃止後も保存されるため、その様子を動画で公開するという。動画の公開は4月中旬の予定。JR北海道が募集し、吉岡海底駅に設置されている「アートメモリアルボード」「メモリアルフォトボード」と、「美しい日本語を伝える会」が募集し、竜飛海底駅に設置されている「メモリアル俳句ボード」の様子が収められる。また、記念ボードの写真データ送付サービスも行う。両駅に保存されている記念ボードを応募した本人、または応募した人の名前や当時の住所・電話番号がわかっている場合に限り、同サイトを通してデータの取寄せを依頼することが可能だ。同サイトではその他、青函トンネルのあらましや構造、これまでの歴史、および両駅の歴史や概要なども紹介されている。
2014年04月02日JR西日本は、山陽新幹線の相生駅と西明石駅に「喫煙ルーム」を新設する。駅構内の一角を壁で仕切った室内型の喫煙スペースとなる。両駅とも、「喫煙ルーム」は新幹線改札内コンコースに設置され、供用開始日は相生駅が3月5日、西明石駅は3月18日。喫煙ルームの設置にともない、両駅のホーム上に設置していた喫煙コーナーは撤去される。JR西日本は山陽新幹線各駅で喫煙コーナーの室内化を進めており、2008年に姫路駅、2010年に博多駅でそれぞれ喫煙ルームを新設。昨年7月には、新神戸、岡山、広島、小倉の4駅でホーム上の屋外喫煙コーナーを廃止し、喫煙ルームとした。
2014年03月05日JR東日本盛岡支社はこのほど、「SL銀河鉄道(仮称)」の運転開始に合わせ、釜石線で駅名標のリニューアルを実施すると発表した。新しい駅名標は、1995(平成7)年、釜石線に「銀河ドリームライン釜石線」の愛称が導入された際、各駅に付けられたエスペラント語の愛称をイメージしたデザインに。従来は表示していなかったエスペラント愛称名も、日本語訳とともに表記される。駅名標の大きさはリニューアル後も変わらないとのこと。11月頃から順次設置を開始し、12月下旬までに釜石線の全24駅で設置を完了する予定だ。
2013年10月30日京都の玄関口として、1日平均約63万人以上の乗降車数を数える京都駅。実は同駅のJR西日本在来線ホームが奇妙なことになっている。○0番ホームが存在する駅京都駅在来線の中央口を抜けると、「0番」と表示された乗り場が見える。北陸方面に向かうサンダーバードなどが止まるホームだ。そして隣の乗り場の番号を見ると2番、3番……と続いている。そう、なぜか1番ホームが存在しないのだ。その理由を説明する前に、そもそも「0番」ホームなどというものが存在することに違和感を覚える人もいるだろう。しかしこ、れは京都駅特有のものではなく、0番線及び0番ホームのある駅は、現在、全国に40ほどある。その多くは、元々あった1番線ホームの手前に路線とホームが追加され、そこに「1」より小さい数字である「0」番を当てたパターンだ。全ホームの番号を新たに振り直すと、付随してダイヤから表示板まであらゆるものを変更する必要が生じるので、それを避けるために取られた策なのだ。○駅ビル工事による運転番線の改訂さて、京都駅に1番ホームがない理由だが、まずは線路の方から説明しよう。1992年、駅ビル工事の一環で最も北側の線路をつぶし、かつてのホームを拡張。この時、運転番線(線路の番号)の改訂が行われたのだが、東海道新幹線の管轄である11~14番線の数字は動かせないため、JR西日本在来線11本の運転番線を10以内で収める必要があった。そこで「1」ではなく「0」からスタートして10までの数字を11本の運転番線に割り当てたわけだ。一方ホームの方は、1番から始まり2番、3番……と番号が振られていた。つまりこの時点では1番ホームは存在していたのだ。ただし、ホームは1番だがそのホームで利用する運転番線は0番という状態である。利用者はホームの番号(○運転番線とホームを一致させたところ……「それなら、ホームの方も0番、1番、2番……とナンバリングされているハズなのに、なぜ1番がないのか?」という疑問がまだ残るだろう。京都駅の0番ホームから2番ホームに向かって線路を見ると、0番ホームに入ってくる線路と2番ホームに入ってくる線路の間に、もう1本の線路が見える。実はこれが運転番線1番の線路で、貨物列車通過専用線路として使われており、乗降ホームがないのだ。したがってかつての1番ホームを運転番線に合わせて0番ホームにし、次のホームは運転番線2番にあるから2番ホーム。こうして、0番から始まり、1番を飛ばして2~10番というホームの番号になったのである。○京都駅にはこんな日本一もなお、この0番ホームは端から端までの距離が558mで日本一長いホームとしても有名である。ちなみに、厳密に言うと0番ホーム単独ではなく、ほぼ一直線上に地続きでつながっている山陰線30番ホームも含めての長さである。また、京都駅には34番ホームまであり、これも日本の駅の中で最も数字の大きいホーム番号となっている。ただし、決して京都駅に34もののりばがあるわけではなく、実際ののりばの数は19。関西空港線と山陰線のホームを、山陰線の“さん”にちなんで、30番台の数字にしているのだ。こうしてみると、「実は自分がふだん使っている駅にも0番線があるかも」と気になってくるのでは?駅を利用する際、ちょっと眺めてみると意外な発見ができるかもしれない!?
