タカノ株式会社(本社:長野県上伊那郡宮田村、代表取締役社長:鷹野 準)のエクステリア工場(長野県駒ヶ根市)は、工場緑化を積極的に推進し、工場内外の環境の向上への顕著な功績があった工場として「2022年度緑化優良工場等 経済産業大臣賞」を受賞します。タカノ株式会社 エクステリア工場併設の「ルビーの里エクステリアガーデン」タカノ株式会社は、地域に開かれた工場施設を目指しており、緑地が約6割近くを占めるエクステリア工場では総合的な緑地計画に基づき積極的に緑化を推進しています。同工場は、オーニング、パラソルなどの日よけ製品、ガーデンエクステリア製品を中心に開発・製造・販売しています。それぞれ多彩なデザイン・バリエーションを備え、省エネ、省資源を考慮した環境にやさしい製品づくりを目指しています。▽エクステリア事業紹介サイト ▽オーニング、パラソル、ガーデンエクステリア製品紹介 ■「緑化優良工場等 経済産業大臣賞」受賞理由タカノ株式会社 エクステリア工場では、敷地の一角を「ルビーの里エクステリアガーデン」として開放し、信州大学と共同開発した赤いそばの花が咲く「高嶺ルビー2011」をはじめ、四季折々の花々と芝生、森林の整備を社員自ら行ってきました。また、幼児・小学生・高齢者のレクリエーション、福祉関連他団体への会場協力等、地域貢献にも取り組んできました。こうした積極的な環境活動・地域交流に関する取り組みが評価され、このほど「緑化優良工場等 経済産業大臣賞」を受賞することとなりました。■ルビーの里エクステリアガーデンについてオーニング・パラソル製品を屋外で体感いただける、日本最大級のオーニング展示場です。▽ルビーの里エクステリアガーデン ホームページ ▽ルビーの里エクステリアガーデン ご紹介動画(YouTube) エクステリア工場で製造する製品展示場としても活用しています赤いそばの花が咲く「高嶺ルビー2011」をはじめ季節の花々を栽培していますタカノはこれからも、さらなる環境活動に取り組み、自然や地域との共生を目指した取り組みを積極的に進めてまいります。■緑化優良工場等表彰制度について本表彰制度は、工場とその周辺環境との調和を図ることを目的とする「工場立地法」の精神を踏まえ、工場緑化を積極的に推進し、工場内外の環境の向上に顕著な功績のあった工場等を表彰することにより、工場緑化の一層の推進を図ることを目的として昭和58年に創設されました。全国みどりの工場大賞 ロゴマーク■タカノ株式会社 エクステリア工場の緑化優良工場等表彰制度における受賞歴・2016年:第35回(2016年度)「日本緑化センター会長賞」受賞・2019年:第38回(2019年度)「関東経済産業局長賞」受賞・2022年:第41回(2022年度)「経済産業大臣賞」受賞なお、今回の受賞については、第41回工場緑化推進全国大会において表彰されます。【表彰式】日時:令和5年1月27日(金)場所:砂防会館(東京都千代田区平河町2-7-4)■タカノについて「製造業から『創造業』へ」ばねの製造に始まり、オフィス家具、エクステリア製品へ。そして先進のエレクトロニクス製品、さらには医療・福祉関連製品へ。タカノは次々に新分野への参入を実現し、常に新しい製品の開発にチャレンジしてきました。この展開力こそがタカノの特色であり、発展の源です。これからも「社員一人ひとりの活力が企業の力である」という企業理念を大切にしながら、あらゆる角度から事業展開の可能性を追求し、未踏の領域に挑戦していきます。【会社概要】会社名 : タカノ株式会社東京証券取引所スタンダード市場上場(証券コード:7885)所在地 : 長野県上伊那郡宮田村137代表者 : 代表取締役社長 鷹野 準創業 : 1941年7月1日設立 : 1953年7月18日URL : 事業内容: 事務用椅子、その他椅子等のオフィス家具、ばね、エクステリア製品、エレクトロニクス関連製品(画像処理検査装置、電磁アクチュエータ)、医療・福祉機器の製造ならびに販売【お客様からのお問い合わせ先】タカノ株式会社 エクステリア工場フリーダイヤル: 0120-85-3091(受付時間 土日祝除く 月~金曜9:00~17:00)E-mail : exinfo@takano-net.co.