皆様、今日もカレーを元気に食べていますか?筆者は相変わらず、オフィスにスパイシーなカレーの香りを漂わせ、社員の士気を高めながらカレーを食べています。今回ご紹介するのは『びえい豚カレー とろとろ煮込み』。なんとまあ、名前から美味しそうな雰囲気のカレーです。でもこの「びえい」って、一体何なんでしょうか? ■「日本で最も美しい村連合」の一員・びえいびえいとは、北海道旭川の南に位置する「美瑛町」のことのようです。この町は『日本で最も美しい村連合』に加盟しているらしく、自然豊かなとにかく“美しい”村なんだそうです。そんなびえい豚カレー、まずはパッケージを見てみましょう。シンプルながらも洗練されたパッケージ。なんとなく高級感もありますね。裏面には「素材に、敬意を。」というキャッチコピーが。「とれたての上をいくおいしさ」?つまりこのびえい豚カレーには、生きている豚肉よりも新鮮なものが詰まっているのでしょうか。こんなにハードル上げて大丈夫なんでしょうか、びえいさん! ■百聞は一食に如かずレンジでチンして、湯煎して盛り付けるだけ。いつもながらに、この利便性には脱帽です。盛り付けてみると、美瑛の自然で優雅に育った豚さんからにじみ出たであろう油分がぎっしり。胃もたれしそうなほどの油分に驚きつつも、漂ってくるいい香りに食欲が爆発しそうになります。豚肉もレトルトにしては、大きめサイズがゴロゴロ入っており、最後までお肉たっぷりで食べられそうです。では美瑛に感謝しいただきます。まずはルーから!油分たっぷりですが、そこまでしつこくはなく、非常にまろやかで美味しいです!筆者の感覚では、標準的な中辛よりやや辛口のルーですね。このルーがまたご飯と相性が良く、食欲をさらに引き立てます。まだ本丸の美瑛豚にたどり着いていないにもかかわらずこの満足感、恐るべしです。では、いよいよお肉をいただきます。ジュワっと口に溶け出す“あぶら”。とにかくすごいです。煮込まれ続けた角煮のようなとろける食感と、引き締まったお肉が共存しており、まさに一口で二度美味しい食感。レトルトカレーとは思えないクオリティに驚き、ご飯をおかわりしたくなるほどの味わいに、心を躍らせながら最後まで美味しくいただくことができました。 ■総評味:★★★★★辛さ:★★★☆☆食欲:★★★★★(食べすぎ注意)パッケージからハードルを上げているなと感じていたこのびえい豚カレーも、食べ終えてみると書くだけのことはあると思うだけの美味しさがありました。中辛~辛口程度のルーに、美瑛豚の脂が溶け出し、ルーに絡んで濃厚かつまろやかな味わいに。そして本命の美瑛豚は、とろとろ脂にしっかりお肉が混ざり合っていて、これぞ食欲増進カレー(筆者が勝手に命名)といえるクオリティでした。ごちそうさまでした!【参考】※ 美瑛町観光協会トップ【筆者略歴】よっすぃ
2019年01月11日今回ご紹介するレトルトカレーは、『足利マール牛ゴロゴロカレー』です。優しい色あいのパッケージですね。お値段はなんと800円(税込・公式サイトより)。スーパーで300円程度でレトルトカレーが手に入ることを考えると、結構な高級品なのではないでしょうか? ■「マール牛」とは?「マール」とは、ワインを搾った後の葡萄の果皮や種のこと。これを餌にして育てた牛のことを「マール牛」と呼ぶそうです。この「足利マール牛ゴロゴロカレー」を作っている『ココ・ファーム・ワイナリー』では、たくさんの種類のワインが作られています。こちらで作られているワインは、JAL国際線ファーストクラス・ビジネスクラスで採用された実績もあるとのこと。ワインの副産物として出来たマールには、ポリフェノールやビタミンEが豊富に含まれているんだとか。体にも良さそうですね。また、ルーには一般的な小麦粉ではなく、足利名産の大麦粉が使用されています。地産地消の心意気がうかがえますね。 ■マール牛ゴロゴロカレーを食べてみるいざ実食です。大好きなリラックマのお皿に盛りつけてみました。パッケージを開けると、まず最初にデミグラスソースのような芳醇な香りが漂ってきました。少し酸味があるような香りと、少し赤みがかっている色合いが、ワインの絞りかすを想像させます。ルーは大麦を使っているせいか、さらっとしています。牛肉は、3cmくらいの大きさのものが4切れ入っていました。塊によって食感が異なっていて、筋っぽく硬いものがひとつありましたが、あとは柔らかく煮込まれていました。噛み応えもあり、「お肉を食べている!」という実感が沸いてきます。ただ、もう少し“ゴロゴロ”入っていると、なお良かったんですが……。800円というお値段を考えると、お肉の量は少なめに感じました。お肉以外の具は見当たりませんでした。パッケージの説明によると、トマトペースト、マンゴーチャツネ、りんごパルプ、オニオンパウダーなどが入っているようです。これらはルーの中にしっかりと溶け込んでマールと調和し、酸味と甘みのバランスに貢献しているように感じました。肝心のお味ですが、まず最初に酸味を感じ、食べ進めるほどに辛さも主張してきました。筆者は辛い物が苦手なのですが、こちらのカレーはほんのりとした辛さで、ちょうどいいと思います。あっという間に食べ終わりました! ■総評味★★★★☆辛さ★★★☆☆高級感★★★★★お値段が800円ということ、JALのファーストクラス・ビジネスクラスで出されるワインを作っているワイナリー製ということから、先入観もあるかもしれませんがとても高級感を感じました。とてもおいしかったです。ごちそうさまでした!【参考】※ COCOFARM&WINERY-足利マール牛ゴロゴロカレー【筆者略歴】くま
2019年01月10日今回筆者がレポートするレトルトカレーは、『昔なつかし ゲレンデ食堂のポークカレー(中辛)』。山形県の庄内豚を使用した、ゲレンデ食堂定番メニューのこちらは、どことなく懐かしい味がするそうです。「懐かしい味」と言われると、なんとなくイメージは湧いてくるものですが、ふと筆者は考えました。懐かしい味ってなんだ? ■気になりだしたら止まらない!味というのは「甘味」「酸味」「塩味」「苦味」「うま味」の基本五味がベースのはず。つまり、「懐かし味」はこの5種類のどれか、あるいは複合されたものに該当することになります。これはぜひとも実食してみるしかない。そう思いながら、今日も私はカレーを食らう。とその前に、ゲレンデの食堂について少し触れたいと思います。ゲレンデの食堂といえば、カレーやラーメン、丼ものは定番ですよね。ちょっとお高い気もするけれど、スキー場にゲレンデの美男美女、非日常を味わう高揚感についつい財布の紐も緩みがち。そして、なんといっても美味しいんですよね。厳しい寒さのなかで、普段使わない筋肉を動かして疲労した体に沁みるんです。食堂のおばちゃんが、一家に一人は必要だと誰もが思う瞬間でしょう(異論は認めます)。温かくて、なんだか懐かしい味……これですよ!この懐かしい味って、意味を理解していないのに思わず使ってしまっている。一刻も早くこのカレーを食べて、解き明かさなければ!という思いに駆られました。 ■カレーを食べて温まろう美味しそうなカレーの香りが立ち込めてきました。しかし、ゲレンデの食堂のカレー再現には何かが足りないのでは?と思いました。欲張りな筆者、ゲレンデ食堂では必ず“カツカレー”を頼むんです。ちょっと贅沢をしたいと思い、カツをトッピングしてみました。コンビニのカツをトッピングしたことで若干チープさが出てしまった気もしますが、これは逆にゲレンデ食堂っぽいのでは?と思いつつ、カツを絡めて一口目。ん~。これですね。これぞゲレンデカレー。一般的中辛よりもやや辛さがあり、定番ながらも絶妙な味付けです。やはりカツはあると良いなと思いつつ、どんどんスプーンが進み、あっという間に平らげてしまいました。いやー、美味しかった。またゲレンデでスノボを……って、あれ?すっかり失念しておりましたが、結局懐かしい味の正体はなんだったんだろう? ■「懐かしい味」とは結局何なのかということで、「懐かしい味」についていろいろと調べてみました。自分の中でこれだと思った考察があったのでご紹介します。懐かしい味というのは、つまり「昔食べていた味」。あれは何年前でしょうか?(皆さんも脳内でご一緒に)なにも考えず、遊びたいときに遊び、泣きたいときには周りの迷惑なんて考えずにお構いなしに泣きまくり、空腹になれば親に「お腹すいた!」とねだればよかったあの頃。あの頃食べていたのは、シャンパン片手にA5ランクのステーキ……ではなく、家庭的な料理。味噌や醤油で味付けされた定番の家庭料理を食べていたのではないでしょうか?どうやらこれらの調味料には、旨み成分の素となる“アミノ酸”が豊富に含まれているそうです。アミノ酸は定番の調味料に多く含まれており、つまり各国のソウルフードに使われているということになります(余談ですが筆者のソウルフードはラーメン二郎)。このアミノ酸ですが、グルタミン酸塩として羊水にも含まれているらしく、遡ると胎児のころからお世話になっているようです(※)。お腹の中にいるときからお世話になった、それがアミノ酸。懐かしいどころじゃありませんよね。生まれる前から、名前はまだないあの頃にすでに知っていたんですから、懐かしい味に決まっているということです。ゲレンデカレーのパッケージにもアミノ酸の表記がありました。これが懐かしさの正体のようですね。(こじつけ) ■総評味★★★★☆辛さ★★★☆☆ママの味★★★★★やっぱりカツカレー度★★★★★懐かしい味の正体もわかったところで、結局何が言いたいかというと、「羊水の味って何?」ということでした。【参照】※ 「おふくろの味」ってなに味なの?その正体が明らかに【筆者略歴】よっすぃ
