株式会社佼成出版社(東京都杉並区)は、2023年11月29日(水)に、人気漫画家・グラハム子氏のコミックエッセイ『母の支配から自由になりたい 「私」を取り戻すための10のステップ』を発刊します。《『母の支配から自由になりたい 「私」を取り戻すための10のステップ』表紙》【書籍内容紹介】「うちの母、何かがおかしい?」著者は、SNSでの育児漫画から火がつき、今やInstagramのフォロワー数10万人を突破する人気漫画家・グラハム子氏。「あなたのためなのよ」の言葉で子どもを縛り、自身の価値観を押しつけてくる母。自分を押し殺し、母の言うとおりに生きるしかなかった著者は、心身を病んでしまう。そんな著者が絶望を乗り越え、どのように自分自身を取り戻していったのか──。本書は、著者が母の呪縛から自由になるまでを、マンガと文章で克明に描く、初のノンフィクション作品。親との関係で悩みを抱える人にとっては、一歩を踏み出すきっかけとなるであろう一冊です。【本書の特色】1) 著者は、SNSでのマンガから火がつき、今やInstagramのフォロワー数10万人突破の人気漫画家・グラハム子氏。2) 親との関係で辛い思いをしている読者の一助になるであろう作品。3) 精神科医・名越康文氏による解説を収録。【著者紹介】グラハム子/漫画家・イラストレーター。著作に『女子校デイズ 男がいない青春だって良いもんだ』『美淑女戦隊オバサンジャー 困った姑・夫を浄化する!?』『親に整形させられた私が母になる エリカの場合』『夫の公認なら不倫してもいいですか?』『タワマンに住んで後悔してる』(すべてKADOKAWA)、『オカルト異世界ばなし』(竹書房)など多数。【本書の概要】書名 : 母の支配から自由になりたい 「私」を取り戻すための10のステップ著者 : グラハム子・著発売日 : 2023年11月29日(水)販売場所 : 全国の書店・インターネット書店定価 : 1,540円(税込)体裁 : 四六判/204ページISBNコード: 978-4-333-02910-5URL : 《目次》《中面見開き:文章パート》《中面見開き:マンガ頁1》《中面見開き:マンガ頁2》【会社概要】社名 : 株式会社佼成出版社代表者: 代表取締役 中沢 純一所在地: 〒166-8535 東京都杉並区和田2-7-1URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年11月28日インスタグラムのフォロワー数は2人合わせて4億人超えと、多大なる影響力を持つドウェイン・ジョンソンとオプラ・ウィンフリーが、ハワイ・マウイ島の山火事で被害を受けた人のために「People’s Fund of Maui(マウイ島民基金)」を立ち上げたことを発表した。おプラによると、きっかけは2016年に米テネシー州で山火事が起きた際に、大御所歌手のドリー・パートンが基金「My People Fund」を設立し、被災者に資金援助を行ったことにインスピレーションを受けたことだという。「山火事による影響を自分たちの目で見てきましたが、本当に壊滅的です。私たちはあなたからの寄付金がラハイナの住民の手に直接渡ることを100%保証します」と、寄付金が“必ず、直接、クリーン”に被災者に届けられることを強調した。具体的には、ラハイナとクラで発生した山火事の影響を受け、避難所で暮らす成人に月1200ドルの支援金を届けるという。2人は「家を失った方々への寄付をよろしくお願いします!」と呼び掛けている。また、2人で設立した基金に1000万ドルを寄付したことも明かしている。(賀来比呂美)
2023年09月01日エリオット・ペイジが、昨年12月にトランスジェンダーであることを公表してから初めて、テレビ番組でインタビューを受けた。Apple TV+のオプラ・ウィンフリーのトークショー「The Oprah Conversation」に出演したことをインスタグラムなどで報告している。実は12月に長文レターをインスタに投稿して公表する前から、周りの人にはトランスジェンダーであると伝えていたというエリオット。「自分自身が安心したかったし、はっきりと言うことができる機会を求めていました」という理由から公表に至ったというが、あのタイミングでそうしたわけには「義務感」もあったと話す。「私たちがいまいるこの時代、トランスジェンダーの人々――特に若いトランスジェンダーの人に対して強い反感が向けられているのを見て、(自分が公表することは)急を要すると感じたんです」。若いトランスジェンダーに必要な医療が限定されているアメリカの法律や、トランスジェンダーがスポーツに参戦する際の制限などの問題点も挙げた。「男性として生きていくことを決めて、うれしくなる瞬間は?」というポジティブな質問には「シャワーから出て、腰にタオルを巻いた自分の姿を鏡で見るとき。『ほら、自分だ』と思えるんです」と語った。エリオットは「TIME」誌で乳房切除術を受けたことを明かしている。「ただTシャツを着る。胸を触って、私の身体が心地よく感じる。多分初めての経験ですね。涙が出るほどうれしい」と喜びをかみしめた。エリオットが出演する「The Oprah Conversation」はアメリカで30日からApple TV+で配信開始。(Hiromi Kaku)