2013年10月22日パリに本店を構え、日本では東京・浅草橋、札幌に店舗を構えるセレクトショップ、「アナトミカ」が9月27日に「オペーク丸の内」に「アヴァン・アナトミカ」をオープンした。ピエール・フルニエ氏と寺本欣児氏が作り上げる「アナトミカ」は、パリに本店を構えるコンセプトショップ。体に合う、心地よさにこだわったアイテムを厳選し、ユニセックスで品揃え。今回のオペークのインショップ「アヴァン・アナトミカ」は「完全なるアナトミカ店舗の手前」という意味で、オリジナルの日本製デニム、20年代の米国のワークウェアに使用されていたビーチクロスという素材を使ったベスト、ジャケット,コートなどのアイテムなどに加え、オールデンのシューズなど“民芸コンテンポラリー”をテーマに、アナトミカのスピリットをより強く打ち出した店舗となる。10日からはオペーク店舗の仲通りに面しスペース「The Style」で、ピエール・フルニエが手がけた最初のレディスシューズ「アルハンブラ」のポップアップイベントを23日まで展開。70年代のサンローランのコレクションシューズを手がけた職人が木型から手がけたその履き心地は、パリに多くのファンを持つことで知られる。
2013年10月09日関東圏の人はあまり知らないかもしれないが、近畿圏内の新幹線の駅をみると、大阪府や京都府は1駅ずつであるのに対し、兵庫県内には新幹線の駅が4つもある。○4駅の平均駅間距離は他の半分以下その内訳は、新神戸駅、西明石駅、姫路駅、そして相生駅。もちろん大阪府や京都府に比べて兵庫県はずっと広いので、神戸市と兵庫県西部の中心地である姫路市にあるのは分かる。しかし、西明石や相生はそれほど人口の集中するエリアではないし、全国有数の観光地というわけでもない。しかも、当時の東海道新幹線の平均駅間距離約43kmに対し、兵庫県の4駅の平均駅間距離は約21kmと半分以下である。明らかに不自然な印象を受ける「兵庫県内に新幹線の駅が4つある」という事実。しかし、これにはれっきとした理由がある。実は、結果的に幻となったが、当時の国鉄が画策していた壮大な計画が関係しているのだ。○一晩に24本を運行する「夜行新幹線」計画その計画とは「夜行新幹線」。新大阪~岡山間の新幹線開通を前に国鉄が検討を開始し、昭和41年(1966年)の「山陽新幹線技術基準調査委員会報告」では、東京~博多間を一晩に計24本運行するダイヤ案や、片道平均5,000~7,000人台の利用客見込みなど具体的なデータがそろえられていた。計画では、新大阪~岡山間は線路の保守点検作業などの関係で、博多方面、東京方面いずれか一方の線路を使う単線運転を想定。この区間は東京と博多の中間に位置するため、単線運行するには一方が通るのをやり過ごす(すれ違わせる)待避場所として4~5カ所の駅が必要となった。しかも、当時は中国・四国縦断新幹線の計画もあり、山陽新幹線と中国・四国新幹線が交差する駅として想定されていた岡山駅よりも手前で、この退避用駅を置く必要があり、これが兵庫県内に4つの新幹線駅が設置される一因となったわけだ。○ストライキや騒音問題で頓挫この計画の前提であった博多までの新幹線は昭和50年(1975)3月に開通。しかしこの頃、設備トラブルが続発し、また国鉄職員のストライキや運賃の値上げもあり、新幹線利用者数は当初の見込みより伸び悩む。さらに、沿線住民の騒音被害が社会問題化し、昭和50年7月には朝6時~深夜24時までの運行を前提とした環境基準を当時の環境庁が定めたため、夜行新幹線は事実上実現不可能となったのである。兵庫県内にある4つの新幹線駅、特に西明石と相生に新幹線停車駅が設けられているのは、幻の「夜行新幹線計画」の名残であり、その計画は高度成長期だった当時、いかに地方も人や物の流れが活発だったかをうかがわせるものなのだ。