2019年01月06日「たこ」と「カレー」。一見、不釣り合いなこの組み合わせ。“海鮮系カレー”といえば、ほたてカレーやさんまカレーなどがあり、賛否両論あるジャンルという印象です。特に「たこカレー」といえば、「イケる!」という人がいる一方で、「ムリ!」と激しく拒否反応を示す人もいます。ですが、全国にご当地レトルトカレーとして開発された「たこカレー」がいくつか存在していることも事実。「本当に美味しいの?」皆さんのそんな疑問に、実食レポでお答えします! ■たこは高級食材に?こちらが今回ご紹介する『国産たこ使用 たこカレー』のパッケージ写真(のドアップ)。たこのイラストのインパクトがすごいですね。こちらがパッケージ全体写真です。パッケージの写真を見る限り、たこは大ぶりですし、ゴロゴロ入っていそうですね。こんなに大きいたこがいくつも入って、お値段は648円(Amazon価格/2019年1月現在)と、手の届く価格です。これは期待できます……! そういえば、最近たこの値段は高くなっていますよね。産経ニュースによると、スーパーなどで売られる刺し身用蒸しダコの原料となるアフリカ産冷凍タコ(主にマダコ)の輸入価格が過去最高値(円換算)を更新し、業界や食卓を揺るがしている。日本のタコ輸入量の約7割はアフリカのモロッコとモーリタニアの2カ国産で賄われているが、モーリタニア産は、漁獲量減少と昨年夏頃からのスペインの“爆買い”というダブルパンチに見舞われている。店頭価格も高騰し、「庶民の味」として親しまれたタコは「高級食材」に変貌しつつある。(※1)とのことです。たこ好きには悲しいニュースですね。ちなみに、世界のたこ類の漁獲量国別ランキングでは、日本はなんと世界4位となっています。(※2/2016年時点)たこの価格が高騰しているなか、こんなに沢山のたこを入れてくださった製造業者さんの努力に思いを馳せながら、早速開封し、食べてみます。……パっと見ても、どれがたこか分かりません……。ので、スプーンですくってみました。結構大きいたこが沢山入っていました。ルーの茶色に隠されていただけでしたね! ■たことカレーは合う!?たことカレーって合うのかな?と半信半疑でしたが、実際食べてみると、この組み合わせは当たりだなと感じました。というのも、たこの旨味が程よくカレーのルーに溶け出していて、味わい深いカレーになっているからです。筆者は最近、自炊することが多く、カレーやオムライスなどの定番メニューのアレンジレシピを検討中。せっかくですし、今度はたこをたっぷり使ったカレーを作ってみようと思います。皆さんもぜひ、食べてみてはいかがでしょうか? ■総評カレーの味★★★★☆辛さ★★☆☆☆味の深さ★★★★★たこカレー、筆者は美味しくいただいたのですが、なかには「カレーに“たこ”は合わない」という人もいるようです……。気になる方は、こちらのレビューも参考にしてみてくださいね!※ なんだこれ…ニオイも味も初めての邂逅『天草産たこカレー』【参考】※1 【経済インサイド】タコの価格がうなぎ上り「庶民の味」が「高根の花」に!?※2 GLOBAL NOTE-世界のタコ類の漁獲量 国別ランキング・推移【筆者略歴】つっくん
2019年01月03日新年が明け、3日が経ちました。そろそろおせち料理やごちそうの日々に飽きてきたころでしょうか。とある調査では、おせちに飽きたら食べたいものランキング1位はラーメン、2位はカレー、3位は寿司という結果だったそう。私がこのランキングの中で使い勝手がよいと思うのは、アレンジの効くカレー。例えば、夕飯は普通にカレーとして食べて、翌朝やランチに「ポケットカレーサンド」にするのはどうでしょう。食パンに切り込みを入れ、その中にカレーをイン!なんちゃってカレーパンの出来上がり。とても気軽にアレンジできて、小腹がすいたときにもちょうどいいメニューです。■ポケットカレーサンドレシピ制作:管理栄養士 長 有里子<材料>※作りやすい分量食パン(5枚切りか4枚切り) 適量カレー 適量<作り方>1、食パンを3等分に切り、それぞれに切り込みを入れる。2、切り込みを入れた中にカレーを入れる。今回は食パン1枚を3等分にして作っていますが、2等分でも作れます。2等分だと、ボリューム感のある仕上がりに。パパや育ち盛りのお子さんには、2等分でも。朝食にもおすすめですよ。
2019年01月03日このカレーション企画にて10食ものレトルトカレーを味わってきましたが、第11回目となる今回は、おそらく初の“ポークカレー”です。その名も『とんとんのまちカレー』。「とんとんのまち」とはどこなのか、どのような味わいのカレーなのか、謎だらけのその素顔に迫っていきましょう! ■「とんとんのまち」とはどこなのか?パッケージを見ると、「群馬」と「まえばし」の文字。早々に答えが分かってしまいましたが、「群馬県前橋市=とんとんのまち」ということのようです。ではなぜ前橋市が「とんとんのまち」なのかということですが、ヒントはこのカレーに使用されている『上州麦豚』。JA全農ぐんまの公式サイトによると、「動物性飼料を除き麦類を多く含んだ飼料で育てられた」豚肉のことを「上州麦豚」として扱っているようです。群馬県および前橋市が「とんとんのまち」と呼ばれる所以は、全国トップクラスの豚肉の産出量を誇っているから。ご当地カレーはこのような発見が醍醐味なんですよね。それでは早速開封してみましょう。 ■いざ、実食!開封してお皿に盛りつけてみると、さらっとしたルーの中にゴロゴロとした豚肉と、トロトロの玉ねぎの姿が見えます。一口いただいてみます。トロトロに煮込まれた玉ねぎと、ジューシーな豚肉の味わいが口の中に広がります。さらっとしたルーがほどよく絡まって、全体的にスパイシーなまとまりとなっています。あらためて原材料を見返してみると、パイナップルジュースや中濃ソース、白ワインやかつおエキスなどの隠し味がふんだんに使われていました。この隠し味が、カレールーの深みを演出しているのでしょうね。 ■総評味★★★☆☆たしかに美味しいカレーではあったのですが、「とんとんのまち」を推すのであれば、もう少し上州麦豚を味わいたかったです。辛さ★★★☆☆「中辛」とは書いていますが、香辛料が効いていてスパイシーな味わいです。しかし、単に辛いわけではなく、様々な隠し味によって深みのある味わいとなっています。辛いものが苦手な方でもきっと食べられるはず。コスパ★★★☆☆価格は1食540円(税込・2018年12月現在)。味は良かったのですが、豚肉が増量されるとなおよいです。蛇足ですが、「とんとんのまち」を推すのであれば、パッケージに描かれた可愛いキャラクターの『ころとん』をもっとプッシュしても良かったのかなと思います。ちなみに筆者は旅好きなのですが、群馬は未踏の地。ここで群馬と出会ったのも何かの縁なので、ぜひ行ってみたいと思います!【参考】※ ぐりーんユアサ-とんとんのまちカレー※全国農業協同組合連合会群馬県本部|ぐんまの豚【筆者略歴】KK
2018年12月29日今回ご紹介するカレーは『石巻産宗太カツオとトマトのうまみカレー ~9種類のスパイスがマイルドに香る~』。……商品名の長さよ!読んで字のごとく、宮城県石巻のカツオとトマトをメインの食材としたカレーです。ちなみに、このカレーを開発したのは三菱地所株式会社。なぜ不動産デベロッパーがカレーを作ったのか?実はこのカレーは、東日本大震災の復興支援活動『Rebirth 東北フードプロジェクト』の企画のひとつとして生まれたものなのです。「食べて応援」というやつですね。「宗太カツオ(ソウダカツオ)」というのは、カツオ(ホンガツオ、マガツオ)とは別の種類のサバに似た40cm程度の魚だそうです。ただ、日本ではマガツオもソウダカツオもひっくるめて「カツオ」と呼んでいるようで、石巻ではサバの次にカツオの水揚げが多く、その中でも小型の「宗太カツオ」を採用したそうです。その宗太カツオと、同じく石巻産のトマトを使って、東京と仙台の2人のフレンチシェフと石巻の水産加工会社のチームによって作られたのが、このカレーです。プレスリリースには、以下のようにあります。宗太カツオは、マリネしてから蒸し、骨まで柔らかくなるよう加熱。酸味のおだやかなトマトのうま味をかけ合わせ、スパイスで奥行きを出したルーには、シェフのアイデアで加工会社の看板商品である「鯨の大和煮」のタレを加えました。カツオのマリネ、トマト、鯨の大和煮……。およそカレーらしくないキーワードのラインナップですね。果たしてこれでカレーが成立するのでしょうか? ■パウチではなく缶詰!さまざまな「こだわり」を詰め込んで作られたこのカレーですが、パッケージもレトルトカレーの定番であるパウチではなく、缶詰になっています。外装はいい意味でカレーらしさも魚の缶詰らしさもなく、オシャレなフレンチっぽいデザイン。プルトップで簡単に開けられ、缶切りいらずでした。こういう商品デザインのスマートさに、大手不動産デベロッパーならではのセンスが活きているのでしょうか。裏面を見ると、カツオ(宮城県産)、トマト(宮城県産)という記述にもこだわりを感じます。そのほかココナッツミルク、バナナ、リンゴピューレあたりが、シェフの工夫でしょうか。 ■限りなくフレンチに近い「魚カレー」さて、いよいよ実食。普通のカレーと大きく違うのは、カツオの切り身の存在感です。食べて見ると、ココナッツミルクやバナナ、リンゴピューレのせいかルーは甘め。インド料理店の定番バターチキンカレーを思い出します。酸味の少ないトマトを使っているというだけあって、トマトらしさは感じさせつつマイルドな仕上がりです。「インドのバターチキンカレーをフレンチ寄りにして、メインをチキンからカツオに変えたもの」と表現したら伝わるでしょうか?ターメリックをスパイスの柱とした、いわゆる「カレー」を期待していると肩すかしを食らいそうですが、逆にインド料理好きのほうが納得しそうな味です。肝心のカツオ切り身は大きめのが6切れ、ゴロゴロと入っています。カツオやマグロは加熱するとどうしてもパサパサ感が出るので、日常的に食べるのは刺身やタタキが多くなりますが、このカレーでは「マリネしてから蒸した」というだけあって、繊維質は残しつつもそれほどパサつきは気になりません。カツオの歯ごたえはかなりしっかり。しかし、固すぎることもない。この絶妙な食感にも、フレンチシェフと水産会社のノウハウが活きているのだと思います。カツオ以外の具材は、ジャガイモの角切りの柔らかい食感が、対照的なアクセントになっています。 ■総評味★★★★★辛さ★☆☆☆☆カレーだけどフレンチ度★★★★★筆者はこのカレー、かなり好きです。カレールーというよりは、フレンチ魚料理のオレンジソースのようで、あと引く味わいが絶妙でした。また魚好きなので、そういう意味で美味しくいただけました。ただ、鰹独特の歯ごたえや香りが好きかどうかで評価は分かれるかもしれません。フレンチレストランで、牛や白身魚よりもジビエを選ぶような、ちょっとだけ癖があるメインディッシュを楽しめる派なら、このカレーはおすすめです。【参考】※ 食を通じた東日本復興支援活動「Rebirth 東北フードプロジェクト」 第8弾オリジナル缶詰「はらくっついTOHOKU」3rdシリーズ3月3日販売開始【筆者略歴】ネギシ1987年4月。南青山・骨董通りの某編集部にてカレー修行を開始。深夜の麹町アジャンタの激辛チキンカレーを皮切りに都内でさまざなカレーを体験。2004年、某クチコミグルメサイトで出会った食の達人たちに更にエスニック道の教えを受け、大森ケララの風、東池袋A・Rajなどで南インド料理の奥深さを知る(←大げさ)。3食カレーでもOKです。
