トニー賞受賞の本格ブロードウェイミュージカルを、ウィル・スミスとジェイ・Zのプロデュースで映画化した『ANNIE/アニー』。この度、本作の主題歌となる「Tomorrow」を平井堅がカバーすることが明らかになった。舞台は、ニューヨーク・マンハッタン。携帯電話会社のCEOで次期NY市長候補のスタックス(ジェイミー・フォックス)は、選挙キャンペーン中、車にはねられそうになった少女アニー(クワベンジャネ・ウォレス)を偶然助ける。彼女は産まれて間もないころ、レストランに置き去りにされ、いまはハニンガン(キャメロン・ディアス)が営む施設で暮らしていた。毎週金曜の夜、そのレストランの前で迎えにくるはずのない両親を待ち続けるアニーを、選挙戦に利用しようと考えたスタックスは、彼女を引き取り、超高層ビルのペントハウスで暮らし始める。アニーもまた、選挙戦で自分が有名になれば両親が名乗り出てくるかもしれないと考えるのだが――。主題歌「Tomorrow」は劇中で主人公の少女・アニーが歌うことで知られ、誰でも一度は聴いたことがある世界的に有名な曲。その主題歌を担当することが決定した平井さんは、いままで数多くのドラマや映画主題歌を手掛けてきたが、ミュージカルの名曲をカバーするのは初めて。平井さんは、62人の大編成オーケストラをバックに「Tomorrow」を歌う。「今回、名作『アニー』の主題歌、しかも大好きな曲である『Tomorrow』を歌わせて頂けて、とても光栄に思っております。諦めれば楽、頑張るからこそしんどいんだ。アニーズスピリットは、どんな境遇の方にも通じるもの。かく言う僕の胸にもグサリと刺さったまんま離れてくれません。やってくる明日への希望の力になれる気がして、いい歳して走り出したい気分です(笑)」とコメントを寄せた。今回編曲を担当するのは、1980年代初頭のアイドル歌謡曲から映画、テレビなど、あらゆる映像音楽でも活躍する作曲家、編曲家、音楽プロデューサーとして高名の鷺巣詩郎。最近は何と言っても『エヴァンゲリオン』シリーズの音楽でその独特な世界観を築きあげたカリスマ的なコンポーザー。ブロードウェイ×平井堅が紡ぐ歌の世界観がどんな新しい「Tomorrow」となるのか期待が高まる。さらに、平井さんは12月上旬にニューヨークで行われる『ANNIE/アニー』のワールドプレミアに参加することが決定。ジェイミー・フォックス、キャメロン・ディアス、アニーを演じるクワベンジャネ・ウォレスはもちろん、プロデューサーであるウィル・スミス、ジェイZも参加予定だという。『ANNIE/アニー』は2015年1月24日(土)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。平井堅の歌う『ANNIE/アニー』主題歌“Tomorrow”入り予告編はこちら(text:cinemacafe.net)
2014年11月12日伊勢丹新宿店本館1階アクセサリー売り場ではこの秋から冬にかけ、トレンド傾向がある耳にピアスホールが空いていない「ノンホール派」のための耳アクセを豊富に揃えて展開している。「ノンホール派」のためのイヤーフックやイヤークリップは、数年前からじわじわと人気が高まっていたが、昨今、TV番組で取り上げられたことなどがきっかけとなり一気にブレイク。伊勢丹には、これまでイヤーアクセサリーへの関心が薄かった50代以上の女性からも問い合わせが入るなどしていたという。そこで同店では、今年トレンドの片耳につけるタイプを紹介。いずれも、1万円から2万円前後と手に取りやすい値段だ。「ミミカザリ(MiMiKaZaRi)」「ジュミッテ ミミカザリ(Jouete mimikazari)」「アデル(ADER)」「ソワリー(Soierie)」などを中心に紹介している。同時に、冬に似合うアクセサリーをバラエティー豊かにそろえ、館内に置かれているカタログ『アクセリウム』などで、アウターとの斬新なコーディネート「ウィンター アクセサリー スタイリング」を提案している。これに対して伊勢丹は「自分では思い付きにくいが、真似してみたいと思える」ことを意識してスタイリングしたとコメント。アウターもモデルも変えずに、アクセサリーのみ総替えして二つのスタイリングを見せるなどして、消費者に冬のおしゃれを楽しむためのポイントを提案している。同カタログは、今季のディレクションテーマである地球や大地をイメージして作られている。地球の呼吸を肌で感じることができ、寒い冬も力強く乗り切れそうな1冊となっている。
