『スポーツ報知』が12月30日に配信した、将棋の藤井聡太四段(15)と卓球の張本智和(14)の対談記事。“天才中学生2人による夢の対談”が実現した形だが、この記事の中で思わぬ箇所が話題となっている。 “好きな音楽”の話題で、スピッツを挙げた藤井四段。スピッツといえば今年で結成30周年を迎え、幅広い世代から人気を集めるロックバンドだ。1996年に発売された『チェリー』などの代表曲で知られている。 「あの『チェリー』の…」と同調した張本に、藤井四段は「やはり『チェリー』になりますか…。『ロビンソン』も有名なんですけど、個人的にはセカンドアルバム『名前をつけてやる』の『魔女旅に出る』はスピッツ屈指の名曲だと思っています」と返答。 藤井四段がスピッツを聴いていることは有名だが、具体的な選曲が話題となったのは初めて。ネット上では「朗報」や「スピッツと言われてチェリーやロビンソンを挙げる奴はにわか」などと銘打たれたスレッドが立てられ、藤井四段に対し《選曲が渋い》《ガチ勢だ》と喜びの声が上がっている。 『名前をつけてやる』は1991年に発売されたセカンドアルバム。26年前の曲であるだけに、《普通の中学生で知ってるやつほとんどいないと思う》という驚きのコメントも。 都内の大手CDショップでは、『名前をつけてやる』のCDが置かれたコーナーに、藤井四段の似顔絵つきのPOPが登場。同店担当者による30日のツイートでは《藤井四段も屈指の名曲と語るほど!!気になった方は、ぜひチェックを!!》とPRしている。
2017年12月31日(写真:アフロ) 3場所続けての休場を経て、九州場所での復活優勝を目指す稀勢の里(31)。だが11月12日の初日から9日目までで4勝5敗。21日からは、ついに21日からは休場することとなってしまった。 「彼を支えているのは“たったひとりの日本人横綱”ということからくる使命感なんです」 そう語っていたのは、九州後援会「九伸会」の長谷川裕一会長だ。稀勢の里が所属している田子ノ浦部屋を見守ってきた長谷川会長は「ファンの皆さんも、辛抱強く見守ってあげてほしいと思います」とよびかけていた。 春場所で左上腕などを負傷し、夏場所と名古屋場所を途中休場。秋場所は初の全休を余儀なくされていた。そんな彼に、長谷川会長はある“鬼の指令”を出していたという。 「私は親方に『稀勢の里の稽古量を今までの3倍にしなさい!』と言いました。傷が治りきっていなかったころなら別ですが、治ったなら稽古をすべきです。これまでも誰にも負けないほど稽古していたのだから、実際には3倍なんて不可能でしょう。それでもあえて言いました。たしかにケガをした筋肉は、すぐにはもとに戻らないかもしれません。でもまわりの筋肉を鍛え続ければ、最終的にはケガをする前より強い力が出るはずですから」 そこまで檄を飛ばす陰には、長谷川会長の“願い”が込められていた。 「我々の目標は、稀勢の里に“歴代最高の横綱”となってもらうことです。そして彼ならきっと、実現できると信じています!」
2017年11月24日8月5日(土)に開幕する「りさ子のガチ恋俳優沼」。『殺人鬼フジコの衝動』『私を知らないで』など人気小説の舞台版を多く手がける松澤くれはのオリジナル脚本・演出で、OLりさ子からイケメン俳優しょーた君への“ガチ恋”を描く。舞台「りさ子のガチ恋俳優沼」チケット情報しょーた君が出演する舞台にハマり、「がんばってる姿を観られるだけで幸せ」と応援していたりさ子が、彼女疑惑をきっかけに暴走し……という“俳優とファン”の愛憎劇となる本作。りさ子を演じる新垣里沙、しょーた君を演じる品川翔、謎のキーパーソンを演じる宮原将護に話を聞いた。品川が「この作品への出演が発表されて、いつも応援してくれてる方々から『ちょっと観に行くの怖いな』と言われたりして。観終わったきとに『どう思われるんだろう』という気持ちはあります。でも最後まで全力で演じて、伝えたいものが伝われば」と語ったように、生々しさを感じるテーマ。新垣は「だからこそ繊細につくらないといけないなと思っています。茶化すつもりもないと思うけど、私たちが繊細に演じないと。結果、茶化してるみたいにみえてはいけない。でも不安はないです。くれはさんを信じて演じていれば迷うことはないかなって」。過去に『殺人鬼フジコの衝動』に出演し、松澤のつくる世界が好きだという新垣。どこが好きかを聞いてみると「暗いです」とひと言。ただ、「今作はプッと笑えるところがあるんですよ。