2018年12月26日カレーのルーの色といえば何色を思い浮かべますか?言わずもがな、99%の方が「茶色」と即答するのではないでしょうか。今回、筆者が食レポするカレーは、その常識を覆す“黒色のカレー”なんです。 ■衝撃のブラックカレー!黒色の正体は?その正体は、『のりクロ黒カレー』。一面真っ黒という強烈なインパクトのパッケージ。福岡県有明産の海苔と、ゆず胡椒をブレンドした新感覚ののりペースト『のりクロ』がカレーとコラボレーションした一品です。出典:株式会社高橋商店恥ずかしながら「のりクロ」という商品を知らなかった筆者(あなたは知っていましたか?)。調べてみると、有明海の海苔のなかでも味・風味が最もよいとされる、一番海苔・二番海苔のみを使用して作ったペーストだそう。生産者のこだわりを感じられます。 ■いざ、黒色のルーとご対面!海苔×ゆず胡椒のお味は?目で見ると強烈なインパクトがありますね……。「味、大丈夫なのかな」と心配しながら恐る恐る食べてみることに。 ぱくり。 意外にも普通の味!!そして、ピリ辛っ!海苔ペーストがベースなので最初は海苔の味がしっかりと、あとからカレーの味が口いっぱいに広がります。ゆず胡椒のピリッとした辛さがアクセントになっていて、辛さレベルで中辛!のりクロ特有の磯と柚子の風味がとっても新鮮なカレーでした。ただ、ひとつ残念なのは具材がほぼ入っていないこと……。食べ応えとしては△だと思います。さて、総評です。 ■総評辛さ★★★★☆今まで食べたレトルトカレーのなかでは辛いほうだと思いました。口の中がピリピリする大人の味!おいしさ★★★☆☆磯と柚子の風味が広がる、目新しさバツグンのカレー。おいしさは星3つで!アレンジ度★★★★☆前述した通り、いい意味でも悪い意味でも(笑)、具材が入っていなかったので食べ方のアレンジはできそうですね。パッケージ裏面では、ハンバーグやパスタソースとしても活用できるとおすすめされていました。これは新しい!磯と柚子の風味を感じられるレトルトカレー。次はご飯じゃなくて、さまざまな食材とあわせて食べてみたいと思います!【筆者略歴】アラサーさん
2018年12月23日ダイエット中、最も気にするのは食事の“カロリー”ではないでしょうか。そう考えると、ダイエットとカレーはなかなか結びつきにくい側面があります。通常のカレーは、ご飯の糖質に加え、ルーの糖質・脂質が多く、さらに野菜が少ないと、ダイエットを阻む3コンボ。特に、お米に小麦粉・じゃがいもがふんだんに使われていると全体の糖質量が多くなりがちです。カレーの種類にもよりますが、注意しないと一皿600~1,000kcalと、結構なカロリーになってしまいます。ダイエット中には控えたいメニューな訳です。ですが、ダイエット中でも食べられるような低カロリーなカレーがあったら、ただでさえ味気なくなりがちなダイエット生活も、いくらか楽しくなるのではないでしょうか?本日はダイエット戦士に優しい、有能すぎるレトルトカレー『野菜たっぷり さらさらカレー』をご紹介します! ■なんと86kcal!一体何が材料なんだパッケージ裏面の成分表示を覗いてみると……なんとカロリーは86kcal!!!低カロリーをウリにしたレトルトカレーは数あれど、100kcalを余裕で下回るカレーは初めて見ました。一体何を材料にしたら、こんなに低カロリーにおさまるのでしょうか?原材料を見てみると、玉ねぎを筆頭に、だいこん、にんじん、れんこん、ブロッコリーなどなど……。野菜たっぷりの名の通りですね。21種類の緑黄色野菜・淡色野菜・果物・豆・いも・きのこを、食用油脂と化学調味料を使わず、スパイスでじっくり煮込みました。とも書いてあります。ヘルシーさもピカイチです。 ■それでは実食!気になる「食べごたえ」は?カレーのルーは非常にさらっさら。カロリーの少ないカレーはさらさら傾向にあるのでしょうか。玉ねぎの甘味が強く、低カロリーといっても十分味わうことができます。だいこんに、れんこん。煮込まれすぎて溶けている、なんてこともなく、形がしっかりとした具材が入っていて、嬉しいですね。具もさっぱり系なので、スルスルと食べられて重くないです。ご飯なしでもスープとしても飲めそうな勢い。パンにつけて食べるのもよいかもしれません。 ■総評:ごはんと合わせたときのカロリーは…?カレーの味★★★★☆辛さ★★★☆☆ダイエット★★★★★だいたい白米は160g(1膳)で269kcalなので、トータルでも355kcalほど。カレーが食べたいけど、カロリーが気になるな……という気分のときにぴったりなカレーです。お野菜たっぷりで気軽に食べられる「さらさらカレー」、ダイエット中の方はぜひともトライしてみてはいかがでしょうか?【筆者略歴】たっしゃん
2018年12月22日カレーは好きではなく、趣味です。ゆうきまさらです。今回のカレーはちょっぴり期待値が高め!『週刊文春』2012年2月2日号の企画『今週のBEST10おすすめのご当地レトルトカレー』でも紹介された、長野県小谷村(おたりむら)の『野ぶたカレー』です。(※1・※2)ということで、今回は緑と雪と温泉のふるさと長野県小谷村へカレーtrip!長野県小谷村で、放牧スタイルでのびのびと育てられた「小谷野豚」と「さるなし」を贅沢に使用されたという一品。もちろん、どちらも100%小谷村産というからご当地感満載です。■猿が食べつくすほど(?)おいしい果物入り!ところで「さるなし」ってご存知ですか?梨の一種?と一瞬思いましたが、キウイフルーツの近縁種「こくわ」の実で天然のキウイと言われているもの。見た目はブドウのようで、実の切り口はキウイにそっくり!「あまりの美味しさに猿がすぐに食べてなくなってしまう(※3)」そんな由来もある、ビタミン豊富なスーパーフルーツが入っています。道の駅で販売されているという地元愛たっぷりの一品。それでは豚さんに感謝しつつ、実食!■意外にも辛め!満足度高めな一皿見た目は色もマイルドで、長野の大地のやさしさが感じられます。さるなし入りということでフルーツの甘さが強いのかと思いきや、意外にもやや辛め。後から少しピリッとくる辛さです。具材は豚肉と玉ねぎのみという潔さ!ところどころ玉ねぎの歯ごたえを感じます。そして期待の小谷村産の豚肉!お肉をウリにしている商品にあるあるの「肉が少ない(ない)……」問題もクリア!スプーン一杯サイズの豚肉のかたまりが2切れ入っていました。欲を言えばもう1つ……!と言いたいところですが、レトルトでこのサイズ感は合格点ではないでしょうか。■総評カレーの味★★★☆☆辛さ★★★☆☆果実の甘み★★☆☆☆道の駅・小谷で販売されており、巻物のようなパッケージも特徴的!(開くと普通のレトルトパッケージです)カレー好きの皆さまは、ぜひお試しあれ!【参考・画像】※1 地カレー家-野ぶたカレー※2 週刊文春バックナンバー-2012年2月2日号※3 なにこれ~! “不老不死”の果実「さるなし」がブームに!?【筆者略歴】ゆうきまさら
2018年12月19日今回筆者がいただいたのは、北海道産の北見たまねぎが使用された『JAきたみらい玉ねぎと牛すじのカレー』。■牛すじたっぷりの大満足カレー!じっくり煮込まれて味のしみ込んだ牛すじがたっぷり入っていて食べごたえ抜群!パッケージの写真に違わぬボリュームでした。牛すじ以外の具は、ほとんどルーに溶けてしまっていましたが、だからこそ牛すじだけに集中して楽しむことができました。たまねぎの甘みもしっかりルーから感じることができます。まさに、牛すじ好きにはたまらないカレーです。どろっとしたこってり系のルーなので、食の細い方なら、ご飯がなしでこのカレーだけで足りるんじゃないかというほど、本当にお腹いっぱいになります。そして全く辛くないので、小さいお子様から年配の方まで食べられそう!夢中でスプーンを運んでいるうちに、筆者自身の北海道の思い出がよみがえってきました。■よみがえる北海道旅行の苦い思い出筆者は、数年前に家族で北海道旅行をしたのですが、正直あまり良い思い出がなく……。楽しみにしていた人生初のジンギスカンは、臭みがダメで全然楽しめず(臭みが苦手だと気づいてから、店内に充満するジンギスカンのニオイすらつらかった)、旭山動物園では、動物ふれあいコーナーでウサギさんにう○ちを投げつけられる(正しくは、勢いよく走り出したウサギさんの足元にあったう○ちがクリーンヒット)など……。思い描いていた北海道と違ったという、少し苦い思い出がありましたが、このレトルトカレーを食べて、また北海道に行きたくなりました。■総評味★★★★★辛さ★☆☆☆☆牛すじ感★★★★★煮込んでとろとろの牛すじも、焼いて食感を楽しむ牛すじも、どちらも牛すじ好きにはたまらないですよね。コラーゲンたっぷりというところも、ポイントが高いです。今の時期は、コンビニおでんの牛すじも食べたくなりますよね。筆者はときどき、帰り道や、深夜などに買って帰っちゃいます。(ちなみに、セブンイレブンのおでんがいちばん好きです)とろとろ牛すじと美味しいルーが楽しめて、お店で食べるような満足感が得られるカレーです。牛すじ好きさんにはぜひ食べてみて欲しい、「JAきたみらい玉ねぎと牛すじのカレー」一度お試しあれ!【筆者略歴】暇な港区OL♥