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月02日「バルコニーにウッドデッキやタイルを敷いて素敵な空間にしたいけれど、大規模修繕のときに撤去が大変だからやめておこう…」とあきらめている方も多いのではないでしょうか?でも、マンションで暮らす人にとってバルコニーは、身近に光や風とふれあえる貴重なスペース。なるべくなら上手に利用して、暮らしを豊かに楽しみたいものですね。この記事では、ルーフバルコニーでガーデニングを楽しまれていたご夫婦の大規模修繕時のエピソードを踏まえた、床材選びのポイントをご紹介します。大規模修繕に備えながらバルコニーを楽しむコツ一般的に12〜16年に1度の周期で行われるマンションの大規模修繕。屋上・外壁・廊下など共有部の劣化を修繕し、マンションの資産価値を維持するために行われる居住者にとって大切な工事です。各お部屋の専用スペースのように思われがちですが、バルコニーもマンションの共有部になるため、大規模修繕の対象となります。その際、入居者にとって大変なことが、物置やプランターなどバルコニーに置いてある私物の撤去や移動。たとえば、土台を組んで施工されたウッドデッキがある場合は、土台から解体して取り外して移動させる必要があるのでとても大変です。そこで今回は、ルーフバルコニーでガーデニングを楽しまれていたご夫婦の大規模修繕時のエピソードを交え、どのようなポイントに着目してバルコニータイルを選ぶと良いのかをご紹介します。「先々のことまで考えられたモノ選びが大切だとわかった。」18年ほど前に現在の広いルーフバルコニー付のマンションをご購入されたご夫婦。入居されてからはブルーベリーやオリーブの木など、大小さまざまな植栽を育てられていました。さらにルーフバルコニーの一角に園芸用品をしまう小屋のような物置も置いていたそうです。しかし、1回目の大規模修繕の際に、せっかく購入された物置やガーデニンググッズを廃棄したり、大型のプランターを移動させることになり、かなりの重労働をご経験。その大変さから、「もっと手軽に、バルコニーをきれいにしたり、楽しむ方法はないのかな?」と、考えられていたそうです。そんな時に、知り合いから紹介されたのが、セキスイのバルコニータイルでした。また何年か先にも大規模修繕を控えていたことから、ご夫婦は取り外しが簡単でメンテナンスがしやすい「RIENA」を選ばれました。RIENAの設置後は、「バルコニーが明るくなって、部屋の中もとても明るくなりましたね。朝起きて、窓を開ける時が気持ちいいです。」と奥様がおっしゃるように、たくさんのグリーンとタイルのアイボリー色が調和した、さわやかな景色が窓の外に生まれました。見た目が一新したルーフバルコニーにご友人を招待してホームパーティーを行ったり、ご夫婦で夕日を眺めながらお酒を楽しんだりと、充実したバルコニーライフを過ごされています。▶この事例の詳細はこちら人にも建物にもやさしい設計と充実のサービスバルコニーを楽しみたい気持ちはあっても、大規模修繕時の撤去作業や保管の大変さを考えてウッドデッキなどの設置をあきらめる方も多いかもしれません。しかしセキスイのRIENAなら、連結部分を上下にはめ込むだけの簡単施工なので、大規模修繕の前はもちろん、日常的に自分でタイルを取り外して、下地のお掃除やタイルの汚れ落としなどを行うことができます。そのため、大規模修繕の間はタイルを取り外して保管し、修繕後に同じタイルを元通りに施工し直すことができます。またセキスイなら、クレガーレやRIENAのユーザーの方を対象にした、大規模修繕期間の重量物の移動・保管のサポートを利用することもできます。※大規模修繕のサポートはエリア限定のサービスとなります。対象エリアは以下の「施工対応エリア」をご確認ください。施工対応エリアさらに大規模修繕では、バルコニーの防水下地を塗り直しすることがあるため、修繕後に上からタイルを敷くことで防水下地を修繕時のきれいな状態でキープすることができます。RIENAは一般的なタイル床材とは異なり、防水下地を傷つけない「やさしさ設計」の裏足形状を採用しているため、やわらかな防水下地を傷つけることがなく、建物にとっても安心です。マンション生活者にとって、貴重な「アウトドア空間」のバルコニーをもっと有効に活用いただくために、セキスイはさまざまな工夫をバルコニータイルに施しています。もし大規模修繕のことを考えて、バルコニーライフをあきらめている方がいれば、ぜひセキスイにご相談くださいね。クレガーレの実例をもっと見たい方はこちらからバルコニータイルや大規模修繕についてのご相談はこちらから