2021年04月30日オプラ・ウィンフリーが司会を務め、体系的な人種差別や米国の現状についてアカデミー賞ノミネート経験のある映画監督エヴァ・デュヴァネイや人権擁護活動家らと対話する「緊急討論 人種差別社会の行方」(原題OWN Spotlight:Where Do We Go From Here?)が、日本で配信、放送されることになった。本番組は、現在ますます高まりを見せる「Black Lives Matter(ブラック・ライブズ・マター/黒人の命は大切)」運動を受け、米国ディスカバリーのグループブランドであるOWN:Oprah Winfrey Network(以下OWN)が制作。OWNをはじめディスカバリーチャンネル、HGTV、Investigation Discovery(ID)、Food Network、TLCをはじめとする米国の全19ブランドにおいて、現地時間6月9日と10日の2夜にわたり同時放送を行った。名司会者として知られるオプラが黒人の人権擁護活動家やアーティスト、思想的リーダーらとのリモートでの対話を通して、いまのアメリカ社会で直面している人種差別や今後の課題、そして、この先自分たちがどう歩んでいくべきかという疑問を検証し、具体的な打開策を探る。登壇者は、ピューリッツァー賞受賞歴を持つジャーナリストのニコール・ハンナ-ジョーンズ、『13th-憲法修正第13条ー』『グローリー/明日への行進』「ボクらを見る目」監督のエヴァ・デュヴァネイ、『グローリー/明日への行進』でキング牧師を演じた俳優デヴィッド・オイェロウォ、ジョージア州の州議会議員を務めた経験を持つステイシー・エイブラムスら。オプラは番組について、「私は友人や思想的リーダーの方と今後の予定や方向性について、プライベートな会話をしています。彼らの発想や懸念、コメントに焦点をあてることは、全国民にとって興味深くかつ役立つものになると思いました」とコメント。また、OWNのプレジデントを務めるTina Perryは、「OWNは黒人の生活および地位向上に特化したネットワークとして、ジョージ・フロイドの殺害を悼み、有意義な変化をもたらすために私たちが共に何ができるかを自問しながら、この困難な時期にコミュニティにとって重要な対話と役立つリソースを提供することに全力を尽くします」とコメント。Discovery, Inc.のプレジデント兼CEOであるDavid Zaslavは、「歴史上この重大な時期に、私たち全員に洞察力や視点、行動力を与えてくれるオプラのような人は他にはいないでしょう。私たちはOWNと連携し、ディスカバリーならではのグローバルネットワークを通じ、200以上のマーケットに及ぶ10億人もの潜在的視聴者に対して、経済的および社会的正義と平等に関する問題について重要な議論を拡大することを光栄に思っています」と語っている。「緊急討論 人種差別社会の行方」は、動画配信サービス「Dplay」にて6月27日(土)12時より開始する「特集:差別なき世界を求めて」内にて無料配信。CS放送「ディスカバリーチャンネル」にて6月27日(土)19時~前編、6月28日(日)19時~後編と、2夜連続で放送。(text:cinemacafe.net)
2020年06月26日「トーク番組の名司会ぶり、慈善活動などが多くの人に知られ、オプラはアメリカ国内でカリスマ的な存在です」 アメリカの現地事情に詳しいデーブ・スペクターさんがこのように評する人物とは、オプラ・ウィンフリー(64)。1月12日、優れた映画やテレビドラマに贈られるゴールデン・グローブ賞の受賞スピーチで、オプラは力強くセクハラや差別問題に言及。国民や有権者から「彼女を次期大統領に!」という声が一気に高まり“時の人”となった。 現地メディアCNNが世論調査を実施したところ、現大統領トランプ氏の支持率42%に対し、オプラの支持率は51%と上回る結果に。国際ジャーナリストの小西克哉さんがこう語る。 「彼女自身、出馬は明言していませんし、否定しているという報道も。でも……もし現段階で選挙したら、オプラが勝つと思います。