2013年09月19日毎日の通勤・通学ラッシュ。ストレスもたまりますよね。でも住む駅を選べば、朝から電車に座れてしまうかも? 「マイナビ賃貸」では今回、東京の北の玄関口「上野駅」に、平日の朝のラッシュ時(7~9時台)に、待てば座れるかもしれない「始発」で「直通」かつ「30分以内」で行ける駅を調べてみました!■上野駅に「直通」「30分以内」で座って行けるのは、この7駅「上野駅」に乗り入れている路線は、「JR東日本…東北本線、高崎線、宇都宮線、常磐線、山手線、京浜東北線」のほか、「東京メトロ…日比谷線、銀座線」の2社8路線です。※新幹線、および京成上野駅着の電車は除く。上野駅に「直通、始発、朝の通勤時間帯に30分以内でたどり着ける」を満たす駅は7駅。所要時間が短い順から発表します。1.東京メトロ銀座線:浅草駅(乗車時間約4分)」浅草駅は銀座線東側の始発駅です。通勤時間帯は3~4分に1本のペースで始発が出ています。2.「東京メトロ日比谷線:北千住駅(乗車時間約9分)」北千住は日比谷線北側の始発駅です。7時台9本、8時台10本、9時台9本の始発があります。3.「JR京浜東北線:東十条駅(乗車時間約15分)※途中始発」途中始発とは、本来の始発駅以外から出る始発電車です。7時台3本、8~9時台それぞれ1本ずつ始発があります。4.「JR京浜東北線:赤羽駅(乗車時間約19分)※途中始発」8時台1本、9時台3本の始発があります。5.「JR山手線:大崎駅(乗車時間約21分)※途中始発」7時台2本の始発があります。6.「東武伊勢崎線:竹ノ塚駅(乗車時間約23分)※途中始発」東武伊勢崎線は北千住駅で東京メトロ日比谷線との相互直通乗り入れを行っています。7時台3本の始発があります。7.「JR京浜東北線:蒲田駅(乗車時間約30分)※途中始発」7時台6本、8時台5本の始発があります。■所要時間40分以内なら、さらに3駅も以下、30分は間に合わず、40分以内になったケースです。・「JR京浜東北線:南浦和駅(乗車時間約32分)※途中始発、埼玉県」7~8時台にそれぞれ6本の始発があります。・「東京メトロ日比谷線:中目黒駅(乗車時間約36分)」中目黒駅は日比谷線南側の始発駅です。通勤時間帯は3~4分に1本のペースで始発が出ています。・「JR京浜東北線:鶴見駅(乗車時間約39分)※途中始発、神奈川県」8時台3本、9時台5本の始発があります。東京の場合通勤で1時間以上かかる人はとても多くいますが、全国を対象に調査した『平成20年住宅・土地統計調査』を見ると、通勤時間30分未満の世帯が全体の53.5%を占めています。通勤は毎日のこと。住替えを検討している方は、通勤時間を少しでも短縮できる駅を探してみてはいかがでしょうか。※当記事は、2013年6月18日時点で各鉄道会社が発表している最新の時刻表を参考にしています。文・石徹白未亜
2013年06月24日大阪平野を流れる淀川。そこには多くの橋が架かっているが、それらの中に、全国的にも珍しい鉄道橋でありながら、歩いて渡ることもできるスペースがある橋がある。通称「赤川鉄橋」(正式名「淀川橋梁(きょうりょう)」)というその橋は、周辺に住む人たちの貴重な通路として活用されている。一般的に鉄道橋は、その名の通り列車が走ることを前提に造られているため、歩行者や自転車が渡れるものではない。しかしこの「赤川鉄橋」には、鉄道が通る橋と並行して人道橋が設置されているなんとも珍しい構造なのだ。ちなみにこの人道橋部分は、「赤川仮橋」という名称を持つ。鉄道橋は現在、単線でJR貨物線として利用されている。もともとJRが久宝寺(きゅうほうじ)から新大阪駅まで新線を予定していて、それが完成した際に利用することを前提に、最初から複線化用に作られていた。現在は片側があいているため、人道橋として市道扱いにしているのだ。赤川鉄橋は昭和4年(1929)に、大阪市東淀川区と都島区を結ぶ位置に完成した歴史ある橋で、地元では「じゅうはちもんてっきょう」とか「あかがわのてっきょう」とも呼ばれている。ちなみに、ようやく新線の完成に見込みがたったため、人道橋として利用されるのは2018年春までの予定である。鉄橋の下流側には線路があり、現在は1時間に1本程度貨物列車が走っている。一方、上流側が人道橋だが、本来は線路が敷かれるべき場所を利用しているだけに、目と鼻の先ともいえる距離を列車がごう音をたてて走っていく。その光景はまさに迫力満点である。人道橋部分は木製のため、見た目にはちょっと頼りなく見える。しかし、実際に歩いてみると決してそんなことはなく、近くの学校の学生がランニングして走り抜けても大丈夫なのだ。一応、橋の前には「自転車は降りて渡れ」との注意標識が掲げられているが、それを守っている人はほとんどいない。