2022年01月22日外構とエクステリアの違いとは?外構とは、建物外部の“構造物”のことをいいます。たとえば、塀や門、庭、植栽、アプローチ、車庫などがこれにあたります。一方、外構と似て非なるものに「エクステリア」とよばれるものがあります。エクステリアとは、建物外部の構造物(塀や門、庭など)に加え、設備そのものをいいます。設備のたとえとして、庭石などがこれにあたるといえます。つまりエクステリアは、建物外部の空間や環境など、すべての要素を演出するものであるといえます。建物本体の魅力を引き立たせるには、エクステリアの充実が欠かせません。エクステリアを充実させるには、デザイン性が非常に重要といえるでしょう。エクステリアにおけるデザイン3つオープンデザインフェンスで建物を囲まず、門柱のみで外構を表現するのがオープンデザインです。そのため開放感があり、余裕のある空間を演出します。窮屈な住宅街などで用いられることが多いです。ただしその反面、防犯性やプライバシーの確保には配慮が必要です。クローズデザインクローズデザインは、門扉や塀、生垣などによって敷地を取り囲むことで、プライバシーの確保を考慮したデザインが特徴的です。セミオープンデザイン/セミクローズデザイン両方の特徴を盛り込んだデザインのことをいいます。中でも人気なのが「駐車スペースなどの一部をオープンにし、他の部分はクローズにする」といった組み合わせです。また建物本体が隠れぬよう、敷地を囲む塀や生垣の高さを若干低く調整したりするケースも人気があります。エクステリア計画の手順理想とするライフスタイルや趣味を演出するためにも、エクステリアの計画性は非常に重要といえます。エクステリア計画には、以下の3ステップがあります。確認してみましょう。ゾーニングを考えるエクステリア計画の手始めとして、まず敷地内に何をどう配置するのかを考えます。ゾーン分けにはいくつかの方法がありますが、ここでは一般的な分け方をご紹介します。ファサードゾーン門まわりを中心とした、住まいの正面を意味します。プライベートゾーンテラスや中庭など、家族同士の空間を演出します。ヤードゾーン車庫や物置などを設置する空間のことです。これらの分類は固定的なものではなく、物件の状態によって異なってきます。たとえばヤードゾーンに位置する車庫が、玄関付近のファサードゾーンに位置することも珍しくありません。専門業者と確認をとりながら、ゾーニングを進めましょう。ライフイメージをまとめるたとえば「日本庭園のような豪華な庭をつくって、情緒ある静かな空間を楽しみたい」などのライフイメージを固める必要があります。それも自身のみではなく、家族全員でイメージを固めるのが望ましいといえます。また専門業者とのイメージが食い違うことを避けるためにも、イメージに近い図や写真を用意することもオススメです。ライフステージの変化を考慮する現在、家族が人生の中でどの段階に位置し、どのように変化していくのかを考えることも重要といえます。たとえば「ペットと子どもが遊べる安全なスペースが欲しい」となれば、そのスペースと柵が必要でしょう。また「子どもはまだ幼いが、ゆくゆくは車を買うであろう」ことが予想されるのであれば、花壇を駐車場にするのもひとつの手です。実際、筆者の家はそのような計画で進めました。このように現在の暮らしにとどまらず、将来のライフスタイルも考慮したうえで、エクステリアを計画することが望ましいでしょう。