2018年12月15日本日は、東北生まれの筆者に馴染みがある食材を使ったカレーです。なんと、山形牛×庄内豚という夢の組み合わせ!!!どんなカレーなのか、実食する前に想像してみましょうか。■想像しようまずは、パッケージ裏面の説明を読んでみましょう。左上の説明を読むと、「ブイヨン、バター、トマトベースなどでじっくり煮込んだカレーソースで(以下略)」と記載があります。深みのある味なのでしょうか、またじっくり煮込んだということから、お肉は柔らかくなっているのではと想像できます。もっと細かく見てみましょう。原材料で珍しいものは、野菜・果実に、にんにくと生姜が含まれていることでしょうか。それだけで食欲が湧いてきます。豚肉・牛肉はもちろん山形産ですね。どんな大きさなのか、どれくらい入っているのか考えるとよだれが出てきます。それでは期待も十分に高まったので、実食に入りましょう!■人はこれを“ほぐれる”と言う盛りつけた際の写真は撮り忘れてしまったので(汗)、簡単に文章で説明します。ルーの色は、普通の一般的なカレーと変わらない茶色。香りはほんのりとスパイシーなにおいが鼻をくすぐります。がしかし、具全体を見ると、少し残念な光景が……なんと、今まで食べた肉推しのレトルトカレーに比べて、肉が小さいんです。今まで食べたカレーに比べると4分の1以下の大きさで、普通のカレーと大差ありません。これは外れか……と肩を落としながら、スプーンを口に運び終えると……。……肉が溶けた?これを“ほぐれる”というのでしょうか。筆者が想像する、じっくり煮込んだお肉よりもはるかに柔らかく、自然と目を見開いて口元が緩みました。他の肉はどうだと思い、また一片すくって口に運ぶと……、この肉も幸せを運ぶ柔らかさでした。その勢いで、あっという間に完食してしまいました。牛肉と豚肉の区別がつかないまま終わってしまいました(笑)ルー自体にはほんのりと甘みがあり、その中でもスパイシーな味わいがありました。辛さは控えめなので、辛い食べものが苦手な筆者でも美味しくいただくことができましたよ!■総評味★★★★☆辛さ★★☆☆☆肉の区別のつきやすさ・大きさ★☆☆☆☆量は控えめでしたが、とにかくお肉のインパクトが強かったです。焼肉で言うとすれば、食べ放題じゃないと満足できない!という人よりは、「少量でもいいから美味しいお肉を食べたい」という人向けだと思います。お肉にこだわったレトルトカレーをお探しの方、ぜひ食べてみてくださいね!【画像】※ ぎりし/Currytion【筆者略歴】ぎりし
2018年12月14日大人にも子どもにも人気のカレー。時間が経つと味わいに深みが増して、作りたてとは違うおいしさを楽しめますよね。多めに作って、翌日に食べたり、冷凍保存したりする家庭も多いのではないでしょうか。そんなカレーのリメイクとしてもおすすめのレシピを今回ご紹介します。時短で作れるカレーうどんは、お肉の旨みがだしに染み込み、トロミがついたカレーはうどんや具材に絡んで、とってもおいしくいただけます。とても10分程度で作ったとは思えないほど!簡単に作れておいしいので、休日ランチにももってこいのメニューです。レパートリーに加えてみてはいかがですか。■ネギたっぷりカレーうどん調理時間 10分 レシピ制作:E・レシピ<材料 2人分>青ネギ 2~3本(1人分約25g)牛肉(切り落とし) 100gだし汁 600ml ※カレールウ(市販品) 30~40g麺つゆ(市販品3倍濃縮) 大さじ2うどん(冷凍) 2玉<水溶き片栗> 片栗粉 大さじ2~3 水 大さじ2~3(※)だし汁の作り方はこちら↓をご参照ください。<下準備>・青ネギは幅5mmの斜め切りにする。・牛肉は食べやすい大きさに切る。・うどんは食べる直前にゆでる。<作り方>1、鍋にだし汁を入れて火にかけ、煮たったら弱火にしてカレールウを加え混ぜる。カレールウが溶けたら牛肉を入れ、強火にする。2、<水溶き片栗>を入れ、トロミがつくまで加熱する。最後に麺つゆと青ネギを加えて、丼にゆでたうどんを入れ、上からかける。豚肉や鶏肉など入れる具材を変えて、アレンジしてみるのもいいですね。
2018年12月14日全国1億2千万人のカレーファンの皆さま、こんにちは。今回ご紹介するのは、その名も『幻のじゃがいも マチルダがゴロッと入った十勝めむろカレー』。まず、皆さんが真っ先に気になるのは、“幻のじゃがいも マチルダ”でしょう。じゃがいもというと、「男爵薯」や「メークイン」などが有名ですが、「マチルダ」という品種を初めて聞く方も多いのでは?パッケージの写真からも伝わる美味しそうな雰囲気。隠しきれない魅力を持つ、幻のじゃがいも「マチルダ」の魅力に迫ります。■「マチルダ」とは何者なのか「マチルダ」の正体は、甘みとホクホク感が魅力の、北海道・十勝めむろ特産のじゃがいもです。無類のじゃがいも好きの筆者は、パッケージ写真を見た時点からよだれが溢れてきました。そしてこちらがパッケージ裏面。じゃがいもをとにかくプッシュしているので、カレールー自体はオーソドックスなお味かと思いきや、結構なこだわりがうかがえる原材料です。カレーに酸味を与えるりんごやヨーグルト、南国的な甘味を出してくれるマンゴーピューレやココナッツミルクなど、個性的なラインナップ。個人的には、あまり見慣れないしょうがやひよこ豆ペーストなどが気になります。今まで食べてきたカレーのなかでも、一番バラエティ豊かかもしれません。■いざ、実食!お皿に盛りつけるとこのような感じ。遠目からでもわかる、じゃがいもの圧倒的な存在感……。ルーの色味は、スタンダードな茶色です。ですが、じゃがいも以外の具材でそこまで目立つものはありません。“とにかくじゃがいもを楽しむためのカレー”という印象です。そして、こちらが“幻のじゃがいも マチルダ”。スプーンの上にこれだけ乗せても、ルーにはまだまだじゃがいもが。これはまるまる1個分入っているのではないでしょうか?さて、冒頭で「甘みとホクホク感が特徴のマチルダ」とお伝えしましたが、予想をはるかに超えるホクホク感でした。ホクホク感もありますが、肉質がきめ細かいので、咀嚼しているとだんだんなめらかでクリーミーな味わいになってきます。これは新感覚かもしれません。ルーのお味はというと、たくさんの原材料が入っているから個性的な味じゃないかと思っていましたが、意外にも正統派なカレー。じゃがいもの味としっかりとマッチしていて、飽きのこない味わいです。■総評:「マチルダ」の良さを存分に生かしたカレーカレーの味★★★★★辛さ★★★☆☆じゃがいも感★★★★★★じゃがいも感はもう★6つです。気になるお値段は税込み350円!ご当地カレーのなかでは、かなりお安い部類だと思います!幻のじゃがいも「マチルダ」を使った味わい深いカレー。ぜひご賞味あれ!【参考】※ JAめむろ幻のじゃがいも マチルダがゴロッと入った十勝めむろカレー【筆者略歴】J
2018年12月11日カレーション企画も第9回目。なぜか度々当たる“穀物系カレー”にビクビクしながらクジを引くと、また引いてしまいました……。筆者個人の経験からして、穀物系カレーに共通するのは、(1)パッケージで堂々と「ヘルシーさ」を主張する(2)聞いたことのない健康食材の名前が羅列されている(3)味に対しての言及はなし……の3点。今回の『岩手の大地風香五穀カレー』についても、(1)パッケージで堂々と「ヘルシーさ」を主張する:岩手の恵みがとびきり元気に生きている(2)馴染みのない健康食材の名前が羅列されている:「アマランサス、ひえ、あわ、青豆、金時の五穀入」、「コマクサ杜仲茶ポーク使用」(3)味に対しての言及はなし:「中辛」としか書いていないとまさにドンピシャ。厄介なのは、「辛さ」しか書いておらず、味に対する言及がないことです。「肉の旨味」だとか、「ルーのコク」などといった、そういう情報が知りたいのです。結局食べるのですが……■つぶつぶがいっぱい…!これが「五穀」の恵みかとにかく食べてみよう、ということで早速盛りつけてみました。五穀カレーということもあって、ルーはサラサラでもなく、ドロドロでもない適度な粘度。穀物による具だくさんなカレーという印象です。五穀がどれか分からないので、ちょっと調べてみると……出典: 左上・下:Moving Moment、右上:sasaken/Shutterstock左上から時計周りに、アマランサス、ひえ、あわとのこと。こりゃわかりません。ちなみに『豆・雑穀の専門店すずや』さんによると、アマランサスは穀物の中でもトップクラスの栄養価を誇る雑穀です。NASAやWHOからも讃えられ、最近は「スーパーフード」として広く知られるようになりました。カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛などのミネラルが非常に豊富で、食物繊維も大麦に次ぐレベルとなっており、ビタミンB群も豊富です。と紹介されており、すさまじく健康に良さそうな食材です。■一口食べてわかった薄味とぷちぷち食感!五穀は想像よりはクセがないのですが、いかんせん味がほとんどないからか、カレー自体も薄味に感じてしまいます。純粋に食べ応えを求める方にはちょっと物足りないかも……。また、岩手県産の豚肉が入っているようなのですが、細切れになっているため、「肉を食べている!」という実感は薄めでした。カレーでがっつり腹ごしらえしたい!という欲求は満たされなさそう。男性向けではないかもしれません。■総評味★★☆☆☆辛さ★☆☆☆☆健康★★★★★おすすめ度★★☆☆☆健康への意識が高い方におすすめです。気になる方はぜひ一度ご賞味あれ!【参考】※ 豆・雑穀の専門店すずや【画像】※移動モーメント、sasaken、移動モーメント★ご購入はこちらから!ギフトにもどうぞ★岩手県産 五穀カレー 200g[/ hidefeed]【筆者略歴】海なし県のうみんちゅ
2018年12月10日こんにちは!皆さま、今日もカレーを食べていますか?今回筆者が紹介するのは、この北の料理人「齋藤正美」監修の、『北海道 道産鶏のバターチキンカレー』です!バターチキンカレーって、独特のコクとまろやかさがクセになりますよね。ファンも多いのではないでしょうか?筆者も大好きです。さてさて、レトルト版のバターチキンカレーはどんな味がするのでしょうか?早速確かめてみましょう!■「北の料理人」とは…?“北海道産の鶏肉を北海道産の溶かしバターと香辛料に漬け込み、オーブンで炙り焼き、バターとカシューナッツを加えたクリーミーなカレーソースと……(以下略)”バターも北海道産というこだわり。いわゆる「地産地消」というやつですね。しかも筆者は、バーベキューや炙り肉が大好きなので、今回は当たりくじを引いたと大喜びです。ちなみにこの「道産○○」シリーズ、『道産豚の角煮カレー』、『道産牛の牛すじカレー』、『道産鶏のホワイトカレー』、『道産牛のブラックカレー』などがあるそうです。どれも美味しそうですね!食べ比べしてみるのも良いかもしれません。それではランチタイムになりましたので、さっそく食べてみましょう。■いざ実食!早速、お皿に盛りつけてみました。とろとろとした質感のオレンジ色のルー……なんて食欲のそそるビジュアルでしょうか。立ちのぼるスパイスの香りもグッド。とても美味しそうです。大きいお肉が3つほど入ってます。そのほかの具は、しっかり煮込まれているのかとろとろでよくわかりません。食べてみると……チキンは少し固め。レトルトということもあって、これは仕方ないかもしれません。肝心のバターカレーらしさですが、ほんのりとしたバター風味は良かったです。辛さはまったくないので、激辛カレーなどがお好きな方には、少し物足りないかもしれません。■総評味★★☆☆☆辛さ★☆☆☆☆お肉の食べやすさ★☆☆☆☆評価はご覧のとおり。お肉の固さが少し評価に響いてしまいました。ただ、ほかのバターチキンカレーに比べて、北海道産の食材が多めに使われているので、気軽に安心して食べられるバターチキンカレーとしては推せますね!ぜひ一度、食べてみてくださいね!【筆者略歴】INCLUSIVEの森