全長は約600mあるので、ゆっくり渡ると10分ほどかかるが、周辺の景色を眺めながら渡るとあっという間だ。この辺りは大阪市内でも北部に当たるため、アシが茂る砂州などがある他、野鳥の姿も見られるなど、川の上独特の風景が楽しめるのも魅力のひとつになっている。この辺りの地域は、淀川にかかる橋と橋との間隔が開いており、赤川鉄橋の近くには1km上流にある「菅原城北大橋」と、2km下流の「長柄橋」しかない。そのため、淀川区と都島区を行き来する人にとっては欠かせない動線となっている。こうした事情もあり、将来的に現在の赤川仮橋は撤去されることは決まっているが、その際には人道橋が平行して架設される予定という。というわけで、「鉄道と並んで橋を渡ってみたい!」という好奇心旺盛な人は、早いうちに足を運んでおくことが得策だ。●information淀川橋梁大阪市東淀川区東淡路~都島区大東町【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月25日Diesel(ディーゼル)などのブランドを傘下におさめるホールディングカンパニーOTBのレンツォ・ロッソは、ベネチア市とリアルト橋のスポンサー契約を結んだ。Dieselをはじめ、Maison Martin Margiela、Viktor&Rolf、スタッフインターナショナルなどのブランドを傘下におさめるホールディングカンパニーOTBのレンツォ・ロッソは、ベネチアのリアルト橋保存修復事業のスポンサー契約を500万ユーロで獲得した。リアルト橋は、ベネチアのカナル・グランデに架かる4つの橋のうち最も古く、修復作業は18か月間をかけて行われ、2016年2月末に完了する予定だ。同スポンサー契約は、ベネチア市がプランニング、事業管理および保存修復作業をすべて統轄し、スポンサーが全コストを負担する代わりにロケーションの広告啓示利用を条件内で行うことができるというもの。レンツォ・ロッソは創造性豊かな、景観を損なわない控えめな広告を使用する予定だ。プロジェクトについて、「公共機関と民間企業の協力を示す最適な例となります」とベネチア副市長は断言した。また、レンツォ・ロッソは「リアルト橋は、世界的にイタリアの象徴の1つであるだけでなく、実際には、私のブランドと同様に、全世界に属するものだと思います。もちろんベネチアにはすでに、数多くのイベントや文化的名所がありますが、このパートナーシップ関係により、私たちはこの素晴らしい都市への関心をさらに高め、さまざまな世界の人々に向けて新たな活動を展開できると確信しています」と述べている。DIESELオフィシャルサイト:www.diesel.co.jp元の記事を読む
2012年12月22日神田川に架けられた東京で初めての石橋と言われる「旧萬世橋」(よろずよはし)の勾欄(橋柱)の一般見学が先頃可能になった。千代田区観光協会サイトまちブログ神田によると、旧萬世橋は、現在の万世橋(まんせいばし)と昌平橋のほぼ中間に、「江戸城筋違御門」の石垣を利用して架けられた東京初の石橋と言われ、これまで神田明神の境内の奥にあり、非公開だった。このたび、神田明神の境内に鎮座する籠祖神社を改め、完成した合祀殿と隣の祖霊社の間に通路が整備された。これにより、一般の見学が難しかった乃木希典書「彰忠碑」、「護国慰霊之碑」、そして東京初の石橋と云われる「旧萬世橋」の勾欄(擬宝朱橋柱)の見学が可能になったとのこと。同サイトによると、「旧萬世橋」の勾欄は祖霊社の奥、行き止まりの狭いスペースの中央に旧神田区民の日露戦争の戦死者を偲ぶ「彰忠碑」が建っており、その碑を囲む形で擬宝朱のついた旧萬世橋の勾欄が配置されているという。なお、「旧萬世橋」は、明治45年に開業する甲武鉄道の万世橋駅建築と鉄道工事のために取り壊されたものだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月21日福岡県北九州市のJR門司港駅(鹿児島本線)では、12月1~2日の2日間に限り、駅を覆う仮囲いを開放する。JR九州によれば、「仮囲いのない現在の門司港駅をご覧いただけるのはこれが最後のチャンス」とのことだ。国重要文化財にも指定されたレトロな木造駅舎で知られる門司港駅は、今年9月29日より駅舎保存修理工事に入り、駅の周囲は仮囲いで覆われている。