2017年12月09日エクステリアのDIYアイデアをご紹介していきます!お庭やデッキなどのエクステリアをDIYすることによってお家の印象がガラッと変わりますよ。今回はDIYのアイデアに加えて作り方も大公開していくのでぜひ参考にDIYに挑戦してみてくださいね!好きなもの育てよう!花壇をお手軽DIYkatsuwobushiさんがDIYされた、廃材で作れる簡単花壇のアイデアです。katsuwobushiさんのアイデアをもっと見る庭のちょっとしたスペースを活用した花壇のDIYです。katsuwobushiさんは廃材を使用されていますが、買ってきた木材をカットしても使えそうですね。材料は以下の通りです。【材料】・廃材…必要量・防虫・防腐塗料…必要量あらかじめ決めたスペースに、防虫・防腐塗料を塗った廃材をはめ込んでいきます。土を踏み固めながら進めると、きちんと柵になりますよ!あっという間に完成です♪▼katsuwobushiさんのアイデアはこちら▼廃材でお手軽花壇!ハーブ畑を作っちゃお〜フェンスにプラスワン!ウッドフェンスをDIYしてみようkatsuwobushiさんがDIYされた、メッシュフェンスにウッドフェンスを取り付けるDIYアイデアです。katsuwobushiさんのアイデアをもっと見るオシャレなだけじゃなく、メッシュフェンスだとお隣や道から見えてしまうという場合に目隠しになります♪材料は以下の通りです。【材料】・野地板(杉材)90mm×1820mm…適量・半貫(杉材)45mm×1820mm…適量・ステンレスコーススレッド26mm…適量・塗料(防腐防虫)・結束バンド(耐候性)…適量・針金…適量まずは半貫3本を横に並べ、その両端に野地板を載せます。野地板はそのまま使ってもいいですが、katsuwobushiさんはフェンス上部を不揃いにするために4パターンの長さにカットされています。半貫と野地板の各接触部分は、コーススレッドを使って2箇所で留めます。間に野地板を置いて、間隔を決めます。今回は10mmですが、間隔はお好みで決めましょう。間隔が決まったら、両端と同じようにビス留めをします。塗装が終わったら、フェンスの下の基礎ブロックの上にウッドフェンスを載せます。位置を決めたら、半貫とフェンスを結束バンドで留めましょう。強度を上げるために、結束バンドの上から針金でさらに固定します。オシャレなウッドフェンスの完成です!▼katsuwobushiさんのアイデアはこちら▼メッシュフェンスが大変身!お手軽にウッドフェンスをDIYちょっとした物置に!お庭に小屋をDIYkatsuwobushiさんがDIYされた、お庭にちょっとした道具を収納できる小屋のアイデアです。katsuwobushiさんのアイデアをもっと見る物置が手狭になってきたときなどに便利な小屋です。以下の材料でDIYすることができます。【材料】・2×4材…骨組みに必要な量・野地板(杉材)…適量・羽子板付ピンコロ…4つ・オンデュリンシート…適量・軒先面戸…適量2×4材をカットし、ピンコロをベースにして骨組みを作ります。出入りするための正面部分は空けておきます。次に、正面を除いて、骨組みの周りに野地板を張ります。最後に、屋根となるオンデュリンシートを釘打ちで取り付けます。オンデュリンシートは丸ノコでカット可能。取り付けたら、軒先面戸で隙間を埋めましょう。塗装が終われば完成です♪▼katsuwobushiさんのアイデアはこちら▼ザックリと庭に小屋をDIY!ウッドデッキDIYの方法をご紹介!ayuさんが、ミニチュアを使ってウッドデッキDIYの方法を解説してくれました。ayuさんのアイデアをもっと見るこのようなイメージのウッドデッキを作ることができます!材料は以下の通りです。【材料】・SPF材(2×4材)…3本(例)・SPF材(床板)…適量・防腐塗料・束石…9つ(例)ウッドデッキを作る場所の四隅に束石を置き、その上に2×4材を渡します。そして、そのちょうど真中あたりにもう2つの束石を置きます。縦置きした2×4材を横置きにし、同じように真中あたりに束石を置きます。これで、9つの束石がきれいに並びますよ。2×4材と束石を留めたら、その直角方向に床板を載せていき、間隔を調整します。最後に床板をビス留めしたら完成!