2018年12月09日美味しいレトルトカレーを食べ続けて、はや数ヵ月。筆者は一人暮らしで自炊を一切しないのですが、だんだんカレーに愛着が湧いてきて、筆者特製カレーを追求してみたくなりました。いいな。これ趣味の一つにしようかな。 さて今回は、長崎名物豚角煮カレーを食べてみました!年を重ねるにつれ、脂っこい食べ物は胃もたれしそうで控えるようになりましたが、たまにトロットロの豚の角煮を食べると、美味しくて頬が落ちそうになります。ずばり今回のカレーの良し悪しは、豚の角煮の優劣によって決まるでしょうね。 ■長崎の人気郷土料理「角煮」長崎を代表する郷土料理”卓袱(しっぽく)料理”の一つである「角煮」。この角煮を使ったお土産やB級グルメが大変人気だそうです。そのなかでもヒット商品となっているのが『角煮まんじゅう』です。豚の角煮を中華のまんじゅうの生地でサンドしたもので、お土産などとして物産展などで人気を博しているそうです。(※1)他には、ご飯の上にまぶして冷凍パックした『角煮めし・まぶし』という商品も販売されているそうです。よく食べる男性の筆者としては、こちらの方が惹かれます。 ■長崎の「島原麦みそ」って?このカレーには、『島原麦みそ』が入っているのがポイント。甘くまろやかな風味の白味噌で、島原の食卓には欠かせない存在だそうです。(※2)味噌ということで、島原みそを使ったレシピでは、田楽や豚肉料理が美味しいかもしれません。(※3) ■見た目は不格好でも味はピカイチそれでは早速、実食に参りたいところですが……本当は下の写真のように盛りつけたかったのです。出典: Sakarin Sawasdinaka/Shutterstock盛りつけに失敗しました……。レトルトカレーって、大体パウチですよね。パウチは開封すると飛び散りやすいですし、盛りつけが難しいんですよね……。 気を取り直して、いざ実食です!豚の角煮は思ったよりも柔らかい噛み応えで、レトルトでこのトロトロ感を出せるのはすごいと思います。ちゃんと“角煮”してますよ!カレーのルーは、「島原みそ」が入っているからか、濃厚な味でした。 ■総評味★★★★☆辛さ★★★☆☆お肉★★★★★なんといっても、角煮がトロトロしていて美味しかったです!島原みそのコクも、角煮と相性が良かったのが新たな発見でした。こってりしたカレーが好きな人にはぜひおすすめしたいです!【参考】※1 長崎県産品・特産品WEBカタログ図鑑※2 麦みそ – まるまる島原半島※3 サンエイフーズ山口 – 長崎県島原市より美味しいものをお届けします。【筆者略歴】INA
2018年12月08日画像:カレーストリート今回ご紹介する『北海道 黒いカレー』は、『北海道奨励賞』を獲得している実力派のレトルトカレー。北海道といえば食べ物が美味しいイメージがありますが、こちらのカレーにも魅力的な具材が入っているそう。その名の通り、見た目が黒いところも気になります。一体どんな味なのでしょうか? ■黒いカレーは辛い?画像:カレーストリートこちらが『北海道 黒いカレー』のパッケージ。左下に“北海道奨励賞”のマークが付いています。そして見た目がとても黒い……。「黒胡麻の香ばしさとイカ墨のコク、濃厚で深い味わい。」と書いてある通り、イカ墨の黒さが引き立っています。画像:カレーストリートそして大きく「辛口」とかかれています。黒くて辛い……ココイチで甘口を注文する筆者、この時点でだいぶ不安です。画像:カレーストリートこちらはパッケージの裏側。「具材にイカを加え」と記載されています。写真のような、大きめのイカが入っていることを願う筆者。また、北海道産の玉ねぎやにんじん、じゃがいもを使用しているそうで、まさに北海道の食材を余すことなくいただけるカレーです。ちなみに製造・販売しているのは、北海道の『株式会社寿フーズ』。缶詰や冷凍食品、レトルト食品を主に取り扱っています。 ■湯せんや電子レンジより手軽!ウラ技をご紹介画像:カレーストリートそれではカレーを温めます。レトルトカレーの温め方は、大体湯せんか電子レンジ。お湯を張ったお鍋を用意したり、器に移してラップをしなければならなかったりと、どちらも手間がかかりますよね。そこで筆者がよくやるのは、“電気ポットにそのまま入れてスイッチオン”という荒技!失敗したことはないですが、非公式の温め方なので真似する際はくれぐれも注意してください。画像:カレーストリートしっかりと温めたら器に盛り付けます。この「北海道 黒いカレー」は、うどんにかけたりパスタに絡めて食べても美味しいそうなので、お好みでどうぞ。 ■具材が多い!そして辛い…画像:カレーストリート盛りつけた様子がこちら!パッケージの写真を見てなんとなくイメージしていましたが、実物を目の当たりにすると想像以上に黒いです……。盛りつけるときにもう一つ気になったのが、具材の量と大きさ。画像:カレーストリートこれは、じゃがいもでしょうか?山のような形をしています。かなり大きいですね。画像:カレーストリートではいただきます!まずはこちらの“イカ”から。食べてみると、とても柔らかくて食べやすい!実は筆者、イカがあまり得意ではないのですが(噛み切れない……)、このイカは問題なく食べられました。ただ、すでにこの時点でじんわりと汗が……辛口ということを忘れていました。画像:カレーストリート臆することなくどんどん行きます。こちらは山のようなじゃがいも。とても大きいですが、中までホクホクでしっかりお芋の味がします。レトルトカレーでこれはすごい!にんじんや玉ねぎなど、他の具材も大きくて食べごたえがありました。さすが北海道の野菜たちですね。辛い……。 ■総評:すごく辛い!でも美味しい味★★★☆☆辛さ★★★★★黒さ★★★★☆とても辛い!辛いのがダメな人にはおすすめしません。ただ、具材の旨味がとても強いので、味はしっかり感じられます。ただ辛いだけじゃないところが、しっかり考えて作られている証拠ですね。見た目はイカ墨のおかげでほぼ黒。黒いカレーはたくさんありますが、その中でも黒い方ではないでしょうか。画像:カレーストリートこれまでにない辛さの「北海道 黒カレー」。「黒いカレーは辛い!」そんなイメージが現実となりました。具材の旨味とガツンとくる辛さは、辛党の方や、スタミナをつけたい人におすすめかもしれません。【筆者略歴】カレーストリート
2018年12月06日今回レポートするレトルトカレーは、食べる前からすでに美味しそうです。期待度はVERY HIGH。その名も『但馬屋 牛たんカレー』。まず気になったのは、“但馬屋”。度々耳にする名前ですが、いったいどんなお店なのでしょうか?今回はそのあたりからレポートしていきましょう。 ■神戸牛の熟成肉が味わえる「但馬屋」このカレーをプロデュースしている『熟成肉専門 但馬屋』というのは、どうやら神戸牛(神戸ビーフ)の取り扱いを認められている格式高い焼肉店のようです。(※1)ちなみに「神戸牛」とは、兵庫県内で飼育される黒毛和牛である「但馬牛」のうち、さらに厳しい基準で選別された肉牛のことだそう。(※2)詳しくは「但馬牛神戸牛違い」なんかでGoogle先生に聞いてみて下さい。様々な検索結果が出てきますよ。さらに期待値が上がったところで、お待ちかねの実食に進みましょう。 ■Let’s Tasting!スパイシーな良い香りが立ち込め、食欲をそそります。まずはルーのみひとすくいして口に運ぶと……美味しい。「うまい!!!!」と叫ぶよりは、しみじみと「おぃ…………ッし~~~」と唸ってしまうようなレベルです。はじめは肉と野菜の甘味が口に広がり、あとから中辛のピリッとした辛味がやってきます。後引く辛味につられて、次々に口に食を進めたくなる。そんな味わいです。具は牛たんしか見当たらないものの、そんなことは気にならないほどの美味しさ。サラッとしたルーには、いろいろな野菜が溶け込んでいるのがわかります。ではでは、メインの牛たんもいただきましょう!!はい。これはもう……本当に美味しいです。牛たんの深い味わいが染み出しており、とても柔らかく、あっという間に溶けていきます。これは本当に美味しい。ちなみに、そんな美味しい但馬屋の牛たんは1パックあたり4~5個(75g分)入っているそう。贅沢すぎる。あっという間に完食してしまいました。写真を撮らなければ3分で食べつくしてしまうような美味しさでした。ご馳走さまです! ■総評味 ★★★★★コスパ★★★☆☆贅沢さ★★★★★これはもう、文句なしの高評価です!めったに出さない星5つを今回の「但馬屋 牛たんカレー」に捧げます。余談ですがパッケージの裏には、「創業一九七〇年~」から始まる、商品にかける思いがしたためられております。ちょっと手抜きの贅沢に。こだわり抜かれたレトルトカレーはいかがでしょう?おすすめです! 【参考】※1 熟成肉専門 但馬屋通信販売※2 神戸肉®神戸ビーフ®の定義【筆者略歴】目黒区にお住いの独身男性さん
2018年12月05日今回のカレーは、『JAきたみらい玉ねぎと鶏もも肉の黒カレー』です。いかにもコクのありそうなルーと大きめのお肉のパッケージ、そして「大人の味」というコピーに惹かれ、選んでしまいました。このカレーは、日本一の玉ねぎ産地であるきたみらい地域産の玉ねぎを使用し、じっくりと炒めることでコクと旨味を引き出しているそうです。JAきたみらいのサイトによると、全国の玉ねぎ収穫量の50%以上を北海道が占めており、この北海道の生産地の40%を占めるのが、きたみらい地域なのだそう!(※1)つまり、全国生産高の約2割をきたみらい地域の玉ねぎが占めていることになります。初めて知りました! ■原材料をチェック!原材料を見るとデミグラスソースやチャツネなどが入っており、濃厚なコクが期待できます。カロリーは267kcal。普通ですね。製造はレトルトカレー以外にも様々な商品を展開している、北海道が誇るフードメーカー・ベル食品さん。これも安定です。 ■純白の白米を染める、漆黒のルーそれでは、開封してみたいと思います。いかにも濃厚そうな黒めのルーです。純白の白米がみるみる黒く染まっていきます。デミグラスソースが入っているだけあって、ハヤシライス風の少しビターな香りもしてきます。まさに“大人の味”という感じで。いざ、実食です。 ■辛く濃厚なルーと柔らかチキンが絶品!見た目通り、非常にコクのある濃厚なルーでした。スパイスによる適度な辛さもあります。筆者は辛いものは得意な方なので全然平気だったのですが、苦手な人には少し辛く感じるかもしれません。ただ、辛さの中にも玉ねぎの甘さも感じられ、複雑で奥行きのあるまさに“大人のカレー”という感じでした。具材のチキンもパッケージ通りの存在感があり、と~っても柔らかく美味しかったです。今回もあっという間に完食してしまいました!ちなみに、このカレーは生クリームをかけてもまろやかさが出て良さそうだなと感じました。次回、食べる際は試してみようと思います。■総評:濃厚なルーと柔らかチキンが絶品でした。味★★★★★辛さ★★★☆☆肉の柔らかさ★★★★★コスパ★★★★★この味で518円(税込)なら、たまにご褒美としてリピート買いをするのはありだなと思いました!(※2 公式通販サイト『オホブラ百貨店』より/2018年12月時点)大人の階段を上りたいあなた。一食の価値ありですよ!【参考】※1 JAきたみらい公式サイト-JAきたみらいは、玉ねぎ生産量日本一!※2 オホブラ百貨店【筆者略歴】ami