テナントなどの撤去整理が終わり、これから本格的な工事が始まるが、その前に仮囲いが移設されるため、2日間限定で現在の駅舎全体を見られることに。駅舎内には入れない。JR九州はこの2日間、「門司港駅新たな旅立ち記念きっぷ ~0哩の軌跡~」を臨時窓口で販売。450セットを用意し、販売時間は各日9:00~17:00。なくなり次第終了となる。門司港駅では12月3日以降、調査を行うために駅前広場も含めて再び仮囲いを設置。来年3月以降、駅舎も素屋根で完全に覆い隠される。建物をいったん解体した後、傷んだ部材を修理・補強して再び組み立てなおすとのことで、工事期間は2018年3月までの予定。その間、門司港駅は仮駅舎での営業となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月24日JRグループの駅で最も標高の高い駅は小海線の野辺山駅。私鉄にこの高さを超える駅はない……と思ったら、あった。標高は2,450mで、野辺山駅の1,345mより1,000m以上も高い。ところがこの駅、鉄道事業法で定められた駅で、現在も営業しているというのに、やって来る乗り物はバスばかり。廃線でも建設途中でもなく、初めからレールがなかった。今後もレールが敷かれることはなさそうだ。鉄道の駅だけどバスしかこない。なんとも不思議な日本一高い駅の名前は室堂駅。富山県中新川郡立山町にある。立山黒部アルペンルートの経路のひとつで、駅の裏手から立山連峰を望める。開業は1971(昭和46)年。当時はバスターミナルだった。それが1996年に鉄道の駅となった。しつこいけれど、鉄道の駅になってもレールが設置されたことはなく、当時もいまもバスしか走っていない。どうしてこの駅が鉄道事業法で「鉄道駅」とみなされているのだろう。その理由は、バスが通常のバスではなく、トロリーバスだからである。運営会社は立山黒部貫光。室堂駅で案内される路線名は「立山トンネルトロリーバス」。室堂駅と大観峰駅を結んでいる。この3.7kmの路線は、法規上は鉄道路線となっている。鉄道事業法における鉄道事業の定義は「他人の需要に応じ、鉄道による旅客又は貨物の運送を行う事業(第2条)」となっている。条文の中の「鉄道」は、専用の軌道という意味。一般道路ではなく、自社専用の走行路を持っていれば、鉄のレールだろうとコンクリートだろうと、法的には鉄道と解釈される。この法律上の鉄道については、鉄道事業法施行規則の第4条で説明されている。鉄のレールで走る「普通鉄道」のほか、モノレールの「懸垂式鉄道」「跨座式鉄道」、新交通システムの「案内軌条式鉄道」、ケーブルカーの「鋼索鉄道」、リニモや中央新幹線のような「浮上式鉄道」、そして、トロリーバスの「無軌条電車」と、「これら以外の鉄道」となっている。室堂駅が開業した1971年は、立山トンネルを普通のバスが走っていた。しかし環境保全のために1996年にトロリーバスに転換された。立山トンネルトロリーバスは、専用のトンネル内で、バスに電力を供給する設備を備え、身内や自社の社員ではなく、よそからやってきた観光客を運ぶ。だから鉄道事業である。電気で動くパスは「電車」というわけだ。実際にこのバスに乗ると、運転席の後ろの電光掲示板に「レールはありませんが電車の仲間です」と説明が表示される。要するに、「専用の線路設備があり、他人のために人や物を運ぶから鉄道ですよ」というわけだ。似たような業態にロープウェイがあるけれど、こちらは鉄道事業法でも扱うものの、「索道」として、鉄道とは別の分類となっている。ただしロープウェイの乗り場も「駅」という。索道を含めると、日本で一番高い駅は中央アルプス観光が運行する駒ヶ岳ロープウェイの千畳敷駅となる。こちらは標高2,611.5mで、室堂駅より161m高い。でも前述のように、こちらは「鉄道駅」とはならない。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月24日JR東日本盛岡支社は16日、気仙沼駅、盛駅、釜石駅、宮古駅のリニューアルを発表した。4駅とも工事を開始しており、12月上旬の完成をめざしているとのこと。東日本大震災で被災した三陸海岸沿岸部の活性化に貢献すべく、地域の拠点となる4駅がリニューアルされることに。