それが珍しい。そういう意味でも楽しみですね」、宮原も「以前拝見して、演出がとてもリアルで素敵な作品をつくる方だという印象があります。そこに参加できるのを楽しみにしています」と期待を寄せる。脚本を読んで、新垣は「普段、見えてるけど見ないようにしてたり、わざわざスポットを当てないところにわざと当てているので、お客様がどういう気持ちで観るのかなって。劇場の大きさ的にもきっと目の動きや息づかいも伝わって、すごくリアルになると思います」。宮原は「僕たちは俳優ですけど、お客さんがどういう気持ちで劇場に来てくれているのか、それをどう受け止めて板に立つのか、そういうことが考えられるなって。お客さんも、りさ子の役を通して自分がどういう感覚で舞台を観に行ってるのかを考えられる、そういうきっかけになるんじゃないかと思います」。ちなみに、劇中では、歴代総理大臣が戦うゲームを原作にしたという2.5次元舞台『政権☆伝説』も。品川は「これが初めての2.5次元舞台。すごく楽しみです」と笑顔。「りさ子は本当に普通の子。誰でもなり得る話だと思います」と新垣。どんな世界が描かれるのか、ぜひ劇場で確認して。公演は8月5日(土)から13日(日)まで東京・新宿シアターモリエールにて。取材・文:中川實穗
2017年07月28日「相撲がとれる状態じゃない」 すでに痛めていた左大胸筋に加え、左足首も負傷し休場した横綱・稀勢の里(31)。名古屋場所に強行出場した姿には、横綱の責任を果たすという悲壮感さえ漂っていた。 「どこかが痛くても土俵に上がるのが相撲道」というのが、稀勢の里が入門したときの師匠である故・13代目鳴門親方(元横綱・隆の里)の教えである。亡き師匠の教えを愚直に守り、強行出場した結果の再度の負傷だった。 本来、名古屋場所の休場を勧める立場にあったのが、現親方の田子ノ浦親方(41・元隆の鶴)なのだが……。 「今の親方は現役時代の最高位が前頭八枚目。横綱に上り詰めた稀勢の里には遠慮がある。稀勢の里自身も、親方のことを感覚的には先輩力士の一人ぐらいにしか思っていません」(相撲協会関係者) 実は田子ノ浦部屋ができた経緯にも複雑なものがあった。 「鳴門親方は生前『この部屋を将来継ぐのは、若の里(元関脇)だ』と言っていました。ところが、11年に鳴門親方が突然亡くなってしまいます。だが、若の里は現役続行を選ぶ。そこで、すでに引退していた隆の鶴が鳴門親方となります。だがそれに納得しなかったのが、13代目の未亡人の典子さんです。結局、鳴門の名跡は使えなくなり、隆の鶴は田子ノ浦に名跡変更することになりました」(田子ノ浦部屋の関係者) 千葉県にあった鳴門部屋の施設は典子さんの所有。田子ノ浦部屋は東京・小岩への転居を余儀なくされる。当時、大関だった稀勢の里も、田子の浦部屋の所属力士として付き従った。 「元日本航空のキャビンアテンダントだった典子さんは、13代目鳴門親方に負けず劣らず、厳しい人です。掃除の仕方から、ちゃんこの作り方まで、15歳で入門した稀勢の里に厳しく指導しました。相撲のとり方を鳴門親方から習ったとすれば、生活の仕方は典子さんからです。そんな厳しい“母”を稀勢の里は慕っていました。母の日にケーキをプレゼントしたとき、典子さんは目を細めて喜んでいましたね。稀勢の里のことは、今でも息子のように思っているはずです」(前出・田子ノ浦部屋の関係者) 今は使っていないが、旧鳴門部屋の建物はそのままだ。 「鳴門の名跡こそ、元大関・琴欧洲が継承しましたが、旧鳴門部屋の稽古場は残してあります。稀勢の里は引退後、『相撲道』を教えてくれた師匠の恩に報い、その教えを継承する部屋を創設するはずです。典子さんは、いずれ稀勢の里が部屋を興すときに、戻ってきてほしいと考え、残したのではないでしょうか」(後援会関係者) 「師匠の教えに従い限界まで相撲を取るはず」(前出・後援会関係者)という稀勢の里。まだまだ相撲道は続いていく。