2014年10月31日「プラダ(PRADA)」が14SSメンズの広告ビジュアルを発表した。フォトグラファーに初めてアニー・リーボヴィッツ(Annie Leibovitz)を起用。アメリカの若手俳優、デイン・デハーン(Dane DeHaan)がモデルを務めた。カルト映画『クロニクル』やテレビドラマ「イン・トリートメント」などに出演し、『アメイジング・スパイダーマン 2』が次回作に控えるデハーンの着用アイテムは、エレガントなスーツジャケットとフローラルプリントのシャツ。大勢のモデルが登場するウィメンズのビジュアルとは対照的に、リーボヴィッツの作品はシンプルなポートレート。撮影は、アースカラーの壁と古い板張りの床が印象的なポートレートスタジオで行われた。同所はリーボヴィッツが様々なセレブリティを撮影した場所でもある。本ビジュアルのメイキング映像は同ブランド公式サイトで公開している。
2014年01月10日赤毛の女の子アニーがニューヨークの孤児院を舞台に活躍するミュージカル「アニー」の毎年恒例の“クリスマスコンサート”が、12月22日・23日に東京・青山劇場にて開催された。アニー絵柄の入った緞帳が開くと、ステージの中央には巨大なクリスマスツリー。この日のコンサートをステージ奥で支えるオーケストラの演奏とともに、アニーの代表曲『Tomorrow』で幕を開けた。ステージには、アニーを始めとする、2011年・2012年に出演した子どもたちのキャストがズラリと登場。元気あふれるダンスを交えながら、澄んだ声で活き活きと熱唱していく。あどけない瞳で一所懸命に歌う姿に感動が広がる。クリスマスコンサートでは、アニー本編とは異なるオリジナルストーリーが繰り広げられる。孤児院でサンタクロースを待つ子どもたちと、サンタクロースに取って代わろうとする悪党2人組。サンタクロースを誘拐し、プレゼントを使って悪巧みを企てるが…。様々なクリスマスソングとともに、本編でも歌われる『Maybe』『Easy Street』『It’s the Hard-Knock Life』などで構成。アクロバティックなダンスや、目まぐるしく展開されるフォーメーション、よどみなく広がる美しいハーモニーなど、息の合ったステージが進んでいく。『NYC』で見せたパワフルなダンスとタップダンスに観客は圧倒された。後半、手にキャンドルを持ち聖歌隊の姿で現れた全キャストは、すべての人たちへ祈りをささげるように「星に願いを」からクリスマスメドレーをスタート。『赤鼻のトナカイ』『ジングルベル』など定番のクリスマスソングを披露し、会場は笑顔でいっぱいになった。最後には、2013年のミュージカル「アニー」に出演する子どもたちのキャストが発表。2011年、2012年、2013年の3世代のキャストで『Tomorrow』を歌い上げ、大きな歓声と拍手の中で幕を閉じた。2013年のミュージカル「アニー」は、4月20日(土)から5月6日(月・祝)まで、東京・青山劇場にて開催される。2013年のアニーたちのステージにも期待したい。
2012年12月28日『デクスター(シーズン6)』日本版ブルーレイ&DVDのリリースを前に、主演のマイケル・C・ホールがインタビューに応えた。シーズン1から6年間演じてきたホールは、昼間は警察勤めを、夜は連続殺人鬼という特異なキャラクターや、今シーズンの重要なテーマである“宗教”についてなど、思いを語った。その他の写真ホールは、“デクスター”の役作りについて「連続殺人鬼のインタビュー記事を読んだり、たまたま見つけたドキュメンタリーを見たり、FBIの心理分析官によって書かれた連続殺人鬼を作り上げる彼らの心理についての本を読んだりしたよ。