彼女はそれほど著名であり、熱狂的な女性ファンがいます。彼女がなぜそれだけ支持されるのか。その生い立ちが、大きく関係しているでしょう」 現在、“純資産30億ドル(およそ3,000億円)”ともいわれるオプラ。彼女はどのような人生を歩んできたのだろうか。 オプラが生まれたのは、’54年1月29日。黒人差別の激しかった、ミシシッピ州の貧しい農村に育った。出生時、母親のバーニタ・リー、父親のバーノン・ウィンフリーはともに10代。両親が未婚のまま、オプラは母に引き取られる。 「母親からの愛情は深くありませんでしたが、祖母からは“読み書き”を厳しく教えられたそうです。小1のときには、すでに小3の学力があったといわれるほどでした。人前で話す能力にもたけ、12歳のとき、教会で聖書の教えについて1回スピーチをするたびに500ドルを稼いだといわれています」(在米ジャーナリスト) そんな利発なオプラを苦しめたのは、劣悪な家庭環境だった。小西さんが語る。 「家には何人もの親戚の男性が出入りし、くりかえし彼女をレイプしました。残念ながら、当時の貧困層の黒人の家庭では、こうしたこともありえました」 オプラへの性的虐待は9歳から始まったが、母親は常に仕事をしており、娘に接する時間はなかった。 「誰も頼る大人がいないまま、性的虐待は繰り返され、14歳のときに妊娠。早産となってしまい、赤ちゃんは名前もつけられず、わずか生後2週間でこの世を去りました」(前出・ジャーナリスト) わが子を失ったトラウマに苦しめられたオプラを救ったのが、バーノンだった。押し付けられるようにして父に預けられたことが、彼女にとって“転機”となる。 「バーノンは教育熱心で、夕食前には新しい言葉を5つ覚えさせたり、読書をすすめ、毎週レポートを書かせたりしていたそうです」(前出・ジャーナリスト) その教育もあり、オプラは超優秀な学生に。高校時代に参加したスピーチコンテストの演説ぶりが認められ、全額奨学金を受け、テネシー州立大学に入学した。 「学生ながらローカルラジオでニュースを読む仕事をしていたオプラですが、大学2年生のとき、夕方のニュース番組に司会者として出演依頼を受けました。“最年少かつ最初のアフリカ系アメリカ人司会者”といわれています」(前出・ジャーナリスト) アメリカ国民がオプラを熱狂的に支持する理由を前出の小西さんはこう語る。 「オプラがこれほどまでアメリカ国民の心をつかんだのは、壮絶な過去があって、人々の悲しみや痛みに寄り添えたからです。その“共感力”が、今の政治に求められているのだと思います」
2018年02月09日「オプラはアメリカ国内でカリスマ的な存在です。日本でいえば黒柳徹子さん、上沼恵美子さん、さらにジャーナリストとしての素質もあるため安藤優子さんを足して3で割ったイメージでしょうか」 アメリカの現地事情に詳しいデーブ・スペクターさんがこのように評する人物とは、オプラ・ウィンフリー(64)。1月12日、優れた映画やテレビドラマに贈られるゴールデン・グローブ賞の受賞スピーチで、オプラは力強くセクハラや差別問題に言及。国民や有権者から「彼女を次期大統領に!」という声が一気に高まり“時の人”となった。 現地メディアCNNが世論調査を実施したところ、現大統領トランプ氏の支持率42%に対し、オプラの支持率は51%と上回る結果に。現在、“純資産30億ドル(およそ3,000億円)”ともいわれるオプラ。彼女はどのような人生を歩んできたのか。 オプラが生まれたのは、’54年1月29日。黒人差別の激しかった、ミシシッピ州の貧しい農村に育った。出生時、母親のバーニタ・リー、父親のバーノン・ウィンフリーはともに10代。両親が未婚のまま、オプラは母に引き取られる。 母親からの愛情は深くなかったが、祖母からは“読み書き”を厳しく教えられた。小1のときには、すでに小3の学力があったといわれるほどだった。そんなオプラを苦しめたのは、劣悪な家庭環境だった。家には何人もの親戚の男性が出入りし、くりかえし彼女をレイプした。 オプラへの性的虐待は繰り返され、14歳のときに妊娠。だが、わずか生後2週間でこの世を去った。トラウマに苦しめられたオプラを救ったのが、バーノンだった。押し付けられるようにして父に預けられたことが、彼女にとって“転機”となる。 「バーノンは教育熱心で、夕食前には新しい言葉を5つ覚えさせたり、読書をすすめ、毎週レポートを書かせたりしていたそうです」(在米ジャーナリスト) その教育もあり、オプラは超優秀な学生に。高校時代に参加したスピーチコンテストの演説ぶりが認められ、全額奨学金を受け、テネシー州立大学に入学した。 