2017年07月19日「とにかく体が大きくて、人気者でした」 そう話すのは、横綱・稀勢の里(31)がかつて通った「竜ヶ崎みどり幼稚園」(現・認定こども園竜ヶ崎みどり)理事長の秋山治子さん。秋山さんは、横綱の園児時代をこう振り返る。 「縄跳びでも何でも、『頑張れば必ずできる』、と考え、諦めない子でした。まわりに上手にできない子がいると、手助けをしてあげて、その子が上達すると大喜びするんです」(秋山さん・以下同) そういえば、稀勢の里は横綱昇進時、「(同部屋の後輩)高安をオレが大関に引き上げる」と宣言し、高安の昇進が決まると「自分のことのようにうれしい」と喜んでいた。 「食べる量も当時からすごかったですね。お弁当箱が大きくて。最初は普通サイズでしたが、家に帰って『お弁当が少なかった』とシクシク泣いたそうで、その後大人サイズのアルミのお弁当箱に変わって(笑)」 また、おやつの時間にはこんなことも。 「そしゃく力をつけるために、おやつの時間に食べていたスルメも、ほかの子が1本食べるうちに、あの子は2〜3本食べるんです。それで、何本か食べたい子には事前に自分のぶんを確保させるようにルールを変えました(笑)」 相撲ブームをけん引する横綱・稀勢の里。その魅力である精神面と力強さの原点が、食いしん坊だった幼稚園時代にあったようだ。
2017年07月14日「稀勢の里関は、大相撲に自分の肉体、精神、すべてを捧げる覚悟を持っている。いかに相撲だけに集中できるかを考えて生活しています」(相撲協会関係者) 春場所に痛めた左上腕と胸の筋肉の影響で、横綱、稀勢の里(31)は厳しい戦いを強いられている。途中休場した五月場所では、けがで思うように稽古できず、体重が増えすぎた状態での強行出場だった。今回は十分な減量を行って臨んだという。 「人より多めに野菜を食べるようにしているそうです。稀勢の里だけ、最初にてんこ盛りのサラダを食べる。それからちゃんこを適量食べるようにしていました」(田子ノ浦部屋関係者) だが、けがは完治しておらず、得意の左手を使った攻めができない状態だ。 「五月場所はけがをおして強行出場した結果、途中休業となりました。今場所も休場して十分にけがを治すように勧める声はありましたが、横綱はまったく聞く耳をもたなかった。稀勢の里関はまさに求道者。体が動く限り、休むという発想は持たないのです」(相撲記者) それは稀勢の里の恋愛観にもあらわれているという。 「恋愛や結婚は集中を乱すものと考えている。だから、本人は横綱として土俵に上がり続ける限り、結婚もしないし、彼女もいらんと言っています」(前出・相撲協会関係者) だが、その境地に至るまで、つらい恋の経験もあった。 「稀勢の里関は`12年に大関に昇進しましたが、そのころから真剣な交際を始めた女性がいたそうです。地方での場所にも応援に来て、合宿先を抜け出して会いに行くこともあったとか。ただ大関にもなると、もう有名人ですから、なかなか人目を避けて会うことが難しい。そのことで神経を使うのは相撲にとってよくないと、3年ほど前に別れてしまったのです。そうして相撲道に邁進(まいしん)した稀勢の里関は、念願の横綱昇進を決めました」(田子ノ浦部屋関係者) 横綱が万全の状態で相撲をとれる日は再び来るのか…。ファンとしては、稀勢の里の結婚が伸びれば伸びるほど嬉しくはあるが。
2017年07月14日稀勢の里が途中休場となってしまった大相撲五月場所を盛り上げたのは、稀勢の里の弟弟子・高安。大関とりの目安とされた今場所での10勝をクリア、昇進を決めた。高安といえば、端正な顔立ちと体毛の濃さが印象的だが、相撲レポーターの横野レイコさんは、高安の素顔を次のように語る。 「とにかく気さくで優しくて、懐ろが大きい人です。メンタルも強くて、有言実行タイプ。今場所に懸ける思いは、以前とは違う闘志を感じましたね。『土俵人生をかけて頑張る』と話していましたから」 ふだんはマンガ『ONE PIECE』を愛読する現代っ子だという高安。 「同時に歌が上手で演歌からポップスまで何でも歌うんですが、『昭和の歌が心に染みるんです』と『熱き心に』を熱唱するなど、古きよき日本を好む面も持っています。昔は恋愛で悩む高安の話を、兄弟子の稀勢の里が聞いてあげることもありました。今はもうモテモテでしょうから、そんなことはないと思いますが(笑)」 相撲好きな女性=スー女からは、「くまさんみたい!」と歓声があがる人気者だ。写真やサインに快く応じるなど、ファンサービスも満点。横野さんは、さらなる活躍に太鼓判を押す。 「力士としても天才肌。横綱も夢ではないと思います。稀勢の里に続き、綱とりを目指してほしいですね」