2018年12月02日世代問わずいつも様々な人の活気で賑わっている店内2016年の春、大阪・北新地にオープンしたカレー屋「渡邊カリー」は、オフィス街の一角にあるビルの3階にお店を構えています。店内は、天井から吊るされたライトが木製のカウンター席を明るく照らし、レトロなバーを思わせる雰囲気。席はカウンターとテーブルの30席で、年齢問わず様々な人の活気でいつも賑わっています。実力派の店長が手掛けるカレーは味も見た目も一級品この店のオーナーは東京下北沢で大人気のカレー店「般゜若 (パンニャ)PANNYA CAFE CURRY」 のカレーディレクターとしてメニュー開発に携わった実力派。同店の福島店の店長を勤めた経験を活かして、北新地に「渡邊カリー」を開業しました。その店主がこだわって作り出すカレーは、インドとスリランカのスパイスに日本の出汁を掛け合わせたオリジナルカレー。味はさることながら、華やかな見た目も魅力の一つです。恵比寿でのBAR経営の経験も生かした豊富なアルコールも一緒に楽しむことができます。2種類のメニューのあいがけ「元祖渡邊カリー」人気メニューの一つ「元祖渡邊カリー」(1,150円)は、チキンカリーと羊のキーマのあいがけカリー。お店のお米は、ジャポニカ米とインディカ米がミックスされたもので、プラス料金を支払えばポパイキーマや黒カリーに変更することも可能です。一口食べると程よい辛さの中に、パクチーの清涼感も合わさり、他では味わったことのない絶妙なハーモニーが口中に広がります。ランチにはサラダとラッシーがついているので、ボリュームも満点!ボリューム満点! 「スパイスとんかつカリー」「スパイスとんかつカリー」(1,150円)は、150gもの肉厚ロースを贅沢に使ったボリュームたっぷりなメニューです。こだわりのとんかつは、粉チーズとオリジナルスパイスをブレンドした衣を薄くつけ、サクッとした食感と肉厚な重量感が人気。スパイシーなルーと見た目にも鮮やかなパクチーに、大きなとんかつがインパクト大なカレーです。こだわり抜かれたカレーは、他では味わえない絶品激戦区の東京で、多くの人を唸らせたカレーを手掛けたオーナーが大阪福島店の店長を経た後、満を持して自身のお店を北新地に開業。本格的なスパイスの中にも日本出汁を使うなど、独自のアレンジを加えたカレーは食べてみる価値ありです。オフィス街にあるのでランチタイムは込み合うことが多いですが、ゆっくり食事を楽しみたいならディナータイムの利用もおすすめ。JR東西線「北新地駅」下車して徒歩5分ほど、桜橋交差点から四つ橋線を下ったビルの3階にお店があります。他では味わえない独創的な本格カレーを提供している「渡邊カリー」。カレー好きならぜひ一度足を運んで絶品カレーを味わってみてください。スポット情報スポット名:渡邊カリー住所:大阪府大阪市北区曽根崎新地2-2-5 第1シンコウビル3F電話番号:06-6346-3338
2018年11月26日カレーション企画も早8回目。カレー選びに一喜一憂していたのも遥か彼方、最近はどのカレーになっても淡々とその商品のいいところ探しをする日々でした。そんななか、周囲の同僚との会話のなかで、とある説が浮上。「レトルトカレーは、パッケージがシンプルなほど美味しいのでは?」その説に従うと、このカレーも絶品か…?そんな期待を胸にパッケージを開封! ■肉のプロフェッショナル「三田屋総本家」今回ご紹介するカレーは『三田屋総本家 黒毛和牛の赤カレー』。ご覧のとおり、赤色の箱に毛筆体の白文字が躍る、シンプルながらも力強いパッケージデザインです。パッケージ裏面を見ると、「有名な肉の産地兵庫県三田で、はざま湖畔を発祥の地とする三田屋総本店は肉の畜産から加工販売まで行う職人集団です」とのこと。これは本物だ。間違いなくうまい。期待しかない。 ■赤さのヒミツはトマトと赤唐辛子赤い!パッと見には激辛カレーを想像してしまいましたが、香りからしてそこまで辛くなさそう。むしろ牛肉の香りが食欲をそそります。盛りつけてみても、改めて赤い!成分表記によると、トマトピューレと赤唐辛子が入っているよう。そりゃ赤いですね。ルーをすくって、一口食べてみると……見た目の赤さに反して辛すぎず、ほどよいお味でした。トマトの酸味と爽やかさが舌の上に広がり、そこに追いかけてくる和牛の旨味がたまりません。「ザ・日本の家庭のカレー」というような、カレー粉とじゃがいもによるどろっと感は控えめ。トマトピューレによるさっぱり感が際立っているため、いくら食べても重さを感じることはなく、どんどん食べ進められます。辛いものが苦手という方でも大丈夫なピリ辛具合なので、本当に万人に愛されそうな逸品です。 ■三田屋総本店の真骨頂!「黒毛和牛」もスゴイカレールーのお味に言及しすぎましたが、本題はこっち。「三田屋総本店は肉の畜産から加工販売まで行う職人集団です」とまで言い切るということは、お肉がスゴイはず!一口すくってパクリ。これは……! ■総評味★★★★☆辛さ★★☆☆☆トマト感★★★☆☆おすすめ度★★★★★やっときた。カレーション企画8回目にして、過去1番の大当たり。味、見た目、匂い。どれをとっても本当に美味しい、大満足のカレーでした。気になる方はぜひ一度ご賞味あれ!あれ?説は……?たぶん正しいはず!笑皆さんも検証してみては!?【筆者略歴】海なし県のうみんちゅ
2018年11月25日今回手に取ったのは『スープカリーの匠 北海道産チキンの濃厚スープカレー』。(以下、「スープカレー」と表記)これを手に取ってまず思ったのは、「スープカレーって、スープなの?カレーなの?」ということ。筆者は、2日目のカレーにはお湯を足してスープ状にして楽しみます。個人的にはこれを「カレースープ」と呼んでスープに分類していたのですが、これはどうやら「スープカレー」と呼ぶのが一般的だそう。ですがよくよく考えると、スープ(汁物)、ルー、ソースの間に厳密な線引きはないように感じます。カレーだって、欧風カレーなら「カレーソース」と表記することもありますから。ならばこの機会に、「スープカレーはカレーなのか、スープなのか」をはっきりさせましょう。 ■スープカレーはスープか、カレーかまず「含有される水分量によってカレー/スープカレーと呼び分けているのではないか」という仮説を立てました。形容詞的な用法で考えると、スープカレーの「スープ」は「スープ状の」という意味になりますから、スープカレーは「スープ状のカレー」ということ。「スープ状の」ということですから、“スープ”と言いきれるほどの水分量はないでしょう。つまり「スープカレー」とは、“スープと呼べるほど水気はないが、通常のカレールーより水分が多めなカレー”、つまるところ「カレー」なのではないか、と思う筆者。パッケージの写真からは、スープにしか見えません。丸ごと玉子にぶつ切りの野菜など、具材の大きさが強調されたパッケージです。パッケージを開けてみると……パウチも大きい!しっかりマチもあり、重みも感じられます。5分ほど鍋で湯せんして、早速開封してみましょう。開けてみると、サラサラと流れ出るルーに驚き!いやいや、水分量多くないですか!?スープ状とはいえカレーなのだから、もう少しどろしているはず……ルーの溶け残りが残っているのかも、と思いパウチの底を覗いてみましたが、全く残っていません。スープカレーではこれが普通なのでしょうか。あまりにもサラサラしているので、ご飯とは別にスープ皿によそいました。 ■「スープカレー」は、スープでもカレーでもない?いや、スープなのでは……という疑問がぬぐえませんが、早速いただきます。辛さは控えめですが、スパイスが効いていているので程よく味がしまっています。濃い目の味つけなので、トーストしたフランスパンをつけて食べたら美味しいだろうなぁ、と思いつつ、白ご飯を合わせて食べました。ご飯との相性は、悪くはないけどよくもないという感じです。一方、ゴロゴロと大きな野菜たちにもスパイスの味がよく染みていて、こちらはご飯と食べてもよく合います。味の濃いおかずが、ご飯と合うという感覚に近いです。うーん、このスープの煮汁感……。ひょっとして、「スープカレー」は、おでんや煮込み料理に近い料理なのではないでしょうか? ■総評:スープカレーは煮物なのかもしれない味★★★★☆辛さ★★★☆☆水分量★★★★★結局、「スープカレーはカレーなのか、スープなのか」という疑問は解決できませんでした。さらに言えば、「筆者の2日目のカレーは、ただの水っぽいカレーなのでは!? 」と思うほど、今回いただいたスープカレーは水分量が多かったです。ただ、スープとしていただくには味が濃すぎます。煮物なのではないかと思うほど……。でも、美味しかったから何でもいいや。カレー味が恋しいけれど、こってりどろどろのカレールーを食べる気分ではない……という方はぜひ、こちらのスープカレーを食べてみてはいかがでしょうか?【筆者略歴】R