このようなウッドデッキを作ることができますよ♪▼ayuさんのアイデアはこちら▼【DIY徹底解説 】ウッドデッキの作り方をミニチュアを使ってご紹介♪門柱をフランス風にリメイクTsunCoRicoさんがDIYされた、フランス風の門柱のアイデアです。TsunCoRicoさんのアイデアをもっと見る植木鉢を使っていますが、何となくフランス風に見えますね!必要な材料は、以下の通りです。【材料】・漆喰(白)…適量・テラコッタ鉢…適量石造りの無骨な門柱を、漆喰で白く染めていきます。フランス瓦は高いので、テラコッタ鉢を真っ二つにして使用します。グラインダーだと簡単にカットできるはずです!並べると、鉢ではなく瓦のように見えますね♪門柱の上に並べていけば、フランス風の門柱の出来上がりです。▼TsunCoRicoさんのアイデアはこちら▼門柱DIY☆フランス瓦を植木鉢で再現!まとめいろいろなエクステリアのアイデアをまとめてみました。自分でもできそうなものがあったら、ぜひ参考にしてみてください。エクステリアのアイデアをもっと見るのアイデアをもっと見る
2017年07月15日日本を代表するエクステリアメーカーが集う、日本最大級のエクステリア展示会「エクステリアエキシビジョン2015」が4月10日、11日に東京ビックサイトにて行なわれた。今回は「最高の贅沢は、わが家の庭です」がテーマ。庭をはじめとした、住まいの外側から生活を豊かにするようなエクステリアの提案を出展各企業が行った。スタイリッシュなガレージや和の空間を演出する竹模様の外壁素材、採光性にすぐれたガラスブロックなど、最新エクステリアが一堂に揃う一大イベントとなっている。○住まいの「外側」から生活を豊かにするエクステリア「エクステリア」とは、住まいの庭やガレージ、玄関ポーチなどのエントランスをはじめとする部分のこと。部屋の内装など「インテリア」へのこだわりはあるけど、「エクステリア」はあまり気にしたことがない、という人は意外と多いのではないだろうか?そこで、同イベントに出展した大手エクステリアメーカーの一つである、YKK AP担当者に話を聞いてみた。同社営業本部エクステリア企画部の渡辺賢哉さんは「新築などで新しい住まいに住み始めてから、はじめてエクステリアの重要性に気付く方が非常に多いんです」と話す。家を新築する際、キッチンの仕様やリビングの照明など、内装のことは気にするものの、庭やカーポートなどは"とりあえず"になってしまいがちらしい。「実は建物を建てる建築会社と外構をプランする外構工事店は別なので、住宅建築の時にはエクステリアは後回しにされがち。購入者さんが要望を出さないと、ほとんどの場合は最低限の外構のみになるんです」とはいえ、玄関ポーチやガレージなどは、外から真っ先に目に付く言わば家の「顔」。せっかくいい家を建てても、「顔」が台無しだなんてもったいない。今回の出展で「エクステリアが住まいの質を変えてくれる、ということをたくさんの人に知ってもらえたら」と渡辺さんは話した。○最新のエクステリアが見られる「YKK APタウン」同社のブースは「YKK APタウン」と銘打たれ、まるで住宅展示場のような雰囲気で一際目立つ展示エリア。そこでは大きく新築ゾーンとリフォームゾーンに分けられ、それぞれ最新のエクステリアを実際に触れて確認することができた。また、新築ゾーンでは都心などを想定した狭小敷地住宅の外構や、ハイクラス層を想定したラグジュアリーなエントランスなどが提案されている。「都心の狭小敷地住宅の外構は、圧迫感のないオープンガレージにしながらも表札・インターホンは敷地のギリギリに配置することで、心理的に不用意な進入がしにくいようにしてあります。一方で、ポストはドアの近くに配置することで利便性を高めました。こういった細かい提案は、エクステリアメーカーでないとなかなかできません」また、ハイクラス層向けのエントランスにはカードキーを採用。カードのほか、小さなシール状のチップもキーになるという。「携帯や財布、中にはメガネなど、いつも身に着けているものをキーにされる方が多いですね」リフォームエリアには、テラス屋根やサンルームなどが展示された。「最近需要が高まっているのが、洗濯物干しになるサンルーム。