2017年06月01日5月5日、東京江戸川区の田子ノ浦部屋で非公開の稽古を行った横綱・稀勢の里(30)。2日前に横綱審議委員会の稽古総見を欠席し心配されたが、徐々に調子を上げてきているようだ。 そんな横綱が所属する田子ノ浦部屋の周りに30歳前後の外国人2名がずっと張り付いている。記者が聞けば、オランダのRTLというテレビ局スタッフだという。所持しているスマホに自己紹介の日本語が書いてある。 「オランダのテレビ局が『世界の8人』という特番を組んで、取材をしています。稀勢の里の取材をしたいのです~~」 大きなリュックに、寝袋。若者バックパッカー風の出で立ちだが、手にはプロ仕様のハンディカメラ。なにかちぐはぐな2人組。周りからはかなり浮いている。 「相撲協会のプレスカード持ってないと動画は取れないよ」と記者クラブの記者に言われて“しゅん”となった2人だが、それでも部屋のマネジャーに「スチール画像だけならいいよ」と言われ、昼頃から横綱の出を待つことに。5時間ほどたった夕方5時ころ、ついに横綱が登場した。 取材するのかと思いきや、自分の背景に新聞記者の取材を受ける横綱をいれて写真を撮っている。日本語もわからないようだし、結局、自撮りしたいだけだったの? 新聞記者の取材が終わるとタクシーに乗り込む横綱を捕まえて「僕たちオランダから来たんだよ、1枚だけ撮らせて」と英語で横綱に迫る。横綱はオランダ人の勢いにタジタジになりながらも国際貢献かと思ったのか、「いいよ」の一言で彼ら横綱とのツーショットに成功した。撮影したとたん「わ~い、ぎゃ~、大成功~~」と大騒ぎだ。オランダのテレビって、こんなゲリラ取材やるのだろうか?彼らに英語で聞いてみる。 「普通はやらないさ、でも今回は『世界の8人』に突撃取材という特番でね。昨日はドバイでハムダン王子の取材をしたよ。知ってる?知らないの。1兆円の資産持っている、世界NO1のイケメン王子だよ。そして今日成田から、ここへきた。東京は初めてだけど、驚くことばかりの大都市だよね。何で女の子はみんなマスクしているんだ?相撲レスリングのチャンピオンに会いたいと思ってさ。5時間待ったけど大成功。日本人は紳士だよ。これで日本の取材は終わったから、明日はオーストラリアへ向かうよ。その後は南米~北米~とまわってヨーロッパに戻るよ」 2週間の取材旅行で、20分ほどの特番作るんだとか。どうやら世界一周の格安チケットで、世界の8人を取材するつもりらしい。大騒ぎして去って行ったオランダ取材陣。海外からの思わぬ“珍客”のおかげで、横綱が世界でも注目されていることがよくわかった。
2017年05月06日「稀勢の里関は横綱になっても近所でよく見かけます。お弟子さんと散歩したりしていますね。夜はそのままお弟子さんと自宅にいることが多いようだし、地味な暮らしぶりのようです」(近所の住人) 春場所で大胸筋、二頭筋損傷というケガを負いながらも、奇跡の逆転優勝を飾った横綱・稀勢の里(30)。4月2日から始まった大相撲地方巡業の前半はけがの治療のため欠場。回復に向けて稽古に励む横綱の日常に密着すると、意外な私生活が明らかになった。 4日、まわしを付けて、都内にある田子ノ浦部屋で本格的な稽古を始めた稀勢の里。正午前になると、部屋の中から出て来た出入りの業者が見物人たちにこう言った。 「横綱は昼飯を食べてるよ。土俵際の上がり座敷にテーブルを添えて、他のお相撲さんたちと、ちゃんこ食べてた」 昼過ぎ、タクシーが部屋に来る。稀勢の里は付き人ひとりと後部座席へ。家に直行かと思ったが、タクシーはとあるラーメン屋の前で停まると付け人を促して店へ入って行った。ほどなくして、外に出て来たふたり。「ああ、うまかったなあ!」という横綱の声が、道路の反対側まで聞こえて来た。 「あそこは横綱の行きつけの店。こってり系、太麺が特徴です。横綱、結構ラーメン通のようですね」(近所の住人) 横綱は、付き人をそのまま帰してひとりで自宅へ。大きめの通りに面した、白い外壁の8階建てマンションだ。 「あそこは主に単身者向けの賃貸マンションです。バス、トイレ、キッチンのほかに9畳ほどの広さのリビングがあって、全部で27平米ほど。いわゆる1Kといわれる間取りです。家賃は8万円程度でしょう」(地元の不動産業者) まだ独身とはいえ、給料だけで約280万円といわれる横綱にしては、質素な自宅だ。この夜は、部屋の明かりはついたまま。食事は自分で作って食べたようだった。 翌日は朝8時にタクシーが迎えに来て、部屋へ。それから昼まで稽古。その後、またタクシーで自宅へ戻った。夕方5時半ごろ、マンションからいつもの付き人が出て来た。自炊で出たものなのか、手に生ごみの袋を持って1階のゴミ集積場へ。 「横綱は、普段は自分の部屋で、付き人に手伝ってもらって自炊することが多いようです。近所で運動する以外では、夜に外出することはほとんどないんじゃないかな」(部屋関係者) 先代の師匠、鳴門親方(元横綱・隆の里)は健康維持にこだわるプロの料理人並みの特製のちゃんこを作ったが、その味は受け継がれているという。連日の自炊生活でもそのちゃんこを味わっているのだろうか、稀勢の里は次の日の夜も付き人と一緒に過ごしたようだった。 質素倹約に徹して相撲道に専心せよ、という先代親方の教えを守る稀勢の里。大けがからの復帰も近い。
