『ダークナイト』シリーズのクリスチャン・ベイルが、一度は降板したデヴィッド・O・ラッセル監督最新作に復帰したようだ。『ザ・ファイター』などで知られるラッセル監督が手がける同作は、7月には降板したクリスチャンに代わってジェレミー・レナーが主演を務めると報道されていたものの、今回再びクリスチャンが主役の座に返り咲いたようだ。しかし、ジェレミーも本作のキャストとして留任する見込みで、ほかにもブラッドリー・クーパー、エイミー・アダムスらが共演する注目の同作。1970年代にFBIの捜査でアメリカの多くの汚職国会議員が逮捕、起訴されたというFBIの「アブスキャム」と名づけられた作戦を基にしたストーリーだ。さらに当初は、ブラッドリーが詐欺師メル・ワインバーグを演じるとも報道されていたが、今回のクリスチャンの復帰によって、クリスチャンとエイミーがワインバーグとその恋人を、ブラッドリーがFBIエージェントのジミー・ボイルを、ジェレミーがニュージャージー州下院議員を演じることになったようだ。同作でプロデューサーを担当するチャールズ・ ローヴェンは、「有名な逮捕劇を描いた今回の作品で、デヴィッドは素晴らしいキャスト陣を集めました」と期待感を語っている。また、本作のタイトルは当初『American Bullshit』(原作)だったものからも変更される模様で、まだ正式なタイトルは決定していないよう。同作のクランクインは、来年2月に予定されている。■関連作品:ダークナイト ライジング 2012年7月28日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLCザ・ファイター 2011年3月26日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010 RELATIVITY MEDIA. ALL RIGHTS RESERVED.
2012年10月09日クリスチャン・ベールが、ガン患者の4歳の男の子とその家族をロサンゼルスに招待し、ディズニーランドで一緒にランチを楽しんだ。男の子の母が、フェイスブックで感激のコメントを掲載している。ベールの招待を受けた男の子は、オハイオ州在住のジェイデン・バーバー。2年前からガンを患っており、骨髄移植が効かなかった時は回復の見込みはないと思われていたが、今になって回復の兆しを見せ始めているという。母シャーリーン・バーバーは、ベールとジェイデンの写真をフェイスブックにアップ。ベールと彼の妻、娘に会った喜びを、「あの3人はこの世の中で最もすばらしい人たち。この旅行の手続きは、全部クリスチャン本人がやってくれました。そして私たちをまるで王様のように扱ってくれたのです。ジェイデンは彼らに会って感激していましたが、彼らもジェイデンに会ったことを同じくらいうれしく思ってくれていたみたいです」と報告した。ベールが一般人に対して善意の姿勢を見せたのは、ここ2ヶ月で2回目。7月に、彼と妻は、コロラド州で起こった乱射事件の被害者を病院まで訪ねている。文:猿渡由紀
2012年09月10日ナタリー・ポートマンが「クリスチャン・ディオール」の最新広告で再びヌードになった。同ブランドが手がけた最新の口紅である「ルージュ・ディオール・ヌード・リップカラー」の広告に登場したナタリーは、ソファーに横たわり美しい裸体を見せている。「スペシャル・フュー」、「グレージュ#169」など8つのカラーを取り揃えた同リップカラーコレクションの収益は、ナタリー自ら選定したという慈善団体「Free The Children」に寄贈されることになるという。今回の広告でつけている口紅のカラーも自ら選んだというナタリーは「自分でつけるのにグレージュを選んだの。それに169という数字自体にも、私と家族にとって大切な日付が含まれているしね」と語っている。ナタリーは以前も同ブランドの香水「ミス・ディオール・シェリー」の広告で、自身の胸に手を当てたトップレスの姿を見せている。今回の広告出演は、パリでユダヤ人種差別発言をしたジョン・ガリアーノが解雇されて以来初めて。ナタリーはガリアーノ氏の行動に対して「深く悲しんでいて、大変なショック」と批判していた。ガリアーノ氏の後任には、元「ジル・サンダー」のクリエイティブ・ディレクターであるラフ・シモンズ氏が就任している。(text:cinemacafe.net)
