韓国パニック映画『TSUNAMI-ツナミ-』<超>日本語吹替版で、ギネス認定を目指す「史上最大のアフレコ収録」が8月29日(日)、横浜市の日産スタジアムで行われ、俳優の柳沢慎吾とJリーグファン約1,8000人が参加した。本作は、毎年夏に100万人以上を集める韓国の代表的リゾート地、ヘウンデに観測史上、例を見ない“メガ津波”が襲来する恐怖と、パニック下で繰り広げられる人間模様を描くディザスタームービー。この日は、時速800キロメートル、高さ100メートルの“メガ津波”が数万人が憩う街に襲いかかるクライマックスシーン約1分間のアフレコ収録。柳沢さんは、“どんな喧騒にも負けない日本一の喧しい男”として大観衆の指揮官役に抜擢された。収録は午後5時50分過ぎにスタート。柳沢さんが、得意の持ちネタ「ひとり警視庁24時」の台詞を述べ、「ウ〜ウ〜」と“サイレンを鳴らし”ながら登場すると、横浜FマリノスVSアルビレックス新潟の試合の観戦に集まったファン1万8,152人(同日午後5時集計)から大歓声がわき起こった。「あまり長く叫ばないで短めを繰り返す感じで」と指示し、「みんな、ヨロシク!一発勝負だから」と気合を入れて本番に突入。大型ビジョンに“メガ津波”襲来シーンが流され、柳沢さんが指揮者のように大きく腕を振ってファンをあおると、「わー!」、「津波だぁー」、「逃げろー!」などの絶叫、悲鳴がスタジアム内に大きくこだました。約1分間の“スタジアムパニック”をマイク5本が拾った。ぶっつけ本番と感じさせない、熱の入ったパニック演技ぶりと収録前後の「慎吾〜!」、「あばよー!」の大声援に柳沢さんは「とってもいい夢、見させてもらったよ」とゴキゲン。「また逢う日まで、あばよ!」とリクエストに応え、持ちネタのキメ文句を叫び、スタジアムを後にした。終了後も吹き出す汗を拭いながら「シーンとしたらどうしよう?と思ったけど、ノープラモデル(プロブレム)だったね。温かみを感じたよ。サイコーだね、またやりたい」とテンションは上がる一方。「警察無線で入っていって『あばよ!』で去っていく。まだまだ使えるね。飽きられてもやるから。これからも48歳、突っ走ります!」と愛嬌タップリにサムアップポーズをキメていた。配給元によると、発表している通り、「アフレコに同時に参加した最大人数1万8,152人」をこの日のアフレコ収録模様を収録した映像とともに、英国ギネス・ワールド・レコーズ社に近日中に申請。ギネス世界記録認定を待つという。『TSUNAMI−ツナミ―』は9月25日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:TSUNAMI-ツナミ- 2010年9月25日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2009 CJ Entertainment Inc. All Rights Reserved.■関連記事:AKB48、総選挙エンディングのあの曲で、初の海外映画の主題歌を担当!メガ津波が全てを呑み込む!『TSUNAMI』試写会に10組20名様ご招待
2010年08月29日俳優の山本裕典が1月26日(火)、東京・渋谷区のスタジオで日本語吹替版で声優に初挑戦する映画『ダレン・シャン』のアフレコ収録を行った。親友の命を救うためにハーフ・ヴァンパイアになった高校生、ダレン・シャンが闇の世界の戦いに挑む姿を描くダーク・ファンタジー。アフレコでの苦労について山本さんは「実は収録の前日、初めてなので緊張して、家に1日引きこもって、12時間くらいこの映画を観たんです、6回くらい」と苦悩の1日を告白。その甲斐あって「台詞がどのタイミングで出るとか、次に何が来るとインプットされて、監督から『山本くん、こんな(台詞合わせの)タイミングバッチリな人いないよ』って言われました。収録初日に半分以上、録っちゃったんです。あっという間でした」と努力を実らせたことも明かし、関係者の温かい笑いを誘った。主人公のダレンは成績優秀、モテキャラという設定。共通項については「友達思いのところかな。僕は成績優秀でもないし学生時代、モテた覚えもない」と苦笑い。友達のためにヴァンパイアになれる?との質問に「なれない。1回死ななきゃいけないから。ヴァンパイアはかっこいいなと思いますけど。人の血を飲まないと生きていけない孤独さとかが…」と憧れを口にした。同作ではダレンが身を寄せることになるサーカス団の団長役を渡辺謙が演じ、日本語吹き替え版でも自身の声を務めている。世界のケン・ワタナベとの“初共演”が実現した山本さんだが「声優ってワンシーンに出る人たちが集まってやると思っていたので、謙さんに会えると思っていたら僕1人で、会うことなく終わった」と残念な表情。「だから公開に向けてイベントとかがあってお会いすることがあったら、僕は日本でドラマとかをやっているだけなので、謙さんにあっち(ハリウッド)の世界のことを聞きたいなと思います」と期待を膨らませていた。『ダレン・シャン』は3月19日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:ダレン・シャン 2010年3月19日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2009 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.
2010年01月26日