きっと“デクスター”の場合は、そういうことをよく熟知していて、どのプロファイルにも当てはまらないようにするだろうから、僕もそうしたよ。この役を演じるには、すぐれた想像力が要求されるんだ。」と語る。本作はすでにシーズン8までの製作が決定しているが、「人はそれぞれ、影の部分を持っていると思う。みんな秘密を持っているんだ。恐らく“デクスター”の秘密は通常の人よりも大きくて、並外れているし、影が多いのだろうけど、この部分が受け入れられるところだと思う」と人気の理由を分析。更に、今シーズンで重要なテーマになっている“宗教”については、「もし“デクスター”の世界に神が存在するのであれば、それはほぼ間違いなく、“ハリーの掟”か“デクスター”本人だと思う。知っての通り、彼は人の命を終わらせるという、神の仕事を自分の手で行っているんだ。神が何なのかということは、デクスターが今回直面しているものではないんだ」と話し、「僕が今回のシーズンで好きなところは、聖書をもとにして凶悪犯罪を繰り返す犯罪者を描くことで、宗教国家に対して否定的な表明をしていることなんだ。その一方で、デクスターは信仰の力を通して、「シーズン6」の登場人物と正真正銘の友情を持つ。そうやって光と影の両方が表現され、デクスターはその両方に触れるんだ」と振り返る。最後に、デクスターと息子ハリソンとの関係がやがてどうなるか、という問いには「それは鍵となる質問なので、作品の中で答えが出るんじゃないかな」と期待を持たせながらも煙に巻いた。ゲストスターにトム・ハンクスの息子コリン・ハンクス、『バトルスター・ギャラクティカ』のエドワード・ジェームズ・オルモス、人気ラッパーのモス・デフを迎えた新シーズンの日本版は、9月14日(金)よりブルーレイ&DVDがレンタル&発売開始。『デクスター(シーズン6)』9月14日(金)より、ブルーレイ&DVDをレンタル&発売開始セル(ブルーレイBOX、全12話収録):12600円(税込)セル(DVDコンプリートBOX、全12話収録):10290円(税込)レンタル(DVD):Vol.1~3※レンタルDVD Vol.4~6は、10/12(金)レンタル開始発売元:パラマウント ジャパン
2012年09月10日ウィル・スミスとジェイ・Zが共同で手がけるミュージカル「アニー」の映画化作品が来年4月にもクランクインするようだ。ウィルの愛娘ウィロウ・スミスを主役に迎える同作の初稿を、女優としても活躍するエマ・トンプソンが手がけており、先月には『プラダを着た悪魔』などを手がけてきた脚本家のアライン・ブロッシュ・マッケンナによってヒップホップ調の作品に練り直されていると報じられていた。エマが今回語ったところによると、ウィロウ扮する孤児のアニーを主人公にした本作は、来年4月頃にも撮影が開始されるという。「私はこの作品をほぼ3年間近く書き続けてきたの。だから興奮するわ!この秋にもロサンゼルスに行って、ウィロウと一緒に顔合わせをして、脚本にももっと手直しをするつもりなの。ジェイ・Zはもう既に音楽を手がけ始めているわ。来年の春にはニューヨークで撮影を開始する予定よ」。さらに、「私はウィロウのことが大好きよ。彼女はみるみると背が伸びてるわね。とにかくウィロウも兄のジェイデンも素晴らしい子供たちよ」と続けている。■関連作品:メン・イン・ブラック3 2012年5月25日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開Photo by WILSON WEBB © 2011 Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2012年08月22日今年で日本公演27年目を迎えるミュージカル『アニー』が、4月28日に東京・青山劇場で初日を迎えた。今回、アニーを演じるのは約9000人の中からオーディションで選ばれた松田亜美と菊池愛のふたり。ほかの子役たちもダブルキャストになっており、松田がアニーを演じるスマイル組と菊池がアニーを演じるトゥモロー組の2組に分かれて公演日程が組まれている。