2012年08月24日『ダークナイト ライジング』のクリスチャン・ベイルが24日(現地時間)、同作上映中の映画館で銃乱射事件が起きたコロラド州オーロラを訪問、入院中の被害者たちを見舞い、事件現場近くで12人の犠牲者を追悼した。クリスチャンを病室に迎えた男性のひとりはツーショット写真をFacebookにアップし、「ワォ!!来てくれてありがとう、クリスチャン!!素晴らしい人だ!いまも興奮してる!」と綴った。クリスチャンは病院のスタッフたちにも「みなさんにお礼が言いたくて、ここに来ました」と語り、握手して感謝の意を表したという。クリスチャンと夫人は、事件が発生した現場近くに設けられたメモリアル・スペースにも足を運んだ。尊い命を失った12人を追悼する12の十字架が設置されたその場所に、クリスチャンは花を手向けた。黒のTシャツとジーンズ姿の彼に気づく人は少なく、また気づいた人も騒がず、そっとしていた。インターネット上では事件発生直後から、クリスチャンに被害者を見舞ってほしいというキャンペーンが行われていたが、ワーナー・ブラザース映画は地元紙「The Denver Post」の取材に、クリスチャンの訪問は彼の意志で行ったもので、ワーナー・ブラザースを代表しての行動ではないと語った。医師のひとりは「彼の誠実さがはっきりと伝わってきました。彼はただ、『ありがとう』を言うためだけに来てくれたのです」と語る。(text:Yuki Tominaga)© AP/AFLO■関連作品:ダークナイト ライジング 2012年7月28日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLC
2012年07月26日ジェレミー・レナーが、FBIエージェントの活躍を描く最新作でクリスチャン・ベイル(『ダークナイト ライジング』)の代役を務めることになりそうだ。『ザ・ファイター』のデヴィッド・O・ラッセル監督の最新作となる『American Bullshit』(原題)は以前、クリスチャンが主人公を演じる方向で出演交渉が進められていた。だが今回、彼に代わって『アベンジャーズ』、『ボーン・レガシー』と超大作への抜擢が続くジェレミーが主人公のFBI捜査官役で出演交渉に入っているという。このキャスティング変更にあわせて映画のタイトルも変更される模様。同作は1970年代、「アブスキャム」と名づけられた作戦によるFBIの捜査で数多くのアメリカ国会議員が汚職で逮捕され、起訴されたという実話に基づいたストーリー。主人公のFBIエージェント、ジミー・ボイルが詐欺師メル・ワインバーグを逮捕まで追い詰めるまでが物語の軸となっており、メルをセクシー男優ブラッドリー・クーパーが演じることが既に決まっている。また、ラッセル監督は現在、メルの詐欺のパートナーである妻役のキャスティングも同時に進めているという。本作の撮影は来年2月にも開始される予定。■関連作品:ボーン・レガシー 2012年9月、TOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2012 Universal Picturesアベンジャーズ 2012年8月14日より全国にて公開TM&© 2012 Marvel & Subs.ダークナイト ライジング 2012年7月28日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLC
2012年07月19日クリスチャン・ベールが「バットマン」の4作目に「ぜひチャレンジしたい」と話しているようだ。日本でも7月28日(土)より公開予定の『ダークナイト ライジング』で前2作に続きバットマンことブルース・ウェインを演じているクリスチャン。シリーズ3作目となる本作はクリストファー・ノーラン監督がメガホンを取る最後の作品と見られているものの、クリスチャンとしては将来的にバットマンを再び演じる選択肢は排除していないという。「僕の理解としては今回のものが最後の作品になるってことだよ。それが適切だ。妥当な結末だと思うよ。でもね…もし監督のクリスが新しい脚本を持ってきて『どう?別のストーリーがあるんだ』って言ってきたら、ぜひ第4作目にチャレンジしてみたいよ」とコメント。とは言うものの、肝心のクリストファーが絶対に第4作目はあり得ないと示唆し、今回の3作目がバットマンのストーリーの「終焉」になると「EMPIRE Magazine」誌に明言している。「そもそも僕がバットマン映画に引き込まれたのは、ブルース・ウェインのストーリーがあるからで、彼の子供の頃から始まるストーリーに生身のキャラクターを感じたからなんだ。ブルースはジェームズ・ボンドのような完全に出来上がったキャラクターではないので、幼少期から悲惨な経験を重ねて驚くべき人物になるまでの彼の旅路を我々は追いかけているんだよ。その過程は、私にとっては3部作なんだ。だから、明らかに今回の3作目がブルースのストーリーの“終焉”なんだ」と述懐している。クリストファーと共に脚本を執筆する弟のジョナサン・ローランも「これが正しい終わり方なんだ。全てをぶっ壊してね!」と畳み掛けている。■関連作品:ダークナイト ライジング 2012年7月28日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLC
2012年06月04日東京・銀座のクリスチャン ディオール特別会場にて、世界のトップアーティスト70名とクリスチャン・ディオールがコラボする「”LADY DIOR AS SEEN BY”展」が、4月22日(日)~5月20日(日)までの期間限定で開催される。旗艦店である「ディオール銀座」が4月22日にリニューアル・オープンすることを記念して開催するもので、ディオールのアイコンバッグである「レディ ディオール」をテーマに、約70名にのぼる世界中のトップアーティストらとコラボレーションしたエキシビジョン・イベント。ピーター・リンドバーグ、デビッド・リンチ、オリンピア・スカリーなど各分野で活躍するアーティスト達が出店するほか、名和晃平や宮永愛子、鬼頭健吾、東信、土井浩一郎ら日本人アーティストの作品も加わる予定。お問い合わせ: 公式サイト
2012年04月18日クリスチャン・ベイルが主演を務めるチャン・イーモウ監督の最新作『The Flowers of War』(英題)のプレミアが北京で開催され、上映後の記者会見で監督は、ベイルの起用にはスティーブン・スピルバーグ監督が一役買ったことを明らかにした。監督は「友人であるスティーブン・スピルバーグに英語版の脚本を読んでもらい、俳優は誰がいいか薦めてもらいました」と語った。スピルバーグが何人か挙げた候補の1人が、スピルバーグの『太陽の帝国』(’87)で主演を務めたベイルだった。当時13歳だったベイルは同作で第二次世界大戦中の日本占領下の中国に生きるイギリス人の少年を演じている。クリスチャンは「彼(スピルバーグ)はイーモウに僕宛の手紙を渡しました。そこには『やりなさい』と書いてあったんです」と明かす。製作費1億ドルとも言われる大作で、アカデミー賞外国語部門の中国代表作に選出されているが、イーモウ監督は「オスカー受賞がゴールではありません。素晴らしい芸術、良い映画を作りたかっただけです。オスカーについてはよく分かりませんから、運に任せます」と語る。『The Flowers of War』は1937年、中国・南京に侵攻してきた日本軍から逃れようと教会に逃げ込んだ娼婦たちをかくまうアメリカ人の聖職者の物語。クリスチャンは聖職者のジョン・ミラーを演じている。16日より中国全土で公開され、23日からアメリカで限定公開を予定している。(text:Yuki Tominaga)© Fame Pictures/AFLO■関連作品:The Flowers of War (英題)ダークナイト ライジング 2012年夏、全国にて公開© Warner Bros. Ent. All rights reserved.■関連記事:アン・ハサウェイ、「子供の頃の夢だった」キャットウーマン姿をお披露目!『ダークナイト ライジング』特報&ポスターが解禁!病室で横たわる男の正体とは?
2011年12月12日助演女優賞に続いて、俳優部門で2番目に発表となった助演男優賞は、『ザ・ファイター』のクリスチャン・ベイルが輝いた。助演女優賞のメリッサ・レオに続き、『ザ・ファイター』は助演賞アベック受賞となった。実在のボクサー、ミッキー・ウォードが家族や周囲に支えられながらチャンピオンを目指す姿を描いた『ザ・ファイター』で、彼が演じたのはマーク・ウォールバーグ演じる主人公の異父兄で、才能に恵まれながらも麻薬に溺れていく男。今回、13キロの減量に加え髪を抜き、歯並びまで変えて役柄になりきった。ゴールデン・グローブ賞に全米映画俳優組合賞など、アカデミー賞前哨戦の賞レースで助演男優賞部門の多くで賞に輝いてきたクリスチャンだが、大方の予想通り、見事にオスカーも制した。子役として俳優活動をスタートさせ、1987年のスティーヴン・スピルバーグ監督作『太陽の帝国』でや約4,000人のオーディションの中から選ばれて演じた主人公の少年役が絶賛されたクリスチャン。その後も数々のクリストファー・ノーラン監督による『バットマン』シリーズなどの話題作に出演、毎回、凄まじいまでの役作りを行う演技派俳優として高い評価を得てきたが、オスカー受賞は今回が初めてとなる。プレゼンターのリース・ウィザースプーンに名前を呼ばれ、祝福の拍手と歓声を浴びて壇上に上がったクリスチャンは「多くの有能な人たちの中で僕は何をしているのか…光栄です」と語り、監督、共演陣、そして自身が演じたディッキー・エクランド、主人公のモデルであるミッキー・ウォード、そして妻への感謝を口にした。特集 2011アカデミー賞■関連作品:ザ・ファイター 2011年3月26日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010 RELATIVITY MEDIA. ALL RIGHTS RESERVED.第83回アカデミー賞 [アワード]© Bob D’Amico/ABC■関連記事:【オスカー総括】『英国王…』が横綱相撲30〜40代監督席巻で世代交代の波?【アカデミー賞】レッドカーペットファッションチェック!〜ダークカラー編〜【アカデミー賞】レッドカーペットファッションチェック!〜ホワイト編〜【アカデミー賞】レッドカーペットファッションチェック!〜レッド&パープル編〜【アカデミー賞】作品賞は『英国王のスピーチ』で決着!計4冠で賞レース制す
2011年02月28日