デザインコンセプトは、「清らかな海、やさしい風の香り、美しい地形を感じる特徴をもった『親しまれる駅』 ~交流を生み出し、賑わいの場として、親しまれる駅~」(JR東日本盛岡支社)で、三陸海岸の特徴を取り入れたデザインとなる。リニューアルにあたり、気仙沼駅は「漁港のまち」、盛駅は「海岸のまち」、釜石駅は「鉄のまち」、宮古駅は「浜のまち」をそれぞれイメージしたという。気仙沼駅の駅舎は、三陸海岸の「岩」をイメージしたデザインに。岩を模したアプローチゲートを、駅舎の入口上部の庇(ひさし)で表現する。釜石駅では駅舎全体に「鉄」をイメージしたルーバーを配置し、宮古駅の駅舎は浄土ヶ浜をイメージした「砂浜」を表現したデザインに。現在は不通となっている大船渡線盛駅も、今回のリニューアルで駅舎にルーバー状の庇が配置され、待合室の窓や入口で碁石海岸の穴通し磯を表現するとのこと。なお、気仙沼駅に関しては一部列車の発着番線変更も発表されており、12月1日より新たに列車4本が1番線(駅舎側)発着に。一ノ関方面の大船渡線の列車21本(下り11本、上り10本)のうち、19本が駅舎側のホームを使用することになり、跨線橋の使用が少なくなることから乗換えなどの利便性が向上する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月21日新潟県糸魚川市の平成27年開業予定の北陸新幹線高架橋で「北陸新幹線レールウォークin糸魚川」と題したウォーキングイベントが開催される。高架橋を歩けるチャンスは今年が最後だ。開催日時は10月28日(日)。高架橋の他、工事中の新幹線の駅もコースに入っており、富山や長野の山々の自然風景と英知の結晶である新幹線工事を同時に見ることが出来る。悪天候などの理由により中止となる可能性もある。参加費は無料。申し込みは往復ハガキで、糸魚川市北陸新幹線対策協議会事務局:都市整備課・新幹線推進係まで。コースは、寺島工事用昇降階段(糸魚川警察署裏付近)から北陸新幹線糸魚川駅に至る約1.5kmの「標準コース」と、須沢工事用昇降階段(国道8号と青海通り線交差点付近)から北陸新幹線糸魚川駅に至る3.2kmの「健脚コース」に分かれる。参加対象は「標準コース」は小学生以上、「健脚コース」は小学校4年生以上。ただし、健脚コースは距離が長いので体力に自信のない人は「標準コース」が無難。いずれのコースも小学生は保護者の同伴が必要。「標準コース」のウォーキングは3回実施される。スタート時間は1回目8:30受付、9:00出発、2回目12:00受付、12:30出発、3回目13:00受付、13:30出発。「健脚コース」は2回実施され、1回目9:30受付、10:00出発、2回目は10:30受付、11:00出発となる。おのおの市役所前で受付を行い、バスでウォーキング開始位置まで移動する。参加定員は各コース1回につき50名。「標準コース」は3回で150名、「健脚コース」は2回で100名となる。北陸新幹線は、現在営業している長野駅から、上越、富山、金沢、福井を経由して大阪に至る構想で、東京からの総延長距離700キロになる。平成27年に開業を予定しているのは、長野から金沢までの区間だ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月17日H&M(へネス アンド マウリッツ)は2012年9月14日(金)に、東京駅直結ビルに大型駅隣接店舗「H&M TOKYO STATION」をオープンする。H&M TOKYO STATIONは、レディース、メンズ、アクセサリーで従来よりトレンド性のあるラインに加え、オフィスやアフター5にもぴったりのアイテムからベーシックアイテムまで幅広く用意した。さらに時間に制限のある旅行客、出張客までもが楽しむことのできるショッピングスポットを提案する。大型駅直結ビルへの出店は初となり、約700㎡の1フロア構成という小規模店舗も、当ブランドには稀な展開となった。そのため、限られたスペースを最大限に活かし大型駅を利用する多様な顧客層のニーズに応えたコレクションを考案している。同ブランドの他店と比べて特徴的なのは、メンズアイテムの店舗面積に閉める割合である。