2017年04月13日「国技をやっている者の親としては、日本の子供の数がどんどん少なくなっているというのは大いに困りますよ。だからね、寛(稀勢の里の本名)の結婚がいつかという問題はさておき、いずれ所帯を持ったならば少なくとも子供、3人は欲しい。それぐらい子供を作らなくちゃ、これからの日本は危ういですよ」 土俵際まで一気にがぶり寄るような勢いで、本誌記者に息子の結婚と少子化問題についての持論をまくしたてたのは、第72代横綱・稀勢の里(30)の父・萩原貞彦さん(71)だ。 稀勢の里が新横綱として臨んだ春場所のチケットは、発売わずか2時間半で完売。そんな相撲ファンの熱い期待に応え、春場所に挑んだ横綱は13日にケガを負うも見事逆転優勝をはたし、日本中に感動の渦を巻き起こした。 いまや“スー女”という呼び名が生まれるほど女性ファンが急増中の大相撲。彼女たちにとっても、独身横綱の結婚話は気になるところ。そこで本誌は、春場所の熱戦を尻目に、茨城県牛久市に稀勢の里の実家を訪れた。横綱が両親のために建てたという広い屋敷。その玄関先で貞彦さんにさっそく質問をぶつけてみた。 「綱取りの次は嫁取りですか?」 そこで返ってきた言葉が日本の少子化を憂い最低3人は子供を、という冒頭の言葉だ。きっと横綱に一刻も早く身を固めて欲しいと思っているに違いない。そう思い耳を傾けると、その後に出てきたのは意外な言葉だった。 「寛の結婚観からすれば、現役でいる間は結婚しないでしょう。決して器用な男ではありませんから。結婚と相撲、両立はできませんよ。今は本人が相撲だけに邁進したいはず。綱取りは成し遂げましたが、まだまだ本人も、納得いく相撲は取れていないんですから」 貞彦さんはこう続ける。 「じつは私も結婚して彼の親になったのは40歳のときでしたよ。それに何より、師匠の鳴戸親方にしても、現役中は独身を通していた。そういうことも寛は、横綱はよく知っているんです。まあ晩婚が当たり前の時代ですから、いまどき男は40歳までに結婚すればいいでしょう。あと10年は相撲道に専心してもらいたい」 しかし横綱昇進を果たし、その人気も最高潮に達しようという今、言い寄る女性や持ち込まれる縁談話はそれこそ山とあるのではないか――。その点を貞彦さんに質すと、少し言葉に詰まった後、こう打ち明けてくれた。 「見合い話?う~ん……正直、いくつも話は来てるようですけどね。申し訳ないけど全部、お断りしていますよ。今は見合いどころではないと。本人にその気がないんだから、今は見合いなどしていませんよ」 後援会関係者が、貞彦さんの胸の内をこう代弁する。 「お父さんは、横綱の嫁選びには厳重に目を光らせているようです。というのも『横綱というのは相撲界全体を背負って立つばかりか日本人を代表する存在であり、それぐらい重い地位』という貞彦さんの思いがあるのです。だから横綱の伴侶には、日本女性の鏡のような人をと望んでいるんです。それはおそらく夫の三歩後ろを黙ってついてくるような、そんな女性だと思います」 当の横綱自身も「押しの強い、今どきの女性は少々苦手。どちらかというと古風な、大和撫子が好みのタイプ」(後援会関係者)というから、嫁に求める条件は案外、父子で一致しているのかもしれない。そんな息子の女性の好みまでしっかり把握しているからか、「結婚は10年ダメ!」と言いながら、貞彦さんはこんな意味深なことも。 「でもね、男と女のことだから。どこでどんなご縁があるか……そこは正直、本当にわからないんですよ」 案外、嫁取りの吉報は早いのか、と色めき立つ記者。しかし貞彦さん、こう付け加えることも忘れなかった。 「まあ、万が一にもそういう話があったなら、そのときは私も出て行って相手さんを見極めてちゃんと話をしますよ。でもね~、そんなこといまの横綱に限っては1%もないんです。それが本当のところ」 どうやら稀勢の里の嫁取りには、綱取り以上の険しい道のりが待っているのかもしれない。