ミュージカル『アニー』チケット情報物語はクリスマスを間近にひかえた1933年のニューヨークが舞台。小さな孤児院で暮らす11歳のアニーの夢は、両親が迎えに来て一緒に暮らすこと。孤児院を訪れていた億万長者のオリバー・ウォーバックスの秘書であるグレースに気に入られ、クリスマスの間だけウォーバックスと一緒に屋敷で過ごすことになったアニー。お金で全てを手に入れてきたウォーバックスだったが、どんなことにも感情いっぱいに幸福を表現し、笑顔が絶えないアニーと過ごすうちに、人を愛し人生を分かち合う大切さを思い出し、次第にアニーに惹かれていく。ウォーバックスはアニーとずっと暮らしたいと思うようになり、養女に迎えたいと告げるが、本当の両親と暮らす夢をあきらめられないアニーはその申し出を断ってしまう。傷つきながらもアニーの力になりたいウォーバックスはアニーとともに両親を探し始めるのだが……。ミュージカル『アニー』の魅力は何といっても子どもたち。初日前夜の27日に行われたトゥモロー組の公開リハーサルでは、アニー役の菊池や、孤児役、タップダンサーの子どもたちがのびやかな歌声と元気なダンスで楽しませてくれた。菊池の歌声は堂々としていて12歳とは思えないほど力強い。また、子どもたちの演技のうまさはもちろんだが、それ以上に、真っ直ぐな気持ちが伝わってきて、観ている側がパワーをもらえるのは『アニー』ならではだろう。共演する大人の俳優たちが子どもたちに向ける温かい表情も印象的だ。目黒祐樹が演じる仕事人間のウォーバックスが、人を愛する心を次第に取り戻していく機微は、むしろ大人の観客の方が感情移入しそうだ。デビュー30年目で初のミュージカルに挑んだ松本明子は、意地悪な孤児院経営者のミス・ハニガンを熱演し、ソロパートを見事に歌い上げた。昨年に続き、彩輝なおが演じる秘書のグレースとミス・ハニガンのやりとりからは、穏やかな会話の中にも相手への反感がちらりとみえ、シンプルなストーリーの中にも奥行きのある面白さが感じられる。演出も、ダイナミックな舞台転換や、アンサンブルによるアクロバティックなダンスで飽きさせない。作品自体は子どもが楽しめるように作られているが、人を愛することが深く描かれ、大人だからこそ気づかされるところもある。親子で楽しむのはもちろん、疲れた大人にもお勧めの作品に仕上がっている。公演は5月13日(日)まで東京・青山劇場にて開催。チケットは発売中。また、8月より宮城、大阪、愛知、富山の各地で上演される。取材・文:大林計隆
2012年05月01日2010年4月に開館したコンサートホール、オリンパスホール八王子。その開館1周年を記念して、同ホール・エグゼクティヴ・プロデューサーの西本智実がプロデュースする公演「ロメオとジュリエッタ」が6月に行われる。西本智実プロデュース「ロメオとジュリエッタ」の公演情報本公演は、2010年の初演版をさらに改訂したもの。プロコフィエフのバレエ音楽「ロメオとジュリエッタ」に、シェイクスピアの戯曲を題材に新作した字幕、バレエダンサーのマイム表現を融合。オーケストラの音楽、シェイクスピアの言葉、そしてダンサーによる身体表現の3要素を組み合わせ、西本智実が新たなドラマを作り上げる。オリンパスホール八王子開館1周年記念・西本智実プロデュース「ロメオとジュリエッタ」は、6月2日(土)に開催。チケットの一般発売は3月17日(土)10時より。また一般発売に先駆けて、チケットぴあではインターネット先行抽選プレリザーブを3月14日(水)11時まで受付中。
2012年03月09日長野県軽井沢町のコンサートホール「軽井沢大賀ホール」の初代芸術監督に世界的指揮者のダニエル・ハーディングが就任した。「軽井沢大賀ホール」の公演情報軽井沢大賀ホールは、ソニー名誉会長でクラシック音楽にも造詣の深かった故・大賀典雄の寄贈によって2005年4月に開館。国内外から一流演奏家を招聘し、上質の音楽を発信してきたが、7年目を迎える2012年、さらに芸術性を高めるため芸術監督制を導入することを決定。その初代の芸術監督として、大賀典雄が生前からその才能を高く評価していた指揮者のダニエル・ハーディングを迎える。