2018年11月19日今回ご紹介するレトルトカレーはこちら!どん!ごちそうレトルトブランド・『にしきや』の『レモンペッパーチキンカレー』です!見てください!このインスタ映え間違いなしな可愛いパッケージ。 ■レモン×ペッパー!ハーモニーが癖になる!チキンカレー、よくあります!ペッパー味のチキン、よくあります!でもレモン×ペッパーの組み合わせって、あんまり聞かなくないですか?……と思い、「レモンペッパー」を検索したところ、2018年10月13日現在でクックパッド上には368件のレシピが!(2018年11月16日時点の情報です)また今年の6月には『Lawson(ローソン)』の人気商品『からあげくん』でも、期間限定で瀬戸内レモンペッパー味が発売されていた様子。どうやら筆者の知らないところでブームだった様子。しっかり市民権を得ていたようです。「にしきや」は、このブームをしっかり捉えてこの商品を生み出したんですね。さてさて、そんな流行のレモンペッパー味をカレーに落とし込んだら、どんな味になるのか?早速確かめてみたいと思います! ■存在感バッチリのチキン!しっかりとしたスパイス!ご覧のとおり、オレンジ色に近い赤みがかった色味のルーです。「レモンだし黄色いのでは?」なんて思ってましたが、ぜんぜんそんなことはありませんでした。まあ、あくまで「レモンペッパー」ですもんね!レモン主体ではなく、ペッパー主体ですもんね!パッケージの色とルーの色がマッチしていて、まさに「インスタ映え」といったビジュアル!味★★★★★文句なく美味しい!!これがレモンペッパーか!!!なんとおしゃれな味でしょう。絶妙な柑橘系の酸味が、食欲をそそります。チキンにもバッチリあいますよ! 辛さ★★★☆☆ちょっと辛めです。でもそれがいい。レモンの酸味と辛みが混ざり合うことで、味に奥深さが出ています。 おしゃれ度★★★★☆パッケージもおしゃれですし、お味も、最近流行のおしゃれカフェで提供されるような本格的な味わいです!これは本当におすすめできるカレーです!にしきやさんからは、別パターンのレモン風味カレーも出ているようです。こちらもぜひ食べてみてくださいね!【にしきやのカレー、集めました】※ チーズ好きも唸る♡「パルメザンチーズ」のクリーミーなポークカレー※ 無印にまだない味を楽しもう!「にしきや」の秋の味覚を味わえるカレーとは※ 「にしきや」の手にかかればこのとおり!日本人が大好きな″ゆず”とキーマカレーの相性は?※ 無印良品クオリティを自宅で!「にしきや」がおくる風味抜群なトマトビーフカレーを実食!【筆者略歴】ビビり
2018年11月17日今や日本の国民食とも言われるほどの人気を誇る“カレー”。そのカレーと肩を並べる人気の洋食といえば……“オムライス”ではないでしょうか?そんな洋食の二大巨頭がコラボした料理こそ、じわじわ存在感を増しつつある「オムカレー」です。オムライスはデミグラスソース一択の筆者ですが、オムカレー、流行っていますよね。そもそも音の響きが美味しそうです。 ■オムライスの「オム」ってなに?それにしても、そもそも「オム」ってなに?フランス語で「卵」っていう意味?大学在学中は第二外国語でフランス語を専攻していた筆者ですが、英語にしか興味がなかったのでこのレベルです(笑)。と、いうことで調べてみました。はい。卵は「オム」ではなく「ウフ」でした。ではオムは……?オムライスは、調理済みの米飯を鶏卵でオムレツのように包んだ日本の洋食。英語のomelet(あるいはフランス語のomelette)とriceを組み合わせた和製外来語である。引用:Wikipedia-オムライスつまり「オム」は「オムレツ(オムレット)」が名前の由来なんですね。 ■知ってた?オムライス誕生秘話では、そもそもオムライスはいつどこでどう誕生したのでしょうか?調べてみました。「オムライス発祥の店」を自称する店はいくつかあるが、東京銀座の「煉瓦亭」もしくは大阪心斎橋の「北極星」が有名である。~中略~「北極星のオムライス」は、マッシュルームと玉ねぎを入れたケチャップライスを薄焼き卵で包んだ現在一般的となっているスタイルである。1925年(大正14年)に、いつも白飯とオムレツを頼んでいた胃の弱い常連客のために「同じものばかりでは可哀そうだから」という店主の思いから生まれたとされる。また1926年(大正15年)に出版された『手軽においしく誰にも出来る支那料理と西洋料理』にもトマトソースで調味した炒飯を薄焼き卵で包むレシピが「オムライス(卵と肉の飯)」として紹介されており、大正時代の末期には現在と変わらない様式のオムライスが出現していたことがわかる。出典:Wikipedia-オムライスとありました。というわけで、今回はオムライス発祥の店と呼ばれる大阪の洋食店『北極星』さんの、『北極星ビーフカレー』をいただいてみたいと思います!!裏面には「オムライス誕生秘話」なるものが。「オムライス発祥のお店ならば、卵と相性のいい美味しいカレールーに違いない!」ということで、オムカレーに挑戦したい筆者。ですが、仕事から帰ってきた筆者、「クタクタに疲れているし、オムライスを作るのはめんどくさーい!」「でも、せっかくだからオムカレー感は欲しい……!」と葛藤し。な・の・で!お皿にご飯を盛って、薄焼き卵を軽く乗せて簡単にオムってみました。これを……ごはんにオン☆はい!できあがり! ■いざ、実食!およよ……?思った以上にルーの量が多かったからなのか、はたまた器の深さが足りなかったからなのか、「オムカレー」よりも「オムライス(もどき)in the カレースープ」といった見た目になってしまいましたが、そこはご愛嬌☆わー!美味しそうじゃないかー!!!!!しっかり焼いた薄焼き卵と合いそうな、濃厚でコクのありそうなカレーです。うーん!美味しい!想像以上に濃厚です。卵がなかったらちょっとしつこく感じそうなほど、めちゃくちゃ濃厚でした。……。濃厚すぎて、ちょっと口の中がしつこくなってしまったので、サイドメニューで野菜を合わせてみました。最後まで美味しくいただきました! ■いざ、総評!味★★★★☆辛さ★★☆☆☆濃厚マイルドさ★★★★☆オムってみたくなる度★★★★★本当に濃厚なお味なので、卵だけでなく、トーストやナン、タコライスやサモサなど、様々なアレンジレシピでチャレンジしてみたいなと思いました。ごちそうさまでした☆ 【参考】※ 北極星※ Wikipedia-オムライス【筆者略歴】しゅかりくママ
2018年11月15日皆さん、グリーンカレーはお好きですか?筆者はグリーンカレーが大好きです。今回食レポするご当地レトルトカレーは『伊万里グリーンカレー』。早く食べたい気持ちでいっぱいです。ですがその前に、「触れてくれ!」と言わんばかりにパッケージに大きく記載されている「グランプリ」についてサラッと触れましょう。どうやら『NHKきょうの料理クッキングコンテスト 地元盛り上げ部門』でグランプリ、『2015日本農業新聞一村逸品大賞』で大賞をそれぞれ受賞しているそう。実力派カレーと見えます。どれほどすごい賞なのかはさておいて、早速『伊万里グリーンカレー』についてお伝えします! ■伊万里焼ってなに?伊万里焼(いまりやき)は、佐賀県有田町を中心とする肥前国(現在の佐賀県および長崎県あたり)で生産された磁器の総称です。製品の主な積み出し港が伊万里であったことから、消費地では「伊万里焼」と呼ばれるようになったそう。出典:フリー百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)」-伊万里焼なるほど、この紫色のパッケージの奇抜なデザインは、この伊万里焼からきていたのですね。そのほかにも、このパッケージには「佐賀県伊万里市」のいくつもの特徴が盛り込まれているようです。 ■「もったいない大賞」とはさらに調べてみると、農林水産省主催の『食品産業 もったいない大賞』という名誉ある賞を受賞していることも判明!「伊万里グリーンカレー」は、第2回にて審査委員会委員長賞を受賞したんだとか。三冠達成ですね!パッケージ裏には「ねぎ宣伝隊」というかわいいキャラクターもいます。地元の小学3年生が制作したようです。裏面には“伊万里グリーンカレーの誕生秘話”の四コマ漫画も描かれていて、パッケージを眺めているだけでも楽しめます。 ■実食&感想それではお待ちかね、「伊万里グリーンカレー」を実食してみましょう!!!パッケージから紫色のカレーを想像して震えていましたが、グリーンカレーということで緑色ですね。安心しました。ですがなんというか……不穏な雰囲気を漂わすカレーです。筆者はパッケージを見て一瞬、「ブルーベリー入りのグリーンカレー!? 」なんて思ってしまったほど。紫と緑のコントラストが毒々しいですね。ともかく一口食べてみましょう。いざ!いただきます。よく言えば……クセのないサラッとした食べやすいカレーです。お野菜もいろいろ入っています。ですがグリーンカレー好きの人にとっては、ちょっと違うイメージかもしれません。いわゆるエスニック系グリーンカレーのような独特の風味は薄いです。ねぎのキャラクターをプッシュしているわりに、実際ねぎはパッケージほどの存在感はありませんでした。逆にねぎが苦手な人には、食べやすいカレーかもしれません。 ■総評味★★★☆☆辛さ★★★☆☆ねぎのお味★☆☆☆☆佐賀県伊万里市について味わえた感★★★★★東京在住の筆者にとって、グリーンカレーのイメージは、近所にあるインドカレー屋さんで食べる“サグカレー(ほうれん草カレー)”やタイ料理屋さんのグリーンカレー。今回いただいたカレーは、イメージしていたグリーンカレーとはちょっと違いましたが、このカレーを通じて、故郷福岡県のお隣・佐賀県は伊万里市を味わえました。時にこのような新たな出会いに郷愁を味わうというのも、また良いものですね。佐賀県が“もったいない”精神が生んだ新感覚グリーンカレー、ぜひお試しあれ! 【画像】※ フリー百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)」-伊万里焼 【参考】※ フリー百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)」-伊万里焼※ 農林水産省 「食品産業もったいない大賞」について※ NHK きょうの料理 ※ 伊万里グリーンカレーが「NHKきょうの料理」で放映されます※ JA伊万里公式サイトリリース 【筆者略歴】目黒区にお住いの独身男性さん