2017年03月28日東京都東部に位置する小岩の街中を、大男が運転する自転車が疾走していた。乗っているのは、田子ノ浦部屋に“通勤”する新横綱・稀勢の里(30)だ。電動自転車で裏道を上手に走り抜ける軽快な運転ぶり。すれ違う人も、あまりのスピードに稀勢の里だとまったく気づかない様子だった。 「横綱が部屋に来てから3年、もうずっと自転車通勤ですよ。車より自転車のほうが運動になるし、渋滞を避けた裏道を通れて、早いからでしょう。なにより横綱は、倹約家ですから(笑)。車を持っていたらお金がかかりますからね」(相撲関係者) 19年ぶりに日本出身の横綱になった稀勢の里。1月27日に明治神宮で行われた奉納土俵入りには、貴乃花(現親方)に次ぐ1万8千人と史上2番目の人出を記録した。3月12日からの大阪春場所の前売り券は、発売日の今月5日に15分で即完売と、稀勢の里フィーバーが続いている。 そんな大人気もどこ吹く風で、本人は昇進前と変わらず堅実な日常をキープ。本誌は横綱らしからぬ、その質素な生活ぶりをキャッチした。自転車通勤を目撃したこの日、横綱は稽古を終えた夕方、付き人と一緒に賃貸マンションに帰宅した。買い物もせず手ぶらだったので、夕食はありあわせの食材で付き人の手料理を食べたようだ。この日は自炊だったが、外食のときも庶民派らしい。部屋の近所にある寿司店には、たまに来店するという。 「来ても、かっぱ巻きをパクパク食べてあとは茶碗蒸しを頼むぐらい。上寿司をガンガン食うという感じではないですね」(店の関係者) こうした質素な生活の背景には、亡き師匠の“教え”があった――。相撲評論家の大見信昭さんはこう語る。 「先代師匠の故鳴門親方は、“おしん横綱”と言われた隆の里。糖尿病を乗り越え、苦労して横綱になった人でした。健康を損ねて、自分のような苦労を弟子にさせまいと徹底していました。稀勢の里も、十両に上がった際に『これからは自由にお金を使えるけど、好きなものばかり食べてはいけない。パセリとか千切りキャベツとか、人が残すようなものをしっかり食べなさい。』と言われたとか。バランスのとれた食事をしろという親心でしょう」 恩師の教えを胸に、庶民派の稀勢の里は大阪場所で史上8人目の新横綱優勝に挑む。
2017年02月19日東京ミッドタウンガーデン内の21_21 DESIGN SIGHTにて、クリエイティブディレクターで映像作家の菱川勢一が展覧会ディレクターを務める「動きのカガク展」が6月19日から9月27日まで開催される。同展のテーマは“動き”。表現に“動き”をもたらしたモーション・デザインの技術は、車両制御システムや地図アプリケーション、通信技術など我々の生活を支え、またエンジニアリングの手法や先端技術は、プロダクトやグラフィック、映像における躍動的な描写を可能にし、感性に訴える豊かな表現を作り出している。様々な“動くツール”やその仕組みは、デザイナーとエンジニアによる実験の連続から生まれているのだ。“動き”がもたらす表現力に触れ、観察し、構造を理解し体験することを目的とした同展では、世界的なメディアアーティストのジモウンやニルズ・フェルカーの日本初公開作品を始め、クワクボリョウタによる大規模な「LOST」シリーズの新作、ユークリッド(佐藤雅彦+桐山孝司)による脳と体を結びつける新感覚の体験型作品を発表する。また、鈴木太朗らによる“動くオブジェ”や、人工知能が絵画を描くインスタレーション、回転によるアニメーションなど“動き”にまつわる作品を展示。メルセデス・ベンツ日本からは1885年に制作された世界初のガソリン車のレプリカが展示され、試乗イベントも予定している。さらに、同展のディレクションを手掛ける菱川勢一の「ただ作品を鑑賞してもらうだけでなく、それがどのように作られているのか、どんな仕組みになっているのかという制作の流れもオープンにすることで、来場者に『自分にも出来そう』、『自分もやってみよう』といった衝動が生まれるよう」という思いのもと、菱川率いるドローイングアンドマニュアルが各作品の“動き”の原理を紐解くアニメーションを制作。科学技術の発展とデザインとの関係を改めて考えることができるはずだ。【イベント情報】「動きのカガク展」会場:21_21 DESIGN SIGHT住所:東京都港区赤坂9-7-6東京ミッドタウンガーデン内会期:6月19日~9月27日時間:10:00~19:00(入場は18:30まで)休館日:火曜日(9月22日は開館)料金:一般1,100円、大学生800円、高校生500円、中学生以下無料