1975年イギリス生まれの指揮者ダニエル・ハーディングは、1994年にバーミンガム市交響楽団を指揮してプロ・デビュー。1996年にはベルリン芸術週間にて世界最高峰のオーケストラ、ベルリン・フィルと初共演。同年、ロンドンの音楽祭「BBCプロムス」に史上最年少指揮者として登場するなど、若くして楽壇の最高峰で活躍。次代を担う巨匠候補のひとりと目されている。昨年8月に軽井沢大賀ホールで行われた大賀典雄の追悼演奏会では、東京フィルハーモニー交響楽団と東京オペラシンガーズを率い、ベートーヴェンの交響曲第9番「合唱付」を指揮している。「初めて軽井沢大賀ホールを訪れ、大賀典雄さんにお会いしたのは2005年のことでした。大賀さんご自身にホールを案内して頂きながら彼の思いを直接伺うことが出来ました」と故人との思い出を語ったハーディング。芸術監督就任にあたり「このホールはこの上なく静寂で音だけに集中できる空間が保たれている場所。世界にふたつとなく、聴衆により近いホールです。尊敬する大賀さんの遺した素晴らしいコンサートホールを世界中にアピールすると同時に、より一層芸術性の高いホールになるよう監修していきたい」と抱負を述べた。ダニエル・ハーディングの軽井沢大賀ホール初代芸術監督就任は、4月1日(日)より。同ホール主催公演の企画運営に携わる予定だ。
2012年02月22日今年で27年目を迎えるミュージカル『アニー』の制作発表が1月31日に都内で行われ、アニー役をはじめとする28人の子どもたちと主要キャストが一堂に会した。ミュージカル『アニー』チケット情報約9000人の中からアニー役に選ばれたのは、松田亜美(11)と菊池愛(12)。司会者の呼びかけに「はーい!」と元気いっぱいの返事でステージに登場したふたりは、「観てくれた人がみんな元気になれて、もう一度観たいねって言ってもらえるような舞台にしたいです」(松田)、「観に来てくれた人が明るい気持ちになれるような元気なアニーになりたいです」(菊池)とハキハキと意気込みを話した。7年連続で大富豪ウォーバックス役を演じる目黒祐樹は、「ラッキーセブンの年で気合が入っております。全員で力を合わせてステキな作品になるように全力を尽くしたい」と力強くコメント。ウォーバックスの秘書グレースを昨年に引き続き務める元宝塚月組トップスターの彩輝なおは、「今年も元気でかわいい子どもたちのパワーを借りて、愛と夢と勇気をお届けできるように、心を込めて演じたいと思います」と語った。子どもたちをいじめる孤児院の院長ハニガンを演じる松本明子は、デビュー30年目にして初のミュージカル。「身の引き締まる思いです。でも楽しんで、体当たりでがんばっていきたいと思います」と緊張気味に答えた。ハニガンの弟ルースター役の松田賢二は、「子どもたちのかわいさに負けないような、かわいいルースターを演じていきたいと思います(笑)」と話し、会場を沸かせた。2000年にアニー役で出演した垣内彩未は、今回、ルースターとともに悪巧みを企てるリリーを演じる。「12年経ってこのアニーに出られることを嬉しく思っております。これから一緒に出る子どもたちが、将来リリー役をやりたいと思ってもらえるように演じられたらと思います」と語った。最後にこの日の登壇者全員でアニーの代表曲『トゥモロー』を披露。子どもたちと一緒に歌ったキャストたちは、「誰もが知ってるポピュラーな名曲。歌っていて胸が熱くなりました」(松本)、「アニーよりもかわいく歌ったつもりです(笑)」(松田)、「子どものときは高い声も出せたんですけど、今歌ったら厳しかったので一生懸命練習したいと思います」(垣内)と話した。アニーのふたりは、「少し緊張したんですけど、楽しく歌えてよかったです」(松田)「大好きな歌を気持ちよく歌えたのでよかったです」(菊池)と笑顔で感想を述べた。ミュージカル『アニー』は、4月28日(土)から5月13日(日)に東京・青山劇場にて上演。チケットは2月4日(土)に一般発売される。なお、8月より仙台、大阪、名古屋、富山での上演も決定し、全国に元気を届ける。取材・文:門宏
2012年02月01日