オノ・ヨーコが、音楽イベント「メルトダウン・フェスティバル2013」で監督兼キュレーターを務めることになった。来年6月14日から23日(現地時間)にかけてロンドンのサウスバンク・センターにて行われる同フェスティバルでは、これまでもデヴィッド・ボウイやパティ・スミス、2011年より再始動した「パルプ」のジャーヴィス・コッカーなどがキュレーターを務めてきた。ヨーコは、2005年にパティがキュレーターを担当した際、さらに2009年にオーネット・コールマンがキュレーターを担当した際に、アーティストとして参加しパフォーマンスを披露している。今回の抜擢を受けてオノは「この世界的に有名なメルトダウン・フェスティバルでキュレーターを務めることができて非常に光栄です。このフェスティバルは古典を織り交ぜた実験的アプローチが特徴で、その姿勢こそがイギリスのアート・シーンを形作っていると考えています。私はすでに、有名無名を問わず世界中のアーティストたちに声をかけています。楽しいイベントにしましょう!」と抱負を語った。メルトダウン・フェスティバル2013のフルラインナップは来年に公表予定だ。
2012年11月09日レディー・ガガが、オノ・ヨーコから平和賞「レノン・オノ・グラント・フォー・ピース賞」を授与された。ガガは、ジョン・レノンと息子ショーン・レノンの誕生日となる9日(現地時間)にアイスランドの首都・レイキャビクで、ゲイやレズビアン、トランスジェンダーなどの権利に対する運動が評価され、同平和賞を受賞した。そのほかにもロシアのプッシー・ライオットや作家の故クリストファー・ヒッチンズら4人が同賞を受賞している。ヨーコは先週5日(現地時間)に発表した声明で、ガガを「現代で最も偉大な生きたアーティストのひとり」であり、ガガのアルバム「ボーン・ディス・ウェイ」は、そのメッセージ性で「世界のメンタル・マップ」を書き換えたと賞賛を送っている。そんなガガは最近、ツイッターで3,000万人以上のフォロワーを獲得した初めてのアーティストとなっている。■関連作品:Machete Kills (原題)
2012年10月10日