2015年06月08日11月15日、ツクモパソコン本店にて「ツクモDEつくる女」ニコ生イベント第5弾として「つくる女 羽生真里さんが、ガチでMyパソコンをつくっちゃうじょ!」が行われた。つくる女(「つくるじょ」と読む)は女性だけのクリエイター集団で、ニコ生や各種イベントで活躍中だ。ツクモとの共同イベントは年末にあと1回予定されている。ツクモでのつくる女イベントは過去4回、PCを自作あるいは配線のやり直しを行っている。これまでは2人でPCの組み立てを行っているが、今回は1人、しかも前回「美しい配線」のやり直しを体験しているので「美しすぎる配線は当然」というハードルを持ちつつ、比較的小型のケース(そして両サイドシースルーで配線がよくわかる!)と大きなプレッシャーがかかる(ハズ)。今回は「つくる女」メンバーである漫画家の羽生真里さんが、予算10万円でプライベートで使うPCを組む。パーツの選別(店員におススメを聞く)から購入、組み立てまでを1人で行うという趣旨となっている。PCの組み立てそのものはすでに4回目+事前にカンペを用意しているため、かなりこなれてきたものの、鬼門はやはり配線。電源ケーブルの配線までの前半パートで早くも罰ゲームその1が確定となった。秋葉原のツクモ各店舗でパーツを購入するビデオその2が流されたのち、後半スタート。予想通りケーブルの取り回しでホイッスルが鳴らされまくりで、これまた予想通りケースのふたが閉まらない。想定された罰ゲームはすべて行われる一方で、井戸川さんのヘルプも入った結果、美しすぎるとは言わないものの、かなりスッキリとまとまった状態で組み立てを完了した。その後OSのインストール作業も行われ、無事完成。イベント終了後に観客から質問が出ていたが、Windows 8.1の標準ドライバだけでグラフィックや無線LAN(このマザーボードは802.11 a/b/g/n/ac+Bluetooth 4.0, 3.0+HS, 2.1+EDRを内蔵)も認識するので比較的セットアップは容易のようだ(ただし、Catalystがないのでグラフィックスに関しては最新ドライバのインストールが必要だろう)。最後につくる女の今後の活動と共に次回12月13日にDetonatioNとの対戦イベントが行われることが告知された。前回同様BF4なのか、それともDetonatioNに所属するほかのチーム(注:DetonatioNには現在5ゲームに計7チームが所属している)なのか、詳細は調整中との事だ。
2014年11月18日男子って、単純で可愛い生き物なんです。べた惚れした女子と付き合えた時は、ついつい「ガチすぎるエッチ」をしてしまいます。男子の気持ちとしては「オレの彼女、最高にかわいい!もっともっと愛したい!!」とまぁ、こんな感じです。さて、一体どんなことをするのでしょうか?と言うわけで今回は、男子のガチすぎるエッチをいくつかご紹介したいと思います。女子がドン引きするような事例もいくつかありますが、ちょっといいかも?と思うものがあれば彼氏に提案してみてもいいかもしれませんね。さっそく見ていきましょう。■1.バックでもディープキス「ハマり込んでる彼女に、ぼくはディープキスをしまくります。バックしててもディープキスです」(25歳/建築)キスって、愛を確認するためにライトにキスをするのが女子、興奮するとキスをしまくるのが男子だと言われているようです。ちなみに男子の唾液には性的興奮を煽る成分があるとAV男優さんが言っていましたよ。なにかの書籍をもとにこう書いていたので、おそらく本当のことではないかと思います。好きすぎる彼女とのエッチで、ハンパじゃなく興奮してきた・・・・・・というときにバックしながらでもディープキスを迫るのは男のサガかもしれませんよね。■2.5回戦くらいはガチで平気「2回戦目くらいから我を忘れてエッチするので、5回戦でも6回戦でも平気です」(20歳/大学生)性欲がどこまで強い男子なのか?とか、その男子の年齢などにもよると思いますが、「好き!」ってなったらとことんヤルのが男子!やっとの思いで口説き落として付き合えたという喜びを、ガチなエッチを通して体中で表現するのが男と言うものなのですよ。■3.