もともとは積雪地域などに需要が高かったものですが、最近は花粉やPM2.5など、外干しを避けたい家庭も増えているんです」また、子どもが自立した後の庭をウッドデッキにして豊かなくつろぎの空間にしたり、趣味の幅が広がるガーデンルームや散歩帰りのペットの足洗い場など、細やかな提案も展示された。「子どもの洗濯物がどんどん増える子育て世代には洗濯物がたくさん干せるテラス屋根やサンルーム、子どもが自立したらくつろぎのウッドデッキ、と、ライフステージに合わせてエクステリアを変えることで、生活の質をぐんと向上させることができます」○リフォームも意外とお手軽、工期1日の場合も!とはいえ、これだけの外構となると工程や工期も長期間になってしまいそう。だが、最近ではさまざまな工夫により手軽なものも増えているという。「以前であれば、コンクリートブロックを積んでその上にタイルなどを貼るので工期に時間がかかりました。こちらの工法では、アルミ材を構造材とした工業化製品によって意匠性を高めながら工期を短くする工夫がされております。玄関ドアから引戸へのリフォームは、約1日で済んでしまうことも多いです。更に施工期間の短縮としてすすんでいるのは、カーポートです。わずか3種類のビスで組み立てるため、とても施工しやすく、施工業者様から喜ばれています。」そのほか、マンションベランダにウッドデッキを張る場合には、突っ張り棒を使うことで建物に穴を開けることなく工事をすることができる。敷かれるウッドデッキも特殊加工により腐食などに強いものになっているという。外構を変えるとなると大掛かりなイメージだが、手軽にできるものもあるのはうれしいところだ。「YKK APタウン」は5月9日・10に名古屋で行われる「エクステリア&ガーデンフェア2015」、6月11日・12には大阪の「関西エクステリアフェア2015」各会場にも出展する。このようにエクステリアは常にアップデートされ、日々進化を遂げている。各社の最新事情がひと目でわかる今回のようなエクステリア展示会には、暮らしを豊かにするヒントがたくさんつまっている。これから新築を考えるあなたも、今の住まいをもっと暮らしやすくと考えるあなたも、インテリアだけではなく「エクステリア」にも、注目してみてはいかがだろうか。photograph = Miyazaki Yoshiyuki
2015年04月20日日産自動車は、2月中旬にビッグマイナーチェンジを予定している高級セダン「フーガ」のエクステリアを16日に先行公開し、29日からは同社Webサイトにて、エクステリア・インテリアを中心とした、さらに詳細なデザインを公開すると発表した。フーガは、2004年に初代が発売された同社のフラッグシップモデルであり、2009年に発売された2代目は、海外で「インフィニティQ70」の名称で高性能・高品質なプレミアムセダンとして販売されている。今回のビッグマイナーチェンジでは、エクステリアを一新するとともに、装備面の強化や世界最高レベルの安全性能を実現し、歴代の中で最もラグジュアリーでダイナミックなモデルに進化する予定。
2015年01月21日エクステリア・造園設計CADの開発・販売を行うリックは、エクステリアに特化した製品検索サイト「アイテムプラット」を開設した。アイテムプラットは、エクステリア&ガーデン関連メーカーの製品情報を1,400点(6月時点)登録し、カテゴリや施工場所、色、材質、メーカー、価格等で検索できるWebサイト。キッチン・トイレなどの水回りやインテリア等は、インターネット上や店舗で情報を簡単に入手できる。しかし、住宅の外回り(外構・エクステリア)を構成する製品は、まとまった情報を入手するのが困難で、これまでは価格を目安にエクステリア専門店へ任せてしまいがちだった。アイテムプラットでは、メーカーや製品に対する知識がなくても「シンプルモダン」や「エコ・省エネライフ」など気になるキーワードでの検索に対応。各アイテムを画像や詳細情報で比較しながら、暮らしのイメージにピッタリ合ったエクステリア造りやリフォームの情報収集が可能になる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月25日