多くの同ブランド店舗がレディスに比べてメンズは4分の1ほどの店舗面積を用意しているにも関わらず、同店舗においてレディスとメンズは半分ずつの比率を占めている。メンズのビジネスルックを意識したYシャツやスーツ、ネクタイなどを多く取り揃えている理由として、H&M日本法人社長クリスティン・エドマン氏は、「日本人男性のファッション感度は高く、東京駅の利用客は男性が圧倒的に多い。お客様のニーズや周辺の環境に合わせた商品展開や、商品ディスプレイに取り組みたい。」とコメントした。メンズアイテムがビジネス用のフォーマルな商品展開が目立つ一方で、レディースアイテムはOL向きのオフィス用スタイルばかりではなく、華やかな柄のスキニーパンツや鮮やかな色使いのアイテムが目立つ。同日には、H&M岐阜モレラ店がオープンし、開店前の店舗には600人もの客が列を作った。さらに今年11月にはH&M仙台さくら野店、来春には大阪に最大面積を誇る店舗オープンを予定し、H&Mの勢いは増すばかりだ。今後は、路面店舗のみではなく郊外のショッピングセンターやエアポート、駅ビルへの新規店舗出店を視野に入れていることも明らかにした。ゴージャスなアクセサリーも豊富に揃うH&M日本法人社長のクリスティン・エドマンさん店舗名:H&M TOKYO STATIONオープン:2012年9月14日(金)住所:中央区八重洲2丁目1番1号ヤンマー東京ビルティングB1F店舗構成:1フロアアクセス:JR各駅「東京駅」八重洲中央口、八重洲南口、八重洲北口直結(東京駅八重洲地下中央口改札を出て直進)営業時間:10:00-20:00元の記事を読む
2012年09月14日東伊豆河津町(かわづちょう)に突如出現する、独特なデザインの橋・河津七滝ループ橋。全長は1,064メートル。ぐるりソフトクリームを描く要領で2回転、直径80メートルのサークルを上下に重ねて描き、高低差45メートルをつないでいる。それにしても、なぜここにこんなものがあるのか。説明しよう。伊豆半島の真ん中には、天城山(あまぎさん)がそびえている。この山は、天城連山と呼ばれることもある。つまり、いくつかの山が連なっているのだ。具体的には1,404メートルの万三郎岳(ばんざぶろうだけ)など、1,000メートルを超える山々の塊である。この山々を縫い、伊豆半島の真ん中を背骨のように貫いているのが下田海道(国道414号線)。下田に早く行くために最も使われている幹線道路である。その下田街道が天城山を越えるところに位置するのが、天城峠だ。この天城峠は川端康成の「伊豆の踊子」や松本清張の「天城越え」など、小説の舞台にもなっている。また、石川さゆりの「天城越え」でも歌われているように、かつては交通の難所だった。小説にも出てくるように、この地には天城山隧道(ずいどう)という古いトンネルがある。日本最長の石づくりトンネルだ。明治時代に作られた重要文化財らしい。このトンネルのさらに下80メートルの地には、1970年に開通した新天城トンネルがある。天城山隧道を見たい!という目的がない限り、普通はこちらの新しい方のトンネルを通る。くぐってもまだ標高600メートル。山に沿ってつづら折れの道が続いていたが、1978年には伊豆大島近海の地震によって、道路が寸断されるというアクシデントが発生している。天城山中は全国でも有数の多雨地域。土砂崩れで通行不能になることも珍しくない。そこで、この国道改良整備工事の一環として1981年、河津七滝ループ橋が作られたのである。これにより、土砂崩れの影響が少なく、スムーズに登り降りできるようになったという。直径80メートルというのはなかなか大きな円ゆえ、速度制限30キロで走っても外側に押し付けられる。何Gかは分からないがすさまじい遠心力。ジェットコースター的な体感ができる。このループ橋、正式には七滝(ななだる)高架橋という。伊豆地方では滝のことを「たる」という。七滝とは、河津川にある7つの滝を指す。散策路が整備されてからは、1時間もあれば7つ全てを巡ることができるようになった。初景(しょうけい)滝、へび滝、釜滝、えび滝、かに滝、出合(であい)滝、大滝の順番で回るのが通常ルートで、一番立派なのが大滝だ。高さ30メートル。滝壺の横、しぶきが掛かるような場所には古くから露天風呂があり、その奥には岩盤を掘り抜いた洞窟温泉がある。なかなか野性的な観光スポットだ。