ガチ舐め「本命の彼女のアソコは、ふやけるくらい舐めます」(23歳/大学生)こちらも「舐め」が好きな男子かどうかによると思いますが、好き過ぎる彼女モノって「絶対汚くない(むしろ、美しい)」と思うので、いつまでも舐め続ける男子もいるのです。■4.イクまで手マン「大好きな彼女には最高に気持ちよくなってもらいたいので、彼女がイクまで手マンします」(25歳/運輸)いつも以上に荒ぶっている自身のモノで大切な彼女の性器が傷つかないように・・・・・・ということだと思いますが、「本命の彼女にはとことん気持ちよくなってもらいたいのが男」ですからね。男性は納得のご意見ではないかと思います。■5.噴いた潮は飲み干します「本命の彼女が噴いた潮は一滴残らずいただきます」(27歳/会社役員)愛する彼女の液は一滴残らずいただきますというのが、男ならではの不器用な愛情表現だろうと思います。愛する彼氏の精子をぜんぶ飲む女子とおなじことでしょうね。■おわりにいかがでしたか?総じて、男がべた惚れの彼女に対する性的サービスは「濃い」と言えます。愛がないエッチでも「濃い」プレイをしている男子もたくさんいますけどね・・・。(風俗店に行ってお話を聞くとわかる)濃いエッチをしたあとに、それが「愛があるから」濃いのか、それとも単に「濃いエッチが大好き」だから濃いのかを、女子は見抜くことが大切だと言えるでしょうね。「彼のエッチは色々と濃いけどそこまで愛情を感じないな・・・」という方も、そのエッチに付き合うことで愛が生まれることがあるので、慎重に判断してみてくださいね。(ひとみしょう/ハウコレ)
2014年05月27日商店街および商店の質的向上と、振興に寄与することを目的とする横浜市商店街総連合会は、同会が主催した「ガチでうまい横浜の商店街あまいものナンバーワン決定戦『ガチあま!』」の受賞商品を発表。金賞には、1,399票を獲得した、御菓子司 横浜紅谷(金沢区 富岡商和会)の「豆大福」が選ばれた。同イベントは、横浜市内の商店街で広く消費者に親しまれている“あまいもの”のNo.1を決定するために開催された。投票期間は6月4日から9月30日で、17,103票もの有効投票総数が集まったという。金賞には、創業60余年の御菓子司 横浜紅の「豆大福」。砂糖と塩をバランスよく加えて練った小豆こしあんと、食感と味にアクセントを加える赤エンドウ豆を、米から蒸してつきあげる餅でつつんだ一品だ。また、銀賞には、宇治の高級抹茶と上質な卵「寿雀卵」を使った「結葉菜の抹茶プリン」(栄区 新大船商店街「Vegetable kitchen 菜」)、横浜市民の花であるバラを使ったオリジナルのプリン「ハマプリン」(戸塚区 戸塚宿ほのぼの商和会「ChinaTable 花木蘭(ファムーラン)」)、一口サイズのスイートポテト「スモールポテトパイ」(金沢区 西柴ショッピングセンター「シャーロン」)が選ばれている。銅賞には、「酵母 あんどーなっつ」、「ミニボストン」(浜志゛まん)ほか、3商品が選ばれた。なお、イベントの詳細や、そのほかのエントリー商品などについては、同イベント公式サイトで見ることができる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月29日JR九州は7月10日、大学生を中心とした世代(18~24歳)を対象に、割引きっぷ「ガチきっぷ」を発売する。福岡市内を中心に、主要都市間の九州新幹線と特急列車の普通車自由席が割引となる。利用期間は7月27日から9月9日まで。同きっぷの名称は、「本気」という意味の若者言葉であり、「真剣勝負」を意味する「ガチンコ」を略した「ガチ」から取られた。福岡市内~熊本(熊本駅を含む上熊本~水前寺間で乗降可能)間の新幹線自由席の料金が、通常4,480円に対し、「ガチきっぷ」だと2,500円に。福岡市内~鹿児島中央間も、新幹線自由席が通常9,660円に対し8,000円で利用できるなど、「本当に安い」を体験できるきっぷに。九州新幹線N700系や800系、特急「かもめ」「ソニック」の利用で、「本当に速い」「本当に快適」も体験できる。「ガチきっぷ」は片道から購入可能で、JR九州の駅やJR九州旅行支店、おもな旅行会社にて、乗車予定日の7日前まで発売。なお、18~24歳のみが対象となるため、購入の際には年齢を確認できる証明書の提示が必要となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月29日