「学生ながらローカルラジオでニュースを読む仕事をしていたオプラですが、大学2年生のとき、夕方のニュース番組に司会者として出演依頼を受けました。“最年少かつ最初のアフリカ系アメリカ人司会者”といわれています」(前出・ジャーナリスト) 大学卒業後は、メリーランド州ボルチモアのローカルニュース番組の司会に。 アメリカは日本と違って、テレビ局がアナウンサーを新卒で雇ったりはしません。地方局で下積みをして、徐々に人口の多い都市の放送局へのし上がっていく。エモーショナルな語りをする彼女の番組テープは関係者に出回り、’84年、異例の早さでイリノイ州シカゴのトーク番組に抜擢されました」(デーブさん) 彼女が引き継いだそのトーク番組は、当時かなりの低視聴率。しかもライバル番組は、全国区の知名度があるタレントが司会を務めていた。 「オプラはニュースを伝える際、女性目線の考え方を投げかけ、怒りや喜びの感情をあらわにしました。コアな視聴者層は、昼間に家庭にいる女性。そこでニュースの話題も、それまでセレブのゴシップに重点をおいていたのを、家族や恋人との関係、体重の悩みなど多くの人が抱える問題を多く扱うように。時には自分自身がレイプされたことを告白するうそのない彼女に、多くの視聴者が感情移入したのです」(前出・ジャーナリスト) 放送わずか1カ月で、視聴者数はライバル番組に並び、数カ月後には10万人もの差をつけた。’85年には番組名を『オプラ・ウィンフリー・ショー』とし、1時間に拡大。同番組では、それまでタブー視されていた虐待や不倫、薬物依存、人種問題やLGBTに関しても積極的に切り込み、視聴者を増やし続けた。 「トーク番組は’11年に終了しました。約25年もの放送期間の間には、トランプ氏も出演しています。マイケル・ジャクソンが出演したときの視聴者数は6,000万人以上。名物の書評コーナーで紹介された本は、必ずベストセラーになるなど、数々の伝説を残しました」(前出・ジャーナリスト) 今回の世論調査の結果は、その影響力が衰えていないことの証しでもある。
2018年02月09日7日(現地時間)、ゴールデングローブ賞でオプラ・ウィンフリーが黒人女性として初めて長年の映画界への貢献を称えた「セシル・B・デミル賞」を受賞した。人種差別や性差別の終結を求める感動的なスピーチで3回のスタンディングオベーションを受けるほど聴衆の心を揺さぶった。アメリカで司会者や実業家として有名なオプラは、以前から2020年の大統領選に出馬するのではないかとささやかれていた。ゴールデングローブ賞授賞式での人々の胸を打つ力強いスピーチにより、「オプラを大統領に!」という国民の声もSNSなどで高まってきた。昨年、「セシル・B・デミル賞」を受賞した女優メリル・ストリープも、授賞式後に「彼女は今夜、ロケットを打ち上げたわね。ぜひ大統領選に立候補してほしいわ。いままで、“出る”という宣言はしたことがなかったと思うけど、これでもう“NO”の選択肢はないんじゃないかしら?」とオプラの背中を押した。「The Los Angeles Times」紙によれば、オプラの長年のパートナー、ステッドマン・グラハムがオプラの出馬は「国民次第だね」とコメントしていることがわかった。「彼女は絶対にやると思うよ」とも。前回の大統領選ではヒラリー・クリントン氏が期待されていた「アメリカ史上初の女性大統領」になることはできなかったが、果たしてオプラは…?(Hiromi Kaku)
2018年01月09日Bunkamura Box Galleryでは3月29日~4月8日に、「~心あたたまる愛とユーモアの世界~『グラハム・クラーク展』」を開催する。○欧州の風景をやさしいまなざしで描くグラハム・クラークは、イギリス生まれの銅版画家。同氏の作品はあたたかく、ユーモラスなタッチでヨーロッパの風景と人々が描かれている。画面の中に広がっているのは、そこで生活する人々や動物たちの飾らない日常のワンシーン。やさしいまなざしから生まれる作品の中で、登場人物たちは生き生きと物語を紡(つむ)いでいるように見える。同氏の作品は、刷られてから1枚ずつ丁寧に彩色するという非常に細かい作業によって作られる。画面はアーチ型になっており、まるで窓の外に世界が広がっているかのように感じさせる表現をしている。エリザベス女王もコレクターであるという同氏の作品は、世界の主要美術館に収蔵されている。同展では、「約束しよう」(2013年/50×59.5cm)、「リハーサルの夕べ」(2012年/30×25cm)、「ティーパーティー」(2008年/24.5×33.5cm)など、最新作の版画や代表作の展覧販売を行う。展示時間は10時~19時30分(最終日は17時まで)。
2014年03月04日