さらにループ橋を超えると、河津温泉。正式には河津温泉郷といわれたりもするように、七滝・大滝温泉、湯ヶ野温泉など7つの温泉からなる街が現れる。圧巻は峰温泉の「東洋一の大噴湯(だいふんとう)」。毎分600リットル、100℃の温泉がいつでも噴き上げている自噴泉(じふんせん)である。現在では峰温泉大噴湯公園として整備されており、足湯もある。火・金を除く毎日、1日7回、約30メートルまで吹き上がる湯を見ることができる。河津ループ橋を通過するだけで、ここに立ち寄らないのはもったいない。近くを通る際にはぜひ、訪れてほしい。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月13日高速道路では、供用中の高速道路の上に高速道路を横断するための橋を建設することがあります。道路と橋が交差するので、工事の際は安全確保のために通行止めを行いますが、影響を最小限にするため、過去の交通量などから工事を実施する曜日や時間を想定するほか、工事の方法も工夫しています。大型クレーンは架設工事の一般的な方法として、多くの現場で採用されています。クレーンで橋桁を吊り下げて、一晩で橋を架設します。クレーンのアームの長さは最大で約100m、吊り下げ能力は1000tを超えます。1000tと言われてもピンとこないという方のために、参考までにジャンボジェットの愛称で呼ばれる大型旅客機「ボーイング747」の重量は約180tです。ちなみにこのボーイング747、2005年にエアバスA380が登場するまで、世界最大の旅客機でした。大型クレーンの力がいかに強いか分かります。大型多軸台車は、橋桁の組立場所から架設地点まで車体が移動できる平坦なヤードがある場合に採用されます。現地で橋桁をあらかじめ組み立て、大型多軸車を使って運搬し、一晩で橋を架設します。大型多軸車の大きさは全長約10m、軸の数は一般的には6軸程度です。幅は3m以上あり、橋の大きさによっては2台の台車を使って運搬します。大型クレーンや大型多軸台車が実際に稼働する姿を見ることができる、見学会やツアーが各地で行われています。NEXCO東日本では関越道での工事が予定されており、一般の方向けの見学スペースを設ける場合があります。深夜の工事にもかかわらず、多くの参加者が訪れるそうです。事前に調整ができれば、施工ヤード内からの撮影も可能です。詳しい工事の予定につきましてはNEXCO東日本までお問い合わせください。NEXCO中日本ではオリジナルバスツアーを実施しています。開通前の高速道路や工事現場の見学を企画していて、その都度NEXCO中日本のサイトに情報が掲載されますのでチェックしてみて下さい。NEXCO西日本でも同様に工事現場の見学会や、毎年夏休みには親子見学会を実施しています。こちらもNEXCO西日本サイトをチェックして下さい。大きな橋が目の前で出来上がっていく様子は、土木の専門家でなくてもワクワクする光景です。お気軽に参加してみてはいかかでしょう?【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月07日JR東日本はこのほど、山手線で導入を進めているホームドアの2014年度完成予定駅を発表した。すでに設置済みの恵比寿駅と目黒駅も含め、計18駅でホームドアが整備される。2014年度のホームドア完成が予定されるのは、御徒町駅、鶯谷駅、田端駅、有楽町駅、原宿駅、五反田駅、西日暮里駅の計7駅。具体的な完成日時については別途告知するという。同社はホームでの転落事故や列車との接触事故などの防止対策として、ホームドアの導入に取り組んでおり、2010年より恵比寿駅と目黒駅で使用開始した。本年度中に大崎駅と池袋駅でホームドアが完成する予定で、2013年度には大塚駅、巣鴨駅、駒込駅、新大久保駅、目白駅、高田馬場駅、田町駅にも設置される予定だ。残る未設置駅についても、現時点で大規模な改良が予定される新橋駅、渋谷駅、新宿駅、東京駅の4駅を除き、2017年度末の工事完成を見込んでいる。2015年度以降の完成予定駅については、「工事計画がまとまり次第、お知らせいたします」(JR東日本)としている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月28日