2018年11月13日今回、筆者が食レポするレトルトカレーは『北海道 道産牛の牛すじカレー』!筆者は旅行好き(旅行といっても目的は観光ではなく、食べる方!)で2か月に1度は旅行しているのですが、北海道はまだ訪れていません。 「道産牛」と聞いて、そういえば旅先でご当地牛たくさん食べてきたな~と思ったので今回は、今まで旅先で食べたご当地牛の思い出と一緒に今回のカレーをレポートしたいと思います。まずはこちら! ■熊本県「あか牛」のローストビーフ丼熊本の黒川温泉に行く途中に遠回りをしてわざわざ寄ったあか牛のローストビーフ丼!「これを食べるためだけにもう一度熊本へ行きたい」と思うほどの絶品でした。筆者が死ぬ前に食べたい食べ物ランキングでも、確実に10位以内に入ります。あか牛は赤身のしっかりしたお肉。このままワサビとともに食べるだけでも十分おいしいんですが、この写真下の白みそ(?)がポイント!これを少しお肉に乗せて食べると……世界が変わります(真顔)。甘くてまろやかで濃厚で……こんなにおいしいローストビーフは食べたことがない!これを食べに熊本に行く価値アリです。そしてお次は……■滋賀県「近江牛」の握りこれは、滋賀県のとある旅館で食べた近江牛のフルコースの中の一品。やっぱりおいしいお肉は、シンプルにいただくのが一番。味つけはほんの少しの塩のみ。まさに肉の旨みしか感じられませんでした……!!近江牛は脂がけっこう乗っているので、しゃぶしゃぶやステーキにすると脂感が増すのですが、このようにレア状態で食べると、しつこくなくてさっぱり!新たな発見でした。続きまして…… ■岐阜県「飛騨牛」の朴葉味噌焼き朴葉味噌(ほおばみそ)焼きというのは、岐阜県飛騨の郷土料理で枯れた朴葉(ほおば)に味噌を乗せ、焼いて食べる料理のこと。それを飛騨牛焼きでいただいたのですが、これもまた絶品!飛騨牛はけっこう身がしっかりしているのですが筋っぽくもなく、旨みが凝縮されていて美味。味噌との相性がバツグンな上に、少し焦がすことで発生する芳ばしい香りがたまりません。東海エリアに行った際は、ぜひ飛騨まで寄って食べてほしい! ……というわけで、長々と旅先のご当地牛を振り返ってきましたが、やっと本題!こちらが今回の ■北海道「北海道 道産牛の牛すじカレー」すごくおいしそうなパッケージでワクワクします。早速食べてみましょう!\ジャーン!/ルーは、ドロドロ系でしっかり煮込まれていそう!具はルーに溶け込んでしまっていますが、ごろっと入った牛すじは確認できます! では、一口。おー!甘みがすごい!ルーに玉ねぎの味がしっかり溶け込んでいますね。辛さはなく、コクがしっかりしています。例えると洋食屋のカレーっぽい感じ。バターライスのオムライスにかけて食べたら絶対おいしいはず! 牛すじもとても柔らかくて、食べやすさは◎。苦手な人でも食べられると思います。北海道感はあまり感じられませんが、レトルトカレーにしてはかなりクオリティが高い!じゃがいもとかニンジンをカスタマイズして、北海道感を出してもいいかもしれませんね。それでは、総評です。 ■総評味★★★★★辛さ★☆☆☆☆ご当地感★☆☆☆☆他のご当地牛に勝るとも劣らない「北海道 道産牛の牛すじカレー」。そのまま食べるもよし!アレンジするもよし!ぜひ食べてみてください!【筆者略歴】sugar
2018年11月12日カレーション企画に参加してから数カ月がたち、少しはレトルトカレーに詳しくなった筆者です。今回レビューを担当するカレーは『北海道 道産豚の角煮カレー』!カレーに角煮がインされているなんて……筆者は脂身の多いお肉が大好きなので、これは期待大です! ■謎多き「北の料理人」斉藤正美氏とは…パッケージはこんな感じ。北の料理人「斉藤正美」さんが監修されているとのこと。この方について知りたいと思い、インターネット検索をかけたのですが、大した情報はヒットせず……。地元で有名な料理人の方なのでしょうか? ■これはポークカレーだった。ともあれ、せっかくなので食べてみましょう。角煮と聞いて、かなりワクワクしていた筆者ですが、正直な感想は「思ってたんと違う」。なんというか、角煮といえば“醤油やみりん、お砂糖の味が染み込んだほろほろのお肉とトロトロの脂身を楽しむ料理”というイメージなんです。なので、カレーになっても少しはそういうお味や、トロトロの口どけが残っているのかな、と期待していました。ですが、実際に食べてみると結構しっかりしたお肉の繊維。これは大人向けの固さではないでしょうか。角煮というより、カレー味の豚肉ですね。……普通のポークカレーやん!脂身のぷるぷるが全くなかったので、煮込まれすぎて溶けてしまったのかな、と諦めモードだったのですが、1つだけ脂身が健在な角煮を発見!じっくり噛みしめて食べました。 気になるルーの辛さですが、中辛と書いているわりに甘め。スパイスがピリッと効いているわけでもないです。甘口くらいの想定で食べるのが良いと思います。そしてもう一つの発見は、豚肉以外の具がないこと。お肉は4~5個と多めなので、お肉重視!という方には良いかもしれませんが、玉ねぎやじゃがいもなど、お野菜にも期待している方には物足りないかも。総じて、食べごたえを求めるのは厳しいでしょう。 ■総評:数多のレトルトカレーを食べてつかんだ法則味★★★☆☆辛さ★☆☆☆☆バランス★☆☆☆☆総評はご覧のとおり。うーん、普通のポークカレーでした(笑)。少し期待値が高すぎたのかもしれません。あまり関係ないのですが、今までいくつかのご当地レトルトカレーを食べてきて掴んだ法則があります。ずばり「ご当地レトルトカレーの中辛=市販の甘口」説!よかったら皆さんも検証してみてください。【筆者略歴】しゃんぷ
2018年11月11日画像:カレーストリートカレーが好きな人はラーメンも好き……そんなイメージをもっている筆者。もともとどっちも好きだ!という人もいるかと思いますが、どちらの方にとってもうれしいカレーがあります。今回ご紹介する『黒門屋らーめん とんこつカレー』は、まさにそんな皆さんにおすすめのカレー。驚きの見た目とクセになる味に、リピート間違いなしですよ。 ■大阪の有名店「黒門屋らーめん」が考案!画像:カレーストリートこちらが「とんこつカレー」のパッケージ。いかにもラーメン屋さんっぽいフォントが気になります。ちらっと写真が写っていますが、カレールーが白色……味が心配ですが、大丈夫なのでしょうか。画像:カレーストリートパッケージ裏面には、年季の入った白黒写真が写っていますが……画像:カレーストリートそう、とんこつカレーを作っているのは、大阪を中心に人気のある『黒門屋ラーメン』。看板メニューの醤油とんこつラーメンをはじめ、定番のとんこつラーメン、変わり種の塩とんこつラーメンなど、様々なとんこつラーメンがいただけます。最初は不安だった筆者も、黒門屋ラーメンの歴史を知ってちょっと希望が湧いてきました! ■とんこつラーメンのスープのようなルー画像:カレーストリートそれでは調理していきます。調理といっても温めるだけですが、とんこつカレーはお鍋で温めるか電子レンジで温めるかの二択。今回はお鍋で温めますが、電子レンジの場合は中身を容器に移し、ラップを掛けてから温めてくださいね。画像:カレーストリート温め終わって中を覗いてみると……白いカレールーが。本当に白くて驚きです。見た目はとんこつラーメンのスープですね。ただカレーのスパイシーな香りがするので、これはやっぱりカレーなのかも。 ■…甘い!? とんこつカレー画像:カレーストリートご飯を盛った器に移して……完成!真っ白、とまでは行きませんが、カレーと思うと十分驚きの白さです。画像:カレーストリートスプーンですくってみると、カレーのスパイスなのか、はたまたラーメンに使う調味料なのか、小さいつぶつぶが。食べてると……あ、甘いぞ!?なんとなくとんこつラーメンのような味もするのですが、これはまるで“ホワイトシチュー”。ただ、ホワイトシチューほどの甘さはなく、甘さの中にピリッとしたカレーのスパイスを感じます。画像:カレーストリートそして、カレーの楽しみの一つである具材・お肉ですが、こちらのカレーはお肉がチャーシューなんです!さすがラーメン屋さんのカレー。食べてみると、もともと柔らかいチャーシューをカレールーに浸けているので、ほろほろと崩れていきます。お味はそれなりですが、この触感も“ラーメン屋さんのカレー”ということを表現している気がしました。 ■甘くて食べやすいとんこつカレー!総評は…?味★★★☆☆甘さ★★★★★ラーメンっぽさ★★★★☆やっぱり食べたときの印象は「甘い!」でした。カレーというジャンルで比べたら、どんな甘口カレーより甘いのではないでしょうか。たた、とんこつラーメンも決して辛くはないので、その観点からすれば間違っていないのかもしれません。ホワイトシチューのようで食べやすいので、辛いものが苦手な方や女性、こどもにもおすすめですよ!画像:カレーストリートカレー×とんこつのコラボ……最初は不安でしたが、食べてみると意外にもすんなりと受け入れることができました。まさに“いいとこどり”の『とんこつカレー』、ぜひ食べてみてくださいね!【画像】※ カレーストリート【筆者略歴】カレーストリート
2018年11月10日突然ですが、あなたは“たこカレー”を食べたことはありますか?たことカレーなんて変わったコラボレーションにも思えますが、世の中に『うなぎの肝カレー』や『ブルーベリーカレー』なんてものがあることを考えると、そんな突飛な組み合わせでもないでしょう。今回筆者は縁あって、『天草産たこ使用 たこカレー』というご当地レトルトカレーを食レポすることに。その名の通り、熊本県浅草の海で獲れた″たこ”が入ったレトルトカレーです。人生初のたこカレーに、少しワクワクしながら食べてみました! ■嘘だろ…というお味だった上記の写真のとおり、一見普通のカレーです。ごろごろとし“たこ”がいくつか見られます。それ以外に大きな具材はありません。たこはこれくらいの大きさ。さあ、実際に食べてみると……。うーーーーーーーん、……臭い……。焦げた味というかなんというか……ごめんなさい、ちょっと食べ進めるのが厳しいくらいです。とはいいつつも、母に「お残しはゆるしまへんで!」と言われて育てられた筆者、残すことにはどうにも罪悪感があり、食べきることに……。半泣きです。食べれば食べるほど体調の低下を感じます。独特のニオイにやられてしまって胸やけを起こし、途中からは本当に地獄のようなランチタイムでした。 ■臭みの原因は何だったのか…パッケージ裏面の原材料を確認しても、特に普通のレトルトカレーと変わらないので、ますます意味が分かりません。賞味期限も切れていなかったのに、なぜあれほどのニオイと味だったのか……。正直もう食べたくない……。 ■かなり強気な価格設定にまた驚きさて、この「たこカレー」はいくらだと思いますか?このカレ―ション企画でいくつものレトルトカレーを食べてきた筆者からすると、このカレーは450円くらいであってほしいところ。ですが実際は……高い!なんと税込み“1,374円”!!(※2018年11月2日現在、Amazon調べ)驚きです。これを踏まえて、評価をつけましょう。 ■総評カレーの味★☆☆☆☆辛さ★★★☆☆コスパ★☆☆☆☆もし、機会があれば食べてみてください……。【筆者略歴】よっちむ
2018年11月03日